JPH0747031B2 - 歯冠修復用補填物の作製装置 - Google Patents
歯冠修復用補填物の作製装置Info
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- JPH0747031B2 JPH0747031B2 JP7403391A JP7403391A JPH0747031B2 JP H0747031 B2 JPH0747031 B2 JP H0747031B2 JP 7403391 A JP7403391 A JP 7403391A JP 7403391 A JP7403391 A JP 7403391A JP H0747031 B2 JPH0747031 B2 JP H0747031B2
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Description
【0001】
【技術分野】本発明は、歯冠修復用補填物の製作方法お
よび製作装置に係り、特に歯冠修復用補填物を容易に且
つ優れた形状精度をもって製作せしめ得る技術に関する
ものである。
よび製作装置に係り、特に歯冠修復用補填物を容易に且
つ優れた形状精度をもって製作せしめ得る技術に関する
ものである。
【0002】
【背景技術】従来から、歯牙の硬組織に生じた欠損を補
填、修復して機能を回復させるための修復法の一種とし
て、歯牙を切削することによって整形した欠損部に対し
て、予めその整形欠損部に適合する形状をもって製作し
た固形の歯冠修復用補填物(例えば、インレーやアンレ
ー,コア,クラウン,ブリッジ等)を、固着せしめる方
法が知られている。
填、修復して機能を回復させるための修復法の一種とし
て、歯牙を切削することによって整形した欠損部に対し
て、予めその整形欠損部に適合する形状をもって製作し
た固形の歯冠修復用補填物(例えば、インレーやアンレ
ー,コア,クラウン,ブリッジ等)を、固着せしめる方
法が知られている。
【0003】かかる歯冠修復用補填物は、金属、陶材、
合成樹脂等を用いて形成されることとなり、特に、強度
および耐磨耗性の点から、金属や陶材が、その材料とし
て好適に採用されてきているが、従来では、その何れに
あっても、切削にて整形欠損部が形成された歯牙から印
象(歯牙の陰型)を採得し、更に該印象から石膏等によ
って模型(歯牙の複製)を形成した後、かかる模型に基
づいて、各種材料に応じた手法で整形欠損部の形状に対
応した補填物の形成が行なわれていた。
合成樹脂等を用いて形成されることとなり、特に、強度
および耐磨耗性の点から、金属や陶材が、その材料とし
て好適に採用されてきているが、従来では、その何れに
あっても、切削にて整形欠損部が形成された歯牙から印
象(歯牙の陰型)を採得し、更に該印象から石膏等によ
って模型(歯牙の複製)を形成した後、かかる模型に基
づいて、各種材料に応じた手法で整形欠損部の形状に対
応した補填物の形成が行なわれていた。
【0004】具体的には、金属材料を用いる場合には、
通常、得られた模型を用いて、整形欠損部を含む部位を
ワックスで形成して蝋型を得、その蝋型を埋没させた石
膏等の耐火性埋没材を加熱して蝋型を消失させることに
より得られた鋳型を用いて、鋳造し、更に切削、研磨を
施すことによって補填物を形成していた。また、陶材を
材料として用いる場合には、通常、得られた模型から更
に副模型を形成して、該副模型における整形欠損部にセ
ラミックス粉末を築成し、それを焼成した後、更に切
削、研磨を施すことによって補填物を形成していた。
通常、得られた模型を用いて、整形欠損部を含む部位を
ワックスで形成して蝋型を得、その蝋型を埋没させた石
膏等の耐火性埋没材を加熱して蝋型を消失させることに
より得られた鋳型を用いて、鋳造し、更に切削、研磨を
施すことによって補填物を形成していた。また、陶材を
材料として用いる場合には、通常、得られた模型から更
に副模型を形成して、該副模型における整形欠損部にセ
ラミックス粉末を築成し、それを焼成した後、更に切
削、研磨を施すことによって補填物を形成していた。
【0005】しかしながら、これら何れの材料を用いる
場合でも、補填物の形成に際して、歯牙の印象を採得
し、該印象から模型を形成した後、かかる模型に基づい
て、更に鋳型や副模型等を形成しなければならないため
に、その作業が極めて面倒であり、熟練を要すると共
に、時間と費用がかかるといった問題を有していたので
ある。
場合でも、補填物の形成に際して、歯牙の印象を採得
し、該印象から模型を形成した後、かかる模型に基づい
て、更に鋳型や副模型等を形成しなければならないため
に、その作業が極めて面倒であり、熟練を要すると共
に、時間と費用がかかるといった問題を有していたので
ある。
【0006】また、このような従来の補填物の形成方法
によれば、複数の模型乃至は鋳型を介して、歯牙の形状
情報が伝達されることとなるために、それら模型や鋳型
を形成する材料の変形性や収縮、膨張率等によって形状
誤差が累積することが避けられず、補填物に要求される
精度を確保することは、極めて困難であったのであり、
作業に相当の熟練を要するために、特に、近年の技工士
の不足と相俟って、社会的な問題とさえなってきてい
る。
によれば、複数の模型乃至は鋳型を介して、歯牙の形状
情報が伝達されることとなるために、それら模型や鋳型
を形成する材料の変形性や収縮、膨張率等によって形状
誤差が累積することが避けられず、補填物に要求される
精度を確保することは、極めて困難であったのであり、
作業に相当の熟練を要するために、特に、近年の技工士
の不足と相俟って、社会的な問題とさえなってきてい
る。
【0007】さらに、補填物の材質としては、従来か
ら、陶材が、その優れた色調光沢性と耐蝕性および高強
度特性ゆえに注目されているが、高温高圧下での焼成が
極めて難しいことに加えて、焼成時に数十%以上の容積
収縮が惹起されるために、工業製品のように収縮率を予
め考慮することが難しく、しかも一品毎に形状が異なる
当技術分野では、未だ、要求される強度と経済性とを充
分に満足し得る、陶材製補填物の製作方法は、実現され
ていないのが現状である。
ら、陶材が、その優れた色調光沢性と耐蝕性および高強
度特性ゆえに注目されているが、高温高圧下での焼成が
極めて難しいことに加えて、焼成時に数十%以上の容積
収縮が惹起されるために、工業製品のように収縮率を予
め考慮することが難しく、しかも一品毎に形状が異なる
当技術分野では、未だ、要求される強度と経済性とを充
分に満足し得る、陶材製補填物の製作方法は、実現され
ていないのが現状である。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、寸法精度の優れた歯冠修復用補填物を容易
に製作することができると共に、従来では困難であった
高品質の陶材製補填物等の実用化をも有利に実現せしめ
得る、歯冠修復用補填物の製作方法と製作装置を提供す
ることにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、寸法精度の優れた歯冠修復用補填物を容易
に製作することができると共に、従来では困難であった
高品質の陶材製補填物等の実用化をも有利に実現せしめ
得る、歯冠修復用補填物の製作方法と製作装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するた
めに、本発明の歯冠修復用補填物の作製装置は、次の技
術的手段を採用する。 〔請求項1の手段〕 歯冠修復用補填物の作製装置は 、(a)歯牙を切削する切削子と、 (b)この切削子の動きを読み取り、歯牙に形成される
整形欠損部の形状情報を得る切削形状読取手段と、 (c)前記切削形状読取手段で得た整形欠損部の形状情
報を記憶する記憶手段と、 (d)補填材を形成するための加工装置と、 (e)前記記憶手段に記憶された整形欠損部の形状情報
に基づいて前記加工装置を制御し、前記加工装置によっ
て整形欠損部に対応した補填物を作製させる制御装置と
を備える。
めに、本発明の歯冠修復用補填物の作製装置は、次の技
術的手段を採用する。 〔請求項1の手段〕 歯冠修復用補填物の作製装置は 、(a)歯牙を切削する切削子と、 (b)この切削子の動きを読み取り、歯牙に形成される
整形欠損部の形状情報を得る切削形状読取手段と、 (c)前記切削形状読取手段で得た整形欠損部の形状情
報を記憶する記憶手段と、 (d)補填材を形成するための加工装置と、 (e)前記記憶手段に記憶された整形欠損部の形状情報
に基づいて前記加工装置を制御し、前記加工装置によっ
て整形欠損部に対応した補填物を作製させる制御装置と
を備える。
【0010】〔請求項2の手段〕 請求項1の歯冠修復用補填物の作製装置において、 前記
加工装置は、補填物を切削することにより、歯牙の整形
欠損部に固着される歯冠修復用補填物を形成することを
特徴とする。
加工装置は、補填物を切削することにより、歯牙の整形
欠損部に固着される歯冠修復用補填物を形成することを
特徴とする。
【0011】〔請求項3の手段〕 請求項1または請求項2の歯冠修復用補填物の作製装置
は、 前記切削子によって切削される歯牙の固定を行う固
定手段を備えることを特徴とする。
は、 前記切削子によって切削される歯牙の固定を行う固
定手段を備えることを特徴とする。
【0012】〔請求項4の手段〕 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の歯冠修復用
補填物の作製装置において、 前記切削形状読取手段は、
前記切削子の動きに応じて移動する光源と、この光源の
動きを捕らえる撮影素子とを備える切削子位置センサ
で、 前記撮影素子にて捕らえた前記光源の動きから、歯
牙に形成される整形欠損部の形状情報を得ることを特徴
とする。 〔請求項5の手段〕 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の歯冠修復用
補填物の作製装置において、 前記切削子は、変位可能に
設けられた複数の関節を有する連結構造によって支持さ
れ、 前記切削形状読取手段は、前記複数の関節のそれぞ
れの変位量を検出する切削子位置センサで、 この切削子
位置センサにて検出された前記複数の関節のそれぞれの
変位量から、歯牙に形成される整形欠損部の形状情報を
得ることを特徴とする歯冠修復用補填物の作製装置。 〔請求項6の手段〕 請求項1、請求項2、請求項4、あるいは請求項5のい
ずれかに記載の歯冠修復用補填物の作製装置は、 前記切
削子によって切削される歯牙の位置を検出する 歯牙位置
検出センサを備えるとともに、 前記切削形状読取手段で
得た整形欠損部の形状情報に含まれる、歯牙の変位に起
因する誤差を、前記歯牙位置検出センサにて検出された
歯牙の変位情報に基づいて補正する補正演算手段を備え
ることを特徴とする。
補填物の作製装置において、 前記切削形状読取手段は、
前記切削子の動きに応じて移動する光源と、この光源の
動きを捕らえる撮影素子とを備える切削子位置センサ
で、 前記撮影素子にて捕らえた前記光源の動きから、歯
牙に形成される整形欠損部の形状情報を得ることを特徴
とする。 〔請求項5の手段〕 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の歯冠修復用
補填物の作製装置において、 前記切削子は、変位可能に
設けられた複数の関節を有する連結構造によって支持さ
れ、 前記切削形状読取手段は、前記複数の関節のそれぞ
れの変位量を検出する切削子位置センサで、 この切削子
位置センサにて検出された前記複数の関節のそれぞれの
変位量から、歯牙に形成される整形欠損部の形状情報を
得ることを特徴とする歯冠修復用補填物の作製装置。 〔請求項6の手段〕 請求項1、請求項2、請求項4、あるいは請求項5のい
ずれかに記載の歯冠修復用補填物の作製装置は、 前記切
削子によって切削される歯牙の位置を検出する 歯牙位置
検出センサを備えるとともに、 前記切削形状読取手段で
得た整形欠損部の形状情報に含まれる、歯牙の変位に起
因する誤差を、前記歯牙位置検出センサにて検出された
歯牙の変位情報に基づいて補正する補正演算手段を備え
ることを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について,図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
めに、本発明の実施例について,図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0014】先ず、図1には、本発明に従う歯冠修復用
補填物の製作装置の概略が、ブロック図によって示され
ている。かかる図において、10は、歯科用切削装置で
あって、公知の如く、電気エンジン等の動力源を備え、
ハンドピースの先に取り付けられる切削子11を高速回
転させることによって、歯牙を切削するものである。ま
た、この切削装置10には、切削子位置センサ12が設
けられており、該切削子位置センサ12によって、切削
子11の動きが検出され得るようになっている。即ち、
かかる切削装置10にあっては、歯牙を切削し、歯冠修
復用補填物を装着するための窩洞等の整形欠損部を形成
するに際して、切削子位置センサ12により、かかる切
削時における切削子11の動きが検出され、その位置信
号が取り出されるようになっているのである。
補填物の製作装置の概略が、ブロック図によって示され
ている。かかる図において、10は、歯科用切削装置で
あって、公知の如く、電気エンジン等の動力源を備え、
ハンドピースの先に取り付けられる切削子11を高速回
転させることによって、歯牙を切削するものである。ま
た、この切削装置10には、切削子位置センサ12が設
けられており、該切削子位置センサ12によって、切削
子11の動きが検出され得るようになっている。即ち、
かかる切削装置10にあっては、歯牙を切削し、歯冠修
復用補填物を装着するための窩洞等の整形欠損部を形成
するに際して、切削子位置センサ12により、かかる切
削時における切削子11の動きが検出され、その位置信
号が取り出されるようになっているのである。
【0015】ところで、かかる切削装置10に用いられ
る切削子位置センサ12としては、電気的センサや光学
的センサ、或いは磁気センサなど、公知の各種のものが
使用可能であるが、その具体例を、図2および図3に示
すこととする。
る切削子位置センサ12としては、電気的センサや光学
的センサ、或いは磁気センサなど、公知の各種のものが
使用可能であるが、その具体例を、図2および図3に示
すこととする。
【0016】先ず、図2には、電気的センサを用いて切
削子の動きを検出するようにした切削子位置センサの一
例が示されている。図中、14は、図示しない切削装置
本体に対して固定的に設けられた支持部であり、該支持
部14に対して、第一及び第二の支持アーム16,18
が、それぞれ、互いに直交する二つの回動軸20,22
を有する第一及び第二の自在継手24a,24bを介し
て、直列的に連結、支持されていると共に、該第二の支
持アーム18に対して、先端部に切削子26が装着され
たハンドピース28が、互いに直交する二つの回動軸2
0,22を有する第三の自在継手24cを介して、直列
的に連結、支持されている。即ち、かかる切削装置にお
いては、ハンドピース28が、切削装置本体に対して、
第一,第二及び第三の自在継手24a,24b,24c
を介して支持されていることにより、該ハンドピース2
8に装着された切削子26が、合計六軸の自由度をもっ
て、自在に移動および回転せしめられ得るようになって
いるのである。
削子の動きを検出するようにした切削子位置センサの一
例が示されている。図中、14は、図示しない切削装置
本体に対して固定的に設けられた支持部であり、該支持
部14に対して、第一及び第二の支持アーム16,18
が、それぞれ、互いに直交する二つの回動軸20,22
を有する第一及び第二の自在継手24a,24bを介し
て、直列的に連結、支持されていると共に、該第二の支
持アーム18に対して、先端部に切削子26が装着され
たハンドピース28が、互いに直交する二つの回動軸2
0,22を有する第三の自在継手24cを介して、直列
的に連結、支持されている。即ち、かかる切削装置にお
いては、ハンドピース28が、切削装置本体に対して、
第一,第二及び第三の自在継手24a,24b,24c
を介して支持されていることにより、該ハンドピース2
8に装着された切削子26が、合計六軸の自由度をもっ
て、自在に移動および回転せしめられ得るようになって
いるのである。
【0017】なお、図2では、第一及び第二の支持アー
ム16,18およびハンドピース28が、伸長された状
態で示されているが、その使用時には、各自在継手24
a,24b,24cにおいて屈曲させられることによ
り、ハンドピース28の自由な移動が許容されることと
なる。また、第一及び第二の支持アーム16,18やハ
ンドピース28は、必要に応じて、互いに或いは切削装
置本体に対して弾性的に連結、支持せしめられ、それに
よってハンドピース28の操作性の向上が図られること
となる。
ム16,18およびハンドピース28が、伸長された状
態で示されているが、その使用時には、各自在継手24
a,24b,24cにおいて屈曲させられることによ
り、ハンドピース28の自由な移動が許容されることと
なる。また、第一及び第二の支持アーム16,18やハ
ンドピース28は、必要に応じて、互いに或いは切削装
置本体に対して弾性的に連結、支持せしめられ、それに
よってハンドピース28の操作性の向上が図られること
となる。
【0018】さらに、かかる切削装置にあっては、第
一,第二及び第三の自在継手24a,24b,24cに
おける各回動軸20a,22a、20b,22b、20
c,22cに対し、それぞれ、ロータリ・エンコーダ3
0が装着されており、それら各回動軸20a,22a、
20b,22b、20c,22cの回転量が、パルス信
号等の電気信号として取り出されるようになっている。
一,第二及び第三の自在継手24a,24b,24cに
おける各回動軸20a,22a、20b,22b、20
c,22cに対し、それぞれ、ロータリ・エンコーダ3
0が装着されており、それら各回動軸20a,22a、
20b,22b、20c,22cの回転量が、パルス信
号等の電気信号として取り出されるようになっている。
【0019】従って、このような構造とされた切削子位
置センサによれば、歯牙の切削を行なうに際してのハン
ドピース28、延いては該ハンドピース28に装着され
た切削子26の動きが、六個のロータリ・エンコーダ3
0から出力される電気信号によって検出され得るのであ
る。
置センサによれば、歯牙の切削を行なうに際してのハン
ドピース28、延いては該ハンドピース28に装着され
た切削子26の動きが、六個のロータリ・エンコーダ3
0から出力される電気信号によって検出され得るのであ
る。
【0020】また、図3には、光学的センサを用いて切
削子の動きを検出するようにした切削子位置センサの一
例が示されている。図中、32は、切削子34が装着さ
れたハンドピースであり、その内部にマイクロモータ等
の動力源を備えた構造的に独立したものであっても良
く、或いは図示しない動力源を備えた切削装置本体に対
して、フレキシブルな連結構造をもって連結或いは支持
されて成る構造とされたものであっても良い。そして、
かかるハンドピース32には、その軸部に突出形成され
た支持台36上に、発光ダイオードや光ファイバ等から
なる三つの点光源38a,38b,38cが設けられて
いる。
削子の動きを検出するようにした切削子位置センサの一
例が示されている。図中、32は、切削子34が装着さ
れたハンドピースであり、その内部にマイクロモータ等
の動力源を備えた構造的に独立したものであっても良
く、或いは図示しない動力源を備えた切削装置本体に対
して、フレキシブルな連結構造をもって連結或いは支持
されて成る構造とされたものであっても良い。そして、
かかるハンドピース32には、その軸部に突出形成され
た支持台36上に、発光ダイオードや光ファイバ等から
なる三つの点光源38a,38b,38cが設けられて
いる。
【0021】さらに、かかるハンドピース32が、歯牙
の切削に使用される際に、該ハンドピース32に設けら
れた点光源38a,38b,38cが移動する領域をカ
バーし得る位置に、二つのCCDカメラ等から成るステ
レオ撮像素子40a,40bが、図示しない架台等によ
り、固定的に配設支持されている。
の切削に使用される際に、該ハンドピース32に設けら
れた点光源38a,38b,38cが移動する領域をカ
バーし得る位置に、二つのCCDカメラ等から成るステ
レオ撮像素子40a,40bが、図示しない架台等によ
り、固定的に配設支持されている。
【0022】従って、このような構造とされた切削子位
置センサによれば、歯牙の切削を行なうに際してのハン
ドピース32、延いては該ハンドピース32に装着され
た切削子34の動きを、ステレオ撮像素子40a,40
bにてとらえられた三つの点光源38a,38b,38
cの動きから特定し、電気信号として検出することがで
きるのである。
置センサによれば、歯牙の切削を行なうに際してのハン
ドピース32、延いては該ハンドピース32に装着され
た切削子34の動きを、ステレオ撮像素子40a,40
bにてとらえられた三つの点光源38a,38b,38
cの動きから特定し、電気信号として検出することがで
きるのである。
【0023】そうして、図1に示されているように、こ
のような切削装置10の切削子位置センサ12により検
出された、歯牙の切削時における切削子11の位置信号
が、記憶装置42に入力されて記憶されるようになって
いる。即ち、この記憶装置42に記憶された、歯牙に整
形欠損部を形成するための切削時における切削子11の
動きをあらわす信号データは、歯牙に形成された整形欠
損部の形状信号とみなすことができるのである。
のような切削装置10の切削子位置センサ12により検
出された、歯牙の切削時における切削子11の位置信号
が、記憶装置42に入力されて記憶されるようになって
いる。即ち、この記憶装置42に記憶された、歯牙に整
形欠損部を形成するための切削時における切削子11の
動きをあらわす信号データは、歯牙に形成された整形欠
損部の形状信号とみなすことができるのである。
【0024】なお、図2及び図3に具体的構造例として
示されている如き切削子位置センサにおいては、切削子
の動きが、ハンドピースの動きとしてとらえられること
から、切削子位置センサによって検出された信号に対
し、該ハンドピースに装着されている切削子の形状に応
じた補正が、適宜、加えられることとなる。
示されている如き切削子位置センサにおいては、切削子
の動きが、ハンドピースの動きとしてとらえられること
から、切削子位置センサによって検出された信号に対
し、該ハンドピースに装着されている切削子の形状に応
じた補正が、適宜、加えられることとなる。
【0025】そして、かかる記憶装置42に記憶され
た、切削子位置センサ12にて得られた検出信号は、歯
牙に対する整形欠損部の成形後、取り出されて、制御装
置44に入力される。かかる制御装置44は、成形欠損
部に固着される補填物を形成するための加工装置46の
作動を制御するものであって、該加工装置46に対し
て、加工情報を与えるものである。
た、切削子位置センサ12にて得られた検出信号は、歯
牙に対する整形欠損部の成形後、取り出されて、制御装
置44に入力される。かかる制御装置44は、成形欠損
部に固着される補填物を形成するための加工装置46の
作動を制御するものであって、該加工装置46に対し
て、加工情報を与えるものである。
【0026】より具体的には、先ず、加工装置46とし
ては、形成する歯冠修復用補填物の材質等に応じて、研
削盤や放電加工装置、或いはレーザ加工装置等、公知の
各種の成形装置が用いられることとなる。そして、この
ような加工装置46の作動が、記憶装置42に記憶され
た、歯牙に形成された成形欠損部の形状信号としての、
切削子位置センサ12にて得られた検出信号に基づい
て、制御装置44により制御されることにより、かかる
成形欠損部の形状に応じた外形の補填物が削り出される
こととなるのである。
ては、形成する歯冠修復用補填物の材質等に応じて、研
削盤や放電加工装置、或いはレーザ加工装置等、公知の
各種の成形装置が用いられることとなる。そして、この
ような加工装置46の作動が、記憶装置42に記憶され
た、歯牙に形成された成形欠損部の形状信号としての、
切削子位置センサ12にて得られた検出信号に基づい
て、制御装置44により制御されることにより、かかる
成形欠損部の形状に応じた外形の補填物が削り出される
こととなるのである。
【0027】なお、このようして形成される補填物の噛
合面(頂面)の形状は、予め採得した噛合面の印象に基
づいて切削成形することも可能であるが、歯牙の切削前
に、前述の如き切削子位置センサ12を備えた切削装置
10によって、歯牙の外形を検出、記憶させておき、か
かるデータに基づいて切削することにより、或いは適当
な形状に成形し、歯牙への取付時に、噛み合わせ等を考
慮して仕上切削すること等により、適宜に成形すること
が可能である。
合面(頂面)の形状は、予め採得した噛合面の印象に基
づいて切削成形することも可能であるが、歯牙の切削前
に、前述の如き切削子位置センサ12を備えた切削装置
10によって、歯牙の外形を検出、記憶させておき、か
かるデータに基づいて切削することにより、或いは適当
な形状に成形し、歯牙への取付時に、噛み合わせ等を考
慮して仕上切削すること等により、適宜に成形すること
が可能である。
【0028】従って、上述の如き補填物の製作装置によ
れば、形成すべき補填物の外形形状を、特別な操作を必
要とすることなく、歯牙の切削と同時に検出することが
できるのであり、しかも、得られた検出信号に基づい
て、歯牙に形成された成形欠損部に応じた形状の補填物
を、直接に削り出すことが出来ることから、従来の如
き、印象の採得や模型の形成等の面倒な作業が不要とな
るのである。
れば、形成すべき補填物の外形形状を、特別な操作を必
要とすることなく、歯牙の切削と同時に検出することが
できるのであり、しかも、得られた検出信号に基づい
て、歯牙に形成された成形欠損部に応じた形状の補填物
を、直接に削り出すことが出来ることから、従来の如
き、印象の採得や模型の形成等の面倒な作業が不要とな
るのである。
【0029】それ故、かかる製作装置によれば、歯冠修
復用補填物を極めて容易に且つ迅速に製作することがで
きるのであり、また、その操作に熟練を要しないことか
ら、一定の品質の補填物を容易に得ることが可能となる
のである。
復用補填物を極めて容易に且つ迅速に製作することがで
きるのであり、また、その操作に熟練を要しないことか
ら、一定の品質の補填物を容易に得ることが可能となる
のである。
【0030】また、このような製作装置にあっては、予
め形成された素材(補填材)を切削加工することによっ
て、補填物が形成されることとなるところから、個々の
補填物の形成の度に、面倒な鋳造や焼成等を行なう必要
がないことに加えて、焼成時等における収縮等を考慮す
る必要もないことから、歯冠修復用補填物として従来で
は使用が困難であった材質をも有利に使用することが可
能となり、優れた性能の補填物が有利に実現され得ると
いった、大きな利点を有しているのである。
め形成された素材(補填材)を切削加工することによっ
て、補填物が形成されることとなるところから、個々の
補填物の形成の度に、面倒な鋳造や焼成等を行なう必要
がないことに加えて、焼成時等における収縮等を考慮す
る必要もないことから、歯冠修復用補填物として従来で
は使用が困難であった材質をも有利に使用することが可
能となり、優れた性能の補填物が有利に実現され得ると
いった、大きな利点を有しているのである。
【0031】次に、図4には、本発明に従う歯冠修復用
補填物の製作装置の別の実施例の概略が、ブロック図に
よって示されている。なお、かかる図中、前記図1に示
された第一の実施例と同様な構成要素については、それ
ぞれ、同一の符号を付することにより、その詳細な説明
は、省略することとする。
補填物の製作装置の別の実施例の概略が、ブロック図に
よって示されている。なお、かかる図中、前記図1に示
された第一の実施例と同様な構成要素については、それ
ぞれ、同一の符号を付することにより、その詳細な説明
は、省略することとする。
【0032】すなわち、本実施例における歯冠修復用補
填物の製作装置にあっては、歯牙を切削するための切削
子11が装着されたハンドピースを備えた切削装置10
において、歯牙固定手段48が設けられている。この歯
牙固定手段48は、切削子11により歯牙を切削する際
に、該歯牙を切削装置本体に対して固定し、その動きを
阻止するためのものである。
填物の製作装置にあっては、歯牙を切削するための切削
子11が装着されたハンドピースを備えた切削装置10
において、歯牙固定手段48が設けられている。この歯
牙固定手段48は、切削子11により歯牙を切削する際
に、該歯牙を切削装置本体に対して固定し、その動きを
阻止するためのものである。
【0033】より具体的には、かかる歯牙固定手段48
は、例えば、図5に示されているように、患歯若しくは
その他の歯牙49に対して嵌着固定される嵌着部50
と、該嵌着部50に固設されて患者の口腔外に突出せし
められるロッド部52とからなり、該ロッド部52を切
削装置本体に対して固定するようにした構造のものが、
採用され得ることとなる。
は、例えば、図5に示されているように、患歯若しくは
その他の歯牙49に対して嵌着固定される嵌着部50
と、該嵌着部50に固設されて患者の口腔外に突出せし
められるロッド部52とからなり、該ロッド部52を切
削装置本体に対して固定するようにした構造のものが、
採用され得ることとなる。
【0034】また、そこにおいて、歯牙に嵌着固定され
る嵌着部50としては、一般的な形状の歯牙に略対応し
た外形をもって形成し、それをねじ締めや適当な接着剤
を用いること等によって、歯牙の外周面に対して固定す
るようにしたものの他、歯牙を印象して、個別の歯牙に
応じた形状をもって形成し、嵌着固定するようにしたも
のを用いることも可能である。更にまた、かかる嵌着部
50として、複数の歯牙に対して嵌着される構造のもの
を採用するようにしても良い。
る嵌着部50としては、一般的な形状の歯牙に略対応し
た外形をもって形成し、それをねじ締めや適当な接着剤
を用いること等によって、歯牙の外周面に対して固定す
るようにしたものの他、歯牙を印象して、個別の歯牙に
応じた形状をもって形成し、嵌着固定するようにしたも
のを用いることも可能である。更にまた、かかる嵌着部
50として、複数の歯牙に対して嵌着される構造のもの
を採用するようにしても良い。
【0035】このような歯牙固定手段48を備えた切削
装置10を含んで構成されてなる、本実施例における歯
冠修復用補填物の製作装置によれば、歯牙を切削して整
形欠損部を形成する際における歯牙の動きが阻止される
ことから、かかる歯牙の変位に起因する、切削子位置セ
ンサ12にて検出された信号における誤差の発生が、極
めて有効に防止され得るのである。
装置10を含んで構成されてなる、本実施例における歯
冠修復用補填物の製作装置によれば、歯牙を切削して整
形欠損部を形成する際における歯牙の動きが阻止される
ことから、かかる歯牙の変位に起因する、切削子位置セ
ンサ12にて検出された信号における誤差の発生が、極
めて有効に防止され得るのである。
【0036】そして、それ故、このような本実施例装置
によれば、歯牙の切削が長い時間に亘って行なわれるよ
うな場合でも、切削子センサ12による整形欠損部の形
状の検出が、より一層優れた精度をもって為され得るの
であり、また、それによって、加工装置46によって形
成される補填物の形状精度も、有利に向上され得ること
となるのである。
によれば、歯牙の切削が長い時間に亘って行なわれるよ
うな場合でも、切削子センサ12による整形欠損部の形
状の検出が、より一層優れた精度をもって為され得るの
であり、また、それによって、加工装置46によって形
成される補填物の形状精度も、有利に向上され得ること
となるのである。
【0037】なお、図1に示されている如き、歯牙固定
手段を有しない装置は、例えば、樹脂製の補填物や歯冠
内部に形成される欠損部に補填されるコアの芯剤等、そ
れほど寸法精度が要求されない補填物の製作に際して有
利に適用され得る一方、図4に示されている如き、歯牙
固定手段48を有する装置は、例えば、メタルや陶材製
のインレー等、高い寸法精度が要求される補填物の製作
に際して有利に適用され得ることとなる。
手段を有しない装置は、例えば、樹脂製の補填物や歯冠
内部に形成される欠損部に補填されるコアの芯剤等、そ
れほど寸法精度が要求されない補填物の製作に際して有
利に適用され得る一方、図4に示されている如き、歯牙
固定手段48を有する装置は、例えば、メタルや陶材製
のインレー等、高い寸法精度が要求される補填物の製作
に際して有利に適用され得ることとなる。
【0038】更にまた、図6には、本発明に従う歯冠修
復用補填物の製作装置の更に別の実施例の概略が、ブロ
ック図によって示されている。なお、かかる図中、前記
図1に示された第一の実施例と同様な構成要素について
は、それぞれ、同一の符号を付することにより、その詳
細な説明は、省略することとする。
復用補填物の製作装置の更に別の実施例の概略が、ブロ
ック図によって示されている。なお、かかる図中、前記
図1に示された第一の実施例と同様な構成要素について
は、それぞれ、同一の符号を付することにより、その詳
細な説明は、省略することとする。
【0039】すなわち、本実施例における歯冠修復用補
填物の製作装置にあっては、歯牙を切削するための切削
子11が装着されたハンドピースを備えた切削装置10
において、歯牙の位置を検出する歯牙位置センサ54が
設けられている。この歯牙位置センサ54は、切削子1
1により歯牙を切削時する際に、歯牙の動きを検出する
ためのものである。
填物の製作装置にあっては、歯牙を切削するための切削
子11が装着されたハンドピースを備えた切削装置10
において、歯牙の位置を検出する歯牙位置センサ54が
設けられている。この歯牙位置センサ54は、切削子1
1により歯牙を切削時する際に、歯牙の動きを検出する
ためのものである。
【0040】より具体的には、かかる歯牙位置センサ5
4は、例えば、図7に示されている如き、光学的センサ
によって構成されることとなる。かかる光学的センサ
は、患歯若しくはその他の歯牙55に対して嵌着固定さ
れる嵌着部56に対して固定的に設けられた、発光ダイ
オードや光ファイバ等からなる三つの点光源60a,6
0b,60cの位置を、切削装置本体に対して固定的に
支持された二つのCCDカメラ等から成るステレオ撮像
素子58a,58bにてとらえることにより、それら三
つの点光源60a,60b,60cの動きから、歯牙の
動きを特定し、電気信号として検出するものである。
4は、例えば、図7に示されている如き、光学的センサ
によって構成されることとなる。かかる光学的センサ
は、患歯若しくはその他の歯牙55に対して嵌着固定さ
れる嵌着部56に対して固定的に設けられた、発光ダイ
オードや光ファイバ等からなる三つの点光源60a,6
0b,60cの位置を、切削装置本体に対して固定的に
支持された二つのCCDカメラ等から成るステレオ撮像
素子58a,58bにてとらえることにより、それら三
つの点光源60a,60b,60cの動きから、歯牙の
動きを特定し、電気信号として検出するものである。
【0041】また、その他、かかる歯牙位置センサ54
としては、歯牙に対して固定される嵌着部を、図2に示
されている如き、六軸自由度を有し、且つそれら各自由
度系における変位量がポテンショメータ等によって検出
され得る連結機構をもって、装置本体に対して連結せし
めてなる構造の電気的センサを用いたものや、或いは磁
気センサを用いたもの等を採用することも、勿論、可能
である。
としては、歯牙に対して固定される嵌着部を、図2に示
されている如き、六軸自由度を有し、且つそれら各自由
度系における変位量がポテンショメータ等によって検出
され得る連結機構をもって、装置本体に対して連結せし
めてなる構造の電気的センサを用いたものや、或いは磁
気センサを用いたもの等を採用することも、勿論、可能
である。
【0042】なお、そこにおいて、かかる歯牙位置セン
サ54が、切削子センサ12にて検出される切削子11
に対する、歯牙の相対的位置を検出するものでない場合
には、それら歯牙と切削子との相対的位置関係を明らか
にするために、例えば、前述の如く、歯牙に対して固定
される嵌着部に対して、切削子11を位置決めするため
のピンや溝、穴等を設け、切削前に、それらのピン等に
よって切削子11の歯牙に対する相対的位置関係を明ら
かにしておくことが望ましい。
サ54が、切削子センサ12にて検出される切削子11
に対する、歯牙の相対的位置を検出するものでない場合
には、それら歯牙と切削子との相対的位置関係を明らか
にするために、例えば、前述の如く、歯牙に対して固定
される嵌着部に対して、切削子11を位置決めするため
のピンや溝、穴等を設け、切削前に、それらのピン等に
よって切削子11の歯牙に対する相対的位置関係を明ら
かにしておくことが望ましい。
【0043】そして、このような歯牙位置センサ54に
て検出された歯牙の変位信号は、補正演算装置62に入
力され、該補正演算装置62において、前記切削子位置
センサ12にて検出された切削子11の位置信号に含ま
れる歯牙の変位に起因する誤差が除去されることとな
る。
て検出された歯牙の変位信号は、補正演算装置62に入
力され、該補正演算装置62において、前記切削子位置
センサ12にて検出された切削子11の位置信号に含ま
れる歯牙の変位に起因する誤差が除去されることとな
る。
【0044】従って、このような本実施例装置にあって
も、切削子センサ12による整形欠損部の形状の検出
が、歯牙の変位による影響を受けることなく、より優れ
た精度をもって為され得るのであり、加工装置46によ
って形成される補填物の形状精度が、有利に向上され得
ることとなるのである。
も、切削子センサ12による整形欠損部の形状の検出
が、歯牙の変位による影響を受けることなく、より優れ
た精度をもって為され得るのであり、加工装置46によ
って形成される補填物の形状精度が、有利に向上され得
ることとなるのである。
【0045】しかも、本実施例装置においては、歯牙の
切削中においても、歯牙を拘束する必要がないことか
ら、整形欠損部の形成操作に悪影響を及ぼすようなこと
もないのである。
切削中においても、歯牙を拘束する必要がないことか
ら、整形欠損部の形成操作に悪影響を及ぼすようなこと
もないのである。
【0046】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これらは文字通りの例示であり、本発明は、かか
る具体例によって限定的に解釈されるものではない。
たが、これらは文字通りの例示であり、本発明は、かか
る具体例によって限定的に解釈されるものではない。
【0047】例えば、切削子11の動きを検出する切削
子位置センサおよび歯牙の動きを検出する歯牙位置セン
サの構造は、上述した具体的構造のものに限定されるも
のでは決してない。
子位置センサおよび歯牙の動きを検出する歯牙位置セン
サの構造は、上述した具体的構造のものに限定されるも
のでは決してない。
【0048】具体的には、例えば、図2に示されている
如き、切削装置本体に対してハンドピースを、六軸自由
度をもって連結せしめる連結構造において、六軸のうち
の単数或いは複数を、スライドシャフト等の直線運動要
素によって置き換えることも可能であり、その直線運動
量をリニアエンコーダ等によって検出するようにしても
良い。
如き、切削装置本体に対してハンドピースを、六軸自由
度をもって連結せしめる連結構造において、六軸のうち
の単数或いは複数を、スライドシャフト等の直線運動要
素によって置き換えることも可能であり、その直線運動
量をリニアエンコーダ等によって検出するようにしても
良い。
【0049】また、図3や図7に示されている如き、光
学的な位置センサにおいて、点光源を四つ以上設けた
り、撮像素子を三つ以上設けることにより、検出精度の
向上を図ることも可能である。
学的な位置センサにおいて、点光源を四つ以上設けた
り、撮像素子を三つ以上設けることにより、検出精度の
向上を図ることも可能である。
【0050】更にまた、図6に示されている歯冠修復用
補填物の製作装置においては、補正演算装置62によっ
て補正された信号が、記憶装置42に入力されるように
なっていたが、その他、切削子位置センサ12による検
出信号と、歯牙位置センサ54による検出信号とを、そ
れぞれ、記憶装置42に入力せしめ、制御装置44にお
いて、かかる切削子位置センサ12による検出信号を歯
牙位置センサ54による検出信号に基づいて、補正演算
するようにしても良い。
補填物の製作装置においては、補正演算装置62によっ
て補正された信号が、記憶装置42に入力されるように
なっていたが、その他、切削子位置センサ12による検
出信号と、歯牙位置センサ54による検出信号とを、そ
れぞれ、記憶装置42に入力せしめ、制御装置44にお
いて、かかる切削子位置センサ12による検出信号を歯
牙位置センサ54による検出信号に基づいて、補正演算
するようにしても良い。
【0051】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【0052】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従えば、形成すべき歯冠修復用補填物の外形形状を、
歯牙の切削による整形欠損部の形成と同時に、特別な操
作を必要とすることなく、検出することができるのであ
り、しかも、得られた検出信号に基づいて、歯牙に形成
された整形欠損部に応じた形状の補填物を、直接に削り
出すことが出来ることから、従来の如き印象の採得や模
型の形成等の面倒な作業を経ることなく、目的とする歯
冠修復用補填物を極めて容易に且つ迅速に製作すること
ができるのである。
に従えば、形成すべき歯冠修復用補填物の外形形状を、
歯牙の切削による整形欠損部の形成と同時に、特別な操
作を必要とすることなく、検出することができるのであ
り、しかも、得られた検出信号に基づいて、歯牙に形成
された整形欠損部に応じた形状の補填物を、直接に削り
出すことが出来ることから、従来の如き印象の採得や模
型の形成等の面倒な作業を経ることなく、目的とする歯
冠修復用補填物を極めて容易に且つ迅速に製作すること
ができるのである。
【0053】また、本発明によれば、予め鋳造や焼結等
により形成された素材(補填材)を切削加工することに
よって、補填物を形成することができることから、焼成
時等における収縮や変形等を考慮する必要もないのであ
り、それ故、歯冠修復用補填物として従来では使用が困
難であった材質をも有利に使用することが可能となり、
それによって、優れた性能の補填物が有利に実現され得
ることとなるのである。
により形成された素材(補填材)を切削加工することに
よって、補填物を形成することができることから、焼成
時等における収縮や変形等を考慮する必要もないのであ
り、それ故、歯冠修復用補填物として従来では使用が困
難であった材質をも有利に使用することが可能となり、
それによって、優れた性能の補填物が有利に実現され得
ることとなるのである。
【0054】さらに、歯牙を固定する固定手段を設けて
なる請求項3に記載の発明や、歯牙の位置を検出する歯
牙位置センサを設けてなる請求項4に記載の発明によれ
ば、整形欠損部の形状をより高精度に検出することがで
きることから、整形欠損部に対して形状一致性が高度に
要求される、金属や陶材製の補填物の形成等に対して
も、本発明が極めて有利に適用され得るのである。
なる請求項3に記載の発明や、歯牙の位置を検出する歯
牙位置センサを設けてなる請求項4に記載の発明によれ
ば、整形欠損部の形状をより高精度に検出することがで
きることから、整形欠損部に対して形状一致性が高度に
要求される、金属や陶材製の補填物の形成等に対して
も、本発明が極めて有利に適用され得るのである。
【図1】本発明に従って構成された歯冠修復用補填物の
製作装置の一具体例を示すブロック図である。
製作装置の一具体例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る歯冠修復用補填物の製作装置にお
いて好適に採用され得る切削子位置センサの構造を概略
的に示す説明図である。
いて好適に採用され得る切削子位置センサの構造を概略
的に示す説明図である。
【図3】本発明に係る歯冠修復用補填物の製作装置にお
いて好適に採用され得る、別の切削子位置センサの構造
を概略的に示す説明図である。
いて好適に採用され得る、別の切削子位置センサの構造
を概略的に示す説明図である。
【図4】本発明に従って構成された歯冠修復用補填物の
製作装置の、別の具体例を示すブロック図である。
製作装置の、別の具体例を示すブロック図である。
【図5】図4に示されている歯冠修復用補填物の製作装
置において好適に採用され得る歯牙固定手段を示す斜視
図である。
置において好適に採用され得る歯牙固定手段を示す斜視
図である。
【図6】本発明に従って構成された歯冠修復用補填物の
製作装置の、更に別の具体例を示すブロック図である。
製作装置の、更に別の具体例を示すブロック図である。
【図7】図6に示されている歯冠修復用補填物の製作装
置において好適に採用され得る歯牙位置センサの構造を
概略的に示す説明図である。
置において好適に採用され得る歯牙位置センサの構造を
概略的に示す説明図である。
10:切削装置 11:切削子 12:切削子位置センサ 42:記憶装置 44:制御装置 46:加工装置 48:歯牙固定手段 54:歯牙位置セ
ンサ 62:補正演算装置
ンサ 62:補正演算装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61C 13/003
Claims (6)
- 【請求項1】(a)歯牙を切削する切削子と、 (b)この切削子の動きを読み取り、歯牙に形成される
整形欠損部の形状情報を得る切削形状読取手段と、 (c)前記切削形状読取手段で得た整形欠損部の形状情
報を記憶する記憶手段と、 (d)補填材を形成するための加工装置と、 (e)前記記憶手段に記憶された整形欠損部の形状情報
に基づいて前記加工装置を制御し、前記加工装置によっ
て整形欠損部に対応した補填物を作製させる制御装置と を備える歯冠修復用補填物の作製装置。 - 【請求項2】請求項1の歯冠修復用補填物の作製装置に
おいて、 前記加工装置は、補填物を切削することにより、歯牙の
整形欠損部に固着される歯冠修復用補填物を形成する ことを特徴とする歯冠修復用補填物の作製装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2の歯冠修復用補填
物の作製装置は、 前記切削子によって切削される歯牙の固定を行う固定手
段を備える ことを特徴とする歯冠修復用補填物の作製装置。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
の歯冠修復用補填物の作製装置において、 前記切削形状読取手段は、前記切削子の動きに応じて移
動する光源と、この光源の動きを捕らえる撮影素子とを
備える切削子位置センサで、 前記撮影素子にて捕らえた前記光源の動きから、歯牙に
形成される整形欠損部の形状情報を得る ことを特徴とする歯冠修復用補填物の作製装置。 - 【請求項5】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
の歯冠修復用補填物の作製装置において、 前記切削子は、変位可能に設けられた複数の関節を有す
る連結構造によって支持され、 前記切削形状読取手段は、前記複数の関節のそれぞれの
変位量を検出する切削子位置センサで、 この切削子位置センサにて検出された前記複数の関節の
それぞれの変位量から、歯牙に形成される整形欠損部の
形状情報を得る ことを特徴とする歯冠修復用補填物の作製装置。 - 【請求項6】請求項1、請求項2、請求項4、あるいは
請求項5のいずれかに記載の歯冠修復用補填物の作製装
置は、 前記切削子によって切削される歯牙の位置を検出する 歯
牙位置検出センサを備えるとともに、 前記切削形状読取手段で得た整形欠損部の形状情報 に含
まれる、歯牙の変位に起因する誤差を、前記歯牙位置検
出センサにて検出された歯牙の変位情報に基づいて補正
する補正演算手段を備える ことを特徴とする歯冠修復用補填物の作製装置。
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