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JPH07321797A - 無線式情報伝送システム - Google Patents

無線式情報伝送システム

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Publication number
JPH07321797A
JPH07321797A JP6107180A JP10718094A JPH07321797A JP H07321797 A JPH07321797 A JP H07321797A JP 6107180 A JP6107180 A JP 6107180A JP 10718094 A JP10718094 A JP 10718094A JP H07321797 A JPH07321797 A JP H07321797A
Authority
JP
Japan
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unit
wireless
communication device
transmission line
function
Prior art date
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Granted
Application number
JP6107180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3192318B2 (ja
Inventor
Masaji Sakabe
正司 坂部
Isao Shimada
勲 島田
Teruhito Nakamura
照仁 中村
Yoshiyuki Komoda
美行 薦田
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Takashi Saeki
隆 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10718094A priority Critical patent/JP3192318B2/ja
Priority to TW085202151U priority patent/TW304009U/zh
Priority to US08/443,439 priority patent/US5722076A/en
Priority to CA002149740A priority patent/CA2149740C/en
Priority to DE69529588T priority patent/DE69529588T2/de
Priority to CN95106203A priority patent/CN1083222C/zh
Priority to EP95107740A priority patent/EP0684714B1/en
Publication of JPH07321797A publication Critical patent/JPH07321797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3192318B2 publication Critical patent/JP3192318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/733Cordless telephones with a plurality of base stations connected to a plurality of lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】伝送線を建物の建設時に先行配線しながらも各
種の機能の通信装置を所望の場所で使用できるようにす
る。 【構成】室内で用いる無線式のデータ端末器1、PHP
端末器2、光リモコン装置3との間で通信が可能な機能
ユニット7a〜7cを設ける。各機能ユニット7a〜7
cは、先行配線された配線6の一端に接続された接続器
具4に対して着脱自在に結合される。配線6の他端は配
線接続装置5に接続され、配線接続装置5では、各接続
器具4と各種機能のインタフェース部8a〜8cとの間
の接続関係を変更自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を伝送する伝送路
の少なくとも一部を無線とした無線式情報伝送システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等の室内空間において伝
送路の少なくとも一部を無線とした情報伝送システムが
提案されている。この種の情報伝送システムとしては、
データを無線で伝送するデータ端末器を用いて構築した
ローカルエリアネットワーク(以下、LANという)に
よるネットワークシステム、今後普及する可能性がある
携帯可能な無線式の電話機で室内外での通話を可能とし
たパーソナルハンディホン(以下、PHPという)端末
器を用いる電話システム、光リモコン装置のように無線
で照明負荷の点灯状態や各種負荷の制御状態を監視制御
する負荷制御システムなどがある。
【0003】ところで、この種の無線式の情報伝送シス
テムでは、室内の天井、壁、床などに設けた通信装置を
介して無線機器間での情報伝送を行なったり、通信装置
を介して有線で他のシステムとの間で情報を交換するこ
とが考えられる。たとえば、ネットワークシステムであ
れば、通信装置を中継器として複数のデータ端末器の間
でデータ伝送を行なったり、通信装置に伝送線を介して
有線式のネットワークシステムを接続しデータ端末器と
有線式のネットワークシステムとの間でデータ伝送を行
なうことが考えられる。また、電話システムでは、PH
P端末器の親機として機能する通信装置とPBX(構内
交換機)とを伝送線を介して接続することで、PBXを
通して内線通話や外線通話を可能にすることが考えられ
る。さらに、負荷制御システムでは、光リモコン装置か
らのワイヤレス信号を受信するための通信装置が必要で
あり、通信装置は伝送線を介して負荷への制御情報を伝
送することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、無線式
の情報伝送システムにおいても伝送線との接続が必要に
なることが多く、無線式の情報伝送システムを用いる場
合であっても建物の建設時に伝送線をあらかじめ先行配
線しておくことが望ましい。しかしながら、ビルのよう
な大規模の建物では、ネットワークシステム、電話シス
テム、負荷制御システムなどのうちどの情報伝送システ
ムに対応する機能の通信装置をどの場所に設置するかは
建物の建設後に決定されるのが普通であるから、建物の
建設後に通信装置の設置および伝送線の配線を行なうこ
とになって、通信装置の設置や伝送線の配線などの施工
に手間がかかるという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、伝送線を建物の建設時に先行配線することが
できるようにしながらも、各種の機能の通信装置を所望
の場所で使用できるようにした無線式情報伝送システム
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、室内
にある無線機器との間で無線で情報を伝送する通信装置
を室内に露設し、建物内に配線された伝送線を介して通
信装置に接続されるインタフェース部を通して通信装置
と別の情報伝送システムとの間で情報を伝送する無線式
情報伝送システムにおいて、通信装置は、無線により伝
送される情報と伝送線を伝送される情報とを無線機器の
機能に応じて変換する機能ユニットと、機能ユニットに
給電する電源線および上記伝送線と機能ユニットとの間
に介在しかつ機能ユニットを着脱自在に保持する接続部
であって各種の機能ユニットに共通な接続部を備えた接
続器具とで構成され、インタフェース部は各種の機能ユ
ニットに対応する機能別に設けられ、通信装置とインタ
フェース部との間には通信装置とインタフェース部との
接続関係を変更可能とする配線接続装置が設けられて成
ることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、無線機器はデータ端末器であって、機能ユニット
はインタフェース部とともに複数のデータ端末器の間で
のデータ伝送を可能とするローカルエリアネットワーク
を構築する機能を有することを特徴とする。請求項3の
発明では、請求項1の発明において、無線機器はパーソ
ナルハンディホン端末器であって、機能ユニットはパー
ソナルハンディホン端末器との間で情報を授受する機能
を有し、インタフェース部は伝送線を局線に接続する構
内交換機能を有することを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、室内にある無線機器と
の間で無線で情報を伝送する通信装置を室内に露設し、
建物内に配線された伝送線を介して通信装置に接続され
るインタフェース部を通して通信装置と別の情報伝送シ
ステムとの間で情報を伝送する無線式情報伝送システム
において、通信装置を、無線により伝送される情報と伝
送線を伝送される情報とを無線機器の機能に応じて変換
する機能ユニットと、伝送線に接続され各種の機能ユニ
ットに共通な接続部を備えていて機能ユニットが着脱自
在に装着される接続器具とで構成し、インタフェース部
は各種の機能ユニットに対応する機能別に設けられ、通
信装置とインタフェース部との間には通信装置とインタ
フェース部との接続関係を変更可能とする配線接続装置
が設けられ、インタフェース部を介して複数のシステム
が連動可能なように相互に結合されて成ることを特徴と
する。
【0009】請求項5の発明は、室内にある無線機器と
の間で無線で情報を伝送する通信装置を室内に露設し、
建物内に配線された伝送線を介して通信装置に接続され
るインタフェース部を通して通信装置と別の情報伝送シ
ステムとの間で情報を伝送する無線式情報伝送システム
において、通信装置は、無線により伝送される情報と伝
送線を伝送される情報とを無線機器の機能に応じて変換
する機能ユニットと、機能ユニットに給電する電源線お
よび上記伝送線と機能ユニットとの間に介在しかつ機能
ユニットを着脱自在に保持する接続部であって各種の機
能ユニットに共通な接続部を備えた接続器具とで構成さ
れ、接続器具は、通信装置を取り付ける取付面に開設し
た取付孔の周部に周部が当接する器体と、取付孔の内側
の部位で器体に一端部が枢着された一対の取付金具と、
取付金具の中間部に挿通され取付金具に対して回り止め
された引締ナットが先端部に螺合する引締ねじとを備
え、引締ねじの引締ナットへの螺合量を大きくすること
により取付金具の他端部を器体の周部に近付けて取付金
具の他端部と器体の周部との間で取付孔の周部を挟持す
ることを特徴とする。
【0010】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、接続器具は、機能ユニットに設けた引掛栓刃が機
械的に係合する引掛孔を有し、引掛孔の周部に配設され
引掛栓刃に電気的に接続される刃受金具を有することを
特徴とする。請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、接続器具は伝送線に接続されるモジュラジャックを
備え、機能ユニットに設けたプラグ部がモジュラジャッ
クに着脱自在に結合されることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、室内に露設さ
れる通信装置を、無線により伝送される情報と伝送線を
伝送される情報とを無線機器の機能に応じて変換する機
能ユニットと、機能ユニットに給電する電源線および伝
送線と機能ユニットとの間に介在しかつ機能ユニットを
着脱自在に保持する接続部を備えた接続器具とで構成
し、接続部を各種の機能ユニットで共通にしているか
ら、建物の建設時に伝送線を先行配線するとともに接続
器具を天井、壁、床などに適宜に配置しておけば、建物
の建設後に所望の機能を有する機能ユニットを接続器具
に接続することで、所望の機能を有した情報伝送システ
ムを構築することができるのである。すなわち、商用電
源の配線器具としてのコンセントと同様に情報伝送を行
なうための配線器具として接続器具を適宜に配置してお
き、各接続器具に対して必要な機能を有した機能ユニッ
トを結合するだけで、所望の場所に所望の機能を有した
通信装置を設けることができるのである。しかも、機能
ユニットの機能にかかわらず接続器具は共用されるか
ら、伝送線を先行配線することができるのであって、施
工が容易になるのである。さらに、外部の情報伝送シス
テムとの間に設けたインタフェース部と通信装置との間
に、通信装置とインタフェース部との接続関係を変更可
能とする配線接続装置を設けているから、配線接続装置
によって伝送線を所望の機能を有したインタフェース部
に接続することができ、どの伝送線にどの通信装置を接
続しても、各通信装置の機能に応じたインタフェース部
に伝送線を接続することが可能になるのである。
【0012】請求項2および請求項3の発明は、請求項
1の発明の望ましい実施態様であって、請求項2の構成
では、無線式のデータ端末器を用いたローカルエリアネ
ットワーク(以下、LAN)において通信装置を介して
伝送線を接続することができ、伝送線にサーバを接続し
たり、インタフェース部を介して他のLANに接続する
ことができる。また、請求項3の構成では、パーソナル
ハンディホン(以下、PHP)端末器を用いる電話シス
テムにおいて通信装置を基地局とすることができ、構内
交換機能を有するPBXのようなインタフェース部を通
すことで局線と接続したり、有線で接続されている他の
電話機との通話が可能になる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1の発明と同様
に、機能ユニットと接続器具とで通信装置を構成し、か
つ通信装置を配線接続装置を介してインタフェース部に
接続していることによって、伝送線を先行配線するとと
もに接続器具を適宜配置しておくことができるのであ
る。しかも、インタフェース部を介して複数のシステム
が連動可能なように相互に結合しているので、無線では
情報を伝送できない範囲までシステムを拡張することが
できるのはもちろんのこと、他の機能を有するシステム
と連動させた動作も可能になる。たとえば、データ端末
器を有するLANと電話システムとを連動させれば、電
話回線を利用したデータ通信やファクシミリ通信が可能
になり、電話システムやLANを負荷制御システムに連
動させれば、PHP端末器やデータ端末器によって照明
負荷のような負荷を制御することが可能になる。
【0014】請求項5の発明の構成は、通信装置の構造
に関するものであって、通信装置を機能ユニットと接続
器具とにより構成し、取付面に開口する取付孔の周部に
周部が当接する器体と、取付孔の内側の部位で器体に一
端部が枢着された一対の取付金具と、取付金具の中間部
に挿通され取付金具に対して回り止めされた引締ナット
が先端部に螺合する引締ねじとを接続器具に設け、引締
ねじの引締ナットへの螺合量を大きくすることにより取
付金具の他端部を器体の周部に近付けて取付金具の他端
部と器体の周部との間で取付孔の周部を挟持するから、
天井、壁、床などに接続器具の器体を取り付けるにあた
って、取付面に取付孔を穿孔し、取付金具を取付孔に挿
入した後に引締ねじを締め付ければ、器体と取付金具と
の間に取付孔の周部を挟持することができるのであっ
て、接続器具を容易に施工することができるのである。
【0015】請求項6の発明の構成によれば、機能ユニ
ットに設けた引掛栓刃が機械的に係合する引掛孔を接続
器具に設け、引掛孔の周部に配設され引掛栓刃に電気的
に接続される刃受金具を接続器具に設けているから、機
能ユニットへの給電部によって接続器具に対して機械的
にも強固に結合されることになる。請求項7の発明の構
成によれば、接続器具には伝送線に接続されるモジュラ
ジャックを設けているから、機能ユニットに設けたプラ
グ部をモジュラジャックに結合することで、接続器具に
機能ユニットを電気的に接続することができる。とく
に、モジュラジャックは信号伝送用として安定した性能
を有し、かつ一般に普及していて比較的安価に入手でき
るから、性能対費用比を大きくとることができるのであ
る。
【0016】
【実施例】
(実施例1)図1に本発明の全体構成を示す。図1で
は、データ端末器1の間を結合する伝送路の少なくとも
一部が無線式の伝送路であるLANシステムと、PHP
端末器2を用いた電話システムと、光リモコン装置3に
より照明負荷などの負荷を制御する負荷制御システムと
を混在させた複合的な情報伝送システムを例示してい
る。各システムに共通な構成は、図2に示す通りであっ
て、室内の天井や壁や床に露設される接続器具4と、接
続器具4と後述するインタフェース部との間の伝送線上
に挿入される配線接続装置5と、接続器具4と配線接続
装置5とを接続する伝送線および電源線を含んだ配線6
とからなる。図1に示すように、接続器具4には各シス
テムごとに機能の異なる機能ユニット7a〜7dが電気
的かつ機械的に結合される。
【0017】機能ユニット7a〜7dとしては、複数の
データ端末器1の間の中継器として機能するとともにデ
ータ端末器1との間で伝送される無線信号と伝送線を介
して接続される有線式のLANの信号との間の信号形式
を変換するLANユニット7a、PHP端末器2との間
で伝送される無線信号と伝送線を通してPBXに伝送さ
れる信号との信号形式を変換するPHPユニット7b、
光リモコン装置3との間でワイヤレス信号を授受するリ
モコンユニット7c、室内を撮像する監視カメラユニッ
ト7dを例示している。各機能ユニット7a〜7dは、
接続器具4に対して同形式で結合されるのであって、そ
れぞれ後述するように接続器具4に設けたモジュラジャ
ックに結合されるプラグ部を通して情報伝送を行ない、
かつ接続器具4に対して引掛栓刃を係合させることによ
って機械的かつ電気的に結合される。ここに、引掛栓刃
は必要に応じて接続器具4から機能ユニット7a〜7d
への給電用に用いられる。
【0018】配線接続装置5としては、いわゆるパッチ
パネルなどを用いることができる。パッチパネルは、1
次側と2次側との伝送線の接続関係をパッチコードの差
換えによって任意に変更可能とするものであって、1次
側に接続されている各種のインタフェース部8a〜8c
と、2次側のどの接続器具4とを接続するかを選択する
ことができる。配線接続装置5は、1次側と2次側との
接続関係を変更できるものであればどのようなものでも
よくパッチパネル以外のものを用いてもよい。ここに、
インタフェース部8a〜8cとしては、サーバやデータ
端末器が有線で接続されているLANに乗り入れるため
のハブ8a、局線や他の内線に接続されるPBX8b、
ビルオートメーションシステムへのゲートウェイ装置8
cが設けられている。また、配線6に含まれる伝送線
は、情報を伝送できる形態のものであればどのようなも
のでもよく、ツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイ
バ等を用いることができる。ただし、光ファイバを用い
る場合には接続器具4に電気信号と光信号とを相互に変
換する光電変換部を設ける。
【0019】各システム別に、さらに詳しく説明する。
LANシステムに用いるデータ端末器1には、ノート
型、ラップトップ型、デスクトップ型などと称する通常
のパーソナルコンピュータを用いており、ICカードド
ライブにカード状に形成されている通信ユニットを挿着
することによって、データ端末器1として機能させる。
通信ユニットは、図3に示すように、パーソナルコンピ
ュータとの間の接続を行なうためにPCMCIA規格に
準拠したインタフェース11を備える。また、LANユ
ニット7aとの間で電波による無線信号を授受するため
に2個のアンテナ12a,12bを備え、一方のアンテ
ナ12aは切換スイッチ部13aの一方の接点を介して
受信部14に接続され、他方のアンテナ12bは切換ス
イッチ部13aの他方の接点を介して受信部14に接続
されるとともにスイッチ部13bを介して送信部15に
接続される。したがって、受信部14はスイッチ部13
aを切り換えることによっていずれか一方のアンテナ1
2a,12bを用いることができ、送信部15はスイッ
チ部13bがオンであるときに一方のアンテナ12bの
みを用いることができる。すなわち、ダイバーシチ方式
を採用することで、受信状態が良好であるほうのアンテ
ナ12a,12bを用いて無線信号を受信することがで
きる。送受の切換や受信時のアンテナ12a,12bの
選択のためのスイッチ部13a,13bの制御は無線制
御部16で行なう。無線制御部16では無線関連回路の
動作を制御しており、データの送受のタイミングなども
制御する。
【0020】ところで、パーソナルコンピュータは有線
式のLANのプロトコルで規定された形式の信号をイン
タフェース11との間で授受し、インタフェース11に
接続されたプロトコル変換部17では、有線式のLAN
と無線式のLANとの間のプロトコルの変換を行なう。
データ端末器1から送信すべきデータは、無線制御部1
6を通して符号部18に入力され、データ圧縮などのた
めの符号化がなされた後に、符号化されたディジタル信
号が変調信号となって変調部19において変調され、さ
らに送信部15で高い周波数に周波数変換されるのであ
る。無線制御部16で用いるクロック信号は基準発振器
20から出力され、基準発振器20の出力に基づいて、
変調部19で用いる搬送波および送信部15での混合用
に用いる高周波信号も生成される。すなわち、基準発振
器20の出力に同期して第1発振部21で生成した高周
波信号を送信部15で変調部19の出力と混合して変調
部19から出力された信号を周波数変換し、また、基準
発振器20の出力に同期して第2発振部22で生成した
高周波信号を変調部19で搬送波として用いるのであ
る。変調部19での変調方式はとくに限定されるもので
はなく、FSK、PSK、QAMなどの各種方式を採用
することが可能である。
【0021】一方、受信部14では、受信した信号と第
1発振部21から出力される高周波信号とを混合して低
い周波数に周波数変換し、復調部23において第2発振
部22からの高周波信号を用いてディジタル信号に復調
する。さらに、このディジタル信号は復号部24で復号
され無線制御部16を通してプロトコル変換部17に入
力され有線式のLANのプロトコルに従うデータが復元
される。ここに、プロトコル変換部17にはデータバッ
ファ25が接続されており、インタフェース1からのデ
ータにプロトコルの変換を施す際にデータを一時的に記
憶させるようになっている。これは、一般に有線式のL
ANでの伝送速度が無線式のLANよりも速いからであ
って、データ落ちが生じないようにデータバッファ25
に一時的に格納しているのである。なお、上述した例で
は通信ユニットをICカードドライブのスロットに挿着
しているが、必要に応じて拡張バススロットに挿着する
形式を採用することもできる。
【0022】LANユニット7aは、図4に示すよう
に、通信ユニットと同様の構成を有している。構成上の
相違点は、通信ユニットがパーソナルコンピュータに接
続されるのに対して、LANユニット7aが有線式のL
ANに接続されることに起因しており、インタフェース
11に代えて、有線制御部46、符号部47、復号部4
8、トランシーバ49を用いている点が異なっている。
トランシーバ49は、有線式のLANへのインタフェー
スとして機能し、有線制御部46によって有線式LAN
へのデータの送受の切換やデータの送受のタイミングな
どが制御される。また、プロトコル変換部37を通る間
にはデータは復元されているから、有線式のLANにお
いても送信データの圧縮などのために符号部47で符号
化し、また受信データを復号部48で復号する。LAN
ユニット7aの他の構成は通信ユニットと同様であっ
て、2個のアンテナ32a,32b、切換スイッチ部3
3a、スイッチ部33b、受信部34、送信部35、無
線制御部36、符号部38、変調部39、基準発振器4
0、第1発振部41、第2発振部42、復調部43、復
号部44、データバッファ45を備える。LANユニッ
ト7aにおいて通信ユニットと同名の各部はほぼ同機能
を有する。
【0023】無線制御部16、36では、データが授受
される複数台のデータ端末器1がすべてLANユニット
7aの通信可能範囲に存在するか、あるいはいずれかが
有線式のLANに接続されているかに応じて異なる動作
をする。すなわち、LANユニット7aと通信ユニット
との間で伝送される無線信号(実際には、変調部19,
39への入力信号、復調部23,43の出力信号)に
は、図5(a)〜(c)に示すように、3種類のフォー
マットがある。図5(a)の形式は、LANユニット7
aがデータ端末器1をポーリングするものであって、送
信先の同期確立のためのプリアンブルPA、ポーリング
用の信号形式であることを示すタイプTP、送信先のア
ドレスを指定するアドレスSA、チェックコードCHよ
りなる。この形式でのポーリングは、各LANユニット
7aが通信可能範囲内のデータ端末器1に対してアドレ
スSAを順に変更しながら随時行なっている。
【0024】データ端末器1では、LANユニット7a
から伝送された無線信号のアドレスが無線制御部16に
設定されている自己のアドレスに一致すると、図5
(b)に示す形式の無線信号を送出する。この形式は、
プリアンブルPA、データを伝送する信号形式であるこ
とを示すとともにデータのサイズを示すタイプTP、送
信先のアドレスSA、送信元のアドレスTA、送信デー
タDT、チェックコードCHよりなる。ここで、送信デ
ータDTは、図5(d)に示すように、有線式のLAN
におけるプロトコルに基づく信号形式を有したデータで
あって、有線式のLANでの送信元のアドレスAT、送
信先のアドレスAS、データのサイズSZ、送信データ
DD、チェックコードCCよりなる。したがって、有線
式のLANでは、送信データDTの先頭にプリアンブル
PPを付加した形式の伝送信号を伝送するのである。
【0025】図5(b)に示す形式の無線信号を受信し
たLANユニット7aは、図5(c)に示す形式の確認
用の信号形式を有する無線信号をデータ端末器1に対し
て送出する。すなわち、プリアンブルPA、確認用の信
号形式であることを示すタイプTP、チェックコードC
Hからなる無線信号をデータ端末器1に伝送すること
で、データ端末器1では正常に伝送がなされたことを確
認する。
【0026】しかして、無線式のLANを構築している
データ端末器Aが有線式のLANを構築している他のデ
ータ端末器Bに対してハブ8aを通してデータを伝送す
る場合には、図6のような手順でデータの伝送がなされ
る。まず、データ端末器Aにおいて送信データが発生す
ると、プロトコル変換部17において送信先のアドレス
を含む図5(b)の信号形式のデータを作成する(S
1)。このデータ端末器AがLANユニット7aからの
図5(a)の信号形式の無線信号を受信し、この無線信
号の送信先アドレスが自己のアドレスに一致していれば
(S2)、ステップS1で作成したデータを無線信号と
して送出する(S3)。LANユニット7aでは、デー
タ端末器Aからの無線信号を受信したときに(S4)、
正常な受信でなければ(S5)次のデータ端末器1のポ
ーリングを行なわずに規定時間だけ受信状態を続け(S
6)、正常な受信であれば図5(c)に示した信号形式
の無線信号(ACK)をデータ端末器1に返送する(S
7)。データ端末器1では、この無線信号を受信すると
次の処理に移行し、受信しなければ確認用の信号形式の
無線信号を受信するまで規定回数だけデータの再送信を
繰り返すのである(S8)。
【0027】一方、LANユニット7aは、受信が正常
であれば、プロトコル変換部28において無線信号のデ
ータDTを取り出すとともに先頭にプリアンブルPPを
付加した伝送信号を生成し(S9)、送信先アドレスA
Sにより示されているデータ端末器Bに対してCSMA
/CDによってデータDDを伝送する(S10)。この
ようにして、データ端末器BではデータDDを受信する
ことができる(S11)。ここで、データ端末器Aから
のデータDDの送信先をデータ端末器Bとしているが、
送信先がサーバなどであってもよいのはもちろんのこと
である。また、ハブ8aを通して有線式のLANに乗り
入れているから、複数のネットワークシステムを相互に
接続することも可能になっている。
【0028】次に、PHP端末器2を用いた電話システ
ムについて説明する。この電話システムは、図7に示す
ように、PBX8bの各内線に配線接続装置5を介して
PHPユニット7bを接続した構成を有し、配線接続装
置5には必要に応じて有線式の電話機2aも接続され
る。PHPユニット7bは配線接続装置5を通してPB
X8bの中の無線用のインタフェース51に接続され、
有線式の電話機2aは配線接続装置5を通してPBX8
bの中の有線用のインタフェース52に接続される。P
BX8bは、局線に接続される外線用のインタフェース
53を備え、内線に接続されるインタフェース51,5
2と局線に接続されるインタフェース53の相互の接続
関係をスイッチ部54で切り換えるようになっている。
すなわち、スイッチ部54での接続関係を制御部55で
制御することによって、内線通話や外線通話を可能とす
るのである。このPBX8bには、電話システム外のシ
ステムに乗り入れるためのインタフェース56も設けら
れており、PHP端末器2や電話機2aを用いて負荷制
御システムの制御を行なう処理や、LANシステムで発
生したデータを局線を利用して遠方に伝送する処理など
を可能にしてある。
【0029】PHP端末器2は、図8に示すように、受
話器であるスピーカ61および送話器であるマイクロホ
ン62が防側音回路などを含むスピーチネットワーク6
3を介してチャネルコーデック64に接続されている。
チャネルコーデック64において符号化された音声デー
タは変復調部65で変調された後に、高周波部66で高
周波に周波数変換されてアンテナ67から送出される。
逆にアンテナ67で受信された高周波信号は、高周波部
66で周波数変換された後に変復調部65で復調されチ
ャネルコーデック64において音声信号に復元された後
にスピーチネットワーク63に入力される。変復調部6
5および高周波部66はPLL回路68で同期制御がな
されている。また、各部の制御はマイクロコンピュータ
よりなる制御部69で制御される。
【0030】一方、PHPユニット7bは、PHP端末
器2のスピーチネットワークに代えて有線データ伝送部
73を設けたものであって、チャネルコーデック74、
変復調部75、高周波部76、アンテナ77、PLL回
路78、制御部79についてPHP端末器2と同名であ
るものは、同様の機能を有している。有線データ伝送部
73ではチャネルコーデック74を通してPBX8bと
の間で音声信号を授受する。
【0031】PHP端末器2とPHPユニット7bとの
間で授受される無線信号は、RCR STD-28に準拠したプロ
トコルを有し、PHPユニット7bは4台までのPHP
端末器2を同時に通話可能としている。すなわち、PH
Pユニット7bは、図10(a)に示すように、TDM
A方式で4台のPHP端末器2に4フレームF1 のデー
タを順に送信した後、PHP端末器2から4フレームF
2 のデータを順に受信するのであって(図10(a)の
中央の横線の上側がPHPユニット7bからPHP端末
器2への送信、下側がPHP端末器2からPHPユニッ
ト7bへの送信を示す)、各フレームF1 ,F2 のデー
タは、図10(b)(c)に示すフォーマットを有して
いる。制御用のスロットは、図10(b)に示すよう
に、過渡応答用ランプタイムR(4)、スタートシンボ
ルSS(2)、制御信号CAC(62)、同期ワードU
W(32)、制御信号CAC(108)、誤り検出用コ
ードCRC(16)を備え、通信用のスロットは、図1
0(c)に示すように、過渡応答用ランプタイムR
(4)、スタートシンボルSS(2)、プリアンブルP
R(6)、同期ワードUW(16)、情報(ディジタル
化音声等)I(180)、誤り検出用コードCRC(1
6)を備える。括弧内の数字はビット数を表し、各スロ
ットは固定長となっている。
【0032】PHPユニット7bは、PBX8bとの間
で図11に示すような形態の信号を伝送するのであっ
て、PBX8bとしてディジタルPBXを用いることに
より、PHPユニット7bとPBX8bとの間でディジ
タル化されたデータ伝送を行なっている。すなわち、図
11(a)に示すように、PBX8bからPHPユニッ
ト7bへのデータ伝送と、PHPユニット7bからPB
X8bへのデータ伝送とを1フレームFR1 ,FR2
つ交互に行なうようにしてある(図11(a)の中央の
横線の上側がPBX8bからPHPユニット7bへの送
信、下側がPHPユニット7bからPBX8bへの送信
を示す)。各フレームFR1 ,FR2 は、図11(b)
のようなフォーマットを有している。すなわち、1ワー
ド36ビットで複数ワードを伝送できる信号形態を有
し、1フレームFR1 ,FR2 に含まれるワード数WD
(8)、ディジタル伝送の起動/停止などの機能を示す
データCL(8)、ワード単位のデータWW、パリティ
PT(1)を備える。各ワードのデータWWは、図11
(c)のように、実際の通信内容である8ビットの内容
データと各内容データに対応付けた1ビットの制御デー
タとを4個(PHP端末器2が4台であるから)連結し
た36ビットで構成されている。
【0033】PHP端末器2とPHPユニット7bとP
BX8bとの間の情報伝送のシーケンスを図12に示
す。PBX8bは発呼側の電話機からの発呼信号を受信
したときに被呼側の電話機がPHP端末器2であると、
対応するPHPユニット7bを選択する。次に、PBX
8bはPHPユニット7bに着信を報知し、さらにPH
Pユニット7bはPHP端末器2に対して着呼を報知す
る。PHP端末器2への着呼の報知に伴ってPHPユニ
ット7bに対してリンク確立要求が返送されると、PH
P端末器2にリンクチャネルが割当てられる。リンクチ
ャネルの割当てがなされたPHP端末器2から着呼応答
があると、PHPユニット7bでは呼設定を行ない、P
HP端末器2では呼設定を受け付ける。その後は、PH
P端末器2からPHPユニット7bに呼出信号、応答信
号を順に送信し、PHPユニット7bではPHP端末器
2からの応答信号を受けると、PBX8bに応答信号を
送るとともに応答確立の旨をPHP端末器2に報知す
る。このようにしてPBX8bとPHP端末器2との間
でPHPユニット7bを介在させた通話路が形成され、
通話が可能となるのである。
【0034】次に、図13に基づいて負荷制御システム
について説明する。この負荷制御システムは、リモコン
ユニット7cとセンサユニット7eとを接続器具4に接
続した例を示すものであり、ゲートウェイ装置8cとし
て、時分割多重伝送方式の制御部を設けている。このゲ
ートウェイ装置8cは、親機81と負荷制御用のリレー
を有した複数個の端末器82とを2線式の信号線を介し
てマルチドロップ方式で接続したものであり、各端末器
82に設けたリレーの開閉に応じて照明負荷83をオン
・オフさせるようになっている。また、リモコンユニッ
ト7cやセンサユニット7eは各端末器82への監視入
力として配線接続装置5を介して接続される。ここに、
センサユニット7eとしては、検知エリア内の人の存否
を検出する人体検知センサを用いている。各端末器81
にはそれぞれ個別のアドレスが設定されており、親機8
1では各端末器81のアドレスを指定することによっ
て、各端末器81をサイクリックにアクセスし、各端末
器81への監視入力の状態を監視するとともに、アドレ
スの関係によって対応付けられている端末器81をアク
セスしたときに、監視入力に対応するように照明負荷8
3の点灯・消灯の状態を制御する。たとえば、リモコン
ユニット7cで光リモコン装置3からのワイヤレス信号
を受信し、このワイヤレス信号により照明負荷83をオ
ンにするように指示されたとすると、指示された照明負
荷83をオンにする旨のデータを親機81からのアクセ
ス時に伝送し、親機81ではその照明負荷83が接続さ
れている端末器82をアクセスする際に照明負荷83を
オンにする旨のデータを端末器82に与えるのである。
また、センサユニット7eの検知エリア内に人が存在す
る期間に照明負荷83を点灯させるために、センサユニ
ット7eでの人の検出時に端末器82から親機81に対
して照明負荷83をオンにするように指示し、親機81
が照明負荷83をオンにするようにデータを端末器82
に伝送するのである。
【0035】ところで、上述した各種の情報伝送システ
ムの動作状態を監視する場合には、たとえば、ハブ7a
を介して監視装置を接続する。ここで、監視装置は、専
用のものを設けても、また有線式のLANに設けたサー
バで兼用してもよい。この目的に用いる監視装置は、図
14に示すように、有線式のLANとのデータの授受が
可能なインタフェース91を備え、マイクロコンピュー
タよりなる制御部92、各種情報を記憶するメモリ部9
3、接続器具4などの設置状態を入力する入力部94、
接続器具4などの使用状況を表示する表示部95を備え
る。
【0036】このような監視装置を設けることで、たと
えば、図15に示すような情報を表示部95に表示する
ことができ、各接続器具4の配置位置、接続器具4に接
続されている機能ユニット7a〜7dの種類、各機能ユ
ニット7a〜7dの動作状態などを監視することができ
るのである。図15において、設置位置の欄でA−1な
どとあるのは、A区画の1番に配置されている接続器具
4を示し、モジュール種別のPHPはPHPユニット7
b、LAN−RPTはLANユニット7aを示す。
【0037】次に、接続器具4の構造について、図16
を用いて説明する。接続器具4の器体101は、円板状
に形成されたボディ102と、前面(図16の下面)が
開口したカバー103とをタッピンねじよりなる組立ね
じ104により結合して形成される。すなわち、ボディ
102の後面の中央部には環状の突壁102aが形成さ
れ、突壁102aの内側の2箇所に形成されたダボ10
2bに対して、カバー103の周部の2箇所に形成され
た組立孔103aを通して組立ねじ104が螺合するの
である。ボディ102の中央部には厚み方向に貫通する
円形に開口した露出孔102cが形成され、露出孔10
2cの前端部の内周面には抜止鍔102dが形成されて
いる。この露出孔102cには、8極型のモジュラジャ
ック111が装着される。モジュラジャック111は、
機能ユニット7a〜7dに設けたプラグ部が挿入される
プラグ挿入口(図示せず)が開口する一面の周囲に円板
状のフランジ部111aを備え、フランジ部111aが
露出孔102cの抜止鍔102dに係止されることによ
って、モジュラジャック111の露出孔102cから前
方への脱落が防止されている。また、モジュラジャック
111の開口部分には開口面に沿ってスライドする扉
(図示せず)が設けられ、モジュラジャック111の非
使用時には開口を閉じることで埃などの異物が導電部に
付着しないようにしてある。モジュラジャック111の
後面は圧接端子である端子が露出するように開放されて
おり、モジュラジャック111の後面にはジャックカバ
ー112が嵌着される。ジャックカバー112は、モジ
ュラジャック111の側面に突設された引掛爪111b
に係合する引掛片112bを備え、また、モジュラジャ
ック111とジャックカバー112とに囲まれる空間内
に多芯の接続ケーブル113を導入するための導入孔1
12aが貫設されている。導入孔112aの周部であっ
て、ジャックカバー112の後面には突部112cが突
設される。さらに、ジャックカバー112におけるモジ
ュラジャック111との対向面には、モジュラジャック
111に設けた圧接端子に接続された接続ケーブル11
3を圧接端子の厚み方向の両側で押さえる電線押さえ
(図示せず)が突設されている。
【0038】モジュラジャック111とジャックカバー
112とを結合した状態で、ジャックカバー112の後
方には押さえ金具114が配設される。押さえ金具11
4は、ジャックカバー112の後面に突設された突部1
12cが挿入可能であって接続ケーブル113が挿通さ
れる保持孔114cを有した保持片114aと、保持片
114aから延長された一対の脚片114bとを有す
る。脚片114bの中間部には段差が形成されており、
脚片114bにおける保持片114aに近い端部よりも
先端部が前方に位置する。各脚片114の先端部にはそ
れぞれタッピンねじよりなる固定ねじ115が挿通さ
れ、各固定ねじ115がボディ102に形成されたボス
102eに螺合することによって押さえ金具114がボ
ディ102に固定される。したがって、ボディ102に
設けた抜止鍔102dと押さえ金具114との間でモジ
ュラジャック111が保持されることになる。
【0039】モジュラジャック111のフランジ部11
1aと押さえ金具114の保持片114aとの間にはコ
イルスプリングよりなる復帰ばね116が保持される。
復帰ばね116の一端部は外周に突出したストッパ11
6aを形成しており、ストッパ116aはボディ102
において露出孔102cの周部に形成された引掛溝10
2fに係止されて周方向への回転止めがなされている。
また、復帰ばね116の他端にはモジュラジャック11
1に係合するストッパ116bが内周側に突設されてお
り、モジュラジャック111がボディ112に対して回
転すると復帰ばね116による復帰力が作用するように
なっている。
【0040】ボディ102における露出孔102cの周
部の2箇所には露出孔102cの周縁に沿って弧状に形
成された引掛孔102gが形成されている。また、引掛
孔102gの内周縁に沿って刃受金具117が配設され
る。刃受金具117は、導電性を有する金属板を引掛孔
102gの内周縁に沿った弧状部分と電線118の一端
部が接続される部分とを有し、タッピングねじである固
定ねじ119が刃受金具117を通してボディ102に
設けたボス102hに螺合されることによってボディ1
02に固定される。
【0041】電線118の他端部は、カバー103に納
装された速結端子(図示せず)に接続される。速結端子
は、導電板よりなる端子枠と、帯板を曲成して形成し端
子枠との間に電線を挟持する鎖錠ばねと、端子枠との間
に電線を保持している鎖錠ばねをばね力に抗して端子枠
から離すことによって電線を引き抜くことができるよう
にする解除釦とを備えた周知の構成を有する。電線11
8は端子枠に対して半田などにより固着されるのであっ
て、端子枠と鎖錠ばねとの間に導入される電線は、カバ
ー103の後壁に穿孔された電線挿入口105を通して
器体101の中に導入されるのである。また、カバー1
03の後壁であって解除釦に対応する部位には、操作孔
106が開口し、マイナスドライバの先端部などを操作
孔106に挿入することによって鎖錠ばねを撓ませ、端
子枠と鎖錠ばねとの間に挟持されている電線を外すこと
ができるのである。ここにおいて、刃受金具117は2
個であるが、電線挿入口105を4個設け、2個ずつ組
になるように接続することによって、一方の組を配線の
導入用とし、他方の組を送り配線用とすることができ
る。
【0042】一方、モジュラジャック111に接続され
た接続ケーブル113は、カバー103の後壁に設けた
端子部110に接続される。端子部110は、モジュラ
ジャック111と同様に後面が開口しており、内部には
8極の圧接端子を備える。端子部110の後面にはジャ
ックカバー112と同様の構成の端子カバー107が覆
着される。ここに、端子部110の側面には引掛爪11
0bが突設され、端子カバー107には引掛爪110b
に係合する引掛片107bが設けられている。端子カバ
ー107はジャックカバー112と同じ構成を有し、中
央部には端子部110に接続された多芯ケーブルを挿通
できるように貫通孔107aが形成されている。器体1
01の後部には後部カバー108が着脱自在に装着され
る。後部カバー108は前面が開口した箱状に形成さ
れ、後部カバー108を通してタッピンねじよりなる1
本の取付ねじ109をカバー103の後面に突設された
ボス103cに螺合させることによって、後部カバー1
08を器体101に取り付けることができる。
【0043】ところで、カバー103の両側部には、そ
れぞれ取付金具120の一端部が保持される。各取付金
具120は帯板を2段階の階段状に折曲した形状を有
し、一端部の両側縁にはカバー103の両側部に突設さ
れた各一対の受け片103bに保持される軸片120a
が突設されている。また、各取付金具120の一方の軸
片120aに中間部が絡められ一端部が取付金具120
の中間部に引掛けられたばね線材よりなる略L形の復帰
ばね121が設けられる。復帰ばね121の他端部はカ
バー103に係止され、両取付金具120の先端部が近
づく向きに復帰ばね121のばね力を作用させている。
【0044】取付金具120には中央の屈曲部を挟んで
長孔120bが形成され、ボディ102の周部に形成さ
れた長孔状の貫通孔102iに前方から挿通される引締
ねじ122の先端部が長孔120bに挿通された後、引
締ねじ122の先端部に角形の引締ナット123が螺合
する。引締ナット123は取付金具120の屈曲部分で
回り止めがなされ、引締ねじ122を締めつけると、引
締ナット123をボディ102に近付けることによっ
て、取付金具120の先端部間の距離を広げるようにな
っている。したがって、天井面や壁面などを形成するパ
ネル状の建築板にボディ102の直径よりも小さい丸孔
状の取付孔を貫設し、引締ねじ122を緩めた状態で取
付金具120を取付孔に挿入した後、引締ねじ122を
締めつけると、両取付金具120の先端部間の距離が広
がることによってボディ102と取付金具120との間
で取付孔の周部を挟持することができる。このようにし
て器体101を建築板に固定することができるのであ
る。
【0045】LANユニット7aは、図17に示す構成
を有し、他の機能ユニット7b〜7dもLANユニット
7aに準じた構成を有している。すなわち、LANユニ
ット7aの器体131は、後面(図17の上面)が開口
した有底円筒状のボディ132と、ボディ132の開口
に被せられるカバー133とを、ボディ132に設けた
ボス132aに螺合するタッピンねじである組立ねじ1
34で結合することにより形成される。器体131の中
には、モジュラジャック111に結合可能なプラグ部1
41を取り付けた円板状のプリント基板142と、各機
能を実現する回路部を実装したプリント基板143とが
納装され、両プリント基板142,143はフラットケ
ーブルあるいは可撓性を有するプリント基板よりなる接
続線144を介して電気的に接続されている。プラグ部
141は、タッピンねじである取付ねじ145によりプ
リント基板142に固定され、カバー133の中央部に
形成された矩形状のプラグ露出孔133aを通して後方
に突出する。また、プリント基板142は組立ねじ13
4によりカバー133とともにボディ132に固定さ
れ、さらにプリント基板143はボディ132のボス1
32bに螺合するタッピンねじである固定ねじ135に
よりボディ132に固定される。接続器具4の引掛孔1
02gに係合する引掛栓刃146は、カバー133の後
面側から挿入されるタッピンねじである取付ねじ136
によりカバー133に固定される。ここに、引掛栓刃1
46の略L形の引掛部分はカバー133の後面側に露出
する。さらに、LANユニット7aではアンテナ12
a,12bが必要であるから、アンテナ12a,12b
を内蔵したアンテナユニット137がタッピンねじであ
る取付ねじ147によって器体131の前面側に結合さ
れる。アンテナユニット137は同軸ケーブルの接続線
148を介してプリント基板143に接続される。
【0046】上述のような構成を有するLANユニット
7aを接続器具4に結合する際には、まずプラグ部14
1を接続器具4のモジュラジャック111に結合すると
ともに、引掛栓刃146を引掛孔102gに挿入し、次
に、復帰ばね116のばね力に抗してLANユニット7
aを回転させることで、引掛栓刃146を引掛孔102
gに係合させる。このような手順で、図18のようにL
ANユニット7aを接続器具4に結合することができる
のである。接続器具4は、建物の建築時にあらかじめ適
宜箇所に配置してあるが、LANユニット7a等の各機
能ユニット7a〜7dは、使用目的に応じて適宜選択す
ることができるから、配線6を先行配線することで施工
を容易にしながらも、所望の場所に目的に応じた機能の
機能ユニット7a〜7dを配置することができ、自由度
の高い配置が可能になるのである。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、室内に露設される通
信装置を、無線により伝送される情報と伝送線を伝送さ
れる情報とを無線機器の機能に応じて変換する機能ユニ
ットと、機能ユニットに給電する電源線および伝送線と
機能ユニットとの間に介在しかつ機能ユニットを着脱自
在に保持する接続部を備えた接続器具とで構成し、接続
部を各種の機能ユニットで共通にしているから、建物の
建設時に伝送線を先行配線するとともに接続器具を天
井、壁、床などに適宜に配置しておけば、建物の建設後
に所望の機能を有する機能ユニットを接続器具に接続す
ることで、所望の機能を有した情報伝送システムを構築
することができるという利点を有する。すなわち、商用
電源の配線器具としてのコンセントと同様に情報伝送を
行なうための配線器具として接続器具を適宜に配置して
おき、各接続器具に対して必要な機能を有した機能ユニ
ットを結合するだけで、所望の場所に所望の機能を有し
た通信装置を設けることができるのである。しかも、機
能ユニットの機能にかかわらず接続器具は共用されるか
ら、伝送線を先行配線することができるのであって、施
工が容易になるという効果がある。さらに、外部の情報
伝送システムとの間に設けたインタフェース部と通信装
置との間に、通信装置とインタフェース部との接続関係
を変更可能とする配線接続装置を設けているから、配線
接続装置によって伝送線を所望の機能を有したインタフ
ェース部に接続することができ、どの伝送線にどの通信
装置を接続しても、各通信装置の機能に応じたインタフ
ェース部に伝送線を接続することが可能になる。
【0048】請求項2および請求項3の発明は、請求項
1の発明の望ましい実施態様であって、請求項2の構成
では、無線式のデータ端末器を用いたLANにおいて通
信装置を介して伝送線を接続することができ、伝送線に
サーバを接続したり、インタフェース部を介して他のL
ANに接続することができる。また、請求項3の構成で
は、PHP端末器を用いる電話システムにおいて通信装
置を基地局とすることができ、構内交換機能を有するP
BXのようなインタフェース部を通すことで局線と接続
したり、有線で接続されている他の電話機との通話が可
能になる。
【0049】請求項4の発明は、請求項1の発明と同様
に、機能ユニットと接続器具とで通信装置を構成し、か
つ通信装置を配線接続装置を介してインタフェース部に
接続していることによって、伝送線を先行配線するとと
もに接続器具を適宜配置しておくことができるという利
点があり、しかも、インタフェース部を介して複数のシ
ステムが連動可能なように相互に結合しているので、無
線では情報を伝送できない範囲までシステムを拡張する
ことができるのはもちろんのこと、他の機能を有するシ
ステムと連動させた動作も可能になるという効果があ
る。
【0050】請求項5の発明の構成は、通信装置の構造
に関するものであって、通信装置を機能ユニットと接続
器具とにより構成し、取付面に開口する取付孔の周部に
周部が当接する器体と、取付孔の内側の部位で器体に一
端部が枢着された一対の取付金具と、取付金具の中間部
に挿通され取付金具に対して回り止めされた引締ナット
が先端部に螺合する引締ねじとを接続器具に設け、引締
ねじの引締ナットへの螺合量を大きくすることにより取
付金具の他端部を器体の周部に近付けて取付金具の他端
部と器体の周部との間で取付孔の周部を挟持するので、
天井、壁、床などに接続器具の器体を取り付けるにあた
って、取付面に取付孔を穿孔し、取付金具を取付孔に挿
入した後に引締ねじを締め付ければ、器体と取付金具と
の間に取付孔の周部を挟持することができるのであっ
て、接続器具を容易に施工することができるという効果
がある。
【0051】請求項6の発明は、機能ユニットに設けた
引掛栓刃が機械的に係合する引掛孔を接続器具に設け、
引掛孔の周部に配設され引掛栓刃に電気的に接続される
刃受金具を接続器具に設けているから、機能ユニットへ
の給電部によって接続器具に対して機械的にも強固に結
合されるという利点がある。請求項7の発明は、接続器
具には伝送線に接続されるモジュラジャックを設けてい
るから、機能ユニットに設けたプラグ部をモジュラジャ
ックに結合することで、接続器具に機能ユニットを電気
的に接続することができる。とくに、モジュラジャック
は信号伝送用として安定した性能を有し、かつ一般に普
及していて比較的安価に入手できるから、性能対費用比
を大きくとることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示す概略構成図である。
【図2】実施例における先行配線される部分の概略構成
図である。
【図3】実施例に用いる通信ユニットのブロック図であ
る。
【図4】実施例に用いるLANユニットのブロック図で
ある。
【図5】実施例におけるLANシステムで用いる信号の
フォーマットを示す動作説明図である。
【図6】実施例におけるLANシステムの動作説明図で
ある。
【図7】実施例における電話システムの概略構成図であ
る。
【図8】実施例に用いるPHP端末器のブロック図であ
る。
【図9】実施例に用いるPHPユニットのブロック図で
ある。
【図10】実施例におけるPHPユニットとPHP端末
器との間の信号のフォーマットを示す動作説明図であ
る。
【図11】実施例におけるPHPユニットとPBXとの
間の信号のフォーマットを示す動作説明図である。
【図12】実施例における電話システムの接続シーケン
スを示す動作説明図である。
【図13】実施例における負荷制御システムの概略構成
図である。
【図14】実施例における監視装置のブロック図であ
る。
【図15】実施例における監視装置の表示例を示す動作
説明図である。
【図16】実施例に用いる接続器具の分解斜視図であ
る。
【図17】実施例に用いるLANユニットの分解斜視図
である。
【図18】実施例において接続器具にLANユニットを
結合した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 データ端末器 2 PHP端末器 3 光リモコン装置 4 接続器具 5 配線接続装置 6 配線 7a LANユニット 7b PHPユニット 7c リモコンユニット 7d 監視カメラユニット 8a ハブ 8b PBX 8c ゲートウェイ装置 101 器体 102g 引掛孔 111 モジュラジャック 117 刃受金具 120 取付金具 122 引締ねじ 123 引締ナット 141 プラグ部 146 引掛栓刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/24 7/26 7/30 H04Q 7/04 A (72)発明者 薦田 美行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 竹原 清隆 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 佐伯 隆 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内にある無線機器との間で無線で情報
    を伝送する通信装置を室内に露設し、建物内に配線され
    た伝送線を介して通信装置に接続されるインタフェース
    部を通して通信装置と別の情報伝送システムとの間で情
    報を伝送する無線式情報伝送システムにおいて、通信装
    置は、無線により伝送される情報と伝送線を伝送される
    情報とを無線機器の機能に応じて変換する機能ユニット
    と、機能ユニットに給電する電源線および上記伝送線と
    機能ユニットとの間に介在しかつ機能ユニットを着脱自
    在に保持する接続部であって各種の機能ユニットに共通
    な接続部を備えた接続器具とで構成され、インタフェー
    ス部は各種の機能ユニットに対応する機能別に設けら
    れ、通信装置とインタフェース部との間には通信装置と
    インタフェース部との接続関係を変更可能とする配線接
    続装置が設けられて成ることを特徴とする無線式情報伝
    送システム。
  2. 【請求項2】 無線機器はデータ端末器であって、機能
    ユニットはインタフェース部とともに複数のデータ端末
    器の間でのデータ伝送を可能とするローカルエリアネッ
    トワークを構築する機能を有することを特徴とする請求
    項1記載の無線式情報伝送システム。
  3. 【請求項3】 無線機器はパーソナルハンディホン端末
    器であって、機能ユニットはパーソナルハンディホン端
    末器との間で情報を授受する機能を有し、インタフェー
    ス部は伝送線を局線に接続する構内交換機能を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線式情報伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 室内にある無線機器との間で無線で情報
    を伝送する通信装置を室内に露設し、建物内に配線され
    た伝送線を介して通信装置に接続されるインタフェース
    部を通して通信装置と別の情報伝送システムとの間で情
    報を伝送する無線式情報伝送システムにおいて、通信装
    置を、無線により伝送される情報と伝送線を伝送される
    情報とを無線機器の機能に応じて変換する機能ユニット
    と、伝送線に接続され各種の機能ユニットに共通な接続
    部を備えていて機能ユニットが着脱自在に装着される接
    続器具とで構成し、インタフェース部は各種の機能ユニ
    ットに対応する機能別に設けられ、通信装置とインタフ
    ェース部との間には通信装置とインタフェース部との接
    続関係を変更可能とする配線接続装置が設けられ、イン
    タフェース部を介して複数のシステムが連動可能なよう
    に相互に結合されて成ることを特徴とする無線式情報伝
    送システム。
  5. 【請求項5】 室内にある無線機器との間で無線で情報
    を伝送する通信装置を室内に露設し、建物内に配線され
    た伝送線を介して通信装置に接続されるインタフェース
    部を通して通信装置と別の情報伝送システムとの間で情
    報を伝送する無線式情報伝送システムにおいて、通信装
    置は、無線により伝送される情報と伝送線を伝送される
    情報とを無線機器の機能に応じて変換する機能ユニット
    と、機能ユニットに給電する電源線および上記伝送線と
    機能ユニットとの間に介在しかつ機能ユニットを着脱自
    在に保持する接続部であって各種の機能ユニットに共通
    な接続部を備えた接続器具とで構成され、接続器具は、
    通信装置を取り付ける取付面に開設した取付孔の周部に
    周部が当接する器体と、取付孔の内側の部位で器体に一
    端部が枢着された一対の取付金具と、取付金具の中間部
    に挿通され取付金具に対して回り止めされた引締ナット
    が先端部に螺合する引締ねじとを備え、引締ねじの引締
    ナットへの螺合量を大きくすることにより取付金具の他
    端部を器体の周部に近付けて取付金具の他端部と器体の
    周部との間で取付孔の周部を挟持することを特徴とする
    無線式情報伝送システム。
  6. 【請求項6】 接続器具は、機能ユニットに設けた引掛
    栓刃が機械的に係合する引掛孔を有し、引掛孔の周部に
    配設され引掛栓刃に電気的に接続される刃受金具を有す
    ることを特徴とする請求項5記載の無線式情報伝送シス
    テム。
  7. 【請求項7】 接続器具は伝送線に接続されるモジュラ
    ジャックを備え、機能ユニットに設けたプラグ部がモジ
    ュラジャックに着脱自在に結合されることを特徴とする
    請求項5記載の無線式情報伝送システム。
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