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JPH0768877A - 印字用テープ収容カセット - Google Patents

印字用テープ収容カセット

Info

Publication number
JPH0768877A
JPH0768877A JP15952093A JP15952093A JPH0768877A JP H0768877 A JPH0768877 A JP H0768877A JP 15952093 A JP15952093 A JP 15952093A JP 15952093 A JP15952093 A JP 15952093A JP H0768877 A JPH0768877 A JP H0768877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
printing
label tape
tape
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15952093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kobayashi
健司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP15952093A priority Critical patent/JPH0768877A/ja
Publication of JPH0768877A publication Critical patent/JPH0768877A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】汎用プリンタによるラベルテープ印字を可能と
し、操作性良好で、各種の色の組み合わせを安価に実現
できる印字用テープ収容カセットを提供する。 【構成】ラベルテープ収容カセットTC1 は、そのケー
ス30内に、テープ支持台33によって支持されたラベ
ルテープ32と、このラベルテープ32を外部へ繰り出
すためのダイアル34等を備えている。ケース30の底
部には、汎用のワープロの用紙導入口近傍と係合可能な
係合凹部30aが設けられ、その内壁には固定保持用の
バネ35が設けてある。ケース30の側面部には、内部
に収納されたラベルテープ32の視認用窓30bと、ラ
ベルテープ32を外部に取り出すための開口30cが設
けられ、ケース30の上面部にはダイアル34の一部が
手操作可能なようにケース外へ突出する開口30dが設
けられている。ダイアル34を操作することで、ラベル
テープ32の繰り出し及び巻き取りが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルテープ等のテー
プ状の被印字部材に印字を行うのに適した印字用テープ
収容カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状の被印字部材に文字等を
印字する印字装置は一般にプリンタとして汎用されてお
り、このようなプリンタはワープロやパソコン等と接続
可能な単体として構成されたものや、或いはワープロに
内蔵されたもの等が知られている。図14はプリンタを
内蔵したワープロWの斜視図であり、図にて右側部分が
プリンタ機構部Mとなっている。
【0003】プリンタ機構部Mは一例として熱転写プリ
ンタとしての機構を備えており、一般に、用紙導入口
1、プラテンロール2、キャリッジ3、レール4、ハン
ドル5等から構成される。キャリッジ3には印字ヘッド
(ここでは熱転写用ヘッド)6が備えられ、またインク
リボン(熱転写テープ)の収納されたカセット7が着脱
自在に設けられる。キャリッジ3はレール4に沿って案
内されつつ、不図示の駆動手段により矢印A方向に駆動
される。プラテンロール2は、カセット7におけるイン
クリボンの走行方向と交差する方向に用紙Pを搬送すべ
く設けられており、用紙Pをその印字面の裏側から支持
する構成となっている。用紙Pは用紙導入口1から挿入
され、ハンドル5の操作等により図示のように印字ヘッ
ド6とプラテンロール2との間に導かれる。
【0004】また、用紙導入に際し、用紙導入口1近傍
に図15に示すような用紙導入ガイド8を図16に示す
ように固定又は着脱自在に設けることもある。用紙導入
ガイド8には、通常、用紙側端を案内するサイドガイド
8aを用紙幅方向(矢印B方向)に摺動自在に設けてあ
り、用紙サイズに応じた適切な位置に設定できる。な
お、用紙導入ガイド8をプリンタ機構部Mの開口を被蓋
するカバーと兼用する例もある。
【0005】更に、プリンタ機構部Mの要部の模式的断
面図である図16に示すように、プラテンロール2に対
し、一般に用紙搬送のためにプレスロール10や弾性板
からなる押さえ板11が圧接されている。上記プレスロ
ール10は、図17に示すようなベタロールや、図18
に示すような複数の小幅のロールで構成されている。な
お、機構の簡略化のため、プレスロール10や押さえ板
11といった上記構成以外のものも種々存在する。図1
6に示したプリンタ機構部M(熱転写プリンタ)の場
合、印字ヘッド6は印字信号に応じてプラテンロール2
側へ付勢され、カセット7の外部へ引き出されたインク
リボンを介し用紙Pに印字を行う。なお、この例では、
用紙Pの支持をプラテンロール2で行っているが、装置
によっては平板状の支持板を設ける場合もある。
【0006】以上はワープロに内蔵されたプリンタ機構
部Mの構成について述べたが、プリンタ単体として構成
されたものも基本的にはほぼ同一構成である。いずれに
せよ、従来より用紙に印字をすべく上述のようなプリン
タが汎用されてきたわけであるが、最近、ラベルテープ
のような細いテープ状の被印字部材に文字やマーク等を
自在に印字する要望が出てきて、その専用機が好評をは
くしている。しかし、基本的に印字原理が上述のプリン
タと同様であることから、従来の汎用プリンタでもラベ
ルテープ印字を行いたいという要望が生まれ、図19に
示すようなテープ収納カセット20が出現した。このテ
ープ収納カセット20は、従来のキャリッジ3に対し従
来のインクリボンカセット7と共通に装着できるように
したものであり、従来のカセット7がインクリボン供給
リール21と巻き取りリール22だけであったのに加
え、ラベルテープ供給リール23をカセットケース24
内に収納したものであって、印字されたラベルテープ2
5がキャリッジ3の移動方向(矢印A方向)に沿って出
てくるようにしたものである。なお、ラベルテープ25
は、図20に示すように、台紙25aに粘着剤25bを
介しテープ本体25cを接着した構成からなり、インク
リボン26を介し印字ヘッド6によりテープ本体25c
表面に印字がなされるものである。以上のように汎用プ
リンタでもラベルテープ印字を可能にするカセット20
が提案された結果、専用のラベルプリンタを購入せずと
もラベルテープへの印字が可能になった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のラベルテープ印
字可能なカセット20を汎用プリンタに用いて印字を行
うには、例えば図14に示したプリンタ機構部Mにおい
て、キャリッジ3を矢印A方向に沿って左側から右側に
移動させつつ印字を行う。そしてこの場合、図19に示
すように、印字済みのラベルテープ25はカセット20
から左方へ出てくる形となるが、プリンタ機構部Mに対
しては左側に置き去りにされるようにして出てくること
になる。この際、プラテンロール2は不動である。
【0008】ところが、通常、プリンタは1ライン分を
キャリッジ3が左側から右側へ移動しつつ印字し、その
後、次の1ライン印字のためにキャリッジ3が左側の初
期位置に戻るように構成され、これらの動作を繰り返
す。その際、1ライン分の印字が終了する毎に、プラテ
ンロール2が用紙を搬送すべく1ライン分だけ用紙を繰
り出すための回転制御が行われる。
【0009】従って、図19においてキャリッジ3が左
側へ戻るとなると、せっかく印字されたラベルテープ2
5がキャリッジ3と他の部材との間に挟み込まれたり絡
まったりしてぐしゃぐしゃになってしまうという問題が
ある。そのため、上記従来のカセット20を使用してラ
ベルテープ印字を行う場合は、プリンタ本体側の制御
で、キャリッジ3が1ライン分(装置の印字幅能力分)
しか移動できないように制限されるようにしてある。そ
して、距離の長いテープ印字は不可能となっており、ま
た、多くのラベルテープ印字を行おうとするには、キャ
リッジ3が右側に最大移動した時にラベルテープ25を
一旦カットし、その後に再び印字操作を行うといった煩
雑な作業が必要になるといった問題点があった。また、
印字済みのラベルテープ25が図19に示したように左
側に出てくるので、これを取り出しにくいという問題点
もある。
【0010】更に、以上のような操作性上の問題点の他
にも、次のような問題点がある。すなわち、カセット2
0内にはラベルテープとインクリボンが予め収納されて
いて、その入れ換えが利かないことから、ラベルテープ
の色と印字の色の組み合わせを考えると、非常に多くの
種類のカセットを揃える必要が生じるという問題があ
る。例えばラベルテープの色を赤、青、黄、緑、白、黒
の6色とし、印字の色も同様の6色と仮定すると、同色
どうしの組み合わせは省くものとして、全部で30通り
ものカセットが必要となる。従って、ユーザが各種の色
の組み合わせを望む場合、それに応じた数多くのカセッ
トを揃える必要が出てくるため、経済的負担を強いられ
ることになる。特に、この種のラベルテープは各種の色
を組み合わせて使いたい形態のものであるから、上記の
ようにラベルテープとインクリボンが1つのカセット内
に一体化されていると、何種類ものカセットが必要とな
ってしまう。なお、ラベルテープとインクリボンの両方
あるいはいずれか一方を着脱自在にカセット・イン・カ
セット形式にすることにより上記問題点を解消しようと
する提案もあるが、それだけでは前述の操作性上の問題
点は何ら解消されない。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡易
な構成で汎用プリンタによるラベルテープ印字を可能と
し、しかも操作性が良好で、かつ各種の色の組み合わせ
を安価に実現できる印字用テープ収容カセットを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、印字手段を有する印字装置に着脱自在であ
り、該印字手段によりイメージが印字されるテープ状の
被印字部材を収容する印字用テープ収容カセットにおい
て、前記被印字部材を外部に取り出すための開口を有す
るカセット本体と、該カセット本体外に突出する操作部
を有し該操作部を介し前記被印字部材を前記開口から手
動操作可能に繰り出させる繰り出し部材とを備えること
を特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の印字用テープ収容カセットは、従来の
カセット(図19に示したカセット20)のようにラベ
ルテープ等のテープ状被印字部材とインクリボンとを一
緒に収容するものではなく、カセット本体内にはテープ
状被印字部材のみを収容している。本発明のカセットを
用いてテープ状被印字部材に印字するには、まずカセッ
トを印字装置に取り付け、この状態で繰り出し部の操作
部を操作してカセット本体内の被印字部材を外部へ繰り
出す。印字装置は、上記のようにして繰り出された被印
字部材に対し、装置内の印字手段により印字を行う。そ
の印字制御は、基本的には例えば一文字一行形式とする
簡単なソフト対応で実現可能である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の第1実施例のラベル
テープ収容カセットTC1 の組立分解斜視図、図2は上
記カセットTC1 を汎用のワープロWに取り付けた状態
を示す斜視図、図3はカセットTC1 を取り付けたワー
プロWにおけるプリンタ機構部Mの要部の模式的断面図
である。
【0015】本実施例のカセットTC1 は、図2に示す
ように汎用ワープロW(図14に示したものと同じ)に
着脱自在に構成した一例であり、詳しくは図1に示す構
成からなる。すなわち、カセットTC1 は、大略、カセ
ット本体としての略筐体状のケース30と、このケース
30の開放された一側面部を覆う透明な蓋31とを備
え、ケース30内には、リール状に巻かれたラベルテー
プ32、このラベルテープ32を支持するテープ支持台
33、ラベルテープ32を外部へ繰り出す繰り出し部材
としてのダイアル34等が設けられている。
【0016】ケース30の底部には、ワープロWの用紙
導入口1近傍の突部12(図2)と嵌合可能な係合凹部
30aが設けられ、この係合凹部30aの内壁には、上
記突部12との嵌合時にその状態を固定保持するための
バネ35が設けてある。なお、バネ35の代わりに、ス
ポンジ等その他の弾性変形可能な形状としてもよい。更
に、ケース30の側面部には、内部に収納されたラベル
テープ32の視認用窓30bと、ラベルテープ32を外
部に取り出すための開口30cが設けられ、また、ケー
ス30の上面部には操作部としてのダイアル34の一部
が手操作可能なようにケース外へ若干突出する開口30
dが設けられている。
【0017】ケース30の内壁部にはリール軸30eと
ダイアル軸30fとが設けられており、リール軸30e
にはテープ支持台33が回動自在に嵌合され、ダイアル
軸30fにはダイアル34が回動自在に嵌合され、その
状態で、テープ支持台33のギア33aとダイアル34
のギア34aとが噛合するように構成されている。ダイ
アル34はダイアル軸30fに対しネジ36で回動自在
に固定される。テープ支持台33はギア33aと同軸に
円板状のフランジ部33bと円筒状のテープ軸33cが
一体化されており、このテープ軸33cにラベルテープ
32の巻き芯となる円筒基部32dが嵌合する。なお、
テープ支持台33とラベルテープ32とを一体とすべ
く、テープ軸33cと円筒基部32dには互いに係合可
能な突起33dと溝32eがそれぞれ設けられている。
ラベルテープ32、テープ支持台33及びダイアル34
をケース30に内装し、最終的に蓋31をケース30の
開口縁部30gに嵌合して、ネジその他で被蓋する。そ
の際、蓋31の内壁部に突設された嵌合部31aがケー
ス30側のリール軸30eと嵌合することで、テープ支
持台33が回動自在に固定される。なお、蓋31を容易
に取り外せるように、ケース30と蓋31とに周知の係
合手段を設けるようにしてもよい。
【0018】なお、ラベルテープ32の構造は図20に
示した従来のものと同じであり、すなわち図1に示すよ
うにリールの内側が台紙32aでその外側に粘着剤32
bを介してテープ本体32cが接着された構成である。
【0019】以上の構成からなるカセットTC1 は、図
2及び図3に示すように、印字装置としてのプリンタ機
構部Mを内蔵したワープロWにおける用紙導入口1近傍
の突部12の所定位置にケース30の係合凹部30aを
嵌合させた状態に装着して使用される。この場合、上述
のように係合凹部30aにバネ35を設けてあるので、
カセットTC1 は上記嵌合した状態でワープロWに確実
に固定保持される。また、キャリッジ3上には、インク
リボンを収納した通常のカセット(インクリボンカセッ
ト)7を装着する。そして、印字を開始するにあたって
は、まずカセットTC1 のダイアル34を所定方向に回
転操作してラベルテープ32を開口30cからケース外
へ繰り出し、その先端を用紙導入口1へ挿入する。そし
て更に、通常のシート状の用紙を使用する場合と同様
に、ワープロWのハンドル5を回転操作すること等によ
り図3に示すようにプラテンロール2とプレスロール1
0とでラベルテープ32を挟持しつつ搬送し、その先端
が所定量だけ上方へ現れた状態にセットする。なお、プ
レスロール10が図18に示したように複数の小幅のロ
ールで構成されたものの場合は、カセットTC1 をワー
プロWに装着する際、上述のようにプラテンロール2と
プレスロール10とでラベルテープ32を確実に挟持搬
送可能なように、プレスロール10の存在する位置と対
応させて装着する。
【0020】上記のようにラベルテープ32をセットす
ることで、後はプリンタ機構部Mによる印字動作が行わ
れるわけであるが、ラベルテープ印字時にはワープロW
による印字制御を後述のように若干変更する。ただし、
簡単なソフト変更だけで対応可能である。
【0021】ここで、ワープロWの印字制御部は、例え
ば図4に示すような構成からなっている。すなわち、例
えば印字モード切り換えスイッチや印字開始スイッチ等
の各種キースイッチを含むキー入力部41、印字データ
等の各種データを記憶するデータメモリ42、キー入力
部41から入力された指示に従って各種処理を行うCP
U43、このCPU43で処理して得られたデータ等を
表示する表示部44等を備えると共に、プリンタ機構部
Mの印字ヘッド6、キャリッジ3及びインクリボン巻き
取り軸13(この巻き取り軸13はキャリッジ3上に設
けられている)をそれぞれCPU43からの指令に従っ
て駆動する印字ヘッド制御駆動回路45、キャリッジ駆
動回路46及びインクリボン供給駆動回路47を備えて
いる。
【0022】このような構成からなる印字制御部による
制御は、例えば図5に示すように行われる。すなわち、
キー入力部41の印字開始スイッチがオンされたかどう
かを見ており(ステップS1 )、オンされた場合には、
まずキー入力部41の印字モード切り換えスイッチによ
ってラベルテープ印字モードが選択されているかどうか
を判別する(ステップS2 )。ここで、上記印字モード
切り換えスイッチは、ラベルテープ印字モードと通常印
字モードとを切り換えるスイッチであり、どちらのモー
ドが選択されたかでその後の処理が違ってくる。もし通
常印字モードが選択されていた場合は、通常のプリンタ
印字動作を行う(ステップS3 )。この動作は周知であ
るためここでは具体的な説明を省略するが、一般には、
キャリッジ3の移動と共に印字ヘッド(熱転写用ヘッ
ド)6がプラテンロール2をシート状の被印字部材を介
して押圧しながら印字していく。その際、キャリッジ3
は初期位置として左側に移動させるものや中央に移動さ
せるものがある。
【0023】一方、ラベルテープ印字モードが選択され
ていた場合は、上記通常印字モードの場合と異なり、ま
ず、キャリッジ3を所定の基準位置まで移動させる制御
を行う(ステップS4 )。この基準位置は、上述のよう
にセットされたラベルテープ32と対応する位置に印字
ヘッド6が停止するような位置である。キャリッジ3が
基準位置までの移動を終了したら(ステップS5 )、上
記基準位置を初期位置として、次のようにキャリッジ3
を移動させつつ印字ヘッド6によるラベルテープ印字モ
ード独自の印字を開始する。すなわち、まずキャリッジ
3を上記基準位置から右へ1文字分移動しつつインクリ
ボン巻き取り軸13(図4)を駆動し、これと同時に印
字ヘッド6をプラテンロール2に押し当てて発熱駆動す
ることにより、ラベルテープ32に1文字分の印字を行
う(ステップS6 )。続いて、印字ヘッド6をプラテン
ロール2から離間させ、インクリボン巻き取り軸13の
駆動を停止したままで、キャリッジ3を基準位置に戻
す。この戻し動作とほぼ並行して、プラテンロール2を
1行分だけ駆動する(ステップS7 )。このような印字
動作を印字データが終了するまで繰り返す(ステップS
8 )。以上の処理により、ラベルテープ32にはその長
手方向に沿って印字がなされる。
【0024】ここで、上記ラベルテープ印字モード時の
印字動作について、より明確に理解してもらうために、
以下に具体例をあげて説明する。通常、文書等をワープ
ロで入力する場合は、キー入力部41を操作して、用紙
に対応した適当な位置にカーソルを移動して文字入力す
る。また、改行の場合は、所定のリターンキーを操作す
る。例えば「アイウエオ」を2行に分割して印字する場
合は、例えば「アイウ」を入力し、リターンキーを操作
した後に「エオ」と入力すれば、1行目に「アイウ」、
2行目に「エオ」となる。これを通常印字モードで印字
すると、キャリッジ3が右に移動しつつ「アイウ」を印
字後、キャリッジ3が左側の初期位置に戻るのと並行し
てプラテンロール2が1行分回転して用紙を繰り出し、
再びキャリッジ3を右に移動しつつ「エオ」と印字す
る。従って、ラベルテープ印字モードにおいてラベルテ
ープ32にその長手方向に沿って印字しようとすること
は、上記の「アイウエオ」を1文字毎に改行して5行の
印字を行う、すなわち「アイウエオ」を入力する際に各
文字間でいずれもリターンキーを操作したものと同じ印
字を行えばよいことになる。よって、ラベルテープ印字
モードを選択した場合は、キー入力を「アイウエオ」と
単純に横書きした場合でもその印字時には上記のように
5行に印字する場合と同じ制御を行えばよいこととなり
(上記のステップS6 、S7 、S8 )、極めて簡単なソ
フト変更のみでよい。なお、キャリッジ3を所定位置に
移動させ、その位置にキャリッジ3を固定し、インクリ
ボンの駆動及びプラテンロール2の駆動のみを行うよう
にしてもよい。
【0025】以上に述べたように、本実施例のカセット
TC1 によれば、ケース30にプリンタ機構部Mの用紙
導入口1近傍の形状に合わせて簡単に嵌合可能な係合凹
部30aを設けたので、上記用紙導入口1近傍に直接着
脱することができる。また、ダイアル34を設けてケー
ス30外からラベルテープ32の繰り出し及び巻き戻し
を手操作できる構成としたので、所望の長さだけラベル
テープ32を繰り出したり、繰り出し過ぎのラベルテー
プ32を元に戻したり、ラベルテープ32をプラテンロ
ール2へ容易に供給したり等、従来の汎用プリンタにお
ける用紙導入に匹敵する操作性を実現できる。しかも、
ケース30に透明な窓30bを設けたり、蓋31を透明
な部材で構成したので、内部に収納されているラベルテ
ープ32の残量や色を容易に確認できる。なお、ラベル
テープ32の確認のためには、透明な窓30bを設ける
ことと、蓋31を透明にすることの、どちらか一方だけ
でも十分である。
【0026】更に、印字済みのラベルテープ32は、図
2に示すようにプラテンロール2とキャリッジ3の間か
ら上方へ、すなわち通常の用紙印字の場合と同方向へ出
てくるので、キャリッジ3と他の部材との間に挟まった
り絡まったりするという問題がなくなり、非常にスムー
ズなテープ搬送が可能となる。そして、従来例のような
印字長の制限がなくなり、自由な長さのテープを得るこ
とができる。しかも、印字されたラベルテープ32はそ
の印字面を操作正面から見える状態(通常の用紙印字と
同じ)で出てくるので、印字内容や印字状態を確認しや
すいという利点も得られる。
【0027】また、ケース30内にラベルテープ32の
みを収納した(インクリボンを収納しない)ので、イン
クリボンカセット7との組み合わせで独自の色を選択で
きるようになり、図19に示した従来のカセット20よ
りも安価に多色対応ができる。例えばラベルテープ32
の色を赤、青、黄、緑、白、黒の6色とし、印字の色も
同様の6色と仮定すると、従来のカセット20を用いる
場合は前述のように全部で30通りものカセットが必要
となるのに比べ、本実施例のカセットTC1 を用いる場
合はカセットTC1 を6色分とインクリボンカセット7
を6色分の計12個のカセットを用意するだけで済む。
インクリボンカセット7として1個で6色に対応可能な
カラーカセットを使用すれば、更に少なく、全部で7個
のカセットだけで済む。
【0028】更にまた、本実施例のカセットTC1 を用
いてラベルテープ印字を行う場合、プリンタ側の印字制
御は上述のように基本的に1文字1行形式とする単純な
ソフト変更を加えるだけで簡単に実現でき、大幅な変更
を必要としないので、本実施例のカセットTC1 は非常
に汎用性が高い。なお、印字ヘッド自体が3行分同時に
印字できるようなプリンタも最近では見られるが、その
ようなものに本実施例を適用してラベルテープ幅を考慮
すれば、ラベルテープに3行分印字するようなことも勿
論できる。また、文字の縦書き、横書き等の切り換えは
従来のプリンタ自体の機能をそのまま使用すればよい。
【0029】次に、図6は本発明の第2実施例のラベル
テープ収容カセットTC2 の組立分解斜視図、図7は上
記カセットTC2 を汎用ワープロWの用紙導入ガイド8
に取り付けた状態を示す斜視図、図8はカセットTC2
を取り付けたワープロWにおけるプリンタ機構部Mの要
部の模式的断面図である。なお、前記第1実施例のもの
と同一部材には同一符号を付した。
【0030】本実施例のカセットTC2 は、ワープロW
の用紙導入ガイド8(図15に示したものと同じ)に着
脱自在となるよう構成したものであって、そのための係
合部として図1の係合凹部30aの代わりに図6に示す
係合凹部30hを設けたものである。その他の構成は第
1実施例のものと同一であり、印字制御も同様である。
【0031】上記係合凹部30hはケース30の底部に
設けられ、図8に示すようにワープロWの用紙導入口1
に取り付けられた用紙導入ガイド8のサイドガイド8a
と嵌合可能に構成されている。上記サイドガイド8aは
用紙幅方向(図7中の矢印B方向)に摺動自在であり、
このサイドガイド8aに装着されたカセットTC2 もサ
イドガイド8aを移動させるのと同様な操作で矢印B方
向の所望の位置に移動可能である。
【0032】汎用プリンタは元来、用紙印字用とされて
いるため、機種によっては図18に示すようにプレスロ
ール10が複数の小幅のロールから構成されている場合
があり、カセットの取り付け位置によっては、細いラベ
ルテープ32をプラテンロール2とプレスロール10と
で挟持搬送するのが不可能な場合がありうる。そこで、
そのような場合には、前記第1実施例の場合でも同様だ
が、カセットをプレスロール10の存在する位置に対応
させて装着する必要がある。その点、本実施例のカセッ
トTC2 の場合、用紙導入ガイド8のサイドガイド8a
に取り付けた状態のまま、プレスロール10の軸方向
(矢印B方向と同じ)に容易に移動させることができる
ので、適切な位置に簡単に位置決めすることができる。
なお、このような場合に備え、用紙導入ガイド8に所定
のマーキングを施して、カセットTC2 の移動位置を指
示するようにすることは好ましい。
【0033】次に、図9は本発明の第3実施例のラベル
テープ収容カセットTC3 の組立分解斜視図、図10は
上記カセットTC3 を汎用ワープロWにアダプタAD1
を介して取り付けた状態を示す斜視図、図11はカセッ
トTC3 をアダプタAD1 を介して取り付けたワープロ
Wにおけるプリンタ機構部Mの要部の模式的断面図であ
る。なお、前述のものと同一部材には同一符号を付し
た。
【0034】本実施例のカセットTC3 は、ワープロW
の用紙導入口1近傍の突部12にアダプタAD1 を介し
て着脱自在となるよう構成したものであって、そのケー
ス30には図1や図6に示した係合凹部30a、30h
のような係合部は特に設けられていない。その他の構成
は第1、第2実施例のものと同一である。
【0035】また、カセットTC3 を装着する際に使用
するアダプタAD1 はプラテンロール2の軸方向に長い
箱状のケース本体50を備え、このケース本体50に
は、複数(図では4個)のカセットTC3 を上記軸方向
に1列に並べて装着するための複数の装着凹部51と、
この装着凹部51の内部からケース本体50の側面部に
かけて貫通するラベルテープ出し入れ用の開口52とが
設けられている。図には明示されていないが、上記装着
凹部51はカセットTC3 の外形よりもやや大きめに形
成されており、その内壁面にはカセットTC3 のがたつ
きを防止して固定支持するためのスポンジやバネ等の弾
性変形部材が設けられている。また、上記開口52は、
図11に示すように、凹部51に装着された状態のカセ
ットTC3の開口30cと連通する位置に設けられ、カ
セットTC3 内のラベルテープ32を開口30c及び5
2を介してケース本体50外へ繰り出し可能となってい
る。なお、ワープロWに図18に示したようなプレスロ
ール10を採用している場合は、複数の装着凹部51の
配置間隔はプレスロール10の配置間隔と対応するよう
設定される。
【0036】更に、ケース本体50の底部には、ワープ
ロWの用紙導入口1近傍の突部12と嵌合可能な係合凹
部53が設けられると共に、上記突部12との嵌合時に
その状態を固定保持するためのネジ部54が設けてあ
る。なお、このネジ部54の代わりに、図1に示したバ
ネ35やスポンジ等のような弾性変形可能なものを係合
凹部53の側壁部に設ける構成でもよい。また、カセッ
トTC3 の壁面と共にアダプタAD1 のケース本体50
の正面側を透明部材で構成してカセットTC3 の内部を
見えるようにしたり、ケース本体50の高さ自体を低め
にしてカセットTC3 内のラベルテープ32の状態を視
認できるようにするのが好ましい。
【0037】以上の構成からなるアダプタAD1 を使用
すれば、それぞれ異なる色のラベルテープを収納した複
数のカセットTC1 を一度にまとめて装着できるので、
複数の色の中から所望の色のラベルテープを選択し、そ
の選択したラベルテープに前記実施例と同様な印字制御
による印字を手軽に行うことができる。なお、前述の印
字制御(図5参照)では、カセットTC1 の取り付け位
置と対応した基準位置にキャリッジ3を移動させるよう
制御しているが、図10に示すようにアダプタAD1
複数のカセットTC1 を装着できるようにした場合、各
カセットTC1の取り付け位置と対応した複数の基準位
置をそれぞれワープロ側に記憶させておき、アダプタA
1 に例えば左から順に赤、青、黄、緑のテープに対応
したカセットTC1 を装着し、テープの色選択で所定位
置にキャリッジ3を移動させるよう制御すれば、より一
層操作性が向上する。
【0038】また、アダプタAD1 は箱状に形成してあ
るため、使用しない時は机上等に置いておけばよく、カ
セットTC3 の収納保管箱としても機能する。そのよう
な収納機能を一層高めるために、アダプタAD1 にカセ
ットTC3 を覆う蓋を設けてもよい。更に、アダプタA
1 は合成樹脂材料等で簡単に形成でき、しかも格別な
駆動機構等も一切設けていないため、極めて安価に提供
可能である。
【0039】次に、図12は上記カセットTC3 を汎用
ワープロWの用紙導入ガイド8にアダプタAD2 を介し
て取り付けた状態を示す斜視図、図13はカセットTC
3 をアダプタAD2 を介して取り付けたワープロWにお
けるプリンタ機構部Mの要部の模式的断面図である。な
お、前述のものと同一部材には同一符号を付した。
【0040】上記アダプタAD2 は、図12に示すよう
にワープロWの用紙導入ガイド8に着脱自在となるよう
構成したものであって、そのための係合部として図11
の係合凹部53の代わりに図13に示す係合凹部55を
設けたものである。この係合凹部55はケース本体50
の底部に設けられ、ワープロWの用紙導入口1に取り付
けられた用紙導入ガイド8のサイドガイド8aと嵌合可
能に構成され、アダプタAD2 はサイドガイド8aを移
動させるのと同様な操作で矢印B方向の所望の位置に移
動可能である。その他の構成は、アダプタAD2 の全体
が矢印B方向に或る程度余裕を持って移動可能なように
若干短くしてある以外は、アダプタAD 1 と同一であ
る。
【0041】このような構成のアダプタAD2 を使用す
ることによって、アダプタAD2 に装着された複数のカ
セットTC3 の全体を矢印B方向に容易に移動させて、
所望位置に簡単に位置決めできる。なお、用紙導入ガイ
ド8へのアダプタAD2 の固定を確実にするため、2つ
のサイドガイド8aに係合するよう構成してもよい。勿
論、このようにした場合は、アダプタAD2 を矢印B方
向へ移動させることはしない。
【0042】なお、本発明の印字用テープ収容カセット
におけるワープロ等の印字装置との係合部の形状は、以
上の実施例のものに限定されるものではなく、対象とな
る印字装置に合わせた形状であればよい。勿論、アダプ
タにおける印字装置との係合部の形状についても、同様
なことが言える。例えば図15における用紙導入ガイド
8の両側端に設けられた取り付け支持用のピン8b(こ
のピン8bはワープロWの側面部に形成した係合部と係
合する)と同様なものをアダプタに設け、用紙ガイド8
と取り替えるように構成してもよい。
【0043】また、以上の実施例ではラベルテープを巻
いた状態でカセット内に収納した例を示したが、これに
限らず、外部へ繰り出し可能な状態であれば、例えば折
り畳んだ状態で収納することも可能である。
【0044】更に、カセットの形状は必ずしも実施例の
ような筐体状である必要はなく、内部のテープを繰り出
し可能であって、かつ印字装置に容易に着脱可能な形状
であれば、その他様々な形状のものを採用可能である。
アダプタについても同様である。
【0045】加えて、以上の実施例では、印字手段とし
て熱転写ヘッドを用いた熱転写印字を例にして説明した
が、ワイヤドット印字ヘッドを備えた印字装置の場合で
あっても同様にラベルテープ印字は可能であり、そのよ
うなものにも本発明を適用できるのは勿論である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、汎用の印字装置(プリ
ンタやワープロ等)に単純なソフト変更を加えるだけ
で、テープ状被印字部材への印字が容易に実施できる。
従って、例えばプリンタを有するユーザが専用のラベル
プリンタを備えなくとも、これまでのプリンタを用いて
ラベルテープ印字を容易に行うことができる。
【0047】しかも、ダイアル等の操作部を設けてカセ
ット本体外からテープ状被印字部材の繰り出し及び巻き
戻しを手動操作できる構成としたので、所望の長さだけ
テープ状被印字部材を繰り出したり、繰り出し過ぎのテ
ープ状被印字部材を元に戻したり、テープ状被印字部材
を印字装置のシート導入口へ手軽に供給したり等、従来
の汎用プリンタにおける用紙導入に匹敵する操作性を実
現できる。
【0048】また、印字長の制限がなく、好きな長さだ
けテープ状被印字部材への印字が可能である。更に、カ
セット本体内にテープ状被印字部材のみを収納し、イン
クリボンを収納しないので、インクリボンカセットとの
組み合わせで独自の色を選択できるようになり、従来の
ものよりも安価に多色対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のラベルテープ収容カセッ
トTC1 の組立分解斜視図である。
【図2】上記カセットTC1 を汎用のワープロWに取り
付けた状態を示す斜視図である。
【図3】上記カセットTC1 を取り付けたワープロWに
おけるプリンタ機構部Mの要部の模式的断面図である。
【図4】汎用ワープロWの印字制御部の概略構成を示す
ブロック図である。
【図5】上記印字制御部による制御の一例を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第2実施例のラベルテープ収容カセッ
トTC2 の組立分解斜視図である。
【図7】上記カセットTC2 を汎用ワープロWの用紙導
入ガイド8に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図8】上記カセットTC2 を取り付けたワープロWに
おけるプリンタ機構部Mの要部の模式的断面図である。
【図9】本発明の第3実施例のラベルテープ収容カセッ
トTC3 の組立分解斜視図である。
【図10】上記カセットTC3 を汎用ワープロWにアダプ
タAD1 を介して取り付けた状態を示す斜視図である。
【図11】上記カセットTC3 をアダプタAD1 を介して
取り付けたワープロWにおけるプリンタ機構部Mの要部
の模式的断面図である。
【図12】上記カセットTC3 を汎用ワープロWの用紙導
入ガイド8にアダプタAD2 を介して取り付けた状態を
示す斜視図である。
【図13】上記カセットTC3 をアダプタAD2 を介して
取り付けたワープロWにおけるプリンタ機構部Mの要部
の模式的断面図である。
【図14】プリンタを内蔵した汎用のワープロWの斜視図
である。
【図15】プリンタに取り付け可能な用紙導入ガイド8の
斜視図である。
【図16】ワープロWにおけるプリンタ機構部Mの要部の
模式的断面図である。
【図17】プレスロール10の一例を示す斜視図である。
【図18】プレスロール10の他の例を示す斜視図であ
る。
【図19】汎用プリンタでのラベルテープ印字を可能にし
た従来のテープ収納カセット20(上面カバーを外した
状態)をキャリッジ3に装着した状態を示す斜視図であ
る。
【図20】ラベルテープ25の断面構造を示す図である。
【符号の説明】
1 用紙導入口 2 プラテンロール 3 キャリッジ 6 印字ヘッド 7 インクリボンカセット 8 用紙導入ガイド 10 プレスロール 12 突部 30 ケース 30a 係合凹部 30b 窓 30c 開口 30d 開口 30h 係合凹部 31 蓋 32 ラベルテープ 33 テープ支持台 34 ダイアル 35 バネ 41 キー入力部 42 データメモリ 43 CPU 44 表示部 45 印字ヘッド制御駆動回路 46 キャリッジ駆動回路 47 インクリボン供給駆動回路 50 ケース本体 51 装着凹部 52 開口 53 係合凹部 54 ネジ部 55 係合凹部 TC1 、TC2 、TC3 ラベルテープ収容カセット AD1 、AD2 アダプタ W ワープロ M プリンタ機構部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字手段を有する印字装置に着脱自在であ
    り、該印字手段によりイメージが印字されるテープ状の
    被印字部材を収容する印字用テープ収容カセットにおい
    て、 前記被印字部材を外部に取り出すための開口を有するカ
    セット本体と、 該カセット本体外に突出する操作部を有し該操作部を介
    し前記被印字部材を前記開口から手動操作可能に繰り出
    させる繰り出し部材とを備えることを特徴とする印字用
    テープ収容カセット。
  2. 【請求項2】前記カセット本体が、印字手段を有するキ
    ャリッジをシート導入口から挿入されるシート状の被印
    字部材の所定方向に沿って移動させながらイメージの印
    字を行う印字装置の前記シート導入口近傍に着脱自在で
    ある請求項1記載の印字用テープ収容カセット。
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