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JPH0762372A - 作動液用の粘度指数改良剤として有用なコポリマーを製造する方法 - Google Patents

作動液用の粘度指数改良剤として有用なコポリマーを製造する方法

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Publication number
JPH0762372A
JPH0762372A JP6113569A JP11356994A JPH0762372A JP H0762372 A JPH0762372 A JP H0762372A JP 6113569 A JP6113569 A JP 6113569A JP 11356994 A JP11356994 A JP 11356994A JP H0762372 A JPH0762372 A JP H0762372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
reaction mixture
alkyl
initiator
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6113569A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert Howard Gore
ロバート・ハワード・ゴア
Bridget Marie Stevens
ブリジット・マリー・スティーブンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm and Haas Co filed Critical Rohm and Haas Co
Publication of JPH0762372A publication Critical patent/JPH0762372A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M145/00Lubricating compositions characterised by the additive being a macromolecular compound containing oxygen
    • C10M145/02Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C10M145/10Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing monomers having an unsaturated radical bound to a carboxyl radical, e.g. acrylate
    • C10M145/12Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing monomers having an unsaturated radical bound to a carboxyl radical, e.g. acrylate monocarboxylic
    • C10M145/14Acrylate; Methacrylate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/10Esters
    • C08F220/12Esters of monohydric alcohols or phenols
    • C08F220/16Esters of monohydric alcohols or phenols of phenols or of alcohols containing two or more carbon atoms
    • C08F220/18Esters of monohydric alcohols or phenols of phenols or of alcohols containing two or more carbon atoms with acrylic or methacrylic acids
    • C08F220/1818C13or longer chain (meth)acrylate, e.g. stearyl (meth)acrylate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M2209/00Organic macromolecular compounds containing oxygen as ingredients in lubricant compositions
    • C10M2209/02Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C10M2209/08Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing monomers having an unsaturated radical bound to a carboxyl radical, e.g. acrylate type
    • C10M2209/084Acrylate; Methacrylate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10NINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS C10M RELATING TO LUBRICATING COMPOSITIONS
    • C10N2040/00Specified use or application for which the lubricating composition is intended
    • C10N2040/06Instruments or other precision apparatus, e.g. damping fluids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10NINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS C10M RELATING TO LUBRICATING COMPOSITIONS
    • C10N2040/00Specified use or application for which the lubricating composition is intended
    • C10N2040/08Hydraulic fluids, e.g. brake-fluids

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動液用の粘度指数改良剤として有用である
ばかりでなく、作動液の抗乳化度および濾過性をも向上
させるコポリマーの製造方法を提供する。 【構成】 本発明の粘度指数改良コポリマーを製造する
方法は、(C8 〜C15)アルキル(メタ)アクリレート
及びこれらの混合物からなる群から選択される第1のモ
ノマー約55重量%〜約99.5重量%;(C1 〜C
7 )アルキル(メタ)アクリレート、(C16〜C24)ア
ルキル(メタ)アクリレート及びこれらの混合物からな
る群から選択される第2のモノマー約0.5〜約45重
量%;重合開始剤;及び炭化水素希釈剤;を含む反応混
合物を約75℃〜約100℃の反応温度に加熱し;モノ
マーの共重合を行わせるのに有効な時間、該反応混合物
を該反応温度に保持する;工程を含むことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(発明の分野)本発明は、作動液用の粘度
指数改良剤として有用なある種のポリ(アルキル(メ
タ)アクリレート)に関するものである。
【0002】(背景)油圧系統、例えば高速、高圧の油
圧ポンプが幅広い温度変動にかけられる系は、作動液に
対して厳しい要求を課している。
【0003】作動液において用いられる炭化水素基油の
特性、例えば粘度指数を改良するための添加剤は公知で
ある。粘度指数改良添加剤は、流体の粘度に対する温度
変化の影響を減少させるものである。英国特許GB−
1,172,697号においては、50重量%以下の
「容易に重合しうる」モノエチレン系不飽和モノマー、
例えばスチレン、t−ブチルメタクリレート、メチルメ
タクリレート及びこれらの混合物と、少なくとも50重
量%の「容易に重合しない」モノエチレン系不飽和モノ
マー、例えばラウリルメタクリレートとの粘度指数改良
用コポリマーが開示されている。米国特許第5,11
2,509号においては、作動液及び潤滑油組成物にお
いて粘度指数改良剤として用いるためのポリ(メチルメ
タクリレート/ラウリルメタクリレート)コポリマーを
製造する方法が開示されている。かかる方法は、モノマ
ー及び重合開始剤の反応混合物を200°F〜300°
Fの温度に加熱することを含む。
【0004】パラフィン系油は、油中でワックス分子が
整列するために低温でゲル化する傾向を有している。い
くつかの油圧系統、例えば自動車の装置においては、起
動温度は0°Fを大きく下回ることがあり、系中の作動
液が、遭遇する低温において流体として保持されること
は極めて重要である。低い起動温度を包含する用途のた
めの高性能作動液組成物は、通常、粘度指数改良添加剤
に加えて、流動点降下剤を含ませて、作動液の低温での
流動度を改良している。
【0005】これらの種々の有利な効果と共に、公知の
ポリ(アルキル(メタ)アクリレート)粘度指数改良剤
は、それらが用いられる作動液に対して少なくとも一つ
の望ましくない特性を与える可能性がある。かかる添加
剤を配合した作動液は、使用中に雰囲気の湿分によって
乳濁液を形成する傾向を示す。乳濁した流体の特性は、
例えば潤滑性、耐蝕性、低温特性及び圧縮性の点で劣る
ことになる。更に、作動液中に少量の水が存在すると、
かかる流体の濾過性に悪影響を与えることが分かった。
濾過性が低下すると、油圧系統フィルターの閉塞を引き
起こすおそれがある。
【0006】(発明の概要)本発明は、作動液の粘度指
数を改良するためのコポリマーを製造する方法を開示す
るものである。本発明方法は、(C8 〜C15)アルキル
(メタ)アクリレート及びこれらの混合物からなる群か
ら選択される第1のモノマー約55重量%〜約99.5
重量%;(C1 〜C7)アルキル(メタ)アクリレー
ト、(C16〜C24)アルキル(メタ)アクリレート及び
これらの混合物からなる群から選択される第2のモノマ
ー約0.5〜約45重量%;有効量の重合開始剤;及び
炭化水素希釈剤;を含む反応混合物を約75℃〜約10
0℃の反応温度に加熱し;モノマーの共重合を行わせる
のに有効な時間、該反応混合物を該反応温度に保持す
る;工程を含むことを特徴とするものである。本発明方
法によって製造されたコポリマーは、公知方法によって
製造される粘度指数改良添加剤に比較して、改良された
抗乳化度及び濾過性を与えると共に、それが用いられる
作動液に対して粘度指数の改良を与える。
【0007】(詳細な説明)本発明のコポリマーは、そ
れぞれ構造式(1):
【化1】 (式中、R1 は、それぞれ、H又はメチルであり、R2
は、それぞれ独立して、(C8 〜C15)アルキルからな
る群から選択される)を有する繰り返し単位約55重量
%〜約99.5重量%;及び下記に示す構造式(2)、
(3)及び(4)の繰り返し単位及びこれらの混合物か
らなる群から選択される繰り返し単位0.5重量%〜約
45重量%;を含む。ここで用いられる「コポリマー」
という用語は、1種類を超える繰り返し単位を有するポ
リマーを意味するものであり、例えばコポリマー、ター
ポリマー及びテトラポリマーを包含するものである。好
ましくはR1 はメチルである。
【0008】ここで用いられる「(C8 〜C15)アルキ
ル」とは、基あたり8〜15個の炭素原子を有する直鎖
又は分岐鎖アルキル基、例えばオクチル、ノニル、デシ
ル、イソデシル、ウンデシル、ラウリル、トリデシル、
ミリスチル、ペンタデシルを意味するものである。好ま
しくは、R2 は(C10〜C15)アルキルである。更に好
ましくは、R2 は、イソデシル、ラウリル、トリデシ
ル、ミリスチル、ペンタデシル及びこれらの混合物から
なる群から選択される。
【0009】本発明のコポリマーは、構造式(2):
【化2】 (式中、R3 は、それぞれ独立して、H又はメチルであ
り、R4 は、それぞれ独立して、n−ブチル、イソブチ
ル又はt−ブチルである)を有する繰り返し単位約0重
量%〜約45重量%を含む。
【0010】かかるコポリマーは、それぞれ構造式
(3):
【化3】 (式中、R5 は、それぞれ独立して、H又はメチルであ
る)を有する繰り返し単位約0重量%〜約20重量%を
含む。好ましくはR5 はメチルである。
【0011】かかるコポリマーは、それぞれ構造式
(4):
【化4】 (式中、R7 は、それぞれ独立して、H又はメチルであ
り、R8 は、それぞれ独立して、(C16〜C24)アルキ
ルからなる群から選択される)を有する繰り返し単位約
0重量%〜約35重量%を含む。好ましくはR7 はメチ
ルである。
【0012】ここで用いられる「(C16〜C24)アルキ
ル」とは、基あたり16〜24個の炭素原子を有する任
意の直鎖又は分岐鎖アルキル基、例えばステアリル、ヘ
プタデシル、セチル、ノナデシル、エイコシルを意味す
る。好ましくは、R8 は(C16〜C20)アルキルであ
る。より好ましくは、R8 は、ステアリル、セチル、エ
イコシル及びこれらの混合物からなる群から選択され
る。
【0013】本発明のコポリマーは、例えばゲル透過ク
ロマトグラフィーによって測定して、約15,000〜
約120,000、好ましくは約20,000〜約10
0,000、最も好ましくは約25,000〜約75,
000の範囲の数平均分子量を有する。本発明のコポリ
マーは、例えばゲル透過クロマトグラフィーによって測
定して、約25,000〜約225,000、好ましく
は約37,500〜約225,000、最も好ましくは
約50,000〜約200,000の範囲の重量平均分
子量を有する。
【0014】好ましい態様においては、コポリマーは、
構造式(1)の繰り返し単位約55重量%〜約99.5
重量%及び構造式(2)の繰り返し単位約0.5重量%
〜約45重量%を含む。より好ましくは、コポリマー
は、構造式(1)の繰り返し単位約60重量%〜約90
重量%及び構造式(2)の繰り返し単位約10重量%〜
約40重量%を含む。更に好ましくは、コポリマーは、
構造式(1)の繰り返し単位約70重量%〜約85重量
%及び構造式(2)の繰り返し単位約15重量%〜約3
0重量%を含む。
【0015】第2の好ましい態様においては、コポリマ
ーは、構造式(1)の繰り返し単位約55重量%〜約9
8.5重量%、構造式(2)の繰り返し単位約0.5重
量%〜約44重量%、及び構造式(3)の繰り返し単位
約1重量%〜約20重量%を含む。より好ましくは、コ
ポリマーは、構造式(1)の繰り返し単位約60重量%
〜約87.5重量%、構造式(2)の繰り返し単位約1
0重量%〜約37.5重量%、及び構造式(3)の繰り
返し単位約2.5重量%〜約17重量%を含む。更に好
ましくは、コポリマーは、構造式(1)の繰り返し単位
約70重量%〜約80重量%、構造式(2)の繰り返し
単位約15重量%〜約25重量%、及び構造式(3)の
繰り返し単位約5重量%〜約15重量%を含む。
【0016】第3の好ましい態様においては、コポリマ
ーは、構造式(1)の繰り返し単位約55重量%〜約9
7重量%、構造式(2)の繰り返し単位約0.5重量%
〜約42.5重量%、及び構造式(4)の繰り返し単位
約2.5重量%〜約35重量%を含む。より好ましく
は、コポリマーは、構造式(1)の繰り返し単位約60
重量%〜約85重量%、構造式(2)の繰り返し単位約
10重量%〜約35重量%、及び構造式(4)の繰り返
し単位約5重量%〜約25重量%を含む。更に好ましく
は、コポリマーは、構造式(1)の繰り返し単位約65
重量%〜約75重量%、構造式(2)の繰り返し単位約
15重量%〜約25重量%、及び構造式(4)の繰り返
し単位約10重量%〜約20重量%を含む。
【0017】第4の好ましい態様においては、コポリマ
ーは、構造式(1)の繰り返し単位約55重量%〜約9
6重量%、構造式(2)の繰り返し単位約0.5重量%
〜約41.5重量%、構造式(3)の繰り返し単位約1
〜約20重量%、及び構造式(4)の繰り返し単位約
2.5重量%〜約35重量%を含む。より好ましくは、
コポリマーは、構造式(1)の繰り返し単位約55重量
%〜約82.5重量%、構造式(2)の繰り返し単位約
10重量%〜約37.5重量%、構造式(3)の繰り返
し単位約2.5重量%〜約17重量%、及び構造式
(4)の繰り返し単位約5重量%〜約25重量%を含
む。更に好ましくは、コポリマーは、構造式(1)の繰
り返し単位約55重量%〜約70重量%、構造式(2)
の繰り返し単位約15重量%〜約30重量%、構造式
(3)の繰り返し単位約5重量%〜約15重量%、及び
構造式(4)の繰り返し単位約10重量%〜約20重量
%を含む。
【0018】第5の好ましい態様においては、コポリマ
ーは、構造式(1)の繰り返し単位約90〜約99.5
重量%及び構造式(3)の繰り返し単位約0.5乃至約
10重量%未満を含む。より好ましくは、コポリマー
は、構造式(1)の繰り返し単位約92重量%〜約9
7.5重量%及び構造式(3)の繰り返し単位約2.5
重量%〜約8重量%を含む。
【0019】第6の好ましい態様においては、コポリマ
ーは、構造式(1)の繰り返し単位約55重量%〜約9
6.5重量%、構造式(3)の繰り返し単位約1重量%
〜約20重量%、及び構造式(4)の繰り返し単位約
2.5重量%〜約35重量%を含む。より好ましくは、
コポリマーは、構造式(1)の繰り返し単位約60〜約
92.5重量%、構造式(3)の繰り返し単位約2.5
重量%約17重量%、及び構造式(4)の繰り返し単位
約5重量%〜約25重量%を含む。更に好ましくは、コ
ポリマーは、構造式(1)の繰り返し単位約70重量%
〜約85重量%、構造式(3)の繰り返し単位約5重量
%〜約15重量%、及び構造式(4)の繰り返し単位約
10重量%〜約20重量%を含む。
【0020】本発明のコポリマーは、アルキル(メタ)
アクリレートモノマーのフリーラジカル開始重合によっ
て製造することができる。ここで、「アルキル(メタ)
アクリレート」という用語は、アルキルアクリレートモ
ノマー、アルキルメタクリレートモノマー及びこれらの
混合物を示すものとして用いられる。同様に、「(メ
タ)アクリル酸」という用語は、アクリル酸、メタクリ
ル酸及びこれらの混合物を示すものとして用いられる。
市販されているアルキル(メタ)アクリレートモノマー
は、エステルの混合物であってよく、通常はエステルの
混合物である。かかる混合物は、通常、例えば、「ラウ
リル/ミリスチルメタクリレート」、「セチル/エイコ
シルメタクリレート」、「セチル/ステアリルメタクリ
レート」、「ドデシル/ペンタデシルメタクリレート」
のように、混合物中において優勢を占めるエステル種の
名称の短縮形を用いて表され、本明細書においてもその
ように表される。
【0021】本発明方法においては、希釈剤、適当な相
対量の適当なそれぞれのアルキル(メタ)アクリレート
モノマー、及び有効量の重合開始剤の反応混合液を、好
ましくはスターラー、温度計、還流凝縮器及びメータリ
ングラインを取り付けた反応容器に入れる。
【0022】本発明の有用性は、上記記載の好ましいコ
ポリマー組成に限定されるものではない。即ち、本発明
方法は、公知のコポリマー、例えばポリ(ラウリルメタ
クリレート/メチルメタクリレート)に対しても改良さ
れた抗乳化度特性を与える。好ましい態様においては、
反応混合物は、(C8 〜C15)アルキル(メタ)アクリ
レート及びこれらの混合物からなる群から選択される第
1のモノマー約55重量%〜約99.5重量%、及び、
(C1 〜C7 )アルキル(メタ)アクリレート、(C16
〜C24)アルキル(メタ)アクリレート及びこれらの混
合物からなる群から選択される第2のモノマー約0.5
重量%〜約45重量%を含む。
【0023】ここで用いられる「(C1 〜C7 )アルキ
ル(メタ)アクリレート」という用語は、基あたり1〜
7個の炭素原子の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有する
(メタ)アクリル酸のアルキルエステルを意味するもの
であり、例えば、メチルメタクリレート、エチルアクリ
レート、プロピルメタクリレート、ブチルアクリレー
ト、ペンチルメタクリレート、ヘキシルアクリレート及
びヘプチルメタクリレートを包含する。本発明方法のよ
り好ましい態様においては、反応混合物のモノマーは、
該方法によって本発明のコポリマーの上記記載の好まし
い態様の一つのコポリマーが与えられるように選択され
る。
【0024】好ましい態様においては、構造式(1)を
有するコポリマーのこれらの繰り返し単位は、(C8
15)アルキル(メタ)アクリレートモノマー、より好
ましくは(C8 〜C15)アルキルメタクリレートモノマ
ーから誘導される。ここで用いる「(C8 〜C15)アル
キル(メタ)アクリレートモノマー」という用語は、基
あたり8〜15個の炭素原子の直鎖又は分岐鎖アルキル
基を有する(メタ)アクリル酸のアルキルエステルであ
り、例えばオクチルメタクリレート、ノニルメタクリレ
ート、デシルメタクリレート、イソデシルメタクリレー
ト、ウンデシルメタクリレート、ラウリルメタクリレー
ト、ラウリルアクリレート、トリデシルメタクリレー
ト、ミリスチルメタクリレート、ペンタデシルメタクリ
レート及びこれらの混合物、例えばラウリル/ミリスチ
ルメタクリレート、ドデシル/ペンタデシルメタクリレ
ートが包含される。
【0025】好ましい態様においては、構造式(2)を
有するコポリマーのこれらの繰り返し単位は、(C4
アルキル(メタ)アクリレートモノマー、より好ましく
は(C4 )アルキルメタクリレートモノマーから誘導さ
れる。ここで用いられる「(C4 )アルキル(メタ)ア
クリレートモノマー」という用語は、「ブチル(メタ)
アクリレート」と同義で用いられ、基あたり4個の炭素
原子の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有する(メタ)アク
リル酸のアルキルエステルを意味し、例えばn−ブチル
アクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチル
メタクリレート、t−ブチルメタクリレートが包含され
る。好ましい態様においては、構造式(3)を有するコ
ポリマーのこれらの繰り返し単位は、メチル(メタ)ア
クリレートモノマー、より好ましくはメチルメタクリレ
ートモノマーから誘導される。
【0026】好ましい態様においては、構造式(4)を
有するコポリマーのこれらの繰り返し単位は、(C16
24)アルキル(メタ)アクリレートモノマー、より好
ましくは(C16〜C24)アルキルメタクリレートモノマ
ーから誘導される。ここで用いられる「(C16〜C24
アルキル(メタ)アクリレートモノマー」という用語
は、基あたり16〜24個の炭素原子の直鎖又は分岐鎖
アルキル基を有する(メタ)アクリル酸のアルキルエス
テルを意味し、例えばステアリルアクリレート、ステア
リルメタクリレート、セチルメタクリレート、ヘプタデ
シルメタクリレート、ノナデシルメタクリレート、エイ
コシルメタクリレート及びこれらの混合物、例えばセチ
ル/ステアリルメタクリレート、セチル/エイコシルメ
タクリレートが包含される。
【0027】希釈剤は不活性炭化水素であってよく、好
ましくは、添加剤がその後にその中で用いられる基油に
相溶性であるか又は同一である炭化水素潤滑油である。
混合物は、例えば全モノマーの100重量部あたり約1
5〜約400重量部、より好ましくは全モノマーの10
0重量部あたり約50〜約200重量部の希釈剤を含
む。ここで用いられる「全モノマー」とは、反応混合物
中の全てのモノマーの合計量を意味する。
【0028】好適な重合開始剤としては、比較的温和な
加熱、即ち約100℃以下の温度で解離して、フリーラ
ジカルを生成する開始剤が挙げられる。好ましい態様に
おいては、重合開始剤は、意図される反応温度において
約30分未満の半減期(half−life)を有する
開始剤である。約100℃において約1分〜約180分
の半減期を有する重合開始剤、例えば、2,2’−アゾ
ビス(2−メチルブタンニトリル)、2,2’−アゾビ
ス(2,4−ジメチルペンタンニトリル)、1,1’−
アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)、t−ブチ
ルペルオクトエート及びこれらの混合物が特に好まし
い。約90℃において約5分〜約30分の半減期を有す
る重合開始剤、例えば2,2’−アゾビス(2−メチル
ブタンニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメ
チルペンタンニトリル)がより好ましい。反応混合物
は、例えば、全モノマー100重量部あたり約0.05
重量部〜約2.0重量部、より好ましくは全モノマー1
00重量部あたり約0.1重量部〜約1.0重量部の重
合開始剤を含む。
【0029】好ましい態様においては、反応混合物は連
鎖移動剤を含む。好適な連鎖移動剤としては、当該技術
において公知のもの、例えばドデシルメルカプタン、エ
チルメルカプタンが挙げられる。連鎖移動剤としてはド
デシルメルカプタンが好ましい。用いる連鎖移動剤の量
の選択は、合成されるポリマーの所望の分子量に基づい
て、当該技術において公知の方法で行われる。反応混合
物は、典型的には、例えば全モノマー100重量部あた
り約0.05重量部〜約1.9重量部、より好ましくは
全モノマー100重量部あたり約0.1重量部〜約0.
8重量部の連鎖移動剤を含む。
【0030】反応混合物を反応容器に入れ、攪拌しなが
ら、好ましくは不活性雰囲気シール下、例えば窒素シー
ル下で、第1の反応温度範囲内の温度に加熱する。第1
の反応温度範囲の限界の選択は、選択される開始剤に基
づいて行われ、かかる範囲としては、選択された開始剤
を速やかに解離させるのに有効な温度から約100℃の
上限までの温度、例えば約75℃〜約100℃が挙げら
れる。好ましい態様においては、第1の反応温度範囲は
約75℃〜約95℃である。次に、バッチを、攪拌しな
がら、第1の反応温度範囲内の温度において、反応混合
物中のモノマーを共重合させるのに有効な時間、例えば
約2時間〜約12時間保持する。
【0031】好ましい態様においては、反応混合物の一
部、例えば約25%〜約60%をまず反応容器に入れ、
第1の反応温度範囲内の温度に加熱する。次に、バッチ
を第1の反応温度範囲内の温度に保持しながら、反応混
合物の残りの部分を、攪拌しながら約30分〜約180
分かけて反応容器中に供給する。反応混合物の添加が終
了したら、バッチを第1の反応温度範囲内の温度に、約
4時間以内の保持時間の間保持する。好ましい態様にお
いては、全モノマー100重量部あたり約0.05重量
部〜約1.0重量部の重合開始剤である開始剤の第2の
部分を、保持時間の後に反応混合物に加える。
【0032】一つの好ましい態様においては、開始剤の
第2の部分は、第2の反応温度範囲内の温度に反応混合
物を保持しながら、実質的に連続的な速度で約30分〜
約180分にわたり反応混合物に加える。ここで、第2
の反応温度範囲としては、加えた開始剤を速やかに解離
させるのに有効な約100℃以下の温度、例えば約75
℃〜約100℃、好ましくは約75℃〜約95℃が包含
される。他の好ましい態様においては、重合開始剤の第
2の部分は、第2の反応温度範囲内の温度に反応混合物
を保持しながら、開始剤の第2の部分の更に一部分ずつ
を周期的に反応容器に入れることによって加える。ここ
で、第2の反応温度範囲としては、加えた開始剤を速や
かに解離させるのに有効な約100℃以下の温度、例え
ば約75℃〜約100℃、好ましくは約75℃〜約95
℃が包含される。
【0033】好ましい態様においては、開始剤の第2の
部分は最初の反応混合物中に含まれるものと同一の開始
剤であり、第1の反応温度範囲及び第2の反応温度範囲
は同一である。また、開始剤の第2の部分の組成は、最
初の反応混合物中に存在する開始剤と異なっていてもよ
く、開始剤の更に一部ずつを反応容器に周期的に加える
態様においては、それぞれの更なる一部の組成が互いに
異なっていてもよい。開始剤のそれぞれの添加の後に保
持すべき適当な第2の反応温度範囲の選択は、上記に記
載の方法で加える開始剤の各部分のそれぞれの半減期に
基づいて行われる。重合開始剤の第2の部分を加えた
後、反応混合物を第2の反応温度範囲において約30分
〜約180分保持して、重合反応を完了させる。希釈剤
中の本発明のコポリマーの粘稠溶液が反応の生成物とし
て得られる。
【0034】上記記載のコポリマーを、通常の方法で、
例えばコポリマーを基油に加えて基油中の添加剤の溶液
を形成することによって、基油、例えばパラフィン系溶
媒ニュートラルオイルとそれぞれ配合して、所望の粘度
特性を有する作動液組成物を得る。好ましい態様におい
ては、本発明の作動液は、基油100重量部あたり約2
重量部〜約20重量部の粘度指数改良コポリマーを含
む。好ましい態様においては、コポリマーは、希釈剤中
のコポリマーの比較的濃い溶液、例えば上記記載の重合
工程において用いられる炭化水素希釈剤約25重量部約
250重量部中に約100重量部のコポリマーを溶解し
た溶液の形態で、基油に加えられる。作動液は、本発明
の粘度指数改良コポリマーに加えて、他の公知の添加
剤、例えば酸化防止剤、耐摩耗添加剤を含んでいてもよ
い。
【0035】(実施例1)ラウリル/ミリスチルメタク
リレート(100%基準、純度97.5%)1046.
15g(85重量部)、ブチルメタクリレート180g
(15重量部)、重合開始剤(2,2’−アゾビス(2
−メチルブタンニトリル))1.32g(0.11重量
部)、連鎖移動剤(ドデシルメルカプタン)9g(0.
75重量部)、及びパラフィン油(100N油)1.9
2g(0.16重量部)を配合することによって反応混
合物を調製した。温度計、温度コントローラー、スター
ラー、滴下漏斗、パージガス導入口及びパージガス導出
口を有する水冷還流凝集器を取り付けた2リットルの反
応容器に、パラフィン油13.8g(1.15重量部)
を入れた後、窒素でフラッシュした。
【0036】次に、反応混合物の一部(〜30重量%)
を、窒素でフラッシュした反応容器に入れ、加熱した。
温度が95℃に達したら、反応混合物の残りを、一定の
速度で60分にわたり反応容器に加えた。添加の間はバ
ッチの温度を95℃に保持した。全ての反応混合物の供
給後、バッチを、攪拌下95℃で30分保持した。30
分の保持時間の後、開始剤混合物(2,2’−アゾビス
(2−メチルブタンニトリル)1.32g(0.11重
量部)及びパラフィン油60g(5重量部))の第1の
部分を反応容器に加え、温度を更に30分間95℃に保
持した。次に、開始剤の更なる二つの部分をバッチに加
え、それぞれの部分の添加の間は95℃に30分保持し
た。開始剤の最後の部分を添加して30分後に、パラフ
ィン油163.85g(13.65重量部)を反応容器
に入れて反応混合物を希釈した。上記の方法により、モ
ノマー転化率96.87%で、粗ポリマー固形分72.
86重量%、100℃において763センチストークス
(cSt)の動粘度(ASTM D−445に従って測
定)、及び6.5の剪断安定指数(SSI)(ASTM
D−2603に従って測定)を有するポリマー溶液1
595.5gが得られた。
【0037】(実施例2)重合開始剤として2,2’−
アゾビス(2,4−ジメチルペンタンニトリル)を用
い、反応を95℃でなく80℃で行い、100.48g
(15.46重量部)の油を加えた他は、上記実施例1
の手順を繰り返して、モノマー転化率99.0%で、粗
ポリマー固形分73.43%、100℃における動粘度
703cSt、及び5.9のSSIを有する生成物混合
物を得た。
【0038】(実施例3)1,1’−アゾビス(シクロ
ヘキサンカルボニトリル)を開始剤として用い、反応を
95℃でなく120℃で行い、100.48g(15.
46重量部)の油を加えた他は実施例1の手順を繰り返
して、モノマー転化率95.1%で、70.6%の粗ポ
リマー固形分、569cStの100℃における動粘
度、及び5.5のSSIを有する生成物混合物を得た。
【0039】(実施例4)t−ブチルペルオクトエート
を開始剤として用い、反応を95℃でなく120℃で行
い、更なる開始剤を幾つかに分けて加えずに反応容器に
連続的に供給し(反応温度における30分の保持時間の
後に、150g(15.0重量部)の油中の1.70g
(0.17重量部)のt−ブチルペルオクトエートの流
れを一定速度で60分にわたり加えた後、反応温度に3
0分保持した)、135.19g(13.5重量部)の
油を加えた他は、実施例1の手順を繰り返して、98.
95%のモノマー転化率で、72.78%の粗ポリマー
固形分、100℃における749cStの動粘度、及び
8.5のSSIを有する生成物混合物を得た。
【0040】(実施例5〜16)異なる開始剤及び反応
温度を用いた他は上記実施例1に示す方法に従って、実
施例5〜16及び比較例1のコポリマーをそれぞれ製造
した。実施例1〜15及び比較例1のコポリマーを製造
するのに用いた反応混合物の相対的なモノマー組成、重
合方法及びそれぞれの反応生成物のポリマー固形分を表
1に示す。
【0041】表1において、MMAはメチルメタクリレ
ートを、BMAはブチルメタクリレートを、LMMAは
ラウリル/ミリスチルメタクリレートを、SMAはステ
アリルメタクリレートを表す。表1に「方法」の欄にお
いて示す実施例番号は、それぞれのコポリマーの製造に
おいて用いた上記の製造工程の実施例番号を示す。即
ち、 実施例1:2,2’−アゾビス(2−メチルブタンニト
リル),95℃; 実施例2:2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルペン
タンニトリル),80℃; 実施例3:1,1’−アゾビス(シクロヘキサンカルボ
ニトリル),120℃; 実施例4:t−ブチルペルオクトエート,120℃。
【0042】
【表1】 表 1 コポリマー 方法 ポリマー固形分 LMMA/BMA/ (実施例番号) (実施例番号) MMA/SMA (%) (重量%) 1 1 72.86 85/15/0/0 2 2 73.43 85/15/0/0 3 3 70.6 85/15/0/0 4 4 72.78 85/15/0/0 5 3 72.20 80/20/0/0 6 3 71.25 75/25/0/0 7 3 72.72 70/30/0/0 8 4 69.47 65/35/0/0 9 3 73.01 65/35/0/0 10 1 73.66 75/25/0/0 11 1 70.18 70/15/0/15 12 1 75.25 60/15/10/15 13 1 74.96 75/0/10/15 14 1 74.21 70/0/15/15 15 3 73.32 94.8/0/5.2/0 16 3 74.13 100/0/0/0
【0043】(実施例17、18及び比較例1)表2に
示すように、それぞれ実施例3、1及び2の方法によっ
て公知の組成(85重量%LMMA/15重量%MM
A)のコポリマーを製造した。
【0044】
【表2】 表 2 組成 方法 LMMA/MMA (実施例番号) (実施例番号) (重量%) 比較例1 3 85/15 17 1 85/15 18 2 85/15
【0045】(実施例19〜21)それぞれ異なる量の
連鎖移動剤(ドデシルメルカプタン)を用いた他は実施
例4の方法によって、70重量%LMMA/15重量%
MMA/15重量%SMAの組成のコポリマーを製造し
た。実施例19〜21のそれぞれについて、用いた連鎖
移動剤(CTA)の量(LMMA、MMA及びSMAモ
ノマーの合計量100重量部あたりの連鎖移動剤の重量
部(CTA重量部/100重量部モノマー)として示
す)、数平均分子量(MWn)及び重量平均分子量(M
Ww)を下表3に示す。分子量は、ポリ(メチルメタク
リレート)標準試料を用いてゲル透過クロマトグラフィ
ーによって測定した。
【0046】
【表3】 表 3 実施例番号 CTA量 MWn MWw (CTA重量部/ 100重量部モノマー) 19 0.25 1.8×105 6.64×104 20 0.475 9.7×104 4.35×104 21 0.75 5.1×104 2.22×104
【0047】(実施例22)実施例1〜18及び比較例
1のそれぞれの組成物を含む作動液配合物について、粘
度指数、抗乳化度、低温動粘度及び濾過性に関して測定
を行った。
【0048】粘度指数の測定に用いた試料は、100℃
において10.75cStの動粘度を与えるのに有効な
量(〜10重量%)の実施例1〜18及び比較例1のそ
れぞれの組成物を作動油(Sun HPO 100)に
加えることによって配合した。それぞれの試料の粘度指
数を、ASTM法D2270−74に従って、40℃及
び100℃におけるそれぞれの動粘度を比較することに
よって測定した。結果を表4にVIとして示す。
【0049】抗乳化度の測定に用いた試料は、実施例1
〜18及び比較例1のそれぞれの組成物10重量部を基
油(Sun HPO 100)90重量部に加えること
によって配合した。それぞれの試料の抗乳化度をAST
M D1401の方法によって測定した。メスシリンダ
ー中で液を攪拌することによって、40ml容量の試料
物質を40ml容量の蒸留水で乳化した。攪拌停止後の
油、水及びエマルジョン層のそれぞれの相対容量をモニ
ターすることによって、エマルジョンの有機層及び水層
への分離を測定した。結果を、攪拌停止後10分及び3
0分において観察されたそれぞれの(ml油/ml水/
mlエマルジョン)として下表4に示す。
【0050】低温動粘度は、低温における作動液の流動
能力の指標である。低温動粘度の測定に用いた試料は、
40℃で32(±10%)mm2 /秒の動粘度を与える
のに有効な量(〜7重量%)の実施例1〜18及び比較
例1の粘度指数改良剤のそれぞれを、基油配合物(65
重量%のShell HVI 60と35重量%のSh
ell MVIN 40との配合物)に加えることによ
って配合した。それぞれの試料の動粘度を、ASTM
D445の方法を用いて、−30℃(HVI60/MV
IN40ベースのオイル配合物は−30℃で固化する)
において測定した。結果を表4にKV/−30℃(cS
t)として示す。
【0051】濾過性の測定に用いた試料は、低温動粘度
試験のために調製した試料において用いた量に対応する
量(〜7重量%)の実施例1〜18及び比較例1の粘度
指数改良剤のそれぞれを基油(Shell HVI6
0)に加えることによって配合した。それぞれの作動液
組成物の濾過性を、Centre Europeend
e Transmission Oleo Pneum
atique(CETOP)試験法GB15.01Dに
従って測定した。1リットル容量のそれぞれの試料が、
水銀柱65cm(26インチ)の減圧下で1.2ミクロ
ンのポロシティを有する膜を通過するのに必要な時間を
測定した(HVI60基油の種々のロットは、約20〜
約25分の濾過時間を示した)。結果を表4に濾過時間
(分)として示す。
【0052】
【表4】 組成物 VI KV 濾過時間 抗乳化度 (実施例番号) /-30 ℃ (分) (ml油/ml水/ (cSt) mlエマルジョン) 10 分 30分 1 152 6420 --- 10/26/44 31/38/1 2 153 --- 47.5 11/29/40 40/39/1 3 152 --- 57.5 10/24/46 39/36/5 4 153 --- --- 3/26/51 41/34/5 5 150 --- --- 42/36/2 41/38/1 6 153 --- 49 8/20/52 35/36/9 7 156 --- 39 5/15/60 20/33/27 8 154 --- 45.5 5/10/65 15/27/38 9 153 --- 43 40/39/1 40/39/1 10 157 7000 130 7/9/64 13/17/50 11 154 --- 150 13/15/52 40/36/4 12 160 4976 75 6/23/51 15/35/30 13 157 4200 105 10/10/60 15/20/45 14 161 3935 97 4/4/72 8/10/62 15 152 --- --- 10/14/56 40/37/3 16 152 --- 86.5 39/40/1 39/40/1 17 156 --- --- 22/25/33 35/36/9 18 157 --- --- 18/17/45 37/36/7 Cl 157 --- --- 4/2/74 20/14/46 HPO 100 90 --- --- 40/40/0 ---
【0053】本発明方法は、作動液用の粘度指数改良剤
として有用なコポリマーを与える。本発明方法によって
製造されるコポリマーは、公知方法によって製造される
粘度指数改良添加剤に比較して、改良された抗乳化度及
び濾過性をかかる流体に与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブリジット・マリー・スティーブンス アメリカ合衆国ペンシルバニア州19044、 ホーシャム、ロガー・ミル・ロード 45

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (C8 〜C15)アルキル(メタ)アクリ
    レート及びこれらの混合物からなる群から選択される第
    1のモノマー約55重量%〜約99.5重量%;(C1
    〜C7 )アルキル(メタ)アクリレート、(C16
    24)アルキル(メタ)アクリレート及びこれらの混合
    物からなる群から選択される第2のモノマー約0.5重
    量%〜約45重量%;有効量の重合開始剤;及び炭化水
    素希釈剤;を含む反応混合物を約75℃〜約100℃の
    反応温度に加熱し;モノマーの共重合を行わせるのに有
    効な時間、該反応混合物を該反応温度に保持する;工程
    を含むことを特徴とする、作動液用の粘度指数改良剤を
    製造する方法。
  2. 【請求項2】 重合開始剤が、反応温度において約30
    分未満の半減期(half−life)を有する請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 重合開始剤が、2,2’−アゾビス(2
    −メチルブタンニトリル)、2,2’−アゾビス(2,
    4−ジメチルペンタンニトリル)、1,1’−アゾビス
    (ヘキサンカルボニトリル)及びこれらの混合物からな
    る群から選択される請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 開始剤の有効量が、モノマー100重量
    部あたり約0.05重量部〜約2.0重量部である請求
    項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1のモノマーがラウリルメタクリレー
    トを含む請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 第2のモノマーがブチルメタクリレート
    を含む請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第2のモノマーがメチルメタクリレート
    を含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第2のモノマーがブチルメタクリレート
    とメチルメタクリレートとの混合物を含む請求項1に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 第2のモノマーがブチルメタクリレート
    と(C16〜C24)アルキル(メタ)アクリレートとの混
    合物を含む請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 第2のモノマーがメチルメタクリレー
    トと(C16〜C24)アルキル(メタ)アクリレートとの
    混合物を含む請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 第2のモノマーがブチルメタクリレー
    ト、メチルメタクリレート及びC16〜C24アルキル(メ
    タ)アクリレートの混合物である請求項1に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 反応混合物の第1の部分を反応容器に
    入れ;反応混合物の第1の部分を加熱した後、反応混合
    物の残りを、加熱を維持しながら、制御された速度で反
    応容器に供給する;ことによって反応混合物を加熱する
    請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 反応温度において反応混合物を保持す
    る段階中において、第2の量の重合開始剤を反応混合物
    に加える工程を更に含む請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 開始剤の第2の部分を、実質的に連続
    的な速度で反応混合物中に供給する請求項13に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 開始剤の第2の部分を、一連の別々の
    小部分として反応混合物中に導入する請求項13に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 開始剤の第2の量が、モノマー100
    重量部あたり、開始剤約0.1重量部〜約1.0重量部
    を含む請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 反応混合物を、第2の量の開始剤を加
    える前に反応温度において約30分〜約4時間保持し、
    次に、第2の量の開始剤を加えた後約30分〜約4時
    間、約75℃〜約100℃の温度で保持する請求項13
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の方法によって製造さ
    れたコポリマー。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の方法によって製造さ
    れたコポリマー約100重量部及び炭化水素希釈剤約2
    5〜約250重量部を含む作動液用の粘度指数改良添加
    組成物。
  20. 【請求項20】 作動液基油及び請求項1に記載の方法
    によって製造されたコポリマー約2重量%〜約20重量
    %を含む作動液組成物。
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