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JPH0769325A - シュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を挿入する方法および装置 - Google Patents

シュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を挿入する方法および装置

Info

Publication number
JPH0769325A
JPH0769325A JP13070594A JP13070594A JPH0769325A JP H0769325 A JPH0769325 A JP H0769325A JP 13070594 A JP13070594 A JP 13070594A JP 13070594 A JP13070594 A JP 13070594A JP H0769325 A JPH0769325 A JP H0769325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag body
article
bag
shrink film
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13070594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Yoneda
薫 米田
Motonori Kawahigashi
元教 川東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP13070594A priority Critical patent/JPH0769325A/ja
Publication of JPH0769325A publication Critical patent/JPH0769325A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューブ容器、缶容器、瓶容器等の挿入物品
を、シュリンク包装する工程に於て、袋体に挿入物品を
確実に挿入する。 【構成】 シュリンクフィルム製の袋体15の下面層2
5を下面吸着体26で吸着固定する。また、袋体15の
上面層27を吸着固定する上面吸着体28を引き上げ
て、袋体15の開口部14を開放する。また、開口部1
4に、ハ字型に対向する一対のガイド板35の先端を挿
入位置し、このガイド板35間の保持間隔34に位置す
る挿入物品3を、開口部14方向に押圧し、保持間隔3
4を押圧拡開しながら、挿入物品3を袋体15に挿入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチューブ容器、缶容器、
瓶詰容器等の挿入物品をシュリンク包装する工程に於
て、シュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を挿入する
方法および装置に係るものであって、袋体への挿入物品
の簡易な挿入を行おうとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チューブ容器、缶容器、瓶詰容器
等の挿入物品をシュリンクフィルム製の袋体に挿入した
後、袋体を加熱して熱収縮し、挿入物品を被覆して保護
する事が行われている。
【0003】そして、袋体に使用するシュリンクフィル
ムは、柔らかく腰がないため、開口部が密着して閉止し
易く、取り扱いが難しいものであった。そのため、従来
は、自動化した装置では袋体に挿入物品を挿入する事が
できず、作業者が手作業で挿入物品の挿入を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、シュリンクフィ
ルム製の袋体に挿入物品を挿入するのに、極めて多くの
手数を要するものとなっている。即ち、袋体は、大きく
形成すると、挿入物品と袋体との隙間が大きくなって、
熱収縮がきれいに行われないものとなる。そのため、袋
体は、小さめに形成する必要があった。しかし、袋体が
小さければ、作業者は、袋体に挿入物品を挿入するため
に多くの手間が掛かり、作業効率が悪いものとなってい
た。
【0005】本発明は上述のごとき課題を解決しようと
するものであって、チューブ容器、缶容器、瓶容器等の
挿入物品をシュリンク包装する工程に於て、袋体に挿入
物品を挿入する場合、この挿入作業を自動化して簡易に
可能とし、作業効率の向上を可能にする。また、小さな
袋体を用いて熱吸収後の、袋体と挿入物品との密着性を
良くし、体裁を良くする事ができるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、一端を開口部とするシュリンクフィル
ム製の袋体を、挿入作業部に供給し、この挿入作業部に
於て、袋体の下面層を下面吸着体で吸着固定し、この袋
体の上面層を上面吸着体によって吸着固定した後、上面
吸着体を引き上げて袋体の開口部を開放するとともにこ
の開放した開口部に、対向する一対のガイド板の先端を
挿入位置し、このガイド板間の保持間隔に挿入物品を位
置し、この挿入物品を開口部方向に押圧移動する事によ
り、一対のガイド板の内側に沿って、挿入物品を袋体に
挿入する事を特徴とする。
【0007】また、上記発明の方法を具体化する装置
は、一端を開口部とするシュリンクフィルム製の袋体の
下面層を挿入作業部に於て吸着固定する下面吸着体と、
袋体の上面に臨ませて上下動可能に位置し袋体の上面層
を吸着して引き上げ開口部を開放する上面吸着体と、袋
体の開口部に挿入および抜き出し可能に形成するととも
に挿入物品を内面に沿わせて袋体に導入する一対のガイ
ド板とから成る事を特徴とするシュリンクフィルム製の
袋体に挿入物品を挿入する装置。
【0008】また、一端を開口部とするシュリンクフィ
ルム製の袋体を、挿入作業部に供給し、この挿入作業部
に於て、袋体の下面層を下面吸着体で吸着固定するとと
もに袋体の底方向を袋押圧体により挿入作業部に押圧固
定し、この袋体の上面層を上面吸着体によって吸着固定
した後、上面吸着体を引き上げて袋体の開口部を開放す
るとともにこの開放した開口部に、対向する一対のガイ
ド板の先端を挿入位置し、このガイド板間の保持間隔に
挿入物品を位置し、この挿入物品を開口部方向に押圧移
動する事により、一対のガイド板の内側に沿って挿入物
品を袋体に挿入する事を特徴とする。
【0009】また、上記発明の方法を具体化する装置
は、一端を開口部とするシュリンクフィルム製の袋体の
下面層を挿入作業部に於て吸着固定する下面吸着体と、
袋体の上面に臨ませて上下動可能に位置し袋体の上面層
を吸着して引き上げ開口部を開放する上面吸着体と、袋
体の底方向を挿入作業部に押圧固定する袋押圧体と、袋
体の開口部に挿入および抜き出し可能に形成するととも
に挿入物品を内面に沿わせて袋体に導入する一対のガイ
ド板とから成る事を特徴とするシュリンクフィルム製の
袋体に挿入物品を挿入する装置。
【0010】また、一対のガイド板は、ハ字型に対向し
ても良い。
【0011】また、一対のガイド板は、袋体への挿入側
を袋体の長さ方向と平行に折曲して折曲片としても良
い。
【0012】また、一対のガイド板は、対向する内面に
断面く字型の摺動溝を形成しても良い。
【0013】また、一対のガイド板は、基端の支軸にギ
ア部を形成し、この一対のギア部を係合して回動自在と
し、ガイド板を共動可能としても良い。
【0014】また、一対のガイド板は、基端の支軸にギ
ア部を形成し、この一対のギア部を係合して回動自在と
し、ガイド板を共動可能とするとともにガイド板を保持
間隔を狭める方向に発条で付勢しても良い。
【0015】また、挿入物品の袋体への挿入は、進退可
能なシリンダーにて挿入物品を押圧する事により行って
も良い。
【0016】また、袋体は、底部から開口部側へ10m
m〜50mmの範囲に空気導入孔を形成しても良い。
【0017】また、挿入物品を袋体に挿入する時に、袋
体内にエアーを吹き込みながら行っても良い。
【0018】また、挿入物品を袋体に挿入する時に、袋
体内にエアーを吹き込むためのエアーノズルを袋体の開
口部に臨ませて位置しても良い。
【0019】また、下面吸着体による袋体の吸着固定
は、袋体の開口部の下面層に係合爪を係合しながら行っ
ても良い。
【0020】また、挿入作業部への袋体の供給は、供給
帯の表面に一定の間隔で保持突部を突設して移送機構を
形成し、この移送機構の保持突部間に袋体を載置して行
っても良い。
【0021】また、挿入作業部には、袋体の移動方向端
面に突当可能な突当爪を、供給帯の両側に臨ませて上下
動可能に配置し、この突当爪を袋体の移動方向に対して
進退調整可能としても良い。
【0022】また、下面吸着体は、上下動手段に接続し
て上下動可能としても良い。
【0023】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであるから、
一端に開口部を設けて袋状に形成したシュリンクフィル
ム製の袋体に、チューブ容器、缶容器、瓶容器等の挿入
物品を挿入するには、袋体を挿入作業部に供給し、この
挿入作業部に於て、袋体の下面層を下面吸着体で吸着固
定する。この場合、袋体の供給方法は、人手によって行
っても良いし、自動化した装置を用いても良い。
【0024】次に、この下面層の吸着固定を行った袋体
の上面層を、上面吸着体によって吸着固定し、この吸着
後、上面吸着体を引き上げて、袋体の開口部を開放す
る。
【0025】また、この開放状態の開口部に、対向する
一対のガイド板の先端を挿入位置し、このガイド板間の
保持間隔に挿入物品を位置する。
【0026】そして、この保持間隔に位置する挿入物品
を、袋体の開口部方向に押圧移動する。この押圧移動に
よって、挿入物品は、一対のガイド板の内側に沿って、
ガイド板間の保持間隔を押圧拡開する。また、この保持
間隔の拡開は、ガイド板の先端を袋体の開口部に挿入し
た状態で行うため、袋体は、ガイド板の先端により開口
部を大きく開放する。また、挿入物品は、開口部方向へ
の移動を継続しているため、大きく開口した開口部から
ガイド板に沿って袋体に確実に挿入する事が可能とな
る。
【0027】このように、袋体に挿入物品を挿入する場
合、従来の如く、手等で小さく設けた開口部に挿入物品
を挿入するのではない。即ち、下面吸着体や上面吸着体
によって袋体の下面層や上面層を吸着固定し、ガイド板
の先端を挿入し得る程度に開口部を予め開放した後に、
この開口部内でガイド板間の保持間隔を大きく拡開する
ものである。そのため、袋体が柔らかくて腰がない場合
にも、開口部の開放作業に失敗や無理を生じる虞れがな
く、開口部の確実な開放が可能となる。
【0028】また、上記方法では、袋体の開口部を開放
する場合、下面吸着体を設けて、下面層を吸着固定し
た。また、他の方法に於ては、下面吸着体で下面層を吸
着固定すると同時に、袋体の底方向を袋押圧体によって
挿入作業部に押圧固定する事が可能である。このように
すると、上面層の吸着を行う上面吸着体を引き上げて
も、袋体の底部が挿入作業部から持ち上がったりズレた
りする事がなく、上面層と下面層との剥離性を向上し
て、袋体の開口部の確実な開放が可能となる。
【0029】また、挿入物品は、開口部に先端を挿入し
た一対のガイド板に沿って、大きく開放した開口部方向
に移動するため、袋体への確実な挿入が可能となる。ま
た、この袋体への挿入物品の挿入作業は、自動化して行
う事が可能であるから、従来の如く、作業者の煩わしい
手作業を不要とし、作業効率を大幅に向上して、廉価に
行う事が可能となるものである。
【0030】また、一対のガイド板を、ハ字型に対向す
れば、構成を簡略化して、廉価に成形する事が可能とな
る。
【0031】また、一対のガイド板は、袋体への挿入側
を袋体の長さ方向と平行に折曲して折曲片とすれば、開
口部に挿入した折曲片が袋体内の両側に平行に接触し、
保持間隔を大きく形成できるから、挿入物品の正確な挿
入作業を可能とする。また、ガイド板の折曲片が袋体の
内面に均一に押圧され、ハ字型に形成した場合の如く、
ガイド板の一部のみが強く袋体の内部を押圧し、袋体を
破損したりする事がない。
【0032】また、一対のガイド板には、対向する内面
に断面く字型の摺動溝を形成すれば、摺動溝に接触する
挿入物品を両側から確実に保持でき、保持間隔を移動す
る挿入物品の脱落を防止できる。
【0033】また、一対のガイド板には、基端の支軸に
ギア部を形成し、この一対のギア部を係合して回動自在
とし、ガイド板を共動可能とすれば、ガイド板間に挿入
物品を移動する事により、一対のガイド板は、保持間隔
を共動して拡開する。そのため、一対のガイド板は、一
方のガイド板にのみ挿入物品の押圧力が加えられた場合
にも、他方のガイド板をも均一に拡開し、保持間隔を左
右対称に大きく拡開し、袋体の開口部に挿入物品を正確
に挿入する事が可能となる。
【0034】また、一対のガイド板は、基端の支軸にギ
ア部を形成し、この一対のギア部を係合して回動自在と
し、ガイド板を共動可能とするとともにガイド板を保持
間隔を狭める方向に発条で付勢する事ができる。そのた
め、ガイド板は、挿入方向の先端の間隔を小さく設けた
状態で、袋体の開口部に挿入する事ができ、確実な挿入
を可能とする。また、発条の付勢力に抗して挿入物品
を、ガイド板間に移動するだけで、一対のガイド板は、
保持間隔を共動して拡開する。このため、一対のガイド
板は、一方のガイド板にのみ挿入物品の押圧力が加えら
れた場合にも、他方のガイド板をも均一に拡開し、保持
間隔を左右対称に大きく拡開し、袋体の開口部に挿入物
品を正確に挿入する事が可能となる。
【0035】また、挿入物品の袋体への挿入は、進退可
能なシリンダーにて挿入物品を押圧する事により行え
ば、簡易な構成による挿入物品の挿入作業が可能とな
る。
【0036】また、袋体は、底部から開口部側へ10m
m〜50mmの範囲に空気導入孔を形成すれば、開口部
を開放する場合、空気導入孔を介して内部に空気の取り
入れができ、上面層と下面層との剥離性を大幅に向上す
る事が可能となる。また、空気導入孔の形成位置が底部
から10mm未満では袋体を袋押圧体で押圧固定する場
合に、空気導入孔を閉止してしまう可能性がある。ま
た、50mmを超えると、袋体の底部方向に空気が入ら
ず、底部まで開口部を開放する事ができない。
【0037】また、挿入物品を袋体に挿入する時に、袋
体内にエアーを吹き込むためのエアーノズルを袋体の開
口部に臨ませて位置すれば、袋体は、内部に導入したエ
アーによって、上面層と下面層との間隔を膨張し、挿入
物品を挿入する事が容易に可能となる。
【0038】また、下面吸着体による袋体の吸着固定
は、袋体の開口部の下面層に係合爪を係合しながら行え
ば、下面層を更に大きな力で固定する事ができ、挿入物
品を確実に挿入する事が可能となる。
【0039】また、挿入作業部への袋体の供給は、供給
帯の表面に一定の間隔で保持突部を突設して移送機構を
形成し、この移送機構の保持突部間に袋体を載置して行
えば、一定の間隔を保った袋体の移送を確実に行う事が
でき、自動化した装置によって袋体を供給し、作業者の
手間を掛けず簡便な作業が可能となる。
【0040】また、挿入作業部には、袋体の移動方向端
面に突当可能な突当爪を、供給帯の両側に臨ませて上下
動可能に配置し、この突当爪を袋体の移動方向に対して
進退調整可能とすれば、挿入作業毎にサイズの異なる複
数種の袋体を使用する場合に好都合なものとなる。即
ち、供給帯に設けた一対の保持突部間よりも袋体が小さ
い場合も、突当爪の進退調整をする事により、一方の保
持突部と突当爪の間に袋体を保持する事ができ、一方の
保持突部を基準として設けた吸着体等の袋体への定位置
を確保できる。そのため、挿入物品を挿入する場合に
も、突当爪を移動調整すれば、袋体の簡便な位置決めが
可能となる。
【0041】また、下面吸着体は、上下動手段に接続し
て上下動可能とすれば、袋体の下面層が湾曲等により下
面吸着体の通常停止位置から離れている場合にも、下面
層まで上昇して下面層を確実に吸着できる。また、下面
吸着体を、上下動可能とすれば、下面層を吸着した後、
下降させる事により、下面層を作業面に確実に固定させ
る事ができる。
【0042】
【実施例】本発明は、上述の如くチューブ容器、缶容
器、瓶詰容器等の挿入物品をシュリンク包装する工程に
於て、袋体に挿入物品を自動化して挿入する事が可能な
ものである。そして、単体の装置として、または、その
他適宜の機構と組み合わせて、種々の産業分野に用いる
事ができるものである。一例に於て、チューブ容器等の
挿入物品を搬送するベルトコンベヤ等の搬送手段と接続
して使用する実施例を図面に於いて説明すれば、(1)は
装置本体で、図8に示す如く、コンベヤ等の搬送部(2)
の近傍に容易に設置する事ができ、既設の工程に於ても
簡易な増設を可能とする。
【0043】この装置本体(1)は、搬送部(2)の搬送方
向と交差する方向に挿入物品(3)を移動する取出機構
(4)を形成する。この取出機構(4)は、図9、図10に
示す如く、搬送部(2)の上面に臨ませて位置し、スプロ
ケット等の一対の回動輪(5)間にチェーン(6)を架け渡
し、このチェーン(6)の表面に、一定の間隔を介して取
出押圧板(7)を突設し、搬送部(2)で送られてくる挿入
物品(3)を係合し、この挿入物品(3)の挿入作業部(9)
への取出しを可能とする。
【0044】また、装置本体(1)は、取出機構(4)の移
動方向に、挿入物品(3)を一個ずつ保持した状態で移動
し得るバケットコンベヤ型の移動機構(8)を形成する。
この移動機構(8)は、一対のスプロケット(図示せず)間
に架け渡したチェーン(図示せず)に接続して回動可能な
ベルト部(10)を設け、このベルト部(10)の外周面
に、図8に示す如く一定の間隔を介して保持突起(11)
形成し、この保持突起(11)間に挿入物品(3)の載置間
隔(12)を形成するとともに上記取出機構(4)に対して
交差する方向に挿入物品(3)の移動を可能とする。
【0045】また、装置本体(1)は、図8に示す如く、
移動機構(8)上の挿入物品(3)を挿入作業部(9)方向に
押圧可能なプッシャー機構(13)を形成する。このプッ
シャー機構(13)は、移動機構(8)に対して交差する方
向に進退移動を可能とし、本実施例に於ては、挿入物品
(3)のキャップ側を押圧可能とする。
【0046】また、挿入物品(3)は、一端を開口部(1
4)としたシュリンクフィルム製の袋体(15)に挿入さ
れるものであるが、上記、プッシャー機構(13)の押圧
移動方向には、図8に示す如く、袋体(15)を挿入作業
部(9)に移送可能な移送機構(16)を形成する。この移
送機構(16)は、回動可能な供給帯(17)の表面に、図
2に示す如く、一定の間隔を介して保持突部(18)を突
設し、この保持突部(18)間に袋体(15)の載置スペー
ス(20)を設けて、上記移動機構(8)と同様にバケット
コンベヤ型に形成する。
【0047】また、この移送機構(16)の移送元方向の
上部には、図8〜図10に示す如く、積み重ねた袋体
(15)を収納する収納部(21)を形成する。この収納部
(21)は、外周面を被覆板(22)で被覆するとともに底
部に、袋体(15)の形成面積よりも小さい面積で取出開
口(23)を開口する。また、収納部(21)の下側には、
図9に示す如く、収納部(21)内の袋体(15)の取り出
しを行う吸着部(24)を位置する。この吸着部(24)
は、装置本体(1)に対して上下動可能に形成し、収納部
(21)の下側から一枚ずつ取り出した袋体(15)を、供
給帯(17)の載置スペース(20)上に載置可能とする。
【0048】また、挿入作業部(9)の作業面(19)に
は、図8に示す如く移送機構(16)に臨ませて下面吸着
体(26)を形成する。この下面吸着体(26)は、バキュ
ーム手段(図示せず)と接続し、載置スペース(20)上に
袋体(15)を載置した状態で、開口部(14)側の下面層
(25)を、図1〜図4に示す如く吸着固定する事が可能
である。
【0049】また、この下面層(25)の吸着固定を行う
下面吸着体(26)に対し、袋体(15)の上面層(27)を
吸着固定する上面吸着体(28)を設ける。この上面吸着
体(28)は、作業面(19)の上面に臨ませて位置すると
ともにシリンダーの進退動手段(30)の先端に設置し、
上下方向の移動を可能とする。また、上面吸着体(28)
は、バキューム手段(図示せず)と接続する事により、図
1〜図5に示す如く、袋体(15)の上面層(27)を吸着
して、袋体(15)の開口部(14)を開放する事が可能と
でる。
【0050】また、この開口部(14)の開放時に於て、
袋体(15)の下面層(25)は下面吸着体(26)によって
吸着固定されるものであるが、さらに下面層(25)の確
実な固定を行うために、下面層(25)の開口部(14)に
臨ませて係合爪(31)を形成する。この係合爪(31)
は、図2〜図3に示す如く、回動ピン(32)によって装
置本体(1)の内部に軸支されるとともに基端部を、シリ
ンダー等の駆動手段(33)と接続している。また、係合
爪(31)は、先端部を、装置本体(1)に開口した開口穴
(29)から回動可能に突出し、袋体(15)の開口部(1
4)の下面層(25)を係合固定可能とする。
【0051】また、この係合爪(31)から挿入物品(3)
の移動元側には、図1〜図5、図8に示す如く一対のガ
イド板(35)を位置する。このガイド板(35)は、バネ
鋼等の素材で弾性的に形成し、挿入物品(3)の保持間隔
(34)を介してハ字型に対向位置し、移送機構(16)側
に位置する先端部分の保持間隔(34)を基端部側よりも
幅狭な間隔に形成する。
【0052】また、ガイド板(35)は、作業面(19)に
設けた長穴(39)から上端を突出する支軸(36)に弾性
湾曲部(49)を介して基端部を固定し、この弾性湾曲部
(49)を介して弾性変形を可能としている。このように
形成すると、ガイド板(35)は、構造を簡略化して形成
する事が可能となる。また、ガイド板(35)は、支軸
(36)を進退可能に接続するシリンダー等のアクチュエ
ーター(37)の作動により、プッシャー機構(13)の移
動方向と平行に移動可能とする。そして、ガイド板(3
5)の先端部分を、袋体(15)の開口部(14)に挿入お
よび抜き出しを可能とする。
【0053】また、一対のガイド板(35)は、図7に示
す如く、対向する内面に断面く字型の摺動溝(38)を形
成する事により、摺動溝(38)に接触する挿入物品(3)
の保持を安定良く可能とし、保持間隔(34)を移動する
挿入物品(3)の脱落を防止して、袋体(15)への挿入物
品(3)の確実な挿入を可能とする事ができる。
【0054】また、挿入物品(3)を挿入した袋体(15)
は、移送機構(16)によって移送され、加熱機構(61)
によって、開口部(14)を収縮可能とする。また、この
移送機構(16)の移送先方向には、図8に示す如く、袋
体(15)に挿入した挿入物品(3)を搬送部(2)に送り出
す送出機構(40)を形成する。この送出機構(40)は、
移送機構(16)の移送方向とは交差する方向に形成し、
移送先方向を搬送部(2)の上面に臨ませて接続してい
る。
【0055】また、この送出機構(40)は、上記取出機
構(4)と同様に、スプロケット等の一対の回動輪(図示
せず)間にチェーン(41)を架け渡し、このチェーン(4
1)の外周面に、挿入物品(3)を搬送部(2)に押圧可能
とする送出押圧板(42)を一定の間隔を介して突設す
る。
【0056】また、図8中の(43)は、タイミングゲー
トストッパーで、搬送部(2)の上面に臨ませて設置し、
この搬送部(2)上の挿入物品(3)を、取出機構(4)の下
側に停止させる事が可能である。このように形成する
と、搬送部(2)から取出機構(4)による挿入物品(3)の
取り出しが容易となる。
【0057】上述の如く構成したものであって、チュー
ブ容器、缶容器、瓶容器等の挿入物品(3)を、シュリン
クフィルム製の袋体(15)に挿入するには、まず、ベル
トコンベヤ等の搬送部(2)によって搬送されている挿入
物品(3)を、取出機構(4)によって移動機構(8)側へ一
品ずつ取り出す。
【0058】この挿入物品(3)の取り出し作業は、図9
に示す如く、搬送部(2)の上面に臨ませた取出機構(4)
の回動輪(5)を駆動してチェーン(6)を回転する。この
回転を行うと、このチェーン(6)の外周面に接続した取
出押圧板(7)が、搬送部(2)上の挿入物品(3)を係合し
て移動機構(8)方向に押圧移動する。
【0059】また、移動機構(8)に移動した挿入物品
(3)は、図8に示す如く、ベルト部(10)の保持突起
(11)間の載置間隔(12)に載置される。そして、挿入
物品(3)は、ベルト部(10)の回転によって取出機構
(4)の移動方向とは交差する方向に移動し、プッシャー
機構(13)に臨ませた位置で停止する。
【0060】また、上記挿入物品(3)の移動作業と平行
して、挿入作業部(9)への袋体(15)の移送作業が行わ
れている。この移送作業は、収納部(21)内に積み重ね
た袋体(15)の最下段に位置するものを、図9に示す如
く上下動可能な吸着部(24)で吸着する。次に、吸着部
(24)を下降して、取出開口(23)から袋体(15)を取
り出し、供給帯(17)の保持突部(18)間に設けた載置
スペース(20)に袋体(15)を一枚ずつ載置する。
【0061】また、載置スペース(20)に載置した袋体
(15)は、供給帯(17)の回転によって挿入作業部(9)
の方向に移送される。そして、袋体(15)は、挿入作業
部(9)に位置すると、装置本体(1)の上面部分に設けた
下面吸着体(26)によって、下面層(25)を吸着固定さ
れる。
【0062】また、この下面層(25)を固定された袋体
(15)は、上面吸着体(28)によって上面層(27)を吸
着固定される。そして、この吸着後、進退動手段(30)
を作動して、上面吸着体(28)を引き上げ、袋体(15)
の開口部(14)を図2に示す如く開放する。
【0063】また、挿入物品(3)を袋体(15)に挿入す
る際に、袋体(15)の下面層(25)と挿入物品(3)とが
強く擦れて、開口部(14)の下面層(25)の端縁が内側
に巻き込まれて、下面吸着体(26)が分離する虞れがあ
るため、係合爪(31)と接続する駆動手段(33)を作動
して、係合爪(31)で袋体(15)の開口部(14)の端縁
を、図3に示す如く係合固定し、下面層(25)の確実な
固定を行う。
【0064】次に、この開放状態の開口部(14)に、図
4に示す如くハ字型に対向する一対のガイド板(35)の
先端を挿入する。この挿入方法は、ガイド板(35)の支
軸(36)と接続するアクチュエーター(37)を作動し
て、ガイド板(35)を袋体(15)方向に移動する。
【0065】また、ガイド板(35)の先端を開口部(1
4)に挿入した状態で、プッシャー機構(13)の前方で
停止している挿入物品(3)を、図1に示す如く、プッシ
ャー機構(13)の作動によって袋体(15)方向に押圧
し、ガイド板(35)間の保持間隔(34)に位置させる。
【0066】また、さらに、プッシャー機構(13)を継
続して作動すると、保持間隔(34)に位置する挿入物品
(3)は、袋体(15)の開口部(14)方向に移動する。こ
の移動によって、挿入物品(3)は、一対のガイド板(3
5)と接触し、このガイド板(35)の内側への付勢力に
抗して、ガイド板(35)の内側に沿って保持間隔(34)
を、図5に示す如く押圧拡開する。この押圧拡開は、弾
性湾曲部(49)から弾性変形して行われる。
【0067】この場合、一対のガイド板(35)は、図7
に示す如く対向する内面に断面く字型の摺動溝(38)を
形成するため、この摺動溝(38)によって挿入物品(3)
は摺動可能に安定良く保持されながら移動を行う。その
ため、挿入物品(3)は、ガイド板(35)間から不用意に
脱落する虞れがない。
【0068】また、ガイド板(35)は、先端を袋体(1
5)の開口部(14)に挿入した状態で、保持間隔(34)
を拡開するため、この拡開に伴い袋体(15)は、ガイド
板(35)の先端によって開口部(14)を大きく開放す
る。そして、プッシャー機構(13)を、最後まで作動す
れば、挿入物品(3)は、図6に示す如く、大きく開口し
た開口部(14)から、ガイド板(35)に沿って袋体(1
5)内に確実に挿入する事が可能となる。
【0069】また、この挿入後、挿入物品(3)および袋
体(15)は、加熱機構(61)の熱風によって開口部(1
4)を収縮した後、移送機構(16)によって移送先方向
の送出機構(40)に移送される。そして、この送出機構
(40)の送出押圧板(42)の押圧によって、挿入物品
(3)および袋体(15)は、押圧方向に位置する搬送部
(2)に移動し、この搬送部(2)によって次の熱収縮工程
に搬送される。
【0070】また、上記第1実施例に於て、移送機構
(16)は、保持突部(18)間の載置スペース(20)に袋
体(15)を載置して、挿入作業部(9)への移送を行って
いる。この載置スペース(20)は、図11〜図19に示
す第2実施例に於て可変できるものとし、挿入作業部
(9)には、袋体(15)の移動方向端面に突当可能な突当
爪(45)を形成する。
【0071】この突当爪(45)は、図11、図12に示
す如く、シリンダー等の上下動体(46)に接続し、作業
面(19)に形成した調整長穴(47)を介して先端部を作
業面(19)から突出し、供給帯(17)の両側に臨ませて
位置可能とする。また、上下動体(46)は、作業面(1
9)の下面に固定した進退調整体(48)の螺子杆(50)
に接続し、突当爪(45)を袋体(15)の移動方向に対し
て進退可能としている。
【0072】このように形成すると、サイズの異なる複
数種の袋体(15)を挿入作業部(9)に移送する場合に
も、突当爪(45)を移動して、この突当爪(45)と一方
の保持突部(18)との間隔を調整でき、一方の保持突部
(18)を基準とする袋体(15)の正確な位置決めを簡便
に行う事が可能となる。
【0073】また、上記第1実施例では、袋体(15)の
下面層(25)を吸着する下面吸着体(26)を固定的に形
成した。そして、第2実施例に於ては、下面吸着体(2
6)を、シリンダー等の上下動手段(60)に接続して上
下動可能とする。このように形成すると、袋体(15)の
下面層(25)が湾曲等により下面吸着体(26)の通常停
止位置から離れている場合にも、下面層(25)まで上昇
して下面層(25)を確実に吸着できる。また、下面吸着
体(26)を、上下動可能とすれば、下面層(25)を吸着
した後、下降させる事により、下面層(25)を作業面
(19)に確実に固定させる事ができる。
【0074】また、下面吸着体(26)の他に、袋体(1
5)の底方向を作業面(19)に押圧固定する袋押圧体(5
1)を設けて、袋体(15)の開口部(14)を開放する。
この押圧体(51)は、1箇所に設けても良いし、2箇所
設けても良い。
【0075】この開放方法は、まず、挿入作業部(9)に
袋体(15)を位置し、袋体(15)の下面層(25)を、図
13、図14に示す如く下面吸着体(26)で吸着固定す
る。また、進退動手段(30)を作動して、上面吸着体
(28)を下降し、袋体(15)の上面層(27)を吸着固定
する。また、上面吸着体(27)の下降と同時に、袋体
(15)の底方向の上部に臨ませた袋押圧体(51)を下降
し、袋体(15)の底部を作業面(19)に押圧固定する。
【0076】そして、この袋押圧体(51)による押圧固
定を行ったまま、進退動手段(30)を逆方向に作動し、
上面吸着体(28)に吸着した上面層(27)を引き上げ、
袋体(15)の開口部(14)を図15に示す如く開放す
る。
【0077】この開放は、袋押圧体(51)によって袋体
(15)の底方向を作業面(19)に押圧固定して行うた
め、上面層(27)の吸着をする上面吸着体(28)を引き
上げても、袋体(15)の底部が作業面(19)から持ち上
がる事がなく、上面層(27)と下面層(25)との剥離性
が大幅に向上し、開口部(14)の確実な開放が可能にな
る。
【0078】また、袋体(15)は、底部から開口部(1
4)側へ10mm〜50mmの範囲に空気導入孔(52)
を形成する。そのため、開口部(14)の開放を行う場
合、空気導入孔(52)を介して内部に空気の取り入れが
でき、上面層(27)と下面層(25)との剥離性が大幅に
向上する。また、空気導入孔(52)の形成位置が底部か
ら10mm未満では袋体(15)を袋押圧体(51)で押圧
固定する場合に、空気導入孔(52)を閉止してしまう可
能性がある。また、50mmを超えると、袋体(15)の
底部方向に空気が入らず、底部まで開口部(14)を開放
する事ができない。
【0079】また、作業面(19)の下側に位置する駆動
手段(33)を作動し、袋体(15)の開口部(14)に臨ま
せた係合爪(31)で、図17に示す如く下面層(25)を
下方向に押圧し、袋体(15)を作業面(19)に強く固定
する。このように係合爪(31)を用いて、下面層(25)
の上面から固定すれば、下面層(25)の端縁が挿入物品
(3)によって内側に巻き込まれる事がなく、下面層(2
5)の確実な固定を行う。
【0080】次に、袋体(15)に挿入物品(3)を挿入す
るには、開口部(14)に、図16、図17に示す如く、
ハ字型に対向する一対のガイド板(35)の先端部を挿入
する。この挿入方法は、ガイド板(35)の支軸(36)と
接続するアクチュエーター(37)を作動し、ガイド板
(35)を袋体(15)方向に移動する。
【0081】また、ガイド板(35)の先端部を開口部
(14)に挿入した状態で、プッシャー機構(13)を作動
し、挿入物品(3)を袋体(15)方向に押圧する。この押
圧によって、挿入物品(3)は、ガイド板(35)間の保持
間隔(34)に移動する。
【0082】このガイド板(35)は、基端部を支軸(3
6)に接続し、この支軸(36)に形成した一対のギア部
(53)を回動自在に係合する。また、一対の支軸(36)
は、支持基板(54)に回動可能に軸支し、この支持基板
(54)を介してシリンダー等のアクチュエーター(37)
に接続する事により、ガイド板(35)を袋体(15)に対
して進退移動可能とする。
【0083】また、支持基板(54)とギア部(53)とを
発条(56)で接続し、この発条(56)の付勢力によっ
て、保持間隔(34)を狭める方向にガイド板(35)を付
勢している。また、図11、図13、図16、図19に
於ては、図面の簡略化を行う目的で、ギア部(53)を実
線で記載し、長穴(39)を2点鎖線で記載する。
【0084】そして、挿入物品(3)を開口部(14)方向
に移動する事によって、ガイド板(35)は、内側を押圧
され、発条(56)の付勢力に抗して支軸(36)を回動す
る。また、この支軸(36)は、ギア部(53)を回動自在
に係合する事により、ガイド板(35)の共動を可能とす
る。
【0085】そのため、一対のガイド板(35)は、一方
のガイド板(35)にのみ挿入物品(3)の押圧力が加えら
れた場合にも、他方のガイド板(35)をも均一に拡開
し、保持間隔(34)を左右対称に大きく拡開する事がで
きる。また、挿入物品(3)が、挿入方向とはズレる方向
に押圧されるような事態が生じても、挿入物品(3)が袋
体(15)の内面に引っ掛かったり、袋体(15)を破損し
たりする事がなく、図19、図20に示す如く、摺動溝
(38)によって確実に保持しながら、開口部(14)に挿
入する事が可能となる。
【0086】また、このガイド板(35)は、ギア部(5
3)に発条(56)を接続し、この発条(56)によって、
保持間隔(34)を狭める方向に付勢する。そのため、弾
性湾曲部(49)を形成したガイド板(35)の如く、自身
で弾性変形を生じる事がない。このため、ガイド板(3
5)は、弾性疲労等による破損、故障等を生じる虞れが
なく、正確な挿入作業を、長時間行う事が可能となる。
【0087】また、この挿入物品(3)の挿入時に、袋体
(15)の開口部(14)に臨ませてエアーノズル(57)を
配置し、このエアーノズル(57)から袋体(15)内にエ
アーを吹き込めば、袋体(15)は、導入したエアーによ
って、図18に示す如く、上面層(27)と下面層(25)
との間を膨脹し、挿入物品(3)を容易に挿入する事が可
能となる。
【0088】また、挿入物品(3)の挿入に伴い、進退動
手段(30)を作動し、上面吸着体(28)を上昇するとと
もに上面層(27)を解放する。また、この時点では、袋
押圧体(51)は、袋体(15)の底方向を作業面(19)に
押圧している。
【0089】そして、挿入物品(3)を完全に挿入する直
前に、袋押圧体(51)を上昇し、袋体(15)への押圧を
解除する。この押圧解除の操作によって、袋体(15)は
底方向を解放され、挿入物品(3)を奥まで挿入する事が
可能となる。
【0090】また、袋体(15)に挿入物品(3)を完全に
挿入した後、下面吸着体(26)による下面層(25)の吸
着を停止する。また、作業面(19)の下側に位置する駆
動手段(33)を作動し、開口部(14)の下面層(25)か
ら係合爪(31)を離脱する。同時に、プッシャー機構
(13)を、移動機構(8)側に移動する。
【0091】また、アクチュエーター(37)を作動し、
支軸(36)をプッシャー機構(13)の移動元側に移動す
れば、ガイド板(35)は、袋体(15)の開口部(14)か
ら先端部を離脱する。そして、ガイド板(35)は、発条
(56)の付勢力によって内側に付勢され、保持間隔(3
4)を狭める方向に回動する。このように、下面吸着体
(26)、係合爪(31)、プッシャー機構(13)、ガイド
板(35)を各々操作すれば、後続の挿入物品(3)を袋体
(15)に挿入する事が可能となる。
【0092】また、挿入作業の終了した挿入物品(3)お
よび袋体(15)を、移送機構(16)の移送先方向に移送
するには、上下動体(46)を作動し、突当爪(45)を作
業面(19)よりも低い位置に下降すれば、袋体(15)
は、下面層(25)と突当爪(45)とを接触させる事がな
く、傷等の発生を防止できる。
【0093】また、移送機構(16)は、移送途中に於
て、袋体(15)の開口部(14)を加熱機構(61)の熱風
によって、熱収させた後、挿入物品(3)および袋体(1
5)を移送先の送出機構(40)に移動する。そして、こ
の送出機構(40)の送出押圧板(42)の押圧によって、
挿入物品(3)および袋体(15)は、押圧方向に位置する
搬送部(2)に移動し、搬送部(2)によって次工程に搬送
される。
【0094】また、上記各実施例に於て、一対のガイド
板(35)は、袋体(15)の長さ方向に対して傾斜したハ
字型の状態で、開口部(14)を開放する。しかしなが
ら、第3実施例に於て、一対のガイド板(35)は、袋体
(15)への挿入側を、図21、図22に示す如く、袋体
(15)の長さ方向と平行に折曲して折曲片(58)とす
る。この場合、ガイド板(35)は、折曲片(58)の折曲
角度(59)を袋体(15)の形成幅に対応して調整する。
【0095】このように形成すると、開口部(14)に挿
入した折曲片(58)は袋体(15)内の両側に平行に接触
し、保持間隔(34)を大きく形成できるとともに袋体
(15)の一部のみを強く押圧して袋体(15)を破損した
りする事がなく、挿入物品(3)の正確な挿入作業を可能
とするものである。
【0096】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、チューブ容器、缶容器、瓶容器等の挿入物品をシ
ュリンク包装する工程に於て、袋体に挿入物品を挿入す
る場合、袋体が柔らかくて腰がないときにも、開口部の
開放作業に失敗や無理を生じる虞れがなく、開口部の確
実な開放が可能となる。
【0097】また、挿入物品は、先端を開口部に挿入し
た一対のガイド板によって両側を保持されながら、大き
く開放した開口部方向に移動するため、袋体への確実な
挿入が可能となる。
【0098】また、この袋体への挿入物品の挿入作業
は、自動化して簡易に行う事が可能であるから、従来の
如く、作業者の煩わしい手作業を不要とし、作業効率を
大幅に向上して、廉価に行う事が可能となるものであ
る。また、小さな袋体を用いて熱吸収後の、袋体と挿入
物品との密着性を良くし、体裁を良くする事ができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋体の開口部にガイド板を挿入し挿入物品の挿
入を開始した状態を示す第1実施例の斜視図である。
【図2】上面吸着体および下面吸着体で袋体の開口部を
開放した状態を示す第1実施例の斜視図である。
【図3】開放状態の開口部に係合爪を係合した状態を示
す第1実施例の斜視図である。
【図4】開口部にガイド板を挿入した状態を示す第1実
施例の斜視図である。
【図5】開口部に挿入したガイド板を挿入物品で拡開し
た状態を示す第1実施例の斜視図である。
【図6】挿入物品を袋体に挿入した状態を示す第1実施
例の斜視図である。
【図7】図2の係合爪のA−A線端面図である。
【図8】第1実施例の装置全体の平面図である。
【図9】図8のB−B線側面図である。
【図10】第1実施例の正面図である。
【図11】挿入作業部および突当爪の要部を示す第2実
施例の平面図である。
【図12】図11のC−C線断面図である。
【図13】袋体の下面層を吸着固定した状態を示す第2
実施例の平面図である。
【図14】袋体の下面層を吸着固定した状態を示す第2
実施例の断面図である。
【図15】袋体の底方向を押圧するとともに開口部を開
放した状態を示す第2実施例の断面図である。
【図16】袋体の開口部にガイド板を挿入した状態を示
す第2実施例の平面図である。
【図17】袋体の開口部にガイド板を挿入した状態を示
す第2実施例の断面図である。
【図18】袋体にエアーを吹き込みながら挿入物品を挿
入する状態を示す実施例の断面図である。
【図19】袋体に挿入物品を挿入する状態を示す第2実
施例の平面図である。
【図20】袋体に挿入物品を挿入する状態を示す第2実
施例の断面図である。
【図21】ガイド板の折曲片を袋体の長さ方向と平行に
形成した実施例の平面図である。
【図22】ガイド板の折曲片を袋体の長さ方向と平行に
大きく形成した実施例の平面図である。
【符号の説明】
3 挿入物品 9 挿入作業部 14 開口部 15 袋体 16 移送機構 17 供給帯 18 保持突部 25 下面層 26 下面吸着体 27 上面層 28 上面吸着体 31 係合爪 34 保持間隔 35 ガイド板 36 支軸 38 摺動溝 45 突当爪 52 空気導入孔 53 ギア部 56 発条 57 エアーノズル 58 折曲片 60 上下動手段

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を開口部とするシュリンクフィルム
    製の袋体を、挿入作業部に供給し、この挿入作業部に於
    て、袋体の下面層を下面吸着体で吸着固定し、この袋体
    の上面層を上面吸着体によって吸着固定した後、上面吸
    着体を引き上げて袋体の開口部を開放するとともにこの
    開放した開口部に、対向する一対のガイド板の先端を挿
    入位置し、このガイド板間の保持間隔に挿入物品を位置
    し、この挿入物品を開口部方向に押圧移動する事によ
    り、一対のガイド板の内側に沿って、挿入物品を袋体に
    挿入する事を特徴とするシュリンクフィルム製の袋体に
    挿入物品を挿入する方法。
  2. 【請求項2】 一端を開口部とするシュリンクフィルム
    製の袋体の下面層を挿入作業部に於て吸着固定する下面
    吸着体と、袋体の上面に臨ませて上下動可能に位置し袋
    体の上面層を吸着して引き上げ開口部を開放する上面吸
    着体と、袋体の開口部に挿入および抜き出し可能に形成
    するとともに挿入物品を内面に沿わせて袋体に導入する
    一対のガイド板とから成る事を特徴とするシュリンクフ
    ィルム製の袋体に挿入物品を挿入する装置。
  3. 【請求項3】 一端を開口部とするシュリンクフィルム
    製の袋体を、挿入作業部に供給し、この挿入作業部に於
    て、袋体の下面層を下面吸着体で吸着固定するとともに
    袋体の底方向を袋押圧体により挿入作業部に押圧固定
    し、この袋体の上面層を上面吸着体によって吸着固定し
    た後、上面吸着体を引き上げて袋体の開口部を開放する
    とともにこの開放した開口部に、対向する一対のガイド
    板の先端を挿入位置し、このガイド板間の保持間隔に挿
    入物品を位置し、この挿入物品を開口部方向に押圧移動
    する事により、一対のガイド板の内側に沿って挿入物品
    を袋体に挿入する事を特徴とするシュリンクフィルム製
    の袋体に挿入物品を挿入する方法。
  4. 【請求項4】 一端を開口部とするシュリンクフィルム
    製の袋体の下面層を挿入作業部に於て吸着固定する下面
    吸着体と、袋体の上面に臨ませて上下動可能に位置し袋
    体の上面層を吸着して引き上げ開口部を開放する上面吸
    着体と、袋体の底方向を挿入作業部に押圧固定する袋押
    圧体と、袋体の開口部に挿入および抜き出し可能に形成
    するとともに挿入物品を内面に沿わせて袋体に導入する
    一対のガイド板とから成る事を特徴とするシュリンクフ
    ィルム製の袋体に挿入物品を挿入する装置。
  5. 【請求項5】 一対のガイド板は、ハ字型に対向した事
    を特徴とする請求項1または3のシュリンクフィルム製
    の袋体に挿入物品を挿入する方法。
  6. 【請求項6】 一対のガイド板は、ハ字型に対向した事
    を特徴とする請求項2または4のシュリンクフィルム製
    の袋体に挿入物品を挿入する装置。
  7. 【請求項7】 一対のガイド板は、袋体への挿入側を袋
    体の長さ方向と平行に折曲して折曲片とした事を特徴と
    する請求項1または3のシュリンクフィルム製の袋体に
    挿入物品を挿入する方法。
  8. 【請求項8】 一対のガイド板は、袋体への挿入側を袋
    体の長さ方向と平行に折曲して折曲片とした事を特徴と
    する請求項2または4のシュリンクフィルム製の袋体に
    挿入物品を挿入する装置。
  9. 【請求項9】 一対のガイド板は、対向する内面に断面
    く字型の摺動溝を形成した事を特徴とする請求項1、
    3、5または7のシュリンクフィルム製の袋体に挿入物
    品を挿入する方法。
  10. 【請求項10】 一対のガイド板は、対向する内面に断
    面く字型の摺動溝を形成した事を特徴とする請求項2、
    4、6または8のシュリンクフィルム製の袋体に挿入物
    品を挿入する装置。
  11. 【請求項11】 一対のガイド板は、基端の支軸にギア
    部を形成し、この一対のギア部を係合して回動自在と
    し、ガイド板を共動可能とした事を特徴とする請求項
    1、3、5、7または9のシュリンクフィルム製の袋体
    に挿入物品を挿入する方法。
  12. 【請求項12】 一対のガイド板は、基端の支軸にギア
    部を形成し、この一対のギア部を係合して回動自在と
    し、ガイド板を共動可能とした事を特徴とする請求項
    2、4、6、8または10のシュリンクフィルム製の袋
    体に挿入物品を挿入する装置。
  13. 【請求項13】 一対のガイド板は、基端の支軸にギア
    部を形成し、この一対のギア部を係合して回動自在と
    し、ガイド板を共動可能とするとともにガイド板を保持
    間隔を狭める方向に発条で付勢した事を特徴とする請求
    項1、3、5、7または9のシュリンクフィルム製の袋
    体に挿入物品を挿入する方法。
  14. 【請求項14】 一対のガイド板は、基端の支軸にギア
    部を形成し、この一対のギア部を係合して回動自在と
    し、ガイド板を共動可能とするとともにガイド板を保持
    間隔を狭める方向に発条で付勢した事を特徴とする請求
    項2、4、6、8または10のシュリンクフィルム製の
    袋体に挿入物品を挿入する装置。
  15. 【請求項15】 挿入物品の袋体への挿入は、進退可能
    なシリンダーにて挿入物品を押圧する事により行う事を
    特徴とする請求項1または3のシュリンクフィルム製の
    袋体に挿入物品を挿入する方法。
  16. 【請求項16】 挿入物品の袋体への挿入は、進退可能
    なシリンダーにて挿入物品を押圧する事により行う事を
    特徴とする請求項2または4のシュリンクフィルム製の
    袋体に挿入物品を挿入する装置。
  17. 【請求項17】 袋体は、底部から開口部側へ10mm
    〜50mmの範囲に空気導入孔を形成する事を特徴とす
    る請求項1または3のシュリンクフィルム製の袋体に挿
    入物品を挿入する方法。
  18. 【請求項18】 袋体は、底部から開口部側へ10mm
    〜50mmの範囲に空気導入孔を形成する事を特徴とす
    る請求項2または4のシュリンクフィルム製の袋体に挿
    入物品を挿入する装置。
  19. 【請求項19】 挿入物品を袋体に挿入する時に、袋体
    内にエアーを吹き込みながら行う事を特徴とする請求項
    1または3のシュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を
    挿入する方法。
  20. 【請求項20】 挿入物品を袋体に挿入する時に、袋体
    内にエアーを吹き込むためのエアーノズルを袋体の開口
    部に臨ませて位置した事を特徴とする請求項2または4
    のシュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を挿入する装
    置。
  21. 【請求項21】 下面吸着体による袋体の吸着固定は、
    袋体の開口部の下面層に係合爪を係合しながら行う事を
    特徴とする請求項1または3のシュリンクフィルム製の
    袋体に挿入物品を挿入する方法。
  22. 【請求項22】 下面吸着体による袋体の吸着固定は、
    袋体の開口部の下面層に係合爪を係合しながら行う事を
    特徴とする請求項2または4のシュリンクフィルム製の
    袋体に挿入物品を挿入する装置。
  23. 【請求項23】 挿入作業部への袋体の供給は、供給帯
    の表面に一定の間隔で保持突部を突設して移送機構を形
    成し、この移送機構の保持突部間に袋体を載置して行う
    事を特徴とする請求項1または3のシュリンクフィルム
    製の袋体に挿入物品を挿入する方法。
  24. 【請求項24】 挿入作業部への袋体の供給は、供給帯
    の表面に一定の間隔で保持突部を突設して移送機構を形
    成し、この移送機構の保持突部間に袋体を載置して行う
    事を特徴とする請求項2または4のシュリンクフィルム
    製の袋体に挿入物品を挿入する装置。
  25. 【請求項25】 挿入作業部には、袋体の移動方向端面
    に突当可能な突当爪を、供給帯の両側に臨ませて上下動
    可能に配置し、この突当爪を袋体の移動方向に対して進
    退調整可能とした事を特徴とする請求項1、3または2
    3のシュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を挿入する
    方法。
  26. 【請求項26】 挿入作業部には、袋体の移動方向端面
    に突当可能な突当爪を、供給帯の両側に臨ませて上下動
    可能に配置し、この突当爪を袋体の移動方向に対して進
    退調整可能とした事を特徴とする請求項2、4または2
    4のシュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を挿入する
    装置。
  27. 【請求項27】 下面吸着体は、上下動手段に接続して
    上下動可能としたものである事を特徴とする請求項1ま
    たは3のシュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を挿入
    する方法。
  28. 【請求項28】 下面吸着体は、上下動手段に接続して
    上下動可能としたものである事を特徴とする請求項2ま
    たは4のシュリンクフィルム製の袋体に挿入物品を挿入
    する装置。
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