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JPH0733095Y2 - アキュームレータの油戻し装置 - Google Patents

アキュームレータの油戻し装置

Info

Publication number
JPH0733095Y2
JPH0733095Y2 JP7168389U JP7168389U JPH0733095Y2 JP H0733095 Y2 JPH0733095 Y2 JP H0733095Y2 JP 7168389 U JP7168389 U JP 7168389U JP 7168389 U JP7168389 U JP 7168389U JP H0733095 Y2 JPH0733095 Y2 JP H0733095Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
oil return
temperature
accumulator
return pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7168389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0313075U (ja
Inventor
栄 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP7168389U priority Critical patent/JPH0733095Y2/ja
Publication of JPH0313075U publication Critical patent/JPH0313075U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0733095Y2 publication Critical patent/JPH0733095Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は空気調和機、冷凍機等の冷凍サイクルに適用さ
れる蒸発後の冷凍ガスから冷凍機油及び液冷媒を分離す
るためのアキュームレータの油戻し装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の空気調和機の系統図を第4図に示す。
図において、圧縮機1から吐出された高温高圧ガスの冷
媒は四方弁2を経て凝縮器3に入り、ここで熱交換され
て凝縮し低温高圧の液冷媒となる。この液冷媒は膨脹弁
キャピラリーチューブ等の減圧機構4で減圧されて低温
低圧の気液二相流となり蒸発器5で熱交換されて蒸発し
た後、アキュームレータ6内に流入する。
その後アキュームレータ6内で液ガス分離された冷媒ガ
スは、冷媒ガス出口管9を通り圧縮機吸入管19、気液分
離器20を経て圧縮機1に吸入され再び圧縮される。
一方、蒸発器5で蒸発されなかった冷媒液及び冷凍機油
はアキュームレータ6内に貯溜された冷媒ガス出口管9
に穿設された油戻し穴7を通って徐々に圧縮機1に戻
る。これによって、圧縮機1内には適正量の冷凍機油が
保持され、また冷凍機油に随伴する液冷媒により前記圧
縮機1内に吸入される冷媒ガスが冷却される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の空気調和機等には解決すべき次の課題があっ
た。
即ち、従来の空気調和機等ではアキュームレータの冷媒
ガス出口管に設けられた油戻し穴の径は、通常運転負荷
に合わせて適正量の液冷媒が圧縮機へ戻って圧縮機に吸
入される冷媒ガスを適正な温度に冷却するよう一定に選
定されているので、蒸発器での吸熱量が小さいとき、即
ち、運転負荷が低い場合には、蒸発器で蒸発されない液
冷媒がアキュームレータ内に多量に貯溜され、ひいては
この液冷媒が油戻し穴から多量に圧縮機へ戻って圧縮機
に吸入される冷媒ガスを過剰に冷却するため、圧縮機の
適正温度を維持できないという不具合が生ずる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題の解決手段として、空気調和機、冷凍
機等の冷凍サイクルの蒸発器出口に設けられるアキュー
ムレータにおいて、上記アキュームレータの底部と圧縮
機の吸入管とを接続する油戻し管と、同油戻し管に設け
られ、圧縮機のドーム温度を検知して油戻し管からの冷
凍機油及び液冷媒の戻り量をドーム温度が低くなるに従
って減少させ、ドーム温度が高くなるに従って増加させ
る流量制御手段とを具備してなることを特徴とするアキ
ュームレータの油戻し装置を提供しようとするものであ
る。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
即ち、アキュームレータに油戻し管を設けて圧縮機へ連
通させるとともに油戻し管に圧縮機のドーム温度と連動
させた流量制御手段を設けたことによりアキュームレー
タ内に貯溜された冷凍機油及び液冷媒の圧縮機へ戻る量
は、圧縮機ドームの温度が低くなるに従がって減少さ
せ、また圧縮機のドームの温度が高くなるに従がって増
加させることができる。
この結果、圧縮機の温度を冷凍サイクル運転負荷の変動
に影響されることなく適正範囲に維持させることができ
る。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図により説明する。なお、従
来例と同様の構成部材には同符号を付し、必要な場合以
外は説明を省略する。以降、第2、第3実施例について
も同様のこととする。
第1図において、アキュームレータ6の底部には油取出
口12が設けられ、この油取出口12と圧縮機吸入管19とを
接続する油戻し管13が施設されている。油戻し管13は油
取出口12の後流で分岐されており、分岐管の一方にはキ
ャピラリーチューブ等の冷媒制御器15が、他方には電磁
弁14a及びキャピラリーチューブ等の冷媒制御器15aが設
置され、双方は再び合流して上記の通り圧縮機吸入管19
に接続される。
また、前記油戻し管13の分岐管の一方に設置された電磁
弁14aは圧縮機1のドームに感温部16を配設したサーモ
スタット16aと連動されており、圧縮機1のドームの温
度が所定の温度により高くなると電磁弁14aは開き逆に
低くなると電磁弁14aは閉じる。
このようにして蒸発器5よりアキュームレータ6内に貯
溜した冷凍機油及び液冷媒は、油戻し管13の冷媒制御器
15及び電磁弁14aと冷媒制御器15aを通って圧縮機吸入管
19に合流し圧縮機1へ戻る。この液冷媒によって圧縮機
1に吸入される冷媒ガスが冷却されるため圧縮機1内は
適正な温度に維持される。
一方、圧縮機1へ戻る液冷媒の量が多くなって圧縮機1
の温度が所定の温度よりも低下した場合には、圧縮機1
のドームに感温部16を配設したサーモスタット16aによ
って電磁弁14aが閉じ、液冷媒は冷媒制御器15aを流れな
いため、圧縮機1へ戻る液冷媒量が減少して圧縮機1内
の温度は上昇する。
他の構成及び作用は第4図に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号が付けられている。
上記の通り、本実施例によれば圧縮機1のドーム温度の
変化によって油戻し管13に設置された電磁弁14aが開閉
し、圧縮機1へ戻る液冷媒量が調整されるため、冷凍サ
イクル運転の負荷変動があっても圧縮機1内の温度を適
正範囲に維持することができる。
次に本考案の第2実施例について第2図により説明す
る。
上記の通り第1実施例では、油戻し管13を分岐して冷媒
制御器15及び電磁弁14aと冷媒制御器15aを設置したが、
本第2実施例では第2図に示すように電磁弁及び冷媒制
御器を設置した並列回路を二以上設けて各々の電磁弁14
a,14b,14cを作動温度の段階的に異なるサーモスタット1
6a,16b,16cと連動させ、かつ冷媒制御器15b,15cを付加
して圧縮機1へ戻る液冷媒量を昇温に対して増加、降温
に対して減少するよう段階的に制御するようにしたもの
である。
本実施例によれば、圧縮機1の温度変動に対して、変動
幅を小さく制御できるという利点がある。
次に本考案の第3実施例について第3図により説明す
る。
第3図において、油取出口12と圧縮機吸入管19とを接続
する油戻し管13には流量調節弁17が配設されている。流
量調節弁17は圧縮機1のドームの感温部18及び制御機器
18aで自動制御されており、圧縮機1のドーム温度と所
定温度の間の変動差に応じて流量調節弁17の弁開度が変
わる構成となっている。
このようにして蒸発器5よりアキュームレータ6内に貯
溜した冷凍機油及び液冷媒は油戻し管13の流量調節弁17
を通って圧縮機吸入管19に合流し圧縮機1へ戻る。この
過程で、圧縮機1の温度が所定温度と一致しているとき
は流量調節弁17はある弁開度に維持され当該弁開度に応
じた液冷媒が流れる。一方圧縮機1の温度が所定温度よ
り高くなるに伴い、流量調節弁17の弁開度が大きくなっ
て圧縮機1へ戻る液冷媒量が増加し圧縮機1の温度を下
げる。逆に圧縮機1の温度が所定温度より低くなるに伴
い流量調節弁17の弁開度が小さくなって、圧縮機1へ戻
る液冷媒量が減少し圧縮機1の温度を上げる。このよう
にして圧縮機1を一定の温度範囲に維持する。
他の構成及び作用は第4図に示す従来のものと同様であ
り対応する部材には同じ符号がつけられている。本実施
例によれば少ない部品数で効果が得られるという利点が
ある。
以上の通り第1〜第3実施例によれば、圧縮機1のドー
ム温度の変化に応じてアキュームレータ6内に貯溜され
る液冷媒を圧縮機1へ流量制御しながら戻すことができ
るので、空気調和機等の負荷変動が生じても常に圧縮機
1内の温度を所定温度に維持できるという利点がある。
〔考案の効果〕 本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
即ち、アキュームレータに油戻し管を設けるとともに、
油戻し管に圧縮機ドーム温度と連動させた流量制御手段
を設けたことにより冷凍サイクルの運転の負荷変動に影
響されることなく、圧縮機の温度を適正範囲に維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る油戻し装置の系統
図、第2図は本考案の第2実施例に係る油戻し装置の系
統図(主要部のみ示す)、第3図は本考案の第3実施例
に係る油戻し装置の系統図、第4図は従来の空気調和機
の冷凍系統図である。 1…圧縮機、5…蒸発器、6…アキュームレータ、12…
油取出口、13…油戻し管、14a,14b,14c…電磁弁、15,15
a,15b,15c…冷媒制御器、16,18…感温部、16a,16b,16c
…サーモスタット、17…流量調節弁、18a…制御機器、1
9…圧縮機吸入管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機、冷凍機等の冷凍サイクルの蒸
    発器出口に設けられるアキュームレータにおいて、上記
    アキュームレータの底部と圧縮機の吸入管とを接続する
    油戻し管と、同油戻し管に設けられ、圧縮機のドーム温
    度を検知して油戻し管からの冷凍機油及び液冷媒の戻り
    量をドーム温度が低くなるに従って減少させ、ドーム温
    度が高くなるに従って増加させる流量制御手段とを具備
    してなることを特徴とするアキュームレータの油戻し装
    置。
JP7168389U 1989-06-21 1989-06-21 アキュームレータの油戻し装置 Expired - Lifetime JPH0733095Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7168389U JPH0733095Y2 (ja) 1989-06-21 1989-06-21 アキュームレータの油戻し装置

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JP7168389U JPH0733095Y2 (ja) 1989-06-21 1989-06-21 アキュームレータの油戻し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0313075U JPH0313075U (ja) 1991-02-08
JPH0733095Y2 true JPH0733095Y2 (ja) 1995-07-31

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JP7168389U Expired - Lifetime JPH0733095Y2 (ja) 1989-06-21 1989-06-21 アキュームレータの油戻し装置

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JPH04127036U (ja) * 1991-05-10 1992-11-19 河西工業株式会社 自動車用リヤパーセルの軸受構造
JP4660904B2 (ja) * 2000-09-29 2011-03-30 アイシン精機株式会社 温水洗浄便座の防滴構造
JP2014145554A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Panasonic Corp 空気調和装置及びアキュムレータ
US10422558B2 (en) 2014-03-17 2019-09-24 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle device

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JPH0313075U (ja) 1991-02-08

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