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JPH0728399Y2 - スクリーン巻取装置 - Google Patents

スクリーン巻取装置

Info

Publication number
JPH0728399Y2
JPH0728399Y2 JP4306389U JP4306389U JPH0728399Y2 JP H0728399 Y2 JPH0728399 Y2 JP H0728399Y2 JP 4306389 U JP4306389 U JP 4306389U JP 4306389 U JP4306389 U JP 4306389U JP H0728399 Y2 JPH0728399 Y2 JP H0728399Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
core
motor
adjusting
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4306389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02134295U (ja
Inventor
誠 池水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP4306389U priority Critical patent/JPH0728399Y2/ja
Publication of JPH02134295U publication Critical patent/JPH02134295U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0728399Y2 publication Critical patent/JPH0728399Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、スクリーン巻取装置に関し、特に車両用、
家屋用のカーテン・ブラインドや、映写用スクリーン等
に用いられるロール・スクリーンの巻き込み、巻き出し
を行なうスクリーン巻取装置に関する。
《従来の技術》 従来、車両、家屋等の窓用カーテン・ブラインドのスク
リーンや、映写用スクリーンとして、布或いは合成樹脂
等のフィルム状シートが使用されているが、これらのス
クリーンを巻き込み格納したり、巻き出して使用したり
するために、スクリーンの巻取装置が装備される。この
スクリーン巻取装置は一般に、モータにより駆動される
円筒状コアにスクリーンの一端を装着して巻回し、コア
を回転させてスクリーンを巻き込み、また巻き出すよう
に構成されている。
このように従来のスクリーン巻取装置においてはスクリ
ーンをコアによって巻き取る際に、スクリーンが巻取方
向に対して左右に片寄ったり、スクリーンにしわを生じ
たりすることがある。
そこで従来、このようなスクリーンの片寄り、しわを防
止するため、スクリーン巻取用コアに種々の工夫が施さ
れている。第6図〜第8図は、スクリーンの片寄りを防
止することを意図した従来のスクリーン巻取り用コアを
例示したものである。
第6図に示したものは、円筒状コア20の両端部近くにス
クリーンの側縁部に対向するフランジ状のガイド21を設
け、このガイド21によってスクリーンが左右に片寄るの
を阻止しようとするものである。
第7図のものは、円筒状コア30にクラウンを付けてその
中央部31を脹らませ、スクリーンがコア30に巻回されて
移動する際にコア中央部31に引き寄せられて左右に片寄
らないようにしようとするものである。
また、第8図に示したものは、コア30の一端41にねじに
よる調整装置42を設け、コア40の軸心を図示X−Y方向
に移動調整することによってスクリーンの片寄りを修正
するようにしたものである。
《考案が解決しようとする課題》 上記のように、従来のスクリーン巻取装置において、ス
クリーンの片寄りを防止し修正する手段が種々試みられ
ているが、これらはいずれも充分に満足できるものでは
なかった。
すなわち、カーテン・ブラインドのスクリーンや映写用
スクリーンには一般に厚みが薄く軟質な布或いは合成樹
脂フィルムが用いられているため、第6図に示されたよ
うなフランジ状ガイドではスクリーンが片寄ってその側
縁部が当接した場合、スクリーン材が折れ曲ってしま
い、その片寄りを阻止してガイドの用を果すことができ
ない。
第7図に示されたコアにクラウンを付けるものは、金属
ストリップ等の移送用ローラやベルト・コンベア等にも
常套的に用いられ、移送材の片寄り防止に効果を挙げて
いる手段であるが、上記のような軟質のスクリーンの場
合には、反覆使用しているうちにスクリーンの中央部の
みが伸びて変形してしまう欠点がある。
また、第8図に示されたコア軸心調整式のものは、スク
リーンの片寄りを人が監視していて調整装置を調節しな
ければならず、スクリーンが急激に片寄った場合には即
応が困難である。
この考案は以上のような従来の装置における欠点を解消
し、人の監視を必要とせず、簡単な構成の装置によって
自動的に、迅速確実にスクリーンの片寄りを修正して巻
き込み、巻き出しを円滑に行ない得るスクリーン巻取装
置を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するため、この考案によるスクリーン
巻取装置は、スクリーンを巻回した円筒状のコアの回転
によりスクリーンの巻き込み、巻き出しを行なうように
構成されたスクリーン巻取装置において、前記コアの近
傍に前記スクリーンの両側端部に対向して該側縁部位置
を検出するセンサを設けるとともに、該センサの検出信
号に基づいて回転駆動されるコア調整用モータと、該モ
ータも回転により前記コアの一方の軸端を前記スクリー
ンの巻き込み、巻き出し方向に移動させてコア軸心を調
整する手段とを備えて成ることを特徴とする。
《作用》 上記のように構成されたこの考案のスクリーン巻取装置
においては、円筒状コアの回転によりスクリーンの巻取
りを行なう際に、スクリーンが左右方向に片寄りを生じ
ると、その側縁部の僅かの変位をセンサが検出して検出
信号を発してコア調整用モータを回転させ、コア軸心調
整手段をスクリーンの片寄りに応じた所要方向に駆動し
てコアの一方の軸端を移動させ、コア軸心の向きを微調
整することによってスクリーンを片寄りのない原位置に
復帰させる。このようにスクリーンの片寄りが大きくな
る前にその変位をキャッチし、自動的にスクリーンの位
置修正を行なって過大な片寄りを防止する作用が行なわ
れる。
《実施例》 以下、図面に示す実施例に基づき、この考案の構成及び
その作用について、さらに詳細に説明する。
第1図は、この考案によるスクリーン巻取装置の一実施
例を示したもので、(A)は正面図、(B)は側断面図
である。図中、1は布或いは合成樹脂フィルム等で広幅
帯状に形成されたスクリーンで、その両端部がそれぞれ
円筒ローラ状のコア2及び3のに装着され、巻き付けら
れている。各コア2及び3一方((A)図左方)の軸端
はコア駆動用モータ4及び5に連結されており、モータ
4及び5の駆動によってコア2及び3が回転し、スクリ
ーン1の巻き込み、巻き出しが行なわれる。
コア2及び3の他方((A)図右方)の軸端にはそれぞ
れコア軸心調整機構6及び7が装備されている。このコ
ア軸心調整機構6及び7は、コア2及び3の軸端に嵌合
したブロック6a,7aと、そのブロック6a,7aにコア軸心に
垂直の方向に穿設されたねじ穴に螺合するねじ棒6b,7b
とから成っており、ねじ棒6b,7bはそれぞれコア調整用
モータ8及び9によって回転、駆動され、この回転によ
って前記ブロック6a,7aがコア2及び3の巻き込み、巻
き出し方向(図示上下方向)に移動し、コア2,3の軸心
が一方の軸端部の支点A,Bを中心として揺動し、軸心の
微調整が行なわれるようになっている。
コア2及び3の両端部に近接した位置(コア2の下方及
びコア3の上方)に、スクリーン1の側縁部検出用のセ
ンサ10,11,12,13が設置されている。これらのセンサ10
〜13は、コ字形に形成されたその内面がスクリーン1の
側縁部を検知する。このセンサ10〜13の感知手段は、公
知の光電或は空圧手段によりスクリーン1の存否を感知
するものでも、また、スクリーン1の側縁部に印刷又は
磁性粉末の塗布を施しておき、光学又は磁気手段により
感知を行なうものでもよい。センサ10と11,12と13の検
出信号が図示しない送信手段を介してそれぞれコア調整
用モータ8及び9に送られ、その駆動が制御されるよう
に構成されている。
次に、以上のように構成されたスクリーン巻取装置によ
ってスクリーンを巻き取る際の作用について説明する。
スクリーン1を図示上方に巻き取る場合、上方のコア駆
動用モータ4を駆動してコア2を回転させ、スクリーン
1をコア2に巻き込む。この場合下方のコア駆動用モー
タ5には通電せず、モータ5の拘束トルクを利用してス
クリーン1にテンションを掛けながら巻き取る。
第2図はスクリーンがコアに巻き取られている状況を示
したもので、スクリーン1の一方(図示右側)の側縁線
が図のようにコア2の軸心線に対して90°より大きな角
度をなしている場合は、スクリーン1は巻取りにつれて
左の方に寄って行き、逆にその角度が90°より小さい場
合は右の方に寄って行く。この考案は上記の原理を利用
してコアの軸心を調整する(すなわち、前記スクリーン
側縁線とコア軸心線との角度を調整する)ことによっ
て、片寄りを生じつつあるスクリーンを正常な位置に移
動させるものである。
第3図,第4図はセンサとスクリーンの相対位置関係を
示したもので、第3図はスクリーンが正常位置にある場
合、第4図はスクリーンが左に片寄った場合を示してい
る。第3図のようにスクリーン1が正常な位置にある場
合は、スクリーン1の両側縁部はいずれもセンサ10,11
の感知線Cに掛っており、この時センサ10,11は検出信
号を発信せず、従ってコア調整用モータ8は作動せず、
そのままの状態でコア2がコア駆動用モータ4の駆動に
より回転してスクリーン1の巻取りが続行される。
第4図のようにスクリーン1が左方に片寄り、図示右方
のスクリーン1側縁部がセンサ11の感知線Cから外れる
と、センサ11はコア調整用モータ8に検出信号を発し、
第5図に示されるように、コア軸心調整機構6によって
コア2の軸心を左方の支点Aを中心として揺動、下降さ
せる方向にモータ8の駆動、回転させる。そうすると、
スクリーン1右側縁線とコア2軸心線とのなす角度が90
°より小となり、前記の原理でコア2による巻取りに従
ってスクリーン1が右方によって行って片寄りが修正さ
れ、スクリーン1は正常な位置に復帰する。
スクリーン1が右に片寄った場合は、上記と逆の操作が
行なわれる。すなわちスクリーン1の左側縁部がセンサ
10の感知線を外れることによってセンサ10が検出信号を
発し、モータ8を上記と逆の方向に駆動、回転させ、コ
ア調整機構6によってコア2の軸心を上昇させてコア2
による巻取りを行ない、スクリーン1を左方に寄せる。
スクリーン1を図示下方に巻き取る(コア3に巻き込
む)場合も、コア3の駆動がモータ5によって行なわ
れ、スクリーン1の側縁部の検出をセンサ12,13で行な
い、コア軸心調整機構7をコア調整用モータ9で駆動す
るだけで、その操作は前記上方巻取りの場合と全く同様
である。
《考案の効果》 以上の説明から明らかな通り、この考案によるスクリー
ン巻取装置は、巻取り時のスクリーンの微量の片寄りを
センサによって即時に感知し、モータ駆動によりコア軸
心を調整してスクリーンの位置を復帰させるように構成
したので、スクリーンの片寄りを監視して修正を行なう
ために人が付く必要がなく、自動的に迅速に片寄りを是
正してスクリーンの巻取りをきわめて円滑に行なうこと
ができる。しかも、モータ4個とセンサ4個を設けるだ
けの簡単な構成で、巻取り故障を生じることのないスク
リーン巻取装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、この考案によるスクリーン巻取装置の
一実施例を示す正面図、同(B)は、その側断面図、第
2図は、スクリーンの巻取り状況を示す説明図、第3図
及び第4図は、スクリーンとセンサの位置関係を示す平
面図、第5図は、スクリーンの片寄り修正操作状況を示
す説明図、第6図は、従来のスクリーン巻取り用コアの
一例を示す斜視図、第7図は、従来のスクリーン巻取り
用コアの他の一例を示す斜視図、第8図は従来のスクリ
ーン巻取り用コアのさらに他の例を示す正面図である。 1……スクリーン、2,3……コア、4,5……コア駆動用モ
ータ、6,7……コア軸心調整機構、6a,7a……ブロック、
6b,7b……ねじ棒、8,9……コア調整用モータ、10,11,1
2,13……センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンを巻回した円筒状コアの回転に
    よりスクリーンの巻き込み、巻き出しを行なうように構
    成されたスクリーン巻取装置において、前記コアの近傍
    に前記スクリーンの両側端部に対向して該側縁部位置を
    検出するセンサを設けるとともに、該センサの検出信号
    に基づいて回転駆動されるコア調整用モータと、該モー
    タの回転により前記コアの一方の軸端を前記スクリーン
    の巻き込み、巻き出し方向に移動させてコア軸心を調整
    する手段とを備えて成ることを特徴とするスクリーン巻
    取装置。
JP4306389U 1989-04-14 1989-04-14 スクリーン巻取装置 Expired - Lifetime JPH0728399Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4306389U JPH0728399Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 スクリーン巻取装置

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JP4306389U JPH0728399Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 スクリーン巻取装置

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Publication Number Publication Date
JPH02134295U JPH02134295U (ja) 1990-11-07
JPH0728399Y2 true JPH0728399Y2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=31555155

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JP4306389U Expired - Lifetime JPH0728399Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 スクリーン巻取装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7571691B2 (en) * 2006-07-15 2009-08-11 Russikoff Ronald K Retractable bimini top device
JP5556127B2 (ja) * 2009-10-30 2014-07-23 アイシン精機株式会社 オーニング装置

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JPH02134295U (ja) 1990-11-07

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