JPH07313424A - 食器の連続洗浄方法および装置 - Google Patents
食器の連続洗浄方法および装置Info
- Publication number
- JPH07313424A JPH07313424A JP13825494A JP13825494A JPH07313424A JP H07313424 A JPH07313424 A JP H07313424A JP 13825494 A JP13825494 A JP 13825494A JP 13825494 A JP13825494 A JP 13825494A JP H07313424 A JPH07313424 A JP H07313424A
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- washing
- cleaning
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】仕上げ洗浄に摂氏40〜60度に加熱された温
湯を用い、該仕上げ洗浄に用いた温湯を回収して高温湯
槽に移送し、加熱して70〜85度の高温湯となし主洗
浄に用いる。主洗浄に用いた高温湯は回収して循環使用
する。 【効果】洗浄装置を小型化し、洗浄に用いる洗浄水の消
費量を減少し、使用洗剤量を減少する。また、洗剤混入
排水量を減少し排水処理効率を向上する。さらに、食器
の洗浄効率を向上し、単位時間当たりの食器洗浄数が増
加する。さらにまた、洗浄時の湯気の拡散もなく排出量
も少なく、洗浄された食器は整理しうる温度で導出され
るので作業環境もよく、周辺環境も損なわない。
湯を用い、該仕上げ洗浄に用いた温湯を回収して高温湯
槽に移送し、加熱して70〜85度の高温湯となし主洗
浄に用いる。主洗浄に用いた高温湯は回収して循環使用
する。 【効果】洗浄装置を小型化し、洗浄に用いる洗浄水の消
費量を減少し、使用洗剤量を減少する。また、洗剤混入
排水量を減少し排水処理効率を向上する。さらに、食器
の洗浄効率を向上し、単位時間当たりの食器洗浄数が増
加する。さらにまた、洗浄時の湯気の拡散もなく排出量
も少なく、洗浄された食器は整理しうる温度で導出され
るので作業環境もよく、周辺環境も損なわない。
Description
【0001】
【産業用の利用分野】本発明は、給食センター、学校、
病院等によって回収された食器、あるいは企業内食堂な
どで返却された食器等の多量の食器をコンベアによって
洗浄室に導入し、洗浄した後排出するという食器の連続
洗浄方法および装置に関するものである。
病院等によって回収された食器、あるいは企業内食堂な
どで返却された食器等の多量の食器をコンベアによって
洗浄室に導入し、洗浄した後排出するという食器の連続
洗浄方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食器導入部でコンベアに載置した
食器を順次洗浄部に導入し、洗浄水を用いて洗浄を行う
技術に関して、例えば、実公昭62−39830号公報
に記載された方法および装置が知られている。前記の従
来公知の方法は予備洗浄槽において回転ブラシで予め食
器の汚れを落とした後、コンベアに載せて洗浄室内に搬
送し、洗浄ノズルおよび仕上げノズルからの洗浄液及び
仕上げ洗浄水の噴射により洗浄を行って食器導出部に至
らせるものであり、上記洗浄に使われた洗浄液及び仕上
げ洗浄水はストレーナで汚物を貯留して、その後ポンプ
により送水管を介して洗浄ノズルに圧送し再使用するも
のである。
食器を順次洗浄部に導入し、洗浄水を用いて洗浄を行う
技術に関して、例えば、実公昭62−39830号公報
に記載された方法および装置が知られている。前記の従
来公知の方法は予備洗浄槽において回転ブラシで予め食
器の汚れを落とした後、コンベアに載せて洗浄室内に搬
送し、洗浄ノズルおよび仕上げノズルからの洗浄液及び
仕上げ洗浄水の噴射により洗浄を行って食器導出部に至
らせるものであり、上記洗浄に使われた洗浄液及び仕上
げ洗浄水はストレーナで汚物を貯留して、その後ポンプ
により送水管を介して洗浄ノズルに圧送し再使用するも
のである。
【0003】また、食器を加熱された洗浄水を用いて洗
浄および仕上げ洗浄するものとして例えば、実公昭57
−40907号に記載された技術が知られている。前記
の従来公知の方法は、ブースターで加熱された熱湯を通
したパイプを洗浄水槽内に配して、熱湯の熱で洗浄水を
加温する熱交換器が設けられた洗浄水槽の洗浄水をポン
プで洗浄ノズルに供給してノズルから噴射して食器を洗
浄し、洗浄された食器に前記ブースターで加熱された熱
湯を吹きつけて仕上げ洗浄するものである。
浄および仕上げ洗浄するものとして例えば、実公昭57
−40907号に記載された技術が知られている。前記
の従来公知の方法は、ブースターで加熱された熱湯を通
したパイプを洗浄水槽内に配して、熱湯の熱で洗浄水を
加温する熱交換器が設けられた洗浄水槽の洗浄水をポン
プで洗浄ノズルに供給してノズルから噴射して食器を洗
浄し、洗浄された食器に前記ブースターで加熱された熱
湯を吹きつけて仕上げ洗浄するものである。
【0004】前記の実公昭62−39830号公報に記
載された技術の場合、洗浄水を循環させて再使用するよ
うにしたものであり、使用する水の量が少なくなるとい
う効果を有するものの、単に水を噴射して汚れが落ちる
程度の食器の洗浄にしか適用できなく、特に油汚れ、こ
びりついた残菜を除去することはできないとういう問題
点を有し、そのために予め予備洗浄槽においてブラシを
用いて付着物を除去するという作業を必要とし、予備洗
浄した後に洗浄装置に食器を運搬して供給する作業は周
辺が水びたしになり、作業性のみでなく作業環境が悪い
という問題点を有し、さらに洗浄に使用する洗浄水の量
が膨大であるという問題点を有していた。
載された技術の場合、洗浄水を循環させて再使用するよ
うにしたものであり、使用する水の量が少なくなるとい
う効果を有するものの、単に水を噴射して汚れが落ちる
程度の食器の洗浄にしか適用できなく、特に油汚れ、こ
びりついた残菜を除去することはできないとういう問題
点を有し、そのために予め予備洗浄槽においてブラシを
用いて付着物を除去するという作業を必要とし、予備洗
浄した後に洗浄装置に食器を運搬して供給する作業は周
辺が水びたしになり、作業性のみでなく作業環境が悪い
という問題点を有し、さらに洗浄に使用する洗浄水の量
が膨大であるという問題点を有していた。
【0005】前記の実公昭57−40907号公報に記
載された技術の場合、洗浄機の内部に食器をおき、加熱
された洗浄水を噴射供給し、次いで洗浄水を停止し、前
記洗浄水よりも高温のすすぎ水を噴射してすすぎを行う
ものであり、少量の食器について加熱された洗浄水を使
用することによる汚れ除去についての効果、また高温の
すすぎ水による殺菌等の効果はあるものの作業性が悪
く、特に洗浄とすすぎとを定位置で交互に行なって食器
を出し入れしなくてはならない構造であること、および
単位食器当たりの洗浄水を大量に必要とし、また洗浄水
を加熱するエネルギーを多量に要するという問題点を有
する。さらに多量の食器を洗浄する場合、高温の食器を
取り扱うことによる作業性および作業環境が悪いという
問題点を有していた。
載された技術の場合、洗浄機の内部に食器をおき、加熱
された洗浄水を噴射供給し、次いで洗浄水を停止し、前
記洗浄水よりも高温のすすぎ水を噴射してすすぎを行う
ものであり、少量の食器について加熱された洗浄水を使
用することによる汚れ除去についての効果、また高温の
すすぎ水による殺菌等の効果はあるものの作業性が悪
く、特に洗浄とすすぎとを定位置で交互に行なって食器
を出し入れしなくてはならない構造であること、および
単位食器当たりの洗浄水を大量に必要とし、また洗浄水
を加熱するエネルギーを多量に要するという問題点を有
する。さらに多量の食器を洗浄する場合、高温の食器を
取り扱うことによる作業性および作業環境が悪いという
問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の従来技
術における問題点を解決するために、作業効率がよく洗
浄水の使用量、エネルギーの消費量が少なく、作業性な
らびに作業環境を改善した食器の連続洗浄方法および装
置を提供する。
術における問題点を解決するために、作業効率がよく洗
浄水の使用量、エネルギーの消費量が少なく、作業性な
らびに作業環境を改善した食器の連続洗浄方法および装
置を提供する。
【0007】
(1)食器導入部でコンベアに載置されて順次移動する
食器を洗浄室で洗浄した後、食器排出部で食器を取り出
す食器の連続洗浄方法において、洗浄装置の内あるいは
該洗浄装置の近傍に設けたボイラーによって得た蒸気を
用いて仕上げ洗浄に用いる浄水を仕上げ洗浄槽で摂氏4
0〜60度の温湯となして仕上げ洗浄室に供給し散湯管
を用いて食器に注湯し仕上げ洗浄を施し、該仕上げ洗浄
に用いた温湯を仕上げ洗浄湯回収槽に回収し、該回収し
た温湯を高温湯槽に供給し、既に主洗浄に用いられて回
収された高温湯と混合して、前記のボイラーによって得
た蒸気を用いて摂氏70〜85度に加熱するとともに規
定濃度の洗剤含有量となし、主洗浄室に供給し、散湯管
を用いて食器に注湯し主洗浄を施し、残菜を除去しなが
ら再度高温湯槽に至り、浮遊物および一部の高温湯を排
水するとともに前記仕上げ洗浄湯回収槽から供給されて
くる温湯と混合して、循環使用するごとくなしたことを
特徴とする食器の連続洗浄方法。◎ (2)食器導入部の近傍に浸漬槽を設け、該浸漬槽に仕
上げ洗浄湯回収槽に回収された温湯を供給し、浸漬槽内
の温湯をボイラーによる蒸気を用いて摂氏45〜60度
に調温し、該浸漬槽に予め食器を浸漬した後、前記食器
導入部に供給するごとくなしたことを特徴とする請求項
1記載の食器の連続洗浄方法。◎ (3)食器導入部でコンベアに載置されて順次移動する
食器を洗浄室で洗浄した後、食器排出部で食器を取り出
す食器の連続洗浄装置において、洗浄装置内あるいは洗
浄装置の近傍にボイラーを設け、洗浄装置には食器導入
部、主洗浄室、仕上げ洗浄室および食器排出部が設けら
れ、主洗浄室の下方に高温湯槽が設けられ、仕上げ洗浄
室の下方に仕上げ洗浄湯回収槽が設けられ、前記主洗浄
室内に散湯管が設けられ、該散湯管と前記高温湯槽とが
給湯管およびポンプを介して連結されており、高温湯槽
には残菜回収機構および高温湯の一部を排水する排水部
が設けられており、前記仕上げ洗浄室には散湯管が設け
られ、該散湯管は給湯管およびポンプを介して仕上げ洗
浄湯槽に連結されており、該仕上げ洗浄湯槽には、浄水
供給部が設けられ、該仕上げ洗浄湯槽および前記高温湯
槽には前記ボイラーと連結された蒸気供給部が設けられ
るととみに蒸気供給量を調節する規定温度調節機構が設
けられており、前記仕上げ洗浄湯回収槽と高温湯槽とが
移送管および移送ポンプを介して連結され、仕上げ洗浄
湯回収槽内の温湯を高温湯槽に給湯しうるごとく形成さ
れてなることを特徴とする食器の連続洗浄装置。◎ (4)食器導入部の近傍に浸漬槽を設け、該浸漬槽には
蒸気供給部が設けられ、該蒸気供給部とボイラーとが蒸
気管によって連結されており、前記浸漬槽と仕上げ洗浄
湯回収槽とが移送管および移送ポンプを介して連結さ
れ、仕上げ洗浄湯回収槽内の温湯を浸漬槽に給湯しうる
ように形成したことを特徴とする請求項3に記載の食器
の連続洗浄装置。
食器を洗浄室で洗浄した後、食器排出部で食器を取り出
す食器の連続洗浄方法において、洗浄装置の内あるいは
該洗浄装置の近傍に設けたボイラーによって得た蒸気を
用いて仕上げ洗浄に用いる浄水を仕上げ洗浄槽で摂氏4
0〜60度の温湯となして仕上げ洗浄室に供給し散湯管
を用いて食器に注湯し仕上げ洗浄を施し、該仕上げ洗浄
に用いた温湯を仕上げ洗浄湯回収槽に回収し、該回収し
た温湯を高温湯槽に供給し、既に主洗浄に用いられて回
収された高温湯と混合して、前記のボイラーによって得
た蒸気を用いて摂氏70〜85度に加熱するとともに規
定濃度の洗剤含有量となし、主洗浄室に供給し、散湯管
を用いて食器に注湯し主洗浄を施し、残菜を除去しなが
ら再度高温湯槽に至り、浮遊物および一部の高温湯を排
水するとともに前記仕上げ洗浄湯回収槽から供給されて
くる温湯と混合して、循環使用するごとくなしたことを
特徴とする食器の連続洗浄方法。◎ (2)食器導入部の近傍に浸漬槽を設け、該浸漬槽に仕
上げ洗浄湯回収槽に回収された温湯を供給し、浸漬槽内
の温湯をボイラーによる蒸気を用いて摂氏45〜60度
に調温し、該浸漬槽に予め食器を浸漬した後、前記食器
導入部に供給するごとくなしたことを特徴とする請求項
1記載の食器の連続洗浄方法。◎ (3)食器導入部でコンベアに載置されて順次移動する
食器を洗浄室で洗浄した後、食器排出部で食器を取り出
す食器の連続洗浄装置において、洗浄装置内あるいは洗
浄装置の近傍にボイラーを設け、洗浄装置には食器導入
部、主洗浄室、仕上げ洗浄室および食器排出部が設けら
れ、主洗浄室の下方に高温湯槽が設けられ、仕上げ洗浄
室の下方に仕上げ洗浄湯回収槽が設けられ、前記主洗浄
室内に散湯管が設けられ、該散湯管と前記高温湯槽とが
給湯管およびポンプを介して連結されており、高温湯槽
には残菜回収機構および高温湯の一部を排水する排水部
が設けられており、前記仕上げ洗浄室には散湯管が設け
られ、該散湯管は給湯管およびポンプを介して仕上げ洗
浄湯槽に連結されており、該仕上げ洗浄湯槽には、浄水
供給部が設けられ、該仕上げ洗浄湯槽および前記高温湯
槽には前記ボイラーと連結された蒸気供給部が設けられ
るととみに蒸気供給量を調節する規定温度調節機構が設
けられており、前記仕上げ洗浄湯回収槽と高温湯槽とが
移送管および移送ポンプを介して連結され、仕上げ洗浄
湯回収槽内の温湯を高温湯槽に給湯しうるごとく形成さ
れてなることを特徴とする食器の連続洗浄装置。◎ (4)食器導入部の近傍に浸漬槽を設け、該浸漬槽には
蒸気供給部が設けられ、該蒸気供給部とボイラーとが蒸
気管によって連結されており、前記浸漬槽と仕上げ洗浄
湯回収槽とが移送管および移送ポンプを介して連結さ
れ、仕上げ洗浄湯回収槽内の温湯を浸漬槽に給湯しうる
ように形成したことを特徴とする請求項3に記載の食器
の連続洗浄装置。
【0008】
【作用】本発明は、仕上げ洗浄に用いる洗浄水を摂氏4
0〜60度の温湯となし、仕上げ洗浄をするとともに、
該仕上げ洗浄に用いた温水を仕上げ洗浄湯回収槽で回収
し、該温水を主洗浄に用いた高温湯を回収する高温湯槽
に供給して再使用し、該高温湯槽に回収した高温湯の一
部を排水して大部分を循環使用することにより、消費エ
ネルギーが少なく、使用水量が少なく、洗浄効果が大き
な自動洗浄方法および装置となす。
0〜60度の温湯となし、仕上げ洗浄をするとともに、
該仕上げ洗浄に用いた温水を仕上げ洗浄湯回収槽で回収
し、該温水を主洗浄に用いた高温湯を回収する高温湯槽
に供給して再使用し、該高温湯槽に回収した高温湯の一
部を排水して大部分を循環使用することにより、消費エ
ネルギーが少なく、使用水量が少なく、洗浄効果が大き
な自動洗浄方法および装置となす。
【0009】また、前記仕上げ洗浄湯回収槽に回収した
温湯を浸漬槽に供給して再使用し、浸漬槽における使用
水量の減少および加熱エネルギーの削減をする。
温湯を浸漬槽に供給して再使用し、浸漬槽における使用
水量の減少および加熱エネルギーの削減をする。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る食器の連続洗浄装置の概
略縦断面図であり、本発明に係る食器の連続洗浄方法を
実施する際に用いられる装置の例である。洗浄装置1を
用いて連続して自動的に食器を洗浄する場合、食器導入
部2で食器を供給し、コンベア3に載置する。コンベア
3上の食器は主洗浄室4で洗浄され、引続き仕上げ洗浄
室5で仕上げ洗浄され、食器排出部6で他の装置に載せ
替えあるいは容器に入れられる。主洗浄室4には食器を
載置して回動するコンベア3の上方と下方との双方に散
湯管7,8が設けられるとともに該散湯管には洗浄する
食器に向けて散湯するノズルが設けられている。また、
仕上げ洗浄室5には食器を載置して回動するコンベア3
の上方と下方との双方に散湯管9,10が設けられてい
る。
略縦断面図であり、本発明に係る食器の連続洗浄方法を
実施する際に用いられる装置の例である。洗浄装置1を
用いて連続して自動的に食器を洗浄する場合、食器導入
部2で食器を供給し、コンベア3に載置する。コンベア
3上の食器は主洗浄室4で洗浄され、引続き仕上げ洗浄
室5で仕上げ洗浄され、食器排出部6で他の装置に載せ
替えあるいは容器に入れられる。主洗浄室4には食器を
載置して回動するコンベア3の上方と下方との双方に散
湯管7,8が設けられるとともに該散湯管には洗浄する
食器に向けて散湯するノズルが設けられている。また、
仕上げ洗浄室5には食器を載置して回動するコンベア3
の上方と下方との双方に散湯管9,10が設けられてい
る。
【0011】洗浄装置1の内部あるいは近傍にボイラー
11が設けられる。該ボイラー11は洗浄装置1内の一
部に設けられるのが望ましいが、従来装置を改造あるい
は従来の型式を変更する場合には洗浄装置1に近傍に設
置される。
11が設けられる。該ボイラー11は洗浄装置1内の一
部に設けられるのが望ましいが、従来装置を改造あるい
は従来の型式を変更する場合には洗浄装置1に近傍に設
置される。
【0012】前記の主洗浄室4の下方には高温湯槽12
が設けられ、仕上げ洗浄室5の下方には仕上げ洗浄湯回
収槽13および仕上げ洗浄湯槽14が設けられている。
仕上げ洗浄湯槽14はボイラー11と蒸気管15によっ
て連通しており、ボイラー11で得た蒸気によって槽内
の浄水を加熱する。16は浄水供給管、17は浄水供給
部、18は規定温度調節機構、19は蒸気供給部、20
はポンプ、21は給湯管、22は配水管である。
が設けられ、仕上げ洗浄室5の下方には仕上げ洗浄湯回
収槽13および仕上げ洗浄湯槽14が設けられている。
仕上げ洗浄湯槽14はボイラー11と蒸気管15によっ
て連通しており、ボイラー11で得た蒸気によって槽内
の浄水を加熱する。16は浄水供給管、17は浄水供給
部、18は規定温度調節機構、19は蒸気供給部、20
はポンプ、21は給湯管、22は配水管である。
【0013】前記仕上げ洗浄湯回収槽13は前記のよう
に仕上げ洗浄室5の下方に設けられており、該仕上げ洗
浄湯回収槽13は移送管23および移送ポンプ24を介
して高温湯槽12と連通している。25は排水管であ
る。
に仕上げ洗浄室5の下方に設けられており、該仕上げ洗
浄湯回収槽13は移送管23および移送ポンプ24を介
して高温湯槽12と連通している。25は排水管であ
る。
【0014】高温湯槽12には前記散湯管7,8に連通
する給湯管26がポンプ27を介して設けられている。
28は移送管23に設けられた弁である。29は浄水供
給部、30は規定温度調節機構、31は蒸気供給部、3
2は排水管、33は高温湯槽12への洗剤供給装置、3
4は残菜回収機構である。35はボイラー11における
浄水供給部、36は仕上げ洗浄湯回収槽13に設けられ
た残菜回収機構である。また、前記の仕上げ洗浄室5と
仕上げ洗浄湯回収槽13との間には集湯部37が必要に
応じて設けられる。仕上げ洗浄湯回収槽13を仕上げ洗
浄室5の下方全体に設けることによって該仕上げ洗浄湯
回収槽13が集湯部37を兼ねるように一体にすること
もできる。
する給湯管26がポンプ27を介して設けられている。
28は移送管23に設けられた弁である。29は浄水供
給部、30は規定温度調節機構、31は蒸気供給部、3
2は排水管、33は高温湯槽12への洗剤供給装置、3
4は残菜回収機構である。35はボイラー11における
浄水供給部、36は仕上げ洗浄湯回収槽13に設けられ
た残菜回収機構である。また、前記の仕上げ洗浄室5と
仕上げ洗浄湯回収槽13との間には集湯部37が必要に
応じて設けられる。仕上げ洗浄湯回収槽13を仕上げ洗
浄室5の下方全体に設けることによって該仕上げ洗浄湯
回収槽13が集湯部37を兼ねるように一体にすること
もできる。
【0015】前記の主洗浄室4と高温湯槽12との間に
は集湯部38が必要に応じて設けられる。高温湯槽12
を主洗浄室4の下方全体に設けることによって該高温湯
槽12が集湯部38を兼ねるように一体にすることもで
きる。39,40,41は排水部である。
は集湯部38が必要に応じて設けられる。高温湯槽12
を主洗浄室4の下方全体に設けることによって該高温湯
槽12が集湯部38を兼ねるように一体にすることもで
きる。39,40,41は排水部である。
【0016】食器導入部2に導入する食器を予め浸漬す
る時には、食器導入部2の近傍に浸漬槽42が設けら
れ、該浸漬槽42には浄水供給管16に連通した浄水供
給部43、前記移送管23および移送ポンプ24を介し
て前記仕上げ洗浄湯回収槽13に連通した給湯部44、
前記蒸気管15によってボイラー11と連通した蒸気供
給部45、浸漬槽内の温度を略一定に保つための規定温
度調節機構46が設けられている。47は排水部、48
は排水管である。
る時には、食器導入部2の近傍に浸漬槽42が設けら
れ、該浸漬槽42には浄水供給管16に連通した浄水供
給部43、前記移送管23および移送ポンプ24を介し
て前記仕上げ洗浄湯回収槽13に連通した給湯部44、
前記蒸気管15によってボイラー11と連通した蒸気供
給部45、浸漬槽内の温度を略一定に保つための規定温
度調節機構46が設けられている。47は排水部、48
は排水管である。
【0017】50,51,52は蒸気管15に設けた弁
であり、53,54,55,56,57は浄水供給管1
6に設けた弁である。58は排水管22、59は排水管
25、60は排水管32,61は排水管48に設けられ
た弁であり、62は移送管23に設けられた弁である。
であり、53,54,55,56,57は浄水供給管1
6に設けた弁である。58は排水管22、59は排水管
25、60は排水管32,61は排水管48に設けられ
た弁であり、62は移送管23に設けられた弁である。
【0018】仕上げ洗浄室5の散湯管9、10で散湯さ
れる湯は、仕上げ洗浄湯槽14に浄水供給管16、浄水
供給部17によって給水し、給水された水を洗浄装置1
の内部あるいは近傍に設置されたボイラー11によって
得られた蒸気を蒸気管15を用いて蒸気供給部19から
供給し、加熱する蒸気による加熱は摂氏40〜60度の
範囲に調整される。食器に多量の付着物があり、油成分
が付着していた場合などは60度に近い温度とし、汚れ
の少ない時は40度に近い範囲とする。温度のコントロ
ールは規定温度調節機構18により弁50を開閉調節し
て行なう。散水管9、10で散水し、食器の仕上げ洗浄
を施して落下した温水は、仕上げ洗浄回収槽13によっ
て回収される。
れる湯は、仕上げ洗浄湯槽14に浄水供給管16、浄水
供給部17によって給水し、給水された水を洗浄装置1
の内部あるいは近傍に設置されたボイラー11によって
得られた蒸気を蒸気管15を用いて蒸気供給部19から
供給し、加熱する蒸気による加熱は摂氏40〜60度の
範囲に調整される。食器に多量の付着物があり、油成分
が付着していた場合などは60度に近い温度とし、汚れ
の少ない時は40度に近い範囲とする。温度のコントロ
ールは規定温度調節機構18により弁50を開閉調節し
て行なう。散水管9、10で散水し、食器の仕上げ洗浄
を施して落下した温水は、仕上げ洗浄回収槽13によっ
て回収される。
【0019】前記散湯管9、10で仕上げ洗浄に用いる
温湯が40度よりも高温とすることによって洗浄した後
に導出された食器の乾燥が容易となり、表面に付着した
洗剤を確実に除去することができる。また、60度より
も高いと洗浄後の食器を他の装置に乗せ替える時暑くて
取扱い難く作業性が低下する。
温湯が40度よりも高温とすることによって洗浄した後
に導出された食器の乾燥が容易となり、表面に付着した
洗剤を確実に除去することができる。また、60度より
も高いと洗浄後の食器を他の装置に乗せ替える時暑くて
取扱い難く作業性が低下する。
【0020】前記仕上げ洗浄室5で噴射され食器の仕上
げ洗浄に使用された温湯は排水することなく仕上げ洗浄
湯回収槽13に回収される。この回収に当っては残菜回
収機構36を用いて仕上げ洗浄の際に洗い落した残菜を
除去するのが望ましい。仕上げ洗浄湯回収槽13に回収
された温湯は仕上げ洗浄湯槽14で加熱した温度に近い
温度を有するとともに食器に付与していた洗剤を含有す
る。
げ洗浄に使用された温湯は排水することなく仕上げ洗浄
湯回収槽13に回収される。この回収に当っては残菜回
収機構36を用いて仕上げ洗浄の際に洗い落した残菜を
除去するのが望ましい。仕上げ洗浄湯回収槽13に回収
された温湯は仕上げ洗浄湯槽14で加熱した温度に近い
温度を有するとともに食器に付与していた洗剤を含有す
る。
【0021】前記仕上げ洗浄湯回収槽13に回収された
温湯は移送ポンプ24で加圧され移送管23を通って高
温湯槽12に供給される。休転時には弁54から給水し
て洗浄し、弁59を解放して排水管25から排水され
る。
温湯は移送ポンプ24で加圧され移送管23を通って高
温湯槽12に供給される。休転時には弁54から給水し
て洗浄し、弁59を解放して排水管25から排水され
る。
【0022】高温湯槽12に供給された温湯はボイラー
11から送られた蒸気によって加熱される。加熱温度は
70〜85度の間となるように規定温度調節機構30に
よって調整される。70度よりも低い温度の場合、洗浄
効率が悪く、特に油脂類が落ち難く、洗剤の使用量が多
くなる。一方、85度よりも高温にすると食器に付着し
ている残菜が高温になり、残菜の中でも蛋白質を多く含
むものは蛋白質が固化して落ち難くなるという現像が生
じる。また散湯管7、8によって噴射された高温水から
の湯気によって主洗浄室4の中が監視しにくくなるとと
もに湯気によって作業環境が悪くなる。
11から送られた蒸気によって加熱される。加熱温度は
70〜85度の間となるように規定温度調節機構30に
よって調整される。70度よりも低い温度の場合、洗浄
効率が悪く、特に油脂類が落ち難く、洗剤の使用量が多
くなる。一方、85度よりも高温にすると食器に付着し
ている残菜が高温になり、残菜の中でも蛋白質を多く含
むものは蛋白質が固化して落ち難くなるという現像が生
じる。また散湯管7、8によって噴射された高温水から
の湯気によって主洗浄室4の中が監視しにくくなるとと
もに湯気によって作業環境が悪くなる。
【0023】高温湯槽12で高温に加熱された高温湯に
洗剤供給装置33を用いて洗剤を混入する。洗剤含有量
は洗剤濃度計を用いて定濃度になるように調整される。
この洗剤の混入は、前記仕上げ洗浄槽回収槽13から供
給された温湯にも混入されており、また、主洗浄室4か
ら回収された高温湯にも含有されており、使用済みの洗
剤のうち完全使用しないで残っている洗浄寄与成分を再
度有効使用し、排水に混入する洗剤含有量を減少し排水
処理を容易にする。さらに、主洗浄室4で使用する洗浄
水を高温としたことによって、高温による洗剤の均一混
和および残菜への浸透を促進し、洗剤濃度を低く設定
し、該洗剤の使用量を減少することができる。
洗剤供給装置33を用いて洗剤を混入する。洗剤含有量
は洗剤濃度計を用いて定濃度になるように調整される。
この洗剤の混入は、前記仕上げ洗浄槽回収槽13から供
給された温湯にも混入されており、また、主洗浄室4か
ら回収された高温湯にも含有されており、使用済みの洗
剤のうち完全使用しないで残っている洗浄寄与成分を再
度有効使用し、排水に混入する洗剤含有量を減少し排水
処理を容易にする。さらに、主洗浄室4で使用する洗浄
水を高温としたことによって、高温による洗剤の均一混
和および残菜への浸透を促進し、洗剤濃度を低く設定
し、該洗剤の使用量を減少することができる。
【0024】前記高温湯槽12で略規定温度に加熱され
るとともに洗剤含有量を略一定となした高温湯はポンプ
27で加圧され給湯管26によって散湯管7に移送さ
れ、該散湯管7のノズルから噴射され、コンベア3に載
置され、主洗浄室4内を移送されている食器の上下から
激突させ、食器に付着した残菜を洗い落とす。落とされ
た残菜と高温湯は高温湯槽12によって回収され、前記
仕上げ洗浄湯回収槽13から移送されて来た温湯、必要
に応じて浄水供給部29の弁55から注入された浄水と
ともに蒸気供給部31から供給される蒸気によって加熱
される。
るとともに洗剤含有量を略一定となした高温湯はポンプ
27で加圧され給湯管26によって散湯管7に移送さ
れ、該散湯管7のノズルから噴射され、コンベア3に載
置され、主洗浄室4内を移送されている食器の上下から
激突させ、食器に付着した残菜を洗い落とす。落とされ
た残菜と高温湯は高温湯槽12によって回収され、前記
仕上げ洗浄湯回収槽13から移送されて来た温湯、必要
に応じて浄水供給部29の弁55から注入された浄水と
ともに蒸気供給部31から供給される蒸気によって加熱
される。
【0025】高温湯槽12での加熱は、仕上げ洗浄湯回
収槽13から移送される温湯が40〜60度であること
に加えて主洗浄室から回収される高温湯も40度以上で
あることから、多くの蒸気を使用することなく消費エネ
ルギー量が少ない。
収槽13から移送される温湯が40〜60度であること
に加えて主洗浄室から回収される高温湯も40度以上で
あることから、多くの蒸気を使用することなく消費エネ
ルギー量が少ない。
【0026】食器導入部2の近くに浸漬槽42を設置し
て、洗浄する食器を予め浸漬し洗浄効率を高めようとす
る場合、前記仕上げ洗浄湯回収槽13から温水を移送し
て供給することによって洗剤含有温水に浸漬することに
なり、主洗浄室4での主洗浄をより確実にすることにな
る。
て、洗浄する食器を予め浸漬し洗浄効率を高めようとす
る場合、前記仕上げ洗浄湯回収槽13から温水を移送し
て供給することによって洗剤含有温水に浸漬することに
なり、主洗浄室4での主洗浄をより確実にすることにな
る。
【0027】浸漬槽42は45〜60度に調温される。
45度よりも低温であっても洗浄効率は向上しうるが、
残菜への浸透効率は45度以上とするのが望ましい。ま
た、60度よりも高温とした場合、一部の残菜、特に蛋
白質を多く含んだ残菜は長時間浸漬すると蛋白質が固化
し、食器から除去しにくいこともあるので好ましくない
場合がある。また、高温の場合、浸透作業を行う作業員
の作業性も悪い。したがって40〜60度の範囲内が望
ましい。
45度よりも低温であっても洗浄効率は向上しうるが、
残菜への浸透効率は45度以上とするのが望ましい。ま
た、60度よりも高温とした場合、一部の残菜、特に蛋
白質を多く含んだ残菜は長時間浸漬すると蛋白質が固化
し、食器から除去しにくいこともあるので好ましくない
場合がある。また、高温の場合、浸透作業を行う作業員
の作業性も悪い。したがって40〜60度の範囲内が望
ましい。
【0028】本願発明によると、小型のボイラー11を
洗浄装置1内あるいは、洗浄装置1の近傍に設けること
によって蒸気を生じさせるための熱エネルギーを要する
が、仕上げ洗浄に用いる洗浄を温湯としたことによって
洗剤の除去を確実にし、該洗剤を含んだ仕上げ洗浄湯を
排水することなく回収し、主洗浄に再利用され重複利用
により実質的に消費エネルギーは増加しない。加えて、
洗剤使用量および消費水量も極めて少量とするまた、洗
浄効率を向上させることによって洗浄装置1における単
位時間当たりの食器洗浄数を大幅に向上するとともに装
置全体を小型化することができ、ボイラーの設置、浸漬
槽の設置も小型化による余剰域での設置を可能とする。
洗浄装置1内あるいは、洗浄装置1の近傍に設けること
によって蒸気を生じさせるための熱エネルギーを要する
が、仕上げ洗浄に用いる洗浄を温湯としたことによって
洗剤の除去を確実にし、該洗剤を含んだ仕上げ洗浄湯を
排水することなく回収し、主洗浄に再利用され重複利用
により実質的に消費エネルギーは増加しない。加えて、
洗剤使用量および消費水量も極めて少量とするまた、洗
浄効率を向上させることによって洗浄装置1における単
位時間当たりの食器洗浄数を大幅に向上するとともに装
置全体を小型化することができ、ボイラーの設置、浸漬
槽の設置も小型化による余剰域での設置を可能とする。
【0029】
【発明の効果】本発明によると、洗浄装置を小型化し、
洗浄に用いる洗浄水の消費量を減少し、使用洗剤量を減
少する。また、洗剤混入排水量を減少し。排水処理効率
を向上する。さらに、食器の洗浄効率を向上し、単位時
間当たりの食器洗浄数が増加する。さらにまた、洗浄時
の湯気の拡散もなく、排出量も少なく、洗浄された食器
は整理しうる温度で導出されるので作業効率および作業
環境もよく、周辺環境も損なわない。
洗浄に用いる洗浄水の消費量を減少し、使用洗剤量を減
少する。また、洗剤混入排水量を減少し。排水処理効率
を向上する。さらに、食器の洗浄効率を向上し、単位時
間当たりの食器洗浄数が増加する。さらにまた、洗浄時
の湯気の拡散もなく、排出量も少なく、洗浄された食器
は整理しうる温度で導出されるので作業効率および作業
環境もよく、周辺環境も損なわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食器の連続洗浄装置の概略縦断面
図である。
図である。
1 洗浄装置 2 食器導入部 3 コンベア 4 主洗浄室 5 仕上げ洗浄室 6 食器排出部 7 散湯管 8 散湯管 9 散湯管 10 散湯管 11 ボイラー 12 高温湯槽 13 仕上げ洗浄湯回収槽 14 仕上げ洗浄湯槽 15 蒸気管 16 浄水供給管 17 浄水供給部 18 規定温度調節機構 19 蒸気供給部 20 ポンプ 21 給湯管 22 排水管 23 移送管 24 移送ポンプ 25 排水管 26 給湯管 27 ポンプ 28 弁 29 浄水供給部 30 規定温度調節機構 31 蒸気供給部 32 排水管 33 洗剤供給装置 34 残菜回収機構 35 浄水供給部 36 残菜回収機構 37 集湯部 38 集湯部 39 排水部 40 排水部 41 排水部 42 浸漬槽 43 浄水供給部 44 給湯部 45 蒸気供給部 46 規定温度調節機構 47 排水部 48 排水管 50 弁 51 弁 52 弁 53 弁 54 弁 55 弁 56 弁 57 弁 58 弁 59 弁 60 弁 61 弁
Claims (4)
- 【請求項1】 食器導入部でコンベアに載置されて順次
移動する食器を洗浄室で洗浄した後、食器排出部で食器
を取り出す食器の連続洗浄方法において、洗浄装置の内
あるいは該洗浄装置の近傍に設けたボイラーによって得
た蒸気を用いて仕上げ洗浄に用いる浄水を仕上げ洗浄湯
槽で摂氏40〜60度の温湯となして仕上げ洗浄室に供
給し散湯管を用いて食器に注湯し仕上げ洗浄を施し、該
仕上げ洗浄に用いた温湯を仕上げ洗浄湯回収槽に回収
し、該回収した温湯を高温湯槽に供給し、既に主洗浄に
用いられて回収された高温湯と混合して、前記のボイラ
ーによって得た蒸気を用いて摂氏70〜85度に加熱す
るとともに規定濃度の洗剤含有量となし、主洗浄室に供
給し、散湯管を用いて食器に注湯し主洗浄を施し、残菜
を除去しながら再度高温湯槽に至り、浮遊物および一部
の高温湯を排水するとともに前記仕上げ洗浄湯回収槽か
ら供給されてくる温湯と混合して、循環使用するごとく
なしたことを特徴とする食器の連続洗浄方法。◎ - 【請求項2】 食器導入部の近傍に浸漬槽を設け、該浸
漬槽に仕上げ洗浄湯回収槽に回収された温湯を供給し、
浸漬槽内の温湯をボイラーによる蒸気を用いて摂氏45
〜60度に調温し、該浸漬槽に予め食器を浸漬した後、
前記食器導入部に供給するごとくなしたことを特徴とす
る請求項1記載の食器の連続洗浄方法。◎ - 【請求項3】 食器導入部でコンベアに載置されて順次
移動する食器を洗浄室で洗浄した後、食器排出部で食器
を取り出す食器の連続洗浄装置において、洗浄装置内あ
るいは洗浄装置の近傍にボイラーを設け、洗浄装置には
食器導入部、主洗浄室、仕上げ洗浄室および食器排出部
が設けられ、主洗浄室の下方に高温湯槽が設けられ、仕
上げ洗浄室の下方に仕上げ洗浄湯回収槽が設けられ、前
記主洗浄室内に散湯管が設けられ、該散湯管と前記高温
湯槽とが給湯管およびポンプを介して連結されており、
高温湯槽には残菜回収機構および高温湯の一部を排水す
る排水部が設けられており、前記仕上げ洗浄室には散湯
管が設けられ、該散湯管は給湯管およびポンプを介して
仕上げ洗浄湯槽に連結されており、該仕上げ洗浄湯槽に
は、浄水供給部が設けられ、該仕上げ洗浄湯槽および前
記高温湯槽には前記ボイラーと連結された蒸気供給部が
設けられるとともに蒸気供給量を調節する規定温度調節
機構が設けられており、前記仕上げ洗浄湯回収槽と高温
湯槽とが移送管および移送ポンプを介して連結され、仕
上げ洗浄湯回収槽内の温湯を高温湯槽に給湯しうるごと
く形成されてなることを特徴とする食器の連続洗浄装
置。◎ - 【請求項4】 食器導入部の近傍に浸漬槽を設け、該浸
漬槽には蒸気供給部が設けられ、該蒸気供給部とボイラ
ーとが蒸気管によって連結されており、前記浸漬槽と仕
上げ洗浄湯回収槽とが移送管および移送ポンプを介して
連結され、仕上げ洗浄湯回収槽内の温湯を浸漬槽に給湯
しうるように形成したことを特徴とする請求項3に記載
の食器の連続洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13825494A JP3507993B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 食器の連続洗浄方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13825494A JP3507993B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 食器の連続洗浄方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07313424A true JPH07313424A (ja) | 1995-12-05 |
JP3507993B2 JP3507993B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=15217662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13825494A Expired - Lifetime JP3507993B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 食器の連続洗浄方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3507993B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000097948A (ja) * | 1998-09-18 | 2000-04-07 | Hitachi Ltd | 化学分析装置 |
JP2001062352A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Takezawa Sangyo Kk | 散湯パイプ及び散湯装置 |
JP2007244577A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Piko Eida:Kk | 食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システム |
JP2011010663A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 食器洗浄機用ガスブースター |
JP2016067592A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社アイホー | 食器洗浄装置 |
CN106424047A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-02-22 | 砀山县胜华罐头食品有限公司 | 一种罐头成品包装高效清洗机 |
JP2017080160A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 株式会社アイホー | 食器洗浄装置 |
JP2021053351A (ja) * | 2020-02-19 | 2021-04-08 | 東京瓦斯株式会社 | 洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および洗浄機器 |
JP2021129799A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | 東京瓦斯株式会社 | 洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および洗浄機器 |
JP2021129797A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | 東京瓦斯株式会社 | 洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および洗浄機器 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP13825494A patent/JP3507993B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000097948A (ja) * | 1998-09-18 | 2000-04-07 | Hitachi Ltd | 化学分析装置 |
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JP4653678B2 (ja) * | 2006-03-15 | 2011-03-16 | 株式会社ピコ・エイダ | 食器洗浄装置における前洗い用シンクタンクへの温水供給システム |
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JP2021053351A (ja) * | 2020-02-19 | 2021-04-08 | 東京瓦斯株式会社 | 洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および洗浄機器 |
JP2021129799A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | 東京瓦斯株式会社 | 洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および洗浄機器 |
JP2021129797A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | 東京瓦斯株式会社 | 洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および洗浄機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3507993B2 (ja) | 2004-03-15 |
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