JPH076378Y2 - 建築用手摺り支柱の取付金具 - Google Patents
建築用手摺り支柱の取付金具Info
- Publication number
- JPH076378Y2 JPH076378Y2 JP9749390U JP9749390U JPH076378Y2 JP H076378 Y2 JPH076378 Y2 JP H076378Y2 JP 9749390 U JP9749390 U JP 9749390U JP 9749390 U JP9749390 U JP 9749390U JP H076378 Y2 JPH076378 Y2 JP H076378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- handrail support
- mounting bracket
- construction
- temporary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は建築工事において、仮設用手摺りを設置する
際の手摺り支柱の取付金具に関する。
際の手摺り支柱の取付金具に関する。
[従来の技術] 従来、仮設用手摺りを設置する際、手摺り支柱の取付金
具と手摺り支柱を一体に形成したガードポスト又は、そ
れに類似する機能の仮設部材、あるいは、クランプ金具
と単管等を組合せて使用していた。
具と手摺り支柱を一体に形成したガードポスト又は、そ
れに類似する機能の仮設部材、あるいは、クランプ金具
と単管等を組合せて使用していた。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の方法では特に鉄骨造において、作業員、建築
資材等の落下防止のために、建築物の外周のH鋼材に仮
設用手摺りを設置する方法が開示されているが、その場
合、手摺り支柱の取付金具を取付ける際に作業者が足
元、又は、足元より低い場所で作業を行わなければなら
ないため高所での作業の際は落下等の災害が起りうる可
能性が有り安全性に欠ける。
資材等の落下防止のために、建築物の外周のH鋼材に仮
設用手摺りを設置する方法が開示されているが、その場
合、手摺り支柱の取付金具を取付ける際に作業者が足
元、又は、足元より低い場所で作業を行わなければなら
ないため高所での作業の際は落下等の災害が起りうる可
能性が有り安全性に欠ける。
デッキプレート上にスラブコンクリートを打設する場合
に建築物の外周のH鋼材の外端面にコンクリートの流出
を防ぐために巾木を取付けるが、その際に一度既に設置
した仮設用手摺りを全て解体してコンクリートを打設
し、打設後にもう一度仮設用手摺りを設置しなければな
らない。
に建築物の外周のH鋼材の外端面にコンクリートの流出
を防ぐために巾木を取付けるが、その際に一度既に設置
した仮設用手摺りを全て解体してコンクリートを打設
し、打設後にもう一度仮設用手摺りを設置しなければな
らない。
手摺り支柱、手摺り支柱の取付金具の取り付け、取外し
に非常に手間が係り作業能率の低下を招く。
に非常に手間が係り作業能率の低下を招く。
また、スラブコンクリートを打設時に建築物の外周に落
下防止のための仮設用手摺りを設置することができない
ために安全面に信頼性を欠くなどの問題点を有する。
下防止のための仮設用手摺りを設置することができない
ために安全面に信頼性を欠くなどの問題点を有する。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記従来の課題に鑑みなされたもので、そ
の目的は作業者が容易に、安全に仮設用手摺り、特に手
摺り支柱の取付金具を取り付けことが可能になり、スラ
ブコンクリートの打設の際の仮設用手摺りの解体、打設
後の取付けの手間も無く安全性の高い手摺り支柱の取付
金具を提供することにある。
の目的は作業者が容易に、安全に仮設用手摺り、特に手
摺り支柱の取付金具を取り付けことが可能になり、スラ
ブコンクリートの打設の際の仮設用手摺りの解体、打設
後の取付けの手間も無く安全性の高い手摺り支柱の取付
金具を提供することにある。
その手段として鍔状に突出する台座に、抜け防止用の切
り込み部を有する中空状の筒形の取付部を一体に形成し
たことを特徴とする。
り込み部を有する中空状の筒形の取付部を一体に形成し
たことを特徴とする。
[作用] 上記構造により、台座と取付部を一体に形成しているた
めに、自立することができる為にH鋼材上に容易に溶接
等により取り付けができる。
めに、自立することができる為にH鋼材上に容易に溶接
等により取り付けができる。
取付部を筒形に形成してあるために手摺り支柱の取り付
けが容易である。
けが容易である。
手摺り支柱の取付金具、手摺り支柱に紙管等を被覆する
ことでコンクリート打設時に手摺り支柱、手摺り支柱取
付金具を取り外す手間が無くなる為に仮設用手摺りの解
体が不要になる。
ことでコンクリート打設時に手摺り支柱、手摺り支柱取
付金具を取り外す手間が無くなる為に仮設用手摺りの解
体が不要になる。
また、取付部が中空状の筒形の為に仮設用手摺りが不要
になったときに手摺り支柱、手摺り支柱の取付金具の取
り外した後、穴にモルタルを詰める為にスラブコンクリ
ートの強度に少しも影響を及ぼすことがないほど前記従
来の課題を解決するものである。
になったときに手摺り支柱、手摺り支柱の取付金具の取
り外した後、穴にモルタルを詰める為にスラブコンクリ
ートの強度に少しも影響を及ぼすことがないほど前記従
来の課題を解決するものである。
[実施例] 次にこの考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案の第一実施例を示す斜視図である。
(1)は取付金具本体で、鍔状に突出する台座(1a)に
中空状の筒形の取付部(1b)を一体に形成する。
中空状の筒形の取付部(1b)を一体に形成する。
また、手摺り支柱として使用する単管の上部への抜け防
止のために切り込み部(3c)をこの筒形の取付部の上端
部に設ける。
止のために切り込み部(3c)をこの筒形の取付部の上端
部に設ける。
次にこの考案の第一実施例による建築用手摺り支柱の取
付金具の使用例を説明する。
付金具の使用例を説明する。
第2図、第3図、第4図、第5図、第6図は本考案の第
一実施例の使用例を示す側面図と一部断面図である。
一実施例の使用例を示す側面図と一部断面図である。
第2図に示すように本体(1)をH鋼材(C)上に設置
し台座(1a)をH鋼材(C)に溶接して固定する。
し台座(1a)をH鋼材(C)に溶接して固定する。
次に第3図に示すように本体(1)の筒形の取付部(1
b)に取付部より少し長めの紙管(A)を被覆し、その
なかに本体(1)の筒形の取付部(1b)に嵌合するよう
に単管(B)を挿入する。同様に所定の間隔で第4図に
示すように本体(1)、紙管(A)、単管(B)を設置
しそれを支柱として単管(B)等により仮設用手摺りを
組み立てる。
b)に取付部より少し長めの紙管(A)を被覆し、その
なかに本体(1)の筒形の取付部(1b)に嵌合するよう
に単管(B)を挿入する。同様に所定の間隔で第4図に
示すように本体(1)、紙管(A)、単管(B)を設置
しそれを支柱として単管(B)等により仮設用手摺りを
組み立てる。
その後、第5図、第6図に示すように仮設用手摺りを解
体することなくスラブコンクリート(E)を打設し、仮
設用手摺りが不要になった時点で単管手摺り(B)を解
体して、紙管(A)を取り除き、その後、穴(G)にモ
ルタル(F)を詰めて処理し、本体(1)は埋設してし
まうことができる。
体することなくスラブコンクリート(E)を打設し、仮
設用手摺りが不要になった時点で単管手摺り(B)を解
体して、紙管(A)を取り除き、その後、穴(G)にモ
ルタル(F)を詰めて処理し、本体(1)は埋設してし
まうことができる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、この考案の建築用手摺り支
柱の取付金具によれば、台座と取付部を一体に形設して
いるために、単品として独立して立つことができる為に
H鋼上に容易に溶接等により取り付けが可能なために作
業者の安全性が向上する。
柱の取付金具によれば、台座と取付部を一体に形設して
いるために、単品として独立して立つことができる為に
H鋼上に容易に溶接等により取り付けが可能なために作
業者の安全性が向上する。
しかも、取付部を筒形に形成してあるために手摺り支柱
の取り付けが容易であり、取付金具、手摺り支柱に紙管
等を被覆することでコンクリート打設時に手摺り支柱、
手摺り支柱取付金具を取り外す手間が無くなるために作
業能率の大幅な向上を図ることができる。
の取り付けが容易であり、取付金具、手摺り支柱に紙管
等を被覆することでコンクリート打設時に手摺り支柱、
手摺り支柱取付金具を取り外す手間が無くなるために作
業能率の大幅な向上を図ることができる。
また、取付部が中空状の筒形の為に手摺りが不要になっ
たときに手摺り支柱、手摺り支柱取付金具の取り外した
後、穴にモルタルを詰める為にスラブコンクリートの強
度に少しも影響を及ぼすことがないほど実用上有益な手
摺り支柱の取付金具を得ることができる。
たときに手摺り支柱、手摺り支柱取付金具の取り外した
後、穴にモルタルを詰める為にスラブコンクリートの強
度に少しも影響を及ぼすことがないほど実用上有益な手
摺り支柱の取付金具を得ることができる。
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第2図、第
3図、第4図、第5図、第6図は本考案の第一実施例の
使用例を示す側面図と一部断面図である。 1……取付金具本体 1a……台座 1b……取付部 1c……切り込み部 A……紙管 B……単管 C……H鋼材 D……デッキプレート E……スラブコンクリート F……モルタル G……穴
3図、第4図、第5図、第6図は本考案の第一実施例の
使用例を示す側面図と一部断面図である。 1……取付金具本体 1a……台座 1b……取付部 1c……切り込み部 A……紙管 B……単管 C……H鋼材 D……デッキプレート E……スラブコンクリート F……モルタル G……穴
Claims (1)
- 【請求項1】鍔状に突出する台座に、抜け防止用の切り
込み部を有する中空状の筒形の取付部を一体に形成した
ことを特徴とする建築用手摺り支柱の取付金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9749390U JPH076378Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 建築用手摺り支柱の取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9749390U JPH076378Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 建築用手摺り支柱の取付金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0453960U JPH0453960U (ja) | 1992-05-08 |
JPH076378Y2 true JPH076378Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31837912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9749390U Expired - Lifetime JPH076378Y2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | 建築用手摺り支柱の取付金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076378Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102335856B1 (ko) * | 2021-04-15 | 2021-12-06 | 원종민 | 철골빔 설치용 안전 난간대 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5833942B2 (ja) * | 2012-01-30 | 2015-12-16 | 株式会社ロッコーエンジニアリング | 高所作業用安全支柱 |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP9749390U patent/JPH076378Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102335856B1 (ko) * | 2021-04-15 | 2021-12-06 | 원종민 | 철골빔 설치용 안전 난간대 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0453960U (ja) | 1992-05-08 |
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