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JPH07282548A - 光磁気ドライブの記録再生方法 - Google Patents

光磁気ドライブの記録再生方法

Info

Publication number
JPH07282548A
JPH07282548A JP9395094A JP9395094A JPH07282548A JP H07282548 A JPH07282548 A JP H07282548A JP 9395094 A JP9395094 A JP 9395094A JP 9395094 A JP9395094 A JP 9395094A JP H07282548 A JPH07282548 A JP H07282548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
magneto
crosstalk
error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9395094A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Yoshio
利彦 吉尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9395094A priority Critical patent/JPH07282548A/ja
Publication of JPH07282548A publication Critical patent/JPH07282548A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing
    • G11B2020/183Testing wherein at least one additional attempt is made to read or write the data when a first attempt is unsuccessful
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 130mm、1.3Gバイト光磁気ディスク
を駆動する光磁気ドライブにおいて、ディスク特有のフ
ォーマットに起因して生じるエラーの低減を可能にす
る。 【構成】 ディスクに隣接セクターのヘッダー部クロス
トーク量が大きく、エラー訂正が不能なデータ領域があ
るときは、データの記録後にエラーチェックを行い、当
該データ領域を除いて再記録する。 【効果】 半径方向に隣接するセクターの最初と最後と
が一致しないことに起因するエラーの発生を防止するた
めに、隣接ヘッダー部のクロストークによる再生不能と
なるセクターのデータ領域には記録を行わないようにし
ているので、データの一部が再生不能になる、という不
都合が回避され、データの信頼性が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光磁気記録方式によ
って情報の記録/再生を行うドライブ装置の改良に係
り、特に、130mm、1.3Gバイト光磁気ディスク
のように、隣接するトラックにおいて、ヘッダー部が隣
り合せていない光磁気ディスクを駆動する光磁気ドライ
ブにおいて、ディスク特有のフォーマットに起因して生
じるエラーの低減を可能にした光磁気ドライブの記録再
生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録方式によって情報の記録/再
生を行うドライブ装置、いわゆる光磁気ディスク装置
は、従来から広く使用されている。ところで、130m
m、1.3Gバイト光磁気ディスクは、現在普及しつつ
ある130mm光磁気ディスクに比べて、2倍の記憶容
量を有している。
【0003】このように、通常の130mm光磁気ディ
スクに比べて2倍の記憶容量を有する130mm、1.
3Gバイト光磁気ディスクについては、現在、ISO標
準化の途上にあり、ECMA案によるフォーマットが検
討されている。ここで、現在検討中のECMA案による
フォーマットについて説明する。
【0004】ECMA案による130mm、1.3Gバ
イト光磁気ディスクのフォーマットでは、記憶領域を1
6バンドに分割し、各バンドの記録密度が均一となるよ
うにクロック周波数を変化させている。各バンドは、1
350フィジカルトラックを有し、1フィジカルトラッ
ク上には、32〜62ロジカルトラックが設けられる。
【0005】さらに、各ロジカルトラックは、17セク
ター(あるいは31セクター)から構成される。ところ
が、このECMA案によるフォーマットでは、半径方向
に隣接するセクターの最初と最後とは、一般的に、一致
していない。この関係を次の図10で説明する。
【0006】図10は、130mm、1.3Gバイト光
磁気ディスクのECMA案によるフォーマットについ
て、半径方向に隣接するセクターの相互位置の関係を概
念的に示す図である。図において、n−1,n,n+1
は、それぞれ半径方向に隣接するトラックの番号を示
し、斜線部はヘッダー部を示す。
【0007】この図10に示すように、各セクターは、
斜線を付けたヘッダー部とデータ部とから構成されてい
る。しかし、半径方向に隣接するトラックn−1,n,
n+1では、ヘッダー部の位置(斜線部)が、それぞれ
異なっている。
【0008】このように、130mm、1.3Gバイト
光磁気ディスクのECMA案によるフォーマットでは、
一般的に、半径方向に隣接するセクターの最初と最後と
は、一般的に一致しない。そのため、隣接するトラック
(n−1,n,n+1)の各セクターでは、そのヘッダ
ー部のエンボスド信号が、クロストークによって再生セ
クターの差信号に混入し、エラーが発生する、という問
題が生じる。
【0009】図11は、130mm、1.3Gバイト光
磁気ディスクのECMA案によるフォーマットにおい
て、ヘッダー部のエンボスド信号がクロストークによっ
て再生セクターの差信号に混入する状態の一例を示す図
である。
【0010】この図11に示すように、クロストークの
影響により一方のセンサー部、例えばMOセンサー部に
おける受光量が相対的に大き過ぎる場合には、再生セク
ターの差信号に和信号レベルが大きく混入して、エラー
が発生する。このようなエラーは、光磁気ディスク表面
の欠陥等によっても生じるが、クロストークの影響によ
って発生されるエラー量のレベルは、極めて大である。
【0011】なお、光磁気ディスク表面の欠陥等による
エラーに対しては、エラー訂正が行われ、また欠陥の多
いセクタに対しては、従来から交替処理が行われてい
る。具体的にいえば、従来の光磁気ドライブでは、エラ
ーが多発するセクターのデータ領域については、そのセ
クターのデータ領域の代りに、予め設定された予備用の
セクターのデータ領域を使用する交替処理が行われてい
る。
【0012】したがって、この発明の光磁気ドライブの
記録再生方法に対する従来技術としては、発生されたデ
ータエラーに対する処理、すなわち、光磁気ディスク表
面の欠陥等によって、あるデータ領域で正常な記録再生
が行えないときは、予め設定された予備用データ領域を
使用して記録を行う、いわゆる光磁気ドライブの交替処
理が知られている、ということになる。ここで、従来の
光磁気ディスクドライブについて、その光情報を電気信
号へ変換する初段アンプ部(光/電圧変換部)の構成と
動作の概要を述べる。
【0013】図12は、従来の光磁気ディスクドライブ
の光/電圧変換部について、その要部構成を示す機能ブ
ロック図である。図において、1は初段アンプ用IC、
2〜5は第1から第4のI/V変換部、6は基準電圧
源、7は制御特性切替ロジック回路、8は加算/減算
部、9は正転/反転部を示す。
【0014】図13は、図12の光/電圧変換部の接続
例を示す図である。図において、1は初段アンプ用I
C、MOはMOセンサー部、TRはTR(トラッキン
グ)センサー部を示す。
【0015】この図12と図13に示すような構成によ
って、光情報を電気信号へ変換する初段アンプ部(光/
電圧変換部)においては、ディスクからの光がMOセン
サー部とTRセンサー部とでそれぞれ受光され、電圧変
換後に合流されて信号処理されることになる。この関係
を次の図14で説明する。
【0016】図14は、図12と図13に示したMOセ
ンサー部,TRセンサー部から出力されるMO信号,T
R信号と、その差信号である光磁気再生信号RFとの関
係について、その一例を示すタイムチャートである。
【0017】光磁気ドライブ装置では、この図14に示
すように、フォーカス検出用受光素子から得られるMO
信号と、トラック検出用受光素子から得られるTR信号
との差信号によって、光磁気再生信号RFを生成する。
そして、データの再生には、2つの受光素子MO,TR
から得られる総和出力信号、すなわち、MO信号,TR
信号が用いられる。これらの動作自体は、従来から周知
である。
【0018】この場合に、MOセンサー部における受光
量と、他方のTRセンサー部における受光量との関係
は、必ずしも一定ではなく、例えば、前者のMOセンサ
ー部における受光量の方が、後者のTRセンサー部にお
ける受光量に比べて相対的に大きくなることもある。す
なわち、光/電圧変換部における2つのセンサー部の受
光量は、その時点での外部の影響等により、相対的に変
動することがあり、これがエラーの発生原因の一つとな
っている、という不都合があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、130
mm、1.3Gバイト光磁気ディスクのように、隣接す
るトラックにおいて、ヘッダー部が隣り合せていない光
磁気ディスクを駆動する光磁気ドライブにおいて生じる
このような不都合、すなわち、その特有のフォーマット
によって、半径方向に隣接するトラックの各セクターの
最初と最後とが一致しないため、クロストークによりヘ
ッダー部のエンボスド信号がMO信号振幅に混入し、ク
ロストーク量が多い場合にはエラー訂正が不能になる、
という不都合を解決して、クロストークによるエラー量
の低減化を計ることにより、データの信頼性を向上させ
た光磁気ドライブの記録再生方法を提供することを目的
とする(請求項1から請求項4の発明)。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1に、隣
接するトラックにおいて、ヘッダー部が隣り合せていな
い光磁気ディスクを駆動する光磁気ドライブにおいて、
ディスクに隣接セクターのヘッダー部クロストーク量が
大きく、エラー訂正が不能なデータ領域があるとき、デ
ータの記録後にエラーチェックを行い、当該データ領域
を除いて再記録するようにした光磁気ドライブの記録方
法である。
【0021】第2に、隣接するトラックにおいて、ヘッ
ダー部が隣り合せていない光磁気ディスクを駆動する光
磁気ドライブにおいて、記録前に、予めヘッダー部クロ
ストーク量を検出し、該検出値が規定値より大きいとき
は、クロストークの影響を受けるデータ領域を除いて記
録するようにした光磁気ドライブの記録方法である。
【0022】第3に、隣接するトラックにおいて、ヘッ
ダー部が隣り合せていない光磁気ディスクを駆動する光
磁気ドライブにおいて、上記隣接セクターのヘッダー部
クロストーク位置を予め記憶し、クロストークの影響を
受けるデータ領域を除いて記録するようにした光磁気ド
ライブの記録方法である。
【0023】第4に、隣接するトラックにおいて、ヘッ
ダー部が隣り合せていない光磁気ディスクを駆動する光
磁気ドライブにおいて、記録後、エラー訂正が不能なデ
ータ領域があるとき、ディスクのランド中心線からレー
ザービームをずらして記録あるいは再生するようにした
光磁気ドライブの記録再生方法である。
【0024】
【作用】この発明の光磁気ドライブの記録再生方法で
は、例えば130mm、1.3Gバイト光磁気ディスク
のように、隣接するトラックにおいて、ヘッダー部が隣
り合せていない光磁気ディスクを駆動する光磁気ドライ
ブにあっては、そのフォーマットに特有の制約から、半
径方向に隣接するセクターの最初と最後とが一致しない
ことが原因となって、クロストークにより隣接セクター
のヘッダー部のエンボスド信号が、MO差信号中に混入
し、ディスク表面の欠陥等による場合と同様に、エラー
が発生するが、クロストークの発生する各セクターのデ
ータ領域は、実際の記録動作を行う前に、予め所定のデ
ータ(テスト用データ)の記録、再生によってチェック
すれば、エラーが発生する可能性の高いデータ領域を検
知することができる、という点に着目し、エラー量が多
くて再生不能となりそうなセクターのデータ領域には、
データを記録しないように制御している(請求項1の発
明)。
【0025】第2に、テストのためのデータの記録に先
立って、隣接するセクターのヘッダー部のクロストーク
の影響を受けるデータ領域を検出し、そのデータ領域は
使用しないようにして、エラー訂正が可能な記録再生を
行う(請求項2の発明)。第3に、予めクロストークの
発生する恐れが高いセクターのデータ領域を記憶してお
き、隣接ヘッダー部のクロストーク量が規定値より大き
い場合、あるいは記録後のエラーが多い場合には、その
セクターのデータ領域(クロストーク位置の情報で管理
する)には、データの記録、再生を行わないようにする
(請求項3の発明)。
【0026】第4に、光磁気ディスクの製造工程におけ
る不備、特に、その基板の製造段階において、ヘッダー
部のプレピットがランド中心に対して非対称となった場
合でも、データの記録時に、クロストーク量が低い側の
ランド部にデータを記録し、あるいは、データの再生時
において、トラックオフセットによりビームスポットを
クロストーク量の低い方へ寄せることによって、エラー
量を低減させる(請求項4の発明)。要約すれば、この
ようなヘッダー部のプレピットがランド中心線に対して
非対称になっている光磁気ディスクの場合には、記録時
に、クロストーク量が低い側のランド部にデータを記録
するか、再生時に、トラックオフセットによりビームス
ポットをクロストーク量の低い方へ寄せることによっ
て、従来は再生不能となるようなデータの発生を回避
し、その信頼性を向上させる。
【0027】
【実施例1】次に、この発明の光磁気ドライブの記録再
生方法について、図面を参照しながら、その実施例を詳
細に説明する。この実施例は、請求項1に対応している
が、請求項2から請求項4の発明にも関連している。
【0028】この実施例では、データの記録時に、隣接
セクターのヘッダー部のクロストークの影響をチェック
し、エラーの生じたデータ領域を除いて再記録する点に
特徴を有している。ハード構成は、従来例として示した
先の図12および図13と基本的に同様であり、システ
ムを制御する図示しないCPUによって次のような制御
を行う。
【0029】その手順は、次のとおりである。まず、所
定のデータ(テスト用データ)を記録する。次に、記録
したデータのエラーチェックを行い、連続あるいは断続
的に連らなる数バイト〜数十バイトのエラーが発生する
領域が存在するときは、その領域をデータ領域とはせ
ず、再記録を行う。
【0030】そして、再記録後に、再度エラーチェック
を行う。もし、エラーが多いときは、未記録領域を使用
して、同様に再記録を行う。このようなデータの再記録
とエラーチェックを、正確なデータの記録が得られるま
で繰り返えす。
【0031】なお、このような記録方法を用いれば、デ
ィスク表面のキズ等によるエラーも検出できるが、この
場合のエラー量(エラー数)は、一般的に1バイト程度
であり、通常のエラー訂正のみで対応可能である。以上
の処理を、フローで示す。
【0032】図1は、この発明の光磁気ドライブの記録
方法について、そのデータ記録時の主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#1〜#4は
ステップを示す。
【0033】ステップ#1で、所定のデータを記録す
る。ステップ#2で、記録したデータのエラーチェック
を行い、次のステップ#3で、発生したエラーが、所定
の値よりも大であるかどうかチェックする。
【0034】もし、エラーの発生量が小であれば、正常
な記録が行われたと判定して、この図1のフローを終了
する。また、エラーが発生が多いときは、ステップ#4
へ進み、ヘッダー部のクロストーク部分を除いて、再記
録を行い、再び先のステップ#2へ戻り、エラーチェッ
クを行う。
【0035】以上の処理によって、130mm、1.3
Gバイト光磁気ディスクのように、隣接するトラックに
おいて、ヘッダー部が隣り合せていない光磁気ディスク
のフォーマットに特有のエラー原因、すなわち、隣接す
るトラックの各セクターの最初と最後とが不一致である
ことにより、データ記録時に、クロストークにより隣接
セクターのヘッダー部のエンボスド信号がMO差信号中
に混入することに起因するエラーの発生を回避すること
ができる(請求項1の発明)。以上を要約すれば、その
フォーマットに特有の制約から、半径方向に隣接するセ
クターの最初と最後とが一致しないことに起因するエラ
ーの発生を防止するために、隣接ヘッダー部のクロスト
ークにより再生不能となる恐れのあるセクターのデータ
領域には記録を行わないようにして、データの一部が再
生不能になる、という不都合を回避しているので、デー
タの信頼性が向上される。
【0036】
【実施例2】次に、この発明の光磁気ドライブの記録再
生方法について、第2の実施例を説明する。この実施例
は、請求項2の発明に対応している。
【0037】この第2の実施例は、データの記録に先立
ち、隣接セクターのヘッダー部のクロストークの影響を
受ける領域を、予めチェックする点に特徴を有してお
り、その後の処理は、基本的に、先の第1の実施例と同
様である。ハード構成も、先の第1の実施例と同様であ
り、次のような動作を行う。
【0038】記録を行う前に、まず、隣接セクターのヘ
ッダー部のクロストークの影響を受ける領域を、和信号
によって検出する。もし、クロストーク値が大きいとき
は、その領域を除外して記録を行う。
【0039】この場合に、クロストーク値としては、本
来のセクターマークに対するクロストークにより再生さ
れる隣接セクターのセクターマークの比(dB表示)、
あるいは和信号振幅に対するスレッシュ値を、予め設定
しておく。例えば、前者の比(dB表示)としては、−
23dB程度が適当である。
【0040】なお、先の実施例でも述べたように、ディ
スク表面のキズ等によって発生するエラーは、通常1〜
2バイト程度であるから、ヘッダー部のクロストークに
よるエラーのためのデータ領域除外の対応は行わず、エ
ラー訂正のみで対応する。以上の動作をフローで示す。
【0041】図2は、この発明の光磁気ドライブの記録
方法について、第2の実施例によるデータ記録時の主要
な処理の流れを示すフローチャートである。図におい
て、#11〜#15はステップを示す。
【0042】ステップ#11で、ヘッダー部のクロスト
ーク部分を検出する。ステップ#12へ進み、クロスト
ーク値が、予め設定された規定値より大であるかどうか
比較する。
【0043】もし、クロストーク値が、規定値より大で
なければ(小のときは)、クロストークの影響を受けな
い領域と判断して、この図2のフローを終了する。これ
に対して、クロストーク値が規定値より大のときは、ス
テップ#13へ進み、ヘッダー部のクロストーク部分を
除いて所定のデータを記録する。
【0044】ステップ#14で、記録したデータのエラ
ーチェックを行う。次のステップ#14で、発生したエ
ラーが、所定の値よりも大であるかどうか判断する。エ
ラーが小さければ、クロストークの影響を受けない領域
と判断して、この図2のフローを終了する。
【0045】これに対して、エラーが多いときは、再び
先のステップ#13へ戻り、エラーチェックを行う。以
上の処理によって、隣接するトラックにおいて、ヘッダ
ー部が隣り合せていない光磁気ディスクのフォーマット
に特有のエラー、すなわち、隣接トラックの各セクター
のヘッダー部のクロストークに起因するエラーの発生領
域を正確に検知することができる。
【0046】したがって、その領域を除いた領域をデー
タ領域とすることにより、エラーの発生を減少させるこ
とが可能になる(請求項2の発明)。要約すれば、予め
隣接セクターのヘッダー部のクロストーク量を検出し
て、その値が規定値より大きいときは、再生不能となる
可能性が大と判定し、そのセクターのデータ領域には記
録を行わないようにして、データの一部が再生不能にな
る、という不都合を回避しているので、データの信頼性
が向上される。
【0047】
【実施例3】次に、この発明の光磁気ドライブの記録再
生方法について、第3の実施例を説明する。この実施例
は、請求項3の発明に対応している。
【0048】この第3の実施例では、予めクロストーク
が発生するセクター位置を記憶しておき、このセクター
に隣接するセクターのヘッダー部のクロストークが、規
定値よりも大きいとき、あるいは記録後のエラーが多い
ときは、そのクロストーク位置の影響を受けやすい領域
には、記録を行わない点に特徴を有している。ハード構
成は、先の第1の実施例と同様であり、次のような動作
を行う。まず、各バンドのデータ記録領域の隣接ヘッダ
ー部のクロストーク量を測定する。
【0049】測定されたクロストーク量を、予め設定し
た規定値と比較する。そして、クロストーク量が、規定
値より大きいとき、あるいは記録後のエラー量が多いと
きは、予め記憶されているクロストーク発生位置を除い
て、データを記録する。
【0050】その後に行うデータの記録動作(エラー訂
正が可能な記録を行う動作)は、先の第1の実施例と同
様である。ここで、以上の処理によって得られるクロス
トーク発生位置(ヘッダー部のクロストークによるエラ
ーの発生が予想される位置)について説明する。
【0051】図3は、1024バイト/セクターのフォ
ーマットを有する130mm、1.3Gバイト光磁気デ
ィスクについて、ヘッダー部のクロストークによるエラ
ーの発生が予想される位置の一実施例を示す図である。
【0052】図4は、512バイト/セクターのフォー
マットを有する130mm、1.3Gバイト光磁気ディ
スクについて、ヘッダー部のクロストークによるエラー
の発生が予想される位置の一実施例を示す図である。
【0053】この図3と図4では、回転ムラやディスク
の偏心等を考慮して、若干広めの領域を、エラーの発生
が予想される領域に設定した場合を示している。そし
て、先に述べた第1や第2の実施例と同様に、テストデ
ータの記録後に、エラーチェックを行う。
【0054】もし、エラー量が多いときは、記録を行わ
ない領域を、例えは数バイト拡張して、再度記録、エラ
ーチェックを行う。なお、図3と図4では、記録を行わ
ない領域を、セクターの先頭(始め)から何バイト目と
するか、について示している。
【0055】一般に、クロストーク位置は、それぞれの
バンド毎に2個所ずつ存在しているので(11バンドは
除く)、先の図3と図4には、各2個所の場合を示し
た。また、未記録領域は、55バイトとして示してい
る。次に、以上の動作をフローで示す。
【0056】図5は、この発明の光磁気ドライブの記録
方法について、第3の実施例によるデータ記録時の主要
な処理の流れを示すフローチャートである。図におい
て、#21〜#29はステップを示す。
【0057】この第3の実施例では、予めクロストーク
の影響を受ける各セクターのデータ領域について、その
位置の情報を記憶させておく点に特徴を有している。ス
テップ#21が、この処理のためのスタートのフローで
あり、ステップ#23は、先の第1の実施例(記録時に
おけるテスト)と同様の処理を行うためのスタートのフ
ローである。ステップ#21で、ヘッダー部のクロスト
ーク部分を検出する。
【0058】次に、ステップ#22へ進み、検出された
クロストーク値が、予め設定された規定値より大である
かどうか比較する。クロストーク値が、規定値より大で
なければ(小のときは)、クロストークによる影響を受
けない領域と判定して、この図5のフローを終了する。
【0059】また、クロストーク値が、規定値より大の
ときは、ステップ#26へ進み、ヘッダー部のクロスト
ーク部分を除いて、再記録を行い、エラーの発生量がデ
ータ領域を検知して、不使用のデータ領域とする(ステ
ップ#26〜#29)。このクロストーク値が規定値よ
り大のときの処理は、先の第1の実施例と共通する部分
が多く、次のように行う。
【0060】ステップ#23で、所定のデータを記録す
る。ステップ#24で、エラーチェックを行う。ステッ
プ#25へ進み、発生したエラー量(エラーの数)を、
規定値と比較する。
【0061】もし、エラーが少ないときは、クロストー
クによる影響を受けない領域と判定して、この図5のフ
ローを終了する。これに対して、エラーが多いときは、
ステップ#26へ進み、ヘッダー部のクロストーク部分
を除いて、再記録を行う。
【0062】この場合に、ステップ#27で、再記録を
行わない領域(ヘッダー部のクロストーク位置)の情報
を記録する。次のステップ#28で、エラーをチェック
し、ステップ#29で、エラー量を規定値と比較する。
【0063】もし、エラー量が少ないときは、クロスト
ークによる影響を受けない領域と判定して、この図5の
フローを終了する。また、エラーが多いときは、再び先
のステップ#26へ戻り、同様の処理を繰り返えす。ス
テップ#21〜#29の処理により、先の図3や図4に
示したクロストーク発生位置(ヘッダー部のクロストー
クによるエラーの発生が予想される位置)が得られる。
以上のように、この第3の実施例では、隣接セクターの
ヘッダー部のクロストークによる再生不能となる恐れが
あるデータ領域の有無を検知して、そのようなデータ領
域が存在するときは、そのデータ領域を使用しない記録
動作が可能となる。
【0064】
【実施例4】次に、この発明の光磁気ドライブの記録再
生方法について、第4の実施例を説明する。この実施例
は、請求項4の発明に対応している。この第4の実施例
でも、ハード構成や、記録時のエラーチェックの処理
は、先の第1から第3の実施例と同様である。
【0065】この第4の実施例と、後述する第5の実施
例との共通点は、130mm、1.3Gバイト光磁気デ
ィスクのように、隣接するトラックにおいて、ヘッダー
部が隣り合せていない光磁気ディスクの製作段階におけ
るヘッダー部のプレピットの配列の不備によるエラーの
発生を回避することであり、第4の実施例は、記録時に
制御する点に特徴を有している。このような光磁気ディ
スクは、特にその基板の製作段階において、ヘッダー部
のプレピットの位置が、ランドの中心線に対して非対称
となる場合が生じる。
【0066】図6は、光磁気ディスク上に形成されるヘ
ッダー部のプレピットと記録マークの配列状態の一例を
示す図である。
【0067】この図6に示すように、ヘッダー部のプレ
ピットの位置が、ランドの中心線に対して非対称となる
と、ディスクの内外周の両側において、その隣接セクタ
ーのヘッダー部のクロストークによって、検出される2
つの信号が同一レベルとならず、一方が大きく、他方が
小さい、という現象が生じる。その結果、再生時に出現
するエラーの多発領域は、先に述べたような2個所では
なく、クロストークによる信号レベルの大きい1個所の
み、というケースが発生する。
【0068】このようなケースでは、データの再生時
に、トラックオフセットによりビームスポットをクロス
トーク量の低い方へ移動させることによって、クロスト
ーク量が大きい領域のエラー量を低減することができ
る。まず、所定のデータを記録し、次に記録したデータ
のエラーチェックを行い、連続あるいは断続的に連なる
数バイトから数十バイトのエラーが発生する領域が存在
するときは、記録されるべきデータを、クロストーク量
の低い側のランド部に記録する。
【0069】なお、再記録されるデータは、当該セクタ
ーの全バイト(1024あるいは512バイト)でも、
あるいはエラーが多発する領域のみのデータでもよい。
この場合にも、再記録したデータについて、再びエラー
チェックを行うことはいうまでもない。以上の動作を、
フローで示す。
【0070】図7は、この発明の光磁気ドライブの記録
方法の第4の実施例について、データ記録時の主要な処
理の流れを示すフローチャートである。図において、#
31〜#34はステップを示す。
【0071】ステップ#31で、所定のデータを記録す
る。ステップ#32で、記録したデータのエラーチェッ
クを行い、次のステップ#33で、発生したエラーが所
定の値よりも大であるかどうか、チェックする。
【0072】ステップ#33でチェックした結果、エラ
ーが少ないとき(エラーが大でないとき)は、クロスト
ークによる影響を受けない領域と判定して、この図7の
フローを終了する。これに対して、エラーが多いとき
は、ステップ#34へ進み、ビームのスポットを、トラ
ックオフセット量に応じて変化させて、再記録を行う。
【0073】その後、再び先のステップ#32へ戻り、
以下、ステップ#33で、エラーが少ないことを検知す
るまで、同様の処理を繰り返えす。以上のように、この
第4の実施例では、隣接セクターのヘッダー部のクロス
トークにより、記録後に再生不能なデータ領域が存在す
る恐れがある場合には、クロストーク量が小さい側のト
ラック(ランド部)に近づけて再記録するようにしてい
る。
【0074】したがって、正確な記録動作が可能とな
り、データの一部が再生不能になる、という不都合が未
然に防止されて、データの信頼性が向上される。この第
4の実施例による記録方法は、先に述べた第1の実施例
の記録方法と併用すれば、より正確な記録動作が可能に
なる。ここで、そのフローを示す。
【0075】図8は、この発明の光磁気ドライブの記録
方法について、第1の実施例と第4の実施例とを併用し
たデータ記録時の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。図において、#31〜#34のステップは図
7と同様であり、#35〜#37が付加されたステップ
を示す。
【0076】ステップ#31で、所定のデータを記録
し、以下、ステップ#34で、ビームのスポットをトラ
ックオフセット量に応じて変化させて、再記録を行うま
での処理は、図7と同様である。その後、ステップ#3
5で、先の図1と同様に、エラーチェックを行い(図1
の#2)、ステップ#36へ進む。
【0077】ステップ#36(図1の#3)で判定した
結果、エラーが大のときは、ステップ#37(図1の#
4)で、ヘッダー部のクロストーク部分を除いて再記録
を行い、エラーが小さいデータ領域を検知する。以上に
述べた動作は、記録時における実施例である。
【0078】
【実施例5】次に、この発明の光磁気ドライブの記録再
生方法について、第5の実施例を説明する。この第5の
実施例も、請求項4の発明に対応しているが、先の第4
の実施例では、データの記録時に制御を行うのに対し
て、再生時に制御を行う点に特徴を有している。
【0079】すなわち、トラックオフセット量による補
正制御を行う点は、先の第4の実施例と同様である。こ
の第5の実施例では、すでにデータが記録されている1
30mm、1.3Gバイト光磁気ディスクについて、再
生時に、エラーが多発する領域が存在し、エラー訂正で
対応できないとき、トラックオフセットによりクロスト
ークによる隣接セクターのヘッダー部の影響を低減する
ことにより、再生を可能にする。
【0080】その動作は、次のとおりである。まず、デ
ータを再生し、エラー訂正で対応できない領域が存在す
るときは、隣接セクターのヘッダー部のクロストーク量
を測定する。そして、測定されたクロストーク量が大き
いときは、トラックオフセットによって、ビームスポッ
トをクロストーク量の小さい隣接トラック側へ近づけ
て、再生を行う。
【0081】このような処理によっても、エラー訂正で
対応できない領域のときは、ビームスポットをクロスト
ーク量の小さい隣接トラック側へさらに近づけて、再
度、再生を行う。以上の動作をフローで示す。
【0082】図9は、この発明の光磁気ドライブの記録
方法の第5の実施例について、データ記録時の主要な処
理の流れを示すフローチャートである。図において、#
41〜#44はステップを示す。
【0083】ステップ#41で、所定のデータを再生す
る。ステップ#42で、再生したデータのエラーチェッ
クを行い、次のステップ#43で、発生したエラーが所
定の値よりも大であるかどうか、チェックする。
【0084】ステップ#43でチェックした結果、エラ
ーが少ないとき(エラーが大でないとき)は、正確な再
生が行われたと判定して、この図9のフローを終了す
る。これに対して、エラーが多いときは、ステップ#4
4へ進み、ビームのスポットを、トラックオフセット量
に応じて変化させて、再び再生を行う。
【0085】その後、再び先のステップ#42へ戻り、
以下、ステップ#43で、エラーが少ないことを検知す
るまで、同様の処理を繰り返えす。以上のように、この
第5の実施例では、隣接セクターのヘッダー部のクロス
トークにより、再生不能なデータ領域が存在するとき
は、クロストーク量が小さい側のトラック(ランド部)
に近づけて再生を行う処理を、繰り返えすようにしてい
る。
【0086】
【発明の効果】請求項1の光磁気ドライブの記録方法で
は、例えば130mm、1.3Gバイト光磁気ディスク
のように、隣接するトラックにおいて、ヘッダー部が隣
り合せていない光磁気ディスクのフォーマットに特有の
制約から、半径方向に隣接するセクターの最初と最後と
が一致しないことに起因するエラーの発生を防止するた
めに、隣接ヘッダー部のクロストークによる再生不能と
なるセクターのデータ領域には記録を行わないようにし
ている。したがって、データの一部が再生不能になる、
という不都合が回避され、データの信頼性が向上され
る。
【0087】請求項2の記録方法では、予め隣接セクタ
ーのヘッダー部のクロストーク量を検出し、その値が規
定値より大きいときは、再生不能となる可能性が大と判
定して、そのセクターのデータ領域には記録を行わない
ようにしている。したがって、請求項1の記録方法と同
様に、データの一部が再生不能になる、という不都合が
回避され、データの信頼性が一層向上される。
【0088】請求項3の記録方法では、隣接セクターの
ヘッダー部のクロストークの影響により再生不能となる
可能性の高いセクターのデータ領域には記録を行わない
ようにしている。したがって、請求項1の記録方法と同
様に、データの一部が再生不能になる、という不都合が
回避され、データの信頼性が一層向上される。
【0089】請求項4の記録再生方法では、隣接セクタ
ーのヘッダー部のクロストークにより、記録後に再生不
能なデータ領域が存在している場合に、記録あるいは再
生時に、クロストーク量の小さい側のトラックに近づけ
て(トラックオフセットをはかせて)、再記録あるいは
再度再生を行うようにしている。したがって、光磁気デ
ィスクの製作段階におけるヘッダー部のプレピットの配
列の不備によって生じるエラーの発生が回避され、全て
のデータの再生が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光磁気ドライブの記録方法につい
て、そのデータ記録時の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図2】この発明の光磁気ドライブの記録方法につい
て、第2の実施例によるデータ記録時の主要な処理の流
れを示すフローチャートである。
【図3】1024バイト/セクターのフォーマットを有
する130mm、1.3Gバイト光磁気ディスクについ
て、ヘッダー部のクロストークによるエラーの発生が予
想される位置の一実施例を示す図である。
【図4】512バイト/セクターのフォーマットを有す
る130mm、1.3Gバイト光磁気ディスクについ
て、ヘッダー部のクロストークによるエラーの発生が予
想される位置の一実施例を示す図である。
【図5】この発明の光磁気ドライブの記録方法につい
て、第3の実施例によるデータ記録時の主要な処理の流
れを示すフローチャートである。
【図6】光磁気ディスク上に形成されるヘッダー部のプ
レピットと記録マークの配列状態の一例を示す図であ
る。
【図7】この発明の光磁気ドライブの記録方法の第4の
実施例について、データ記録時の主要な処理の流れを示
すフローチャートである。
【図8】この発明の光磁気ドライブの記録方法につい
て、第1の実施例と第4の実施例とを併用したデータ記
録時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】この発明の光磁気ドライブの記録方法の第5の
実施例について、データ記録時の主要な処理の流れを示
すフローチャートである。
【図10】130mm、1.3Gバイト光磁気ディスク
のECMA案によるフォーマットについて、半径方向に
隣接するセクターの相互位置の関係を概念的に示す図で
ある。
【図11】130mm、1.3Gバイト光磁気ディスク
のECMA案によるフォーマットにおいて、ヘッダー部
のエンボスド信号がクロストークによって再生セクター
の和信号に混入する状態の一例を示す図である。
【図12】従来の光磁気ディスクドライブの光/電圧変
換部について、その要部構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図13】図12の光/電圧変換部の接続例を示す図で
ある。
【図14】図12と図13に示したMOセンサー部,T
Rセンサー部から出力されるMO信号,TR信号と、そ
の差信号である光磁気再生信号RFとの関係について、
その一例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 初段アンプ用IC 2〜5 第1から第4のI/V変換部 6 基準電圧源 7 制御特性切替ロジック回路 8 加算/減算部 9 正転/反転部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 F 8940−5D 576 A 8940−5D 11/10 586 E 8935−5D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接するトラックにおいて、ヘッダー部
    が隣り合せていない光磁気ディスクを駆動する光磁気ド
    ライブにおいて、 ディスクに隣接セクターのヘッダー部クロストーク量が
    大きく、エラー訂正が不能なデータ領域があるとき、デ
    ータの記録後にエラーチェックを行い、当該データ領域
    を除いて再記録することを特徴とする光磁気ドライブの
    記録方法。
  2. 【請求項2】 隣接するトラックにおいて、ヘッダー部
    が隣り合せていない光磁気ディスクを駆動する光磁気ド
    ライブにおいて、 記録前に、予めヘッダー部クロストーク量を検出し、該
    検出値が規定値より大きいときは、クロストークの影響
    を受けるデータ領域を除いて記録することを特徴とする
    光磁気ドライブの記録方法。
  3. 【請求項3】 隣接するトラックにおいて、ヘッダー部
    が隣り合せていない光磁気ディスクを駆動する光磁気ド
    ライブにおいて、 上記隣接セクターのヘッダー部クロストーク位置を予め
    記憶し、クロストークの影響を受けるデータ領域を除い
    て記録することを特徴とする光磁気ドライブの記録方
    法。
  4. 【請求項4】 隣接するトラックにおいて、ヘッダー部
    が隣り合せていない光磁気ディスクを駆動する光磁気ド
    ライブにおいて、 記録後、エラー訂正が不能なデータ領域があるとき、デ
    ィスクのランド中心線からレーザービームをずらして記
    録あるいは再生することを特徴とする光磁気ドライブの
    記録再生方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997024723A1 (en) * 1995-12-28 1997-07-10 International Business Machines Corporation Cd-rom recording

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997024723A1 (en) * 1995-12-28 1997-07-10 International Business Machines Corporation Cd-rom recording

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