JPH0742213B2 - 毛髪処理剤組成物 - Google Patents
毛髪処理剤組成物Info
- Publication number
- JPH0742213B2 JPH0742213B2 JP2176839A JP17683990A JPH0742213B2 JP H0742213 B2 JPH0742213 B2 JP H0742213B2 JP 2176839 A JP2176839 A JP 2176839A JP 17683990 A JP17683990 A JP 17683990A JP H0742213 B2 JPH0742213 B2 JP H0742213B2
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- JP
- Japan
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- hair
- general formula
- treatment composition
- integer
- hair treatment
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、毛髪に、長期間持続性を有する枝毛防止効果
及びつやを賦与できる毛髪処理剤組成物に関する。
及びつやを賦与できる毛髪処理剤組成物に関する。
毛髪の枝毛防止を目的とする毛髪処理剤としては、従
来、高分子シリコーンを配合したもの(特開平1−2735
13号公報)等があり、これは、毛髪表面のすべりの向上
によるブラッシング過程での枝毛/切れ毛を防止しよう
とするものである。
来、高分子シリコーンを配合したもの(特開平1−2735
13号公報)等があり、これは、毛髪表面のすべりの向上
によるブラッシング過程での枝毛/切れ毛を防止しよう
とするものである。
しかしながら、上記の従来の毛髪処理剤は、何れも、コ
ンディショニング成分が単に物理吸着作用のみにより毛
髪表面に吸着されるものであるため、毛髪に適用された
後シャンプーによりコンディショニング成分が脱落し易
く、毛髪に、長期間持続性を有する枝毛防止効果及びつ
やを賦与できない問題がある。
ンディショニング成分が単に物理吸着作用のみにより毛
髪表面に吸着されるものであるため、毛髪に適用された
後シャンプーによりコンディショニング成分が脱落し易
く、毛髪に、長期間持続性を有する枝毛防止効果及びつ
やを賦与できない問題がある。
従って、本発明の目的は、毛髪に、長期間持続性を有す
る枝毛防止効果及びつやを賦与できる毛髪処理剤組成物
を提供することにある。
る枝毛防止効果及びつやを賦与できる毛髪処理剤組成物
を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究した結
果、特定のシリコーン系化合物と特定の浸透促進剤とを
併用し、これを特定のpHに調整して毛髪を施術すること
により、毛髪に、長期間持続性を有する枝毛防止効果及
びつやを賦与できることを知見した。
果、特定のシリコーン系化合物と特定の浸透促進剤とを
併用し、これを特定のpHに調整して毛髪を施術すること
により、毛髪に、長期間持続性を有する枝毛防止効果及
びつやを賦与できることを知見した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、 (a)下記一般式(I)又は(II)で示される化合物の
1種又は2種以上、及び (b)下記一般式(III)で示される化合物の1種又は
2種以上 を含有し、且つ、使用する際にpH2〜4に調整されるこ
とを特徴とする毛髪処理剤組成物を提供するものであ
る。
1種又は2種以上、及び (b)下記一般式(III)で示される化合物の1種又は
2種以上 を含有し、且つ、使用する際にpH2〜4に調整されるこ
とを特徴とする毛髪処理剤組成物を提供するものであ
る。
(上記一般式(I)及び(II)中、Xはアルカリ金属、
アルカリ土類金属、アンモニア、アミン又は第4級アン
モニウム塩を示し、nは1〜20の整数、mは1〜20の整
数で、且つ(n/m)>1であり、lは1〜20の整数であ
る。) (上記一般式(III)中、Rは、水素原子、R1−φ−
R2、R1−φ又は炭素数1〜4の直鎖若しくは分岐鎖低級
アルキル基を示し、R1は水素原子、メチル基又はメトキ
シ基を示し、R2は−CH2−、−C(CH3)2−、−CH2−C
H(CH3)−又は−CH=CH−CH2−を示す。また、Yは水
素原子又は水酸基を示し、p、q及びrは各々0〜5の
整数で、且つp及びqの少なくとも何れか一方は0であ
る。) 以下、本発明の毛髪処理剤組成物について詳述する。
アルカリ土類金属、アンモニア、アミン又は第4級アン
モニウム塩を示し、nは1〜20の整数、mは1〜20の整
数で、且つ(n/m)>1であり、lは1〜20の整数であ
る。) (上記一般式(III)中、Rは、水素原子、R1−φ−
R2、R1−φ又は炭素数1〜4の直鎖若しくは分岐鎖低級
アルキル基を示し、R1は水素原子、メチル基又はメトキ
シ基を示し、R2は−CH2−、−C(CH3)2−、−CH2−C
H(CH3)−又は−CH=CH−CH2−を示す。また、Yは水
素原子又は水酸基を示し、p、q及びrは各々0〜5の
整数で、且つp及びqの少なくとも何れか一方は0であ
る。) 以下、本発明の毛髪処理剤組成物について詳述する。
本発明で用いられる前記一般式(I)又は(II)で示さ
れる化合物(以下、シリコーン系化合物(a)という)
において、Xで示されるアルカリ金属としては、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム等が挙げられ、アルカリ土類
金属としては、マグネシウム、カルシウム等が挙げら
れ、アミンとしては、アンモニウム、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ア
ミノ酸類等が挙げられ、また、第4級アンモニウム塩と
しては、分岐鎖又は直鎖アルキル基を有するモノ又はジ
長鎖アルキル第4級アンモニウム塩、及びそのポリオキ
シアルキレン付加物等が挙げられる。
れる化合物(以下、シリコーン系化合物(a)という)
において、Xで示されるアルカリ金属としては、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム等が挙げられ、アルカリ土類
金属としては、マグネシウム、カルシウム等が挙げら
れ、アミンとしては、アンモニウム、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ア
ミノ酸類等が挙げられ、また、第4級アンモニウム塩と
しては、分岐鎖又は直鎖アルキル基を有するモノ又はジ
長鎖アルキル第4級アンモニウム塩、及びそのポリオキ
シアルキレン付加物等が挙げられる。
上記シリコーン系化合物(a)は、例えば、西独特許第
3735086号明細書に示される方法で合成できる。
3735086号明細書に示される方法で合成できる。
上記シリコーン系化合物(a)の含有量は、組成物中、
好ましくは0.01〜50重量%、より好ましくは0.1〜20重
量%である。また、上記シリコーン系化合物(a)とし
ては、前記一般式(I)で示される化合物又は前記一般
式(II)で示される化合物の1種又は2種以上が用いら
れるが、両化合物(I)(II)を併用することが好まし
く、それらの混合比(重量比)は、(I)/(II)=1/
10〜10/1が好ましく、この混合比を変えることにより、
毛髪表層部に形成される被膜の柔らかさ/硬さを調節で
き、一般に前記一般式(I)で示される化合物が多いほ
ど、より硬い被膜を形成できる。
好ましくは0.01〜50重量%、より好ましくは0.1〜20重
量%である。また、上記シリコーン系化合物(a)とし
ては、前記一般式(I)で示される化合物又は前記一般
式(II)で示される化合物の1種又は2種以上が用いら
れるが、両化合物(I)(II)を併用することが好まし
く、それらの混合比(重量比)は、(I)/(II)=1/
10〜10/1が好ましく、この混合比を変えることにより、
毛髪表層部に形成される被膜の柔らかさ/硬さを調節で
き、一般に前記一般式(I)で示される化合物が多いほ
ど、より硬い被膜を形成できる。
また、上記被膜の性状は、さらに前記一般式(I)又は
(II)におけるn、m及びlを変えることにより調節で
き、n、m及びlは4以上であることが好ましく、前記
一般式(I)で示される化合物においては、各単位は、
ブロック又はランダム状態で重合しており、n/m比が2
以上が好ましい。
(II)におけるn、m及びlを変えることにより調節で
き、n、m及びlは4以上であることが好ましく、前記
一般式(I)で示される化合物においては、各単位は、
ブロック又はランダム状態で重合しており、n/m比が2
以上が好ましい。
本発明で用いられる前記一般式(III)で示される化合
物としては、例えば、イソプロピルアルコール、エチル
アルコール、ベンジルアルコール、等が挙げられ、特に
エチルアルコール、ベンジルアルコールが好ましい。
物としては、例えば、イソプロピルアルコール、エチル
アルコール、ベンジルアルコール、等が挙げられ、特に
エチルアルコール、ベンジルアルコールが好ましい。
前記一般式(III)で示される化合物(以下、化合物
(b)という)の含有量は、組成物中、好ましくは0.1
〜50重量%、より好ましくは0.5〜50重量%である。
(b)という)の含有量は、組成物中、好ましくは0.1
〜50重量%、より好ましくは0.5〜50重量%である。
上記化合物(b)は、上記シリコーン系化合物(a)の
毛髪への浸透吸着を著しく高め、特に毛先等の損傷部位
やパーマ毛においては、浸透吸着により、より持続性を
有する枝毛防止効果及びつやを賦与できる。
毛髪への浸透吸着を著しく高め、特に毛先等の損傷部位
やパーマ毛においては、浸透吸着により、より持続性を
有する枝毛防止効果及びつやを賦与できる。
本発明の毛髪処理剤組成物において、上記シリコーン系
化合物(a)と上記化合物(b)との配合割合(重量
比)は、(a)/(b)=1/20〜20/1が好ましく、
(a)/(b)=1/10〜10/1が特に好ましい。
化合物(a)と上記化合物(b)との配合割合(重量
比)は、(a)/(b)=1/20〜20/1が好ましく、
(a)/(b)=1/10〜10/1が特に好ましい。
本発明の毛髪処理剤組成物には、上記シリコーン系化合
物(a)及び上記化合物(b)以外に、通常毛髪化粧料
に適用される界面活性剤、高分子化合物、油分、多価ア
ルコール、その他の成分を、目的、用途、剤型等に応じ
て適宜配合することができ、これらの成分以外の残部は
水である。
物(a)及び上記化合物(b)以外に、通常毛髪化粧料
に適用される界面活性剤、高分子化合物、油分、多価ア
ルコール、その他の成分を、目的、用途、剤型等に応じ
て適宜配合することができ、これらの成分以外の残部は
水である。
上記界面活性剤としては、直鎖又は分岐鎖アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、エチレンオキサイド及び/又はプロ
ピレンオキサイドを付加したアルキル又はアルケニルエ
ーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスル
ホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、エチレンオキサイ
ド及び/又はプロピレンオキサイドを付加したアルキル
又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪
酸塩エステル、アミノ酸型界面活性剤、スルホコハク酸
型界面活性剤、リン酸エステル型界面活性剤、スルホン
酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、アル
キルアミンオキサイド、カチオン界面活性剤、ポリオキ
シアルキル又はアルケニルエーテル、ポリオキシアルキ
ルフェニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド又
はアルキレンオキサイド付加物、多価アルコールと脂肪
酸のエステル、ソルビトールと脂肪酸のエステル、ショ
糖と脂肪酸のエステル、高級アルコールと糖のエーテル
等が挙げられる。また、上記高分子化合物としては、カ
チオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン
化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩とア
クリルアミドとの共重合物、4級化ポリビニルピロリド
ン誘導体及びポリグリコールアミン縮合体、カルボキシ
ビニルポリマー、キサンタンガム、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。また、上
記油分としては、ステアリン酸等の高級脂肪酸、セタノ
ール等の高級アルコール、コレステロール、ワセリン、
コレステリルイソステアレート等の固体脂、スクワレ
ン、ホホバ油等の液体油、本発明で用いられる上記シリ
コーン系化合物(a)以外のシリコーン誘導体等が挙げ
られる。また、上記多価アルコールとしては、グリセリ
ン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ソルビトール等が挙げられる。また、上記のその他
の成分としては、各種薬効剤、キレート剤、パール化
剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、トリクロ
サン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、グリチルリチン
酸カリウム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤、ジンク
ピリチオン、ピロクトンオーラミン等の抗フケ剤、メチ
ルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤等が挙げられ
る。
ゼンスルホン酸塩、エチレンオキサイド及び/又はプロ
ピレンオキサイドを付加したアルキル又はアルケニルエ
ーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスル
ホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、エチレンオキサイ
ド及び/又はプロピレンオキサイドを付加したアルキル
又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪
酸塩エステル、アミノ酸型界面活性剤、スルホコハク酸
型界面活性剤、リン酸エステル型界面活性剤、スルホン
酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、アル
キルアミンオキサイド、カチオン界面活性剤、ポリオキ
シアルキル又はアルケニルエーテル、ポリオキシアルキ
ルフェニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド又
はアルキレンオキサイド付加物、多価アルコールと脂肪
酸のエステル、ソルビトールと脂肪酸のエステル、ショ
糖と脂肪酸のエステル、高級アルコールと糖のエーテル
等が挙げられる。また、上記高分子化合物としては、カ
チオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン
化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩とア
クリルアミドとの共重合物、4級化ポリビニルピロリド
ン誘導体及びポリグリコールアミン縮合体、カルボキシ
ビニルポリマー、キサンタンガム、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。また、上
記油分としては、ステアリン酸等の高級脂肪酸、セタノ
ール等の高級アルコール、コレステロール、ワセリン、
コレステリルイソステアレート等の固体脂、スクワレ
ン、ホホバ油等の液体油、本発明で用いられる上記シリ
コーン系化合物(a)以外のシリコーン誘導体等が挙げ
られる。また、上記多価アルコールとしては、グリセリ
ン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ソルビトール等が挙げられる。また、上記のその他
の成分としては、各種薬効剤、キレート剤、パール化
剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、トリクロ
サン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、グリチルリチン
酸カリウム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤、ジンク
ピリチオン、ピロクトンオーラミン等の抗フケ剤、メチ
ルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤等が挙げられ
る。
本発明の毛髪処理剤組成物は、使用する際に、pH2〜
4、好ましくはpH2〜3.5に調整される。pHが4より大き
いと、持続性を有する枝毛防止効果及びつやを賦与する
ことができず、また、pHが2より小さいと、皮膚への接
触の際に刺激を生じる。
4、好ましくはpH2〜3.5に調整される。pHが4より大き
いと、持続性を有する枝毛防止効果及びつやを賦与する
ことができず、また、pHが2より小さいと、皮膚への接
触の際に刺激を生じる。
上記pHの調整は、クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、
コハク酸、グルコン酸等の有機酸や、塩酸、硫酸、硝酸
等の無機酸を含有する酸性溶液を用いて行えば良い。
コハク酸、グルコン酸等の有機酸や、塩酸、硫酸、硝酸
等の無機酸を含有する酸性溶液を用いて行えば良い。
本発明の毛髪処理剤組成物は、通常、例えば、上記シリ
コーン系化合物(a)及び上記化合物(b)を含有する
第1剤と、pHを2〜4に調整するための上記酸性溶液か
らなる第2剤とから構成される2剤式組成物の形態で提
供され、第1剤又は第2剤の何れか一方を毛髪に適用
後、引き続いて他方を適用するか、第1剤と第2剤を使
用直前に混合した後、毛髪に適用することによって用い
られる。
コーン系化合物(a)及び上記化合物(b)を含有する
第1剤と、pHを2〜4に調整するための上記酸性溶液か
らなる第2剤とから構成される2剤式組成物の形態で提
供され、第1剤又は第2剤の何れか一方を毛髪に適用
後、引き続いて他方を適用するか、第1剤と第2剤を使
用直前に混合した後、毛髪に適用することによって用い
られる。
また、本発明の毛髪処理剤組成物は、シャンプー、リン
ス、トリートメント、スタイリング剤、パーマネントウ
ェーブ剤、ヘアカラー、ブリーチ剤等として利用され
る。
ス、トリートメント、スタイリング剤、パーマネントウ
ェーブ剤、ヘアカラー、ブリーチ剤等として利用され
る。
尚、上記シリコーン系化合物(a)と上記化合物(b)
は必ずしも第1剤に配合する必要はなく、化合物(a)
又は(b)の何れか一方を第1剤に配合し、他方を第2
剤に配合することもできる。
は必ずしも第1剤に配合する必要はなく、化合物(a)
又は(b)の何れか一方を第1剤に配合し、他方を第2
剤に配合することもできる。
本発明の毛髪処理剤組成物は、毛髪に適用し、そのまま
乾燥させるか、あるいは毛髪をすすいだ後乾燥させる
と、そのコンディショニング成分が、毛髪表層部の損傷
部位に浸透吸着し、持続的なフィルム性の被覆を毛髪表
層部に形成させることができ、毛髪に、長期間持続性を
有する枝毛防止効果及びつやを賦与することができる。
乾燥させるか、あるいは毛髪をすすいだ後乾燥させる
と、そのコンディショニング成分が、毛髪表層部の損傷
部位に浸透吸着し、持続的なフィルム性の被覆を毛髪表
層部に形成させることができ、毛髪に、長期間持続性を
有する枝毛防止効果及びつやを賦与することができる。
以下、実施例と比較例と共に挙げ、本発明を更に詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるもの
ではない。
説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるもの
ではない。
実施例1 下記第1表に示す処方に従い、第1剤及び第2剤からな
る2剤式組成物(本発明品1〜4及び比較品1〜2)を
それぞれ調製した。これらの組成物を日本人黒髪パーマ
処理毛に適用し、得られた効果を下記第1表に示した。
る2剤式組成物(本発明品1〜4及び比較品1〜2)を
それぞれ調製した。これらの組成物を日本人黒髪パーマ
処理毛に適用し、得られた効果を下記第1表に示した。
実施例2 下記第2表に示す処方に従い、第1剤及び第2剤からな
る2剤式組成物(本発明品5〜8及び比較品3〜4)を
それぞれ調製した。これらの組成物を日本人黒髪パーマ
処理毛に適用し、得られた効果を下記第2表に示した。
る2剤式組成物(本発明品5〜8及び比較品3〜4)を
それぞれ調製した。これらの組成物を日本人黒髪パーマ
処理毛に適用し、得られた効果を下記第2表に示した。
〔発明の効果〕 本発明の毛髪処理剤組成物によれば、そのコンディショ
ニング成分が毛髪表層部に浸透吸着し、持続的なフィル
ム性の被膜が毛髪表層部に形成されるため、毛髪に、長
期間持続性を有する枝毛防止効果及びつやを賦与でき、
さらに、毛髪への適用時に、日常の手入れ時のブロー等
の加熱器具又はサロン(美容室)での加熱器具の併用に
より、より持続的なフィルム性の被膜を毛髪表層部の損
傷部位に形成させることができ、枝毛防止効果及びつや
の持続効果を一層高めることができる。
ニング成分が毛髪表層部に浸透吸着し、持続的なフィル
ム性の被膜が毛髪表層部に形成されるため、毛髪に、長
期間持続性を有する枝毛防止効果及びつやを賦与でき、
さらに、毛髪への適用時に、日常の手入れ時のブロー等
の加熱器具又はサロン(美容室)での加熱器具の併用に
より、より持続的なフィルム性の被膜を毛髪表層部の損
傷部位に形成させることができ、枝毛防止効果及びつや
の持続効果を一層高めることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)下記一般式(I)又は(II)で示さ
れる化合物の1種又は2種以上、及び (b)下記一般式(III)で示される化合物の1種又は
2種以上 を含有し、且つ、使用する際にpH2〜4に調整されるこ
とを特徴とする毛髪処理剤組成物。 (上記一般式(I)及び(II)中、Xはアルカリ金属、
アルカリ土類金属、アンモニア、アミン又は第4級アン
モニウム塩を示し、nは1〜20の整数、mは1〜20の整
数で、且つ(n/m)>1であり、lは1〜20の整数であ
る。) (上記一般式(III)中、Rは、水素原子、R1−φ−
R2、R1−φ又は炭素数1〜4の直鎖若しくは分岐鎖低級
アルキル基を示し、R1は水素原子、メチル基又はメトキ
シ基を示し、R2は−CH2−、−C(CH3)2−、−CH2CH
(CH3)−又は−CH=CH−CH2−を示す。また、Yは水素
原子又は水酸基を示し、p、q及びrは各々0〜5の整
数で、且つp及びqの少なくとも何れか一方は0であ
る。)
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176839A JPH0742213B2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 毛髪処理剤組成物 |
EP19910111026 EP0472858B2 (en) | 1990-07-04 | 1991-07-03 | Hair treatment composition |
DE1991615602 DE69115602T3 (de) | 1990-07-04 | 1991-07-03 | Haarbehandlungszusammensetzung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176839A JPH0742213B2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 毛髪処理剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0466517A JPH0466517A (ja) | 1992-03-02 |
JPH0742213B2 true JPH0742213B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=16020734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176839A Expired - Lifetime JPH0742213B2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 毛髪処理剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742213B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5254336A (en) * | 1992-09-24 | 1993-10-19 | Helene Curtis, Inc. | Method of increasing hair shine and repairing alkaline-damaged hair |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521035A (en) * | 1975-06-19 | 1977-01-06 | Nelson Res & Dev | Vihicle composition containing 11substituted azacycloalkanee22 one |
US4895917A (en) * | 1987-10-16 | 1990-01-23 | Th. Goldschmidt Ag | Organopolysiloxanes with Bunte salt groups |
-
1990
- 1990-07-04 JP JP2176839A patent/JPH0742213B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521035A (en) * | 1975-06-19 | 1977-01-06 | Nelson Res & Dev | Vihicle composition containing 11substituted azacycloalkanee22 one |
US4895917A (en) * | 1987-10-16 | 1990-01-23 | Th. Goldschmidt Ag | Organopolysiloxanes with Bunte salt groups |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466517A (ja) | 1992-03-02 |
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