JPH0750631A - 擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置 - Google Patents
擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置Info
- Publication number
- JPH0750631A JPH0750631A JP19471893A JP19471893A JPH0750631A JP H0750631 A JPH0750631 A JP H0750631A JP 19471893 A JP19471893 A JP 19471893A JP 19471893 A JP19471893 A JP 19471893A JP H0750631 A JPH0750631 A JP H0750631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- background noise
- pseudo
- circuit
- mobile station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 28
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims abstract description 104
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims abstract description 12
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims abstract description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 22
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 5
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 14
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 6
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 6
- 238000013213 extrapolation Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成および少量の演算により擬似背景
雑音を生成できるようにし、これにより装置の回路構成
の簡単小形化を実現する。 【構成】 音声復号回路21内に設けられているコード
ブック211には単位バリアンスランダムガウス信号か
らなる複数のコードベクトルV1 (n) ,V2 (n),…V
M-1 (n) ,VM (n) が既に記憶されており、しかもこれ
らのコードベクトルV1 (n) ,V2 (n) ,…VM-1 (n)
,VM (n) は無音区間には実質的に使用されない点に
着目し、無音区間において上記コードブック211から
コードベクトルを選択的に読み出す。そして、このコー
ドベクトルZ(n) に対し、エネルギレベル補完回路22
2により補完補正されたエネルギレベル情報Ekfを乗算
し、さらにスペクトルフィルタ224を通すことにより
擬似背景雑音信号bnkf(n) を生成するようにしたもの
である。
雑音を生成できるようにし、これにより装置の回路構成
の簡単小形化を実現する。 【構成】 音声復号回路21内に設けられているコード
ブック211には単位バリアンスランダムガウス信号か
らなる複数のコードベクトルV1 (n) ,V2 (n),…V
M-1 (n) ,VM (n) が既に記憶されており、しかもこれ
らのコードベクトルV1 (n) ,V2 (n) ,…VM-1 (n)
,VM (n) は無音区間には実質的に使用されない点に
着目し、無音区間において上記コードブック211から
コードベクトルを選択的に読み出す。そして、このコー
ドベクトルZ(n) に対し、エネルギレベル補完回路22
2により補完補正されたエネルギレベル情報Ekfを乗算
し、さらにスペクトルフィルタ224を通すことにより
擬似背景雑音信号bnkf(n) を生成するようにしたもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタルセル
ラ無線システムのような移動通信システムに係わり、特
にVOX機能を備えた移動局から到来する通話信号の無
音区間に擬似背景雑音を発生して挿入する手段を備えた
ディジタル無線通信装置に関する。
ラ無線システムのような移動通信システムに係わり、特
にVOX機能を備えた移動局から到来する通話信号の無
音区間に擬似背景雑音を発生して挿入する手段を備えた
ディジタル無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信技術の発達と通信ニーズ
の増大に伴い、種々の無線通信システムが開発運用され
ている。その一つとして、ディジタルセルラ無線システ
ムがある。
の増大に伴い、種々の無線通信システムが開発運用され
ている。その一つとして、ディジタルセルラ無線システ
ムがある。
【0003】図10はその概略構成を示すものである。
このシステムは、例えば有線電話網NWに接続された制
御局CSと、この制御局CSに対しそれぞれ有線回線C
L1,CL2,…を介して接続された複数の基地局BS
1,BS2,…と、複数の移動局PS1,PS2,…と
から構成される。上記各基地局BS1,BS2,…は、
それぞれサービスエリア内の異なる小エリアにセルと呼
ばれる無線ゾーンE1,E2,…を形成する。移動局P
S1,PS2,…は、例えば自動車電話装置、携帯電話
機またはコードレス電話機からなる。そして、これらの
移動局PS1,PS2,…が、有線電話網NWに収容さ
れた電話装置を所有する遠端話者との間で通話を行なう
場合、移動局PS1,PS2,…は自局が位置している
セルに設けられた基地局に対しディジタル無線通話チャ
ネルを介して接続され、さらにこの基地局から制御局C
Sを介して有線電話網NWの上記電話装置に接続され
る。
このシステムは、例えば有線電話網NWに接続された制
御局CSと、この制御局CSに対しそれぞれ有線回線C
L1,CL2,…を介して接続された複数の基地局BS
1,BS2,…と、複数の移動局PS1,PS2,…と
から構成される。上記各基地局BS1,BS2,…は、
それぞれサービスエリア内の異なる小エリアにセルと呼
ばれる無線ゾーンE1,E2,…を形成する。移動局P
S1,PS2,…は、例えば自動車電話装置、携帯電話
機またはコードレス電話機からなる。そして、これらの
移動局PS1,PS2,…が、有線電話網NWに収容さ
れた電話装置を所有する遠端話者との間で通話を行なう
場合、移動局PS1,PS2,…は自局が位置している
セルに設けられた基地局に対しディジタル無線通話チャ
ネルを介して接続され、さらにこの基地局から制御局C
Sを介して有線電話網NWの上記電話装置に接続され
る。
【0004】ところで、最近この種のシステムにVOX
機能を持たせることが提唱されている。VOX機能と
は、移動局PS1,PS2,…において通信中に送話音
声信号の無音区間を検出し、この無音区間に送信系の動
作を停止させるものである。一般に、全通話時間に占め
る送話時間の割合は30%程度といわれており、上記V
OX機能を使用することにより、移動局の消費電力を大
幅に節約することができる。この結果、移動局のバッテ
リ寿命は延長され、これにより連続使用時間の延長およ
びバッテリの小形化による無線機の小形軽量化などが可
能となる。
機能を持たせることが提唱されている。VOX機能と
は、移動局PS1,PS2,…において通信中に送話音
声信号の無音区間を検出し、この無音区間に送信系の動
作を停止させるものである。一般に、全通話時間に占め
る送話時間の割合は30%程度といわれており、上記V
OX機能を使用することにより、移動局の消費電力を大
幅に節約することができる。この結果、移動局のバッテ
リ寿命は延長され、これにより連続使用時間の延長およ
びバッテリの小形化による無線機の小形軽量化などが可
能となる。
【0005】しかし、VOX機能を使用して通話を行な
うと、移動局における無音区間の背景雑音が遠端話者に
伝わらない。このため、有音区間から無音区間へまた無
音区間から有音区間へ変化する際に遠端話者が受話に違
和感を感じ、これが受話品質の劣化の原因になる。
うと、移動局における無音区間の背景雑音が遠端話者に
伝わらない。このため、有音区間から無音区間へまた無
音区間から有音区間へ変化する際に遠端話者が受話に違
和感を感じ、これが受話品質の劣化の原因になる。
【0006】そこで最近では、基地局BS1,BS2,
…において擬似的な背景雑音を発生させ、この擬似背景
雑音を移動局PS1,PS4,…から到来した通話信号
の無音区間に挿入して有線電話網NWの遠端話者へ送出
することが提唱されている。このようにすれば、送話信
号の無音区間において遠端話者には擬似背景雑音が送ら
れることになるため、遠端話者にとって受話品質の劣化
は低減される。
…において擬似的な背景雑音を発生させ、この擬似背景
雑音を移動局PS1,PS4,…から到来した通話信号
の無音区間に挿入して有線電話網NWの遠端話者へ送出
することが提唱されている。このようにすれば、送話信
号の無音区間において遠端話者には擬似背景雑音が送ら
れることになるため、遠端話者にとって受話品質の劣化
は低減される。
【0007】ところが、従来より考えられている擬似背
景雑音の発生手段は、例えば擬似ランダム2進シーケン
スを生成する乱数発生器を使用し、この乱数発生器によ
り生成された擬似ランダム2進シーケンスを基に白色雑
音を発生させるものである。しかし、このような構成で
は擬似ランダム2進シーケンスを生成する乱数発生器に
高次のシフトレジスタが必要となり、回路構成の複雑大
形化を招く。また、実際の背景雑音は一般にガウス型で
あると仮定されている。このため、実際に近い背景雑音
を生成するには、いくつかの均一なランダム信号を合成
するか、またはランダム信号をガウス型変換する必要が
ある。しかるに、これらの信号合成処理や信号変換処理
を行なうには、演算回路による相当量の演算が必要であ
り、演算回路の負担が大きくなる。
景雑音の発生手段は、例えば擬似ランダム2進シーケン
スを生成する乱数発生器を使用し、この乱数発生器によ
り生成された擬似ランダム2進シーケンスを基に白色雑
音を発生させるものである。しかし、このような構成で
は擬似ランダム2進シーケンスを生成する乱数発生器に
高次のシフトレジスタが必要となり、回路構成の複雑大
形化を招く。また、実際の背景雑音は一般にガウス型で
あると仮定されている。このため、実際に近い背景雑音
を生成するには、いくつかの均一なランダム信号を合成
するか、またはランダム信号をガウス型変換する必要が
ある。しかるに、これらの信号合成処理や信号変換処理
を行なうには、演算回路による相当量の演算が必要であ
り、演算回路の負担が大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この様に従来考えられ
ている擬似背景雑音発生手段を備えたディジタル無線通
信装置では、擬似背景雑音を発生するための回路構成が
複雑でかつ大きくなり、またガウス型雑音を生成するた
めに多くの演算を必要とするという問題点を有してい
る。
ている擬似背景雑音発生手段を備えたディジタル無線通
信装置では、擬似背景雑音を発生するための回路構成が
複雑でかつ大きくなり、またガウス型雑音を生成するた
めに多くの演算を必要とするという問題点を有してい
る。
【0009】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、簡単な構成および少
量の演算により擬似背景雑音を生成できるようにし、こ
れにより回路構成の簡単小形化を実現できる擬似背景雑
音発生機能を備えたディジタル無線通信装置を提供する
ことにある。
もので、その目的とするところは、簡単な構成および少
量の演算により擬似背景雑音を生成できるようにし、こ
れにより回路構成の簡単小形化を実現できる擬似背景雑
音発生機能を備えたディジタル無線通信装置を提供する
ことにある。
【0010】また本発明の他の目的は、レベル変化が円
滑でより実際に近い擬似背景雑音を生成できるように
し、これにより遠端話者の受話品質をさらに高めること
ができる擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線
通信装置を提供することにある。
滑でより実際に近い擬似背景雑音を生成できるように
し、これにより遠端話者の受話品質をさらに高めること
ができる擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線
通信装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、送話音声信号の無音区間を検出し、この無
音区間の一部期間を使用してこの無音区間に存在する信
号の構成を表わす情報を送信するとともに、上記無音区
間の他の期間では送信に係わる動作を停止する機能を備
えた移動局との間で、無線チャネルを介して通信を行な
うディジタル無線通信装置において、コードベクトルが
記憶されたコードブックからコードベクトルを読み出し
てこのコードブックを基に第1の信号を生成し、この生
成された第1の信号を、上記移動局から送られた上記情
報に基づいて調整して擬似背景雑音信号を生成し、この
擬似背景雑音を移動局において検出された無音区間に対
応する期間に移動局からの受信信号に代わって出力する
ようにしたものである。
に本発明は、送話音声信号の無音区間を検出し、この無
音区間の一部期間を使用してこの無音区間に存在する信
号の構成を表わす情報を送信するとともに、上記無音区
間の他の期間では送信に係わる動作を停止する機能を備
えた移動局との間で、無線チャネルを介して通信を行な
うディジタル無線通信装置において、コードベクトルが
記憶されたコードブックからコードベクトルを読み出し
てこのコードブックを基に第1の信号を生成し、この生
成された第1の信号を、上記移動局から送られた上記情
報に基づいて調整して擬似背景雑音信号を生成し、この
擬似背景雑音を移動局において検出された無音区間に対
応する期間に移動局からの受信信号に代わって出力する
ようにしたものである。
【0012】また本発明は、上記第1の信号を生成する
際に、擬似ランダムシーケンスを発生し、この発生され
た擬似ランダムシーケンスに従ってコードブック中から
複数のコードベクトルのうちの一つを選択的に読み出
し、この読み出されたコードベクトルを第1の信号とし
て出力することを特徴としている。
際に、擬似ランダムシーケンスを発生し、この発生され
た擬似ランダムシーケンスに従ってコードブック中から
複数のコードベクトルのうちの一つを選択的に読み出
し、この読み出されたコードベクトルを第1の信号とし
て出力することを特徴としている。
【0013】さらに本発明は、上記第1の信号を生成す
るために、第1および第2の擬似ランダムシーケンスを
発生する手段を有し、コードブックから複数のコードベ
クトルを読出して、これらのコードベクトルを先ず上記
第1の擬似ランダムシーケンスに従って変換し、次にこ
の変更された複数のベクトル信号を上記第2の擬似ラン
ダムシーケンスと演算して、この演算により得られた複
数のベクトル信号を相互に合成して第1の信号を生成す
ることも特徴としている。
るために、第1および第2の擬似ランダムシーケンスを
発生する手段を有し、コードブックから複数のコードベ
クトルを読出して、これらのコードベクトルを先ず上記
第1の擬似ランダムシーケンスに従って変換し、次にこ
の変更された複数のベクトル信号を上記第2の擬似ラン
ダムシーケンスと演算して、この演算により得られた複
数のベクトル信号を相互に合成して第1の信号を生成す
ることも特徴としている。
【0014】さらに本発明は、第2の信号を生成する際
に、第1の信号生成手段により生成された第1の信号の
エネルギレベルを移動局から送られた情報を基に調整す
る第1の信号処理と、上記第1の信号のスペクトルを移
動局から送られた情報を基に調整する第2の信号処理と
の少なくとも一方の処理を行なうことを特徴としてい
る。
に、第1の信号生成手段により生成された第1の信号の
エネルギレベルを移動局から送られた情報を基に調整す
る第1の信号処理と、上記第1の信号のスペクトルを移
動局から送られた情報を基に調整する第2の信号処理と
の少なくとも一方の処理を行なうことを特徴としてい
る。
【0015】一方、上記他の目的を達成するために他の
本発明は、送話音声信号の無音区間を検出し、この無音
区間の少なくとも信号エネルギレベルを表わす情報を無
音区間中に一定の時間間隔で送信するとともに、上記無
音区間の他の期間では送信に係わる動作を停止する機能
を備えた移動局との間で、無線チャネルを介して通信を
行なうディジタル無線通信装置において、先ずコードブ
ックからコードベクトルを読み出してこのコードベクト
ルを基に第1の信号を生成する。そして、上記移動局か
ら一定の時間間隔でそれぞれ受信された情報を基に、そ
の各受信タイミング間における信号エネルギレベルの変
化を求め、この求められた変化に基づいて上記第1の信
号のエネルギレベルを補完調整して、この補完調整され
た信号を擬似背景雑音信号として出力するようにしたも
のである。
本発明は、送話音声信号の無音区間を検出し、この無音
区間の少なくとも信号エネルギレベルを表わす情報を無
音区間中に一定の時間間隔で送信するとともに、上記無
音区間の他の期間では送信に係わる動作を停止する機能
を備えた移動局との間で、無線チャネルを介して通信を
行なうディジタル無線通信装置において、先ずコードブ
ックからコードベクトルを読み出してこのコードベクト
ルを基に第1の信号を生成する。そして、上記移動局か
ら一定の時間間隔でそれぞれ受信された情報を基に、そ
の各受信タイミング間における信号エネルギレベルの変
化を求め、この求められた変化に基づいて上記第1の信
号のエネルギレベルを補完調整して、この補完調整され
た信号を擬似背景雑音信号として出力するようにしたも
のである。
【0016】また他の本発明は、擬似背景雑音信号を生
成する際に、移動局から情報が受信されるごとに、いま
受信された情報および過去に受信された情報を基に、次
の情報が受信されるまでの期間の背景雑音の信号エネル
ギレベルの変化を推定し、この推定結果に基づいて第1
の信号のエネルギレベルを補完調整して擬似背景雑音を
生成することを特徴としている。
成する際に、移動局から情報が受信されるごとに、いま
受信された情報および過去に受信された情報を基に、次
の情報が受信されるまでの期間の背景雑音の信号エネル
ギレベルの変化を推定し、この推定結果に基づいて第1
の信号のエネルギレベルを補完調整して擬似背景雑音を
生成することを特徴としている。
【0017】
【作用】この結果本発明によれば、コードブックに記憶
されているコードベクトルを基に、このコードベクトル
に移動局から受信した無音区間の信号状態を加味するこ
とにより擬似背景雑音が生成される。したがって、高次
のシフトレジスタを使用し、さらにガウス型変換のため
の演算を必要とした従来の擬似背景雑音発生手段を使用
する場合に比べて、回路構成が簡単化されかつ演算量は
減少する。
されているコードベクトルを基に、このコードベクトル
に移動局から受信した無音区間の信号状態を加味するこ
とにより擬似背景雑音が生成される。したがって、高次
のシフトレジスタを使用し、さらにガウス型変換のため
の演算を必要とした従来の擬似背景雑音発生手段を使用
する場合に比べて、回路構成が簡単化されかつ演算量は
減少する。
【0018】特に、ディジタル無線通信装置には一般に
CELP方式の音声コーデックが備えられており、この
音声コーデックにはホワイトガウス型の駆動信号ベクト
ルを記憶したコードブックが含まれている。したがっ
て、ディジタル無線通信装置において本発明を実施する
場合には、上記音声コーデック内に既に設けられている
コードブックの駆動信号ベクトルを利用して擬似背景雑
音を生成することができる。すなわち、既存の回路をそ
のまま利用して擬似背景雑音を生成することができる。
このため、回路構成の増加は極めて小さく抑えることが
できる。
CELP方式の音声コーデックが備えられており、この
音声コーデックにはホワイトガウス型の駆動信号ベクト
ルを記憶したコードブックが含まれている。したがっ
て、ディジタル無線通信装置において本発明を実施する
場合には、上記音声コーデック内に既に設けられている
コードブックの駆動信号ベクトルを利用して擬似背景雑
音を生成することができる。すなわち、既存の回路をそ
のまま利用して擬似背景雑音を生成することができる。
このため、回路構成の増加は極めて小さく抑えることが
できる。
【0019】また本発明によれば、コードブックに記憶
されている複数のコードベクトルが擬似ランダムシーケ
ンスに応じて選択的に読み出されて擬似背景雑音の生成
に供される。このため、常に特定の1種類のコードベク
トルを基に擬似背景雑音を生成する場合に比べて、ラン
ダム性の高いより実際に近い擬似背景雑音を生成するこ
とができる。
されている複数のコードベクトルが擬似ランダムシーケ
ンスに応じて選択的に読み出されて擬似背景雑音の生成
に供される。このため、常に特定の1種類のコードベク
トルを基に擬似背景雑音を生成する場合に比べて、ラン
ダム性の高いより実際に近い擬似背景雑音を生成するこ
とができる。
【0020】さらに本発明によれば、コードブックから
複数のコードベクトルが読み出されてこれらのコードベ
クトルが先ず第1の擬似ランダムシーケンスにより変換
され、さらにこの変換後の各コードベクトルと第2の擬
似ランダムシーケンスとが演算されたのち相互に合成さ
れる。このため、より一層ランダム性が高く実際に近い
擬似背景雑音を生成することが可能となる。
複数のコードベクトルが読み出されてこれらのコードベ
クトルが先ず第1の擬似ランダムシーケンスにより変換
され、さらにこの変換後の各コードベクトルと第2の擬
似ランダムシーケンスとが演算されたのち相互に合成さ
れる。このため、より一層ランダム性が高く実際に近い
擬似背景雑音を生成することが可能となる。
【0021】さらに本発明によれば、擬似背景雑音を生
成する際に、コードベクトルを基に生成した第1の信号
のエネルギレベルとスペクトラムの少なくとも一方が補
正される。このため、移動局の背景雑音により近く遠端
話者にとって違和感の少ない擬似背景雑音を生成するこ
とが可能となる。
成する際に、コードベクトルを基に生成した第1の信号
のエネルギレベルとスペクトラムの少なくとも一方が補
正される。このため、移動局の背景雑音により近く遠端
話者にとって違和感の少ない擬似背景雑音を生成するこ
とが可能となる。
【0022】一方、他の本発明によれば、移動局から一
定の時間間隔で受信された情報を基に、その各受信タイ
ミング間における背景雑音の信号エネルギレベルの変化
が求められ、この変化に基づいてレベル調整された擬似
背景雑音が生成される。すなわち、移動局から一定の時
間間隔で通知される無音区間の情報に基づいて、各受信
タイミング間の擬似背景雑音のレベルが補完補正され
る。このため、擬似背景雑音のレベルは、情報が受信さ
れるごとにステップ状に変化せずに円滑に変化すること
になり、これにより実際に近い違和感の少ない擬似背景
雑音を発生させることができる。
定の時間間隔で受信された情報を基に、その各受信タイ
ミング間における背景雑音の信号エネルギレベルの変化
が求められ、この変化に基づいてレベル調整された擬似
背景雑音が生成される。すなわち、移動局から一定の時
間間隔で通知される無音区間の情報に基づいて、各受信
タイミング間の擬似背景雑音のレベルが補完補正され
る。このため、擬似背景雑音のレベルは、情報が受信さ
れるごとにステップ状に変化せずに円滑に変化すること
になり、これにより実際に近い違和感の少ない擬似背景
雑音を発生させることができる。
【0023】さらに他の本発明によれば、移動局から情
報が受信されるごとに、この情報を基に次の情報が受信
されるまでの期間の背景雑音の信号レベルの変化が推定
され、この推定結果に基づいて擬似背景雑音が生成され
る。すなわち、次の情報が受信されるまでの期間の擬似
背景雑音のレベルが、いわゆる外挿法を用いて制御され
る。このため、遅延を生じることなく擬似背景雑音を生
成することができる。
報が受信されるごとに、この情報を基に次の情報が受信
されるまでの期間の背景雑音の信号レベルの変化が推定
され、この推定結果に基づいて擬似背景雑音が生成され
る。すなわち、次の情報が受信されるまでの期間の擬似
背景雑音のレベルが、いわゆる外挿法を用いて制御され
る。このため、遅延を生じることなく擬似背景雑音を生
成することができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。はじめに、セルラ基地局BS1,BS2,…に
おける擬似背景雑音生成回路の説明に先立ち、移動局P
S1,PS2,…におけるVOX動作を説明する。
明する。はじめに、セルラ基地局BS1,BS2,…に
おける擬似背景雑音生成回路の説明に先立ち、移動局P
S1,PS2,…におけるVOX動作を説明する。
【0025】移動局では、通話中に例えば図5(a)に
示すごとく送話音声信号の有音/無音区間の監視が行な
われている。そして、有音区間から無音区間への変化が
検出されると、この無音区間を送信する最初のタイムス
ロットにおいて無音区間の開始タイミングを示す無音区
間開始パターンが送信される。また、無音区間から有音
区間への変化が検出されると、無音区間を送信する最後
のタイムスロットにおいて無音区間の終了タイミングを
示す無音区間終了パターンが送信される。
示すごとく送話音声信号の有音/無音区間の監視が行な
われている。そして、有音区間から無音区間への変化が
検出されると、この無音区間を送信する最初のタイムス
ロットにおいて無音区間の開始タイミングを示す無音区
間開始パターンが送信される。また、無音区間から有音
区間への変化が検出されると、無音区間を送信する最後
のタイムスロットにおいて無音区間の終了タイミングを
示す無音区間終了パターンが送信される。
【0026】さらに、上記無音区間開始パターンを送信
してから無音区間終了パターンを送信するまでの無音区
間中において、移動局PS1,PS2,…はセルラ基地
局BS1,BS2,…に対し一定の時間間隔で変更情報
を送信する。変更情報には、無音区間における背景雑音
のエネルギレベルを表わす情報と、スペクトルを表わす
情報とが含められる。上記変更情報の送信間隔は例えば
100msecに設定される。図5(b)は変更情報の送信
タイミングを示すもので、図中の斜線に示すスロット
1,2,…,k−2,k−1,k,k+1,…が変更情
報の送信スロットである。
してから無音区間終了パターンを送信するまでの無音区
間中において、移動局PS1,PS2,…はセルラ基地
局BS1,BS2,…に対し一定の時間間隔で変更情報
を送信する。変更情報には、無音区間における背景雑音
のエネルギレベルを表わす情報と、スペクトルを表わす
情報とが含められる。上記変更情報の送信間隔は例えば
100msecに設定される。図5(b)は変更情報の送信
タイミングを示すもので、図中の斜線に示すスロット
1,2,…,k−2,k−1,k,k+1,…が変更情
報の送信スロットである。
【0027】また、本実施例のセルラ無線システムで採
用されているTDMA方式では、図5(c)に示すごと
く1伝送フレーム長が20msecに設定されている。そし
て、この1伝送フレームに各々が無線通話チャネルとし
て使用される3個のタイムスロットが時分割多重されて
いる。したがって、上記変更情報の送信は図5(c)に
示すごとく5つの伝送フレームに1回行なわれることに
なる。変更情報の送信が行なわれない他の4つの伝送フ
レームにおいて、移動局PS1,PS2,…はバッテリ
セービングのために送信系の動作を停止する。
用されているTDMA方式では、図5(c)に示すごと
く1伝送フレーム長が20msecに設定されている。そし
て、この1伝送フレームに各々が無線通話チャネルとし
て使用される3個のタイムスロットが時分割多重されて
いる。したがって、上記変更情報の送信は図5(c)に
示すごとく5つの伝送フレームに1回行なわれることに
なる。変更情報の送信が行なわれない他の4つの伝送フ
レームにおいて、移動局PS1,PS2,…はバッテリ
セービングのために送信系の動作を停止する。
【0028】次に、本実施例に係わる擬似背景雑音生成
回路を備えたセルラ基地局の構成について説明する。図
1は、本発明の一実施例に係わる擬似背景雑音発生機能
を備えたセルラ基地局の受信系の構成を示す回路ブロッ
ク図である。
回路を備えたセルラ基地局の構成について説明する。図
1は、本発明の一実施例に係わる擬似背景雑音発生機能
を備えたセルラ基地局の受信系の構成を示す回路ブロッ
ク図である。
【0029】移動局PS1,PS2,…からディジタル
通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アンテ
ナ11で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12
を介して受信回路(RX)13に入力される。この受信
回路13では、上記無線周波信号が周波数シンセサイザ
(SYN)14から出力された受信局部発振信号とミキ
シングされて中間周波信号に周波数変換される。なお、
上記周波数シンセサイザ14から発生される受信局部発
振信号の周波数は、制御回路20から出力されるチャネ
ル指定データSYCによって指定される。
通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アンテ
ナ11で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12
を介して受信回路(RX)13に入力される。この受信
回路13では、上記無線周波信号が周波数シンセサイザ
(SYN)14から出力された受信局部発振信号とミキ
シングされて中間周波信号に周波数変換される。なお、
上記周波数シンセサイザ14から発生される受信局部発
振信号の周波数は、制御回路20から出力されるチャネ
ル指定データSYCによって指定される。
【0030】上記受信中間周波信号は、低域通過フィル
タ(LPF)15により余分な高周波成分が除去された
のち、A/D変換器16においてディジタル信号に変換
され、しかるのちディジタル復調回路(DEM)17に
入力される。ディジタル復調回路17では、上記受信中
間周波信号がディジタル復調されてディジタルベースバ
ンド信号に変換される。このディジタル復調回路17か
ら出力されたディジタルベースバンド信号には、ディジ
タル通話信号とディジタル制御信号とがある。このうち
ディジタル制御信号は、制御回路20に取り込まれて識
別される。
タ(LPF)15により余分な高周波成分が除去された
のち、A/D変換器16においてディジタル信号に変換
され、しかるのちディジタル復調回路(DEM)17に
入力される。ディジタル復調回路17では、上記受信中
間周波信号がディジタル復調されてディジタルベースバ
ンド信号に変換される。このディジタル復調回路17か
ら出力されたディジタルベースバンド信号には、ディジ
タル通話信号とディジタル制御信号とがある。このうち
ディジタル制御信号は、制御回路20に取り込まれて識
別される。
【0031】一方、ディジタル通話信号は、時分割多元
接続(TDMA)回路18に入力される。このTDMA
回路18では、各伝送フレームごとに3個のタイムスロ
ットが各々分離され、これらのタイムスロットごとにデ
ィジタル通話信号が抽出される。この抽出されたディジ
タル通話信号は、それぞれ誤り訂正復号回路(CH−D
EC)19に入力される。この誤り訂正復号回路19で
は、上記ディジタル通話信号の誤り訂正復号化処理が行
なわれ、この誤り訂正復号化されたディジタル通話信号
は音声復号回路(SP−DEC)21に入力される。音
声復号回路21では、上記ディジタル通話信号の音声復
号化処理が行なわれる。この音声符号復号回路21から
出力されたディジタル通話信号は、後述する切替回路2
4を介してD/A変換器25に入力され、このD/A変
換器25でアナログ通話信号に変換されたのち、ハイブ
リッド回路26を介して有線回線CLへ送出される。
接続(TDMA)回路18に入力される。このTDMA
回路18では、各伝送フレームごとに3個のタイムスロ
ットが各々分離され、これらのタイムスロットごとにデ
ィジタル通話信号が抽出される。この抽出されたディジ
タル通話信号は、それぞれ誤り訂正復号回路(CH−D
EC)19に入力される。この誤り訂正復号回路19で
は、上記ディジタル通話信号の誤り訂正復号化処理が行
なわれ、この誤り訂正復号化されたディジタル通話信号
は音声復号回路(SP−DEC)21に入力される。音
声復号回路21では、上記ディジタル通話信号の音声復
号化処理が行なわれる。この音声符号復号回路21から
出力されたディジタル通話信号は、後述する切替回路2
4を介してD/A変換器25に入力され、このD/A変
換器25でアナログ通話信号に変換されたのち、ハイブ
リッド回路26を介して有線回線CLへ送出される。
【0032】なお、実際の回路では、上記誤り訂正復号
回路19および音声復号回路21はそれぞれ送信系の誤
り訂正符号回路および音声符号回路と一体的に構成さ
れ、それぞれチャネルコーデックおよびスピーチコーデ
ックと呼ばれている。
回路19および音声復号回路21はそれぞれ送信系の誤
り訂正符号回路および音声符号回路と一体的に構成さ
れ、それぞれチャネルコーデックおよびスピーチコーデ
ックと呼ばれている。
【0033】ところで、本実施例のセルラ基地局BS
1,BS2,…は、擬似背景雑音生成回路22と、VO
X制御回路23と、切替回路24とを備えている。VO
X制御回路23は、移動局PS1,PS2,…から無音
区間の開始タイミングを示す無音区間開始パターンが到
来した場合に、上記切替回路24を音声復号回路21側
から擬似背景雑音生成回路22側に切り替え、またこの
状態で移動局から無音区間の終了タイミングを示す無音
区間終了パターンが到来した場合に上記切替回路24を
擬似背景雑音生成回路22側から音声復号回路21側に
復帰させる。またVOX制御回路23は、上記切替回路
24を擬似背景雑音生成回路22側に切り替えている期
間に、擬似背景雑音生成回路22に対し擬似背景雑音の
発生指示を与える。
1,BS2,…は、擬似背景雑音生成回路22と、VO
X制御回路23と、切替回路24とを備えている。VO
X制御回路23は、移動局PS1,PS2,…から無音
区間の開始タイミングを示す無音区間開始パターンが到
来した場合に、上記切替回路24を音声復号回路21側
から擬似背景雑音生成回路22側に切り替え、またこの
状態で移動局から無音区間の終了タイミングを示す無音
区間終了パターンが到来した場合に上記切替回路24を
擬似背景雑音生成回路22側から音声復号回路21側に
復帰させる。またVOX制御回路23は、上記切替回路
24を擬似背景雑音生成回路22側に切り替えている期
間に、擬似背景雑音生成回路22に対し擬似背景雑音の
発生指示を与える。
【0034】さて、擬似背景雑音生成回路22は、音声
復号回路21に設けられているコードブックから読み出
された複数のコードベクトルのうちの一つを選択し、こ
の選択したコードベクトルのエネルギレベルおよびスペ
クトルを、移動局PS1,PS2,…から一定の時間間
隔(100msec)で送られる更新情報を基に可変制御す
ることにより擬似背景雑音信号を生成して出力するもの
である。
復号回路21に設けられているコードブックから読み出
された複数のコードベクトルのうちの一つを選択し、こ
の選択したコードベクトルのエネルギレベルおよびスペ
クトルを、移動局PS1,PS2,…から一定の時間間
隔(100msec)で送られる更新情報を基に可変制御す
ることにより擬似背景雑音信号を生成して出力するもの
である。
【0035】図2は、上記擬似背景雑音生成回路22の
構成を示す回路ブロック図である。この擬似背景雑音生
成回路22は、コードベクトル選択回路221と、エネ
ルギレベル補完回路222と、信号合成回路223と、
スペクトルフィルタ224とから構成される。
構成を示す回路ブロック図である。この擬似背景雑音生
成回路22は、コードベクトル選択回路221と、エネ
ルギレベル補完回路222と、信号合成回路223と、
スペクトルフィルタ224とから構成される。
【0036】このうち先ずコードベクトル選択回路22
1は、例えば図3に示すごとく乱数発生回路225と切
替選択回路226とを有している。乱数発生回路225
は、例えば図4に示すごとくシフトレジスタ回路225
aとバッファ回路225bとから構成される。そして、
これらの回路により擬似ランダムシーケンスRN-2 ,R
N-1 ,RN ,…が発生される。切替選択回路226はマ
ルチプレクサからなり、上記乱数発生回路225から出
力された擬似ランダムシーケンスRN-2 ,RN- 1 ,R
N ,…に応じて、音声復号回路21のコードブック21
1に記憶されている複数のコードベクトルV1 (n) ,V
2 (n) ,…,VM-1 (n) ,VM (n) 中から一つを選択し
て出力する。ここで、上記音声復号回路21はCELP
方式を採用したもので、コードブック211には単位バ
リアンスに対して非依存性のランダムガウスホワイトシ
ーケンスからなる複数の駆動コードベクトルV1 (n) ,
V2(n) ,…,VM-1 (n) ,VM (n) が予め記憶されて
いる。したがって、上記コードブック211に記憶され
たコードベクトルは、ガウス変換などを行なわずとも、
そのまま背景雑音の基になる雑音ベクトルZ(n) として
使用することができる。
1は、例えば図3に示すごとく乱数発生回路225と切
替選択回路226とを有している。乱数発生回路225
は、例えば図4に示すごとくシフトレジスタ回路225
aとバッファ回路225bとから構成される。そして、
これらの回路により擬似ランダムシーケンスRN-2 ,R
N-1 ,RN ,…が発生される。切替選択回路226はマ
ルチプレクサからなり、上記乱数発生回路225から出
力された擬似ランダムシーケンスRN-2 ,RN- 1 ,R
N ,…に応じて、音声復号回路21のコードブック21
1に記憶されている複数のコードベクトルV1 (n) ,V
2 (n) ,…,VM-1 (n) ,VM (n) 中から一つを選択し
て出力する。ここで、上記音声復号回路21はCELP
方式を採用したもので、コードブック211には単位バ
リアンスに対して非依存性のランダムガウスホワイトシ
ーケンスからなる複数の駆動コードベクトルV1 (n) ,
V2(n) ,…,VM-1 (n) ,VM (n) が予め記憶されて
いる。したがって、上記コードブック211に記憶され
たコードベクトルは、ガウス変換などを行なわずとも、
そのまま背景雑音の基になる雑音ベクトルZ(n) として
使用することができる。
【0037】エネルギレベル補完回路222は、移動局
PS1,PS2,…から図5に示したように一定の時間
間隔(100msec)で変更情報スロットが到来するごと
に、それぞれいま受信された変更情報スロットkに含ま
れるエネルギレベル情報EOkと、過去に受信された2つ
の変更情報スロットk−2,k−1に含まれるエネルギ
レベル情報EO k-2 ,EO k-1 とを基に、次の変更情報
スロットk+1が受信されるまでの期間におけるエネル
ギレベルの変化、つまり傾きを推定する。そして、この
推定された傾きに従って変化するエネルギレベル情報E
kfを時系列的に発生して信号合成回路223に供給す
る。すなわち、一次外挿法により各更新情報スロット間
のエネルギレベルの補完が行なわれる。外挿法の利点
は、擬似背景雑音のエネルギレベルの変化に遅延が生じ
ないようにできることである。なお、f=1〜Fであ
り、Fは2つの更新情報スロットk,k+1間の伝送フ
レーム数(5フレーム)を示している。
PS1,PS2,…から図5に示したように一定の時間
間隔(100msec)で変更情報スロットが到来するごと
に、それぞれいま受信された変更情報スロットkに含ま
れるエネルギレベル情報EOkと、過去に受信された2つ
の変更情報スロットk−2,k−1に含まれるエネルギ
レベル情報EO k-2 ,EO k-1 とを基に、次の変更情報
スロットk+1が受信されるまでの期間におけるエネル
ギレベルの変化、つまり傾きを推定する。そして、この
推定された傾きに従って変化するエネルギレベル情報E
kfを時系列的に発生して信号合成回路223に供給す
る。すなわち、一次外挿法により各更新情報スロット間
のエネルギレベルの補完が行なわれる。外挿法の利点
は、擬似背景雑音のエネルギレベルの変化に遅延が生じ
ないようにできることである。なお、f=1〜Fであ
り、Fは2つの更新情報スロットk,k+1間の伝送フ
レーム数(5フレーム)を示している。
【0038】信号合成回路223は例えば掛算器からな
る。そして、この掛算器において、前記コードベクトル
選択回路221から選択出力された単位バリアンスラン
ダムガウス信号からなるコードベクトルZ(n) に、上記
エネルギレベル補完回路222から出力されたエネルギ
レベル情報Ekfが掛け算され、これによりエネルギレベ
ルが補正されたコードベクトルZ′(n) が得られる。
る。そして、この掛算器において、前記コードベクトル
選択回路221から選択出力された単位バリアンスラン
ダムガウス信号からなるコードベクトルZ(n) に、上記
エネルギレベル補完回路222から出力されたエネルギ
レベル情報Ekfが掛け算され、これによりエネルギレベ
ルが補正されたコードベクトルZ′(n) が得られる。
【0039】スペクトルフィルタ224には、上記更新
情報スロットが受信されるごとに、いま受信された更新
情報スロットkと、一つ前に受信された更新情報スロッ
トk−1により伝送された更新情報に含まれるスペクト
ル情報αj k ,αj k-1 がフィルタ係数として与えられ
る。スペクトルフィルタ224は、
情報スロットが受信されるごとに、いま受信された更新
情報スロットkと、一つ前に受信された更新情報スロッ
トk−1により伝送された更新情報に含まれるスペクト
ル情報αj k ,αj k-1 がフィルタ係数として与えられ
る。スペクトルフィルタ224は、
【数1】 なる伝達特性H(Z) を有している。そして、このスペク
トルフィルタ224は、上記信号合成回路223から出
力された補完コードベクトルZ′(n) に対し、上記伝達
特性H(Z) に応じてフィルタリング処理演算を行ない、
この演算により得られた信号を擬似背景雑音信号bnkf
(n) として出力する。
トルフィルタ224は、上記信号合成回路223から出
力された補完コードベクトルZ′(n) に対し、上記伝達
特性H(Z) に応じてフィルタリング処理演算を行ない、
この演算により得られた信号を擬似背景雑音信号bnkf
(n) として出力する。
【0040】次に、以上のように構成されたセルラ基地
局による擬似背景雑音発生動作を説明する。例えば移動
局PS1との通信中において、VOX制御回路23は移
動局PS1からの無音区間開始パターンおよび無音区間
終了パターンの到来を監視している。そして、無音区間
開始パターンが到来すると、その時点でVOX制御回路
23から切替回路24に対し切替制御信号が与えられ
る。この切替制御信号により、切替回路24は音声復号
回路21側から擬似背景雑音生成回路22側に切り替わ
る。また、同時にVOX制御回路23から擬似背景雑音
生成回路22に対し擬似背景雑音信号の生成指示が与え
られる。
局による擬似背景雑音発生動作を説明する。例えば移動
局PS1との通信中において、VOX制御回路23は移
動局PS1からの無音区間開始パターンおよび無音区間
終了パターンの到来を監視している。そして、無音区間
開始パターンが到来すると、その時点でVOX制御回路
23から切替回路24に対し切替制御信号が与えられ
る。この切替制御信号により、切替回路24は音声復号
回路21側から擬似背景雑音生成回路22側に切り替わ
る。また、同時にVOX制御回路23から擬似背景雑音
生成回路22に対し擬似背景雑音信号の生成指示が与え
られる。
【0041】この擬似背景雑音信号の生成指示を受ける
と擬似背景雑音生成回路22は、次のように擬似背景雑
音信号の生成を開始する。すなわち、先ずコードベクト
ル選択回路221では、乱数発生回路225から乱数が
発生され、この乱数に従って切替選択回路226が切替
わる。このため、コードブック211に記憶された複数
のコードベクトルV1 (n) ,V2 (n) ,…VM-1 (n) ,
VM (n) が、上記切替選択回路226を介して選択的に
読み出される。なお、このときコードブック211は、
移動局PS1からはディジタル通話信号が到来しないた
め復号処理には使用されていない。このため、コードブ
ック211を擬似背景雑音の生成のために使用しても支
障を生じない。
と擬似背景雑音生成回路22は、次のように擬似背景雑
音信号の生成を開始する。すなわち、先ずコードベクト
ル選択回路221では、乱数発生回路225から乱数が
発生され、この乱数に従って切替選択回路226が切替
わる。このため、コードブック211に記憶された複数
のコードベクトルV1 (n) ,V2 (n) ,…VM-1 (n) ,
VM (n) が、上記切替選択回路226を介して選択的に
読み出される。なお、このときコードブック211は、
移動局PS1からはディジタル通話信号が到来しないた
め復号処理には使用されていない。このため、コードブ
ック211を擬似背景雑音の生成のために使用しても支
障を生じない。
【0042】一方、エネルギレベル補完回路222で
は、移動局PS1から変更情報スロットが受信されるご
とに、この受信された変更情報スロットkにより伝送さ
れたエネルギレベル情報E0 k と、過去に受信された2
つの変更情報スロットk−1,k−2にて伝送されたエ
ネルギレベル情報E0 k-1 ,E0 k-2 とを基に、次の変
更情報スロットk+1が受信されるまでの期間における
エネルギレベルの傾きが推定される。そして、この傾き
に応じて補正されたエネルギレベル情報Ekfは、上記コ
ードベクトル選択回路221から出力されたコードベク
トルZ(n) のエネルギレベルを調整するために信号合成
回路223に供給される。
は、移動局PS1から変更情報スロットが受信されるご
とに、この受信された変更情報スロットkにより伝送さ
れたエネルギレベル情報E0 k と、過去に受信された2
つの変更情報スロットk−1,k−2にて伝送されたエ
ネルギレベル情報E0 k-1 ,E0 k-2 とを基に、次の変
更情報スロットk+1が受信されるまでの期間における
エネルギレベルの傾きが推定される。そして、この傾き
に応じて補正されたエネルギレベル情報Ekfは、上記コ
ードベクトル選択回路221から出力されたコードベク
トルZ(n) のエネルギレベルを調整するために信号合成
回路223に供給される。
【0043】なお、過去に受信された変更情報スロット
が無いか、あっても1つしかない場合には、いま受信さ
れた変更情報スロットkのエネルギレベル情報E0 k の
みか、またはこの変更情報スロットkおよび過去の1つ
の変更情報スロットk−1のエネルギレベル情報E0
k ,E0 k-1 を基に、次の変更情報スロットk+1が受
信されるまでの期間におけるエネルギレベルの傾きが推
定される。
が無いか、あっても1つしかない場合には、いま受信さ
れた変更情報スロットkのエネルギレベル情報E0 k の
みか、またはこの変更情報スロットkおよび過去の1つ
の変更情報スロットk−1のエネルギレベル情報E0
k ,E0 k-1 を基に、次の変更情報スロットk+1が受
信されるまでの期間におけるエネルギレベルの傾きが推
定される。
【0044】信号合成回路223では、コードベクトル
選択回路221から出力されたコードベクトルZ(n) に
対し、上記エネルギレベル補完回路222から出力され
た補完エネルギレベル情報Ekfが乗算され、これにより
エネルギレベルが補正されたコードベクトルZ′(n) が
出力される。この補正されたコードベクトルZ′(n)は
続いてスペクトルフィルタ224に入力される。そし
て、このスペクトルフィルタ224において、上記変更
情報スロットkおよび過去の1つの変更情報スロットk
−1によりそれぞれ伝送されたスペクトル情報αj k ,
αj k-1 をフィルタ係数としてフィルタリング処理さ
れ、このフィルタリング処理されたコードベクトルが擬
似背景雑音信号bnkf(n) として出力される。
選択回路221から出力されたコードベクトルZ(n) に
対し、上記エネルギレベル補完回路222から出力され
た補完エネルギレベル情報Ekfが乗算され、これにより
エネルギレベルが補正されたコードベクトルZ′(n) が
出力される。この補正されたコードベクトルZ′(n)は
続いてスペクトルフィルタ224に入力される。そし
て、このスペクトルフィルタ224において、上記変更
情報スロットkおよび過去の1つの変更情報スロットk
−1によりそれぞれ伝送されたスペクトル情報αj k ,
αj k-1 をフィルタ係数としてフィルタリング処理さ
れ、このフィルタリング処理されたコードベクトルが擬
似背景雑音信号bnkf(n) として出力される。
【0045】そして、この擬似背景雑音信号bnkf(n)
は、切替回路24を通過することにより、音声復号回路
21から出力される信号に代わってD/A変換器25へ
出力され、このD/A変換器25においてアナログ信号
に変換されたのち、遠端話者である有線電話網NWの電
話機へ送出される。
は、切替回路24を通過することにより、音声復号回路
21から出力される信号に代わってD/A変換器25へ
出力され、このD/A変換器25においてアナログ信号
に変換されたのち、遠端話者である有線電話網NWの電
話機へ送出される。
【0046】図6(b)は、本実施例の擬似背景雑音生
成回路22により生成されて上記遠端話者へ送出される
擬似背景雑音信号の波形を示すものである。同図から明
らかなように、各変更情報スロット間の信号レベルの変
化特性はそれぞれ補完調整され、図6(a)に示した移
動局における実際の背景雑音と近いものとなっている。
ちなみに、補完補正を行なわない場合の信号レベルの変
化特性は、図7(b)に示すようにステップ的に変化す
るものとなり、補完補正した場合に比べてその品質は劣
化する。
成回路22により生成されて上記遠端話者へ送出される
擬似背景雑音信号の波形を示すものである。同図から明
らかなように、各変更情報スロット間の信号レベルの変
化特性はそれぞれ補完調整され、図6(a)に示した移
動局における実際の背景雑音と近いものとなっている。
ちなみに、補完補正を行なわない場合の信号レベルの変
化特性は、図7(b)に示すようにステップ的に変化す
るものとなり、補完補正した場合に比べてその品質は劣
化する。
【0047】このように本実施例は、音声復号回路21
内に設けられているコードブック211には単位バリア
ンスランダムガウス信号からなる複数のコードベクトル
V1(n) ,V2 (n) ,…VM-1 (n) ,VM (n) が既に記
憶されており、しかもこれらのコードベクトルV1 (n)
,V2 (n) ,…VM-1 (n) ,VM (n) は無音区間には
実質的に使用されない点に着目し、無音区間において上
記コードブック211からコードベクトルを選択的に読
み出し、このコードベクトルZ(n) を擬似背景雑音信号
を生成する際に基になる雑音ベクトルとして使用してい
る。
内に設けられているコードブック211には単位バリア
ンスランダムガウス信号からなる複数のコードベクトル
V1(n) ,V2 (n) ,…VM-1 (n) ,VM (n) が既に記
憶されており、しかもこれらのコードベクトルV1 (n)
,V2 (n) ,…VM-1 (n) ,VM (n) は無音区間には
実質的に使用されない点に着目し、無音区間において上
記コードブック211からコードベクトルを選択的に読
み出し、このコードベクトルZ(n) を擬似背景雑音信号
を生成する際に基になる雑音ベクトルとして使用してい
る。
【0048】このため、実際に近い擬似背景雑音を生成
するために、従来のようにいくつかの均一なランダム信
号を合成したり、またはランダム信号をガウス型変換す
る必要がなくなり、これにより回路構成を大幅に簡単小
形化し、かつ演算量を低減することができる。
するために、従来のようにいくつかの均一なランダム信
号を合成したり、またはランダム信号をガウス型変換す
る必要がなくなり、これにより回路構成を大幅に簡単小
形化し、かつ演算量を低減することができる。
【0049】また、本実施例では、エネルギレベル補完
回路222において、移動局から一定の時間間隔で変更
情報スロットkが受信されるごとに、この受信された変
更情報スロットのエネルギレベル情報E0 k と、過去に
受信された2つの変更情報スロットのエネルギレベル情
報E0 k-1 ,E0 k-2 とを基に、次の変更情報スロット
k+1が受信されるまでの期間のエネルギレベルの傾き
が推定され、この傾きに応じて変化する補完エネルギレ
ベル情報Ekfが生成される。そして、上記コードベクト
ルZ(n) に対し、この補完エネルギレベル情報Ekfが信
号合成回路223で乗算されることによりレベル補正さ
れたコードベクトルZ′(n) が生成される。
回路222において、移動局から一定の時間間隔で変更
情報スロットkが受信されるごとに、この受信された変
更情報スロットのエネルギレベル情報E0 k と、過去に
受信された2つの変更情報スロットのエネルギレベル情
報E0 k-1 ,E0 k-2 とを基に、次の変更情報スロット
k+1が受信されるまでの期間のエネルギレベルの傾き
が推定され、この傾きに応じて変化する補完エネルギレ
ベル情報Ekfが生成される。そして、上記コードベクト
ルZ(n) に対し、この補完エネルギレベル情報Ekfが信
号合成回路223で乗算されることによりレベル補正さ
れたコードベクトルZ′(n) が生成される。
【0050】したがって、各変更スロット間のレベルが
補完された擬似背景雑音信号を生成することができ、こ
れによりレベル値が適当な値を持つだけでなく、レベル
変化特性が移動局における実際の背景雑音に近い擬似背
景雑音を生成することができ、これにより遠端話者に対
し違和感の少ない擬似背景雑音を聞かせることができ
る。
補完された擬似背景雑音信号を生成することができ、こ
れによりレベル値が適当な値を持つだけでなく、レベル
変化特性が移動局における実際の背景雑音に近い擬似背
景雑音を生成することができ、これにより遠端話者に対
し違和感の少ない擬似背景雑音を聞かせることができ
る。
【0051】しかも本実施例では、上記したように過去
の変更情報スロットにより伝送されたエネルギレベル情
報を基に次の変更情報スロットが受信されるまでの期間
のエネルギレベルの変化を推定して、擬似背景雑音のレ
ベルを補完補正するようにしている。すなわち、外挿法
により擬似背景雑音のレベルを補完補正している。この
ため、レベル変化に大きな遅延が発生することがなく、
移動局における実際の背景雑音により近い擬似背景雑音
信号を生成することができる。
の変更情報スロットにより伝送されたエネルギレベル情
報を基に次の変更情報スロットが受信されるまでの期間
のエネルギレベルの変化を推定して、擬似背景雑音のレ
ベルを補完補正するようにしている。すなわち、外挿法
により擬似背景雑音のレベルを補完補正している。この
ため、レベル変化に大きな遅延が発生することがなく、
移動局における実際の背景雑音により近い擬似背景雑音
信号を生成することができる。
【0052】さらに、本実施例では、上記レベル補正さ
れたコードベクトルZ′(n) が、上記変更情報スロット
kおよび過去の1つの変更情報スロットk−1によりそ
れぞれ伝送されたスペクトル情報αj k ,αj k-1 をフ
ィルタ係数として、スペクトルフィルタ224において
フィルタリング処理され、このフィルタリング処理され
たコードベクトルが擬似背景雑音信号bnkf(n) として
出力される。このため、レベル特性ばかりでなくスペク
トル特性についても移動局における実際の背景雑音に近
い自然性の優れた擬似背景雑音を生成することができ
る。
れたコードベクトルZ′(n) が、上記変更情報スロット
kおよび過去の1つの変更情報スロットk−1によりそ
れぞれ伝送されたスペクトル情報αj k ,αj k-1 をフ
ィルタ係数として、スペクトルフィルタ224において
フィルタリング処理され、このフィルタリング処理され
たコードベクトルが擬似背景雑音信号bnkf(n) として
出力される。このため、レベル特性ばかりでなくスペク
トル特性についても移動局における実際の背景雑音に近
い自然性の優れた擬似背景雑音を生成することができ
る。
【0053】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では図3に示したよう
に乱数発生回路225から乱数を発生させ、この乱数に
従ってコードブック211からコードベクトルを一つ選
択してこれを擬似背景雑音信号の基になる雑音ベクトル
としたが、この雑音ベクトルをオーバラップおよびベク
トル和を用いて生成するようにしてもよい。図8はその
構成を示す回路ブロック図である。
のではない。例えば、上記実施例では図3に示したよう
に乱数発生回路225から乱数を発生させ、この乱数に
従ってコードブック211からコードベクトルを一つ選
択してこれを擬似背景雑音信号の基になる雑音ベクトル
としたが、この雑音ベクトルをオーバラップおよびベク
トル和を用いて生成するようにしてもよい。図8はその
構成を示す回路ブロック図である。
【0054】すなわち、この回路は、オーバラップコー
ドベクトル発生回路41と、コードベクトル一時記憶回
路42と、ベクトル和コードベクトル発生回路43と、
加算回路44とから構成される。オーバラップコードベ
クトル発生回路41は、乱数発生回路411と、サイク
ル回路412とから構成される。
ドベクトル発生回路41と、コードベクトル一時記憶回
路42と、ベクトル和コードベクトル発生回路43と、
加算回路44とから構成される。オーバラップコードベ
クトル発生回路41は、乱数発生回路411と、サイク
ル回路412とから構成される。
【0055】乱数発生回路411からは、コードブック
211に記憶されたコードベクトル数Mに対応するビッ
ト数の乱数γ1 〜γM が発生され、この乱数γ1 〜γM
はサイクル回路412に供給される。サイクル回路41
2では、コードブック211から読み出された各コード
ベクトルV1 (n) ,V2 (n) ,…VM-1 (n) ,VM (n)
が、それぞれ上記乱数γ1 〜γM にしたがって変換され
る。例えば、図9に示すようにコードブックVm(n) は
4つのブロックに分割され、これらのブロックがサイク
ル回路412において乱数γm にしたがってサイクリッ
クにシフトされて、オーバラップされた新たなコードベ
クトルVm′(n) となる。同図ではγm=2の場合を示し
ている。
211に記憶されたコードベクトル数Mに対応するビッ
ト数の乱数γ1 〜γM が発生され、この乱数γ1 〜γM
はサイクル回路412に供給される。サイクル回路41
2では、コードブック211から読み出された各コード
ベクトルV1 (n) ,V2 (n) ,…VM-1 (n) ,VM (n)
が、それぞれ上記乱数γ1 〜γM にしたがって変換され
る。例えば、図9に示すようにコードブックVm(n) は
4つのブロックに分割され、これらのブロックがサイク
ル回路412において乱数γm にしたがってサイクリッ
クにシフトされて、オーバラップされた新たなコードベ
クトルVm′(n) となる。同図ではγm=2の場合を示し
ている。
【0056】このオーバラップコードベクトル発生回路
41から出力された新たなコードベクトルVm′(n)
は、コードベクトル一時記憶回路42に一時記憶された
のち、ベクトル和コードベクトル発生回路43に入力さ
れる。このベクトル和コードベクトル発生回路43は、
乱数発生回路431と、合成回路432とから構成され
る。
41から出力された新たなコードベクトルVm′(n)
は、コードベクトル一時記憶回路42に一時記憶された
のち、ベクトル和コードベクトル発生回路43に入力さ
れる。このベクトル和コードベクトル発生回路43は、
乱数発生回路431と、合成回路432とから構成され
る。
【0057】乱数発生回路431からは、コードベクト
ル一時記憶回路211に記憶されたコードベクトル数M
に対応するビット数の乱数β1 〜βM が発生される。こ
の乱数β1 〜βM は例えば{−1,1}であり、合成回
路432に供給される。合成回路432では、上記コー
ドベクトル一時記憶回路42から読み出された各コード
ベクトルV1 ′(n) ,V2 ′(n) ,…VM-1 ′(n) ,V
M ′(n) に対し、それぞれ上記乱数β1 〜βM が乗算さ
れる。したがって合成回路432からは、VSELP
(Vector sum excited linear prediction)法の場合と
同様に標識が変更されたM個のベクトルが出力される。
これらのベクトルは、加算回路44において相互に加算
されて雑音ベクトルとして出力される。
ル一時記憶回路211に記憶されたコードベクトル数M
に対応するビット数の乱数β1 〜βM が発生される。こ
の乱数β1 〜βM は例えば{−1,1}であり、合成回
路432に供給される。合成回路432では、上記コー
ドベクトル一時記憶回路42から読み出された各コード
ベクトルV1 ′(n) ,V2 ′(n) ,…VM-1 ′(n) ,V
M ′(n) に対し、それぞれ上記乱数β1 〜βM が乗算さ
れる。したがって合成回路432からは、VSELP
(Vector sum excited linear prediction)法の場合と
同様に標識が変更されたM個のベクトルが出力される。
これらのベクトルは、加算回路44において相互に加算
されて雑音ベクトルとして出力される。
【0058】このような構成であれば、よりランダム性
が高い雑音ベクトルを生成することができ、これにより
実際の背景雑音にさらに近い擬似背景雑音を生成するこ
とが可能となる。
が高い雑音ベクトルを生成することができ、これにより
実際の背景雑音にさらに近い擬似背景雑音を生成するこ
とが可能となる。
【0059】また、エネルギレベルの補完補正方法とし
ては、外挿法以外に内挿法を使用してもよく、その他エ
ネルギレベル補完回路やスペクトルフィルタ、乱数発生
回路の構成、セルラ基地局の構成、適用するディジタル
無線通信装置の種類などについても、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
ては、外挿法以外に内挿法を使用してもよく、その他エ
ネルギレベル補完回路やスペクトルフィルタ、乱数発生
回路の構成、セルラ基地局の構成、適用するディジタル
無線通信装置の種類などについても、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、コードベ
クトルが記憶されたコードブックからコードベクトルを
読み出してこのコードブックを基に第1の信号を生成
し、この生成された第1の信号を、移動局から送られた
上記情報に基づいて調整して擬似背景雑音信号を生成
し、この擬似背景雑音を移動局において検出された無音
区間に対応する期間に移動局からの受信信号に代わって
出力するようにしたものである。
クトルが記憶されたコードブックからコードベクトルを
読み出してこのコードブックを基に第1の信号を生成
し、この生成された第1の信号を、移動局から送られた
上記情報に基づいて調整して擬似背景雑音信号を生成
し、この擬似背景雑音を移動局において検出された無音
区間に対応する期間に移動局からの受信信号に代わって
出力するようにしたものである。
【0061】したがって本発明によれば、簡単な構成お
よび少量の演算により擬似背景雑音を生成することがで
き、これにより回路構成の簡単小形化を実現できる擬似
背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置を提
供することができる。
よび少量の演算により擬似背景雑音を生成することがで
き、これにより回路構成の簡単小形化を実現できる擬似
背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置を提
供することができる。
【0062】また他の本発明は、コードブックからコー
ドベクトルを読み出してこのコードベクトルを基に第1
の信号を生成し、移動局から一定の時間間隔でそれぞれ
受信された情報を基に、その各受信タイミング間におけ
る信号エネルギレベルの変化を求め、この求められた変
化に基づいて上記第1の信号のエネルギレベルを補完調
整して、この補完調整された信号を擬似背景雑音信号と
して出力するようにしたものである。
ドベクトルを読み出してこのコードベクトルを基に第1
の信号を生成し、移動局から一定の時間間隔でそれぞれ
受信された情報を基に、その各受信タイミング間におけ
る信号エネルギレベルの変化を求め、この求められた変
化に基づいて上記第1の信号のエネルギレベルを補完調
整して、この補完調整された信号を擬似背景雑音信号と
して出力するようにしたものである。
【0063】したがって、他の本発明によれば、レベル
変化が円滑でより実際に近い擬似背景雑音を生成するこ
とができ、これにより遠端話者の受話品質をさらに高め
ることができる擬似背景雑音発生機能を備えたディジタ
ル無線通信装置を提供することができる。
変化が円滑でより実際に近い擬似背景雑音を生成するこ
とができ、これにより遠端話者の受話品質をさらに高め
ることができる擬似背景雑音発生機能を備えたディジタ
ル無線通信装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる擬似背景雑音発生機
能を備えたセルラ基地局の受信系の構成を示す回路ブロ
ック図。
能を備えたセルラ基地局の受信系の構成を示す回路ブロ
ック図。
【図2】図1に示した擬似背景雑音生成回路の構成を示
す回路ブロック図。
す回路ブロック図。
【図3】図2に示したコードベクトル選択回路の構成を
示す回路ブロック図。
示す回路ブロック図。
【図4】図3に示した乱数発生回路の回路構成の一例を
示す図。
示す図。
【図5】移動局からセルラ基地局への変更情報の送信動
作を説明するための信号フォーマット図。
作を説明するための信号フォーマット図。
【図6】本実施例の装置により生成される擬似背景雑音
の信号波形図。
の信号波形図。
【図7】従来の装置により生成される擬似背景雑音の信
号波形図。
号波形図。
【図8】本発明の他の実施例に係わる擬似背景雑音生成
回路の構成の一部を示す回路ブロック図。
回路の構成の一部を示す回路ブロック図。
【図9】図8に示した回路の動作例を示すための図。
【図10】セルラ無線システムの概略構成図。
CS…制御局 BS1,BS2,…セルラ基地局 PS1,PS2,…移動局 11…アンテナ 12…アンテナ共用器(DUP) 13…受信回路(RX) 14…周波数シンセサイザ(SYN) 15…低域通過フィルタ(LPF) 16…A/D変換器 17…ディジタル復調回路(DEM) 18…時分割多元接続回路(TDMA) 19…誤り訂正復号回路(CH−DEC) 20…制御回路 21…音声復号回路(SP−DEC) 22…擬似背景雑音生成回路 23…VOX制御回路 24…切替回路 25…D/A変換器 26…ハイブリッド回路 41…オーバラップコードベクトル発生回路 42…コードベクトル一時記憶回路 43…ベクトル和コードベクトル発生回路 44…加算回路 211…コードブック 221…コードベクトル選択回路 222…エネルギレベル補完回路 223…信号合成回路 224…スペクトルフィルタ 225…乱数発生回路 225a…シフトレジスタ 225b…バッファ回路 226…切替選択回路 411,431…乱数発生回路 412…サイクル回路 432…合成回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (6)
- 【請求項1】 送話音声信号の無音区間を検出し、この
無音区間の一部期間を使用してこの無音区間に存在する
信号の構成を表わす情報を送信するとともに、前記無音
区間の他の期間では送信に係わる動作を停止する機能を
備えた移動局との間で、無線チャネルを介して通信を行
なうディジタル無線通信装置において、 コードベクトルが記憶されたコードブックと、 このコードブックからコードベクトルを読み出し、この
読み出されたコードブックを基に第1の信号を生成する
ための第1の信号生成手段と、 この第1の信号生成手段により生成された第1の信号
を、前記移動局から受信した前記情報に基づいて調整し
て擬似背景雑音信号を生成するための第2の信号生成手
段と、 この第2の信号生成手段により生成された擬似背景雑音
信号を、前記移動局において検出された無音区間に対応
する期間に、前記移動局からの受信信号に代わって出力
するための信号選択手段とを具備したことを特徴とする
擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装
置。 - 【請求項2】 第1の信号生成手段は、擬似ランダムシ
ーケンスを発生する手段を有し、この手段により発生さ
れた擬似ランダムシーケンスに従ってコードブック中か
ら複数のコードベクトルのうちの一つを選択的に読み出
し、この選択的に読み出されたコードベクトルを第1の
信号として出力することを特徴とする請求項1に記載の
擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装
置。 - 【請求項3】 第1の信号生成手段は、第1の擬似ラン
ダムシーケンスを発生する第1のランダムシーケンス発
生手段と、第2の擬似ランダムシーケンスを発生する第
2のランダムシーケンス発生手段と、コードブックから
複数のコードベクトルを読み出してこれらのコードベク
トルを上記第1の擬似ランダムシーケンスに従って変更
する手段と、この変更された複数のベクトル信号を前記
第2の擬似ランダムシーケンスと演算して複数のベクト
ル信号を得る手段と、この手段により得られた複数のベ
クトル信号を相互に合成して第1の信号を生成する手段
とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の擬似背景
雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置。 - 【請求項4】 第2の信号生成手段は、第1の信号生成
手段により生成された第1の信号のエネルギレベルを移
動局から送られた情報を基に調整する第1の信号処理
と、前記第1の信号のスペクトルを移動局から送られた
情報を基に調整する第2の信号処理との少なくとも一方
の処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の擬似
背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置。 - 【請求項5】 送話音声信号の無音区間を検出し、この
無音区間の少なくとも信号エネルギレベルを表わす情報
を無音区間中に一定の時間間隔で送信するとともに、前
記無音区間の他の期間では送信に係わる動作を停止する
機能を備えた移動局との間で、無線チャネルを介して通
信を行なうディジタル無線通信装置において、 コードベクトルが記憶されたコードブックと、 このコードブックからコードベクトルを読み出し、この
読み出されたコードベクトルを基に第1の信号を生成す
るための第1の信号生成手段と、 前記移動局から一定の時間間隔でそれぞれ受信した情報
を基に、その各受信タイミング間における信号エネルギ
レベルの変化を求め、この変化に基づいて前記第1の信
号のエネルギレベルを補完調整して、この補完調整され
た信号を擬似背景雑音信号として出力するための第2の
信号生成手段と、 この第2の信号生成手段から出力された擬似背景雑音信
号を、前記移動局において検出された無音区間に対応す
る期間に、前記移動局からの受信信号に代わって出力す
るための信号選択手段とを具備したことを特徴とする擬
似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置。 - 【請求項6】 第2の信号生成手段は、移動局から一定
の時間間隔で情報が受信されるごとに、いま受信された
情報および過去に受信された情報を基に次の情報が受信
されるまでの期間における背景雑音の信号エネルギレベ
ルの変化を推定し、この推定結果を基に第1の信号のエ
ネルギレベルを補完調整して、この補間補正された信号
を擬似背景雑音信号として出力することを特徴とする請
求項5に記載の擬似背景雑音発生機能を備えたディジタ
ル無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19471893A JPH0750631A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19471893A JPH0750631A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0750631A true JPH0750631A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16329096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19471893A Pending JPH0750631A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750631A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5797168A (en) * | 1996-09-05 | 1998-08-25 | Kabushiki Kaisha Kenlock | Two-loop coiled type clamping device |
WO2001065542A1 (fr) * | 2000-02-29 | 2001-09-07 | Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. | Dispositif de codage/decodage de la voix et procede associe |
KR100357254B1 (ko) * | 1995-10-13 | 2003-01-10 | 프랑스 뗄레꽁(소시에떼 아노님) | 음성수치 전송시스템내의 쾌적잡음 생성방법및 장치 |
US7013534B2 (en) | 2003-07-09 | 2006-03-21 | Kabushiki Kaisha Kenlock | Two-loop coiled type clamping device |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19471893A patent/JPH0750631A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100357254B1 (ko) * | 1995-10-13 | 2003-01-10 | 프랑스 뗄레꽁(소시에떼 아노님) | 음성수치 전송시스템내의 쾌적잡음 생성방법및 장치 |
US5797168A (en) * | 1996-09-05 | 1998-08-25 | Kabushiki Kaisha Kenlock | Two-loop coiled type clamping device |
WO2001065542A1 (fr) * | 2000-02-29 | 2001-09-07 | Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. | Dispositif de codage/decodage de la voix et procede associe |
US7013534B2 (en) | 2003-07-09 | 2006-03-21 | Kabushiki Kaisha Kenlock | Two-loop coiled type clamping device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0544101B1 (en) | Method and apparatus for the transmission of speech signals | |
EP0379587B1 (en) | Encoder/decoder apparatus | |
US5752223A (en) | Code-excited linear predictive coder and decoder with conversion filter for converting stochastic and impulsive excitation signals | |
US5835889A (en) | Method and apparatus for detecting hangover periods in a TDMA wireless communication system using discontinuous transmission | |
JPH08509348A (ja) | 信号を群符号化するための方法および装置 | |
JPH10513571A (ja) | スピーチ信号を高速符号化するための信号選択されたパルス振幅を備えた代数学的符号帳 | |
JPH07311597A (ja) | 音声信号合成方法 | |
FI104029B (fi) | Signaalinkäsittelypiiri eurooppalaista digitaalista solukkoradiopuhelinjärjestelmää varten | |
JPH0750631A (ja) | 擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置 | |
JP3267569B2 (ja) | サーチャ制御方法とサーチャ制御装置及び無線通信装置 | |
CN101076163B (zh) | Td-scdma/3g/4g终端的dsp固件系统 | |
KR920004348B1 (ko) | Pcm 부호 복호기 | |
JP3031346B2 (ja) | Cdma基地局送信装置およびcdma基地局送信装置におけるシリアル信号送信方法 | |
JP3225256B2 (ja) | 擬似背景雑音生成方法 | |
JPH06224837A (ja) | 携帯無線電話機 | |
JP3316945B2 (ja) | 伝送誤り補償装置 | |
JP2002287782A (ja) | イコライザ装置 | |
CN100592259C (zh) | 信息处理设备和蜂窝电话 | |
JP2000201237A (ja) | 通話録音システムおよび通話録音方法、並びに記録媒体 | |
JP2001094507A (ja) | 擬似背景雑音生成方法 | |
JP2003223194A (ja) | 移動無線端末装置および誤り補償回路 | |
JP2745961B2 (ja) | 移動体通信機における音声信号符号化復号化装置 | |
JPH07212237A (ja) | 符号情報処理方式並びにその符号装置及び復号装置 | |
JP2008022308A (ja) | パケット通信における再生メディアの途切れ低減方法、移動体通信端末のハンドオーバ方法ならびに移動体通信端末 | |
JPH11122143A (ja) | ノイズキャンセラとこのノイズキャンセラを備えた通信装置 |