JPH0750716B2 - ペレツト装着装置 - Google Patents
ペレツト装着装置Info
- Publication number
- JPH0750716B2 JPH0750716B2 JP60231100A JP23110085A JPH0750716B2 JP H0750716 B2 JPH0750716 B2 JP H0750716B2 JP 60231100 A JP60231100 A JP 60231100A JP 23110085 A JP23110085 A JP 23110085A JP H0750716 B2 JPH0750716 B2 JP H0750716B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pellet
- pellets
- mounting
- lead frame
- adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000008188 pellet Substances 0.000 title claims 17
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Die Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、IC、LSI等のペレットをリードフレームのペ
レット装着位置に装着するペレット装着装置に関する。
レット装着位置に装着するペレット装着装置に関する。
[従来の技術] 従来のペレット装着装置としては、例えば、単一の作動
体と、上記作動体に配設され、ペレット供給位置とペレ
ット斉整位置の間を往復移動し、ペレット供給位置に順
次供給されるペレットを保持してペレット斉整位置に移
送可能とする第1移送部と、上記作動体に配設され、ペ
レット斉整位置とリードフレーム上の間を往復移動し、
ペレット斉整位置において所定の角度状態に斉整された
ペレットを保持し、該ペレットを搬送体により搬送され
るリードフレームのペレット装着位置に移送し、装着可
能とする第2移送部を、備えたものがある。すなわち、
この装置は、リードフレームの各ペレット装着位置が、
ペレットを保持する第2移送部に順次位置決めされるよ
うに、リードフレームをピッチ移動させてなる。これに
より、ピッチ移動されるリードフレームの各ペレット装
着位置に、順次斉整状態のペレットを装着することが可
能となる。
体と、上記作動体に配設され、ペレット供給位置とペレ
ット斉整位置の間を往復移動し、ペレット供給位置に順
次供給されるペレットを保持してペレット斉整位置に移
送可能とする第1移送部と、上記作動体に配設され、ペ
レット斉整位置とリードフレーム上の間を往復移動し、
ペレット斉整位置において所定の角度状態に斉整された
ペレットを保持し、該ペレットを搬送体により搬送され
るリードフレームのペレット装着位置に移送し、装着可
能とする第2移送部を、備えたものがある。すなわち、
この装置は、リードフレームの各ペレット装着位置が、
ペレットを保持する第2移送部に順次位置決めされるよ
うに、リードフレームをピッチ移動させてなる。これに
より、ピッチ移動されるリードフレームの各ペレット装
着位置に、順次斉整状態のペレットを装着することが可
能となる。
また、最近ピッチ移動されるリードフレームの1つの領
域に2つのペレット装着位置を並設してなるデュアルリ
ードフレームがある。この種のリードフレームにあって
は、例えば特公昭59−35177号に記載されるペレット装
着装置により、並設される各ペレット装着位置のそれぞ
れに対するペレットの装着が行なわれる。すなわち、こ
の装置は、搬送体によりリードフレームをピッチ移動さ
せ、リードフレームにおける並設される2つのペレット
装着位置の1つを第2移送部に対して対応位置決めする
ようにしている。第2移送部により位置決めされる一方
のペレット装着位置にペレットが装着されると、次に並
設される他方のペレット装着位置に対するペレットの装
着が行なわれる。該装着は、並設される他方のペレット
装着位置と第2移送部が対応位置決めされるようにリー
ドフレームを保持する搬送体を移動させて行なわれる。
これにより、並設される2つのペレット装着位置のそれ
ぞれに、順次斉整状態のペレットを装着することができ
る。
域に2つのペレット装着位置を並設してなるデュアルリ
ードフレームがある。この種のリードフレームにあって
は、例えば特公昭59−35177号に記載されるペレット装
着装置により、並設される各ペレット装着位置のそれぞ
れに対するペレットの装着が行なわれる。すなわち、こ
の装置は、搬送体によりリードフレームをピッチ移動さ
せ、リードフレームにおける並設される2つのペレット
装着位置の1つを第2移送部に対して対応位置決めする
ようにしている。第2移送部により位置決めされる一方
のペレット装着位置にペレットが装着されると、次に並
設される他方のペレット装着位置に対するペレットの装
着が行なわれる。該装着は、並設される他方のペレット
装着位置と第2移送部が対応位置決めされるようにリー
ドフレームを保持する搬送体を移動させて行なわれる。
これにより、並設される2つのペレット装着位置のそれ
ぞれに、順次斉整状態のペレットを装着することができ
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の各ペレット装着装置にあって
は、搬送体により長尺のリードフレームの全体をピッチ
移動し、これにより、第2移送部に対し各ペレット装着
位置を対応位置決めしていた。このため、該位置決めの
ために搬送体に高い精度の送り量が要求され、装置に複
雑な送り制御機構が必要とされた。
は、搬送体により長尺のリードフレームの全体をピッチ
移動し、これにより、第2移送部に対し各ペレット装着
位置を対応位置決めしていた。このため、該位置決めの
ために搬送体に高い精度の送り量が要求され、装置に複
雑な送り制御機構が必要とされた。
さらに、デュアルリードフレームにペレットの装着を行
なうペレット装着装置にあっては、1つの領域に並設さ
れる2つのペレット装着位置のそれぞれと第2移送部を
対応位置決めさせるように、比較的大重量の搬送体の全
体を移動させなければならず、搬送体の移動速度、位置
決め精度に限界がある。したがって、生産性、品質の向
上に支障をきたすものとされた。
なうペレット装着装置にあっては、1つの領域に並設さ
れる2つのペレット装着位置のそれぞれと第2移送部を
対応位置決めさせるように、比較的大重量の搬送体の全
体を移動させなければならず、搬送体の移動速度、位置
決め精度に限界がある。したがって、生産性、品質の向
上に支障をきたすものとされた。
他方、XYテーブルの駆動により、作動体をXY方向に駆動
することで、第2移送部を2つのペレット装着位置のそ
れぞれに対応位置決め可能とするペレット装着装置が考
えられる。この方式によると、搬送体に比べて軽量な作
動体がリードフレームに対して駆動されるため、各ペレ
ット装着位置に対応して第2移送部を高精度で位置決め
することが可能となる。
することで、第2移送部を2つのペレット装着位置のそ
れぞれに対応位置決め可能とするペレット装着装置が考
えられる。この方式によると、搬送体に比べて軽量な作
動体がリードフレームに対して駆動されるため、各ペレ
ット装着位置に対応して第2移送部を高精度で位置決め
することが可能となる。
しかしながら、この方式によると、1つのペレット装着
位置に向け第2移送部が移動されると、これとともに第
1移送部もペレット斉整位置に対して移動されることと
なる。したがって、この間第1移送部は、ペレット斉整
位置に対しペレットの供給を行なうことができず、その
分装置の効率的な稼働、生産性の向上に支障をもたらす
ものとされた。
位置に向け第2移送部が移動されると、これとともに第
1移送部もペレット斉整位置に対して移動されることと
なる。したがって、この間第1移送部は、ペレット斉整
位置に対しペレットの供給を行なうことができず、その
分装置の効率的な稼働、生産性の向上に支障をもたらす
ものとされた。
本発明は、簡易な構成により、リードフレームの各ペレ
ット装着位置にそれぞれペレットを確実に装着するとと
もに、リードフレームにペレットを装着して形成される
電子部品の生産性、品質の向上を図ることを目的とす
る。
ット装着位置にそれぞれペレットを確実に装着するとと
もに、リードフレームにペレットを装着して形成される
電子部品の生産性、品質の向上を図ることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、搬送されるリードフレームに配設される複数
のペレット装着位置に、それぞれペレットを装着可能と
するペレット装着装置であって、単一定軌道かつ定スト
ロークのみの往復動を行なう単一の作動体と、上記作動
体に配設され、該作動体の往復動にて、ペレット供給位
置とペレット斉整位置の間を往復移動し、ペレット供給
位置に順次供給されるペレットを保持してペレット斉整
位置に移送可能とする第1移送部と、上記作動体に配設
され、該作動体の往復動にて、ペレット斉整位置とリー
ドフレーム上の間を往復移動し、ペレット斉整位置にお
いて所定の角度状態に斉整されたペレットを保持し、該
ペレットをリードフレーム上に移送可能とする第2移送
部と、作動体に設けられ、第2移送部に保持されたペレ
ットがリードフレーム上に配設される複数のペレット装
着位置に対応するように作動体に対して第2移送部をペ
レット装着に先立ち移動させ、かつその移動量を調整可
能とする駆動源を備えた装着位置調整部と、を備えてな
るようにしたものである。
のペレット装着位置に、それぞれペレットを装着可能と
するペレット装着装置であって、単一定軌道かつ定スト
ロークのみの往復動を行なう単一の作動体と、上記作動
体に配設され、該作動体の往復動にて、ペレット供給位
置とペレット斉整位置の間を往復移動し、ペレット供給
位置に順次供給されるペレットを保持してペレット斉整
位置に移送可能とする第1移送部と、上記作動体に配設
され、該作動体の往復動にて、ペレット斉整位置とリー
ドフレーム上の間を往復移動し、ペレット斉整位置にお
いて所定の角度状態に斉整されたペレットを保持し、該
ペレットをリードフレーム上に移送可能とする第2移送
部と、作動体に設けられ、第2移送部に保持されたペレ
ットがリードフレーム上に配設される複数のペレット装
着位置に対応するように作動体に対して第2移送部をペ
レット装着に先立ち移動させ、かつその移動量を調整可
能とする駆動源を備えた装着位置調整部と、を備えてな
るようにしたものである。
[作用] 高価なXYテーブルを用いることなく、安価な単一定軌道
かつ定ストロークのみの往復動を行なう作動体を用いる
にもかかわらず、一方ではペレット供給位置とペレット
斉整位置との間でのペレット移送を、他方ではペレット
斉整位置とリードフレーム上の複数のペレット装着位置
との間の移送を同時に行なうことができる。
かつ定ストロークのみの往復動を行なう作動体を用いる
にもかかわらず、一方ではペレット供給位置とペレット
斉整位置との間でのペレット移送を、他方ではペレット
斉整位置とリードフレーム上の複数のペレット装着位置
との間の移送を同時に行なうことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係るペレット装着装置を
示す平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図で
ある。
示す平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図で
ある。
ペレット装着装置10は、XYテーブル11上に、整列される
ペレット12を1個ずつ摘出するようにしている。さらに
摘出されるペレット12を、順次搬送体13により搬送され
るリードフレーム14のペレット装着位置15に装着可能と
するものである。
ペレット12を1個ずつ摘出するようにしている。さらに
摘出されるペレット12を、順次搬送体13により搬送され
るリードフレーム14のペレット装着位置15に装着可能と
するものである。
リードフレーム14を搬送可能とする搬送体13は、X方向
に配設され、リードフレーム14を矢示A方向にピッチ搬
送可能としている。搬送されるリードフレーム14は、幅
方向(Y方向)において2つのペレット装着位置15を並
設するデュアルリードフレームとされ、さらにX方向に
連続する各ペレット装着位置15間の間隔は、所定のピッ
チPとされる。この結果、搬送体13は、X方向における
各ペレット装着位置15が、順次所定のフレーム停留位置
16に停留されるよう、リードフレーム14をピッチPで間
欠搬送可能としている。
に配設され、リードフレーム14を矢示A方向にピッチ搬
送可能としている。搬送されるリードフレーム14は、幅
方向(Y方向)において2つのペレット装着位置15を並
設するデュアルリードフレームとされ、さらにX方向に
連続する各ペレット装着位置15間の間隔は、所定のピッ
チPとされる。この結果、搬送体13は、X方向における
各ペレット装着位置15が、順次所定のフレーム停留位置
16に停留されるよう、リードフレーム14をピッチPで間
欠搬送可能としている。
搬送体13の上方には、矢示B方向に揺動可能とされる単
一の作動体17が配設され、該作動体17には、第1アーム
18と第2アーム19が配設される。各アーム18、19のう
ち、先ず、第1アーム18の先端部には、第1移送部とし
ての第1吸着ノズル20が配設され、また第2アーム19の
先端部には、第2移送部としての第2吸着ノズル21が配
設される。
一の作動体17が配設され、該作動体17には、第1アーム
18と第2アーム19が配設される。各アーム18、19のう
ち、先ず、第1アーム18の先端部には、第1移送部とし
ての第1吸着ノズル20が配設され、また第2アーム19の
先端部には、第2移送部としての第2吸着ノズル21が配
設される。
第1吸着ノズル20は、第1アーム18の先端部に固定状態
で配設される。これに対し、第2吸着ノズル21は第2ア
ーム19に対して矢示C方向にスライド可能に支持されて
なる。すなわち、第2吸着ノズル21は、スライド体22に
支持され、該スライド体22は作動体17に対し矢示C方向
にスライド可能とされる。スライド体22は、第2アーム
19の先端側に配設されるシリンダ装置23の本体部24に支
持固定され、一方該シリンダ装置23のピストンロッド25
は、第2アーム19先端部側に固着される支持フレーム26
に連結されてなる。支持フレーム26は、第2図に示すよ
うに断面コ字形状とされ、ピストンロッド25は、支持フ
レーム26の一対をなす支持部27A、27Bの一側27Aに連結
されてなる。さらに支持部27Aと27Bの間には、2本のガ
イド軸28が配設され、スライド体22は各ガイド軸28にガ
イドされる状態で矢示C方向にスライド可能とされる。
各支持部27Aおよび27Bのうち、支持部27Aには、主調整
ねじ29Aが螺合されてなる。一方支持部27Bには副調整ね
じ29Bが螺合されてなる。
で配設される。これに対し、第2吸着ノズル21は第2ア
ーム19に対して矢示C方向にスライド可能に支持されて
なる。すなわち、第2吸着ノズル21は、スライド体22に
支持され、該スライド体22は作動体17に対し矢示C方向
にスライド可能とされる。スライド体22は、第2アーム
19の先端側に配設されるシリンダ装置23の本体部24に支
持固定され、一方該シリンダ装置23のピストンロッド25
は、第2アーム19先端部側に固着される支持フレーム26
に連結されてなる。支持フレーム26は、第2図に示すよ
うに断面コ字形状とされ、ピストンロッド25は、支持フ
レーム26の一対をなす支持部27A、27Bの一側27Aに連結
されてなる。さらに支持部27Aと27Bの間には、2本のガ
イド軸28が配設され、スライド体22は各ガイド軸28にガ
イドされる状態で矢示C方向にスライド可能とされる。
各支持部27Aおよび27Bのうち、支持部27Aには、主調整
ねじ29Aが螺合されてなる。一方支持部27Bには副調整ね
じ29Bが螺合されてなる。
主調整ねじ29Aは、矢示C方向にスライドされるスライ
ド体22と衝合可能とされ、該衝合状態でスライド体22の
一側の移動端を設定可能としている。また、主調整ねじ
29Aは、該ねじ29Aの螺動調整により、スライド体22の一
側の移動端位置を調整可能としてなる。第2吸着ノズル
21は、スライド体22が該主調整ねじ29Aと衝合する状態
において、主停止位置30Aに停止し、位置決めされる。
ド体22と衝合可能とされ、該衝合状態でスライド体22の
一側の移動端を設定可能としている。また、主調整ねじ
29Aは、該ねじ29Aの螺動調整により、スライド体22の一
側の移動端位置を調整可能としてなる。第2吸着ノズル
21は、スライド体22が該主調整ねじ29Aと衝合する状態
において、主停止位置30Aに停止し、位置決めされる。
一方、副調整ねじ29Bは、矢示C方向にスライドされる
スライド体22と衝合可能とされ、該衝合状態でスライド
体22の他側の移動端を設定可能としている。また、副調
整ねじ29Bは、該ねじ29Bの螺動調整により、スライド体
22の他側の移動端位置を調整可能としてなる。第2吸着
ノズル21は、スライド体22が該副調整ねじ29Bと衝合す
る状態において、副停止位置30Bに停止し、位置決めさ
れる。
スライド体22と衝合可能とされ、該衝合状態でスライド
体22の他側の移動端を設定可能としている。また、副調
整ねじ29Bは、該ねじ29Bの螺動調整により、スライド体
22の他側の移動端位置を調整可能としてなる。第2吸着
ノズル21は、スライド体22が該副調整ねじ29Bと衝合す
る状態において、副停止位置30Bに停止し、位置決めさ
れる。
主停止位置30Aに位置決めされる第2吸着ノズル21と第
1吸着ノズル20の間は、作動体17の支点0を中心として
θ1度(45度)離隔され、かつ各ノズル20、21は支点0
を中心とする同一円周上に配設される状態となる。
1吸着ノズル20の間は、作動体17の支点0を中心として
θ1度(45度)離隔され、かつ各ノズル20、21は支点0
を中心とする同一円周上に配設される状態となる。
作動体17は、矢示B方向において角度45度の範囲で往復
揺動され(単一定軌道かつ定ストロークのみの往復動)
先ず第1吸着ノズル20の矢示D方向での揺動端の下方
は、XYテーブル11のペレット供給位置31とされる。一
方、主停止位置30Aに位置決めされる第2吸着ノズル21
の矢示E方向での揺動端の下方は、搬送体13のフレーム
停留位置16とされる。すなわち、ペレット供給位置31と
フレーム停留位置16との間は、支点0を中心として角度
90度離隔され、さらにペレット供給位置31とフレーム停
留位置16の間の中間角度位置は、ペレット斉整装置32の
ペレット斉整位置33とされる。
揺動され(単一定軌道かつ定ストロークのみの往復動)
先ず第1吸着ノズル20の矢示D方向での揺動端の下方
は、XYテーブル11のペレット供給位置31とされる。一
方、主停止位置30Aに位置決めされる第2吸着ノズル21
の矢示E方向での揺動端の下方は、搬送体13のフレーム
停留位置16とされる。すなわち、ペレット供給位置31と
フレーム停留位置16との間は、支点0を中心として角度
90度離隔され、さらにペレット供給位置31とフレーム停
留位置16の間の中間角度位置は、ペレット斉整装置32の
ペレット斉整位置33とされる。
この結果、作動体17の揺動により、一方では第1移送部
とての第1吸着ノズル20をペレット供給位置31とペレッ
ト斉整位置33の間で、また他方では第2移送部としての
第2吸着ノズル21をペレット斉整位置33とフレーム停留
位置16の間で同時に往復移動させることが可能となる。
とての第1吸着ノズル20をペレット供給位置31とペレッ
ト斉整位置33の間で、また他方では第2移送部としての
第2吸着ノズル21をペレット斉整位置33とフレーム停留
位置16の間で同時に往復移動させることが可能となる。
作動体17に配設される吸着ノズル20、21のうち、第1吸
着ノズル20は、作動体17の矢示D方向での揺動端におい
て、ペレット供給位置31に供給されるペレット12を吸着
し、保持する。ペレット供給位置31のペレット12が吸着
状態で摘出されると、XYテーブル11がXY方向に駆動さ
れ、ペレット供給位置31には次に摘出されるペレット12
が位置決めされることとなる。第1吸着ノズル20によ
り、吸着し、保持されたペレット12は、作動体17の矢示
E方向での揺動を介して移送され、矢示E方向での揺動
端、すなわちペレット斉整位置33において吸着解放され
る。
着ノズル20は、作動体17の矢示D方向での揺動端におい
て、ペレット供給位置31に供給されるペレット12を吸着
し、保持する。ペレット供給位置31のペレット12が吸着
状態で摘出されると、XYテーブル11がXY方向に駆動さ
れ、ペレット供給位置31には次に摘出されるペレット12
が位置決めされることとなる。第1吸着ノズル20によ
り、吸着し、保持されたペレット12は、作動体17の矢示
E方向での揺動を介して移送され、矢示E方向での揺動
端、すなわちペレット斉整位置33において吸着解放され
る。
ペレット斉整位置33に解放されたペレット12は、ペレッ
ト斉整装置32の複数のペレット斉整爪34の駆動により斉
整される。このペレット斉整爪34は、それぞれ矢示F方
向に駆動され、ペレット斉整位置33のペレット12を所定
の斉整角度状態に斉整可能としている。ペレット12をペ
レット斉整位置33に解放した第1吸着ノズル20は、再び
作動体17の揺動により、ペレット供給位置31に位置決め
され、新たに供給されるペレット12を吸着し、保持する
ようにしている。このように第1吸着ノズル20は、ペレ
ット供給位置31に供給されるペレット12を順次ペレット
斉整位置33に移送可能としている。
ト斉整装置32の複数のペレット斉整爪34の駆動により斉
整される。このペレット斉整爪34は、それぞれ矢示F方
向に駆動され、ペレット斉整位置33のペレット12を所定
の斉整角度状態に斉整可能としている。ペレット12をペ
レット斉整位置33に解放した第1吸着ノズル20は、再び
作動体17の揺動により、ペレット供給位置31に位置決め
され、新たに供給されるペレット12を吸着し、保持する
ようにしている。このように第1吸着ノズル20は、ペレ
ット供給位置31に供給されるペレット12を順次ペレット
斉整位置33に移送可能としている。
一方、主停止位置30Aに位置決めされる第2吸着ノズル2
1は、作動体17の矢示D方向での揺動端において、ペレ
ット斉整位置33に斉整位置決めされたペレット12を吸着
し、保持するようにしている。第2吸着ノズル21によ
り、吸着し、保持されたペレット12は、作動体17の矢示
E方向での揺動を介して移送され、矢示E方向での揺動
端、すなわち、フレーム停留位置16の上方に位置決めさ
れる。
1は、作動体17の矢示D方向での揺動端において、ペレ
ット斉整位置33に斉整位置決めされたペレット12を吸着
し、保持するようにしている。第2吸着ノズル21によ
り、吸着し、保持されたペレット12は、作動体17の矢示
E方向での揺動を介して移送され、矢示E方向での揺動
端、すなわち、フレーム停留位置16の上方に位置決めさ
れる。
この際、第1図および第2図に示すように主停止位置30
Aに位置決めされる第2吸着ノズル21は、矢示Y方向に
並設される2つのペレット装着位置15の一側と鉛直方向
に対応位置決め可能とされる。この状態で第2吸着ノズ
ル21は不図示の上下駆動手段により下降駆動される。次
いで、第2吸着ノズル21に保持されるペレット12は、予
め接着剤の塗布されたペレット装着位置15に装着され、
第2吸着ノズル21に保持されるペレット12は該位置15に
吸着解放することとなる。このようにして、一側のペレ
ット装着位置15にペレット12が装着されると、主停止位
置30Aに位置決めされる第2吸着ノズル21は、再び上下
駆動手段により上昇され、次いでペレット斉整位置33に
揺動される。ペレット斉整位置33に揺動された第2吸着
ノズル21は、該位置33に斉整し、位置決めされたペレッ
ト12を吸着保持可能としている。ペレット12を吸着保持
する第2吸着ノズル21は、作動体17の駆動により再び矢
示E方向に揺動される。第2吸着ノズル21がE方向に揺
動される間、主停止位置30Aに位置決めされていた第2
吸着ノズル21は、シリンダ装置23の駆動により副停止位
置30Bに停止し、位置決めされる。第2吸着ノズル21に
保持されたペレット12は、矢示E方向での揺動端で再び
フレーム停留位置16の上方に位置決めされる。
Aに位置決めされる第2吸着ノズル21は、矢示Y方向に
並設される2つのペレット装着位置15の一側と鉛直方向
に対応位置決め可能とされる。この状態で第2吸着ノズ
ル21は不図示の上下駆動手段により下降駆動される。次
いで、第2吸着ノズル21に保持されるペレット12は、予
め接着剤の塗布されたペレット装着位置15に装着され、
第2吸着ノズル21に保持されるペレット12は該位置15に
吸着解放することとなる。このようにして、一側のペレ
ット装着位置15にペレット12が装着されると、主停止位
置30Aに位置決めされる第2吸着ノズル21は、再び上下
駆動手段により上昇され、次いでペレット斉整位置33に
揺動される。ペレット斉整位置33に揺動された第2吸着
ノズル21は、該位置33に斉整し、位置決めされたペレッ
ト12を吸着保持可能としている。ペレット12を吸着保持
する第2吸着ノズル21は、作動体17の駆動により再び矢
示E方向に揺動される。第2吸着ノズル21がE方向に揺
動される間、主停止位置30Aに位置決めされていた第2
吸着ノズル21は、シリンダ装置23の駆動により副停止位
置30Bに停止し、位置決めされる。第2吸着ノズル21に
保持されたペレット12は、矢示E方向での揺動端で再び
フレーム停留位置16の上方に位置決めされる。
この際、副停止位置30Bに位置決めされる第2吸着ノズ
ル21は、矢示Y方向に並設される2つのペレット装着位
置15の他側と鉛直方向に対応位置決めされるようにして
いる。このため、フレーム停留位置16における第2吸着
ノズル21は、主停止位置30Aにおいて一側のペレット装
着位置15と、副停止位置30Bにおいて他側のペレット装
着位置15と対応位置決めされるよう、予め各調整ねじ29
A、29Bを螺動調整するようにしている。他側のペレット
装着位置15に位置決めされた第2吸着ノズル21は、不図
示の上下駆動手段により下降され、これにより吸着ノズ
ル21に保持されるペレット12は該ペレット装着位置15に
装着されることとなる。
ル21は、矢示Y方向に並設される2つのペレット装着位
置15の他側と鉛直方向に対応位置決めされるようにして
いる。このため、フレーム停留位置16における第2吸着
ノズル21は、主停止位置30Aにおいて一側のペレット装
着位置15と、副停止位置30Bにおいて他側のペレット装
着位置15と対応位置決めされるよう、予め各調整ねじ29
A、29Bを螺動調整するようにしている。他側のペレット
装着位置15に位置決めされた第2吸着ノズル21は、不図
示の上下駆動手段により下降され、これにより吸着ノズ
ル21に保持されるペレット12は該ペレット装着位置15に
装着されることとなる。
このようにして、並設される2つのペレット装着位置15
にペレット12が順次装着されるとフレーム停留位置16の
第2吸着ノズル21は、再び矢示D方向に揺動される。こ
の間、副停止位置30Bに停止されていた第2吸着ノズル2
1は、シリンダ装置23の駆動により主停止位置30Aに位置
決めされる。これにより、第2吸着ノズル21は、矢示D
方向での揺動端でペレット斉整位置33に位置決めされ、
該位置33において次に装着を行なうためのペレット12が
吸着保持されることとなる。
にペレット12が順次装着されるとフレーム停留位置16の
第2吸着ノズル21は、再び矢示D方向に揺動される。こ
の間、副停止位置30Bに停止されていた第2吸着ノズル2
1は、シリンダ装置23の駆動により主停止位置30Aに位置
決めされる。これにより、第2吸着ノズル21は、矢示D
方向での揺動端でペレット斉整位置33に位置決めされ、
該位置33において次に装着を行なうためのペレット12が
吸着保持されることとなる。
一方、搬送体13は、リードフレーム14を矢示A方向にピ
ッチ搬送し、フレーム停留位置16には、次に装着作業の
行なわれる2つのペレット装着位置15が位置決めされる
こととなる。位置決めされた2つのペレット装着位置15
には、上記作動体17の揺動およびシリンダ装置23の駆動
により、順次斉整されたペレット12が装着されることと
なる。
ッチ搬送し、フレーム停留位置16には、次に装着作業の
行なわれる2つのペレット装着位置15が位置決めされる
こととなる。位置決めされた2つのペレット装着位置15
には、上記作動体17の揺動およびシリンダ装置23の駆動
により、順次斉整されたペレット12が装着されることと
なる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記第1実施例に係るペレット装着装置10によれば、高
価なXYテーブルを用いることなく、安価な単一定軌道か
つ定スロークのみの往復動を行なう作動体17を用いるに
もかかわらず、一方ではペレット供給位置31とペレット
斉整位置32との間でのペレット移送を、他方ではペレッ
ト斉整位置32とリードフレーム上の複数のペレット装着
位置15との間の移送を同時に行なうことができる。そし
て、装着位置調整部としてのシリンダ装置23の駆動調整
により、ペレット12を保持する比較的軽量の第2吸着ノ
ズル21を、主停止位置30Aと副停止位置30Bの間で移動
し、フレーム停留位置16に停留される2つのペレット装
着位置15のそれぞれに対応して位置決めさせることが可
能である。これにより、第2移送部としての第2吸着ノ
ズル21の移送速度を高く設定することで、ペレット12を
リードフレーム14に装着することにより製造される電子
部品の生産性が向上されることとなる。さらに、第2吸
着ノズル21のみを各ペレット装着位置15に対応して迅速
かつ高精度で移動することで正確なペレット12の装着が
可能となり、製造される電子部品の品質が向上されるこ
ととなる。これにより、簡易な構成にて、リードフレー
ム14の各ペレット装置位置15にそれぞれペレット12を確
実に装着するとともに、リードフレーム14にペレット12
を装着して形成される電子部品の生産性、品質の向上を
図ることが可能となる。
価なXYテーブルを用いることなく、安価な単一定軌道か
つ定スロークのみの往復動を行なう作動体17を用いるに
もかかわらず、一方ではペレット供給位置31とペレット
斉整位置32との間でのペレット移送を、他方ではペレッ
ト斉整位置32とリードフレーム上の複数のペレット装着
位置15との間の移送を同時に行なうことができる。そし
て、装着位置調整部としてのシリンダ装置23の駆動調整
により、ペレット12を保持する比較的軽量の第2吸着ノ
ズル21を、主停止位置30Aと副停止位置30Bの間で移動
し、フレーム停留位置16に停留される2つのペレット装
着位置15のそれぞれに対応して位置決めさせることが可
能である。これにより、第2移送部としての第2吸着ノ
ズル21の移送速度を高く設定することで、ペレット12を
リードフレーム14に装着することにより製造される電子
部品の生産性が向上されることとなる。さらに、第2吸
着ノズル21のみを各ペレット装着位置15に対応して迅速
かつ高精度で移動することで正確なペレット12の装着が
可能となり、製造される電子部品の品質が向上されるこ
ととなる。これにより、簡易な構成にて、リードフレー
ム14の各ペレット装置位置15にそれぞれペレット12を確
実に装着するとともに、リードフレーム14にペレット12
を装着して形成される電子部品の生産性、品質の向上を
図ることが可能となる。
第3図は本発明の第2実施例に係るペレットの装着装置
を示す平面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図
である。
を示す平面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図
である。
このペレット装着装置40は、上記第1実施例の変形例に
係り、X方向に配設される搬送体13により矢示G方向に
リードフレーム14をピッチ搬送するとともに、該搬送さ
れるリードフレーム14のペレット装着位置15に順次ペレ
ット12を装着可能としている。このペレット装着装置40
は、第2吸着ノズル21をスライド体41に支持させてな
り、該スライド体41は第2アーム19の長手方向に沿う方
向(H方向)にスライド可能とされる。この点、上記第
1実施例におけるスライド体22が、第2アーム19の長手
方向に交差する方向(F方向)にスライドされるのと異
なる。スライド体41は、第2アーム19の矢示H方向に配
設されるレール42に沿ってスライド可能とされ、スライ
ド体41のスライドは、第2アーム19に固定される制御モ
ータ43の駆動調整により行なわれる。すなわち、制御モ
ータ43の駆動軸44には、原動歯車45が取着されてなり、
該原動歯車45には従動歯車46が噛合されてなる。従動歯
車46は、スクリューシャフト47に取着されてなり、該ス
クリューシャフト47は支持体48に支持されてなる。さら
にスクリューシャフト47のねじ部49は、スライド体41の
ねじ孔50と螺合されてなる。これによりスライド体41
は、制御モータ43の駆動によるスクリューシャフト47の
回動を介し、矢示H方向にスライド可能とされる。スラ
イド体41のスライドは、フレーム停留位置16の上方に位
置決めされる第2吸着ノズル21が対応するペレット装着
位置15に鉛直方向で位置決めされるように制御モータ43
の駆動量を調整して行なわれる。制御モータ43の駆動量
の調整は、駆動量調整手段51により行なわれる。駆動量
調整手段51は制御モータ43の駆動軸44に取着される円板
52の回転量をエンコーダ53により逐次検出可能とし、制
御モータ43を所定量回転調整させるようにしている。こ
の結果、並設される各ペレット装着位置15のうちのいず
れかと第2吸着ノズル21が位置決めされるように、予
め、第2吸着ノズル21の主停止位置30Aおよび副停止位
置30Bを該調整手段51により設定するようにしている。
このようにして、各停止位置30A、30Bに停止される第2
吸着ノズル21によりペレット12を対応するペレット装着
位置15に装着することが可能となる。本実施例に係るペ
レット装着装置40によれば、予め駆動量調整手段51に第
2吸着ノズル21の所定の停止位置決め位置を記憶させる
ことで順次並設されるペレット装着位置15にペレット12
を装着することが可能となる。さらにピッチ搬送される
リードフレーム14が矢示Y方向に3ないしそれ以上のペ
レット装着位置を備える場合には、駆動量調整手段51に
より順次第2吸着ノズル21を各装着位置に位置決めし、
各々ペレット12を装着することが可能となる。その他の
構成および作用は前記第1実施例と同様である。
係り、X方向に配設される搬送体13により矢示G方向に
リードフレーム14をピッチ搬送するとともに、該搬送さ
れるリードフレーム14のペレット装着位置15に順次ペレ
ット12を装着可能としている。このペレット装着装置40
は、第2吸着ノズル21をスライド体41に支持させてな
り、該スライド体41は第2アーム19の長手方向に沿う方
向(H方向)にスライド可能とされる。この点、上記第
1実施例におけるスライド体22が、第2アーム19の長手
方向に交差する方向(F方向)にスライドされるのと異
なる。スライド体41は、第2アーム19の矢示H方向に配
設されるレール42に沿ってスライド可能とされ、スライ
ド体41のスライドは、第2アーム19に固定される制御モ
ータ43の駆動調整により行なわれる。すなわち、制御モ
ータ43の駆動軸44には、原動歯車45が取着されてなり、
該原動歯車45には従動歯車46が噛合されてなる。従動歯
車46は、スクリューシャフト47に取着されてなり、該ス
クリューシャフト47は支持体48に支持されてなる。さら
にスクリューシャフト47のねじ部49は、スライド体41の
ねじ孔50と螺合されてなる。これによりスライド体41
は、制御モータ43の駆動によるスクリューシャフト47の
回動を介し、矢示H方向にスライド可能とされる。スラ
イド体41のスライドは、フレーム停留位置16の上方に位
置決めされる第2吸着ノズル21が対応するペレット装着
位置15に鉛直方向で位置決めされるように制御モータ43
の駆動量を調整して行なわれる。制御モータ43の駆動量
の調整は、駆動量調整手段51により行なわれる。駆動量
調整手段51は制御モータ43の駆動軸44に取着される円板
52の回転量をエンコーダ53により逐次検出可能とし、制
御モータ43を所定量回転調整させるようにしている。こ
の結果、並設される各ペレット装着位置15のうちのいず
れかと第2吸着ノズル21が位置決めされるように、予
め、第2吸着ノズル21の主停止位置30Aおよび副停止位
置30Bを該調整手段51により設定するようにしている。
このようにして、各停止位置30A、30Bに停止される第2
吸着ノズル21によりペレット12を対応するペレット装着
位置15に装着することが可能となる。本実施例に係るペ
レット装着装置40によれば、予め駆動量調整手段51に第
2吸着ノズル21の所定の停止位置決め位置を記憶させる
ことで順次並設されるペレット装着位置15にペレット12
を装着することが可能となる。さらにピッチ搬送される
リードフレーム14が矢示Y方向に3ないしそれ以上のペ
レット装着位置を備える場合には、駆動量調整手段51に
より順次第2吸着ノズル21を各装着位置に位置決めし、
各々ペレット12を装着することが可能となる。その他の
構成および作用は前記第1実施例と同様である。
なお、上記第2実施例においては、制御モータ43を正逆
回転方向に交互に回転するように駆動制御を行なうこと
によって、ペレット12の装着時、ペレット12にスクラブ
を付与することも可能となる。
回転方向に交互に回転するように駆動制御を行なうこと
によって、ペレット12の装着時、ペレット12にスクラブ
を付与することも可能となる。
第5図は本発明の第3実施例に係るペレット装着装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
このペレット装着装置60は、矢示Y方向に搬送体61を配
設してなり、搬送体61は矢示J方向にリードフレーム62
を搬送可能としている。搬送体61により搬送されるリー
ドフレーム62は、搬送方向(J方向)に沿って2つのペ
レット装着位置63A、63Bを連続してなるデュアルリード
フレームとされる。このペレット装着装置60の構成は、
前記第2実施例に係るペレット装着装置40の構成と略同
一であり、スライド体41を矢示H方向にスライド可能と
している。搬送体61は、リードフレーム62の連続される
2つのペレット装着位置63A、63Bの1つが、順次フレー
ム停留位置16に位置決めされるようにピッチ搬送され
る。第2吸着ノズル21は、主停止位置30Aに位置決めさ
れる状態で先ずフレーム停留位置16に位置決めされる1
つのペレット装着位置63Aに揺動し、該位置に対しペレ
ット12の装着が行なわれる。続いて連続するもう1つの
ペレット装着位置63Bに対するペレット12の装着は、フ
レーム停留位置16に揺動される第2吸着ノズル21を駆動
量調整手段51により副停止位置30Bにスライドさせて行
なうようにしている。その他の構成および作用は、前記
第2実施例と同様である。
設してなり、搬送体61は矢示J方向にリードフレーム62
を搬送可能としている。搬送体61により搬送されるリー
ドフレーム62は、搬送方向(J方向)に沿って2つのペ
レット装着位置63A、63Bを連続してなるデュアルリード
フレームとされる。このペレット装着装置60の構成は、
前記第2実施例に係るペレット装着装置40の構成と略同
一であり、スライド体41を矢示H方向にスライド可能と
している。搬送体61は、リードフレーム62の連続される
2つのペレット装着位置63A、63Bの1つが、順次フレー
ム停留位置16に位置決めされるようにピッチ搬送され
る。第2吸着ノズル21は、主停止位置30Aに位置決めさ
れる状態で先ずフレーム停留位置16に位置決めされる1
つのペレット装着位置63Aに揺動し、該位置に対しペレ
ット12の装着が行なわれる。続いて連続するもう1つの
ペレット装着位置63Bに対するペレット12の装着は、フ
レーム停留位置16に揺動される第2吸着ノズル21を駆動
量調整手段51により副停止位置30Bにスライドさせて行
なうようにしている。その他の構成および作用は、前記
第2実施例と同様である。
なお、上記各実施例においては、搬送される方向または
搬送方向に交差する方向に2つのペレット装着位置を備
えるデュアルリードフレームにペレット12を装着するよ
うにしている。しかしながら、上記各ペレット装着装置
10、40、60は、一方向に複数のペレット装着位置を連続
する通常のリードフレームに対しても用いることが可能
とされる。この場合、搬送されるリードフレームを固定
状態とし、連続される各ペレット装着位置に第2吸着ノ
ズル21を対応移動させるようにしてもよい。
搬送方向に交差する方向に2つのペレット装着位置を備
えるデュアルリードフレームにペレット12を装着するよ
うにしている。しかしながら、上記各ペレット装着装置
10、40、60は、一方向に複数のペレット装着位置を連続
する通常のリードフレームに対しても用いることが可能
とされる。この場合、搬送されるリードフレームを固定
状態とし、連続される各ペレット装着位置に第2吸着ノ
ズル21を対応移動させるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、簡易な構成により、リ
ードフレームの各ペレット装着位置にそれぞれペレット
を確実に装着するとともに、リードフレームにペレット
を装着して形成される電子部品の生産性、品質の向上を
図ることができるという効果がある。
ードフレームの各ペレット装着位置にそれぞれペレット
を確実に装着するとともに、リードフレームにペレット
を装着して形成される電子部品の生産性、品質の向上を
図ることができるという効果がある。
第1図は本発明の第1実施例に係るペレット装着装置を
示す平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、
第3図は本発明の第2実施例に係るペレットの装着装置
を示す平面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面
図、第5図は本発明の第3実施例に係るペレット装着装
置を示す平面図である。 10、40、60……ペレット装着装置、12……ペレット、14
……リードフレーム、15、63A、63B……ペレット装着位
置、17……作動体、20……第1吸着ノズル(第1移送
部)、21……第2吸着ノズル(第2移送部)、31……ペ
レット供給位置、32……ペレット斉整装置、33……ペレ
ット斉整位置、23……シリンダ装置(装着位置調整
部)、43……制御モータ(装着位置調整部)。
示す平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、
第3図は本発明の第2実施例に係るペレットの装着装置
を示す平面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う断面
図、第5図は本発明の第3実施例に係るペレット装着装
置を示す平面図である。 10、40、60……ペレット装着装置、12……ペレット、14
……リードフレーム、15、63A、63B……ペレット装着位
置、17……作動体、20……第1吸着ノズル(第1移送
部)、21……第2吸着ノズル(第2移送部)、31……ペ
レット供給位置、32……ペレット斉整装置、33……ペレ
ット斉整位置、23……シリンダ装置(装着位置調整
部)、43……制御モータ(装着位置調整部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−126842(JP,A) 実願昭56−180040号(実開昭58−85340 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭57−117543号(実開昭59−24281 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭58−157988号(実開昭60−67824 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)
Claims (1)
- 【請求項1】搬送されるリードフレームに配設される複
数のペレット装着位置に、それぞれペレットを装着可能
とするペレット装着装置であって、単一定軌道かつ定ス
トロークのみの往復動を行なう単一の作動体と、上記作
動体に配設され、該作動体の往復動にて、ペレット供給
位置とペレット斉整位置の間を往復移動し、ペレット供
給位置に順次供給されるペレットを保持してペレット斉
整位置に移送可能とする第1移送部と、上記作動体に配
設され、該作動体の往復動にて、ペレット斉整位置とリ
ードフレーム上の間を往復移動し、ペレット斉整位置に
おいて所定の角度状態に斉整されたペレットを保持し、
該ペレットをリードフレーム上に移送可能とする第2移
送部と、作動体に設けられ、第2移送部に保持されたペ
レットがリードフレーム上に配設される複数のペレット
装着位置に対応するように作動体に対して第2移送部を
ペレット装着に先立ち移動させ、かつその移動量を調整
可能とする駆動源を備えた装着位置調整部と、を備えて
なるペレット装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60231100A JPH0750716B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ペレツト装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60231100A JPH0750716B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ペレツト装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6292335A JPS6292335A (ja) | 1987-04-27 |
JPH0750716B2 true JPH0750716B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=16918294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60231100A Expired - Lifetime JPH0750716B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ペレツト装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750716B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100543106B1 (ko) * | 1998-12-11 | 2006-03-23 | 한라공조주식회사 | 열교환기의 로딩 및 언로딩 장치 |
DE10052231A1 (de) * | 2000-10-21 | 2002-05-02 | Daimler Chrysler Ag | Fahrzeug |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5885340U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-09 | 東芝精機株式会社 | 導電性エポキシ銀ペ−スト付着装置を一体的に設けた半導体ペレツトボンデインゲ装置 |
JPS5924281U (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-15 | 三興線材工業株式会社 | ロボツト制御用カム装置 |
JPS6067824U (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-14 | 株式会社日立製作所 | 物体の挿入,搭載,締結のハンドリング装置 |
JPS60126842A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-06 | Marine Instr Co Ltd | ダイボンデイング方法 |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP60231100A patent/JPH0750716B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6292335A (ja) | 1987-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5208975A (en) | Method and apparatus for mounting electronic parts | |
JPH08195589A (ja) | 電子部品装着装置 | |
KR900000695B1 (ko) | 테이블 이동형 작업장치 | |
JPH0750716B2 (ja) | ペレツト装着装置 | |
JP2923248B2 (ja) | 切断装置 | |
JP3063046B2 (ja) | 板状部材の搬送装置 | |
JPH0350438B2 (ja) | ||
JP2811899B2 (ja) | 電子部品実装装置 | |
JP3917407B2 (ja) | 別部材実装機 | |
JPH08301428A (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP2669001B2 (ja) | リードフレームの間欠搬送装置 | |
JPS6224330B2 (ja) | ||
JPH0790193B2 (ja) | 接着剤塗布装置 | |
JP2512114B2 (ja) | 電子部品実装装置 | |
JPH02121338A (ja) | リードフレームの間欠搬送装置 | |
JP3323249B2 (ja) | コンロッド搬送装置におけるコンロッドの保持機構 | |
JP2000151190A (ja) | 実装機の基板搬送支持装置 | |
JPH07142892A (ja) | 実装機の基板搬送装置 | |
JP2679259B2 (ja) | ベアチップの共晶ボンディング装置および共晶ボンディング方法 | |
JP2591097B2 (ja) | 電子部品実装装置 | |
JPH0632429B2 (ja) | 部品取付装置 | |
KR100228818B1 (ko) | 피치 가변형 6툴 헤드 | |
JPH06102484B2 (ja) | 基板搬送装置 | |
JPH0546269Y2 (ja) | ||
JPH0667499B2 (ja) | 接合材塗布装置 |