JPH07314963A - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
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- JPH07314963A JPH07314963A JP6136616A JP13661694A JPH07314963A JP H07314963 A JPH07314963 A JP H07314963A JP 6136616 A JP6136616 A JP 6136616A JP 13661694 A JP13661694 A JP 13661694A JP H07314963 A JPH07314963 A JP H07314963A
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Links
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テレフォンカードとして使用するICカード
において、ICカード基材に印字したカード固有の番号
と関連性のある番号、記号をICモジュールの外部接続
端子面に印字して、カード基材とICモジュールを一体
化したものにし、テレフォンカードの偽造及び改竄を防
止することを目的とする。 【構成】 ICモジュール3を装着し、パンチング用の
溝4を設けたICカード基材2に、カード固有の番号5
を刻印し、そのカード番号と関連性のある番号、記号を
ICモジュール番号6としてICモジュール3の外部接
続端子面に、インクジェット方式等で印字して、カード
基材とICモジュールを一体化したものにして電話用I
Cカード1とする。
において、ICカード基材に印字したカード固有の番号
と関連性のある番号、記号をICモジュールの外部接続
端子面に印字して、カード基材とICモジュールを一体
化したものにし、テレフォンカードの偽造及び改竄を防
止することを目的とする。 【構成】 ICモジュール3を装着し、パンチング用の
溝4を設けたICカード基材2に、カード固有の番号5
を刻印し、そのカード番号と関連性のある番号、記号を
ICモジュール番号6としてICモジュール3の外部接
続端子面に、インクジェット方式等で印字して、カード
基材とICモジュールを一体化したものにして電話用I
Cカード1とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICモジュールを装着
したICカードに関し、特に公衆電話機等に使用するI
Cカードに関するものである。
したICカードに関し、特に公衆電話機等に使用するI
Cカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ICチップをモジュール化したI
Cモジュールを装着したICカードは、磁気カードに比
べてセキュリティ機能に優れ、又その記憶容量が大きい
ことから、銀行関係では預金通帳に代わり預貯金の履歴
を、クレジットカード関係では買い物等の取引履歴を記
憶させることが考えられている。このようなICカード
は、通常、プラスチック製のカード基材の表面に凹部を
形成し、その凹部にICモジュールを接着剤等で固定し
て作製されている。
Cモジュールを装着したICカードは、磁気カードに比
べてセキュリティ機能に優れ、又その記憶容量が大きい
ことから、銀行関係では預金通帳に代わり預貯金の履歴
を、クレジットカード関係では買い物等の取引履歴を記
憶させることが考えられている。このようなICカード
は、通常、プラスチック製のカード基材の表面に凹部を
形成し、その凹部にICモジュールを接着剤等で固定し
て作製されている。
【0003】一方、日本で用いられているテレフォンカ
ードにはプラスチックシートに磁気材料を全面にコーテ
ィングした磁気カードが使用されている。そして、テレ
フォンカードは使用時に、電話機に備え付けられている
パンチング装置によって、使用度数に従ってテレフォン
カードに小さな貫通孔をあけて、その孔の数や孔の位置
によってテレフォンカードの残度数表示、又は使用済み
表示を目視可能にしている。
ードにはプラスチックシートに磁気材料を全面にコーテ
ィングした磁気カードが使用されている。そして、テレ
フォンカードは使用時に、電話機に備え付けられている
パンチング装置によって、使用度数に従ってテレフォン
カードに小さな貫通孔をあけて、その孔の数や孔の位置
によってテレフォンカードの残度数表示、又は使用済み
表示を目視可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなテ
レフォンカードは磁気的に記録していることから偽造や
改竄される可能性があり、このような磁気のプラスチッ
クシートからなるテレフォンカードの偽造防止や改竄防
止が望まれている。しかし、磁気カードからなるテレフ
ォンカードの場合、磁気記録部分が解読される可能性が
あり、テレフォンカードの偽造や改竄を完全に防止する
ことは不可能である。
レフォンカードは磁気的に記録していることから偽造や
改竄される可能性があり、このような磁気のプラスチッ
クシートからなるテレフォンカードの偽造防止や改竄防
止が望まれている。しかし、磁気カードからなるテレフ
ォンカードの場合、磁気記録部分が解読される可能性が
あり、テレフォンカードの偽造や改竄を完全に防止する
ことは不可能である。
【0005】そのために、ヨーロッパ等においてはテレ
フォンカードの偽造防止や改竄防止を目的として、IC
カードをテレフォンカードとして利用されている。IC
カードは記憶容量が大きく、カード自体がセキュリティ
機能を持っているため、記録内容の解読は専用の装置が
必要となり、偽造や改竄は現実的には不可能である。そ
のため、テレフォンカードとしてICカードを利用する
場合、磁気カードに比較して高額のテレフォンカードが
使用可能となる。
フォンカードの偽造防止や改竄防止を目的として、IC
カードをテレフォンカードとして利用されている。IC
カードは記憶容量が大きく、カード自体がセキュリティ
機能を持っているため、記録内容の解読は専用の装置が
必要となり、偽造や改竄は現実的には不可能である。そ
のため、テレフォンカードとしてICカードを利用する
場合、磁気カードに比較して高額のテレフォンカードが
使用可能となる。
【0006】テレフォンカードが高額になれば、使用済
みのICモジュールと新しいICモジュールを交換し
て、偽造や改竄を試みる可能性も考えられ、これらに対
する対策も検討しておく必要がある。例えば、改竄方法
の一例として次のようなことが考えられる。二枚のIC
カードを購入し、一枚を使用して使用残度数がなくなっ
た後、使用済みのICカードのICモジュールを未使用
のICカードの新しいICモジュールと交換して、2枚
のICカードを再生する。未使用のICカードに装着し
た使用済みのICモジュールを、傷がつかない程度に物
理的又は電気的に破壊し、これを「使用不能」として新
しいものとの交換を要求する。一方、未使用のICモジ
ュールを装着した使用済みのカードは、パンチ孔をシー
ル等で塞ぎ、正規のテレフォンカードとして使用可能に
する。
みのICモジュールと新しいICモジュールを交換し
て、偽造や改竄を試みる可能性も考えられ、これらに対
する対策も検討しておく必要がある。例えば、改竄方法
の一例として次のようなことが考えられる。二枚のIC
カードを購入し、一枚を使用して使用残度数がなくなっ
た後、使用済みのICカードのICモジュールを未使用
のICカードの新しいICモジュールと交換して、2枚
のICカードを再生する。未使用のICカードに装着し
た使用済みのICモジュールを、傷がつかない程度に物
理的又は電気的に破壊し、これを「使用不能」として新
しいものとの交換を要求する。一方、未使用のICモジ
ュールを装着した使用済みのカードは、パンチ孔をシー
ル等で塞ぎ、正規のテレフォンカードとして使用可能に
する。
【0007】本発明は、上記のように、使用済みのIC
モジュールと新しいICモジュールを交換した場合、カ
ード発行者が見れば直ちに見分けがつき、改竄したIC
カードは容易に判別できることで不正使用を防止すると
ともに、ICカードの改竄を未然に防止することを目的
としている。
モジュールと新しいICモジュールを交換した場合、カ
ード発行者が見れば直ちに見分けがつき、改竄したIC
カードは容易に判別できることで不正使用を防止すると
ともに、ICカードの改竄を未然に防止することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】プラスチック製からなる
カード基材の凹部にICモジュールを埋設してなるIC
カードであって、カード基材に記載されたそのカード固
有の番号、記号と相関性のある固有の番号、記号をIC
モジュールに印字し、カード基材とICモジュールを関
連づけたことを特徴とするICカードとした。また、前
記ICモジュールに印字した固有の番号、記号がICモ
ジュールの外部端子面側又はICモジュールの外部端子
の金属面以外に設けたことを特徴とするICカードとし
た。更に、前記ICモジュールに印字された番号、記号
が、カード基材に記載された固有の番号、記号と同一で
あること、又は、カード基材に記載された固有の番号か
ら計算式で求めた数値、記号であることを特徴とするI
Cカードとした。
カード基材の凹部にICモジュールを埋設してなるIC
カードであって、カード基材に記載されたそのカード固
有の番号、記号と相関性のある固有の番号、記号をIC
モジュールに印字し、カード基材とICモジュールを関
連づけたことを特徴とするICカードとした。また、前
記ICモジュールに印字した固有の番号、記号がICモ
ジュールの外部端子面側又はICモジュールの外部端子
の金属面以外に設けたことを特徴とするICカードとし
た。更に、前記ICモジュールに印字された番号、記号
が、カード基材に記載された固有の番号、記号と同一で
あること、又は、カード基材に記載された固有の番号か
ら計算式で求めた数値、記号であることを特徴とするI
Cカードとした。
【0009】
【作用】本発明によれば、ICカード基材の番号、記号
と関連性のある番号、記号をICモジュールにも印字す
るため、使用済のICモジュールと未使用のICモジュ
ールを交換してICカードを改竄しても容易に判別でき
るので、テレフォンカードの偽造及び改竄を防止するこ
とができる。そのため、使用度数の多い高額のテレフォ
ンカードもできるようになり、一枚のカードで長距離電
話も可能となり、便利なカードとなる。
と関連性のある番号、記号をICモジュールにも印字す
るため、使用済のICモジュールと未使用のICモジュ
ールを交換してICカードを改竄しても容易に判別でき
るので、テレフォンカードの偽造及び改竄を防止するこ
とができる。そのため、使用度数の多い高額のテレフォ
ンカードもできるようになり、一枚のカードで長距離電
話も可能となり、便利なカードとなる。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づいて、図面を参照にして
本発明を詳細に説明する。図1は本発明のICカードの
一例を示す平面図である。図2、図3、図4及び図5は
本発明のICカードの別の例を示す平面図である。
本発明を詳細に説明する。図1は本発明のICカードの
一例を示す平面図である。図2、図3、図4及び図5は
本発明のICカードの別の例を示す平面図である。
【0011】ICカード基材は、厚さ約0.6mmのコ
アシートの両面に厚さ約0.1mmのオーバーシートを
プレスラミネートした積層材で構成されている。これら
の基材には通常、ポリ塩化ビニル樹脂が使用されている
が、この他にもABS、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル樹脂等
も使用でき、射出成形等の方法によっても作製できる。
アシートの両面に厚さ約0.1mmのオーバーシートを
プレスラミネートした積層材で構成されている。これら
の基材には通常、ポリ塩化ビニル樹脂が使用されている
が、この他にもABS、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル樹脂等
も使用でき、射出成形等の方法によっても作製できる。
【0012】ICカードは、通常、上記基材表面にIC
モジュールを装着するための凹部を形成し、その中にI
Cモジュールを挿入して、接着剤で固定して作製され
る。本発明のテレフォンカードとして使用するICカー
ドは、カード基材の表面に記載された番号、記号と関連
性のある番号、記号をICモジュール面に印字して、I
Cモジュールとカード基材を一体化し、ICカードの偽
造及び改竄を防止することを目的として作製されたもの
である。
モジュールを装着するための凹部を形成し、その中にI
Cモジュールを挿入して、接着剤で固定して作製され
る。本発明のテレフォンカードとして使用するICカー
ドは、カード基材の表面に記載された番号、記号と関連
性のある番号、記号をICモジュール面に印字して、I
Cモジュールとカード基材を一体化し、ICカードの偽
造及び改竄を防止することを目的として作製されたもの
である。
【0013】以下に、本発明の電話用ICカードを作製
する方法について述べる。図1に示すように、公知の方
法により、カード基材2にICモジュール3を装着した
ICカード1を作製し、更に、ICモジュールの上方
で、電話の使用度数を示す数字の下に、切削加工によ
り、電話機によるパンチング用に、カードの長辺方向に
平行した溝4を設ける。
する方法について述べる。図1に示すように、公知の方
法により、カード基材2にICモジュール3を装着した
ICカード1を作製し、更に、ICモジュールの上方
で、電話の使用度数を示す数字の下に、切削加工によ
り、電話機によるパンチング用に、カードの長辺方向に
平行した溝4を設ける。
【0014】次に、刻印又は彫刻等により、カード基材
の下方に、カード固有の番号を印字する。このカード固
有の番号はカード基材の表面にインクジェット方式等に
より印字することも可能であるが、改竄防止を目的とす
る場合は刻印又は彫刻が望ましい。図示はしていない
が、カード基材への印字はICモジュールと同一面でな
く、反対面であっても、本発明の作用、効果の変わらな
いのは言うもでもない。
の下方に、カード固有の番号を印字する。このカード固
有の番号はカード基材の表面にインクジェット方式等に
より印字することも可能であるが、改竄防止を目的とす
る場合は刻印又は彫刻が望ましい。図示はしていない
が、カード基材への印字はICモジュールと同一面でな
く、反対面であっても、本発明の作用、効果の変わらな
いのは言うもでもない。
【0015】更に、カード固有の番号に関連性のある番
号又は記号を、インクジェット方式等により、ICモジ
ュールの外部接続端子面に印字して、カード基材とIC
モジュールを一体化したものにして、本発明のICカー
ドを作製する。通常、ICモジュールの外部接続端子面
は、接続端子は金属からなり、端子以外はガラス・エポ
キシ基板、又はガラス・ビスマレイドトリアジン樹脂基
板であるため、インクジェットのインキはアミノ樹脂、
フェノール樹脂等をメチルエチルケトン等の有機溶剤に
溶解し、これに染料、顔料等を混合したものが使用され
る。
号又は記号を、インクジェット方式等により、ICモジ
ュールの外部接続端子面に印字して、カード基材とIC
モジュールを一体化したものにして、本発明のICカー
ドを作製する。通常、ICモジュールの外部接続端子面
は、接続端子は金属からなり、端子以外はガラス・エポ
キシ基板、又はガラス・ビスマレイドトリアジン樹脂基
板であるため、インクジェットのインキはアミノ樹脂、
フェノール樹脂等をメチルエチルケトン等の有機溶剤に
溶解し、これに染料、顔料等を混合したものが使用され
る。
【0016】ICモジュールの外部接続端子面に印字す
る番号又は記号は、カード基材に印字したカード固有の
番号、記号と関連性のあるものにする必要があり、同一
の番号、記号が望ましい。しかし、カード基材に印字す
るカード固有の番号は印字スペースが広いため、例えば
10桁でも可能であるが、ICモジュールの外部接続端
子面は印字するスペースが少なく、数字で4文字か5文
字位が適当である。従って、カード基材に印字した数字
の一部又はカード基材に印字した数字から計算式で求め
られた数値をICモジュールの外部接続端子面に印字す
ることも必要である。
る番号又は記号は、カード基材に印字したカード固有の
番号、記号と関連性のあるものにする必要があり、同一
の番号、記号が望ましい。しかし、カード基材に印字す
るカード固有の番号は印字スペースが広いため、例えば
10桁でも可能であるが、ICモジュールの外部接続端
子面は印字するスペースが少なく、数字で4文字か5文
字位が適当である。従って、カード基材に印字した数字
の一部又はカード基材に印字した数字から計算式で求め
られた数値をICモジュールの外部接続端子面に印字す
ることも必要である。
【0017】即ち、ICモジュールに印字する固有の番
号、記号としては次のようなものが考えられる。 4〜5桁の数字でカード番号と同じ番号を使用す
る。 カード番号を8〜10桁の数字として、この数字の
下4〜5桁の数字を使用する。 カード番号を8〜10桁の数字として、この数字を
決められた4〜5桁の数字で割り算して得た数字の上位
4〜5桁の数字を使用する。 カード番号を8〜10桁の数字として、この数字に
決められた4〜5桁の数字を掛け算して得た数字の上位
4〜5桁の数字を使用する。 カード番号を8〜10桁の数字として、この数字に
ついて、平方根、3乗根、対数等の種々の計算式で得た
数値の上位又は下位の4〜5桁の数字を使用する。 カード発行者だけが知りえるアルゴリズムで計算、
算出された数値を使用する。
号、記号としては次のようなものが考えられる。 4〜5桁の数字でカード番号と同じ番号を使用す
る。 カード番号を8〜10桁の数字として、この数字の
下4〜5桁の数字を使用する。 カード番号を8〜10桁の数字として、この数字を
決められた4〜5桁の数字で割り算して得た数字の上位
4〜5桁の数字を使用する。 カード番号を8〜10桁の数字として、この数字に
決められた4〜5桁の数字を掛け算して得た数字の上位
4〜5桁の数字を使用する。 カード番号を8〜10桁の数字として、この数字に
ついて、平方根、3乗根、対数等の種々の計算式で得た
数値の上位又は下位の4〜5桁の数字を使用する。 カード発行者だけが知りえるアルゴリズムで計算、
算出された数値を使用する。
【0018】以下に、ICモジュールの外部接続端子面
に印字する番号又は記号の具体的な実施例を示す。 (実施例1)図1に示すように、公知の方法により、予
め電話の使用度数を示す数字、0、50、100、50
0を印刷した厚さ0.76mmのカード基材2に、パン
チング用の溝4を形成した後、ICモジュール3を装着
して、縦54mm、よこ85.6mmのICカードを作
製した。次に、図1に示すように、カード基材2の下方
に、ICカード固有の番号5として「9876」を刻印
した。更に、ICモジュールの外部接続端子面の下部
に、インクジェット方式により、ICモジュールの番号
6として、ICカード番号5と同じ「9876」を印字
して、本発明のテレフォンカードとした。
に印字する番号又は記号の具体的な実施例を示す。 (実施例1)図1に示すように、公知の方法により、予
め電話の使用度数を示す数字、0、50、100、50
0を印刷した厚さ0.76mmのカード基材2に、パン
チング用の溝4を形成した後、ICモジュール3を装着
して、縦54mm、よこ85.6mmのICカードを作
製した。次に、図1に示すように、カード基材2の下方
に、ICカード固有の番号5として「9876」を刻印
した。更に、ICモジュールの外部接続端子面の下部
に、インクジェット方式により、ICモジュールの番号
6として、ICカード番号5と同じ「9876」を印字
して、本発明のテレフォンカードとした。
【0019】(実施例2)実施例1と同様にしてICカ
ードを作製し、これに、図2に示すように、カード番号
5として9桁の数字「123456789」を刻印し
た。次に、ICモジュールの番号6として、カード番号
の下4桁の数字「6789」を実施例1と同様にして、
ICモジュールに印字してテレフォンカードとした。
ードを作製し、これに、図2に示すように、カード番号
5として9桁の数字「123456789」を刻印し
た。次に、ICモジュールの番号6として、カード番号
の下4桁の数字「6789」を実施例1と同様にして、
ICモジュールに印字してテレフォンカードとした。
【0020】(実施例3)実施例1と同様にしてICカ
ードを作製し、これに、図3に示すように、カード番号
5として9桁の数字「123456789」を刻印し
た。次に、ICモジュールの番号6として、カード番号
の「123456789」の数字を決められた4桁の数
字「1994」で割った数値「61914.1369・
・・」の上位の4桁、即ち、「6191」を実施例1と
同様にして、ICモジュールに印字してテレフォンカー
ドとした。
ードを作製し、これに、図3に示すように、カード番号
5として9桁の数字「123456789」を刻印し
た。次に、ICモジュールの番号6として、カード番号
の「123456789」の数字を決められた4桁の数
字「1994」で割った数値「61914.1369・
・・」の上位の4桁、即ち、「6191」を実施例1と
同様にして、ICモジュールに印字してテレフォンカー
ドとした。
【0021】(実施例4)実施例1と同様にしてICカ
ードを作製し、これに、図4に示すように、カード番号
5として9桁の数字「123456789」を刻印し
た。次に、ICモジュールの番号6として、カード番号
の「123456789」の数字に4桁の数字「199
4」を乗じた数値「246172837266」の上位
の4桁、即ち、「2461」を実施例1と同様にして、
ICモジュールに印字してテレフォンカードとした。
ードを作製し、これに、図4に示すように、カード番号
5として9桁の数字「123456789」を刻印し
た。次に、ICモジュールの番号6として、カード番号
の「123456789」の数字に4桁の数字「199
4」を乗じた数値「246172837266」の上位
の4桁、即ち、「2461」を実施例1と同様にして、
ICモジュールに印字してテレフォンカードとした。
【0022】(実施例5)ICモジュールの外部接続端
子の金属以外の面、即ちガラス・エポキシ樹脂基板等の
部分に印字してテレフォンカードを作製した場合であ
る。ICカードはISO規格等で8端子が定められてい
るが、実際には上部の左右3端子づつ、計6端子しか使
用していないのが現状であり、最下段の左右の2端子は
使用されていないのが一般的である。従って、本実施例
では、図5に示すように、ICモジュールの最下段部分
に金属端子を設けることなく、基板材料を最表面として
インキの接着をよくし、ICモジュール番号を印字し
た。即ち、ICモジュール以外は、実施例1と同様にし
てICカードを作製し、これに、図5に示すように、カ
ード番号「AB54321」を刻印した。次に、ICモ
ジュール番号6として、カード番号と同じ番号「AB5
45321」を前記のICモジュールの最下段部分の基
板材料表面に、実施例1と同様に印字して、テレフォン
カードとした。しかし、ICモジュール番号の印字位置
として、上記の位置に限定するものではなく、ICモジ
ュールの面積を大きくして、金属端子面もしくはそれ以
外の基板面に印字することも可能となることは言うまで
もない。
子の金属以外の面、即ちガラス・エポキシ樹脂基板等の
部分に印字してテレフォンカードを作製した場合であ
る。ICカードはISO規格等で8端子が定められてい
るが、実際には上部の左右3端子づつ、計6端子しか使
用していないのが現状であり、最下段の左右の2端子は
使用されていないのが一般的である。従って、本実施例
では、図5に示すように、ICモジュールの最下段部分
に金属端子を設けることなく、基板材料を最表面として
インキの接着をよくし、ICモジュール番号を印字し
た。即ち、ICモジュール以外は、実施例1と同様にし
てICカードを作製し、これに、図5に示すように、カ
ード番号「AB54321」を刻印した。次に、ICモ
ジュール番号6として、カード番号と同じ番号「AB5
45321」を前記のICモジュールの最下段部分の基
板材料表面に、実施例1と同様に印字して、テレフォン
カードとした。しかし、ICモジュール番号の印字位置
として、上記の位置に限定するものではなく、ICモジ
ュールの面積を大きくして、金属端子面もしくはそれ以
外の基板面に印字することも可能となることは言うまで
もない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ICカードの基材に印字されたカード固有の番号と関連
性のある番号をICモジュールにも印字されているの
で、ICカード基材とICモジュールは一体化されたも
のとなり、テレフォンカードの偽造及び改竄を完全に防
止することができる。そのため、使用度数の多い高額の
テレフォンカードもできるようになり、一枚のカードで
長距離電話も可能となり、便利なカードとなる。また、
ICカードは記憶容量が大きいので、交通機関、流通等
の他のプリペイドカード等と共通に使用することも可能
で、カードの用途拡大が期待できる。
ICカードの基材に印字されたカード固有の番号と関連
性のある番号をICモジュールにも印字されているの
で、ICカード基材とICモジュールは一体化されたも
のとなり、テレフォンカードの偽造及び改竄を完全に防
止することができる。そのため、使用度数の多い高額の
テレフォンカードもできるようになり、一枚のカードで
長距離電話も可能となり、便利なカードとなる。また、
ICカードは記憶容量が大きいので、交通機関、流通等
の他のプリペイドカード等と共通に使用することも可能
で、カードの用途拡大が期待できる。
【図1】本発明のICカードの一例を示す平面図。
【図2】実施例2によるICカードの平面図。
【図3】実施例3によるICカードの平面図。
【図4】実施例4によるICカードの平面図。
【図5】実施例5によるICカードの平面図。
1 ICカード 2 ICカードの基材 3 ICモジュール 4 ICカードに形成した溝 5 ICカードの番号 6 ICモジュールの番号
Claims (5)
- 【請求項1】 プラスチック製からなるカード基材にI
Cモジュールを埋設してなるICカードであって、カー
ド基材に記載されたそのカード固有の番号、記号と相関
性のある固有の番号、記号をICモジュールに印字し、
カード基材とICモジュールを関連づけたことを特徴と
するICカード。 - 【請求項2】 前記ICモジュールに印字した固有の番
号、記号がICモジュールの外部端子面側に設けられた
ことを特徴とする請求項1に記載のICカード。 - 【請求項3】 前記ICモジュールに印字した固有の番
号、記号がICモジュールの外部端子の金属面以外に設
けられたことを特徴とする請求項1に記載のICカー
ド。 - 【請求項4】 前記ICモジュールに印字された固有の
番号、記号がカード基材に記載された番号、記号と同一
であることを特徴とする請求項1、請求項2及び請求項
3に記載のICカード。 - 【請求項5】 前記ICモジュールに印字された固有の
番号、記号がカード基材に記載された固有の番号から計
算式で求めた数値、記号であることを特徴とする請求項
1、請求項2及び請求項3に記載のICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6136616A JPH07314963A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6136616A JPH07314963A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | Icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07314963A true JPH07314963A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15179473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6136616A Pending JPH07314963A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07314963A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020177633A (ja) * | 2019-04-18 | 2020-10-29 | エムケー スマート ジョイントストックカンパニーMk Smart Jsc | パターン付きスマートカードモジュール、パターン付きスマートカードモジュールを含むスマートカード、パターン付きスマートカードモジュールを製造する方法、及びパターン付きスマートカードモジュールの認証を検証する方法 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP6136616A patent/JPH07314963A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US11068767B2 (en) | 2019-04-18 | 2021-07-20 | Mk Smart Jsc | Patterned smart card module, smart card including the patterned smart card module, method for manufacturing the patterned smart card module, and method of verifying authentication of the patterned smart card module |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |