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JPH07336443A - 生産管理指令システム - Google Patents

生産管理指令システム

Info

Publication number
JPH07336443A
JPH07336443A JP6145503A JP14550394A JPH07336443A JP H07336443 A JPH07336443 A JP H07336443A JP 6145503 A JP6145503 A JP 6145503A JP 14550394 A JP14550394 A JP 14550394A JP H07336443 A JPH07336443 A JP H07336443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
call
line
slave
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6145503A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kaneko
優 金子
Yoshiyuki Iyanagi
義之 伊柳
Yukio Takahashi
幸男 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI SYST KENSETSU KK
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI SYST KENSETSU KK
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENKI SYST KENSETSU KK, Isuzu Motors Ltd filed Critical NIPPON DENKI SYST KENSETSU KK
Priority to JP6145503A priority Critical patent/JPH07336443A/ja
Publication of JPH07336443A publication Critical patent/JPH07336443A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 汎用の構内交換装置を用いて、ワンタッチで
子機が呼び出せ、また、子機が話中である場合には自動
的に強制呼び出しを行い、かつ、子機から会議通話への
参加が可能であり、しかも、会議通話中に特定の子機の
切断が可能な生産管理指令システムを提供する。 【構成】 複数のスイッチを有する指令台1,2からの
指示を受けて子機5a,5b〜5nの呼び出しあるいは
応答のための制御を行う指令制御装置3と、指令制御装
置と複数の子機とが接続される構内交換装置4とにより
構成され、構内交換装置と指令制御装置とは複数の通話
回線6a〜6nで接続することによりこれらを物理的に
ミキシングして会議通話を行い、また指令制御装置は指
令台のスイッチに対応して記憶している子機の内線番号
を自動送出するとともに、子機が話中か否かを監視し
て、話中であると判断した場合には自動的に割り込み特
番を送出し、さらに指令台からの指示により指定した子
機を会議通話から切断可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模生産ライン、例
えば自動車工場の組立ライン等において、ライン上の各
部所に指示を与え、あるいは、各部所から必要な情報を
受けるための生産管理指令システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の工場等の生産ライン上の
各部所に指示等を与えるシステムとしては、例えば、イ
ンターホンの親機を指令所に置き、このインターホンの
親機と各部所に設置した子機との間で、このインターホ
ンの親機にある各子機に対応したスイッチを操作して必
要な部所を呼び出し、指示等を与えるシステムが知られ
ているが、このシステムでは一度に複数の子機との通話
ができず、交互に接続,切断といった操作が必要で煩雑
であり、また、子機同志の通話ができないといった不都
合もあった。 このような点を解消すべく、従来より構
内交換装置を使用したシステムが提案されている。すな
わち、1台の親機と複数の子機とを構内交換装置で接続
し、通常の構内電話機と同様にして、親機からそれぞれ
の子機を呼び出して個別に通話し、また、構内交換装置
の機能を利用した3者通話や会議通話を行うものであ
る。
【0003】ここで3者通話とは、図11に示す如く、
構内交換装置PBXに備わっている3者通話機能を利用
するものであり、図11(a)は子機A,B相互通話に
親機Dが割り込む場合を示したものであり、子機Aと子
機Bとが時分割スイッチTDSWにより接続状態にある
ときに親機Dが子機A又は子機Bを発呼し、時分割スイ
ッチTDSWにより子機A,子機B双方に接続され、3
者通話となるものである。(b)は子機Aと親機Dとの
通話中に子機Bが子機Aを呼んだ場合で、上記と同様に
して時分割スイッチTDSWにより子機Bは子機A及び
親機Dと接続され3者通話となる。(c)は子機Aと子
機Bの通話中に子機Cが割り込む場合で、上記同様3者
通話となる。また、会議通話とは一台の親機と複数の子
機とが接続されたり、複数の子機同志が接続され通話を
行う場合をいう。
【0004】しかし、上記のようなシステムでは、親機
から子機を呼び出す際にはダイヤル操作が必要である。
また、会議通話を行う場合には会議を行いたい子機と通
話状態とした後、特殊なダイヤル操作を行う必要があ
り、このような操作を会議通話を行う子機毎に行わなけ
ればならなかった。そして、話中の子機を呼び出す必要
が生じた場合、上記の3者通話等の場合に使用される構
内交換装置の割り込み機能を使用することとなるが、こ
の場合一旦子機を呼び出し、通話中であることを示すト
ークバック信号を確認した後に特殊なダイヤル操作を行
い、割り込み特番を送出しなければならず、これらの作
業は非常に煩雑で指令を与えるオペレータの負担の増大
と、必要な情報の伝達の遅れを招来し、また、各作業部
所と指令所間、あるいは各作業部所間での連絡がスムー
ズに行えないため作業効率が悪化し、自動車の生産ライ
ン等のように、ラインの作業効率が生産効率に影響を与
え、これが即生産コストとなって企業の競争力に影響を
与えるような業種では、このような生産ラインの作業効
率の向上が急務の課題であった。
【0005】このような問題を解決する手段として、例
えば、特開平2−174356号に示される構内交換シ
ステムを用いることが考えられる。すなわち、図12
(a)に示すように、親局として使用される電子式電話
機31、構内交換装置を構成するライン回路32a〜3
2n、通話路ネットワーク33、データバスライン3
5、中央処理装置36、記憶装置37、そして、構内交
換機に接続され子機として使用される標準電話機34a
〜34nにより構成され、(b)に示すように、電子式
電話機31には複数台の内線対応の発着信の制御を行う
発着信キーL01〜L12があり、この電子式電話機を
所定のキー操作により登録モードにして呼び出したい所
望の子機としての標準電話機34a〜34n対応の発着
信キーL01〜L12を操作することによりこの情報は
記憶手段37に記憶され、呼び出したい子機の標準電話
機34a〜34nが登録される。次に指令キーDIRを
操作すると中央処理装置36は記憶手段37より記憶情
報を読みだし、登録された内線に対して一斉呼び出しを
行う。即ち登録された内線に対して内線が話中あるい
は、オフフック状態であれば、強制的に電子式電話機3
1との通話路接続を行い、オンフック状態では呼び出し
音を送出する。これにより対象内線が話中であっても一
斉に呼び出して接続できるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
構成のシステムを利用するとすれば、構内交換装置に相
当するライン回路2a〜2n、通話ネットワーク33等
は電子式電話機31と一体として動作するものであるた
め、一般に市販されている汎用の構内交換装置を使用す
ることができず、専用に製作しなければならないため、
製造コストが非常に高くなり、大規模の構内交換システ
ムとして使用される場合にはコストに見合ったものとな
る可能性もあるが、多い場合でも数十台の子機しか接続
されない生産ライン等の指令システムへの使用は実用的
でない。また、子機同志の通話を行いたい場合には、一
度親機を介してからでないと接続されず操作が煩雑とな
る。また、子機から会議通話に参加できなかったり、会
議通話中に特定の子機のみを切断することができず、機
能的に不十分であった。
【0007】本発明はこのような点に鑑み提案されたも
ので、その目的とするところは、特殊な交換装置を用意
しなくとも、汎用の構内交換装置4を用いてワンタッチ
で子機5a,5b〜5nが呼び出せ、また、子機5a,
5b〜5nが話中である場合には自動的に強制呼び出し
を行い、かつ子機5a,5b〜5nから会議通話への参
加が可能であり、しかも、会議通話中に特定の子機5
a,5b〜5nの切断が可能な生産管理指令システムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、大規模生産ライン等に使用される生産管理
指令システムにおいて、複数のスイッチが配設され通話
のためのハンドセット21を有した指令台1,2と、こ
の指令台1,2のスイッチ操作により子機5a,5b〜
5nの呼び出しや応答に必要な制御を行う指令制御装置
3と複数の子機5a,5b〜5nとが接続される構内交
換装置4とを有し、前記指令制御装置3は、複数の通話
回線6a〜6nにより前記構内交換装置4と接続したこ
とにより、この通話回線6a〜6nを操作して指令台
1,2と複数の子機5a,5b〜5nとの間での会議通
話が可能となり、また、この指令制御装置3は指令台
1,2のスイッチと対応させて記憶している子機5a,
5b〜5nの内線番号をこのスイッチを操作することで
自動的に送出し、また、各子機5a,5b〜5nの通話
線8a,8b〜8nをモニタし、子機5a,5b〜5n
が話中である場合には自動的に割り込み特番を送出し
て、優先的に子機5a,5b〜5nとの通話を確保し、
さらに、会議通話中に前記指令台1,2のスイッチ操作
を受けて指示された子機5a,5b〜5nを会議通話か
ら切断可能とする構成とした。
【0009】また、子機5a,5b〜5nからの会議通
話への参加を可能とした。
【0010】また、指令制御装置3は指令台1,2と対
応し、これと接続する主制御部11,12と、この主制
御部11,12からの情報を記憶する記憶部13と、前
記主制御部11,12からの指示を受けて接続されてい
る通話回線6a〜6nの接続,切断,切換え、あるいは
子機5a,5b〜5nの呼び出し等の操作を行う回線制
御部14と、構内交換装置4に接続される各子機5a,
5b〜5nの通話線8a,8b〜8nに接続された回線
使用状況モニタ線7a,7b〜7nにより各子機5a,
5b〜5nがオンフック状態か、オフフック状態かを監
視してその結果を主制御部11,12に伝達する回線モ
ニタ部15とで構成されることとした。
【0011】また、指令台1,2は2台とし、これに対
応して主制御部11,12を各々設けることとした。
【0012】また、会議通話は、指令制御装置3の回線
制御部14内で接続されている通話回線6a〜6nを物
理的にミキシングすることにより行うこととした。
【0013】
【作用】指令台1,2は複数のスイッチを有し、指令制
御装置3に対し子機5a,5b〜5nへの発信、あるい
は受信等を指示したり、子機の番号を登録するためのコ
ンソールとして働く。また、指令制御装置3は、この指
令台1,2からの指示を受けて各子機5a,5b〜5n
への発信や子機5a,5b〜5nの受信を制御し、構内
交換装置4とは複数の通話回線6a〜6nにより接続さ
れ、これによって、複数の子機5a,5b〜5nとの通
話、すなわち会議通話を行うことができる。また、内部
に記憶している子機5a,5b〜5nの番号を指令台
1,2の対応するスイッチが押下されることにより、こ
れを自動発信する。さらに、回線使用状況モニタ線7
a,7b〜7nにより、子機5a,5b〜5nが話中か
否かを通話線8a,8b〜8nを監視して判別し、話中
の子機5a,5b〜5nに発呼する際には自動的に割り
込み特番を発信する。会議通話中に会議通話から切り離
したい子機5a,5b〜5nがある場合には指令台1,
2の該当するスイッチを操作することにより指令制御装
置3が該当する子機5a,5b〜5nを会議通話から切
断する。
【0014】子機5a,5b〜5nが会議通話に参加し
たい場合には、指令台1,2を発呼する。そして、指令
台1,2にてこれを確認し、スイッチを操作することに
より指令制御装置3がその子機5a,5b〜5nの該当
する通話回線6a〜6nを接続し、会議通話に参加させ
る。
【0015】指令制御装置3は指令台1,2と接続し、
その指示を受け各部の制御をする主制御部11,12
と、この主制御部11,12が扱う情報を記憶するため
の記憶部13と、主制御部11,12と接続し、その指
示により接続されている通話回線6a〜6nに対し子機
5a,5b〜5nとの通話のために必要な制御を行う回
線制御部14と、子機5a,5b〜5nの通話線8a,
8b〜8nを回線使用状況モニタ線7a,7b〜7nに
より監視し、子機5a,5b〜5nが話中であるか否か
を判断し、その結果を主制御部11,12に伝える回線
モニタ部15を備えている。
【0016】指令台1,2は2台独立してあって、それ
ぞれに対応して、その指示を受ける主制御部11,12
が別個に設けられており、この2つの主制御部11,1
2は相互に接続され、互いに連絡をとって、動作が輻輳
しないよう指令制御装置3内の各部を制御する。
【0017】会議通話を行う場合、上述の如く構内交換
装置4の機能を利用することも考えられるが、すでに説
明した通り操作が煩雑なものとなってしまう。そこで、
図10に示すように、構内交換装置4に接続される子機
5a,5b〜5nに対応して通話回線6a〜6nを設け
る。これにより各子機5a,5b〜5nに対する通話回
線6a〜6nが独立して設けられることになり、別個に
これを制御することができるようになる。そして、指令
制御装置3内の回線制御部14にこの通話回線6a〜6
nを接続し、会議通話に参加させたい子機5a,5b〜
5nに対しこの回線制御部14はパスを形成するととも
にこれを物理的にミキシングするように動作する。こう
して、複数の子機5a,5b〜5nと指令台1,2との
間で会議通話が可能となる。
【0018】
【実施例】次に本発明の一実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の基本構成を示したブロック図で、図
2は本発明を概略的に示した図である。図1において、
1,2は指令台、3は指令制御装置、4は構内交換装
置、5a,5b〜5nは子機であり、指令制御装置3は
主制御部11,12,記憶部13,回線制御部14,回
線モニタ部15を有していて、これらにより本発明が構
成されている。
【0019】2つの指令台1,2はそれぞれ別個に設け
られた主制御部11,12と接続されており、この2つ
の主制御部11,12は相互に接続されている。そし
て、この主制御部11,12は記憶部13,回線制御部
14,回線モニタ部15と接続されている。複数の子機
5a,5b〜5nはそれぞれ通話線8a,8b〜8nに
より構内交換装置4に接続されており、この通話線8
a,8b〜8nには回線使用状況モニタ線7a,7b〜
7nがそれぞれ対応して接続されていて、その他端は回
線モニタ部15へ接続されている。構内交換装置4と回
線制御部14とは子機5a,5b〜5nの数に対応した
通話回線6a〜6nにより接続されている。
【0020】しかして、指令台1,2は図3に示すよう
な構成となっている。すなわち、指令台1,2から各子
機5a,5b〜5nへの発信や通話中の子機5a,5b
〜5nを切断するため各子機5a,5b〜5nに対応し
た個別スイッチSW1 〜SWn が枡目状に横並びに左端
からSW1 〜SW8 、その下の列の左端はSW9 〜と言
うようにSWn まで配設されており、この個別スイッチ
SW1 〜SWn は後述するように子機5a,5b〜5n
の番号を登録する際にも使用される。また、各子機5
a,5b〜5nとの通話を行うためのハンドセット21
が備えられており、通常の電話機と同様に使用される。
このハンドセット21の下部の指令台1,2本体にはス
ピーカー22が取り付けられていて、着信時の呼び出し
音、オンフック時のダイヤルトーン,ビジートーン,リ
ングバックトーン,通話相手の音声等を発する。また、
着信スイッチ23は会議通話中に着信を受けた場合にそ
の着信相手を会議通話に参加させる時に使用され、ま
た、子機5a,5b〜5nの番号を登録する際には番号
登録の開始/終了に使用される。着信復旧スイッチ24
は会議通話中に着信した子機5a,5b〜5nを会議通
話に参加させないときに使用され、番号登録時には登録
番号の設定,確認に使用される。電源ランプ25は主に
指令制御装置3の電源投入の有無を表示する。
【0021】主制御部11,12は指令台1,2の各ス
イッチをスキャンし、いずれかのスイッチが操作された
場合には、その内容により回線制御部14に指示を与え
てパスを形成させたり、記憶部13から読み出した子機
5a,5b〜5nの番号を回線制御部14に送って発信
させたり、回線モニタ部15からの情報により子機5
a,5b〜5nが話中か否かを判断するもので、主にC
PUにより構成されている。また、記憶部13は、主制
御部11,12が扱う情報を記憶するもので、例えば入
力された各子機5a,5b〜5nの内線の番号を記憶
し、主として半導体RAMや磁気ディスクにより構成さ
れる。回線制御部14は接続されている各通話回線6a
〜6bの間にパスを形成したり、記憶部13から読み出
された子機5a,5b〜5nの番号をダイヤル信号とし
て送るもので一般的な電話交換装置の回線の制御等に使
用されている回路を用いて構成されている。回線モニタ
部15は子機5a,5b〜5nの通話線8a,8b〜8
nを回線使用状況モニタ線7a,7b〜7nで監視して
子機5a,5b〜5nがオンフックあるいはオフフック
状態であるかを検出し、その結果を所定の信号に変換し
て主制御部11,12へ送出する。検出する手段として
は例えば交換装置のインターフェース部に使用される通
話電流検出回路と同様の回路を用いて通話電流を検出し
たり、あるいは直接通話信号を検出する方法でも良い。
【0022】子機5a,5b〜5nは通常のアナログ電
話機の機能を有するものであれば良く、DP方式である
かDTMF方式であるかは問わない。なお、自動車工場
のように粉塵の多いような場所では、いわゆる“黒電
話”と言われているタイプのものがこのような粉塵に強
く適している。構内交換装置4は3者通話機能など本発
明を実施する上で必要な機能を有する一般的な汎用の構
内交換装置であれば良い。なお、ここではデジタル電子
交換機と呼ばれるタイプのものを使用した。
【0023】次に本実施例の動作について場合をつけて
説明する。まず、図4(a)に示すように、指令台1か
ら子機5aを呼び出す場合について説明する。図4
(b)はそのフローチャートである。指令台1の個別ス
イッチSW1 〜SWn は前述のように各子機5a,5b
〜5nと対応しており、さらに、この個別スイッチSW
1 〜SWn と対応して記憶部13には各子機5a,5b
〜5nの内線の番号が記憶されている。そして、ある子
機5aを呼び出す場合は対応する個別スイッチSW1
押下する(S1)。主制御部11は指令台1のキースキ
ャン状態からこの個別スイッチSW1 を確認すると記憶
部13より対応する番号を読み出す。このとき、この個
別スイッチSW1 のランプは緑の点滅となる(S2)。
次に主制御部11は回線制御部14よりこの読み出した
番号を発信させる(S3)。該当する子機5aが応答す
ると、回線制御部14からの信号を受けて主制御部11
は指令台1の個別スイッチSW1のランプを緑の点灯に
変える(S4)。そして、ハンドセット21を取り(S
5)通話を行う。
【0024】次に図5(a)に示すように、子機5aか
ら指令台1を呼び出す場合について説明する。(b)は
そのフローチャートである。まず、子機5aから指令台
1の番号をダイヤルする(S11)。着信すると回線制
御部14から主制御部11へ信号が入り主制御部11は
指令台1の着信スイッチ23のランプを赤く点灯させる
(S12)。また、指令台1のトーンリングが発生する
(S13)。オペレータはこれを確認し、ハンドセット
21を取り(S14)通話を行う。
【0025】また、図6に示すように、子機5a,5b
間で通話を行う場合は、通常の構内通話と同様に発呼す
る側の子機5aから相手の子機5bをダイヤルすれば良
い。このとき指令台1,2は関与しない。
【0026】次に図7(a)に示すような会議通話につ
いて説明する。(b)はそのフローチャートである。ま
ず、指令台1の呼び出したい子機5a〜5nに対応する
個別スイッチSW1〜SWn をすべて押下する(S2
1)。主制御部11はこれを確認すると該当する個別ス
イッチSW1 〜SWn のランプを緑に点灯する(S2
2)とともに必要な子機5a〜5nの番号を記憶部13
より読み出し、回線制御部14より発信する(S2
3)。応答した子機5aがあると(S25)、主制御部
11は回線制御部14からの信号を受けて該当する個別
スイッチSW1 の緑のランプを点灯する(S25)。こ
のようにして順次、子機5a〜5nを接続して会議通話
とし、ハンドセット21を取ることにより会議通話が行
える(S28)。そして会議通話を終了したい場合に
は、ハンドセット21を指令台1に置くことにより、オ
ンフックとなり(S29)会議通話は終了する。また、
個々に子機5a〜5nを切り離したいときは、該当する
個別スイッチSW1 〜SWn を押す(S30)。主制御
部11はこれを確認すると該当する個別スイッチSW1
〜SWn の緑のランプを点滅させ(S31)、回線制御
部14に対し指定された子機5a〜5nのパスを切断さ
せる(S32)。そして、まだ接続中の子機5a〜5n
があれば再び通話を行う(S28)。
【0027】次に図8(a)に示すように子機5a,5
b相互間の通話に指令台が割り込む場合について説明す
る。(b)はそのフローチャートである。まず、例えば
2つの子機5a,5bが通話中である場合に、一方の子
機5aを呼び出す(S41)。このとき主制御部11は
該当する個別スイッチSW1 の緑のランプを点滅させる
(S42)。そして、回線使用状況モニタ線7aを介し
て子機5aが話中であることが回線モニタ部15により
検出され(S43)、主制御部11が話中であると判断
すると記憶部13内に記憶されている割り込み特番を回
線制御部14より送出する(S44)。構内交換装置4
はこの割り込み特番を受信すると強制割り込み操作を行
い割り込み回線を接続する(S45)。回線制御部14
からの信号により割り込みが完了したと主制御部11が
判断すると指令台1の個別スイッチSW1 の緑のランプ
を点灯させる(S46)。そして、これを確認してハン
ドセット21を取ることにより(S47)3者通話が行
われる。
【0028】次に図9(a)に示すように会議通話に子
機5nから割り込む場合について説明する。(b)はそ
のフローチャートである。まず、複数の子機5a〜5
n-1 との会議通話中に、ある子機5nが指令台1を発呼
する(S51)。回線制御部14からの信号により主制
御部11が着信があったことを確認すると指令台1の着
信スイッチ23のランプを赤く点滅させると同時に指令
台1のトーンリングが発生する(S52)。そして、こ
のとき着信スイッチ23を押下すると、主制御部11が
これを確認し、着信スイッチ23のランプを緑に点灯さ
せる(S53)とともに、回線制御部14に指令台1と
着信した子機5nの通話回線6nとの間にパスを形成さ
せ、子機5nとの通話を可能にする(S54)。子機5
nと通話した結果(S56)、子機5nを会議通話に参
加させると判断した場合には、再度着信スイッチ23を
押下する(S55)。主制御部11はこれを確認すると
着信スイッチ23のランプを滅灯し(S57)、回線制
御部14に子機5nを会議通話に参加させるためのパス
を形成させる(S58)。そして、子機5nが参加した
会議通話が行われる。一方、子機5nと通話した結果
(S55)、子機5nを会議通話に参加させないと判断
した場合には着信復旧スイッチ24を押下する(S5
9)。そして、主制御部11がこれを確認すると着信ス
イッチ23のランプを滅灯し(S60)、回線制御部1
4にもとの会議通話に復旧させる(S61)。これによ
り、子機5nが発呼する前の会議通話状態となる。
【0029】なお、指令台1,2の個別スイッチSW1
〜SWn は指令制御装置3内の主制御部11,12があ
る基板上のスイッチを操作することにより、子機5a,
5b〜5nの内線番号を登録するためのスイッチとして
も動作するようになっている。これにより登録された子
機5a,5b〜5nの内線番号が記憶部13に記憶され
ることになる。以上の動作は本発明を実施する上での一
例を示したものであって、これらの動作の変更や各動作
の組み合わせ等の自由を制限するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特別な交
換装置を使用しなくとも、安価な汎用の構内交換装置4
を使用することにより、ワンタッチキー操作による子機
5a,5b〜5nの呼び出しや、複数の子機5a,5b
〜5nとの会議通話を可能とし、子機5a,5b〜5n
が話中であるときは、割り込み特番を自動送出すること
により、自動的に割り込み通話を可能とし、さらに会議
通話中に指定した子機5a,5b〜5nの切断も可能と
なり、これにより、大規模工場等での生産ラインの作業
効率を比較的簡単かつ安価なシステムで向上させ、工場
の製品のコストダウンにも貢献するという効果を有す
る。
【0031】また、子機5a,5b〜5nからの会議通
話への参加も可能としたことにより、生産ラインの各部
所間での情報交換がよりスムーズとなり、生産効率がよ
り向上するという効果を有する。
【0032】また、指令台1,2を二台とし、これに対
応して主制御部11,12を設けたので、より多くの子
機5a,5b〜5nを接続できるとともに各々別々のラ
インにも使用でき、利用の自由度が増すとともにコスト
減にもなるという効果も有する。
【0033】また、会議通話は複数の通話回線6a〜6
nを回線制御部14に接続し、これを物理的にミキシン
グしているので、従来の会議通話に要する煩雑な操作が
不要であり、複数の子機5a,5b〜5nとの通話への
入/切も自由にできるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例の概略図である。
【図3】指令台を示した図である。
【図4】(a)は指令台から子機を呼び出す場合を示し
た図、(b)はその動作のフローチャートである。
【図5】(a)は子機から指令台を呼び出す場合を示し
た図、(b)はその動作のフローチャートである。
【図6】子機同志の通話を示した図である。
【図7】(a)は会議通話を行う場合を示した図、
(b)はその動作のフローチャートである。
【図8】(a)は子機同志の通話に指令台が割り込む場
合を示した図、(b)はその動作を示すフローチャート
である。
【図9】(a)は会議通話に子機が割り込む場合を示し
た図、(b)はその動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る会議通話の原理を示した図であ
る。
【図11】構内交換装置の3者通話機能を示した図で、
(a)は子機A,B相互間の通話に親機Dが割り込む場
合、(b)は子機Aと親機Dの通話に子機Bが割り込む
場合、(c)は子機A,B相互間の通話に子機Cが割り
込む場合をそれぞれ示している。
【図12】従来例を示した図であり、(a)はそのシス
テム構成ブロック図、(b)はこれに使用される電子式
電話機を示した図である。
【符号の説明】
1,2 指令台 3 指令制御装置 4 構内交換装置 5a,5b〜5n 子機 6a〜6n 通話回線 7a,7b〜7n 回線使用状況モニタ線 8a,8b〜8n 通話線 11,12 主制御部 13 記憶部 14 回線制御部 15 回線モニタ部 SW1 〜SWn 個別スイッチ 21 ハンドセット 22 スピーカー 23 着信スイッチ 24 着信復旧スイッチ 25 電源ランプ 31 電子式電話機 32a〜32n ライン回路 33 通話路ネットワーク 34a〜34n 標準電話機 35 データバスライン 36 中央処理装置 37 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 幸男 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大規模生産ライン等に使用される生産管
    理指令システムにおいて、 複数のスイッチが配設され通話のためのハンドセット
    (21)を有した指令台(1,2)と、この指令台
    (1,2)からの指示により子機(5a,5b〜5n)
    の呼び出しあるいは応答のための制御を行う指令制御装
    置(3)と、この指令制御装置(3)と複数の子機(5
    a,5b〜5n)とが接続される構内交換装置(4)と
    を有し、 前記指令制御装置(3)は、複数の通話回線(6a〜6
    n)により前記構内交換装置(4)と接続され、この通
    話回線(6a〜6n)を操作することにより指令台
    (1,2)と複数の子機(5a,5b〜5n)との間で
    の会議通話を可能とし、また、この指令制御装置(3)
    は指令台(1,2)のスイッチに対応して記憶している
    子機(5a,5b〜5n)の内線番号をこのスイッチの
    操作により自動送出し、また、各子機(5a,5b〜5
    n)の通話線(8a,8b〜8n)を監視して子機(5
    a,5b〜5n)が話中であると判断した場合には自動
    的に割り込み特番を送出して通話に割り込み、さらに、
    会議通話中に前記指令台(1,2)からの指示により指
    定した子機(5a,5b〜5n)を会議通話から切断可
    能としたことを特徴とする生産管理指令システム。
  2. 【請求項2】 子機(5a,5b〜5n)からの会議通
    話への参加を可能としたことを特徴とする請求項1記載
    の生産管理指令システム。
  3. 【請求項3】 指令制御装置(3)は指令台(1,2)
    と対応し、これと接続する主制御部(11,12)と、
    この主制御部(11,12)からの情報を記憶する記憶
    部(13)と、前記主制御部(11,12)からの指令
    により接続されている通話回線(6a〜6n)の接続,
    切断,切換え、あるいは子機(5a,5b〜5n)の呼
    び出し等の操作をする回線制御部(14)と、構内交換
    装置(4)に接続される各子機(5a,5b〜5n)の
    通話線(8a,8b〜8n)に接続された回線使用状況
    モニタ線(7a,7b〜7n)により各子機(5a,5
    b〜5n)のオンフック又はオフフック状態を監視する
    回線モニタ部(15)とで構成されたことを特徴とする
    請求項1記載の生産管理指令システム。
  4. 【請求項4】 指令台(1,2)は2台とし、これに対
    応して主制御部(11,12)を各々設けたことを特徴
    とする請求項3記載の生産管理指令システム。
  5. 【請求項5】 会議通話は、指令制御装置(3)の回線
    制御部(14)にて、接続されている通話回線(6a〜
    6n)にパスを形成し、これをを物理的にミキシングし
    てなることを特徴とする請求項3記載の生産管理指令シ
    ステム。
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