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JPH07469A - 超音波治療 - Google Patents

超音波治療

Info

Publication number
JPH07469A
JPH07469A JP5315509A JP31550993A JPH07469A JP H07469 A JPH07469 A JP H07469A JP 5315509 A JP5315509 A JP 5315509A JP 31550993 A JP31550993 A JP 31550993A JP H07469 A JPH07469 A JP H07469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
working liquid
ultrasonic
bathtub
frequency
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5315509A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert E Vago
ロバート・エドワード・ヴァゴ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUMUROSU HOLDING Inc
Malmros Holding Inc
Original Assignee
MARUMUROSU HOLDING Inc
Malmros Holding Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/175,936 external-priority patent/US4942868A/en
Application filed by MARUMUROSU HOLDING Inc, Malmros Holding Inc filed Critical MARUMUROSU HOLDING Inc
Publication of JPH07469A publication Critical patent/JPH07469A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H23/00Percussion or vibration massage, e.g. using supersonic vibration; Suction-vibration massage; Massage with moving diaphragms
    • A61H23/02Percussion or vibration massage, e.g. using supersonic vibration; Suction-vibration massage; Massage with moving diaphragms with electric or magnetic drive
    • A61H23/0245Percussion or vibration massage, e.g. using supersonic vibration; Suction-vibration massage; Massage with moving diaphragms with electric or magnetic drive with ultrasonic transducers, e.g. piezoelectric
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H33/00Bathing devices for special therapeutic or hygienic purposes
    • A61H33/60Components specifically designed for the therapeutic baths of groups A61H33/00
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    • A61H2033/0058Electrical circuits therefor controlled by the user
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B2203/00Details of cleaning machines or methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B2203/002Details of cleaning machines or methods involving the use or presence of liquid or steam the liquid being a degassed liquid

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波バスタブ製造方法を提供すること。 【構成】 水または水と添加剤の溶液からなる作用液体
18を収容するためのバスタブ16を形成するステップ
と、バスタブ内の作用液体の液面より下の場所におい
て、15キロヘルツから100キロヘルツの周波数範囲
内で、かつ平方センチメートル当たり0.1ワットから
30ワットの範囲の少なくとも一部分で発生するパワー
密度で、作用液体に超音波震動を加えるための少なくと
も一つの震動体30を、バスタブに設けるステップと、
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば洗浄、殺菌、除
菌作用による衛生法、治療法および上皮の治癒の促進の
ために超音波を用いてヒトを含む動物を治療するための
方法および装置、特に入浴の方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】超音波治療の一分野において、超音波音
が変換器により作用液体に適用されるようになってい
る。治療する動物の一部分がこの作用液体に浸けられ、
そして変換器がその動物にその作用液体を介して超音波
帯の震動を送るようになっている。
【0003】この分野のヒトのための超音波治療の一従
来例においては、超音波音は一平方センチメートル当た
り0から5ワットのパワーレベルの幅で患者に適用され
ており、一般に、曲らない関節や筋肉疾患のために用い
られている。超可聴音を用いた治療の他の例は1985
年2月26日、クリストマンに「投薬量を測定する超音
波治療アプリケータ」として発行された米国特許第4,
501,151、1970年3月10日、バラムスに
「弾力性のあるコヒーレント・エネルギー波を用いた器
官構造の治療のための方法と装置」として発行された米
国特許第3,499,436号、および1975年2月
25日、ジョイナー他に「超音波を用いるための超音波
治療装置および方法」として発行された米国特許第3,
867,929および西ドイツ実用新案第G87148
83.8号に開示されている。
【0004】この先行技術に記載されている治療法は主
に超音波の周波数および強度が適当に用いられていない
ことから生じる、いくつかの欠陥を有している。例え
ば、(1)ある周波数および強度は患者の下層組織を過
剰治療するという危険性を増大させ、また(2)選択さ
れた周波数が所望のものより高いために、衛生学上の目
的のために用いることができない場合もある。さらに、
先行技術文献は抗ウィルス、除菌、殺菌作用を意図する
ものではなく、抗ウィルス、除菌、殺菌作用を効果的に
成しとげるようには適用されていなかった。
【0005】液体媒体を介して送られる超音波音により
体の諸部分を洗浄することは知られている。例えば、1
961年1月31日、プランジに「ヒトの体の1部分の
手術用超音波洗浄方法」として発行された米国特許2,
970,073号は、外科医の手を洗浄するために、
水、殺菌剤およびサーフェクタント(surfecta
nt)を分解するに1秒当たり10から200キロサイ
クルまでの範囲で超音波を用いることが開示されてい
る。
【0006】さらに、超音波を用いた別の洗浄装置はヨ
ーロッパ特許出願、発行番号第0049759号に記載
され、指のつめの磨き粉を除去するための超音波と液体
の使用法が開示されている。周波数が約1/4メガヘル
ツから3メガヘルツに及ぶメガヘルツの帯域の実施例も
あれば、米国特許3,867,929号に開示されるよ
うな約80キロヘルツの実施例もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この種の超音波洗浄装
置は、米国特許第2,970,073号の場合、殺菌剤
のような添加剤のみに、また米国特許第3,316,9
22号または公開特別第DE3238476号またはヨ
ーロッパデザイン特許第G8714883.8の場合、
つめの磨き粉の除去剤のみにしか用いることができな
い、という欠点を有している。
【0008】傷ついた軟質組織および骨の治療について
はダイソン他による論文、IEEETransacti
on on Ultrasonic、Ferroele
ctronics and Frequency Co
ntrol、Vol.UFFC 31、n.2、Mar
ch 1986、PP.194−201の「超音波によ
る技能的なマストセル平滑化の分化誘導」で知られてい
る。しかしながら、この情報は水浴および治療のための
統合化されたシステムには用いられていなかった。
【0009】したがって、本発明の課題は、動物をいら
だたせたり、傷つけたりすることなく、衛生上および治
療上の利点をもたらす超音波を用いて動物を治療するた
めの新規な技術を提供することである。
【0010】また、本発明の目的は、動物をいらだたせ
たり、傷つけたりすることなく、衛生上または治療上の
利点をもたらす新規な入浴方法及び装置を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、動物の治療のための超音波装置を製造する方法は、
作用液体を収容するための容器を形成し、作用液体に対
し、所定レベル以下で前記容器のある場所において15
キロヘルツから100キロヘルツの周波数帯で、かつ平
方センチメートル当たり0.1から30ワットの幅の少
なくとも一部分で発生するパワー強度で作用液体に超音
波震動を与えるための少なくとも一つの震動体を前記容
器に設け、容器の中で作用液体を介して体伝搬可聴音を
感知し、その感知した体伝搬可聴音が改善されるまで、
作用液体に加える低調波を変えることによって所望しな
い体伝搬可聴雑音を低減するよう装置を調整する、ステ
ップを含んでいる。
【0012】よりよい効果をもたらすには、上記の体伝
搬可聴音を感知するステップは、音が近傍の空中を伝わ
る音とは異なるピッチで聞こえる作用液体に、体の少な
くとも一部を浸たすステップを含んでいる。さらには、
上記の装置を調整するステップは、所望としない体伝搬
可聴雑音を低減するために、容器中の諸震動体の形状
と、少なくとも一つの震動体の大きさと、および1つの
震動体の位置と、のうち少なくとも一つを変えるか、又
は諸震動体の前のバッフル機構と、震動体に対する変換
器の位置と、の少なくとも一つを変えるステップ、もし
くは少なくとも一つの震動体の位置と、震動体の形状
と、少なくとも一つの震動体の大きさと、震動体を動か
す諸変換器の位置と、収容器の形状と、諸震動体のバッ
フル作用と、および装置が製造されるところの材質と、
のうちの少なくとも一つを変えるステップを含んで、所
望としない体伝搬可聴雑音を低減するようにする。
【0013】一実施例においては、前記の容器に少なく
とも一つの震動体を設けるステップは、前記容器の壁内
にガラス板を設け、このガラス板を震動させるように位
置する電気的変換器を設けるステップを含み、これによ
り震動がそのガラス板により作用液体に送られるように
する。
【0014】壁に囲まれて収容される作用液体の中で動
物を治療する方法は、動物の体が作用液体に浸されてい
ない第1の期間に、作用液体(18)を介して平方セン
チメートル当たり15ワットを超えるパワー強度で超音
波震動を送り、これにより、前記液体に対して殺菌を施
すステップと、第1の期間とは異なる第2の期間に動物
の体の一部分を液体と音響的接触を有するように浸たす
ステップと、そしてこの第2の期間の間、15キロヘル
ツから100キロヘルツの範囲内の一周波数で、かつ動
物をいらだたせないパワー強度でその体の一部に作用液
体を介して超音波を加えるステップ、を含んでいる。こ
の方法は、前記超音波の一部を壁の中に吸収し、これに
より前記超音波の空中への伝搬を低減するようにするス
テップを含んでもよい。
【0015】よりよい効果をもたらすには、超音波を作
用液体を介して加えるステップは、空中を伝搬すると
き、ヒトをいらだたせない周波数帯域の超音波を加える
ステップを含んでもよいし、動物の体の一部を浸たすス
テップは、少なくとも部分的に脱気された水に動物の体
の一部を浸たすステップを含んでもよい。一実施例にお
いては、動物の体の一部を浸たすステップは、洗浄およ
び殺菌の少なくとも一つの作用を助けることのできる添
加剤が含まれた水に、動物の体の一部を浸たすステップ
を含んでいる。この方法は、前記作用液体中の超音波を
検出しそしてパワー密度の指示を与えるステップ、およ
び第2の期間中に作用液体中のパワー密度が所定の最大
値を越えたとき、前記作用液体中に送られる超音波のパ
ワーを減少させるステップ、および第1の期間中に、前
記作用液体に異物が挿入されたことが検出されたとき
に、前記作用液体を介する前記超音波の伝搬を減少させ
るステップ、を含んでもよい。
【0016】超可聴音を送るステップは、15分未満の
時間の間作用液体を介して体の一部に、15キロヘルツ
から100キロヘルツの範囲の周波数で、平方センチメ
ートル当たり0.1から5ワットの範囲のパワー密度
で、かつ過渡的なキャビテーションをもたらさないパワ
ーと周波数とにより超音波を加えるステップを含んでも
よい。
【0017】所定周波数は、所定の掃引周波数帯域にわ
たる掃引周波数により変調してもよい。より一般的に
は、動物の体の一部はその部分を作用液体と音響的に接
触させて、その液体中に浸たし、超音波は15キロヘル
ツから100キロヘルツの周波数範囲内の所定の周波数
で、かつ、動物をいらだたせないパワー密度で作用液体
を介して体の一部に送り、そして所定の周波数は所定の
掃引周波数帯域にわたる掃引周波数により変調する。
【0018】よりよい効果をもたらすには、殺菌および
洗浄の方法は洗浄されるべき対象物を液体に浸たし、所
望としない物質の除去および菌の溶解を行うことのでき
る周波数およびパワーにより、前記液体を介して超音波
を送るステップを含み、これにより、例えば、血液のよ
うな前記所望としない物質を対象物から取り除き、パワ
ー密度がその時間の少なくとも一部分において平方セン
チメートル当たり30ワットを越える強さであれば、対
象物を殺菌する。超音波を送るステップは、洗浄するに
充分な第1の周波数とパワーによって、および殺菌する
に充分な第2の周波数とパワーによって超音波を送るス
テップ、および洗浄すると共に殺菌する、ある周波数お
よびパワーにより超音波を送るステップを含んでもよ
い。前記対象物を前記液体に浸たすステップは消毒剤を
加えた水に前記対象物を浸たすステップを含んでいる。
【0019】一実施例においては、動物を治療する方法
は所定の掃引周波数帯域にわたる掃引周波数により所定
の周波数を変調することを含んでいる。動物の超音波治
療のための装置は、超音波による治療のため動物の少な
くとも一部分がその中に浸される作用液体を収容するた
めの容器と、容器内の作用液体を介して少なくとも2つ
の異なる期間のうちの対応する1つの期間において、相
互に異なる2つの選択された範囲で超音波を加えるため
の信号発生器と、を含み、前記選択された範囲の1方は
平方センチメートル当たり15ワット未満のパワー密度
の範囲、および15キロヘルツから100キロヘルツの
間の周波数の範囲内にあり、他方の範囲は平方センチメ
ートル当たり15ワットを越えるパワー密度の範囲内に
あり、他の期間は微生物を殺すに充分な時間である。
【0020】よりよい効果をもたらすには、動物と接触
する作用液体中のパワー密度は平方センチメートル当た
り0.1から5ワットの間であり、容器および超音波を
作用液体に加えるための手段のうちの少なくとも1つは
使用されている周波数の音を吸収する物質を含んでい
る。一実施例においては、少なくともいくらかのガスを
水から取り除き、容器を少なくとも不完全にガス抜きし
た水で満たすようにしたガス抜き装置、前記作用液体中
の前記超音波のパワー強度を検知するためのプローブ、
前記プローブにより測定されたパワー密度が所定値を越
えたとき、超音波を加えるための前記信号発生器により
放出されるパワーを低減するための回路、が含まれう
る。
【0021】よりよい効果をもたらすには、前記作用液
体への対象物の侵入を検知するための検知器と、前記作
用液体への対象物の侵入が検知されたことに応じて、超
音波を加えるための前記手段により送られるパワーを低
減させるための回路とが含まれている。信号発生器は平
方センチメートル当たり0.1から5ワットの動物と接
触する作用液体中の音のパワー密度により、容器内の作
用液体を介して15キロヘルツから100キロヘルツの
範囲の周波数で、かつ、過渡的なキャビテーションを生
じさせることのないパワーと周波数により超音波を加え
る。2つの回路は超音波の第1の周波数を、第2の周波
数を中心とする第2の周波数帯にわたる第2の掃引周波
数により変調するための変調回路を含んでいる。信号発
生器は震動体およびインターフェースとを含んでもよ
く、前記インターフェースは、前記容器に設けられ、前
記震動体により震動させられるよう位置するガラス液を
含み、これにより前記震動を前記作用液体に伝達する。
【0022】動物の超音波治療のための一装置におい
て、容器は、超音波による治療のために動物の少なくと
も一部分が浸される作用液体を収容し、信号発生器は、
震動体およびインターフェースを有して、平方センチメ
ートル当たり15ワット未満の範囲のパワー密度で、か
つ、15キロヘルツから100キロヘルツの範囲の周波
数により容器内の作用液体を介して超音波を加えるよう
になっており、前記インターフェースは前記容器手段に
設けられ、前記震動体により震動させられるように位置
するガラス板を含み、これにより前記震動を前記作用液
体に伝達する。
【0023】さらには、動物を治療する一方法において
は、動物の身体の一部の創傷を有する部分を作用液体
に、2日に1回から1日に4回の間の回数で、1回当た
りの時間は炎症を広げないよう、かつ治癒をさまたげな
いよう選択された時間だけ、その液体と音響的接触を保
ちつつ浸し、傷の治療を促進する一方で、入浴者を洗浄
し、超音波は各回毎に15キロヘルツから100キロヘ
ルツの範囲の周波数で、平方センチメートル当たり0.
1から5ワットの範囲のパワー密度により、1回当たり
15分未満の時間、かつ、過渡的なキャビテーションを
起こさないようなパワーと周波数により、体の一部に作
用液体を介して加える。よりよい効果をもたらすには、
音波により活性化された作用液体に入浴する回数、入浴
時間、繰り返しの割合は創傷を観察し、入浴中の興奮
度、入浴後の炎症の広がり具合、または治癒の度合の低
下のいづれか一つに応じて超音波により活性化された作
用液体中の時間を低減させることにより選択する。
【0024】また、本発明によれば、水または水と添加
剤の溶液からなる作用液体(18)を収容するためのバス
タブ(16)を形成するステップを含む、超音波バスタブ
を製造する方法は、前記バスタブ内の前記作用液体の液
面より下の場所において、15キロヘルツから100キ
ロヘルツの周波数範囲内で、かつ平方センチメートル当
たり0.1ワットから30ワットの範囲の少なくとも一
部分で発生するパワー密度で、前記作用液体に超音波震
動を加えるための少なくとも一つの震動体(30)を、前
記バスタブに設けるステップ、を含む。
【0025】
【作用】上記の記載により、本発明の装置および方法は
先行技術に対し次のようないくつかの効果をもたらすこ
とが理解されるだろう。(1)動物に害を与えることな
く、衛生的な治療上の殺菌効果を有する。(2)作用液
体のような希釈水を使用することにより、震動変換器を
経済的に用いることができる。(3)洗浄および創傷治
療を行うと同時に、特にひどいやけどのような重病の治
療が適宜、行われるように殺菌、抗ウィルスおよび除菌
作用をもたらす。
【0026】
【実施例】本発明の上述および他の特徴は添付の図面を
参照しながら、以下の説明からより良く理解されるであ
ろう。
【0027】図1に、相互に接続されて、衛生的な治療
上の殺菌機能のために超音波を供給するよう相互に接続
された超音波制御/発生システム12と超音波印加シス
テム14とを有する超音波システム10が示されてい
る。超音波制御/発生システム12は超音波印加システ
ム14に接続され、信号を送出する。この超音波印加シ
ステム14は、入浴者に衛生上、治療上の効果をもたら
すための入浴システムとすることができる。
【0028】いくつかの実施例においては、超音波印加
システム14内の変換器は監視する目的のために超音波
制御/発生システム12に帰還信号を供給する。超音波
システム10は洗浄を助け、動物、特にヒトのために上
皮の治療をもたらし、抗ウィルス性の、殺菌、除菌上の
作用をもたらす。
【0029】清浄効率は周波数が80キロヘルツを越え
ると、落ち始め、平方センチメートル当たり5ワットを
越えるSTPTパワー密度で感覚的に検知されうるが、
震動周波数は15から100キロヘルツの範囲内に維持
され、STPTパワー密度は平方センチメートル当たり
15ワット未満である。入浴者に害を与えないようにし
ながら、所望の効果をもたらすような周波数とパワー密
度のバリエーションが考えられるが、より好ましい周波
数は実質的に30キロヘルツであり、より好ましいパワ
ー密度は平方センチメートル当たり0.1から5.0ワ
ットである。
【0030】本明細書において、超音波のエネルギー密
度(単位面積当たりのエネルギー)および強度(パワー
密度即ち、単位面積当たりのパワー)は空間平均・時間
平均値(SATA)、空間ピーク・時間平均値(SPT
A)、空間平均・時間ピーク値(SATP)または空間
ピーク・時間ピーク値(SPTP)の用語により表わさ
れる。もちろん、これらの用語はこの分野で知られた意
味を有しており、エネルギーまたは強度のピーク値は1
つのサイクルで生じる最大値であり、エネルギー密度お
よびパワー密度はある場所で生じるために空間的に表わ
され、また、それがある時間に生じたことを示すために
時間的に表わされる。同様に、平均値は所定空間におけ
る所定の場所での平均値かまたは所定の時間での平均値
である。一実施例においては、パワー強度は変換器から
4分の1波長のところで平方センチメートル当たり80
mW(ミリワット)から16mWの範囲内にある(SA
TA)。
【0031】超音波の周波数および強度は下層部に障害
を与える加熱効果を避けるよう選択される。100キロ
ヘルツ未満の周波数を選択することにより、下層部への
加熱障害を避けることができる。キャビテーションは有
効な影響を与える効果であるが、有害な影響ももたらし
うる。キャビテーションは線型な範囲に維持され、非線
型な過渡的なキャビテーションは過渡的な高強度の音の
ピークの間に障害が加わる危険性があるため、避ける。
【0032】強度(単位面積当たりのパワー)は時間お
よび空間により変化するので、超音波の伝達は入浴者が
存在しうる全領域で障害なく効果的な作用がもたらされ
るよう設計する。線型なキャビテーションまたは泡の微
流が形成されることにより、清浄作用がもたらされ、あ
る環境下においては治療および殺菌効果を助けうる。
【0033】単一の音源が用いられているとき、希釈に
よりもたらされるバリエーションは大きな泡(50ミク
ロンより大きいもの)を除くために作用液体または水を
抜くことにより低減される。そうしないと、その大きな
泡が作用液体中を通るとき、音の減衰をもたらす傾向が
ある。20から40ミクロンより小さな空泡または泡が
清浄作用をもたらすために、また傷ついた表面の大食細
胞(マクロファージ)を低減するようにみえる刺激作用
の一種により治療を促進するために、微流と呼ばれるプ
ロセスで行き来する。このように、入浴者の近傍で起こ
る最も低いSPTP値はそのような微流のために充分に
高いものでなければならないし、最も高い強度(SPT
P)は患者の細胞を傷つける過渡的なキャビテーション
または非線型なキャビテーションをもたらす傷より小さ
いものでなければならない。
【0034】入浴前に水を殺菌するために、超音波のパ
ワー密度は菌を殺すに充分なレベルまで高める。超音波
は殺菌を行いつつ、空中への音の放射が許容できるレベ
ルの最も低いパワーにより、効率的に菌を殺すよう選択
された周波数で印加する。このパワー密度:SPTPは
15キロヘルツより大きい周波数で平方センチメートル
当たり15ワットより以上であるが、状況により選択さ
れうるものである。洗浄剤または消毒剤のような添加剤
を加えてもよい。この手順は液中の無生物を殺菌するた
めに用いてもよい。大きいパワーでの変換器における加
熱効果によりもたらされる効率の低減を避けるために、
複数のプレートを用いることにより、また同様の変換器
およびプレートを加えることにより高い強度が達成され
る。
【0035】図2に、1つのタイプの超音波印加システ
ム14に取り付けられた超音波制御/発生システム12
の一実施例を示す超音波システム10の概略図を示す。
本実施例において、超音波印加システムは作用液体18
としての水を収容するプラスチック製のバスタブ16と
壁パネル49の蛇口26などからの水の供給源とを含ん
でいる。一実施例においては制御システム15がヒトが
水18の中に入ったとき、大きいパワー密度の超音波を
低減するため、または止めるために入浴システムに接続
される。水の供給源20は予備的に必要な処理のため
に、およびタブ16へ水を移すのに便利なように配置す
る。
【0036】タブ16は水18を収容するに充分な強さ
を備え、ヒトまたはペットのような他の動物が水18に
その身体の必要な部分を浸すことのできるように充分大
きいものでなければならない。より好ましい実施例にお
いては、タブ16はバスタブであるが、足が入るたらい
やペットバスのようなものであってもよい。
【0037】ガスが抜かれた水を供給するために、液体
の供給源は水を受けるための水道管か同様のもの22
と、ガス抜き器24と、蛇口26などのバルブを含み、
これらは水が家庭用の水などの水源から水道管22を通
って、ガス抜き器24でガスが抜かれた後、タブ16に
流し込むように配置する。綱、膜または同様のものを介
して作用する真空装置と共に動作するものを含むガス抜
き器が多く市販されており、いずれのシステムも使用す
ることができる。
【0038】超音波制御/発生システムには周期的な電
気信号を発生するための超音波信号発生器28と、清
浄、上皮治療、殺菌のために水18の中を通る震動に電
気信号を変換するための変換器部30とを含んでいる。
超音波信号発生器28は主電源より電力を受け、115
または230ボルトおよび60ヘルツ入力電力または5
0ヘルツ入力電力のいずれも使用可能である。それは変
換器部または水から空中への音の放射のため患者または
近くの人をいらだたせたり、害を与えたりしない周波数
とパワーの範囲内で震動を供給するために、変換器部3
0とケーブルにより電気的に接続される。
【0039】より好ましい実施例においては、30キロ
ヘルツの周波数を用いる。この周波数でのガスが抜かれ
た水に対するSPTPパワー密度は平方センチメートル
当たりおよそ0.1から5.0ワットであるが、不完全
にガスが抜かれている水に対しては絶対値が平方センチ
メートル当たり0.1ワット低く、いくらかガスが混入
した水に対しては強度は平方センチメートル当たり0.
2ワット低い。その場合の特定の周波数は30Khz
(キロヘルツ)である必要はなく、20キロヘルツ±1
5キロヘルツの範囲がより好ましい。
【0040】超音波システム10内で患者の居ごこちを
制御するために、蛇口26からの水の温度はダイヤル3
3によりセットされ、温度計35により示されるとおり
に冷水と温水とを異なる割合で混ぜることにより制御さ
れる。同様に、変換器部30により放たれるパワー密度
もダイヤル37により調整可能であり、バス内の震動パ
ワーは変換器39により測定されたとおりLED表示4
1上に示される。
【0041】超音波変換器部30に選択された周波数と
強度の信号を入力するために、超音波信号発生器28は
超音波変換器部30にケーブル32より電気的に接続さ
れ、超音波信号発生器28および制御パネル43の両者
はケーブル45を介する帰還信号を受けるために変換器
39に接続される。また、制御パネル43はこの他に接
地障害割込み装置51、ヒューズ53、主電源スイッチ
55などの本発明とは関係のない、通常の電気装置を含
んでいる。
【0042】図2の実施例においては、変換器39は入
浴者が存在するであろう場所の近くに位置しているが、
より好ましい実施例においては変換器は後述する、ケー
ブル45に接続される内部プレート上の装置30内に位
置するであろう。その回路は入浴者がいるはずの場所に
位置する変換器を用いて、内部プレート上の変換器から
の帰還信号に対応する値を得るよう工場において検査さ
れる。
【0043】いくつかの実施例においては、制御システ
ム15は検出器19に電気的に接続される複数のセンサ
17を有しており、この検出器19はさらに制御の目的
のために超音波信号発生器28に接続される。センサ1
7は人が水の中に入ったことによる水位の上昇を検出す
るために、タブ16に設けられた容量センサである。水
位の上昇を検出する容量検出器に代えて、水面の近くの
人を検出する超音波検出器または熱検出器または同様の
他のタイプの検出器が用いられてもよい。これらの検出
器は超音波信号発生器28が殺菌の目的のために大きい
パワーを使っているときに、超音波信号発生器28に信
号を供給する。これは障害を避けるために大きいパワー
が送り出されているときに、人間がタブの中に入るのを
防ぐようにしたものである。
【0044】この目的のために、回路19は容量の変化
として水位の上昇を検出し、受けた信号を区別し、それ
をANDゲートの一入力に入力する。ANDゲートの他
方の入力が大きいパワーの存在によりON状態であれ
ば、超音波信号発生器28はOFFとされるので、パワ
ーはすぐに除去される。パワーを停止させる代わりに、
パワーを低減するために、超音波信号発生器28からの
電気信号の回路に抵抗を挿入するようにしてもよい。こ
れらの変化は患者に害が加わる前にすばやく起こる。
【0045】特別な測定が行われなければ、入浴者は空
中を通らず、また水中で発生するのでもない、水から体
を介して受ける、いくらかの音を感じる。この音はある
状況下においては、いらだたしいものであり、減衰させ
るか、周波数を変えるか、または除去されるべきもので
ある。
【0046】この音の感知を変えるか、減衰させるか、
または除去するために、1つまたは複数の震動板が構造
的に改造され、電気的に制御されてもよい。それらは入
浴者が受ける所望としない音となる低調波が水を介して
伝わるのを減衰するように改変されるかもしれない。
【0047】板を構造的に改変するために、それらの
形、数、大きさ、または存在する場所が変えられる。こ
の変更は震動モードを、より適当なモードに変えるよう
にされる。
【0048】音の感知を避けるように震動板を電気的に
制御するために、作用液体中の震動はプローブにより検
知される。検知された震動は主要周波数、それはより好
ましい実施例では30KHzであるが、フィルタリング
などにより除くように処理される。検知された震動から
ろ波された、検知された低周波低調波は帰還回路の増幅
度を調整し、変換器励起信号から検知された低調波を引
くことにより、作用液体に送られている励起低調波を取
り消すように用いられる。
【0049】添加剤なしで、または添加剤を入れて、殺
菌のためのパワー・レベルを許容するために、(1)特
別な設備が異なった方法により、入浴者のために用いら
れる同じ変換器にエネルギーを与えるように設けられる
か、または(2)異なる、より多くの変換器および震動
板が用いられなければならない。例えば、変換器は冷却
できるように電流パルスの間の時間で高い強度の超音波
の噴出をもたらすように、高電流の脈動によりパルスが
与えられてもよい。代替案として、定在波を避けるよう
な多様な震動も用いられうる。
【0050】図3に、超音波信号発生器28(図2)に
ケーブル32により電気的に接続される超音波変換装置
30の概略図を示す。超音波変換装置30は相互に接続
されるインターフェースおよび変換器体を含み、変換器
体は選択された周波数の範囲で機械的震動を発生し、そ
れらをインターフェースに分け与え、インターフェース
はさらにそれらを水18の体に分け与える。
【0051】震動を発生するために、震動体は同期して
震動し、インターフェースに震動を分け与えるように相
互に直列に、そしてケーブル32に電気的に接続され
た、3つの変換器部品46A、45B、46Cを含む。
より好ましい実施例における変換器は磁気ひずみ変換器
であるが、圧電形変換器などの他のタイプの変換器も用
いられうる。さらに、電気的に起動される変換器は超音
波発生器28(図2)の近傍に位置し、空気結合のよう
な長い音響結合が震動をインターフェース、そして最終
的には水の体18に伝えるように用いられ、変換器は望
ましくはインターフェースから離されるかもしれない。
【0052】震動を作用液体に伝えるために、インター
フェースは震動板40と、震動板40をプラスチック製
の容器またはバスタブ16に取り付けるための複数の止
め具とを含んでいる。止め具の2つは42Aと42Bに
示されている。より好ましい実施例においては、震動板
40の一方の面は超音波変換装置30のための筐体に取
り付けられ、他方の面は後述する態様により水のかたま
り18と接触するように位置する。
【0053】止め具手段42Aおよび42Bは震動板4
0の主要部分をタブ16の一つの面とし、他面を変換器
として、震動板40に溶接され、対応するガスケット4
8Aおよび48Bをタブ16の端に対して締め付けるナ
ットを各々、貫通するようにした植込みナットを各々有
し、その結果、震動板40がタブ16の壁に対して変換
器により動き、液体がそこからもれないようにガスケッ
ト48Aおよび48Bを締めたり、緩めたりする。
【0054】さらに、エネルギー損および可能性のある
いらだたしい若しくは有害な影響を低減するために、タ
ブ16(図2)は空中への音の伝達および水中内の定在
波を低減するように設計される。この設計の一部とし
て、タブ16の壁の部材は特に変換器の周波数に対して
吸収性のある、音を吸収するプラスチックである。
【0055】図4において、主電源スイッチ53を介し
て接地障害割り込み装置55およびヒューズ51に接続
される超音波信号発生器28の一部分の概略図が示され
ている。接地障害割り込み装置55は手動スイッチ60
と回路を閉成するために5ミリアンペア程度の地気への
電流により起動される内部スイッチとを含む、適宜なタ
イプのものであればいかなるものでもよい。適宜な接地
障害割り込み装置はモデルNO.9F2091MIとし
てアロウーハートから購入することができる。主電源装
置53は手動により制御され得、また、一実施例におい
ては、超音波印加システム(図2)でのパワー密度が以
下に記載されるような方法で、所定の限界値を越えたと
き、通常のノーマル・ポジションに戻るようにソレノイ
ド57により制御されてもよい。
【0056】超音波信号発生器28は分離変圧器62、
単巻変圧器64、周波数変換器66、出力調整インダク
タ68および出力分離キャパシタ70を含む。分離変圧
器62は一次側に115ボルトの交流電流を受け、周波
数変換器66に、周波数変換器66に入力されるポテン
シャルに合わせて調整されうる減圧電圧を巻線変圧器6
4の制御の下に伝達する。
【0057】巻線変圧器64の制御の下に、あるレベル
で30キロヘルツサイクルを生成するために、周波数変
換器66は多くが市販されている、適宜なタイプのもの
であればどれでもよい。より好ましい実施例において
は、周波数変換器は±0.5キロヘルツ、計1キロヘル
ツの掃引幅で、100から200ヘルツで変調されうる
30Khzの搬送周波数を有する掃引周波数信号発生器
である。
【0058】1キロヘルツにわたって掃引することによ
り、定在波は低減され、共振問題を除去することによ
り、空中への音の伝搬も低減される。変調は1キロヘル
ツの掃引幅で100から120ヘルツで行われるように
したが、その比率および幅は空中を通る雑音および定在
波を最も小さくするよう選択されうる。適当な周波数変
換器はスウェン・ソニック社(Swen Sonic,
Inc.)から売られている。絶縁変圧器62は120
または240ボルトで動作しうるタップを備えている。
【0059】入浴者が水からうける雑音を極小とするた
めに、超音波信号発生器によりもたらせる低調波震動は
感知される音が耐えられうる音となるまで、または音が
全く感知されなくなるまで調整される。これは、入浴者
の体を介して伝達されたとき、より容易に感知される周
波数を除くように、変換器または1つ若しくは複数のプ
レートを改変することによりなされうる。さらに、音は
水中等を介する同様の低調波周波数の音を入浴者に送る
ことにより相殺されうる。これはタブの中の音を検知
し、30KHzの主要周波数をろ波し、その低調波を相
殺するために低調波を振動変換器に帰還することにより
丁度うまく行われうる。さらに、ある構成において、ず
っと大きい掃引を用いることにより、水から入浴者の体
を介して入浴者が受ける雑音を低減しうる。
【0060】図5には、変換器39(図2)から信号を
受け、LED表示部41上に超音波のパワー密度を読み
出すための回路のブロック図が示されている。この回路
は増幅器80、アナログ−ディジタル変換器82および
表示駆動部84を含んでいる。これらのユニット自体は
本発明の一部ではなく、ある市販のユニットはリニア・
テクノロジー・オペレーショナル・アンプリファイア
LT 101 4DNの名称により販売されている。
【0061】演算増幅器はそれが平滑化し、変化する交
流電流信号に変換する超音波周波数のパワー密度を表わ
す信号を受けるためにケーブル45に接続される。その
出力は表示駆動部84に入力されるために、交流信号を
ディジタルコードに変換するアナログ−ディジタル変換
器82に電気的に接続され、更に、表示駆動部84は変
換器39(図2)により受けられる水のかたまり18
(図2)内の超音波のパワーの平方センチメートル当た
りのパワー密度をワット数で示すためにLED表示部4
1を駆動する。増幅器80は水中18(図2)内で変換
器39を打つ全パワーを表わす超音波震動からの交流出
力となる時定数を有している。
【0062】図6には、超音波震動のパワーを制御する
ために、増幅器80(図5)の出力と周波数変換器66
(図4)の入力との間に接続される帰還回路90が示さ
れている。この回路はスレッシュホールド検出器92、
3極2投のリレー作動式スイッチ94、警告ランプ96
およびフラッシャ98を含んでいる。
【0063】パワー密度が大きくなりすぎるのを防ぐた
めに、スレッシュホールド検出器92は導線100を介
して増幅器80の出力からの信号を受けるように接続さ
れ、3極2投リレー作動式スイッチ94のソレノイド1
02に電気的に接続される第1の出力を有している。こ
の接続関係により、スレッシュホールド検出器92は3
極2投リレー作動式スイッチ94を、周波数変換器66
(図6)が図6に示される巻線変圧器64からの全出力
を受けるノーマル・ホジションから、検出器39(図
2)がプラス・マイナス1キロヘルツの掃引比率、80
から90パーセントの増幅度で、100Hz、30±1
5キロヘルツ、平方センチメートル当たり5.0ワット
を越えるSPTPパワー密度に到達すると、周波数変換
器が単巻変圧器64のタップ106からの出力を受ける
励起ポジションに切り換えるようソレノイド10を起動
する。
【0064】3極2投リレー作動式スイッチは清浄作用
のために周波数変換器66に低減されたパワーをもたら
すように、巻線変圧器64上のタップと接触するよう手
動によりセットされ得、そうでなければ、周波数変換器
66が全パワーを受けるよう巻線変圧器を越えて導線1
08に直線、接続される殺菌位置にセットされる。パワ
ーがスレッシュホールド検出器92における所定の限界
値を越えていれば、電磁コイル102は巻線変圧器のタ
ップ106に戻るよう3極2投リレー・スイッチ94を
再び切り換えるために励起され、パワーを低減する。パ
ワーが低減されなければ、スレッシュホールド検出器9
2は3極2投リレー作動式スイッチ94の手動リセット
が行えるように3極2投スイッチ94およびフラッシャ
98に信号を供給する。
【0065】図7には、震動板機構110と磁気ひずみ
震動体機構112とを有する超音波変換器装置30(図
2)の正面断面図が示されている。震動板機構110は
(1)すべてのステンレスの鋼材が用いられうるが、よ
り好ましい実施例ではガラス鋼震動板40、(2)エラ
ストマー質のシール48、(3)締め環、(4)複数の
ニッケル薄板120、および(5)複数の耐震締め具、
それらの1つが122に示されている、を含んでいる。
【0066】板40自体はより好ましい実施例において
は、およそ1/8インチの厚さで、ほぼ直径8インチに
より囲まれる面積を有する円または方形となろう。その
ガラス面は内部と接触し、ガラス面はステンレスの鋼板
に留められる。ステンレスの鋼板はニッケルの薄板を含
んでいる。震動板のサイズは衛生、殺菌若しくは除菌な
どの所望の目的のために水を介して充分なパワーが伝達
される必要性に応じて決定される。ガラスは水と結合性
がよく、不活性で、強く、電気的に絶縁性を有し、洗う
のに容易であるが、他の材質のものでも使用されうる。
【0067】震動板40は直接、水18(図2)と接触
するのであれば、タブの壁の穴より大きくあるべきであ
る。好ましくは、それは磁気ひずみ震動体をタブ16の
外にして、タブ16の対応する穴の端に貼り付けられ
る。水18(図2)がもれないようにタブ16の内部を
封じるために、円形の板の場合、弾力性のあるシール4
8は外径およそ3 9/16インチ、内径がおよそ3
1/4インチで、およそ31/32インチの長さの環状
のガスケットである。それは液体のもれを防ぐように堅
く押しつけられて、タブ16の円形のくぼみと震動板4
0の外周との間に置かれている。
【0068】震動板40とタブ16との間に、弾力性の
あるシール48をしっかりと保持するために、環状の締
め環118を磁気ひずみ震動体機構112の筺体を取り
囲む。環状の締め環118はステンレス鋼からできてお
り、環状に所定間隔で離されて配置された複数の穴を含
み、その穴はその穴を介して環状の締め環118を取り
囲む締め具122の複数の軸のうちの対応する一つを受
け入れるようになっている。より好ましい実施例では、
締め具122は軸を上向きに貫通させ、貫ら抜かれた部
分は、円環状のガスケット48の内側で、円環の中心か
ら3 7/8インチの半径のところをおよそ中心とする
場所で環状の締め環118の対応する穴を通らせて、そ
の頭部を震動板40に円状に固定されたボルトである。
【0069】ボルトの軸の上端部には、環状の締め環1
18および震動板40を環状のガスケット48とタブ1
6の壁との間に共に締め付けるために、後述する方法に
より複数の対応するナットを受け入れる周知の外ねじや
まがある。この方法で保持されているとき、水18(図
2)と接触する震動板40の表面は路肩内にはまり込
み、タブ16の内部表面と同様な面を形成する。
【0070】震動板40を震動させるために、磁気ひず
み震動体機構112は筐体130、複数のソレノイド
巻、(それから2つは132および134に示されてい
る)および筐体を介して延びるソレノイドへの電気接続
子(図7には図示せず)を含む。筐体130は環状の締
め環118に溶解され、環状の締め環118が締め具1
22を介して震動板40に締め付けられるとき、超音波
変換器機構30は水18(図2)および、板を震動させ
るように位置し、ケーブル32を介して超音波信号発生
器28(図2)に電気的に接続される磁気ひずみエレメ
ントに接触して、震動板40によりタブ16に固定され
る。
【0071】震動板40を震動させるために、132、
134のようなコイルの近傍の震動板40の表面は接着
剤、ろう付け、または他の手段により、3つのソレノイ
ド巻き(それらのうち2つは132および134に示さ
れている)の近傍の表面中に広がる複数のニッケル薄板
120をそれに固定し、その結果、ソレノイド巻きが動
作周波数(この周波数はより好ましい実施例では30キ
ロヘルツである)で励起されているとき、震動板40は
超音波信号発生器28(図2)に印加されるパワーによ
り制御可能なパワー密度によりほぼ均等に水のかたまり
18を介して震動を送る。
【0072】より好ましい実施例においては、震動板は
ニッケル薄板がろう付けされ、強化ガラスがエキスポキ
シ(expoxy)により固定されたステンレスの鋼板
を含んでいる。導電性金属は一切、水と接触せず、ステ
ンレス鋼板はガラス板を震動させる。ガラス板は水と接
触し、容器の壁をふさぎ、水に震動を伝達する。
【0073】図8には、筐体130のふたおよび132
および134(図7)で示されたようなソレノイドコイ
ルを取り外した状態で、円形型の超音波変換装置30の
平面図が示されている。この図に示されているように、
震動板40(図7)を環状の締め環118に保持して筐
体130をタブ16(図2)上に支えるために、各々が
一つの対応する軸142A〜142Cに貫ら抜かれた一
つの対応するナット140A〜140Cを含む、3つの
締め付け具122A〜122Cが存在する。ケーブル3
2は筐体130内に入り、震動板40(図7)に146
にて接地接続を行うように、および震動板40上のニッ
ケル薄板120を起動するために、上に取り付けられた
3つのソレノイド132、134および136を電気的
接続をもたらすように端子ブロック144に接続され
る。この実施例では、3つの直列接続されたソレノイド
は水のかたまり18に震動を分け与えるために、ニッケ
ル薄板を同時に内側に引き、外側に解放する。
【0074】図9には、締め付け具(そのうち2つは1
22Aおよび122Cに示されている)を説明する。超
音波変換装置30の側面の手前のタブ16のところで切
った断面図が示されている。この図に示されているよう
に、プラスチック製のカバーシースおよび弾力性のある
張りきっていない接続子により、ねじられ、シールドさ
れた導線であるケーブル32は筐体130から延び、超
音波信号発生器28(図2)に接続される。検出器39
A(図7)を板40(図3および図7)に付けた実施例
においては、ケーブル32は導線45を同様に含んでも
よい。
【0075】図10には、スレッシュホールド検出器1
40、電源スイッチ142およびANDゲート144を
含み、超音波の発生を制御する目的のためにケーブル3
2と接続され、制御システム15内において好適な回路
の一ブロック図が示されている。
【0076】電源スイッチ142は超音波信号発生器2
8(図2)からの信号を受けるために、その入力をケー
ブル32と電気接続させ、発振を変換器に加えて超音波
を水の体18(図2)を介して送るために、その出力を
変換器132、134および136(図7および図8)
に電気接続させる。電源スイッチ142は電気信号をそ
れを介して通らせるために通常は閉成されるが、制御入
力148への信号の入力により開成され得、またリセッ
ト入力端子154への信号の入力によりリセットされう
るようなシリコン制御の整流回路、サイラトロン回路ま
たはリレー回路である。このような回路はこの分野にお
いてはよく知られている。
【0077】電源スイッチ142を開成させるために、
スレッシュホールド検出器140の入力はケーブル32
に電気的に接続され、その出力は2入力ANDゲート1
44の入力の一つに電気的に接続される。ANDゲート
144の他方の入力は導線23に電気的に接続され、そ
の出力は電源スイッチ142の制御入力148に電気的
に接続される。
【0078】この構成により、ケーブル32上の信号が
水のかたまり18(図2)内で平方センチメートル当た
り5ワットを超える超音波をもたらすに充分なものであ
るとき、スレッシュホールド検出器140はANDゲー
ト144の2つの入力の一方に信号を入力する。水のか
たまり18の水位が上がり、検出器17(図2)がタブ
へ人が入ったことを感知すると、検出器19(図2)は
導線23を介してANDゲート144の他の入力に信号
を入力し、電源スイッチ142がANDゲート144か
らの信号を受け、閉成するようにする。これにより、ケ
ーブル32A上の変換器への信号は止まり、発振を停止
させる。
【0079】制御システム15は容量性の検出器のいか
なるタイプのものでもよい。このような容量性検出器は
この分野においてはよく知られている。さらに、水に対
象物が入ったことまたは近づいたことを検出するため
に、他のいかなるタイプの検出器が用いられてもよい。
【0080】リセット・スイッチ151は電圧源152
およびリセット入力端子154に直列接続され、超音波
変換装置30はこの入浴システムが再び動作可能となっ
たとき、リセット・スイッチ151を閉成することによ
りリセットされうる。この構造では、殺菌の目的のため
大きいパワーが印加されているときに、人が思いかけず
風呂に入ってしまうことを防ぐ付加的な防護策が設けら
れている。
【0081】エンドユーザーに供給される前に、変換器
39A(図7)は実際のタブで検査される。これは入浴
者が入るはずのところに位置する変換器および検査され
た標準メーターによりパワーを測定することにより行わ
れる。ケーブル45が変換器39Aに接続される一方
で、増幅器80(図5)は目盛りの読取表示41(図2
および図5)が標準メータの読取と一致して読み取れる
まで、調整される。
【0082】動作時では、操作者はタブ16に水を満た
し、温度および治療の種類に合わせ適宜に制御を調整
し、患者がタブに入った後、震動を与えるよう装置を起
動する。震動の周波数およびパワー密度はユニットの目
的に従ってセットされうる。例えば、清浄は殺菌治療よ
り低いパワーで行われうる。パワーは例えば、患者がタ
ブに入る前に第1のパワー密度により殺菌を行い、患者
がタブに入った後、低いパワー密度で効果的な清浄を行
うように、入浴過程の中で変えられうる。
【0083】快適なレベルを調整するために、水の温度
は、水がタブ16をほぼ満たすか、または治療のために
所望とするレベルにまでタブを満たすまで、水が蛇口2
6(図2)から流されるときに、温度制御部37(図
2)により制御される。そして、パワー密度は単巻変圧
器64(図4)を調整するダイヤル33(図2)を調整
することによりセットされる。
【0084】治療を始めるために、主電源スイッチ53
(図4)が閉成されると、接地障害割り込み装置55お
よび分離変圧器62に電源が供給され、その結果、周波
数変換器66はその所定の周波数での掃引を開始する。
その所定周波数は通常、30キロヘルツ、掃引周波数が
1キロヘルツとなろう。より好ましい実施例において
は、周波数変換器は500ワットのパワーまで供給する
ことができるが、よりずっと低いパワーが供給される。
そのパワーはダイヤル37(図2)により調整される
と、液体を監視することにより、液体中に所望のパワー
密度が存在するようになるように選択される。
【0085】そのパワーは次のようにして監視される。
変換器39(図2)上の震動のパワーを測定し、このパ
ワーを表わす信号を増幅器80(図5)に送る増幅器8
0はその信号を増幅し、アナログ−ディジタル変換器8
2(図5)に送る。アナログ−ディジタル変換器82
(図5)はその信号をディジタル信号に変化して、LE
D表示部41(図5)に送る。
【0086】パワーを制御するために、ダイヤル37
(図2)は一般に、パワーがメータ上で、平方センチメ
ートル当たり0.1から5.0ワットの範囲内で読み取
られるまで調整される。ダイヤル37は周波数変換器6
6に印加される電圧を制御するために、単巻変圧器64
(図4)上のタップを動かす。超音波信号発生器28に
より発生されるパワーはケーブル32を介して超音波変
換器機構30(図2および図6乃至図8)に加えられ
る。この結果、震動は震動板を介して風呂に伝わり、そ
こで震動は患者に加えられ、変換器39(図2)により
検知される。一般に、そのパワーは過渡的なキャビテー
ションをおこさず、なお衛生、殺菌、除菌治療を行いう
るパワーと周波数により、15分以下の時間、加えられ
る。
【0087】入浴者により使用される間に、殺菌、除菌
効果が入浴者には安全な低い強度の超音波により得られ
る。この効果は病原体を殺し、超音波により励起される
微流により病原体とより接触しやすくなる添加剤によっ
て相互的に改善されうる。
【0088】傷の炎症期間の間は平方センチメートル当
たり1から5ワットの間の強度で、15から100キロ
ヘルツの範囲の低い周波数のエネルギーを加えれば、治
療は促進する。超音波は毎日、1回か2回などの適宜な
時間間隔で、5分から20分間の期間という具合に周期
的に加えられ、免疫システムがより効果的に働いている
ことまたは病原体の自律的破壊を示す多形体の減少をも
たらすこととなる。
【0089】同様に、傷の急速な増殖治療の間に、毎日
ほぼ同一の超音波周波数、強度、期間、繰り返し回数で
この超音波を周期的に当てれば、繊維の広がりが発達す
るのを促進することとなる。
【0090】これらの効果のため、傷のある動物または
人を、傷に障害を加えることなく清浄を促進し、ある条
件下では、治療を促進することさえしながら入浴させる
ことが可能である。これは2日に1回から1日に4回の
回数で、1回の時間は炎症を広げたり、治療を遅らせた
りするのを避けるように選択されて、入浴者が傷を浸た
すことによりなされ、入浴者は傷の治療が促進される一
方で、清浄される。音により活性化された作用液体に入
浴する回数、入浴時間、および繰り返しの頻度は傷を観
察し、入浴中の興奮度、入浴後の炎症の広がり具合、治
巾率の低下のいずれか1つに応じて、超音波により活性
化された作用液体中にいる時間を低減することにより選
択される。
【0091】接地障害があった場合、接地障害割り込み
装置55(図4)の接地接続子を介する電流は回路を開
成せしめ、動作を停止させる。さらに、水18中のパワ
ー密度がスレッシュホールド検出器92(図6)でセッ
トされた値を超えると、リレー・ソレノイド102はリ
レースイッチ61を介してソレノイド・コイル57(図
4)を含む回路を開成し、通常は開成されている主電源
装置53を開成せしめる。この安全回路が誤動作する
と、3極2投リレースイッチ94は警告ランプ96およ
びフラッシャ98を警報を出すように起動する。
【0092】一実施例においては、超音波震動は平方セ
ンチメートル当たり30ワットを超えるパワー密度で加
えられる。この実施例では、細菌の細胞壁を弱め、また
は細菌を酸化させうる添加剤が望まれる。大きいパワー
の超音波はそれ自体で水および水中の無生物体を殺菌し
うるが、清浄、さらには消毒のために添加剤を組み合わ
せると、相互的に水を殺菌し、所望であれば、器具など
の無生物の対象物を清浄、殺菌することができる。
【0093】本実施例の検出器は大きいパワーが加えら
れている間に、ヒトまたは他の対象物の存在を検出す
る。例えば、容量性の検出器はいつでも容器中の水位の
上昇を検出することができる。この検出により、偶発的
に水の中に入るかもしれない人に障害が加わる前に、パ
ワー密度を低減するように、すぐに超音波信号発生器へ
の電源供給を停止するか、その回路に減衰器が挿入され
る。
【0094】水が殺菌された後、入浴若しくは動物の他
の治療に用いられるようないくつかの実施例において
は、パワーは興奮させたり、障害を与えないようなレベ
ルにまで低減されうる。そして、患者または他の動物は
風呂の中に入り、水から害毒を心配することなく、水に
よる清浄作用また、他の作用効果を受けることとなる。
【0095】本発明の一面は次の例により説明される。
【0096】例 次の例は、添加剤なしで、真菌類、バクテリア、ウィル
スに対する30KHzの超音波の効果を説明するもので
ある。音は本発明に従い、タンク中に設けられたバッグ
の中の培養菌に当てられた。パワー・レベルは表1に示
される検査された電圧計に従い、決められた。濃度は式
1に従い計算された。
【0097】
【表1】
【0098】
【数1】
【0099】例1 真菌類 1.タイプ:白せん菌メンタグロファイテス(ment
agrophytes) 2.方法:白せん菌メンタグロファイテスはサボロード
のかんてん培養基(Sabovraud’s aga
r)(25ml/plate)のエモンの変形(Emm
on’s modification)上に26℃で培
養された。直径1cmのかんてん培養基結成体は真菌培
養菌から取り出され、PH=7.0の殺菌した燐酸塩の
緩衝溶液、10mlと共に殺菌したワール・パック(W
hirl−Pak)(登録商標)に移された。治療の後
真菌類結成体は上述のかんてん培養基上に再び載せられ
た。1ml(ミリリットル)の緩衝溶液がワール・パッ
ク(登録商標)の中で過した期間になくした真菌類の胞
子を殺すために、真菌類結成体と共に載せられた。この
手続きの後、最初の実験が行われたが、後のひき続く実
験では真菌類結成体を載せるのではなく、結成体は緩衝
溶液が含む汚染物質を除くために殺菌されたフィルター
ペーパー上に単ににじまされるだけという手順に変わっ
た。そして、そのプレートは26℃で培養され、示され
る成長の量に応じて、毎日等級付けされた。
【0100】プレート上に現われた成長の量は最も少な
い成長量から最も大きい成長量へと順に等級付けられ
た。報告されるべき3つのデータ源が存在した。照射さ
れたサンプルは39℃のタブ中で超音波照射の部分内に
あったものである。にせのサンプルは同じ水中(39
℃)に入れられたが、超音波の照射からそれらを保護す
る防護体のむこうに入れられた。対照サンプルは水中に
入れられることなく、室温の室内に置かれた。
【0101】3.結 果:実験は超音波が真菌類の成長
に影響を及ぼすことを示している。2つは決定的でない
結果となった。15標本の1つの実験では、全ての超音
波照射は60分間の間、170V交流および220V交
流のメータ設定の両者により行われた。照射された6つ
の全て低い成長の等級に位置し、6つのにせサンプルの
うち1つを除く全てはより高い等級となった3つの対照
サンプルと同様な等級となった。
【0102】別の実験では、6つの照射されたサンプル
のうち4つは2つの低い成長度の等級のところに現わ
れ、6つの照射されたサンプルのうち5つは3つの低い
成長度の等級のところに現われたが、60分間、220
V交流で照射された1つのサンプルは実質的に成長のあ
る等級のところに現われた。さらに、別の実験では、1
2の照射されたサンプルのうち、7つは3つの低い成長
度の等級のところに現われ、9つは4つの低い成長度の
等級のところに現われた。しかしながら、3つはかなり
成長した等級のところに現われた。
【0103】例2 バクテリア 1.タイプ:大腸菌(ESCHERICIA COL
I) 黄色ブドウ球菌(STAPHYLOCOCCUS AU
REUS) 枯草菌(BACILLUS SUBTLIS) 蛍光シュードモナス菌(PSEUDOMONAS FL
UORESCENS) 緑青シュードモナス菌(PSEUDOMONAS AE
RUGINOSA) 2.方法:バクテリア細胞の生存能力(生き残る能力)
を決めるために用いられた方法はプレート展開技術(s
pread plate technique)であ
る。この技術の原理は既知の集中度の所定量(0.1m
l)のバクテリアが殺菌された栄養素をかんてん培養基
プレート上にピペットで落される。このプレートは最低
24時間、37℃で培養される。活性(生きている)細
胞は全て、かんてん培養基上で成長し、コロニーを形成
し、これらのコロニーから、塩分を含む活性細胞の集中
度(cells/ml)が得られる。
【0104】バクテリアは実験で使われるまで、流体培
養基の中で保存される。方法は以下のとおりである。
【0105】初期の集中度は殺菌された通常の塩水によ
り希釈される。培養菌は30から300コロニー/プレ
ートとなるところまで希釈される。この希釈は各コロニ
ーの数を正確に数えるために必要とされる。
【0106】各培養菌のための適当な希釈要素が決めら
れた後、一つの培養菌につき7つのサンプルが準備され
る。これらの7つのサンプルは異なる照射条件(にせも
の、1、2、4、8、16および32分)のために必要
とされる。各サンプルは計10ml/tubeの量であ
る。そして、各サンプルは殺菌されたワール・パック
(登録商標)のバッグに移され、密封され、超音波の場
に置かれ、照射される。各サンプルは超音波が照射され
たプレートと比較するために、(超音波照射を受けな
い)その自身のにせのプレート3つをもっている。
【0107】照射の後、3つの0.1mlプレートが各
サンプルについて用意され、24時間37℃で培養され
る。培養の後、成長したコロニーが数えられ、対照用プ
レートの結果と比較される。
【0108】計39の実験が3つのメータ設定により4
つのバクテリア培養菌に対して行われた。すなわち、黄色ブドウ球菌 : 220VACで3つの実験 170VACで6つの実験 110VACで2つの実験緑青シュードモナス菌 :220VACで3つの実験 170VACで5つの実験 110VACで3つの実験大腸菌 : 170VACで8つの実験 110VACで3つの実験枯草菌 : 170VACで3つの実験 110VACで3つの実験 メータ設定は表1に示される超音波照射強度に結びつけ
られた。
【0109】各バクテリアに対する各メータ設定につい
て、にせの照射(照射なし)と共に6つの照射時間
(1、2、4、8、16および32分)があった。各実
験に対し、各照射条件に対し、3つはにせで、3つは照
射された、6つの別個のプレートが存在する。そして、
これらのプレートの総数は細胞の濃度を決定し、制御サ
ンプルに対する殺された量のパーセントのグラフを作成
するために、平均化され、式1により計量される。
【0110】3.結果:結果は表2乃至5に示される。
照射時間が増加すると、殺菌量も多くなるという明らか
な傾向がある。また、バクテリアのタイプによっても、
殺菌率に違いがある。
【0111】殺菌するのが最も困難なものは大腸菌のよ
うであり、最も容易なものは枯草菌である。
【0112】3つのメータ設定全てについてデータのあ
る黄色ブドウ球菌および緑青シュードモナス菌の2つの
バクテリアを評価すると次のことがわかる。ほぼ全ての
黄色ブドウ球菌を殺菌するためには、緑青シュードモナ
ス菌を殺菌する、に必要とする超音波強度よりずっと大
きな超音波強度が必要とされる。黄色ブドウ球菌の殺菌
率は緑青シュードモナス菌に比べると、約1/2倍から
1/3倍である。採取できたデータから範囲外のデータ
を推測することには多くの問題があるが、緑青シュード
モナス菌に対し、220VAXのメータ設定の倍の強度
であれば、ほぼ、このバクテリアをほとんど殺菌しうる
ことが明らかである。したがって、エネルギーについて
考えると、黄色ブドウ球菌をほぼ殺菌するためには2倍
から3倍の更なる強度が必要とされよう。
【0113】
【表2】
【0114】
【表3】
【0115】
【表4】
【0116】
【表5】
【0117】例3 1.タイプ:ネコのヘルペスウィルス・タイプ1(FV
H−1) ネコのカリシウィルス 2.方法:ウィルスの生存能力(生き残り度)に対する
超音波電界の影響を決めるために2つの解析的な方法、
すなわち伝染病と構造的完全性による方法が採用され
た。
【0118】ウィルス源を10倍に希釈したものが保存
培養基の中で作られる。そして、希釈されたものが2つ
の殺菌されたワール・パック(登録商標)のバッグ(1
0ml/bag)の中に移される。1つは照射され、ま
たは処置されるサンプルで、1つは対照用または照射さ
れないサンプルである。サンプルは超音波照射の前およ
び後では、40℃に保たれる。対照実験用のものは照射
されるサンプルが治療の間、保たれると同様の温度(3
9℃)に保たれる。
【0119】治療(超音波照射)前および後のサンプル
中の感染性のウィルスの量(規定濃度)はTCID
50(50%の組織培養菌の感染性投与)の最終点決定の
ためのウィルス菌滴定方法により測定される。照射の
後、原サンプルの希釈(戻し滴定)と同様に照射された
サンプルおよび対照サンプルの対数的希釈が保存培養基
の中で行われる。そして、各希釈物は適当な量で96−
well細胞培養菌プレートのうちの4つのウェル(w
ells)に足される。
【0120】培養される培養菌は5日間、5パーセント
のCO2 の周囲環境のところで37℃で培養される。培
養される井戸(well)の中の細胞が特別な、ウィル
ス細胞効果(CPE)を示すならば、それは陽性(感染
した)と考えられる。終了点はリードとミュンシェ(R
eed and Muench)の計算方法(Am.
J.Hygiene 27(3):493−497、1
938)に基づき、培養された細胞培養菌の50%中に
CPEを作り出した最も高い希釈物から決定される。
【0121】非照射ウィルスに対する超音波照射ウィル
スの構造上の完全性は陰性試薬を用いた電子顕微鏡検査
法によりウィルスを顕在化することにより鑑定される。
この方法によるウィルスの検出スレッシュホールドは1
4 TCID50/mlより大きいサンプル内の最後のウ
ィルス規定濃度である。各サンプルの5mlからのウィ
ルスは超遠心分離法により小球形にされる。そして、小
球形中のウィルスの分子は蒸留水中に懸濁される。蒸留
水のアリコートは1パーセントのリンタングステン酸に
より染色され、ホーバー(Forvar)の炭素により
覆われた格子上に置かれる。
【0122】ウィルスをいくつかの族に分けるのに用い
られる規範はゲノムの性質(DNAまたはRNA、二重
らせんまたは一重らせん、分裂しているまたは分裂して
いない)、生化学的特徴(例えば、ウィルスの特定のエ
ンチーム)およびウィルスの形態(原形分離表)であ
る。ウィルスの構造(形態)の物理的な分裂はウィルス
の感染性を妨げる。本研究の第1章の主な課題はウィル
スの感染性を測定してウィルスの生存能力に対する超音
波の場の影響を確かめることである。
【0123】この課題のため、使われるウィルスはそれ
らの形態およびエンベロープされているか否か(env
eloped or nonenveloped)に基
づいて選ばれ、いずれもが関心のある人間のウィルスを
含むか、またそれに似た構造を持ったウィルスの族を代
表するように選ばれる。選ばれた実際のウィルスは人間
のヘルペス単一ウィルス・タイプ1および2と同じ副族
に属するネコのヘルペスウィルスと人間の腸のウィルス
(例えば、ポリオウィルス)を含むピコルナウィルス族
に似た形態を有するネコのカリシウィルスであった。ウ
ィルスを不活性化する超音波パラメータが定まれば、人
間のウィルスにもうまく用いられうる。
【0124】3.結果:結果は表6に示されている。
【0125】ウィルス 結果:計18のウィルス実験
が行われた。そのうちの12はネコのヘルペスウィルス
・タイプ1(FHV)で、6つはネコのカリシウィルス
(FCV)である。ウィルスは所定濃度にされ、殺菌さ
れたワール・パック(登録商標)のバッグに入れられ、
4℃でタブに入れられた。
【0126】実験1乃至5(表6乃至10)はFHVに
対して2つの照射時間(30分と60分)で行われ、両
者とも170VACのメータ設定で行われた。実験6乃
至12(表11乃至17)FHVに対して1つの照射条
件(170VACのメータ設定で60分間)で行われ
た。実験13乃至16(表18乃至21)はFCVに対
して1つの照射条件(170VACのメータ設定で60
分間)で行われ、実験17乃至18(表22乃至23)
もまたFCVに対して1つの照射条件(220VACの
メータ設定で60分間)で行われた。全ての実験は適当
な対照用のもの(バック・ティトレーションと呼ばれ
る)およびにせもの(音に照射されることなく風呂の中
に置かれたウィルス)を含んでいた。
【0127】最初の2つの実験では、ウィルスは構造上
の完全性と感染性の両者について分析された。構造上の
完全性による分析は有益な情報をもたらさず、このた
め、次の実験からはその分析は行われず、感染性による
分析のみ行われるに至った。
【0128】ウィルスの構造上の完全性 陰性試薬を用いた電子顕微鏡検査法は実験1および2
(エンペロープされたウィルス)のために、処置された
サンプル、にせのサンプルおよびバック・ティトレーシ
ョンのサンプルのウィルスを目に見えるようにするため
に用いられる。顕著な違いは認められなかった。この結
果のある程度まではこの技術による検出の限界のために
必要なウィルスの規定濃度、すなわち、規定濃度104
乃至105TCID50/mlで起こる集合現象のためか
もしれない(ウィルスの感染性、集合現象問題の議論の
ための実験1乃至6参照)。
【0129】ウィルスの感染性 展開されたウィルス(FHV−1) 1.実験1乃至6 105 TCIV50/mlの規定濃度が感染性のウィルス
はほとんど明らかな臨界感染ユニット数であるようにみ
える。このようなウィルス集合体は1つの感染ユニット
として測定される。この集合現象は超音波の不活性化効
果からより多くのウィルス粒子を保護する。したがっ
て、集合体内の全てのウィルス粒子は集合体の感染性を
破壊するために不活性化されなければならないので、ウ
ィルスの規定濃度は治療によって多少なりとも減少はし
なかった。したがって、次の実験では105 TCID50
/ml以下の規定濃度が用いられた。
【0130】2.実験7乃至12(FHV) 超音波照射条件(39℃で60分間、170VACメー
タ設定)を用いると、104 TCID50/mlの規定濃
度を含むサンプルの感染性と顕著に減少させることとな
った。102 TCID50/mlの規定濃度を含むサンプ
ル中のウィルス粒子はより周囲条件(温度、光など)に
依存しがちであった。そして、容易に不活性化された。
【0131】3.実験13乃至16(FCV) 超音波照射条件は実験7乃至12と同じであった。結果
はこのような条件ではウィルスの感染性は顕著に低減し
なかったことを示している。
【0132】4.実験17および18(FCV) より大きいパワーの超音波照射条件(220VACメー
タ設定で60分間)では、ウィルスは顕著に減らなかっ
た。
【0133】
【表6】
【0134】
【表7】
【0135】
【表8】
【0136】
【表9】
【0137】
【表10】
【0138】
【表11】
【0139】
【表12】
【0140】
【表13】
【0141】
【表14】
【0142】
【表15】
【0143】
【表16】
【0144】
【表17】
【0145】
【表18】
【0146】
【表19】
【0147】
【表20】
【0148】
【表21】
【0149】
【表22】
【0150】
【表23】
【0151】結論 使われた実験条件では低い規定濃度によりエンベロープ
ド・(enveloped)ウィルス(FHF)サンプ
ルは顕著に減少した。しかしながら、ノンエンベロープ
ド・(non−enveloped)ウィルス(FC
V)は超音波による不活性化効果に対して抵抗力があっ
た。これはエンベロープド・ウィルスはノンエンブロー
プド・ウィルスより周囲環境から影響を受けやすいこと
を示している。エンベロープド・ウィルスは脂質/蛋白
質二重膜(エンベロープ)からなっている。一般に、エ
ンベロープが壊われると、この種のウィルスは死ぬ。ノ
ンエンベロープド・タイプのウィルス(FCV)を殺菌
するにはヌクレオカプシドを崩壊または破壊する必要が
ある。ヌクレオカプシドを破壊するには、エンベロープ
を破壊するに必要とされるよりも大きいエネルギーが必
要とされる。ここでの結果はこの説と合致する。
【0152】実験によると、要するに微生物を破壊する
ための30KHzの超音波の力は照射の時間と超音波の
強度と関係があったことがわかる。これは添加剤を入れ
て、または添加剤なしで殺菌する力を示している。殺菌
強度はバッグの中のサンプルが完全に破壊されるまでパ
ワーを増加させることにより達成し得る。
【0153】
【発明の効果】上記の記載より、本発明の装置または方
法は先行技術に対して(1)動物に害を与えることな
く、衛生的で、治療的な殺菌効果を有しており、(2)
定在波を避け、作用液体のような低い減衰率の水を使用
することにより、振動変換器を有効利用し、(3)ひど
いやけどの患者を治療する場合のような特に難しい疾病
の治療に適しうるような方法で、抗ウィルス、殺菌、除
菌効果をもたらすと同時に、洗浄および治療の両者の作
用があるなどのいくつかの効果を有している。
【0154】本発明のより好ましい実施例がいくつかの
特定な例と共に記載されてきたが、多くの応用例および
変形例が上述の技術から明らかな範囲で可能である。し
たがって、添記の特許請求の範囲内で本発明は特定的に
記載されたもの以外に実施可能であることが理解される
べきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の超音波治療システム
のブロック図。
【図2】図2は図1の超音波治療システムの一形態であ
る入浴システムの概略図。
【図3】図3は本発明に従う、作用液体のための容器に
対して位置する変換器要素の簡略化された概略図。
【図4】図4は図3の実施例において使用される超音波
信号発生器の概略図。
【図5】図5は図1および図2の実施例の一部をなすパ
ワー密度表示部のブロック図。
【図6】図6は本発明を実施するための帰還回路の実施
例の概略回路図。
【図7】図7は図1および図2の一部をなす変換器装置
の断面図。
【図8】図8は図6の変換器の内部の正面図。
【図9】図9は図6図の変換器要素の部分的に取り外さ
れ、断面図化された側面図。
【図10】図10は図2の入浴システムの一部となりう
る制御システムのブロック図である。
【符号の説明】
10──超音波システム 12──超音波制御/発生システム 14──超音波印加システム 15──制御システム 16──容器 17──検知器 18──水 19──検出器 20──供給源 22──水道管 24──ガス抜き器 26──蛇口 28──超音波信号発生器 30──変換器部 32──ケーブル 33──ダイヤル 37──ダイヤル 39──変換器 40──震動板 41──LED表示部 42A,42B──止め具手段 43──制御パネル 45──ケーブル 46A,46B,46C──変換器部品 48A,48B──ガスケット 51──ヒューズ 53──主電源スイッチ 55──接地障害割り込み装置 60──手動スイッチ 62──分離変圧器 64──単巻変圧器 66──周波数変換器 68──出力調整インダクタ 80──増幅器 90──帰還回路 92──スレッシュホールド検出器 94──リレー作動式スイッチ 96──警告ランプ 98──フラッシャ 102──ソレノイド 106──タップ 110──震動板機構 112──磁気ひずみ震動体 118──締め環 120──ニッケル薄板 122──耐震締め具 130──筐体 132,134──ソレノイド巻き 140──スレッシュホールド検出器 142A〜C──軸 144──端子ブロック

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水または水と添加剤の溶液からなる作用液
    体(18)を収容するためのバスタブ(16)を形成するス
    テップを含む、超音波バスタブを製造する方法におい
    て、前記バスタブ内の前記作用液体の液面より下の場所
    において、15キロヘルツから100キロヘルツの周波
    数範囲内で、かつ平方センチメートル当たり0.1ワッ
    トから30ワットの範囲の少なくとも一部分で発生する
    パワー密度で、前記作用液体に超音波震動を加えるため
    の少なくとも一つの震動体(30)を、前記バスタブに設
    けるステップ、を特徴とする超音波バスタブ製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法において、前記バス
    タブ(16)中の前記作用液体(18)を介する体伝搬可聴
    音を感知するステップと、この感知した体伝搬可聴音が
    改善するまで、前記作用液体への低調波の印加を変える
    ことによって、所望としない体伝搬可聴雑音を低減する
    よう前記バスタブを調節するステップと、を含むこと、
    を特徴とする超音波バスタブ製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の方法において、
    体伝搬可聴音を感知する前記のステップは、音が近傍の
    空中を伝わる音とは異なるピッチで聞こえる前記作用液
    体に、体の少なくとも一部を浸たすステップを含むこ
    と、を特徴とする超音波バスタブ製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載の方法に
    おいて、バスタブを調整する前記のステップは、少なく
    とも1つの震動体(34)の場所と、震動体の形状と、少
    なくとも1つの震動体の大きさと、震動を動かす変換器
    (46)の位置と、前記バスタブの形状と、震動体のバッ
    フル作用と、前記バスタブを製造するところの材料と、
    のうちの少なくとも一つを変えるステップを含み、これ
    により所望としない体伝搬可聴雑音を低減するようにす
    ること、を特徴とする超音波バスタブ製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載の方法に
    おいて、バスタブに少なくとも1つの震動体(34)を設
    ける前記のステップは、前記バスタブの壁内にガラス板
    (40)を設け、かつこのガラス板を震動させるように配
    置した電気的変換器を設けるステップを含み、これによ
    り震動を前記ガラス板により前記作用液体に伝達するよ
    うにすること、を特徴とする超音波バスタブ製造方法。
  6. 【請求項6】壁をもつバスタブ内に収容された水または
    水と添加剤からなる作用液体にて入浴する入浴方法にお
    いて、入浴者が体の1部分を前記作用液体中に浸してい
    ない期間の間、15キロヘルツから100キロヘルツの
    範囲内の周波数で、かつ入浴者をいらだたせないパワー
    密度で超音波震動を送るステップ、を特徴とする入浴方
    法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の方法において、入浴者が
    前記作用液体外にある期間の間、前記作用液体を介して
    平方センチメートル当たり15ワットを越えるパワー密
    度で超音波震動を送るステップを含み、これにより前記
    作用液体に対し殺菌を施すこと、を特徴とする入浴方
    法。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の方法において、
    前記超音波の一部を壁に吸収するステップを含み、これ
    により前記超音波の空中への伝搬を低減するようにした
    こと、を特徴とする入浴方法。
  9. 【請求項9】請求項6または7に記載の方法において、
    超音波を作用液体を介して加える前記のステップは、空
    中を伝搬したときに入浴者をいらだたせない周波数範囲
    において超音波を加えるステップを含むこと、を特徴と
    する入浴方法。
  10. 【請求項10】請求項6から9のいずれかに記載の方法
    において、洗浄および抗菌の少なくとも一つの作用を助
    長することのできる添加剤を含めるステップ、を特徴と
    する入浴方法。
  11. 【請求項11】請求項7から10のいずれかに記載の方
    法において、前記作用液体中の超音波を検出し、そのパ
    ワー密度の指示を与え、そして第2の期間中に前記作用
    液体中のパワー密度が所定の最大値を越えたときに前記
    作用液体に送る超音波のパワーを低減させるステップ、
    を含むこと、を特徴とする入浴方法。
  12. 【請求項12】請求項7から11のいずれかに記載の方
    法において、前記高いパワーの期間中に前記作用液体に
    異物が挿入されたことを検出したとき、前記作用液体を
    介する前記超音波の伝搬を低減させるステップ、を含む
    こと、を特徴とする入浴方法。
  13. 【請求項13】請求項6から12のいずれかに記載の方
    法において、超音波を送る前記のステップは、入浴者に
    対し、15分未満の時間の間、前記作用液体を介して、
    15キロヘルツから100キロヘルツの範囲内の周波数
    で、かつ前記作用液体中の平方センチメートル当たり
    0.1ワットから5ワットの範囲のパワー密度で、かつ
    過渡的なキャビテーションを起こさないパワーと周波数
    とにより、超音波を加えるステップを含むこと、を特徴
    とする入浴方法。
  14. 【請求項14】請求項6から13のいずれかに記載の方
    法において、前記所定周波数を所定の掃引周波数帯域に
    わたる掃引周波数により変調するステップを含むこと、
    を特徴とする入浴方法。
  15. 【請求項15】洗浄すべき対象物を液体に浸たすステッ
    プを含む、殺菌および洗浄方法において、所望としない
    物質の除去および微生物の溶解を生じさせることのでき
    る周波数およびパワーにて超音波を前記液体を介して送
    り、これにより例えば血液のような前記所望としない物
    質を前記対象物から取り除き、またパワー密度がその時
    間の少なくとも一部分において平方センチメートル当た
    り30ワットを越える強さのときに前記対象物を殺菌で
    きるようにすること、を特徴とする殺菌および洗浄方
    法。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の方法において、超音
    波を送る前記のステップは、洗浄するのに充分な第1の
    周波数およびパワーにて、また殺菌するのに充分な第2
    の周波数およびパワーにて、超音波を送るステップを含
    むこと、を特徴とする殺菌および洗浄方法。
  17. 【請求項17】請求項15に記載の方法において、超音
    波を送る前記のステップは、洗浄と殺菌の両方を行う周
    波数およびパワーにて超音波を送るステップを含むこ
    と、を特徴とする殺菌および洗浄方法。
  18. 【請求項18】請求項15から17のいずれかに記載の
    方法において、対象物を液体に浸す前記のステップは、
    消毒剤を加えた水に前記対象物を浸すステップを含むこ
    と、を特徴とする殺菌および洗浄方法。
  19. 【請求項19】水または水と添加剤を介して、入浴者に
    対し、15キロヘルツから100キロヘルツの周波数範
    囲内の所定の周波数で、かつ入浴者をいらだたせないパ
    ワー密度にて超音波を加えるステップ、を特徴とする入
    浴方法。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の方法において、前記
    所定周波数を所定の掃引周波数帯にわたって変調するこ
    と、を特徴とする入浴方法。
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