JP2000309491A - オートテンション装置 - Google Patents
オートテンション装置Info
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- JP2000309491A JP2000309491A JP11116491A JP11649199A JP2000309491A JP 2000309491 A JP2000309491 A JP 2000309491A JP 11116491 A JP11116491 A JP 11116491A JP 11649199 A JP11649199 A JP 11649199A JP 2000309491 A JP2000309491 A JP 2000309491A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 揚収対象物及び船舶の波浪による上下動に関
わらず、紐状体に付加される張力を所定の張力以下に自
動的に抑制し且つ簡単な操作により張力付加状態と巻上
作業状態とを切り替え得るようにしたオートテンション
装置を提供する。 【解決手段】 舶用クレーンに搭載した巻上機構の張力
を調整するオートテンション装置に関し、減速装置1
と、該減速装置1の駆動軸2に連結する巻上用油圧モー
タ3(巻上用液圧駆動源)と、減速装置1の駆動軸4に
連結する張力付加用油圧モータ5(張力付加用液圧駆動
源)と、減速装置1の出力軸6に連結するドラム7と、
該ドラム7に巻き付けたワイヤロープ8(紐状体)と、
モータ3に対する作動油の送給・停止とその送給方向の
切り替えを行い且つモータ5に対する作動油の送給・停
止とその油圧保持を行い得るよう構成した油圧制御装置
9(液圧制御装置)とを備える。
わらず、紐状体に付加される張力を所定の張力以下に自
動的に抑制し且つ簡単な操作により張力付加状態と巻上
作業状態とを切り替え得るようにしたオートテンション
装置を提供する。 【解決手段】 舶用クレーンに搭載した巻上機構の張力
を調整するオートテンション装置に関し、減速装置1
と、該減速装置1の駆動軸2に連結する巻上用油圧モー
タ3(巻上用液圧駆動源)と、減速装置1の駆動軸4に
連結する張力付加用油圧モータ5(張力付加用液圧駆動
源)と、減速装置1の出力軸6に連結するドラム7と、
該ドラム7に巻き付けたワイヤロープ8(紐状体)と、
モータ3に対する作動油の送給・停止とその送給方向の
切り替えを行い且つモータ5に対する作動油の送給・停
止とその油圧保持を行い得るよう構成した油圧制御装置
9(液圧制御装置)とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舶用クレーンに搭
載した巻上機構の張力を調整するオートテンション装置
に関するものである。
載した巻上機構の張力を調整するオートテンション装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海上に浮かぶボートや観測機器などの揚
収対象物を船舶に揚収する際には、船舶に具備されてい
るクレーンの巻上機構から繰り出したワイヤロープある
いはアーマドケーブルなどの紐状体の一端を揚収対象物
に連結し、巻上機構により紐状体を巻き取ることによっ
て揚収対象物を船舶に揚収するようにしている。
収対象物を船舶に揚収する際には、船舶に具備されてい
るクレーンの巻上機構から繰り出したワイヤロープある
いはアーマドケーブルなどの紐状体の一端を揚収対象物
に連結し、巻上機構により紐状体を巻き取ることによっ
て揚収対象物を船舶に揚収するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、揚収対
象物及び船舶が、波浪の影響を受けて大きな上下動を起
こしている場合には、船舶に備えられているクレーンの
巻上機構の紐状体にかかる張力が大きく変動し、最悪時
には、該紐状体の破断や過負荷によるクレーン及び揚収
対象物の損傷などが発生することが懸念されている。
象物及び船舶が、波浪の影響を受けて大きな上下動を起
こしている場合には、船舶に備えられているクレーンの
巻上機構の紐状体にかかる張力が大きく変動し、最悪時
には、該紐状体の破断や過負荷によるクレーン及び揚収
対象物の損傷などが発生することが懸念されている。
【0004】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、揚収対象物及び船舶の波浪による上下動に関わら
ず、紐状体に付加される張力を所定の張力以下に自動的
に抑制し且つ簡単な操作により張力付加状態と巻上作業
状態とを切り替え得るようにしたオートテンション装置
を提供することを目的としている。
で、揚収対象物及び船舶の波浪による上下動に関わら
ず、紐状体に付加される張力を所定の張力以下に自動的
に抑制し且つ簡単な操作により張力付加状態と巻上作業
状態とを切り替え得るようにしたオートテンション装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、舶用クレーン
に搭載した巻上機構の張力を調整するオートテンション
装置であって、本体両側に駆動軸を突出した減速装置
と、該減速装置の一側に突出した駆動軸に対しクラッチ
を介して連結された巻上用液圧駆動源と、減速装置の他
側に突出した駆動軸に対し連結された張力付加用液圧駆
動源と、減速装置の出力軸に対し連結されたドラムと、
該ドラムに繰り出し可能に巻き付けられた紐状体と、巻
上用液圧駆動源に対する作動液の送給・停止とその送給
方向の切り替えを行い且つ張力付加用液圧駆動源に対す
る作動液の送給・停止とその液圧保持を行い得るよう構
成した液圧制御装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
に搭載した巻上機構の張力を調整するオートテンション
装置であって、本体両側に駆動軸を突出した減速装置
と、該減速装置の一側に突出した駆動軸に対しクラッチ
を介して連結された巻上用液圧駆動源と、減速装置の他
側に突出した駆動軸に対し連結された張力付加用液圧駆
動源と、減速装置の出力軸に対し連結されたドラムと、
該ドラムに繰り出し可能に巻き付けられた紐状体と、巻
上用液圧駆動源に対する作動液の送給・停止とその送給
方向の切り替えを行い且つ張力付加用液圧駆動源に対す
る作動液の送給・停止とその液圧保持を行い得るよう構
成した液圧制御装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0006】而して、波浪の中で揚収対象物を船舶に揚
収する際に、クラッチを切って巻上用液圧駆動源のトル
ク伝達を切り離し、液圧制御装置により巻上用液圧駆動
源に対する作動液の送給を停止し且つ張力付加用液圧駆
動源に対する作動液の送給とその液圧保持を行うと、張
力付加用液圧駆動源に対し所定の液圧に保持された作動
液が送給されるので、張力付加用液圧駆動源により減速
装置を介しドラムへ所定の回転力が付加されることにな
る。
収する際に、クラッチを切って巻上用液圧駆動源のトル
ク伝達を切り離し、液圧制御装置により巻上用液圧駆動
源に対する作動液の送給を停止し且つ張力付加用液圧駆
動源に対する作動液の送給とその液圧保持を行うと、張
力付加用液圧駆動源に対し所定の液圧に保持された作動
液が送給されるので、張力付加用液圧駆動源により減速
装置を介しドラムへ所定の回転力が付加されることにな
る。
【0007】そして、揚収対象物及び船舶が波浪の影響
で大きく上下動してドラムから繰り出された紐状体に大
きな張力が作用すると、張力付加用液圧駆動源が逆転方
向に力を受けて作動液の液圧が上昇するが、液圧制御装
置により所定の液圧以上に上昇しないよう液圧が開放さ
れるので、過大な張力上昇に対しては張力付加用液圧駆
動源が逆転して紐状体が繰り出される結果となり、これ
とは逆に、波浪の影響で紐状体に作用する張力が低減す
ると、張力付加用液圧駆動源が正転してドラムを巻き取
り方向に回転するので、紐状体に作用する張力が低減す
るごとに連続的にドラムによる紐状体の巻き取りが進
み、自動的に船舶近くまで揚収対象物が引き寄せられ且
つ波浪に追随する結果となる。
で大きく上下動してドラムから繰り出された紐状体に大
きな張力が作用すると、張力付加用液圧駆動源が逆転方
向に力を受けて作動液の液圧が上昇するが、液圧制御装
置により所定の液圧以上に上昇しないよう液圧が開放さ
れるので、過大な張力上昇に対しては張力付加用液圧駆
動源が逆転して紐状体が繰り出される結果となり、これ
とは逆に、波浪の影響で紐状体に作用する張力が低減す
ると、張力付加用液圧駆動源が正転してドラムを巻き取
り方向に回転するので、紐状体に作用する張力が低減す
るごとに連続的にドラムによる紐状体の巻き取りが進
み、自動的に船舶近くまで揚収対象物が引き寄せられ且
つ波浪に追随する結果となる。
【0008】次いで、クラッチを繋いで巻上用液圧駆動
源を減速装置を介しドラムにトルク伝達し得るよう接続
し、液圧制御装置により巻上用液圧駆動源に対する作動
液の送給をドラムを巻き取り方向に正転する方向に向け
て行い且つ張力付加用液圧駆動源に対する作動液の送給
を停止すると、巻上用液圧駆動源により減速装置を介し
ドラムが駆動されて該ドラムに紐状体が巻き取られるの
で、船舶近くまで引き寄せられ且つ波浪に追随している
揚収対象物が海面から引き上げられて船舶上に揚収され
ることになる。
源を減速装置を介しドラムにトルク伝達し得るよう接続
し、液圧制御装置により巻上用液圧駆動源に対する作動
液の送給をドラムを巻き取り方向に正転する方向に向け
て行い且つ張力付加用液圧駆動源に対する作動液の送給
を停止すると、巻上用液圧駆動源により減速装置を介し
ドラムが駆動されて該ドラムに紐状体が巻き取られるの
で、船舶近くまで引き寄せられ且つ波浪に追随している
揚収対象物が海面から引き上げられて船舶上に揚収され
ることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0010】図1及び図2は本発明のオートテンション
装置を実施する形態の一例を示すもので、このオートテ
ンション装置は、減速装置1と、該減速装置1の一側に
突出する第1の駆動軸2に連結する巻上用油圧モータ3
(巻上用液圧駆動源)と、減速装置1の他側に突出する
第2の駆動軸4に連結する張力付加用油圧モータ5(張
力付加用液圧駆動源)と、減速装置1の出力軸6に連結
するドラム7と、ドラム7に巻き付けたワイヤロープ8
(紐状体)とによって構成されており、その作動は、後
述する油圧制御装置9によって制御されるようになって
いる。
装置を実施する形態の一例を示すもので、このオートテ
ンション装置は、減速装置1と、該減速装置1の一側に
突出する第1の駆動軸2に連結する巻上用油圧モータ3
(巻上用液圧駆動源)と、減速装置1の他側に突出する
第2の駆動軸4に連結する張力付加用油圧モータ5(張
力付加用液圧駆動源)と、減速装置1の出力軸6に連結
するドラム7と、ドラム7に巻き付けたワイヤロープ8
(紐状体)とによって構成されており、その作動は、後
述する油圧制御装置9によって制御されるようになって
いる。
【0011】減速装置1は、歯車機構(図示せず)を内
部に備えた減速機本体10と、該減速機本体10の両側
に突出する第1、第2の各駆動軸2,4と、減速機本体
10の他側端部寄りの一側に、前記駆動軸2,4と略平
行な方向へ突出する出力軸6とを備えている。
部に備えた減速機本体10と、該減速機本体10の両側
に突出する第1、第2の各駆動軸2,4と、減速機本体
10の他側端部寄りの一側に、前記駆動軸2,4と略平
行な方向へ突出する出力軸6とを備えている。
【0012】巻上用油圧モータ3は、前記減速装置1の
第1の駆動軸2に巻上用ブレーキ11、電磁クラッチ1
2を介して連結されており、張力付加用油圧モータ5
は、前記減速装置1の第2の駆動軸4に直接連結されて
いる。
第1の駆動軸2に巻上用ブレーキ11、電磁クラッチ1
2を介して連結されており、張力付加用油圧モータ5
は、前記減速装置1の第2の駆動軸4に直接連結されて
いる。
【0013】ドラム7は、略水平に延びる円筒形状をな
し且つ外面にロープ溝13が形成されたドラム本体14
と、一端面にドラム本体14と同軸に設けられ且つ減速
装置1の出力軸6に外嵌されるボス15と、他端面にド
ラム本体14と同軸に設けられ且つドラム本体14の外
方へ延びるドラム軸16とを有する。
し且つ外面にロープ溝13が形成されたドラム本体14
と、一端面にドラム本体14と同軸に設けられ且つ減速
装置1の出力軸6に外嵌されるボス15と、他端面にド
ラム本体14と同軸に設けられ且つドラム本体14の外
方へ延びるドラム軸16とを有する。
【0014】該ドラム7は、ボス15が嵌着される減速
装置1の出力軸6によって駆動され、ドラム軸16に外
接する軸受17を介してドラム7の一端を支持するブラ
ケット18によって周方向へ回動可能に枢支されてい
る。
装置1の出力軸6によって駆動され、ドラム軸16に外
接する軸受17を介してドラム7の一端を支持するブラ
ケット18によって周方向へ回動可能に枢支されてい
る。
【0015】ワイヤロープ8は、一端がドラム7のドラ
ム軸16側の端面に固定され且つドラム本体14のロー
プ溝13に沿って繰り出し可能に巻き付けられている。
ム軸16側の端面に固定され且つドラム本体14のロー
プ溝13に沿って繰り出し可能に巻き付けられている。
【0016】油圧制御装置9は、図3に示す油圧回路を
備えており、図中19は巻上用油圧回路を示し、図示し
ない油圧ポンプと電磁切換弁20、及び巻上用油圧モー
タ3とを接続し、電磁切換弁20と巻上用油圧モータ3
との間を接続する回路中にシャトル弁21を配置し、該
シャトル弁21の出口側を、管路を介して巻上用ブレー
キ11の油圧シリンダ11aに接続している。
備えており、図中19は巻上用油圧回路を示し、図示し
ない油圧ポンプと電磁切換弁20、及び巻上用油圧モー
タ3とを接続し、電磁切換弁20と巻上用油圧モータ3
との間を接続する回路中にシャトル弁21を配置し、該
シャトル弁21の出口側を、管路を介して巻上用ブレー
キ11の油圧シリンダ11aに接続している。
【0017】図示していない操作机の操作レバーを巻上
操作側に切り換えると、電磁クラッチ12への通電がO
FF(断磁状態)となって電磁クラッチ12が接続さ
れ、図示していない油圧ポンプから吐出される作動油
が、スプールを所要のポート位置に切り換えた電磁切換
弁20を介して巻上用油圧モータ3へ送給されるととも
に、その作動油の一部がシャトル弁21から巻上用ブレ
ーキ11の油圧シリンダ11aに流れ、巻上用ブレーキ
11を開放状態とするように作用する。
操作側に切り換えると、電磁クラッチ12への通電がO
FF(断磁状態)となって電磁クラッチ12が接続さ
れ、図示していない油圧ポンプから吐出される作動油
が、スプールを所要のポート位置に切り換えた電磁切換
弁20を介して巻上用油圧モータ3へ送給されるととも
に、その作動油の一部がシャトル弁21から巻上用ブレ
ーキ11の油圧シリンダ11aに流れ、巻上用ブレーキ
11を開放状態とするように作用する。
【0018】而して、電磁切換弁20の切り換えポート
位置に連通する管路を流れる作動油によって、所要の方
向に駆動される巻上用油圧モータ3が、電磁クラッチ1
2、減速装置1を介してドラム7を正転(ロープ巻き取
り方向に回転)、あるいは逆転(ロープ繰り出し方向に
回転)させ得るようになっている。
位置に連通する管路を流れる作動油によって、所要の方
向に駆動される巻上用油圧モータ3が、電磁クラッチ1
2、減速装置1を介してドラム7を正転(ロープ巻き取
り方向に回転)、あるいは逆転(ロープ繰り出し方向に
回転)させ得るようになっている。
【0019】また、図中22は張力付加用油圧回路であ
り、図示しない油圧ポンプと第1の電磁切換弁23、第
2の電磁切換弁24、及び張力付加用油圧モータ5とを
管路で接続し、第1の電磁切換弁23と第2の電磁切換
弁24と間のリリーフ弁管路25に各種の圧力調整弁2
6,27,28を接続している。
り、図示しない油圧ポンプと第1の電磁切換弁23、第
2の電磁切換弁24、及び張力付加用油圧モータ5とを
管路で接続し、第1の電磁切換弁23と第2の電磁切換
弁24と間のリリーフ弁管路25に各種の圧力調整弁2
6,27,28を接続している。
【0020】26は回路の最高許容圧を設定して回路の
損壊を防止する極圧力調整弁、27は高い作動圧を設定
する高圧力調整弁、28は低い作動圧を設定する低圧力
調整弁であり、高圧力調整弁27及び低圧力調整弁28
は、極圧力調整弁26の下流側にリリーフ弁用電磁切換
弁29を介して接続されている。
損壊を防止する極圧力調整弁、27は高い作動圧を設定
する高圧力調整弁、28は低い作動圧を設定する低圧力
調整弁であり、高圧力調整弁27及び低圧力調整弁28
は、極圧力調整弁26の下流側にリリーフ弁用電磁切換
弁29を介して接続されている。
【0021】図示していない操作机の操作レバーをオー
トテンションモード側に切り換えると、電磁クラッチ1
2への通電がON(励磁状態)となって電磁クラッチ1
2が解除され、巻上用油圧モータ3の作動から減速装置
1の回動が開放される。
トテンションモード側に切り換えると、電磁クラッチ1
2への通電がON(励磁状態)となって電磁クラッチ1
2が解除され、巻上用油圧モータ3の作動から減速装置
1の回動が開放される。
【0022】而して、図示していない油圧ポンプから吐
出される作動油は、開側ポート位置にスプールを切り換
えられた第1の電磁切換弁23を介してリリーフ弁管路
25へ送給され、リリーフ弁用電磁切換弁29を介して
高圧力調整弁27あるいは低圧力調整弁28へ導かれ
て、所定の設定油圧に保持される。
出される作動油は、開側ポート位置にスプールを切り換
えられた第1の電磁切換弁23を介してリリーフ弁管路
25へ送給され、リリーフ弁用電磁切換弁29を介して
高圧力調整弁27あるいは低圧力調整弁28へ導かれ
て、所定の設定油圧に保持される。
【0023】そこで、第2の電磁切換弁24のスプール
を開側ポート位置に切り換えると、作動油は張力付加用
油圧モータ5へ送給されて該張力付加用油圧モータ5を
回動し、所定の設定油圧に基づき発生するトルクを減速
装置1を介してドラム7へ伝達し、該ドラム7を所期の
トルクをもって正転(ロープ巻き取り方向に回転)させ
得るようになっている。
を開側ポート位置に切り換えると、作動油は張力付加用
油圧モータ5へ送給されて該張力付加用油圧モータ5を
回動し、所定の設定油圧に基づき発生するトルクを減速
装置1を介してドラム7へ伝達し、該ドラム7を所期の
トルクをもって正転(ロープ巻き取り方向に回転)させ
得るようになっている。
【0024】図4は、本発明のオートテンション装置を
適用したクレーンの一例を示すもので、船舶上に立設さ
れた固定ポスト30の上部に旋回可能に設けた旋回フレ
ーム31と、該旋回フレーム31に俯仰可能にピン結合
された俯仰アーム32と、旋回フレーム31の下部と俯
仰アーム32の長手方向中途部の基端寄りとの間にピン
を介して連結された俯仰用シリンダ装置33と、前記の
俯仰アーム32の先端に揺動可能にピン結合された揺動
アーム34とを備えている。
適用したクレーンの一例を示すもので、船舶上に立設さ
れた固定ポスト30の上部に旋回可能に設けた旋回フレ
ーム31と、該旋回フレーム31に俯仰可能にピン結合
された俯仰アーム32と、旋回フレーム31の下部と俯
仰アーム32の長手方向中途部の基端寄りとの間にピン
を介して連結された俯仰用シリンダ装置33と、前記の
俯仰アーム32の先端に揺動可能にピン結合された揺動
アーム34とを備えている。
【0025】そして、前記の揺動アーム34を揺動させ
るための揺動用シリンダ装置35の基端を、俯仰アーム
32の長手方向中途部に突設したブラケット36を介し
てピン連結し且つ該揺動用シリンダ装置35の先端を前
記の揺動アーム34の基端側中途部に対して継手リンク
37を介してリンク連結し、該継手リンク37と揺動用
シリンダ装置35の先端との連結部を俯仰アーム32の
先端部に対して拘束リンク38を介してリンク連結し、
俯仰アーム32に対する揺動アーム34の揺動角度を拡
大させている。
るための揺動用シリンダ装置35の基端を、俯仰アーム
32の長手方向中途部に突設したブラケット36を介し
てピン連結し且つ該揺動用シリンダ装置35の先端を前
記の揺動アーム34の基端側中途部に対して継手リンク
37を介してリンク連結し、該継手リンク37と揺動用
シリンダ装置35の先端との連結部を俯仰アーム32の
先端部に対して拘束リンク38を介してリンク連結し、
俯仰アーム32に対する揺動アーム34の揺動角度を拡
大させている。
【0026】本形態例では、上記のクレーンの俯仰アー
ム32の長手方向中途部の下面に、本発明のオートテン
ション装置を配置し、該オートテンション装置のドラム
7から繰り出し、俯仰アーム32の先端に設けたシーブ
39と揺動アーム34の先端に配設したシーブ40とに
巻き掛けたワイヤロープ8の繰り出し端にフック41を
懸垂している。
ム32の長手方向中途部の下面に、本発明のオートテン
ション装置を配置し、該オートテンション装置のドラム
7から繰り出し、俯仰アーム32の先端に設けたシーブ
39と揺動アーム34の先端に配設したシーブ40とに
巻き掛けたワイヤロープ8の繰り出し端にフック41を
懸垂している。
【0027】図4に示すクレーンによって、海上に浮か
ぶボートや観測機器などの揚収対象物を船舶に揚収する
際には、まず、図示していない操作机の操作レバーを巻
上操作側に切り換える。
ぶボートや観測機器などの揚収対象物を船舶に揚収する
際には、まず、図示していない操作机の操作レバーを巻
上操作側に切り換える。
【0028】操作レバーを巻上操作側に切り換え、ドラ
ム7を逆転させる方向に作動油が流れるポート位置に、
巻上用油圧回路19の電磁切換弁20のスプールを切り
換えると、電磁クラッチ12が接続され、図示していな
い油圧ポンプから吐出される作動油が電磁切換弁20を
介して巻上用油圧モータ3へ送給され、その作動油の一
部がシャトル弁21から管路を経て巻上用ブレーキ11
の油圧シリンダに流れ、巻上用ブレーキ11を開放状態
とする。
ム7を逆転させる方向に作動油が流れるポート位置に、
巻上用油圧回路19の電磁切換弁20のスプールを切り
換えると、電磁クラッチ12が接続され、図示していな
い油圧ポンプから吐出される作動油が電磁切換弁20を
介して巻上用油圧モータ3へ送給され、その作動油の一
部がシャトル弁21から管路を経て巻上用ブレーキ11
の油圧シリンダに流れ、巻上用ブレーキ11を開放状態
とする。
【0029】而して、作動油によって駆動される巻上用
油圧モータ3の回転力が、電磁クラッチ12、減速装置
1を介してドラム7を逆転させ、該ドラム7からワイヤ
ロープ8が繰り出される。
油圧モータ3の回転力が、電磁クラッチ12、減速装置
1を介してドラム7を逆転させ、該ドラム7からワイヤ
ロープ8が繰り出される。
【0030】この繰り出されるワイヤロープ8の先端に
取付けたフック41を揚収対象物に係止する。
取付けたフック41を揚収対象物に係止する。
【0031】次いで、図示していない操作机の操作レバ
ーをオートテンションモード側に切り換える。
ーをオートテンションモード側に切り換える。
【0032】操作レバーをオートテンションモード側に
切り換えると、電磁クラッチ12が解除され、巻上用油
圧モータ3の作動から減速装置1の回動が開放され、開
側ポート位置にスプールを切り換えた張力付加用油圧回
路22の第1の電磁切換弁23を介してリリーフ弁管路
25へ作動油が送給される。
切り換えると、電磁クラッチ12が解除され、巻上用油
圧モータ3の作動から減速装置1の回動が開放され、開
側ポート位置にスプールを切り換えた張力付加用油圧回
路22の第1の電磁切換弁23を介してリリーフ弁管路
25へ作動油が送給される。
【0033】このとき、必要とする張力をワイヤロープ
8に付加するために、予め張力に対応する作動油圧力を
設定すべく、高圧力調整弁27あるいは低圧力調整弁2
8へ作動油が流れるポート位置に、リリーフ弁用電磁切
換弁29のスプールが切り換えられている。
8に付加するために、予め張力に対応する作動油圧力を
設定すべく、高圧力調整弁27あるいは低圧力調整弁2
8へ作動油が流れるポート位置に、リリーフ弁用電磁切
換弁29のスプールが切り換えられている。
【0034】次いで、張力付加用油圧回路22の第2の
電磁切換弁24のスプールが開側ポート位置に切り換え
られ、所定の設定油圧を保持する作動油が張力付加用油
圧モータ5へ送給され、該張力付加用油圧モータ5を駆
動し、所定の設定油圧に基づき発生する回転力が減速装
置1を介してドラム7へ伝達される。
電磁切換弁24のスプールが開側ポート位置に切り換え
られ、所定の設定油圧を保持する作動油が張力付加用油
圧モータ5へ送給され、該張力付加用油圧モータ5を駆
動し、所定の設定油圧に基づき発生する回転力が減速装
置1を介してドラム7へ伝達される。
【0035】所期の回転力をもって正転するドラム7に
巻き取られる状態のワイヤロープ8には、一定の張力が
付加され、波浪の強弱や船舶と揚収対象物との関係位置
などによって変化する抵抗力に応じて、ワイヤロープ8
の巻き取りあるいは繰り出しが行なわれ、徐々に揚収対
象物が船舶近傍に引き寄せられる。
巻き取られる状態のワイヤロープ8には、一定の張力が
付加され、波浪の強弱や船舶と揚収対象物との関係位置
などによって変化する抵抗力に応じて、ワイヤロープ8
の巻き取りあるいは繰り出しが行なわれ、徐々に揚収対
象物が船舶近傍に引き寄せられる。
【0036】即ち、揚収対象物及び船舶が波浪の影響で
大きく上下動してドラム7から繰り出されたワイヤロー
プ8に大きな張力が作用すると、張力付加用油圧モータ
5が逆転方向に力を受けて作動油の油圧が上昇するが、
油圧制御装置9により所定の液圧以上に上昇しないよう
液圧が開放されるので、過大な張力上昇に対しては張力
付加用油圧モータ5が逆転してワイヤロープ8が緩めら
れる結果となり、これとは逆に、波浪の影響でワイヤロ
ープ8に作用する張力が低減すると、張力付加用油圧モ
ータ5が正転してドラム7を巻き取り方向に回転するの
で、ワイヤロープ8に作用する張力が低減するごとに連
続的にドラム7によるワイヤロープ8の巻き取りが進
み、自動的に船舶近くまで揚収対象物が引き寄せられ且
つ波浪に追随する結果となる。
大きく上下動してドラム7から繰り出されたワイヤロー
プ8に大きな張力が作用すると、張力付加用油圧モータ
5が逆転方向に力を受けて作動油の油圧が上昇するが、
油圧制御装置9により所定の液圧以上に上昇しないよう
液圧が開放されるので、過大な張力上昇に対しては張力
付加用油圧モータ5が逆転してワイヤロープ8が緩めら
れる結果となり、これとは逆に、波浪の影響でワイヤロ
ープ8に作用する張力が低減すると、張力付加用油圧モ
ータ5が正転してドラム7を巻き取り方向に回転するの
で、ワイヤロープ8に作用する張力が低減するごとに連
続的にドラム7によるワイヤロープ8の巻き取りが進
み、自動的に船舶近くまで揚収対象物が引き寄せられ且
つ波浪に追随する結果となる。
【0037】そして、揚収対象物が船舶近傍に引き寄せ
られた時点で、前記の操作レバーを巻上操作側に切り換
え、ドラム7を正転させる方向に作動油が流れるポート
位置に、巻上用油圧回路19の電磁切換弁20のスプー
ルを切り換えると、電磁クラッチ12が接続され、図示
していない油圧ポンプから吐出される作動油が電磁切換
弁20を介して巻上用油圧モータ3へ送給され、その作
動油の一部がシャトル弁21から管路を経て巻上用ブレ
ーキ11の油圧シリンダ11aに流れ、巻上用ブレーキ
11が開放状態となり、作動油によって駆動される巻上
用油圧モータ3の回転力が、電磁クラッチ12、減速装
置1を介してドラム7を正転させ、該ドラム7にワイヤ
ロープ8が巻き取られるので、船舶近くまで引き寄せら
れ且つ波浪に追随している揚収対象物が海面から引き上
げられて船舶上に揚収されることになる。
られた時点で、前記の操作レバーを巻上操作側に切り換
え、ドラム7を正転させる方向に作動油が流れるポート
位置に、巻上用油圧回路19の電磁切換弁20のスプー
ルを切り換えると、電磁クラッチ12が接続され、図示
していない油圧ポンプから吐出される作動油が電磁切換
弁20を介して巻上用油圧モータ3へ送給され、その作
動油の一部がシャトル弁21から管路を経て巻上用ブレ
ーキ11の油圧シリンダ11aに流れ、巻上用ブレーキ
11が開放状態となり、作動油によって駆動される巻上
用油圧モータ3の回転力が、電磁クラッチ12、減速装
置1を介してドラム7を正転させ、該ドラム7にワイヤ
ロープ8が巻き取られるので、船舶近くまで引き寄せら
れ且つ波浪に追随している揚収対象物が海面から引き上
げられて船舶上に揚収されることになる。
【0038】上述のように、図1乃至図4に示すオート
テンション装置では、海上に浮かぶ揚収対象物を船舶に
引き寄せる段階において、揚収対象物に係止したワイヤ
ロープ8に、常時、一定の張力を付加し、波浪その他の
影響を受けた揚収対象物の抵抗力が、前記の張力を上回
った場合には、ワイヤロープ8がドラム7から繰り出さ
れ、揚収対象物の抵抗力が、前記の張力以下の場合に
は、ワイヤロープ8がドラム7に巻き取られる構造とし
たので、ワイヤロープ8の破断や過負荷によるクレーン
及び揚収対象物の損傷などの発生を未然に防止すること
ができる。
テンション装置では、海上に浮かぶ揚収対象物を船舶に
引き寄せる段階において、揚収対象物に係止したワイヤ
ロープ8に、常時、一定の張力を付加し、波浪その他の
影響を受けた揚収対象物の抵抗力が、前記の張力を上回
った場合には、ワイヤロープ8がドラム7から繰り出さ
れ、揚収対象物の抵抗力が、前記の張力以下の場合に
は、ワイヤロープ8がドラム7に巻き取られる構造とし
たので、ワイヤロープ8の破断や過負荷によるクレーン
及び揚収対象物の損傷などの発生を未然に防止すること
ができる。
【0039】また、巻上用油圧モータ3と張力付加用油
圧モータ5とを共通の減速装置1を介してドラム7に連
結し、油圧制御装置9によって各油圧モータ3,5の作
動切り換え制御を成し得るようにしたので、簡単なレバ
ー操作で、張力付加状態と巻上作業状態とを切り換える
ことが可能となる。
圧モータ5とを共通の減速装置1を介してドラム7に連
結し、油圧制御装置9によって各油圧モータ3,5の作
動切り換え制御を成し得るようにしたので、簡単なレバ
ー操作で、張力付加状態と巻上作業状態とを切り換える
ことが可能となる。
【0040】なお、本発明のオートテンション装置は、
上述の形態例にのみ限定されるものではなく、図3に示
す本形態例の油圧制御装置9では、張力付加用油圧回路
22に、高低2個の各圧力調整弁27,28を配置した
例について説明したが、該圧力調整弁の個数に制限はな
く、オートテンションモードを何種類にもできること、
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
上述の形態例にのみ限定されるものではなく、図3に示
す本形態例の油圧制御装置9では、張力付加用油圧回路
22に、高低2個の各圧力調整弁27,28を配置した
例について説明したが、該圧力調整弁の個数に制限はな
く、オートテンションモードを何種類にもできること、
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のオートテン
ション装置によれば、揚収対象物及び船舶の波浪による
上下動に関わらず、紐状体に付加される張力を所定の張
力以下に自動的に抑制することができるので、紐状体の
破損や過負荷によるクレーン及び揚収対象物の損傷など
を未然に防止することができ、しかも、簡単な操作によ
り張力付加状態と巻上作業状態とを切り替えることがで
きるという優れた効果を奏し得る。
ション装置によれば、揚収対象物及び船舶の波浪による
上下動に関わらず、紐状体に付加される張力を所定の張
力以下に自動的に抑制することができるので、紐状体の
破損や過負荷によるクレーン及び揚収対象物の損傷など
を未然に防止することができ、しかも、簡単な操作によ
り張力付加状態と巻上作業状態とを切り替えることがで
きるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明のオートテンション装置の実施の形態の
一例を示す平面図である。
一例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のオートテンション装置に関連する油圧制
御装置の油圧回路図である。
御装置の油圧回路図である。
【図4】本発明のオートテンション装置を適用したクレ
ーンの一例を示す側面図である。
ーンの一例を示す側面図である。
1 減速装置 2 第1の駆動軸(駆動軸) 3 巻上用油圧モータ(巻上用液圧駆動源) 4 第2の駆動軸(駆動軸) 5 張力付加用油圧モータ(張力付加用液圧駆
動源) 6 出力軸 7 ドラム 8 ワイヤロープ(紐状体) 9 油圧制御装置(液圧制御装置) 12 電磁クラッチ(クラッチ)
動源) 6 出力軸 7 ドラム 8 ワイヤロープ(紐状体) 9 油圧制御装置(液圧制御装置) 12 電磁クラッチ(クラッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J049 AA06 BB17 BC04 BD10 CA10 3J053 AA01 AB01 AB23 AB38 EA01 EA08
Claims (1)
- 【請求項1】 舶用クレーンに搭載した巻上機構の張力
を調整するオートテンション装置であって、本体両側に
駆動軸を突出した減速装置と、該減速装置の一側に突出
した駆動軸に対しクラッチを介して連結された巻上用液
圧駆動源と、減速装置の他側に突出した駆動軸に対し連
結された張力付加用液圧駆動源と、減速装置の出力軸に
対し連結されたドラムと、該ドラムに繰り出し可能に巻
き付けられた紐状体と、巻上用液圧駆動源に対する作動
液の送給・停止とその送給方向の切り替えを行い且つ張
力付加用液圧駆動源に対する作動液の送給・停止とその
液圧保持を行い得るよう構成した液圧制御装置とを備え
たことを特徴とするオートテンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11116491A JP2000309491A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | オートテンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11116491A JP2000309491A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | オートテンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000309491A true JP2000309491A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14688452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11116491A Pending JP2000309491A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | オートテンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000309491A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107244631A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-13 | 湘潭市恒欣实业有限公司 | 无极绳连续牵引车双绳卧式液压张紧装置 |
CN107244632A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-13 | 湘潭市恒欣实业有限公司 | 无极绳连续牵引车单绳卧式水平液压张紧装置 |
CN107265324A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-20 | 湘潭市恒欣实业有限公司 | 无极绳连续牵引车双绳卧式水平液压张紧装置 |
CN107265325A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-20 | 湘潭市恒欣实业有限公司 | 无极绳连续牵引车单绳卧式液压张紧装置 |
CN107697827A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-02-16 | 常州御发工矿设备有限公司 | 双绳牵引系统的主副绳平衡张紧组合整体式装置 |
CN109052127A (zh) * | 2018-10-23 | 2018-12-21 | 徐州市工大三森科技有限公司 | 一种两自由度反馈调整夹绳机构 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11116491A patent/JP2000309491A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107244631A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-13 | 湘潭市恒欣实业有限公司 | 无极绳连续牵引车双绳卧式液压张紧装置 |
CN107244632A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-13 | 湘潭市恒欣实业有限公司 | 无极绳连续牵引车单绳卧式水平液压张紧装置 |
CN107265324A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-20 | 湘潭市恒欣实业有限公司 | 无极绳连续牵引车双绳卧式水平液压张紧装置 |
CN107265325A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-10-20 | 湘潭市恒欣实业有限公司 | 无极绳连续牵引车单绳卧式液压张紧装置 |
CN107697827A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-02-16 | 常州御发工矿设备有限公司 | 双绳牵引系统的主副绳平衡张紧组合整体式装置 |
CN107697827B (zh) * | 2017-11-06 | 2023-05-16 | 常州御发工矿设备有限公司 | 双绳牵引系统的主副绳平衡张紧组合整体式装置 |
CN109052127A (zh) * | 2018-10-23 | 2018-12-21 | 徐州市工大三森科技有限公司 | 一种两自由度反馈调整夹绳机构 |
CN109052127B (zh) * | 2018-10-23 | 2023-10-24 | 徐州市三森威尔矿山科技有限公司 | 一种两自由度反馈调整夹绳机构 |
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