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JPH0736585Y2 - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

Info

Publication number
JPH0736585Y2
JPH0736585Y2 JP1990046156U JP4615690U JPH0736585Y2 JP H0736585 Y2 JPH0736585 Y2 JP H0736585Y2 JP 1990046156 U JP1990046156 U JP 1990046156U JP 4615690 U JP4615690 U JP 4615690U JP H0736585 Y2 JPH0736585 Y2 JP H0736585Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
beak
opening
outer lid
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990046156U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH043627U (ja
Inventor
義仁 辻永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Corp
Original Assignee
Tiger Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Corp filed Critical Tiger Corp
Priority to JP1990046156U priority Critical patent/JPH0736585Y2/ja
Publication of JPH043627U publication Critical patent/JPH043627U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0736585Y2 publication Critical patent/JPH0736585Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気貯湯容器に関し、詳しくは器体と、器体
の開口を開閉する外蓋との間の接合面と、内溶液注出手
段の注出口および内溶液をヒータで加熱する電気加熱手
段の操作および表示を行う操作面との関係構造を改良し
た電気貯湯容器に関するものである。
(従来の技術) 電気貯湯容器はヒータによる加熱で湯沸しと保温を行う
もので、従来例を第6図に示す。図に示すように、器体
aの上部一側に注出口bを設けるため嘴状に張出させる
と共に、他側で軸支した蓋体cを備えている。また、嘴
状部の張出し方向とは直交する方向に両側面を支持点と
したハンドルdが回動自在に取付けられており、持ち運
びする際には上方に回動して直立させることができる。
蓋体cは器体内に水等を補給するときや廃棄するときに
開かれるが、加熱保温中は密閉されて保温力を保ってい
る。器体aは円筒形に形成され、従って蓋体cも円形に
衝合して嵌め合わされている。この蓋体cと器体aとの
衝合面は、開閉軸側から嘴状部にかけて水平に設定され
ている。
(考案が解決しようとする課題) 従来例に示したように、蓋体と器体とは、器体上部を水
平に切り開くように相互の接合面が設けられているの
で、内容液を器体の開口から排液するとき、蓋体を開き
器体を傾けて内容液を残液処理のために排出させると、
器体を支持するためハンドルを持って傾けるので、内容
液は嘴状部側から流れ出るようになるが、器体の開口縁
は円錐形で且つ円周方向に高低差のない形状なので、排
水の流れは傾き方向に幅広く不安定に流れ出して危険で
あるし、加熱手段の操作や表示を行うために嘴状部に設
けられることの多い操作部、あるいは電気接続部に水の
かかる恐れが多分にある。また、器体の開口から内溶液
を補給するとき、内溶液の液面が次第に上昇してくるに
つれ、給液時の飛沫の飛び散り位置が高くなるので、こ
れが器体開口のまわりに及び前記操作面等にかかる恐れ
もある。
本考案は前記課題を解決し、内容液の排液時に器体の口
縁の特定の部分にて流れ出し、危険がなく、かつ嘴状部
の操作面等に排出液がかからない電気貯湯容器を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、内容器内の内溶液を
加熱する電気加熱手段を内蔵した器体と、器体の開口を
開閉する外蓋と、内容器内の内溶液を注出させる注出手
段とを備え、器体上部の前部側を嘴状に張出させて、こ
の嘴状部の内部から下方に内容液を注出する前記注出手
段の注出口を設けると共に、前記嘴状部の上面に前記加
熱手段の加熱を操作しまた表示するための上向きの操作
面を有し、前記外蓋との接合面を形成する器体の開口縁
に、器体の両側から前記嘴状部側に向けて徐々に立ち上
がる高位置部を形成したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の上記構成では、外蓋との接合面を形成する器体
の開口縁に、器体の両側からの嘴状部に向けて徐々に立
ち上がる高位置部を形成したから、この高位置部の高く
なった器体の開口縁によって、器体の開口からの給液時
に飛び散る飛沫が前記嘴状部の上面に位置する操作面に
及ぶのを阻止するし、器体を傾けて器体の開口から残液
処理のために排液するにも、前記器体の開口縁の高位置
部によって形成される立上がりにできるくびれ部によっ
て、残液処理のための排液が高位置部以外の部分に案内
されて前記操作面側に回るのを阻止するので、電気加熱
手段の加熱を操作し表示するための操作面を、残液処理
のための排液から保護することができる他、高位置部の
立上がりによって形成されるくびれ部の案内によって残
液処理のための排液が広がらないので、容易かつ安全に
排液できる効果を奏する。
(実施例) 第1図に本考案の実施例を適用した電気貯湯容器を示
す。図に示すように内容器2の底部下面にヒータ1を取
付け、これをヒータ駆動回路により湯沸し状態と保温状
態とに通電制御して内容液を沸騰状態ないしは適温に加
熱し保温できる電気加熱手段をなしている。
内容器2は外装ケース3に主要保持され器体4を形成し
ている。器体4は第4図に示すように、緩やかな曲線を
描くほぼ角形に形成され、内容器2の口部2aと外装ケー
ス3の上端は合成樹脂製の肩部材5によって連結され、
肩部材5の後部の軸受9に軸6によって外蓋7が開閉お
よび着脱自在に枢着されている。外蓋7の下面には内容
器2の口部2aに施される内蓋8が取付けられ、外蓋7と
一体的に開閉される。
外蓋7内には、外蓋7の上面押圧板10によって押動操作
されるベローズポンプ11が設けられ、内蓋8とベローズ
ポンプ底板12との間に設けられる給気通路13を通じて内
容器2内に加圧空気を送り込んで内容液を加圧して、内
容器2に接続された注出路17を通じ押し出し注出させる
注出手段をなしている。
給気通路13には分岐孔14を通じて外蓋7の上面へ抜ける
蒸気抜き通路15が設けられ、ヒータ1による保温や沸騰
の際に発生する蒸気を外部に逃がし内容器2内が異常昇
圧しないようになっている。
前記の加圧される内容液を注出する注出路17は、基端を
内容器2の底部に接続して設けられ、内容器2内の内容
液が常時流入して同一レベルを保っている。注出路17の
上端には合成樹脂製エルボ16が接続してあり、肩部材5
が嘴状に一側に張り出した嘴状部5aの裏側に固着した逆
U字管18に接続している。逆U字管18はエルボ16との接
続部のすぐ上に転倒時止水弁36を内蔵しており、逆U字
管18の先端は下向き注出口19となっている。
嘴状部5aの下には、嘴状部5aを包囲する形のパイプカバ
ー20が設けられ、嘴状部5aおよび外装ケース3に嵌め付
け、パイプカバー20の底部には、注液ガイド管21を下方
から着脱自在に取付けてある。
注出路17の立ち上がり部は透明管22で構成し、外装ケー
ス3の上端から前部にかけて嵌め付けた樹脂パネルの透
明窓24から透視できるようにすることで液量表示を可能
にしている。
肩部材5の外周面には、その中央部を支持点として、ハ
ンドル28が第2図〜第5図に示すように、嘴状部5aの張
り出し方向と直交する方向に、支持点を軸として回動自
在に取付けられている。
嘴状部5aに取付けられた逆U字管18の上部に、ヒータ等
を制御し、また表示するための操作部を収容する操作部
容器40を肩部材5に接続して設け、電子部品、スイッチ
類が収容装置され、第5図に示すように嘴状部5aの上面
は電気加熱手段の操作面をなす操作部パネル41で覆わ
れ、加熱手段の操作や表示が行えるようにしている。
肩部材5は内容器2と外装ケース3を接続して周設され
ているので、第4図に示すように中央部を大きく開口し
て、その開口部の下端は内蓋8と共に内容器2に密閉構
造として接し、周縁部34は外装ケース3の角形形状によ
って4隅に角部34aが形成され、外蓋7が第2図に示す
ように器体4の開口縁と接合面Aで接して開閉自在に嵌
め込まれている。
前記外蓋7との接合面Aを形成する器体4の開口縁34
に、器体4の両側から前記嘴状部5a側に向けて徐々に立
ち上がる高位置部Bを形成し、これに対向する外蓋7の
周縁の形状も第2図、第3図に示すように開口縁34にぴ
ったりと接合する形状になっている。
外蓋7は内容液の補給または排液の際に、第3図に示す
ように開かれ、さらには着脱も可能であり、内容液の排
液の際には、器体4を傾けて内容液を排出する。
このような本実施例の構成では、外蓋7との接合面Aを
形成する器体4の開口縁34に、器体4の両側からの嘴状
部5aに向けて徐々に立ち上がる高位置部Bを形成したか
ら、この高位置部Bの高くなった器体4の開口縁34によ
って、器体4の開口からの給液時に飛び散る飛沫が前記
嘴状部5aの上面に位置する操作パネル41に及ぶのを阻止
するし、ハンドル28を持って器体4を傾け器体4の開口
から残液処理のために排液するにも、前記器体4の開口
縁34の高位置部Bによって形成される立上がりにできる
くびれ部34bによって、残液処理のための排液が高位置
部B以外の部分に案内されて前記操作ネル41側に回るの
を阻止するので、電気加熱手段の加熱を操作し表示する
ための操作パネル41を、残液処理のための排液から保護
することができる他、高位置部Bの立上がりによって形
成されるくびれ部34bの案内によって残液処理のための
排液が広がらないので、容易かつ安全に排液できる効果
を奏する。しかも前記角部34aによる排液の案内によっ
ても前記くびれぶ34bに内溶液が流れ易くするので、排
液を特定部分にさらに集中させやすくする。
第1図に示すように、電源接続部35は器体4の下部で嘴
状部5aの真反対の位置に設置して、前記器体4の開口縁
34の排液される特定の部分から外れて排液が最もかかり
にくい位置としてより安全を期している。
また、外蓋7との接合面Aを上記のように嘴状部5a側で
起き上がる構造にすることによって、嘴状部5aの上部は
外蓋7との接合面Aに割かれるスペースが少なくなり、
電気貯湯容器に必要な電気的な操作部を、第5図に示す
ように、取扱い上の正面になる見やすく扱い易い位置に
設置することが容易となる。尚、第5図において外蓋7
の上面に設けられている機械的操作部分は、上面押圧板
10とその作動をロックするノブ30と、外蓋7の開きボタ
ン31とその開きをロックするノブ32である。
(考案の効果) 本考案によれば、外蓋との接合面を形成する器体の開口
縁に、器体の両側からの嘴状部に向けて徐々に立ち上が
る高位置部を形成したから、この高位置部の高くなった
器体の開口縁によって、器体の開口からの給液時に飛び
散る飛沫が前記嘴状部の上面に位置する操作面に及ぶの
を阻止するし、器体を傾けて器体の開口から残液処理の
ために排液するにも、前記器体の開口縁の高位置部によ
って形成される立上がりにできるくびれ部によって、残
液処理のための排液が高位置部以外の部分に案内されて
前記操作面側に回るのを阻止するので、電気加熱手段の
加熱を操作し表示するための操作面を、残液処理のため
の排液から保護することができる他、高位置部の立上が
りによって形成されるくびれ部の案内によって残液処理
のための排液が広がらないので、容易かつ安全に排液で
きる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断側面図、第2図は実
施例の上部側面図で外蓋を閉じた状態、第3図は実施例
の上部側面図で外蓋を開いた状態、第4図は外蓋を外し
た状態の斜視図、第5図は実施例上部の斜視図、第6図
は従来例電気貯湯容器の側面図である。 1……ヒータ 4……器体 5……肩部材 11……ベローズポンプ 17……注出路 19……注出口 5a……嘴状部 7……外蓋 34……開口縁 34b……くびれ部 A……接合面 B……高位置部 41……操作パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容器内の内溶液を加熱する電気加熱手段
    を内蔵した器体と、器体の開口を開閉する外蓋と、内容
    器内の内溶液を注出させる注出手段とを備え、器体上部
    の前部側を嘴状に張出させて、この嘴状部の内部から下
    方に内容液を注出する前記注出手段の注出口を設けると
    共に、前記嘴状部の上面に前記加熱手段の加熱を操作し
    また表示するための上向きの操作面を有し、前記外蓋と
    の接合面を形成する器体の開口縁に、器体の両側から前
    記嘴状部側に向けて徐々に立ち上がる高位置部を形成し
    たことを特徴とする電気貯湯容器。
JP1990046156U 1990-04-26 1990-04-26 電気貯湯容器 Expired - Lifetime JPH0736585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990046156U JPH0736585Y2 (ja) 1990-04-26 1990-04-26 電気貯湯容器

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JP1990046156U JPH0736585Y2 (ja) 1990-04-26 1990-04-26 電気貯湯容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH043627U JPH043627U (ja) 1992-01-14
JPH0736585Y2 true JPH0736585Y2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=31560987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990046156U Expired - Lifetime JPH0736585Y2 (ja) 1990-04-26 1990-04-26 電気貯湯容器

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JP (1) JPH0736585Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683B2 (ja) * 1987-05-25 1994-01-05 松下電器産業株式会社 電気湯沸し器
JPH0270309A (ja) * 1988-09-05 1990-03-09 Kubota Ltd 鍛造ロール

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Publication number Publication date
JPH043627U (ja) 1992-01-14

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