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JPH0732720Y2 - 屋 根 - Google Patents

屋 根

Info

Publication number
JPH0732720Y2
JPH0732720Y2 JP1988060945U JP6094588U JPH0732720Y2 JP H0732720 Y2 JPH0732720 Y2 JP H0732720Y2 JP 1988060945 U JP1988060945 U JP 1988060945U JP 6094588 U JP6094588 U JP 6094588U JP H0732720 Y2 JPH0732720 Y2 JP H0732720Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
galvanized iron
ventilation passage
ridge
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988060945U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01163615U (ja
Inventor
光成 牧田
Original Assignee
マキタ板金工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マキタ板金工業株式会社 filed Critical マキタ板金工業株式会社
Priority to JP1988060945U priority Critical patent/JPH0732720Y2/ja
Publication of JPH01163615U publication Critical patent/JPH01163615U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0732720Y2 publication Critical patent/JPH0732720Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建物の屋根に関するものである。
(従来の技術) 従来、既設屋根と新設屋根との間に支持材を挟着し、同
部に空気層を設けた屋根は特開昭57-140466号公報など
によって、また野地板と新設屋根との間に支持材を挟着
し同部に空気層を設けた屋根は実開昭3-152422号公報な
どによって夫々公知となっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の公知のものは、新設屋根トタンと
既設屋根トタン若しくは野地板との間に単に空気層を有
するのみであって、その空気は滞るので、屋根の上に積
もった雪を融かしたり、屋根表への氷の付着を防止した
り、さらに、屋根裏の結露の発生を防止するという効果
があまりなかった。そこで本考案は、融雪効果、屋根表
の氷着防止効果、屋根裏の結露防止効果などを高めるこ
とができる斬新な構造の屋根の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の屋根は、既設屋根
トタン1の上に新設屋根トタン3を葺く際に、既設屋根
トタン1と新設屋根トタン3との間に棟から軒へ向かっ
て複数本の支持材2を平行に敷設することにより既設屋
根トタン1と新設屋根トタン3とを離してその間隙を通
気路4となすと共に、その通気路4の軒側の端部におい
て既設屋根トタン1と新設屋根トタン3とを跨ぐ状態に
取付けた防水板11の内側位置に通気路4と外部を連通さ
せる通気口10を、また、通気路4の棟側の端部にその通
気路4と棟トタン7の内側に外部と連通するように設け
た通気路9とを連通させる通気口10′をそれぞれ開設し
たことを特徴とする構成を採るものである。
また、同じく上記の目的を達成するために、本考案の屋
根は、野地板5の上に新設屋根トタン3を葺く際に、野
地板5と新設屋根トタン3との間に棟から軒へ向かって
複数本の支持材2を平行に敷設することにより野地板5
と新設屋根トタン3とを離してその間隙を通気路4とな
すと共に、その通気路4の軒側の端部において野地板5
と新設屋根トタン3とを跨ぐ状態に取付けた防水板11の
内側位置に通気路4と外部を連通させる通気口10を、ま
た、通気路4の棟側の端部にその通気路4と棟トタン7
の内側に外部と連通するように設けた通気路9とを連通
させる通気口10′をそれぞれ開設したことを特徴とする
構成を採ることも可能である。
(実施例) まず、第1図乃至第3図に示す第1実施例は、縦葺きの
既設屋根トタン1の上に棟から軒へ向かって多数本の木
製支持材2を所定の間隔で平行に並べ配して固定すると
共に、これ等支持材2の上に新設屋根トタン3を横葺き
工法で葺いて、既設屋根トタン1と新設屋根トタン3の
間に支持材2の厚さ分ほどの間隙を設けて、その間隙を
通気路4となし、その通気路4の軒側の端部において既
設屋根トタン1と新設屋根トタン3とを跨ぐ状態に取付
けた防水板11の内側位置に、通気路4と外部とを連通さ
せる通気口10を開設すると共に、同じく通気路4の棟側
の端部に、棟トタン7の内側に設けた通気路9を介して
その通気路4と外部とを連通させる通気口10′を夫々設
けたものである。
次に、第4図に示す第2実施例は、新設家屋の野地板5
の上に棟から軒へ向かって多数本の木製支持材2を所定
の間隔で平行に並べ配して固定すると共に、これ等支持
材2の上に新設屋根トタン3を横葺工法で葺いて、野地
板5と新設屋根トタン3との間に支持材2の厚さ分ほど
の間隙を設けて、その間隙を通気路4となし、その通気
路4の軒側の端部において野地板5と新設屋根トタン3
とを跨ぐ状態に取付けた防水板11の内側位置に、通気路
4と外部とを連通させる通気口10を開設すると共に、同
じく通気路4の棟側の端部に、棟トタン7の内側に設け
た通気路9を介してその通気路4と外部とを連通させる
通気口10′を夫々設けたものである。
尚、図中8は棟トタン用吊り木、12はルーフィング材、
13は垂木、14は母屋、15はハゼ継ぎ部を示す。
上記実施例では、新設屋根トタン3を横葺工法で葺いて
いるが、もちろん縦葺工法で葺いても構わない。また、
支持材2は木以外の材料を用いることも可能である。
(考案の作用及び効果) 本考案は叙上の通りであるので、前記公知例のものと異
なり、新設屋根トタン3と既設屋根トタン1もしくは野
地板5との間に外気を積極的に導入することができるの
で、例えば冬期に於て日中の外気温の高い時には通気路
を流通する外気により新設屋根トタンを内側から暖めて
同新設屋根トタンの上に存する雪や氷を効率よく融解す
ることができると共に、新設屋根トタンの下面における
結露の発生も効率よく防止することができる効果があ
る。さらに、これに加えて、通気路4を流通する空気に
よって、酷暑時には屋根裏のこもり熱を緩和して部屋を
涼しくするなどの効果も併せ持つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案屋根の第1実施例を示す縦断面図、第2
図は第1図A-A線に沿う断面図、第3図は要部の分解斜
視図、第4図は第2実施例を示す縦断面図である。 1……既設屋根トタン、2……支持材、3……新設屋根
トタン、4……通気路、5……野地板、7……棟トタ
ン、8……吊り木、9……通気路、10、10′……通気
口、11……防水板、12……ルーフィング材、13……垂
木、14……母屋、15……ハゼ継ぎ部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設屋根トタン1の上に新設屋根トタン3
    を葺く際に、既設屋根トタン1と新設屋根トタン3との
    間に棟から軒へ向かって複数本の支持材2を平行に敷設
    することにより既設屋根トタン1と新設屋根トタン3と
    を離してその間隙を通気路4となすと共に、その通気路
    4の軒側の端部において既設屋根トタン1と新設屋根ト
    タン3とを跨ぐ状態に取付けた防水板11の内側位置に通
    気路4と外部を連通させる通気口10を、また、通気路4
    の棟側の端部にその通気路4と棟トタン7の内側に外部
    と連通するように設けた通気路9とを連通させる通気口
    10′をそれぞれ開設したことを特徴とする屋根。
  2. 【請求項2】野地板5の上に新設屋根トタン3を葺く際
    に、野地板5と新設屋根トタン3との間に棟から軒へ向
    かって複数本の支持材2を平行に敷設することにより野
    地板5と新設屋根トタン3とを離してその間隙を通気路
    4となすと共に、その通気路4の軒側の端部において野
    地板5と新設屋根トタン3とを跨ぐ状態に取付けた防水
    板11の内側位置に通気路4と外部を連通させる通気口10
    を、また、通気路4の棟側の端部にその通気路4と棟ト
    タン7の内側に外部と連通するように設けた通気路9と
    を連通させる通気口10′をそれぞれ開設したことを特徴
    とする屋根。
JP1988060945U 1988-05-09 1988-05-09 屋 根 Expired - Lifetime JPH0732720Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988060945U JPH0732720Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 屋 根

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JP1988060945U JPH0732720Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 屋 根

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01163615U JPH01163615U (ja) 1989-11-15
JPH0732720Y2 true JPH0732720Y2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=31286638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988060945U Expired - Lifetime JPH0732720Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 屋 根

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JP (1) JPH0732720Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747300Y2 (ja) * 1977-02-15 1982-10-18
JPS53152422U (ja) * 1977-05-09 1978-11-30
JPS589925Y2 (ja) * 1977-07-15 1983-02-23 ナショナル住宅産業株式会社 屋根装置
JPS57140466A (en) * 1981-02-25 1982-08-31 Sekisui Chemical Co Ltd Reroofing method of flat roof

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01163615U (ja) 1989-11-15

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