JPH07502323A - ポンプケーシング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ポンプケーシング ドイツ特許出願公開第ＤＥ−３３１５９２７号公報から、ケーシング軸線に対し て垂直でケーシング横断面の中心点を通る平面により２つの同一のケーシング半 体に分割され、有利には合成樹脂から成るケーシングから成る回転子形ポンプ（ うず巻ポンプ及び回転ポンプ等）が公知である。ケーシングは、ケーシングの外 側周縁に設けられている側方の吐出口に接続され別個に形成されている吐出側接 続部を有する。ケーシングの１つの構成ではその吐出口は、ケーシング中心軸線 に向かってずれている。さらに、ポンプケーシングの内室は、吐出側接続部の接 続領域の中に突出して延在する。ケーシングの吐出口にはフランジが設けられて おり、従って吐出側接続部は、それに対応する長方形の接続フランジにより、ケ ーシングの当接面に取付けることができる。回転子形ポンプは、要求に対応して 異なって形成される吐出側接続部を使用することにより異なる要求に整合させら れる。ケーシングが２部品構成であるので、すなわちポンプに固定するための開 口を有するか又は吸込口を有する吸込カバーを収容する開口を有する２つの同一 のケーシング半体により形成されるので、用途が制限される。取付けを容易にす るためには、羽根車はこの開口より大きくてはならない。従ってポンプは、ケー シング直径に比して大幅に小さい羽根車直径を有し、送出水頭（吐出水頭）及び 送出量（吐出量）の面での性能を要求に整合することが制限されている。そこで 図示された回転子形ポンプはノンクロッグ羽根車形ポンプであり、汚染され固体 が混入している水を大きい送出量で送出するために用いられる。従ってこのポン プは、高圧を形成する構造ではない。さらにこの構造は、多数の部品により組立 てなければならないという欠点がある。ケーシング部分の他に密封部材及び接続 部材が必要である。この場合、部品の接続にはフランジが必要であり、従って部 品の間に隙間が発生して沈澱物が形成されることがある。

ドイツ特許出願公開第３００００９５号公報は、ポンプケーシングの周縁壁に対 してほぼ接線のように配置されている吐出口を有するポンプケーシングを有する 遠心ポンプを開示し、この場合、吐出口は、はぼ長方形の横断面を有する開口で ある。この吐出口は、ケーシングの剛性を弱め、内圧による変形力に対する付加 的な安全手段を有しない。接続部との溶接は複雑である、何故ならば溶接継ぎ目 は３つの平面の中に有るからである。このためにこの接続部は、ケーシングの３ 次元輪郭に取付は可能なように形成しなければならない。

本発明の課題は、板金技術で簡単に製作でき、吐出側接続部の接続個所でも剛性 が高く、可及的最良の効率を有し、異なる送出水頭及び送出量を有する羽根車に 適する画一的なポンプケーシングを提供すことにある。

上記課題は本発明により、ケーシング周縁に平坦部が形成され、ポンプケーシン グにより境界が形成され羽根車の後部に配置されている流動室をこの平坦部がポ ンプ軸線に向かって狭め、一定の接続横断面を有する接続部を接続する開口がこ の平坦部に形成されていることにより解決される。

本発明により得られる重要な利点は、ポンプケーシングの平坦部により、接続部 をケーシングに１つの平面内での溶接により確実に接合できることにある。この 場合、隙間がない接合が可能なので、洩れが許されない媒体の送出が可能である 。さらに平坦部により、ケーシングの剛性を高めることができる。ポンプケーシ ングは、主に板金技術での製作のために開発されたが、しかし別の技術で別の材 料と使用に従って製作するためにも適する。

本発明の有利な実施例は、請求の範囲第２項及び第７項に記載されている。第２ 項に記載の実施例は、平坦部の而を広げたので、自動制御溶接のために十分な場 所が得られ、従って接続部とケーシングとの接続が容易に実現できる利点を有す る。重要な点は、接続部の接続横断面における面が、いかなる形状の接続部をケ ーシングに取付けるためにも一定不変でよいことにある。

第３項に記載の実施例は、平面部に関して非対称に吐出口及び接続部を配置する だけで、付加的部品を使用せずに、流れ案内のためのケーシング突出部を強化し て流れの案内の改善を可能にする。有利には吐出口は流れ方向とは逆の方向にず れて配置さ瓢　これにより突出部は大きくなる。

第４項に記載の実施例は、第１にポンプケーシングから平坦部への移行部の曲率 半径が突出部を強化し、第２にケーシングから接続部への流入特性が改善される ように流れの案内を最適化する。この場合、有利には、流れ方向で前方に位置す る曲率半径は小さく、流れ方向で後方に位置する曲率半径は大きく選択する。

第６項に記載の平坦部に設けられ外方へ向いているカラーは、所定の接続横断面 を持つ任意の接続部を収容するため以外に、接続部を重畳領域内に案内するため にも用いられる。さらにカラーは、ケーシングを堅牢する。好ましくは接続部は カラーに溶接され、この際接続部はカラーの内側に位置することも外側に位置す ることも可能である。この実施例では、隙間なしの溶接が、接続部が内側からカ ラーに溶接されることにより実現される。

第７項に記載の実施例は、羽根車の回転軸線に対して平坦部を平行に配置したポ ンプケーシングに関する。

第８項に記載の実施例は、羽根車の回転軸線に対して傾斜している平坦部を有す るポンプケーシングに関する。

本発明の実施例は図面に示されており、次に詳細に説明する。

第１図はポンプケーシングの縦断面図、第２図はケーシングから平坦部への移行 部を拡大して示す断面図、第３図は吐出側接続部を有するポンプケーシングを中 央Ａ−Ｂ線に沿って切断して示す断面図である。

第１図及び第２図において、金属薄板から成る円筒形のポンプケーシング（ポン プハウジング）１０周縁は、接続部４を収容するカラー３を有する平坦部２を有 する。本実施例では接続部４は、吐出側接続部であり、その端部には、図示され ていないフランジが設けられている。平坦部２は、個所５及び６で２つの異なる 曲率半径Ｒ１及びＲ２で円筒形ケーシング１から内側に突出し、円筒形ケーシン グ１の周縁の円の接線に対して約３０”の角度傾斜している。この場合、平坦部 ２は、羽根車周縁の円１０を切断していないが、羽根車に接続部４が当たらない かぎり、これは許容される。平坦部２の中の開ロアの中心軸線は、ケーシング１ の中心点を貫通せず、間隔εだけ流れ方向とは反対の方向にずれている。これに より流れ案内のためのケーシング突出部８が強化される。

第２図にはケーシング１から平坦部２への移行部が拡大されて示されている。個 所５の移行部は半径Ｒ１により形成され、曲率半径Ｒ１はこの実施例では個所６ の曲率半径Ｒ２より大きい。形成された突出部８は平坦部２から形成される。

第３図は、開ロアがケーシング１の全幅にわたっては延在せず、前部のケーシン グ壁１１及び後部のケーシング壁９に対して間隔を有することを示す。図示の円 筒形ケーシング１は、例えば放物線状、円錐形、球形又は多角形等の別の形状を 有することもある。

国際調査報告、Ｉｎ＋ｅｒｎａ＋＋ｙ＋ａ＋ａ；１３１１ｏｎｈａ−一一−］宝 静唄杏翰牛 １−−−−−−１　ρＣＴ／ＥＰ　９３１００９９２フロントページの続き （７２）発明者　ザイツ、タルト ドイツ連邦共和国、６７１０　７ランケシタール、フリードリヒーエーベルトー シュトラーセ　５

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．ポンプケーシング（１）の周縁に別個に形成されて配置されている接続部（ ４）を具備するポンプケーシングにおいて、前記ケーシング周縁に平坦部（２） が形成され、前記平坦部（２）が、前記ポンプケーシング（１）により境界を形 成されている流動室をポンプ軸線に向かって狭め、前記平坦部に、一定の接続横 断面を有する前記接続部（４）を接続する開口（７）が形成されていることを特 徴とするポンプケーシング。
2. ２．平坦部（２）の面が、開口（７）の横断面より広いことを特徴とする請求の 範囲第１項に記載のポンプケーシング。
3. ３．開口（７）の中心を通る平坦部（２）の平面に対する垂線が、羽根車の軸線 を通らないことを特徴とするポンプケーシング。
4. ４．ポンプケーシング（１）から平坦部（２）への移行部の曲率半径Ｒ１及びＲ ２が互いに異なることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載のポンプ ケーシング。
5. ５．流れ方向で第１の移行部の曲率半径（Ｒ２）が、後続の移行部の曲率半径（ Ｒ１）より大きいことを特徴とする請求の範囲第４項に記載のポンプケーシング 。
6. ６．平坦部（２）の開口（７）が、外方へ向いており接続部（４）を収容するカ ラー（３）を設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のポンプ ケーシング。
7. ７．平坦部（２）が羽根車の回転軸線に平行に位直することを特徴とする請求の 範囲第１項に記載のポンプケーシング。
8. ８．平坦部（２）が、羽根車の回転軸線に対して傾斜して位置することを特徴と する請求の範囲第１項に記載のポンプケーシング。