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JPH07315463A - 泡放出用ポンプ容器 - Google Patents

泡放出用ポンプ容器

Info

Publication number
JPH07315463A
JPH07315463A JP6136411A JP13641194A JPH07315463A JP H07315463 A JPH07315463 A JP H07315463A JP 6136411 A JP6136411 A JP 6136411A JP 13641194 A JP13641194 A JP 13641194A JP H07315463 A JPH07315463 A JP H07315463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
diameter
valve
stem
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6136411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3583164B2 (ja
Inventor
Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
Tadao Saito
忠雄 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP13641194A priority Critical patent/JP3583164B2/ja
Publication of JPH07315463A publication Critical patent/JPH07315463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3583164B2 publication Critical patent/JP3583164B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/0018Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
    • B05B7/0025Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合室内への空気と液体との流入を、液体よ
りも空気を早く流入させることで、ポンプ操作の当初か
ら適正混合比率の発泡が得られるよう設けた。 【構成】 作動部材30が上限に位置する状態において、
ヘッド34から垂下する嵌合筒35下端面と大径ピストン50
の外向きフランジ状壁53との間よりも、小径シリンダ部
分7の底部内から起立して、上部を作動部材のステム32
内へ摩擦係合させて嵌合する棒状部材60下端の弁体61と
小径シリンダ部分内底面の弁座10との間隙を大とするこ
とで、ヘッド34押下げ時において、嵌合筒35による大径
ピストン50押下げを、上記弁体61と弁座10とが形成する
加圧弁閉塞よりも早く、もって吐出弁36と嵌合筒内の発
泡部材37との間で形成する混合室45内への空気流入を、
該混合室内への液体流入よりも早くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泡放出用ポンプ容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、国際公開番号W092/08657号の泡
放出用ポンプ容器が知られている。該容器は、上部を大
径の空気シリンダに、下部を小径の液体シリンダに、そ
れぞれ形成し、かつ空気シリンダ上部に容器体内への空
気供給弁を設けたシリンダ部材を空気シリンダ上端面を
蓋体で密閉させて容器体内へ垂設固定すると共に、上記
両シリンダ内へ嵌合させた大小両径ピストンから大小両
径ステムを、小径ステム上部を大径ステム内へ嵌着させ
かつ大径ステムを蓋体に貫通させて起立し、大径ステム
上端にノズル付き押下げヘッドを付設して、上方付勢さ
れた作動部材を設け、付勢に抗し押下げられた状態で押
下げヘッド一部を蓋板一部へ螺合可能に設けたものであ
る。尚該螺合は、作動部材が上方へ起立すると輸送時の
包装が嵩張ることとなるため、その作動部材を下限まで
押下げてその包装を小形化するためで、使用の際は作動
部材の上下動で液体シリンダ内へ液体が、又空気シリン
ダ内へ外気がそれぞれに設けた吸込み弁を通って流入
し、又それ等両シリンダ内の液体および空気が、液体は
小径ステム上端の吐出弁を通って、又空気は大小両ステ
ム間に設けた通路を通って、更に大径ステム上端上方の
吐出路部分内へ嵌着させた発泡部材を通過することで混
合し、発泡してノズルから放出するよう設けたものであ
る。容器体内の液体減少による負圧化は、空気シリンダ
上部の空気供給弁を通って流入した空気が解消する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の容器は、ヘ
ッド押下げとほぼ同時に吐出弁と発泡部材との間に形成
される混合室内へ、小径ステム内を通る液体と大小両ス
テム間を通る空気とが流入するが、当初混合室内に入る
空気は圧縮が充分になされていないため、混合室内に入
る液体量に比べて空気量が不足し、そのため当初放出さ
れる泡はその発泡が不完全となる欠点があった。
【0004】請求項1が示す発明はヘッド押下げにより
混合室内への液体流入に先だって、まず空気が流入し、
液体流入時には充分圧縮された空気が混合室内へ流入し
て、ヘッド押下げ当初から液体量に見合う空気量を有す
る発泡が得られるよう設けたものであり、又請求項2の
発明は、上記目的を有すると共に、併せて空気シリンダ
内での加圧を有効かつ迅速に行うことの出来る外気吸入
弁を設けたものであり、更に請求項3の発明は、請求項
1又は請求項2発明の各目的を有すると共に、吐出弁を
強制閉塞させておくことで、該吐出弁下方のステムおよ
び小径シリンダ部分内へ容器体内液体が常に充満してい
るようになし、もって混合室内へ加圧空気が流入した
後、続いて吐出弁が開き、同時に液体が混合室内へ入り
加圧空気を混合して発泡部材通過により適正な泡放出を
開始するよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として容器体
口頸部に嵌合させた装着筒15で固定させて、上半部大径
かつ下半小径のシリンダ部材3を容器体1内へ垂下し、
小径シリンダ部分7内から上方付勢されて起立する、下
端を小径筒状ピストン31とするステム32の上端外面に、
ノズル33付きヘッド34から垂下する嵌合筒35を嵌着して
作動部材30となし、その嵌合筒の下部に設けた大内径部
35a 内面に上部外面を気密に嵌合させて、かつステム32
外面に付設した受座32a に下端を気密に係合させて、ス
テム32上部外面へ小ストローク上下動可能に嵌合させた
摺動筒52から突出する、透孔55付きの外向きフランジ状
壁53外周に、大径シリンダ部分内面に嵌合する大径筒状
ピストン51を付設して大径ピストン50となし、又小径シ
リンダ部分7の底部内から上部をステム32内へ嵌合させ
て、該ステムとの摩擦係合で小ストローク上下動自在に
下端を弁体61とする棒状部材60を起立し、更にステム32
の上部内面に吐出弁36を設けると共に、嵌合筒35の上部
内面へ発泡部材37を嵌着させて、該発泡部材と吐出弁間
に形成した混合室45内と大径ピストン下方の大径シリン
ダ部分内とを、ステム32と嵌合筒35および摺動筒52との
間に設けた空気路47で連通させ、又棒状部材60と小径シ
リンダ部分7内面およびステム32内面との間に液体路を
設けておき、上記小径シリンダ部分7に対する棒状部材
60の、又大径シリンダ部分5に対する大径筒状ピストン
51の各摩擦係合により、作動部材30が付勢により押上げ
られた状態で小径シリンダ部分の底部内面に形成された
弁座10と該弁座開閉用の上記弁体61との間隙よりも、大
径ピストンの外向きフランジ状壁53と嵌合筒35下端面と
の間の間隙を小とした。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に大径ピストン50の外向きフランジ状壁53下方の
摺動筒52部分外面へ弾性筒を気密に嵌着させ、該弾性筒
から外方突出する弾性薄板56で透孔55を密閉して、大径
シリンダ部分内への外気吸入弁57とした。
【0007】第3の手段として、上記第1又は第2の手
段を有すると共に吐出弁36を、ステムの上部内面に設け
た下部小径のテーパ状弁座42と、透孔付き嵌着板38下面
から垂設した複数弾性片39下端に下部小径の弁体40を付
設した弁部材41とで、弁座42に弁体40を圧接させ、かつ
嵌着板38をステムの上端部内面へ嵌合固着させて形成し
た。
【0008】
【作用】図1が示す状態において、小径シリンダ部分7
の底部内面に形成した弁座10と、該底部内から起立して
上部をステム32内へ嵌合する棒状部材60下端の弁体61と
の間、および大径シリンダ部分5内へ嵌合させた大径ピ
ストン50の外向きフランジ状壁53とヘッド34から垂下す
る嵌合筒35下端との間のそれぞれに大小の間隙が形成さ
れている。該状態からヘッド34を押下げると、大径ピス
トン50、シリンダ部材3に対してヘッド34、ステム32、
棒状部材60が下降し、嵌合筒35下端が外向きフランジ状
壁53に接することで、大径ピストン50も共に、シリンダ
部材3に対し下降し、次いで弁体61が弁座10に対して弁
が閉塞する。上記ヘッド等の下降により空気路47が開
き、大径ピストン50下降により大径シリンダ部分内空気
が加圧されて混合室45へ入り、又続いて弁座10と弁体61
とが形成する弁が閉塞されて、下端を小径筒状ピストン
31とするステム32が棒状部材60に対して下降することで
小径シリンダ部分7およびステム32内液体が加圧され、
吐出弁36が開き、液体が混合空気へ入り、空気と混合す
ると共に発泡部材37を連通してノズル33から泡となって
放出される。
【0009】押下げ後、ヘッド34を離すと、シリンダ部
材3および大径ピストン50に対して棒状部材60、作動部
材30が共に上昇し、ステム32の受座32a が摺動筒52下端
面に接して大径ピストンを押上げると共に、棒状部材60
の下部外面から放射状に突出する係合子62がスプリング
25下端面に接することで、棒状部材60はシリンダ部材3
に対して停止し、該作動部材30は上限まで移動する。
【0010】
【実施例】まず図1、図2が示す第1実施例について説
明すると、1は口頸部2を肩部を介して起立する容器体
である。
【0011】3はシリンダ部材で、上部外面に付設した
外向きフランジ4を容器体口頸部の上端面へ係合させて
容器体内へ垂下させ、該部材上部は大径シリンダ部分5
に、かつその下端から内向きフランジ状部6を介して垂
下する下半を小径シリンダ部分7とする。大径シリンダ
部分は外向きフランジ4上方まで起立し、又外向きフラ
ンジの基端部に容器体内への外気供給孔8を穿設してい
る。小径シリンダ部分7の下端内面には上向き段部9を
介して下部小径の弁座10を設け、かつその弁孔と連通し
て嵌合筒11を垂下し、該嵌合筒内へ上端部を嵌合させて
容器体内底部まで吸上げパイプ12を垂下しており、又上
記上向き段部9からは等間隔に複数支持片13…を起立し
ている。
【0012】上記シリンダ部材は、容器体口頸部に螺合
させた装着筒15により外向きフランジ4を固着させてい
る。該装着筒は口頸部外面への螺合筒16上端の内向きフ
ランジ17で外向きフランジを口頸部上端面との間で挟持
し、且つ内向きフランジ内周から起立する外筒部18上端
から頂板19を内方突設して、該頂板内周からヘッド案内
筒20を垂下する。該突内筒内面には外気流入溝21を縦設
してもよい。その案内筒内面には環状弁部材22を嵌合さ
せている。該部材は、案内筒20への嵌合筒下端から上外
方へ拡開する弾性板を突出し、その弾性板上端外面をシ
リンダ部材3の上端筒部分内面へ圧接させ、容器体内が
液体減少により負圧化すると、その弾性板上端部を押拡
げ、かつシリンダ部材3上端筒部分の上端面と頂板19と
の間、およびシリンダ部材の上端筒部分と上記外筒部18
との間、更に外気供給孔8を通って容器体内へ入り負圧
状態を解消する。
【0013】小径シリンダ部分7内からは、既述複数支
持片13上へ下端を載置させて小径シリンダ部分内へ収納
させたコイルスプリング25で上方付勢させて作動部材30
を起立する。該部材は下端を小径筒状ピストン31とした
ステム32上端にノズル33付きヘッド34から垂下する嵌合
筒35内面を嵌着したもので、ステム32の上部内面には吐
出弁36を有し、該吐出弁上方の嵌合筒上部内面には短筒
37a の上下両端面を発泡網37b で閉塞する発泡部材37を
嵌着させている。吐出弁36はステムの上部内面に設けた
下部小径のテーパ状弁座42と、透孔付き嵌着板38下面か
ら垂設した複数弾性片39下端に下部小径の弁体40を付設
した弁部材41とで、弾性片が弁体を弁座へ圧接するよ
う、嵌着板38をステム32の上端部内面へ嵌合固着させて
形成している。尚弁座42下方のステム部分内面には複数
溝43を縦設している。
【0014】ヘッド34から垂下する嵌合筒35を図示例で
は二重筒状として該嵌合筒の肉厚化を防止している。ス
テム上部を嵌合させた嵌合筒35下端部は大内径部35a と
し、又該大径内部上端から短筒37a 嵌着部分まで嵌合筒
内面に縦溝44を、該縦溝と、弁部材の嵌着板38と短筒37
a との間が形成する混合室45内とを連通する縦溝46を短
筒37a 外面に設けて、それ等両縦溝上端を連結して後述
空気路47の一部としている。
【0015】ステム32の中間部外面には、外方張出し板
部外端から斜上外方へ筒部を突出する受座32a を付設し
ており、該受座を大径シリンダ部分内へ嵌合させた大径
ピストン50と係合可能としている。該大径ピストン50
は、大径シリンダ部分に嵌合させた大径筒状ピストン51
に、上記受座上方のステム部分外面へ嵌合させた摺動筒
52から突出する外向きフランジ状壁53を連結して形成し
ており、摺動筒52はその内面に溝54を縦設する等して該
摺動筒を嵌合させたステム部分外面との間に通路を設
け、又摺動筒上端を上外方へ拡開してその上端外縁を大
内径部35a 内壁面へ気密に嵌合させている。又外向きフ
ランジ状壁53には透孔55を穿設しており、又該透孔は、
外向きフランジ状壁53下方の摺動筒部分外面へ弾性筒を
気密に嵌合させ、該弾性筒から外方突出する弾性薄板56
で閉塞させており、それ等透孔55と弾性薄板56とで大径
シリンダ部分内への外気吸入弁57を形成する。但し該外
気吸入弁は上記透孔55をヘッド34押下げ時に嵌合筒35下
端面が閉塞するよう設けることで不要とすることが出来
る。
【0016】大径ピストン50は、作動部材30に対して小
ストロークだけ上下動自在であり、ヘッド34押下げによ
り大径ピストン50に対して、作動部材30が下降したと
き、受座32a と摺動筒52下端とが離れて大径シリンダ部
分5内と混合室45とを連通させる、上記溝54、縦溝44等
が形成する空気路47が開き、又嵌合筒35下端面が外向き
フランジ状壁53上面に接して大径ピストン50を押下げ
る。又、作動部材30下降後、ヘッド34を離すと作動部材
の受座32a が摺動筒52下端面に接することで上記空気路
47が閉じ、大径ピストン50が作動部材と共に押上げられ
ることで、既述のヘッド案内筒20と嵌合筒35との間、透
孔55を通って大径シリンダ部分5内へ外気が流入する。
【0017】小径シリンダ部分7の底部内からは、上部
をステム32内へ嵌合させ、該ステムとの摩擦係合で小ス
トローク上下動自在に、下端を弁体61とする棒状部材60
を起立する。該部材は下部外面から放射状に複数係合子
62を突出してそれ等係合子を既述小径シリンダ部分底部
の支持片13…間へ上下動可能に嵌合させており、支持片
上端に載置させたコイルスプリング25下端に係合するこ
とで棒状部材60の上限が定まり、又作動部材下降時、弁
体61が弁座10に接して弁が閉塞することで下限が定ま
る。該棒状部材には溝63を縦設しており、又上端部には
斜上外方へ拡開するテーパ部64を付設し、該テーパ部上
端外面をステム32内面へ摩擦力により係合させている。
図示例では小径筒状ピストン31から起立する脚筒部31a
をステムの下部内へ嵌着させているが、一体成形しても
よい。
【0018】図3は第2実施例を示す。該実施例は第1
実施例とほぼ同様であるが、部分的に構造を異にする。
【0019】その主要な相違部分につき説明すると、シ
リンダ部材3は、外向きフランジ4外周から短筒4aを起
立し、該短筒を装着筒15の螺合筒16上部内面と内向きフ
ランジ内周部から垂下する係合筒17a との間へかた嵌め
状態に嵌合させ、装着筒15を容器体口頸部から外すこと
で、ポンプ装置全体を一体的に取外し可能に形成してい
る。
【0020】又大径シリンダ部分上端部は外向きフラン
ジ4上方へ僅かに突出させ、従って環状弁部材22の嵌着
筒をヘッド案内筒20下方まで垂設してその下端からフラ
ンジを介して弾性板を上外方へ突出させ、その上端を大
径シリンダ部分5の上端部内面へ圧接させている。
【0021】次に、小径筒状ピストン31から起立してス
テム下部内へ嵌着させた脚筒31a 上端を上内方へ弯曲さ
せ、棒状部材60上端のテーパ部64を弾性変形可能として
該テーパ部の中間部外面へ、上記脚筒上端面を水密に圧
接させて、シール弁65としている。該弁は作動部材上昇
時にステム中間部内を密閉して、容器が倒れる等して吐
出弁が開いても支障ないよう設けたものである。
【0022】吐出弁36は玉弁で形成し、該吐出弁上方の
発泡部材37との間には混合室形成筒70を嵌合させてい
る。該筒は上部を大外径として、該大外径部71内に発泡
部材37下半を嵌合させ、又下部を小外径部72としてステ
ム32の上端部内へ嵌着させ、その小外径部下端面から、
玉弁36a が吐出弁孔を通過する液体による押上げで筒孔
下端を閉塞しないよう複数脚片73を垂下している。従っ
て空気路47は、ステム上部を嵌合させた嵌合筒35内面の
縦溝44と、大外径部下端面に設けた横溝74と小外径部外
面に縦設した溝75とで形成している。
【0023】更に大径ピストン50の透孔55は、外向きフ
ランジ状壁53の摺動筒52側の端部に穿設しており、その
透孔開閉用弁体としての弾性薄板56は、その外端部を外
向きフランジ状壁中間部に設けた筒部53a の中間部内面
に圧接させている。
【0024】
【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、小径シ
リンダ部分7の底部内面に形成した弁座10と、その小径
シリンダ部分の底部内から起立して上部をステム32内へ
嵌合させ、該ステムとの摩擦係合で小ストローク上下動
自在に起立する棒状部材60下端の弁体61との間隙より
も、大径ピストン50の外向きフランジ状壁53とヘッド34
から垂下する嵌合筒35下端面との間の間隙を小としたか
ら、ヘッド34を押下げた際、まず大径シリンダ部分5内
と混合室45内とを連通する空気路47が開いて加圧空気が
混合室45内への流入を開始した後に上記棒状部材60の弁
体61が小径シリンダ部分7内底部の弁座10を閉じ、よっ
て該弁と吐出弁36との間の小径シリンダ部分7内および
ステム32内が加圧されて吐出弁36が開き、このように加
圧空気の流入開始後、液体が混合室45内へ入ることとな
るから、ヘッド押下げの当初においても空気量と液体量
との混合比を適正とすることが出来、従来のように液体
量に対して空気量が不足することで発泡が不完全となる
ことがない。
【0025】請求項2の発明の場合は、上記効果を有す
ると共に、大径ピストン50の外向きフランジ状壁53下方
の摺動筒5部分外面へ環状弁部材22の弾性筒を気密に嵌
着させ、該弾性筒から外方突出する弾性薄板56で上記外
向きフランジ状壁に穿設した透孔55を密閉して、大径シ
リンダ部分内への外気吸入弁57としたから、ヘッド34押
下げの際に、大径シリンダ部分5内の空気がその透孔を
通って洩れることがなく、よってその大径シリンダ部分
内空気を確実に空気路47を通って混合室45内へ送ること
が出来る。
【0026】請求項3の発明の場合は、請求項1又は請
求項2の発明の効果を有すると共に、吐出弁36を付勢に
より弾性閉塞させたから、該吐出弁下方のステム32内お
よび小径シリンダ部分7内等には常時液体が充満するこ
ととなり、よってヘッド押下げによる吐出弁解放と同時
にそれ等ステム等内液体が混合室45内へ流入することと
なり、従ってヘッド押下げを同時に適正比率で空気と液
体とが混合する泡を放出させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の縦断面図である。
【図2】図1II−II線断面の端面図である。
【図3】第2実施例容器の縦断面図である。
【符号の説明】
3…シリンダ部材 15…嵌着筒 30…作動部材 47…空気路 50…大径ピストン 60…棒状部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体口頸部に嵌合させた装着筒15で固
    定させて、上半部大径かつ下半小径のシリンダ部材3を
    容器体1内へ垂下し、小径シリンダ部分7内から上方付
    勢されて起立する、下端を小径筒状ピストン31とするス
    テム32の上端外面に、ノズル33付きヘッド34から垂下す
    る嵌合筒35を嵌着して作動部材30となし、その嵌合筒の
    下部に設けた大内径部35a 内面に上部外面を気密に嵌合
    させて、かつステム32外面に付設した受座32a に下端を
    気密に係合させて、ステム32上部外面へ小ストローク上
    下動可能に嵌合させた摺動筒52から突出する、透孔55付
    きの外向きフランジ状壁53外周に、大径シリンダ部分内
    面に嵌合する大径筒状ピストン51を付設して大径ピスト
    ン50となし、又小径シリンダ部分7の底部内から上部を
    ステム32内へ嵌合させて、該ステムとの摩擦係合で小ス
    トローク上下動自在に下端を弁体61とする棒状部材60を
    起立し、更にステム32の上部内面に吐出弁36を設けると
    共に、嵌合筒35の上部内面へ発泡部材37を嵌着させて、
    該発泡部材と吐出弁間に形成した混合室45内と大径ピス
    トン下方の大径シリンダ部分内とを、ステム32と嵌合筒
    35および摺動筒52との間に設けた空気路47で連通させ、
    又棒状部材60と小径シリンダ部分7内面およびステム32
    内面との間に液体路を設けておき、上記小径シリンダ部
    分7に対する棒状部材60の、又大径シリンダ部分5に対
    する大径筒状ピストン51の各摩擦係合により、作動部材
    30が付勢により押上げられた状態で、小径シリンダ部分
    の底部内面に形成された弁座10と該弁座開閉用の上記弁
    体61との間隙よりも、大径ピストンの外向きフランジ状
    壁53と嵌合筒35下端面との間の間隙を小としたことを特
    徴とする泡放出用ポンプ容器。
  2. 【請求項2】 大径ピストン50の外向きフランジ状壁53
    下方の摺動筒52部分外面へ弾性筒を気密に嵌着させ、該
    弾性筒から外方突出する弾性薄板56で透孔55を密閉し
    て、大径シリンダ部分内への外気吸入弁57としたことを
    特徴とする請求項1記載の泡放出用ポンプ容器。
  3. 【請求項3】 吐出弁36を、ステムの上部内面に設けた
    下部小径のテーパ状弁座42と、透孔付き嵌着板38下面か
    ら垂設した複数弾性片39下端に下部小径の弁体40を付設
    した弁部材41とで、弁座42に弁体40を圧接させ、かつ嵌
    着板38をステムの上端部内面へ嵌合固着させて形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の泡放出用ポンプ
    容器。
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