JPH0740421B2 - デイスクカ−トリツジ - Google Patents
デイスクカ−トリツジInfo
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- JPH0740421B2 JPH0740421B2 JP60107272A JP10727285A JPH0740421B2 JP H0740421 B2 JPH0740421 B2 JP H0740421B2 JP 60107272 A JP60107272 A JP 60107272A JP 10727285 A JP10727285 A JP 10727285A JP H0740421 B2 JPH0740421 B2 JP H0740421B2
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- JP
- Japan
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- shutter
- cartridge
- face plate
- cartridge case
- case
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば磁気デイスクカートリツジ、光デイス
クカートリツジ、光−磁気デイスクカートリツジなどの
デイスクカートリツジに係り、特にヘツドアクセス口の
開閉を行なうシヤツタを備えたデイスクカートリツジに
関するものである。
クカートリツジ、光−磁気デイスクカートリツジなどの
デイスクカートリツジに係り、特にヘツドアクセス口の
開閉を行なうシヤツタを備えたデイスクカートリツジに
関するものである。
第8図は従来の磁気デイスクカートリツジの分解斜視
図、第9図はその磁気デイスクカートリツジの一部断面
図である。
図、第9図はその磁気デイスクカートリツジの一部断面
図である。
磁気デイスクカートリツジは、硬質合成樹脂で成形され
たカートリツジケース51と、その中に回転自在に収納さ
れた磁気デイスク52と、前記カートリツジケース51に摺
動可能に支持されたシヤツタ53とから主に構成されてい
る。
たカートリツジケース51と、その中に回転自在に収納さ
れた磁気デイスク52と、前記カートリツジケース51に摺
動可能に支持されたシヤツタ53とから主に構成されてい
る。
カートリツジケース51のほぼ中央には円形の開口54が形
成され、それの近くにヘツド挿入口55が設けられてい
る。ヘツド挿入口55の上を前記シヤツタ53が摺動するた
めに、ヘツド挿入口55の付近の上面が若干低くなつて凹
部56が形成され、さらにこの凹部56の前面近くにはシヤ
ツタ53の摺動方向に沿つて延びたガイド溝57が設けられ
ている。
成され、それの近くにヘツド挿入口55が設けられてい
る。ヘツド挿入口55の上を前記シヤツタ53が摺動するた
めに、ヘツド挿入口55の付近の上面が若干低くなつて凹
部56が形成され、さらにこの凹部56の前面近くにはシヤ
ツタ53の摺動方向に沿つて延びたガイド溝57が設けられ
ている。
シヤツタ53は、例えばステンレス鋼板などの金属板から
なり、側面形状がコ字形をしており、ヘツド挿入口55と
ほぼ同じ大きさをした開口部58と、それの隣にヘツド挿
入口55を閉塞する閉塞部61が形成され、また切り起しに
より2つの突片59が下方に向いて突設されている。この
突片59は第9図に示すようにカートリツジケース51の前
記ガイド溝57内に嵌入されており、シヤツタ53でヘツド
挿入口55を開閉する際に前記突片59がガイド溝57内で摺
動する。
なり、側面形状がコ字形をしており、ヘツド挿入口55と
ほぼ同じ大きさをした開口部58と、それの隣にヘツド挿
入口55を閉塞する閉塞部61が形成され、また切り起しに
より2つの突片59が下方に向いて突設されている。この
突片59は第9図に示すようにカートリツジケース51の前
記ガイド溝57内に嵌入されており、シヤツタ53でヘツド
挿入口55を開閉する際に前記突片59がガイド溝57内で摺
動する。
この従来の磁気デイスクカートリツジは、前記シヤツタ
53の突片59が開口部58ならびに閉塞部61を形成している
面板部60から下方に向いて突設されている。そのためシ
ヤツタ53をカートリツジケース51に組み込む際にシヤツ
タ挿入位置を規制し、カートリツジケース51に突片59が
当接する部分62にスリツトを入れるなどして撓み易い構
造とすることにより、シヤツタ53の組み込みを可能とし
ていた。ところが、シヤツタ挿入位置がずれた場合、突
片59はカートリツジケース51との当接により屈曲変形
し、そのためガイド溝57内を摺動するとき摺動性が悪い
うえカートリツジケース51の摩耗粉が出易く、それが磁
気デイスク52に付着して磁気特性などに悪影響を及ぼ
す。
53の突片59が開口部58ならびに閉塞部61を形成している
面板部60から下方に向いて突設されている。そのためシ
ヤツタ53をカートリツジケース51に組み込む際にシヤツ
タ挿入位置を規制し、カートリツジケース51に突片59が
当接する部分62にスリツトを入れるなどして撓み易い構
造とすることにより、シヤツタ53の組み込みを可能とし
ていた。ところが、シヤツタ挿入位置がずれた場合、突
片59はカートリツジケース51との当接により屈曲変形
し、そのためガイド溝57内を摺動するとき摺動性が悪い
うえカートリツジケース51の摩耗粉が出易く、それが磁
気デイスク52に付着して磁気特性などに悪影響を及ぼ
す。
またシヤツタ53の挿入位置がずれた場合、シヤツタ53の
両面板部60、60の距離を広げる方向に力が加わり易く、
特に金属製のシヤツタ53場合に変形して開きぎみにな
る。そのためシヤツタ53をカートリツジケース51に装着
したときにはガイド溝57内に挿入される突片59の寸法が
短くなり、その結果ガイド溝57と突片59の係合が不確実
になり、少しの衝撃でもシヤツタ53がカートリツジケー
ス51から外れ易くなる。
両面板部60、60の距離を広げる方向に力が加わり易く、
特に金属製のシヤツタ53場合に変形して開きぎみにな
る。そのためシヤツタ53をカートリツジケース51に装着
したときにはガイド溝57内に挿入される突片59の寸法が
短くなり、その結果ガイド溝57と突片59の係合が不確実
になり、少しの衝撃でもシヤツタ53がカートリツジケー
ス51から外れ易くなる。
さらに前記突片59が面板部60から下方に向けて切り起さ
れていから、シヤツタ53にそれぞれカートリツジケース
51から外れる方向に外力が加わつた場合に、突片59が元
のフラツトな状態に戻り易く、そのためにシヤツタ53が
カートリツジケース51から外れ易い。
れていから、シヤツタ53にそれぞれカートリツジケース
51から外れる方向に外力が加わつた場合に、突片59が元
のフラツトな状態に戻り易く、そのためにシヤツタ53が
カートリツジケース51から外れ易い。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
カートリツジケースとシヤツタの係合が確実で信頼性の
高い、高品質のデイスクカートリツジを提供するにあ
る。
カートリツジケースとシヤツタの係合が確実で信頼性の
高い、高品質のデイスクカートリツジを提供するにあ
る。
本発明は前述の目的を達成するため、デイスクを回転可
能に収納したカートリツジケースと、そのカートリツジ
ケースの少なくとも例えば磁気ヘツド挿入口などのヘツ
ドアクセス口を開閉するためのシヤツタとを備えたデイ
スクカートリツジにおいて、 前記シヤツタが、前記ヘツドアクセス口を開閉する第1
面板部と、その第1面板部と対向するとともに前記ヘツ
ドアクセス口を開閉する第2面板部と、第1面板部なら
びに第2面板部の端部どうしを連結する連結部とを備え
た側面形状がコ字形をしている合成樹脂製の成形体から
なり、 前記連結部のカートリツジケースと対向する内側に係合
爪が設けられ、カートリツジケースの端部にシヤツタの
摺動方向に延びた係合部が設けられて、前記シヤツタの
係合爪とカートリツジケースの係合部との係合により、
シヤツタがカートリツジケースに摺動可能に抜け止めさ
れるとともに、 前記シヤツタの係合爪と対向する第1面板部ならびに第
2面板部の前記連結部の付根部付近に切欠部が形成され
ていることを特徴とするものである。
能に収納したカートリツジケースと、そのカートリツジ
ケースの少なくとも例えば磁気ヘツド挿入口などのヘツ
ドアクセス口を開閉するためのシヤツタとを備えたデイ
スクカートリツジにおいて、 前記シヤツタが、前記ヘツドアクセス口を開閉する第1
面板部と、その第1面板部と対向するとともに前記ヘツ
ドアクセス口を開閉する第2面板部と、第1面板部なら
びに第2面板部の端部どうしを連結する連結部とを備え
た側面形状がコ字形をしている合成樹脂製の成形体から
なり、 前記連結部のカートリツジケースと対向する内側に係合
爪が設けられ、カートリツジケースの端部にシヤツタの
摺動方向に延びた係合部が設けられて、前記シヤツタの
係合爪とカートリツジケースの係合部との係合により、
シヤツタがカートリツジケースに摺動可能に抜け止めさ
れるとともに、 前記シヤツタの係合爪と対向する第1面板部ならびに第
2面板部の前記連結部の付根部付近に切欠部が形成され
ていることを特徴とするものである。
次に本発明の各実施例について図とともに説明する。
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例に係る磁気デ
イスクカートリツジを説明するためのもので、第1図は
そのデイスクカートリツジの底面図、第2図はそのデイ
スクカートリツジに用いるカートリツジケースの一部平
面図、第3図ならびに第5図はそのデイスクカートリツ
ジの一部正面図ならびに一部平面図、第4図は第3図C
−C線上の断面図、第6図は第5図A−A線上ならびに
第5図B−B線上の断面図、第7図はそのデイスクカー
トリツジのシヤツタをカートリツジケースに組み込む前
の状態を説明するための一部断面図である。
イスクカートリツジを説明するためのもので、第1図は
そのデイスクカートリツジの底面図、第2図はそのデイ
スクカートリツジに用いるカートリツジケースの一部平
面図、第3図ならびに第5図はそのデイスクカートリツ
ジの一部正面図ならびに一部平面図、第4図は第3図C
−C線上の断面図、第6図は第5図A−A線上ならびに
第5図B−B線上の断面図、第7図はそのデイスクカー
トリツジのシヤツタをカートリツジケースに組み込む前
の状態を説明するための一部断面図である。
磁気デイスクカートリツジは、カートリツジケース1
と、その中に回転自在に収納された磁気デイスク2と、
前記カートリツジケース1に摺動可能に支持されたシヤ
ツタ3とから主に構成されている。
と、その中に回転自在に収納された磁気デイスク2と、
前記カートリツジケース1に摺動可能に支持されたシヤ
ツタ3とから主に構成されている。
カートリツジケース1は上ケース1aと下ケース1bとから
構成され、これらは例えばABS樹脂などの硬質合成樹脂
で形成されている。
構成され、これらは例えばABS樹脂などの硬質合成樹脂
で形成されている。
下ケース1bのほぼ中央には駆動軸挿入用の円形の開口4
が形成され、それの近くには長方形のヘツド挿入口5が
設けられている。上ケース1aならびに下ケース1bの前面
付近には、前記シヤツタ3の摺動範囲を規制するために
若干低くなつた台形の凹部6がそれぞれ形成されてい
る。この凹部6の中に前記ヘツド挿入口5が開設されて
いる。第2図、第5図ならびに第6図に示すように下ケ
ース1bの前面付近には、シヤツタ3の摺動方向に沿つて
延びて上方に開口したガイド溝7と突条10が形成され、
突条10には前面側に行くに従つて徐々に低くなつた斜視
面11が設けられている。
が形成され、それの近くには長方形のヘツド挿入口5が
設けられている。上ケース1aならびに下ケース1bの前面
付近には、前記シヤツタ3の摺動範囲を規制するために
若干低くなつた台形の凹部6がそれぞれ形成されてい
る。この凹部6の中に前記ヘツド挿入口5が開設されて
いる。第2図、第5図ならびに第6図に示すように下ケ
ース1bの前面付近には、シヤツタ3の摺動方向に沿つて
延びて上方に開口したガイド溝7と突条10が形成され、
突条10には前面側に行くに従つて徐々に低くなつた斜視
面11が設けられている。
また第1図に示す如く、カートリツジケース1の内面に
はそれの全周に連続したリブ20が設けられ、それの内側
にデイスク収納室21が区画形成されている。このように
連続したリブ20を設けてデイスク収納室21を外部から隔
離することにより、例えカートリツジケース1とシヤツ
タ3の摺接によつて摩耗粉が生じても、デイスク収納室
21に摩耗粉が侵入するようなことはない。
はそれの全周に連続したリブ20が設けられ、それの内側
にデイスク収納室21が区画形成されている。このように
連続したリブ20を設けてデイスク収納室21を外部から隔
離することにより、例えカートリツジケース1とシヤツ
タ3の摺接によつて摩耗粉が生じても、デイスク収納室
21に摩耗粉が侵入するようなことはない。
第1図に示す如く前記磁気デイスク2がデイスク収納室
21内に回転自在に収納されているとともに、それの中央
部に連結された金属製のハブ8が上ケース1aの開口4内
に配置されている。
21内に回転自在に収納されているとともに、それの中央
部に連結された金属製のハブ8が上ケース1aの開口4内
に配置されている。
前記シヤツタ3は、例えばポリアセタール樹脂やポリア
ミド樹脂などのように前記カートリツジケース1よりも
若干軟質で弾性変形する合成樹脂で成形されている。シ
ヤツタ3は、第1面板部3aと、その第1面板部3aと対向
するように設けられた第2面板部3bと、両面板部3a、3b
の前面側端部を互に連結する連結部3cとから構成され、
側面形状がコ字形をし平面形状が台形をしている。第1
面板部3aならびに第2面板部3bは、前記ヘツド挿入口5
を閉塞するに十分な面積を有している。
ミド樹脂などのように前記カートリツジケース1よりも
若干軟質で弾性変形する合成樹脂で成形されている。シ
ヤツタ3は、第1面板部3aと、その第1面板部3aと対向
するように設けられた第2面板部3bと、両面板部3a、3b
の前面側端部を互に連結する連結部3cとから構成され、
側面形状がコ字形をし平面形状が台形をしている。第1
面板部3aならびに第2面板部3bは、前記ヘツド挿入口5
を閉塞するに十分な面積を有している。
前記連結部3cのカートリツジケース1と対向する側には
(第5図、第6図参照)、シヤツタ3の摺動方向に沿つ
て所定の間隔をおいて2つの弾性変形可能な係合爪12が
突設されている。この係合爪12は、連結部3cからほぼ垂
直に延びた撓み部13と、それの先端部に設けられた爪部
14とから構成されている。爪部14のカートリツジケース
1と対向する側面には、シヤツタ挿入時に下ケース1bの
突条1の傾斜面11に沿つて容易に挿入されるように丸味
が付けてある。
(第5図、第6図参照)、シヤツタ3の摺動方向に沿つ
て所定の間隔をおいて2つの弾性変形可能な係合爪12が
突設されている。この係合爪12は、連結部3cからほぼ垂
直に延びた撓み部13と、それの先端部に設けられた爪部
14とから構成されている。爪部14のカートリツジケース
1と対向する側面には、シヤツタ挿入時に下ケース1bの
突条1の傾斜面11に沿つて容易に挿入されるように丸味
が付けてある。
また第6図に示すように、係合爪12と対向する第1面板
部3aならびに第2面板部3bの連結部3cとの付根部付近に
は切欠部23a,23bが形成されている。この切欠部23a,23b
の形成により、前記付根部付近のみが変形して、カート
リツジケース1に対するシヤツタ3の挿入が容易とな
る。
部3aならびに第2面板部3bの連結部3cとの付根部付近に
は切欠部23a,23bが形成されている。この切欠部23a,23b
の形成により、前記付根部付近のみが変形して、カート
リツジケース1に対するシヤツタ3の挿入が容易とな
る。
第3図に示すように、、連結部3cの内面でそれの高さ方
向のほぼ中間位置にバネ掛け突片15が水平方向に形成さ
れている。第5図に示すように、このバネ掛け突片15と
カートリツジケース1に設けられたバネ挿入溝16との間
にはねじりコイルバネ17が介在され、これのバネ弾性に
よりシヤツタ3はヘツド挿入口5を閉じる方向に弾性付
勢されている。第5図において一点鎖線で示したシヤツ
タ3ならびにねじりコイルバネ17の位置は、シヤツタ3
の移動によつてヘツド挿入口5が開いた状態のときの位
置関係を示している。
向のほぼ中間位置にバネ掛け突片15が水平方向に形成さ
れている。第5図に示すように、このバネ掛け突片15と
カートリツジケース1に設けられたバネ挿入溝16との間
にはねじりコイルバネ17が介在され、これのバネ弾性に
よりシヤツタ3はヘツド挿入口5を閉じる方向に弾性付
勢されている。第5図において一点鎖線で示したシヤツ
タ3ならびにねじりコイルバネ17の位置は、シヤツタ3
の移動によつてヘツド挿入口5が開いた状態のときの位
置関係を示している。
第3図ならびに第4図において22はバネ挿入開口で、カ
ートリツジケース1にシヤツタ3を組み込だ後に、ねじ
りコイルバネ17を圧縮した状態で前記バネ挿入開口22か
ら挿入して放すことにより、それの一端がシヤツタ3の
前記バネ掛け突片15に、他端がカートリツジケース1の
バネ挿入溝16にそれぞれ係合する。
ートリツジケース1にシヤツタ3を組み込だ後に、ねじ
りコイルバネ17を圧縮した状態で前記バネ挿入開口22か
ら挿入して放すことにより、それの一端がシヤツタ3の
前記バネ掛け突片15に、他端がカートリツジケース1の
バネ挿入溝16にそれぞれ係合する。
第6図は、シヤツタ3をカートリツジケース1に組み込
む前の状態を示している。組み込みの際には同図に示す
ようにシヤツタ3の両面板部3a、3bを従来のように開く
必要はなく、両面板部3a、3bの間にカートリツジケース
1の前面側をそのまま挿入すればよい。そうするとまず
係合爪12の爪部14が、カートリツジケース1における突
状10の傾斜面11に当接し、さらにカートリツジケース1
を挿入することにより、係合爪12の撓み部13がそれの弾
性により撓みながら爪部14が突状10を乗に越え、最終的
には第5図に示すように爪部14がガイド溝7内に挿入さ
れて突状10の側面と係合する。このようにしてシヤツタ
3がカートリツジケース1に摺動可能に支持される。
む前の状態を示している。組み込みの際には同図に示す
ようにシヤツタ3の両面板部3a、3bを従来のように開く
必要はなく、両面板部3a、3bの間にカートリツジケース
1の前面側をそのまま挿入すればよい。そうするとまず
係合爪12の爪部14が、カートリツジケース1における突
状10の傾斜面11に当接し、さらにカートリツジケース1
を挿入することにより、係合爪12の撓み部13がそれの弾
性により撓みながら爪部14が突状10を乗に越え、最終的
には第5図に示すように爪部14がガイド溝7内に挿入さ
れて突状10の側面と係合する。このようにしてシヤツタ
3がカートリツジケース1に摺動可能に支持される。
この第1実施例のように、前記カートリツジケース1の
傾斜面11が突条10の全長にわたつて設けられておれば、
カートリツジケース1に対するシヤツタ3の挿入位置が
規制されないという特長がある。しかし本発明はこれに
限定されるものではしなく、傾斜面11を突条10の全長で
なく所定位置に複数形成してもよい。
傾斜面11が突条10の全長にわたつて設けられておれば、
カートリツジケース1に対するシヤツタ3の挿入位置が
規制されないという特長がある。しかし本発明はこれに
限定されるものではしなく、傾斜面11を突条10の全長で
なく所定位置に複数形成してもよい。
前記実施例ではシヤツタ3はヘツド挿入口5だけの開閉
を行なう場合について説明したが、ヘツド挿入口5とハ
ブ8が挿入される開口4の両方をともに開閉するような
シヤツタにすることもできる。
を行なう場合について説明したが、ヘツド挿入口5とハ
ブ8が挿入される開口4の両方をともに開閉するような
シヤツタにすることもできる。
また前記実施例では磁気デイスクカートリツジの場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されることな
く、例えば光デイスクカートリツジや光−磁気デイスク
カートリツジなどの他のデイスクカートリツジにも適用
可能である。
ついて説明したが、本発明はこれに限定されることな
く、例えば光デイスクカートリツジや光−磁気デイスク
カートリツジなどの他のデイスクカートリツジにも適用
可能である。
本発明は前述のように、シヤツタの連結部とカートリツ
ジケースの端面とにそれぞれ係合部を設け、両係合部の
係合によりシヤツタをカートリツジケースに摺動可能に
支持する構成になつている。
ジケースの端面とにそれぞれ係合部を設け、両係合部の
係合によりシヤツタをカートリツジケースに摺動可能に
支持する構成になつている。
そのためカートリツジケースにシヤツタを組み込む際、
係合爪と対向する第1面板部ならびに第2面板部の連結
部との付根部付近に切欠部が形成されているから、その
付根部付近のみが変形して、カートリツジケースに対す
るシヤツタの挿入が容易である。
係合爪と対向する第1面板部ならびに第2面板部の連結
部との付根部付近に切欠部が形成されているから、その
付根部付近のみが変形して、カートリツジケースに対す
るシヤツタの挿入が容易である。
また、シヤツタに設けられた係合部はカートリツジケー
ス側に延びており、この方向はシヤツタがカートリツジ
ケースから外れる方向と一致している。そのため、外力
によつてシヤツタがカートリツジケースから外れようと
したとき、その力によつて係合部は引き延ばされようと
するが、この方向への耐性は大であるから、シヤツタが
カートリツジケースから外れるようなことはない。
ス側に延びており、この方向はシヤツタがカートリツジ
ケースから外れる方向と一致している。そのため、外力
によつてシヤツタがカートリツジケースから外れようと
したとき、その力によつて係合部は引き延ばされようと
するが、この方向への耐性は大であるから、シヤツタが
カートリツジケースから外れるようなことはない。
以上のようなことから、カートリツジケースとシヤツタ
との係合が確実で、信頼性の高いデイスクカートリツジ
を提供することができる。
との係合が確実で、信頼性の高いデイスクカートリツジ
を提供することができる。
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例に係る磁気デ
イスクカートリツジを説明するためのもので、第1図は
そのデイスクカートリツジの平面図、第2図はそのデイ
スクカートリツジに用いるカートリツジケースの一部平
面図、第3図ならびに第5図はそのデイスクカートリツ
ジの一部正面図ならびに一部平面図、第4図は第3図C
−C線上の断面図、第6図は第5図A−A線上ならびに
第5図B−B線上の断面図、第7図はそのデイスクカー
トリツジのシヤツタをカートリツジケースに組み込む前
の状態を説明するための一部断面図、第8図は従来の磁
気デイスクカートリツジの分解斜視図、第9図はそのデ
イスクカートリツジの一部断面図である。 1……カートリツジケース、2……磁気デイスク、3…
…シヤツタ、3a……第1面板部、3b……第2面板部、3c
……連結部、5……ヘツド挿入口、7……ガイド溝、12
……係合爪、23a,23b……切欠部。
イスクカートリツジを説明するためのもので、第1図は
そのデイスクカートリツジの平面図、第2図はそのデイ
スクカートリツジに用いるカートリツジケースの一部平
面図、第3図ならびに第5図はそのデイスクカートリツ
ジの一部正面図ならびに一部平面図、第4図は第3図C
−C線上の断面図、第6図は第5図A−A線上ならびに
第5図B−B線上の断面図、第7図はそのデイスクカー
トリツジのシヤツタをカートリツジケースに組み込む前
の状態を説明するための一部断面図、第8図は従来の磁
気デイスクカートリツジの分解斜視図、第9図はそのデ
イスクカートリツジの一部断面図である。 1……カートリツジケース、2……磁気デイスク、3…
…シヤツタ、3a……第1面板部、3b……第2面板部、3c
……連結部、5……ヘツド挿入口、7……ガイド溝、12
……係合爪、23a,23b……切欠部。
Claims (1)
- 【請求項1】デイスクを回転可能に収納したカートリツ
ジケースと、そのカートリツジケースの少くともヘツド
アクセス口を開閉するためのシヤツタとを備えたデイス
クカートリツジにおいて、 前記シヤツタが、前記ヘツドアクセス口を開閉する第1
面板部と、その第1面板部と対向するとともに前記ヘツ
ドアクセス口を開閉する第2面板部と、第1面板部なら
びに第2面板部の端部どうしを連結する連結部とを備え
た側面形状がコ字形をしている合成樹脂製の成形体から
なり、 前記連結部のカートリツジケースと対向する内側に係合
爪が設けられ、カートリツジケースの端部にシヤツタの
摺動方向に延びた係合部が設けられて、前記シヤツタの
係合爪とカートリツジケースの係合部との係合により、
シヤツタがカートリツジケースに摺動可能に抜け止めさ
れるとともに、 前記シヤツタの係合爪と対向する第1面板部ならびに第
2面板部の前記連結部の付根部付近に切欠部が形成され
ていることを特徴とするデイスクカートリツジ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60107272A JPH0740421B2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | デイスクカ−トリツジ |
KR1019860003749A KR950000954B1 (ko) | 1985-05-20 | 1986-05-14 | 디스크 카트리지 |
EP86106860A EP0202660B1 (en) | 1985-05-20 | 1986-05-20 | Disc cartridge |
DE8686106860T DE3682617D1 (de) | 1985-05-20 | 1986-05-20 | Plattenbehaelter. |
US07/387,434 US4918559A (en) | 1985-05-20 | 1989-07-31 | Shutter assembly for a disk cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60107272A JPH0740421B2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | デイスクカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61265784A JPS61265784A (ja) | 1986-11-25 |
JPH0740421B2 true JPH0740421B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=14454853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60107272A Expired - Fee Related JPH0740421B2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | デイスクカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740421B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01151474U (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-19 | ||
GB2439746A (en) * | 2006-07-03 | 2008-01-09 | Dublin Inst Of Technology | A holographic method and sensor |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975467A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-28 | Sony Corp | 記録再生用デイスクジヤケツト |
JPH0740417B2 (ja) * | 1985-03-06 | 1995-05-01 | ソニー株式会社 | ディスクカートリッジのシャッター構造 |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP60107272A patent/JPH0740421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61265784A (ja) | 1986-11-25 |
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