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JPH0757678B2 - 巻上機用油圧回路 - Google Patents

巻上機用油圧回路

Info

Publication number
JPH0757678B2
JPH0757678B2 JP25381486A JP25381486A JPH0757678B2 JP H0757678 B2 JPH0757678 B2 JP H0757678B2 JP 25381486 A JP25381486 A JP 25381486A JP 25381486 A JP25381486 A JP 25381486A JP H0757678 B2 JPH0757678 B2 JP H0757678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
valve
hoisting machine
wire rope
torque setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25381486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63112396A (ja
Inventor
基敬 小島
良秋 山田
剛 横森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25381486A priority Critical patent/JPH0757678B2/ja
Publication of JPS63112396A publication Critical patent/JPS63112396A/ja
Publication of JPH0757678B2 publication Critical patent/JPH0757678B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧駆動巻上機に係り、特に2分割駆動方式
に好適な油圧回路に関する。
〔従来の技術〕
ワイヤロープを何段にも重ねて巻取り多層巻用巻上機に
は、ワイヤロープの喰い込み防止及び巻取りワイヤロー
プの不揃いを防止するため、張力を受持つ駆動部とワイ
ヤロープを定張力でドラムに巻取る巻取り部を持つた分
割方式の油圧駆動巻上機がある。
この従来例においては、ワイヤロープを巻出すには、負
荷によつてドラムを駆動して行なうものである。従つ
て、軽負荷の場合には、ワイヤロープを巻出しにくい。
第2図は、従来例の2分割駆動方式の巻上機の機構を示
す。第3図はその油圧回路である。
本巻上機は、ワイヤロープ13をドラムに巻取るには、油
圧モータ16を駆動することによつて行なう。ドラムにワ
イヤロープを喰い込みなく整然と巻取るために、油圧モ
ータ16は一定トルクで駆動している。一定トルクを与え
るため油圧回路には、トルク設定弁24を設けている。従
つて巻上時には、油圧モータ16は、ワイヤロープ13を常
に巻取る様に作用している。駆動部は、負荷の大部分を
受持つてドラム14がワイヤロープ13を巻取るのを助けて
いる。
ワイヤロープ13を逆に巻出す場合は、ワイヤロープ13で
ドラムを巻出し方向に回転させ、油圧モータ16を駆動す
ることによつて行なう。この場合、操作便22の回路が回
路22Cに切り換えられ、油圧源21からの油は油圧モータ1
6に低圧で供給している。供給側の圧力は、油圧モータ
がキヤビテーシヨンをおこさない程度にチエツク弁25で
設定している。この状態で油圧モータ16がドラム14から
駆動されると油圧モータ16の吐出油は、トルク設定弁24
を通つて油タンクに戻される。トルク設定弁24は、規定
圧力にセツトされているので、油圧モータ16を駆動する
には、この規定圧力に見合つた駆動トルクが必要とな
る。トルク設定弁24は、巻上時の所要張力より、ある規
定圧力にセツトする必要がある。従つて、巻出し運転
は、負荷によつてワイヤロープ13を巻出す機構になつて
いる。このため、軽負荷時には、巻出し運転がやりにく
い問題点がある。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば特
開昭53−4949号,実開昭54−88763号などが挙げられ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術は、巻上機に作用する負荷によつて巻下げ
運転を行なう機構になつているため、軽負荷時の巻下げ
作業に問題があつた。
本発明の目的は、巻下げ運転の際に軽負荷でも容易に運
転ができる巻上機用油圧回路を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明は、シーブを有し
ワイヤを巻取るに必要な負荷の大部分を受け持つ駆動部
とワイヤを一定張力でドラムに巻き取る巻取部より成る
2分割方式の巻上機であって、駆動部は油圧モータ、油
圧源、操作弁、油タンクを有し、巻取部は油圧モータ、
油圧源、操作弁、油圧を一定にするトルク設定弁、油タ
ンクを有する巻上機用油圧回路において、前記トルク設
定弁に外部パイロットラインを設け、前記巻取部の油タ
ンクと連結している配管と、この配管と前記外部パイロ
ットラインの間に流路を開閉する手段を設けたことを特
徴とするものである。
〔作用〕
巻取部の油圧回路に設けたトルク設定弁は、外部パイロ
ットラインを備えた圧力制御弁を使用し、通常負荷時に
は、この外部パイロットラインを遮断することによって
高トルクに設定し、軽負荷時には、外部パイロットライ
ンを油タンクに接続することによって、低トルクに設定
する。
この結果、負荷によってワイヤロープを巻下げる際、ト
ルク設定弁を低トルクに設定できるので、ワイヤロープ
に引っ張りだすための張力を与える必要がなく、軽負荷
でも容易に巻下げ運転ができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例の油圧回路図を示す。本図
のトルク設定弁24は、外部パイロツトライン29に設けた
流路を開閉する手段(電磁弁もしくは手動切換弁)28の
回路が、回路28Aに切り換えられているため当初設定し
た圧力に保持されており、油圧モータ16はこの圧力に見
合つた定トルクで駆動される。ワイヤロープ13を巻出し
する場合は、トルク設定弁24の圧力に見合つた駆動トル
クをもつ負荷によつて行なう。負荷が設定圧力以上にな
るとトルク設定弁24が、開き油圧源21から供給された油
を油タンク26へ逃す。
しかし、負荷が小さい場合には、トルク設定弁24の設定
圧力に達しないので油圧モータ16は、停止状態となり巻
下げ運転は不能となる。この状態から巻下げ運転を行う
には、ワイヤロープ13を引張り出すための張力を与える
必要がある。
電磁弁もしくは手動切換弁の回路を回路28Bに切換えた
場合、トルク設定弁24の設定圧力は、ほほ零になる。こ
のため、軽負荷時の巻下げ運転を行なう際は、この回路
(28B)を選択することによつて、容易に行なうことが
出来る。即ち、トルク設定弁24の設定値が低いので軽負
荷でも油圧モータ16を駆動することが可能となりワイヤ
ロープ13を巻き出すことが出来る。
〔発明の効果〕
負荷によってワイヤロープを巻下げる際、トルク設定弁
を低トルクに設定できるので、ワイヤロープに引っ張り
だすために張力を与える必要がなく、軽負荷時でも容易
に巻下げ運転ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す油圧回路図を示す。第
2図は従来の2分割方式の巻上機の機構図、第3図は第
2図の油圧回路図である。 5……駆動用油圧モータ、6……減速機、7〜9……ギ
ヤ、10〜11……はシーブ、12……ローラ、13……ワイヤ
ロープ、14……ドラム、15……減速機、16……油圧モー
タ、17……油圧源、18……操作弁、19……リミツトスイ
ツチ、20……カウンタバランス弁、21……油圧源、22…
…操作弁、23……チエツク弁、24……トルク設定弁、25
……チエツク弁、26……油タンク、28……電磁弁もしく
は手動切換弁、29……パイロツトライン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーブを有しワイヤを巻取るに必要な負荷
    の大部分を受け持つ駆動部とワイヤを一定張力でドラム
    に巻き取る巻取部より成る2分割方式の巻上機であっ
    て、駆動部は油圧モータ、油圧源、操作弁、油タンクを
    有し、巻取部は油圧モータ、油圧源、操作弁、油圧を一
    定にするトルク設定弁、油タンクを有する巻上機用油圧
    回路において、前記トルク設定弁に外部パイロットライ
    ンを設け、前記巻取部の油タンクと連結している配管
    と、この配管と前記外部パイロットラインの間に流路を
    開閉する手段(28)を設けたことを特徴とする巻上機用
    油圧回路。
JP25381486A 1986-10-27 1986-10-27 巻上機用油圧回路 Expired - Lifetime JPH0757678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25381486A JPH0757678B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 巻上機用油圧回路

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JP25381486A JPH0757678B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 巻上機用油圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63112396A JPS63112396A (ja) 1988-05-17
JPH0757678B2 true JPH0757678B2 (ja) 1995-06-21

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ID=17256510

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JP25381486A Expired - Lifetime JPH0757678B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 巻上機用油圧回路

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JP4720518B2 (ja) * 2006-01-20 2011-07-13 株式会社ケンウッド 電子機器の筐体構造

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JPS63112396A (ja) 1988-05-17

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