JPH07501244A - 不織有孔フィルムカバーシートを有する吸収性製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不織有孔フィルムカバーシートを有する吸収性製品発明の分野 本発明は例えばおむつ、失禁用製品、衛生ナプキン等のような吸収性製品に関す る。さらに詳しくは、本発明は不織有孔フィルムカバーシートを有する吸収性製 品に関する。

発明の背景 体液（ｂｏｇｙ　ｆｌｕｉｄ）を吸収するために形成された、あらゆる形態及び 種類の吸収性製品は当然周知である。吸収性製品の現在の種類はおむつ、失禁用 製品及び衛生ナプキンを含む。

公知の吸収性製品によって経験される主要な、使用時の問題は例えばパンツ、シ ャツ、及び寝具類のような、吸収性製品と接触する衣類製品を汚染する排泄物の 漏出である。着用者によって経験される漏出量は、液体が吸収性コアに入る速度 を改良することによって減することができる。従って、液体が迅速にトップシー トに浸透して、吸収性コア中に含まれる吸収性製品は、液体が吸収性コア中に浸 透する前にトップシートを通って流れることができる吸収性製品よりも少ない漏 出を経験する。それ故、流出液体（ｒｕｎ−ｏｆｆ）を減すると、吸収性製品に ょって経験される漏出量が減少する。

吸収性製品に関連する他の使用時の問題は、皮膚に接触する面の乾燥である。一 般に皮膚接触面が乾燥すればするほど、吸収性製品は快適になる。使い捨ておむ つ構造体の表面水分の減少に関する幾つかの特許が存在する。

１９７６年３月２３日にアンクツロウスキ（Ａｎｃｚｕｒｏｖｓｋｉ）に発行さ れた米国特許第３，９４５，３８６号と、それぞれ１９７６年６月２９日と１９ ７６年１１月３０日にカラミ（Ｋａｒａｍｉ）に発行された米国特許第３，９６ ５．９０６号と第３，９９４．２９９号は、トップシートと吸収性コアとの間に 挿入された有孔熱可塑性フィルムを有するおむつ構造体を教示する。１９８２年 ４月１３日にアジズ（Ａｚｌｚ）に発行された米国特許第４，３２４，２４７号 は吸収性製品の流出液体の減少と表面水分の減少の両方に関する成果を述べてい る。

吸収性製品に関連するさらに他の問題は、皮膚接触面の感触（ｆｅｅｌ）である 。成形フィルムの使用に関する問題はこのようなフィルムに付随するプラスチッ ク感触を好まない消費者がいることである。吸収性製品の表面の皮膚感触の改良 に多くの努力が向けられてきた。１つの努力はバターワース（Ｂｕｔｔｅｒｖｏ ｒｔｈ）等に発行された米国特許第３．９６７．６２３号に述べられている。バ ターワース特許は繊維質又はスェード状の一体外面を有する有孔熱可塑性ウェブ を含む表面シートを有する吸収性バッドに関する。

しかし、上記参考文献の大部分に述べられた製品は、表面流出液体の減少、濡れ 戻り（ｒｅｖｅｔ）特性の改良及び感触の改良の望ましい３性質の全ての良好な 組合せを得ることにおいて理想的とは言えない。アジズ特許に述べられた製品は かなり良好に作用するが、改良カバーシートの研究が続けられている。

それ故、少ない表面流出液体の特性、改良された表面乾燥性及び改良された、柔 らかい、低プラスチック様感触の良好な組合せを有する吸収性製品を提供するこ とが、本発明の目的である。

本発明の他の目的は、本発明の実施態様の以下の説明及び添付請求の範囲から、 さらに詳しく明らかになるであろう。

発明の概要 ”本発明は、例えばおむっ゛、失禁用製品、衛生ナプキン明は不織有孔フィルム カバーシートを有する吸収性製品に関する。

吸収性製品は、その基本形において、液体透過性カバーシート（又はトップシー ト）、トップシートに結合した液体不透性バックシート、及びトップシートとバ ックシートの間に位置する吸収性コアを含む。該トップシートは不織材料（好ま しくは、不織布）と有孔プラスチックフィルムとから成る。有孔プラスチックフ ィルムは好ましくは多数のテーパー状細管を有する。該細管はフィルムが液体を トップシートから吸収性コアまで運ぶことを可能にし、液体が逆方向に流れるの を阻止する。少なくともフィルムを、好ましくは不織布とフィルムの両方を界面 活性剤で処理して、トップシートを完全に通る透過性を強化する。

得られる吸収性製品は表面流出液体の減少と表面乾燥性特性の改良並びに感触の 改良の望ましい３特性の全ての良好な組合せを有すると考えられる。

図面の簡単な説明 図１は本発明の吸収性製品の簡単化した斜視図である。

図２は図１のライン２−２に沿った断面図である。

図３は図１のライン３−３に沿った断面図である。

図４は吸収性製品のトップシートの一部を含む不織布の端面図である。

図５はトップシートの他の成分を含む有孔プラスチックフィルムの端面図である 。

図６〜８は完全集成トップシートの代替え実施態様の端面図である。

図９は吸収性製品のカバーシートの１製造プロセスの概略図である。

好ましい実施態様の説明 １、吸収性製品 本発明は、例えばおむつ、失禁用製品、衛生ナプキン等のような吸収性製品に関 する。さらに詳しくは、本発明は不織有孔フィルムカバーシートを有する吸収性 製品に関する。

ここで用いる“吸収性製品′なる用語は、身体滲出液を吸収して、含む製品を意 味する。さらに詳しくは、この用語は身体から放出される種々な滲出液を吸収し て、含むように着用者の身体に対して又は身体の近くに配置される製品を意味す る。“吸収性製品“なる用語は、おむつ、失禁用製品、衛生ナプキン、パンティ ライナー（ｐａｎｔｌｌｌｎｅｒ）、及び身体滲出液の吸収に用いられる他の製 品を含むように意図される。“使い捨て”なる用語は一回使用後に廃棄される、 好ましくはリサイクルされる、堆肥にされる、或いは他の方法で、環境に適した やり方において廃棄されるように意図される製品を意味する。

（すなわち、これらの製品は洗濯若しくは他の方法での修繕、又は吸収性製品と して再使用されるように意図されない。） “おむつ”なる用語は、着用者の下肢の間に引き入れられて、ウェストのあたり で固定される、一般に幼児と失禁者によって着用されるガーメント（ｇａｒｍｅ ｎｔ）を意味する。ここに述べるカバーシートを備えることができる、適当な“ おむつ″は、ダンカン（Ｄｕｎｃａｎ）等に１９６７年１月３１日に発行された 米国特許（再発行）第２６．１５２号；ノニル（Ｂｕｅｌｌ）に１９７５年１月 １４日に発行された米国特許第３．８６０，００３号：ワイズマン（Ｖｅｌｓｓ ａｎ）等に１９８６年９月９日に発行された米国特許該４，６１０，６７８号； ワイズマン等に１９８７年１月１６日に発行された米国特許数４，６７３．４０ ２号；ロウソン（Ｌａｖｓｏｎ）に１９８７年９月２２日に発行された米国特許 第４，６９５．２７８号；ノニルに１９８７年１１月３日に発行された米国特許 第４，７０４．１１５号；アル７　ニー　（Ａｌｍａｎｙ）等に１９８９年５月 ３日に発行された米国特許第４，８３４，７３５号；アングスタッツ（Ａｎｇｓ ｔａｄｔ）に１９８９年１２月１９日に発行された米国特許第４，８８８．２３ １号；及びアジズ等に１９９０年３月２０日に発行された米国特許第４゜９０９ ．８０３号に開示されている。

“失禁用製品”なる用語は、成人によって着用されるか又は失禁者によって着用 されるかに関係なく、パッド、下着（パッドは例えばベルト等のような種類のサ スペンション系によって適所に維持される）、吸収性製品のインサート、吸収性 製品の容量増幅体（ｃａｐａｃｉｔｙ　ｂｏｏｓｔｅｒ）、フリーフ、ヘッドの パッド等を意味する。ここに述べるカバーシートを備えることができる、適当な 失禁用製品は、ストリックランド（Ｓｔｒｉｃｋｌａｎｄ）等に１９８１年３月 ３日に発行された米国特許ｍ４，２５３，４６１号、ノニルに発行された米国特 許第４，５９７，７６０号と第４．５９７．７６１号；上記米国特許第４，７０ ４．１１５号；アール（Ａｈｒ）等に発行された米国特許第４，９０９．８０２ 号；ギプソン（Ｇｌｐｓｏｎ）等に１９９０年１０月２３日に発行された米国特 許第４，９６４．８６０号：及びそれぞれ、ノニル（Ｎｏｅｌ）等とファイスト （Ｐｅｌｓｔ）等によって１９９１年１月３日に出願された米国特許出願第０７ ／６３７，０９０号と米国特許出願第０７／６３７．５７１号に述べられている 。

“衛生ナプキン”なる用語は、身体から放出される種々な滲出液（例えば、血液 、月経分泌物及び尿）を吸収して、含むように意図される、外陰部に隣接して女 性によって着用される製品を意味する。ここに述べるカバーシートを備えること ができる、適当な衛生ナプキンは、マクナイヤ−（ＭｃＮａｌｒ）に１９８１年 ８月２５日に発行された米国特許第４，２８５．３４３号；ファン　チルブルグ （Ｖａｎ　Ｔｌｌｂｕｒｇ）にそれぞれ１９８６年５月２０日と１９８７年８月 ２７日に発行された米国特許第４，５８９．８７６号と米国特許第４，６８７， ４７８号；オスポーン（Ｏｓｂｏｒｎ）等にそれぞれ１９９０年４月１７日と１ ９９１年４月１６日に発行された米国特許第４，９１７．６９７号と第５．００ ７．９０６号；オスポーンにそれぞれ１９９０年８月２１日と１９９１年４月２ ３日に発行された米国特許第４，９５０，２６４号と第５゜００９．６５３号； 及びピッシェル（Ｖｌｓｓｃｈｅｒ）等の名前で１９９０年１０月２９日に出願 された米国特許出願第０７／６０５，５８３号に開示されている。

“パンティライナー”なる用語は、一般に女性が彼女らの月経期間中に着用する 、衛生ナプキンよりもかさばらない吸収性製品を意味する。ここに述べるカバー シートを備えることができる、適当なパンティライナーはオスポーンに１９８８ 年４月１９日に発行された“パンティライナー”なる名称の米国特許第４，７３ ８．６７６号に開示されている。

本特許出願を通して記載する全ての特許、特許出願（及びこれに基づいて発行さ れる特許、並びに対応する発行済み外国特許出願）及び刊行物は、これによって 、ここに参考文献として関係する。しかし、ここに参考文献として関係する資料 が本発明を教示又は開示していることは、表現的に認められない。また、ここに 記載した商業的に入手可能な物質又は製品が本発明を教示又は開示していること も、表現的に認められない。

図１は着用者に着用される前のおむつを表すことができる、簡単化した吸収性製 品１ｏを示す。しがし、本発明が図面に示される特定の種類又は形状の吸収性製 品に限定されないことを理解すべきである。図２に示すように、このような吸収 性製品ｌＯは基本的にトップシート１２、バックシート１４及び吸収性コア１６ を含む。

吸収性製品１０は２表面、身体接触面（又は“身体面”）１０ａと衣類面１０ｂ とを有する。身体面１０ａは着用者の身体に隣接して着用されるように意図され る。吸収性製品１０（図２に図示）の衣類面１０ｂは反対側であり、吸収性製品 １０が着用されるときに、着用者の下着又は衣類に隣接して配置されるように意 図される。

吸収性製品１０は２つの中心線、すなわち長軸方向中心線Ｉと横断方向中心線ｔ とを有する。“長軸方向″と“横断方向“又は“横方向”なる用語（後者の２用 語は相互交換可能である）はオスポーンＩＩＩ等に発行された米国特許第５，０ ０７，９０６号に定義されており、ここに述べる吸収性製品に適用可能である。

図１は吸収性製品１０が２つの間隔を置いて離れた長軸方向縁１８と２つの間隔 を置いて離れた横方向縁又は端部縁（すなわち、両端部）２０を有し、これらが −緒に吸収性製品１０の周辺２２を形成する。

次に、吸収性製品１０の個々の要素をさらに詳細に考察する。

トップシート１２は着用者の皮膚に順応性（ｃｏｍｐｌｉａｎｔ）であり、柔ら かい感触かつ無刺激性である。さらに、トップシート１２は液体透過性であり、 液体をその厚さを通して容易に透過させる。トップシート１２は身体に面する側 又は而１２ａと衣類に面する側又は面１２ｂ、２つの長軸方向縁又は側縁１２Ｃ と２つの端部縁１２ｄを有する。（おむつ１０の他の要素に対しても同じナンパ −リング（ｎｕｓｂｅｒｌｎｇ）系を用いる。すなわち、着用者の身体に面する 要素の側は要素の番号と参照文字“ａ”とによって名付けられ、着用者の下着に 面する側は要素の番号と文字“ｂ“とによって名付けられ、側縁と端部縁は要素 の番号と参照文字”ｃ″又は“ｄ“とによってそれぞれ名付けられる。） トップシート１２は２要素、すなわち好ましくは布帛２４としての不織材料と三 次元の有孔プラスチックフィルム２６とを含む。不織布２４の衣類に面する側又 は面２４ｂは好ましくは有孔プラスチックフィルム２６の身体に面する面２６ａ に密接に接触して、より好ましくは結合して維持される。トップシート１２の要 素部分を以下でさらに詳細に検討する。

不織布２４は液体に対して透過性である不織布である。

適当な不織布２４は例えば天然繊維（例えば、木材繊維又は綿繊維）、合成繊維 （例えば、ポリエステル、ポリプロピレン）又はこれらの組合せのような、広範 囲な物質から製造される。不織布２４は好ましくはポリプロピレン、ポリエステ ル、ポリエチレン、ポリビニルアルコール、澱粉ベース樹脂、ポリウレタン、セ ルロース及びセルロースエステルから成る群から選択される繊維から製造される 。

明らかに、不織布２４の製造に使用可能である、多くの製造技術が存在する。例 えば、不織布２４は樹脂結合、針パンチ（ｎｅｅｄｌｅ　ｐｕｎｃｈｅｄ’）、 スパンボンド、カード処理（ｃａｒｄｅｄ）することができ、後者は熱結合、エ アースル□−結合（ａｌｒ−ｔｈｒｕ　ｂｏｎｄｅｄ）及びスパンボンド（ｓｐ ｕｎｌａｃｅｄ）布帛を含む。好ましい不織布２４は熱結合したポリプロピレン 布帛である。

不織布２４は約１〜約４０ｇ／ｍ２、好ましくは約１〜約２３ｇ／ｍ２の重量を 有する軽量であるべきである。

１実施態様では、不織布２４は約１８〜約２２ｇ／平方ヤード（約２１〜約２６ ｇ／ｍ２）の基礎重量範囲と、約２００パスカルの荷重下で測定した場合に約５ 〜約１５ｍ１ｌ（約０．１３〜約０．３８ｍｍ）の、図４に示すような、厚さく ｃａｌｌｐｅｒ）を有する。このような不織布２４は長袖方向又は装置方向にお いて少なくとも約４００　ｇ　／　ｃ　ｍ及び横断装置方向において少なくとも 約５５ｇ／ｃｍ２の最低湿潤又は常態引張り強さを特徴とする。

他の実施態様では、不織布２４は約８〜約１２ｇ／ｍ２の軽量を有する。このよ うな軽量の不織布は非常に好ましい。これらを用いて（軽量フィルムと共に）、 単一シート材料として挙動するほど充分に薄く、軽量である複合トップシート１ ２を形成することができるので、これらの不織布が好ましい。このことはこのよ うなトップシートがより柔軟であり、かつより少量の原料を使用するという利点 を提供する。

不織布２４は好ましくは、熱結合部位３４のパターンを有する。好ましい不織布 の１種はカード処理熱ド・ソト結合ポリプロピレンウェブを含む。このような布 帛中の熱結合は好ましくは、平面図において長方形の形状である。結合は好まし くはスタッガー状（ｓｔａｇｇｅｒｅｄ）列に配置される。他の好ましい不織布 は同様に配置された熱結合を有するスパンボンドされたポリプロピレンウェブで ある。さらに他の好ましい不織布２４はメジソン（Ｍｅｇｉｓｏｎ）等に発行さ れた米国特許第４，７８１，７１０号に記載の方法によって型押しされたカード 処理ポリプロピレンウェブである。この不織布２４は平面図においてダイヤモン ド形状である、型押し部分又は熱結合部分を有する。このダイヤモンド形状の結 合はメジソン等の特許の図１と２に示されるようにダイヤモンド形状グリッド中 に間隔を置いて、配置される。（しかし、型押しが下方のコアに達する必要はな い。）有孔プラスチックフィルム２６は好ましくは不織布２４と吸収性コア１６ との間に配置される。図５に示すように、有孔プラスチックフィルム２６は好ま しくは、複数のテーパー状細管４０を有し、各細管がベース開口３８と先端開口 ４２を有する三次元構造体である。先端開口４２は好ましくは、吸収性コア１６ と密接に接触する。

有孔プラスチックフィルム２６は液体不透性材料、好ましくは熱可塑性材料から 製造される。適当な材料の１種は０．００１〜０．００２インチ（０，００２５ 〜０．００５１ｃｍ）の厚さを有する低密度ポリエチレンフィルムである。有孔 プラスチックフィルム２６の製造に用いるための熱可塑性材料は、一般にポリエ チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、澱粉ベース樹脂、ポリビニルアルコ ール、ポリウレタン、ポリカプロラクトン及びセルロースエステルから成る群か ら選択される。

本発明に用いられる熱可塑性材料は好ましくは約９０ｇ／Ｃｍ３〜約１．２０ｇ ／ｃｍ”の範囲内の密度を有し、最も好ましい密度範囲は約０．９１ｇ／ｃｍ３ 〜約０．９２ｇ／ｃｍ３である。このような材料の一般メルトインデックス範囲 は好ましくは約２〜約１００であり、さらに好ましい範囲は約４〜約２５である 。

好ましい１実施態様では、熱可塑性材料にトンプソン（Ｔｈｏｍｐｓｏｎ）に１ ９７５年１２月３０日に発行された米国特許第３，９３９．１：１５号に記載の 方法、サイズ、形態及び配向（ｏｒｌｅｎｔａｔｌｏｎ）で、多数のテーパー状 細管４０を与える。他の適当な有孔プラスチックフィルムはムラン（Ｍｕ　ｌ　 Ｉ　ａｎｅ）等に１９８２年４月１３日に発行された米国特許第４．３２４，４ ２６号；ラブル（Ｒａｄｅｌ）等に１９８２年８月３日に発行された米国特許第 ４，３４２．３１４号；及びアール等に１９８４年７月３１日に発行された米国 特許第４．４６３，０４５号に開示されている。有孔プラスチックフィルム２６ は、熱可塑性ではない他の種類の有孔プラスチックフィルムを含むことができる 。使用されるフィルムの種類は、トップシート１２の製造中にフィルムと不織布 要素がさらされる加工の種類に依存する。不織布２４とフィルム２６が溶融によ って複合構造体に一体成形される場合には、熱可塑性フィルムが用いられる。他 の適当な種類の有孔フィルムは、限定する訳ではなく、ハイドロフォームド（ｈ ｙｄｒｏ−ｆｏｒ■ｅｄ）フィルムがある。ハイドロフォームドフィルムは下記 米国特許：クロ（Ｃｕｒｒｏ）等に発行された第４，６０９．５−１８号、第４ ，６２９．６４３号、第４，６９５．４２２号、第４，７７２，４４４号、第４ ，７７８゜６４４号及び第４，８３９．２１６号、並びにオエレッテ（Ｏｕｅｌ 　１ｅｔｔｅ）等に発行された米国特許第４，６３７゜８１９号に述べられてい る。

不織布２４と有孔プラスチックフィルム２６とを向かい合った関係に配置する。

これらの２要素は固定しても固定しなくてもよい。２要素を固定する場合には、 多くの種々な方法（又は固定手段）又は方法の組合せによって相互に固定するこ とがきる。２要素を固定するための適当な方法には、限定する訳ではなく、接着 剤、融合（熱結合及び／又は圧縮結合を含む）、超音波及び動的機械的結合があ る。

接着剤は均一な連続層、パターン化層、又は接着剤の分離ライン、スパイラル、 ビーズ若しくはスポットの配列として塗布することができる。接着剤結合は好ま しくは、ミネトラ（Ｍｌｎｅｔｏｌａ）等に１９８６年３月４日に発行された米 国特許第４．５７３．９８６号に開示されるような接着剤フィラメントの開放パ ターンネットワーク、又はスブラーグ・ジュニア（Ｓｐｒａｇｕｅ、Ｊｒ、）に １９７５年１０月７日に発行された米国特許第３，９１１，１７３号；チーカー （Ｚｌｅｋｅｒ）等に１９７８年１１月２２日に発行された米国特許第４．７８ ５．９９６号；及びヴエレニッツ（Ｗｅｒｅｎｉｃｚ）に１９８９年６月２７日 に発行された米国特許第４，８４２．６６６号に示される装置及び方法によって 例示されるように、スパイラルパターンに渦を巻いた数本の接着剤フィラメント を含むフィラメントの開放パターンネットワークを含む。使用可能な熱／圧縮結 合の方法はボール（Ｂａｌｌ）等に１９８９年８月８日に発行された米国特許第 ４，８５４，９８４号に述べられている。

或いは、不織布２４と有孔プラスチックフィルム２６とを間接的に固定すること ができる。例えば、不織布２４と有孔プラスチックフィルム２６との間に配置し たエアフェルト（ａ１ｒｆ’ａｌｔ）の薄層又は疎水性物質層に又はこれらの層 を通してこれらの２要素を固定することができる。好ましくは、このような付加 的な１つ以上の層を界面活性剤によって処理する（以下でさらに詳しく述べるよ うに）。

或いは、不織布２４と有孔プラスチックフィルム２６とを複合構造体に一体成形 することができる。ここで用いる“複合′、“複合構造体０又は“組合せ″なる 用語は、不織布２４の一部がフィルム２６中に達する又はこの逆が生じてこれら の要素が全体的に結合する関係を意味する。これらの要素は向かい合った関係の 分離層として存在しなくなる。

図６と７はこのような複合構造体の幾つかの可能な実施態様を示す。図示した実 施態様では、不織ウェブ２４中の繊維の少なくとも一部が熱可塑性フィルム２６ の一部中に埋め込まれる。各要素の表面間の関係は各実施態様によって異なる。

しかし、図６と７に示した両実施態様では、不織材料２４の衣類に面する面２４ ｂが有孔フィルム２６の身体に面する面と衣類に面する面との間に位置する。こ れらは、要素が向かい合った関係の分離層である図８に示す実施態様とは対照的 である。・図６は、２要素の身体に面する側２４ａと２６ａが大体同じ面内にあ る複合構造体の例を示す。図７は、不織材料２４の身体に面する側２４ａがフィ ルム２６の身体に面する側よりも上方であるので、フィルム２６の身体に面する 側２６ａが不織布２４の両面の間に配置される複合構造体を示す。図７に示す実 施態様は、トップシート１２の身体に面する面１２Ｈの全体にわたってより柔軟 な不織布２４を与えるので、これらの２実施態様の中でより好ましいと考えられ る。これは図６に示す実施態様とは対照的である。図６に示した実施態様では、 不織布２４を含む繊維の一部がトップシート１２の身体に面する面１２ａの少な くとも一部に沿ってフィルム中に埋め込まれる。これらの埋め込まれた部分は典 型的に、単独の不織材料はど柔軟ではない。

他の代替え実施態様では、フィルム２６が不織布２４の領域の一部のみの下方に あるように、トップシート１２を構成することができる。例えば、フィルム２６ は小さいサイズであるので、液体が付着する又は吸収される吸収性製品部分のみ を被覆する。これは吸収性製品の股の部分又は尿の“ターゲット領域“でありう る。

吸収性コア１６はトップシート１２とバックシート１４の間に配置される。吸収 性コア１６は身体滲出液を吸収する手段を与える。吸収性コア１６は吸収される べき滲出液の総量よりもあまり大きい吸収能力を有する必要がない。吸収性コア １６は一般に使用者の皮膚に対して圧縮可能であり、適合性であり、無刺激性で ある。これはこのような目的のために技術上で用いられる如何なる物資も含むこ とができる。例には、一般にエアフェルトと呼ばれる微粉状木材バルブ、クレー プ状セルロース詰綿、架橋セルロース繊維、吸収性フオーム、吸収性スポンジ、 合成ステーブルファイバー、ポリマー繊維、ヒドロゲル形成ポリマーゲル化剤、 ピートモス（ｐｅａｔ　ｍｏｓｓ）、これらの組合せ、又は同等物若しくは同等 な物質組合せを含む。

適当な架橋セルロース繊維は、タック（Ｃｏｏｋ）等に１９８９年１２月１９日 発行された米国特許第４，８８８．０９３号；ディージ（Ｄｅａｎ）等に１９８ ９年４月１８日発行された米国特許第４，８２２，５４３号；ショッゲン（Ｓｃ ｈｏｇｇｅｎ）等に１９８９年１２月２６日発行された米国特許第４，８８９． ５９５号；ショッゲン等に１９８９年１２月２６日発行された米国特許第４，８ ８９．５９６号；ムーレ（Ｍｏｏｌｅ）等に１９９０年２月６日発行された米国 特許第４．８９８，６４２号；及びラッシュ（Ｌａｓｈ）等に１９９０年６月１ ９日発行された米国特許第４，９３５，０２２号に述べられている。

特定の種類の吸収性製品のための吸収性コア１６の特徴は、ここに参考文献とし て関係する特許及び資料と、このような資料に参考文献として引用され、それら の開示が全てここに参考文献として関係する特許及び他の資料とにさらに詳細に 開示されている。他の適当な吸収性コア配置はデュエンク（Ｄｕｅｎｋ）等の名 前で１９８６年１０月２２日に発行され、ここに参考文献として関係する米国特 許第４，９８８，３４４号と第４，９８８．３４５号、及びヨーロッパ特許出願 公報第０１９８６８３号に述べられている。吸収性製品１０は、参考文献として 関係する特許に述べられているような、付加的な層又は他の要素をも含む。例え ば、吸収性製品１０はトップシート１２と吸収性コア１６との間に配置される架 橋セルロース繊維の追加（ａｃｑｕｊ、５１ｔｉｏｎ）層又はパッチを含むこと ができる。

バックシート１４は液体に対して不透性であり、好ましくは薄いプラスチックフ ィルムから製造されるが、他の柔軟な液体不透性材料も使用可能である。バック シート１４は吸収性コア１６中に含まれる液体が吸収性製品１０に接触する製品 を湿潤させることを阻止する。

約０．００１〜約０．００２インチ（０，００２５〜０．００５１ｃｍ）の厚さ を有するポリエチレンフィルムがバックシート１４として用いられ、満足できる 成果を挙げている。ここで用いる“柔軟な（ｆｌｅｘｉｂｌｅ）”なる用語は、 順応性であり、人体の一般的な形状と輪郭とに容易に順応する物質を意味する。

バックシート１４は吸収性コア１６の衣類に面する側１６ｂ上に重ねられ、好ま しくはその両縁を越えて伸びる。トップシート１２は吸収性コア１６の身体に面 する側１６ａ上に重ねられ、これもコア１６の両縁を越えて伸びる。それ故、吸 収性コア１６はトップシート１２とバックシート１４との間に配置される。トッ プシート１２とバックシート１４とを例えばそれらの周辺の周囲で相互に結合さ せる。トップシート１２とバックシート１４とは例えば接着剤の使用、クリンピ ング（ｃｒｉ■ｐｉ　ｎｇ）、ヒートシーリング（ｈｅａｔ　ｓｅａｌｉｎｇ） 又は超音波結合によるような、適当な方法によって結合させることができる。

トップシート１２、バックシート１４及び吸収性コア１６を特定の種類の吸収性 製品のためにどのように集成する（ａｓｓｅｌｌｂｌｅｄ）かについてのさらに 詳しい説明は、ここに参考文献として関係する資料中に与えられる。

２、吸収性製品の製造方法 トップシート１２の適当な製造プロセスを図９に示す。

以下に述べるこのプロセスの１変形（ｖｅｒｓｉｏｎ）もロウエ（Ｌｏνｅ）の 名前でトレデガー　フィルム　プロダクツ（Ｔｒｅｄｅｇａｒ　Ｆｌｌｍ　Ｐｒ ｏｄｕｃｔｓ）によって本出願と同日に出願された特許出願に記載されている。

本発明の吸収性製品のためのトップシートの製造装置は１００と表示する。装置 １００は第１供給源１０２と第２供給源１０４を含む。供給源（又は“供給手段 ″）１０２と１０４は、トップシートの要素を含む材料を系中に供給する。

不織材料を文字Ａによって示した箇所においてプロセス中に供給する。第１供給 源は不織布２４の製造に用いられる第１材料２４°を供給する。第１材料２４′ は不織布２４中に用いるために又は不織布２４として適切であるとして上記で指 定した材料のいずれかでありうる。

不織材料は適当な供給源によりて供給することができる。

第１供給源１０２は、限定する訳ではなく、積層プロセス中への材料の導入に用 いられる通常の手段を含むことができる。第１供給源１０２は、限定する訳では なく、巻出しロール；ウェブ又は布帛製造機（例えば、慣習的なカーディング装 置、スパンボンディング（ｓｐｕｎｂｏｎｄｉｎｇ）装置）；又は系にルーズ（ ｌｏｏｓｅ）繊維の層を供給するためのホッパーであることができる。

説明したプロセスでは、第１供給源は第１材料を不織布ウェブ２４′として保持 する供給ロール１０２を含む。

不織布ウェブ２４′は好ましくは薄く、柔らかい構造である。ファイバーウェブ 　グループ（Ｆｉｂｅｒｗｅｂ　Ｇｒｏｕｐ）によって登録商標セレストラ（Ｃ ＥＬＥＳＴｌ？Ａ）及びホルメストラ（ＨＯＬＭＥＳＴＲＡ）で製造されている 。

不織布ウェブ２４゛を好ましくは有効量の表面活性剤又は界面活性剤によって処 理する。界面活性剤は不織布の表面に界面活性剤を加えない場合よりも大きい分 極性を与える。大きい表面極性は大きい湿潤性を生ずる。適当な界面活性剤はＩ ＣＩ　スペシャルティ　ケミカルス（１０１５ｐｅｃｉａｌｔｙ　Ｃｈｅｍｉｃ ａｌｓ）によって製造されるアトマー　（ＡＴＭＥＲ）　６４５として商業的に 知られた製品を含む。

不織布２４はその製造前に又はその製造中に界面活性剤によって処理することが できる。例えば、不織布２４を供給ロール１０２から巻出した後に又はここに述 べるプロセス中の他の時に処理することができる。界面活性剤は不織布のいずれ の面にも供給することができる。これは例えば吹付けによる、バジング（ｐａｄ ｄｉｎｇ）によル又はトランスファーロールの使用によるような、公知の技術に よって実施することができる。或いは（又は付加的に）、界面活性剤を例えば不 織布の繊維の間又は内のように不織布中に導入することができる。好ましくは、 不織布を本発明のプロセスへの供給時の前に界面活性剤によって処理する。

熱可塑性材料は指定した箇所Ｂにおいてプロセス中に供給する。第２供給源１０ ４は熱可塑性フィルム２６の製造に用いられる第２°材料２６゛を系中に供給す る。

第２材料２６°は熱可塑性フィルム２６の製造に用いるために適切であるとして 上記で指定した材料のいずれかでありうる。熱可塑性材料は適当な供給源１０４ によって供給される。従って、第２供給源はプロセスへのフィルムの導入に用い られるいずれかの慣習的手段であることができる。第２供給源１０４は、限定す る訳ではなく、巻出しロール、フィルム製造機、又はフィルムを製造するための 樹脂ベレットの供給（ｓｕｐｐｌｙ）であることができる。説明したプロセスの 実施態様では、第２供給源はダイ１０４であり、ダイ１０４では熱可塑性材料が 押出成形され、ダイ１０４から熱可塑性材料が流出する。

有孔プラスチックフィルム２６も有効量の界面活性剤で処理すべきである。界面 活性剤によるフィルムの処理は、液体が不織材料を通過して、不織材料と有孔フ ィルムとの間の界面に集まり、次に不織布を通って戻って、着用者の皮膚に接触 するという先行技術の問題の解消に特に有効である。このように、界面活性剤は トップシート１２を完全に通過する透過性を強化する。

有孔プラスチックフィルム２６を上記で指定した一般的な方法（繊維材料への使 用に特に限定されない）のいずれかにおいて界面活性剤によって処理することが できる。好ましくは、少量の界面活性剤をフィルム２６を製造するための樹脂ベ レットに配合する。界面活性剤を例えばポリエチレン樹脂ベレットのようなポリ オレフィン樹脂ベレット中に配合することができる。処理後に、界面活性剤化学 的添加剤がフィルム表面に滲出する（ｅｘｕｄｅ）　。

このような滲出は添加剤が常温においてポリオレフィン中に不溶性であることに よる。押出し中に、溶融非晶質樹脂塊は急冷されて、半一結晶質ウェブに成る。

規則的な結晶構造が形成されるにつれて、非晶質量が減少する。添加剤分子は結 晶構造に非相容性であり、冷却する非晶質領域に不溶であるので、これらはポリ オレフィンの表面にスクイーズされる（ｓｑｕｅｅｚｅｄ）又は移行される。

界面活性剤は商業的にアトマー６４５として知られた、上記製品と同じ製品であ りうる。界面活性剤の添加量は所望の流体をトップシート１２に通して移動させ るために充分な量であるべきである（以下で説明するコロナ放電処理後に）。界 面活性剤処理した不織布を用いる場合には、界面活性剤量は好ましくは、熱可塑 性材料に対する界面活性剤量０．５〜約１重量％である。無処理不織布を用いる 場合には、熱可塑性材料に対して界面活性剤約２〜約５重量％を用いるべきであ る。過剰な界面活性剤が不織布中に移行すると考えられる。

ダイ１０４は熱可塑性材料を所定路に沿って移動するホットフィルムとして熱可 塑性材料を供給する。本発明の実施態様では、回転円筒形真空ドラム１２６を所 定路に沿って配置する。不織布ウェブ２４゛を塗装ローラー１２８を越して移動 させて、ホットフィルム２６′に接触させる。不織布ウェブ２４′はホットフィ ルム２６゜と共にドラム１２６の側面に沿って移動する。フィルム２６′がドラ ム１２６に供給され、不織布ウェブ２４′が真空積層によってホットフィルム２ ６°　と結合して、複合ウェブ１２′を形成する。

有孔三次元成形要素又はスクリーンをドラム１２６上に配置することによって、 三次元開口が形成される。フィルム２６゛がドラムに沿って移動するにつれて、 成形要素の開口中にフィルムを曲げるために充分に、空気差圧がフィルム２６° を通してスクリーンの一部に与えられる。このようにして生じた差圧がフィルム ２６°・の成形と破壊とを生じて、三次元開口を生成する。プラスチックフィル ム中の三次元開口の形成に使用可能であるプロセスは米国特許第４，３５１，７ ８４号、第４，４５６．５７０号及び第４．５３５．０２０号に詳述されている 。

複合ウェブ１２°はニップローラー１３４と１３６の間を通り、ローラー１３８ を過ぎてコロナ処理ローラー１４０に達する。化学的に処理された複合ウェブ１ ２゜は無処理ウェブよりも極性であるが、ウェブ１２′のコロナ放電処理は所望 の最大湿潤性を与える。コロナ処理ローラー１４０は通常、例えばエポキシ、フ ッ素化ポリエチレン（置ＦＯＮ）　、塩素化ポリエチレン（ＨＹＰＡ−ＬＯＮ） 　、又はポリエステル（ＭＹＬＡＲ）のような、適当な誘電性材料で被覆される 。電極又はコロナパー１４２はコロナ処理ローラー１４０に平行にロールよりも 約１６ｍｍ上方に懸垂される。コロナパー１４２は変圧器とコロナ処理用電源１ ４４とからエネルギーを与えられる。上記コロナ放電処理は米国特許第４，３５ １．７８４号、第４，４５６，５７０号及び第４，５３５．０２０号に詳述され ている。これはトップシート材料１２の形成を完成させる。

完成トップシート材料１２は第２テンシジンローラー１４６を連続的に通ってス リッター１４８に達し、そこで切断される。次に、トップシート材料１２はロー ラー１５０と１５２を通って進行して、巻き取り機１５４に達する。

トップシート１２の製造プロセスの代替え実施態様では、不織材料２４とフィル ム２６を他の方法で固定することができる。典型的に、これらの他のプロセスで は、フィルムが冷却される後まで、不織材料２４°をフィルムに供給しない。代 替えプロセスの１つでは、接着剤を用いて、不織材料２４とフィルム２６とをそ れらの面において結合させる。接着剤結合プロセスでは、接着剤を適当な、商業 的な接着剤供給デバイスによって供給することができる。接着剤を適当なプロセ スを用いて塗布することができる。例えば、要素を別々に製造して、感圧接着剤 を予め塗布して、その後に、次のプロセスで固定させる。他の例では、不織材料 ２４とフィルム２６とに、図９に示したプロセスと同様なプロセスにおいて、接 着剤を塗布する、これらがニップローラー１３４と１３６の間でニップを通過す るときに、これらの２要素は一緒に圧縮され、結合することができる。或いは、 このような接着剤結合プロセスを圧力を加えずに実施することができる。他の実 施態様では、ローラー１３４又は１３６の１つにパターンを与え、他方のローラ ーをアンビルローラーとして用いて、２要素を熱及び／又は圧力の存在下で共に 結合させることができる。さらに他の実施態様では、ローラー１３４又は１３６ の代わりに商業的に入手可能な超音波溶接デバイスを用いることができる。

吸収性製品１０は良好な滲み通り時間と濡れ戻り値（ｒｅｖｅｔ　ｖａｌｕｅ） を有すると考えられる。滲み通り時間は液体がトップシート１２を通って浸透す るのに要する時間の尺度である。液体がトップシート１２の表面上を流出する可 能性を減するために、トップシート１２の迅速な浸透（すなわち、低い滲み通り 時間）が重要である。

滲み通りは適当な方法を用いて測定することができる。

滲み通り時間が短ければ短いほど、トップシート１２の滲み通り特徴は良好にな る。濡れ戻り値は吸収性コア１６からトップシート１２の外面に流れる液体量の 尺度である。トップシート１２の外面上の多量の液体（すなわち、高い濡れ戻り 値）は、使い捨て吸収性製品の着用者の不快感を生ずるので、好ましくない。吸 収性製品の濡れ戻り値は適当な方法を用いて測定することができる。

滲み通りと濡れ戻りとを測定するための適当な方法はアジズに発行された米国特 許第４，３２４，２４７号に述べられている。しかし、アジズ特許に述べられて いる試験の他の変形方法では、試験サンプルを約１ｐｓ　ｉの圧力にさらすこと によって、濡れ戻り値を測定する。

不織布と界面活性剤処理した有孔フィルムとのトップシートは、単独のプラスチ ックフィルムよりも優れた美的品質を有し、単独の不織布よりも優れた機能性を 有する製品を形成する。不織布は柔軟で、美的に快適である皮膚接触層を形成す る。フィルム層が三次元で、孔を有する場合に、フィルム層は流体をフィルムか ら吸収性コアまで移動させ、コアからの流体の漏出に対してはバリヤーを与える が、このことは不織布のみでは困難である。

本発明を例示的な好ましい実施態様に関連して説明し・だが、本発明の範囲及び 要旨から逸脱せずに上記実施態様において変化及び変更を実施することができる ことは、当業者によって容易に理解されるであろう。

Ｆｉｇ、　６ Ｆｉｇ、　８ 国際調査報告　ロｒｒｌ「１（Ｑ２／ｎＱ２’）１ＯｒＴ／ｌＩＣ０３／１１０ ２クフ フロントページの続き （５１）　Ｉｎｔ、　Ｃ１，’　識別記号　庁内整理番号８２９Ｃ４４１００ ／／　Ｂ　２９　Ｋ　１０５：０４ Ｂ２９Ｌ　７：００ ９２６８−４Ｆ （８１）指定回　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ （ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、　ＭＲ， ＳＮ、　ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，Ｆ Ｉ、　ＨＵ。

ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　Ｎｏ、　ＰＬ、ＲＯ ，ＲＵ、ＳＤ ｌ ８２９Ｃ６７／２２ （７２）発明者　カークパトリック、シャーロン、ダーレーン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、オーク、クリーク、ドライブ、６３１ ３（７２）発明者　ルースカ、ロバート、ウィリアムアメリカ合衆国オハイオ州 、シンシナチ、ビスケイン、アベニュ、５５３０ （７２）発明者　アスキン、ロバート、ニージーン、ザ、セカンド アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、テラス、ビュー、ドライブ、６４０

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．向かい合った関係で共に配置された不織材料と有孔プラスチックフィルムと を含む、吸収性製品のための液体透過性トップシートであって、前記トップシー トの総透過性を強化するために、前記フィルムが界面活性剤で処理されることを 特徴とする前記トップシート。
2. ２．前記フィルムが熱可塑性樹脂材料を含み、前記界面活性剤が前記熱可塑性樹 脂材料と混合されて、前記フィルムに混入される請求項１記載のトップシート。
3. ３．前記不織材料と前記フィルムとが一緒に固定される請求項１又は２に記載の トップシート。
4. ４．前記不織材料と前記フィルムとが一緒に接着結合される請求項３記載のトッ プシート。
5. ５．前記不織材料と前記フィルムとが一緒に融合される請求項３記載のトップシ ート。
6. ６．前記不織布と前記有孔フィルムとが複合構造体に一体成形されたものである 請求項１記載のトップシート。
7. ７．前記不織材料も界面活性剤によって処理される請求項１記載のトップシート 。
8. ８．吸収性製品のための液体透過性トップシートの製造方法であって、次の工程 ： （ａ）不織ウェブを形成する工程と； （ｂ）有孔プラスチックフィルムを形成する工程と；（ｃ）前記フィルムを界面 活性剤で処理する工程と；（ｄ）不織ウェブと有孔フィルムとを向かい合った関 係に配置する工程と； （ｅ）前記不織ウェブと前記フィルムとを一緒に固定する工程と を含むことを特徴とする前記方法。
9. ９．前記不織ウェブが約１〜約４０ｇ／ｍ２の基本重量を有する請求項８記載の 方法であって、工程（ｂ）と（ｃ）が次の工程： （ｉ）熱可塑性樹脂材料を形成する工程と；（ｉｉ）前記熱可塑性材料をその融 点を越える温度に加熱する工程と； （ｉｉｉ）前記溶融熱可塑性材料中に界面活性剤を混入する工程と； （ｉｖ）溶融熱可塑性材料と界面活性剤との混合物を前記有孔フィルムに成形す る工程と； （ｖ）前記フィルムを冷却させる工程とを含む前記方法。
10. １０．前記不織ウェブが約１〜約４０ｇ／ｍ２の基本重量を有する請求項８記載 の方法であって、工程（ｂ）と（ｃ）が次の工程； （ｉ）熱可塑性樹脂材料を形成する工程と；（ｉｉ）前記熱可塑性材料をその融 点を越える温度に加熱する工程と； （ｉｉｉ）前記溶融熱可塑性材料中に界面活性剤を混入する工程と； （ｉｖ）溶融熱可塑性材料と界面活性剤との混合物を前記有孔フィルムに成形す る工程と を含み、 工程（ｄ）が、不織ウェブを高温有孔フィルムに結合させるために前記有孔フィ ルムが充分に高温であるときに、不織ウェブと有孔フィルムとを向かい合った関 係に配置することを含む前記方法。