JPH0748133Y2 - ハンガー - Google Patents
ハンガーInfo
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- JPH0748133Y2 JPH0748133Y2 JP4534090U JP4534090U JPH0748133Y2 JP H0748133 Y2 JPH0748133 Y2 JP H0748133Y2 JP 4534090 U JP4534090 U JP 4534090U JP 4534090 U JP4534090 U JP 4534090U JP H0748133 Y2 JPH0748133 Y2 JP H0748133Y2
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Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、略水平方向に伸縮可能なハンガーに関するも
のである。
のである。
従来のハンガー、特に和服用ハンガー等のように大きな
幅寸法を要するハンガーには、その両肩部分が略水平方
向に伸縮可能に構成されたものがある。このようなハン
ガーは、両肩部分を伸長した状態で使用され、両肩部分
を収縮した状態で持運ばれ、あるいは収納される。
幅寸法を要するハンガーには、その両肩部分が略水平方
向に伸縮可能に構成されたものがある。このようなハン
ガーは、両肩部分を伸長した状態で使用され、両肩部分
を収縮した状態で持運ばれ、あるいは収納される。
第6図は、そのハンガーの一例を示したものである。こ
のハンガーの本体90は、水平方向に延びる筒部92を有
し、この筒部92内に、この筒部92の内径よりも小さい外
径を有する筒状の第1の伸縮部材94が出没可能に嵌めら
れるとともに、この第1の伸縮部材94内に、この第1の
伸縮部材94の内径よりも小さい外径を有する第2の伸縮
部材96が嵌められている。
のハンガーの本体90は、水平方向に延びる筒部92を有
し、この筒部92内に、この筒部92の内径よりも小さい外
径を有する筒状の第1の伸縮部材94が出没可能に嵌めら
れるとともに、この第1の伸縮部材94内に、この第1の
伸縮部材94の内径よりも小さい外径を有する第2の伸縮
部材96が嵌められている。
第7図は、上記第2の伸縮部材96の抜け止め構造を示し
たものである。この図に示される抜け止め部材98は、筒
部981と、この筒部981よりも大きな外径を有する鍔部98
2とを有し、上記鍔部982が第1の伸縮部材94の外端面に
接触する位置まで上記筒部981が第1の伸縮部材94の外
端部(第6図では右端部)の内側に挿入され、接着剤等
で固定されている。
たものである。この図に示される抜け止め部材98は、筒
部981と、この筒部981よりも大きな外径を有する鍔部98
2とを有し、上記鍔部982が第1の伸縮部材94の外端面に
接触する位置まで上記筒部981が第1の伸縮部材94の外
端部(第6図では右端部)の内側に挿入され、接着剤等
で固定されている。
これに対し、第2の伸縮部材96の基端部(第6図では左
端部)には、この第2の伸縮部材96の本体よりも大きな
外径、詳しくは第1の伸縮部材94の内径と略等しい外径
を有するストッパ961が設けられている。そして、第7
図に示されるように、上記ストッパ961と抜け止め部材9
8の筒部981との当接により、第2の伸縮部材98の抜け止
めが行われている。
端部)には、この第2の伸縮部材96の本体よりも大きな
外径、詳しくは第1の伸縮部材94の内径と略等しい外径
を有するストッパ961が設けられている。そして、第7
図に示されるように、上記ストッパ961と抜け止め部材9
8の筒部981との当接により、第2の伸縮部材98の抜け止
めが行われている。
また、この構造は筒部92からの第1の伸縮部材94の抜け
止めにも適用されている。
止めにも適用されている。
上記ハンガーにおける抜け止め部材98は、筒部981と鍔
部982とを一体に有し、上記筒部981が第1の伸縮部材94
内に挿入され、接着剤等で固定されるものであるので、
その組立作業は容易でなく、また、筒部981の軸方向の
寸法lが大きくなるほど、筒部981の挿入および固定作
業は困難になる。すなわち、筒部981の軸方向の寸法l
は製造上一定の寸法以下に限定され易く、比較的短い寸
法とならざるを得ない。
部982とを一体に有し、上記筒部981が第1の伸縮部材94
内に挿入され、接着剤等で固定されるものであるので、
その組立作業は容易でなく、また、筒部981の軸方向の
寸法lが大きくなるほど、筒部981の挿入および固定作
業は困難になる。すなわち、筒部981の軸方向の寸法l
は製造上一定の寸法以下に限定され易く、比較的短い寸
法とならざるを得ない。
従って、第7図に示されるように第2の伸縮部材96を一
杯に伸ばした状態では、上記抜け止め部材98と第2の伸
縮部材96とのクリアランスに起因して第2の伸縮部材96
がぐらつき易く(同図矢印参照)、使用時の安定感に欠
ける不都合がある。
杯に伸ばした状態では、上記抜け止め部材98と第2の伸
縮部材96とのクリアランスに起因して第2の伸縮部材96
がぐらつき易く(同図矢印参照)、使用時の安定感に欠
ける不都合がある。
本考案は、このような事情に鑑み、略水平方向に伸縮す
るハンガーにおいて、組立作業が簡単で、しかも伸長時
に各伸縮部材があまりぐらつかず安定した状態で使用す
ることができるハンガーを提供することを目的とする。
るハンガーにおいて、組立作業が簡単で、しかも伸長時
に各伸縮部材があまりぐらつかず安定した状態で使用す
ることができるハンガーを提供することを目的とする。
本考案は、略水平方向に延びる左右一対の筒部材と、こ
れらの筒部材と同方向に延び、各筒部材の内面形状より
も一回り小さい外面形状を有し、各筒部材内に嵌められ
る左右一対の伸縮部材とを備え、各伸縮部材が上記筒部
材内に収納される状態と同筒部材から突出する状態とに
切換えられることにより上記方向に伸縮するハンガーに
おいて、弾性変形可能な部材からなり、各筒部材の外端
部分の内面と伸縮部材の外面との間に圧入され、両者の
隙間を埋める厚さを有し、かつ一部が切欠かれた断面形
状をもつ抜け止め部材と、上記伸縮部材が挿通される貫
通穴を有し、上記抜け止め部材の外端面と上記筒部材の
外端面との双方を外側から覆う状態で同筒部材の外端部
に外嵌されるカバーと、上記伸縮部材の基端部に設けら
れ、この伸縮部材の外面形状よりも一回り大きい外面形
状をもつストッパとを備え、このストッパと上記抜け止
め部材との当接により上記伸縮部材が筒部材から抜ける
のを規制するようにしたものである。
れらの筒部材と同方向に延び、各筒部材の内面形状より
も一回り小さい外面形状を有し、各筒部材内に嵌められ
る左右一対の伸縮部材とを備え、各伸縮部材が上記筒部
材内に収納される状態と同筒部材から突出する状態とに
切換えられることにより上記方向に伸縮するハンガーに
おいて、弾性変形可能な部材からなり、各筒部材の外端
部分の内面と伸縮部材の外面との間に圧入され、両者の
隙間を埋める厚さを有し、かつ一部が切欠かれた断面形
状をもつ抜け止め部材と、上記伸縮部材が挿通される貫
通穴を有し、上記抜け止め部材の外端面と上記筒部材の
外端面との双方を外側から覆う状態で同筒部材の外端部
に外嵌されるカバーと、上記伸縮部材の基端部に設けら
れ、この伸縮部材の外面形状よりも一回り大きい外面形
状をもつストッパとを備え、このストッパと上記抜け止
め部材との当接により上記伸縮部材が筒部材から抜ける
のを規制するようにしたものである。
上記構成によれば、伸縮部材の端部に設けられたカバー
によって抜け止め部材の抜け止めがなされ、さらに、こ
の抜け止め部材と伸縮部材のストッパとの当接により、
伸縮部材の抜け止めがなされる。また、抜け止め部材は
弾性部材からなり、かつ一部を切欠いた断面形状を有し
ているので、伸縮部材の外面形状や筒部の内側形状に応
じて変形し、かつ弾性復帰する。このため、この抜け止
め部材を筒部材の内面と伸縮部材の外面との間に圧入す
ることにより、接着剤等を用いずに固定することができ
る。また、この抜け止め部材の軸方向の寸法を大きく設
定しても組立が容易であり、その分だけ伸長時の伸縮部
材のぐらつきも規制される。
によって抜け止め部材の抜け止めがなされ、さらに、こ
の抜け止め部材と伸縮部材のストッパとの当接により、
伸縮部材の抜け止めがなされる。また、抜け止め部材は
弾性部材からなり、かつ一部を切欠いた断面形状を有し
ているので、伸縮部材の外面形状や筒部の内側形状に応
じて変形し、かつ弾性復帰する。このため、この抜け止
め部材を筒部材の内面と伸縮部材の外面との間に圧入す
ることにより、接着剤等を用いずに固定することができ
る。また、この抜け止め部材の軸方向の寸法を大きく設
定しても組立が容易であり、その分だけ伸長時の伸縮部
材のぐらつきも規制される。
第1図は、本考案の一実施例におけるハンガー(ここで
は和服用ハンガー)の全体構成を示したものである。
は和服用ハンガー)の全体構成を示したものである。
このハンガーの本体10は、上部本体11および下部本体12
からなり、これらがねじ13により結合されることによ
り、水平方向に延びる左右一対の筒部14が形成されてい
る。上記上部本体11の中央上部には、回動部材16、回動
軸18、およびフック20からなるフック部材22が設けら
れ、各筒部14内には、筒状の第1の伸縮部材24および第
2の伸縮部材26が収納されている。また、上記本体10の
両端にはエンドキャップ(カバー)28が外嵌され、各エ
ンドキャップ28の下部にはアーム30が水平軸301回りに
回動可能に連結されており、各アーム30の下端部同士の
間に帯掛け棒32が配設されている。
からなり、これらがねじ13により結合されることによ
り、水平方向に延びる左右一対の筒部14が形成されてい
る。上記上部本体11の中央上部には、回動部材16、回動
軸18、およびフック20からなるフック部材22が設けら
れ、各筒部14内には、筒状の第1の伸縮部材24および第
2の伸縮部材26が収納されている。また、上記本体10の
両端にはエンドキャップ(カバー)28が外嵌され、各エ
ンドキャップ28の下部にはアーム30が水平軸301回りに
回動可能に連結されており、各アーム30の下端部同士の
間に帯掛け棒32が配設されている。
第2図および第3図にも示されるように、上記第1の伸
縮部材24は、上記筒部14の内面形状よりも一回り小さい
外面形状を有しており、この第1の伸縮部材24の外面と
上記筒部14の内面との隙間に第1の抜け止め部材34が配
されている。
縮部材24は、上記筒部14の内面形状よりも一回り小さい
外面形状を有しており、この第1の伸縮部材24の外面と
上記筒部14の内面との隙間に第1の抜け止め部材34が配
されている。
この第1の抜け止め部材34は、ポリプロピレン樹脂等の
柔らかい弾性変形可能な部材からなり、上記隙間を埋め
るだけの厚さを有している。さらに、この第1の抜け止
め部材34の断面形状は、第4図に示されるように、一部
が切欠かれたC字状とされており、その弾性変形によっ
て全体が拡縮可能となっている。
柔らかい弾性変形可能な部材からなり、上記隙間を埋め
るだけの厚さを有している。さらに、この第1の抜け止
め部材34の断面形状は、第4図に示されるように、一部
が切欠かれたC字状とされており、その弾性変形によっ
て全体が拡縮可能となっている。
そして、この抜け止め部材34が筒部14の外端部(第2図
および第3図に示される側の端部)の内側に圧入された
状態で、この筒部14の外端部に上記エンドキャップ28が
外嵌されている。
および第3図に示される側の端部)の内側に圧入された
状態で、この筒部14の外端部に上記エンドキャップ28が
外嵌されている。
このエンドキャップ28は、第4図に示されるように、筒
部14が挿通される貫通穴280を有するとともに、上記筒
部14に外嵌される筒部281と、この筒部281の外端から中
心軸に向かって延びる抜け止め部282とを有し、上記筒
部281の内面には被係止部283が突設されている。
部14が挿通される貫通穴280を有するとともに、上記筒
部14に外嵌される筒部281と、この筒部281の外端から中
心軸に向かって延びる抜け止め部282とを有し、上記筒
部281の内面には被係止部283が突設されている。
これに対し、上記筒部14の外面には係止穴141が凹設さ
れ、この係止穴141と上記被係止部283との係合により、
エンドキャップ28が筒部14の外端部に固定されるように
なっている。また、この固定状態で、上記抜け止め部28
2が筒部14の外端面および第1の抜け止め部材34の外端
面の双方を外側から覆うように抜け止め部282の寸法が
設定されている。
れ、この係止穴141と上記被係止部283との係合により、
エンドキャップ28が筒部14の外端部に固定されるように
なっている。また、この固定状態で、上記抜け止め部28
2が筒部14の外端面および第1の抜け止め部材34の外端
面の双方を外側から覆うように抜け止め部282の寸法が
設定されている。
一方、第1の伸縮部材24の基端部(第3図では左側端
部)には、ストッパ36が固定されている。
部)には、ストッパ36が固定されている。
このストッパ36は、第5図にも示されるように、上記第
1の伸縮部材24の基端部の内側に圧入される筒部361
と、この筒部361の端部に形成された鍔部362とを有し、
鍔部362の外面形状は、上記筒部14の内面形状と等しい
か僅かに小さく設定されている。
1の伸縮部材24の基端部の内側に圧入される筒部361
と、この筒部361の端部に形成された鍔部362とを有し、
鍔部362の外面形状は、上記筒部14の内面形状と等しい
か僅かに小さく設定されている。
上記筒部361の左右両側には水平に延びる2本のスリッ
ト363が上下形成され、両スリット363に挟まれた領域が
軸方向に撓み変形可能な撓み部364とされており、この
撓み部364の外面に被係止部365が突設されている。これ
に対し、第1の伸縮部材24の側壁には係止穴241が穿設
されており、この第1の伸縮部材24の内側に上記筒部36
1が圧入されてその被係止部365が上記係止穴241に係合
されることにより、ストッパ36が第1の伸縮部材24に固
定されている。
ト363が上下形成され、両スリット363に挟まれた領域が
軸方向に撓み変形可能な撓み部364とされており、この
撓み部364の外面に被係止部365が突設されている。これ
に対し、第1の伸縮部材24の側壁には係止穴241が穿設
されており、この第1の伸縮部材24の内側に上記筒部36
1が圧入されてその被係止部365が上記係止穴241に係合
されることにより、ストッパ36が第1の伸縮部材24に固
定されている。
また、第2の伸縮部材26の外端部の内側には、上記第1
の抜け止め部材24と同等の第2の抜け止め部材38が圧入
され、この第2の伸縮部材26に、上記エンドキャップ28
と同様に筒部401と抜け止め部402とを有するカバー40が
外嵌されている。
の抜け止め部材24と同等の第2の抜け止め部材38が圧入
され、この第2の伸縮部材26に、上記エンドキャップ28
と同様に筒部401と抜け止め部402とを有するカバー40が
外嵌されている。
すなわち、上記第2の抜け止め部材38は、比較的柔かい
弾性部材からなり、第1の伸縮部材24の内面と第2の伸
縮部材26の外面との隙間を埋めるだけの厚みを有すると
ともに、一部を切欠いたC字状の断面形状を有してお
り、上記カバー40は、第2の伸縮部材26が挿通可能な貫
通穴を有するとともに、このカバー40が第2の伸縮部材
26の外端に固定された状態で上記抜け止め部402が第1
の伸縮部材24の外端面および第2の抜け止め部材38の外
端面の双方を覆うように抜け止め部402の寸法が設定さ
れている。
弾性部材からなり、第1の伸縮部材24の内面と第2の伸
縮部材26の外面との隙間を埋めるだけの厚みを有すると
ともに、一部を切欠いたC字状の断面形状を有してお
り、上記カバー40は、第2の伸縮部材26が挿通可能な貫
通穴を有するとともに、このカバー40が第2の伸縮部材
26の外端に固定された状態で上記抜け止め部402が第1
の伸縮部材24の外端面および第2の抜け止め部材38の外
端面の双方を覆うように抜け止め部402の寸法が設定さ
れている。
また、第2の伸縮部材26の基端部には、上記ストッパ36
と同様のストッパ42が嵌着固定され、外端部にはキャッ
プ44が外嵌状態で固定されている。すなわち、上記スト
ッパ42は、筒部421および鍔部422を有し、筒部421には
複数のスリット423が設けられてその間に撓み部424が形
成されており、上記筒部421が第2の伸縮部材26の内側
に圧入固定されている。
と同様のストッパ42が嵌着固定され、外端部にはキャッ
プ44が外嵌状態で固定されている。すなわち、上記スト
ッパ42は、筒部421および鍔部422を有し、筒部421には
複数のスリット423が設けられてその間に撓み部424が形
成されており、上記筒部421が第2の伸縮部材26の内側
に圧入固定されている。
従って、このハンガーの伸縮部は例えば次の手順で組立
てることが可能である。
てることが可能である。
(1)第1の伸縮部材24の基端部にストッパ36を固定す
るとともに、この第1の伸縮部材24の外側に第1の抜け
止め部材34を嵌め、この第1の伸縮部材24を上記基端部
から筒部14内に挿入する。
るとともに、この第1の伸縮部材24の外側に第1の抜け
止め部材34を嵌め、この第1の伸縮部材24を上記基端部
から筒部14内に挿入する。
(2)エンドキャップ28の貫通穴280に上記第1の伸縮
部材24を挿通するようにしながら上記エンドキャップ28
を筒部14の外端部に外嵌し、固定する。
部材24を挿通するようにしながら上記エンドキャップ28
を筒部14の外端部に外嵌し、固定する。
(3)第2の伸縮部材26の基端部にストッパ42を固定す
るとともに、この第2の伸縮部材26の外側に第2の抜け
止め部材38を嵌め、この第2の伸縮部材26を上記基端部
から第1の伸縮部材24内に挿入する。
るとともに、この第2の伸縮部材26の外側に第2の抜け
止め部材38を嵌め、この第2の伸縮部材26を上記基端部
から第1の伸縮部材24内に挿入する。
(4)カバー40の貫通穴に上記第1の伸縮部材24を挿通
するようにしながらこのカバー40を第1の伸縮部材24の
外端部に外嵌し、固定する。
するようにしながらこのカバー40を第1の伸縮部材24の
外端部に外嵌し、固定する。
(5)第2の伸縮部材26の外端部にキャップ44を固定す
る。
る。
次に、このハンガーの伸縮部の作用を説明する。
まず、第2図のような収縮状態からキャップ44等を把持
し、外側(第2図では右側)に引張ると、第2の伸縮部
材26が第1の伸縮部材24から引出される。そして、この
第2の伸縮部材26の基端部に固定されたストッパ42の鍔
部422が第1の伸縮部材24内の第2の抜け止め部材38の
内側端面に当接し、かつこの第2の抜け止め部材38の外
側端面がカバー40の抜け止め部402に当接した状態で、
第2の伸縮部材26をこれ以上第1の伸縮部材24から引出
すことが不可能となり、これによって第2の伸縮部材26
の抜け止めがなされる。
し、外側(第2図では右側)に引張ると、第2の伸縮部
材26が第1の伸縮部材24から引出される。そして、この
第2の伸縮部材26の基端部に固定されたストッパ42の鍔
部422が第1の伸縮部材24内の第2の抜け止め部材38の
内側端面に当接し、かつこの第2の抜け止め部材38の外
側端面がカバー40の抜け止め部402に当接した状態で、
第2の伸縮部材26をこれ以上第1の伸縮部材24から引出
すことが不可能となり、これによって第2の伸縮部材26
の抜け止めがなされる。
この状態からさらに引張り作業が続けられることによ
り、今度は筒部14から第1の伸縮部材24が引出される。
そして、この第1の伸縮部材24の基端部に固定されたス
トッパ36の鍔部362が第1の抜け止め部材34の内側端面
に当接し、かつこの第1の抜け止め部材34の外側端面が
エンドキャップ28の抜け止め部282に当接した状態で、
この第1の伸縮部材24をこれ以上引出すことができなく
なり、これによって第1の伸縮部材24の抜け止めがなさ
れる。以上の動作によって、ハンガーは第3図に示され
るような全伸長状態となる。
り、今度は筒部14から第1の伸縮部材24が引出される。
そして、この第1の伸縮部材24の基端部に固定されたス
トッパ36の鍔部362が第1の抜け止め部材34の内側端面
に当接し、かつこの第1の抜け止め部材34の外側端面が
エンドキャップ28の抜け止め部282に当接した状態で、
この第1の伸縮部材24をこれ以上引出すことができなく
なり、これによって第1の伸縮部材24の抜け止めがなさ
れる。以上の動作によって、ハンガーは第3図に示され
るような全伸長状態となる。
この状態から逆にキャップ44等を把持して内方(第3図
では左方)に押込むことにより、第2の収納部材26が第
1の収納部材24内に没入していく。そして、この第2の
伸縮部材26の外端部に固定されたキャップ44が第1の伸
縮部材24に固定されたカバー40に当接することにより、
これ以上は第2の伸縮部材26が第1の伸縮部材24内に入
らなくなり、今度は第1の伸縮部材24が筒部14内に没入
する。そして、この第1の伸縮部材24の外端部に固定さ
れたカバー40の筒部401がエンドキャップ28の抜け止め
部282の外面に当接することにより、これ以上第1の伸
縮部材24は筒部14内に入らなくなり、ハンガーは第2図
に示されるような全収縮状態となる。
では左方)に押込むことにより、第2の収納部材26が第
1の収納部材24内に没入していく。そして、この第2の
伸縮部材26の外端部に固定されたキャップ44が第1の伸
縮部材24に固定されたカバー40に当接することにより、
これ以上は第2の伸縮部材26が第1の伸縮部材24内に入
らなくなり、今度は第1の伸縮部材24が筒部14内に没入
する。そして、この第1の伸縮部材24の外端部に固定さ
れたカバー40の筒部401がエンドキャップ28の抜け止め
部282の外面に当接することにより、これ以上第1の伸
縮部材24は筒部14内に入らなくなり、ハンガーは第2図
に示されるような全収縮状態となる。
以上のように、このハンガーによれば、各抜け止め部材
34,38と各ストッパ36,42との当接により、各伸縮部材2
4,26の抜け止めを行うことができる。しかも、各抜け止
め部材34,38は弾性変形によって拡縮可能であり、筒部1
4内や第1の伸縮部材24内に圧入することにより接着剤
等を用いずに容易に固定することができる。これに伴
い、各抜け止め部材34,38の長さ寸法l1,l2(第3図)
に製造上の制約を受けなくなるため、これらの寸法l1,
l2を長い寸法に設定することにより、第3図に示される
ように全伸長状態としたときに第1の伸縮部材24や第2
の伸縮部材26がぐらつくのを極めて微小に抑えることが
でき、これによってハンガーを安定した状態で使用する
ことが可能になる。
34,38と各ストッパ36,42との当接により、各伸縮部材2
4,26の抜け止めを行うことができる。しかも、各抜け止
め部材34,38は弾性変形によって拡縮可能であり、筒部1
4内や第1の伸縮部材24内に圧入することにより接着剤
等を用いずに容易に固定することができる。これに伴
い、各抜け止め部材34,38の長さ寸法l1,l2(第3図)
に製造上の制約を受けなくなるため、これらの寸法l1,
l2を長い寸法に設定することにより、第3図に示される
ように全伸長状態としたときに第1の伸縮部材24や第2
の伸縮部材26がぐらつくのを極めて微小に抑えることが
でき、これによってハンガーを安定した状態で使用する
ことが可能になる。
なお、本考案はこのような実施例に限定されるものでは
なく、例として次のような態様をとることも可能であ
る。
なく、例として次のような態様をとることも可能であ
る。
(1)前記実施例では、左右両側に各々2つの伸縮部材
24,26を備えたハンガーを示したが、本考案では左右に
一つずつのみ伸縮部材を備えたものでもよいし、3つ以
上の伸縮部材を備えたものでもよい。
24,26を備えたハンガーを示したが、本考案では左右に
一つずつのみ伸縮部材を備えたものでもよいし、3つ以
上の伸縮部材を備えたものでもよい。
(2)本考案では、筒部および伸縮部材の断面形状を問
わず、伸縮部材の外面形状が筒部の内面形状よりも一回
り小さい範囲で適宜設定すればよい。
わず、伸縮部材の外面形状が筒部の内面形状よりも一回
り小さい範囲で適宜設定すればよい。
(3)本考案では、抜け止め部材の具体的な材質を問わ
ず、弾性変形可能な範囲で適宜設定すればよい。また、
ばね鋼のような比較的硬い材質であっても、厚みを薄く
することにより上記と同様の効果を得ることが可能であ
る。
ず、弾性変形可能な範囲で適宜設定すればよい。また、
ばね鋼のような比較的硬い材質であっても、厚みを薄く
することにより上記と同様の効果を得ることが可能であ
る。
(4)本考案では、筒部および伸縮部材の長手方向は正
確に水平でなくてもよく、例えば若干両外下がりであっ
てもよい。
確に水平でなくてもよく、例えば若干両外下がりであっ
てもよい。
(5)本考案におけるストッパは、上記実施例のように
伸縮部材24,26と別体に形成して後に組立てるようにし
たものでもよいし、予め伸縮部材の基端部に一体に形成
したものでもよい。
伸縮部材24,26と別体に形成して後に組立てるようにし
たものでもよいし、予め伸縮部材の基端部に一体に形成
したものでもよい。
以上のように本考案は、弾性部材により拡縮可能な形状
に形成された抜け止め部材を筒部材と伸縮部材との間に
配し、この抜け止め部材の外側にカバーを固定し、上記
抜け止め部材と伸縮部材との当接により該伸縮部材の抜
け止めを行うものであるので、組立容易な構造で、上記
抜け止め部材を効果的に行うことができる。また、この
ような組立の容易化に伴い、抜け止め部材の寸法に製造
上の制約を受けなくなることから、この抜け止め部材の
軸方向の寸法を大きくとることによって、伸長時の伸縮
部材のぐらつきを微小に抑えることができる効果があ
る。
に形成された抜け止め部材を筒部材と伸縮部材との間に
配し、この抜け止め部材の外側にカバーを固定し、上記
抜け止め部材と伸縮部材との当接により該伸縮部材の抜
け止めを行うものであるので、組立容易な構造で、上記
抜け止め部材を効果的に行うことができる。また、この
ような組立の容易化に伴い、抜け止め部材の寸法に製造
上の制約を受けなくなることから、この抜け止め部材の
軸方向の寸法を大きくとることによって、伸長時の伸縮
部材のぐらつきを微小に抑えることができる効果があ
る。
第1図は本考案の一実施例におけるハンガーの全体構成
を示す一部断面正面図、第2図は同ハンガーの要部を示
し全収縮状態を示す断面図、第3図は同ハンガーの要部
を示し全伸長状態を示す断面図、第4図は同ハンガーに
おける筒部への第1の抜け止め部材およびエンドキャッ
プの取付構造を示す斜視図、第5図は同ハンガーにおけ
る第1の伸縮部材へのストッパの取付構造を示す斜視
図、第6図は従来のハンガーの一例を示す正面図、第7
図は同ハンガーにおける伸縮部材の抜け止め構造を示す
一部断面正面図である。 10…本体、14…筒部(筒部材)、24…第1の伸縮部材
(伸縮部材および筒部を構成)、26…第2の伸縮部材
(伸縮部材)、28…エンドキャップ(カバー)、34…
(第1の抜け止め部材、36…ストッパ、38…第2の抜け
止め部材、40…カバー、42…ストッパ。
を示す一部断面正面図、第2図は同ハンガーの要部を示
し全収縮状態を示す断面図、第3図は同ハンガーの要部
を示し全伸長状態を示す断面図、第4図は同ハンガーに
おける筒部への第1の抜け止め部材およびエンドキャッ
プの取付構造を示す斜視図、第5図は同ハンガーにおけ
る第1の伸縮部材へのストッパの取付構造を示す斜視
図、第6図は従来のハンガーの一例を示す正面図、第7
図は同ハンガーにおける伸縮部材の抜け止め構造を示す
一部断面正面図である。 10…本体、14…筒部(筒部材)、24…第1の伸縮部材
(伸縮部材および筒部を構成)、26…第2の伸縮部材
(伸縮部材)、28…エンドキャップ(カバー)、34…
(第1の抜け止め部材、36…ストッパ、38…第2の抜け
止め部材、40…カバー、42…ストッパ。
Claims (1)
- 【請求項1】略水平方向に延びる左右一対の筒部材と、
これらの筒部材と同方向に延び、各筒部材の内面形状よ
りも一回り小さい外面形状を有し、各筒部材内に嵌めら
れる左右一対の伸縮部材とを備え、各伸縮部材が上記筒
部材内に収納される状態と同筒部材から突出する状態と
に切換えられることにより上記方向に伸縮するハンガー
において、弾性変形可能な部材からなり、各筒部材の外
端部分の内面と伸縮部材の外面との間に圧入され、両者
の隙間を埋める厚さを有し、かつ一部が切欠かれた断面
形状をもつ抜け止め部材と、上記伸縮部材が挿通される
貫通穴を有し、上記抜け止め部材の外端面と上記筒部材
の外端面との双方を外側から覆う状態で同筒部材の外端
部に外嵌されるカバーと、上記伸縮部材の基端部に設け
られ、この伸縮部材の外面形状よりも一回り大きい外面
形状をもつストッパとを備え、このストッパと上記抜け
止め部材との当接により上記伸縮部材が筒部材から抜け
るのを規制するようにしたことを特徴とするハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4534090U JPH0748133Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4534090U JPH0748133Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | ハンガー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044877U JPH044877U (ja) | 1992-01-17 |
JPH0748133Y2 true JPH0748133Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31559428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4534090U Expired - Lifetime JPH0748133Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748133Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007289295A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Masahiro Shimura | 衣類用ハンガー本体及びそれを備えたハンガー |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP4534090U patent/JPH0748133Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH044877U (ja) | 1992-01-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |