JPH0740789Y2 - ワイヤハーネスプロテクタ - Google Patents
ワイヤハーネスプロテクタInfo
- Publication number
- JPH0740789Y2 JPH0740789Y2 JP1988164662U JP16466288U JPH0740789Y2 JP H0740789 Y2 JPH0740789 Y2 JP H0740789Y2 JP 1988164662 U JP1988164662 U JP 1988164662U JP 16466288 U JP16466288 U JP 16466288U JP H0740789 Y2 JPH0740789 Y2 JP H0740789Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- screw
- protector
- wire harness
- collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 title claims description 34
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として自動車等におけるワイヤハーネスを
保護するためのワイヤハーネスプロテクタに関するもの
である。
保護するためのワイヤハーネスプロテクタに関するもの
である。
[従来の技術] 従来、この種のワイヤハーネスプロテクタには、第6図
に示すように、合成樹脂製のプロテクタ本体21の取付孔
22にビス(取付ねじ)23を通し、そのビス23を被取付部
材に締付けることにより、被取付部材に固定されるもの
がある。このワイヤハーネスプロテクタは、特開昭59−
83517号公報における第5図に開示されている。なお、
これと同様のプロテクタは、例えば実開昭62−4828号公
報にも開示されている。
に示すように、合成樹脂製のプロテクタ本体21の取付孔
22にビス(取付ねじ)23を通し、そのビス23を被取付部
材に締付けることにより、被取付部材に固定されるもの
がある。このワイヤハーネスプロテクタは、特開昭59−
83517号公報における第5図に開示されている。なお、
これと同様のプロテクタは、例えば実開昭62−4828号公
報にも開示されている。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来のワイヤハーネスプロテクタでは、被取付部材
への取付けに際し、ビス23を一々取付孔22に通さなけれ
ばならず、その取付作業が繁雑であった。
への取付けに際し、ビス23を一々取付孔22に通さなけれ
ばならず、その取付作業が繁雑であった。
また、被取付部材に対するビス23の締付力が過大である
と、取付孔22の周縁部24が必要以上に圧迫されるため、
ひび割れが生じたり、潰れたりする等の破損を生じるお
それがあった。そこで、前記周縁部24が破損しないよう
に、ビス23の締付力を抑えると、その締付力が不足して
しまい、ビス23が緩んで外れやすくなる可能性が高ま
る。
と、取付孔22の周縁部24が必要以上に圧迫されるため、
ひび割れが生じたり、潰れたりする等の破損を生じるお
それがあった。そこで、前記周縁部24が破損しないよう
に、ビス23の締付力を抑えると、その締付力が不足して
しまい、ビス23が緩んで外れやすくなる可能性が高ま
る。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決する本考案のワイヤハーネスプロテクタ
は、ワイヤハーネスを保護するためのプロテクタ本体に
取付孔を設け、頭部及びねじ軸を有する取付ねじの前記
ねじ軸の基端部にねじ山をもたない平滑軸部を形成し、
この平滑軸部にカラーを回転可能にかつ抜け止め状態で
取付け、さらにカラーを前記プロテクタ本体の取付孔に
取付け、プロテクタ本体に取付ねじが組付けられてな
る。
は、ワイヤハーネスを保護するためのプロテクタ本体に
取付孔を設け、頭部及びねじ軸を有する取付ねじの前記
ねじ軸の基端部にねじ山をもたない平滑軸部を形成し、
この平滑軸部にカラーを回転可能にかつ抜け止め状態で
取付け、さらにカラーを前記プロテクタ本体の取付孔に
取付け、プロテクタ本体に取付ねじが組付けられてな
る。
[作用] 前記手段によれば、取付ねじの平滑軸部に回転可能にか
つ抜け止め状態で取付けたカラーをプロテクタ本体の取
付孔に取り付けることによって、プロテクタ本体に前記
取付ねじが外れない状態にアッシー化されてなる。従っ
て、プロテクタ本体にアッシー化されている取付ねじを
被取付部材に締付けることで、その取付けが果たされ
る。
つ抜け止め状態で取付けたカラーをプロテクタ本体の取
付孔に取り付けることによって、プロテクタ本体に前記
取付ねじが外れない状態にアッシー化されてなる。従っ
て、プロテクタ本体にアッシー化されている取付ねじを
被取付部材に締付けることで、その取付けが果たされ
る。
また、被取付部材に対する取付ねじの締付力がカラーに
よって受止められ、その締付力が取付孔の周縁部に加わ
らない。
よって受止められ、その締付力が取付孔の周縁部に加わ
らない。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1〜5図にしたがって説明
する。
する。
ワイヤハーネスプロテクタの取付部を断面で示した第1
図、同プロテクタを斜視図で示した第2図において、ワ
イヤハーネスを保護するためのプロテクタ本体1は、適
宜の合成樹脂材料によりチャンネル状に成形されてい
る。プロテクタ本体1の側面下端部に取付片2が突出さ
れている。取付片2に取付孔3が開けられている。
図、同プロテクタを斜視図で示した第2図において、ワ
イヤハーネスを保護するためのプロテクタ本体1は、適
宜の合成樹脂材料によりチャンネル状に成形されてい
る。プロテクタ本体1の側面下端部に取付片2が突出さ
れている。取付片2に取付孔3が開けられている。
取付孔3にアッシー化される取付ボルト5は、六角形の
頭部6とねじ軸7を有している。さらに取付ボルト5の
ねじ軸7の基端部、すなわち第5図に示すように、頭部
6側の端部にねじ山をもたない単なる平滑軸部8が設け
られている。
頭部6とねじ軸7を有している。さらに取付ボルト5の
ねじ軸7の基端部、すなわち第5図に示すように、頭部
6側の端部にねじ山をもたない単なる平滑軸部8が設け
られている。
ねじ軸7の平滑軸部8には、第3,4図に示すようにカラ
ー10が回転可能に外嵌されている。カラー10は、ねじ軸
7のねじ山によって抜け止められている。すなわちカラ
ー10の口径aは、平滑軸部8の外径bよりも大きく、か
つねじ軸7のねじ山の外径cよりも小さく設定されてい
る。なお、ねじ軸7の平滑軸部8には、前記頭部6とカ
ラー10との間に位置するワッシャ11が回転可能に外嵌さ
れている。
ー10が回転可能に外嵌されている。カラー10は、ねじ軸
7のねじ山によって抜け止められている。すなわちカラ
ー10の口径aは、平滑軸部8の外径bよりも大きく、か
つねじ軸7のねじ山の外径cよりも小さく設定されてい
る。なお、ねじ軸7の平滑軸部8には、前記頭部6とカ
ラー10との間に位置するワッシャ11が回転可能に外嵌さ
れている。
取付ボルト5に取付けられたカラー10は、第1図に示す
ように、前記プロテクタ本体1の取付孔3に圧入によっ
て嵌着されている。これにより、プロテクタ本体1に取
付ボルト5がアッシー化されることになる。なお、第1
図に示すように、カラー10の肉厚dは、プロテクタ本体
1の取付片2の肉厚eにほぼ等しく形成されている。
ように、前記プロテクタ本体1の取付孔3に圧入によっ
て嵌着されている。これにより、プロテクタ本体1に取
付ボルト5がアッシー化されることになる。なお、第1
図に示すように、カラー10の肉厚dは、プロテクタ本体
1の取付片2の肉厚eにほぼ等しく形成されている。
前記ワイヤハーネスプロテクタにおいて、例えば自動車
の鋼板ボデー等の被取付部材13に取付ける場合には、第
1,2図に示すように、プロテクタ本体1にアッシー化さ
れている取付ボルト5をインパクトレンチ等の工具を使
用して被取付部材13のねじ孔14に締付ければよい。従っ
て、従来のように被取付部材13への取付時に、プロテク
タ本体1に取付ボルト5及びカラー10を一々セットする
必要がなく、その取付けが容易に行なえる。
の鋼板ボデー等の被取付部材13に取付ける場合には、第
1,2図に示すように、プロテクタ本体1にアッシー化さ
れている取付ボルト5をインパクトレンチ等の工具を使
用して被取付部材13のねじ孔14に締付ければよい。従っ
て、従来のように被取付部材13への取付時に、プロテク
タ本体1に取付ボルト5及びカラー10を一々セットする
必要がなく、その取付けが容易に行なえる。
また、被取付部材13に対する取付ボルト5の締付力がカ
ラー10によって受止められ、その締付力が取付孔3の周
縁部に加わらない。従って、取付孔3の周縁部に破損を
生じることなく、充分な締付力をもって取付ボルト5を
確実に締付けることができる。
ラー10によって受止められ、その締付力が取付孔3の周
縁部に加わらない。従って、取付孔3の周縁部に破損を
生じることなく、充分な締付力をもって取付ボルト5を
確実に締付けることができる。
また、取付ボルト5に代え、ビス、タッピングスクリュ
等の各種ねじを取付ねじとして採用することもできる。
等の各種ねじを取付ねじとして採用することもできる。
[考案の効果] 本考案によれば、取付ねじの平滑軸部に回転可能にかつ
抜け止め状態で取付けたカラーをプロテクタ本体の取付
孔に取り付けることによって、プロテクタ本体に前記取
付ねじが外れない状態にアッシー化されているので、前
記取付ねじを被取付部材に締付けることで、その取付け
が果たされるため、従来のようにボデーへの取付時にボ
ルト及びカラーを一々セットする必要がなく、その取付
作業性が向上される。
抜け止め状態で取付けたカラーをプロテクタ本体の取付
孔に取り付けることによって、プロテクタ本体に前記取
付ねじが外れない状態にアッシー化されているので、前
記取付ねじを被取付部材に締付けることで、その取付け
が果たされるため、従来のようにボデーへの取付時にボ
ルト及びカラーを一々セットする必要がなく、その取付
作業性が向上される。
また、被取付部材に対する取付ねじの締付力がカラーに
よって受止められ、その締付力が取付孔の周縁部に加わ
らないことから、取付孔の周縁部に破損を生じることな
く、充分な締付力をもって取付ねじを確実に締付けるこ
とができる。
よって受止められ、その締付力が取付孔の周縁部に加わ
らないことから、取付孔の周縁部に破損を生じることな
く、充分な締付力をもって取付ねじを確実に締付けるこ
とができる。
第1〜5図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
ワイヤハーネスプロテクタの取付部の断面図、第2図は
同プロテクタの斜視図、第3図はプロテクタ本体と取付
ボルトの分解斜視図、第4図はワッシャ及びカラーを取
付けた取付ボルトの一部破断側面図、第5図は取付ボル
トの側面図である。第6図は従来例を示す斜視図であ
る。 1…プロテクタ本体 3…取付孔 5…取付ボルト 6…頭部 7…ねじ軸 10…カラー
ワイヤハーネスプロテクタの取付部の断面図、第2図は
同プロテクタの斜視図、第3図はプロテクタ本体と取付
ボルトの分解斜視図、第4図はワッシャ及びカラーを取
付けた取付ボルトの一部破断側面図、第5図は取付ボル
トの側面図である。第6図は従来例を示す斜視図であ
る。 1…プロテクタ本体 3…取付孔 5…取付ボルト 6…頭部 7…ねじ軸 10…カラー
Claims (1)
- 【請求項1】ワイヤハーネスを保護するためのプロテク
タ本体に取付孔を設け、頭部及びねじ軸を有する取付ね
じの前記ねじ軸の基端部にねじ山をもたない平滑軸部を
形成し、この平滑軸部にカラーを回転可能にかつ抜け止
め状態で取付け、さらにカラーを前記プロテクタ本体の
取付孔に取付け、プロテクタ本体に取付ねじが組付けら
れてなるワイヤハーネスプロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988164662U JPH0740789Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | ワイヤハーネスプロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988164662U JPH0740789Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | ワイヤハーネスプロテクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285098U JPH0285098U (ja) | 1990-07-03 |
JPH0740789Y2 true JPH0740789Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31450468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988164662U Expired - Lifetime JPH0740789Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | ワイヤハーネスプロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740789Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810012Y2 (ja) * | 1979-12-27 | 1983-02-23 | 株式会社 和州 | 床用特殊釘 |
JPS5773406U (ja) * | 1980-10-24 | 1982-05-06 | ||
JPS624828U (ja) * | 1985-06-25 | 1987-01-13 |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP1988164662U patent/JPH0740789Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0285098U (ja) | 1990-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |