JPH0747638Y2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
- Publication number
- JPH0747638Y2 JPH0747638Y2 JP1989095633U JP9563389U JPH0747638Y2 JP H0747638 Y2 JPH0747638 Y2 JP H0747638Y2 JP 1989095633 U JP1989095633 U JP 1989095633U JP 9563389 U JP9563389 U JP 9563389U JP H0747638 Y2 JPH0747638 Y2 JP H0747638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- speed
- shift
- control device
- hydraulic pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003112 inhibitor Substances 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 102100031025 CCR4-NOT transcription complex subunit 2 Human genes 0.000 description 1
- 101001092183 Drosophila melanogaster Regulator of gene activity Proteins 0.000 description 1
- 101000919667 Homo sapiens CCR4-NOT transcription complex subunit 2 Proteins 0.000 description 1
- 102100029469 WD repeat and HMG-box DNA-binding protein 1 Human genes 0.000 description 1
- 101710097421 WD repeat and HMG-box DNA-binding protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
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- XDDAORKBJWWYJS-UHFFFAOYSA-N glyphosate Chemical compound OC(=O)CNCP(O)(O)=O XDDAORKBJWWYJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動変速機の変速制御装置、特に、自動変速段
での走行時に、変速機の故障情報が検出されると規定の
ホールド段ロックをフェイルセーフとして行なう自動変
速機の変速制御装置に関する。
での走行時に、変速機の故障情報が検出されると規定の
ホールド段ロックをフェイルセーフとして行なう自動変
速機の変速制御装置に関する。
(従来の技術) 車両の動力伝達系には変速機が配設され、その変速制御
をクラッチの切り替え操作無しで行なえる自動変速機が
多用されている。
をクラッチの切り替え操作無しで行なえる自動変速機が
多用されている。
この自動変速機は流体カップリングと遊星歯車と遊星歯
車の配列を切り替えるブレーキ部材及びクラッチ部材を
備え、これらの内、ブレーキ部材及びクラッチ部材の切
り替えを切り替え弁付きの油圧回路を介して行なってい
る。しかも、この切り替え弁は複数のスプール弁式のソ
レノイドバルブであり、これらは変速制御装置の制御手
段により指定される適正変速段を確保すべく、切り替え
操作される。
車の配列を切り替えるブレーキ部材及びクラッチ部材を
備え、これらの内、ブレーキ部材及びクラッチ部材の切
り替えを切り替え弁付きの油圧回路を介して行なってい
る。しかも、この切り替え弁は複数のスプール弁式のソ
レノイドバルブであり、これらは変速制御装置の制御手
段により指定される適正変速段を確保すべく、切り替え
操作される。
この種の自動変速機の変速制御装置は、シフトポジショ
ンがDレンジ(自動変速レンジ)にあると、変速機出力
軸の回転数情報とエンジンの負荷情報を取り込み、両値
に対応する適正変速段を変速選択マップ(その一例を第
4図に示した)に基づき算出する。そして、その適正変
速段に応じた遊星歯車の配列を確保すべく、ブレーキ部
材及びクラッチ部材等を切り替える切り替え信号を各駆
動回路を介して各ソレノイドバルブ側に出力している。
ンがDレンジ(自動変速レンジ)にあると、変速機出力
軸の回転数情報とエンジンの負荷情報を取り込み、両値
に対応する適正変速段を変速選択マップ(その一例を第
4図に示した)に基づき算出する。そして、その適正変
速段に応じた遊星歯車の配列を確保すべく、ブレーキ部
材及びクラッチ部材等を切り替える切り替え信号を各駆
動回路を介して各ソレノイドバルブ側に出力している。
ところで、この自動変速機の変速制御装置はエンジン回
転数と変速機出力軸回転数との差分を算出し、その値が
変速機故障と見做される規定回転数を上回っていると判
断されると、直ちにエンジンのオーバーランを防ぐべ
く、3速ホールドのロック処理を行なうというフェイル
セーフ機能を備えている。
転数と変速機出力軸回転数との差分を算出し、その値が
変速機故障と見做される規定回転数を上回っていると判
断されると、直ちにエンジンのオーバーランを防ぐべ
く、3速ホールドのロック処理を行なうというフェイル
セーフ機能を備えている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この様なフェイルセーフ機能を備えた自動変速
機の変速制御装置は、Dレンジでの走行中に一旦変速機
故障と見做され3速ホールドに入ると、次のような不具
合を生じてしまう。
機の変速制御装置は、Dレンジでの走行中に一旦変速機
故障と見做され3速ホールドに入ると、次のような不具
合を生じてしまう。
即ち、運転者は3速ホールドに入っても、更に走行の必
要があると、走行を継続しようとするが、この時、実際
に変速機のバードウエア自体が損傷していると、油圧が
上がらず、走行不可能の場合もある。しかし、各センサ
や、そのハーネス部分における故障であると、3速走行
は可能と成る。処が、この様な場合であっても、一旦車
両が停止し、再度発進しようとすると3速ロックのため
発進出来ず、走行していても昇り坂にかかると、走行不
可能となり、問題と成っている。
要があると、走行を継続しようとするが、この時、実際
に変速機のバードウエア自体が損傷していると、油圧が
上がらず、走行不可能の場合もある。しかし、各センサ
や、そのハーネス部分における故障であると、3速走行
は可能と成る。処が、この様な場合であっても、一旦車
両が停止し、再度発進しようとすると3速ロックのため
発進出来ず、走行していても昇り坂にかかると、走行不
可能となり、問題と成っている。
このように、ハーネス部分の接触不良等により3速ホー
ルドに入った場合、運転者が再発進時にたとえLレンジ
や2レンジを選択しても、これらは空の指令となり、3
速ホールドのため、発進不可、走行不可能となり、この
状態より単に脱出しようとして、エンジンのオーバーラ
ンという不具合のみが生じ易い。
ルドに入った場合、運転者が再発進時にたとえLレンジ
や2レンジを選択しても、これらは空の指令となり、3
速ホールドのため、発進不可、走行不可能となり、この
状態より単に脱出しようとして、エンジンのオーバーラ
ンという不具合のみが生じ易い。
本考案の目的は変速機故障と見做された場合にも、発進
及び走行の可能な自動変速機の変速制御装置を提供する
ことにある。
及び走行の可能な自動変速機の変速制御装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本考案は変速機の出力軸
回転情報とエンジンの負荷情報とを制御手段が取り込む
と共にこれら両情報に応じた適正変速段を決定し、更
に、上記制御手段がその適正変速段を確保すべく変速機
の油圧回路の第1第2の各油圧切り替え弁を各駆動回路
を介して切り替え駆動させ、かつ、上記変速機の入出力
軸の回転数の差分が規定値を上回っていると上記第1第
2の各油圧切り替え弁への切り替え信号を共にオフにす
るホールド段ロックを行なうものであって、特に、上記
制御手段はシフトポジションが規定発進レンジで、上記
エンジン回転数が規定回転数以下で、上記第1第2の各
油圧切り替え弁への切り替え信号が共にオフである時、
上記第1第2の各油圧切り替え弁への切り替え信号の少
なくとも一方をオンに切り替えて上記変速機を規定発進
段に保持することを特徴とする。
回転情報とエンジンの負荷情報とを制御手段が取り込む
と共にこれら両情報に応じた適正変速段を決定し、更
に、上記制御手段がその適正変速段を確保すべく変速機
の油圧回路の第1第2の各油圧切り替え弁を各駆動回路
を介して切り替え駆動させ、かつ、上記変速機の入出力
軸の回転数の差分が規定値を上回っていると上記第1第
2の各油圧切り替え弁への切り替え信号を共にオフにす
るホールド段ロックを行なうものであって、特に、上記
制御手段はシフトポジションが規定発進レンジで、上記
エンジン回転数が規定回転数以下で、上記第1第2の各
油圧切り替え弁への切り替え信号が共にオフである時、
上記第1第2の各油圧切り替え弁への切り替え信号の少
なくとも一方をオンに切り替えて上記変速機を規定発進
段に保持することを特徴とする。
(作用) 制御手段はシフトポジションが規定発進レンジで、エン
ジン回転が規定回転数以下で、第1第2の各油圧切り替
え弁への切り替え信号が共にオフである時、第1第2の
各油圧切り替え弁への切り替え信号の少なくとも一方を
オンに切り替えて変速機を規定発進段に保持するので、
運転者がシフトレバーを規定発進レンジに切ら替える
と、変速機が規定発進段に切り替えられるようになる。
ジン回転が規定回転数以下で、第1第2の各油圧切り替
え弁への切り替え信号が共にオフである時、第1第2の
各油圧切り替え弁への切り替え信号の少なくとも一方を
オンに切り替えて変速機を規定発進段に保持するので、
運転者がシフトレバーを規定発進レンジに切ら替える
と、変速機が規定発進段に切り替えられるようになる。
(実施例) 第1図の自動変速機の変速制御装置はエンジン1に図示
しない駆動輪側動力伝達計との間の自動変速機に取付け
られている。
しない駆動輪側動力伝達計との間の自動変速機に取付け
られている。
この自動変速機Aは流体継手2と変速機3と、変速機3
の下部の油圧切り替え装置4とで構成されている。ここ
で、自動変速機の変速制御装置(以後単に変速制御装置
と記す)は、油圧切り替え装置4内の少なくとも一対の
ソレノイドバルブ5,6と、これらバルブを操作する制御
手段としてのコントローラ7とこのコントローラ7と並
列的に接続されたフェイルセーフ回路8とで構成されて
いる。
の下部の油圧切り替え装置4とで構成されている。ここ
で、自動変速機の変速制御装置(以後単に変速制御装置
と記す)は、油圧切り替え装置4内の少なくとも一対の
ソレノイドバルブ5,6と、これらバルブを操作する制御
手段としてのコントローラ7とこのコントローラ7と並
列的に接続されたフェイルセーフ回路8とで構成されて
いる。
変速機3はリバース及びニュートラルNの他に遊星歯車
列を切り替え1速段より4速段まで選択的に切り替え配
列さることができ、遊星歯車列の配列切り替え用のクラ
ッチ部材、ブレーキ部材を備えた周知の構成を採る。
列を切り替え1速段より4速段まで選択的に切り替え配
列さることができ、遊星歯車列の配列切り替え用のクラ
ッチ部材、ブレーキ部材を備えた周知の構成を採る。
油圧切り替え装置4は、変速機3内のクラッチ部材及び
ブレーキ部材に接続された図示しない油圧回路を備え、
その油圧回路内の第1第2ソレノイドバルブ5,6の切り
替え操作によりクラッチ部材及びブレーキ部材を作動非
作動に選択的に切り替える。
ブレーキ部材に接続された図示しない油圧回路を備え、
その油圧回路内の第1第2ソレノイドバルブ5,6の切り
替え操作によりクラッチ部材及びブレーキ部材を作動非
作動に選択的に切り替える。
ここで、第1第2ソレノイドバルブ5,6は第2図に示す
ような切り替え信号に応じて遊星歯車列を1速段より4
速段まで選択的に切り替え配列させることができるよう
に構成されている。
ような切り替え信号に応じて遊星歯車列を1速段より4
速段まで選択的に切り替え配列させることができるよう
に構成されている。
コントローラ7は周知のマイクロコンピュータ10により
主要部分が形成され、その出力ポート側にはダイオード
11,12を介して弁駆動回路13,14が接続されている。
主要部分が形成され、その出力ポート側にはダイオード
11,12を介して弁駆動回路13,14が接続されている。
マイクロコンピュータ10の出力ポートにはエンジン1の
アクセル開度量を負荷情報として出力する負荷センサ1
5、エンジン1の回転数情報を出力するエンジン回転セ
ンサ16、変速機の入力回転情報を出力する入力回転セン
サ17、同変速機の出力回転情報を出力する出力回転セン
サ18等が接続されている。なお、両回転センサ17,18は
パルスゼネレータであり、一方のセンサ17は図示しない
キックダウンブレーキドラムの回転情報を出力し、他方
のセンサ18は変速機出力軸30の回転情報を出力する。
アクセル開度量を負荷情報として出力する負荷センサ1
5、エンジン1の回転数情報を出力するエンジン回転セ
ンサ16、変速機の入力回転情報を出力する入力回転セン
サ17、同変速機の出力回転情報を出力する出力回転セン
サ18等が接続されている。なお、両回転センサ17,18は
パルスゼネレータであり、一方のセンサ17は図示しない
キックダウンブレーキドラムの回転情報を出力し、他方
のセンサ18は変速機出力軸30の回転情報を出力する。
ここでのコントローラ7を機能的にみると、これは、ま
ず、エンジン負荷とエンジン回転数の各情報を取り込
み、第4図に示すような変速段選択マッを用いて加速時
及び減速時に応じた適正変速段を算出するという変速段
算出手段として働く。
ず、エンジン負荷とエンジン回転数の各情報を取り込
み、第4図に示すような変速段選択マッを用いて加速時
及び減速時に応じた適正変速段を算出するという変速段
算出手段として働く。
更に、コントローラ7は適正変速段に応じた切り替え信
号を第1第2弁駆動回路13,14に出力するという切り替
え制御手段としての機能を有する。
号を第1第2弁駆動回路13,14に出力するという切り替
え制御手段としての機能を有する。
フェイルセーフ回路8は入力側端子としてa1乃至a9を備
え、出力側端子としてa10,a11備え、主要部分は論理回
路で形成されている。
え、出力側端子としてa10,a11備え、主要部分は論理回
路で形成されている。
端子a1にはエンジン回転情報に基づきこれが1500rpm以
下のときオン出力をする第1回転判定回路19が接続され
る。端子a2には、シフトレバー20のレンジ情報を発する
インヒピタスイッチ21よりのレンジ一情報に基づきLレ
ンジであるとオン信号を発するLレンジ出力回路22が接
続されている。
下のときオン出力をする第1回転判定回路19が接続され
る。端子a2には、シフトレバー20のレンジ情報を発する
インヒピタスイッチ21よりのレンジ一情報に基づきLレ
ンジであるとオン信号を発するLレンジ出力回路22が接
続されている。
端子a3には電源電圧が規定レベルを保持しているとオン
出力を発する電圧判定回路23が接続される。端子a4には
インヒビタスイッチ21がP、R、N、Dレンジの一つが
オンでオン出力するP、R、N、Dレンジ回路24が接続
されている。
出力を発する電圧判定回路23が接続される。端子a4には
インヒビタスイッチ21がP、R、N、Dレンジの一つが
オンでオン出力するP、R、N、Dレンジ回路24が接続
されている。
端子a5,a6には第1第2ダイオード11,12のマイクロコン
ビュータ側端子が接続されている。端子a7,a8にはイン
ヒビタスイッチ21のLレンジ回路22、2レンジ回路25が
それぞれ接続されている。端子a9にはエンジン回転数が
3000rpm以下でオン出力をする第2回転判定回路26が接
続される。
ビュータ側端子が接続されている。端子a7,a8にはイン
ヒビタスイッチ21のLレンジ回路22、2レンジ回路25が
それぞれ接続されている。端子a9にはエンジン回転数が
3000rpm以下でオン出力をする第2回転判定回路26が接
続される。
第1図中符号DIはダイオード、符号ANDはアンドゲー
ト、符号NOTはインバータ、符号Rは抵抗、符号を示し
ている。
ト、符号NOTはインバータ、符号Rは抵抗、符号を示し
ている。
この様な自動変速機の変速制御装置の作動を説明する。
運転者がシフトレバー20をDレンジに入れての走行中に
おいて、コントローラ7はエンジン負荷及び出力軸回転
数より適正変速段を算出し、同変速段を確保する切り替
え信号を第1第2弁駆動回路13,14に出力する。これに
より、第1第2ソレノイドバルブ5,6が切り替えられ、
1速より4速の変速段を選択使用して走行出来る。
おいて、コントローラ7はエンジン負荷及び出力軸回転
数より適正変速段を算出し、同変速段を確保する切り替
え信号を第1第2弁駆動回路13,14に出力する。これに
より、第1第2ソレノイドバルブ5,6が切り替えられ、
1速より4速の変速段を選択使用して走行出来る。
そして、コントローラ7は変速機の入出力回転情報の差
分を算出し、その値が規定値である故障判定値を上回っ
ていると判断した場合、第1第2ソレノイドバルブ5,6
を共にオフ位置に切り替えるオフ信号を出力する。
分を算出し、その値が規定値である故障判定値を上回っ
ていると判断した場合、第1第2ソレノイドバルブ5,6
を共にオフ位置に切り替えるオフ信号を出力する。
これにより、3速ホールドに入る。この状態で走行し、
やがて走行不可能な時点、例えば、再発進、昇り坂走行
に入るとする。この時点で、運転者はシフトレバー20を
Lレンジに入れ、エンジン回転数を1500rpm以下に保っ
たとする。これにより、端子a3はオン、端子a4はオフ
で、これはインバータNOT2によりオンに反転し、続くア
ンドゲートAND1はオン、更に、アンドゲートAND2もオン
となる。
やがて走行不可能な時点、例えば、再発進、昇り坂走行
に入るとする。この時点で、運転者はシフトレバー20を
Lレンジに入れ、エンジン回転数を1500rpm以下に保っ
たとする。これにより、端子a3はオン、端子a4はオフ
で、これはインバータNOT2によりオンに反転し、続くア
ンドゲートAND1はオン、更に、アンドゲートAND2もオン
となる。
この時、エンジン回転数は1500rpm及びLレンジである
ことより、端子a1,a2は共にオンで、アンドゲートAND3
はオンである。このため、アンドゲートAND4はオンし、
出力端子a10はオンを切り替え信号として出力する。
ことより、端子a1,a2は共にオンで、アンドゲートAND3
はオンである。このため、アンドゲートAND4はオンし、
出力端子a10はオンを切り替え信号として出力する。
同じく、端子a7,a8の一方がオンで、この時端子a9は300
0rpm以下でオンであり、アンドゲートAND5がオンとな
る。このため、アンドゲートAND6もオンし、出力端子a1
1はオンを切り替え信号として出力する。この様に、シ
フトレバー20をLレンジ、エンジン回転数を1500rpm以
下に保ことにより、発進段である1速段への切り替えが
なされ、即ち発進切り替えをマニュアル化することがで
きる。
0rpm以下でオンであり、アンドゲートAND5がオンとな
る。このため、アンドゲートAND6もオンし、出力端子a1
1はオンを切り替え信号として出力する。この様に、シ
フトレバー20をLレンジ、エンジン回転数を1500rpm以
下に保ことにより、発進段である1速段への切り替えが
なされ、即ち発進切り替えをマニュアル化することがで
きる。
この後、2レンジに入れても1速段が保たれる。
更に、エンジン回転数を1500rpm以上3000rpm以下に保つ
ものとする(第3図参照)。この場合、端a10はオフと
なり、第2図に示すように、2速段に切り替えがなされ
る。更に、3000rpm以上に回転を上げると、3速段に戻
ることとなる。
ものとする(第3図参照)。この場合、端a10はオフと
なり、第2図に示すように、2速段に切り替えがなされ
る。更に、3000rpm以上に回転を上げると、3速段に戻
ることとなる。
このように、コントローラ7とフェイルセーフ回路8と
が油圧回路の第1第2ソレノイドバルブ5,6に並列接続
されているので、一旦3速ホールドの出力をコントロー
ラか発したとしても、シフトレバー20をL,2レンジに切
り替え、エンジン回転数を1500rpm,3000rpmの規定値以
下に保ことにより、発進段である1,2速段を確保出来、
容易に発進や昇り坂走行を行なえる。
が油圧回路の第1第2ソレノイドバルブ5,6に並列接続
されているので、一旦3速ホールドの出力をコントロー
ラか発したとしても、シフトレバー20をL,2レンジに切
り替え、エンジン回転数を1500rpm,3000rpmの規定値以
下に保ことにより、発進段である1,2速段を確保出来、
容易に発進や昇り坂走行を行なえる。
(考案の効果) 以上のように、本考案はホールド段に入っている場合
に、シフトレバーを発進レンジに切り替えることによ
り、変速機を発進段にマニュアル操作により切り替え出
来、変速機故障と見做された場合でも、発進、昇り坂走
行を容易に行なえる。
に、シフトレバーを発進レンジに切り替えることによ
り、変速機を発進段にマニュアル操作により切り替え出
来、変速機故障と見做された場合でも、発進、昇り坂走
行を容易に行なえる。
第1図は本考案の一実施例としての自動変速機の変速制
御装置の全体構成図、第2図は同上装置ので用いるソレ
ノイドバルブの変速段と切り替え信号との対応を説明す
る図、第3図は同上装置内のエンジン回転数と出力信号
の切り替え説明図、第4図は同上装置で用いる変速段算
出マップの特性線図である。 1……エンジン、3……変速機、4……油圧切り替え装
置、5,6……ソレノイドバルブ、7……コントローラ、
8……フェイルセーフ回路、10……マイクロコンピュー
タ、16……エンジン回転センサ、17……入力回転セン
サ、18……出力回転かセンサ、20……シフトレバー。
御装置の全体構成図、第2図は同上装置ので用いるソレ
ノイドバルブの変速段と切り替え信号との対応を説明す
る図、第3図は同上装置内のエンジン回転数と出力信号
の切り替え説明図、第4図は同上装置で用いる変速段算
出マップの特性線図である。 1……エンジン、3……変速機、4……油圧切り替え装
置、5,6……ソレノイドバルブ、7……コントローラ、
8……フェイルセーフ回路、10……マイクロコンピュー
タ、16……エンジン回転センサ、17……入力回転セン
サ、18……出力回転かセンサ、20……シフトレバー。
Claims (1)
- 【請求項1】変速機の出力軸回転情報とエンジンの負荷
情報とを制御手段が取り込むと共にこれら両情報に応じ
た適正変速段を決定し、更に、上記制御手段がその適正
変速段を確保すべく変速機の油圧回路の第1第2の各油
圧切り替え弁を各駆動回路を介して切り替え駆動させ、
かつ、上記変速機の入出力軸の回転数を差分が規定値を
上回っていると上記第1第2の各油圧切り替え弁への切
り替え信号を共にオフにするホールド段ロックを行なう
構成の自動変速機の変速制御装置において、上記制御手
段はシフトポジションが規定発進レンジで、上記エンジ
ン回転数が規定回転数以下で、上記第1第2の各油圧切
り替え弁への切り替え信号が共にオフである時、上記第
1第2の各油圧切り替え弁への切り替え信号の少なくと
も一方をオンに切り替えて上記変速機を規定発進段に保
持することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095633U JPH0747638Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095633U JPH0747638Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335366U JPH0335366U (ja) | 1991-04-05 |
JPH0747638Y2 true JPH0747638Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31644890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989095633U Expired - Lifetime JPH0747638Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747638Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-15 JP JP1989095633U patent/JPH0747638Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0335366U (ja) | 1991-04-05 |
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