JPH07505750A - デジタル音声／映像挿入システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 デジタル音声／映像挿入システム 発明の背景 本発明は音声／映像広告挿入および放送システムに関するものである。

自動化式の広告挿入システムが開発され、音声／映像広告を放送または有線放送 のプログラムの合間に挿入するようになっている。従来技術の広告挿入システム の例は、ランバート（Ｌａｍｂｅｒｔ）のアメリカ合衆国特許第４，７２４．４ ９１号およびリントストロン（Ｌｉｎｄｓｔｒｏｍ）のアメリカ合衆国特許第５ ．０２９，０１４号に開示されている。ランバートは、広告の挿入用に多数のビ デオテープレコーダを用いており、一方すンドストロンは、レーザディスクを用 い、このレーザディスクに記録された順番とは異なる順番でメツセージを挿入す るシステムを教示している。どちらのシステムも、元のアナログソースマテリア ル（ｓｏｕｒｃｅ　ｍａｔｅｒｉａｌ）をデジタル化、圧縮、および記憶を行う ものではなく、更に、従来技術のシステムにも、特定のコマーシャルの一部を、 音声／映像広告挿入または放送過程の一部として、編集できるようにしたものは ない。これらは放送システムを制御することもできない。

発明の概要 本発明のデジタル音声／映像広告挿入および放送システムは、アナログ音声／映 像源情報と、この情報をデジタル化、圧縮および記憶するのに適した装置とを含 む。再生装置を設けて、前記情報を圧縮解除し、アナログ信号を再生する。貼り 込み（ｐａｔｃｈｉｎｇ）装置が放送を制御し、前もって選択可能な時刻にて放 送または有線チャンネルに、再生したアナログ信号を挿入する。好適実施例は、 更に、前記デジタル化、圧縮および記憶装置に相互接続し、デジタル情報を再生 し通信チャンネルに挿入する前に、それを編集する編集装置を含む。本明細書で は、「広告挿入」という用語は、長さや通信チャンネルに挿入したもの或いは放 送したちのには無関係に、あらゆるマテリアルを含むことを意図するものである 。

図面の簡単な説明 第１図は、主作業所（ｍａｉｎ　ｂｕｓｉｎｅｓｓ　１ｏｃａｔｉｏｎ）におけ る、デジタル音声／映像広告挿入および放送システムの概略図である。

第２図は、ヘッドエンド所（ｈｅａｄｅｎｄ　５ｉｔｅ）または局所放送所にお ける、デジタル音声／映像広告挿入および放送システムの概略図である。

Ｕ引剥−〇悦服 本発明のデジタル音声／映像広告挿入および放送システムについて、今日では典 型的な設置である、２０チヤンネルを有する典型的な（ｐａｒａｄｉｇｍ）有線 テレビジョンシステムを参照しながら説明する。しかしながら、本発明のシステ ムはあらゆる放送システムに適用可能である。この有線システムのヘッドエンド 、主オフィスおよびスタジオは、ある共通の場所に配置してもしなくてもよい。

本発明では、映像および音声ソースマテリアルをデジタル化する。ＪＰＥＧ技術 によって、情報の映像部分を、ユーザが選択した画像解像度に合せて圧縮する。

ＪＰＥＧチップは、カリフォルニア州ミルビタスのシー−キューブ（Ｃ−Ｃｕｂ ｅ）から入手可能である。記憶したデジタル音声／映像１．Ｄ　Ａ　Ｖ　）ファ イルは、１秒あたり６■フイールド、最大運動（ｆｕｌｌ　ｍｏｔｉｏｎ）、最 大解像度の映像およびステレオ音声ファイルである。ＪＰＥＧ圧縮技術の相応し いものが、ポール　ディ、ガーモン（Ｐａｕｌ　Ｄ。

Ｇａｒｍｏｎ）、ロバート　ニー、ゴンサ少ベス（Ｒｏｂｅｒｔ　Ａ、Ｇｏｎｓ ａｌｖｅｓ）、パトリックディ、オコーナ（Ｐａｔｒｉｃｋ　Ｄ、　Ｏ’Ｃｏｎ ｎｏｒ）およびステファン　ジェイ、リーバ（Ｓｔｅｐｈｅｎ　Ｊ、　Ｒｅｂｅ ｒ）の、１９９２年４月１０日に出願され、本願の譲受人に譲受された、［改良 した媒体合成器（Ｉｍｐｒｏｖｅｄ　Ｍｅｄｉａ　Ｃｏｍｐｏｓｅｒ）Ｊと題す る係属中のアメリカ合衆国特許出願に開示されている。ＤＡＶファイルは、適当 な磁気媒体または光デイスク上に記憶することができる。異なる解像度のデジタ ル化した音声および映像情報を含むＤＡＶファイルを、どのような順番でもそし ていつでも、記憶し、整列しく５ｅｑｕｅｎｃｅｄ）、そして複製を作ることが できる。その情報はファイルとして記憶しであるので、これらのファイルを容易 に編集して、広告の挿入の前に、最後の細かな変更を加えることができる。ステ レオ音声信号を、各ＤＡＶ７フイルの一体部分として、例えば、４４．１ＫＨｚ 、４４ＫＨｚ、４８ＫＨ２等の標準デジタル音声フォーマットのいずれかの周波 数でデジタル化する。任意に、ステレオ音声信号を、「左−プラス−右」および 「左−マイナスー右」チャンネルに記憶し、ＤＡＶプログラムファイルをステレ オおよびモノラルチャンネルの双方に、自由に統合するようにしてもよい。また 、ＤＡＶファイルは、放映（ａｉｒ　ｐｌａｙ）の確認のための、識別およびト ラッキングデータも含む。

第１図を参照すると、有線オペレータの主作業所は、アナログ映像および音声情 報を含むビデオカセット再生装置（ＶＣＰ）１０を備えている。ファイルサーバ １４と相互接続している処理機器１２が、この情報を受け取る。処理装置１２（ キャブチュアメイトと呼ぶ）は、汎用コンピュータを含み、デジタル音声／映像 挿入システム処理用ソフトウェア、１台または複数台の丈夫な高速磁気ハードデ ィスク駆動装置、デジタル音声／映像ネットワーク、電話機およびその他のアナ ログ信号相互接続用支援装置、音声／映像プログラム信号をＤＡＶファイルにデ ジタル化する技術、ＤＡＶファイルからアナログ信号を再生する装置、およびア ナログＶＣＲを遠隔制御し、入来するマテリアルをデジタル化するか或は有線シ ステムまたは放送システムに挿入するための、アナログまたはデジタル供給物（ ｆｅｅｄ）を送出する装置を支援する。ファイルサーバ１４は、磁気または光学 記憶媒体を用いた、自在に設置できる大型記憶装置である。処理装置１２は、通 常挿入または放送システムソフトウェアのオフィスマネージャ１６を支援し処理 する。

オフィスマネーシャ１６ソフトウエアは、典型的に、従来の技術を用いて、アナ ログ源からの新たなプログラムマテリアルをデジタル化し、関連のあるトラヒッ ク命令（ｔｒａｆｆｉｃ　１ｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎｓ）を処理し、チャンネル挿 入ログ、バーフォーマンスアフィダヴイット（ｐｅｒｆｏｒｍａｎｅ　ａｆｆｉ ｄａｖｉｔｓ）、送り状および関連する機能を生成するものである。ネットワー ク１８は、デジタル音声／映像ファイル分散ネットワークであり、ネットワーク ２０はイーサーネット（Ｅｔｈｅｒｎｅｔ）のような命令および制御ネットワー クである。

第２図に示すように、ヘッドエンド所は、挿入システムソフトウェアのプログラ ムマネージャ部分を支援し処理するヘッドマスクステーション２２を備えている 。プログラムマネージャソフトウェアの主要な機能は、挿入システム内の全挿Ｄ ＡＶネットワーク１８を通じて、ＤＡＹファイルおよび関連する音声／映像信号 マトリクススイッチャ２４の命令を一使用可能な再生装置２６に引き渡す。また 、プログラムマネージャソフトウェアは、オフィスマネージャ１６ソフトウエア および技術的保守記録および診断によって更に処理するために、処理および動作 データを収集する。ヘッドマスクステーション２２は、一般的に、処理装置１２ と物理的には同一のハードウェアを含む。

ＤＡＶネットワーク１８は、処理装置１２のオフィスマネージャソフトウェアを ヘッドマスタ２２のプログラムマネージャ、アーカイブ媒体提供部（ｓｅｒｖｉ ｃｅ）、再生装置アレイ２６、マトリクススイッチャ２４および関連する周辺機 器と結合する、主デジタル相互接続部である。マトリクススイッチャ２４は、Ｄ ＡＶネットワークを通じて遠隔的に手動で作動させることができるが、スイッチ ャ２４の主要な挿入処理は、ネットワークを通じて伝えるものではないことに注 意されたい。これらの処理を、再生装置アレイ２６から個別の専用リンクを通じ て、伝えるようにしである。デジタル挿入システムの再生装置アレイ２６は、少 な（とも、コンピュータ、短期間ＤＡＶファイルを記憶するための小型高速アク セスハードディスク駆動装置、マトリクススイッチャ用ソフトウェア、スイッチ ャ２４制御部およびアナログ信号相互接続部、およびＤＡＶファイルの圧縮解除 および処理を行うと共にアナログ音声／映像信号をリアルタイムに複写または再 生するためのカードを備えている。挿入システムは数台の再生装置を備えている ことが好ましい。

スイッチャ２４は、デジタル的に制御する音声／映像信号マトリクススイッチャ である。マトリクススイッチャ２４への信号源は、有線ネットワーク供給源、ビ デオカセット再生装置および再生装置アレイ２６から来る、アナログ音声、映像 および制御信号である。スイッチャ２４からの目的地は、出て行く有線チャンネ ル、アナログビデオカセット記録装置およびデジタル化システムである。スイッ チャ２４への信号ルーティング命令（ｓｉｇｎａｌ　ｒｏｕｔｉｎｇ　ｃｏｍｍ ａｎｄｓ）は、通常、再生装置２６から出て行く映像に付加した垂直間隔命令信 号（ＶＩＣ８）によってイーサーネット２０を通じて、再生装置２６によって供 給する。他のルーティング命令は、ヘッドマスクステーション２２内のプログラ ムマネージャソフトウェアから、或はオフィスマネージャ１６から来るようにす ることもできる。殆どのルーティングシステムを用いた場合と同様に、マトリク ススイッチャ２４は、広告挿入または放送設備の主要構成物である。したがって 、冗長経路や出力を用いた高信頼性設計を行っている。

最も小さい広告挿入システムまたは放送設備では、より安価な主／副再生装置ル ーティング体系（ｒｏｕｔｉｎｇ　ｓｃｈｅｍｅ）を、マトリクススイッチャ２ ４の代わりに用いてもよい。多くの場合作業所とヘッドエンドが異なる場所にあ るような大きな有線システムでは、処理装置１２とへッドマスタステーシｉン２ ２とは、通常別個の場所に設置する。任意に、有線システム自体またはイーサー ネットを通じたデジタル２方向リンクが、処理装置１２とファイルサーバ１４と を、遠隔補助ヘッドマスクステーション２２として、ＤＡＶネットワークに統合 する。異なる２箇所に同一の複写ファイルを保存することをオプションとして採 用することによって、高度のデータ保護が得られる。

外部世界のデジタル音声／映像広告挿入および放送システムへの接続は、通常の モデムまたはトラヒック命令および往復文書（ｃｏｒｒｅｓｐｏｎｄｅｎｃｅ） 用イーサーネットを通じて、達成することができる。ＤＡＶファイルは、陸上Ｔ １またはＴ３ザービス或は他の高速デジタル伝送体系を通じて、どこからでも処 理装置１２に伝送することができる。アナログビデオテープと同様に、５．２５ インチおよび１２インチのフォーマットの光ディスクまたはスプーリングテープ のような携帯用デジタル媒体を、処理装置１２側に送ることもできる。処理装置 １２設置場所では、イーサーネットまたはＤＡＶネットワークを周期的にのみ連 結し、慣例のファイル保守作業を行うか、或は補助ヘッドマスクとして動作する 。したがって、別個の処理装置１２の設置場所は、局所挿入および放送システム のデータ保全性を確保するための、局所的に管理される挿入システムのゲートウ ェイとしても動作する。入来するＤＡＶファイルを、目視したり、局所的に確認 および修正したり、一時的記憶装置から主要ＤＡＶファイルサーバ１４に移転し たり、挿入または放送システムに使用可能にしたりすることができる。

処理装置１２およびそのオフィスマネージャソフトウェアは、イーサーネット２ ０および／またはＤＡＶネットワーク１８の典型的な作業日の殆どを費やして、 ヘッドマスタステーション２２および再生装置２６の動作を追跡するように、イ ーサーネット上の遠隔モニタ用端末の保守のみを行うようにしてもよい。遠隔モ ニタ端末２８はまた、従来の電話回線によってヘッドマスクステーション２２４ こ接続することができる。こうすることによって、オフィスマネージャ１６は、 高速デジタル接続に支障がある場合に、ヘッドマスタ２２の動作を監視し制御す ることができる。はとんどの時間、処理装置１２とそのオフィスマネージャソフ トウェア１６は、新たなりＡＶファイルやトラヒックスケジュールを生成するこ と、および請求書の発行およびそのほかの関連業務処理に従事している。大型施 設では、オフィスマネージャ１６ソフトウエアを、別個のワークステーション内 に常駐させ動作させるようにし、処理装置１２を新たなりＡＶファイルの作成か ら解放することができる。処理装置１２は、通常局所のおよびヘッドマスタ２２ のファイルサーバ１４を更新および一体化するためにのみ、イーサーネットまた はＤＡＶネットワークを連結する。

ＤＡＶファイルサーバ１４に用いた大容量記憶技術は、必ずしもリアルタイムで のＤＡＶファイルの複製または瞬間的ランダムアクセスを可能にする必要はない 。入来する音声／映像プログラムラまプ処理装置１２でデジタル化し、ヨ力小さ く高速なそれ自体の磁気駆動装置に記憶する。必要であれば、続いて、この新た なりＡＶファイルを双方の主アーカイブ媒体ファイルサーバ１４に、リアルタイ ムデータレート未満で送出する。通常の挿入システムの動作では、ＤＡＶファイ ルおよび付随するタイミングおよびマトリクススイッチ２４の命令を、ファイル サーバからヘッドマスタ２２を通じて、ＤＡＶネットワーク１８に沿って使用可 能な再生装置２６に、必要であればここでもリアルタイムレートより低いレート で、供給することもできる。

挿入または放送再生の際に、再生装置２６は、それらのより小さく高速なオンボ ードのハードディスク駆動装置からリアルタイムアナログ信号として、ＤＡＶフ ァイルを複写するかまたは再生する。この手法によって、低速で大型の記憶装置 構成の使用が、非常に現実的になる。３０Ｇバイトを備える、６台の１２インチ デジタル光ディスクから成るバンクが、主ファイルサーバ１４に対する実際上の 記憶媒体として機能する。デジタルスプーリングテープは、頻繁に用いられるＤ ＡＶファイルの長期間の記憶には、実用的になってきている。

少数の挿入または放送チャンネル用の小型音声／映像広告挿入および放送システ ムの構成では、１台の結合型マスクステーションのみと、連続的に動作するよう にしてもよい。したがって、処理装置１２とヘッドマスタ２２とは、同一物理ス テーションとなり、オフィスマネージャ１６およびプログラムマネージャ機能は 、マスクのプラットフォームを共有することができる。単一チャンネル処理用に 設計した最小システムも、同様に再生装置２６の機能を組み込む。冗長ＤＡＶフ ァイル記憶および媒体管理も、より小さなシステムの機能として選択できる。

再生装置２６のプラットフォームを、補助ヘッドマスタ／プログラムマネージャ として動作すＮうに割り当てる。このようにして、最小のハードウェア構成物を 付は加えるのみで、信頼性のあるシステム動作を容易に維持することができる。

本挿入または放送システムは、モジュールを基本に構築するようにしているので 、追加の再生装置２６もそのうち付は加えることができる。

本発明のシステムについてこれまで説明したので、その動作について次に論じる ことにする。挿入または放送事象の実行は次の通りである。本システムは、挿入 または放送のために、マスタトラヒックスケジュールから到達した事象を選択す る。次に、挿入事象に含まれる全てのＤＡＶファイルに必要な全記憶空間を計算 する。１つ以上のＤＡＶファイルを単一事象として挿入する場合はいつでも、そ の事象用の全ＤＡＶファイルを１台の再生装置２６に送出する。そこで、再生装 置の駆動装置から、継ぎ目がないようにリアルタイムでそれらを排出（ｓｅｇｕ ｅｄ）する。プログラムマネージャは、その事象を実行するために、使用可能な 再生装置２６を探し割り当てると共に、その再生装置のハードディスク駆動装置 に当該事象のＤＡＶファイルを記憶するだけの十分な空間があることを確認する 。ＤＡＶファイル、タイミングデータ、およびマトリクススイッチャ２４の挿入 命令を、再生装置アレイ２６に送出する。タイミングデータは、ヘッドマスタ２ ２の較正済みマスククロックからの正確な実際の時間、局所的に時刻が設定され ている（ｔｉｃｅ　ｔｒｉｇｇｅｒｅｄ）ものである場合は挿入予定時刻、ＤＡ Ｖファイルの全所要時間、およびネットワークによって予定されている、挿入の 予定時間長から成る。挿入制御命令は、事象開始指示光（ｅｖｅｎｔ　ｔｒｉｇ ｇｅｒ　５ｏｕｒｃｅ）、およびネットワークプログラム信号と再生装置２６と を切り替えるようにスイッチャ２４を動作させるルーティング情報とを含む。一 旦再生装ｆｉｉ２６がそのＤＡＶファイル、タイミングデータおよび挿入制御命 令を受け取ったなら、それ以上の指示がなくても、その割り当てられた作業を実 行する。システムは、ＤＡＶファイルと関連する制御データとを、再生装置２６ に複写されるものとして、また前記事象を実行のために用意のできた再生装置２ ６に指定されたものとして記録する。

一旦、割り当てた再生装置２６は直ちにスイッチャ２４に命令し、この再生装置 に割り当てられた挿入事象によって先取りされるように予定されている、入来す るネットワークプログラム供給物の映像サンプルを供給させる。挿入開始指示（ ｔｒｉｇｇｅｒ）とタイミングデータが、入来するプログラムの垂直間隔に供給 されれば、再生装置２６は、従来システムのようにプリロール時間（ｐｒｅｒｏ ｌｌ　ｔｉｍｅ）を全く必要としないので、瞬時にデコードし応答することがで きる。この信号は、再生装置に実装しである同期発生器用ゲンロック基準（ｇｅ ｎｌｏｃｋ　ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）としても機能する。再生装置を、この映像源 にゲンロックする。

正確な挿入時刻に、再生装置２６はオプションとして、前記ゲンロック機能を不 能とし、それ自体に実装されている同期発生器を、入来する３、５８ＭＨｚのカ ラー周波数のみに、ロックさせるようにすることができる。この技法は、実際の 挿入事象中に、厳格であるが間接的な水平および垂直同期位相を基準に維持する ものである。この機能を選択することによって、入来するいがなるプログラム同 期中断からも、システムの高度なアイソレーションを与えつつ、挿入への／から の垂直方向一体遷移を容易とすることができる。挿入事象中、同期の中断が再生 装置２６の動作に何らかの悪影響を及ぼす可能性はない。したがって、映像フレ ーム記憶部、処理装置およびその他の信号調整用ハードウェアは最少ですむ。

再生装置アレイ２６は次に、ネットワークプログラム供給源からそのアナログ出 力への目的チャンネルを切り替えるように、マトリクススイッチャ２４に指令す る。再生装置２６は、当該事象中に挿入するように予定された全ＤＡＶファイル を、継ぎ目なく再生し、排出する。挿入事象の終了時に、再生装置はスイッチャ ２４に、目的チャンネルを元のプログラム供給源に再び切り替えると共に、入来 する基準映像供給源のスイッチを切るように指令する。オプションとして、再生 装置２６は、ＤＡＶファイルのトラッキングおよびその他の確認データを、その 出力映像の垂直間隔に挿入し、マトリクス切り替えが生じた後に検出および信号 確認をすることもできる。

再生装置２６は、そのＤＡＶファイルが適正に実行されたことを局所的に確認す ると共に、どのファイルが再生されたかを記録する。この情報をそれ自体の動作 記録簿（ｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ　ｊｏｕｒｎａｌ）に保持する。再生装置２６ は、新たなりＡＶファイルのためにディスク空間を解放し、その動作記録簿を更 新する。プログラムマネージャが使用可能な時、再生装置２６はプログラムマネ ージャにこの記録簿を通じて、事象が適正に実行されたことを報告する。プログ ラムマネージャは、適正に実行された事象をそのマスク動作記録簿に記録する。

挿入事象と関連する動作がこれで完了する。

再生装置２６内に存在するＤＡＶファイルは、従来のアナログビデオテープにお けるように、−緒には編集しない。これらは、ＤＡＶファイルサーバ１４から複 写されたものとして、独立したファイルであり続け、いかなる時にもいかなる順 番でも再生することができる。したがって、再生装置２６に既に割り当てた事象 を変更するためには、プログラムマネージャは、その事象に必要な新たなりＡＶ ファイルを単に送出し、次にその事象のタイミングデータおよび命令の新たな１ 組を送出する。再生装置２６のあるものには、音声／画像入力信号デジタル化回 路カードを、更に搭載しである。この選択肢は、マトリクススイッチャによって これらの再生装置に切り替えられたいずれかの入来プログラム源から、ヘッドエ ンドにおいてＤＡＶファイルを遠隔的に生成することを可能とする。これにより 、挿入システムに、デジタルプログラム捕獲および時刻シフト機能を設ける。

プログラム長は、理想的には、再生装置が使用可能なハードディスクの空間によ って制限するようにする。より大型のシステムでは、再生装置を集団で割り当て 、プログラムマネージャによってずらして動作させ、より長いプログラムを部分 的にデジタル化することもできる。入力回路カードを搭載した再生装置を、従来 の挿入事象と同様にプログラムマネージャによって各捕獲事象に割り当てる。こ こでも、一旦必要な事象タイミングおよび切り替え制御データがプログラムマネ ージャから供給されたなら、再生装置は独立して捕獲機能を実行する。一旦再生 装置にその事象を供給し、二次的作業としての挿入を実行する準備ができたなら 、使用可能なディスク空間がそこにまだあることを確認する。゛プログラムマネ ージャに、既存のファイルおよび空間の現行のディスクマツプを、評価のために 送出する。プログラムマネージャは、当該再生装置の更に割り当てを処理しより 多くのＤＡＶファイルを受け入れる能力を、後続の挿入事象のために判定する。

プログラムマネージャは、前もって全再生装置の記憶容量およびルーティング能 力が支援し得る限り、マスタトラヒックログを、再生装置の割り当ておよび挿入 指令事象（ｌｏａｄｉｎｇ　１ｎｓｅｒｔｉｏｎ　ｅｖｅｎｔｓ）に変換し続け る。実際の挿入事象処理命令を、ＤＡＶファイルと共に再生装置に分配するので 、ヘッドマスタ／プログラムマネージャおよびバックアップオフィスマネージャ の双方、ならびに全ＤＡＶファイルサーバを、一時的に使用（ｓｅｒｖｉｃｅ） がら外すこともできる。要するに、ＤＡＹネットワーク１８を完全に遮断するこ ともできる。プログラムした再生装置は、正常にカリ独立して機能し続け、基板 上のＤＡＶファイルおよび挿入命令全てのを実行するまで、直接マトリクススイ ッチャ２４を制御すると共にそれらの事象を挿入する。

現行では、マサチューセッツ州、／＜７．リントンのアヴイッド　テクノ−見シ （Ａｖｉｄ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ）から入手可能なＪＰＥＧ圧縮方式は、フレ ームあたり４０ないし５０にバイトの範囲のデータレートで最大解像度の６０− フィールドの画像を出力する。この開示全体にわたって用いたデータ値は、フレ ーム当たり５０にバイトである。このレートでは、１秒当たり約１．５Ｍバイト を占める最大運動画像が記憶されることになる。デジタルステレオ音声は、実時 間で約４６分の５　Ｇ／（イト光ディスクの１面全体に記憶するため、１秒当た り１．８Ｍバイト、或は１分画たり１０８Ｍバイト全ての記憶保存のために、２ ００にバイトを余分に必要とする。ＭＰＥＧ−ＩＩ圧縮方式が実施可能になって きたので、圧縮機能が３対１に改善されることが予期され、その結果、１３８分 で、５Ｇバイトデイスク内にリアルタイムの放送品質のプログラムを記憶できる ようになる。全ＤＡＶネットワークトラヒックも、ＭＰＥＧ−１１方法を用いて 、約１／３に低下することになる。この結果、代表的には、１秒当たり６００− ７００にバイトのリアルタイムレートＤＡＶファイル転送となる。

多数のＤＡＶファイルをリアルタイムでＤＡＶネットワークに沿って送出するこ とができ、再生装置で圧縮解除でき、しかもリアルタイムで放映（ａｉｒ　ｐｌ ａｙｅｄ）できるようになったので、ＤＡＶネットワーク１８の動作特性は大き く様変わりすることになる。

本発明の重要な要素は、編集機能を広告挿入と関連付けたことである。挿入すべ きマテリアルをＤＡＶファイルに記憶するので、ファイルの内容を容易に編集し 、プログラムの内容を変えることができる。マサチューセッツ州バーリントンの アヴイッド　テクノロジからの媒体合成器を利用して、ＤＡＶファイルに記憶さ れた情報を編集することもできる。重要なのは、このような編集および変更を、 アナログ的な劣化を生じることなく達成すること、またはそれを用いて、例えば 、ファストブレーキング事象（ｆａｓｔ　ｂｒｅａｋｉｎｇ　ｅｖｅｎｔｓ）の ような素早く組み立てられた物語を直接有線システムに送出できることである。

ＭＰＥＧ−ＩＩおよび他の圧縮方法が用いられるようになったので、マトリクス スイッチ２４は、ＪＰＥＧやＭＰＥＧ−Ｉ　Ｉデコーダやデジタルフォーマット コード変換器を含む、より広範囲のアナログおよびデジタル信号路制御器に発展 し、このスイッチによって、複数の経路に切り替えたり、統一された信号出力を 異なるチャンネルに供給することができるようになろう。

浄ＩＦ（内容に変更なし） Ｅ−ネット　ＤＤＩ（オプション） Ｅ−ネット　ＦＤＤＩ　（オプション）ＦＩＧ、２ 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８）

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．デジタル音声／映像挿入システムであって、アナログ音声／映像源情報と、 前記情報をデジタル化し、圧縮し、記憶するための装置と、前記情報の圧縮を解 除し、アナログ信号を再生する再生装置と、および前記再生アナログ信号を放送 チャンネルまたは有線チャンネルに、予め選択した時刻に挿入するのに適合させ た貼り込み装置と、から成ることを特徴とするシステム。
2. ２．請求項１のシステムにおいて、更に、前記デジタル化、圧縮および記憶装置 と相互接続してあり、デジタル化した情報を編集するための編集装置を含むこと を特徴とするシステム。
3. ３．請求項１のシステムにおいて、前記再生装置はＹｉ台の再生装置アレイを含 み、前記貼り込み装置はデジタル制御式音声／映像信号マトリクススイッチャを 含むことを特徴とするシステム。
4. ４．請求項１のシステムにおいて、前記圧縮装置は、ＪＰＥＧチップ、ビデオボ ードおよびバス装置を含み、１秒当り６０フィールドの最大運動最大解像度の映 像を収容することを特徴とするシステム。
5. ５．請求項１のシステムにおいて、前記記憶装置は、磁気ディスクを用いること を特徴とするシステム。
6. ６．請求項１のシステムにおいて、前記記憶装置は、光記憶ディスクを含むこと を特徴とするシステム。
7. ７．請求項１のシステムにおいて、更に、前記デジタル化、圧縮および記憶装置 、前記再生装置および前記貼り込み装置を相互接続する、デジタル相互接続ネッ トワークを含むことを特徴とするシステム。
8. ８．請求項３のシステムにおいて、前記貼り込み装置は、放送チャンネルを制御 することを特徴とするシステム。
9. ９．請求項１のシステムにおいて、更に、チャンネル挿入ログを編集する手段を 含むことを特徴とするシステム。
10. １０．請求項１のシステムにおいて、前記再生装置は、局所的に、そのファイル が実行されたことを確認し、どのファイルが再生されたかを記録することを特徴 とするシステム。
11. １１．デジタル映像挿入システムであって、映像情報を表わすアナログ信号を受 信する手段と、該受信手段によって受信された前記アナログ信号を、デジタル化 し、圧縮し、記憶する手段と、 デジタル化し、圧縮し、記憶したアナログ信号の選択したものから、アナログ信 号を圧縮解除し再生する手段と、および前記再生したアナログ信号を、前もって 選択した時刻にチャンネルに挿入する手段と、 から成ることを特徴とするシステム。