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JPH07504187A - 毒性治療へのムラミルペプチドの使用 - Google Patents

毒性治療へのムラミルペプチドの使用

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JPH07504187A
JPH07504187A JP5514674A JP51467493A JPH07504187A JP H07504187 A JPH07504187 A JP H07504187A JP 5514674 A JP5514674 A JP 5514674A JP 51467493 A JP51467493 A JP 51467493A JP H07504187 A JPH07504187 A JP H07504187A
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JP
Japan
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amino acid
group
use according
muramyl
acid residue
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Pending
Application number
JP5514674A
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English (en)
Inventor
アストン,ロジャー
コバレフ,イガー エシモビッチ
Original Assignee
ペプテック(ユーケイ)リミテッド
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Filing date
Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/04Peptides having up to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • A61K38/14Peptides containing saccharide radicals; Derivatives thereof, e.g. bleomycin, phleomycin, muramylpeptides or vancomycin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61P39/02Antidotes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ’m!Jl へのムーミルペプ′ ゛の本発明は、アルコール、麻酔薬、および 麻薬等の種々の毒性物質による毒性の治療、予防および管理に関する。
ヒトおよびその他の動物の体は、毒性物質の解毒について多くの方法を発展させ ている。遭遇するであろう毒性物質の範囲は、特にヒトの場合そうであるが動物 についても、極めて広く、有機化学者により既につくられこれからもつくられる 新規化合物のすべてについて特効的に対処できる酵素を蓄積することは生体にと って実際的ではない。すでに入手できるこのような酵素はできるかぎり効果的に 用いられなければならない。
何らかの意味でいかなる解毒の研究も、毒性物質を構成するものを正確に決定す ることの困難さのために妨げられている。多くの化合物は服用量が充分多ければ 毒性を表し、他では非常に毒性がある物質について充分耐性を示す種もある。ま た、毒性物質に曝される時間も、体内への侵入ルートと同様に重要である。しか しながら、遭遇する化合物の性質、単独の化合物が示す効果の違いは両方とも多 様であるが、化合物が毒性であるか体内で解毒の必要があるかどうかを決めるこ とには事実上はとんど困難は無い。おそらくこれに関連して、ヒト又は動物の体 が多くの毒性物質について対処する反応のタイプは驚くほど少ない。もっとも普 通なものは、ヒドロキシル化、酸化、還元、および共役(conjugatio n)である。これらの反応の多くは肝臓内で行なわれる。
多くの種類の化合物は、シトクロムP−450系を介してヒドロキシル化により 解毒されることが多い。シトクロムP−450系は、還元剤としてNADPH+ H”を用いている。分子状酸素も必要であり、物質はこのプロセスでヒドロキシ ル化される。このシステムは多くの異なるタイプの化合物と作用するようであり 、化合物のタイプとしては脂肪族、芳香族、不飽和化合物および硫黄および窒素 を含む化合物がある。ヒドロキシル化薬剤の普通のものとしては、(a)フェノ バルビタール(鎮静剤)のようなバルビッール酸系催眠薬、(b)アンチピリン (鎮痛薬および上熱剤)、(C)アンフェタミン(興奮剤)、(d)ヘロイン( 麻薬)、(e)メプロプロメート(トランキライザー)、およびアセトアニリド が挙げられる。多くの毒性物質はそれ自体、生体内でヒドロキシル化システムの 活性を刺激する。ヒドロキシル化の結果、脂質に可溶な分子がより極性の物質に 転化して不要な異物を取り除(ことが容易になる。
還元は、解毒のもう一つの方法であり、例えば芳香族ニトロ基を解毒するのに用 いられる反応である。ニトロベンゼンは還元(およびヒト泊キシル化)されてp −アミノフェノールとなる。
共役は、解毒の最も多様な方法の一つである。グリシンが共役物質であることが 多い。グリシンは有機酸のカルボキシル基と反応して置換アミドを生成する。例 えば、安息香酸とグリシンとの共役物として馬尿酸が生成する。事実この共役は ベンゾイル−CoA中間体を経て進行し、このことは共役による解毒における補 酵素Aの役割のもう一つの例である。共役はその他に、硫酸エステル(フェノー ルおよび不要ステロイドホルモンの代謝におけるような)およびアシル化誘導体 又はメチル化誘導体の生成に関与する。グルクロン酸も共役の生成に関与する。
酸化は、不要物質の代謝のもう一つの方法である。生成物は有機酸であることが 多い。例えばベンジルアミンは、おそらくアミンオキシダーゼおよびアルデヒド デヒドロゲナーゼにより、アミン基が酸化されて安息香酸に転化される。アルコ ール(エチルアコール(エタノール)のような)の毒性効果はその酸化代謝物ア セトアルデヒドを介するものである(CedarbaumおよびRubin。
Federation Proc、 342045 (1975) ) 。エタ ノールは、酵素アルコールデヒドロゲナーゼ(E C1,1,1,1)により酸 化されてアセトアルデヒドになる。また、エタノールはシトクロムP−450系 を誘導する効果を有する。アセトアルデヒドの代謝の誘導(例えば、アルデヒド デヒドロゲナーゼによる酸化により酢酸となり酢酸はアセチルチオキナーゼの作 用により共役してアセチル−COAを生成する)が無ければ、アセトアルデヒド のレベルは有害な効果に上昇する(TakeuchiおよびTakeda、 A lcohol and its HepaticEffects、 in ”A lcohol Liver Pathology”、 Khanna et a t、、 Eds、、 Add奄モ狽奄盾■ Research Foundation of 0ntario、 Toro nto、 1975 ) 。アセトアルデヒドは悪心嘔吐および低血圧症を生ぜ しめコラーゲン合成を刺激する。この効果を妨げる薬剤は生体内でアルコール肝 硬変に対して有益な効果がある(Lieber Pathogenesis o f Alcoholic Liver Disea、qein ”Intern at、 Symp、 on DrugSand山e Liver”、 Fund azione GiovanniLorenzini、 Milan、 199 1. p64 )。
上述のことから、普通の代謝解毒反応の間にかなりの程度の重複があることが分 かる。これが、成る種の化合物の投与により多数の毒性物質の解毒を助は促進す ることが可能のように見える理由であろう。本発明が着目するのはこのことであ る。一群の化合物が毒性を予防し、治療し、又は管理するのに有用であることが 発見されたのである。これらの化合物の成るものは、免疫強化、抗腫瘍、および 成る抗菌活性があることが既に開示されているものである。
本発明によると、毒性の治療、予防および管理に対する医薬の製造にムラミルペ プチド化合物の使用が提供される。
免疫系の非特異刺激が、細菌又は細菌細胞から抽出された成分に曝すことにより もたらされることが長い間知られている。この活性をもたらす特定の成分は、細 胞壁の糖含有ペプチドであると同定されており、さらにペプチドの生化学的分析 により細胞壁のペプチドグリカン成分であることが同定されている。最小の有効 な合成分子は、N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミン(M erser et al、 Biochem、 Biophys、 Res、  Comm、 661316(1675) )であることが分かっている。この化 合物(現在では「プロトタイプムラミルジペプチド」又は「プロトタイプMDP Jと呼ばれることが多い)がマウスを細菌の感染()Gebsiellapne umonia)から守る能力が発表されている(Chedid et al、  Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA、 742089 (4977)) 。
引き続いて、多くのプロトタイプムラミルペプチド又は類似体が合成され、この うちのいくつかは、治療法として免疫機能の回復又は免疫系の非特異的刺激のた めに提案されている。これらの同族体およびプロトタイプMDP自体がムラミル ペプチド化合物である。
「ムラミルペプチド化合物」と言う表現は当業者には明確な意味を持つ。特にこ れは、一つ以上の糖残基を有し、少な(とも糖残基の一つ(多くの場合ムラミン 酸である)は少なくとも一つ以上の(普通は二つ以上の)アミノ酸残基で置換さ れている化合物を指す。ムラミルペプチド化合物は、咄乳類で細胞抗原性反応を 高めることができ、プロトタイプMDP又はその同族体又は誘導体であるペプチ ドグリカンでよい。本明細書で用いる用語のムラミルペプチド化合物の多(は一 般式Iで表される。
■ 上式において、 R1は、水素原子又はC,−C22アシル基を表し、R2は、水素原子又はC, −C22アシル基を表し、R3は、水素原子又はC,−C6アルキル基を表し、 R4は、C+−C21アルキル基又はC6若しくはC1゜アリール基を表し、 R5は水素原子を表し、 Rは、アミノ酸残基又は2乃至6個のアミノ酸残基よりなる線状ペプチドを表し 、残基のうちの少なくとも−っは親油基で置換されてもよい。
R1およびR2として好ましいアシル基は、アセチル基のようなC,−C,アシ ル基である。なお、アシル基の炭素数の中にはカルボニル基は含まれない。R3 として好ましいアルキル基は、メチルおよびエチル基のようなC,−C4アルキ ル基である。R4およびC,−C6アルキル基として好ましいアルキル基は、特 にメチルおよびエチル基のようなC,−C4アルキル基であり、フェニル基は好 ましいアリール基である。
Rは、モノ−、ジー、又はトリーペプチドを表すものであることが好ましい。基 部のペプチド残基は(ペプチド残基が−っしかなければその唯一のペプチド残基 は)L−アミノ酸のものであることが好ましい。例としは次のものが挙げられる 。L−アラニル、L−トリプトファニル、L−バリル、L−リシル、L−ロイシ ル、L−オルニチル、L−イソロイシル、L−アルギニル、L−α−アミノブチ リル、L−ヒスチジル、L−セリル、L−グルタミル、L−)レオニル、L−グ ルタミニル、L−メチオニル、L−アスパチル、L−システイニル、L−アスパ ラギニル、L−フェニルアラニル、L−プロリル、L−チロシル、L−ヒドロキ シプロリル。
L−アラニルおよびL−トレオニルが好ましい。
ペプチドの基部端の次のアミノ酸はD−立体配置のものが好ましい。酸性のもの が好ましく、D−グルタミン酸又はD−アスパラギン酸又はそのモノ−、ジー、 若しくは混合CI C22(好ましくはC,−C6)アルキルエステル、アミド 又はC,−C,アルキルアミドとすることができる。(「混合」と言う表現は、 一つのカルボキシル基がアミド化されその他はエステル化されたものを言う)  D−イソグルタミンおよびD−グルタメートが好ましい。
鎖の基部端から3番目のアミノ酸残基は(有れば)、上述のように基部アミノ酸 残基との関係でL−立体配置のものが好ましい。L−アラニルおよびL−リシル が好ましい。
アミノ酸残基又は線状ペプチドは所望により少な(とも一つの親油基で置換され る。親油基は、C1o−C22アシル基でよい。例えば、ステアロイル基、又は ジー(C+o Cnアシル) −5n−グリセロ−3° −ヒドロキシーフォス フェリルオキシー基(ここでCIOczzアシル基は例えばバルミトイル基)で よい。親油基は代わりに(一つより多くの置換基が存在するときには又はこれに 加えて> c”−c’エステル基のようなc I c 10エステル基でよく、 例えばブチリルエステルでよい。
一般式Iの範囲のムラミルジペプチドの例としては次のものが挙げられる。プロ トタイプムラミルジペプチド(N−アセチルムラミル−L−アラニル−d−イソ グルタミン)、ムロフタシン(他にMDP−Lys (Li2)として知られて いるもの、(N2−(N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミ ンル)−N6−スチアロイルーL−リジン)、MTP−PE (N−アセチル− ムラミル=L−アラニルーD−イソグルタミニルーL−アラニル−2−(1’、 2° −ジパルミトイル−5n−グリセロ−3゛ −ヒドロキシーフォスフォリ ルオキシ)エチルアミド、モノナトリウム)、ムラブチド(N−アセチルムラミ ル−し−アラニル−D−グルタミン−α−N−ブチルエステル)、およびt−M DP(N−アセチルムラミル−L−スレオニル−D−イソグルタミン)。
ムラミルジペプチドの調製はDH−A−2450355およびUS−A−423 5771に開示されている。ムロフタシンの調製はBP−A−0021367お よびUS−A−4317771に開示されている。MTP−PEの調製はBP− A−(X)25495に開示されている。ムラブチドの調製は、Lefranc ier et al、、 J、 Med、 Chem、、 2587 (198 2)に発表されている。t−MDPは当業に知られている方法により調製できる 。
ムラミルペプチド化合物の調製一般の詳細を与える特許文献としては、BE−A −0834753、BE−A−0834754、BE−A−0847103、B E−A−0849214、DB−A−2710455、DE−A−292253 3、DB−A−2747379、DE−A−2912865、FR−A−235 5505、FR−A−2358159、FR−A−2375249、BP−A− 0004512、EP−A−0002677、JP−A−54063016、J P−A−54073729、JP−A−55019236、US−A−4082 735、およびUS−A−4082736が挙げられる。ここに挙げた文献はす べて引用により本明細書中に援用する。
本発明で有用なムラミルジペプチドのすべてが一般式Iの範囲内にある訳ではな い。多くのものが一般式IIの範囲内にあり、一般式IIは本発明の使用に対し て非常に多(の好ましい化合物群を表す。
I 」二式において、 Rは、アミノ酸残基又は2乃至6個のアミノ酸残基よりなる線状ペプチドを表し 、残基のうちの少なくともいずれか一つは親油基で置換されてもよく、nは1又 は2である。
Rについての好ましい値は一般式Iに関して前述した通りである。ペプチドRは 、プロトタイプMDP (L−A ] a −D −i soG l n)のペ プチドに対応するものであることが好ましい。又はその他の好ましい具体例にお いて、RはL−A 1 a −D−G 1nを表すものでもよい。
nの好ましい値は1である。
一般式IIの化合物はUS−A−4395399に開示されており、そこに示さ れている好ましいものは同様に本発明においても好ましい。さらに、本発明にお いては、R基は前述のように親油基で置換されていてもよい。
本発明における使用で最も好ましい化合物の一つは一般式IIの範囲内にあるN −アセチル−グルニスアミニル−N−アセチル−ムラミル−し−アラニル−D− イソグルタミン(GMDP)であり、その構造は次の通りである。
MD P この化合物(US−A−4395399での化合物II)はグリコピンとしても 知られており、ソ連での臨床使用にライセンスするために必要な前臨床毒性試験 および薬物動力学調査を経ている。マウスでの急性毒性はLD50試験で7 g /k gである。この数字は、この化合物はマウスでのLD5oが625mg/ kgであるムロフタシンよりも毒性の程度が低いことを示している。
GMDPはまた、US−A−4395399のその他のグルコスアミニルームラ ミルペプチドと共に、水溶性であるという特別の長所を有している。これは非経 口投与では実際的な利点である。そのムラミルジペプチドを選択することは、多 くの点で当業のトレンドに反する。ムロフタシンもMTP−PEも両者とも親油 基を導入するために特に合成されたものであり、多くの非親油基置換ムラミルペ ジプチドが、意図的にムラミルジペプチドの活性を高めるためにリポソームのよ うな親油性製剤に処方されている(US−A−4522811およびUS−A− 4684625のように)。本発明では、水溶性が好ましい。
GMDPには、少なくとも一般式IIの範囲内のその他のムラミルジペプチドと 同様に、さらに長所があり、経口投与用に容易に処方できる。これは薬学的に活 性な化合物を投与する経路としては常に好ましい経路であり、したがってMDP 類の投与経路として選択されている。成る状況下では鼻腔内投与が好ましいこと もあり、皮下、筋肉内、又は静脈経路のような非経口投与が除外されるのではな い。
発熱原性は、成るムラミルジペプチドの開発を困難にした問題である。発熱原性 は、適当な処方によって(例えば、US−A−4522811およびUS−A− 4684625のリポソームによる処方を参照)弱めることができるが、一般に 、本発明の使用においては固有の発熱原性が低いムラミルジペプチドを選択する ことが望ましい。GMDPの発熱原性は十分低く臨床的評価を妨げないが、実質 的に非発熱原性の類似体を使用することが好ましい状況のこともある。このよう な類似体は入手可能であり、N−アセチル−グルゴスアミニル−N−アセチル− ムラミル−し−アラニル−D−グルタミン酸(GMDP−A)である。これはU S−A−4395399の化合物IIIであり、その構造は次り通りである。
GMDP−A グルコスアミニルームラミルジペプチドは一般式IIの範囲内であり、US−A −43す5399に開示されたプロセスにより比較的安価に合理的に大量に調製 できる。開示された製法は、細菌Micrococcus 4からの二糖類成分 を抽出精製し、引き続いて例えば慣用のペプチド化学により合成されたジペプチ ドに化学結合させることに基づいている。
一般式IIの化合物は、英国特許出願9124500.1号(1991年11月 19日出願)に敗血症ショックの治療および予防に使用することが提案されてい る。
上述のように、本発明の方法によりムラミルジペプチドは毒性の治療、予防又は 管理に有用である。毒性物質は生体内に摂取され又は生体内で生成する。特に本 発明は、アルコールの解毒、麻酔からの回復、催眠薬、麻薬、鎮静剤、又はその 他の薬物(特に濫用した場合)からの回復又は禁断に応用できる。知覚脱失がら の回復および禁断の治療(普通の禁断症状の一つ以上を軽減し又は避けるように )は、本発明が特に応用できる分野である。本発明で有用な化合物がその好まし い効果を示す正確なメカニズムは確かには分かっていない。おそらく、GMDP が少なくとも、網内皮細胞系でのスーパーオキシドアニオン(0’2)の合成を 刺激するという以前なされた観測(Balitsky et al、、 Int 、 J。
Immunopharmacol、 11(5) 429−434 (1989 ))と関連があるのであろう。これがアルデヒドデヒドロゲナーゼおよび/又は その他の酵素を活性化するのであろう。しかしながら現在のところ、観察される 効能の理111+よさらに検討さるべき問題である。
本発明は、以下の化合物又は化合物群(および、適当な場合にはこれらの塩、水 和物、および誘導体)の一つ以上によって直接又は間接的に引き起こされる毒性 の治療、予防又は管理に応用できる。
(a)エタノールおよびその代謝産物(主としてアセトアルデヒド)、 (b)以下の催眠薬および鎮静剤−〜ベンゾジアゼピン系薬(例えば、アルブラ シラム、クロルジアゼポキシド、クロナゼパム、クロラゼペート、デモキセパム 、ジアゼパム、フルラゼパム、ハラゼパム、ロラゼパム、ミダゾラム、ニトラセ パム、ノルダゼパム、オキサゼパム、プラゼパム、テマゼパム、トリアゾラムお よびRo15−1788)、バルビッール酸系催眠薬(例えば、アモバルビター ル、アブロバルビタール、ブタルビタール、ブタルビタール、メタルビタール、 メタルビタール、メトヘキシタール、ベンドパルビタール、ヘキソバルビタール 、フエノバルビタール、セコバルビタール、タルブタール、チアミラール、およ びチオベンタール)、クロラール誘導体(例えば、クロラール、クロラールのへ ミアセタール、およびトリクロホス)、エチクロルビノール(ethchlor vynol)、グルテチミド、メチプリロン、メプロバメート、メタクアロン、 パラアルデヒド、エチナメート、エトミデート、およびクロメチアゾール、(c )以下の麻酔薬−一吸入麻酔薬(例えば、メトキシフルラン、ハロタン、エンフ ルラン、イソフルラン、および−酸化二窒素)、静脈麻酔(例えば、バルビッー ル酸系催眠薬(前述を参照))、ベンゾジアゼピン系薬(前述を参照)、エトミ デート、オピオイド鎮痛薬および抗精神病薬−オピオイド組合せ)、および局所 麻酔薬(例えば、コカイン、プロカイン、クロロプロカイン、リドカイン、テト ラカイン、メピバカイン、ブピバカイン、およびエチドカイン、 および、 (d)以下のオピオイドー−モルヒネおよび関連オピオイド(例えば、モルヒネ 自体、ヘロイン、ヒドロモルホン、オキシモルホン、レポルファノール、レバル ロルファン、コディン、ヒドロコドン、オキシコドン、ナロルフィン、ナロキソ ン、ナルトレキラン、ブプレノルフィン、ブトルファノール、およびナルブフィ ン)、メペリジンおよび同族類(例えば、メペリジン自体、アルファプロジン、 ジフェノキシレート、およびフエンタニル)、およびメタトンおよび同族体(例 えばメタトン自体およびプロボキシフエン)、および、 (e)濫用される以下のその他の薬剤−−CNS交感神経興奮興奮側えば、アン フェタミン類[特にアンフェタミン、2,5−ジメトキシ−4−メチルアンフェ タミン、ジメトキシアンフェタミン、3.4−メチレンジオキシアンフェタミン 、5−メトキシ−3,4−メチレンジオキシアンフェタミン、およびp−メトキ シアンフェタミン〕、コカインおよび関連薬剤)、ニコチンおよびタバコ、カン ナピノイド類(例えば、1−△9−テトラヒドロカンナビノール、および1−△ 8−テトラヒドロカンナビノール)、およびサイケデリック薬(幻覚剤および/ 又は精神異常発現薬であることが多く例えば、リゼルグ酸ジエチルアミド(LS D)、ジメチルトリプタミン(DMT) 、プシロシン、メスカリン、およびフ ェンシフリジンを含むアリールシクロへギサミン類)。
MDP類、特にGMDPは、シトクロムP−450系を高める能力があることが 確認されており、これらの物質のすべてを酸化させることができる。
化合物の毒性がそれ自体どのように発現するかの正確なことは、もちろん化合物 の性質による。知覚脱失(narcosis)は毒性の発現の一つである。多( の毒性化合物は脳を損傷することができ究極的には死に至らしめる。毒性の間接 的な効果は新薬のときに見られる。したがって本発明は新薬過程を助けるのにも 有用である。
本発明は、内因的に生成する物質の処理に応用できる。エタノールの主たる代謝 物であるアセトアルデヒドはポイントとなる一つのケースである。
さらに本発明は、例えば疾病の結果のように、他の代謝プロセスで生体内に発生 する毒性物質に応用できる。黄瘍はポイントとなる一つのケースである。肝因性 黄痘では胆汁酸又はその代謝物が毒性であることがあり、溶血性黄痘では毒性物 質が赤血球のブレークダウン生成物からできる。
本発明で使用できるムラミルペプチドは、肝臓の種々の代謝プロセスの活性を高 めることにより作用しているようであり、したがって本発明の第二の局面は、毒 素の肝臓代謝を高める医薬の製造にムラミルペプチド化合物を使用することを提 供するものである。
上述のように毒素は、アセトアルデヒド、胆汁酸およびその代謝物、および赤血 球のブレークダウン生成物(特にビリルビン)のような内因的に生成する物質で あることがある。また毒素は、アルコール又は麻薬(例えば上述のものの一つ) のような外因性なもののこともある。
例えば老年患者又は癌患者(特に肝臓転移が進んでいる患者)のように、肝臓機 能が弱った患者すべての治療にムラミルペプチドは有用である。このような患者 では、毒素は体内に蓄積しやすく多くの問題が生じる。問題を生せしめる内因性 毒素の一つはビリルビンである。ビリルビンのレベルが高いと黄痘になることが 知られており、とくに乳児および肝臓機能が弱った患者ではそうである。さらに 、癌患者では、患者の治療に使用されている鎮痛薬および化学治療薬のような薬 剤のレベルが高いため体内に蓄積しやすく激しい副作用を示すことがある。
しかしながら、本発明者らは患者がムラミルペプチドで治療を受けると患者の血 液中のビリルビンのような代謝物のレベルが著しく減少することを示すことがで きた。
ムラミルペプチドによる解毒は、酸化により解毒される物質に特に効果的なよう であり、これはムラミルペプチドがシトクロムP−450系を刺激できることに よるもののようである。
したがって本発明の第三の局面は、シトクロムP−450系の活性を高める医薬 を製造するのにムラミルペプチド化合物を使用することを提供することにある。
ムラミルペプチドのこの活性は、上に論じたようにムラミルペプチドが非特異性 免疫刺激物であるので、特に驚くべきことである。P−4,50系と免疫系との 間に相互関係があることは長い間知られて(Nebert et al、 Ad v、 in Genetics、 211−52 (1982))いる。また、 非特異性免疫刺激物の投与はP−450介在モノオキシダーゼ活性を抑制し、逆 に成るモノオキシダーゼ誘発物は免疫抑制を生せしめることが分かっている。こ のように作用することが分かっている非特異性免疫刺激物の例としては、Q■匹 (9)在蜘工匹巴皿の熱処理安定懸濁液、BCGワクチン、インクフエロンー刺 激剤、およびその他の抗腫瘍細菌処方(Mannering et al。
(1980) )が挙げられる。
驚くべきことに、MDP類、特にGMDPは、生体内の化学的毒素の肝臓による 代謝を妨げないだけでなく実際にシトクロムP−450系を高めることができる ので、免疫系のその他の非特異性刺激物とは異なることが発見された。これは、 患者の解毒機構が高められることを意味する。
免疫系刺激と肝臓解毒機構強化とのこの組合せにより、GMDPのようなムラミ ルペプチドおよびその類似体は、アルコールおよび麻薬のような他の毒性物質に よる中毒および肝機能不全によるその他の不調に一般に伴う種々の身体への影響 と闘う非常に貴重な薬剤としての可能性がある。
治療にムラミルペプチドが特に有用な症状の例として以下のもが挙げられる。
i)アルコール関連lit炎および肝硬変ii)ウィルス肝炎 −シトクロムP −450系の刺激と免疫系との組合せが、このような場合特に有用であるi i  i)原因如何によらず肝臓の障害iv)肝性脳症 ムラミルペプチドの解毒作用の理由は上述の他にあるかもしれない。
上のことから、本発明はまた効果的な量のムラミルジペプチドを患者に投与する ことから成る毒性の治療、予防又は管理方法に関する。本発明のこの局面につい ての好ましい面は上に述べた。
さらに本発明は、毒素の肝臓代謝を強化する方法およびシトクロムP−450系 の活性を強化する方法に関し、どちらの方法も効果的な量のムラミルジペプチド を患者に投与することから成る。本発明のこれらの局面両方についての好ましい 面はやはり上に述べた。
前に簡単にのべたようにムラミルジペプチドは非経口で又は非経口ではなく(普 通はまた好ましくは経口で)投与できる。非経1」投与の処方は普通は滅菌した ものである。生理食塩水のような適当なキャリアが一種類以上存在する。ムラミ ルジペプチドは、注射用に生理食塩水又は水で処方する前にグリシンのような保 護化合物で凍結乾燥することができる。
経口処方が好ましく、特に錠剤の形のものが好ましい。一種類以上の適当なキャ リアが存在してもよい。代表的なキャリアの例としは、ラクトース、しょ糖、バ レイショデンプン、ステアリン酸カルシウムおよびメチルセルロースが挙げられ る。
投与の正確な用量は、常に臨床家又は医師によって適当とみなされる量である。
その前提の上にたって、−日あたり(又は錠剤又は他の単位用量あたり)0.1 乃至100mgが許容でき、−日あたり(又は錠剤又は他の単位経lコ用量あた り)0.5乃至5mg又は10mgが好ましい。−日あたり1.Omgの用量が 最適と考えられる。
非経口(例えば、静脈、筋肉内、又は皮下注射)投与についての用量は一般によ り少なく、−Bあたり(又は単位用量あたり)0.01乃至1mgが適当である 。−日あたり(又は単位用量あたり)0.05乃至0.5mgの範囲が好ましく 、−日あたり約0.1mgの用量が最適である。
用量のタイミングも臨床家又は医師によって決められるのが最善である。
つぎに本発明を、以下の非限定的な実施例により説明する。実施例では添付図面 を参照する。
図1は、非近文系のホワイトマウスでのエタノール知覚脱失の持続に対するGM DPの影響を示す。
図2は、非近文系のマウスでのアセトアルデヒド知覚脱失の持続に対するGMD Pの影響を示す。
図3は、ホワイトマウスでのエタノール知覚脱失に対するGMDPAおよび類似 体の影響を示す。
図4は、近交系C57B L / 6マウスでのアセトアルデヒド知覚脱失に対 するGMDPAの影響を示す。
図5は、ヒトを対象とした血液ビリルビンレベルへのGMDPの影響を示す。
実施皿よ 非近文系のホワイトマウスに1日間隔で3回GMDPの腹腔内注射を行い最後の GMDP注射後にエタノール(4,5g/kg腹腔内注射)の免疫性のテストを 行なった。知覚脱失は臥位(「立てない程酔っ払っている」)にある時間と定義 した。図1は、比較基準グループおよび1.0.01、および0.001mg/ kgの用量てGMDPを与えられたマウスのグループ知覚脱失(単位−分)の持 続時間を示す。各グループは10乃至12匹のマウスより成った。これから、比 較基準グループでは知覚脱失が50乃至60分間の間であって、少なくともO, 01mg/kgのGMDPを投与されたグループでは知覚脱失の継続がずっと実 施ガ2 実施例1をアセトアルデヒド知覚脱失の持続に変更して行なった。最後のGMD P用量の後にエタノールの代わりにアセ]・アルデヒド4.50mg/kg腹腔 内注射を投与した。結果を図2に示す。これから、GMDPがアセトアルデヒド による知覚脱失の持続を著しく短縮したことが分かる。
火施桝主 この実施例では、エタノール知覚脱失に対してのGMDPAおよび種々のGMD P又はGMDPA類似体の影響を調べた。GMDPの代わりに以下の化合物を毎 日腹腔内注射1 m g / k gを3日間投与したことを除いて実施例1に 従った。
GMD P A (GMDPA) 2 ステアロイル−GMD P および ステアロイル−GMD P A 結果を図3に示す。これから、比較基準にくらべてすべての化合物が知覚脱失の 継続を著しく短縮することが分かる。
実施桝土 この実施例では、近交系C57BL/6マウスでのアセトアルデヒド知覚脱失に 対するGMDPAの影響を検討する。一般的には以下の点を除き実施例1の手順 に従った。GMDPAを3日間毎日腹腔内注射し、アセトアルデヒドを1.4. 8、又は12日後与えた。知覚脱失の抑制は1.4および8日では生じたが12 日では生じなかった。図4は、4日に投与されたアセトアルデヒドの結果を示す 。
実施例1乃至4の結果は、エタノールおよびアセトアルデヒドの不活性化はGM DPの存在下で加速されることを示している。
したがって、GMDPおよびその類似体は肝臓病(肝炎、肝硬変)、心臓病、お よびアルコールを濫用する人のその他の病状の進展を妨げ解毒する手段として有 用である。免疫刺激とGMD Pおよびその類似体の解毒効果との組合せはアル コール症に伴う病気の治療の基本的に新しいタイプの治療法をつくりだすユニー クな可能性がある。
急性アルコール中毒の場合にはGMDPは救急処置の手段とはなり得ないことは 強調されねばならない。GMDPは麻薬の濫用に対して闘うものではなくアルコ ールによる主として高活性代謝物のアセトアルデヒドによる合併症の治療の手段 である。エタノールおよびアセトアルデヒドの麻酔効果に対するGMDPの影響 の研究を目的とした実験は、実際の中毒を除去する試みと考えらるべきではない 。この試験は、生体内(主として肝臓内での)におけるエタノールおよびアセト アルデヒドの代謝速度の薬理学的試験として用いるものである。シトクロムP− 450系が他の良く知られた酵素と共にエタノールの代謝(酸化)に重要な役割 を果たしていることが注目されねばならない。
アルコール症および臨床的なアルコールの濫用に苦しむ人々は代謝シトクロムP −450依存肝機能が減少していることは共通の知識である。
実施外i この実施例では、ヘキソバルビクールによる知覚脱失の持続に対するGMDPの 効果を研究する。
ヘキソバルビクール(l(EXENALTM)を50mg/kgで腹腔内注射す る15分前にGMDPをマウスに経口投与した。知覚脱失の持続(部位の継続) を記録した。結果を次の表1に示す。
表1:マウスにおけるHEXENAL知覚脱失の持続に対するGMDPのf− GMD P 知覚脱失の持続 効果 %■量色箪b1 JとΩ匙はのm−ユM裏 in−60,48±7.12 0±11.770.01 15.48 ± 4. 93申 −74,01± 8.15申0.1 8.12±2.98” −85, 59±4.92−1.6 1g。47 ± 4.82* −69,47± 7. 96傘GMDPは、調べたすべての用量でヘキソバルビタールによる知覚脱失の 持続を実質的に(平均4倍)短縮したことが分かる。
次の実施例では、GMDPはシトクロムP−450系への効果により種々の化学 物質の生体内変換を強化することができることを示す。
第一に、肝臓のミクロソーム画分内でシトクロムP−450分子とGMDPが直 接相互作用することが発見された。
シトクロムP−450系は、それにより肝臓内で毒素が代謝される系である。広 範な種類の物質が、酸化された肝臓ミクロソームシトクロムP−450と結合し て吸収性が変化する。種々の薬剤、基質、および抑制剤がミクロソームシトクロ ムP−450と反応してスペクトル変化の三つの特徴的なタイプを与えることが 示された。引き続いて、これらのスペクトルデータから見かけの結合定数を評価 する方法を提案した。
このスペクトル変化の三つのタイプは次の通りである。
i)エチルモルヒネ又はヘキソバルビクールのような物質については、スペクト ルの最小差はおよそ420 nmで生じ最大はおよそ385−390nmで生じ る。これらの物質をタイプI化合物と名付ける。
ii)アニリン又はニコチンアミドのような化合物については、スペクトルの最 小差はおよそ390−410nmで生じ最大はおよそ430nmで生じる。これ らの物質をタイプII化合物と名付ける。
1ii)成る種の化合物は一見タイブII化合物であるが、実際にはミクロソー ムに加えられると内因性のタイプ■基質に置換して作用する。これらの化合物を 逆タイプ■基質と名付ける。
多くの基質について、スペクトル変化から計算した見かけの結合定数が活性部位 でのタイプ■基質の実際の結合と関係づけられることが分かった。基質結合差化 学データ、シトクロムP−450の還元の高速相(fast phase)の初 期速度、およびミクロソーム調製によるヒドロキシル化との間の相関が示された 。
我々は肝臓ミクロソームシトクロムP−450とGMDPとの相互作用があるこ とを示した。
シトクロムP−450を含有するミクロソームの微粒子懸濁液にペプチドを加え ると特徴的なソーレースベクトル遷移が生じることが示された。GMDPは、フ ェノバービタル誘導ラット肝臓の酸化されたミクロソームからタイプ■光学差ス ペクトル(λmax=390nm、λ而ロ=421nm)を引き出すことが分か った。Ks(スペクトル会合係数: 5pectral associatio n constant )は0.1mMであった。これは良く知られているシト クロムP−450HEXENAL”のに、である。
モノマーを再構成した系でのシトクロムP−450から分離されたLM2にGM DPを加えると基質−酵素相互作用の同様な明示があった。
これらの研究は、GMDPおよびその類似体の作用のメカニズムを解毒酸化プロ セスの開始剤としてのみならずその免疫学的効果を理解するのにも非常に重要で ある。
GMDPは動物に注射されると肝臓ミクロソームにシトクロムP−450系を誘 導し、これにより種々の物質の生体内変換(酸化)を強化する。これらの物質は 必ずしもその化学構造が類似しているわけではなく、例えば、シトクロムP−4 50に対するタイプIおよびタイプII基質のそれぞれ代表的なものであるベン ゾ(す)ピレンおよびアニリンは両者ともGMDPの存在下でより迅速に代謝さ れる。
実施皿且 この実験は質量1−20gの雄性のホワイトマウスについて行なった。GMDP を塩化ナトリウムの等張液に溶解し、−田こ一度3日間20mg/kgの用量で 腹腔内注射した。対応する容量の溶媒を比較基準動物に投与した。各グループ( 試験用および比較基準用)は8乃至10匹のマウスより成った。試験物質(試験 用)および溶媒(比較基準用)を最後に投与した24時間後に、動物を殺し肝臓 を除去し重量を測った。次に、分画遠心分離によりミクロソーム画分を分離した 。その中のタンパク質の品質をLowry et al (Lowery et  at、J、 Biol、 Chem、、 193.265−275 (195 1) )の方法により測定した。補正プロットの作成にウシ血清アルブミンを用 いた。肝臓ミクロソーム画分中のシトクロムP−450およびB、の含量は分光 測光法によりrHitachi−556J分光光度計を用いて測定した。NAD PHの存在下でのミクロソーム中でのアニリンの酸化(p−ヒドロキシル化)速 度を、既に生成したp−アミノフェノールを基準にして分光測光法により測定し た。肝臓ミクロソーム中のベンゾ(ザ)ピレン(B P)の酸化速度は、生成す る3−オキシベンゾ(ザ)ピレンrBairdNovaJフルオリメーター(f luorjmefer )の蛍光強度により測定した。ミクロソーム中でのアニ リンおよびBPのヒドロキシル化速度は、1分あたりの代謝物のnmo 1をシ トクロムP−450のnmo 1に対して、又は1分あたりの代謝物のnmol をミクロソームタンパク質のmgに対して表した。得られたデータの統計学的処 理はスチューデントのt−テストを用いて行なった。
■ 3日間GMDPを投与後24時間で、シトクロムP−450酵素活性が著しく誘 導されたことを結果は示している(表2)。アニリンおよびBPの酸化(ヒドロ キシル化)は著しく増加(はとんど2倍)している。これらの活性の誘導は、n mol/mg−ミクロソームタンパク質/分で計算した場合も、nmol/m0 I−シトクロムP−450/分で計算した場合も、両方とも信頼できる。この場 合、肝臓ミクロソーム画分中のシトクロムP−450の全含量は小量増加した。
(以下余白) 重量(mg/g) ニシトクロムP−4500,65+0.07 0.87+0.06 134(n mol/mg) アニリン−ヒト o、59±0.03 1.05±0.1 178(nmol/ nmol ) BP−ヒドロキ 0.35±0.01 0.6 ±0.04 171(nmol /mg) BP−t:ドロキ 0.40 + 0.07 0.87±0.09 2181分 あたり (nmol/nmol) 実施皿ヱ シ ロムP−450・モ シ −ゼー゛呑 のマこl HEXENALTM 、 −、” ”、”’・・基質としてのシトクロムP−450分子と直接相互作用( 生体外で)するGMDPの能力を示す実験および肝臓ミクロソーム内でシトクロ ムP−450を誘導(生体内のGMDP効果)するGMDPの能力を示す実験に 加えて、マウスにおけるHEXENALTM知覚脱失持続によるシトクロムP− 450系の試験を行なった。HEXENALTMがシトクロムP−450の基質 であり、その知覚脱失効果の持続が肝臓のシトクロムP−450系の酸化速度と 明らかに相関関係があることが良く知られている。実施例6の方法を繰り返した 。ただし、アニリンおよびベンゾ(a)ピレンの代わりにミクロソームがHEX ENALTMを代謝する能力を試験した。行なった実験によると、GMDPは少 しの用量でHEXENALThIのシトクロムP−450依存酸化を誘導するこ とができることを示した(表3および表4)。
(以下余白) 0.95%NaCl 【】、9% NaC1 4GMDP 25.7 ±4.9 85注射と同時に 5 GMDP I8.4±1.5 61注射前30分 6 GMDP 30.9+5.7 100注射前60分 0.9%NaC1 8GMDP 41.2±3.3 95 注射後10分 表4 C57BL/67ウス(22−24g )へ(7)GMD P (0,0 1対する%) 1 比較基準 48.7±3.2 100(0,9%Na(1) 2 GMDP 21.7±5.2 45(p < 0.001) 実施雌l 結腸の手術の結果に対するGMDPの効果を調べるためにプラシーボ(偽薬)あ りの試験に200人を超える患者を登録した。
これらの患者の多くは、癌の治療のために以前に化学療法を相当時間受けて肝臓 障害が有った。
このことは、肝臓が解毒器官としての能力が減少した結果血液中のビリルビンが 高いことにより証拠づけられる。対象者はGMDP(−日あたり1.2、又は3 mg)を投与されるグループと不活性なプラシーポを投与されるグループとに分 けられた。GMDP又はプラシーポが10日間投与された。その血液中のビリル ビンのレベルを処置の前後に測定した。182人の対象者からビリルビンのデー タを得た。結果を図5に示す。GMDPで処置されたグループで血液中のビリル ビンのレベルが減少したことは明らかであり、二つの星印はこの減少は統計的に きわめて有意(p=0.002)であった。また、GMDP処置後のビリルビン の血液レベルはプラシーボ処置後のビリルビンレベルとは明らかな差があった。
試験前のビリルビンの血液レベルは、二つのグループで差は無かった。
この結果は、GMDP処置が肝臓が血液中の代謝物を除去する能力を増加させた ことを明瞭に示している。
(以下余白) Figure I GMDP (mg/kg) Figure 2 比較基準 1 0.1 0.01 0.001GMDP用量(mg/kg) Figure 3 Figure 4 cLILlで 1 0.03 0.0010.00003GMDPA用量(mg /kg) Figure 5 GMDP(7)ヒト血液ビリルビンレベルに対する影響GMDP GMDP ブ ラシーポプラ′−ポ投与前 投与後 投与前 投与後 −PCT/GB 93100408

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.毒性の治療、予防又は管理のための医薬の製造におけるムラミルペプチド化 合物の使用。 2.毒素の肝臓代謝を強化するための医薬の製造におけるムラミルペプチド化合 物の使用。 3.シトクロムP−450系の活性を強化するための医薬の製造におけるムラミ ルペプチド化合物の使用。 4.請求項1乃至3の何れか1項に記載の使用において、ムラミルペプチド化合 物が一般式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)で表され、上式において、 R1は、水素原子又はC1−C22アシル基を表し、R2は、水素原子又はC1 −C22アシル基を表し、R3は、水素原子又はC1−C6アルキル基を表し、 R4は、C1−C21アルキル基又はC6若しくはC10アリール基を表し、 R5は水素原子を表し、 Rは、アミノ酸残基又は2乃至6個のアミノ酸残基よりなる線状ペプチドを表し 、残基のうちの少なくとも一つは親油基で置換されてもよい、 である使用。 5.請求項4の使用において、一般式Iの化合物が、R1およびR2は各々独立 にアセチル基のようなC1−C5アシル基を表すものであること、 R3がメチル基およびエチル基のようなC1−C4アルキル基を表すものである こと、 R4がC1−C6アルキル基、特にメチル基およびエチル基のようなC1−C4 アルキル基、又はフェニル基を表すものであること、 Rがモノ−、ジ−、又はトリ−ペプチドを表すものであること、 のいずれか又はすべてであるか任意の共存可能な組合せである使用。 6.請求項1乃至3の何れか1項に記載の使用において、ムラミルペプチド化合 物が一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)で表され、上式において、 Rは、アミノ酸残基又は2乃至6個のアミノ酸残基よりなる線状ペプチドを表し 、残基のうちの少なくとも一つは親油基で置換されてもよく、 nは1又は2 である使用。 7.請求項6の使用において、nが1である使用。 8.請求項4乃至7の何れか1項に記載の使用において、基部のアミノ酸残基( アミノ酸残基が一つしかなければその唯一のアミノ酸残基)がL−アミノ酸残基 である使用。 9.請求項8の使用において、基部のアミノ酸残基(アミノ酸残基が一つしかな ければその唯一のアミノ酸残基)がL−アラニンの残基である使用。 10.請求項4乃至9の何れか1項に記載の使用において、ペプチドの基部端か ら二番目のアミノ酸残基がD−立体配置のものである使用。 11.請求項10の使用において、上記二番目のアミノ酸残基がD−グルタミン 酸又はD−アスパラギン酸の残基、又はそのモノ−、ジ−、若しくは混合C1− C22(好ましくはC1−C6)アルキルエステル、アミド又はC1−C4アル キルアミドである使用。 12.請求項9乃至11の何れか1項に記載の使用において、上記二番目のアミ ノ酸残基がD−イソグルタミニル又はD−グルタミルである使用。 13.請求項4乃至12の何れか1項に記載の使用において、ペプチドの基部端 から三番目のアミノ酸残基がL−立体配置である使用。 14.請求項13の使用において、上記三番目のアミノ酸残基がL−アラニル又 はL−リシルであることを特徴とするムラミルペプチド化合物の使用。 15.請求項4乃至14の何れか1項に記載の使用において、アミノ酸残基又は 線状ペプチドが少なくとも一つの親油基で置換されていてもよい使用。 16.請求項1乃至5の何れか1項に記載の使用において、ムラミルペプチド化 合物が、 プロトタイプムラミルジペプチド(N−アセチルムラミル−L−アラニル−d− イソグルタミン)、 ムロクタシン[MDP−Lys(L18)(N2−(N−アセチルムラミル−L −アラニル−D−イソグルタミニル)−N6−ステアロイル−L−リシン)とし ても知られているもの]、MTP−PE(N−アセチルームラミル−L−アラニ ル−D−イソグルタミニル−L−アラニル−2−(1′,2′−ジパルミトイル −sn−グリセロ−3′−ヒドロキシ−フォスフォリルオキシ)エチルアミド, モノナトリウム)、ムラブチド(N−アセチルムラミル−L−アラニル−D−グ ルタミン−α−N−ブチルエステル)、又はt−MDP(N−アセチルムラミル −L−スレオニル−D−イソグルタミン)である使用。 17.請求項1乃至3の何れか1項又は請求項6の使用において、ムラミルペプ チド化合物がN−アセチル−グルコスアミニル−N−アセチル−ムラミル−L− アラニル−D−イソグルタミン(GMDP)である使用。 18.請求項1乃至3の何れか1項又は請求項6の使用において、ムラミルペプ チド化合物がN−アセチル−グルコスアミニル−N−アセチル−ムラミル−L− アラニル−D−グルタミン酸(GMDP−A)である使用。 19.請求項1乃至18の何れか1項の使用において、毒性がエタノール又はそ の代謝物によるものである使用。 20.請求項1乃至18の何れか1項の使用において、毒性が催眠剤および/又 は鎮静剤によるものである使用。 21.請求項1乃至18の何れか1項の使用において、毒性が麻酔薬によるもの である使用。 22.請求項1乃至18の何れか1項の使用において、毒性がオピオイドによる ものである使用。 23.請求項1乃至18の何れか1項の使用において、毒性が薬物濫用によるも のである使用。 24.請求項1乃至18の何れか1項の使用において、毒性が生体内代謝による ものである使用。 25.患者にムラミルペプチド化合物の有効量を投与することを含むことを特徴 とする毒性の治療、予防又は管理の方法。26.患者にムラミルペプチド化合物 の有効量を投与することを含むことを特徴とする毒素の肝臓代謝を強化する方法 。 27.患者にムラミルペプチド化合物の有効量を投与することを含むことを特徴 とするシトクロムP−450系の作用を強化する方法。 28.請求項25乃至27の何れか1項の方法において、上記ムラミルペプチド 化合物が請求項4乃至18のいずれか1項に定義されているものであることを特 徴とする方法。 29.請求項25乃至28の何れか1項の方法において、投与が経口投与である ことを特徴とする方法。 30.請求項29の方法において、毎日の用量が一日あたり0.1乃至100m gの範囲であることを特徴とする方法。 31.請求項25乃至28の何れか1項の方法において、投与が非経口投与であ ることを特徴とする方法。 32.請求項31の方法において、毎日の用量が一日あたり0.01乃至1mg の範囲であることを特徴とする方法。
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