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JPH0770327A - ポリシロキサンエマルジョンの製造方法 - Google Patents

ポリシロキサンエマルジョンの製造方法

Info

Publication number
JPH0770327A
JPH0770327A JP13098791A JP13098791A JPH0770327A JP H0770327 A JPH0770327 A JP H0770327A JP 13098791 A JP13098791 A JP 13098791A JP 13098791 A JP13098791 A JP 13098791A JP H0770327 A JPH0770327 A JP H0770327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polysiloxane
parts
emulsion
water
surfactant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13098791A
Other languages
English (en)
Inventor
Ronald P Gee
ポール ギー ロナルド
Duane G Krzysik
ジー. クルジーシック ドゥアン
Norman Eugene Lake
ユージン レイク ノーマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JPH0770327A publication Critical patent/JPH0770327A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/02Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
    • C08J3/03Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2383/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
    • C08J2383/04Polysiloxanes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 高粘度ポリシロキサン、2モードポリシロキ
サン液もしくは官能基を有するポリシロキサンとHLB
が10〜19のノニオン界面活性剤と水とを合体させる。こ
れにHLBが1.8〜15のノニオン界面活性剤、カチオン
界面活性剤もしくはアニオン界面活性剤を加える。これ
を、上記ポリシロキサンの平均粒度が 350nm未満となる
迄20〜 100℃で剪断する。 【効果】 高粘度ポリシロキサン等から安定で油分のな
いO/Wエマルジョンを機械的に作ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポリシロキサンエマ
ルジョンを製造する方法に関する。この方法は、高粘度
ポリシロキサンからエマルジョンを作るのに特に有用で
ある。このエマルジョンは機械的手段を用いて製造され
る。
【0002】
【従来の技術】当技術分野においては、ポリシロキサン
エマルジョンを製造する方法が多数存在する。これらの
方法は、一般には機械的乳化法とエマルジョン重合法と
に分類される。エマルジョン重合法は、一般にはポリシ
ロキサンのモノマー及び/又はオリゴマーを採り、少な
くとも1つの界面活性剤の存在下水中に乳化し、同時に
触媒の存在下このモノマー及び/又はオリゴマーを重合
してポリシロキサンポリマーを形成する必要がある。エ
マルジョン重合法によれば高粘度ポリシロキサンのエマ
ルジョンを製造することができるが、このエマルジョン
は20%以上の未反応モノマー又はオリゴマーを含みう
る。このようにモノマー又はオリゴマーが存在すること
は、このエマルジョンの用途の中には望ましくないもの
があるであろう。
【0003】機械的乳化法は、一般には、ポリシロキサ
ンポリマーを採って、これを少なくとも1つの界面活性
剤の存在下、攪拌、振とう及び均質化のような機械的手
段を用いて水の中で乳化し、乳化を達成する必要があ
る。機械的乳化法を用いるときは、高粘度ポリシロキサ
ンポリマーを乳化する能力に限りがある。
【0004】機械的手段を用いて高粘度ポリシロキサン
ポリマーからエマルジョンを製造する信頼性のある方法
の出現が要望されている。特に、粘度が1000センチスト
ークスより大きい、好ましくは10,000センチストークス
より大きいポリシロキサンポリマーからエマルジョンを
作る機械的乳化法に対する要望が高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、粘度
が 1,000センチストークスより大きいポリシロキサンか
らO/Wエマルジョンを機械的に製造する方法を提供す
ることである。本発明の更なる目的は、少なくとも1つ
の低粘度(1000センチストークスより小)ポリシロキサ
ンと少なくとも1つの高粘度(1000センチストークスよ
り大)・不揮発性ポリシロキサンとの混合物からO/W
エマルジョンを製造する方法を提供することである。本
発明の更なる目的は、官能基を有するポリシロキサンか
らO/Wエマルジョンを製造する方法を提供することで
ある。本発明の更なる目的は、本発明方法で製造された
エマルジョンは安定で、油分がないことを示すことであ
る。本発明の更なる目的は、平均粒度が 350nm未満のエ
マルジョンを製造する方法を示すことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、高粘度ポリシ
ロキサン;少なくとも1つの低粘度ポリシロキサン及び
少なくとも1つの高粘度・不揮発性ポリシロキサンを含
むポリシロキサン混合物(以下「2モードポリシロキサ
ン液」という);官能基を有するポリシロキサン及びこ
れらの混合物からO/Wエマルジョンを製造する方法に
関する。
【0007】本発明は高粘度ポリシロキサンからエマル
ジョンを製造するのに特に有用であるが、本発明はこれ
に限定されるものではない。何故ならこの方法は、少な
くとも1つの低粘度ポリシロキサン及び少なくとも1つ
の高粘度・不揮発性ポリシロキサンから成る2モードポ
リシロキサン液;及びアミン官能ポリシロキサン、カル
ボキシ官能ポリシロキサン、ハロアルキルポリシロキサ
ン、グリコール官能ポリシロキサン及びビニル官能ポリ
シロキサンのような官能基を有するポリシロキサンから
エマルジョンを製造するのにも有用であることが見出さ
れたからである。
【0008】本発明方法は、ポリシロキサン、HLBが
10〜19のノニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1
つの第1の界面活性剤及び水を合体させて半固体相のエ
マルジョンを形成し、以下に述べる手順で実施する。最
初に、作業温度で第1の界面活性剤が液体であるように
するために第1の界面活性剤を充分な水と合体させる必
要があるだろう。第1の界面活性剤と水とをポリシロキ
サン中に分散させた後、HLBが1.8〜15のノニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及
びこれらの混合物から選ばれる少なくとも1つの第2の
界面活性剤を加えて前記ポリシロキサン中に分散する。
次いで得られた混合物を、20〜 100℃、好ましくは40〜
100℃の温度で、半固体相エマルジョンの平均粒度が 3
50nm未満より好ましくは 300nm未満となる迄剪断する。
次いで、得られた半固体相エマルジョンを望みのシリコ
ーン含量に迄稀釈して最終的なエマルジョンを形成す
る。
【0009】本発明において有用な高粘度ポリシロキサ
ンは次式で示される化合物から選ばれる:
【0010】
【化2】
【0011】ここに、Rは独立に、水素原子、少なくと
も1個の炭素原子を有するアルキル基及び炭素原子数6
〜10のアリール基から選ばれ;各R1 は独立にR、水酸
基及びアルコキシ基から選ばれ;Wはこの式の化合物の
粘度が少なくとも 1,000センチストークス、好ましくは
少なくとも10,000センチストークスとなるような値であ
る。
【0012】Rの例として、メチル基、エチル基、フェ
ニル基、ビニル基、水素原子等を挙げることができる。
1 の例として、メチル基、エチル基、ビニル基、フェ
ニル基、−OH、メトキシ基、エトキシ基、水素原子等
を挙げることができる。
【0013】本発明において有用な2モードポリシロキ
サン液は少なくとも1つの低粘度ポリシロキサンと少な
くとも1つの高粘度・不揮発性ポリシロキサンとからな
る。前記低粘度ポリシロキサンは鎖状又は環状ポリシロ
キサンから選ぶことができ、更にこれらは揮発性でも不
揮発性でもよい。更に低粘度ポリシロキサンは、粘度が
1,000センチストークス未満、好ましくは 500センチス
トークス未満のもの、と定義される。この低粘度ポリシ
ロキサンは、一般には2モードポリシロキサン液組成物
の1〜99重量%を構成する。
【0014】鎖状低粘度ポリシロキサンは次式で示され
る化合物から選ばれる:
【0015】
【化3】
【0016】ここに、R及びR1 は前記と同様であり、
xは少なくとも1である。R及びR1 は主としてメチル
基であるのが好ましい。
【0017】環状低粘度ポリシロキサンは次の一般式で
示される化合物から選ばれる:
【0018】
【化4】
【0019】ここに、Rは前記と同様であり、yは3〜
7の値をとる。Rは主としてメチル基であるのが好まし
い。
【0020】高粘度・不揮発性ポリシロキサンは式
(I)で示される化合物から選ばれる。式(I)で示さ
れ、更に粘度が少なくとも10,000センチストークスであ
り、Rが主としてメチル基である化合物が好ましい。こ
の高粘度・不揮発性ポリシロキサンは、一般に2モード
ポリシロキサン液組成物の1〜99重量%を構成する。
【0021】本発明において有用な官能基を有するポリ
シロキサンは次式で示される化合物から選ばれる:
【0022】
【化5】
【0023】ここに、R2 は独立にR1 、炭素原子数が
少なくとも1のアミノアルキル官能基、炭素原子数が少
なくとも1のカルボキシアルキル官能基、炭素原子数が
少なくとも1のハロアルキル官能基、アクリレート官能
基、アクリルオキシ官能基、アクリルアミド官能基、ビ
ニル官能基及び式F−R3 −(ここに、Fは炭素原子で
も水素原子でもない少なくとも1つの原子を含む官能基
であり、R3 は炭素原子数が少なくとも1のアルキレン
基及び炭素原子数が6〜10のアリーレン基から選ばれる
基である。)であり;zは少なくとも10の値をとる。R
2 がメチル基以外の基であるときは、その基は全R2
の50%未満を占めるのが好ましい。
【0024】R2 の例を次に挙げるが、これらに限定さ
れるものではない:
【0025】
【化6】
【0026】及び式F−R3 −(ここに、Fは炭素原子
でも水素原子でもない少なくとも1つの原子を含む官能
基であり、R3 は炭素原子数が少なくとも1のアルキレ
ン基及び炭素原子数が6〜10のアリーレン基から選ばれ
る基である。)で示される他の基。
【0027】前記第1の界面活性剤はHLBが10〜19の
ノニオン界面活性剤から選ばれる。ポリシロキサンの乳
化に有用である、と当技術分野で知られているノニオン
界面活性剤は、本発明において有用である。有用なノニ
オン界面活性剤として、ポリオキシアルキレンアルキル
エーテル、ポリオキシアルキレンソルビタンエステル、
ポリオキシアルキレンエステル、ポリオキシアルキレン
アルキルフェニルエーテル等が挙げられるが、これらに
限られるものではない。第1の界面活性剤の例を更にあ
げるとUNION CARBIDE CORPORATION で製造されているTE
RGITOL TMN-6(商標)、TERGITOL 15S40(商標)及びTE
RGITOL 15S7(商標);ICI CHEMICALS で製造されている
BRIJ 35(商標);及びROHM AND HAAS で製造されている
TRITON X405(商標)があるが、これらに限られるもので
はない。
【0028】第2の界面活性剤は、HLBが1.8〜15の
ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界
面活性剤及びこれらの混合物から選ばれる。有用なノニ
オン界面活性剤の例としては、ポリオキシアルキレンア
ルキルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタンエス
テル、ポリオキシアルキレンエステル、ポリオキシアル
キレンアルキルフェニルエーテル等があるがこれらに限
られるものではない。有用な第2の界面活性剤の例を更
にあげるとICI CHEMICALS で製造されているBRIJ 30(商
標);並びにUNION CARBIDE CORPORATION で製造されて
いるTERGITOL 15S5(商標)、TERGITOL 15S3(商標)及び
TERGITOLTMN-3(商標)があるが、これらに限定されるも
のではない。
【0029】ポリシロキサンの乳化に有用である、と当
技術分野で知られているカチオン界面活性剤及びアニオ
ン界面活性剤も、本発明方法における第2の界面活性剤
として有用である。適当なカチオン界面活性剤としては
次のものがあるが、これらに限られるものではない:ド
デシルアミンアセテート、オクタデシルアミンアセテー
ト及び獣脂脂肪酸のアミンのアセテートのような脂肪族
アミン及びその誘導体;ドデシルアニリン(dodecylana
line) のような脂肪族鎖を持つ芳香族アミンの同族体;
ウンデシルイミダゾリンのような脂肪族ジアミンから誘
導された脂肪族アミド;オレイルアミノジエチルアミン
のようなジ置換アミンから誘導された脂肪族アミド;エ
チレンジアミンの誘導体;獣脂トリメチルアンモニウム
クロライド、ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロ
ライド、ジドデシルジメチルアンモニウムクロライド及
びジヘキサデシルジメチルアンモニウムクロライドのよ
うな第4アンモニウム化合物;β−ヒドロキシエチルス
テアリルアミドのようなアミノアルコールのアミド誘導
体;長鎖脂肪酸のアミン塩;オレイルベンジルアミノ−
エチレンジエチルミン塩酸塩のようなジ置換ジアミンの
脂肪族アミドから誘導された第4アンモニウム塩基;メ
チルヘプタデシルベンズイミダゾール臭化水素酸塩のよ
うなベンズイミダゾリンの第4アンモニウム塩基;セチ
ルピリジニウムクロライドのようなピリジニウムの塩基
性化合物及びその誘導体;オクタデシルスルホニウムメ
チルスルフェートのようなスルホニウム化合物;ジエチ
ルアミノ酢酸及びオクタデシルクロロメチルエーテルの
ベタイン化合物のようなベタインの第4アンモニウム化
合物;ステアリン酸とジエチレントリアミンとの縮合物
のようなエチレンジアミンのウレタン;ポリエチレンジ
アミン;並びにポリプロパノールポリエタノールアミン
【0030】商業的に入手でき、本発明に有用なカチオ
ン界面活性剤には、ARQUAD T27W(商標)、ARQUAD 16-29
(商標)、ARQUAD C-33(商標)、ARQUAD T50(商標)、
ETHOQUAD T/13 ACETATE(商標)(これらはすべてAKZO CHE
MIE で製造されている)があるが、これらに限定される
ものではない。
【0031】適当なアニオン界面活性剤には、スルホン
酸類及びそれらの誘導体があるが、これらに限定される
ものではない。本発明に有用なアニオン界面活性剤には
次のものがあるが、これらに限られるものではない:ア
ルカリ金属スルホリシネート;ココナッツオイル酸のス
ルホン化モノグリセライドのような脂肪酸のスルホン化
グリセリルエステル;オレイルイセチオン酸ナトリウム
のようなスルホン化1価アルコールエステルの塩;オレ
イルメチルタウライドのナトリウム塩のようなアミノス
ルホン酸のアミド;パルミトニトリルスルホネートのよ
うな脂肪酸ニトリルのスルホン化物;α−ナフタリンモ
ノスルホン酸ナトリウムのようなスルホン化芳香族炭化
水素;ナフタリンスルホン酸とホルムアルデヒドの縮合
生成物;オクタヒドロアントラセンスルホン酸ナトリウ
ム;アルカリ金属の、炭素原子数8以上のアルキル基を
有するアルキルスルフェート及びアルキルエーテルスル
フェート;並びに炭素原子数8以上のアルキル基を1個
以上持つアルキルアリールスルホネート。
【0032】本発明の半固体相エマルジョンは、一般に
はポリシロキサン 100部あたり少なくとも5部の水から
構成される。水の最大量は、一般にはポリシロキサン 1
00部あたり20部以下であるが、水の最大量は乳化される
ポリシロキサン如何にかかっている。当業者は、安定な
最終エマルジョンを提供するであろう粘度をもたらすの
に適当な水の量を、容易に決定することができるであろ
う。更にこの半固体相エマルジョンは、一般にはポリシ
ロキサン 100部あたり1〜15部の第1の界面活性剤及び
ポリシロキサン 100部あたり1〜15部の第2の界面活性
剤を構成要素とする。好ましい半固体相エマルジョン組
成物はポリシロキサン 100部あたり、それぞれ水5.5〜
12部、第1の界面活性剤4〜10部及び第2の界面活性剤
4〜10部を含む。
【0033】平均粒度 350nm未満、より好ましくは 300
nm未満を達成した後、この半固体相エマルジョンを望み
のシリコーン濃度に稀釈して最終的なエマルジョンを製
造する。この半固体相エマルジョンは、一般にはシリコ
ーン濃度1〜60%に、より一般的には10〜50%に稀釈す
る。
【0034】この最終エマルジョンに加えてもよい随意
の成分には、防腐剤、殺カビ剤、酸化防止剤、錆又は腐
食防止剤、追加の界面活性剤等があるが、これらに限ら
れない。
【0035】半固体相エマルジョンを作る方法は、高分
子量ポリシロキサン、2モードポリシロキサン液、官能
基を有するポリシロキサン及びこれらの混合物から選ば
れるポリシロキサン;少なくとも1つの第1の界面活性
剤;並びに水を剪断手段と組合わせることを含む。水
は、始めに第1の界面活性剤が液体であるような量で、
第1の界面活性剤と合体させてもよい。第1の界面活性
剤と水は、20〜 100℃、より好ましくは40〜 100℃で分
散させるのが好ましい。第1の界面活性剤と水とをポリ
シロキサンに分散した後、少なくとも1つの第2の界面
活性剤を加え、剪断手段を用いてポリシロキサン中に分
散させる。20〜 100℃、より好ましくは40〜 100℃の温
度で第2の界面活性剤をポリシロキサン中に分散させる
のが好ましい。得られた組成物を20〜 100℃、より好ま
しくは40〜 100℃に加熱し又は保持し、平均粒度が 350
nm未満、より好ましくは 300nm未満となる迄、充分な時
間剪断手段を用いて混合する。次いで、得られた半固体
相エマルジョンを、水で望みのシリコーン濃度に稀釈し
て最終エマルジョンを形成する。
【0036】本発明の最終エマルジョンは、安定で油分
がないという特長を有する。安定なエマルジョンは、室
温で1ヶ月放置してもエマルジョン中に肉眼でとらえら
れるようなクリーミング又は遊離の油の痕跡が存在しな
いもの、と定義してもよい。油分のないエマルジョン
は、加工を完了した後に肉眼でとらえられるような未乳
化シリコーン油の痕跡のないもの、と定義してもよい。
【0037】全ての予備混合を含めて、加工は、大気圧
下20〜 100℃、より好ましくは40〜100℃の温度で行な
うのが好ましい。剪断力、電力、蒸気、熱油、他の加熱
手段又はこれらのいずれかの組合わせによって、系に熱
を加えることができる。加工の間に必要は温度は、用い
る圧力が大気圧より高いか低いかによって変化する。
【0038】諸成分は剪断手段を用いて混合し乳化す
る。有用な剪断手段の例としては、次のものがあるが、
これらに限られない:一軸スクリュー抽出機、多軸スク
リュー押出機、チェンジカンミキサ、遊星形ミキサ、ケ
ットルミキサ、スタチックミキサ、ブレンドタンク、パ
ドルミキサ、バタフライミキサ、シグマブレードミキ
サ、G−フォースミキサ(G−force mixers)、ミル型
ミキサ、タービュライザミキサ(turbulizer mixers)、
フィンガーミキサ(finger mixers)、ポーキュパインミ
キサ(porcupine mixers)、ヘリコーンミキサ(helicone
mixers) 等。半固体相エマルジョンを形成するに必要な
剪断を生ずる剪断発生手段なら何でも本発明の加工に用
いることができる。混合及び乳化工程は、用いる剪断手
段に従ってバッチ工程又は連続工程で実施することがで
きる。
【0039】平均粒度 350nm未満の半固体相エマルジョ
ンを製造するに要する時間は、剪断量、第2の界面活性
剤の量とタイプ、水の濃度及び加工の間の諸成分の温度
如何にかかっている。一般には、平均粒度が 350nm未満
の半固体相エマルジョンは、24時間未満で、より一般的
には6時間未満で達成することができる。平均粒度が35
0nmより小さくなる迄、好ましくは 300nmより小さくな
る迄、充分な時間、半固体相エマルジョンを剪断するこ
とが重要である。平均粒度が 350nmより大きい最終エマ
ルジョンは、増粘剤のような他の物質を用いて安定性を
改善しなければ、クリーミングや凍解に対して安定でな
いであろう。
【0040】半固体相中の水の濃度が低いと、高い剪断
混合による加工をやり過ぎたり又は長時間高い温度で加
工を続けて加工をやり過ぎたとき、水が蒸発して平均粒
度の大き過ぎる半固体相エマルジョンができる。従って
半固体相中の水の濃度が低いときは、操作条件を抑制す
るか、蒸発する水を埋め合わせるために半固体相エマル
ジョンの加工の間追加の水を加えるべきである。
【0041】
【実施例】ここに教示した発明を当業者が理解し評価で
きるようにするために、以下に実施例を示すが、これら
の例は、本発明を特許請求の範囲に限定した以上に限定
するために用いられるべきでない。
【0042】エマルジョンの平均粒度は、Pacific Scie
ntific of Silver Spring, Md.から購入したNicomp Sub
micron Particle Sizer Model 370(商標)を用いて測定
した。平均粒度は、準弾性光散乱の原則とD.E.Koppel
{J. of Chem Phys., 57, 4814(1972)}の累積率法(cu
mulant method)によって決定される“インテンシテイウ
エイテッド値(intensity weighted value) ”として報
告する。ここに用いる用語“部”とは“重量部”を示
す。
【0043】実施例1 2枚のさらい作用羽根(double sweep action blade)を
持つ清浄なTurello(商標) ミキサに60,000cSt のポリジ
メチルシロキサン液88.5部を入れた。この液をミキサ分
散刃の剪断作用によって約60℃に加熱した。HLBが1
6.9のICI CHEMICALS から購入したBRIJ-35(商標) 界面
活性剤4.3部を水5.1部に溶解したものを、このポリシ
ロキサンに加えた。約10分間混合を続けた後、ICI Chem
icals から購入したHLBが9.7のBRIJ-30(商標)界面
活性剤5.1部を加え、約60℃でトータル約4時間混合を
続けた。その結果平均粒度 289nmが得られ、未乳化ポリ
シロキサンの肉眼でとらえられる痕跡は全くなかった。
この半固体相エマルジョンをシリコーン50%となるよう
に稀釈した。最終的に得られたエマルジョンは、室温
で、又40℃で3ヶ月放置してもクリーミングを生じなか
ったし、又5回の凍解サイクルを行なっても安定であ
る。
【0044】比較例1A 2枚のさらい作用羽根を持つ清浄なTwrello(商標) ミキ
サに60,000cSt のポリジメチルシロキサン液を入れた。
この液をミキサ分散刃の剪断作用によって約60℃に加熱
した。ICI CHEMICALS から購入したHLBが16.9のBRIJ
-35(商標) 界面活性剤4.2部を水7.6部に溶解したもの
を、このポリシロキサンに加えた。約10分間混合を続け
た後、ICI CHEMICALS から購入したHLBが9.7のBRIJ
-30(商標)界面活性剤4.2部を加え、約60℃でトータル
約4時間混合を続けた。その結果平均粒度は 586nmであ
った。この半固体相エマルジョンをシリコーン50%とな
るように稀釈した。最終的に得られたエマルジョンは、
室温で1週間放置したところクリーミングを生じたし、
凍解安定性はたった1回であった。
【0045】比較例1B 60,000cSt のポリジメチルシロキサン液82部を清浄なTw
rello(商標) ミキサに加えた。この液をミキサ分散刃の
剪断作用により約39℃に加熱した。BRIJ-35(商標) 4部
を温水10部に溶解したものを加えた。約10分間混合を続
けた後BRIJ-30(商標) 4部を加え、約40℃で混合をトー
タル約6時間続けた。この混合物を真空下に脱ガスした
とき、得られた生成物は無色明ちょうな、水で稀釈可能
な、油分のない半固体相エマルジョンであった。更に水
で稀釈したところこのエマルジョンは白くなり、平均粒
度が 430nmであった。この稀釈されたエマルジョンは数
日後に分離した(肉眼で見える油を生じた)。
【0046】実施例2 主としてオクタメチルテトラサイクリックシロキサン及
びデカメチルペンタサイクリックシロキサンからなる混
合物中に、水酸基で末端をブロックした高分子量ポリジ
メチルシロキサン(13%)を混合してなる2モードポリ
シロキサン液50部を清浄なTwrello(商標) ミキサに入れ
た。この2モードポリシロキサン液を、ミキサジャケッ
ト中のスチームとミキサ分散刃の剪断作用の組合わせに
よって約60℃に加熱した。BRIJ-35(商標)2.5部を水6
部に溶解したものを加え、均一になる迄(約15分)混合
した。BRIJ-30(商標) 3.5部を加え、約55℃で混合を4
時間続けた。この混合物を冷却し、追加の水38部で稀釈
した。最終的に得られたエマルジョンは、油分がなく、
平均粒度が 269nmであった。室温で4ヶ月放置したとこ
ろ、この最終的に得られたエマルジョンはクリーミング
を生じなかった。
【0047】実施例3 主としてオクタメチルテトラサイクリックシロキサン及
びデカメチルペンタサイクリックシロキサンからなる混
合物中に、水酸基で末端をブロックした高分子量ポリジ
メチルシロキサン(13%)を混合してなる2モードポリ
シロキサン液50部を清浄なTwrello(商標) ミキサに入れ
た。この2モードポリシロキサン液をミキサ分散刃の剪
断作用によって約60℃に加熱した。BRIJ-35(商標) 2.4
部を水4部に溶解したものを加え、均一になる迄(約15
分)混合した。BRIJ-30(商標)2.4部を加え、約60℃で
混合を3時間続けた。この混合物を冷却し、追加の水5
6.2部で稀釈した。最終的に得られたエマルジョンは、
油分がなく、平均粒度が 267nmであった。室温で4ヶ月
放置したところ、この最終的に得られたエマルジョンは
クリーミングを生じなかった。
【0048】比較例3A 実施例3で用いたのと同じ2モードポリシロキサン液35
部を混合タンクに入れた。BRIJ-35(商標)2.4部、BRIJ
-30(商標) 2.4部及び水23部を、電気攪拌器による剪断
をしながら、加えた。水23部を用いたのは、水が少な過
ぎると、濃過ぎてコロイドミルで加工できない混合物が
できたであろうからである。この混合物を 0.005インチ
のギャップを設定して微粉砕した。次いでこの混合物を
追加の水で稀釈して35%のシリコーン濃度を得た。得ら
れた生成物は平均粒度 485nmを持っていた。エマルジョ
ンが安定だったのは3日未満であった。
【0049】混合物を微粉砕前に60℃に加熱した他は同
じ実験をくり返した。結果は同じであった。
【0050】比較例3B ソノレーター(Sonolator) 中で剪断した他は比較例3A
と同じ混合物を用いた。剪断後この混合物は増粘(thick
en) しなかった。このエマルジョンをシリコーン35%に
稀釈した。このものは室温で安定あったのは1日未満で
あった。
【0051】実施例4 水酸基で末端をブロックした高分子量ポリジメチルシロ
キサン13%;ジメチルサイクリックシロキサン類の混合
物;及び5cSt のポリジメチルシロキサン液;から構成
された2モードポリシロキサン液50部を清浄なTwrello
(商標) ミキサに加えた。この2モードポリシロキサン
液を、ミキサジャケット中のスチームとミキサ分散刃の
剪断作用との組合わせによって、約60℃に加熱した。BR
IJ-35(商標)2.5部を水1部に溶解したものを加えて均
一になる迄混合した。追加の水4部を加え均一になる迄
混合した。BRIJ-30(商標) 3.5部を加え、約64℃で3時
間混合を続けた。この混合物を冷却し追加の水39部で稀
釈した。最終的に得られたエマルジョンは、油分がな
く、平均粒度 222nmであった。室温で2ヶ月放置した
が、この最終エマルジョンはクリーミングを起こさなか
った。
【0052】実施例5 粘度約50,000cSt の水酸基で末端をブロックしたポリト
リフルオロプロピルメチルシロキサン液50部を清浄なTw
rello(商標) ミキサに加えた。このシロキサン液をミキ
サ分散刃の剪断作用によって約60℃に加熱した。BRIJ-3
5(商標)2.5部を水1部に溶解したものを加え、直ちに
2.5部の水を追加した。均一に混合した後、BRIJ-30(商
標)3.5部を加え約60℃で3時間混合を続けた。この混
合物を冷却し40.5部の水を追加して稀釈した。最終的に
得られたエマルジョンは、油分がなく、平均粒度 269nm
であった。
【0053】実施例6 主としてオクタメチルテトラサイクリックシロキサン及
びデカメチルペンタサイクリックシロキサンからなる混
合物中の、水酸基で末端をブロックした高分子量ポリジ
メチルシロキサン(13%)から構成された2モードポリ
シロキサン液35部を清浄なTwrello(商標) ミキサに入れ
た。この2モードポリシロキサン液を、ミキサ分散刃の
剪断作用により約60℃に加熱した。Union Carbide Cor
p. から購入したHLB12.2のTERGITOL 15S7(商標)2.
2部と水3.6部とを加え均一になる迄(約15分)混合し
た。AKZO Chemie から購入したARQUAD T27W(商標)(カチ
オン界面活性剤)0.55部を加え、約60℃で3時間攪拌を
続けた。この混合物を冷却し、シリコーン35%に稀釈し
た。最終的に得られたエマルジョンは油分がなく平均粒
度 338nmであった。室温で4ヶ月放置したがこの最終エ
マルジョンはクリーミングを生じなかった。
【0054】
【発明の効果】本発明方法によれば、高粘度ポリシロキ
サン、2モードポリシロキサン又は官能基を有するポリ
シロキサンから、安定で油分のないO/Wエマルジョン
を作ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドゥアン ジー. クルジーシック アメリカ合衆国,ミシガン,ミッドラン ド,ウッドビュ− パス 5517 (72)発明者 ノーマン ユージン レイク アメリカ合衆国,ミシガン,ミッドラン ド,ダブリン ロード 2162

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(I)〜(III)の工程からなるポリ
    オルガノシロキサンエマルジョンの製造方法: (I)次の(A)〜(C)を合体させ、 (A)高粘度ポリシロキサン、2モードポリシロキサン
    液、官能基を有するポリシロキサン及びこれらの混合物
    から選ばれるポリシロキサン; (B)HLBが10〜19のノニオン界面活性剤から選ばれ
    た少なくとも1つの第1の界面活性剤;並びに (C)水; (II)(I)の混合物に次の(D)を加え、 (D)HLBが1.8〜15のノニオン界面活性剤、カチオ
    ン界面活性剤及びアニオン界面活性剤から選ばれた少な
    くとも1つの第2の界面活性剤;そして (III)(II)の混合物を、ポリシロキサンの平均粒度が
    350nm未満となるまで20〜 100℃で剪断する。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ポリシロキサン
    が次式で示される高粘度ポリシロキサンから選ばれる前
    記方法。 【化1】 ここに、各Rは独立に水素原子、炭素原子数が少なくと
    も1のアルキル基及び炭素原子数が6〜10のアリール基
    から選ばれ;各R1 は独立にR、水酸基及びアルコキシ
    基から選ばれ;そしてWはこの式の化合物の粘度が少な
    くとも 1,000センチストークスとなるような値である。
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