【発明の詳細な説明】
トロンビンの製造方法
発明の分野
本発明は一般に組換えタンパク質を製造する方法に関し、さらに詳しくは、組み
換えDNA技術を使用して宿主細胞からトロンビンを製造する方法に関する。
発明の背景
凝固カスケードの終わりから2番目の段階は、プロトロンビンのトロンビンへの
因子Xa−複合体を触媒とする変換である。プロトロンビンは、肝臓の中で合成
される一本鎖のビタミンに依存性糖タンパク質である。プロトロンビンはpro
ペプチド、gla ドメイン、2つのクリングル(kringle)領域、A鎖
およびセリンプロテアーゼドメインを含有する。A鎖はセリンプロテアーゼドメ
インにジサルファイド結合されている。トロンビンへの変換は、プロトロンビン
が2つの部位で因子Xa−複合体により切断されることを必要とする。
一方の因子Xaの切断は、gla ドメインおよび2つのクリングル領域からダ
るタンパク質断片を遊離する。他方の因子Xaの切断は、触媒的に活性な分子を
生産する役割をし、セリンプロテアーゼドメインからAilを切断して、ジサル
ファイド結合した2つの鎖タンパク質を成形する。両者の因子Xa切断部位にお
ける切断は、セリンプロテアーゼドメインにジサルファイド結合した49アミノ
酸のA鎖から構成された活性トロンビンを成形する。トロンビンは特定のアルギ
ニル−グリシン結合を加水分解してフィブリノゲンにおいて自己集合してフィブ
リンのクロットとなるフィブリンのモノマーを生成し、そして因子X[I+にお
いて因子X1llaを生成し、この因子X1llaは引き続いてフィブリンのモ
ノマーを架橋してフィブリンのクロットを強化および安定化する。凝固のカスケ
ードにおけるトロンビンの役割は、例えば1.JacksonおよびNemer
son (Ann、 Rev、 Biochem、 Ann。
Rev、 Biochem、 49 : 765−811 (1980))によ
り概観されている。トロンビンは臨床的に外科手術の間の出血を抑制するために
、熱傷のためにおよびある種の外傷の場合において使用される(中村ら、The
Amer、Surgeon 57 : 226−230 (1991) ; T
homsonら、Oph tha 1mo Iogy93 : 279−282
(+986) ; tlarrisら、J、Bone Joint Surg
、[Am] 60: 454−456 (1978) ; CraigおよびA
sher、 5pine 2 : 313−317 (1977; Prasa
dら、Burns 17 : 70−71 (+991)) 、ウシトロンビン
は、また、いくつかの商用組織の接着剤である。
商用トロンビン治療剤はプールしたヒトおよび動物の血液生成物から精製され、
そしてそれ自体として種々のウィルス、例えば、HIVおよび肝炎ウィルスの汚
染の危険に遭遇する。3つの商用トロンビンを比較するとき、銘木および桜用(
Thromb、 Res、 53 : 271−278、1989)は、調製物
か汚染タンパク質を含有し、そしてヒト調製物か免疫グロブリンG、B型肝炎の
表面抗原およびヒト免疫不全抗体を含有することを発見した。ウシトロンビンを
使用する異種間免疫化は、ヒトトロンビンおよびヒト因子V(因子Vはウシトロ
ンビン調製物の中の汚染物質である)の両者に対する自己反応性抗体を2249
−2257 (1990) ; 5tricker ら、Blood 72 :
1375−1380 (1988); Berguerら1.1. Trau
ma 31 : 408−411 (1991)) 、さらに、病原酸物の可能
な汚染物質に関する関心が最近発生した。治療のためのヒト血液生成物は、また
、ウィルス粒子、例えば、肝炎ウィルスおよびヒト免疫不全ウィルスにより汚染
される。
プロトロンビンは組換え手段により製造されてきているが、タンパク質のほぼ1
4%は異常にカルボキシル化された。
〉 −の要求を満足させそして他の関係する利点を提供する。
および転写ターミネータ−;b)工程aのDNA配列によりエンコー駆体を宿主
細胞から選抜する。本発明の他の面において、トロンビにおいて、gla ドメ
イン不含プロトロンビンはプロトロンビンのクリングル2、A鎖、活性化部位お
よびセリンプロテアーゼドメインからなる。なお本発明の他の態様において、g
la ドメイン不含プロトロンビンはプロトロンビンのill、活性化部位およ
びセリンプロテアーゼドメインからなる。
図面の簡単な説明
第1図は、プラスミドZem229Rの構成を図解する。使用する記号は次の通
りである: SV40term、、 SV40ターミネータ−; DltFR、
ジヒドロ葉酸リダクターゼcDNA ; SV40prom、、 SV40プロ
モーター、MT−1、マウスメタロチオネイン−1プロモーター。
第2図は、プラスミドZem169の構成を図解する。使用する記号は次の通り
である preprO,tPAprepro配列、 hGIl、 hGHターミ
ネータ−: MCF、 MCF−13プロモーター。
特定の態様の説明
本発明を記載する前に、以後使用すべきある種の用語の定義を記載することは本
発明の理解に役立つであろう。
シグナル配列・ 分泌ペプチドをエンコードするDNAセグメント。
シグナル配列は、また、リーダー配列、prepro配列および/またはpje
配列と呼ぶことかてきる。分泌ペプチドは、成熟ポリペプチドまたはタンパク質
の細胞からの分泌を指令する作用をするアミノ酸配列である。分泌ペプチドは疎
水性アミノ酸のコアにより特徴づけられそして、典型的には(しかし独立的では
ない)新しく合成されたタンパク質のアミノ末端に見いだされる。分泌ペプチド
は、シグナルペプチドドメインおよびC末端ドメインを包含するドメインに分割
することかてきる。このようなドメインは、製造の成熟コープインク領域により
中断されることができる。酵母バリア(Barrier)タンパク質の第3ドメ
インをエンコードするDNAセグメントは、例えば、問題のDNA配列に対して
直ぐに3° または5′のBARIシグナルペプチドおよびDNA配列に関して
、適切なリーディングフレームの中に位置することができる。非常にしばしば、
分泌ペプチドは分泌の間に成熟タンパク質から切断される。このような分泌ペプ
チドは、成熟タンパク質が分泌経路を通過するとき、成熟タンパク質からの分泌
ペプチドの切断を可能とするプロセシング部位を含有する。
処理部位は分泌ペプチド内でエンコードされるか、あるいは、例えば、生体外突
然変異誘発によりペプチドに付加することができる。
pro配列: プロペプチドをエンコードしそしてタンパク質またはペプチドの
プロセシングを指令またはシグナルする機能をするDNAセグメント。ビタミン
に依存性糖タンパク質のプロペプチドは高度に保存される。プロペプチドの中に
最も高度に保存されるアミノ酸は、位置−17および−16におけるVal−P
he、−12におけるGluまたはGln、−10においてAla、 −7およ
び−6におけるVal−Leu、 −4におけるArgおよび−2および−1に
おけるLys−Argである(Fosterら、Biochemistry 2
6 : 7003−7011 (1987)) 、 l1ro配列は一般にpr
e配列の後に存在し、そしてプロセシングおよび分泌の間にタンパク質から除去
される。
ビタミンに依存性糖タンパク質について、プロペプチドはタンパク質の翻訳後の
プロセシング(例えば、Gla ドメインの中のグルタミン酸のガンマ−カルボ
キシル化)を保証すると信じられる。
Gla ドメイン・ 一般に約26〜約45アミノ酸を含有し、タンパク質のア
ミノ末端領域に一般に位置するが、常には位置せず、γ−カルポギシグルタミル
残基(Gla)に翻訳後に変更される3〜12グルタミル残基を含有するアミノ
酸配列。ある場合において、Gla ドメインはゲノム配列のエクソン−イント
ロン境界により規定されることかできる。Gla ドメインの中のγ−カルボキ
シグルタミル残基は、膜リン脂質へのビタミンに依存性糖タンパク質のカルシウ
ム仲介結合を促進する。しかしながら、ゲノム配列のエクソンII内にエンコ−
1’されるg!a ドメインを有するプロトロンビンは、生物学的活性のために
gla ドメインを必要としない。機能的gla ドメインの不存在下で、gl
a トメイン不含プロトロンビンは、野生型プロトロンビンより顕著に高い因子
Xa複合体による活性化のl(、を有する。プロトロンビンの活性化を決定する
アッセイは、例えば、Malhortaら(,1,8io1. Chem、 2
60 : 279−287 (1983) (これを引用によって加える)また
はBlanchard ら(,1,Lab、 Cl1n、 Med、lot :
212−255(1983) (これを引用によって加える)により記載され
た。
gla トメイン不含プロトロンビン・ 活性化したとき、トロンビンの活性を
有するポリペプチド。gla ドメイン不含プロトロンビンは、機能的gla
ドメインを欠如する単一のポリペプチドであり、そしてセリンプロテアーゼドメ
インに接合したAllの少なくとも一部分からなり、そしてAjlとセリンプロ
テアーゼドメインとの間にジサルファイト結合を含有する。
トロンビン フィブリノゲンの中の特定の結合を切断して、自己集合してフィブ
リンクロットを成形する、2つの鎖のジサルファイト結合したグリコリル化ポリ
ペプチド。ここにおいてより詳細に開示するように、プロトロンビンは2つの因
子Xa−複合体の切断によりトロンビンに活性化される(glaおよびクリング
ルトメンを除去するための配列識別番号2および3のアルギニン、アミノ酸30
7およびスレオニン、アミノ酸308の間、およびセリンプロテアーゼドメイン
からへ鎮を切断するための配列識別番号2および3のアルギニン、アミノ酸35
6およびイソロイノン、アミノ酸356の間)。
A鎖およびセリンプロテアーゼドメインは、一般に、これらの因子Xa切断部位
により結合されていると見なされる。しかしながら、当業者にとって明らかなよ
うに、トロンビンの活性を破壊しないへ鎖およびセリンプロテアーゼドメインの
中のアレルの変動および他の欠失、付加または小さい変化は本発明の範囲内に包
含される。用語「活性化部位JはAM4とセリンプロテアーゼドメインとの間の
タンパク質分解的切断部位を意味し、その切断はトロンビンを活性化するプレト
ロンビンの活性化を生ずる。自然のプロトロンビンおよびプレトロンビンの場合
において、野生型トロンビンの活性化部位は因子Xa切断部位である。
発現ベクター・ なかでも、タンパク質の発現を促進する、プロモーターおよび
他の配列、例えば、転写ターミネータ−およびポリアデニル化シグナルと一緒に
、問題のタンパク質をエンコードするDNA配列を含有するDNA分子。発現ベ
クターは、さらに、自律的複製によるか、あるいは宿主ゲノムの中への組込みに
より、宿主細胞の中でそれらの複製を提供する遺伝情報を含有する。当業者にと
って明らかなように、宿主細胞の中の発現ベクターの自律的復製を提は酵母の複
製起点および細菌の複製起点の両者を含有し、そして細菌および哺乳動物のベク
ターは一般に細菌の複製起点を含有する。
組換えDNAのために普通に使用されている発現ベクターの例はプラスミドおよ
びある種のウィルスであるか、それらは両者の要素を含有する。それらは、また
、■または2以上の選択可能なマーカーを含むことかできる。
トランスフェクションまたは形質転換: 精製したDNAの導入により受容細胞
または微生物の遺伝子型を安定にかつ遺伝的に変更する方法。これは典型的には
受容生物の表現型の変化により検出される。用語「形質転換」は一般に微生物に
適用されるが、「トランスフェクション」は多細胞生物から誘導される細胞の中
のこのプロセスを記載するために使用される。
培養した細胞・ ある数の世代にわたって液体または固体の培地の中で増殖する
ことができる細胞。多細胞生物から誘導される細胞の場合において、培養した細
胞を生物から単細胞、組織、または組織の一部分として分離された細胞である。
DNA構成体、 そうでなければ自然に存在しない方法で組み合わされかつ並置
されたDNAのセグメントを含有するようにヒトの関与を通して修飾された、−
重鎖または二本鎖のDNA分子またはこのような分子のクローン。DNA構成体
は、問題のポリペプチドをエンコードするDNA配列の転写および翻訳を指令す
る、作用可能に連鎖された要素を含有することができる。このような要素は、プ
ロモーター、エンハンサ−および転写ターミネータ−を包含する。DNA構成体
内に含有される要素のおかげで、ある種の構成体はエンコードされたポリペプチ
ドの発現および/または分泌を指令することができると理解される。問題のポリ
ペプチドをエンコードするDNA配列が分泌シグナル配列を含有する場合、適当
な要素を含有するDNA構成体はポリペプチドの分泌を指令することができると
考えられる。
前述したように、プロトロンビンは、gla ドメイン、第1および第2のクリ
ングルドメイン、1mおよびセリンプロテアーゼドメインを含有する、−重鎖の
、グリフシル化された、ガンマーカルボキシル化タンパク質として通常生産され
る。A鎖は、また、連鎖として知られており、B鎖および触媒ドメインの両者の
として知られている、セリンプロテアーゼドメインにジサルファイト結合されて
いる。凝固カスケードの間に、プロトロンビンは因子Xa切断部位により2つの
部位で切断されて、トロンビンの遊離を生ずる。プロトロンビンのlっの因子X
a切断は、プロトロンビンのgla ドメインおよびクリングルドメインを遊離
する。第2の因子Xa切断部位はプロトロンビンを活性化部位において切断し、
A鎖をセリンプロテアーゼドメインから分割してトロンビンを生産する。
本発明の目的は、組換え法および真核生物の宿主細胞を使用してトロンビンを生
産する方法を提供することである。本発明の特徴は、gla ドメイン不含プロ
トロンビンをエンコードするDNA配列からなる発現ベクターの使用である。本
発明の追加の特徴は、宿主細胞内で発現ベクターを使用して、生体内または生体
外でトロンビンに活性化されるトロンビン前駆体を生産することである。
プロトロンビンのgla ドメインは、普通の方法によりgla ドメインの一
部分またはすべてを除去することによって、非機能的とすることができる。ある
いは、gla ドメイン内のグルタミル残基をエンコードする配列を欠失するか
、あるいはアミノ酸置換を生ずるように変更することができる。変更されたgl
a ドメインを有するプロトロンビン変異型の活性化の反応速度論は、後述する
ように、Malhortaら(前掲)により本質的に説明された方法を使用して
評価することができる。機能的gla ドメインを含有しないタンパク質は、野
生型プロトロンビンのそれより一般に約15倍高い、好ましくは20倍高い活性
化のに、を有する。本発明の1つの態様内で、ここに開示するgla ドメイン
不含プロトロンビンは生体内で利用する前に活性化する。
変更されたドメインを有するプロトロンビン変異型の活性化の反応速度論は、次
のようにして決定することができる。簡単に述べると、SmM CaCIt中に
164μM〜6.5μMのプロトロンビン変異型を含有する溶液を10分より長
い時間の間22°Cにおいてインキュベーションする。インキュベーション後、
因子Xa、因子Va、 CaCIt 、ホスファチジルコリン−ホスファチジル
セリン(3:1)(以後pcpsと呼ぶ)、およびダンシル5−ジメチルアミノ
ナフタレン−1−スルホニル(以後DAPAと呼ぶ)を含有する溶液を、2.0
mlの反応混合物の最終濃度が次のようになるように、添加する:0.03M
Tris −1(CI 、 pH7,4: O,IOM NaCl ; 3.O
nM 因子Xa ; 10. OnM 因子■a:30μM PCPS ; 5
. OmM CaC1tおよびIOuMDAPA、同時に、5mMCaCl2中
に1.4μM〜6.5μMのプロトロンビンを含有する陽性の対照を22°Cに
おいて10分より長い時間の間インキュベーションする。
インキュベーション後、因子xa:因子Va ; PCPS ;およびDAPA
を含有する溶液の25μlを、2.0mlの反応混合物の最終濃度が次のように
なるように、添加する 0.03M Tris−HCI 、 pH7,4; 0
.10MNaC1; 0.5 nM 因子Xa ; 10. OnM 因子Va
;30μM PCPS;5.0mMCa”″および10MM DAPA0放射ビ
ームの中で使用する430 nmのカットオフフィルターで345 nmの励起
波長および545 nmの放射を使用して、DAPA−トロンビン複合体の蛍光
強度を測定することによって、反応の進行をモニターする。励起および放射のス
リット幅は、それぞれ、IOnmおよび15Mmである。結合されたミカエリス
−メンテン−ヘンリ(Michaelis−Menten−Henri)法に従
い反応のプロフィルを分析することによって、K、およびk ea+を決定する
(Nesheimら1、J、 Biol、 Chem、 254 + 1095
2−10962 (1979) ;これをここに引用によって加える)。
本発明のある種の態様において、トロンビン前駆体を生体内で活性化することか
できるか、あるいは自己触媒的に活性化することができるような方法て、野生型
トロンビンの活性化部位を変更する。
例えば、野生型トロンビンの活性化部位をサツカロミセス・セレビシアエ(Sa
ccharomyces cerevisiae) KEX2遺伝子生産物によ
り切断することができるような方法で、野生型トロンビンの活性化部位を変更す
ることができる。四遺伝子は、2塩基性アミノ酸配列後を切断するエンドペプチ
ダーゼをエンコードする(Fullerら、(Le i ve切断部位はアミノ
酸配列KRによりエンコードされる。より好ましくは、KEX2切断部位はアミ
ノ酸配列RRKR(配列識別番号34)またはロンビン前駆体を切断してトロン
ビンを生成することができる。自然に四を発現しない宿主細胞を、例えば、Mu
lvihillら(同時係属米国特許出願第07/445.302号、この全体
をここに引用によって加える)およびMulvihill ら、欧州特許(BP
)第319.944号に記載されているようにして、サツカロミセス・セレビシ
アエ(Saccharomycescerevisiae) KEX2遺伝子で
形質転換またはトランスフェクションすることができる。あるいは、野生型トロ
ンビンの活性化部位は、生ずるタンパク質がトロンビンにより切断可能であるよ
うな方法で、変更することができる。好ましい態様において、トロンビンの切断
部位はアミノ酸配列PRによりエンコードされる。このような変化は、外因性ト
ロンビンの少量の添加後、トロンビン前駆体を自己触媒的に活性化することを可
能とする。本発明の1つの態様において、野生型トロンビンの活性化部位を、5
°末端上でトロンビン切断部位でそして3′末端上で四切断部位でフランキング
された成熟α−因子のコピーと置換する。活性化部位におけるこのような変更は
、例えば、アダプター技術、生体外突然変異誘発およびポリメラーゼ連鎖反応(
PCR)突然変異誘発の技術を使用して得ることができる。
gla ドメイン不含プロトロンビンをエンコードするDNAセグメントは合成
的に製造することができるが、あるいは、例えば、ヒト肝細胞から(Degen
ら、Biochemistry 22 : 2087−2097 (1983)
およびはウシ肝臓からクローニングされたプロトロンビンをエンコードするDN
Aセグメントから、本質的にMacGillivrayおよびDavie。
Biochemistry 23 : 1626−1634 (1974) (
これらをここに引用によって加える)に記載されているように、クローニング法
、例えば、Maniatisら(Molecular Cloning : A
Laboratory Manual、:l−ルド・スプリング・ハーバ−、
ニューヨーク) 、Sambrookら、(Molecular Clonin
g : A Laboratory Manual、第2版、コールド”スプリ
ング・ハーバ−、ニューヨーク(+989) )またはMullisら(米国特
許第4.683.195号)(それらの各々をここに引用によって加える)の方
法を使用して製造することができる。プロトロンビンをエンコードするDNAセ
グメントは、本発明のgla ドメイン不含プロトロンビンをエンコードするD
NAセグメントを生成するように、制限消化および再結合、生体外突然変異誘発
またはポリメラーゼ連鎖反応の増幅を使用する突然変異誘発により変更すること
かできる。
ヒトトロンビンをエンコードする代表的なヌクレオチド配列および推定されたア
ミノ酸配列を配列識別番号2および3に示す。当業者によく知られているように
、gla ドメイン不含プロトロンビンをエンコードするDNAセグメントは、
アレルの変異型および、保存的アミノ酸置換および/またはアミノ酸の小さい付
加、置換または欠失を含有する合成的に操作されたまたは合成の変異型を包含す
る。
DNA配列の変異型は、また、DNAコードのデジェネラシーを包含し、ここで
宿主か好むコドンを包含する他のコドンは野生型配列の内の類似のコドンて置換
されている。高いまたは低いストリンジエンシー下に本発明のDNA配列にハイ
ブリダイゼーションすることができるDNA配列からなるDNAセグメント(参
照、Sambrookら、前掲)および本発明のアミノ酸配列のアミノ酸配列に
対して遺伝暗号の結果としてデジェネラシーであるDNAセグメントは、本発明
の範囲内に包含される。遺伝子操作された変異型は、オリゴヌクレオチド定方向
部位特異的突然変異、制限エンドヌクレアーゼ消化およびアダプターの結合、ま
たは文献においてよく確立された他の方法を使用することによって得ることがて
きる(参照、例えば、Sambrookら、前る)。
gla ドメイン不含プロトロンビンをエンコードするDNAセグメン1−を適
当な発現ベクターの中に挿入し、次いでこの発現ベクターを適当な宿主細胞の中
に導入する。本発明の実施において使用する発現ベクターは、クローニングした
DNAの転写を指令することができるプロモーター、gla ドメイン不含プロ
トロンビンをエンコードするDNAセグメント、および転写ターミネータ−から
なる。
本発明のタンパク質を宿主細胞の分泌経路の中に向けるために、少なくとも1つ
のシグナル配列は問題のDNA配列に作用可能に連鎖される。好ましいシグナル
は、次のものを包含する:アルファ因子のシグナル配列(pre−pro配列;
Kurjanおよびllerskowitz、 Ce1130 : 933−
943 (1982) ; Kurjanら、米国特許第4.546.082号
; Brake。
6826−6830)) 、α−2プラスミンインヒビタ−のシグナル配列組織
のプラスミノゲンアクチベーターのリーダー配列(Pennicaら、Natu
re 301 : 214−221 (1983))。あるいは、分泌シグナル
配列は、例えば、van tleinie (Eor、 、1. Bioche
m、 +33 : 17−21 (1983) ; J。
Mo1. Biol、 184 : 99−105 (+985) ; Nuc
l、 Ac1ds Res、 14 : 4683−4690 (+986))
により確立されたルールに従い合成することかできる。
シグナル配列は単一に使用するか、あるいは組み合わせることができる。例えば
、第1シグナル配列は単一で使用するか、あるいはバリア(Barrier)の
第3ドメインをエンコードする配列と組み合わせて使用することかできる(米国
特許第5.037.743号に記載されている、引用によって加える)。バリア
の第3ドメインをエンコードするDNAセグメントは、問題のDNA配列の3′
またはDNA配列に対して5′の適切なリーディングフレームの中に、および
シグナル配列および問題のDNA配列の両者をもつ適切なリーディングフレーム
の中に位置することかできる。
本発明の実施において使用する宿主細胞は、咄乳動物、鳥類、植物、昆虫、真菌
および細菌の細胞を包含する。真菌の細胞は、酵母の種(例えば、サツカロミセ
ス(Saccharomyces)種、シゾサ・ソカロすることができる。酵母
サツカロミセス・セレビシアエ(Saccharomyces cerevis
iae)の株はとくに好ましし)。
本発明において使用するために適当な酵母のベクターは、次のものを包含する:
YRp7 (Struhlら、Proc、 Natl、 Acad、 Sci
、 USA 761035−1039 (+978)) 、YEp13 (Br
oach ら、Gene 8 : 121−133(1979)) 、POTヘ
クター(川崎ら、米国特許第4.931.373号、これをここに引用によって
加える) 、pJDB249およびp、IDB2+9 (Beggs。
Nature 275 : 104−108 (+978))およびそれらの誘
導体。このようなベクターは選択可能なマーカーを包含し、これらは形質転換体
の選択を可能とする表現型のアッセイが存在する優性の表現型を示す任意の数の
1っであることができる。好ましい選択可能なマーカーは、宿主細胞の栄養要求
性を相補し、抗生物質耐性を提供するか、あるいは細胞か特定の炭素源を利用で
きるようにするものであり、そし包含する。他の適当な選択可能なマーカーはC
AT遺伝子であり、これは酵母細胞にクロランフェニコール耐性を付与する。
酵母における使用に好ましいプロモーターは、次のものを包含する。酵母グリコ
ール分解遺伝子からのプロモーター(t(itzenmanら、J、 Biol
、 Chem、 255 : 12073−12080 (1980) ; A
lberおよび川崎、J、 Mo1. Appl、 Genet、 I : 4
19−434 (1982) ;川崎、米国特許第4、599.311号)また
はアルコールデヒト′ロゲナーゼ遺伝子(Youngら、Genetic En
gineering of Microorganisms for Chem
icals。
Ho1laendrら(編) 、p、 355. Plenum、ニューヨーク
(+982) ;Nature 307 : 652−654 (+983)
; 1raniおよびKi Igore、米国特許出願第07/631.763
号、および欧州特許(EP)第284.044号、これらをここに引用によって
加える)である。発現ユニットは、また、転写ターミネータ−を包含することか
できる。好ましい転写ターミネータ−は」旦ターミネータ−(Alberおよび
川崎、前掲)。
酵母に加えて、本発明のタンパク質はフィラメント状真菌、例えば、真菌アスペ
ルギルス(Aspergillus)株の中に発現させることができる(McK
nightら、米国特許第4.935.349号、これをここに引用によって加
える)。有用なプロモーターの例は、アスペルギルス・ニガー(Aspergi
llus niger)グリコール分解遺伝子から誘導されたもの、例えば、A
D113プロモーター(McKnightら、EMBOJ、 4 : 2093
−2099 (1985))および匪プロモーターを包含する。適当なターミネ
ータ−の例は、AD13ターミネータ−(McKnightら、前掲)を包含す
る。このような成分を利用する発現ユニットを、アスペルギルス(Asperg
i flus)の染色体DNAの中に挿入することができるベクターの中にクロ
ーニングする。
真菌を形質転換する技術は文献においてよく知られており、そし−169(+9
83))により記載された。宿主細胞の遺伝子型は、一般に、発現ベクター上に
存在する選択可能なマーカーにより相補される遺伝的欠陥を含有するであろう。
特定の宿主および選択可能なマーカーの選択は、当業者のレベルの範囲内である
。
糖タンパク質のアスパラギン連鎖グリコジル化について要求される少なくとも1
つの遺伝子の中に遺伝的欠陥を含有する酵母宿主細胞を使用することか好ましい
ことがある。好ましくは、酵母の宿主細胞はMNN9遺伝子またはMNN I遺
伝子または両者の中に遺伝的欠陥を含有する(係属米国特許出願第189.54
7号および欧州特許(EP)第314、096号に記載されている、これらの全
体をここに引用によって加える)。最も好ましくは、酵母の宿主細胞はMNN
+遺伝子およびMNN9遺伝子の両者の崩壊を含有する。このような欠陥を有す
る酵母の宿主細胞は、突然変異および選択の標準の技術を使用して調製す(+9
80))は、アスパラギン連鎖グリコジル化に影響を与える遺伝子の中の欠陥が
存在するマンノタンパク質生合成突然変異体の単離を記載している。簡単に述べ
ると、野生型酵母上に存在する外側マンノース鎖に対して向けられた蛍光化抗体
を使用して、突然変異化酵母細胞をスクリーニングした。抗体に結合しなかった
突然変異細胞をさらに特性決定し、そしてアスパラギン連鎖オリゴ糖部分の付加
において欠陥が存在することが発見された。異種タンパク質の生産を最適化する
ために、宿主株がタンパク質分解活性を減少させる突然変異、例えば、酵母PE
P4突然変異(Jones、 Genetics 85 : 23−33(+9
77))を有することが好ましい。異種タンパク質の分泌を最適化するために、
宿主株は異種タンパク質の分泌を増加する突然変異をPMRI遺伝子(Smit
h 、米国特許第5.057.416号)の中に育することが好ましい。PMR
1遺伝子を崩壊することが有利であることがある。
真菌の細胞に加えて、培養した哺乳動物細胞を本発明の範囲内で宿主細胞として
使用することができる。本発明における使用のために好ましい培養しだ哺乳動物
細胞は、CO3−1(ATCCCRL 1650)、 BHK。
および293 (ATCCCRL 1573 ; Grahamら、J、Gen
、Virol、 6 : 59−72 (1977))細胞系を包含する。好ま
しいBl(K細胞系はBHK570細胞系(アメリカン・タイプ・カルチャー・
コレクション(American TypeCulture Co11ecti
on)に受け入れ番号CRL 10314で受託された)である。さらに、ある
数の他の哺乳動物細胞系を本発明の範囲内で使用することがてき、これらの細胞
系次のものを包含する:ラットHep I (ATCCCRL +600) 、
ラッ トf(ep II (ATCCCRL 154B)、TCMK(ATCC
CCL 139)、ヒト肺(ATCCCCL 75.1)、ヒトへパトーム(A
TCCHTB−52) 、Hep G2 (ATCCHB 8065) 、マウ
ス肝臓(ATCCCCL 29. I)、NCTC1469(ATCCCCL、
9.1)およびDUKX細胞(UrlaubおよびChasin。
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA 77 : 4216
−4220 (1980))。
本発明を実施するとき使用するための哺乳動物の発現ベクターは、クローニング
された遺伝子またはcDNAの転写を指令することができるプロモーターを包含
するてあろう。好ましいプロモーターはウィルスのプロモーターおよび細胞のプ
ロモーターを包含する。ウィルスのプロモーターは直ちの初期のサイトメガロウ
ィルスのブロモ−含する。細胞のプロモーターは、マウスメタロチオネイン−1
プロモーター(Palmiterら、米国特許第4.579.821号)、マウ
スV、ブを包含する。とくに好ましいプロモーターはアデノウィルス2からまた
、プロモーターから下流および問題のペプチドまたはタンノクク質をエンコード
するDNA配列から上流に位置する1組のRNAスプライス部位を含有すること
かできる。また、問題のコーディング配列の下流に位置するポリアデニル化シグ
ナルか発現ベクターの中に含有されている。ポリアデニル化シグナルは、SV4
0からの初期または後期のポリアデニル化シグナル(tcaurmanおよび5
harp 、前掲)、アデノウィルス5 EIB領域からのポリアデニル化シグ
ナルおよびヒーターとRNAスプライス部位の間に位置する非コーディングウィ
ルスリーダー配列、例えば、アデノウィルス2の3部分のリーダーを包含するこ
とかできる。好ましいベクターは、また、エンノ)ンサー配列、例えば、SV4
0エンハンサ−およびマウスμエンハンサ−を包含することができる(Gill
ies、 Ce1l 33 : 717−728 (1983)) 、発現ベク
ターは、また、アデノウィルスVAのRNAをエンコードする配列を含むことが
できる。
クローニングしたDNA配列は培養した哺乳動物細胞の中に、例えば、リン酸カ
ルシウム仲介トランスフェクションにより導入することができる(Wigler
ら、Ce1l 14 : 725 (1978) ; CorsaroおよびP
earson、 Somatic Ce1l Genetics 7 : 60
3 (1981) ; GrahamおよびVan der Eb、 Viro
logY 52 : 456 (+973) ;これらの全体をここに引用によ
って加える)。クローニングしたDNA配列を哺乳動物細胞の中に導入する他の
技術、例えば、エレクトロボレイション(Neumannら、EMBOJ、 I
: 841−845 (+982))を使用することもできる。クローニング
したDNAを組込んだ細胞を同定するために、選択可能なマーカーを一般に細胞
の中に問題の遺伝子またはcDNAと一緒に導入する。培養した哺乳動物細胞に
おいて使用するために好ましい選択可能なマーカーは、薬物、例えば、ネオマイ
シン、ヒグロマイシン、およびメトトレキセートに対する耐性を付与する遺伝子
を包含する。
選択可能なマーカーは増幅可能な選択可能なマーカーであることができる。好ま
しい増幅可能な選択可能なマーカーはDHPR遺伝子である。選択可能なマーカ
ーはTh1lly (Mammalian Ce1l Technology。
Butterworth Publishers、マサチュセッツ州ストーンハ
ム、これをここに引用によって加える)により概観されている。選択可能なマー
カーの選択は当業者のレベルの範囲内である。
選択可能なマーカーは問題の遺伝子と同時に別のプラスミド上の細胞の中に導入
することかできるか、あるいは同一プラスミド上に導入することかできる。同一
プラスミド上で、選択可能なマーカーおよび問題の遺伝子が異なるプロモーター
または同一プロモーターのコントロール下にあることができる場合、後者の配置
はジストロンメツセージ(dicisjronic message)を生成す
る。この型の構成体はこの分野において知られている(例えば、Levinso
nおよびSimonsen。
米国特許第4.713.339号)。また、細胞の中に導入する混合物に、[キ
ャリヤーDNA j として知られている追加のI)NAを添加することは有利
であることがある。
トランスフェクションした哺乳動物細胞をある期間の間、典型的には1〜2日間
増殖させて、問題の1または2以上のDNA配列を発現させる。次いて薬物の選
択を適用して、選択可能なマーカーを安定に発現している細胞の増殖について選
択する。増幅可能な選択可能なマーカーでトランスフェクションされた細胞につ
いて、薬物濃度を段階的方法で増加してクローニングした配列の増加したコピー
数について選択し、これにより発現レベルを増加する。
大腸菌(Escherichia coli)の株であるが、バシラス属(Ba
cillus)および他の属も有用である。これらの宿主を形質転換しおよびそ
れらのの中でクローニングされた外来遺伝子を発現する技術はこの分野において
よく知られている(参照、例えば、ManiatisおよびSambrookら
、前掲)。細菌の宿主の中で外来遺伝子を発現するために使用するベクターは、
一般に、選択可能なマーカー、例えば、抗生物質耐性のための遺伝子、および宿
主細胞の中で機能するプロモーターを含有する。適当なプロモーターは、trp
(NicholsおよびYanofsky、 Meth、 Enzymol、
101 : 155−164 (1983))、lac (Casadaba
nら、J、 Bacteriol、143 : 971−980 (1980)
) 、およびフ了−ジλプロモーター系(Queen、 J、 Mo1. At
)pl、 Genet、 2 : l−10(+983))を包含する。細菌の
形質転換に有用なプラスミドは、pBR322(Bolivara■二月101
: 20−77 (1983) 、VieiraおよびMessing、 G
ene 19 :259−268 (1982)) 、pCQV2 (Quee
n、前掲)、およびそれらの誘導体を包含する。プラスミドはウィルスおよび細
菌の両者の要素を含有することができる。タンパク質を生物学的に活性な形態で
回収する方法は、米国特許第4.966、963号および米国特許第4.999
.422号(これらをここに引用によって加える)の中で論じられている。
本発明のgla ドメイン不含プロトロンビンをエンコードする発現ベクターを
植物、鳥類および昆虫の細胞の中に導入するために有用なプロモーター、ターミ
ネータ−および方法はこの分野において記載されてきている。昆虫細胞の中で異
種DNA配列を発現するためのベクターとして、例えば、バキュロウィルスはA
tkinsonら(Pestic。
Sci、 28 : 215−224 (1990))により概観された。植物
細胞の中で遺(Banglaore) II : 47−58 (1987))
により!!観された。
次いて、本発明のDNA構成体を含有する宿主細胞を培養してglaトメイン不
含プロトロンビンを生産する。宿主細胞の増殖に要求される栄養を含有する培地
の中で、細胞を標準の方法に従い培養する。
種々の適当な培地はこの分野において知られており、そして一般に、炭素源、窒
素源、必須アミノ酸、ビタミン、ミレラルおよび成長因子を含む。成長培地は、
一般に、DNA構成体上の選択可能なマーカーにより相補されるか、あるいはD
NA構成体と共トランスフェクションするDNA構成体を含有する細胞について
必須栄養の中で、例えば、薬物の選択または欠乏により選択される。
例えば、酵母細胞は、好ましくは、非アミノ酸窒素源、無機塩類、ビタミンおよ
び必須アミノ酸の補助物質からなる、化学的に規定された培地の中で培養する。
培地のpHは好ましくは2より大きくかつ8より小さいp+1、好ましくはpu
s、sに維持される。安定なp++を維持する方法は緩衝化および、好ましくは
水酸化ナトリウムの添加による、一定pHのコントロールを包含する。好ましい
緩衝剤はコノ\り酸およびビス−トリス(Bis−Tris) (シグマ(Si
gma)、ミゾリー州セントルイス)を包含する。アスパラギン連鎖グリコジノ
し化に要求される遺伝子の中に欠陥を有する酵母細胞は、好ましくは、浸透圧安
定剤を含有する培地の中で増殖する。好ましい浸透圧安定剤は培地の中に0.1
M〜1.5M、好ましくは0.5Mまたは1.0Mの濃度で補充されるフルピッ
トである。哺乳動物細胞は、一般に、商業的(二人手回能な血清含有培地または
血清不含培地の中で培養される。使用する特定の細胞系について適当な培地の選
択は、当業者のレベルの範囲内である。
因子Xa切断部位がトロンビン活性化部位で位置されている、glaトメイン不
含プロトロンビンをエンコードする本発明の1)NA構成体を含有する宿主細胞
は、好ましくは、化学的に規定された培地の中で培養される。血清不含培地は商
業的源、例えば、GIBCO−BRL(71ノイラント州ガイサーバーグ)から
入手することができるか、あるI、sは文献においてよく知られておりかつ、例
えば、アメリカン・タイプ・カルチ−?−−コレクション(American
Type Cu1ture Co11ection)により発表されている処方
を使用して調製することかできる。適当な培地の成分の選択は、当業者のレベル
の範囲内である。ヘノくリンまたはトロンビンの添加により、これらのトランス
フェクション体から生産されるある種のトロンビン前駆体の活性化を促進するこ
とは好ましいことかある。さらに詳しくは、野生型トロンビン活性化部位(Ar
g−1ie)の代わりにトロンビン切断部位を含有するトロンビン前駆体の活性
化を、培地へのヘパリンの添加により促進することかできる。好ましくは、0.
5〜5.QIJ/mlを血清不含培地に添加し、より好ましくは1〜5U/ml
、最も好ましくはIU/mlのヘノくリンを血清不含培地に添加する。因子Xa
活性化部位がトロンビン活性化部位により置換されたgla ドメイン不含プロ
トロンビンをエンコードする本発明のDNA構成体を含有する細胞から生産され
たタンノくり質を活性化するために、0.5〜5μg/mlのトロンビンを血清
不含培地に添加し、より好ましくは1〜2μg/mlのトロンビンを添加し、血
清不含培地への1Mg/ml)ロンビンの添加はとくに好ましい。
本発明に従い製造されたトロンビン前駆体は、普通のクロマトグラフィーにより
、好ましくは固体のマトリ・ソクス、例えば、AFFI−GEL’ブルー親和ゲ
ル(パイオーラド(Bio−Rad)、カリフォルニア州すッチモンド)に付着
されたチバクロン・ブルーF3GA色素を使用しC精製することができる。トロ
ンビン前駆体は、0.6〜I M NaC1、好ましくはIMNaClの高い塩
へのiWにより、カラムから溶離することかできる。280 nmにおける吸収
を測定することによって決定されたピーク画分をプールする。このプールを25
mM Tris、 pH7,4中で希釈し、そして推定されたタンパク質濃度に
基づいてi : +、oo。
〜l・2.000(w/w)のヘビ毒液の活性化剤(より詳細に後述する)の添
加により、トロンビン前駆体を活性化する。活性化された物質を、好ましくは、
固体のマトリックス、例えば、ベンズアミジン・セファローズ(Sepharo
se) 4B(ファーマソアLKB)くイオテクノロジー・インコーボレーテッ
ト(Pharmacia LKB Biotechnology Inc、)、
ニュージャーシイ州ビスカタエイ)にカップリングされたノくラーアミノヘンズ
アミジンを使用して、クロマトグラフィーにより精製する。15mM ベンズア
ミジンへの暴露により、トロンビンをカラムから溶離することができる。両分の
了りコートを希釈しそしてトロンビン発色性基質を添加することによって、流速
を発色活性につし1てアッセイする。プールした両分をG−25カラム(バイオ
−ラド(Bio−Rad))に適用することによって、脱塩することができる。
ヘパリンに架橋したカラムのマトリックス、例えば、APFI−GELヘパリン
ゲル(バイオ−ラド(Bio−Rad)、カリフォルニア州すッチモンド)など
を横切って前辺て展開して、トロンビンおよびトロンビン様汚染物質を除去する
ことは有利であろう。あるいは、トロンビン前駆体は抗トロンビン抗体を使用す
るアフィニティクロマトグラフィーにより精製することができる。トロンビンを
精製する他の方法は米国特許第4.965.203号(これをここに引用によっ
て加える)に記載されている。分泌経路において活性化されるか、あるいは培地
の中で活性化されたgla ドメイン不含プロトロンビンから生産された活性化
トロンビンは、前述したように固体のマトリックスにカップリングしたパラ−ア
ミノベンズアミジンを使用するクロマトグラフィーにより精製することかできる
。
精製されたl・ロンビン前駆体をグサリヘビ、例えば、エキス・カルナラス(E
chis carnatus)またはビペラ・ルッセリイ(Viperaス・カ
ルナラス(Echis carnatus)活性化剤は、好ましくは、セファデ
ックス(Sephadex) G −150およびDEAE−セファデックス(
Sephadex) A25などを通す順次のクロマトグラフィー、および引き
続くモノQカラムを使用するFPLCにより精製する。あるいは、精製されたト
ロンビン前駆体は、因子Xaを使用して、例えば、He1debrantら(J
、Biol、Chem、 248 + 7149−7163 (+973))、
Downingら(、J、 Biol、 Chem、 250 : 8897−
8906 (1975))、およびKrishnaswamyら(、J、 Bi
ol、 Chem、262 : 3291−3299 (1987))により本
質的に記載されているように活性化することができる。トロンビン活性化部位を
含有するトロンビン前駆体は、トロンビンの添加により活性化することができる
。
活性化された物質を、好ましくは、S−セファローズ(5epharose)フ
ァスト・フロー・カラムおよび塩の勾配、好ましくは100mM−IMを使用し
て精製する。精製された活性化された物質をさらに逆相HPLCにより精製する
ことができる。追加の精製は、普通の化学的精製手段、例えば、なかでも液体ク
ロマトグラフィー、勾配遠心、およびゲル電気泳動により達成することができる
。タンパク質の精製法はこの分野において知られており(参照、一般に、5co
pes、 R,。
タンパク質の精製(Protein Purification)、 Spri
ngcr−Verlag、ニューヨーク(19B2) 、これをここに引用によ
って加える)そしてここに記載するトロンビン前駆体の精製に適用することがで
きる。少なくとも約50%の実質的に純粋なトロンビンまたはトロンビン前駆体
は好ましく、少なくとも約70〜80%はより好ましく、そして95〜99%ま
たはそれ以上の均質性は、とくに製剤学的用途のために、最も好ましい。所望の
ように部分的にまたは均質性にいったん精製されると、組換えトロンビンまたは
トロンビン前駆体を次いで薬剤組成物などの調製において使用することができる
。
本発明に従い製造された組換えヒトトロンビンは種々の用途を見いだすか、哺乳
動物、とくにヒトにおける凝固の疾患の処置のための薬剤組成物において使用さ
れる。本発明のトロンビン調製物は、治療的に凝固剤として、あるいは創傷の修
復、大きいまたは小さい外傷または手術、熱傷、潰瘍化病変、皮膚の移植などに
関連する出血の処理における凝血塊の成形を安定化するために使用することがで
きる。組換えトロンビン組成物は、また、組織の付着剤または組織の接着剤の成
分として、因子x111または他のトランスグルタメニナーゼの調製物とともに
使用することができる。
本発明の薬剤組成物は、治療的に有効量の組換えトロンビンおよび適当な薬理学
的に許容されうる担体からなる。薬剤組成物は主として創傷または外科的部位な
どにおける局所的投与のために意図されるか、また、重大な肝臓不全、過度の出
血および/または血液置換の養生法を伴う危険な外傷、クモ膜下出血なとの場合
において静脈内に投与される。典型的には、本発明のトロンビン調製物は有効性
を増加するために池の凝固配合物と同時に投与することができる。
組換えトロンビンの薬剤組成物、例えば、安定性を増強するためのタンパク質、
例えば、アルブミン、リポタンパク質、フィブロネクチンおよび/またはグロブ
リンを含む、緩衝化水、生理的食塩水、0.3%グリシンなとを配合するとき、
種々の水性担体を使用することができる。組成物はよく知られている滅菌技術に
より滅菌することかでき、そして溶液を使用のために包装するか、あるいは凍結
乾燥することがてきる。本発明の薬剤組成物の他の成分は、生理学的状態をまね
るために要求されるような、製剤学的に許容されうる補助物質、例えば、p)(
調節剤および緩衝化剤、張度調節剤など、例えば、酢酸ナトリウム、乳酸ナトリ
ウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどを含むことができる
。
他の成分、例えば、カルシウムイオン、プロテーゼインヒビター(例えば、アプ
ロチニン)、フイブリノゲンなどを、また、組換えトロンビン組成物に、一般に
患者への投与の時に添加して、組成物の有効性を増強することがてきる。プロス
タグランジン、他の凝固因子、抗ヒスタミン、パップレシン、成長因子、ビタミ
ン、抗生物質(例えば、アミノグリコシド、ペニシリン、カルボペネム、スルホ
ン了ミド、テトラサイクリン)などの混合物を、また、準備することかできる。
種々の創傷接着剤の配合は米国特許第4.427.650号、米国特許第4.4
42.655号および米国特許第4.655.211号(これらの各々をここに
引用によって加える)に詳細に論じられている。
製剤配合物中の組換えヒトトロンビンの治療的に有効な投与の濃度は広く変化す
ることができ、すなわち、約100〜約10.0OONIH標!?m位(ここで
一般に18gの実質的に純粋なトロンビンタンパク質は約3.000単位に等し
い)、通常少なくとも約500〜5.000単位、より好ましくは約1.000
〜2.000単位であり、そして主として生ずる複合体の体積、粘度、強度など
により、意図する特定の用途、創傷または出血性障害のひどさ、選択した投与の
モード、患者の一般的健康などに従い選択されるであろう。本発明の物質は一般
に重大な疾患または損傷の状態、すなわち、生命に危険を及ぼすか、あるいは潜
在的に生命に危険を及ぼす場合において使用できることを心に留めなくてはなら
ない。このような場合において、余分な物質が最小となり、免疫原性が減少する
こと、そして本発明により生産可能な組換えヒトトロンビンの半減期の延長およ
び安定性にかんがみて、処置の医師は実質的に過剰のこれらのトロンビン組成物
を投与することが可能でありそして望ましいと感するであろう。
下記の実施例によって、本発明をさらに説明する。これらの実施例は本発明を限
定しない。
実施例
制限エンドヌクレアーゼおよび他のDNA修飾酵素(例えば、T4ポリヌクレオ
チドキナーゼ、仔ウシアルカリ性ホスファターゼ、DNAポリメラーゼ■ (ク
レノー断片)、T4ポリヌクレオチドリガーゼ)は、ベセスダ・リサーチ・ラボ
ラトリーズ(Bethesda Re5earchLaboratoies)お
よびニュー・イングランド・バイオラプス(NewEngland Biola
bs)から入手しそして、特記しない限り、製造業者の指示に従い使用した。
オリゴヌクレオチドをアプライド・バイオシステムス(AppliedBios
ystems) 380 !!2DNA合成装置で合成し、そして変性ゲルノボ
リアクリルアミドゲルの電気泳動により精製した。大腸菌(E、 coli)細
胞をManiatisら(Molecular Cloning :^Lat+
oratory Manual。
Co1d Spring t(arbor Laboratory、 +982
、引用によって加える)またはSambrookら(Molecular C
loning : A Laboratory Manual、 ColdSp
ring )Iarbor Laboratory、第2版、1988、引用に
よって加える)により記載されているように形質転換した。M13およびpUC
クローニングヘクターおよび宿主株をBRLがら入手した。
実施例1
プロトロンビンcDNAのクローニングヒトプロトロンビンをエンコードするc
DNAを、本質的にDegenら(Biochemistry 22 + 20
87−2097 (1983) ;この全体をここに引用によって加える)によ
り記載されているように単離した。簡単に述べると、ヒト肝臓RNAから調製し
たcDNAライブラリーをプラスミドpBR322のPst1部位の中にサブク
ローニングした。cDNAライブラリーは形質転換された大腸菌(E、 col
i)であり、そして18.000の形質転換体を配列5’ CCNGCRCAR
AACAT3’ (配列識別番号l)を有する縮重オリゴヌクレオチドのプール
を使用してスクリーニングした。はぼ30の陽性のクローンか同定された。ウシ
プロトロンビンcDNAがらの放射線標識化Ava I−Bamt(l制限断片
で陽性のクローンを再スクリーニングすると、縮重オリゴヌクレオチドのプール
およびウシプロトロンビンcDNAの両者のハイブリダイゼーションする14の
クローンが同定された。陽性のクローンの2つをそれ以上の特性決定のために選
択した。1つのクローンは完全なヒトプロトロンビンcDNA配列を含有するこ
とが発見された。ヒトプロトロンビンcDNA配列のDNA配列および推定され
たアミノ酸配列を、配列識別番号2および3に示す。
プロトロンビンのリーダーをエンコードするようにデザインした合成オリゴヌク
レオチドを使用して、プロトロンビンの発現ベクターを構成した。合成オリゴヌ
クレオチドは、アニーリングしたとき、5’ EcoR1付着末端および3°5
stl末端を有するヒトプロトロンビンのリーダーをエンコードするアダプター
を成形するようにデザインした。オリゴヌクレオチドZC1378,ZCI37
9. ZC1323おヨヒZc1324(それぞれ、配列識別番号8. 9.
6および7)を、本質的にSambrookら(前掲、その全体をここに引用に
よって加える)により記載されている方法を使用してキナーゼ処理しそしてアニ
ーリングした。キナーゼ処理し、アニーリングしたアダプターを、EcoRIお
よび5stlで消化して線状化した帽3mp I 9と結合した。この結合混合
物を大腸菌(E、 coli)株、IMI01中に形質転換し、そして−重鎖D
NAを配列の分析のために調製した。配列の分析により正しい配列を含有するク
ローンを同定した後、RF DNAをこのクローンから調製し、そしてEcoR
lおよび5stlて消化して1601)pの断片を単離した。このリーダー含有
断片を部分的Sst I−EcoRI断片(プラスミドp594およびEcoR
I線状化、細菌アルカリ性ホスファターゼ処理されたpDXから得られたタンパ
ク質CのcDNAの一部分をエンコードする)に結合した(プラスミド594お
よびIIDXは普通に譲渡された米国特許第4、959.318号(これをここ
に引用によって加える)に記載されている)。この結合混合物を大腸菌(E、
coli)株J帽O1の中に形質転換し、そしてプラスミドDNAを選択した形
質転換体から調製した。制限分析により、プロモーターに関して正しい向きて断
片を有するクローンか同定された。プラスミドをEcoRIおよびApaL[で
消化して756塩基対の断片を単離することによって、プロトロンビンのリーダ
ーを得た。
ApaLIおよびBamtllて消化して1558塩基対の断片を単離しそして
Bam1llおよびPstlて消化して385塩基対の断片を単離した初期のc
DNAクローンから、プロトロンビンのコーディング配列の残部を得た。合成オ
リゴヌクレオチドZC2490およびZC2492(配列識別番号IOおよび1
1)を、アニーリングしたとき、プロトロンビンcDNAの3゜末端を2em2
29R発現ヘクターと接合するためのPst l−EcoRIアダプターを成形
するようにデザインした。
プラスミドZem229はpUc!8に基づく発現ベクターであり、マウスメタ
ロチオネイン−1プロモーターとSV40転写ターミネータ−との間にクローニ
ングしたDNAの挿入のための独特Bam111部位を含有し、そしてSV40
初期プロモーター、マウスジヒドロフオレートリダクターゼ遺伝子、およびSV
40ターミネータ−を含有する発現単位を含有する。7cm229をEcoRl
て部分的に消化し、DNAポリメラーゼI (クレノー断片)およびdNTPて
平滑末端とし、そして再結合することによって修飾して、2つのEcoR1部位
を欠失する。生ずるプラスミドをBamHlで消化し、次いて線状化プラスミド
をBam1(I−EcoRIアダプターと結合すると、独特EcoRI クロー
ニング部位を生成した。生ずるプラスミドは消化されたZem229Rてあった
(第1図)。
EcoRl−Apallプロトoンビンリーダー断片、1.5kbのApaLI
−BamHIブロトロンヒンコーディング配列の断片、0.385 kbのB
amH1−PStlプロトロンビンコーディング配列の断片およびPstl−E
coRIアダプターをEcoRl線状化7em229と結合した。この結合混合
物を大腸菌(E、 coli)の中に形質転換し、そしてプラスミドDNAを選
択した形質転換体から調製した。制限分析により、プロモーターに関して反対の
向きに挿入されたプロトロンヒンコーディング領域を有するクローンか同定され
、そしてこれをプロトロンビン4/229Rバツクワードと表示する。
実施例2
組織ブラスミノゲンアクチベーターprepro配列の構成次のようにして構成
した2cm169がら、組織プラスミノゲンアクチベーター(jPA) pre
pro配列から単離した。成熟tPAのためのコーディング配列からなるcDN
Aクローンを、ボウウェス(Bowes)黒色腫細胞系からのmRNAがら構成
した(RijkenおよびCo11en、 J、 Biol。
Chem、 256 : 7035−7041.1981)。次イテコノcDN
Aを使用シテブラスミドI)DR1296を構成した。pDR+296で形質転
換された大腸菌(E。
coli)株、1M83は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(
American Type C+泪ure Co11ection)に受け入
れ番号53347て受託された。
MT−1プロモーター、自然tPAprepro配列を含む、完全なtPA :
1−ディング配列、およびヒト成長ホルモン(hGH)ターミネータ−からなる
DNA構成体を次のようにして集合した。自然tPAprepro配列を合成オ
リゴヌクレオチドから構成し、そしてBamfll消化pUc8の中に挿入した
。MT−1プロモーターからなるKpnl−BamHI断片をMThGt(+1
2 (Palmi terら、5cience 22 : 809−814.1
983)から単離し、そしてpuc+sの中に挿入して構成体Zem93を構成
した。pBR322誘導pBX322 (Palmiterら、前掲)の中のM
T−1およびhGl(配列からなるプラスミ1−EV142をEcoRIて消化
し、そしてMT−1プロモーターおよびhGHターミネータ−からなる断片を単
離した。この断片をEcoR1消化pUc13の中にクローニングしてプラスミ
ドZem4を構成した。次いてZem93をBam旧および5ailで消化して
線状化した。Zem4をBg!I+および5allで消化し、そしてhGHター
ミネータ−を精製した。
tP、Aprepro配列をpUC8ベクターから5au3A断片として除去し
た。3っのDNA断片を次いで接合し、そして正しい向きてtPAprepro
配列を有するプラスミドをZem97と表示する。Zem97をBglIIで切
断し、モしてpDRI296からのBglll−BamfllのtPA配列を挿
入した。生ずるベクターをZem99と表示した(第9図)。
第2図に示すように、Zem99からのtPAコーディング配列をMCF−13
プロモーターに作用可能に連鎖した( Yosh imuraら、Mo1. C
e1l。
Biol、 5 : 2832−2835 (1985)) 、 Pstl−3
mal線状化plc+9)1と結合したPStlおよびSma I断片として、
MCF−13プロモーターが得られた。生ずるプラスミドをZem161と表示
し、BglIIで線状化した。tPAコーディング配列およびヒト成長ホルモン
ターミネータ−をZem99からBan)It断片としてm離した。Bgll+
線状化Zem161およびBamHI tPA−hGI+断片を一緒に結合した
。プロモーターに関して正しい向きにインサートを含有するプラスミドをZem
169と表示する(第2図)。
EcoRIおよびBglIIで消化して+20 bpの断片を単離することによ
って、tPA リーダー配列をZem169から単離した。
次いてtPA リーダーをタンパク質Cをエンコードする配列と接合した。合成
オリゴヌクレオチドZCI237およびZCI238 (配列識別番号4および
5)を、アニーリングしたとき、タンパク質Cの最初の8アミノ酸をエンコード
しかっ5’ Bglll付着末端および3’ 5stl付着末端を有するアダプ
ターを提供するよにデザインした。オリゴヌクレオチド2CI237およびZC
I238 (配列識別番号4および5)を、本質的にSambrookらく前掲
)により記載されているようにキナーゼ処理した。3′ タンパク質Cコーディ
ング配列はプラスミドpDX/PC962(これは同時係属普通に譲渡された米
国特許出願第071582.131号およびPCT公開W091109953号
、これら全体をここに引用によって加える)から得られ、このプラスミドは5V
40oriおよびエンハンサ−、アデノウィルスの主要な後期プロモーターおよ
び5°および3′スプライス部位、タンパク質CのcDNA配列およびSV40
ポリアデニル化シグナルを含有する。プラスミドpDX/PC962をEcoR
Iて完全に消化し、そしてSmalて部分的に消化して、3°タンパク質C配列
を含有する1、5kbの断片を単離した。120 bpのEcoRI −Bgl
rl tPAリーダー断片、ZC1237(配列識別番号4 ) 、ZC123
B (配列識別番号5)および1.5kbのSam [−EcoRr断片を、E
coRIて消化して線状化されたpDX(米国特許第4.959.318号(こ
れをここに引用によって加える)に記載されている)と接合した。この結合混合
物を大腸菌(E、 coli)株HBIOIの中に形質転換し、そしてプラスミ
ドIINAを選択した形質転換体から調製した。選択したプラスミドを制限分析
すると、tPA/pC/pDXと名付けた1つのプラスミドは正しい順序でかつ
正しい向きて断片を含有することが示された。
実施例3
A、 ThrlOOの構成
プラスミドThrlOOを使用して、プロトロンビンのA鎖、活性化部位および
セリンプロテアーゼドメインを含有するgla ドメイン不含プロトロンビンを
発現させた。
tPA IJ−ダー配列ノロ0塩基対の断片を、プラスミドtPA/pC/pD
X(実施例2)から、EcoRlおよびNarlを使用する消化により単離した
。ヒトプロトロンビンのアルギニン415〜グリシン431をエンコードするD
NAセグメントに接合したtPAリーダー配列の残りの60塩基対(配列識別番
号3)を提供する合成オリゴヌクレオチド(ZC3830゜ZC3831,ZC
3832,およびZC3833(それぞれ、配列識別番号12.13゜14およ
び15))を使用して、アダプターを構成した。このアダプター配列を5’Na
rl付着末端および3’Aval付着末端を使用してデザインした。すへての4
つのオリゴヌクレオチドを独立にキナーゼ処理し、そしてキナーゼの不活性化後
、組み合わせそしてアニーリングした。1035塩基対のAval−EcoRI
プロトロンビン断片を、プラスミドのプロトロンビン4/229Rバツクワード
(実施例1)から単離した。
60塩基対のEcoRI−NarlのtPAリーダー断片、Narl−Aval
アダプター、Ava l−EcoRIプロトロンビン断片およびEcoRI線状
化Zem229Rベクターを結合した。この結合混合物を使用して大腸菌(E、
coli)株HBIOIを形質転換した。プラスミドDNAを8つの形質転換
体から調製した。NarlおよびEcoRlを使用する制限分析により、1つの
形質転換体は正しいサイズであるが、プロモーターに関して逆向きにインサート
を含有することが示された。#8と表示するクローンからプラスミドDNAをE
coRIて消化して全体のインサートを遊離し、そして消化したDNAを再結合
して、インサートを適切な向きで有するクローンを得た。この結合から、単一の
クローンがインサートを正しい向きて有することが示された。このクローンを#
15と表示し、EcoRl、 Pstl、 Aval、 NarlおよびSac
l酵素を使用してさらに分析し、そしてこれはすへてのDNA断片を正しいサ
イズかつプロモーターに関して正しい向きで含有することが発見された。
BIIK570細胞(アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(Ame
rican Type Cu1ture Co11ection)米国マリイラ
ンド州ロックビレ、に受け入れ番号103+4で受託された)のリン酸カルシウ
ム仲介トランスフェクンヨン(Wiglerら、前掲)において、クローン#1
5からのプラスミドDNAを使用した。このトランスフェクション混合物は2〜
10μgのプラスミドDNAおよび100μMのクロロキンを含有した。この混
合物を成長培地(表1)を含有する70%のコンフルエントのlocmのペトリ
皿に添加し、そして37℃および5%のCOlにおいてインキュベーションした
。4時間後、この培地を除去し、そして細胞を1596のグリセロールを含有す
るDMEM (ギプコーBRL 。
マリイランド州ガイサーバーグ)の添加により1分間グリセロールでショックさ
せた。インキュベーション後、グリセロール培地を成長培地(表1)と置換した
。
表 1
1、成長培地
500 mlのダルベツコ変性イーグル培地(DMEM) (ギブコーBRL、
vリイランド州ガイサーバーグ)
5%の胎児仔ウシ血清(ハイクロン(lyclone)、ユタ州ロウガン)1m
Mのビリビン酸ナトリウム(アービン(Irvine) 、カリフォルニア州す
ンタアナ)
0.29mg/mlのし一グルタミン(ヘイゼルトン(Hazelton) 、
カンサス州レネクサ)
2、選択培地
500 mlのダルベツコ変性イーグル培地(DMEM)5%の胎児仔ウシ血清
ImMのビリビン酸ナトリウム
0.29mg/mlのL−グルタミン
lμMまたは108Mのメトトレキセート3 血清不含培地
500 mlのダルベツコ変性イーグル培地(DMEM)1mMのビリビン酸ナ
トリウム
0.29mg/mlのし一グルタミン
10mg/ Iのトランスフェリン(、JRII 、カンサス州レネクサ)5m
g/lのフェツイン(アルドリッヒ(Aldrich)、ウィスコンシン州ミル
ウす−キー)
5mg/Iのインスリン(ギブコ、ニューヨーク州グランドアイランド)
2μg/Iのセレニウム(アルドリッヒ、ライスコンシン州ミルウオーキー)
トランスフェクション後24時間において、細胞をトリプシン処理し、そして1
0%または2.5%の細胞を選択培地(表1)の中で再プレートした。コロニー
がよく確立されるまで、細胞を増殖させた。
独立のコロニーを24ウエルのプレート(アメリカン・サイアンティフィック・
プロダクツ(American 5cientific Products)
、イリノイ州ソカゴ)の中に取り上げ、そしてコンフルエントになるまで増殖さ
せた。細胞かコンフルエントになったとき、各ウェルからの培地を0.5mlの
血清不含培地(表1)と置換した。
血清不含培地の中で24時間後、培地を集め、そして発色アッセイ(実施例4)
において反応性について試験した。反応性は実証されず、そして引き続くクロー
ン#15からのDNAの配列分析は2つの突然変異を明らかにした。オリゴヌク
レオチドZC3833(配列識別番号15)をスパンする配列は塩基42におい
てTからAへの置換を含有し、TyrのPheへの置換を生じた。この置換は保
存的置換であり、そして配列は補正する必要がないことが決定された。さらに、
オリゴヌクレオチドZC3831(配列識別番号+3)をスパンする配列は、フ
レームンフトを引き起こす欠失を塩基29に有することが発見された。
欠失を補正するために、クローン#15からのプラスミドDNAをEcoRIお
よびBs5lllて消化して、tPA リーダーおよびZC3833:ZC38
30(それぞれ、配列識別番号15および12)アダプター配列をエンコードす
るほぼ119 bpの断片を単離した。クローン#15からのプラスミドDNA
を、また、Ava lおよびEcoRIで消化して、プロトロンビンcDNA配
列を含有するほぼIkbの断片を単離した。オリゴヌクレオチl’Zc3831
およびZC3832(配列識別番号13および+4)の中の突然変異は、オリゴ
ヌクレオチド調製物の少量の汚染物質の結果であり、そしてそれ自体新しいオリ
ゴヌクレオチドは合成されなかった。オリゴヌクレオチドZC3831およびZ
C3832(配列識別番号13および+4)をキナーゼ処理しそしてアニーリン
グした。119 bpのEcoRI −BsstlI断片、キナーゼ処理しかつ
アニーリングしたZC3831: ZC3832アダプター(配列識別番号13
および14)、IkbのAva I−IEcoRlプロトロンビン断片、および
EcoRl線状化Zem229Rを結合した。この結合混合物を使用して、大腸
菌(E、 coli)株XL−1細胞を形質転換した。選択した形質転換体から
のプラスミドDNAの制限分析および配列分析後、いくつかのクローンはZC3
831(配列識別番号13)をスパンする正しい配列を含有することが発見され
た。正しい配列をZC3831(配列識別番号13)に含有しかつマウスメタロ
チオネインプロモーター、 tPA リーダー:ヒトプロトロンビンのA鎖およ
びセリンプロテアーゼドメイン:およびSV40ポリアデニル化シグナルからな
るクローンをThrlOOと表示した。
あるいは、前述したように構成体の部分のすべてを再結合しそして生ずるプラス
ミドを配列分析によりスクリーニングすることによって、両者の突然変異を修復
することができる。オリゴヌクレオチドの再合成は修復しなかった。なぜなら、
前述したように、誤差はオリゴヌクレオチド調製物の中の小さい汚染であったか
らである。
プラスミドThrlOOを前述したように使用して、BHK570細胞をトラン
スフェクションした。トランスフェクション体を増殖し、そしてトランスフェク
ションした細胞からの培地を前述したようにアッセイした。発色アッセイ(実施
例4)において、ThrlOOクローンlはgla ドメイン不含プロトロンビ
ンを9.4μg/mlで発現し、モしてThrlOOクローン3はgla ドメ
イン不含プロトロンビンを3.5μg/mlで発現した。
B、 ThrlO]の構成
プラスミドThrlOIを使用して、ヒトプロトロンビンのクリングル2、A鎖
、野生型トロンビン活性化部位およびセリンプロテアーゼドメインを含有する、
gla ドメイン不含プロトロンビンを発現した。
全体の120塩基対のIPAリーダーをtPA/pc/pDXから単離した。こ
の断片はEcoRl−Bglll断片として単離された。合成オリゴヌクレオチ
ドZC3858およびZC3859(配列識別番号16および17)を、アニー
リング後80塩基対のアダプターを提供するようにデザインした。このアダプタ
ーはセリン192からアルギニン217まてのヒトプロトロンビン配列をエンコ
ードし、そして5’ Bgll+付着末端および3゜tlaell付着末端を含
有する。C末端のプロトロンビン配列は、プラスミドプロトロンビン4/229
Rバツクワード(実施例1)から、Haell−EcoRI断片として得た。
EcoRI−BglllのIPAリーダー配列、Bglll−Haellアダプ
ター、11aell−EcoRIプロトロンビンcDNA断片、およびEcoR
I線状化Zem229Rを結合した。この結合混合物を使用して大腸菌(E、
coli)株HBIOIを形質転換し、そして選択した形質転換体からのプラス
ミドDNAをNarl、 EcoRl、 Pstl、 Aval、 5stl
、およびXhoIを使用して分析した。この分析は期待したサイズであるか、プ
ロモーターに関して逆向きてインサートを有するクローンを明らかにした。#l
と表示するこのクローンからのプラスミドDNAをEcoRIて消化してベクタ
ーからインサートを遊離し、そして再結合した。選択した形質転換体からのプラ
スミドDNAを制限分析により分析して、プロモーターに関して適切な向きてイ
ンサートを存するクローンを同定した。
インサートを正しい向きて有する単一のクローンを#21と表示しそして引き続
いてThrlooと再び命名し、前述したようにB11K570のリン酸カルシ
ウム仲介トランスフェクンヨンにおいて使用した。トランスフェクションした細
胞を増殖させ、そして前述したように独立のコロニーを取り上げそして24ウエ
ルのプレートの中にプレートした。細胞がいったんコンフルエントになったとき
、培地を血清不含培地に変えた。24時間後、発色アッセイ(実施例4)を使用
して発色活性を決定した。クローン#29はgla ドメイン不含プロトロンビ
ンを20μg/mlで発現した。
C,Thr102の構成
プラスミドThr102を使用して、ヒトプロトロンビンのクリングル1、クリ
ングル2、A鎖、野生型トロンビン活性化部位およびセリンプロテアーゼドメイ
ンを含有する、gla ドメイン不含プロトロンビンを発現した。
全体の120塩基対のtPAリーダーをプラスミドtPA/pC/pDX (実
施例2)からEcoRI−Bglll断片として単離した。合成オリゴヌクレオ
チドZC3860およびZC3861(配列識別番号18および19)を、アニ
ーリング後、ヒトプロトロンビンのセリン68からプロリン89まてをエンコー
ドするDNAセグメントからなりかつ5“Bgll!付着末端および3゛χho
l付着末端を提供するアダプターを成形するようにデザインした。クリングル1
、クリングル2、A鎖、野生型トロンビン活性化部位およびセリンプロテアーゼ
ドメインをエンコードするプロトロンビンcDNAを、プラスミドプロトロンビ
ン4/229Rバツクワードから、Xho l−EcoRI断片として単離した
。
EcoRl−BglllのtPAリーダー配列、Bglll −Xholアダプ
ター、Xho I−EcoRIプロトロンビンcDNA断片、およびEcoRI
線状化Zem229Rを結合した。この結合混合物を使用して大腸菌(E、 c
oli)株118101を形質転換し、そして選択した形質転換体からのプラス
ミドDNAを前述したようにNarI、 EcoRl、 Pstl、 Aval
、 5st1. Xbal、 Bss旧およびXholを使用して分析した。T
hr102と表示する単一のクローンは、正しいサイズのインサートをプロモー
ターに関して正しい向きで有することか発見された。このクローンから調製した
プラスミドDNAを、前述したように、B11K570のリン酸カルシウム仲介
トランスフェクションにおいて使用した。独立のコロニーを24ウエルのプレー
トの中に取り上げ、そして10μMのメトトレキセートを含有する選択培地の中
で修飾した。いったん細胞がフンフルエンドとになったとき、発色アッセイ(実
施例4)を使用してgla ドメイン不含プロトロンビンを測定した。#15と
表示するクローンはgla ドメイン不含プロトロンビンを9.9μg/mlで
発現することか示された。
D、 KEX2発現ベクターKEX2/ Zem228の構成形質転換したke
x2突然変異細胞を適当なテスター細胞の菌叢上のα−因子のかさの生成につい
てスクリーニングすることによって、された欠陥のすべてを相補する1つのクロ
ーンが得られた(交配、a−因子の生成、キラー毒素の成熟およびホモ接合体の
二倍体株の中の胞子形成)。この遺伝子を酵母GALIプロモーターのコントロ
ール下にpUCベクターの中にサブクローニングした。生ずるプラスミド(p1
515と表示する)は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(Am
erican Type Cu1ture Co11ection)米国マリイ
ラント州ロックビレ、バークローン叶、 +2301 、に受け入れ番号675
69て受託された。プラスミドp1515をtlindlllて消化し、そして
2.1kbの断片を回収した。この断片をHindlll切断pUcI8に結合
してプラスミドpUCI8/KEX2を構成した。次いで、このプラスミドをH
indrllて部分的に消化しそしてRalTl旧で完全に消化することによっ
て、の残部をp1515のBam1ll +1Iindlll消化物から0.4
3kbの断片として単離した。
次いて、2つの肛次断片をベクターZem228のBamH1部位の中に結合し
た。Zem228は、マウスメタロチオネイン−1プロモーターとSV40転写
ターミネータ−との間に外来DNAの挿入のための独特Bam1l[部位を含有
するpUcI8に基づく発現ベクターである。Zem228は、また、SV40
初期プロモーター、ネオマイシン耐性遺伝子、およびSV40プロモーターから
なる発現ユニットを含有する。生ずるプラスミドはKEX2/ Zem228と
表示する。
E、野生型トロンビン活性化部位の代わりに別の切断部位を含有するプラスミド
の構成
AilとThrlOOのプロトロンビンコーディング領域のセリンプロテアーゼ
ドメインとの間に別の切断部位のアダプター挿入により、野生型トロンビン活性
化部位(Arg−11e)をアミノ酸配列RRKR(配列識別番号34)からな
る活性化部位と置換した。オリゴヌクレオチドZC3932,ZC3933,Z
C3934およびZC3936(ソれぞれ、配列識別番号22゜23、24およ
び25)を、アニーリングしたとき、RRKR(配列識別番号34)をエンコー
ドしかっA鎖およびセリンプロテアーゼドメインの配列をフランキングするSa
cl−Mrolアダプターを提供するようにデザインした。オリゴヌクレオチド
ZC3932およびZC3934(それぞれ、配列識別番号22および24)の
各々をキナーゼ処理した。プラスミドThr100をBcoRIおよび5acl
て消化してA鎖の5° コーディング配列からなる0、243 kgの断片を単
離し、そしてMro IおよびEcoR(て消化してセリンプロテアーゼドメイ
ンの3゛ コーディング配列からなる0、 88kbの断片を単離した。オリゴ
ヌクレオチドの対を0.243 kbのEcoRI−3acl断片、0.88k
bのMrol−EcoR1断片およびZem229R(EcoRIて消化して線
状化しそして仔ウシアルカリ性ホスファターゼで処理して再環化を防止した)と
結合した。生ずる結合混合物を使用して大腸菌(E、 coli)株XL−1細
胞を形質転換した。選択した形質転換体から調製したプラスミドDNAを制限分
析によりスクリーニングし、そしてプロモーターに関して正しい向きでgla
トメイン不含プロトロンビンのコーディング領域を含有するプラスミドをThr
103と表示しtこ。
クリングル2、挿入されたRRKR活性化部位(配列識別番号34)およびセリ
ンプロテアーゼドメインをエンコードするDNA構成体をプラスミドThr10
3から構成した。ヒトプロトロンビンのクリングル2の5’A鎖コーディング配
列からなる0、591 kbのEcoRI −3acl断片をプラスミドThr
lOlから得た。プラスミドThr103をSac lおよびEcoR1て消化
して、ヒトプロトロンビンのAjJlの3゛ コーディング配列、挿入されたR
RKR活性化部位(配列識別番号34)、およびセリンプロテアーゼドメインの
コーディング配列からなる0、 97kbの断片を単離した。0.591 kb
のEcoRl−Sacl断片を、0.970kbのSac I−EcoRl断片
およびZem229R(EcoRIて消化して線状化しそして仔つシアルカリ性
ボスファターゼで処理して再環化を防止した)と結合した。生ずる結合混合物を
使用して大腸菌(E、coli)株XL−1細胞を形質転換した。選択した形質
転換体から調製したプラスミドDNAを制限分析によりスクリーニングし、そし
てプロモーターに関して正しい向きてgla トメイン不含プロトロンビンのコ
ーディング領域を含有するプラスミドをThr122と表示した。
クリングル2コーデイング配列およびA鎖の5° コーディング配列:セリンプ
ロテアーゼドメインの3° コーディング配列:およびベクター配列からなる断
片を得るための同一のデザインを使用して、ヒトプロトロンビンのクリングル2
をエンコードするDNAセグメント、ヒトプロトロンビンのA鎖、野生型トロン
ビン切断部位(配列識別番号35)を置換するLDKRKEX2切断部位および
ヒトブロトロンヒンセリンブロテアーゼドメインからなる類似のプラスミド構成
体を作った。これらの断片を、A鎖の3° コーディング配列、LDKR切断部
位のコーディング配列(配列識別番号35)およびセリンプロテアーゼドメイン
の5′コーディング配列を提供するアダプターと接合して、プラスミドThr1
27を成形した。
ベーリンガー・マンヘイム(Boehringer Mannheim)のトラ
ンスフェクション試薬N−(1−(2,3−ジオレオイルオキシ)プロピル)−
N、N、N−)リメチルアンモニウムサルフエート(ベーリンガー・マンヘイム
(Boehringer Mannheim)、インジアナ州インデアナポリス
)を製造業者が供給する指示に従いを使用して、プラスミドThr122および
KEX2/ Zem228を哺乳動物細胞系BHK570 (アメリカン・タイ
プ・カルチャー・コレクションに受け入れ番号10314で受託された)の中に
共トランスフェクションした。トランスフェクション体を増殖させ、そしてトラ
ンスフェクションした細胞からの培地を発色アッセイ(実施例4)においてアッ
セイした。発色アッセイの結果は、クローンがほぼ300 ng/ 1のトロン
ビンを生産したことを示した。
野生型トロンビン活性化部位およびこの活性化部位から直ぐ上流の2つのアミノ
酸のコドンをRRKR(配列識別番号34)と置換して、ヒトプロトロンビンの
AMをエンコードするDNAセグメント、RRKR(配列識別番号34)切断部
位およびヒトプロトロンビンのセリンプロテアーゼドメインを含有するプラスミ
ドを構成した。オリゴヌクレオチドZC47I3. ZC4720,ZC472
LおよびZC4722(ソれぞれ、配列識別番号26.27.28および29)
を、アニーリングしたとき、3’A鎖および5゛セリンプロテアーゼドメインの
コーディング配列によりフランキングされたRRKR切断部位(配列識別番号3
4)のコーディング配列をエンコードするSac l−Mro Iアダプターを
提供するようにデザインした。オリゴヌクレオチドZC4720(配列識別番号
27)およびZC4721(配列識別番号28)の各々をキナーゼ処理し、そし
て各オリゴヌクレオチドをそのコンパニオンのオリゴヌクレオチド(ZC471
3ZC4720(それぞれ、配列識別番号26および27)およびZC4721
: :ZC4722(それぞれ、配列識別番号28および29))と了ニーリン
グした。プラスミドThr100をEcoRIおよびSac lで消化してIl
lの5′ コーディング配列をエンコードする0、243 kbの断片を単離し
、そしてMro lおよびEcoRIて消化してセリンプロテアーゼドメインの
3′ コーディング配列をエンコードする0、88kbの断片を単離した。オリ
ゴヌクレオチドの対を0.243 kbのEcoRI−3acl断片、Mrol
−EcoRI断片およびZem229R(EcoRIて消化して線状化しそし
て仔つシアルカリ性ボスファターゼで処理して再環化を防止した)に結合した。
生ずる結合混合物を使用して大腸菌(1’i、 coli)株XL−1細胞を形
質転換した。選択した形質転換体から調製したプラスミドDNAを制限分析によ
りスクリーニングし、そしてプロモーターに関して正しい向きTgla トメイ
ン不含プロトロンビンのコーディング領域を含有するプラスミドをThrl15
と表示した。
ヒトプロトロンビンのクリングル2およびAM4、野生型トロンビン活性化部位
と置換するRRKR活性化部位(配列識別番号34)および直ぐ上流の2つのア
ミノ酸のコドンおよびヒトプロトロンビンのセリンプロテアーゼドメインをエン
コードするDNA構成体をプラスミドThrl15から構成した。ヒトプロトロ
ンビンのクリングル2および5“ へ鎖のコーディング配列をエンコードする0
、591 kbのEcoRI −5ac l断片をプラスミドThr101から
得た。プラスミドThrl15をSac lおよびEcoRIて消化して、3’
Aj!コーディング配列、変更された活性化部位、およびセリンプロテアーゼ
ドメインのコーディング配列からなる0、 97kbの断片を単離した。0.5
91 kbのEcoRI −5acl断片を0.970 kg 5acl−Ec
oRI断片およびZem229R(EcoRIて消化して線状化しそして仔ウシ
アルカリ性ホスファターゼで処理して再環化を防止した)と結合した。生ずる結
合混合物を使用して大腸菌(E、 coli)株XL−1細胞を形質転換した。
選択した形質転換体から調製したプラスミドDNAを制限分析によりスクリーニ
ングし、そしてプロモーターに関して正しい向きてgla ドメイン不含プロト
ロンビンのコーディング領域を含有するプラスミドをThr121と表示した。
クリングル2および5° A鎖コーディング配列;セリンプロテアーゼドメイン
の3゛ コーディング配列、およびベクター配列からなる断片を得るための同一
の制限部位を使用して、ヒトプロトロンビンのクリングル2およびAMをエンコ
ードするDNAセグメント、野切断部位および野生型トロンビン活性化部位の直
ぐ上流の2つのアミノ酸コドンおよびヒトプロトロンビンのセリンプロテアーゼ
ドメインからなる類似のプラスミド構成体を作った。これらの断片を、3’ A
iJlコーディング配列、L[lKR切断部位コーディング配列およびセリンプ
ロテアーゼドメインコーディング配列からなるDNAセグメントを提供するアダ
プターと接合して、Thr128を形成した。
ベーリンガー・マンヘイム(Boehringer Mannheim)のトラ
ンスフェクション試薬を使用して、プラスミドThr121およびKEX2/
Zem228を哺乳動物細胞系B++に570 (ATCCに受け入れ番号10
3+4で受託された)の中に共トランスフェクションした。トランスフェクショ
ン体を増殖させ、そしてトランスフェクションした細胞からの培地を発色アッセ
イ(実施例4)においてアッセイした。発色アッセイの結果は、クローンがほぼ
300 ng/ ]のトトロピンを生産したことを示した。
F、 Thrl18の構成
プラスミドThr100の中に存在する野生型トロンビン活性化部位(Arg−
11e)を、アダプターの挿入により、トロンビン切断部位と置換した。オリゴ
ヌクレオチドZC4738,ZC478+、 Zc47旧、およびZC4742
(それぞれ、配列識別番号30.33.31および32)を、アニーリングした
とき、A鎖のカルボキシル末端部分、トロンビン切断部位およびセリンプロテア
ーゼドメインのアミノ末端部分をエンコードするDNAセグメントを含有するS
acl−Mrolアダプターを提供するようにデザインしプ9゜オリゴヌクレオ
チドZC4781およびZC4741Cそれぞれ、配列識別番号33および31
)の各々をキナーゼ処理し、そして適当なパートナ−のオリゴヌクレオチド(Z
C4781: : ZC4738) (それぞれ、配列識別番号33および30
)およびZC4741: : ZC4742) (それぞれ、配列識別番号31
および32))とアニーリングした。プラスミドThrlOOをEcoRlおよ
び5aclて消化してヒトプロトロンビンのA鎖の5゛ コーディング配列を含
有する0、243 kbの断片を慴離し、そしてMrolおよびEcoRlて消
化してプロミーロンビンのセリンプロテアーゼドメインの3° コーディング配
列を含有する0、 88kbの断片を単離しtこ。アニーリングしたオリゴヌク
レオチド対7:C/1781・:ZC4738) (それぞれ、配列識別番号3
3および30)およびZc4741 : : ZC4742) (それぞれ、配
列識別番号31および32)を0.243 kbのEcoRl −3aclのT
hr100断片、Mro I−EcoRIのThrlOO断片およびZem22
9R(EcoRlで消化して線状化しそして仔ウソアルカリ性ホスファターゼで
処理して再環化を防止した)と結合した。結合混合物の3μIのアリコートを大
腸菌(E、 coli)株XL−1細胞の中に形質転換した。選択した形質転換
体から調製したプラスミドDNAを制限分析によりスクリーニングした。ヒトプ
ロトロンビンのA鎖をエンコードするDNA配列、トロンビン切断部位およびヒ
トプロトロンビンのセリンプロテアーゼドメインをプロモーターに関して正しい
向きで含有するプラスミドをThrl18と表示した。
プラスミドThrl18を、前述したようにベーリンガー・マンヘイムのトラン
スフェクション試薬を使用して、BIIK570細胞の中にトランスフェクショ
ンした。トランスフェクション体を増殖させ、モして)・ランスフエクションし
た細胞からの培地を発色アッセイ(実施例4)においてアッセイした。トランス
フェクションした細胞のクローンを選択し、増殖させ、そして2つの6ウエルの
プレートの各ウェルに接種した。各ウェルからの成長培地(表1)を、表2に示
すように添加剤を含有する血清不合培地(表1)と置換した。
4 0、IU/m!ヘパリン(ング7) 0.185 1U/mlヘパリン 1
.1
6 10U/mlヘパリン 0.56
7 10ng/mlヘビ毒液アクチベータ−0,15850ng/ mlヘビ毒
液アクチヘータ−0,459200ng/mlヘビ毒液アク毒液−クチベータ1
.010 10ng/mlトロンビン(ワルト・キシエル博士、ニューメキンコ
大学、
ニューメキシコ州アブクエルク) 0.18II 100 ng/ml トロン
ビン 0.2312 11000n/ ml )ロンビン 1.1プレートを3
7°Cにおいて24時間インキュベーションし、次いて各ウェルからの培地を実
施例4に記載する発色アッセイを使用してアッセイしたが、ただしヘビ毒液アク
チベーターを使用する活性化の工程を省略した。このアッセイの結果を表3に示
し、そしてThrl+8から生産されたgla ドメイン不含プロトロンビンは
低いレベルのヘパリン、ヘビ毒液アクチベーターまたはトロンビンの存在下に自
己活性化することができることが示される。
Thrl 18でトランスフェクションした細胞から生産されるgla ドメイ
ン不含プロトロンビンの自己活性化を試験するために、ランダムに選択したTh
rl 18 )ランスフエクションしたクローンを6ウエルのプレートに分割し
、そして血清不含培地の中でコンフルエントに増殖させた。各ウェルに、2μg
/mlのトロンビンを2mlの血清不含培地の中に添加し、そしてプレートをイ
ンキュベーションした。2日後、培地の90%を除去し、そしてトロンビンを含
まない新しい血清不含培地と置換し、そしてプレートをインキュベーションした
。
3日のインキュベーション後、培地の90%を各ウェルから除去し、そしてトロ
ンビンを含まない新しい血清不含培地と置換した。各ウェルからの使用済みの培
地を発色アッセイにおいてアッセイした。
結果か示すように、細胞はほぼ2.5μg/mlのトロンビンを作った。
プレートを3日間インキュベーションし、その後培地の90%を前述のように置
換し、そして使用済み培地のアリコートを前述したようにアッセイした。このア
ッセイの結果は、細胞がほぼ5μg/mlトロンヒンを生産することを示した。
プレートを4日間インキュベーションし、そして前述したように培地を交換し、
そしてアッセイした。アッセイの結果は、細胞かほぼIt1g/mlのトロンビ
ンを生産することを示した。
実施例4
トロンビン前駆体の精製および活性のアッセイA、トランスフエクンヨンした宿
主細胞がらのトロンビンの精製150 mmの組織培養プレートの中で選択下に
150 +nn+の組織培養プレートの中でコンフルエンシーに増殖した選択し
たトランスフェクション体から、トロンビン前駆体を精製した。いったんトラン
スフェクション体がコンフルエンシーに到達したとき、各プレートからの使用済
み培地を除去し、廃棄し、そして25m1の血清不合培地(表2)と置換した。
2または3回/週、使用済み培地を集めそして一20″Cにおいて貯蔵し、そし
て25m lの新しい血清不含培地を各プレートに添加した。各トランスフェク
ション体について貯蔵した培地を融解し、プールし、そして0.45μmのフィ
ルター(ナルゲ(Nalge)、ニューヨーク州ロチェスター)を通して濾過し
た。濾過した培地にアジ化ナトリウムを0.2%(V / V )の最終濃度に
添加した。
Thr102トランスフェクション体からの濾過した培地をAFFI−GEK”
BLUEカラム(パイオーラド、カリフォルニア州すッチモンド)に適用した。
トロンビン前駆体をカラムからIM NaC1,25mMTris、 1))1
7.4で溶離した。A□。ピークを集めた。集めたピークの体積が大き過ぎる場
合、試料をセントリコン(Centricon)濃縮器(アミコン(Amico
n) 、イリノイ州アーリントンハイツ)を使用して濃縮することかできる。プ
ールした画分を25mM Tris、 pH7,4で2倍に希釈した。
精製したエキス・カルナラス(Echis carnatus)毒液アクチベー
ターはワルト・キシエル博士(メキシコ大学、ニューメキシコ州アーリントンハ
イツ)から人手した。簡単に述べると、毒液アクチベーターは粗製の毒液からセ
ファデックス(Sephadex) G−150,DEAE−セファデックスA
25カラムの順次のゲル濾過および引き続く反復MONOQ FPLCにより精
製した。メルカプトエタノールの存在および不存在の両者において5DS−ポリ
アクリルアミドゲルの電気泳動により、毒液アクチベーターは見掛けの分子量8
0.000をもつ単一のバンドとして移動した。精製したアクチヘーターを、は
ぼ0.2 M NaC1を含有する0、5 M Tris、 pH8,0中に溶
解した。
プールしたA2.。ピークの中に存在するトロンビン前駆体を、推定したタンパ
ク質濃度に基づいてI : 1.000およびl : 2,000(W/W)の
ヘビ毒液アクチベーターの希釈物の添加により活性化した。
この混合物を37°Cにおいて4時間インキュベーションして、ピークのタンパ
ク質の完全な活性化を可能とした。インキュベーション後、この物質をベンズア
ミジン・セファローズ(Sepharose) 48カラム()了−マシアLK
Bバイオテクノロジー・インコーホレーテッド、ニュージャーシイ州ピスカタエ
イ)に適用した。このカラムをIMNaCI、 25mM Tris、 pH7
、4で洗浄し、そしてTBS中の15mM ベンズアミノンで溶離した。両分を
集め、そして各試料のアリコートをTBS。
Img/mlのBSA中で200〜500倍に希釈した。各希釈した試料の20
〜50μmのアリコートを発色アッセイによりアッセイして、トロンビン活性を
含有する画分を同定した。
ヒト血漿プロトロンビン(ワルト・キンエル博士、ニューメキシコ大学、ヒトプ
ロトロンビンはシグマ、ミゾリー州セントルイス、から購入することかできる)
を発色アッセイにおいて標準として使用した。20μgのヒト血漿プロトロンビ
ンをTBS、 pH7,4(Sambrookら、前掲) + l mg/ml
のウシ血清アルブミン中で20μg/ml、 10μg/m1. 5 u g/
ml、 2.5 u g/m1.1.25μg/ml、 0.625 u g/
ml。
0.3+2 u g/ml、および0.156 u g/mlの濃度に系統的に
希釈した。
二重反復実験の10μmの標準を96ウエルのプレートのウェルに添加した。
20〜50μmの各試料および10μlの各標準を96ウエルのプレートのウェ
ルに添加した。各試料および標準に40μlのトロンビン発色性基質(アメリカ
ン・ダイアグノスチカ(American Diagnostica)、ニュー
ヨーク州ニューヨーク)を添加した。緩衝液(TBS、 I mg/mlのBS
A)を各試料および標準に添加して、最終アッセイ体積を100μlにした。プ
レートを室温においてほぼ5分間インキュベーションして発色させた。405
nmにおける吸収を各標準および試料について読んだ。ピークのトロンビン活性
を示す両分をプールした。プールした両分は、G−25カラム(パイオーラド)
に適用することによって脱塩することができる。
B3発色アッセイ
10μmの適当に希釈した試料(TBS、 pH7,4中、Img/mlのBS
A)または標準(前述)を96ウエルのプレートのウェルに添加することによっ
て、トロンビン活性のレベルを決定する発色アッセイを実施した。各基に、TB
S、 pH7、4+ 1 mg/mlのウシ血清アルブミン中で希釈した0、5
μg/mlのヘビ毒液アクチベーターの80μlを添加した。
試料を37°Cにおいて1時間インキュベーションした。インキュベーション後
、50μmのトロンビン発色性基質(アメリカン・ダイアグノスチ力、ニューヨ
ーク州ニューヨーク)を添加した。緩衝液(TBS。
Img/mlのBSA)を各試料および標準に添加し、そしてプレートを室温に
おいてほぼ5分間インキュベーションして発色させた。405 nmにおける吸
収を各標準および試料について読んだ。試料の吸収値を平均し、そして標準の曲
線と比較して存在する活性化可能なトロンビン前駆体の量を決定した。
ピークの試料を水で8倍に希釈し、そしてエキス・カルナラス(E、 carn
atus)アクチベーターをI : 100〜1 : 1000のアクナベ−タ
ー。活性化可能なトロンビン前駆体の重量二重量比に添加した。
次いで、試料を37°Cにおいて1〜4時間インキュベーションした。
活性化された試料の了りコートを還元性および非還元性アクリルアミドゲルの中
で電気泳動させて、前駆体のトロンビンへの変換を確証した。
実施例5
gla ドメイン不含プロトロンビンの発現ユニットの構成および酵母細胞の中
の発現
ApZHIOの構成
ヒトプロトロンビンのクリングル2、A鎖およびセリンプロテアーゼドメインを
エンコードするDNA分子からなるDNA構成体を構成した。プラスミドpBR
322の中のPstl断片としてサブクローニングされたプロトロンビンコーデ
ィング配列からなるプラスミドプロトロンビンをNarlおよびBe1lて消化
して、ヒトプロトロンビンのクリングル2コーデイング配列、A鎖コーディング
配列および5° コーディング配列をエンコードする1、2kbの断片を単離し
た。
アルファ因子prepro配列のアミノ酸81−83に相当する、アミノ酸5e
r−1,eu−Aspをエンコードする酵母コドン最適化配列、Lys−Arg
KEX2切断部位およびプレトロンビンのアミノ末端のアミノ酸配列(配列識別
番号1のアミノ酸308−345)からなる合成Hindlll −3stlア
ダプターをまず調製することによって構成したプレトロンビン発現ユニットから
、TPI+プロモーター、MFαlシグナル配列およびTP11ターミネータ−
配列を得た。オリゴヌクレオチドZC1526,ZC1563゜ZCI564お
よびZC1565(それぞれ、配列識別番号39.40.4Iおよび42)をキ
ナーゼ処理しそしてアニーリングして、前述のtlindlll −5stlア
ダプターを成形した。アニーリングしたとき、プロトロンビンのカルボキシル末
端のアミノ酸(配列識別番号lのアミノ酸611−615)をエンコードする酵
母コドン最適化配列および引き続く終止コドンからなるBcll−Xbalアダ
プターを提供するように、第2オリゴヌクレオチドのアダプターを合成した。合
成オリゴヌクレオチドZC1629およびZCI630 (それぞれ、配列識別
番号43および44)をキナーゼ処理しそしてアニーリングして、Be1l−X
balアダプターを形成した。
プラスミドプロトロンビンを5stlおよびBe1lで消化して、787塩基対
のプロトロンビン断片をtl−離した。tlindlll −3stlアダプタ
ー、5stl−Bellプロトロンビン断片およびBe1l−Xbalアダプタ
ーを4方向結合において1lindlll−Xbal線状化pUC19と接合し
た。生ずるプラスミド(pTIIRI と表示する)は、紅α【シグナルのアミ
ノ末端のアミノ酸配列、団猛切断部位およびヒトプロトロンビンをエンコードす
るDNAセグメントからなる。
」旦プロモーターおよびアルファ因子のシグナル配列をブラスミ)”pTGFα
CBから得た。Lプロモーター、肝αlシグナル配列、PDGF−BB配列、」
旦ターミネータ−およびI)ICI9Rベクター配列からなるプラスミドpB1
2から、プラスミドpTGFαCBを誘導した。pBI2の構成は米国特許第4
.766、073号(引用によってここに加える)に開示されている。肚αlシ
グナル配列および11B12がらのPDGF−BB配列を、EcoRI−Xba
l断片として、M+3の中にサブクローニングした。
Kunkelら(米国特許第4.873.192号、引用によってここに加える
)により記載されている方法およびオリゴヌクレオチドZC1159(配列ル配
列の中に存在する5stl部位を旧ndl11部位に変化させた。5stllシ
グナル配列を含有する断片をEcoR[−H1ndlll断片として単離した。
肚α1シグナル配列を含有するEcoRI−Hindlll断片および合成され
た形質転換性成長因子α(TGFα)コーディング配列を含有する旧ndlll
−χbal断片を、EcoRI−Xbal線状化pUc13と結合した。生ずる
プラスミド(αfTGFα/pUC13と表示する)をEcoRIおよびXba
lて消化してMFαI−TGFαインサートを単離し、これをp170cB/p
BRの中にクローニングした。プラスミドp170cB/pBRの構成はMur
ray (同時係属米国特許出願第071557.219号およびW09210
1716、これらをここに引用によって加える)により記載され、そしてそれを
単離した。EcoRI −Xbal p170cB/pBR断片およびEcoR
I −Xbalブレトロンビン発現ベクターを構成するために、プラスミドTG
Fα断片を囃離した。プラスミドpTHR1をHindlllおよびXba I
で消化して、MFα1−プレトロンビンコーディング配列を単離した。2つの断
片を結合し、そして生ずるプラスミドをpTHR2と表示した。
gla ドメイン不含プロトロンビンの分泌を指令することができる列からなる
5、 97kbの断片を単離した。オリゴヌクレオチドZC5344(配列識別
番号47)およびZC5354(配列識別番号48)のカイネイシて第2クリン
グルドメインに肝αI preproを接合するためのアダプターを形成した。
このアダプターは、アミノ酸セリン、プロトロンビンのアミノ酸192−216
(配列識別番号2)の直ぐ前のKEX2切断部位をエンコードするDNA配列を
フランキングするl1indlllおよびNarl付着末端からなる。末端のプ
ロトロンビンコーディング領域の15塩基対、およびトロンビン前駆体コーディ
ング配列の3′末端をTP11ターミネータ−に接合するための付着末端を含有
する他のアダプターを、オリゴヌクレオチドZCI630 (配列識別番号側)
およびZC1629(配列識別番号43)のカイネイションおよびアニーリング
により形成した。pTIIR2からの5.97kbの断片、ZC5344/ZC
5345アダプター、プロトロンビンからの!、2kbの断片およびZC163
0/ZC1629アダプターミネーターからなる。
2ミクロンを含有するpcpoTの750 bpのSphl−BamHI断片を
、pBR322テトラサイクリン耐性遺伝子から誘導された+86 bpのSp
hl−BamHI断片と置換することによって、プラスミドpCPOTからプラ
スミドpDPOTを誘導した。(プラスミドpCPOTはATCCに大腸菌(E
。
coli)株HBIOIの形質転換体として受託されそして受け入れ番号396
85を割り当てられた。それは全体の3ミクロンのプラスミドDNA 、1eu
−d遺伝子、1lBR322配列およびシゾサッカロマイセス・ボンベ(Sch
ixosaccharomyces pombe) POTI遺伝子からなる。
)Sph l−BamHl断片をポリリンカーで置換することによって、プラス
ミドpDPOTからプラスミドpRPOT誘導した。プラスミド1)DPOTを
sph !およびBam1ilで消化して10.8kbの断片を単離した。オリ
ゴヌクレオチドZC1551およびZC1552(配列識別番号37および38
)を消化して、Smal、 5stlおよびXho I制限部位をフランキング
するBam1l[付着末端および5phl付着末端をもつアダプターを形成した
。オリゴヌクレオチドZC1551およびZC1552(配列識別番号37およ
び38)をキナーゼ処理しそしてアニーリングしてBamtll −5phlア
ダプターを形成した。10.8kbのpDPOT断片をZε1551/ZC15
52アダプターとの結合により環化した。生ずるプラスミドをpRPOTと命名
した。
プラスミドpzo6の中に存在する発現ユニットをpRPOTの中にサブクロー
ニングした。プラスミドp2H6を、また、1(indlllおよび5phlで
消化して、トロンビン前駆体コーディング配列およびTP11ターミネータ−か
らなる2、2kbの断片を単離した。2つの断片をBam1ll −5ph +
線状化pRPOTの中に結合した。生ずるプラスミドをIIZHIOと表示した
。
B、 p7118の構成
ヒトプロトロンビンのクリングル1、クリングル2.11およびセリンプロテア
ーゼドメインからなるトロンビン前駆体をエンコードするDNA分子からなるD
NA構成体を調製した。プラスミドプロトロンビンをXholおよびBe1lで
消化して、クリングルlおよび2コーディング配列、A鎖コーディング配列およ
びセリンプロテアーゼドメインの5゛ コーディング配列からなる1、6kbの
断片を単離した。
ンビンコーディング配列の末端の15塩基対からなる5、 99kbの断片を単
離した。オリゴヌクレオチドZC5339(配列識別番号45)およびZC53
40(配列識別番号46)のカイネイションおよびアニーリングにより、叶αI
preproをクリングルlに接合するためのアダプターをドpZH5を構成
した。
結合した。生ずるプラスミドを!1ZH8と表示した。
C8酵母細胞の中のpZHlOおよびpzosの発現2.5 リットルのフラス
コの中の1.2リツトルのYEPD+ 6%グルコースの中に各形質転換体の5
mlの一夜のYEPD培養物を接種し、そして培養物を震盪器の中で30°Cに
おいて60時間インキュベーションすることによって、選択したZMI+4およ
びZM118形質転換体を活性化可能なトロンビンを生産する能力についてアッ
セイした。インキュベーション124.36.48および60時間に、各100
mlの試料を取った。
試料を遠心し、そして使用済み培地を発色アッセイにおいて活性化されたトロン
ビンの存在についてアッセイした。
ヒト血漿プロトロンビンの標準は、ワルト・キシエル博士にューメキシコ大学)
から入手したヒト血漿プロトロンビンを使用して調製した。ヒトプロトロンビン
を活性化緩衝液(後述する)の中で5.0 u g/ml、 2.5 u g/
ml、 2.0 μg/m1.1.5 μg/ml、 1.Ou g/ml、
0.5 u g/ml、 0.4 u g/ml、および0.3μg/mlに希
釈した。標準の二重反復実験の試料を96ウエルのマイクロタイタープレートの
ウェルに添加した。
上澄み液の各20μmの試料に、活性化緩衝液(20nM Tris (p)I
7.4)、150 mM NaC1,0,2%アジ化ナトリウム)中で希釈した
80μmの1μg/mlのヘビ毒液アクチベーターを添加した。試料を37°C
において1時間インキュベーションした。インキュベーション後、100μmの
0.25mMのトロンビン発色性基質(アメリカン・ダイアグノスチ力)を添加
し、そしてプレートを1〜3時間インキュベーションして発色させた。405
nmにおける吸収を各標準および試料について読んだ。試料の吸収値を平均し、
そして標準曲線と比較して活性化可能なトロンビン前駆体の存在量を決定した。
表3はアッセイの結果を示す。
表 3
活性化可能なトロンビンのレベル(μg/ml)株〔プラスミド124時間 3
6時間 48時間 60時間ZM118[DPOT] OQ OO
ZMII8[pZH8] 0.11 0.08 0.5 0.5ZMII8[p
ZH10] 0.08 0.05 0.2 −−−2M114[pZl+8]
−−−−−−0,840,88ZM114[pZH10] 0.10 −−−
0.18 0.3以上の本発明は理解を明瞭にすることを目的として例示および
実施例により多少詳細に記載されたが、明らかなように、ある種の変化および変
更は添付する請求の範囲の範囲内で行うことができる。
配列の列挙
(1)一般情報。
(i)出願者: tlolly、 Richard D。
Foster、 Donald C。
(ii)発明の名称ニトロンビンの製造方法(in )配列の数・48
(iv)通信住所
(A)受信人: Townsend and Townsend(B)通 リ:
One Market Plaza、 5teWart 5treet To
wer。
Twentieth Floor
(C)町 : San Prancisc。
(D)州 :CA
(E)国 : USA
(F)郵便番号: 94105
(V)コンピューター読取りフオーム:(A)媒体タイプ、フロッピーディスク
(B):]ンビューター: IBM PCcompatible(C)操作シス
テム PC−DOS/MS−I)O3(D)ソフトウェアー: Patentl
n Re1ease #1.O,Version tll、25(vi )出願
データ
(A)出願番号:
(B)出願日。
(C)分 類・
(vi)従来の出願データ:
(A)出願番号: US 07/860.701(B)出願8二31−MAR−
1992(vi)従来の出願データ。
(A)出願番号: US 07/816.281(B)出願日 3l−DEC−
1991(vi)アトニー/エージェント情報:(A)名 称: Parmel
ee、 5teven W(B)登録番号:31.990
(C)参照/ドケット番号二13952−12−2(ix)!信情報;
(A) t 話 ;206〜467−9600(B)テレファックス: 415
−543−5043(2)配列番号1についての情報:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ:14個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニー木組
(D)トポロジー:直鎖状
(xl)配 列:配列番号I;
CCNGCRCARA ACAT 14(2)配列番号2についての情報:
(i)配列の特徴。
(A)長 さ: 1947個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数−一本鎖
(D)トポロジー 直鎖状
(vl)起源:
(A)生物名: Homo 5apiens(F)組織型: Hepatic
(ix)配列の特徴:
(A)名称/キー: CD5
(B)位置3..18=+7
(xl)配 列 配列番号2:
AACCAATCCCGTGAAAGAAT TATTTTTGTG TTTC
TAAAACTATGGTTCCC1927AATAAAAGTG ACTCT
CAGCG 1947(2)配列番号3についての情報:
(i)配列の特徴
(A)長 さ・615個のアミノ酸
(B)型 二アミノ酸
(D)トポロジー二直鎖状
(il)配列の種類、タンパク質
(xl)配 列:配列番号3・
Gln Leu Pro Gly Cys Leu Ala Leu Ala
Ala Leu Cys Ser Leu Vall 5 10 15
11is Ser Gin 1lis Val Phe Leu Ala Pr
o Gln Gin Ala Arg Ser Leu1、eu Gln Ar
g Val ArgArc Ala Asn Thr Phe Leu Glu
Glu Val ArgGlu Glu Ala Phe Glu Ala
Leu Glu Ser Ser Thr Ala Thr Asp Va1P
he Trp Ala Lys Tyr Thr Ala Cys Glu T
hr Ala Arg Thr Pro ArgAsp Lys Leu Al
a Ala Cys Leu Glu Gly Asn Cys Ala Gl
u Gly LeuGly Thr Asn Tyr Arg Gly His
Val Asn lie Thr Arg Ser Gly rle+10
115 +20
Glu Cys Gln Leu Trp Arg Ser Arg Tyr
Pro His Lys Pro Glu Ile+25 130 135
Asn Ser Thr Thr His Pro Gly Ala Asp
t、eu Gln Glu Asn Phe CysArg Asn Pro
Asp Ser Ser Asn Thr Gly Pro Trp Cys
Tyr Thr Thr+55 160 165
Asp Pro Thr Val Arg Arg Gin Glu Cys
Ser lie Pro Val Cys GlyGln Asp Gln V
al Thr Val Ala Met Thr Pro Arg Ser G
lu Gly Ser+85 190 +95
Ser Vat Asn Leu Ser Pro Pro Leu Glu
Gin Cys Val Pro Asp ArgGly Gln Gln T
yr Gln Gly Arg Leu Ala Vat Thr Thr H
is Gly LeuHis Gin Asp Phe Asn Ser Al
a Val Gln Leu Val Glu Asn Phe CysArg
Asn Pro Asp Gly Asp Glu Glu Gly Vat
Trp Cys Tyr Val AlaGly Lys Pro Gly
Asp Phe Gly Tyr Cys Asp Leu Asn Tyr
Cys GluGlu Ala Val Glu Glu Glu Thr G
ly Asp Gly Leu AspGlu Asp 5erAsp Arg
Ala lie Glu Gly Arg Thr Ala Thr Ser
Glu Tyr Gln ThrPhe Phe Asn Pro Arg
Thr Phe Gly Ser Gly Glu Ala Asp Cys
GlyLeu Arg Pro Leu Phe Glu Lys Lys S
er Leu Glu Asp Lys Thr GluArg Glu Le
u Leu Glu Ser Tyr Ile Asp Gly Arg [1
e Vat Glu GlySer Asp Ala Glu Ile Gly
Met Ser Pro Trp Gln Val Met Leu Phe
Arg Lys Ser Pro Gln Glu Leu Leu Cys
Gly Ala Ser Leu lie 5erAsp Arg Trp V
at Leu Thr Ala Ala His Cys Leu Leu T
yr Pro Pr。
Trp Asp Lys Asn Phe Thr Glu Asn Asp
Leu Leu Val Arg lie GlyLys His Ser A
rg Thr Arg Tyr Glu Arg Asn Ile Glu L
ys lie 5erMet Leu Glu Lys Ile Tyr Il
e 1lis Pro Arg Tyr Asn Trp Arg GluAs
n Leu Asp Arg Asp lie Ala Leu Met Ly
s Leu Lys Lys Pro Va1Ala Phe Ser Asp
Tyr lie His Pro Vat Cys Leu Pro Asp
Arg GluThr Ala Ala Ser Leu Leu Gln
Ala Gly Tyr Lys Gly Arg Val Thr(2)配列
番号4についての情til:(i)配列の特徴
(A)長 さ=28個の塩基対
(B)型 核酸
(C)鎖の数ニー木繊
(D)トポロジー・直鎖状
(vi)直接の起源。
(B)クローン ZCI237
(xi)配 列 配列番号4゜
GATCTGCCAA CTCCTTCCTG GAGGAGCT 28(2)
配列番号5についての情報・
(i)配列の特徴
(A)長 さ:20個の塩基対
(B)型 核酸
(C)鎖の数、一本絹
(D)トポロジー・直鎖状
(yi)直接の起源。
(B)クローン: ZC1238
(xi)配 列 配列番号5
CCTCCAGGAA GGAGTTGGCA 20(2)配列番号6について
の情報:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ 27個の塩基対
(B)型 核酸
(C)鎖の数ニー木繊
(D)トポロジー、直鎖状
(vi)直接の起源
(B)クローン・ZC1323
(xi)配 列・配列番号6
CCTCCAGGAA GGAGTTGGCT CGCCGGA 27(2)配
列番号7についての情報:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ・35個の塩基対
(B)型 ・核酸
(C)鎖の数ニー木繊
(D)トポロジー、直鎖状
(vi)直接の起源
(B)クローン ZCI324
(xi)配 列、配列番号7:
CGCGTCCGGCGAGCCAACTCCTTCCTGGAG GAGCT
35(2)配列番号8についての情報・
(i)配列の特徴。
(A)長 さ、126個の塩基対
(B)型 核酸
(C)鎖の数 一本絹
(D)トポロジー 直鎖状
(vi)直接の起源
(B)クローン ZCI378
(Xl)配 列、配列番号8゜
AATTC,CACCA TGGCTCATGT GAGAGGACTG CA
ACTGCCTG GCTGCCTGGC50TCTGGCTGCT CTGT
GCAGCCTGGTGCACAG CCAGCATGTG TTCCTGGC
TC100CTCAGCAGGCCAGGAGCCTG CTGCAA 126
(2)配列番号9についての情報
(i)配列の特徴
(A)長 さ・126gの塩基対
(、B)型 核酸
(C)鎖の数 一本絹
(D)トポロジー 直鎖状
(vii)直接の起源
(B)クローン ZC1379
(xi)配 列、配列番号9・
CGCGTTGCAG CAGGCTCCTG GCCTGCTGAG GAG
CCAGGAA CACATGCTGG 50CTGTGCACCA GGCT
GCACAG AGCAGCCAGA GCCAGGCAGCCAGGCAGT
TG 100CAGTCCTCTCACATGAGCCA TGGTGG +2
6(2)配列番号10についての情?[1(i)配列の特徴
(A)長 さ 19個の塩基対
(B)型 核酸
(C)鎖の数 一本絹
(D)トポロジー 直鎖状
(〜i)直接の起源
(B)クローン ZC2490
(xi)配 列:配列番号lO:
AATTCTACACAATGCTGCA 19(2)配列番号11についての
情報。
(i)配列の特徴・
(A)長 さ・11個の塩基対
(B)盟 :核酸
(C)鎖の数ニー木繊
(D)トポロジー 直鎖状
(vi)直接の起源
(B)クローン ZC2492
(xl)配 列:配列番号11:
GCATTGTGTA G 11
(2)配列番号12についての情報・
(i)配列の特徴:
(A)長 さ:56個の塩基対
(B)型 ・核酸
(C)鎖の数 一本絹
(D)トポロジー 直鎖状
(vii)直接の起源
(B)クローン・ZC3830
(xl)配 列・配列番号12:
GCGCGCTCCT CTTCTGAATCGGGCATGGAT TTCC
TGGCTG GGCGAAACGA 50、AGACGG 56
(2)配列番号13についての情報。
(i)配列の特徴。
(A)長 さ 54個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数−一本鎖
(D)トポロジー8直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC3831
(xl)配 列:配列番号13
GCGCGCACCG CCACAAGTGA GTACCAGACT TTC
TTCAATCCGAGGACCTT 50TGGC54
(2)配列番号14についての情Ii1 :(i)配列の特徴。
(A)長 さ、52個の塩基対
(B)型 :核酸
(C) igの数ニー重鎖
(D)トポロジー・直鎖状
(vi)直接の起源
(B)クローン・ZC3832
(xi)配 列・配列番号14:
CCGAGCCAAA GGTCCTAGGA TTGAAGAAAG TCT
GGTACTCACTTGTGGCG 50にT52
(2)配列番号15についての情報:
(i)配列の特徴:
(Δ)長 さ:52個の塩基対
(B)型 ・核酸
(C)igの数ニー重鎖
(D)トポロジー 直鎖状
(vii)直接の起源:
(B)クローン ZC3833
(xl)配 列:配列番号15;
CGCCGTCTTCGTTTCGCCCA GCCAGGAAAT CCAT
GCCCGA TTCAGAAGAG 50GA 52
(2)配列番号16についての情報:
(i)配列の特徴。
(A)長 さ二80個の塩基対
(B)型 ・核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン・ZC3858
(xi)配 列:配列番号16゜
GATCTGAAGG CTCCAGTGTG AATCTGTCACCTCC
ACTCGA GCAGTGTGTC50CCTGATCGGG GGCAGC
AGTA CCAGGGGCGC80(2)配列番号17についての情報
(i)配列の特徴:
(A)長 さ−72個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー・直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC3859
(ci)配 列:配列番号17:
CCCTGGTACT GCTGCCCCCG ATCAGGGACA CAC
TGCTCGA GTGGAGGTGA 50CAGATTCACA CTGG
AGCCTT CA 72(2)配列番号18についての情報。
(i)配列の特徴:
(A)長 さ、64個の塩基対
(B)型 核酸
(C)鎖の数、一本鎖
(D)トポロジー、直鎖状
(vi )直接の起源:
(B)クローン: ZC3860
(xl)配 列・配列番号18゜
GATCTTCCACGGCTACGGAT GTGTTCTGGG CCAA
GTACACAGCTTGTGAG 50ACAGCGCGCA CGCC64
(2)配列番号19についての情報。
(i)配列の特徴−
(A)長 さ 64個の塩基対
(B)型 :核酸
(C’) igの数ニー重鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(vii)直接の起源:
(B)クローン ZC3861
(xi)配 列 配列番号19゜
TCGAGGCGTG CGCGCTGTCT CACAAGCTGT GTA
CTTGGCCCAGAACACAT 50CCGTAGCCGT GGAA
64(2)配列番号20についての情報
(i)配列の特徴
(A)長 さ:27個の塩基対
(B)型 :核酸
(C) jJ!の数ニー重鎖
(D)トポロジー、直鎖状
(vi )直接の起源・
(B)クローン: ZC4393
(xi)配 列・配列番号20:
CTCTCCCGAG CCAAAGGTCT GCGGATT 27(2)配
列番号21についての情報:
(i)配列の特徴・
(A)長 さ 30個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)Iの数ニー重鎖
(D)トポロジー−直鎖状
(vi)直接の起源。
(B)クローン: ZC4443
(xl)配 列 配列番号21:
GTCACCGGGA ATTCATCGAT ATCTAGATCC30(2
)配列番号22についての情報:
(i)配列の特徴
(A)長 さ=56個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー 直鎖状
(vi )直接の起源・
(B)クローン・ZC3932
(xi)配 列:配列番号22:
ATCCGAGCCCTCCACAATGCGCTTTCGGCG CCCGT
CGATG TAGGATTCCA 50GGAGCT 56
(2)配列番号23についての情報:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ:46個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数・一本絹
(D)トポロジー1直鎖状
(vi )直接の起源・
(B)クローン: ZC3933
(xi)配 列:配列番号23:
CCTGGAATCCTACATCGACG GGCGCCGAAA GCGC
ATTGTG GAGGGC46(2)配列番号24についての情報・
(i)配列の特徴。
(A)長 さ:44個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)Hの数ニー重鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC3934
(xl)配 列:配列番号24:
TCGGATGCAG AGATCGGCAT GTCACCTTGG CAG
GTGATGCTTTT 44(2)配列番号25についての情報:
(i)配列の特徴。
(A)長 さ:42個の塩基対
(B)型 、核酸
(C)鎖の数 一本絹
(D)トポロジー 直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC3936
(xi)配 列:配列番号25・
CCGGAAAAGCATCACCTGCCAAGGTGACAT GCCGA
TCTCT GC42(2)配列番号26についての情報:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ:37個の塩基対
(B)型 ・核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クロー ン: ZC4713
(xl)配 列:配列番号26:
CCTGGAATCCTACCGACGAA AGCGCATTGT GGAG
GGA 37(2)配列番号27についての情報:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ:47個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)H4の数ニー重鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(紬)直接の起源:
(B)クロー > : ZC4720
(Xl)配 列:配列番号27:
ATCGGATCCCTCCACAATTCGCTTTCGTCG GTAGG
ATTCCAGGAGCT 47(2)配列番号28についての情IL
(i)配列の特@:
(A)長 さ、44個の塩基対
(B)梨 ;核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー1直鎖状
(vj)直接の起源:
(B)クローン: ZC4721
(xl)配 列:配列番号28・
TCCGATGCAG AGATCGGCAT GTCACCTTGG CAG
GTGATGCTTTT 44(2)配列番号29についての情報:
(i)配列の特徴・
(A)長 さ、42個の塩基対
(B)型 ・核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー 直鎖状
(vII)直接の起源。
(B)クローン・ZC4722
(xi)配 列 配列番号29:
CCGGAAAAGCATCACCTGCCAAGGTGACAT GCCGA
TCTCT GA 42(2)配列番号30についての情報:
(i)配列の特徴
(A)長 さ、37個の塩基対
(B)型 核酸
(C)鎖の数・一本絹
(D)トポロジー 直鎖状
(vi)直接の起源。
(B)クローン・ZC4738
(Xl)配 列・配列番号30:
CCTGGAATCCTACATCGACCCGCGCATTGT GGAGG
GA 37(2)配列番号31についての情報:
(i)配列の特徴・
(A)長 さ=44個の塩基対
(B)型 、核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源
(B)クローン: ZC4741
(xl)配 列:配列番号31:
TCCGATGCAG AGATCGGCAT GTCACCTTGG CAG
GTGATGCTTTT 44(2)配列番号32についての情報:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ、42個の塩基対
(B)壓 :核酸
(C)Hの数ニー重鎖
(D)トポロジー;直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC4742
(Xり配 列:配列番号32:
CCGGAAAAGCATCACCTGCCAAGGTGACAT GCCGA
TCTCT GC42(2)配列番号33についての情報。
(i)配列の特徴・
(A)長 さ=47僧の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源。
(B)クローン: ZC4781
(xl)配 列:配列番号33:
ATCGGATCCCTCCACAATGCGCGGGTCGAT GTAGG
ATTCCAGGAGCT 47(2)配列番号34についての情報;
(i)配列の特徴・
(A)長 さ:4個のアミノ酸
(B)堅 二アミノ酸
(D)トポロジー・直鎖状
(v)フラグメントタイプ 内 部
(xi)配 列;配列番号34:
(2)配列番号35についての情報−
(i)配列の特徴。
(A)長 さ=4個のアミノ酸
(B)型 二アミノ酸
(D)トポロジー:直鎖状
(v)フラグメントタイプ 内 部
(xl)配 列:配列番号35:
(2)配列番号36についての情tti :(i)配列の特徴:
(A)長 さ:20個の塩基対
(B)型 、核酸
(C)wAの数、−木組
(D)トポロジー 直鎖状
(ii)分子タイプ: cDNA
(vi )直接の起源
(B)クローン: ZC1159
(xi)配 列:配列番号36・
TTGTCCAAGCTTACACCTTC(2)配列番号37についての情報
:
(i)配列の特徴。
(A)長 さ:27個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZCI551
(xl)配 列、配列番号37:
GATCCCCGGG GAGCTCCTCG AGGCATG 27(2)配
列番号38についての情報:
(i)配列の特徴。
(A)長 さ、19個の塩基対
(B)型 、核酸
(C)鎖の数、−木組
(D)トポロジー、直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン・ZC1552
(xi)配 列:配列番号38:
CCTCGAGGAG CTCCCCGGG 19(2)配列番号39について
の情報:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ=70個の塩基対
(B)型 、核酸
(C)鎖の数−一本鎖
(D)トポロジー:直鎖状
2° (軸)直接の起源:
(B)クローン: ZCI562
(xi)配 列、配列番号39・
AGCTTGGACA AGAGAACCGCTACCTCTGAA TACC
AAACCT TCTTCAACCC5AAGAACCTTCGGTTCTGG
TG 7(2)配列番号40についての情報・
(i)配列の特徴
(A)長 さ、67個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トボロジーコ直鎖状
(vii)直接の起源:
(B)クローン: ZCI563
(xi)配 列:配列番号40゜
AAGCTGACTGτGGTTTGAGA CCATTGTTCG AAAA
GAAGTCTTTGGAAGAC!AAGACCGAAA GAGAGCT
f(2)配列番号41についての情報・
(i)配列の特徴
(A)長 さ:69個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニー重鎖
(D)トポロジー、直鎖状
(vi)直接の起源。
(B)クローン・ZC1564
(xi)配 列:配列番号旧:
CTCTTTCGGT CTTGTCTTCCAAAGACTTCT TTTC
GAACAA TGG丁CTCAAA ICC,ACAGTCAG CTTCA
CCAG 1(2)配列番号42についての情報
(i)配列の特徴。
(A)長 さ 60個の塩基対
0(B)型 ・核酸
0 (C)鎖の数、一本絹
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC1565
(xi)配 列:配列番号42:
AACCGAAGGT TCTTGGGTTG AAGAAGGTTT GGT
ATTCAGA GGTAGCGGTT 50CTCTTGTCCA 60
(2)配列番号43についての情報:
(i)配列の特徴・
(A)長 さ:19個の塩基対
;o (B)型 、核酸
r7 <c>mの数 −木組
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源。
(B)クローン: ZCI629
(xl)配 列:配列番号43:
CTAGACTATT CACCGAATT 19(2)配列番号44について
の情報:
(i)配列の特徴。
(Δ)長 さ=19個の塩基対
(B)型 ・核酸
50 (C)鎖の数ニー重鎖
39 (D))ボロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン+ ZC1630
(xl)配 列:配列番号44:
GATCAATTCG GTGAATAGT +9(2)配列番号45について
の情Ii1 :(i)配列の特徴。
(A)長 さ二80個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)lの数ニ一本絹
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC5339
(xi)配 列:配列番号45:
AGCTGCTTGG ACAAGAGATCCTCCACGGCT ACGG
ATGTGT TCTGGGCCAA 50GTACACAGCT TGTGA
GACAG CGAGGACGCC80(2)配列番号46についての情11:
(i)配列の特徴:
(A)長 さ二80個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニ一本絹
(D)トポロジー1直鎖状
(i)直接の起#i:
(B)クローン ZC5340
(xi)配 列:配列番号46:
TCGAGGCGTCCTCGCTGTCT CACAAGCTGT GTAC
TTGGCCCAGAACACAT 50CCGTAGCCGT GGAGGA
TCTCTTGTCCAAGC80(2)配列番号47についての情報。
(i)配列の特徴。
(A)長 さ:90個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニ一本絹
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC5344
(xi)配 列:配列番号47:
AGCTTGGACA AGAGATCCGA AGGCTCCAGT GTG
AATCTGT CACCTCCATT 50GGAGCAGTGT GTCC
CTGATCGGGGGCAGCA GTACCAGGGG 90(2)配列番
号48についての情tll:(i)配列の特@:
(A)長 さ、88個の塩基対
(B)型 :核酸
(C)鎖の数ニ一本絹
(D)トポロジー:直鎖状
(vi)直接の起源:
(B)クローン: ZC5345
(xi)配 列:配列番号48:
CGCCCCTGGT ACTGCTGCCCCCGATCAGGG ACAC
ACTGCT CCAATGGAGG 50TGACAGATTCACACTG
GAGCCTTCGGATCT CTTGTCCA 88補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成6年6月28日