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JPH0727155A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

ディスクブレーキ装置

Info

Publication number
JPH0727155A
JPH0727155A JP5315231A JP31523193A JPH0727155A JP H0727155 A JPH0727155 A JP H0727155A JP 5315231 A JP5315231 A JP 5315231A JP 31523193 A JP31523193 A JP 31523193A JP H0727155 A JPH0727155 A JP H0727155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
caliper
brake pad
torque receiving
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5315231A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Abe
一夫 安部
Masafumi Ishihara
雅史 石原
Hitoshi Ikeuchi
均 池内
Toshiharu Okuda
敏晴 奥田
Shigemi Sakakibara
茂美 榊原
Hidetoshi Shimizu
英敏 志水
Yasuaki Ichiba
保昭 市場
Shinsuke Sugano
伸介 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP5315231A priority Critical patent/JPH0727155A/ja
Priority to DE69425460T priority patent/DE69425460T2/de
Priority to EP94107362A priority patent/EP0628743B1/en
Priority to US08/241,713 priority patent/US5467846A/en
Publication of JPH0727155A publication Critical patent/JPH0727155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/0006Noise or vibration control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/092Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
    • F16D65/095Pivots or supporting members therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクブレーキ装置のブレーキ鳴きを低減
する。 【構成】 ブレーキパッドは、その裏金52,62の上
部に設けた長孔52a,52bを隙間を有する状態で貫
通するハンガピン41,42により釣り下げられてお
り、シリンダへのブレーキ油圧の供給時にディスクロー
タをブレーキパッドで押し付けて車輪を制動する。裏金
52,62の側方端面上部にシムの曲げ片53a3,63
a3で構成した突出部を形成する。ディスクロータにより
裏金が図5(B)に示すように側方に引っ張られたとき、
前記突出部とキャリパのトルク受け部30bとの当接点
を支点として、矢印方向の回転力が裏金52,62に作
用する。これにより、長孔52b,62bの内周面上部
がハンガピン42の外周上に押し付けられて、同内周面
上部とハンガピン42との間に摺動抵抗が生じ、ブレー
キパッドのハンガピン41,42の軸線方向の振動が抑
制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪と一体回転するデ
ィスクロータにブレーキパッドを側方から押し付けて車
輪を制動するディスクブレーキ装置に係り、特にブレー
キパッドの振動による鳴きを低減するように改良したデ
ィスクブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば実公昭5
7−55550号公報に示されているように、車輪と一
体回転するディスクロータの側面に対向させて一対のブ
レーキパッドを配置するとともに、このブレーキパッド
を車体に支持されたキャリパにハンガピンを介して変位
可能に支持させておき、キャリパ内に組み込んだシリン
ダにブレーキ油を供給することにより、ディスクロータ
の両側面に各ブレーキパッドを押し付けて車輪を制動す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、ハンガピン11a,11bに釣り下げられた状態
にあったブレーキパッド12(図14(A)参照)は、ブ
レーキペダルの踏み込み操作により、ディスクロータに
押し付けられて同ロータの回転方向側に引っ張られ、ブ
レーキパッド12の引っ張られた方向の側方端面12a
がキャリパの一方の内側面に形成したトルク受け部13
aに当接する(図14(B)参照)。この場合、ブレーキ
パッド12の側方端面12aはトルク受け部13aによ
って拘束されるが、同パッド12の反対側の側方端面1
2bは対向するキャリパの内側面に形成したトルク受け
部13bから離れてしまっているので、ブレーキパッド
12がハンガピン11a,11bの軸線方向に振動し、
同振動がいわゆるブレーキ鳴きを生じさせる。本発明は
上記問題に対処するためになされたもので、その目的
は、制動力の付与時にブレーキパッドに回転力を与え、
ブレーキパッドをキャリパ又はキャリパに組み付けた部
材に異なる2箇所にて当接させることにより、ブレーキ
パッドの振動を抑制してブレーキ鳴きを低減させたディ
スクブレーキ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、ブレーキパッドの側方端
面の上部若しくは下部の少なくとも一方、又はブレーキ
パッドの側方端面に対向してキャリパの内側面に形成し
たトルク受け部の上部若しくは下部の少なくとも一方に
てディスクロータの周方向に突出した突出部を設けて、
ブレーキパッドの側方端面がトルク受け部に当接したと
き突出部がブレーキパッドに回転力を与えてブレーキパ
ッドをトルク受け部と異なる位置にてキャリパの一部又
は同キャリパに組み付けた部材にも当接させるようにし
たことにある。
【0005】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、ブレーキペダルの踏み込み操作によってブレー
キパッドがディスクロータの回転方向に引っ張られる
と、最初、ブレーキパッドの側方端面の上部若しくは下
部の突出部がキャリパのトルク受け部に当接し、又はブ
レーキパッドの側方端面の上部若しくは下部がキャリパ
のトルク受け部の上部若しくは下部に設けた突出部に当
接する。この当接後、突出部はブレーキパッドに回転力
を与えてブレーキパッドをトルク受け部と異なる位置に
てキャリパの一部又は同キャリパに組み付けた部材にも
当接させる。これにより、ブレーキパッドは異なる2点
にてキャリパに対して拘束されることになるので、同パ
ッドの振動が抑制されてブレーキ鳴きが低減される。
【0006】
【実施例】
a.第1実施例 以下、本発明の第1実施例を図面を用いて説明すると、
図1は同実施例に係るディスクブレーキ装置を正断面図
により示しているとともに、図2は同ディスクブレーキ
装置を上面図により示している。
【0007】このブレーキ装置は、車輪と一体回転する
ベンチレーティッドタイプのディスクロータ20を備え
るとともに、ディスクロータ20の両側面を上方から覆
うようにして車体に支持された対向型のキャリパ30を
備えている。キャリパ30はディスクロータ20の周方
向の両上端部にてそれぞれ接合された一対のアーム部3
1,32からなり、中央に上下方向に略方形状の空洞を
有するとともに、ディスクロータ20の周方向に沿って
同ロータ20の通路を形成する溝30aを有する。一対
のアーム部31,32内には、ディスクロータ20の両
側面に対向して同ロータ20から所定距離だけ離れた位
置に、シリンダ31a,32aが形成されている。シリ
ンダ31a,32a内には、ピストン33,34がゴム
リング35,36を介して液密的かつ摺動可能に組み込
まれている。シリンダ31a,32aの各内側端面とピ
ストン33,34の各内側端面との間にはブーツ37,
38がそれぞれ組み付けられており、シリンダ31a,
32a内に異物が混入しないようになっている。
【0008】両アーム部31,32の上部には、ディス
クロータ20の上方位置にて同ロータ20の軸線方向に
それぞれ平行に延設した一対のハンガピン41,42の
各両端がそれぞれ固定されている。ハンガピン41,4
2はアーム部32に係止された抜け止めピン43,44
によりアーム部31,32からの抜けが防止されるよう
になっている。ハンガピン41,42はブレーキパッド
50,60をディスクロータ20の両側面と両シリンダ
31a,32aの間にて釣り下げており、同ロータ20
の周方向における各ブレーキパッド50,60の両側方
端面とキャリパ31中央の空洞の内側面により形成され
るトルク受け部30b,30cとの間には僅かな隙間が
設けられている。トルク受け部30b,30cは、車輪
の制動時にブレーキパッド50,60を介して制動トル
クを受け止めるものである。
【0009】ブレーキパッド50,60は、それぞれパ
ッド部材51,61、裏金52,62及びシム53,6
3により構成されている。パッド部材51,61は耐熱
性材料(例えばアスベストレジンモールド系の材料)に
よって円弧状に構成されており、表面にてディスクロー
タ20に対向している。裏金52,62はパッド部材5
1,61より上下方向に幅広に形成されて、同パッド部
材51,61の裏面を下方に偏らせて固着している。こ
の裏金52,62の上部のパッド部材51,61が存在
しない部分であってハンガピン41,42の間隔に略等
しい位置に、同ピン41,42より大きな径(短い方の
径もハンガピン41,42より大きい)を有する横方向
に長い長孔52a,52b,62a,62bが貫通形成
されている。長孔52a,62aにはハンガピン41が
隙間をもって貫通しており、長孔52b,62bにはハ
ンガピン42が隙間をもって貫通している。シム53,
63は、裏金52,62の裏面にそれぞれ重ね合わされ
た第1シム53a,63a及び第2シム53b,63b
からなる。
【0010】第1シム53a,63aは振動を減衰させ
るためにステンレス製の薄板にゴムコーティングして構
成されている。第1シム63aは、図3に示すように、
上端面に設けた曲げ片63a1,63a2及び車両後方側に
対応する側方端面に設けた曲げ片63a3により裏金62
の裏面に固定されており、裏金62及びシム63の側方
端面(図2において上方)の上端部を曲げ片63a3の厚
み分Δd(例えば0.6mm程度)だけ同側方端面の下部
より突出させている。また、この第1シム63aにもハ
ンガピン41,42を隙間をもって貫通させる長孔63
a4,63a5が形成され、同長孔63a4,63a5の位置及
び形状は裏金62に設けた長孔62a,62bとほぼ同
じである。なお、第1シム53aは前記第1シム63a
と対称に構成されている。第2シム53b,63bはピ
ストン33,34の衝撃によるパッド部材51,61及
び裏金52,62の損傷を防止するためにステンレス製
の薄板で構成されている。第2シム63bは、図4に示
すように、上端面に設けた曲げ片63b1,63b2により
第1シム63aを介して裏金62の裏面に固定されてい
る。また、この第2シム63bにもハンガピン41,4
2に隙間をもって貫通させる長孔63b3,63b4が形成
され、同長孔63b3,63b4の位置及び形状は裏金62
に設けた長孔62a,62bとほぼ同じである。なお、
第2シム53bは前記第1シム63bと対称に構成され
ている。
【0011】また、キャリパ30には、ディスクロータ
20の上方にて十字ばね71が組み付けられている。十
字ばね71の後端部はハンガピン41の中央部に下方か
ら巻きつけられるとともに、同ばね71の前端部はハン
ガピン42の中央部に上方から巻きつけられており、パ
ッド部材51,61を下方(図1の下方向に対応)及び
前方(図2の下方向に対応するとともに車両前進時のデ
ィスクロータ20の回転方向に対応)に付勢するものと
して機能する。
【0012】上記のように構成した第1実施例の動作を
説明する。まず、上記構成のディスクブレーキ装置の一
般的な動作を説明すると、ブレーキペダル(図示しな
い)の踏み込み操作により、シリンダ31a,32a内
にブレーキ油圧が供給される。この油圧供給により、ピ
ストン33,34はそれぞれ内側へ変位してブレーキパ
ッド50,60をそれぞれディスクロータ20に向けて
押圧する。これにより、ブレーキパッド50,60のパ
ッド部材51,61がディスクロータ20の側面に押し
付けられるので、ディスクロータ20の回転が制動され
て同ロータ20と一体的に回転する車輪が制動される。
【0013】次に、本発明で問題視しているブレーキ鳴
きに関係したブレーキパッド50,60の動作につい
て、図5の作動説明図を用いて説明する。まず、車両の
前進状態でブレーキペダルが踏み込み操作された場合に
ついて説明すると、図5(A)に示すように、ブレーキパ
ッド50,60の裏金52,62はディスクロータ20
の回転方向に対応した前方向(図示左方向)に引っ張ら
れて、裏金52,62の側方端面がキャリパ30の中央
空洞部のトルク受け部30cに当接し、同受け部30c
は車輪の制動トルクを受ける。このとき、十字ばね71
はブレーキパッド50,60の裏金52,62を前下方
向に付勢しているので、裏金52,62は十字ばね71
の下方向の力を受けながらほぼ平行移動する。したがっ
て、長孔52a,62aの内周面上部がハンガピン41
の外周上に押し付けられて、同内周面上部とハンガピン
41との間に摺動抵抗が生じる。一方、裏金52,62
の側方端面とトルク受け部30cとの間にも摩擦力が作
用しているので、ハンガピン41,42の軸線方向に対
する裏金52,62の変位すなわち振動が規制され、前
記軸線方向におけるブレーキパッド50,60の振動に
起因するブレーキ鳴きが低減される。
【0014】次に、車両の後退状態でブレーキペダルが
踏み込み操作された場合について説明すると、図5(B)
に示すように、ブレーキパッド50,60の裏金52,
62はディスクロータ20の回転方向に対応した後方向
(図示右方向)に引っ張られる。この場合、裏金52,
62の車両後方に対応した側方端面の上部は第1シム5
3a,63aの曲げ片53a3,63a3の厚さ分だけ突出
しているので、曲げ片53a3,63a3の外周面下部がキ
ャリパ30のトルク受け部30bに当接して、同トルク
受け部30bは車輪の制動トルクを受ける。このとき、
ディスクロータ20の回転により、裏金52,62に
は、前記曲げ片53a3,63a3とトルク受け部30bと
の当接点を支点とした図示矢印方向の回転力すなわち裏
金52,62の下部をトルク受け部30b方向に回転さ
せようとする力が作用する。これにより、長孔52b,
62bの内周面上部がハンガピン42の外周上に押し付
けられて、同内周面上部とハンガピン42との間に摺動
抵抗が生じる。一方、曲げ片53a3,63a3とトルク受
け部30bとの間にも摩擦力が作用しているので、ハン
ガピン41,42の軸線方向に対する裏金52,62の
変位すなわち振動が規制され、前記軸線方向におけるブ
レーキパッド50,60の振動に起因するブレーキ鳴き
が低減される。
【0015】このことは、裏金52,62の後端面上部
に突出した部分(曲げ片53a3,63a3)を設けてない
場合における同裏金52,62の動きを説明することに
より、さらに明らかになる。この場合、裏金52,62
に後方への力が作用すると、十字ばね71が裏金52,
62を前下方向に付勢しているので、図6(A)に示す状
態にあった裏金52,62は図6(B)に示すようにまず
その後下端をトルク受け部30bに当接させる。次に、
この当接点を中心として、裏金52,62は図6(C)の
矢印方向に十字ばね71の付勢力に抗して回転するが、
このとき、ハンガピン42の外周上と長孔52b,62
bとの間には隙間ができて両者の摩擦係合が解除されて
しまう。その結果、裏金52,62の前部分の変位が自
由になり、ブレーキパッド50,60がハンガピン4
1,42の軸線方向に振動し易くなって、前記軸線方向
におけるブレーキパッド50,60の振動に起因するブ
レーキ鳴きが発生する。このようなことからも、裏金5
2,62の車両後方に対応した側方端面上部に突出した
部分(曲げ片53a3,63a3)を設けて、ブレーキ鳴き
を低減できることが理解される。
【0016】次に、本発明者らは、図5(B)に示すよう
に、裏金52,62の側方端面上部に設けた曲げ片53
a3,63a3の幅hを変更することにより、同幅hの裏金
52,62の高さHに対する比h/Hを「0.3」,
「0.55」,「0.7」,「1.0」に変更して、各
比率毎にブレーキ鳴きの発生率を実験により調べた。実
験結果を図7のグラフに示す。これによっても、裏金5
2,62の側方端面上部に突出部を設けたことにより、
ブレーキ鳴きの発生率が減少したことが理解できる。
【0017】次に、上記第1実施例の第1タイプに属す
る変形例について説明する。図8(A)は裏金52,62
の裏面に設けたシム53,63をなくし、裏金52,6
2の側方端面上部に同裏金52,62自体を突出させて
突出部52c,62cを形成した例を示している。ま
た、図8(B)は裏金52,62の裏面に設けたシム5
3,63をなくし、裏金52,62の側方端面を下方に
向かうにしたがって切欠き幅が大きくなるように斜めに
切り欠いた切欠き部52d,62dを設けて、実質的に
側方端面上部が突出するようにした例を示している。図
8(C)は裏金52,62に突出部を形成する代わりに、
キャリパ30の中央空洞部のトルク受け部30bの上部
位置(裏金52,62の側方端面上部に対向する位置)
に突出部30b1を設けるようにした例を示している。こ
れらの第1タイプに属する変形例においても、裏金5
2,62が車両後方側(図示右方向)に引っ張られたと
きに、図8(A)〜(C)に示す矢印方向の回転力がブレー
キパッド50,60に作用するので、上記第1実施例と
同様な作用効果が期待できる。
【0018】また、上記第1実施例の第2タイプに属す
る変形例について説明する。図9(A)は裏金52,62
の側方端面上部に突出部を形成する代わりに、裏金5
2,62の側方端面下部に第1シム53a,63aの曲
げ片53a6,63a6により突出部を形成するようにした
例を示している。また、図9(B)は裏金52,62の裏
面に設けたシム53,63をなくし、裏金52,62の
側方端面下部に同裏金52,62自体を突出させて突出
部52e,62eを形成した例を示している。図9(C)
は裏金52,62に突出部を形成する代わりに、キャリ
パ30のトルク受け部30bの下部位置(裏金52,6
2の側方端面下部に対向する位置)に突出部30b2を設
けるようにした例を示している。このように構成した第
2タイプに属する変形例においては、裏金52,62が
後方向に引っ張られたときに、曲げ片53a6,63a6に
よる突出部、突出部52e,62e及び突出部30b2を
支点として、図9(A)〜(C)に示す矢印方向の回転力が
ブレーキパッド50,60に作用する。この場合、前記
各突出部により、ブレーキパッド50,60は図6に示
したブレーキ鳴きが生じる場合よりも大きく前記矢印方
向に回転可能となっていることが特徴である。したがっ
て、長孔52b,62bの内周面下部がハンガピン42
の外周上に押し付けられて、同内周面下部とハンガピン
42との間に摺動抵抗が生じるので、ハンガピン41,
42の軸線方向に対する裏金52,62の変位すなわち
振動が規制され、前記軸線方向におけるブレーキパッド
50,60の振動に起因するブレーキ鳴きが低減され
る。
【0019】また、上記第1実施例、第1及び第2タイ
プの各変形例においては、十字ばね71が裏金52,6
2(ブレーキパッド50,60)を前下方向に付勢する
ようにしていたが、次に、この十字ばね71をなくし又
は同ばね71のばね定数を小さくするようにした上記第
1実施例の変形例について説明する。図10(A)は、裏
金52,62の車両後方側に対応した側方端面上部に図
8(A)に示すような突出部52c,62cを形成すると
ともに、車両前方側に対応した側方端面上部にも前記突
出部52c,62cと対称に突出部52f,62fを形
成した例を示している。また、図10(B)は、裏金5
2,62の車両後方側に対応した側方端面に図8(B)に
示すような切欠き部52d,62dを形成するととも
に、車両前方側に対応した側方端面にも前記切欠き部5
2d,62dと対称に切欠き部52g,62gを形成し
た例を示している。また、図10(C)は、図8(C)に示
すようなキャリパ30のトルク受け部30bの上部に突
出部30b1を設けるとともに、トルク受け部30cの上
部にも前記突出部30b1と対称に突出部30c1を設けた
例を示している。これらの変形例においても、裏金5
2,62が車両後方側に引っ張られたときには、図8
(A)〜(C)で示した変形例と同様に矢印方向の回転力が
ブレーキパッド50,60に作用する。また、裏金5
2,62が車両前方側に引っ張られたときには(車両の
前進状態時)には、前述した場合と同種の回転力がブレ
ーキパッド50,60に逆方向に作用する。したがっ
て、裏金52,62が車両後方側に引っ張られても、車
両前方側に引っ張られても、共にハンガピン41,42
と長孔52a,52b,62a,62bとの間に摺動抵
抗が生じるので、ブレーキ鳴きを低減できる。
【0020】また、図11(A)(B)に示す変形例も十字
ばね71をなくし又は同ばね71のばね定数を小さくす
るようにしてなるものである。図11(A)は、裏金5
2,62の車両後方側に対応した側方端面下部に図9
(B)に示すような突出部52e,62eを形成するとと
もに、車両前方側に対応した側方端面下部にも前記突出
部52e,62eと対称に突出部52h,62hを形成
した例を示している。また、図11(B)は、図9(C)に
示すようなキャリパ30のトルク受け部30bの下に突
出部30b2を設けるとともに、トルク受け部30cの上
部にも前記突出部30b2と対称に突出部30c2を設けた
例を示している。これらの変形例においても、裏金5
2,62が車両後方側に引っ張られたときには、図9
(B)(C)で示した変形例と同様に矢印方向の回転力がブ
レーキパッド50,60に作用する。また、裏金52,
62が車両前方側に引っ張られたとき(車両の前進状態
時)には、前述した場合と同種の回転力がブレーキパッ
ド50,60に逆方向に作用する。したがって、裏金5
2,62が車両後方側に引っ張られても、車両前方側に
引っ張られても、共にハンガピン41,42と長孔52
a,52b,62a,62bとの間に摺動抵抗が生じる
ので、ブレーキ鳴きを低減できる。
【0021】さらに、図12に示す変形例も十字ばね7
1をなくし、又は同ばね71のばね定数を小さくするよ
うにしてなるものであり、裏金52,62の車両後方側
に対応した側方端面上部に図10(A)に示すような突出
部52c,62cを形成するとともに、同突出部52
c,62cより小さな突出部52i,62iを同側方端
面の下部に形成しており、また車両前方に対応した側方
端面上部に図10(A)に示すような突出部52f,62
fを形成するとともに、同突出部52f,62fより小
さな突出部52j,62jを車両前方側に対応した側方
端面下部に形成した例を示している。この変形例におい
ては、裏金52,62が車両後方側に引っ張られたとき
には、図10(A)で示した変形例と同様に矢印方向の回
転力がブレーキパッド50,60に作用し、ハンガピン
42と長孔52b,62bとが接触して摺動抵抗を生じ
るとともに、突出部52i,62iとトルク受け部30
bとが接触して摺動抵抗を生じる。したがって、本変形
例によれば、前記第1実施例及びその変形例に比較して
ハンガピン42の負荷を低減することができる。また、
裏金52,62が車両前方側に引っ張られたとき(車両
の前進状態時)には、前述した場合と同種の回転力がブ
レーキパッド50,60に逆方向に作用する。その結
果、裏金52,62が車両後方側に引っ張られても、車
両前方側に引っ張られても、共にハンガピン41,42
と長孔52a,52b,62a,62bとの間の摺動抵
抗が生じるので、ブレーキ鳴きを低減できる。また、こ
の変形例を、図11(A)に示した長孔52a,62a,
52b,62bの内周面下部をハンガピン41,42の
外周上に押し付けるようにした変形例のように、裏金5
2,62の両側方端面下部に前記52c,62c,52
f,62fと同じ大きさの突出部を形成するとともに、
同両側方端面上部に前記突出部52j,62j,52
i,62iと同じ大きさの突出部を形成するようにさら
に変形してもよい。
【0022】上記のように構成した第1実施例及びその
各変形例における共通の特徴は、ブレーキパッド50,
60のディスクロータ20の回転方向側の側方端面の上
部若しくは下部の少なくとも一方、又は同上部に対向す
るキャリパ30のトルク受け部30c,30d若しくは
同下部に対向するトルク受け部30c,30dの少なく
とも一方にディスクロータ20の周方向に突出した突出
部を設けたことにある。そして、この突出部は、ブレー
キパッド50,60の側方端面がアーム部31,32の
トルク受け部30b,30cに当接したとき、ブレーキ
パッド50,60に回転力を与えて同ブレーキパッド5
0,60の長孔52a,52bの内周面をハンガーピン
41,42の外周面に当接させる。この場合、ハンガー
ピン41,42は長孔52a,52bとの摩擦により前
記トルク受け部30b,30cとは異なる位置にてブレ
ーキパッド50,60の動きを拘束する拘束部として作
用し、その結果、ブレーキパッド50,60の振動は異
なる2箇所にて抑制されるので、ブレーキ鳴きが低減さ
れる。
【0023】b.第2実施例 次に、本発明の第2実施例を図面を用いて説明すると、
図13に示すように、同実施例に係るディスクブレーキ
装置は図1の両アーム部31,32の下部を内側に延出
するように変形させて、裏金52,62の下端面に対向
した対向面により形成される拘束部31b1,31b
2、32b1,32b2をそれぞれ有する。他の箇所に
ついては、十字ばね71を有さない上記第1実施例の変
形例と同じである。
【0024】上記のように構成した第2実施例において
は、車両が前進している状態でブレーキペダルが踏み込
み操作されると、基準状態にて図13(A)の状態にあっ
たブレーキパッド50,60の裏金52,62はディス
クロータ20に引っ張られて車両前方側に変位する。こ
の変位により、裏金52,62の車両前方側に対応した
側方端面はまずキャリパ30に形成したトルク受け部3
0cの突出部30c1に当接して、同受け部30c(突
出部30c1)は車輪の制動トルクを受ける。次に、突
出部30c1はディスクロータ20の回転により裏金5
2,62に対して図13(B)の矢印で示す方向の回転力
を与えるので、同裏金52,62は前記矢印方向に回転
する。この回転により、裏金52,62の下端面が拘束
部31b2,32b2に当接する。したがって、裏金5
2,62は突出部30c1と拘束部31b2,32b2
の2点により拘束されることになり、裏金52,62の
振動が抑制される。また、車両が後退している状態でブ
レーキペダルが踏み込み操作された場合には、裏金5
2,62の車両後方側に対応した側方端面がまずキャリ
パ30に形成したトルク受け部30bの突出部30b1
に当接して、同受け部30b(突出部30b1)は車輪
の制動トルクを受ける。次に、裏金52,62の前記と
は逆方向の回転により、裏金52,62の下端面が拘束
部31b1,32b1に当接して、裏金52,62の振
動が抑制される。
【0025】このように第2実施例においても、トルク
受け部30b,30cの上部にディスクロータ20の周
方向に突出した突出部30b1,30c1を設けたこと
を特徴としてしている。そして、これらの突出部30b
1,30c1は、ブレーキパッド50,60の側方端面
がトルク受け部30b,30cに当接したとき、ブレー
キパッド50,60に回転力を与えて同ブレーキパッド
50,60の下端面を拘束部31b1,31b2,32
b1,32b2に当接させる。これにより、ブレーキパ
ッド50,60の振動は異なる2箇所にて抑制されるの
で、ブレーキ鳴きが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すディスクブレーキ
装置の正断面図である。
【図2】 同ブレーキ装置の上面図である。
【図3】 (A)は図1,2の第1シムの上面図であり、
(B)は同シムの正面図であり、(C)は同シムの側面図で
ある。
【図4】 (A)は図1,2の第2シムの上面図であり、
(B)は同シムの正面図であり、(C)は同シムの側面図で
ある。
【図5】 (A)は車両前進時のブレーキパッドの作動説
明図であり、(B)は車両後退時のブレーキパッドの作動
説明図である。
【図6】 (A)〜(C)は本発明のようにブレーキパッド
を構成しない場合における同パッドの作動説明図であ
る。
【図7】 図5の裏金の側方端面上部に設けた曲げ片の
幅hを種々に変更してブレーキ鳴きの発生率を調べた実
験結果を示すグラフである。
【図8】 (A)〜(C)は上記第1実施例の第1タイプの
変形例を示すブレーキパッドの構成及び作動を説明する
ための概略図である。
【図9】 (A)〜(C)は上記第1実施例の第2タイプの
変形例を示すブレーキパッドの構成及び作動を説明する
ための概略図である。
【図10】(A)〜(C)は上記第1実施例の十字ばねをな
くした場合における前記第1タイプの変形例を示すブレ
ーキパッドの構成及び作動を説明するための概略図であ
る。
【図11】(A)(B)は同十字ばねをなくした場合におけ
る前記第2タイプの変形例を示すブレーキパッドの構成
及び作動を説明するための概略図である。
【図12】同十字ばねをなくした場合における他の変形
例を示すブレーキパッドの構成及び作動を説明するため
の概略図である。
【図13】(A)は本発明の第2実施例のディスクブレー
キ装置の基準状態を示す概略図であり、(B)は(A)のデ
ィスクブレーキ装置の作動状態を示す概略図である。
【図14】 (A)(B)は従来のブレーキパッドの構成及
び作動を説明するための概略図である。
【符号の説明】 20…ディスクロータ、30…キャリパ、30b,30
c…トルク受け部、30b1,30b2,30c1,30c2…
突出部、31,32…アーム部、31a,32a…シリ
ンダ、31b1,31b2,32b1,32b2…拘束
部、33,34…ピストン、41,42…ハンガピン、
50,60…ブレーキパッド、51,61…パッド部
材、52,62…裏金、52a,52b,62a,62
b…長孔、52c,52e,52f,52h,62c,
62e,62f,62h…突出部、52d,52g,6
2d,62g…切欠き部、53,63…シム、53a,
63a…第1シム、53b,63b…第2シム、63a1
〜63a3,63a6…曲げ片、63a4,63a5,63b3,
63b4…長孔、71…十字ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 敏晴 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 榊原 茂美 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 志水 英敏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 市場 保昭 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 菅野 伸介 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と一体回転するディスクロータと、
    前記ディスクロータの側面にそれぞれ対向して配設され
    同ディスクロータとの摩擦により車輪に制動力を付与す
    る一対のブレーキパッドと、車体に支持されるとともに
    前記ブレーキパッドを変位可能に支持してなり同ディス
    クロータの回転方向側の内側面に同ブレーキパッドの側
    方端面と対向して同ブレーキパッドの制動トルクを受け
    るトルク受け部を有するキャリパと、前記キャリパ内に
    組み込まれてブレーキ油の供給により前記両ブレーキパ
    ッドを前記ディスクロータの側面に押し付けるシリンダ
    とを備えたディスクブレーキ装置において、前記ブレー
    キパッドの側方端面の上部若しくは下部の少なくとも一
    方、又は前記トルク受け部の上部若しくは下部の少なく
    とも一方にて前記ディスクロータの周方向に突出した突
    出部を設けて、前記ブレーキパッドの側方端面がトルク
    受け部に当接したとき前記突出部が同ブレーキパッドに
    回転力を与えて同ブレーキパッドを同トルク受け部と異
    なる位置にて前記キャリパの一部又は同キャリパに組み
    付けた部材に当接させるようにしたことを特徴とするデ
    ィスクブレーキ装置。
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EP94107362A EP0628743B1 (en) 1993-05-13 1994-05-11 Disc brake assembly
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