JPH0752030Y2 - スクイズ容器 - Google Patents
スクイズ容器Info
- Publication number
- JPH0752030Y2 JPH0752030Y2 JP7847189U JP7847189U JPH0752030Y2 JP H0752030 Y2 JPH0752030 Y2 JP H0752030Y2 JP 7847189 U JP7847189 U JP 7847189U JP 7847189 U JP7847189 U JP 7847189U JP H0752030 Y2 JPH0752030 Y2 JP H0752030Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- container body
- container
- outer cap
- inverted
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、スクイズ容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 胴部を圧搾して内溶液を注出するスクイズ容器は、種々
の形態のものが使用されているが、その中で粘度の比較
的高い液体を収納するものとして、圧搾可能な胴部より
口頚部を起立した容器体と、上記口頚部外周に嵌合し、
頂壁にスリット状吐出口を有する内キャップと、容器体
胴部上端外周に嵌合する外キャップとからなるものが使
用されている。これらは使用時内容液をすぐに吐出でき
る様常時倒立しておくのが一般的である。
の形態のものが使用されているが、その中で粘度の比較
的高い液体を収納するものとして、圧搾可能な胴部より
口頚部を起立した容器体と、上記口頚部外周に嵌合し、
頂壁にスリット状吐出口を有する内キャップと、容器体
胴部上端外周に嵌合する外キャップとからなるものが使
用されている。これらは使用時内容液をすぐに吐出でき
る様常時倒立しておくのが一般的である。
しかしながら、シャンプーやリンスは液を何回かに分け
て使用する場合が多々有り、従来の容器ではその度に、
「外キャップの離脱−液の吐出−外キャップの嵌合−倒
立載置」の操作を繰り返し行なわなければならず、面倒
であった。
て使用する場合が多々有り、従来の容器ではその度に、
「外キャップの離脱−液の吐出−外キャップの嵌合−倒
立載置」の操作を繰り返し行なわなければならず、面倒
であった。
又、これら容器は浴室、洗面所等の水場で使用する為、
外キャップ内に水が溜り、それが腐敗して内キャップの
吐出口の目詰り、汚染の原因となる場合もある。
外キャップ内に水が溜り、それが腐敗して内キャップの
吐出口の目詰り、汚染の原因となる場合もある。
本考案は、上記した従来技術の欠点を解消した優れたス
クイズ容器を提供することを目的とするものである。
クイズ容器を提供することを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 扁平筒状の圧搾可能な胴部６より肩部７を介して口頚部
８を起立した容器体２と、上記口頚部８外周に嵌合する
とともに頂壁９に液体吐出用スリット10を設けてなる内
キャップ３と、該内キャップ３により容器体口頚部８に
装着した上面開放の中空逆円錐台形状で周壁11に液体吐
出用スリット12を複数設けてなる圧力抑制部材４と、上
記容器体胴部６上端外周に嵌合する外キャップ５とから
なり、上記外キャップ５の前後面下端に容器体２の肩部
７が挿入可能な凹部15を各々設けるとともに、外キャッ
プ５の頂壁16に排水用の透孔19を設け、外キャップ５を
外して該キャップ５を倒立した際に、容器体肩部７を上
記各凹部15内に挿入載置して容器体２を外キャップ５上
に倒立可能に構成した。
８を起立した容器体２と、上記口頚部８外周に嵌合する
とともに頂壁９に液体吐出用スリット10を設けてなる内
キャップ３と、該内キャップ３により容器体口頚部８に
装着した上面開放の中空逆円錐台形状で周壁11に液体吐
出用スリット12を複数設けてなる圧力抑制部材４と、上
記容器体胴部６上端外周に嵌合する外キャップ５とから
なり、上記外キャップ５の前後面下端に容器体２の肩部
７が挿入可能な凹部15を各々設けるとともに、外キャッ
プ５の頂壁16に排水用の透孔19を設け、外キャップ５を
外して該キャップ５を倒立した際に、容器体肩部７を上
記各凹部15内に挿入載置して容器体２を外キャップ５上
に倒立可能に構成した。
「作用」 容器は、常時第２図に示す如く倒立しておく。この様な
状態にしておくことにより、内容液は常時内キャップ３
のスリット10付近に充満しているため、粘度の高い内容
液であってもすぐに吐出が可能である。又、容器体２口
頚部８には圧力抑制部材４を設けているため、内キャッ
プ３に直接かかる圧力を減じており、内容液の自重によ
り内キャップ３のスリット10から液が漏出するのを防止
している。
状態にしておくことにより、内容液は常時内キャップ３
のスリット10付近に充満しているため、粘度の高い内容
液であってもすぐに吐出が可能である。又、容器体２口
頚部８には圧力抑制部材４を設けているため、内キャッ
プ３に直接かかる圧力を減じており、内容液の自重によ
り内キャップ３のスリット10から液が漏出するのを防止
している。
使用に際しては、外キャップ５から容器体２を外し、胴
部６を圧搾すれば容器体内より圧力抑制部材４のスリッ
ト12を介して内キャップ３のスリット10から内容液が順
次吐出する。又、第３図に示す如く、外キャップ５の各
凹部15に容器体の肩部６を挿入載置して容器体２を倒立
した外キャップ５上に倒立することが出来る。
部６を圧搾すれば容器体内より圧力抑制部材４のスリッ
ト12を介して内キャップ３のスリット10から内容液が順
次吐出する。又、第３図に示す如く、外キャップ５の各
凹部15に容器体の肩部６を挿入載置して容器体２を倒立
した外キャップ５上に倒立することが出来る。
又、外キャップ５内に水等が入っても、各透孔19より速
やかに排出し、容器のスリット10等を汚染する虞れはな
い。
やかに排出し、容器のスリット10等を汚染する虞れはな
い。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図〜第３図は本考案の実施例を示し、図中１はスク
イズ容器である。該容器１は、容器体２と、内キャップ
３と、圧力抑制部材４と、外キャップ５とから構成して
いる。
イズ容器である。該容器１は、容器体２と、内キャップ
３と、圧力抑制部材４と、外キャップ５とから構成して
いる。
容器体２は扁平筒状としての楕円筒状の圧搾可能な胴部
６を有し、該胴部６より肩部７を介して口頚部８を起立
している。尚、本考案における扁平筒状とは横巾の方が
前後巾より大きい筒状を意味する。
６を有し、該胴部６より肩部７を介して口頚部８を起立
している。尚、本考案における扁平筒状とは横巾の方が
前後巾より大きい筒状を意味する。
内キャップ３は、容器体口頚部８外周に周壁を嵌合する
とともに、半球状に凹んだ頂壁９中央に液体吐出用のス
リット10を設けている。
とともに、半球状に凹んだ頂壁９中央に液体吐出用のス
リット10を設けている。
圧力抑制部材４は中空の逆円錐台形状で、その周壁11に
逆Ｖ字形のスリット12を多数周設してなる部材本体を有
し、該本体の周壁11上方より外方にフランジ13を突出形
成し、更に該フランジ13の下面より嵌合用周壁14を垂設
しており、該嵌合用周壁14を容器体口頚部内周に嵌合す
るとともに、フランジ13を口頚部頂面に載置し、該フラ
ンジ13を口頚部頂面と内キャップ３により挟持して口頚
部８に装着している。
逆Ｖ字形のスリット12を多数周設してなる部材本体を有
し、該本体の周壁11上方より外方にフランジ13を突出形
成し、更に該フランジ13の下面より嵌合用周壁14を垂設
しており、該嵌合用周壁14を容器体口頚部内周に嵌合す
るとともに、フランジ13を口頚部頂面に載置し、該フラ
ンジ13を口頚部頂面と内キャップ３により挟持して口頚
部８に装着している。
外キャップ５は楕円筒状で、容器体２の胴部６上端外周
に周壁下端を嵌合して、着脱自在に装着しており、前面
及び後面下端には容器体２の肩部６が挿入可能な凹部15
を各々形成している。又、外キャップ５の頂壁16は中央
が凹んでおり、その下面中央より内周壁17を垂設してお
り、更に内部には内キャップ３先端を係止するための係
止突条18を周設している。又、外キャップ５の頂壁16の
左右両端及び内周壁17と係止突条18間の左右には排水用
の透孔19を各々穿設している。
に周壁下端を嵌合して、着脱自在に装着しており、前面
及び後面下端には容器体２の肩部６が挿入可能な凹部15
を各々形成している。又、外キャップ５の頂壁16は中央
が凹んでおり、その下面中央より内周壁17を垂設してお
り、更に内部には内キャップ３先端を係止するための係
止突条18を周設している。又、外キャップ５の頂壁16の
左右両端及び内周壁17と係止突条18間の左右には排水用
の透孔19を各々穿設している。
上記の如きスクイズ容器１は第２図に示す如く倒立して
おく。
おく。
又、使用する際に外キャップ５から容器体２を外し、第
３図に示す如く、外キャップ５の各凹部15内に容器体２
の肩部６を挿入載置して外キャップ５上に容器体２を倒
立可能に構成している。
３図に示す如く、外キャップ５の各凹部15内に容器体２
の肩部６を挿入載置して外キャップ５上に容器体２を倒
立可能に構成している。
尚、上記容器体２、内キャップ３、圧力抑制部材４、外
キャップ５は合成樹脂により形成することが出来る。
キャップ５は合成樹脂により形成することが出来る。
「考案の効果」 以上説明した如く、本考案スクイズ容器は、外キャップ
の前後面下端に容器体の肩部が挿入可能な凹部を各々設
けるとともに、外キャップを外して該キャップを倒立し
た際に、容器体肩部を各凹部内に挿入載置して容器体を
外キャップ上に倒立可能に構成したから、内容液の吐出
を何回も必要な場合に、いちいち外キャップの着脱の必
要がなく、しかも速やかに内容液を吐出できる利点があ
る。
の前後面下端に容器体の肩部が挿入可能な凹部を各々設
けるとともに、外キャップを外して該キャップを倒立し
た際に、容器体肩部を各凹部内に挿入載置して容器体を
外キャップ上に倒立可能に構成したから、内容液の吐出
を何回も必要な場合に、いちいち外キャップの着脱の必
要がなく、しかも速やかに内容液を吐出できる利点があ
る。
又、外キャップ頂壁に排水用の透孔を設けている為、倒
立した外キャップ内に水等が浸入した場合に速かに排水
され、内キャップ先端の目詰り、汚染の虞れはない。
立した外キャップ内に水等が浸入した場合に速かに排水
され、内キャップ先端の目詰り、汚染の虞れはない。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は要部切欠き正面
図、第２図は倒立した状態を示す斜視図、第３図は外キ
ャップに容器体を倒立載置した状態を示す斜視図であ
る。
図、第２図は倒立した状態を示す斜視図、第３図は外キ
ャップに容器体を倒立載置した状態を示す斜視図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】扁平筒状の圧搾可能な胴部６より肩部７を
介して口頚部８を起立した容器体２と、上記口頚部８外
周に嵌合するとともに頂壁９に液体吐出用スリット10を
設けてなる内キャップ３と、該内キャップ３により容器
体口頚部８に装着した上面開放の中空逆円錐台形状で周
壁11に液体吐出用スリット12を複数設けてなる圧力抑制
部材４と、上記容器体胴部６上端外周に嵌合する外キャ
ップ５とからなり、上記外キャップ５の前後面下端に容
器体２の肩部７が挿入可能な凹部15を各々設けるととも
に、外キャップ５の頂壁16に排水用の透孔19を設け、外
キャップ５を外して該キャップ５を倒立した際に、容器
体肩部７を上記各凹部15内に挿入載置して容器体２を外
キャップ５上に倒立可能に構成したことを特徴とするス
クイズ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7847189U JPH0752030Y2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | スクイズ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7847189U JPH0752030Y2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | スクイズ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0317058U JPH0317058U (ja) | 1991-02-20 |
| JPH0752030Y2 true JPH0752030Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31621772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7847189U Expired - Fee Related JPH0752030Y2 (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | スクイズ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752030Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4514109B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2010-07-28 | 大和製罐株式会社 | 合成樹脂製キャップ |
| JP5153287B2 (ja) * | 2007-10-15 | 2013-02-27 | ライオン株式会社 | 倒立容器用キャップ |
-
1989
- 1989-07-03 JP JP7847189U patent/JPH0752030Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0317058U (ja) | 1991-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |