JPH07321935A - 通信装置および機器制御装置 - Google Patents
通信装置および機器制御装置Info
- Publication number
- JPH07321935A JPH07321935A JP10824994A JP10824994A JPH07321935A JP H07321935 A JPH07321935 A JP H07321935A JP 10824994 A JP10824994 A JP 10824994A JP 10824994 A JP10824994 A JP 10824994A JP H07321935 A JPH07321935 A JP H07321935A
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- JP
- Japan
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- pattern
- control information
- ringer
- unit
- detecting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 呼を確立するための準備である呼び出し信号
の検出によって所望の機器制御を行わせ、通信のための
課金を削減することのできる通信装置および機器制御装
置を提供する。 【構成】 リンガ検出部1は、公衆網から送信されるリ
ンガを検出する。呼び出しパターン検出部2は、リンガ
検出部1によって検出されたリンガのパターンを検出す
る。制御情報記憶部3は、呼び出しパターンとそれに対
応する制御情報との対応表を記憶している。制御情報検
索部4は、制御情報記憶部3に記憶されている対応表か
ら、呼び出しパターン検出部2によって検出されたリン
ガのパターンに対応する制御情報を検索する。機器制御
部5は、制御情報検索部4によって検索された制御情報
に従って被制御機器を制御する。
の検出によって所望の機器制御を行わせ、通信のための
課金を削減することのできる通信装置および機器制御装
置を提供する。 【構成】 リンガ検出部1は、公衆網から送信されるリ
ンガを検出する。呼び出しパターン検出部2は、リンガ
検出部1によって検出されたリンガのパターンを検出す
る。制御情報記憶部3は、呼び出しパターンとそれに対
応する制御情報との対応表を記憶している。制御情報検
索部4は、制御情報記憶部3に記憶されている対応表か
ら、呼び出しパターン検出部2によって検出されたリン
ガのパターンに対応する制御情報を検索する。機器制御
部5は、制御情報検索部4によって検索された制御情報
に従って被制御機器を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆網を利用して被制
御機器を遠隔制御するための通信装置、および公衆網に
接続された通信装置を利用して被制御機器を制御する機
器制御装置に関するものである。
御機器を遠隔制御するための通信装置、および公衆網に
接続された通信装置を利用して被制御機器を制御する機
器制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている多くの留守番電話機
等には、「留守中に録音されたメッセージを聞く」、
「メッセージ録音用のカセットテープを巻き戻す」、
「新たな応答メッセージを録音する」等の操作を外出先
で行えるよう、外出先電話機と留守番電話機との間に呼
を確立した上でトーン信号等により遠隔制御できる機能
が備えられている。
等には、「留守中に録音されたメッセージを聞く」、
「メッセージ録音用のカセットテープを巻き戻す」、
「新たな応答メッセージを録音する」等の操作を外出先
で行えるよう、外出先電話機と留守番電話機との間に呼
を確立した上でトーン信号等により遠隔制御できる機能
が備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の留守番電話機等においては、所望の操作を遠隔で行う
ためには、たとえごく単純な操作の場合にも予め呼を確
立する必要があり、通信のための課金が不用意に発生す
るという問題点があった。本発明はかかる事情に鑑みて
成されたものであり、呼を確立するための準備である呼
び出し信号の検出によって所望の機器制御を行わせ、通
信のための課金を削減することのできる通信装置および
機器制御装置を提供することを目的とする。
の留守番電話機等においては、所望の操作を遠隔で行う
ためには、たとえごく単純な操作の場合にも予め呼を確
立する必要があり、通信のための課金が不用意に発生す
るという問題点があった。本発明はかかる事情に鑑みて
成されたものであり、呼を確立するための準備である呼
び出し信号の検出によって所望の機器制御を行わせ、通
信のための課金を削減することのできる通信装置および
機器制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、公衆
網から送信されるリンガを検出するリンガ検出手段と、
リンガ検出手段によって検出されたリンガのパターンを
検出する呼び出しパターン検出手段と、呼び出しパター
ンとそれに対応する制御情報との対応表を記憶している
制御情報記憶手段と、制御情報記憶手段に記憶されてい
る対応表から、呼び出しパターン検出手段によって検出
されたリンガのパターンに対応する制御情報を検索する
制御情報検索手段と、制御情報検索手段によって検索さ
れた制御情報に従って被制御機器を制御する機器制御手
段と、を備えたことを特徴としている。
網から送信されるリンガを検出するリンガ検出手段と、
リンガ検出手段によって検出されたリンガのパターンを
検出する呼び出しパターン検出手段と、呼び出しパター
ンとそれに対応する制御情報との対応表を記憶している
制御情報記憶手段と、制御情報記憶手段に記憶されてい
る対応表から、呼び出しパターン検出手段によって検出
されたリンガのパターンに対応する制御情報を検索する
制御情報検索手段と、制御情報検索手段によって検索さ
れた制御情報に従って被制御機器を制御する機器制御手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、呼び出しパターン検出手段が、単一の回線によって
送信されるリンガの長さや複数のリンガの間隔等からな
るパターンを検出する構成としたことを特徴としてい
る。請求項3の発明は、請求項1の構成に加えて、リン
ガ検出手段は、各々固有の回線に接続された複数のリン
ガ検出部からなり、呼び出しパターン検出手段が、複数
のリンガ検出部によって検出されたリンガの長さ、単一
のリンガ検出部に対する複数のリンガの間隔、複数のリ
ンガ検出部に対するリンガの発生の時間差等からなるパ
ターンを検出する構成としたことを特徴としている。
て、呼び出しパターン検出手段が、単一の回線によって
送信されるリンガの長さや複数のリンガの間隔等からな
るパターンを検出する構成としたことを特徴としてい
る。請求項3の発明は、請求項1の構成に加えて、リン
ガ検出手段は、各々固有の回線に接続された複数のリン
ガ検出部からなり、呼び出しパターン検出手段が、複数
のリンガ検出部によって検出されたリンガの長さ、単一
のリンガ検出部に対する複数のリンガの間隔、複数のリ
ンガ検出部に対するリンガの発生の時間差等からなるパ
ターンを検出する構成としたことを特徴としている。
【0006】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかの構成に加えて、制御情報検索手段によっ
て検索された制御情報に対応する制御内容を呼び出し元
に対して通知する制御内容通知手段を備えたことを特徴
としている。請求項5の発明は、公衆網から送信される
リンガを検出するリンガ検出手段と、リンガ検出手段に
よって検出されたリンガのパターンを検出する呼び出し
パターン検出手段と、呼び出しパターンとそれに対応す
る制御情報との対応表を記憶している制御情報記憶手段
と、制御情報記憶手段に記憶されている対応表から、呼
び出しパターン検出手段によって検出されたリンガのパ
ターンに対応する制御情報を検索する制御情報検索手段
と、制御情報とそれに対応する定型文との対応表を記憶
している定型文記憶手段と、定型文記憶手段に記憶され
ている対応表から、制御情報検索手段によって検索され
た制御情報に対応する定型文を検索し、その定型文を音
声に変換して音声出力する定型文生成手段と、を備えた
ことを特徴としている。
3のいずれかの構成に加えて、制御情報検索手段によっ
て検索された制御情報に対応する制御内容を呼び出し元
に対して通知する制御内容通知手段を備えたことを特徴
としている。請求項5の発明は、公衆網から送信される
リンガを検出するリンガ検出手段と、リンガ検出手段に
よって検出されたリンガのパターンを検出する呼び出し
パターン検出手段と、呼び出しパターンとそれに対応す
る制御情報との対応表を記憶している制御情報記憶手段
と、制御情報記憶手段に記憶されている対応表から、呼
び出しパターン検出手段によって検出されたリンガのパ
ターンに対応する制御情報を検索する制御情報検索手段
と、制御情報とそれに対応する定型文との対応表を記憶
している定型文記憶手段と、定型文記憶手段に記憶され
ている対応表から、制御情報検索手段によって検索され
た制御情報に対応する定型文を検索し、その定型文を音
声に変換して音声出力する定型文生成手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0007】請求項6の発明は、請求項5の構成に加え
て、呼び出しパターン検出手段が、単一の回線によって
送信されるリンガの長さや複数のリンガの間隔等からな
るパターンを検出する構成としたことを特徴としてい
る。請求項7の発明は、請求項5の構成に加えて、リン
ガ検出手段は、各々固有の回線に接続された複数のリン
ガ検出部からなり、呼び出しパターン検出手段が、複数
のリンガ検出部によって検出されたリンガの長さ、単一
のリンガ検出部に対する複数のリンガの間隔、複数のリ
ンガ検出部に対するリンガの発生の時間差等からなるパ
ターンを検出する構成としたことを特徴としている。
て、呼び出しパターン検出手段が、単一の回線によって
送信されるリンガの長さや複数のリンガの間隔等からな
るパターンを検出する構成としたことを特徴としてい
る。請求項7の発明は、請求項5の構成に加えて、リン
ガ検出手段は、各々固有の回線に接続された複数のリン
ガ検出部からなり、呼び出しパターン検出手段が、複数
のリンガ検出部によって検出されたリンガの長さ、単一
のリンガ検出部に対する複数のリンガの間隔、複数のリ
ンガ検出部に対するリンガの発生の時間差等からなるパ
ターンを検出する構成としたことを特徴としている。
【0008】請求項8の発明は、電話機の呼び出し音を
検出する呼び出し音検出手段と、呼び出し音検出手段に
よって検出された呼び出し音のパターンを検出する呼び
出しパターン検出手段と、呼び出しパターンとそれに対
応する制御情報との対応表を記憶している制御情報記憶
手段と、制御情報記憶手段に記憶されている対応表か
ら、呼び出しパターン検出手段によって検出された呼び
出し音のパターンに対応する制御情報を検索する制御情
報検索手段と、制御情報検索手段によって検索された制
御情報に従って被制御機器を制御する機器制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
検出する呼び出し音検出手段と、呼び出し音検出手段に
よって検出された呼び出し音のパターンを検出する呼び
出しパターン検出手段と、呼び出しパターンとそれに対
応する制御情報との対応表を記憶している制御情報記憶
手段と、制御情報記憶手段に記憶されている対応表か
ら、呼び出しパターン検出手段によって検出された呼び
出し音のパターンに対応する制御情報を検索する制御情
報検索手段と、制御情報検索手段によって検索された制
御情報に従って被制御機器を制御する機器制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項9の発明は、請求項8の構成に加え
て、呼び出しパターン検出手段が、単一の電話機の呼び
出し音の長さや複数の呼び出し音の間隔等からなるパタ
ーンを検出する構成としたことを特徴としている。請求
項10の発明は、請求項8の構成に加えて、呼び出し音
検出手段は、各々固有の回線に接続された複数の電話機
の呼び出し音を個別に検出する複数の呼び出し音検出部
からなり、呼び出しパターン検出手段が、複数の呼び出
し音検出部によって検出された呼び出し音の長さ、単一
の電話機の複数の呼び出し音の間隔、複数の電話機の呼
び出し音の発生の時間差等からなるパターンを検出する
構成としたことを特徴としている。
て、呼び出しパターン検出手段が、単一の電話機の呼び
出し音の長さや複数の呼び出し音の間隔等からなるパタ
ーンを検出する構成としたことを特徴としている。請求
項10の発明は、請求項8の構成に加えて、呼び出し音
検出手段は、各々固有の回線に接続された複数の電話機
の呼び出し音を個別に検出する複数の呼び出し音検出部
からなり、呼び出しパターン検出手段が、複数の呼び出
し音検出部によって検出された呼び出し音の長さ、単一
の電話機の複数の呼び出し音の間隔、複数の電話機の呼
び出し音の発生の時間差等からなるパターンを検出する
構成としたことを特徴としている。
【0010】請求項11の発明は、電話機の呼び出し音
を検出する呼び出し音検出手段と、呼び出し音検出手段
によって検出された呼び出し音のパターンを検出する呼
び出しパターン検出手段と、呼び出しパターンとそれに
対応する制御情報との対応表を記憶している制御情報記
憶手段と、制御情報記憶手段に記憶されている対応表か
ら、呼び出しパターン検出手段によって検出された呼び
出し音のパターンに対応する制御情報を検索する制御情
報検索手段と、制御情報とそれに対応する定型文との対
応表を記憶している定型文記憶手段と、定型文記憶手段
に記憶されている対応表から、制御情報検索手段によっ
て検索された制御情報に対応する定型文を検索し、その
定型文を音声に変換して音声出力する定型文生成手段
と、を備えたことを特徴としている。
を検出する呼び出し音検出手段と、呼び出し音検出手段
によって検出された呼び出し音のパターンを検出する呼
び出しパターン検出手段と、呼び出しパターンとそれに
対応する制御情報との対応表を記憶している制御情報記
憶手段と、制御情報記憶手段に記憶されている対応表か
ら、呼び出しパターン検出手段によって検出された呼び
出し音のパターンに対応する制御情報を検索する制御情
報検索手段と、制御情報とそれに対応する定型文との対
応表を記憶している定型文記憶手段と、定型文記憶手段
に記憶されている対応表から、制御情報検索手段によっ
て検索された制御情報に対応する定型文を検索し、その
定型文を音声に変換して音声出力する定型文生成手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項12の発明は、請求項11の構成に
加えて、呼び出しパターン検出手段が、単一の電話機の
呼び出し音の長さや複数の呼び出し音の間隔等からなる
パターンを検出する構成としたことを特徴としている。
請求項13の発明は、請求項11の構成に加えて、呼び
出し音検出手段は、各々固有の回線に接続された複数の
電話機の呼び出し音を個別に検出する複数の呼び出し音
検出部からなり、呼び出しパターン検出手段が、複数の
呼び出し音検出部によって検出された呼び出し音の長
さ、単一の電話機の呼び出し音の間隔、複数の電話機の
呼び出し音の発生の時間差等からなるパターンを検出す
る構成としたことを特徴としている。
加えて、呼び出しパターン検出手段が、単一の電話機の
呼び出し音の長さや複数の呼び出し音の間隔等からなる
パターンを検出する構成としたことを特徴としている。
請求項13の発明は、請求項11の構成に加えて、呼び
出し音検出手段は、各々固有の回線に接続された複数の
電話機の呼び出し音を個別に検出する複数の呼び出し音
検出部からなり、呼び出しパターン検出手段が、複数の
呼び出し音検出部によって検出された呼び出し音の長
さ、単一の電話機の呼び出し音の間隔、複数の電話機の
呼び出し音の発生の時間差等からなるパターンを検出す
る構成としたことを特徴としている。
【0012】請求項14の発明は、遠隔で行うべき制御
の内容とその制御のために行うべき呼び出しのパターン
との対応表を記憶している呼び出しパターン記憶手段
と、呼び出しパターン記憶手段に記憶されている対応表
から、使用者により入力された制御の内容に対応する呼
び出しパターンを検索する呼び出しパターン検索手段
と、呼び出しパターン検索手段によって検索された呼び
出しパターンに従って、公衆網に接続された他の通信装
置の呼び出し処理を行う呼び出し手段と、を備えたこと
を特徴としている。
の内容とその制御のために行うべき呼び出しのパターン
との対応表を記憶している呼び出しパターン記憶手段
と、呼び出しパターン記憶手段に記憶されている対応表
から、使用者により入力された制御の内容に対応する呼
び出しパターンを検索する呼び出しパターン検索手段
と、呼び出しパターン検索手段によって検索された呼び
出しパターンに従って、公衆網に接続された他の通信装
置の呼び出し処理を行う呼び出し手段と、を備えたこと
を特徴としている。
【0013】請求項15の発明は、請求項14の構成に
加えて、呼び出しパターンは、リンガの長さや複数のリ
ンガの間隔等からなり、呼び出し手段が、単一の回線に
よって他の通信装置の呼び出し処理を行う構成としたこ
とを特徴としている。請求項16の発明は、請求項14
の構成に加えて、呼び出しパターンは、リンガの長さ、
単一のアドレスに対する複数のリンガの間隔、複数のア
ドレスに対するリンガの発生の時間差等からなり、呼び
出し手段が、各々予め定められたアドレスに対する呼び
出し処理を行う複数の呼び出し部からなる構成としたこ
とを特徴としている。
加えて、呼び出しパターンは、リンガの長さや複数のリ
ンガの間隔等からなり、呼び出し手段が、単一の回線に
よって他の通信装置の呼び出し処理を行う構成としたこ
とを特徴としている。請求項16の発明は、請求項14
の構成に加えて、呼び出しパターンは、リンガの長さ、
単一のアドレスに対する複数のリンガの間隔、複数のア
ドレスに対するリンガの発生の時間差等からなり、呼び
出し手段が、各々予め定められたアドレスに対する呼び
出し処理を行う複数の呼び出し部からなる構成としたこ
とを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の発明において、リンガ検出手段は、
公衆網から送信されるリンガを検出する。呼び出しパタ
ーン検出手段は、リンガ検出手段によって検出されたリ
ンガのパターンを検出する。制御情報記憶手段は、呼び
出しパターンとそれに対応する制御情報との対応表を記
憶している。制御情報検索手段は、制御情報記憶手段に
記憶されている対応表から、呼び出しパターン検出手段
によって検出されたリンガのパターンに対応する制御情
報を検索する。機器制御手段は、制御情報検索手段によ
って検索された制御情報に従って被制御機器を制御す
る。
公衆網から送信されるリンガを検出する。呼び出しパタ
ーン検出手段は、リンガ検出手段によって検出されたリ
ンガのパターンを検出する。制御情報記憶手段は、呼び
出しパターンとそれに対応する制御情報との対応表を記
憶している。制御情報検索手段は、制御情報記憶手段に
記憶されている対応表から、呼び出しパターン検出手段
によって検出されたリンガのパターンに対応する制御情
報を検索する。機器制御手段は、制御情報検索手段によ
って検索された制御情報に従って被制御機器を制御す
る。
【0015】請求項2の発明において、呼び出しパター
ン検出手段は、単一の回線によって送信されるリンガの
長さや複数のリンガの間隔等からなるパターンを検出す
る。請求項3の発明において、リンガ検出手段は、各々
固有の回線に接続された複数のリンガ検出部からなる。
呼び出しパターン検出手段は、複数のリンガ検出部によ
って検出されたリンガの長さ、単一のリンガ検出部に対
する複数のリンガの間隔、複数のリンガ検出部に対する
リンガの発生の時間差等からなるパターンを検出する。
ン検出手段は、単一の回線によって送信されるリンガの
長さや複数のリンガの間隔等からなるパターンを検出す
る。請求項3の発明において、リンガ検出手段は、各々
固有の回線に接続された複数のリンガ検出部からなる。
呼び出しパターン検出手段は、複数のリンガ検出部によ
って検出されたリンガの長さ、単一のリンガ検出部に対
する複数のリンガの間隔、複数のリンガ検出部に対する
リンガの発生の時間差等からなるパターンを検出する。
【0016】請求項4の発明において、制御内容通知手
段は、制御情報検索手段によって検索された制御情報に
対応する制御内容を呼び出し元に対して通知する。請求
項5の発明において、リンガ検出手段は、公衆網から送
信されるリンガを検出する。呼び出しパターン検出手段
は、リンガ検出手段によって検出されたリンガのパター
ンを検出する。制御情報記憶手段は、呼び出しパターン
とそれに対応する制御情報との対応表を記憶している。
制御情報検索手段は、制御情報記憶手段に記憶されてい
る対応表から、呼び出しパターン検出手段によって検出
されたリンガのパターンに対応する制御情報を検索す
る。定型文記憶手段は、制御情報とそれに対応する定型
文との対応表を記憶している。定型文生成手段は、定型
文記憶手段に記憶されている対応表から、制御情報検索
手段によって検索された制御情報に対応する定型文を検
索し、その定型文を音声に変換して音声出力する。
段は、制御情報検索手段によって検索された制御情報に
対応する制御内容を呼び出し元に対して通知する。請求
項5の発明において、リンガ検出手段は、公衆網から送
信されるリンガを検出する。呼び出しパターン検出手段
は、リンガ検出手段によって検出されたリンガのパター
ンを検出する。制御情報記憶手段は、呼び出しパターン
とそれに対応する制御情報との対応表を記憶している。
制御情報検索手段は、制御情報記憶手段に記憶されてい
る対応表から、呼び出しパターン検出手段によって検出
されたリンガのパターンに対応する制御情報を検索す
る。定型文記憶手段は、制御情報とそれに対応する定型
文との対応表を記憶している。定型文生成手段は、定型
文記憶手段に記憶されている対応表から、制御情報検索
手段によって検索された制御情報に対応する定型文を検
索し、その定型文を音声に変換して音声出力する。
【0017】請求項6の発明において、呼び出しパター
ン検出手段は、単一の回線によって送信されるリンガの
長さや複数のリンガの間隔等からなるパターンを検出す
る。請求項7の発明において、リンガ検出手段は、各々
固有の回線に接続された複数のリンガ検出部からなる。
呼び出しパターン検出手段は、複数のリンガ検出部によ
って検出されたリンガの長さ、単一のリンガ検出部に対
する複数のリンガの間隔、複数のリンガ検出部に対する
リンガの発生の時間差等からなるパターンを検出する。
ン検出手段は、単一の回線によって送信されるリンガの
長さや複数のリンガの間隔等からなるパターンを検出す
る。請求項7の発明において、リンガ検出手段は、各々
固有の回線に接続された複数のリンガ検出部からなる。
呼び出しパターン検出手段は、複数のリンガ検出部によ
って検出されたリンガの長さ、単一のリンガ検出部に対
する複数のリンガの間隔、複数のリンガ検出部に対する
リンガの発生の時間差等からなるパターンを検出する。
【0018】請求項8の発明において、呼び出し音検出
手段は、電話機の呼び出し音を検出する。呼び出しパタ
ーン検出手段は、呼び出し音検出手段によって検出され
た呼び出し音のパターンを検出する。制御情報記憶手段
は、呼び出しパターンとそれに対応する制御情報との対
応表を記憶している。制御情報検索手段は、制御情報記
憶手段に記憶されている対応表から、呼び出しパターン
検出手段によって検出された呼び出し音のパターンに対
応する制御情報を検索する。機器制御手段は、制御情報
検索手段によって検索された制御情報に従って被制御機
器を制御する。
手段は、電話機の呼び出し音を検出する。呼び出しパタ
ーン検出手段は、呼び出し音検出手段によって検出され
た呼び出し音のパターンを検出する。制御情報記憶手段
は、呼び出しパターンとそれに対応する制御情報との対
応表を記憶している。制御情報検索手段は、制御情報記
憶手段に記憶されている対応表から、呼び出しパターン
検出手段によって検出された呼び出し音のパターンに対
応する制御情報を検索する。機器制御手段は、制御情報
検索手段によって検索された制御情報に従って被制御機
器を制御する。
【0019】請求項9の発明において、呼び出しパター
ン検出手段は、単一の電話機の呼び出し音の長さや複数
の呼び出し音の間隔等からなるパターンを検出する。請
求項10の発明において、呼び出し音検出手段は、各々
固有の回線に接続された複数の電話機の呼び出し音を個
別に検出する複数の呼び出し音検出部からなる。呼び出
しパターン検出手段は、複数の呼び出し音検出部によっ
て検出された呼び出し音の長さ、単一の電話機の呼び出
し音の間隔、複数の電話機の呼び出し音の発生の時間差
等からなるパターンを検出する。
ン検出手段は、単一の電話機の呼び出し音の長さや複数
の呼び出し音の間隔等からなるパターンを検出する。請
求項10の発明において、呼び出し音検出手段は、各々
固有の回線に接続された複数の電話機の呼び出し音を個
別に検出する複数の呼び出し音検出部からなる。呼び出
しパターン検出手段は、複数の呼び出し音検出部によっ
て検出された呼び出し音の長さ、単一の電話機の呼び出
し音の間隔、複数の電話機の呼び出し音の発生の時間差
等からなるパターンを検出する。
【0020】請求項11の発明において、呼び出し音検
出手段は、電話機の呼び出し音を検出する。呼び出しパ
ターン検出手段は、呼び出し音検出手段によって検出さ
れた呼び出し音のパターンを検出する。制御情報記憶手
段は、呼び出しパターンとそれに対応する制御情報との
対応表を記憶している。制御情報検索手段は、制御情報
記憶手段に記憶されている対応表から、呼び出しパター
ン検出手段によって検出された呼び出し音のパターンに
対応する制御情報を検索する。定型文記憶手段は、制御
情報とそれに対応する定型文との対応表を記憶してい
る。定型文生成手段は、定型文記憶手段に記憶されてい
る対応表から、制御情報検索手段によって検索された制
御情報に対応する定型文を検索し、その定型文を音声に
変換して音声出力する。
出手段は、電話機の呼び出し音を検出する。呼び出しパ
ターン検出手段は、呼び出し音検出手段によって検出さ
れた呼び出し音のパターンを検出する。制御情報記憶手
段は、呼び出しパターンとそれに対応する制御情報との
対応表を記憶している。制御情報検索手段は、制御情報
記憶手段に記憶されている対応表から、呼び出しパター
ン検出手段によって検出された呼び出し音のパターンに
対応する制御情報を検索する。定型文記憶手段は、制御
情報とそれに対応する定型文との対応表を記憶してい
る。定型文生成手段は、定型文記憶手段に記憶されてい
る対応表から、制御情報検索手段によって検索された制
御情報に対応する定型文を検索し、その定型文を音声に
変換して音声出力する。
【0021】請求項12の発明において、呼び出しパタ
ーン検出手段は、単一の電話機の呼び出し音の長さや複
数の呼び出し音の間隔等からなるパターンを検出する。
請求項13の発明において、呼び出し音検出手段は、各
々固有の回線に接続された複数の電話機の呼び出し音を
個別に検出する複数の呼び出し音検出部からなる。呼び
出しパターン検出手段は、複数の呼び出し音検出部によ
って検出された呼び出し音の長さ、単一の電話機の呼び
出し音の間隔、複数の電話機の呼び出し音の発生の時間
差等からなるパターンを検出する。
ーン検出手段は、単一の電話機の呼び出し音の長さや複
数の呼び出し音の間隔等からなるパターンを検出する。
請求項13の発明において、呼び出し音検出手段は、各
々固有の回線に接続された複数の電話機の呼び出し音を
個別に検出する複数の呼び出し音検出部からなる。呼び
出しパターン検出手段は、複数の呼び出し音検出部によ
って検出された呼び出し音の長さ、単一の電話機の呼び
出し音の間隔、複数の電話機の呼び出し音の発生の時間
差等からなるパターンを検出する。
【0022】請求項14の発明において、呼び出しパタ
ーン記憶手段は、遠隔で行うべき制御の内容とその制御
のために行うべき呼び出しのパターンとの対応表を記憶
している。呼び出しパターン検索手段は、呼び出しパタ
ーン記憶手段に記憶されている対応表から、使用者によ
り入力された制御の内容に対応する呼び出しパターンを
検索する。呼び出し手段は、呼び出しパターン検索手段
によって検索された呼び出しパターンに従って、公衆網
に接続された他の通信装置の呼び出し処理を行う。
ーン記憶手段は、遠隔で行うべき制御の内容とその制御
のために行うべき呼び出しのパターンとの対応表を記憶
している。呼び出しパターン検索手段は、呼び出しパタ
ーン記憶手段に記憶されている対応表から、使用者によ
り入力された制御の内容に対応する呼び出しパターンを
検索する。呼び出し手段は、呼び出しパターン検索手段
によって検索された呼び出しパターンに従って、公衆網
に接続された他の通信装置の呼び出し処理を行う。
【0023】請求項15の発明において、呼び出しパタ
ーンは、リンガの長さや複数のリンガの間隔等からな
る。呼び出し手段は、単一の回線によって他の通信装置
の呼び出し処理を行う。請求項16の発明において、呼
び出しパターンは、リンガの長さ、単一のアドレスに対
する複数のリンガの間隔、複数のアドレスに対するリン
ガの発生の時間差等からなる。呼び出し手段は、各々予
め定められたアドレスに対する呼び出し処理を行う複数
の呼び出し部からなる。
ーンは、リンガの長さや複数のリンガの間隔等からな
る。呼び出し手段は、単一の回線によって他の通信装置
の呼び出し処理を行う。請求項16の発明において、呼
び出しパターンは、リンガの長さ、単一のアドレスに対
する複数のリンガの間隔、複数のアドレスに対するリン
ガの発生の時間差等からなる。呼び出し手段は、各々予
め定められたアドレスに対する呼び出し処理を行う複数
の呼び出し部からなる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1における通信装置
のブロック図で、この通信装置は、リンガ検出部1と、
呼び出しパターン検出部2と、制御情報記憶部3と、制
御情報検索部4と、機器制御部5と、呼び出し履歴記憶
部6とを備えている。
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1における通信装置
のブロック図で、この通信装置は、リンガ検出部1と、
呼び出しパターン検出部2と、制御情報記憶部3と、制
御情報検索部4と、機器制御部5と、呼び出し履歴記憶
部6とを備えている。
【0025】リンガ検出部1は、回線からのリンガを検
出して、その結果を呼び出しパターン検出部2と呼び出
し履歴記憶部6とに通知する。このリンガ検出部1は、
呼び出し音を発生させるためのベル等(図示せず)に接
続されており、リンガ検出部1がリンガを検出すること
により、ベル等から呼び出し音が発生するように構成さ
れている。
出して、その結果を呼び出しパターン検出部2と呼び出
し履歴記憶部6とに通知する。このリンガ検出部1は、
呼び出し音を発生させるためのベル等(図示せず)に接
続されており、リンガ検出部1がリンガを検出すること
により、ベル等から呼び出し音が発生するように構成さ
れている。
【0026】呼び出しパターン検出部2は、呼び出し履
歴記憶部6の記憶内容に基づいて、リンガ検出部1によ
り検出されたリンガのパターンを検出し、その結果を制
御情報検索部4に通知する。制御情報記憶部3は、図2
に示す形式の表を記憶している。すなわち制御情報記憶
部3は、呼び出しパターンとその呼び出しパターンが発
生したときに制御すべき被制御機器との対応表を記憶し
ており、例えば、第1行は、リンガ検出部1が5秒程度
リンガを検出した後、引き続いて5秒程度リンガを検出
した場合には、エアコンの電源を投入すべきことを表し
ている。また第2行は、リンガ検出部1が5秒程度リン
ガを検出した後、引き続いて10秒程度リンガを検出し
た場合には、風呂のお湯張りのための電源を投入すべき
ことを表している。第3行および第4行についても同様
に、指定された呼び出しパターンが発生したときに、そ
れぞれ炊飯器および照明の電源を投入すべきことを表し
ている。ここで、「5秒程度」あるいは「10秒程度」
としているのは、正確に5秒あるいは10秒のリンガが
検出された場合ということではなく、4〜6秒あるいは
9〜11秒のようにある程度の範囲に収まれば、そのパ
ターンに適合することを意味している。また、例えば第
2行の「5秒,10秒」は5秒程度のリンガと10秒程
度のリンガとが引き続いて発生した場合に適合するパタ
ーンであるが、これら2つのリンガの間隔は、例えば1
0秒程度(9〜11秒等)のように予め定められている
ものとする。他の行のそれぞれの呼び出しパターンにお
ける2つのリンガの間隔についても同様である。また図
2の表を用いる他の実施例の場合も同様である。
歴記憶部6の記憶内容に基づいて、リンガ検出部1によ
り検出されたリンガのパターンを検出し、その結果を制
御情報検索部4に通知する。制御情報記憶部3は、図2
に示す形式の表を記憶している。すなわち制御情報記憶
部3は、呼び出しパターンとその呼び出しパターンが発
生したときに制御すべき被制御機器との対応表を記憶し
ており、例えば、第1行は、リンガ検出部1が5秒程度
リンガを検出した後、引き続いて5秒程度リンガを検出
した場合には、エアコンの電源を投入すべきことを表し
ている。また第2行は、リンガ検出部1が5秒程度リン
ガを検出した後、引き続いて10秒程度リンガを検出し
た場合には、風呂のお湯張りのための電源を投入すべき
ことを表している。第3行および第4行についても同様
に、指定された呼び出しパターンが発生したときに、そ
れぞれ炊飯器および照明の電源を投入すべきことを表し
ている。ここで、「5秒程度」あるいは「10秒程度」
としているのは、正確に5秒あるいは10秒のリンガが
検出された場合ということではなく、4〜6秒あるいは
9〜11秒のようにある程度の範囲に収まれば、そのパ
ターンに適合することを意味している。また、例えば第
2行の「5秒,10秒」は5秒程度のリンガと10秒程
度のリンガとが引き続いて発生した場合に適合するパタ
ーンであるが、これら2つのリンガの間隔は、例えば1
0秒程度(9〜11秒等)のように予め定められている
ものとする。他の行のそれぞれの呼び出しパターンにお
ける2つのリンガの間隔についても同様である。また図
2の表を用いる他の実施例の場合も同様である。
【0027】制御情報検索部4は、呼び出しパターン検
出部2により検出された呼び出しパターンと、制御情報
記憶部3に記憶されている図2に示される表とに基づい
て、機器制御部5に被制御機器の制御を指示する。機器
制御部5は、制御情報検索部4による指示に従って、被
制御機器の制御を行う。この機器制御部5は、例えば被
制御機器を制御するための赤外線信号の発生装置を備え
ており、エアコン、風呂、炊飯器、照明器具等の被制御
機器を制御するための赤外線信号を発生する。この場
合、エアコン、風呂、炊飯器、照明器具等には、赤外線
信号を受信し、それに従って動作するための手段が備え
られている必要があることは勿論である。
出部2により検出された呼び出しパターンと、制御情報
記憶部3に記憶されている図2に示される表とに基づい
て、機器制御部5に被制御機器の制御を指示する。機器
制御部5は、制御情報検索部4による指示に従って、被
制御機器の制御を行う。この機器制御部5は、例えば被
制御機器を制御するための赤外線信号の発生装置を備え
ており、エアコン、風呂、炊飯器、照明器具等の被制御
機器を制御するための赤外線信号を発生する。この場
合、エアコン、風呂、炊飯器、照明器具等には、赤外線
信号を受信し、それに従って動作するための手段が備え
られている必要があることは勿論である。
【0028】呼び出し履歴記憶部6は、リンガ検出部1
によりリンガが検出される度に、検出時刻やリンガの長
さ等の情報を記憶する。次に動作を説明する。上記通信
装置を内部に備えた電話機を家庭内に設置し、外出先の
電話機から家庭内の電話機に対して図2の呼び出しパタ
ーンに示される呼び出しを行うと、エアコン、風呂、炊
飯器、照明等が指定された制御を受ける。すなわち、外
出先の電話機から家庭内の電話機に対して、例えば、5
秒間呼び出しを行い、一旦電話を切って、10秒後に再
び5秒間呼び出しを行うと、リンガ検出部1が回線から
のリンガを検出し、その検出結果を呼び出しパターン検
出部2および呼び出し履歴記憶部6に送る。これにより
呼び出し履歴記憶部6が、リンガの時刻や長さを記憶す
る。また呼び出しパターン検出部2が、呼び出し履歴記
憶部6の記憶内容から呼び出しパターンを検出し、その
検出結果を制御情報検索部4に送る。これにより制御情
報検索部4が、制御情報記憶部3の記憶内容を検索し
て、呼び出しパターン検出部2からの呼び出しパターン
がエアコンの電源を入れる旨の情報であることを判断
し、その旨を機器制御部5に送る。これにより機器制御
部5が、エアコンの電源を入れるための赤外線信号を送
信する。かくして、エアコンが機器制御部5からの赤外
線信号を受信し、電源が入る。
によりリンガが検出される度に、検出時刻やリンガの長
さ等の情報を記憶する。次に動作を説明する。上記通信
装置を内部に備えた電話機を家庭内に設置し、外出先の
電話機から家庭内の電話機に対して図2の呼び出しパタ
ーンに示される呼び出しを行うと、エアコン、風呂、炊
飯器、照明等が指定された制御を受ける。すなわち、外
出先の電話機から家庭内の電話機に対して、例えば、5
秒間呼び出しを行い、一旦電話を切って、10秒後に再
び5秒間呼び出しを行うと、リンガ検出部1が回線から
のリンガを検出し、その検出結果を呼び出しパターン検
出部2および呼び出し履歴記憶部6に送る。これにより
呼び出し履歴記憶部6が、リンガの時刻や長さを記憶す
る。また呼び出しパターン検出部2が、呼び出し履歴記
憶部6の記憶内容から呼び出しパターンを検出し、その
検出結果を制御情報検索部4に送る。これにより制御情
報検索部4が、制御情報記憶部3の記憶内容を検索し
て、呼び出しパターン検出部2からの呼び出しパターン
がエアコンの電源を入れる旨の情報であることを判断
し、その旨を機器制御部5に送る。これにより機器制御
部5が、エアコンの電源を入れるための赤外線信号を送
信する。かくして、エアコンが機器制御部5からの赤外
線信号を受信し、電源が入る。
【0029】このように、外出先の公衆電話機等の電話
機から上記通信装置を備えた家庭内の電話機に対して、
予め指定された方法で呼び出しを行うだけで、家庭内に
ある様々な被制御機器の制御を行うことができる。これ
を呼び出しのみに対しては課金のない、あるいは回線の
接続に比較して課金が極端に低価格である通信基盤を用
いて行った場合には、低コストで遠隔の被制御機器を制
御できる。
機から上記通信装置を備えた家庭内の電話機に対して、
予め指定された方法で呼び出しを行うだけで、家庭内に
ある様々な被制御機器の制御を行うことができる。これ
を呼び出しのみに対しては課金のない、あるいは回線の
接続に比較して課金が極端に低価格である通信基盤を用
いて行った場合には、低コストで遠隔の被制御機器を制
御できる。
【0030】なお上記実施例1では、機器制御部5が赤
外線信号の発生装置を備えた構成としたが、機器制御部
5がバス上に接続されているホームバスシステムのコン
トローラ等に接続されている構成としてもよい。また上
記実施例1では、制御情報記憶部3が呼び出しパターン
と制御内容との対応表を製作時に予め記憶しているもの
としたが、呼び出しパターンと制御内容との対応表を使
用者が制御情報記憶部3に設定可能な構成としてもよ
い。
外線信号の発生装置を備えた構成としたが、機器制御部
5がバス上に接続されているホームバスシステムのコン
トローラ等に接続されている構成としてもよい。また上
記実施例1では、制御情報記憶部3が呼び出しパターン
と制御内容との対応表を製作時に予め記憶しているもの
としたが、呼び出しパターンと制御内容との対応表を使
用者が制御情報記憶部3に設定可能な構成としてもよ
い。
【0031】また上記実施例1では、被制御機器の電源
を投入するだけの例について説明したが、電源の切断、
さらには、風呂の沸き上がり温度の設定、VTRの録画
時刻の設定等、他の各種の制御を行うようにしてもよ
い。また上記実施例1では、2回のリンガの検出からな
る呼び出しパターンの例について説明したが、1回ある
いは3回以上のリンガの検出からなる呼び出しパターン
を用いてもよい。
を投入するだけの例について説明したが、電源の切断、
さらには、風呂の沸き上がり温度の設定、VTRの録画
時刻の設定等、他の各種の制御を行うようにしてもよ
い。また上記実施例1では、2回のリンガの検出からな
る呼び出しパターンの例について説明したが、1回ある
いは3回以上のリンガの検出からなる呼び出しパターン
を用いてもよい。
【0032】また上記実施例1では、通信装置が電話機
に内蔵されている例について説明したが、上記通信装置
を単体で用い、被制御機器を遠隔制御するための専用装
置としてもよい。 (実施例2)図3は本発明の実施例2における通信装置
のブロック図で、この通信装置は、第1のリンガ検出部
11と、第2のリンガ検出部12と、呼び出しパターン
検出部13と、制御情報記憶部14と、制御情報検索部
15と、機器制御部16と、呼び出し履歴記憶部17と
を備えている。
に内蔵されている例について説明したが、上記通信装置
を単体で用い、被制御機器を遠隔制御するための専用装
置としてもよい。 (実施例2)図3は本発明の実施例2における通信装置
のブロック図で、この通信装置は、第1のリンガ検出部
11と、第2のリンガ検出部12と、呼び出しパターン
検出部13と、制御情報記憶部14と、制御情報検索部
15と、機器制御部16と、呼び出し履歴記憶部17と
を備えている。
【0033】第1のリンガ検出部11および第2のリン
ガ検出部12は、回線からのリンガを検出して、その結
果を呼び出しパターン検出部13と呼び出し履歴記憶部
17とに通知する。これら第1のリンガ検出部11と第
2のリンガ検出部12とは、互いに異なった電話番号す
なわちアドレスに対応しており、第1のアドレスへのリ
ンガの送信に対しては第1のリンガ検出部11がリンガ
を検出し、第2のアドレスへのリンガの送信に対しては
第2のリンガ検出部12がリンガを検出する。
ガ検出部12は、回線からのリンガを検出して、その結
果を呼び出しパターン検出部13と呼び出し履歴記憶部
17とに通知する。これら第1のリンガ検出部11と第
2のリンガ検出部12とは、互いに異なった電話番号す
なわちアドレスに対応しており、第1のアドレスへのリ
ンガの送信に対しては第1のリンガ検出部11がリンガ
を検出し、第2のアドレスへのリンガの送信に対しては
第2のリンガ検出部12がリンガを検出する。
【0034】呼び出しパターン検出部13は、呼び出し
履歴記憶部17の記憶内容に基づいて、第1のリンガ検
出部11および第2のリンガ検出部12により受信され
たリンガのパターンを検出する。制御情報記憶部14
は、図4に示す形式の表を記憶している。すなわち制御
情報記憶部14は、呼び出しパターンとその呼び出しパ
ターンが発生したときに制御すべき被制御機器との対応
表を記憶している。第1行は、第1のリンガ検出部11
による5秒程度のリンガの検出と、第2のリンガ検出部
12による5秒程度のリンガの検出とが引き続いて起こ
り、さらにこれらのうち第1のリンガ検出部11による
リンガ検出の開始時刻が第2のリンガ検出部12による
リンガ検出の開始時刻よりも早い場合には、居間のエア
コンの電源を投入すべきことを表している。すなわち、
第1のリンガ検出部11による5秒程度のリンガ検出が
終了した後に、第2のリンガ検出部12によるリンガ検
出が開始された場合に限定されない。第2行〜第8行に
ついても同様である。
履歴記憶部17の記憶内容に基づいて、第1のリンガ検
出部11および第2のリンガ検出部12により受信され
たリンガのパターンを検出する。制御情報記憶部14
は、図4に示す形式の表を記憶している。すなわち制御
情報記憶部14は、呼び出しパターンとその呼び出しパ
ターンが発生したときに制御すべき被制御機器との対応
表を記憶している。第1行は、第1のリンガ検出部11
による5秒程度のリンガの検出と、第2のリンガ検出部
12による5秒程度のリンガの検出とが引き続いて起こ
り、さらにこれらのうち第1のリンガ検出部11による
リンガ検出の開始時刻が第2のリンガ検出部12による
リンガ検出の開始時刻よりも早い場合には、居間のエア
コンの電源を投入すべきことを表している。すなわち、
第1のリンガ検出部11による5秒程度のリンガ検出が
終了した後に、第2のリンガ検出部12によるリンガ検
出が開始された場合に限定されない。第2行〜第8行に
ついても同様である。
【0035】制御情報検索部15は、制御情報記憶部1
4に記憶されている図4に示される表から、呼び出しパ
ターン検出部13により検出された呼び出しパターンに
対応する制御情報を検索し、その検索結果に基づいて機
器制御部16に被制御機器の制御を指示する。機器制御
部16は、制御情報検索部15による指示に従って被制
御機器の制御を行う。
4に記憶されている図4に示される表から、呼び出しパ
ターン検出部13により検出された呼び出しパターンに
対応する制御情報を検索し、その検索結果に基づいて機
器制御部16に被制御機器の制御を指示する。機器制御
部16は、制御情報検索部15による指示に従って被制
御機器の制御を行う。
【0036】呼び出し履歴記憶部17は、第1のリンガ
検出部11および第2のリンガ検出部12によりリンガ
が検出される度に、検出時刻やリンガの長さ、あるいは
第1のリンガ検出部11と第2のリンガ検出部12との
うちのいずれがリンガを検出したか等の情報を記憶す
る。次に動作を説明する。上記通信装置を家庭内に設置
し、外出先の電話機から家庭内の通信装置に対して図4
の呼び出しパターンに示される呼び出しを行うと、エア
コン、風呂、炊飯器、照明等が指定された制御を受け
る。すなわち、外出先の電話機から家庭内の通信装置に
対して、例えば、第1のアドレスにて5秒間呼び出しを
行い、その呼び出しの開始後に第2のアドレスにて5秒
間呼び出しを行うと、第1のリンガ検出部11および第
2のリンガ検出部12が回線からのリンガを検出し、そ
の検出結果を呼び出しパターン検出部13および呼び出
し履歴記憶部17に送る。これにより呼び出し履歴記憶
部17が、リンガの時刻や長さ、あるいは第1のリンガ
検出部11および第2のリンガ検出部12のうちいずれ
がリンガを検出したか等を記憶する。また呼び出しパタ
ーン検出部13が、呼び出し履歴記憶部17の記憶内容
から呼び出しパターンを検出し、その検出結果を制御情
報検索部15に送る。これにより制御情報検索部15
が、制御情報記憶部14の記憶内容を検索して、呼び出
しパターン検出部13からの呼び出しパターンが居間の
エアコンの電源を入れる旨の情報であることを判断し、
その旨を機器制御部16に送る。これにより機器制御部
16が、居間のエアコンの電源を入れるための赤外線信
号を送信する。かくして、居間のエアコンが機器制御部
16からの赤外線信号を受信し、電源が入る。
検出部11および第2のリンガ検出部12によりリンガ
が検出される度に、検出時刻やリンガの長さ、あるいは
第1のリンガ検出部11と第2のリンガ検出部12との
うちのいずれがリンガを検出したか等の情報を記憶す
る。次に動作を説明する。上記通信装置を家庭内に設置
し、外出先の電話機から家庭内の通信装置に対して図4
の呼び出しパターンに示される呼び出しを行うと、エア
コン、風呂、炊飯器、照明等が指定された制御を受け
る。すなわち、外出先の電話機から家庭内の通信装置に
対して、例えば、第1のアドレスにて5秒間呼び出しを
行い、その呼び出しの開始後に第2のアドレスにて5秒
間呼び出しを行うと、第1のリンガ検出部11および第
2のリンガ検出部12が回線からのリンガを検出し、そ
の検出結果を呼び出しパターン検出部13および呼び出
し履歴記憶部17に送る。これにより呼び出し履歴記憶
部17が、リンガの時刻や長さ、あるいは第1のリンガ
検出部11および第2のリンガ検出部12のうちいずれ
がリンガを検出したか等を記憶する。また呼び出しパタ
ーン検出部13が、呼び出し履歴記憶部17の記憶内容
から呼び出しパターンを検出し、その検出結果を制御情
報検索部15に送る。これにより制御情報検索部15
が、制御情報記憶部14の記憶内容を検索して、呼び出
しパターン検出部13からの呼び出しパターンが居間の
エアコンの電源を入れる旨の情報であることを判断し、
その旨を機器制御部16に送る。これにより機器制御部
16が、居間のエアコンの電源を入れるための赤外線信
号を送信する。かくして、居間のエアコンが機器制御部
16からの赤外線信号を受信し、電源が入る。
【0037】このように、複数のアドレスに対するリン
ガを検出し、そのパターンによって制御内容を決定する
ので、実施例1のように1つのアドレスに対するリンガ
の検出のみによる場合と比較して、呼び出しパターンの
検出の精度を向上させることができる。また、複数のリ
ンガの検出の際にも、複数のアドレスに対するリンガを
同時に受信することができるため、1つのアドレスに対
するリンガの検出に比較して短時間で呼び出しパターン
の検出を行うことができる。
ガを検出し、そのパターンによって制御内容を決定する
ので、実施例1のように1つのアドレスに対するリンガ
の検出のみによる場合と比較して、呼び出しパターンの
検出の精度を向上させることができる。また、複数のリ
ンガの検出の際にも、複数のアドレスに対するリンガを
同時に受信することができるため、1つのアドレスに対
するリンガの検出に比較して短時間で呼び出しパターン
の検出を行うことができる。
【0038】なお上記実施例2では、機器制御部16が
赤外線信号の発生装置を備えた構成としたが、機器制御
部16がバス上に接続されているホームバスシステムの
コントローラ等に接続されている構成としてもよい。ま
た上記実施例2では、制御情報記憶部14が呼び出しパ
ターンと制御内容との対応表を製作時に予め記憶してい
るものとしたが、呼び出しパターンと制御内容との対応
表を使用者が制御情報記憶部14に設定可能な構成とし
てもよい。
赤外線信号の発生装置を備えた構成としたが、機器制御
部16がバス上に接続されているホームバスシステムの
コントローラ等に接続されている構成としてもよい。ま
た上記実施例2では、制御情報記憶部14が呼び出しパ
ターンと制御内容との対応表を製作時に予め記憶してい
るものとしたが、呼び出しパターンと制御内容との対応
表を使用者が制御情報記憶部14に設定可能な構成とし
てもよい。
【0039】また上記実施例2では、被制御機器の電源
を投入するだけの例について説明したが、電源の切断、
さらには、風呂の沸き上がり温度の設定、VTRの録画
時刻の設定等、他の各種の制御を行うようにしてもよ
い。また上記実施例2では、2回線のリンガの検出から
なる呼び出しパターンの例について説明したが、3回線
以上のリンガの検出からなる呼び出しパターンを用いて
もよい。 (実施例3)図5は本発明の実施例3における機器制御
装置のブロック図で、この機器制御装置は、呼び出し音
検出部21と、呼び出しパターン検出部22と、制御情
報記憶部23と、制御情報検索部24と、機器制御部2
5と、呼び出し履歴記憶部26とを備えている。
を投入するだけの例について説明したが、電源の切断、
さらには、風呂の沸き上がり温度の設定、VTRの録画
時刻の設定等、他の各種の制御を行うようにしてもよ
い。また上記実施例2では、2回線のリンガの検出から
なる呼び出しパターンの例について説明したが、3回線
以上のリンガの検出からなる呼び出しパターンを用いて
もよい。 (実施例3)図5は本発明の実施例3における機器制御
装置のブロック図で、この機器制御装置は、呼び出し音
検出部21と、呼び出しパターン検出部22と、制御情
報記憶部23と、制御情報検索部24と、機器制御部2
5と、呼び出し履歴記憶部26とを備えている。
【0040】呼び出し音検出部21は、機器制御装置と
は別に備えられた電話機(図示せず)の呼び出し音を検
出する。呼び出しパターン検出部22は、呼び出し履歴
記憶部26の記憶内容に基づいて、呼び出し音検出部2
1により検出された呼び出し音のパターンを検出し、そ
の結果を制御情報検索部24に通知する。
は別に備えられた電話機(図示せず)の呼び出し音を検
出する。呼び出しパターン検出部22は、呼び出し履歴
記憶部26の記憶内容に基づいて、呼び出し音検出部2
1により検出された呼び出し音のパターンを検出し、そ
の結果を制御情報検索部24に通知する。
【0041】制御情報記憶部23は、例えば図2に示す
形式の表を記憶している。すなわち制御情報記憶部23
は、呼び出しパターンとその呼び出しパターンが発生し
たときに制御すべき被制御機器との対応表を記憶してお
り、例えば、第1行は、呼び出し音検出部21が5秒程
度呼び出し音を検出した後、引き続いて5秒程度呼び出
し音を検出した場合には、エアコンの電源を投入すべき
ことを表している。また第2行は、呼び出し音検出部2
1が5秒程度呼び出し音を検出した後、引き続いて10
秒程度呼び出し音を検出した場合には、風呂のお湯張り
のための電源を投入すべきことを表している。第3行お
よび第4行についても同様に、指定された呼び出しパタ
ーンが発生したときに、それぞれ炊飯器および照明の電
源を投入すべきことを表している。
形式の表を記憶している。すなわち制御情報記憶部23
は、呼び出しパターンとその呼び出しパターンが発生し
たときに制御すべき被制御機器との対応表を記憶してお
り、例えば、第1行は、呼び出し音検出部21が5秒程
度呼び出し音を検出した後、引き続いて5秒程度呼び出
し音を検出した場合には、エアコンの電源を投入すべき
ことを表している。また第2行は、呼び出し音検出部2
1が5秒程度呼び出し音を検出した後、引き続いて10
秒程度呼び出し音を検出した場合には、風呂のお湯張り
のための電源を投入すべきことを表している。第3行お
よび第4行についても同様に、指定された呼び出しパタ
ーンが発生したときに、それぞれ炊飯器および照明の電
源を投入すべきことを表している。
【0042】制御情報検索部24は、呼び出しパターン
検出部22により検出された呼び出しパターンと、制御
情報記憶部23に記憶されている図2に示される表とに
基づいて、機器制御部25に被制御機器の制御を指示す
る。機器制御部25は、制御情報検索部24による指示
に従って、被制御機器の制御を行う。この機器制御部2
5は、例えば被制御機器を制御するための赤外線信号の
発生装置を備えており、エアコン、風呂、炊飯器、照明
器具等の被制御機器を制御するための赤外線信号を発生
する。この場合、エアコン、風呂、炊飯器、照明器具等
には、赤外線信号を受信し、それに従って動作するため
の手段が備えられている必要があることは勿論である。
検出部22により検出された呼び出しパターンと、制御
情報記憶部23に記憶されている図2に示される表とに
基づいて、機器制御部25に被制御機器の制御を指示す
る。機器制御部25は、制御情報検索部24による指示
に従って、被制御機器の制御を行う。この機器制御部2
5は、例えば被制御機器を制御するための赤外線信号の
発生装置を備えており、エアコン、風呂、炊飯器、照明
器具等の被制御機器を制御するための赤外線信号を発生
する。この場合、エアコン、風呂、炊飯器、照明器具等
には、赤外線信号を受信し、それに従って動作するため
の手段が備えられている必要があることは勿論である。
【0043】呼び出し履歴記憶部26は、呼び出し音検
出部21により呼び出し音が検出される度に、検出時刻
や呼び出し音の長さ等の情報を記憶する。次に動作を説
明する。上記通信装置を家庭内の電話機の近くに設置
し、外出先の電話機から家庭内の電話機に対して図2の
呼び出しパターンに示される呼び出しを行うと、エアコ
ン、風呂、炊飯器、照明等が指定された制御を受ける。
すなわち、外出先の電話機から家庭内の電話機に対し
て、例えば、5秒間呼び出しを行い、一旦電話を切っ
て、10秒後に再び5秒間呼び出しを行うと、呼び出し
音検出部21が家庭内の電話機の呼び出し音を検出し、
その検出結果を呼び出しパターン検出部22および呼び
出し履歴記憶部26に送る。これにより呼び出し履歴記
憶部26が、呼び出し音の時刻や長さを記憶する。また
呼び出しパターン検出部22が、呼び出し履歴記憶部2
6の記憶内容から呼び出しパターンを検出し、その検出
結果を制御情報検索部24に送る。これにより制御情報
検索部24が、制御情報記憶部23の記憶内容を検索し
て、呼び出しパターン検出部22からの呼び出しパター
ンがエアコンの電源を入れる旨の情報であることを判断
し、その旨を機器制御部25に送る。これにより機器制
御部25が、エアコンの電源を入れるための赤外線信号
を送信する。かくして、エアコンが機器制御部25から
の赤外線信号を受信し、電源が入る。すなわちこの実施
例3は、実施例1における図1のリンガ検出部1を呼び
出し音検出部21に置き換えたものであり、リンガの検
出を電話機によって発生される呼び出し音の検出に代え
た点以外は、実施例1の場合と同様の動作である。
出部21により呼び出し音が検出される度に、検出時刻
や呼び出し音の長さ等の情報を記憶する。次に動作を説
明する。上記通信装置を家庭内の電話機の近くに設置
し、外出先の電話機から家庭内の電話機に対して図2の
呼び出しパターンに示される呼び出しを行うと、エアコ
ン、風呂、炊飯器、照明等が指定された制御を受ける。
すなわち、外出先の電話機から家庭内の電話機に対し
て、例えば、5秒間呼び出しを行い、一旦電話を切っ
て、10秒後に再び5秒間呼び出しを行うと、呼び出し
音検出部21が家庭内の電話機の呼び出し音を検出し、
その検出結果を呼び出しパターン検出部22および呼び
出し履歴記憶部26に送る。これにより呼び出し履歴記
憶部26が、呼び出し音の時刻や長さを記憶する。また
呼び出しパターン検出部22が、呼び出し履歴記憶部2
6の記憶内容から呼び出しパターンを検出し、その検出
結果を制御情報検索部24に送る。これにより制御情報
検索部24が、制御情報記憶部23の記憶内容を検索し
て、呼び出しパターン検出部22からの呼び出しパター
ンがエアコンの電源を入れる旨の情報であることを判断
し、その旨を機器制御部25に送る。これにより機器制
御部25が、エアコンの電源を入れるための赤外線信号
を送信する。かくして、エアコンが機器制御部25から
の赤外線信号を受信し、電源が入る。すなわちこの実施
例3は、実施例1における図1のリンガ検出部1を呼び
出し音検出部21に置き換えたものであり、リンガの検
出を電話機によって発生される呼び出し音の検出に代え
た点以外は、実施例1の場合と同様の動作である。
【0044】このように、外出先の公衆電話機等の電話
機から上記通信装置の近くに設置された家庭内の電話機
に対して、予め指定された方法で呼び出しを行うだけ
で、家庭内にある様々な被制御機器の制御を行うことが
できる。これを呼び出しのみに対しては課金のない、あ
るいは回線の接続に比較して課金が極端に低価格である
通信基盤を用いて行った場合には、低コストで遠隔の被
制御機器を制御できる。すなわち、既存の電話機をその
まま用いて実施例1の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
機から上記通信装置の近くに設置された家庭内の電話機
に対して、予め指定された方法で呼び出しを行うだけ
で、家庭内にある様々な被制御機器の制御を行うことが
できる。これを呼び出しのみに対しては課金のない、あ
るいは回線の接続に比較して課金が極端に低価格である
通信基盤を用いて行った場合には、低コストで遠隔の被
制御機器を制御できる。すなわち、既存の電話機をその
まま用いて実施例1の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
【0045】なお、家庭内に相互に異なる呼び出し音を
発生する複数の電話機を設置し、その近くに、それら相
互に異なる呼び出し音を識別できる呼び出し音検出部2
1を備えた上記通信装置を設置すれば、上記実施例2の
場合と同様の制御を行うことができ、同様の効果が得ら
れる。また上記実施例3では、機器制御部25が赤外線
信号の発生装置を備えた構成としたが、機器制御部25
がバス上に接続されているホームバスシステムのコント
ローラ等に接続されている構成としてもよい。
発生する複数の電話機を設置し、その近くに、それら相
互に異なる呼び出し音を識別できる呼び出し音検出部2
1を備えた上記通信装置を設置すれば、上記実施例2の
場合と同様の制御を行うことができ、同様の効果が得ら
れる。また上記実施例3では、機器制御部25が赤外線
信号の発生装置を備えた構成としたが、機器制御部25
がバス上に接続されているホームバスシステムのコント
ローラ等に接続されている構成としてもよい。
【0046】また上記実施例3では、制御情報記憶部2
3が呼び出しパターンと制御内容との対応表を製作時に
予め記憶しているものとしたが、呼び出しパターンと制
御内容との対応表を使用者が制御情報記憶部23に設定
可能な構成としてもよい。また上記実施例3では、被制
御機器の電源を投入するだけの例について説明したが、
電源の切断、さらには、風呂の沸き上がり温度の設定、
VTRの録画時刻の設定等、他の各種の制御を行うよう
にしてもよい。
3が呼び出しパターンと制御内容との対応表を製作時に
予め記憶しているものとしたが、呼び出しパターンと制
御内容との対応表を使用者が制御情報記憶部23に設定
可能な構成としてもよい。また上記実施例3では、被制
御機器の電源を投入するだけの例について説明したが、
電源の切断、さらには、風呂の沸き上がり温度の設定、
VTRの録画時刻の設定等、他の各種の制御を行うよう
にしてもよい。
【0047】また上記実施例3では、2回の呼び出し音
の検出からなる呼び出しパターンの例について説明した
が、1回あるいは3回以上の呼び出し音の検出からなる
呼び出しパターンを用いてもよい。 (実施例4)図6は本発明の実施例4における通信装置
のブロック図で、この通信装置は、リンガ検出部31
と、呼び出しパターン検出部32と、制御情報記憶部3
3と、制御情報検索部34と、機器制御部35と、呼び
出し履歴記憶部36と、制御内容通知部37とを備えて
いる。
の検出からなる呼び出しパターンの例について説明した
が、1回あるいは3回以上の呼び出し音の検出からなる
呼び出しパターンを用いてもよい。 (実施例4)図6は本発明の実施例4における通信装置
のブロック図で、この通信装置は、リンガ検出部31
と、呼び出しパターン検出部32と、制御情報記憶部3
3と、制御情報検索部34と、機器制御部35と、呼び
出し履歴記憶部36と、制御内容通知部37とを備えて
いる。
【0048】リンガ検出部31は、回線からのリンガを
検出して、その結果を呼び出しパターン検出部32と呼
び出し履歴記憶部36とに通知する。このリンガ検出部
31は、呼び出し音を発生させるためのベル等(図示せ
ず)に接続されており、リンガ検出部31がリンガを検
出することにより、ベル等から呼び出し音が発生するよ
うに構成されている。
検出して、その結果を呼び出しパターン検出部32と呼
び出し履歴記憶部36とに通知する。このリンガ検出部
31は、呼び出し音を発生させるためのベル等(図示せ
ず)に接続されており、リンガ検出部31がリンガを検
出することにより、ベル等から呼び出し音が発生するよ
うに構成されている。
【0049】呼び出しパターン検出部32は、呼び出し
履歴記憶部36の記憶内容に基づいて、リンガ検出部3
1により検出されたリンガのパターンを検出し、その結
果を制御情報検索部34に通知する。制御情報記憶部3
3は、図2に示す形式の表を記憶している。すなわち制
御情報記憶部33は、呼び出しパターンとその呼び出し
パターンが発生したときに制御すべき被制御機器との対
応表を記憶しており、例えば、第1行は、リンガ検出部
31が5秒程度リンガを検出した後、引き続いて5秒程
度リンガを検出した場合には、エアコンの電源を投入す
べきことを表している。また第2行は、リンガ検出部1
が5秒程度リンガを検出した後、引き続いて10秒程度
リンガを検出した場合には、風呂のお湯張りのための電
源を投入すべきことを表している。第3行および第4行
についても同様に、指定された呼び出しパターンが発生
したときに、それぞれ炊飯器および照明の電源を投入す
べきことを表している。
履歴記憶部36の記憶内容に基づいて、リンガ検出部3
1により検出されたリンガのパターンを検出し、その結
果を制御情報検索部34に通知する。制御情報記憶部3
3は、図2に示す形式の表を記憶している。すなわち制
御情報記憶部33は、呼び出しパターンとその呼び出し
パターンが発生したときに制御すべき被制御機器との対
応表を記憶しており、例えば、第1行は、リンガ検出部
31が5秒程度リンガを検出した後、引き続いて5秒程
度リンガを検出した場合には、エアコンの電源を投入す
べきことを表している。また第2行は、リンガ検出部1
が5秒程度リンガを検出した後、引き続いて10秒程度
リンガを検出した場合には、風呂のお湯張りのための電
源を投入すべきことを表している。第3行および第4行
についても同様に、指定された呼び出しパターンが発生
したときに、それぞれ炊飯器および照明の電源を投入す
べきことを表している。
【0050】制御情報検索部34は、呼び出しパターン
検出部32により検出された呼び出しパターンと、制御
情報記憶部33に記憶されている図2に示される表とに
基づいて、機器制御部35に被制御機器の制御を指示す
る。機器制御部35は、制御情報検索部34による指示
に従って、被制御機器の制御を行う。この機器制御部3
5は、例えば被制御機器を制御するための赤外線信号の
発生装置を備えており、エアコン、風呂、炊飯器、照明
器具等の被制御機器を制御するための赤外線信号を発生
する。この場合、エアコン、風呂、炊飯器、照明器具等
には、赤外線信号を受信し、それに従って動作するため
の手段が備えられている必要があることは勿論である。
検出部32により検出された呼び出しパターンと、制御
情報記憶部33に記憶されている図2に示される表とに
基づいて、機器制御部35に被制御機器の制御を指示す
る。機器制御部35は、制御情報検索部34による指示
に従って、被制御機器の制御を行う。この機器制御部3
5は、例えば被制御機器を制御するための赤外線信号の
発生装置を備えており、エアコン、風呂、炊飯器、照明
器具等の被制御機器を制御するための赤外線信号を発生
する。この場合、エアコン、風呂、炊飯器、照明器具等
には、赤外線信号を受信し、それに従って動作するため
の手段が備えられている必要があることは勿論である。
【0051】呼び出し履歴記憶部36は、リンガ検出部
31によりリンガが検出される度に、検出時刻やリンガ
の長さ等の情報を記憶する。制御内容通知部37は、制
御情報検索部34により検索されて機器制御部35に対
して指示された機器制御の内容をリンガ送出元に通知す
る。ここで、リンガ検出部31により検出されるリンガ
の発信元すなわち発信者識別子は、予め定められた手段
によって特定できるものとする。例えば、リンガと共に
電話番号すなわち発信者アドレスを表す信号を発信者ア
ドレス受信部(図示せず)によって受信し、そのアドレ
スに対して制御内容通知部37が制御内容を通知するよ
う構成されている。また通知の方法としては、例えば、
エアコンの電源の投入が行われる場合には、2秒程度の
呼び出しを行い、炊飯器の電源の投入が行われる場合に
は、4秒程度の呼び出しを行う。
31によりリンガが検出される度に、検出時刻やリンガ
の長さ等の情報を記憶する。制御内容通知部37は、制
御情報検索部34により検索されて機器制御部35に対
して指示された機器制御の内容をリンガ送出元に通知す
る。ここで、リンガ検出部31により検出されるリンガ
の発信元すなわち発信者識別子は、予め定められた手段
によって特定できるものとする。例えば、リンガと共に
電話番号すなわち発信者アドレスを表す信号を発信者ア
ドレス受信部(図示せず)によって受信し、そのアドレ
スに対して制御内容通知部37が制御内容を通知するよ
う構成されている。また通知の方法としては、例えば、
エアコンの電源の投入が行われる場合には、2秒程度の
呼び出しを行い、炊飯器の電源の投入が行われる場合に
は、4秒程度の呼び出しを行う。
【0052】次に動作を説明する。上記通信装置を内部
に備えた電話機を家庭内に設置し、外出先の電話機から
家庭内の電話機に対して図2の呼び出しパターンに示さ
れる呼び出しを行うと、エアコン、風呂、炊飯器、照明
等が指定された制御を受ける。すなわち、外出先の電話
機から家庭内の電話機に対して、例えば、5秒間呼び出
しを行い、一旦電話を切って、10秒後に再び5秒間呼
び出しを行うと、リンガ検出部31が回線からのリンガ
を検出し、その検出結果を呼び出しパターン検出部32
および呼び出し履歴記憶部36に送る。これにより呼び
出し履歴記憶部36が、リンガの時刻や長さを記憶す
る。また呼び出しパターン検出部32が、呼び出し履歴
記憶部36の記憶内容から呼び出しパターンを検出し、
その検出結果を制御情報検索部34に送る。これにより
制御情報検索部34が、制御情報記憶部33の記憶内容
を検索して、呼び出しパターン検出部32からの呼び出
しパターンがエアコンの電源を入れる旨の情報であるこ
とを判断し、その旨を機器制御部35および制御内容通
知部37に送る。これにより機器制御部35が、エアコ
ンの電源を入れるための赤外線信号を送信する。また制
御内容通知部37が、制御情報検索部34により検索さ
れて機器制御部35に対して指示された機器制御の内容
をリンガ送出元に通知する。かくして、エアコンが機器
制御部35からの赤外線信号を受信して電源が入ると共
に、それがリンガ送出元に通知される。
に備えた電話機を家庭内に設置し、外出先の電話機から
家庭内の電話機に対して図2の呼び出しパターンに示さ
れる呼び出しを行うと、エアコン、風呂、炊飯器、照明
等が指定された制御を受ける。すなわち、外出先の電話
機から家庭内の電話機に対して、例えば、5秒間呼び出
しを行い、一旦電話を切って、10秒後に再び5秒間呼
び出しを行うと、リンガ検出部31が回線からのリンガ
を検出し、その検出結果を呼び出しパターン検出部32
および呼び出し履歴記憶部36に送る。これにより呼び
出し履歴記憶部36が、リンガの時刻や長さを記憶す
る。また呼び出しパターン検出部32が、呼び出し履歴
記憶部36の記憶内容から呼び出しパターンを検出し、
その検出結果を制御情報検索部34に送る。これにより
制御情報検索部34が、制御情報記憶部33の記憶内容
を検索して、呼び出しパターン検出部32からの呼び出
しパターンがエアコンの電源を入れる旨の情報であるこ
とを判断し、その旨を機器制御部35および制御内容通
知部37に送る。これにより機器制御部35が、エアコ
ンの電源を入れるための赤外線信号を送信する。また制
御内容通知部37が、制御情報検索部34により検索さ
れて機器制御部35に対して指示された機器制御の内容
をリンガ送出元に通知する。かくして、エアコンが機器
制御部35からの赤外線信号を受信して電源が入ると共
に、それがリンガ送出元に通知される。
【0053】このように、外出先の公衆電話機等の電話
機から上記通信装置を備えた家庭内の電話機に対して、
予め指定された方法で呼び出しを行うだけで、家庭内に
ある様々な被制御機器の制御を行うことができる。これ
を呼び出しのみに対しては課金のない、あるいは回線の
接続に比較して課金が極端に低価格である通信基盤を用
いて行った場合には、低コストで遠隔の被制御機器を制
御できる。しかも、機器制御の内容を、機器制御を行お
うとする者に通知するので、誤動作が生じた場合の確認
等を容易に行える。
機から上記通信装置を備えた家庭内の電話機に対して、
予め指定された方法で呼び出しを行うだけで、家庭内に
ある様々な被制御機器の制御を行うことができる。これ
を呼び出しのみに対しては課金のない、あるいは回線の
接続に比較して課金が極端に低価格である通信基盤を用
いて行った場合には、低コストで遠隔の被制御機器を制
御できる。しかも、機器制御の内容を、機器制御を行お
うとする者に通知するので、誤動作が生じた場合の確認
等を容易に行える。
【0054】なお上記実施例4では、機器制御部35が
赤外線信号の発生装置を備えた構成としたが、機器制御
部35がバス上に接続されているホームバスシステムの
コントローラ等に接続されている構成としてもよい。ま
た上記実施例4では、制御情報記憶部33が呼び出しパ
ターンと制御内容との対応表を製作時に予め記憶してい
るものとしたが、呼び出しパターンと制御内容との対応
表を使用者が制御情報記憶部33に設定可能な構成とし
てもよい。
赤外線信号の発生装置を備えた構成としたが、機器制御
部35がバス上に接続されているホームバスシステムの
コントローラ等に接続されている構成としてもよい。ま
た上記実施例4では、制御情報記憶部33が呼び出しパ
ターンと制御内容との対応表を製作時に予め記憶してい
るものとしたが、呼び出しパターンと制御内容との対応
表を使用者が制御情報記憶部33に設定可能な構成とし
てもよい。
【0055】また上記実施例4では、被制御機器の電源
を投入するだけの例について説明したが、電源の切断、
さらには、風呂の沸き上がり温度の設定、VTRの録画
時刻の設定等、他の各種の制御を行うようにしてもよ
い。また上記実施例4では、2回のリンガの検出からな
る呼び出しパターンの例について説明したが、1回ある
いは3回以上のリンガの検出からなる呼び出しパターン
を用いてもよい。
を投入するだけの例について説明したが、電源の切断、
さらには、風呂の沸き上がり温度の設定、VTRの録画
時刻の設定等、他の各種の制御を行うようにしてもよ
い。また上記実施例4では、2回のリンガの検出からな
る呼び出しパターンの例について説明したが、1回ある
いは3回以上のリンガの検出からなる呼び出しパターン
を用いてもよい。
【0056】また上記実施例4では、通信装置が電話機
に内蔵されている例について説明したが、上記通信装置
を単体で用い、被制御機器を遠隔制御するための専用装
置としてもよい。またリンガ検出部31を2個設け、上
記実施例2のような構成とし、これに制御内容通知機能
を付加するように構成してもよい。 (実施例5)図7は本発明の実施例5における通信装置
のブロック図で、この通信装置は、リンガ検出部41
と、呼び出しパターン検出部42と、制御情報記憶部4
3と、制御情報検索部44と、機器制御部45と、呼び
出し履歴記憶部46と、定型文記憶部47と、定型文生
成部48とを備えている。
に内蔵されている例について説明したが、上記通信装置
を単体で用い、被制御機器を遠隔制御するための専用装
置としてもよい。またリンガ検出部31を2個設け、上
記実施例2のような構成とし、これに制御内容通知機能
を付加するように構成してもよい。 (実施例5)図7は本発明の実施例5における通信装置
のブロック図で、この通信装置は、リンガ検出部41
と、呼び出しパターン検出部42と、制御情報記憶部4
3と、制御情報検索部44と、機器制御部45と、呼び
出し履歴記憶部46と、定型文記憶部47と、定型文生
成部48とを備えている。
【0057】リンガ検出部41は、回線からのリンガを
検出して、その結果を呼び出しパターン検出部42と呼
び出し履歴記憶部46とに通知する。このリンガ検出部
41は、呼び出し音を発生させるためのベル等(図示せ
ず)に接続されており、リンガ検出部41がリンガを検
出することにより、ベル等から呼び出し音が発生するよ
うに構成されている。
検出して、その結果を呼び出しパターン検出部42と呼
び出し履歴記憶部46とに通知する。このリンガ検出部
41は、呼び出し音を発生させるためのベル等(図示せ
ず)に接続されており、リンガ検出部41がリンガを検
出することにより、ベル等から呼び出し音が発生するよ
うに構成されている。
【0058】呼び出しパターン検出部42は、呼び出し
履歴記憶部46の記憶内容に基づいて、リンガ検出部4
1により検出されたリンガのパターンを検出し、その結
果を制御情報検索部44に通知する。制御情報記憶部4
3は、図8に示すような表を記憶しており、例えば第2
行はリンガ検出部41が5秒程度のリンガの検出の検出
に引き続き10秒程度のリンガの検出があった場合に
は、定型文生成部48が、定型文記憶部47に記憶され
ている文番号2に対応する内容の文を音声出力すべきこ
とを表している。その他の行についても同様である。
履歴記憶部46の記憶内容に基づいて、リンガ検出部4
1により検出されたリンガのパターンを検出し、その結
果を制御情報検索部44に通知する。制御情報記憶部4
3は、図8に示すような表を記憶しており、例えば第2
行はリンガ検出部41が5秒程度のリンガの検出の検出
に引き続き10秒程度のリンガの検出があった場合に
は、定型文生成部48が、定型文記憶部47に記憶され
ている文番号2に対応する内容の文を音声出力すべきこ
とを表している。その他の行についても同様である。
【0059】制御情報検索部44は、呼び出しパターン
検出部42により検出された呼び出しパターンと、制御
情報記憶部43により記憶されている図8に示される表
とを用いて、機器制御部45に対して定型文生成部48
の制御を指示する。 機器制御部45は、制御情報検索
部44による指示に従って、定型文生成部48の制御を
行う。
検出部42により検出された呼び出しパターンと、制御
情報記憶部43により記憶されている図8に示される表
とを用いて、機器制御部45に対して定型文生成部48
の制御を指示する。 機器制御部45は、制御情報検索
部44による指示に従って、定型文生成部48の制御を
行う。
【0060】呼び出し履歴記憶部46は、リンガ検出部
41によりリンガが検出される度に、検出時刻やリンガ
の長さ等の情報を記憶する。定型文記憶部47は、図9
の概念図に示すような複数の定型文を記憶している。定
型文生成部48は、機器制御部45によって制御され、
指定された文番号の定型文を定型文記憶部47から検索
し、それを音声に変換して出力する。
41によりリンガが検出される度に、検出時刻やリンガ
の長さ等の情報を記憶する。定型文記憶部47は、図9
の概念図に示すような複数の定型文を記憶している。定
型文生成部48は、機器制御部45によって制御され、
指定された文番号の定型文を定型文記憶部47から検索
し、それを音声に変換して出力する。
【0061】次に動作を説明する。上記通信装置を内部
に備えた電話機を家庭内に設置し、外出先の電話機から
家庭内の電話機に対して図8の呼び出しパターンに示さ
れる呼び出しを行うと、図9のような内容の音声が発生
される。すなわち、外出先の電話機から家庭内の電話機
に対して、例えば、5秒間呼び出しを行い、一旦電話を
切って、10秒後に再び5秒間呼び出しを行うと、リン
ガ検出部41が回線からのリンガを検出し、その検出結
果を呼び出しパターン検出部42および呼び出し履歴記
憶部46に送る。これにより呼び出し履歴記憶部46
が、リンガの時刻や長さを記憶する。また呼び出しパタ
ーン検出部42が、呼び出し履歴記憶部46の記憶内容
から呼び出しパターンを検出し、その検出結果を制御情
報検索部44に送る。これにより制御情報検索部44
が、制御情報記憶部43の記憶内容を検索して、呼び出
しパターン検出部42からの呼び出しパターンが文番号
1の定型文を出力する旨の情報であることを判断し、そ
の旨を機器制御部45に指示する。これにより機器制御
部45が、定型文生成部48にその旨を指示する。これ
により定型文生成部48が、定型文記憶部47から文番
号1の定型文を読み出し、「今日の帰りは遅くなりま
す。」との音声を出力する。
に備えた電話機を家庭内に設置し、外出先の電話機から
家庭内の電話機に対して図8の呼び出しパターンに示さ
れる呼び出しを行うと、図9のような内容の音声が発生
される。すなわち、外出先の電話機から家庭内の電話機
に対して、例えば、5秒間呼び出しを行い、一旦電話を
切って、10秒後に再び5秒間呼び出しを行うと、リン
ガ検出部41が回線からのリンガを検出し、その検出結
果を呼び出しパターン検出部42および呼び出し履歴記
憶部46に送る。これにより呼び出し履歴記憶部46
が、リンガの時刻や長さを記憶する。また呼び出しパタ
ーン検出部42が、呼び出し履歴記憶部46の記憶内容
から呼び出しパターンを検出し、その検出結果を制御情
報検索部44に送る。これにより制御情報検索部44
が、制御情報記憶部43の記憶内容を検索して、呼び出
しパターン検出部42からの呼び出しパターンが文番号
1の定型文を出力する旨の情報であることを判断し、そ
の旨を機器制御部45に指示する。これにより機器制御
部45が、定型文生成部48にその旨を指示する。これ
により定型文生成部48が、定型文記憶部47から文番
号1の定型文を読み出し、「今日の帰りは遅くなりま
す。」との音声を出力する。
【0062】このように、外出先の公衆電話機等の電話
機から家庭内の電話機に対して、予め指定された方法で
呼び出しを行うだけで、所望の用件を伝達することがで
き、低コストの通信を実現することが可能となる。なお
上記実施例5では、定型文生成部48および定型文記憶
部47が通信装置に組み込まれている例について説明し
たが、定型文生成部48および定型文記憶部47を通信
装置とは別に設置し、機器制御部45が定型文生成部4
8に赤外線などを用いて指示を送信するように構成して
もよい。
機から家庭内の電話機に対して、予め指定された方法で
呼び出しを行うだけで、所望の用件を伝達することがで
き、低コストの通信を実現することが可能となる。なお
上記実施例5では、定型文生成部48および定型文記憶
部47が通信装置に組み込まれている例について説明し
たが、定型文生成部48および定型文記憶部47を通信
装置とは別に設置し、機器制御部45が定型文生成部4
8に赤外線などを用いて指示を送信するように構成して
もよい。
【0063】また上記実施例5では、制御情報記憶部4
3が呼び出しパターンと制御内容との対応表を製作時に
予め記憶しているものとしたが、呼び出しパターンと制
御内容との対応表を使用者が制御情報記憶部43に設定
可能な構成としてもよい。また上記実施例5では、2回
のリンガの検出からなる呼び出しパターンの例について
説明したが、1回あるいは3回以上のリンガの検出から
なる呼び出しパターンを用いてもよい。
3が呼び出しパターンと制御内容との対応表を製作時に
予め記憶しているものとしたが、呼び出しパターンと制
御内容との対応表を使用者が制御情報記憶部43に設定
可能な構成としてもよい。また上記実施例5では、2回
のリンガの検出からなる呼び出しパターンの例について
説明したが、1回あるいは3回以上のリンガの検出から
なる呼び出しパターンを用いてもよい。
【0064】また上記実施例5では、通信装置が電話機
に内蔵されている例について説明したが、上記通信装置
を単体で用い、定型文を発声させるための専用装置とし
てもよい。またリンガ検出部41を2個設け、上記実施
例2のように2つのアドレスのリンガのパターンを用い
て定型文を選択するように構成してもよい。
に内蔵されている例について説明したが、上記通信装置
を単体で用い、定型文を発声させるための専用装置とし
てもよい。またリンガ検出部41を2個設け、上記実施
例2のように2つのアドレスのリンガのパターンを用い
て定型文を選択するように構成してもよい。
【0065】またリンガ検出部41の代わりに呼び出し
音検出部を設け、呼び出し音のパターンにより定型文を
選択するように構成してもよい。 (実施例6)図10は本発明の実施例6における通信装
置のブロック図で、この通信装置は、入力部51と、呼
び出しパターン記憶部52と、呼び出しパターン検索部
53と、呼び出し部54と、呼び出し指示部55とを備
えている。
音検出部を設け、呼び出し音のパターンにより定型文を
選択するように構成してもよい。 (実施例6)図10は本発明の実施例6における通信装
置のブロック図で、この通信装置は、入力部51と、呼
び出しパターン記憶部52と、呼び出しパターン検索部
53と、呼び出し部54と、呼び出し指示部55とを備
えている。
【0066】入力部51は、例えば「エアコン」、「風
呂」、「炊飯器」、「照明」の文字の入ったボタン群に
より構成されている。呼び出しパターン記憶部52は、
図11に示す形式の表を記憶している。すなわち呼び出
しパターン記憶部52は、遠隔で制御すべき被制御機器
と、その被制御機器を制御するために必要な呼び出しパ
ターンとの対応表を記憶しており、例えば第3行は、炊
飯器の電源を投入したい場合には、呼び出し部54が1
0秒程度の呼び出しを行った後、引き続いて5秒程度の
呼び出しを行う必要があることを表している。その他の
行についても同様である。
呂」、「炊飯器」、「照明」の文字の入ったボタン群に
より構成されている。呼び出しパターン記憶部52は、
図11に示す形式の表を記憶している。すなわち呼び出
しパターン記憶部52は、遠隔で制御すべき被制御機器
と、その被制御機器を制御するために必要な呼び出しパ
ターンとの対応表を記憶しており、例えば第3行は、炊
飯器の電源を投入したい場合には、呼び出し部54が1
0秒程度の呼び出しを行った後、引き続いて5秒程度の
呼び出しを行う必要があることを表している。その他の
行についても同様である。
【0067】呼び出しパターン検索部53は、入力部5
1からの入力に従って、呼び出しパターン記憶部52か
ら呼び出しパターンを検索する。例えば、入力部51の
ボタン「風呂」が押下された場合には、呼び出しパター
ン検索部53は、呼び出しパターン記憶部52に記憶さ
れている図11の表を用いて、呼び出しパターン「5
秒,10秒」を検索する。
1からの入力に従って、呼び出しパターン記憶部52か
ら呼び出しパターンを検索する。例えば、入力部51の
ボタン「風呂」が押下された場合には、呼び出しパター
ン検索部53は、呼び出しパターン記憶部52に記憶さ
れている図11の表を用いて、呼び出しパターン「5
秒,10秒」を検索する。
【0068】呼び出し部54は、呼び出し指示部55の
指示に従って、予め定められた電話番号すなわちアドレ
スに対する呼び出しを行う。呼び出し指示部55は、呼
び出しパターン検索部53により検索された呼び出しパ
ターンに従って、例えば5秒程度の呼び出しとそれに引
き続く10秒程度の呼び出しとを呼び出し部54に対し
て指示する。
指示に従って、予め定められた電話番号すなわちアドレ
スに対する呼び出しを行う。呼び出し指示部55は、呼
び出しパターン検索部53により検索された呼び出しパ
ターンに従って、例えば5秒程度の呼び出しとそれに引
き続く10秒程度の呼び出しとを呼び出し部54に対し
て指示する。
【0069】次に動作を説明する。使用者が入力部51
の例えば「風呂」の文字の入ったボタンを押すと、入力
部51が、それに対応する信号を呼び出しパターン検索
部53に送る。これにより呼び出しパターン検索部53
が、入力部51からの信号に従って、呼び出しパターン
記憶部52から「5秒,10秒」の呼び出しパターンを
検索し、その旨を呼び出し指示部55に送る。これによ
り呼び出し指示部55が、呼び出しパターン検索部53
により検索された呼び出しパターンに従って、5秒程度
の呼び出しとそれに引き続く10秒程度の呼び出しとを
呼び出し部54に対して指示する。これにより呼び出し
部54が、呼び出し指示部55の指示に従って、予め定
められた電話番号すなわちアドレスに対して、5秒程度
の呼び出しとそれに引き続く10秒程度の呼び出しとを
行う。
の例えば「風呂」の文字の入ったボタンを押すと、入力
部51が、それに対応する信号を呼び出しパターン検索
部53に送る。これにより呼び出しパターン検索部53
が、入力部51からの信号に従って、呼び出しパターン
記憶部52から「5秒,10秒」の呼び出しパターンを
検索し、その旨を呼び出し指示部55に送る。これによ
り呼び出し指示部55が、呼び出しパターン検索部53
により検索された呼び出しパターンに従って、5秒程度
の呼び出しとそれに引き続く10秒程度の呼び出しとを
呼び出し部54に対して指示する。これにより呼び出し
部54が、呼び出し指示部55の指示に従って、予め定
められた電話番号すなわちアドレスに対して、5秒程度
の呼び出しとそれに引き続く10秒程度の呼び出しとを
行う。
【0070】このように、上記実施例1のような通信装
置に対するリンガの送出を容易に行える。なお上記実施
例6では、呼び出しパターン記憶部52が呼び出しパタ
ーンと制御内容との対応表を製作時に予め記憶している
ものとしたが、呼び出しパターンと制御内容との対応表
を使用者が呼び出しパターン記憶部52に設定可能な構
成としてもよい。
置に対するリンガの送出を容易に行える。なお上記実施
例6では、呼び出しパターン記憶部52が呼び出しパタ
ーンと制御内容との対応表を製作時に予め記憶している
ものとしたが、呼び出しパターンと制御内容との対応表
を使用者が呼び出しパターン記憶部52に設定可能な構
成としてもよい。
【0071】また上記実施例6では、2回のリンガの検
出からなる呼び出しパターンの例について説明したが、
1回あるいは3回以上のリンガの検出からなる呼び出し
パターンを用いてもよい。また上記通信装置は、例えば
家庭以外に設置されて常時使用している電話機に内蔵し
てもよいし、あるいは携帯可能に構成して、使用時に公
衆網に接続するようにしてもよい。 (実施例7)図12は本発明の実施例7における通信装
置のブロック図で、この通信装置は、入力部61と、呼
び出しパターン記憶部62と、呼び出しパターン検索部
63と、呼び出し指示部64と、第1の呼び出し部65
と、第2の呼び出し部66とを備えている。
出からなる呼び出しパターンの例について説明したが、
1回あるいは3回以上のリンガの検出からなる呼び出し
パターンを用いてもよい。また上記通信装置は、例えば
家庭以外に設置されて常時使用している電話機に内蔵し
てもよいし、あるいは携帯可能に構成して、使用時に公
衆網に接続するようにしてもよい。 (実施例7)図12は本発明の実施例7における通信装
置のブロック図で、この通信装置は、入力部61と、呼
び出しパターン記憶部62と、呼び出しパターン検索部
63と、呼び出し指示部64と、第1の呼び出し部65
と、第2の呼び出し部66とを備えている。
【0072】入力部61は、例えば「居間のエアコ
ン」、「風呂」、「炊飯器」、「居間の照明」などの文
字の入ったボタン群により構成されている。呼び出しパ
ターン記憶部62は、図13に示す形式の表を記憶して
いる。すなわち呼び出しパターン記憶部62は、遠隔で
制御すべき被制御機器と、その被制御機器を制御するた
めに必要な呼び出しパターンとの対応表を記憶してお
り、例えば第3行は、寝室のエアコンの電源を投入した
い場合には、第1の呼び出し部65が5秒程度の呼び出
しを行ない、その開始後に第2の呼び出し部66が10
秒程度の呼び出しを行う必要があることを表している。
その他の行についても同様である。
ン」、「風呂」、「炊飯器」、「居間の照明」などの文
字の入ったボタン群により構成されている。呼び出しパ
ターン記憶部62は、図13に示す形式の表を記憶して
いる。すなわち呼び出しパターン記憶部62は、遠隔で
制御すべき被制御機器と、その被制御機器を制御するた
めに必要な呼び出しパターンとの対応表を記憶してお
り、例えば第3行は、寝室のエアコンの電源を投入した
い場合には、第1の呼び出し部65が5秒程度の呼び出
しを行ない、その開始後に第2の呼び出し部66が10
秒程度の呼び出しを行う必要があることを表している。
その他の行についても同様である。
【0073】呼び出しパターン検索部63は、入力部6
1からの入力に従って呼び出しパターン記憶部62から
呼び出しパターンを検索する。例えば、入力部61から
「居間の照明」の電源の投入を指示された場合には、呼
び出しパターン検索部63は、図13に示される表を用
いて呼び出しパターン「[2]10秒,[1]5秒」を
検索する。
1からの入力に従って呼び出しパターン記憶部62から
呼び出しパターンを検索する。例えば、入力部61から
「居間の照明」の電源の投入を指示された場合には、呼
び出しパターン検索部63は、図13に示される表を用
いて呼び出しパターン「[2]10秒,[1]5秒」を
検索する。
【0074】呼び出し指示部64は、呼び出しパターン
検索部63により検索された呼び出しパターンに従っ
て、第2の呼び出し部66に対して10秒程度の呼び出
しの指示を行い、引き続いて第1の呼び出し部65に対
して5秒程度の呼び出しを指示する。第1の呼び出し部
65は、呼び出し指示部64からの指示に従って第1の
電話番号すなわち第1のアドレスに対して呼び出しを行
う。
検索部63により検索された呼び出しパターンに従っ
て、第2の呼び出し部66に対して10秒程度の呼び出
しの指示を行い、引き続いて第1の呼び出し部65に対
して5秒程度の呼び出しを指示する。第1の呼び出し部
65は、呼び出し指示部64からの指示に従って第1の
電話番号すなわち第1のアドレスに対して呼び出しを行
う。
【0075】第2の呼び出し部66は、呼び出し指示部
64からの指示に従って第2の電話番号すなわち第2の
アドレスに対して呼び出しを行う。次に動作を説明す
る。使用者が入力部61の例えば「居間の照明」の文字
の入ったボタンを押すと、入力部61が、それに対応す
る信号を呼び出しパターン検索部63に送る。これによ
り呼び出しパターン検索部63が、入力部61からの信
号に従って呼び出しパターン記憶部62から「[2]1
0秒,[1]5秒」の呼び出しパターンを検索し、その
旨を呼び出し指示部64に送る。これにより呼び出し指
示部64が、呼び出しパターン検索部63により検索さ
れた呼び出しパターンに従って、第2の呼び出し部66
に対して10秒程度の呼び出しの指示を行い、引き続い
て第1の呼び出し部65に対して5秒程度の呼び出しを
指示する。これにより第1の呼び出し部65が、呼び出
し指示部64からの指示に従って第1の電話番号すなわ
ち第1のアドレスに対して10秒程度の呼び出しを行
い、それに引き続いて第2の呼び出し部66が、呼び出
し指示部64からの指示に従って第2の電話番号すなわ
ち第2のアドレスに対して5秒程度の呼び出しを行う。
64からの指示に従って第2の電話番号すなわち第2の
アドレスに対して呼び出しを行う。次に動作を説明す
る。使用者が入力部61の例えば「居間の照明」の文字
の入ったボタンを押すと、入力部61が、それに対応す
る信号を呼び出しパターン検索部63に送る。これによ
り呼び出しパターン検索部63が、入力部61からの信
号に従って呼び出しパターン記憶部62から「[2]1
0秒,[1]5秒」の呼び出しパターンを検索し、その
旨を呼び出し指示部64に送る。これにより呼び出し指
示部64が、呼び出しパターン検索部63により検索さ
れた呼び出しパターンに従って、第2の呼び出し部66
に対して10秒程度の呼び出しの指示を行い、引き続い
て第1の呼び出し部65に対して5秒程度の呼び出しを
指示する。これにより第1の呼び出し部65が、呼び出
し指示部64からの指示に従って第1の電話番号すなわ
ち第1のアドレスに対して10秒程度の呼び出しを行
い、それに引き続いて第2の呼び出し部66が、呼び出
し指示部64からの指示に従って第2の電話番号すなわ
ち第2のアドレスに対して5秒程度の呼び出しを行う。
【0076】このように、上記実施例2のような通信装
置に対するリンガの送出を容易に行える。なお上記実施
例7では、呼び出しパターン記憶部62が呼び出しパタ
ーンと制御内容との対応表を製作時に予め記憶している
ものとしたが、呼び出しパターンと制御内容との対応表
を使用者が呼び出しパターン記憶部62に設定可能な構
成としてもよい。
置に対するリンガの送出を容易に行える。なお上記実施
例7では、呼び出しパターン記憶部62が呼び出しパタ
ーンと制御内容との対応表を製作時に予め記憶している
ものとしたが、呼び出しパターンと制御内容との対応表
を使用者が呼び出しパターン記憶部62に設定可能な構
成としてもよい。
【0077】また上記実施例7では、2回線のリンガの
検出からなる呼び出しパターンの例について説明した
が、3回線以上のリンガの検出からなる呼び出しパター
ンを用いてもよい。また上記通信装置は、例えば家庭以
外に設置されて常時使用している電話機に内蔵してもよ
いし、あるいは携帯可能に構成して、使用時に公衆網に
接続するようにしてもよい。
検出からなる呼び出しパターンの例について説明した
が、3回線以上のリンガの検出からなる呼び出しパター
ンを用いてもよい。また上記通信装置は、例えば家庭以
外に設置されて常時使用している電話機に内蔵してもよ
いし、あるいは携帯可能に構成して、使用時に公衆網に
接続するようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、公
衆網から送信されるリンガを検出するリンガ検出手段
と、リンガ検出手段によって検出されたリンガのパター
ンを検出する呼び出しパターン検出手段と、呼び出しパ
ターンとそれに対応する制御情報との対応表を記憶して
いる制御情報記憶手段と、制御情報記憶手段に記憶され
ている対応表から、呼び出しパターン検出手段によって
検出されたリンガのパターンに対応する制御情報を検索
する制御情報検索手段と、制御情報検索手段によって検
索された制御情報に従って被制御機器を制御する機器制
御手段と、を備えたので、呼び出しを行うだけで様々な
機器制御を行うことが可能なことから、呼を確立するた
めの準備である呼び出し信号の検出によって所望の機器
制御を行わせ、通信のための課金を削減できる。すなわ
ち、外出先の公衆電話機等の電話機から上記通信装置を
備えた家庭内の電話機に対して、予め指定された方法で
呼び出しを行うだけで、家庭内にある様々な被制御機器
の制御を行うことができることから、これを呼び出しの
みに対しては課金のない、あるいは回線の接続に比較し
て課金が極端に低価格である通信基盤を用いて行った場
合には、低コストで遠隔の被制御機器を制御できる。
衆網から送信されるリンガを検出するリンガ検出手段
と、リンガ検出手段によって検出されたリンガのパター
ンを検出する呼び出しパターン検出手段と、呼び出しパ
ターンとそれに対応する制御情報との対応表を記憶して
いる制御情報記憶手段と、制御情報記憶手段に記憶され
ている対応表から、呼び出しパターン検出手段によって
検出されたリンガのパターンに対応する制御情報を検索
する制御情報検索手段と、制御情報検索手段によって検
索された制御情報に従って被制御機器を制御する機器制
御手段と、を備えたので、呼び出しを行うだけで様々な
機器制御を行うことが可能なことから、呼を確立するた
めの準備である呼び出し信号の検出によって所望の機器
制御を行わせ、通信のための課金を削減できる。すなわ
ち、外出先の公衆電話機等の電話機から上記通信装置を
備えた家庭内の電話機に対して、予め指定された方法で
呼び出しを行うだけで、家庭内にある様々な被制御機器
の制御を行うことができることから、これを呼び出しの
みに対しては課金のない、あるいは回線の接続に比較し
て課金が極端に低価格である通信基盤を用いて行った場
合には、低コストで遠隔の被制御機器を制御できる。
【0079】また、リンガ検出手段が、各々固有の回線
に接続された複数のリンガ検出部からなり、呼び出しパ
ターン検出手段が、複数のリンガ検出部によって検出さ
れたリンガの長さ、単一のリンガ検出部に対する複数の
リンガの間隔、複数のリンガ検出部に対するリンガの発
生の時間差等からなるパターンを検出する構成とすれ
ば、呼び出しパターン検出手段による呼び出しパターン
の検出の精度を向上させ、様々な機器制御を行うことが
できる。さらに、複数のアドレスに対するリンガを同時
に受信できることから、単一の機器制御の指示に要する
時間を削減できる。
に接続された複数のリンガ検出部からなり、呼び出しパ
ターン検出手段が、複数のリンガ検出部によって検出さ
れたリンガの長さ、単一のリンガ検出部に対する複数の
リンガの間隔、複数のリンガ検出部に対するリンガの発
生の時間差等からなるパターンを検出する構成とすれ
ば、呼び出しパターン検出手段による呼び出しパターン
の検出の精度を向上させ、様々な機器制御を行うことが
できる。さらに、複数のアドレスに対するリンガを同時
に受信できることから、単一の機器制御の指示に要する
時間を削減できる。
【0080】また、制御情報検索手段によって検索され
た制御情報に対応する制御内容を呼び出し元に対して通
知する制御内容通知手段を備えた構成とすれば、遠隔で
機器制御を行おうとする者が制御内容を確認することが
でき、確実な機器制御を行える。また、電話機の呼び出
し音を検出する呼び出し音検出手段と、呼び出し音検出
手段によって検出された呼び出し音のパターンを検出す
る呼び出しパターン検出手段と、呼び出しパターンとそ
れに対応する制御情報との対応表を記憶している制御情
報記憶手段と、制御情報記憶手段に記憶されている対応
表から、呼び出しパターン検出手段によって検出された
呼び出し音のパターンに対応する制御情報を検索する制
御情報検索手段と、制御情報検索手段によって検索され
た制御情報に従って被制御機器を制御する機器制御手段
と、を備えた構成とすれば、外出先の公衆電話機等の電
話機から上記通信装置の近くに設置された家庭内の電話
機に対して、予め指定された方法で呼び出しを行うだけ
で、家庭内にある様々な被制御機器の制御を行えること
から、これを呼び出しのみに対しては課金のない、ある
いは回線の接続に比較して課金が極端に低価格である通
信基盤を用いて行った場合には、低コストで遠隔の被制
御機器を制御できるという効果を、家庭内の電話機とし
て既存の電話機をそのまま用いて得ることができる。
た制御情報に対応する制御内容を呼び出し元に対して通
知する制御内容通知手段を備えた構成とすれば、遠隔で
機器制御を行おうとする者が制御内容を確認することが
でき、確実な機器制御を行える。また、電話機の呼び出
し音を検出する呼び出し音検出手段と、呼び出し音検出
手段によって検出された呼び出し音のパターンを検出す
る呼び出しパターン検出手段と、呼び出しパターンとそ
れに対応する制御情報との対応表を記憶している制御情
報記憶手段と、制御情報記憶手段に記憶されている対応
表から、呼び出しパターン検出手段によって検出された
呼び出し音のパターンに対応する制御情報を検索する制
御情報検索手段と、制御情報検索手段によって検索され
た制御情報に従って被制御機器を制御する機器制御手段
と、を備えた構成とすれば、外出先の公衆電話機等の電
話機から上記通信装置の近くに設置された家庭内の電話
機に対して、予め指定された方法で呼び出しを行うだけ
で、家庭内にある様々な被制御機器の制御を行えること
から、これを呼び出しのみに対しては課金のない、ある
いは回線の接続に比較して課金が極端に低価格である通
信基盤を用いて行った場合には、低コストで遠隔の被制
御機器を制御できるという効果を、家庭内の電話機とし
て既存の電話機をそのまま用いて得ることができる。
【0081】また、電話機の呼び出し音を検出する呼び
出し音検出手段と、呼び出し音検出手段によって検出さ
れた呼び出し音のパターンを検出する呼び出しパターン
検出手段と、呼び出しパターンとそれに対応する制御情
報との対応表を記憶している制御情報記憶手段と、制御
情報記憶手段に記憶されている対応表から、呼び出しパ
ターン検出手段によって検出されたリンガのパターンに
対応する制御情報を検索する制御情報検索手段と、制御
情報とそれに対応する定型文との対応表を記憶している
定型文記憶手段と、定型文記憶手段に記憶されている対
応表から、制御情報検索手段によって検索された制御情
報に対応する定型文を検索し、その定型文を音声に変換
して音声出力する定型文生成手段と、を備えた構成とす
れば、外出先の公衆電話機等の電話機から家庭内の電話
機に対して、予め指定された方法で呼び出しを行うだけ
で、所望の用件を伝達することができ、低コストの通信
を実現できる。
出し音検出手段と、呼び出し音検出手段によって検出さ
れた呼び出し音のパターンを検出する呼び出しパターン
検出手段と、呼び出しパターンとそれに対応する制御情
報との対応表を記憶している制御情報記憶手段と、制御
情報記憶手段に記憶されている対応表から、呼び出しパ
ターン検出手段によって検出されたリンガのパターンに
対応する制御情報を検索する制御情報検索手段と、制御
情報とそれに対応する定型文との対応表を記憶している
定型文記憶手段と、定型文記憶手段に記憶されている対
応表から、制御情報検索手段によって検索された制御情
報に対応する定型文を検索し、その定型文を音声に変換
して音声出力する定型文生成手段と、を備えた構成とす
れば、外出先の公衆電話機等の電話機から家庭内の電話
機に対して、予め指定された方法で呼び出しを行うだけ
で、所望の用件を伝達することができ、低コストの通信
を実現できる。
【0082】また、遠隔で行うべき制御の内容とその制
御のために行うべき呼び出しのパターンとの対応表を記
憶している呼び出しパターン記憶手段と、呼び出しパタ
ーン記憶手段に記憶されている対応表から、使用者によ
り入力された制御の内容に対応する呼び出しパターンを
検索する呼び出しパターン検索手段と、呼び出しパター
ン検索手段によって検索された呼び出しパターンに従っ
て、公衆網に接続された他の通信装置の呼び出し処理を
行う呼び出し手段と、を備えた構成とすれば、遠隔の機
器制御のためのリンガの送出を容易に行える。
御のために行うべき呼び出しのパターンとの対応表を記
憶している呼び出しパターン記憶手段と、呼び出しパタ
ーン記憶手段に記憶されている対応表から、使用者によ
り入力された制御の内容に対応する呼び出しパターンを
検索する呼び出しパターン検索手段と、呼び出しパター
ン検索手段によって検索された呼び出しパターンに従っ
て、公衆網に接続された他の通信装置の呼び出し処理を
行う呼び出し手段と、を備えた構成とすれば、遠隔の機
器制御のためのリンガの送出を容易に行える。
【図1】本発明の実施例1における通信装置のブロック
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例1における通信装置に備えられ
た制御情報記憶手段の記憶内容の概念図である。
た制御情報記憶手段の記憶内容の概念図である。
【図3】本発明の実施例2における通信装置のブロック
図である。
図である。
【図4】本発明の実施例2における通信装置に備えられ
た制御情報記憶手段の記憶内容の概念図である。
た制御情報記憶手段の記憶内容の概念図である。
【図5】本発明の実施例3における機器制御装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】本発明の実施例4における通信装置のブロック
図である。
図である。
【図7】本発明の実施例5における通信装置のブロック
図である。
図である。
【図8】本発明の実施例5における通信装置に備えられ
た制御情報記憶手段の記憶内容の概念図である。
た制御情報記憶手段の記憶内容の概念図である。
【図9】本発明の実施例5における通信装置に備えられ
た定型文記憶手段の記憶内容の概念図である。
た定型文記憶手段の記憶内容の概念図である。
【図10】本発明の実施例6における通信装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】本発明の実施例6における通信装置に備えら
れた呼び出しパターン記憶手段の記憶内容の概念図であ
る。
れた呼び出しパターン記憶手段の記憶内容の概念図であ
る。
【図12】本発明の実施例7における通信装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図13】本発明の実施例7における通信装置に備えら
れた呼び出しパターン記憶手段の記憶内容の概念図であ
る。
れた呼び出しパターン記憶手段の記憶内容の概念図であ
る。
1 リンガ検出部 2 呼び出しパターン検出部 3 制御情報記憶部 4 制御情報検索部 5 機器制御部 6 呼び出し履歴記憶部 11 第1のリンガ検出部 12 第2のリンガ検出部 13 呼び出しパターン検出部 14 制御情報記憶部 15 制御情報検索部 16 機器制御部 17 呼び出し履歴記憶部 21 呼び出し音検出部 22 呼び出しパターン検出部 23 制御情報記憶部 24 制御情報検索部 25 機器制御部 26 呼び出し履歴記憶部 31 リンガ検出部 32 呼び出しパターン検出部 33 制御情報記憶部 34 制御情報検索部 35 機器制御部 36 呼び出し履歴記憶部 37 制御内容通知部 41 リンガ検出部 42 呼び出しパターン検出部 43 制御情報記憶部 44 制御情報検索部 45 機器制御部 46 呼び出し履歴記憶部 47 定型文記憶部 48 定型文生成部 51 入力部 52 呼び出しパターン記憶部 53 呼び出しパターン検索部 54 呼び出し部 55 呼び出し指示部 61 入力部 62 呼び出しパターン記憶部 63 呼び出しパターン検索部 64 呼び出し指示部 65 第1の呼び出し部 66 第2の呼び出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 里村 尚 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (16)
- 【請求項1】 公衆網から送信されるリンガを検出する
リンガ検出手段と、 前記リンガ検出手段によって検出されたリンガのパター
ンを検出する呼び出しパターン検出手段と、 呼び出しパターンとそれに対応する制御情報との対応表
を記憶している制御情報記憶手段と、 前記制御情報記憶手段に記憶されている対応表から、前
記呼び出しパターン検出手段によって検出されたリンガ
のパターンに対応する制御情報を検索する制御情報検索
手段と、 前記制御情報検索手段によって検索された制御情報に従
って被制御機器を制御する機器制御手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項2】 呼び出しパターン検出手段が、単一の回
線によって送信されるリンガの長さや複数のリンガの間
隔等からなるパターンを検出する構成としたことを特徴
とする請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項3】 リンガ検出手段は、各々固有の回線に接
続された複数のリンガ検出部からなり、呼び出しパター
ン検出手段が、前記複数のリンガ検出部によって検出さ
れたリンガの長さ、単一のリンガ検出部に対する複数の
リンガの間隔、複数のリンガ検出部に対するリンガの発
生の時間差等からなるパターンを検出する構成としたこ
とを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 【請求項4】 制御情報検索手段によって検索された制
御情報に対応する制御内容を呼び出し元に対して通知す
る制御内容通知手段を備えたことを特徴とする請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載の通信装置。 - 【請求項5】 公衆網から送信されるリンガを検出する
リンガ検出手段と、 前記リンガ検出手段によって検出されたリンガのパター
ンを検出する呼び出しパターン検出手段と、 呼び出しパターンとそれに対応する制御情報との対応表
を記憶している制御情報記憶手段と、 前記制御情報記憶手段に記憶されている対応表から、前
記呼び出しパターン検出手段によって検出されたリンガ
のパターンに対応する制御情報を検索する制御情報検索
手段と、 制御情報とそれに対応する定型文との対応表を記憶して
いる定型文記憶手段と、 前記定型文記憶手段に記憶されている対応表から、前記
制御情報検索手段によって検索された制御情報に対応す
る定型文を検索し、その定型文を音声に変換して音声出
力する定型文生成手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項6】 呼び出しパターン検出手段が、単一の回
線によって送信されるリンガの長さや複数のリンガの間
隔等からなるパターンを検出する構成としたことを特徴
とする請求項5に記載の通信装置。 - 【請求項7】 リンガ検出手段は、各々固有の回線に接
続された複数のリンガ検出部からなり、呼び出しパター
ン検出手段が、前記複数のリンガ検出部によって検出さ
れたリンガの長さ、単一のリンガ検出部に対する複数の
リンガの間隔、複数のリンガ検出部に対するリンガの発
生の時間差等からなるパターンを検出する構成としたこ
とを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 - 【請求項8】 電話機の呼び出し音を検出する呼び出し
音検出手段と、 前記呼び出し音検出手段によって検出された呼び出し音
のパターンを検出する呼び出しパターン検出手段と、 呼び出しパターンとそれに対応する制御情報との対応表
を記憶している制御情報記憶手段と、 前記制御情報記憶手段に記憶されている対応表から、前
記呼び出しパターン検出手段によって検出された呼び出
し音のパターンに対応する制御情報を検索する制御情報
検索手段と、 前記制御情報検索手段によって検索された制御情報に従
って被制御機器を制御する機器制御手段と、 を備えたことを特徴とする機器制御装置。 - 【請求項9】 呼び出しパターン検出手段が、単一の電
話機の呼び出し音の長さや複数の呼び出し音の間隔等か
らなるパターンを検出する構成としたことを特徴とする
請求項8に記載の機器制御装置。 - 【請求項10】 呼び出し音検出手段は、各々固有の回
線に接続された複数の電話機の呼び出し音を個別に検出
する複数の呼び出し音検出部からなり、呼び出しパター
ン検出手段が、前記複数の呼び出し音検出部によって検
出された呼び出し音の長さ、単一の電話機の複数の呼び
出し音の間隔、複数の電話機の呼び出し音の発生の時間
差等からなるパターンを検出する構成としたことを特徴
とする請求項8に記載の機器制御装置。 - 【請求項11】 電話機の呼び出し音を検出する呼び出
し音検出手段と、 前記呼び出し音検出手段によって検出された呼び出し音
のパターンを検出する呼び出しパターン検出手段と、 呼び出しパターンとそれに対応する制御情報との対応表
を記憶している制御情報記憶手段と、 前記制御情報記憶手段に記憶されている対応表から、前
記呼び出しパターン検出手段によって検出された呼び出
し音のパターンに対応する制御情報を検索する制御情報
検索手段と、 制御情報とそれに対応する定型文との対応表を記憶して
いる定型文記憶手段と、 前記定型文記憶手段に記憶されている対応表から、前記
制御情報検索手段によって検索された制御情報に対応す
る定型文を検索し、その定型文を音声に変換して音声出
力する定型文生成手段と、 を備えたことを特徴とする機器制御装置。 - 【請求項12】 呼び出しパターン検出手段が、単一の
電話機の呼び出し音の長さや複数の呼び出し音の間隔等
からなるパターンを検出する構成としたことを特徴とす
る請求項11に記載の機器制御装置。 - 【請求項13】 呼び出し音検出手段は、各々固有の回
線に接続された複数の電話機の呼び出し音を個別に検出
する複数の呼び出し音検出部からなり、呼び出しパター
ン検出手段が、前記複数の呼び出し音検出部によって検
出された呼び出し音の長さ、単一の電話機の複数の呼び
出し音の間隔、複数の電話機の呼び出し音の発生の時間
差等からなるパターンを検出する構成としたことを特徴
とする請求項11に記載の機器制御装置。 - 【請求項14】 遠隔で行うべき制御の内容とその制御
のために行うべき呼び出しのパターンとの対応表を記憶
している呼び出しパターン記憶手段と、 前記呼び出しパターン記憶手段に記憶されている対応表
から、使用者により入力された制御の内容に対応する呼
び出しパターンを検索する呼び出しパターン検索手段
と、 前記呼び出しパターン検索手段によって検索された呼び
出しパターンに従って、公衆網に接続された他の通信装
置の呼び出し処理を行う呼び出し手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項15】 呼び出しパターンは、リンガの長さや
複数のリンガの間隔等からなり、呼び出し手段が、単一
の回線によって他の通信装置の呼び出し処理を行う構成
としたことを特徴とする請求項14に記載の通信装置。 - 【請求項16】 呼び出しパターンは、リンガの長さ、
単一のアドレスに対する複数のリンガの間隔、複数のア
ドレスに対するリンガの発生の時間差等からなり、呼び
出し手段が、各々予め定められたアドレスに対する呼び
出し処理を行う複数の呼び出し部からなる構成としたこ
とを特徴とする請求項14に記載の通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10824994A JPH07321935A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 通信装置および機器制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10824994A JPH07321935A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 通信装置および機器制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07321935A true JPH07321935A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14479875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10824994A Pending JPH07321935A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 通信装置および機器制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07321935A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10215314A (ja) * | 1996-11-26 | 1998-08-11 | Lucent Technol Inc | 情報を通信する方法 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP10824994A patent/JPH07321935A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10215314A (ja) * | 1996-11-26 | 1998-08-11 | Lucent Technol Inc | 情報を通信する方法 |
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