JPH0734548Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JPH0734548Y2 JPH0734548Y2 JP1987163056U JP16305687U JPH0734548Y2 JP H0734548 Y2 JPH0734548 Y2 JP H0734548Y2 JP 1987163056 U JP1987163056 U JP 1987163056U JP 16305687 U JP16305687 U JP 16305687U JP H0734548 Y2 JPH0734548 Y2 JP H0734548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- slider
- opening
- case
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハードディスク、特に光ディスク,光磁気デ
ィスク,磁気ディスク或いはフロッピーディスクなどデ
ィスク状媒体を回転自在にケース内に収納したディスク
カートリッジに関するものである。
ィスク,磁気ディスク或いはフロッピーディスクなどデ
ィスク状媒体を回転自在にケース内に収納したディスク
カートリッジに関するものである。
一般に、デジタルロータの記憶装置やビデオ機器などに
用いられるフロッピーディスク,コンパクトディスク或
いはビデオディスクは取扱上、ゴミやほこりがついたり
傷がつかないようにケースを用いたトレー方式又はカー
トリッジ方式が採用され、ケースに設けたピックアップ
挿入孔及び/または駆動軸挿入孔を不使用時には覆い、
また使用時に開放露呈させるためのスライド開閉用のシ
ャッタが備えられている。
用いられるフロッピーディスク,コンパクトディスク或
いはビデオディスクは取扱上、ゴミやほこりがついたり
傷がつかないようにケースを用いたトレー方式又はカー
トリッジ方式が採用され、ケースに設けたピックアップ
挿入孔及び/または駆動軸挿入孔を不使用時には覆い、
また使用時に開放露呈させるためのスライド開閉用のシ
ャッタが備えられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 この従来のディスクカートリッジに用いられる記録再生
装置側のシャッタ開閉機構としては、スプリングで張装
したレバーを介して設けられたピンが一対用いられ、カ
ートリッジのA面又はB面の両使用時に開閉ピンが連動
して一方がスライダ端部に当接また他方が離脱するもの
であるが、シャッタの移動時にスライダの離脱側(スラ
イダ開放側)の他方端部がしばしば開閉ピンに引掛り干
渉してシャッタの開閉に支障となるため、この干渉現象
を避けるためには開閉ピンの移動には複雑なメカニズム
を採用せざるを得なかった。
装置側のシャッタ開閉機構としては、スプリングで張装
したレバーを介して設けられたピンが一対用いられ、カ
ートリッジのA面又はB面の両使用時に開閉ピンが連動
して一方がスライダ端部に当接また他方が離脱するもの
であるが、シャッタの移動時にスライダの離脱側(スラ
イダ開放側)の他方端部がしばしば開閉ピンに引掛り干
渉してシャッタの開閉に支障となるため、この干渉現象
を避けるためには開閉ピンの移動には複雑なメカニズム
を採用せざるを得なかった。
本考案は、これら従来の欠点を適確に除去しようとする
もので、シャッタの開閉の際にシャッタの操作用の開閉
ピンとの間に干渉する部分がなくなってシャッタの開閉
操作を支障なく円滑にして信頼性を向上できると共に、
ディスクカートリッジ記録再生装置側のシャッタ開閉機
構も簡素化することもできるディスクカートリッジを安
価に提供することを目的とするものである。
もので、シャッタの開閉の際にシャッタの操作用の開閉
ピンとの間に干渉する部分がなくなってシャッタの開閉
操作を支障なく円滑にして信頼性を向上できると共に、
ディスクカートリッジ記録再生装置側のシャッタ開閉機
構も簡素化することもできるディスクカートリッジを安
価に提供することを目的とするものである。
本考案は、ディスク1を回転可能に収納するケース2に
形成されたピックアップ挿入孔3を開閉するシャッタ板
の上板41及び下板42を樹脂スライダ43にそれぞれ連結し
て断面がほぼコ字状に構成したシャッタ4を具備し、シ
ャッタ4のスライダ43の両端部のそれぞれにシャッタ開
閉用ピン24が当接して操作されるディスクカートリッジ
において、前記シャッタ4のストローク巾だけケース前
側壁の上下に切欠部22,22を形成し、かつこれに対応し
てスライダ43の側壁に切欠部182,182を形成した樹脂ス
ライダ43を備え、該樹脂スライダ43のシャッタ開閉用ピ
ン24と係合しないシャッタ開放側のスライダ側壁44の外
面側角隅部に面取部46を設けたものである。
形成されたピックアップ挿入孔3を開閉するシャッタ板
の上板41及び下板42を樹脂スライダ43にそれぞれ連結し
て断面がほぼコ字状に構成したシャッタ4を具備し、シ
ャッタ4のスライダ43の両端部のそれぞれにシャッタ開
閉用ピン24が当接して操作されるディスクカートリッジ
において、前記シャッタ4のストローク巾だけケース前
側壁の上下に切欠部22,22を形成し、かつこれに対応し
てスライダ43の側壁に切欠部182,182を形成した樹脂ス
ライダ43を備え、該樹脂スライダ43のシャッタ開閉用ピ
ン24と係合しないシャッタ開放側のスライダ側壁44の外
面側角隅部に面取部46を設けたものである。
シャッタ4のあるカートリッジケース2を装置側に組込
むと、シャッタ4の開放時に記録再生装置側のシャッタ
開閉用ピン24,24が連動して一方がスライダ端部に当接
し、他方はスライダ開放側端部とシャッタ開閉用ピン24
との干渉をさけ面取部46に誘導してスライダ43の上に乗
り上げることができ、シャッタ4の開閉に支障を生ずる
ことなく安全に操作が可能となる。
むと、シャッタ4の開放時に記録再生装置側のシャッタ
開閉用ピン24,24が連動して一方がスライダ端部に当接
し、他方はスライダ開放側端部とシャッタ開閉用ピン24
との干渉をさけ面取部46に誘導してスライダ43の上に乗
り上げることができ、シャッタ4の開閉に支障を生ずる
ことなく安全に操作が可能となる。
本考案を光ディスクカートリッジに適用した一実施例に
ついて第1〜4図で説明すると、円形状の光ディスク1
と、該ディスク1を回転可能に収納する上ケースと下ケ
ースとからなるケース2と、このケース2に形成した記
録・再生用のピックアップ挿入孔3や駆動軸挿入孔を開
閉するため、ケース上下面を挟持状態でピックアップ挿
入孔3を開閉する金属製(SUS)のシャッタ板の上板41
及び下板42をポリアセタール樹脂などの滑性良好な材質
の樹脂スライダ43にそれぞれ連結して断面がほぼコ字状
に構成したシャッタ4を備え、前記スライダ43の開方向
先端側、即ち、シャッタ開閉用ピン24と係合しないシャ
ッタ開放側のスライダ側壁44における外面側の角隅部に
面取部46を設けてある。
ついて第1〜4図で説明すると、円形状の光ディスク1
と、該ディスク1を回転可能に収納する上ケースと下ケ
ースとからなるケース2と、このケース2に形成した記
録・再生用のピックアップ挿入孔3や駆動軸挿入孔を開
閉するため、ケース上下面を挟持状態でピックアップ挿
入孔3を開閉する金属製(SUS)のシャッタ板の上板41
及び下板42をポリアセタール樹脂などの滑性良好な材質
の樹脂スライダ43にそれぞれ連結して断面がほぼコ字状
に構成したシャッタ4を備え、前記スライダ43の開方向
先端側、即ち、シャッタ開閉用ピン24と係合しないシャ
ッタ開放側のスライダ側壁44における外面側の角隅部に
面取部46を設けてある。
さらに、前記ケース2のピックアップ挿入側壁21と、ス
ライダ43との両方の上下面に切欠部22,22,182,182,
をシャッタ4のストローク幅だけ設けると共に、ケース
2のピックアップ挿入側壁21の厚さbを前記ディスク1
の厚さcと等しいか、それ以下の厚さで形成し、かつ前
記スライダ43の切欠部を形成した部分の厚さaをピック
アップ挿入側壁21の厚さbと等しいか、それ以下の厚さ
で形成してある。(第2、3、4図及び第8、9図) この例では、前記シャッタの開放時にピックアップエリ
ア内で移動するのはスライダ43のスライダ側壁44のみと
なり、シャッタ4やケース2に干渉する部分も存在しな
いこととなって、ケース2のピックアップ挿入空間を大
きくすることができるのである。即ち、前記シャッタ4
がピックアップ挿入孔3や駆動軸用の開孔12を開放状態
としたときケース2のピックアップ挿入側壁の一部が存
在せず、ディスク1の表面に沿ったピックアップエリア
となっていてピックアップをカートリッジに挿入の際、
ピックアップが水平に移動するだけでよくディスク1の
最外周まで記録再生することが容易に可能となる。
ライダ43との両方の上下面に切欠部22,22,182,182,
をシャッタ4のストローク幅だけ設けると共に、ケース
2のピックアップ挿入側壁21の厚さbを前記ディスク1
の厚さcと等しいか、それ以下の厚さで形成し、かつ前
記スライダ43の切欠部を形成した部分の厚さaをピック
アップ挿入側壁21の厚さbと等しいか、それ以下の厚さ
で形成してある。(第2、3、4図及び第8、9図) この例では、前記シャッタの開放時にピックアップエリ
ア内で移動するのはスライダ43のスライダ側壁44のみと
なり、シャッタ4やケース2に干渉する部分も存在しな
いこととなって、ケース2のピックアップ挿入空間を大
きくすることができるのである。即ち、前記シャッタ4
がピックアップ挿入孔3や駆動軸用の開孔12を開放状態
としたときケース2のピックアップ挿入側壁の一部が存
在せず、ディスク1の表面に沿ったピックアップエリア
となっていてピックアップをカートリッジに挿入の際、
ピックアップが水平に移動するだけでよくディスク1の
最外周まで記録再生することが容易に可能となる。
この場合、前記ケース2が、第8図示のように前記シャ
ッタ4のストローク巾だけケース前側壁の上下に切欠部
22,22をまたスライダ43の側壁に切欠部182,182を形成
するのがよいし、また前記面取部46が、斜面または湾曲
面で形成され、シャッタ開閉用ピン24をスライダ前側端
面に乗り上げられうるものであって、スライダの開く側
端部に備えればよい。
ッタ4のストローク巾だけケース前側壁の上下に切欠部
22,22をまたスライダ43の側壁に切欠部182,182を形成
するのがよいし、また前記面取部46が、斜面または湾曲
面で形成され、シャッタ開閉用ピン24をスライダ前側端
面に乗り上げられうるものであって、スライダの開く側
端部に備えればよい。
そして、前記シャッタ4が、前記スライダ43の内側面に
水平方向に突出したリブ状のガイド片181を備えたもの
であって、該ガイド片181の厚み寸法をディスク1の厚
みとほぼ等しいか、それより小さくしたピックアップ挿
入側壁とし、さらに前記スライダ43の上板41及び下板42
の取付位置を除いて、スライダ43の上下面に切欠部1
82,182を備え、前記ディスク1の厚み寸法の側壁を残
したものとするのがよい(第4図)。また前記シャッタ
4としては、第4〜6図のようにシャッタ4の開き側の
スライダ側壁44にスライダ43が案内されるシャフト15の
係合用嵌挿孔19を設けると共に、前記スライダ側壁44と
は他方側でケース2内面に形成されたガイド溝17などの
案内部に嵌合する係合凸部18を前記スライダ43のガイド
片181を介して配備してあるが、前記ガイド溝17がレー
ルなど凸条なら係合凸部18は係合凹部に対応して設けれ
ばよく、配置は下ケース又は上ケースに選んだ位置でス
ライダ43を設計すればよい。
水平方向に突出したリブ状のガイド片181を備えたもの
であって、該ガイド片181の厚み寸法をディスク1の厚
みとほぼ等しいか、それより小さくしたピックアップ挿
入側壁とし、さらに前記スライダ43の上板41及び下板42
の取付位置を除いて、スライダ43の上下面に切欠部1
82,182を備え、前記ディスク1の厚み寸法の側壁を残
したものとするのがよい(第4図)。また前記シャッタ
4としては、第4〜6図のようにシャッタ4の開き側の
スライダ側壁44にスライダ43が案内されるシャフト15の
係合用嵌挿孔19を設けると共に、前記スライダ側壁44と
は他方側でケース2内面に形成されたガイド溝17などの
案内部に嵌合する係合凸部18を前記スライダ43のガイド
片181を介して配備してあるが、前記ガイド溝17がレー
ルなど凸条なら係合凸部18は係合凹部に対応して設けれ
ばよく、配置は下ケース又は上ケースに選んだ位置でス
ライダ43を設計すればよい。
そしてスライダ側壁44が、切欠長孔、例えばU字状孔又
は丸孔の前記嵌挿孔19のある先端部45を備えているもの
であって、該嵌挿孔19の中心線上で前記係合凸部18を前
記スライダ側壁44と反対側に配備しているもので、スラ
イダ43の上面又は下面に接近して突出されないように考
慮してある。さらに前記シャッタ4の構成には、前記ス
ライダ43に係合孔5と係合突起6とを設け、該係合孔5
に挿入される係合片7と係合突起6に嵌入する係合穴8
とを前記シャッタ板の一端を折曲げた段状部9にそれぞ
れ対応配備して、該段状部9の水平面及び鉛直面を前記
スライダ43の内面及び側面に当接して前記係合片7をス
ライダの係合孔5に挿入し、かつシャッタ板の係合穴8
をスライダの係合突起6に嵌入して固着一体化してあ
る。
は丸孔の前記嵌挿孔19のある先端部45を備えているもの
であって、該嵌挿孔19の中心線上で前記係合凸部18を前
記スライダ側壁44と反対側に配備しているもので、スラ
イダ43の上面又は下面に接近して突出されないように考
慮してある。さらに前記シャッタ4の構成には、前記ス
ライダ43に係合孔5と係合突起6とを設け、該係合孔5
に挿入される係合片7と係合突起6に嵌入する係合穴8
とを前記シャッタ板の一端を折曲げた段状部9にそれぞ
れ対応配備して、該段状部9の水平面及び鉛直面を前記
スライダ43の内面及び側面に当接して前記係合片7をス
ライダの係合孔5に挿入し、かつシャッタ板の係合穴8
をスライダの係合突起6に嵌入して固着一体化してあ
る。
この場合、前記シャッタ板の段状部9が、水平面と鉛直
面とを持ちシヤッタ板上面より下げた階段状に折曲げた
折曲端部であって、水平面に対して鉛直に立ち上げた折
曲げ係合片7,7を一対隔離して備えているのがよい。
面とを持ちシヤッタ板上面より下げた階段状に折曲げた
折曲端部であって、水平面に対して鉛直に立ち上げた折
曲げ係合片7,7を一対隔離して備えているのがよい。
また、スライダ43にはケース2との係合部10が設けら
れ、ガイド溝17に嵌入されスライドできるようになって
おり、さらにケース2は、第7図及び第8図のようにそ
の中心に形成した円形の開孔12内にディスク1のハブ11
が配置され、長方形の前記ピックアップ挿入孔3及び、
ピン挿入穴13と前記シャッタ4を摺動可能に配置する凹
面部14とを持っていて、不使用時にはシャッタ4によっ
てピックアップ挿入孔3が覆われ、ディスクカートリッ
ジを挿入する際に、スライドされピックアップ挿入孔3
を開ける状態にスライドされ、ガイド軸のシャフト15に
巻装されたスプリング16で復元できるように付勢されて
いる。
れ、ガイド溝17に嵌入されスライドできるようになって
おり、さらにケース2は、第7図及び第8図のようにそ
の中心に形成した円形の開孔12内にディスク1のハブ11
が配置され、長方形の前記ピックアップ挿入孔3及び、
ピン挿入穴13と前記シャッタ4を摺動可能に配置する凹
面部14とを持っていて、不使用時にはシャッタ4によっ
てピックアップ挿入孔3が覆われ、ディスクカートリッ
ジを挿入する際に、スライドされピックアップ挿入孔3
を開ける状態にスライドされ、ガイド軸のシャフト15に
巻装されたスプリング16で復元できるように付勢されて
いる。
図中、20は軸挿入溝、23はスライダ案内部でケース内面
に設けられている。24はシャッタ開閉操作用のピンであ
る。
に設けられている。24はシャッタ開閉操作用のピンであ
る。
第10図の具体例では、シャッタ4のスライダ43が前側端
壁に切欠部のないものでケース側壁面全面をカバーし、
一側端角隅部に斜面状の面取部46を備えたものである。
壁に切欠部のないものでケース側壁面全面をカバーし、
一側端角隅部に斜面状の面取部46を備えたものである。
しかして、シャッタ4のあるカートリッジケース2を装
置側に組込むと、シャッタ4の開放時に記録再生装置側
のシャッタ開閉用ピン24,24が連動して一方がスライダ
端部に当接し、他方はスライダ開放側端部とシャッタ開
閉用ピン24との干渉をさけ面取部46に誘導してスライダ
43の上に乗り上げることができ、シャッタ4の開閉に支
障を生ずることなく安全に操作が可能となり信頼性や精
度をも十分高めることができるものである。
置側に組込むと、シャッタ4の開放時に記録再生装置側
のシャッタ開閉用ピン24,24が連動して一方がスライダ
端部に当接し、他方はスライダ開放側端部とシャッタ開
閉用ピン24との干渉をさけ面取部46に誘導してスライダ
43の上に乗り上げることができ、シャッタ4の開閉に支
障を生ずることなく安全に操作が可能となり信頼性や精
度をも十分高めることができるものである。
本考案は、シャッタのスライダの両端部のそれぞれにシ
ャッタ開閉用ピンが当接して操作されるディスクカート
リッジにおいて、前記シャッタのストローク巾だけケー
ス前側壁の上下に切欠部を形成し、かつこれに対応して
スライダの側壁に切欠部を形成した樹脂スライダを備
え、該スライダのシャッタ開閉用ピンと係合しないシャ
ッタ開放側のスライダ側壁の外面側角隅部に面取部を設
けたことにより、ヘッドウインドウと駆動軸穴とまでも
開閉する大形シャッタとしてもスライダがあって開閉時
に傾かず摺動がスムーズでシェル案内部が削れたり、引
っ掛ったりすることなく、しかもシャッタが開いた時、
ヘッドウインド部がシェル全面より低い形にでき、シャ
ッタ開閉時には、シャッタやケースに干渉する部分も存
在しないこととなってケースのピックアップ挿入空間を
大きくすることができ、ディスクの表面に沿ったピック
アップエリアとなっていてピックアップをカートリッジ
に挿入の際に、ピックアップが水平に移動するだけでよ
くメカニズムの単純化がはかれるし、カートリッジをA
面及びB面の両使用時において、開閉ピンの離脱側は常
にシャッタ開閉用ピンをスライダの上に円滑に乗り上げ
誘導することが可能となって、スライダ端部とシャッタ
開閉用ピンとの干渉が避けられ、シャッタ開閉機構も簡
単な構成でシャッタ操作を円滑安全にでき、複雑な機構
にならずにそのメカニズムを単純化させることができ信
頼性や精度を大幅に向上できると共に、シャッタの組込
作業も容易化でき、ディスクに対しての悪影響を及ぼす
不具合やケースの外観上の劣化のおそれがなく安全に用
いられるものである。
ャッタ開閉用ピンが当接して操作されるディスクカート
リッジにおいて、前記シャッタのストローク巾だけケー
ス前側壁の上下に切欠部を形成し、かつこれに対応して
スライダの側壁に切欠部を形成した樹脂スライダを備
え、該スライダのシャッタ開閉用ピンと係合しないシャ
ッタ開放側のスライダ側壁の外面側角隅部に面取部を設
けたことにより、ヘッドウインドウと駆動軸穴とまでも
開閉する大形シャッタとしてもスライダがあって開閉時
に傾かず摺動がスムーズでシェル案内部が削れたり、引
っ掛ったりすることなく、しかもシャッタが開いた時、
ヘッドウインド部がシェル全面より低い形にでき、シャ
ッタ開閉時には、シャッタやケースに干渉する部分も存
在しないこととなってケースのピックアップ挿入空間を
大きくすることができ、ディスクの表面に沿ったピック
アップエリアとなっていてピックアップをカートリッジ
に挿入の際に、ピックアップが水平に移動するだけでよ
くメカニズムの単純化がはかれるし、カートリッジをA
面及びB面の両使用時において、開閉ピンの離脱側は常
にシャッタ開閉用ピンをスライダの上に円滑に乗り上げ
誘導することが可能となって、スライダ端部とシャッタ
開閉用ピンとの干渉が避けられ、シャッタ開閉機構も簡
単な構成でシャッタ操作を円滑安全にでき、複雑な機構
にならずにそのメカニズムを単純化させることができ信
頼性や精度を大幅に向上できると共に、シャッタの組込
作業も容易化でき、ディスクに対しての悪影響を及ぼす
不具合やケースの外観上の劣化のおそれがなく安全に用
いられるものである。
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は正面図、第
3図はシャッタを取り除いた状態の斜面図、第4図はシ
ャッタの分離拡大斜視図、第5図はシャッタのスライダ
部の平面図、第6図は第5図I−I線における拡大縦断
面図、第7図はシャッタ組込状態の下ケースの平面図、
第8図はそのシャッタ開放時の斜面図、第9図は第8図
II−II線の拡大縦断面図、第10図はシャッタの他の実施
例の分離状態の斜面図である。 1…ディスク、2…ケース、21…平面、22…切欠部、3
…ピックアップ挿入孔、4…シャッタ、41…上板、42…
下板、43…スライダ、44…スライダ側壁、45…先端部、
46…面取部、5…係合孔、6…係合突起、7…係合片、
8…係合穴、17…ガイド溝、18…係合凸部、181…ガイ
ド片、182…切欠部、19…嵌挿孔、20…軸挿入溝、24…
シャッタ開閉用ピン。
3図はシャッタを取り除いた状態の斜面図、第4図はシ
ャッタの分離拡大斜視図、第5図はシャッタのスライダ
部の平面図、第6図は第5図I−I線における拡大縦断
面図、第7図はシャッタ組込状態の下ケースの平面図、
第8図はそのシャッタ開放時の斜面図、第9図は第8図
II−II線の拡大縦断面図、第10図はシャッタの他の実施
例の分離状態の斜面図である。 1…ディスク、2…ケース、21…平面、22…切欠部、3
…ピックアップ挿入孔、4…シャッタ、41…上板、42…
下板、43…スライダ、44…スライダ側壁、45…先端部、
46…面取部、5…係合孔、6…係合突起、7…係合片、
8…係合穴、17…ガイド溝、18…係合凸部、181…ガイ
ド片、182…切欠部、19…嵌挿孔、20…軸挿入溝、24…
シャッタ開閉用ピン。
Claims (1)
- 【請求項1】ディスク1を回転可能に収納するケース2
に形成されたピックアップ挿入孔3や駆動軸挿入孔を開
閉するシャッタ板の上板41及び下板42を樹脂スライダ43
にそれぞれ連結して断面がほぼコ字状に構成したシャッ
タ4を具備し、シャッタ4のスライダの両端部のそれぞ
れにシャッタ開閉用ピン24が当接して操作されるディス
クカートリッジにおいて、前記シャッタ4のストローク
巾だけケース前側壁の上下に切欠部22,22を形成し、か
つこれに対応してスライダ43の側壁に切欠部182,182を
形成した樹脂スライダ43を備え、該樹脂スライダ43のシ
ャッタ開閉用ピン24と係合しないシャッタ開放側のスラ
イダ側壁44の外面側角隅部に面取部46を設けたことを特
徴とするディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987163056U JPH0734548Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987163056U JPH0734548Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0171366U JPH0171366U (ja) | 1989-05-12 |
JPH0734548Y2 true JPH0734548Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31447437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987163056U Expired - Lifetime JPH0734548Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734548Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP1987163056U patent/JPH0734548Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0171366U (ja) | 1989-05-12 |
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