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JPH0733540Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JPH0733540Y2
JPH0733540Y2 JP1987061478U JP6147887U JPH0733540Y2 JP H0733540 Y2 JPH0733540 Y2 JP H0733540Y2 JP 1987061478 U JP1987061478 U JP 1987061478U JP 6147887 U JP6147887 U JP 6147887U JP H0733540 Y2 JPH0733540 Y2 JP H0733540Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
bus bar
waterproof
bar circuit
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987061478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63172217U (ja
Inventor
求 武藤
尚史 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1987061478U priority Critical patent/JPH0733540Y2/ja
Publication of JPS63172217U publication Critical patent/JPS63172217U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0733540Y2 publication Critical patent/JPH0733540Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車などの電気配線に使用する電気接続箱
の内部に水が浸入した場合に、ブスバー等の板状体の表
面上の水滴を速やかに流れ落として箱本体の外部に排除
するとともに、流れ落ちる水滴が導電部材に当たらない
ようにした電気接続箱に関する。
〔従来の技術と問題点〕
ジャンクションボックスやリレーボックスなどの電気接
続箱は、一般に第3図に示すような構成になっている。
同図において、1は表裏両面にブスバー回路2を配設し
たブスバー回路板で、3はリレー等を接続するコネクタ
ハウジング4を設けた表カバーである。
ブスバー回路板1は通常は多段に積層され、各層のブス
バー回路板1のブスバー回路2よりタブ端子5が直立し
て設けられ、最上層のブスバー回路板1の上方に或は最
下層のブスバー回路板1の下方に突出される。
ブスバー回路板1上に重ね合わされる表カバー3に設け
られたコネクタハウジング4内に或は箱本体6の底壁6a
にもうけられたコネクタハウジング13内にタブ端子5が
挿入される。
そして、表カバー3及びブスバー回路板1は箱本体6の
内部に収容され、箱本体6の上部開口に防水カバー7が
組付けられ、箱本体6の下部には、第4図に示すよう
に、電気接続箱の底壁となるコネクタカバー8が組付け
られる。
以上のように、電気接続箱は、箱本体6の上下開口部を
防水カバー7及びコネクタカバー8で覆われているが、
隙間から水が浸入することがある。
とくに、自動車のエンジンルームでは、雨水等が飛び込
んだり、大きな温度変化によって結露を生じたり、或
は、加圧水を用いた洗車により水が電気接続箱内に浸入
する事態が起り易い。
電気接続箱内に浸入した水は、表カバー3のコネクタハ
ウジング4の端子挿入孔より最上層ブスバー回路板1上
に滞留してブスバー回路2にリーク電流を発生させるこ
とがある。
これを防止するために、最上層のブスバー回路板1と表
カバー3との間に、端子5を嵌挿する孔9aを設けた防水
板9を設けて最上層のブスバー回路板1上に浸入する水
滴を遮断する方法(第3図の下部参照)や、或は、第4
図に示すように、電気接続箱を傾斜して設置することに
より内部のブスバー回路板等の上面に溜った水滴を流し
落とす方法などが考えられる。
そこで、電気接続箱を傾斜角θが約5度以上となるよう
に傾斜して内部のブスバー回路板等の板状体に同様の傾
斜角を与えると、第5図に示すように、板状体の上面に
溜った水を箱本体6の底壁6aの排水孔10に流し落とすこ
とができる。
しかし、ブスバー回路板1(防水板9を用いる場合には
防水板にも)の上面にはタブ端子5が突出しており、こ
れに雌−雌端子11が嵌着されるため、傾斜面上を流れ落
ちる水滴Gが雌−雌端子11に支えられて停止し、水滴G
がタブ端子5やブスバー回路にリーク電流を発生させる
虞れがある。
本考案はかかる問題点に着目してなされたもので、傾斜
したブスバー回路板等を流れ落ちる水滴がタブ端子のよ
うな導電体に接触することを防止して、リーク電流事故
を防止することのできる構造を有する電気接続箱を提供
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ブスバー回路板などを箱本体内部に収容して
なる電気接続箱において、上記箱本体内のブスバー回路
板などの表面が水滴が流れ落ちる傾斜角を保つように電
気接続箱を設置するとともに、上記ブスバー回路板或は
ブスバー回路板上に設けられる防水板などの板状体に設
けられた導電部材及び貫通孔の周囲のうち、傾斜面の下
位側となる部分を除いて、水滴の浸入を防止する高さを
有する防水壁を突設し、上記傾斜面の下位側端縁の下方
に、上記箱本体を貫通する排水孔を設けた。
〔作用〕
電気接続箱内に浸入した水は、水滴となってブスバー回
路板等の傾斜した板状体の上面に落下して傾斜面に沿っ
て流れ落ち、導電部材や貫通孔の周囲に突設された防水
壁に当る水滴のみ防水壁側面に停滞することはあるが、
その他の水滴はすべて傾斜面の下位側端縁の下方に設け
られた箱本体の底壁の排水孔を経由して外部へ排水され
る。
防水壁に当った水滴は防水壁に遮られて、板状体に突設
されたタブ端子などの導電部材に接触することはなく、
リーク電流の発生が防止される。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
板状体をなすブスバー回路板1は、第2図に示すよう
に、右側に向って低くなる傾斜角度をもって設置され、
傾斜角度は水滴Gが流れ落ちる角度として約5度以上に
設定されている。
ブスバー回路板1の上に板状体をなす防水板9(第3図
参照)を重ね合わせてブスバー回路板1上に水滴が落ち
ないようにするときは、防水板9は同じ傾斜角度を有す
る。
ブスバー回路板1の上面及び下面に設けられるブスバー
回路2A及び2Bから立上げられたタブ端子5(第1図参
照)には雌−雌端子11が嵌着される。
防水板9を用いる場合には、防水板9の孔9aを嵌挿した
タブ端子5に雌−雌端子11が嵌着される。
タブ端子5及びこれに嵌着される雌−雌端子はブスバー
回路板1或は防水板9上にあり、傾斜面に沿って流れ落
ちる水滴が当って停滞する虞れがあるため、第1図に示
すように、ブスバー回路板1或は防水板9の上面のタブ
端子5の周囲に防水壁12が突設される。
防水壁12は傾斜面の下位側にあたる右側を開口し、コの
字形状に設けられる。
防水壁12の高さh1は、水滴Gの高さ寸法h2が約5mmであ
ることから、水滴Gを遮蔽する高さとして約5mm以上と
する。
かくして、傾斜面を流れ落ちる水滴Gは、防水壁12に当
たってその場所に滞留するか、又は、防水壁12に沿って
流れ落ちるため、水滴Gがタブ端子5及び雌−雌端子11
に接触することはない。
又、傾斜面の下位側に設けた開口より水滴Gが防水壁12
の内側に浸入することはなく、表カバー3より浸入した
水滴が防水壁12の内側に落下することがあっても、水滴
は防水壁12の開口より流出する。
ブスバー回路板1又は防水板9を流れ落ちた水滴Gは箱
本体6の底壁6aに設けられた排水孔10を経て排水され
る。
以上のように、タブ端子5及び雌−雌端子11は水滴を遮
断する防水壁12によった保護されるため水滴によるリー
ク電流を生ずることはないが、同様にして、ブスバー回
路板等の板状体の上面に設けられた他の導電部材も防水
壁によって保護することができる。
〔効果〕
本考案は、傾斜したブスバー回路板等の板状体に防水壁
を設けることにより、傾斜面上を流れ落ちる水滴を防水
壁によって遮断し、防水壁内部を水滴より保護すること
ができる。
従って、ブスバー回路板上のタブ端子等の導電部材にリ
ーク電流発生事故が生じないようにすることができる。
防水壁の高さは水滴を遮断し得る高さであればよいの
で、電気接続箱の容積はほとんど増加しない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第1図は防
水壁の周辺の要部断面図、 第2図はブスバー回路板或は防水板の要部平面図、 第3図は電気接続箱の主要構成部品の斜視図、 第4図は電気接続箱の正面図、 第5図は傾斜したブスバー回路板周辺の要部縦断面図で
ある。 1…ブスバー回路板、2,2A,2B…ブスバー回路、3…表
カバー、4…コネクタハウジング、5…タブ端子、6…
箱本体、6a…底壁、7…防水カバー、8…コネクタカバ
ー、9…防水板、9a…孔、10…排水孔、11雌−雌端子、
12…防水壁、G…水滴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブスバー回路板などを箱本体内部に収容し
    て成る電気接続箱において、上記箱本体内のブスバー回
    路板などの表面が水滴が流れ落ちる傾斜角を保つように
    電気接続箱を設置するとともに、上記ブスバー回路板或
    いはブスバー回路板上に設けられる防水板などの板状体
    に設けられた導電部材及び貫通孔の周囲のうち、傾斜面
    の下位側となる部分を除いて、水滴の浸入を防止する高
    さを有する防水壁を突設し、上記傾斜面の下位側端縁の
    下方に、上記箱本体を貫通する排水孔を設けたことを特
    徴とする電気接続箱。
JP1987061478U 1987-04-24 1987-04-24 電気接続箱 Expired - Lifetime JPH0733540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987061478U JPH0733540Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987061478U JPH0733540Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63172217U JPS63172217U (ja) 1988-11-09
JPH0733540Y2 true JPH0733540Y2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=30894854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987061478U Expired - Lifetime JPH0733540Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 電気接続箱

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3334642B2 (ja) * 1998-09-16 2002-10-15 住友電装株式会社 電気接続箱
JP3334643B2 (ja) * 1998-09-18 2002-10-15 住友電装株式会社 電気接続箱
JP5429557B2 (ja) * 2010-01-26 2014-02-26 住友電装株式会社 電気接続箱

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JPS61126730U (ja) * 1985-01-28 1986-08-08
JPS6219024U (ja) * 1985-07-19 1987-02-04
JPH042739Y2 (ja) * 1986-04-26 1992-01-30

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JPS63172217U (ja) 1988-11-09

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