JPH0753665A - ポリウレタンエラストマーを用いたシール材・結束材 - Google Patents
ポリウレタンエラストマーを用いたシール材・結束材Info
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- JPH0753665A JPH0753665A JP27324793A JP27324793A JPH0753665A JP H0753665 A JPH0753665 A JP H0753665A JP 27324793 A JP27324793 A JP 27324793A JP 27324793 A JP27324793 A JP 27324793A JP H0753665 A JPH0753665 A JP H0753665A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性に優れた電気用シール材、水処理装置
および医療用流体分離装置の中空糸用結束材を提供す
る。 【構成】 ジフェニルメタンジイソシアネートと分子量
650〜3000のジオールをNCO/OH当量比3〜
5で反応させて得られるNCO基末端プレポリマーを主
剤とし、分子量650〜3000の活性水素基含有化合
物と1,4−ブタンジオールからなる硬化剤から得られ
るポリウレタンエラストマーを用いたシール材・結束
材。
および医療用流体分離装置の中空糸用結束材を提供す
る。 【構成】 ジフェニルメタンジイソシアネートと分子量
650〜3000のジオールをNCO/OH当量比3〜
5で反応させて得られるNCO基末端プレポリマーを主
剤とし、分子量650〜3000の活性水素基含有化合
物と1,4−ブタンジオールからなる硬化剤から得られ
るポリウレタンエラストマーを用いたシール材・結束
材。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタンエラスト
マー及び該エラストマーを用いたシール材・結束材に関
する。さらに詳しくは、電気用シール材及び工業用の水
処理装置の中空糸用結束材、医療用の液体分離装置の中
空糸用結束材に関するものである。
マー及び該エラストマーを用いたシール材・結束材に関
する。さらに詳しくは、電気用シール材及び工業用の水
処理装置の中空糸用結束材、医療用の液体分離装置の中
空糸用結束材に関するものである。
【0001】
【従来の技術】従来の電気用シール材、医療用流体分離
装置および水処理装置の中空糸用結束材は、主剤として
ポリイソシアネートとヒマシ油系ジオールをNCO/O
H当量比4〜7で反応させたNCO基末端プレポリマー
が使用されており、硬化剤として、ヒマシ油系ポリオー
ルおよびアミン系ポリオールが使用されている。これら
のシール材はヒマシ油の結晶性が低く、常温液状で低粘
度であり、良好な含浸性を有している。また、アミン系
ポリオールを含有するため適度な硬化性を有する。しか
しこれらのシール材は、凝集力の高いウレタンセグメン
トを有していないため、耐熱性が低く、高温のかかる場
所や、高温の液体を扱う装置には使用することができな
かった。また接着性が低く、歪みがかかった場合に被着
体とシール材が剥離する恐れがあった。一方、ロールや
ベルトに使用される注型用ポリウレタンエラストマー
は、主剤としてポリイソシアネートとポリエーテルまた
はポリエステルをNCO/OH当量比1.5〜2で反応
させて得られるイソシアネート基末端のプレポリマーを
使用し、硬化剤として低分子グリコールなどを使用する
ものである。これら注型用エラストマーはポリイソシア
ネートとグリコールが連続して結合した凝集力の高いウ
レタンセグメントを有しているため、耐熱性や接着性に
優れている。しかし、主剤のイソシアネート過剰率が低
く、ジオールの結晶性が高いため、原液粘度が高い。ま
た、硬化の際に高温で加熱する必要がある。これら注型
エラストマーをシール材として用いようとすると、混合
粘度が高いため被着体に対する含浸性が悪く、高温加熱
により被着体の損傷が起こるために使用することができ
ない等の問題点があった。
装置および水処理装置の中空糸用結束材は、主剤として
ポリイソシアネートとヒマシ油系ジオールをNCO/O
H当量比4〜7で反応させたNCO基末端プレポリマー
が使用されており、硬化剤として、ヒマシ油系ポリオー
ルおよびアミン系ポリオールが使用されている。これら
のシール材はヒマシ油の結晶性が低く、常温液状で低粘
度であり、良好な含浸性を有している。また、アミン系
ポリオールを含有するため適度な硬化性を有する。しか
しこれらのシール材は、凝集力の高いウレタンセグメン
トを有していないため、耐熱性が低く、高温のかかる場
所や、高温の液体を扱う装置には使用することができな
かった。また接着性が低く、歪みがかかった場合に被着
体とシール材が剥離する恐れがあった。一方、ロールや
ベルトに使用される注型用ポリウレタンエラストマー
は、主剤としてポリイソシアネートとポリエーテルまた
はポリエステルをNCO/OH当量比1.5〜2で反応
させて得られるイソシアネート基末端のプレポリマーを
使用し、硬化剤として低分子グリコールなどを使用する
ものである。これら注型用エラストマーはポリイソシア
ネートとグリコールが連続して結合した凝集力の高いウ
レタンセグメントを有しているため、耐熱性や接着性に
優れている。しかし、主剤のイソシアネート過剰率が低
く、ジオールの結晶性が高いため、原液粘度が高い。ま
た、硬化の際に高温で加熱する必要がある。これら注型
エラストマーをシール材として用いようとすると、混合
粘度が高いため被着体に対する含浸性が悪く、高温加熱
により被着体の損傷が起こるために使用することができ
ない等の問題点があった。
【0002】
【本発明が解決しようとする課題】本発明者らは、従来
のシール材・結束材の耐熱性、接着性を改善するため、
注型用エラストマーに見られる凝集力の高いウレタンセ
グメント構造を、低温硬化反応において混合粘度の増加
なくポリウレタンシール材に導入すべく鋭意検討を行っ
た。まず、基本構造としては、ジフェニルメタンジイソ
シアネート(以下MDIと略す)/長鎖ポリオール/低
分子グリコールによるものが耐熱性、接着性に優れるこ
とを確認した。しかし、一般的なMDI/長鎖ポリオー
ルのプレポリマーと低分子グリコールの組み合わせでは
低温硬化と低粘度の実現が困難であったため、さらに検
討を進めた。その結果、最終構造体のソフトセグメント
を成す長鎖ポリオールが、特定の分子量を有するジオー
ルとし、なおかつ、最終構造体としての該ポリオール必
要量を主剤・硬化剤それぞれに分配、さらに、硬化剤成
分の1種として、1,4−ブタンジオールを導入するこ
とにより、低温硬化・低粘度にて耐熱性・接着性が大幅
に改善されることを見いだし、本発明に至った。
のシール材・結束材の耐熱性、接着性を改善するため、
注型用エラストマーに見られる凝集力の高いウレタンセ
グメント構造を、低温硬化反応において混合粘度の増加
なくポリウレタンシール材に導入すべく鋭意検討を行っ
た。まず、基本構造としては、ジフェニルメタンジイソ
シアネート(以下MDIと略す)/長鎖ポリオール/低
分子グリコールによるものが耐熱性、接着性に優れるこ
とを確認した。しかし、一般的なMDI/長鎖ポリオー
ルのプレポリマーと低分子グリコールの組み合わせでは
低温硬化と低粘度の実現が困難であったため、さらに検
討を進めた。その結果、最終構造体のソフトセグメント
を成す長鎖ポリオールが、特定の分子量を有するジオー
ルとし、なおかつ、最終構造体としての該ポリオール必
要量を主剤・硬化剤それぞれに分配、さらに、硬化剤成
分の1種として、1,4−ブタンジオールを導入するこ
とにより、低温硬化・低粘度にて耐熱性・接着性が大幅
に改善されることを見いだし、本発明に至った。
【0003】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、MD
Iと分子量650〜3000のジオールをNCO/OH
当量比3〜12で反応させて得られるNCO基末端プレ
ポリマーを主剤とし、分子量650〜3000の活性水
素基含有化合物と1,4−ブタンジオールからなる硬化
剤から得られるポリウレタンエラストマーを用いた電気
用シール材・中空糸用結束材に関するものである。
Iと分子量650〜3000のジオールをNCO/OH
当量比3〜12で反応させて得られるNCO基末端プレ
ポリマーを主剤とし、分子量650〜3000の活性水
素基含有化合物と1,4−ブタンジオールからなる硬化
剤から得られるポリウレタンエラストマーを用いた電気
用シール材・中空糸用結束材に関するものである。
【0004】本発明に使用できる分子量650〜300
0のジオールとしては、例えば、ポリテトラメチレング
リコール、ポリカルボン酸と低分子グリコールとの反応
によって得られるポリエステル系ポリオール、ジエチル
カーボネートと低分子グリコールとの反応によって得ら
れるポリカーボネート系ポリオール、ヒマシ油及びヒマ
シ油脂肪酸とポリエーテルポリオールとの反応によって
得られる線状または分岐状ヒマシ油系ポリオール、カプ
ロラクトンの開環重合により得られるポリカプロラクト
ン系ポリオール、末端水酸基化ポリブタジエンなどが挙
げられる。特に好ましいものは、分子量850〜150
0のポリテトラメチレングリコール、ポリカプロラトン
ジオールである。
0のジオールとしては、例えば、ポリテトラメチレング
リコール、ポリカルボン酸と低分子グリコールとの反応
によって得られるポリエステル系ポリオール、ジエチル
カーボネートと低分子グリコールとの反応によって得ら
れるポリカーボネート系ポリオール、ヒマシ油及びヒマ
シ油脂肪酸とポリエーテルポリオールとの反応によって
得られる線状または分岐状ヒマシ油系ポリオール、カプ
ロラクトンの開環重合により得られるポリカプロラクト
ン系ポリオール、末端水酸基化ポリブタジエンなどが挙
げられる。特に好ましいものは、分子量850〜150
0のポリテトラメチレングリコール、ポリカプロラトン
ジオールである。
【0005】本発明の主剤は、MDIと分子量650〜
3000のジオールを窒素雰囲気下、温度50〜90℃
で3〜5時間反応させて得られる。この場合、NCO/
OH当量比3〜12で反応させる。好ましい当量比は3
〜5である。
3000のジオールを窒素雰囲気下、温度50〜90℃
で3〜5時間反応させて得られる。この場合、NCO/
OH当量比3〜12で反応させる。好ましい当量比は3
〜5である。
【0006】硬化剤用の分子量650〜3000の活性
水素基含有化合物としては、例えば、主剤に使用するジ
オールと同じものを使用することができる。特に好まし
ものは、850〜1500である。硬化剤は分子量65
0〜3000の活性水素基含有化合物と1,4−ブタン
ジオールを60/40〜90/10、好ましくは75/
25〜85/15の比率で混合して得られる。1,4−
ブタンジオールの比率がこれより低いと強度の低下をも
たらし、これより高いと分層し樹脂混合時の相溶性が悪
くなる。
水素基含有化合物としては、例えば、主剤に使用するジ
オールと同じものを使用することができる。特に好まし
ものは、850〜1500である。硬化剤は分子量65
0〜3000の活性水素基含有化合物と1,4−ブタン
ジオールを60/40〜90/10、好ましくは75/
25〜85/15の比率で混合して得られる。1,4−
ブタンジオールの比率がこれより低いと強度の低下をも
たらし、これより高いと分層し樹脂混合時の相溶性が悪
くなる。
【0007】本発明のポリウレタンエラストマーにおい
て、主剤と硬化剤の活性水素基/NCO当量比は0.8
〜1.2で可能であるが、1.0以下とすると残留イソ
シアネートとウレタン基が反応してアロファネート架橋
が生成し物性の向上が期待できるので、好ましくは0.
9〜1.0の範囲で配合し硬化させる。
て、主剤と硬化剤の活性水素基/NCO当量比は0.8
〜1.2で可能であるが、1.0以下とすると残留イソ
シアネートとウレタン基が反応してアロファネート架橋
が生成し物性の向上が期待できるので、好ましくは0.
9〜1.0の範囲で配合し硬化させる。
【0008】本発明で使用することができる触媒は、ア
ミン系のトリエチレンジアミン、金属系触媒としてジブ
チルチンジラウリレート、アセチルアセトン鉄が挙げら
れる。好ましいのはアセチルアセトン鉄である。触媒添
加量を変えることによって、粘度上昇速度を調節するこ
とができるため、作業条件、成型条件に応じて適当に変
えることが可能である。
ミン系のトリエチレンジアミン、金属系触媒としてジブ
チルチンジラウリレート、アセチルアセトン鉄が挙げら
れる。好ましいのはアセチルアセトン鉄である。触媒添
加量を変えることによって、粘度上昇速度を調節するこ
とができるため、作業条件、成型条件に応じて適当に変
えることが可能である。
【0009】主剤及び硬化剤の樹脂温度は30〜50℃
が適当である。30℃より低いと粘度が増大し、中空糸
への含浸性が悪くなり未含浸部分ができる。50℃より
高いと樹脂自体が劣化する。硬化温度は常温から120
℃の範囲で可能である。温度が高いほど物性発現性が早
いが、成型不良が発生しやすくなるので、50〜70℃
が適当である。実際は、加熱硬化直後は十分な強度が出
ていないため、加熱硬化後に25℃で10日間程度のエ
ージングが必要である。
が適当である。30℃より低いと粘度が増大し、中空糸
への含浸性が悪くなり未含浸部分ができる。50℃より
高いと樹脂自体が劣化する。硬化温度は常温から120
℃の範囲で可能である。温度が高いほど物性発現性が早
いが、成型不良が発生しやすくなるので、50〜70℃
が適当である。実際は、加熱硬化直後は十分な強度が出
ていないため、加熱硬化後に25℃で10日間程度のエ
ージングが必要である。
【0010】このようにして得られるポリウレタンエラ
ストマーは、中空繊維を用いた流体分離装置の繊維端部
の結束材及び電気用シール材として用いることができ
る。流体分離装置の製造方法は遠心成型法を用いるのが
一般的である。内径200〜300μmの中空繊維を1
〜2万本束ね、ハウジングとなる透明筒型容器に差し入
れて、両端をキャップで塞いだのち、回転台上に固定す
る。回転台を高速で回転させ、主剤及び硬化剤を注型機
により混合した樹脂液をハウジングの流体出入口よりチ
ューブを介して容器内部へ流し込む。樹脂液は遠心力に
より容器両端へ押し付けられ、中空糸端部と容器が接着
される。遠心成型法は、特公昭57−6363号公報に
記載されている方法がある。これらの具体的な用途の例
としては、血漿分離器、人工肺、人工腎臓、家庭用・工
業用水処理装置等が挙げられる。また、優れた流動性を
有することから、電気用シール材として使用することも
できる。電気用シール材としては、コイル、コンデンサ
ー、トランス等の各種の電気、電子部品や電線のジョイ
ント部等に注入して用いられる。電気用シール材を用い
た各種の電気機器類は、優れた可撓性、低温性、その他
機械的・電気的特性を有し、接着性、耐湿性においても
優れた性能を示。
ストマーは、中空繊維を用いた流体分離装置の繊維端部
の結束材及び電気用シール材として用いることができ
る。流体分離装置の製造方法は遠心成型法を用いるのが
一般的である。内径200〜300μmの中空繊維を1
〜2万本束ね、ハウジングとなる透明筒型容器に差し入
れて、両端をキャップで塞いだのち、回転台上に固定す
る。回転台を高速で回転させ、主剤及び硬化剤を注型機
により混合した樹脂液をハウジングの流体出入口よりチ
ューブを介して容器内部へ流し込む。樹脂液は遠心力に
より容器両端へ押し付けられ、中空糸端部と容器が接着
される。遠心成型法は、特公昭57−6363号公報に
記載されている方法がある。これらの具体的な用途の例
としては、血漿分離器、人工肺、人工腎臓、家庭用・工
業用水処理装置等が挙げられる。また、優れた流動性を
有することから、電気用シール材として使用することも
できる。電気用シール材としては、コイル、コンデンサ
ー、トランス等の各種の電気、電子部品や電線のジョイ
ント部等に注入して用いられる。電気用シール材を用い
た各種の電気機器類は、優れた可撓性、低温性、その他
機械的・電気的特性を有し、接着性、耐湿性においても
優れた性能を示。
【0011】
【発明の効果】本発明のポリウレタンエラストマーは、
耐熱性に優れているため、耐熱性が要求されるような電
気用シール材、工業用または家庭用水処理装置、医療用
流体分離装置の結束材として使用することができる。ま
た、従来のシール材よりも接着性が優れているため、オ
ートクレーブ滅菌などの高温加圧条件や、高圧の流体を
処理する場合に、接着面からの剥離やモレが起きにく
い。さらに、弾性や伸びが大きいため、温度変化や圧力
変化による応力に十分耐えることができる。また、水処
理装置や医療用液体分離装置の結束材として使用する場
合に重要である溶出物量は、透析型人工腎臓承認基準に
適合している。従来、耐熱性を有するシール材は存在し
なかったが、高温下での使用や、高温液体を処理可能な
これらシール材・結束材は画期的な材料である。
耐熱性に優れているため、耐熱性が要求されるような電
気用シール材、工業用または家庭用水処理装置、医療用
流体分離装置の結束材として使用することができる。ま
た、従来のシール材よりも接着性が優れているため、オ
ートクレーブ滅菌などの高温加圧条件や、高圧の流体を
処理する場合に、接着面からの剥離やモレが起きにく
い。さらに、弾性や伸びが大きいため、温度変化や圧力
変化による応力に十分耐えることができる。また、水処
理装置や医療用液体分離装置の結束材として使用する場
合に重要である溶出物量は、透析型人工腎臓承認基準に
適合している。従来、耐熱性を有するシール材は存在し
なかったが、高温下での使用や、高温液体を処理可能な
これらシール材・結束材は画期的な材料である。
【0012】
【実施例】次に、本発明について実施例により詳細に説
明する。例における「部」及び「%」は、断りのない限
り「重量部」及び「重量%」である。
明する。例における「部」及び「%」は、断りのない限
り「重量部」及び「重量%」である。
【0013】実施例1 主剤として、MDI34.5部とポリテトラメチレング
リコール(分子量1000)36.5部(NCO/OH
当量比3.85)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は11.8%であった。次いで、プレポリマー71
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1000)23部と1,4−ブタンジオール6部
(NCO/OH当量比0.9)、触媒としてアセチルア
セトン鉄0.002部を液温40℃で配合し、60℃に
て10時間硬化させて硬化物を得た。
リコール(分子量1000)36.5部(NCO/OH
当量比3.85)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は11.8%であった。次いで、プレポリマー71
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1000)23部と1,4−ブタンジオール6部
(NCO/OH当量比0.9)、触媒としてアセチルア
セトン鉄0.002部を液温40℃で配合し、60℃に
て10時間硬化させて硬化物を得た。
【0014】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を評価するために、中空糸束に樹
脂を流し込んで図1に示すモジュールを作成した。モジ
ュールの成型は、遠心成型法によって行なった。樹脂温
度25℃で2分後の混合粘度が2000mPa・sと低
いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分の
ないシール性が完全なモジュールが得られた。
脂を流し込んで図1に示すモジュールを作成した。モジ
ュールの成型は、遠心成型法によって行なった。樹脂温
度25℃で2分後の混合粘度が2000mPa・sと低
いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分の
ないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0015】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性を評価するために、樹脂を図2に示
すポリカーボネート製円筒状容器に流し込み、接着強さ
を測定した。接着強さは140kg/cm2であった。
硬化物の25℃での物性は、硬さ87、引張強さ410
kg/cm2、伸び475%、引裂強さ100kg/c
mであった。80℃では、硬さ84、引張強さ180k
g/cm2、伸び590%、引裂強さ43kg/cmで
あり、耐熱性に優れていた。なお、硬さはJIS A、
引張強さ、伸び及び引裂強さはJIS K6301に準
拠した。以下も同様である。
すポリカーボネート製円筒状容器に流し込み、接着強さ
を測定した。接着強さは140kg/cm2であった。
硬化物の25℃での物性は、硬さ87、引張強さ410
kg/cm2、伸び475%、引裂強さ100kg/c
mであった。80℃では、硬さ84、引張強さ180k
g/cm2、伸び590%、引裂強さ43kg/cmで
あり、耐熱性に優れていた。なお、硬さはJIS A、
引張強さ、伸び及び引裂強さはJIS K6301に準
拠した。以下も同様である。
【0016】実施例2 主剤として、MDI39.6部とポリカプロラクトンジ
オール(分子量1000)31.4部(NCO/OH当
量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.9%であった。次いで、プレポリマー62部
と、硬化剤としてポリカプロラクトンジオール(分子量
1000)33部と1,4−ブタンジオール6部(NC
O/OH当量比0.9)、触媒としてアセチルアセトン
鉄0.002部を液温40℃で配合し、60℃にて10
時間硬化させて硬化物を得た。
オール(分子量1000)31.4部(NCO/OH当
量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.9%であった。次いで、プレポリマー62部
と、硬化剤としてポリカプロラクトンジオール(分子量
1000)33部と1,4−ブタンジオール6部(NC
O/OH当量比0.9)、触媒としてアセチルアセトン
鉄0.002部を液温40℃で配合し、60℃にて10
時間硬化させて硬化物を得た。
【0017】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が2400mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が2400mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0018】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性を評価するために、実施例1と同様
に測定した。接着強さは100kg/cm2であった。
硬化物の25℃での物性は、硬さ85、引張強さ260
kg/cm2、伸び550%、引裂強さ75kg/cm
であった。80℃では、硬さ83、引張強さ120kg
/cm2、伸び470%、引裂強さ36kg/cmであ
り、耐熱性に優れていた。
に測定した。接着強さは100kg/cm2であった。
硬化物の25℃での物性は、硬さ85、引張強さ260
kg/cm2、伸び550%、引裂強さ75kg/cm
であった。80℃では、硬さ83、引張強さ120kg
/cm2、伸び470%、引裂強さ36kg/cmであ
り、耐熱性に優れていた。
【0019】実施例3 主剤として、MDI34.8部とポリテトラメチレング
リコール(分子量1000)27.7部(NCO/OH
当量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1000)33部と1,4−ブタンジオール6部
(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合
し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
リコール(分子量1000)27.7部(NCO/OH
当量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1000)33部と1,4−ブタンジオール6部
(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合
し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
【0020】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0021】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは105kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ315kg/c
m2、伸び425%、引裂強さ77kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ120kg/cm
2、伸び330%、引裂強さ34kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
た。接着強さは105kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ315kg/c
m2、伸び425%、引裂強さ77kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ120kg/cm
2、伸び330%、引裂強さ34kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
【0022】実施例4 主剤として、MDI34.1部とポリカプロラクトンジ
オール(分子量1000)27.1部(NCO/OH当
量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.9%であった。次いで、プレポリマー61部
と、硬化剤としてポリカプロラクトンジオール(分子量
1000)33部と1,4−ブタンジオール6部(NC
O/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合し、12
0℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
オール(分子量1000)27.1部(NCO/OH当
量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.9%であった。次いで、プレポリマー61部
と、硬化剤としてポリカプロラクトンジオール(分子量
1000)33部と1,4−ブタンジオール6部(NC
O/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合し、12
0℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
【0023】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1500mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1500mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0024】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは138kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ390kg/c
m2、伸び470%、引裂強さ92kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ160kg/cm
2、伸び550%、引裂強さ43kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
た。接着強さは138kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ390kg/c
m2、伸び470%、引裂強さ92kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ160kg/cm
2、伸び550%、引裂強さ43kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
【0025】実施例5 主剤として、MDI38.7部とポリテトラメチレング
リコール(分子量850)28.9部(NCO/OH当
量比4.54)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62部
と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分子
量850)25.8部と1,4−ブタンジオール6.6
部(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合
し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
リコール(分子量850)28.9部(NCO/OH当
量比4.54)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間
反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含
量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62部
と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分子
量850)25.8部と1,4−ブタンジオール6.6
部(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃で配合
し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得た。
【0026】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0027】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは130kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ400kg/c
m2、伸び430%、引裂強さ80kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ86、引張強さ170kg/cm
2、伸び340%、引裂強さ35kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
た。接着強さは130kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ89、引張強さ400kg/c
m2、伸び430%、引裂強さ80kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ86、引張強さ170kg/cm
2、伸び340%、引裂強さ35kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
【0028】実施例6 主剤として、MDI34.0部とポリテトラメチレング
リコール(分子量1500)30.6部(NCO/OH
当量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1500)28.2部と1,4−ブタンジオール
7.2部(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃
で配合し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得
た。
リコール(分子量1500)30.6部(NCO/OH
当量比5.03)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時
間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO
含量は14.3%であった。次いで、プレポリマー62
部と、硬化剤としてポリテトラメチレングリコール(分
子量1500)28.2部と1,4−ブタンジオール
7.2部(NCO/OH当量比0.9)、を液温40℃
で配合し、120℃にて10時間硬化させて硬化物を得
た。
【0029】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1000mPa・sと
低いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み、未含浸部分
のないシール性が完全なモジュールが得られた。
【0030】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは110kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ85、引張強さ314kg/c
m2、伸び530%、引裂強さ76kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ120kg/cm
2、伸び320%、引裂強さ34kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
た。接着強さは110kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ85、引張強さ314kg/c
m2、伸び530%、引裂強さ76kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ85、引張強さ120kg/cm
2、伸び320%、引裂強さ34kg/cmであり、耐
熱性に優れていた。
【0031】比較例1 主剤として、MDI33部とポリカプロラクトンジオー
ル(分子量1000)60.3部(NCO/OH当量比
2.25)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間反応
させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含量は
6.5%であった。次いで、プレポリマー94部と、硬
化剤として1,4−ブタンジオール6部(NCO/OH
当量比0.9)、を液温40℃で配合し、120℃にて
10時間硬化させて硬化物を得た。
ル(分子量1000)60.3部(NCO/OH当量比
2.25)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3時間反応
させてNCO基末端プレポリマーを得た。NCO含量は
6.5%であった。次いで、プレポリマー94部と、硬
化剤として1,4−ブタンジオール6部(NCO/OH
当量比0.9)、を液温40℃で配合し、120℃にて
10時間硬化させて硬化物を得た。
【0032】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が12000mPa・s
と高く、樹脂が中空糸の隙間に良好に流れ込まず、含浸
不良を起こしてシール材として使用できなかった。
温度25℃で2分後の混合粘度が12000mPa・s
と高く、樹脂が中空糸の隙間に良好に流れ込まず、含浸
不良を起こしてシール材として使用できなかった。
【0033】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは129kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ88、引張強さ380kg/c
m2、伸び450%、引裂強さ91kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ83、引張強さ155kg/cm
2、伸び470%、引裂強さ42kg/cmであった。
た。接着強さは129kg/cm2であった。硬化物の
25℃での物性は、硬さ88、引張強さ380kg/c
m2、伸び450%、引裂強さ91kg/cmであっ
た。80℃では、硬さ83、引張強さ155kg/cm
2、伸び470%、引裂強さ42kg/cmであった。
【0034】比較例2 主剤として、MDI66部とリシノール酸末端ポリプロ
ピレングリコール(分子量400)34部(NCO/O
H当量比3.09)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3
時間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NC
O含量は15.0%であった。次いで、プレポリマー5
8部と、硬化剤としてヒマシ油系ポリオール(分子量9
50)34部とN,N,N′,N′−テトラキス[2−
ヒドロキシルプロピル]エチレンジアミン8部(OH/
NCO当量比1.0)、を液温40℃で配合し、60℃
にて10時間硬化させて硬化物を得た。
ピレングリコール(分子量400)34部(NCO/O
H当量比3.09)を窒素雰囲気下、温度70℃にて3
時間反応させてNCO基末端プレポリマーを得た。NC
O含量は15.0%であった。次いで、プレポリマー5
8部と、硬化剤としてヒマシ油系ポリオール(分子量9
50)34部とN,N,N′,N′−テトラキス[2−
ヒドロキシルプロピル]エチレンジアミン8部(OH/
NCO当量比1.0)、を液温40℃で配合し、60℃
にて10時間硬化させて硬化物を得た。
【0035】注型時の作業性 中空糸に対する含浸性を実施例1と同様に行った。樹脂
温度25℃で2分後の混合粘度が1800mP・sと低
いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み未含浸部分のな
いシール性が完全なモジュールが得られた。
温度25℃で2分後の混合粘度が1800mP・sと低
いため、中空糸の隙間に良好に流れ込み未含浸部分のな
いシール性が完全なモジュールが得られた。
【0036】硬化物の物性 樹脂と容器の接着性の評価を実施例1と同様に測定し
た。接着強さは70kg/cm2と低く、接着性が劣っ
た。硬化物の25℃での物性は、硬さ97、引張強さ2
50kg/cm2、伸び105%、引裂強さ65kg/
cmであった。80℃では、硬さ82、引張強さ35k
g/cm2、伸び70%、引裂強さ6kg/cmであ
り、耐熱性が低かった。
た。接着強さは70kg/cm2と低く、接着性が劣っ
た。硬化物の25℃での物性は、硬さ97、引張強さ2
50kg/cm2、伸び105%、引裂強さ65kg/
cmであった。80℃では、硬さ82、引張強さ35k
g/cm2、伸び70%、引裂強さ6kg/cmであ
り、耐熱性が低かった。
【図1】成型モジュールの横断面図である。
【図2】シール性測定治具の横断面図である。
1 ポリカーボネート外筒 2 中空糸 3 ポリウレタンシール材 4 圧縮治具
Claims (2)
- 【請求項1】 ジフェニルメタンジイソシアネートと分
子量650〜3000のジオールをNCO/OH当量比
3〜12で反応させて得られるNCO基末端プレポリマ
ーを主剤とし、分子量650〜3000の活性水素基含
有化合物と1,4−ブタンジオールから得られるポリウ
レタンエラストマーを用いることを特徴とする電気用シ
ール材。 - 【請求項2】 ジフェニルメタンジイソシアネートと分
子量650〜3000のジオールをNCO/OH当量比
3〜12で反応させて得られるNCO基末端プレポリマ
ーを主剤とし、分子量650〜3000の活性水素基含
有化合物と1,4−ブタンジオールから得られるポリウ
レタンエラストマーを用いることを特徴とする中空糸用
結束材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27324793A JP3353284B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ポリウレタンエラストマーを用いた結束材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27324793A JP3353284B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ポリウレタンエラストマーを用いた結束材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0753665A true JPH0753665A (ja) | 1995-02-28 |
JP3353284B2 JP3353284B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=17525179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27324793A Expired - Fee Related JP3353284B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | ポリウレタンエラストマーを用いた結束材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3353284B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001300265A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-10-30 | Asahi Kasei Corp | 濾過モジュールおよびその製造方法 |
JP2009019291A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Asahi Kasei Fibers Corp | 細幅織編物 |
KR101037113B1 (ko) * | 2008-05-09 | 2011-05-26 | 닛폰 폴리우레탄 고교 가부시키가이샤 | 폴리우레탄 수지 형성성 조성물, 시일재 및 중공사 막 모듈 |
JP2011184667A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Nok Corp | 射出成形用熱可塑性ポリウレタンエラストマー及びその製造方法 |
CN104189966A (zh) * | 2014-09-09 | 2014-12-10 | 苏州君康医疗科技有限公司 | 一种膜束端面封口方法及封口装置 |
CN108285521A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-17 | 廊坊市建科汇峰科技有限公司 | 一种聚氨酯密封材料及其制备方法和应用 |
CN110396162A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-11-01 | 上海唯万密封科技有限公司 | 一种密封用耐低温聚氨酯配方及制备工艺 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP27324793A patent/JP3353284B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001300265A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-10-30 | Asahi Kasei Corp | 濾過モジュールおよびその製造方法 |
JP2009019291A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Asahi Kasei Fibers Corp | 細幅織編物 |
KR101037113B1 (ko) * | 2008-05-09 | 2011-05-26 | 닛폰 폴리우레탄 고교 가부시키가이샤 | 폴리우레탄 수지 형성성 조성물, 시일재 및 중공사 막 모듈 |
JP2011184667A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Nok Corp | 射出成形用熱可塑性ポリウレタンエラストマー及びその製造方法 |
CN104189966A (zh) * | 2014-09-09 | 2014-12-10 | 苏州君康医疗科技有限公司 | 一种膜束端面封口方法及封口装置 |
CN108285521A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-17 | 廊坊市建科汇峰科技有限公司 | 一种聚氨酯密封材料及其制备方法和应用 |
CN110396162A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-11-01 | 上海唯万密封科技有限公司 | 一种密封用耐低温聚氨酯配方及制备工艺 |
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---|---|
JP3353284B2 (ja) | 2002-12-03 |
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