JPH0744834B2 - パルス幅制御方式電力変換装置 - Google Patents
パルス幅制御方式電力変換装置Info
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- JPH0744834B2 JPH0744834B2 JP1022158A JP2215889A JPH0744834B2 JP H0744834 B2 JPH0744834 B2 JP H0744834B2 JP 1022158 A JP1022158 A JP 1022158A JP 2215889 A JP2215889 A JP 2215889A JP H0744834 B2 JPH0744834 B2 JP H0744834B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパルス幅制御方式電力変換装置に係り、交流電
源から直接異なった周波数の出力が得られ、4象限運転
も容易なことから、誘導電動機等のACドライブに適用し
て効果大であり、他に大容量の誘導加熱,誘導攪拌への
応用にも適しているパルス幅制御方式電力変換装置に関
するものである。
源から直接異なった周波数の出力が得られ、4象限運転
も容易なことから、誘導電動機等のACドライブに適用し
て効果大であり、他に大容量の誘導加熱,誘導攪拌への
応用にも適しているパルス幅制御方式電力変換装置に関
するものである。
第4図は本発明の理解を容易にするため示したサイクロ
コンバータの主回路図であり、eU,eV,eWは三相交流電
源、L1,C1,L2,C2はフイルタ、SAU〜SCWはスイッチン
グ素子、IMは負荷となる誘導電動機である。
コンバータの主回路図であり、eU,eV,eWは三相交流電
源、L1,C1,L2,C2はフイルタ、SAU〜SCWはスイッチン
グ素子、IMは負荷となる誘導電動機である。
ここに、サイクロコンバータは交流電源から直接異なっ
た周波数の交流を得るものであり、入出力とも三相の例
で示してあるが、単相,その他の多相であってもよい。
た周波数の交流を得るものであり、入出力とも三相の例
で示してあるが、単相,その他の多相であってもよい。
従来、第4図主回路例においては、スイッチング素子S
AU,SAV,SAW,SBU,SBV,SBW,SCU,SCV,SCWに双方向
性スイッチング素子が、具体的には逆並列接続された自
己消弧形サイリスタなどが用いられ、入出力周波数に比
べて高周波のチョッピングを行い、出力電圧・力率など
を調整することが行われている。
AU,SAV,SAW,SBU,SBV,SBW,SCU,SCV,SCWに双方向
性スイッチング素子が、具体的には逆並列接続された自
己消弧形サイリスタなどが用いられ、入出力周波数に比
べて高周波のチョッピングを行い、出力電圧・力率など
を調整することが行われている。
しかし、その出力電圧は入力電圧の(1/2)までが限界
であり、高い出力が得られなかった。このことは、文献
IEEE,TRANSACTION ON POWER ELECTRONICS,APRIL,1988,
「RESENT PROGESS IN THE DEVELOPMENT OF SOLD STATE
AC MOTOR DRIVES」等にも見られる。
であり、高い出力が得られなかった。このことは、文献
IEEE,TRANSACTION ON POWER ELECTRONICS,APRIL,1988,
「RESENT PROGESS IN THE DEVELOPMENT OF SOLD STATE
AC MOTOR DRIVES」等にも見られる。
本発明は上述したような点に鑑みなされたもので、特に
ほぼ入力電圧に等しい出力電圧が得られ、かつ入力力率
なども制御可能な電力変換装置を提供するものである。
ほぼ入力電圧に等しい出力電圧が得られ、かつ入力力率
なども制御可能な電力変換装置を提供するものである。
以下、本発明を図面に基づいて詳細説明する。
まず、本発明に係る電力変換装置を第4図により説明す
る。
る。
第4図において、スイッチング素子SAU〜SCWの適切なス
イッチングにより、例えば商用周波数(50,60Hz等)の
三相電源から異なった周波数(例えば0〜120Hz)の電
力を誘導電動機IMに供給することができ、かつスイッチ
ング素子SAU〜SCWを高周波(例えば1〜20KHz)のパル
ス幅制御することにより、出力電圧を調整し入出力電流
波形を正弦波に近いものとすることができるため、電動
機損失の少ない可変電圧・可変周波数(VVVF)駆動を実
現することができる。
イッチングにより、例えば商用周波数(50,60Hz等)の
三相電源から異なった周波数(例えば0〜120Hz)の電
力を誘導電動機IMに供給することができ、かつスイッチ
ング素子SAU〜SCWを高周波(例えば1〜20KHz)のパル
ス幅制御することにより、出力電圧を調整し入出力電流
波形を正弦波に近いものとすることができるため、電動
機損失の少ない可変電圧・可変周波数(VVVF)駆動を実
現することができる。
また、出力電流を電源のどの相から得るかを、スイッチ
ング素子SAU〜SCWにより選択することにより電源側力率
を調整することができる。
ング素子SAU〜SCWにより選択することにより電源側力率
を調整することができる。
例えば、遅れ力率の誘導電動機IMを負荷とした場合でも
電源側力率を1とすることができ、かつ電流波形は正弦
波に近いために高調波も少なく、電源側に与える攪乱の
少ない電力変換装置とすることができる。
電源側力率を1とすることができ、かつ電流波形は正弦
波に近いために高調波も少なく、電源側に与える攪乱の
少ない電力変換装置とすることができる。
この種の電力変換装置は、負荷の各相の電流を電源の任
意の相から得ることができ、かつスイッチング素子がパ
ルス幅制御されるため、PWMサイクロコンバータと呼ば
れる。
意の相から得ることができ、かつスイッチング素子がパ
ルス幅制御されるため、PWMサイクロコンバータと呼ば
れる。
PWMサイクロコンバータはつぎのような特長を有する。
(1)通常使用されている(コンバータ)−(インバー
タ)方式の電力変換装置のような直流リンク回路の平滑
リアクトル,平滑コンデンサなどのエネルギー蓄積要素
を必要としないため、小形で大容量の装置を製作し易
い。
タ)方式の電力変換装置のような直流リンク回路の平滑
リアクトル,平滑コンデンサなどのエネルギー蓄積要素
を必要としないため、小形で大容量の装置を製作し易
い。
(2)(コンバータ)−(インバータ)方式に比べて直
列に入るスイッチング素子数が少ないため、素子損失が
少なく効率を上げることができる。
列に入るスイッチング素子数が少ないため、素子損失が
少なく効率を上げることができる。
(3)主回路構成より明らかな如く4象限運転がスイッ
チング素子の点弧操作のみで容易に実現できる。
チング素子の点弧操作のみで容易に実現できる。
係る第4図の主回路構成装置につき、つぎにそのスイッ
チング素子の点弧方法について説明する。すなわち、前
述の如く本点弧方式によれば、出力電圧としてほぼ入力
電圧に等しいものを得ることができる。
チング素子の点弧方法について説明する。すなわち、前
述の如く本点弧方式によれば、出力電圧としてほぼ入力
電圧に等しいものを得ることができる。
第1図は本発明を説明するため示したスイッチング素子
の動作状態を表す説明図であり、誘導電動機IMのA,B,C
各相の電圧指令υA *,υB *,υC *と各相のスイッチング
素子SA,SB,SCのスイッチング方法の関係を示したもの
である。ここに、スイッチング素子SAは第4図に示した
スイッチング素子SAU,SAV,SAWの総称であり、他のス
イッチング素子SB,SCも同様である。
の動作状態を表す説明図であり、誘導電動機IMのA,B,C
各相の電圧指令υA *,υB *,υC *と各相のスイッチング
素子SA,SB,SCのスイッチング方法の関係を示したもの
である。ここに、スイッチング素子SAは第4図に示した
スイッチング素子SAU,SAV,SAWの総称であり、他のス
イッチング素子SB,SCも同様である。
まず、電圧指令υA *,υB *,υC *のうち一番低い相はス
イッチング素子により、電源電圧の一番低い相に接続さ
れる。
イッチング素子により、電源電圧の一番低い相に接続さ
れる。
区間Iを例にとると、電圧指令υA *,υB *に比べて電圧
指令υC *が最低ゆえ、スイッチング素子SCは誘導電動機
IMのC相を電源の最低電位eMINをもつ相に接続する。こ
こで、 eMIN=MIN[eU,eV,eW] である。仮に、(eV≦eW)でかつ(eV≦eU)であれば、
(eMIN=eV)ゆえ、誘導電動機IMのC相は電源のV相に
接続される。
指令υC *が最低ゆえ、スイッチング素子SCは誘導電動機
IMのC相を電源の最低電位eMINをもつ相に接続する。こ
こで、 eMIN=MIN[eU,eV,eW] である。仮に、(eV≦eW)でかつ(eV≦eU)であれば、
(eMIN=eV)ゆえ、誘導電動機IMのC相は電源のV相に
接続される。
すなわち、スイッチング素子SCVが閉路され、スイッチ
ング素子SCU,SCWは閉路される。
ング素子SCU,SCWは閉路される。
一方、電圧指令が最低でない他の相は電源の最大電圧e
MAXと最低電位eMIN間でパルス幅制御(PWM制御)され
る。ここで、 eMAX=MAX[eU,eV,eW] である。
MAXと最低電位eMIN間でパルス幅制御(PWM制御)され
る。ここで、 eMAX=MAX[eU,eV,eW] である。
このように、電圧指令の一番低い相を電源電圧の一番低
い相に接続し、他の相をeMAXとeMIN間でPWM制御するこ
とにより、ある瞬時における出力線間電圧を(eMAX−e
MIN)にすることができるため、出力電圧としてはほぼ
電源電圧に等しい値にまで高めることが可能となる。
い相に接続し、他の相をeMAXとeMIN間でPWM制御するこ
とにより、ある瞬時における出力線間電圧を(eMAX−e
MIN)にすることができるため、出力電圧としてはほぼ
電源電圧に等しい値にまで高めることが可能となる。
さらに前述の例に従い区間Iについて述べると、スイッ
チング素子SAは出力線間電圧指令υAC *により、スイッ
チング素子SBは出力線間電圧指令υBC *により、それぞ
れ電源のeMAX,eMIN間でPWM制御される。
チング素子SAは出力線間電圧指令υAC *により、スイッ
チング素子SBは出力線間電圧指令υBC *により、それぞ
れ電源のeMAX,eMIN間でPWM制御される。
他の区間II,IIIについても各相が入れ換わるのみで同様
の動作を行う。
の動作を行う。
つぎに、PWM制御の方法を第2図により説明する。すな
わち、第2図は第1図の区間Iを展開したものであり、
その区間Iの極く一部を拡大表示したものと考えてよ
い。
わち、第2図は第1図の区間Iを展開したものであり、
その区間Iの極く一部を拡大表示したものと考えてよ
い。
ここに、第2図(イ)は三相交流電源eU,eV,eWの相電
圧を、第2図(ロ)は(eMAX−eMIN)により振幅変調さ
れたキャリア三角波と出力線間電圧指令υBC *を示し、
スイッチング素子SA,SBは三角波とυBC *の交点に従っ
てPWM制御されるものとなる。
圧を、第2図(ロ)は(eMAX−eMIN)により振幅変調さ
れたキャリア三角波と出力線間電圧指令υBC *を示し、
スイッチング素子SA,SBは三角波とυBC *の交点に従っ
てPWM制御されるものとなる。
また、第2図(ハ)は閉路されるスイッチング素子を示
したものであり、スイッチング素子SCについて言えば、
時刻T2まではV相素子すなわちスイッチング素子S
CVが、時刻T2以降はW相素子のスイッチング素子SCWが
閉路されることを示している。スイッチング素子SBにつ
いて見ると、時刻T1と時刻T2間では、(eMAX=eU),
(eMIN=eV)であるから、スイッチング素子SBU,SBVに
より、第2図(ロ)の三角波とυBC *との交点に従ってP
WM制御される。当然ながら、スイッチング素子SBWはこ
の間開路を保つ。
したものであり、スイッチング素子SCについて言えば、
時刻T2まではV相素子すなわちスイッチング素子S
CVが、時刻T2以降はW相素子のスイッチング素子SCWが
閉路されることを示している。スイッチング素子SBにつ
いて見ると、時刻T1と時刻T2間では、(eMAX=eU),
(eMIN=eV)であるから、スイッチング素子SBU,SBVに
より、第2図(ロ)の三角波とυBC *との交点に従ってP
WM制御される。当然ながら、スイッチング素子SBWはこ
の間開路を保つ。
第2図(ニ)は電源の中性点に対するB,C相の出力電圧
υB,υCを示したものである。ここに、時刻T1〜時刻T2
間に着目すると、出力電圧υCはスイッチング素子SCVが
閉路されているため、 υC=eV(=eMIN) であり、出力電圧υBはスイッチング素子SBUが閉路され
ている間 υB=eU(=eMAX) スイッチング素子SBVが閉路されている間 υB=eV(=eMIN) となり、図示の如くPWM制御された矩形波となる。
υB,υCを示したものである。ここに、時刻T1〜時刻T2
間に着目すると、出力電圧υCはスイッチング素子SCVが
閉路されているため、 υC=eV(=eMIN) であり、出力電圧υBはスイッチング素子SBUが閉路され
ている間 υB=eU(=eMAX) スイッチング素子SBVが閉路されている間 υB=eV(=eMIN) となり、図示の如くPWM制御された矩形波となる。
第2図(ホ)は出力線間電圧υBC(=υB−υC)波形を
示したものである。
示したものである。
かくの如き点弧方式より明らかなように、出力線間電圧
υBCは出力線間電圧指令υBC *に従ってeMAX,eMIN間でP
WM制御されるため、出力線間電圧指令υBC *により出力
電圧および電圧波形の制御が可能である。
υBCは出力線間電圧指令υBC *に従ってeMAX,eMIN間でP
WM制御されるため、出力線間電圧指令υBC *により出力
電圧および電圧波形の制御が可能である。
出力電圧値としても、出力線間電圧υBCのピーク値が
(eMAX−eMIN)までとれるとすると、入力電圧と等しい
ところまで上げることが可能である。
(eMAX−eMIN)までとれるとすると、入力電圧と等しい
ところまで上げることが可能である。
なお、(L1C1),(L2C2)は入出力電流中のキャリア周
波数成分を除去し、より正弦波に近づけるため設けられ
る。
波数成分を除去し、より正弦波に近づけるため設けられ
る。
つぎにまた、第2図は出力電圧をυBC *により電圧制御
したものであるが、さらに出力電流制御に適用した例を
第3図に示す。
したものであるが、さらに出力電流制御に適用した例を
第3図に示す。
第3図(イ)は第2図(イ)と同様のeU,eV,eWを示し
たものであり、第3図(ロ)はB相の出力電流指令B *
と電流実測値Bを示したものである。
たものであり、第3図(ロ)はB相の出力電流指令B *
と電流実測値Bを示したものである。
第3図(ハ)はB相の出力電圧υBを示したものであ
り、ここでeMAX,eMINの選び方は前述の通りである。
り、ここでeMAX,eMINの選び方は前述の通りである。
すなわち、出力電流指令B *が電流実測値Bより大き
い区間では(υB=eMAX)に、小さい区間では(υB=e
MIN)となるようスイッチングを行う。ここに、図は一
定時間毎に上述の判別を行い、電流実測値Bの制御を
行った例を示したものであり、一定クロックに従った一
種の電流瞬時値制御である。
い区間では(υB=eMAX)に、小さい区間では(υB=e
MIN)となるようスイッチングを行う。ここに、図は一
定時間毎に上述の判別を行い、電流実測値Bの制御を
行った例を示したものであり、一定クロックに従った一
種の電流瞬時値制御である。
かようにして、第2図において出力線間電圧υBCが
eMAX,eMIN間でPWM制御されており、電源の最高電位の
相が主として負荷に電流を供給する。従って、電源側力
率は負荷力率によって一義的に定まってしまい、誘導電
動機IMのような遅れ力率の負荷では電源側も遅れ力率と
なる。しかし、電源相をeMAX,eMIN以外の相とすること
により、出力最高電圧の低下は招くものの、電源側力率
を任意に制御することができる。
eMAX,eMIN間でPWM制御されており、電源の最高電位の
相が主として負荷に電流を供給する。従って、電源側力
率は負荷力率によって一義的に定まってしまい、誘導電
動機IMのような遅れ力率の負荷では電源側も遅れ力率と
なる。しかし、電源相をeMAX,eMIN以外の相とすること
により、出力最高電圧の低下は招くものの、電源側力率
を任意に制御することができる。
例えば、第2図の(T2〜T3)間ではスイッチング素子SB
が(eU=eMAX)と(eW=eMIN)間でPWM制御され、B相
に遅れ電流を供給しているところを、eVとeW間の制御に
より以前と同位相の電流を供給するようにすることによ
り、電源電圧位相が遅れて同位相とすることが可能であ
る。そして、eUとeVの割り合いをPWM制御することによ
り、電源電圧の移相量を調整することができるのは勿論
である。
が(eU=eMAX)と(eW=eMIN)間でPWM制御され、B相
に遅れ電流を供給しているところを、eVとeW間の制御に
より以前と同位相の電流を供給するようにすることによ
り、電源電圧位相が遅れて同位相とすることが可能であ
る。そして、eUとeVの割り合いをPWM制御することによ
り、電源電圧の移相量を調整することができるのは勿論
である。
以上詳述した如く本発明によれば、PWMサイクロコンバ
ータの以前の特色を失うことなく出力最高電圧を上昇さ
せ、出力電流の制御も容易に行うことが可能な電力変換
装置を実現し得る格別な制御方法を提供することがで
き、産業上の効果は極めて大である。
ータの以前の特色を失うことなく出力最高電圧を上昇さ
せ、出力電流の制御も容易に行うことが可能な電力変換
装置を実現し得る格別な制御方法を提供することがで
き、産業上の効果は極めて大である。
第1図〜第3図は本発明を説明するため示した、スイッ
チング素子の動作状態を表した説明図,第2図は第1図
を展開した各部波形図および第3図は電流制御の適用例
の波形図である。第4図は本発明の理解を容易にするた
め示したサイクロコンバータの主回路図である。 υA *,υB *,υC *……電圧指令、SA,SB,SC,SAU〜SCW
……スイッチング素子、υAB *,υAC *,υBC *……出力
線間電圧指令、υB,υC……出力電圧、υBC……出力線
間電圧、B *……出力電流指令、B……電流実測値。
チング素子の動作状態を表した説明図,第2図は第1図
を展開した各部波形図および第3図は電流制御の適用例
の波形図である。第4図は本発明の理解を容易にするた
め示したサイクロコンバータの主回路図である。 υA *,υB *,υC *……電圧指令、SA,SB,SC,SAU〜SCW
……スイッチング素子、υAB *,υAC *,υBC *……出力
線間電圧指令、υB,υC……出力電圧、υBC……出力線
間電圧、B *……出力電流指令、B……電流実測値。
Claims (4)
- 【請求項1】交流電源より任意の周波数の多相交流出力
を得るパルス幅制御方式電力変換装置において、交流電
源の各相と多相交流出力の各相間を全て自己消弧形半導
体による双方向性スイッチング素子により接続したスイ
ッチ群を設け、出力電圧指令が最も低い電圧の相に関係
するスイッチ群を電源電圧の最も低電位の相に接続する
とともに、出力の他の相のスイッチ群は電源の最高位電
位相および最低位電位相のいずれかに接続するように
し、この両者への選択接続するオンオフ比を変えること
により出力電圧を調整することを特徴としたパルス幅制
御方式電力変換装置。 - 【請求項2】出力電流が指令値より小なる場合その相の
スイッチ群を電源の最高電位相に接続し、指令値より大
なる場合は最低電位相に接続することにより出力電流を
調整すること特徴とした請求項第(1)項記載のパルス
幅制御方式電力変換装置。 - 【請求項3】電源の最高位あるいは最低位相以外の電源
相へ選択接続することにより、電源側あるいは出力側の
力率調整を行うことを特徴とした請求項第(1)項およ
び第(2)項記載のパルス幅制御方式電力変換装置。 - 【請求項4】電源側入力電流検出手段を設けるととも
に、電源電流を制御することを特徴とした請求項第
(2)項記載のパルス幅制御方式電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1022158A JPH0744834B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | パルス幅制御方式電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1022158A JPH0744834B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | パルス幅制御方式電力変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206364A JPH02206364A (ja) | 1990-08-16 |
JPH0744834B2 true JPH0744834B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=12075029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1022158A Expired - Lifetime JPH0744834B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | パルス幅制御方式電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744834B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7782643B2 (en) | 2005-04-15 | 2010-08-24 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Matrix converter apparatus |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100420698B1 (ko) * | 1995-09-08 | 2004-06-12 | 가부시키가이샤 야스가와덴끼 | 전력변환장치및전력변환방법 |
JP3758059B2 (ja) * | 1997-06-19 | 2006-03-22 | 東洋電機製造株式会社 | 同期電動機の駆動制御装置 |
JP3873888B2 (ja) * | 2003-01-09 | 2007-01-31 | 富士電機ホールディングス株式会社 | 交流−交流電力変換装置 |
JP2006020389A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Yaskawa Electric Corp | ノイズフィルタおよびそれを搭載したモータ駆動装置 |
JP4640794B2 (ja) * | 2005-05-19 | 2011-03-02 | 東洋電機製造株式会社 | マトリクスコンバータの保護装置 |
US7309973B2 (en) * | 2006-04-24 | 2007-12-18 | Power Conservation Ltd | Mitigation of harmonic currents and conservation of power in non-linear load systems |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1022158A patent/JPH0744834B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7782643B2 (en) | 2005-04-15 | 2010-08-24 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Matrix converter apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02206364A (ja) | 1990-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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