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JPH0743965Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JPH0743965Y2
JPH0743965Y2 JP1989087759U JP8775989U JPH0743965Y2 JP H0743965 Y2 JPH0743965 Y2 JP H0743965Y2 JP 1989087759 U JP1989087759 U JP 1989087759U JP 8775989 U JP8775989 U JP 8775989U JP H0743965 Y2 JPH0743965 Y2 JP H0743965Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
lance
fitting
tip
detection key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989087759U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0326969U (ja
Inventor
健二郎 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP1989087759U priority Critical patent/JPH0743965Y2/ja
Publication of JPH0326969U publication Critical patent/JPH0326969U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0743965Y2 publication Critical patent/JPH0743965Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車内配線等に使用するコネクタに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来の検知キーにより端子収納室内に収納された端子金
具が正常に収納されているか否かを検知するコネクタ
は、第3図に示す示すようにプラスチック製コネクタハ
ウジングの端子収納室21内に上下動自在に設けたランス
22に端子金具15を係止させた後、端子収納室21内に端子
金具15が完全な状態で収納されているか否かを検知する
ために、ランス22と端子収納室21の底部の内壁面との間
の間隙にプラスチック製の検知キー30を差し込み、完全
な状態で収納されている場合は、第3図に示すように検
知キー30が前記間隙に抵抗なく容易に差し込まれ、不完
全な半挿入状態になっている場合は、第4図に示すよう
にランス22が端子金具15により押されて下方に撓みこの
ランス先端に検知キー30の先端が当って前記間隙に差し
込むことができなくなり、このような検知キー30の前記
間隙への差込みの可否により端子収納室21内の端子金具
15の収納状態を検知していた。
また、コネクタハウジングに、端子収容室1の内壁に設
けた前方にのびる可撓係止腕6の先端上部に第1の係止
突起7を設けるとともに、この可撓係止腕6の両側の前
方を垂直な肩面8aに形成し後方をテーパー状8bに形成し
た第2の係止突起8を設け、可撓係止腕6とハウジング
内壁面との間に間隙t′を設け、この間隙t′に挿入さ
れるロック部材Cの厚さtを間隙t′よりもわずかに大
に形成し、このコネクタハウジングの端子収容室1に挿
入される端子金具Bには、先端から筒形のタブ受部分11
内に折り返した弾性舌片12を設け、このタブ受部分11の
底部に設けた係止孔14の両側に下向き係止片15を突設
し、コネクタハウジングの端子収容室1に端子金具Bを
挿入して、前記可撓係止腕6の第1の係止突起7に端子
金具底部の係止孔14を係止させ、可撓係止腕6の第2の
係止突起8の肩面8aに端子金具両側の係止片15の後端縁
を係止させて、端子金具Bの後抜けを二重に防止し、さ
らに、ハウジング内壁面と可撓係止腕6との間の間隙
t′にこれよりも大なる厚さtのロック部材Cを押し込
んで端子金具Bと可撓係止腕6の係合状態をロックした
実開平2−126376号の電気コネクタが公知である。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の第3図、第4図に示された従来のコネクタは、端
子収納室21内に端子金具15が不完全な半挿入状態で収納
されてランス22が下方に撓んでいる場合でも、ランス22
と端子収納室21の底面との間に一定以上の間隙がある
と、この間隙に検知キー30を強く差し込むと、プラスチ
ック製の検知キー30とランス22が共に変形して検知キー
30が間隙に差し込まれてしまい、端子金具15の不完全収
納を検知することができない。このため端子金具15が半
挿入状態のときにはランス22と端子収納室21の底面との
間に検知キー30の差し込み可能な間隙ができないように
間隙を小さく形成すると、端子金具15を端子収納室21内
に挿入収納する際にランス22が下方に撓んで端子収納室
21の底面に当りそれ以上は下方に撓まなくなるため、端
子金具挿入時の抵抗が大になり端子収納作業の妨げとな
って却って不完全挿入の危険が増し、さらに、端子金具
15を端子収納室21から引き抜くときに係止解除が充分に
なされないまま無理に引き抜かれて端子金具が引っ掛か
り、電線接続部に大なる引っ張り力がかかって断線する
等の問題点があった。
また、前記実用新案公開の電気コネクタのロック部材C
は端子収納室21内の端子金具15の収納状態を検知するも
のではなく、ハウジング内壁面と可撓係止腕6との間の
間隙t′にこれよりも大なる厚さtのロック部材Cを無
理に押し込んで端子金具Bと可撓係止腕6の係合状態を
ロックするものであり、端子収納室内に収納された端子
金具が正常に収納されている場合でも、ロック部材Cを
間隙t′に押し込む際に厚さtのロック部材Cの先端が
これよりも小なる間隙t′の開口縁に突き当たるので、
端子収納室21内の端子金具15の収納状態が完全か不完全
かを検知することができない。
本考案は前記の問題点を解決し、端子金具の収納と抜き
取り作業を円滑に行うことができ、端子金具の不完全収
納を完全且つ確実に防止できるようにしたコネクタを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため本考案のコネクタは、コネク
タハウジング1の端子収納室2内に上下可撓に設けられ
たランス3の下面3aと端子収納室2内の底面2aとの間
に、検知キー先端部10bを差し込む検知キー差し込み間
隙5を設け、この検知キー差し込み間隙5の下側に連続
させて端子収納室内底面2aの下側に、ランス3の先端下
部3bが嵌入するランス先端下部嵌入溝4を設けたもので
ある。
〔作用〕
端子収納室2内に端子金具15を挿入すると、端子金具15
がランス3の上面に乗り上げてランス3が下方に押され
て撓むのでランス先端下部3bが端子収納室内底面2aのラ
ンス先端下部嵌入溝4内に下降し、この挿入された端子
金具15が端子収納室2内に完全に収納されると、前記の
下方に撓んでいたランス先端下部3bは、そのプラスチッ
ク材の復帰バネ力によりランス先端下部嵌入溝4内から
元の位置に復帰し、端子金具15はランス3に係合して抜
け止めされる。
前記のように端子金具15が端子収納室2内に完全に収納
された状態になるとランス3と端子収納室2内底面2aと
の間の間隙に検知キー差し込み間隙5が形成されるの
で、この間隙5に検知キー10の先端を差し込むと、検知
キー10の先端が間隙5の内奥まで深く挿入されることに
なり、この検知キー10の前記間隙5への内奥深い挿入に
より、端子金具15が端子収納室2内に完全に収納された
ことが検知される。
また、端子金具15が不完全な半挿入状態で端子収納室2
内に収納されている場合は、前記のようにランス3の先
端下部3bがランス先端下部嵌入溝4内に下降しているの
で、検知キー10の先端がランス先端に当ってそれ以上差
し込むことができなくなり、これにより端子金具15の不
完全挿入が検知される。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面により説明する。第1図は本
考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は端子金具の不
完全収納状態を示す縦断面図である。1はコネクタハウ
ジング、2は端子収納室であり、2aはこの端子収納室2
内の底面である。
3は端子金具を係止して抜け止めするランスであり、端
子収納室2内に前方に延びて設けられ、そのランス先端
の自由端はハウジングのプラスチック材の弾力により上
下に可撓に設ける。3aはランス3の下面、3bはランス3
の先端下部、3cはランス3の上面に設けた端子係止突起
である。
4はランス先端下部嵌入溝4であり、ランス下面3aに対
向する端子収納室内底面2aに設ける。このランス先端下
部嵌入溝4の溝幅はランス3の幅より若干広く形成し、
溝の深さは、後記の端子金具が端子収納室2に挿入され
てランス3が下方に撓んだ時にランス先端下部3bの下面
が溝4の底面に当らないような深さに形成する。なお、
前記ランス3の先端下部3bの幅をランス3の本体部の幅
の1/2の幅とし、溝4の幅をこれより若干広い幅として
コネクタハウジングの機械的強度の低下を防止するよう
にしてもよい。
5は検知キー差し込み間隙であり、前記の端子収納室2
内の底面2aとランス3の下面3aとの間に形成される間隙
である。
10は検知キーであり、その幅は端子収納室2内の幅と略
同じ幅に形成され、第2図に示すように、コネクタハウ
ジング1の先端部に嵌合する操作部10aと、これから前
方に延びる検知部10bとを有し、この検知部10bの上面に
ランス底部嵌合用の溝10cを設け、検知部10bの下面10d
は平面に形成される。
15は雌型の端子金具15であり、その底板部には前記ラン
ス3の端子係止突起3cが嵌入係止する係止孔15aが設け
られている。
前記の端子金具15をコネクタハウジング1の端子収納室
2内に挿入すると、端子金具15の底板部がランス3の上
面に乗り上げてランス3が一旦下方に押されて撓み、ラ
ンス先端下部3bが端子収納室内底面2aのランス先端下部
嵌入溝4内に下降して入り込む。この挿入された端子金
具15が端子収納室2内に完全に収納されると、下方に押
されて撓んでいたランス3がプラスチック材の復帰バネ
力により元の位置に復帰し、ランス先端下部嵌入溝4内
に下降していたランス先端下部3bが溝4内から出て元の
位置に復帰し、端子金具15の底板部の係止孔15aにラン
ス3の上面の端子係止突起3cが嵌入して端子金具15がラ
ンス3に係合して抜け止めされる。
前記のように端子金具15が端子収納室2内に完全に収納
されて下方に押されて撓んでイタランス3が元の位置に
復帰した状態になると、ランス3と端子収納室2内底面
2aとの間の間隙に検知キー差し込み間隙5が形成され
る。
この検知キー差し込み間隙5に検知キー10の検知部10b
の先端を差し込むと、その先端が間隙5の内奥まで深く
挿入されることになるので、この検知キー10の検知キー
差し込み間隙5への内奥深い挿入により、端子金具15が
端子収納室2内に完全に収納されたことが検知される。
また、端子金具15が不完全な半挿入状態で端子収納室2
内に収納されている場合は、第2図に示すように、ラン
ス3の先端下部3bがランス先端下部嵌入溝4内に下降し
ているので、検知キー差し込み間隙5が形成されてな
く、検知キー10の先端がランス先端に当ってそれ以上差
し込むことができない。このように検知キー10の差し込
みができないことにより端子金具15が不完全挿入である
ことが検知される。
前記のように、端子収納室2内に端子金具15を挿入する
際に、ランス3の先端下部3bが下方に撓むと、ランス先
端下部嵌入溝4内に下降して入り込み、従来のようにラ
ンス先端下部3bが端子収納室2内の底面2aに当ってそれ
以上下方に撓まなくなるようなことがないので、円滑に
端子金具の装着ができ、端子引き抜き作業も支障なく行
うことができる。
なお、前記の実施例は端子金具15が単心の雌型コネクタ
の場合の実施例であるが、多心の雌型コネクタや雄型コ
ネクタにも適用することができる。
〔考案の効果〕
前記のように本考案のコネクタは、端子収納室内に設け
られたランスの下面と端子収納室内底面との間に、検知
キー差し込み間隙を設けるとともに、ランス先端下部嵌
入溝を設け、端子収納室内に端子金具を挿入収納する際
に、ランス先端下部がランス先端下部嵌入溝内に下降す
るように構成したので、従来のように端子金具が不完全
な半挿入状態の検知ができなくなるようなことがなく、
端子収納作業と抜き取り作業が円滑になり、端子金具の
不完全収納を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は端
子金具の不完全収納状態を示す縦断面図、第3図及び第
4図は従来のコネクタを示す縦断面図である。 1:コネクタハウジング 2:端子収納室 2a:端子収納室内の底面 3:ランス 3a:ランスの下面 4:ランス先端下部嵌入溝 5:検知キー差し込み間隙 10:検知キー 10b:検知キー先端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタハウジング(1)の端子収納室
    (2)内に上下に可撓に設けられたランス(3)の下面
    (3a)と端子収納室(2)内の底面(2a)との間に、検
    知キー先端部(10b)を差し込む検知キー差し込み間隙
    (5)を設け、該検知キー差し込み間隙(5)の下側に
    連続させて前記端子収納室内底面(2a)の下側に、前記
    ランス(3)の先端下部(3b)が嵌入するランス先端下
    部嵌入溝(4)を設けたことを特徴とするコネクタ。
JP1989087759U 1989-07-26 1989-07-26 コネクタ Expired - Lifetime JPH0743965Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989087759U JPH0743965Y2 (ja) 1989-07-26 1989-07-26 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989087759U JPH0743965Y2 (ja) 1989-07-26 1989-07-26 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0326969U JPH0326969U (ja) 1991-03-19
JPH0743965Y2 true JPH0743965Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=31637399

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989087759U Expired - Lifetime JPH0743965Y2 (ja) 1989-07-26 1989-07-26 コネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1145761A (ja) * 1997-07-29 1999-02-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 雌型コネクタ

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5064339B2 (ja) * 2008-09-17 2012-10-31 住友林業株式会社 動物飼育施設

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2519179Y2 (ja) * 1989-03-29 1996-12-04 矢崎総業株式会社 電気コネクタにおける端子金具の二重係止構造

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JPH1145761A (ja) * 1997-07-29 1999-02-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 雌型コネクタ

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JPH0326969U (ja) 1991-03-19

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