JPH0765424B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
車両用ドアロック装置Info
- Publication number
- JPH0765424B2 JPH0765424B2 JP12758988A JP12758988A JPH0765424B2 JP H0765424 B2 JPH0765424 B2 JP H0765424B2 JP 12758988 A JP12758988 A JP 12758988A JP 12758988 A JP12758988 A JP 12758988A JP H0765424 B2 JPH0765424 B2 JP H0765424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ratchet
- open plate
- case
- lock lever
- operating piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用ドアロック装置に関する。
(従来の技術) この種装置においてケースを合成樹脂製とし、該ケース
の正面側の凹部にストライカの進入により回動するラッ
チと、該ラッチの回動に係合してその逆転を阻止するラ
チェットとを設けると共に、該ケースの背面側の凹部に
前記ラッチとラチェットとの係合を離脱させるオープン
プレートと該オープンプレートの作動を無効にするロッ
クレバとを設けたものは公知である。
の正面側の凹部にストライカの進入により回動するラッ
チと、該ラッチの回動に係合してその逆転を阻止するラ
チェットとを設けると共に、該ケースの背面側の凹部に
前記ラッチとラチェットとの係合を離脱させるオープン
プレートと該オープンプレートの作動を無効にするロッ
クレバとを設けたものは公知である。
(発明が解決しようとする課題) しかしかかるものにおいては、オープンプレートとロッ
クレバとはその中間に配された作動片の一端にオープン
プレートが、他端にロックレバが連結されており、平面
的にスペースを要する構成にせざるを得ず、ドアロック
の小型化に支障を来たし、また従来のものにあっては、
ケース背面側に配されるオープンプレートとロックレバ
は上下に配されケースに各軸支されるものでその中間に
作動片を連結するためラチェットへ作用するオープンプ
レートのラチェット側への近接配置は困難であった。
クレバとはその中間に配された作動片の一端にオープン
プレートが、他端にロックレバが連結されており、平面
的にスペースを要する構成にせざるを得ず、ドアロック
の小型化に支障を来たし、また従来のものにあっては、
ケース背面側に配されるオープンプレートとロックレバ
は上下に配されケースに各軸支されるものでその中間に
作動片を連結するためラチェットへ作用するオープンプ
レートのラチェット側への近接配置は困難であった。
本発明はかかる不都合を改良することを目的としたもの
で作動片をラチェットに重合させてケース表面凹部に組
込み、ケースの背面側に配されたオープンプレートとロ
ックレバの近接配置を可能としたドアロックの小型化を
図ると共にさらにオープンプレートの枢軸をラチェット
枢軸と共用し部品構成の単純化を図ったものである。
で作動片をラチェットに重合させてケース表面凹部に組
込み、ケースの背面側に配されたオープンプレートとロ
ックレバの近接配置を可能としたドアロックの小型化を
図ると共にさらにオープンプレートの枢軸をラチェット
枢軸と共用し部品構成の単純化を図ったものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の構成を実施例に対
応する第1〜4図を用いて説明すると本発明はケース
(1)の正面側の凹部(1a)に、ストライカの進入によ
り回動するラッチ(2)と該ラッチ(2)の段部に係合
して、その逆転を阻止するラチェット(3)とを設ける
と共にケース(1)の背面側の凹部(1b)に前記ラッチ
(2)とラチェット(3)との係合を離脱させるオープ
ンプレート(4)と該オープンプレート(4)の作動を
無効にさせるロックレバ(5)とを設けた車両用ドアロ
ック装置において、前記正面側の凹部(1a)に前記ラチ
ェット(3)の背面に重合して作動片(6)を設け、該
作動片(6)に、前記ラチェット(3)の略半径方向に
設けた誘導穴(7)に嵌入して該半径方向に摺動可能で
回転方向には常時係合する突子(8)と、前記ラチェッ
ト(3)の支軸(3a)の外周に摺動自在に遊嵌する摺動
溝(9)と、前記ケース(1)に設けた透孔(10)を挿
通して前記オープンプレート(4)に設けた当片(11)
が当接する係合段部(12)と、前記透孔(10)を挿通し
て前記ロックレバ(5)に設けた突子(13)が係合する
ことによりロックレバ(5)の動きを作動片(6)に伝
える誘導溝(14)とを設け、ロックレバ(5)の回動に
より作動片(6)が摺動して前記係合段部(12)がオー
プンプレート(4)に設けた当片(11)に対して係合、
非係合の位置に変位するようにしたことを特徴とする。
応する第1〜4図を用いて説明すると本発明はケース
(1)の正面側の凹部(1a)に、ストライカの進入によ
り回動するラッチ(2)と該ラッチ(2)の段部に係合
して、その逆転を阻止するラチェット(3)とを設ける
と共にケース(1)の背面側の凹部(1b)に前記ラッチ
(2)とラチェット(3)との係合を離脱させるオープ
ンプレート(4)と該オープンプレート(4)の作動を
無効にさせるロックレバ(5)とを設けた車両用ドアロ
ック装置において、前記正面側の凹部(1a)に前記ラチ
ェット(3)の背面に重合して作動片(6)を設け、該
作動片(6)に、前記ラチェット(3)の略半径方向に
設けた誘導穴(7)に嵌入して該半径方向に摺動可能で
回転方向には常時係合する突子(8)と、前記ラチェッ
ト(3)の支軸(3a)の外周に摺動自在に遊嵌する摺動
溝(9)と、前記ケース(1)に設けた透孔(10)を挿
通して前記オープンプレート(4)に設けた当片(11)
が当接する係合段部(12)と、前記透孔(10)を挿通し
て前記ロックレバ(5)に設けた突子(13)が係合する
ことによりロックレバ(5)の動きを作動片(6)に伝
える誘導溝(14)とを設け、ロックレバ(5)の回動に
より作動片(6)が摺動して前記係合段部(12)がオー
プンプレート(4)に設けた当片(11)に対して係合、
非係合の位置に変位するようにしたことを特徴とする。
(作 用) そして本発明は前記の手段により作動片(6)はラチェ
ット(3)に伴われてその係合段部(12)がオープンプ
レート(4)の当片(11)の回動軌跡内に存し、かくて
オープンプレート(4)の回動により作動片(6)はラ
チェット(3)を伴って回動してラチェット(3)はラ
ッチ(2)との係合を解いて開錠され、又ロックレバ
(5)をロック位置に作動するとき作動片(6)はロッ
クレバ(5)に伴われて、その係合段部(12)がオープ
ンプレート(4)の当片(11)の回動軌跡外に存し、か
くてオープンプレート(4)の回動は無効とされる。
ット(3)に伴われてその係合段部(12)がオープンプ
レート(4)の当片(11)の回動軌跡内に存し、かくて
オープンプレート(4)の回動により作動片(6)はラ
チェット(3)を伴って回動してラチェット(3)はラ
ッチ(2)との係合を解いて開錠され、又ロックレバ
(5)をロック位置に作動するとき作動片(6)はロッ
クレバ(5)に伴われて、その係合段部(12)がオープ
ンプレート(4)の当片(11)の回動軌跡外に存し、か
くてオープンプレート(4)の回動は無効とされる。
(実施例) 以下図面について本発明の実施例を説明すると(1)は
合成樹脂製のケースを示し、該ケース(1)の正面側の
凹部(1a)には第1図に示すように進入するストライカ
に係合して図示しないばねに抗して回動するラッチ
(2)と該ラッチ(2)の回動によりその外周の係合段
部にばね(3b)の弾発力で係合するラチェット(3)と
が設けられ、これらラッチ(2)とラチェット(3)と
はケース(1)の正面側の凹部(1a)から挿通される支
軸(2a)(3a)に軸支され、又ケース(1)の背面側の
凹部(1b)には第2図に示すように前記ラッチ(2)と
ラチェット(3)との係合を離脱させるオープンプレー
ト(4)と、該オープンプレート(4)の作動を無効に
させるロックレバ(5)とが設けられ、オープンプレー
ト(4)は前記支軸(3a)に軸支されると共にロックレ
バ(5)はこれを合成樹脂製として凹部(1b)にケース
(1)と一体に突設される合成樹脂製の突軸(5a)に軸
支されている。
合成樹脂製のケースを示し、該ケース(1)の正面側の
凹部(1a)には第1図に示すように進入するストライカ
に係合して図示しないばねに抗して回動するラッチ
(2)と該ラッチ(2)の回動によりその外周の係合段
部にばね(3b)の弾発力で係合するラチェット(3)と
が設けられ、これらラッチ(2)とラチェット(3)と
はケース(1)の正面側の凹部(1a)から挿通される支
軸(2a)(3a)に軸支され、又ケース(1)の背面側の
凹部(1b)には第2図に示すように前記ラッチ(2)と
ラチェット(3)との係合を離脱させるオープンプレー
ト(4)と、該オープンプレート(4)の作動を無効に
させるロックレバ(5)とが設けられ、オープンプレー
ト(4)は前記支軸(3a)に軸支されると共にロックレ
バ(5)はこれを合成樹脂製として凹部(1b)にケース
(1)と一体に突設される合成樹脂製の突軸(5a)に軸
支されている。
(6)は作動片を示し、該作動片(6)は前記ラチェッ
ト(3)の背面に重合されて、前記凹部(1a)内に設け
られ該作動片(6)には第3図及び第4図に示すように
前記ラチェット(3)に設けたその略半径方向に伸びる
誘導孔(7)に嵌入して同方向に摺動可能かつ回転方向
で常時係合する突子(8)と、前記ラチェット(3)の
支軸(3a)外周に摺動自在に遊嵌する二叉状の摺動溝
(9)と前記ケース(1)に設けた透孔(10)を挿通し
て前記オープンプレート(4)に設けた当片(11)が当
接する係合段部(12)と前記透孔(10)を挿通して前記
ロックレバ(5)に設けた突子(13)が係合する背面の
誘導溝(14)とが設けられている。そして前記オープン
プレート(4)は軽金属板をもって形成して前記支軸
(3a)に軸支すると共に該支軸(3a)の外周に巻装され
て一端をケース(1)に掛止められるコイルばね(15)
の他端を掛止め、更に前記ロックレバ(5)は第4図に
示すように合成樹脂材をもって形成して、前記凹部(1
b)に突設した突軸(5a)に軸支すると共に該突軸(5
a)から隔離してケース(1)とレバ(5)とにそれぞ
れ一端を係止するコイル状の反転ばね(16)を設け、該
ばね(16)は、その巻端からそれぞれ外方に直交して突
設する係止片(16a)(16a)をケース(1)とロックレ
バ(5)とに設けた係止孔(21)(21)に挿入係止させ
ることにより取付けられ、該反転ばね(16)によりロッ
クレバ(5)の突子(13)と作動片(6)の誘導溝(1
4)との係合による作動片(6)を、その係合段部(1
2)が前記オープンプレート(4)の当片(11)の回動
軌跡内の閉鎖位置と軌跡外の施錠位置とに位置するよう
に弾発され、そのロックレバ(5)にはその弾発位置を
規制する回動規制の凹溝(17)を設けて、これをケース
(1)に突設したストッパ(18)に係合させている。
(19)はケース(1)の正面側の凹部(1a)に施される
表蓋、(20)はケース(1)の背面側の凹部(1a)に施
される裏蓋を示し、これら蓋(19)(20)はその外周縁
がケースの表裏外周縁に形成されるリブ(1c)内に嵌合
するように係止されてケース(1)内に挿通される止ね
じにより締着され、その裏蓋(20)には、その内面に前
記突軸(5a)の自由端を支承する軸受凹部(22)を設け
ると共にその裏面の1側辺に、これを一体の取付アーム
(23)を突設し、該アーム(23)に前記オープンプレー
ト(4)に連結されるハンドレバ(24)と、前記ロック
レバ(5)に直されるノブレバー(25)とを軸支した。
ト(3)の背面に重合されて、前記凹部(1a)内に設け
られ該作動片(6)には第3図及び第4図に示すように
前記ラチェット(3)に設けたその略半径方向に伸びる
誘導孔(7)に嵌入して同方向に摺動可能かつ回転方向
で常時係合する突子(8)と、前記ラチェット(3)の
支軸(3a)外周に摺動自在に遊嵌する二叉状の摺動溝
(9)と前記ケース(1)に設けた透孔(10)を挿通し
て前記オープンプレート(4)に設けた当片(11)が当
接する係合段部(12)と前記透孔(10)を挿通して前記
ロックレバ(5)に設けた突子(13)が係合する背面の
誘導溝(14)とが設けられている。そして前記オープン
プレート(4)は軽金属板をもって形成して前記支軸
(3a)に軸支すると共に該支軸(3a)の外周に巻装され
て一端をケース(1)に掛止められるコイルばね(15)
の他端を掛止め、更に前記ロックレバ(5)は第4図に
示すように合成樹脂材をもって形成して、前記凹部(1
b)に突設した突軸(5a)に軸支すると共に該突軸(5
a)から隔離してケース(1)とレバ(5)とにそれぞ
れ一端を係止するコイル状の反転ばね(16)を設け、該
ばね(16)は、その巻端からそれぞれ外方に直交して突
設する係止片(16a)(16a)をケース(1)とロックレ
バ(5)とに設けた係止孔(21)(21)に挿入係止させ
ることにより取付けられ、該反転ばね(16)によりロッ
クレバ(5)の突子(13)と作動片(6)の誘導溝(1
4)との係合による作動片(6)を、その係合段部(1
2)が前記オープンプレート(4)の当片(11)の回動
軌跡内の閉鎖位置と軌跡外の施錠位置とに位置するよう
に弾発され、そのロックレバ(5)にはその弾発位置を
規制する回動規制の凹溝(17)を設けて、これをケース
(1)に突設したストッパ(18)に係合させている。
(19)はケース(1)の正面側の凹部(1a)に施される
表蓋、(20)はケース(1)の背面側の凹部(1a)に施
される裏蓋を示し、これら蓋(19)(20)はその外周縁
がケースの表裏外周縁に形成されるリブ(1c)内に嵌合
するように係止されてケース(1)内に挿通される止ね
じにより締着され、その裏蓋(20)には、その内面に前
記突軸(5a)の自由端を支承する軸受凹部(22)を設け
ると共にその裏面の1側辺に、これを一体の取付アーム
(23)を突設し、該アーム(23)に前記オープンプレー
ト(4)に連結されるハンドレバ(24)と、前記ロック
レバ(5)に直されるノブレバー(25)とを軸支した。
次にその作動を説明するとストライカの進入により回動
するラッチ(2)の外周に、ばね(3b)の弾発力により
ラチェット(3)が係合してラッチ(2)の逆転は阻止
され、その際作動片(6)もその突子(8)がラチェッ
ト(3)の誘導孔(7)に誘導されて、その係合段部
(12)がオープンプレート(4)の当片(11)の回動軌
跡内に存し、かくてハンドル操作によりオープンプレー
ト(4)が回動するときその当片(11)は係合段部(1
2)に当接して該作動片(6)を押込むため、該作動片
(6)はその突子(8)によりラチェット(3)をばね
(3b)に抗して回動させることによりラッチ(2)との
係合を解いてラッチ(2)は逆転してストライカの係合
を外して開鍵される。そしてロックノブの操作によりノ
ブレバ(25)を介してロックレバ(5)を施錠位置に回
動させるとき該レバ(5)の突子(13)によりこれに係
合する誘導溝(14)を介して作動片(6)は、その係合
段部(12)がオープンプレート(4)の当片(11)の回
動軌跡外に摺動され、かくてオープンプレート(4)の
回動は無効とされる。
するラッチ(2)の外周に、ばね(3b)の弾発力により
ラチェット(3)が係合してラッチ(2)の逆転は阻止
され、その際作動片(6)もその突子(8)がラチェッ
ト(3)の誘導孔(7)に誘導されて、その係合段部
(12)がオープンプレート(4)の当片(11)の回動軌
跡内に存し、かくてハンドル操作によりオープンプレー
ト(4)が回動するときその当片(11)は係合段部(1
2)に当接して該作動片(6)を押込むため、該作動片
(6)はその突子(8)によりラチェット(3)をばね
(3b)に抗して回動させることによりラッチ(2)との
係合を解いてラッチ(2)は逆転してストライカの係合
を外して開鍵される。そしてロックノブの操作によりノ
ブレバ(25)を介してロックレバ(5)を施錠位置に回
動させるとき該レバ(5)の突子(13)によりこれに係
合する誘導溝(14)を介して作動片(6)は、その係合
段部(12)がオープンプレート(4)の当片(11)の回
動軌跡外に摺動され、かくてオープンプレート(4)の
回動は無効とされる。
(発明の効果) このように本発明によるときは、作動片(6)に、ラチ
ェット(3)に設けた略半径方向に伸びる誘導孔(7)
に嵌入して同方向に摺動可能かつ回転方向で常時係合す
る突子(8)を設けたことにより、該突子(8)と摺動
溝(9)が共同して作動片(6)を前記誘導孔(7)の
長手方向に案内すると共にラチェット(3)と一体回転
することができるから、係合段部(12)をオープンプレ
ート(4)の当片(11)の回動軌跡に進出させ又は退去
させるための案内構造が極めて簡単で部品数が少なく構
成することができ、案内作用も円滑に行なわれる利点を
有する。また該作動片(6)は、ラチェット(3)の背
面に重合してラチェット(3)が設けられるケースの正
面側の凹部(1a)内に配置したからケースの背面側の凹
部(1b)内に配置されるオープンプレート(4)とロッ
クレバ(5)とは近接配置が可能となりドアロックを小
型化できると共に該作動片(6)はラチェット(3)と
オープンプレート(4)との支軸(3a)を共同化して、
部品構成を単純化し、その組立が容易となる等の効果を
有する。
ェット(3)に設けた略半径方向に伸びる誘導孔(7)
に嵌入して同方向に摺動可能かつ回転方向で常時係合す
る突子(8)を設けたことにより、該突子(8)と摺動
溝(9)が共同して作動片(6)を前記誘導孔(7)の
長手方向に案内すると共にラチェット(3)と一体回転
することができるから、係合段部(12)をオープンプレ
ート(4)の当片(11)の回動軌跡に進出させ又は退去
させるための案内構造が極めて簡単で部品数が少なく構
成することができ、案内作用も円滑に行なわれる利点を
有する。また該作動片(6)は、ラチェット(3)の背
面に重合してラチェット(3)が設けられるケースの正
面側の凹部(1a)内に配置したからケースの背面側の凹
部(1b)内に配置されるオープンプレート(4)とロッ
クレバ(5)とは近接配置が可能となりドアロックを小
型化できると共に該作動片(6)はラチェット(3)と
オープンプレート(4)との支軸(3a)を共同化して、
部品構成を単純化し、その組立が容易となる等の効果を
有する。
図面は本発明の一実施例を示すもので第1図は1部欠截
正面図、第2図は1部欠截背面図、第3図は第2図のII
I−III線截断面図、第4図は要部の分解斜面図である。 (1)……ケース、(1a)……正面図の凹部 (1b)……背面側の凹部、(2)……ラッチ (3)……ラチェット、(4)……オープンプレート (5)……ロックレバ、(6)……作動片 (7)……誘導孔、(8)……突子 (9)……摺動溝、(10)……透孔 (11)……当片、(12)……係合段部 (13)……突子、(14)……誘導溝
正面図、第2図は1部欠截背面図、第3図は第2図のII
I−III線截断面図、第4図は要部の分解斜面図である。 (1)……ケース、(1a)……正面図の凹部 (1b)……背面側の凹部、(2)……ラッチ (3)……ラチェット、(4)……オープンプレート (5)……ロックレバ、(6)……作動片 (7)……誘導孔、(8)……突子 (9)……摺動溝、(10)……透孔 (11)……当片、(12)……係合段部 (13)……突子、(14)……誘導溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−81783(JP,A) 特開 昭60−43584(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ケースの正面側の凹部に、ストライカの進
入により回動するラッチと、該ラッチの段部に係合して
その逆転を阻止するラチェットとを設けると共に、ケー
スの背面側の凹部に、前記ラッチとラチェットとの係合
を離脱させるオープンプレートと該オープンプレートの
作動を無効にさせるロックレバとを設けた車両用ドアロ
ック装置において、前記正面側の凹部に、前記ラチェッ
トの背面に重合して作動片を設け、該作動片に、前記ラ
チェットの略半径方向に設けた誘導孔に嵌入して同方向
に摺動可能かつ回転方向には常時係合する突子と、前記
ラチェットの支軸の外周に摺動自在に遊嵌する摺動溝
と、前記ケースに設けた透孔を挿通して前記オープンプ
レートに設けた当片が当接する係合段部と、前記透孔を
挿通して前記ロックレバに設けた突子が係合することに
よりロックレバの動きを作動片に伝える誘導溝とを設
け、ロックレバの回動により作動片が摺動して前記係合
段部がオープンプレートに設けた当片に対して係合、非
係合位置に変位するようにしたことを特徴とする車両用
ドアロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12758988A JPH0765424B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 車両用ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12758988A JPH0765424B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 車両用ドアロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01299980A JPH01299980A (ja) | 1989-12-04 |
JPH0765424B2 true JPH0765424B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=14963813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12758988A Expired - Lifetime JPH0765424B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 車両用ドアロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0765424B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5709420A (en) * | 1995-08-24 | 1998-01-20 | Mitsui Kinzoku Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle door latch device |
EP1818484B1 (en) * | 2006-02-08 | 2013-11-13 | Intier Automotive Closures S.p.A. | Vehicle door lock |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5681783A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-04 | Honda Lock Kk | Keyless lock apparatus of door |
JPS6043584U (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | 東芝熱器具株式会社 | 石油スト−ブの包装装置 |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP12758988A patent/JPH0765424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01299980A (ja) | 1989-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4920773A (en) | Door lock having disengages outer lever handle when in the locked condition and means to bias the handle toward horizontal position | |
US5544507A (en) | Door lock assembly | |
JPH0443147B2 (ja) | ||
US6535380B1 (en) | Portable computer with an unlatching member movable in either of two opposite directions to permit opening of a computer lid | |
JPH07166750A (ja) | 車両用扉のロック装置 | |
EP0209747B1 (en) | Cylinder lock with cover | |
US5984384A (en) | Vehicle door latch device with self-cancelling mechanism | |
JPH0256850A (ja) | バッテリ蓋開閉装置 | |
US4438963A (en) | Door latch mechanism with generally linearly movable operating member | |
JPH0765424B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP2696493B2 (ja) | 三脚の開閉機構 | |
JP2832234B2 (ja) | 車両用オートドアロック装置 | |
US4858969A (en) | Door latch assembly | |
US5771723A (en) | Key cylinder device | |
JPH08284494A (ja) | キー装置 | |
JP2805569B2 (ja) | 車両用オートドアロック装置 | |
JPH0131722Y2 (ja) | ||
JP2929905B2 (ja) | マガジン挿入口開閉装置 | |
JPS5926060Y2 (ja) | 扉開閉装置 | |
JPH09286449A (ja) | 蓋体開閉装置 | |
JPH0711264Y2 (ja) | 車両用ドアロック装置におけるロックレバの反転ばね取付装置 | |
JP2544732Y2 (ja) | ラッチ装置 | |
JP2573592Y2 (ja) | ドアロック装置におけるストッパー | |
JPH0743386Y2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP2958940B2 (ja) | 蓋係止装置 |