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JPH0727897Y2 - 布団ずり落ち防止カバー - Google Patents

布団ずり落ち防止カバー

Info

Publication number
JPH0727897Y2
JPH0727897Y2 JP9096492U JP9096492U JPH0727897Y2 JP H0727897 Y2 JPH0727897 Y2 JP H0727897Y2 JP 9096492 U JP9096492 U JP 9096492U JP 9096492 U JP9096492 U JP 9096492U JP H0727897 Y2 JPH0727897 Y2 JP H0727897Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bedding
futon
mattress
prevention cover
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9096492U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0650571U (ja
Inventor
政吉 北山
Original Assignee
政吉 北山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 政吉 北山 filed Critical 政吉 北山
Priority to JP9096492U priority Critical patent/JPH0727897Y2/ja
Publication of JPH0650571U publication Critical patent/JPH0650571U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0727897Y2 publication Critical patent/JPH0727897Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Bedding Items (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、寝台上で就寝中、布団
がずり落ちることを防止するための、布団ずり落ち防止
装置に係るものであり、詳しくは、寝台上のマットレス
の下から寝具の両側と足元の3方面から寝具を包んだ、
布団ずり落ち防止カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】病人用や小児用の寝台は、本人の転落防
止と、掛布団などのずり落ちを防止するため、寝台上に
枠を設けたものがあるが、一般の寝台は、枠のあるもの
は場所を多くとり、又利用上もいろいろと不便があるの
で、枠を設けないのが普通である。このような枠のない
寝台は、寝台のもつ構造上から、就寝中人体の上に掛け
た毛布や布団が、ずり落ちることが多く、冬など寒い季
節には布団がずり落ちると風邪を引く要因ともなり、問
題があった。このため、これまでいろいろと対策が考案
され実施されてきたが、それぞれに欠点があり完全なも
のは発見されていない。これまで考案され実施されたも
ののうち主なものについて次に掲げる。
【0003】図10は、掛布団(C)の上に毛布(E)
をかぶせ、その毛布(E)の両側と、足元の部分を、マ
ットレス(B)の下に巻きこんだものである。図11
は、巻きこむ毛布をひろげた状態である。
【0004】図12は、掛布団(C)の中央部の下端に
固定布(F)をつけ、この固定布(F)をマットレスの
下に巻きこんだものである。図13は、掛布団(C)に
固定布(F)をつけたものをひろげた状態である。
【0005】図14は、布団ずり落ち防止のため、布団
の両側と足元の3方面にフリル(G)をつけたもので、
フリルの重みで布団のずり落ちを防止するものである、
しかし、これだけでは、布団のずり落ちを完全に防止す
ることは出来ないので、掛布団(C)の下に、図15に
示すようにシーツ(H)を入れ、そのシーツの足元の方
はマットレス(B)の下に巻きこみ、頭の方は襟元で折
返し、口あてとしたもので、人間はこのシーツの下で就
寝する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、寝台で就寝中、毛布や掛布団がずり落ちることに
対する防止対策がいろいろと考案され、実施されてきた
が、その方法は、ずべり落ちる毛布や掛布団を、マット
レスの下に巻きこんで固定し、すべり落ちるのを防止し
ようとするものが殆どであった。次に従来の技術で述べ
た事項について、各項目ごとに、その得失について述べ
る。
【0007】従来の技術で述べた図10、11は、掛布
団の上から毛布をかぶせ、その毛布の両側と、足元をマ
ットレスの下に巻きこんだものである。この方法は、掛
布団等のずり落ちを防止することは出来るが、寝具の中
が緊張状態となり、寝具に入るとき、しゃくとり虫のよ
うに、身体をくねらせて入る必要があり、寝具に入った
後も身体に圧迫感を受け、安眠がさまたげられることが
多い。又睡眠中、寝具の中に熱がこもり、暑苦しくなっ
たので、外気を寝具の中に入れたいと思っても簡単には
出来ず、寝台を下り、マットレスの下に巻きこんだ毛布
を、マットレスの下から引き出してから、外気を入れな
ければならない。なお、毛布をマットレスの下に巻きこ
む作業は、手間のかかる作業で、又重労働であり、ホテ
ル等では従業員の腰痛の原因ともなった。
【0008】従来の技術で述べた図12、13に示す掛
布団に固定布をつけ、この固定布をマットレスの下に巻
きこむ方法は、掛布団のずり落ちは防止することは出来
るが、足元の布団を固定するため、足先を圧迫すること
になる。足先の構造は図16の(ロ)のように寝具に直
角に上に向いているので、その足先に圧力がかかること
は苦痛であり、安眠のさまたげとなる。
【0009】従来の技術で述べた図14、15は、寝具
の中のシーツの足元の部を、マットレスの下に巻きこ
み、その上にフリルのついた掛布団を掛けたもので、シ
ーツは足元で固定されるので、その上の掛布団はずり落
ちにくくなる。しかし、足元のシーツを固定するため、
足先を圧迫することになる。足先の構造は、図16
(ロ)のように寝具に直角に上に向いているので、その
足先が圧迫されることは安眠のさまたげとなる。
【0010】本考案は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
寝台上において就寝中、毛布や掛布団がずり落ちるのを
防止し、又睡眠中身体が寝具から受ける圧迫感や、足先
にかかる重圧感を排除し、安眠が得られるようにしよう
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、これまでの常識であり、慣行であった寝
具を上からマットレスに巻きこんで固定するという従来
の観念を打破し、今まで殆んど考えられなかった、寝具
を下から包むこと、詳しくは、寝台上に就寝のため準備
された、マットレス、敷布団、毛布、掛布団等の寝具類
を、図1のように、マットレス(B)の下から、布団ず
り落ち防止カバー(I)によって、寝具類の両側と、足
元を包むもので、この考案によって、完全といってよい
ほど、掛布団等のずり落ちを防止し、又寝具の中の圧迫
感や、足先にかかる重圧感を排除することが出来るよう
になった。この考案が、このように布団ずり落ち防止に
ついて効果があるのは、図4、図5に示すように、布団
ずり落ち防止カバーが寝具を3方から包み込むため、寝
具の一部がカバーの袋の中に入ったような状態になる。
この場合、寝具類を、布団ずり落ち防止カバーの袋状の
中から引き出そうとしても、カバーと寝具の間に摩擦抵
抗がはたらき、簡単には引き出すことが出来ないためで
ある。
【0012】
【作用】本考案は、マットレスの下から上方に寝具の足
元の部分を、かるく包むものであるから、寝具をしめつ
けることがなく、寝具の中は、ふくいくとして余裕があ
り、又足先で寝具を上下に軽くうごかすことも可能で、
睡眠中身体は圧迫感を受けず、又足元に対する重圧感も
ないので、快適に安眠が得られる。
【0013】
【実施例】布団ずり落ち防止カバー(I)の布団を包む
部分の長さは、掛布団(C)の長さの1/3包めば、布
団ずり落ち防止効果が十分得られる。寝具の中に出入す
るうえからは、寝具を包む長さは、あまり長くない方が
便利である。
【0014】本考案による布団ずり落ち防止カバーの素
材は、木綿などすべりにくい生地の方が効果的である。
生地の厚さは、布団カバーや、敷布等に使用される普通
の厚さの生地で十分効果があり、厚い生地を使用する必
要はない。
【0015】
【考案の効果】本考案は、上記の通り構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【0016】寝台上で就寝する場合、布団ずり落ち防止
カバーを使用すると、睡眠中、布団の中で、どんなにう
ごいても、まず、毛布や布団がずり落ちることはない。
冬期厳寒の季節、睡眠中、毛布や布団がずり落ちると、
風邪をひく原因ともなる。本考案は、人体の健康を保つ
上から大変有効である。
【0017】本考案は、上から寝具をしめつけるもので
なく、下から寝具の足元の部分を包むものであるから、
睡眠中身体に圧迫感を受けることがなく、又足元に圧力
がかからないので、よく睡眠できる。
【0018】本考案は、寝具の両側と、足元を包むもの
であるから、寝具内えの冷気の浸入を防ぎ、保温効果が
ある。
【0019】本考案は、睡眠中、寝具の中に熱がたま
り、暑苦しくなったときは、自由に足を寝具外に出した
り、入れたりして、冷気にあてることが出来る。この場
合も寝具は、ずり落ちることは殆どない。
【0020】布団ずり落ち防止カバーの取り付け、取り
はずしは、いたって簡単である。この布団ずり落ち防止
カバーは、図6のように常時マットレス(B)の下に敷
いておき、取り付ける場合は、図7のように、足元のカ
バーを持ち上げてマットレス(B)と、掛布団(C)の
一部を包み、続いて図8のように、片側のカバーを持ち
上げ、マットレス(B)と掛布団(C)の一部を包み、
続いて同じく図9のように残った片側のカバーを持ち上
げ、マットレス(B)と掛布団(C)の一部を包む。こ
の場合1人で簡単に作業が出来る。
【0021】布団ずり落ち防止カバーは、かなり大きな
面積のものであるので、これをマットレスの下に敷く場
合、その位置をきめるのは、なかなかめんどうである
が、図3の(イ)に示すような、その位置を示す標示線
があるので、正確に簡単に位置がきめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】布団ずり落ち防止カバーを装着した、寝台と寝
具の斜視図である。
【図2】布団ずり落ち防止カバーを装着した、寝台と寝
具の平面図である。
【図3】布団ずり落ち防止カバーの平面図である。(カ
バーを広げた状態)
【図4】布団ずり落ち防止カバーを装着した寝台と寝具
の断面図である。
【図5】布団ずり落ち防止カバーの断面図である。
【図6】マットレスの下に布団ずり落ち防止カバーを敷
いた斜視図である。
【図7】布団ずり落ち防止カバーで寝具の足元の部分を
包んだ斜視図である。
【図8】布団ずり落ち防止カバーで寝具の足元の部分
と、左側の部分を包んだ斜視図である。
【図9】布団ずり落ち防止カバーで寝具の足元の部分
と、左側と、右側の部分を包んだ斜視図である。
【図10】従来の、毛布を寝具の上からかぶせ、寝具を
包み、寝具の両側と足元をその毛布で、マットレスの下
に巻きこんだ斜視図である。
【図11】従来の、寝具をマットレスの下に巻きこむ毛
布の平面図である。
【図12】従来の、掛布団に固定布をつけ、その固定布
をマットレスの下に巻きこんだ斜視図である。
【図13】従来の、掛布団に固定布をつけた平面図であ
る。
【図14】従来の、掛布団の両側と、足元部にフリルを
つけた斜視図である。
【図15】従来の、シーツの足元の部を、マットレスの
下に巻きこみ、頭の方を襟元に折返した参考図である。
【図16】人間の足先を示す図である。
【符号の説明】
A 寝台 B マットレス C 掛布団 D 枕 E 毛布 F 固定布 G フリル H シーツ I 布団ずり落ち防止カバー イ 布団ずり落ち防止カバーを敷くときの標示線 ロ 足先

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (I)のように、寝台上において、マ
    ットレスの下から寝具の両側と、足元の3方面を包ん
    だ、布団ずり落ち防止カバー
JP9096492U 1992-11-26 1992-11-26 布団ずり落ち防止カバー Expired - Lifetime JPH0727897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9096492U JPH0727897Y2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 布団ずり落ち防止カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9096492U JPH0727897Y2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 布団ずり落ち防止カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0650571U JPH0650571U (ja) 1994-07-12
JPH0727897Y2 true JPH0727897Y2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=14013188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9096492U Expired - Lifetime JPH0727897Y2 (ja) 1992-11-26 1992-11-26 布団ずり落ち防止カバー

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2758850B2 (ja) * 1995-02-28 1998-05-28 ナショナル住宅産業株式会社 天井レールの取付け構造
JP2021041050A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 Bears Rock株式会社 毛布、掛布団セット及び布団セット

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Publication number Publication date
JPH0650571U (ja) 1994-07-12

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