JPH07700B2 - 光硬化性組成物及びそれを接着剤層とする積層体 - Google Patents
光硬化性組成物及びそれを接着剤層とする積層体Info
- Publication number
- JPH07700B2 JPH07700B2 JP63179191A JP17919188A JPH07700B2 JP H07700 B2 JPH07700 B2 JP H07700B2 JP 63179191 A JP63179191 A JP 63179191A JP 17919188 A JP17919188 A JP 17919188A JP H07700 B2 JPH07700 B2 JP H07700B2
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- mercapto group
- ester bond
- containing polymer
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリエンとメルカプト基含有重合体及び光重
合開始剤からなる硬化性組成物に関するものであり、特
に耐水・耐湿性の要求される接着剤、塗料、シーラント
として有用である。
合開始剤からなる硬化性組成物に関するものであり、特
に耐水・耐湿性の要求される接着剤、塗料、シーラント
として有用である。
(従来の技術) ポリエンとポリチオールが活性光線の照射によって重合
体を形成することはよく知られており(J.Am.Chem.So
c.,70巻993頁(1948年)、ポリエンの炭素−炭素不飽和
二重結合とポリチオールのメルカプト基の化学当量を変
えたり、ポリエンとポリチオールの官能基数を変えるこ
とによって、エラストマー状から樹脂状まで種々の硬化
物が得られる。
体を形成することはよく知られており(J.Am.Chem.So
c.,70巻993頁(1948年)、ポリエンの炭素−炭素不飽和
二重結合とポリチオールのメルカプト基の化学当量を変
えたり、ポリエンとポリチオールの官能基数を変えるこ
とによって、エラストマー状から樹脂状まで種々の硬化
物が得られる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のポリチオールとして用いられているものは、特公
昭47-3269号公報に開示されているチオグリコール酸や
チオプロピオン酸の多価アルコールエステルがほとんど
である。しかし、これらの物質は低分子量であるため、
ポリエンと組合せてなる組成物の粘度は非常に低く、厚
みが必要となる部分では、接着剤、塗料、シーラント等
として用いることはできない。また、分子内にエステル
結合をもつため、これらのポリチオールを用いた組成物
を硬化させた物は、多湿下で容易に加水分解を受け、軟
化あるいは溶出してしまうという欠点を有している。当
然、この現象は、ポリエン分子内にエステル結合がある
場合にも認められる。粘度を良くする方法としては、特
公昭57-1535号公報に開示されているように、ポリチオ
ールとポリエポキシドをポリチオール過剰で反応させる
ことによって得られるメルカプト基含有重合体を組成物
の1成分とする方法があるが、この報告の中でも上記の
エステル基含有ポリチオールが用いられているため加水
分解の問題は解決されていない。
昭47-3269号公報に開示されているチオグリコール酸や
チオプロピオン酸の多価アルコールエステルがほとんど
である。しかし、これらの物質は低分子量であるため、
ポリエンと組合せてなる組成物の粘度は非常に低く、厚
みが必要となる部分では、接着剤、塗料、シーラント等
として用いることはできない。また、分子内にエステル
結合をもつため、これらのポリチオールを用いた組成物
を硬化させた物は、多湿下で容易に加水分解を受け、軟
化あるいは溶出してしまうという欠点を有している。当
然、この現象は、ポリエン分子内にエステル結合がある
場合にも認められる。粘度を良くする方法としては、特
公昭57-1535号公報に開示されているように、ポリチオ
ールとポリエポキシドをポリチオール過剰で反応させる
ことによって得られるメルカプト基含有重合体を組成物
の1成分とする方法があるが、この報告の中でも上記の
エステル基含有ポリチオールが用いられているため加水
分解の問題は解決されていない。
本発明の目的は、広範囲に渡って粘度調節の容易なメル
カプト基含有重合体をポリエン及び光重合開始剤からな
り、かつ耐水・耐湿性に優れた光硬化性組成物を提供す
ることにある。
カプト基含有重合体をポリエン及び光重合開始剤からな
り、かつ耐水・耐湿性に優れた光硬化性組成物を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、 1.エステル結合を持たないポリエポキシドとその全エポ
キシ基に対して全メルカプト基のモル比が1.1〜100であ
るエステル結合を持たないポリチオールとの反応生成物
であるメルカプト基含有重合体、エステル結合を持たな
いポリエン及び光重合開始剤からなる光硬化性組成物で
あり、また、 2.エステル結合を持たないポリエポキシドとその全エポ
キシ基に対して全メルカプト基のモル比が1.1〜100であ
るエステル結合を持たないポリチオールとの反応生成物
であるメルカプト基含有重合体、エステル結合を持たな
いポリエン及び光重合開始剤からなる光硬化性組成物を
接着剤層として介在させることを特徴とする、両方又は
片方が活性光線を透過し得る材料から成る積層体、 である。
キシ基に対して全メルカプト基のモル比が1.1〜100であ
るエステル結合を持たないポリチオールとの反応生成物
であるメルカプト基含有重合体、エステル結合を持たな
いポリエン及び光重合開始剤からなる光硬化性組成物で
あり、また、 2.エステル結合を持たないポリエポキシドとその全エポ
キシ基に対して全メルカプト基のモル比が1.1〜100であ
るエステル結合を持たないポリチオールとの反応生成物
であるメルカプト基含有重合体、エステル結合を持たな
いポリエン及び光重合開始剤からなる光硬化性組成物を
接着剤層として介在させることを特徴とする、両方又は
片方が活性光線を透過し得る材料から成る積層体、 である。
上記1.のポリエポキシドとポリチオールから得られるメ
ルカプト基含有重合体は、下記一般式〔I〕で表わされ
る繰返し単位を有し、未端が−SH基であり、かつ分子量
が350〜50万である。
ルカプト基含有重合体は、下記一般式〔I〕で表わされ
る繰返し単位を有し、未端が−SH基であり、かつ分子量
が350〜50万である。
(式中t、w及びxは1〜5の整数、nは零又は1の
数、Aは酸素又は硫黄、Rはエステル結合をもたない2
価又は3価の残基を示す。) 上記のメルカプト基含有重合体は、一般式〔II〕で表わ
されるエステル結合をもたないポリエポキシドのエポキ
シ基に、一般式〔III〕で表わされるポリチオールのメ
ルカプト基を反応させることによって得ることができ
る。
数、Aは酸素又は硫黄、Rはエステル結合をもたない2
価又は3価の残基を示す。) 上記のメルカプト基含有重合体は、一般式〔II〕で表わ
されるエステル結合をもたないポリエポキシドのエポキ
シ基に、一般式〔III〕で表わされるポリチオールのメ
ルカプト基を反応させることによって得ることができ
る。
(但し、Rは式〔I〕と同義であり、mは2又は3の整
数を示す。) HSCtH2t−AwCxH2x−SH …〔III〕 (但し、t、w、x、Aは前記式〔I〕に同じ。) この反応は、逐次反応で進行する場合もある。
数を示す。) HSCtH2t−AwCxH2x−SH …〔III〕 (但し、t、w、x、Aは前記式〔I〕に同じ。) この反応は、逐次反応で進行する場合もある。
このようにして得られるメルカプト基含有重合体の代表
的な例としては、下記各式で表わされるものが挙げられ
る。
的な例としては、下記各式で表わされるものが挙げられ
る。
(但し、uは1〜950の整数) 上記の一般式〔II〕で表わされるポリエポキシドとして
は、ビスフェノールA型エポキシド、エチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグ
リシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジル
エーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエー
テル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、
1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ジブロ
モネペンチルグリコールジグリシジルエーテル、グリセ
ロールジグリシジルエーテル、グリセロールトリジグリ
シジルエーテル、トリメチロールプロパンジグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパントリジグリシジルエ
ーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ビス
フェノールS型エポキシド、ジシクロペンタジエン、フ
ェノリックポリマーエポキシ樹脂、ビスフェノールF型
エポキシド、臭素化ビスフェノールF型エポキシド、水
添ビスフェノールA型エポキシド、トリス(2,3−エポ
キシプロパン)イソシアヌレートなどが挙げられるが、
これらに限定されるものではない。また、これらの2種
以上の混合物を使用してもよい。
は、ビスフェノールA型エポキシド、エチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグ
リシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジル
エーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエー
テル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、
1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ジブロ
モネペンチルグリコールジグリシジルエーテル、グリセ
ロールジグリシジルエーテル、グリセロールトリジグリ
シジルエーテル、トリメチロールプロパンジグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパントリジグリシジルエ
ーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ビス
フェノールS型エポキシド、ジシクロペンタジエン、フ
ェノリックポリマーエポキシ樹脂、ビスフェノールF型
エポキシド、臭素化ビスフェノールF型エポキシド、水
添ビスフェノールA型エポキシド、トリス(2,3−エポ
キシプロパン)イソシアヌレートなどが挙げられるが、
これらに限定されるものではない。また、これらの2種
以上の混合物を使用してもよい。
また、上記の一般式〔III〕で表わされるポリチオール
としては、ジグリコールジメルカプタン、トリグリコー
ルジメルカプタン、テトラグリコールジメルカプタン、
チオジグリコールジメルカプタン、チオトリグリコール
ジメルカプタン、チオテトラグリコールジメルカプタン
などが挙げられるが、これらの多価チオールに限定され
るものではない。また、これらの2種以上の混合物を使
用してもよい。特に好ましいものは25℃における粘度が
1〜10,000cpsのものである。
としては、ジグリコールジメルカプタン、トリグリコー
ルジメルカプタン、テトラグリコールジメルカプタン、
チオジグリコールジメルカプタン、チオトリグリコール
ジメルカプタン、チオテトラグリコールジメルカプタン
などが挙げられるが、これらの多価チオールに限定され
るものではない。また、これらの2種以上の混合物を使
用してもよい。特に好ましいものは25℃における粘度が
1〜10,000cpsのものである。
上記のポリエポキシドとポリチオールによるメルカプト
基含有重合体の合成は、温度0℃以上で両者を混合、か
くはんすることによって行われる。また、必要に応じ
て、触媒を使用することも可能であり、その例には「熱
硬化性樹脂〕第2巻、第140頁(1981年)等に挙げられ
ているような第三アミンや第三ホスフィン等がある。メ
ルカプト基とエポキシ基のモル比は、メルカプト基/エ
ポキシ基が1.1〜100が好ましい。特に好ましくは1.4〜2
0である。モル比が1.1未満では、ゲル化及びメルカプト
基の消失が起こる。モル比が100を越えるとエポキシド
による改質が認められない。また、モル比を変えること
によってこのメルカプト基含有重合体の粘度は、非常に
幅広くかつ自由に調整できる。なお、この反応は、メル
カプト基を過剰にしているため、生成物は、i)未反応
のポリチオールii)ポリエポキシド1分子がポリチオー
ルと反応したものiii)両未満のポリチオール反応残基
の間にポリエポキシド−ポリチオール反応体を繰返し単
位としてもつもの、の混合物の状態で得られる場合がほ
とんどである。したがって、これの中から単一の化合物
を得たい場合には、分離、精製を必要とすることもあ
る。
基含有重合体の合成は、温度0℃以上で両者を混合、か
くはんすることによって行われる。また、必要に応じ
て、触媒を使用することも可能であり、その例には「熱
硬化性樹脂〕第2巻、第140頁(1981年)等に挙げられ
ているような第三アミンや第三ホスフィン等がある。メ
ルカプト基とエポキシ基のモル比は、メルカプト基/エ
ポキシ基が1.1〜100が好ましい。特に好ましくは1.4〜2
0である。モル比が1.1未満では、ゲル化及びメルカプト
基の消失が起こる。モル比が100を越えるとエポキシド
による改質が認められない。また、モル比を変えること
によってこのメルカプト基含有重合体の粘度は、非常に
幅広くかつ自由に調整できる。なお、この反応は、メル
カプト基を過剰にしているため、生成物は、i)未反応
のポリチオールii)ポリエポキシド1分子がポリチオー
ルと反応したものiii)両未満のポリチオール反応残基
の間にポリエポキシド−ポリチオール反応体を繰返し単
位としてもつもの、の混合物の状態で得られる場合がほ
とんどである。したがって、これの中から単一の化合物
を得たい場合には、分離、精製を必要とすることもあ
る。
上記のようにして得られたメルカプト基含有重合体にア
ンモニアさせるエステル結合を持たないポリエンとして
は、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、トリアリル
シアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、テトラア
リロキシエタン、トリメチロールプロパンジアリルエー
テル、トリメチロールプロパントリアリルエーテル、ペ
ンタエリスリトールジアリルエーテル、ペンタエリスリ
トールトリアリルエーテル、ペンタエリスリトールテト
ラアリルエーテル、エチレングリコールジ(メタ)アリ
ルエーテル、プロピレングリコールジ(メタ)アリルエ
ーテル、ブチレングリコールジ(メタ)アリルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジ(メタ)アリルエーテ
ル、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アリルエーテ
ル、ポリブチレングリコールジ(メタ)アリルエーテ
ル、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのブロ
ック又はランダムコポリマーであるグリコールのジ(メ
タ)アリルエーテル、エチレンオキサイドとテトラハイ
ドロフランのブロック又はランダムコポリマーであるグ
リコールのジ(メタ)アリルエーテル、ビスフェノール
Aのジ(メタ)アリルエーテル、(ポリ)エチレンオキ
サイド変性ビスフェノールAのジ(メタ)アリルエーテ
ル、(ポリ)プロピレンオキサイド変性ビスフェノール
Aのジ(メタ)アリルエーテル等が挙げられるが、これ
に限定されるものではない。
ンモニアさせるエステル結合を持たないポリエンとして
は、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、トリアリル
シアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、テトラア
リロキシエタン、トリメチロールプロパンジアリルエー
テル、トリメチロールプロパントリアリルエーテル、ペ
ンタエリスリトールジアリルエーテル、ペンタエリスリ
トールトリアリルエーテル、ペンタエリスリトールテト
ラアリルエーテル、エチレングリコールジ(メタ)アリ
ルエーテル、プロピレングリコールジ(メタ)アリルエ
ーテル、ブチレングリコールジ(メタ)アリルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジ(メタ)アリルエーテ
ル、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アリルエーテ
ル、ポリブチレングリコールジ(メタ)アリルエーテ
ル、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのブロ
ック又はランダムコポリマーであるグリコールのジ(メ
タ)アリルエーテル、エチレンオキサイドとテトラハイ
ドロフランのブロック又はランダムコポリマーであるグ
リコールのジ(メタ)アリルエーテル、ビスフェノール
Aのジ(メタ)アリルエーテル、(ポリ)エチレンオキ
サイド変性ビスフェノールAのジ(メタ)アリルエーテ
ル、(ポリ)プロピレンオキサイド変性ビスフェノール
Aのジ(メタ)アリルエーテル等が挙げられるが、これ
に限定されるものではない。
また、これらの2種以上の混合物を使用してもよい。
本発明組成物に用いられるメルカプト基含有重合体とポ
リエンの割合は、メルカプト基含有重合体のメルカプト
基とポリエンの炭素−炭素不飽和二重結合のモル比で決
まり、その比は1.5:1〜1:1.5であり、好ましくは1.2:1
〜1:1.2、最も好ましくはほぼ1:1である。メルカプト基
含有重合体とポリエンの割合が、上記の範囲外の場合
は、硬化後に異臭がしたり、硬化物の硬度が下がりす
ぎ、著しい場合は硬化しない等の問題が起こる恐れがあ
る。
リエンの割合は、メルカプト基含有重合体のメルカプト
基とポリエンの炭素−炭素不飽和二重結合のモル比で決
まり、その比は1.5:1〜1:1.5であり、好ましくは1.2:1
〜1:1.2、最も好ましくはほぼ1:1である。メルカプト基
含有重合体とポリエンの割合が、上記の範囲外の場合
は、硬化後に異臭がしたり、硬化物の硬度が下がりす
ぎ、著しい場合は硬化しない等の問題が起こる恐れがあ
る。
本発明で使用される光重合開始剤としては、ベンゾフェ
ノン、p−メトキシベンゾフェノン、4,4−ビスジメチ
ルアミノベンゾフェノン、キサントン、チオキサント
ン、クロロチオキサントン、m−クロルアセトン、プロ
ピオフェノン、アンスラキノン、ベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロピル
エーテル、ベンゾインブチルエーテル、ベンジル、ベン
ジルジメチルケタール、アセトンフェノン、2,2−ジエ
トキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ2,2−ジメチル
アセトフェノンなどが挙げられるが、これらに限定され
るものではない。光重合開始剤の使用量は、メルカプト
基含有重合体とポリエンの合計100重量部に対し、0.01
〜5重量部が好ましい。
ノン、p−メトキシベンゾフェノン、4,4−ビスジメチ
ルアミノベンゾフェノン、キサントン、チオキサント
ン、クロロチオキサントン、m−クロルアセトン、プロ
ピオフェノン、アンスラキノン、ベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロピル
エーテル、ベンゾインブチルエーテル、ベンジル、ベン
ジルジメチルケタール、アセトンフェノン、2,2−ジエ
トキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ2,2−ジメチル
アセトフェノンなどが挙げられるが、これらに限定され
るものではない。光重合開始剤の使用量は、メルカプト
基含有重合体とポリエンの合計100重量部に対し、0.01
〜5重量部が好ましい。
本発明の組成物は、前記のメルカプト基含有重合体、ポ
リエン、光重合開始剤を必須成分として含み、必要に応
じて、酸化防止剤、重合禁止剤、可塑剤、チクソトロピ
ー付与剤、シランカップリング剤、キレート化剤、硬化
促進剤、染料、顔料、充填剤、帯電防止剤、界面活性剤
などの添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で使用
してもよい。
リエン、光重合開始剤を必須成分として含み、必要に応
じて、酸化防止剤、重合禁止剤、可塑剤、チクソトロピ
ー付与剤、シランカップリング剤、キレート化剤、硬化
促進剤、染料、顔料、充填剤、帯電防止剤、界面活性剤
などの添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で使用
してもよい。
このようにして作られる光硬化性組成物を接着剤層とし
て介在させる積層体は、 両方あるいは片方が活性光線を透過し得る2枚の板
またはフィルムの片側に本光硬化性組成物を塗布し、そ
の2枚を重ねた後、透明な側から活性光線を照射する、 両方あるいは片方が活性光線を透過し得る2枚の板
またはフィルムの間に任意の厚さのスペーサーを挟み、
本発明の光硬化性組成物を流し込みその後に、透明な側
から活性光線を照射する ことによって(硬化・接着し)作製する。活性光線を透
過し得る材料としては、ガラス、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、アクリル樹脂等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。また、活性光線が透過すれ
ば、板あるいはフィルムを3枚以上重ね、その間に光硬
化性組成物を介在させた積層体を作成することも可能で
ある。
て介在させる積層体は、 両方あるいは片方が活性光線を透過し得る2枚の板
またはフィルムの片側に本光硬化性組成物を塗布し、そ
の2枚を重ねた後、透明な側から活性光線を照射する、 両方あるいは片方が活性光線を透過し得る2枚の板
またはフィルムの間に任意の厚さのスペーサーを挟み、
本発明の光硬化性組成物を流し込みその後に、透明な側
から活性光線を照射する ことによって(硬化・接着し)作製する。活性光線を透
過し得る材料としては、ガラス、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、アクリル樹脂等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。また、活性光線が透過すれ
ば、板あるいはフィルムを3枚以上重ね、その間に光硬
化性組成物を介在させた積層体を作成することも可能で
ある。
(実施例) 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されない。
本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例1 3lのガラス製反応器にトリグリコールジメルカプタン94
7g、ビスフェノールA型エポキシド553g、2,4,6−トリ
ス(ジメチルアミノメチル)フェノール1.2gを入れ、温
度150℃に加熱し、撹拌しながら8時間反応させた。こ
の生成物のメルカプト基の濃度は4.3mmol/gであった。
7g、ビスフェノールA型エポキシド553g、2,4,6−トリ
ス(ジメチルアミノメチル)フェノール1.2gを入れ、温
度150℃に加熱し、撹拌しながら8時間反応させた。こ
の生成物のメルカプト基の濃度は4.3mmol/gであった。
この生成物とトリアリルイソシアヌレートを、メルカプ
ト基:ビニル基のモル比が1:1となるように混合し、さ
らに0.2重量部のベンジルジメチルケタールを加え(配
合粘度700cps)、25φ×5mmのポリエチレン製カップ内
に充填し、400wの紫外線ランプ下30cmの距離で30分間照
射した。
ト基:ビニル基のモル比が1:1となるように混合し、さ
らに0.2重量部のベンジルジメチルケタールを加え(配
合粘度700cps)、25φ×5mmのポリエチレン製カップ内
に充填し、400wの紫外線ランプ下30cmの距離で30分間照
射した。
得られた硬化物を温度70℃、湿度80%の条件下に40日間
放置し、硬化直後の硬度と比較したところ、硬度の低下
は観察されなかった。これらの条件及び結果をまとめて
表1に示す。
放置し、硬化直後の硬度と比較したところ、硬度の低下
は観察されなかった。これらの条件及び結果をまとめて
表1に示す。
実施例2 トリグリコールジメルカプタン760g、ビスフェノールA
型エポキシド740gを用いた以外、実施例1と同様に行っ
た。条件及び結果を表1に示す。
型エポキシド740gを用いた以外、実施例1と同様に行っ
た。条件及び結果を表1に示す。
実施例3 トリグリコールジメルカプタン676g、ビスフェノールA
型エポキシド824gを用いた以外、実施例1と同様に行っ
た。条件及び結果を表1に示す。
型エポキシド824gを用いた以外、実施例1と同様に行っ
た。条件及び結果を表1に示す。
実施例4 3lのガラス製反応器にトリグリコールジメルカプタン11
29g、トリス(2,3−エポキシプロピル)イソシアヌレー
ト371gを入れ、温度120℃に加熱し、撹拌しながら8時
間反応させた。このようにして得られたメルカプト基含
有重合体を用い、実施例1と同様にして硬化物を作成
し、耐湿試験にかけた。条件及び結果を表1に示す。
29g、トリス(2,3−エポキシプロピル)イソシアヌレー
ト371gを入れ、温度120℃に加熱し、撹拌しながら8時
間反応させた。このようにして得られたメルカプト基含
有重合体を用い、実施例1と同様にして硬化物を作成
し、耐湿試験にかけた。条件及び結果を表1に示す。
実施例5 トリグリコールジメルカプタン1002g、トリス(2,3−エ
ポキシプロピル)イソシアヌレート498gを用いた以外、
実施例4と同様に行った。条件及び結果を表1に示す。
ポキシプロピル)イソシアヌレート498gを用いた以外、
実施例4と同様に行った。条件及び結果を表1に示す。
実施例6 3lのガラス製反応容器にトリグリコールジメルカプタン
1050g、トリアリルイソシアヌレート503.4gを入れ、温
度60℃に加熱し、撹拌しながら10分間液中に窒素バブリ
ング(5l/min)を行った。その後、1,1−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
(パーヘキサ3M、日本油脂製)を30分間に1回、100mg
ずつ3回分添し、最終分添後、70℃で3時間反応させ
た。この生成物のメルカプト基の濃度は、3.1mmol/gで
あった。
1050g、トリアリルイソシアヌレート503.4gを入れ、温
度60℃に加熱し、撹拌しながら10分間液中に窒素バブリ
ング(5l/min)を行った。その後、1,1−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
(パーヘキサ3M、日本油脂製)を30分間に1回、100mg
ずつ3回分添し、最終分添後、70℃で3時間反応させ
た。この生成物のメルカプト基の濃度は、3.1mmol/gで
あった。
この生成物を用い、実施例1と同様にして硬化物を作成
し、耐湿試験にかけたところ、硬度の低下は観察されな
かった(硬化直後:ショアーA−74、耐湿試験後:ショ
アーA−75)。
し、耐湿試験にかけたところ、硬度の低下は観察されな
かった(硬化直後:ショアーA−74、耐湿試験後:ショ
アーA−75)。
実施例7 縦200mm、横200mm、厚さ3mmのガラス板2枚の間に、シ
リコンのスペーサー(厚さ0.5mm)を挟み、ガラス端部
を、組成物注入口を残して、ポリエステルテープにてシ
ールした。注入口より、実施例1で用いた光硬化性組成
物を流し込み、隙間を満たした後、注入口をシールし、
3mw/cm2の紫外線強度で、60分間照射、組成物を硬化さ
せ、ガラス積層体を作成した。この積層体を、温度70
℃、湿度80%の条件下に100日間放置したが、積層体に
何の変化も観察されなかった。
リコンのスペーサー(厚さ0.5mm)を挟み、ガラス端部
を、組成物注入口を残して、ポリエステルテープにてシ
ールした。注入口より、実施例1で用いた光硬化性組成
物を流し込み、隙間を満たした後、注入口をシールし、
3mw/cm2の紫外線強度で、60分間照射、組成物を硬化さ
せ、ガラス積層体を作成した。この積層体を、温度70
℃、湿度80%の条件下に100日間放置したが、積層体に
何の変化も観察されなかった。
比較例1 トリグリコールジメルカプタン135g、ビスフェノールA
型エポキシド1365gを用いた以外、実施例1と同様に行
った。この生成物中には、メルカプト基は全く認められ
なかった。条件及び結果を表2に示す。
型エポキシド1365gを用いた以外、実施例1と同様に行
った。この生成物中には、メルカプト基は全く認められ
なかった。条件及び結果を表2に示す。
比較例2 メルカプト基含有重合体のかわりにトリグリコールジメ
ルカプタンを用いた以外、実施例1と同様にして、硬化
及び耐湿試験を行った。耐湿試験結果は良好であった
が、配合粘度が非常に低かった。条件及び結果を表2に
示す。
ルカプタンを用いた以外、実施例1と同様にして、硬化
及び耐湿試験を行った。耐湿試験結果は良好であった
が、配合粘度が非常に低かった。条件及び結果を表2に
示す。
比較例3 トリグリコールジメルカプタン1485g、ビスフェノール
A型エポキシド15gを用いた以外、実施例1と同様に行
った。この生成物中のメルカプト基濃度は11mmol/gでト
リグリコールジメルカプタンと同じであり、ポリエポキ
シドによる改質は認められなかった。条件及び結果を表
2に示す。
A型エポキシド15gを用いた以外、実施例1と同様に行
った。この生成物中のメルカプト基濃度は11mmol/gでト
リグリコールジメルカプタンと同じであり、ポリエポキ
シドによる改質は認められなかった。条件及び結果を表
2に示す。
比較例4 トリス−2−ヒドロキシエチルイソシアヌレート トリ
ス−β−メルカプトプロピオネート1186g、ビスフェノ
ールA型エポキシド314g、2,4,6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノール1.2gを用い、温度80℃にて10時
間反応させた以外は、実施例1と同様に行った。粘度は
非常に高いものが得られたが、耐湿試験によって硬度が
大きく低下した。条件及び結果を表2に示す。
ス−β−メルカプトプロピオネート1186g、ビスフェノ
ールA型エポキシド314g、2,4,6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノール1.2gを用い、温度80℃にて10時
間反応させた以外は、実施例1と同様に行った。粘度は
非常に高いものが得られたが、耐湿試験によって硬度が
大きく低下した。条件及び結果を表2に示す。
(発明の効果) 以上の様に、本発明の光硬化性組成物は、粘度を非常に
高くすることも可能であり、厚みが必要となる部分での
シーラント、接着剤、塗料として有用である。また、加
水分解を受けないため、耐水・耐湿性の要求される分野
での使用も十分可能である。
高くすることも可能であり、厚みが必要となる部分での
シーラント、接着剤、塗料として有用である。また、加
水分解を受けないため、耐水・耐湿性の要求される分野
での使用も十分可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 81/02 LRG C09J 181/02 JGJ
Claims (2)
- 【請求項1】エステル結合を持たないポリエポキシドと
その全エポキシ基に対して全メルカプト基のモル比が1.
1〜100であるエステル結合を持たないポリチオールとの
反応生成物であるメルカプト基含有重合体、エステル結
合を持たないポリエン及び光重合開始剤からなる光硬化
性組成物。 - 【請求項2】エステル結合を持たないポリエポキシドと
その全エポキシ基に対して全メルカプト基のモル比が1.
1〜100であるエステル結合を持たないポリチオールとの
反応生成物であるメルカプト基含有重合体、エステル結
合を持たないポリエン及び光重合開始剤からなる光硬化
性組成物を接着剤層として介在させることを特徴とす
る、両方又は片方が活性光線を透過し得る材料から成る
積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63179191A JPH07700B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 光硬化性組成物及びそれを接着剤層とする積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63179191A JPH07700B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 光硬化性組成物及びそれを接着剤層とする積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232157A JPH0232157A (ja) | 1990-02-01 |
JPH07700B2 true JPH07700B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=16061529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63179191A Expired - Lifetime JPH07700B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 光硬化性組成物及びそれを接着剤層とする積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07700B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE243232T1 (de) * | 1997-02-19 | 2003-07-15 | Prc Desoto Int Inc | Zusammensetzung und verfahren zur herstellung von flüssiger, treibstoffbeständiger polymere mit hoher biegsamkeit bei tiefer temperatur |
JP4704573B2 (ja) | 1999-05-10 | 2011-06-15 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | エン−チオールエラストマーを作成するための組成物 |
JP2002201457A (ja) * | 2001-01-05 | 2002-07-19 | Sumitomo Chem Co Ltd | 易剥離性硬化型接着剤 |
US20070096396A1 (en) * | 2005-10-27 | 2007-05-03 | Sawant Suresh G | Dimercaptan terminated polythioether polymers and methods for making and using the same |
JP4960135B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2012-06-27 | 日立化成工業株式会社 | 含硫黄多分岐化合物及び不飽和基含有多分岐化合物 |
JP5743713B2 (ja) * | 2011-05-23 | 2015-07-01 | 株式会社トクヤマ | 積層体、フォトクロミックレンズ、及びその製造方法 |
JP5831891B2 (ja) * | 2011-08-10 | 2015-12-09 | デンカ株式会社 | 樹脂組成物の製造方法と接着剤 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5665023A (en) * | 1979-10-31 | 1981-06-02 | Asahi Denka Kogyo Kk | Curable resin composition |
JPS5665025A (en) * | 1979-11-02 | 1981-06-02 | Asahi Denka Kogyo Kk | Curable resin composition |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP63179191A patent/JPH07700B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0232157A (ja) | 1990-02-01 |
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