JPH0737965Y2 - 貨客兼用自動車のバツクドア - Google Patents
貨客兼用自動車のバツクドアInfo
- Publication number
- JPH0737965Y2 JPH0737965Y2 JP5332887U JP5332887U JPH0737965Y2 JP H0737965 Y2 JPH0737965 Y2 JP H0737965Y2 JP 5332887 U JP5332887 U JP 5332887U JP 5332887 U JP5332887 U JP 5332887U JP H0737965 Y2 JPH0737965 Y2 JP H0737965Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- guide rail
- transparent blocking
- edge
- back door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 26
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はライトバン車或いはワゴン車等の貨客兼用自動
車のバックドアに関する。
車のバックドアに関する。
従来の技術 従来、貨客兼用自動車のバックドアのうちには観音扉形
式のもの及び斜め上下廻動形式のものがあるが、後者の
形式のうちにもドアの上半部分に後部ガラスハッチを上
下方向に廻動自在に設けた構造のものがあった。
式のもの及び斜め上下廻動形式のものがあるが、後者の
形式のうちにもドアの上半部分に後部ガラスハッチを上
下方向に廻動自在に設けた構造のものがあった。
考案が解決しようとする問題点 併し、従来のものは後部ドアの開状態を支えるためのガ
ススプリングとは別に、後部ガラスハッチの開閉廻動
を、バックドアの縁枠とガラスハッチとの間に架設した
ガススプリングを利用していたためコスト高となり、更
に後部ガラスハッチを開いて作業する場合に嵌めてある
ガラス1枚であるためとガラスを開けるために伸長させ
たガススプリングとが邪魔になるという欠点があった。
ススプリングとは別に、後部ガラスハッチの開閉廻動
を、バックドアの縁枠とガラスハッチとの間に架設した
ガススプリングを利用していたためコスト高となり、更
に後部ガラスハッチを開いて作業する場合に嵌めてある
ガラス1枚であるためとガラスを開けるために伸長させ
たガススプリングとが邪魔になるという欠点があった。
本考案はガラスハッチを複数に分割して折り畳み自在に
構成して、ガススプリングを廃して生産コストの軽減と
荷物の出入作業の容易性を計ることを目的とした考案で
ある。
構成して、ガススプリングを廃して生産コストの軽減と
荷物の出入作業の容易性を計ることを目的とした考案で
ある。
問題点を解決するための手段 本考案は車体(1)の後方開口部(2)に開閉自在に軸
支したバックドア(3)に窓孔(4)を形成し、該窓孔
(4)の両側縁に上下方向に案内レール(5)を設ける
と共に該案内レール(5)の内側案内縁(5a)に沿っ
て、ローラ(9)が出入出来る大きさの切欠部(5b)を
複数形成し、ローラ(9)が嵌脱出来るローラ受け部
(5c)を車室内寄りに各々の切欠部(5b)に連通させて
設け、更に複数枚の透可視性の遮塞片(6)を上下方向
に折り畳み自在に連設して透可視性の遮塞板(7)を形
成し、最先の透可視性の遮塞片(6)の上側縁(6a)を
前記窓孔(4)の上部縁(4a)にヒンジ(8)によって
廻動自在に支持させると共に他の透可視性の遮塞片
(6)の下側縁(6a)の両側端にアーム(10)を介して
ローラ(9)を軸支し、これらのローラ(9)を前記案
内レール(5)内に転動自在に嵌合して成るものであ
る。
支したバックドア(3)に窓孔(4)を形成し、該窓孔
(4)の両側縁に上下方向に案内レール(5)を設ける
と共に該案内レール(5)の内側案内縁(5a)に沿っ
て、ローラ(9)が出入出来る大きさの切欠部(5b)を
複数形成し、ローラ(9)が嵌脱出来るローラ受け部
(5c)を車室内寄りに各々の切欠部(5b)に連通させて
設け、更に複数枚の透可視性の遮塞片(6)を上下方向
に折り畳み自在に連設して透可視性の遮塞板(7)を形
成し、最先の透可視性の遮塞片(6)の上側縁(6a)を
前記窓孔(4)の上部縁(4a)にヒンジ(8)によって
廻動自在に支持させると共に他の透可視性の遮塞片
(6)の下側縁(6a)の両側端にアーム(10)を介して
ローラ(9)を軸支し、これらのローラ(9)を前記案
内レール(5)内に転動自在に嵌合して成るものであ
る。
尚、ローラ受け部(5c)は、嵌合したローラ(9)がた
やすく脱落することがない程度の充分な深さに形成す
る。また、透可視性遮塞片(6)としては透明な分割ガ
ラス或いは合成樹脂板を用いる。
やすく脱落することがない程度の充分な深さに形成す
る。また、透可視性遮塞片(6)としては透明な分割ガ
ラス或いは合成樹脂板を用いる。
図中(11)はローラ(9)をアーム(10)に軸支したピ
ン、(12)は遮塞板(7)を構成している複数の遮塞片
(6)を折り畳み自在に接続しているヒンジ、(13)は
遮塞板(7)を展開して窓孔(4)を閉塞した際に最終
の遮塞片(6)を窓孔(4)の下側縁(6b)に固定する
ために設けたロック装置である。(14)は車体(1)と
バックドア(3)との間に架設したガススプリングであ
る。
ン、(12)は遮塞板(7)を構成している複数の遮塞片
(6)を折り畳み自在に接続しているヒンジ、(13)は
遮塞板(7)を展開して窓孔(4)を閉塞した際に最終
の遮塞片(6)を窓孔(4)の下側縁(6b)に固定する
ために設けたロック装置である。(14)は車体(1)と
バックドア(3)との間に架設したガススプリングであ
る。
作用 本考案は上述のように構成したので、あける場合は透可
視性遮塞片(6)を押すと、遮塞板(7)はヒンジ
(8)及びヒンジ(12)を中心に次第に折り畳まれ、同
時にローラ(9)が案内レール(5)に沿って上方に転
動し、窓孔(4)は次第に開口される。この際、遮塞片
(6)に軸支したローラ(9)は案内レール(5)内を
転動し、切欠部(5b)に達したローラ(9)は切欠部
(5b)を通過してローラ受け部(5c)に係合して停止す
るため遮塞板(7)の折り畳み作動も停止し、窓孔
(4)の全体が開口される。
視性遮塞片(6)を押すと、遮塞板(7)はヒンジ
(8)及びヒンジ(12)を中心に次第に折り畳まれ、同
時にローラ(9)が案内レール(5)に沿って上方に転
動し、窓孔(4)は次第に開口される。この際、遮塞片
(6)に軸支したローラ(9)は案内レール(5)内を
転動し、切欠部(5b)に達したローラ(9)は切欠部
(5b)を通過してローラ受け部(5c)に係合して停止す
るため遮塞板(7)の折り畳み作動も停止し、窓孔
(4)の全体が開口される。
窓孔(4)を閉じる場合は、前記とは逆に最終の透可視
性遮塞片(6)を折り曲げる方向に少許押し上げて、ロ
ーラ(9)をローラ受け部(5c)から外して案内レール
(5)の軌道上に乗せ、この状態で最終の透可視性遮塞
片(6)を押し下げると、ヒンジ(8)及びヒンジ(1
2)を中心に廻動し、同時にローラ(9)が案内レール
(5)に沿って転動し、透可視性の遮塞片(6)は展開
して窓孔(4)が閉じられる。
性遮塞片(6)を折り曲げる方向に少許押し上げて、ロ
ーラ(9)をローラ受け部(5c)から外して案内レール
(5)の軌道上に乗せ、この状態で最終の透可視性遮塞
片(6)を押し下げると、ヒンジ(8)及びヒンジ(1
2)を中心に廻動し、同時にローラ(9)が案内レール
(5)に沿って転動し、透可視性の遮塞片(6)は展開
して窓孔(4)が閉じられる。
効果 依って、本考案によれば透可視性の遮塞片の開閉に在来
の如きガススプリングを用いることなく遮塞片を折り曲
げ開閉するように構成したので、後部ドアと開閉ガラス
との間にガススプリングを使用したものに比べて生産コ
ストを軽減出来ると同時に開閉に際して障害となること
なく、また後部ドアの開閉によることなく、遮塞片のみ
の折り畳みで窓孔を開口して積荷の出し入れが簡単に出
来、また車室内の空気の交換も容易となり清浄化にも役
立つものである。
の如きガススプリングを用いることなく遮塞片を折り曲
げ開閉するように構成したので、後部ドアと開閉ガラス
との間にガススプリングを使用したものに比べて生産コ
ストを軽減出来ると同時に開閉に際して障害となること
なく、また後部ドアの開閉によることなく、遮塞片のみ
の折り畳みで窓孔を開口して積荷の出し入れが簡単に出
来、また車室内の空気の交換も容易となり清浄化にも役
立つものである。
更に、遮塞片の下側縁に設けたローラをローラ受け部に
嵌合させて遮塞片の折り曲げ状態に保つようにしたの
で、折り曲げ状態が確実に保たれ、荷物の出入作業時に
下方の遮塞片に手が多少触れることがあってもた易くロ
ーラがローラ受け部から外れて遮塞板が閉ってしまこと
もなく、確実に作業を続けることが出来、遮塞片の下側
縁とバックドアの上側縁との間に手や指をはさむおそれ
もなく、安全に作業が出来る。
嵌合させて遮塞片の折り曲げ状態に保つようにしたの
で、折り曲げ状態が確実に保たれ、荷物の出入作業時に
下方の遮塞片に手が多少触れることがあってもた易くロ
ーラがローラ受け部から外れて遮塞板が閉ってしまこと
もなく、確実に作業を続けることが出来、遮塞片の下側
縁とバックドアの上側縁との間に手や指をはさむおそれ
もなく、安全に作業が出来る。
図は本考案の実施例を示すもので、第1図はバックドア
を半ば開けたワゴン車を後方からみた斜視図、第2図は
ガラスハッチを一部開いた状態を後方からみたワゴン車
の斜視図、第3図はレールに対するローラ及び遮塞片の
作動の関係を示した断面図、第4図はローラがレールの
ローラ受け部に係合した状態の要部の拡大側面図で、想
像線はローラをローラ受け部から外す状態を示してい
る。第5図は第4図のAA線斜断平面図である。 符号: 1……車体、5b……切欠部 2……後方開口部、5c……ローラ受け部 3……バックドア、6……遮塞片 4……窓孔、6a……上側縁 4a……上部縁、6b……下側縁 5……案内レール、7……遮塞板 5a……内側案内縁、8……ヒンジ 9……ローラ、12……ヒンジ 10……アーム、13……ロック装置 11……ピン、14……ガススプリング
を半ば開けたワゴン車を後方からみた斜視図、第2図は
ガラスハッチを一部開いた状態を後方からみたワゴン車
の斜視図、第3図はレールに対するローラ及び遮塞片の
作動の関係を示した断面図、第4図はローラがレールの
ローラ受け部に係合した状態の要部の拡大側面図で、想
像線はローラをローラ受け部から外す状態を示してい
る。第5図は第4図のAA線斜断平面図である。 符号: 1……車体、5b……切欠部 2……後方開口部、5c……ローラ受け部 3……バックドア、6……遮塞片 4……窓孔、6a……上側縁 4a……上部縁、6b……下側縁 5……案内レール、7……遮塞板 5a……内側案内縁、8……ヒンジ 9……ローラ、12……ヒンジ 10……アーム、13……ロック装置 11……ピン、14……ガススプリング
Claims (1)
- 【請求項1】車体(1)の後方開口部(2)に開閉自在
に軸支したバックドア(3)に窓孔(4)を形成し、該
窓孔(4)の両側縁に上下方向に案内レール(5)を設
けると共に該案内レール(5)の内側案内縁(5a)に沿
って、ローラ(9)が出入出来る大きさの切欠部(5b)
を複数形成し、ローラ(9)が嵌脱出来るローラ受け部
(5c)を車室内寄りに各々の切欠部(5b)に連通させて
設け、更に複数枚の透可視性の遮塞片(6)を上下方向
に折り畳み自在に連設して透可視性の遮塞板(7)を形
成し、最先の透可視性の遮塞片(6)の上側縁(6a)を
前記窓孔(4)の上部縁(4a)にヒンジ(8)によって
廻動自在に支持させると共に他の透可視性の遮塞片
(6)の下側縁(6b)の両側端にアーム(10)を介して
ローラ(9)を軸支し、これらのローラ(9)を前記案
内レール(5)内に転動自在に嵌合したことを特徴とす
る貨客兼用自動車のバックドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332887U JPH0737965Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 貨客兼用自動車のバツクドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332887U JPH0737965Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 貨客兼用自動車のバツクドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159318U JPS63159318U (ja) | 1988-10-19 |
JPH0737965Y2 true JPH0737965Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=30879289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5332887U Expired - Lifetime JPH0737965Y2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 貨客兼用自動車のバツクドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737965Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006056433A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Toyota Motor Kyushu Inc | 中折れ式ドア及び同ドアを取付けた自動車 |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP5332887U patent/JPH0737965Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63159318U (ja) | 1988-10-19 |
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