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JPH07268773A - 繊維製品柔軟仕上剤組成物及びその調製方法 - Google Patents

繊維製品柔軟仕上剤組成物及びその調製方法

Info

Publication number
JPH07268773A
JPH07268773A JP7657694A JP7657694A JPH07268773A JP H07268773 A JPH07268773 A JP H07268773A JP 7657694 A JP7657694 A JP 7657694A JP 7657694 A JP7657694 A JP 7657694A JP H07268773 A JPH07268773 A JP H07268773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
alkyl
long
mono
fatty acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7657694A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Nakagawa
龍一 中川
Masami Fujiwara
正美 藤原
Hiroshi Imada
浩 今田
Hisaya Sasaki
久弥 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP7657694A priority Critical patent/JPH07268773A/ja
Publication of JPH07268773A publication Critical patent/JPH07268773A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 すすぎ浴に洗剤由来のアニオン成分が混在し
ていても、各種繊維製品に対して優れた柔軟性を付与
し、安価で環境に対してやさしい新規繊維製品柔軟仕上
剤組成物及びその調製方法を提供する。 【構成】 (A)グリセリン、ジグリセリン、ソルビタ
ン、ソルビトール、低級アルキルグルコシド又はグルコ
ースの脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数8〜22)の少
なくとも1種と、下記一般式(I)等で表わされるモノ
長鎖アルキル型アミンとを重量比3:7〜7:3の割合
で含有する繊維製品柔軟仕上剤組成物。 【化1】 (式中、R1はエステル結合、アミド結合又はエーテル
結合により中断されているC822のアルキル基又はア
ルケニル基)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種繊維製品に対して
優れた柔軟性を付与しうる、環境に対してやさしい、し
かも第四級アンモニウム塩を実質的に含まない新規な繊
維製品柔軟仕上剤組成物、及びその調製方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】衣類などの繊維製品は着用や洗濯などを
繰り返すことによって、硬くなるなど好ましくない風合
となり、したがって、これを改善するために、多くの家
庭においては、洗濯のすすぎサイクル中に、柔軟仕上剤
で処理することが行われている。現在、家庭用仕上剤と
して市販されているものは、ほとんどがカチオン性界面
活性剤、最も典型的にはジアルキル型第四級アンモニウ
ム塩、例えばジ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウム
塩などを主成分とする水性液体製品である。
【0003】これらの柔軟仕上剤の作用原理は、すすぎ
水中で負に帯電している繊維表面に、カチオン性界面活
性剤が効率的に吸着し、吸着した界面活性剤分子中の親
油性部位による潤滑効果により、繊維表面の摩擦係数が
下がって柔軟性が発揮するものであるから、十分な吸着
量を確保するために、カチオン性の第四級アンモニウム
塩が好んで用いられてきた。
【0004】しかしながら、前記ジアルキル型第四級ア
ンモニウム塩は柔軟付与効果に優れているものの環境に
放出された場合の生分解性が不十分である上、原料の第
三級アミンを第四級塩にするのに製造コストが高くなる
のを免れないなどの欠点を有している。したがって、こ
のような欠点のない柔軟仕上剤の開発が望まれている。
【0005】前記本発明で使用するグリセリン、ソルビ
タンの脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤は生分
解性が良好なものの、カチオン界面活性剤のように、す
すぎ液中で正に帯電されず、そのため、繊維に効率的に
吸着できない。したがって、これら非イオン界面活性剤
を繊維製品柔軟仕上剤の主剤として用いる場合は、繊維
に効率的に吸着させるための工夫が必要となる。
【0006】このような欠点を解消したものとして、特
開昭56−26071号公報及び特開昭57−1762
61号公報では、グリセリン脂肪酸エステルなどの非イ
オン界面活性剤にカチオン柔軟化剤を組み合わせている
が、用いているカチオン柔軟化剤としてのジ長鎖アルキ
ル型第四級アンモニウム塩は、生分解しにくく環境上好
ましくない。また、併記のモノ長鎖アルキル型第四級ア
ンモニウム塩は、ジ長鎖アルキル型第四級アンモニウム
塩に比べて生分解性が良好なものの未だ不充分である。
また、プロトン化エトキシアミンも併用しているが、粘
度制御剤や安定剤として少量使用しているにすぎない。
【0007】また、特開昭52−148295号公報で
は、非イオン界面活性剤と、第四級アンモニウム塩、ポ
リアミン塩、イミダゾリニウム塩、ピリジニウム塩など
のカチオン性化合物とを組み合わせた組成物を開示して
いる。しかしながら、該公報に記載されているように、
非イオン界面活性剤と前記カチオン性化合物のモノ長鎖
アルキル型第四級アンモニウム塩のみでは耐アニオン性
が不充分であり、それを解決するためには、生分解しに
くいジ長鎖アルキル型第四級アンモニウム塩をさらに必
要とするものである。
【0008】更に、特開平5−156572号公報で
は、ペンタエリスリトール脂肪酸エステルの非イオン界
面活性剤にエトキシ化アミンを併用しているが、該非イ
オン界面活性剤はグリセリン脂肪酸エステルと類似の多
価アルコールのエステルであるが、生分解しにくい第四
級炭素を有しているため好ましくない。
【0009】更にまた、特開平5−195432号公
報、特開平5−195433号公報及び特開平5−19
5436号公報では、グリセリン脂肪酸エステルなどの
非イオン界面活性剤とモノ長鎖アルキル型アミン塩との
組み合わせが開示されているが、いずれも主剤はジ長鎖
アルキル型アミン塩又は第四級アンモニウム塩であり、
これらを補助成分として少量添加しているにすぎない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自動洗濯機
等のすすぎ浴に洗剤由来のアニオン成分が混在していて
も、各種繊維製品に対して優れた柔軟性付与効果を発揮
しうる上、安価でかつ環境に対してもやさしい、しかも
第四級アンモニウム塩を実質的に含まない新規な繊維製
品柔軟仕上剤組成物及びその調製方法を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(A)
グリセリン、ジグリセリン、ソルビタン、ソルビトー
ル、低級アルキルグリコシド又はグルコースの脂肪酸エ
ステル(脂肪酸の炭素数は8〜22である)の少なくと
も1種と、(B)下記一般式(I)
【化1】 (式中、R1はエステル結合、アミド結合又はエーテル
結合によって中断されている炭素数は8〜22のアルキ
ル基又はアルケニル基、R2及びR3はそれぞれ水素又は
炭素数1〜3のアルキル基であり、それらは互いに同一
であっても異なっていてもよい)で表わされるモノ長鎖
アルキル型アミンとを、重量比3:7〜7:3の割合で
含有して成る繊維製品柔軟仕上剤組成物が提供され、特
に、前記一般式(I)で表わされる(B)成分が、一般
式(I)において、式中のR1がエステル結合又はアミ
ド結合によって中断されている炭素数は8〜22のアル
キル基又はアルケニル基、R2及びR3がメチル基のモノ
長鎖アルキル型アミンであることを特徴とする前記繊維
製品柔軟仕上剤組成物が提供される。また、前記(A)
成分と、(C)下記一般式(II)
【化2】 (式中、R4はエステル結合、アミド結合又はエーテル
結合によって中断されていてもよい炭素数は8〜22の
アルキル基又はアルケニル基、lとmの和は2〜10で
ある)で表わされるモノ長鎖アルキル型アミンとを、重
量比3:7〜7:3の割合で含有して成る繊維製品柔軟
仕上剤組成物が提供され、特に、前記一般式(II)で
表わされる(C)成分が、一般式(II)において、式
中のR4がエステル結合又はアミド結合によって中断さ
れていてもよい炭素数は8〜22のアルキル基又はアル
ケニル基、lとmの和が2〜4のモノ長鎖アルキル型ア
ミンであることを特徴とする前記繊維製品柔軟仕上剤組
成物が提供される。また、前記(A)成分と、(D)下
記一般式(III)
【化3】 〔式中、R5はエステル結合、アミド結合又はエーテル
結合で中断されていてもよい炭素数は8〜22のアルキ
ル基又はアルケニル基、R6は炭素数1〜3のアルキル
基、R7はヒドロキシアルキル基又は−(C24O)n−
H(nは1〜10の整数)である〕で表わされるモノ長
鎖アルキル型アミンとを、重量比3:7〜7:3の割合
で含有して成る繊維製品柔軟仕上剤組成物が提供され
る。また、前記(A)成分と、(E)下記一般式(I
V)
【化4】 (式中、R8は炭素数8〜22のアルキル基又はアルケ
ニル基、R9及びR10はそれぞれ水素又は炭素数1〜3
のアルキル基であり、それらは互いに同一であっても異
なっていてもよい)で表わされるモノ長鎖アルキル型ア
ミンとを、重量比3:7〜7:3の割合で含有して成る
繊維製品柔軟仕上剤組成物が提供される。また、前記
(A)成分と、前記(B)、(C)、(D)又は(E)
成分のモノ長鎖アルキル型アミンの2種以上とを、重量
比3:7〜7:3の割合で含有して成る繊維製品柔軟仕
上剤組成物が提供される。また、前記(B)、(C)、
(D)、(E)成分又はその混合物のモノ長鎖アルキル
型アミンに対して0.3〜1.5倍モルの無機酸又は有
機酸を含有する前記各繊維製品柔軟仕上剤組成物が提供
される。更に、前記(A)成分と前記モノ長鎖アルキル
型アミン成分との割合が4:6〜6:4であり、さらに
該モノ長鎖アルキル型アミンに対して塩酸又は硫酸を
0.3〜1.5倍モル含有することを特徴とする前記繊
維製品柔軟仕上剤組成物が提供される。更にまた、
(A)グリセリン、ジグリセリン、ソルビタン、ソルビ
トール、低級アルキルグルコシド又はグルコースの脂肪
酸エステル(脂肪酸の炭素数は8〜22である)の少な
くとも1種と、モノ長鎖アルキル型アミン成分である請
求項1記載の(B)成分、請求項3記載の(C)成分、
請求項5記載の(D)成分、請求項6記載の(E)成
分、又は請求項7記載の混合物成分を、場合により溶媒
と共に混合して均質混合物を製造し、撹拌下に該混合物
に該モノ長鎖アルキル型アミン成分に対して0.3〜
1.5倍モルの無機酸又は有機酸を含有する水溶液を加
えて分散液を形成させ、次いで、必要により任意成分を
添加することを特徴とする繊維製品柔軟仕上剤組成物の
調製方法が提供される。
【0012】本発明者らは、繊維製品柔軟仕上剤組成物
について鋭意研究を重ねた結果、特定の非イオン界面活
性剤と特定のモノ長鎖アルキル型アミン塩とを特定比率
で組み合わせた場合、驚くべきことに、自動洗濯機等の
すすぎ浴に洗剤由来のアニオン成分が混在していてもジ
長鎖アルキル型第四級アンモニウム塩に匹敵する柔軟効
果が得られること、そしてこれらの組成物は製造コスト
が低く、かつ消費された場合の環境に対する影響も好ま
しいことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。
【0013】本発明における(A)成分としては、グリ
セリン、ジグリセリン、ソルビタン、ソルビトール、低
級アルキルグルコシド又はグルコースの脂肪酸エステル
から選ばれた非イオン性柔軟化剤の少なくとも1種が用
いられる。
【0014】これらのエステルの好ましいものとして
は、グリセリンの炭素数8〜22脂肪酸モノエステルと
して、モノステアリン酸グリセリル(例えばNIKKO
L MGS−A:日光ケミカル社製、商品名)、モノベ
ヘニン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル(NI
KKOL MGOなど)、モノパーム油脂肪酸グリセリ
ル、モノ硬化牛脂脂肪酸グリセリル、又グリセリンの炭
素数8〜22脂肪酸ジエステルとして、ジミリスチン酸
グリセリル、ジステアリン酸グリセリル(NIKKOL
DGS−80など)、ジオレイン酸グリセリル(NI
KKOL DGO−80など)、ジパーム油脂肪酸グリ
セリル、ジ牛脂脂肪酸グリセリル、ジ硬化牛脂脂肪酸グ
リセリル、又グリセリンの炭素数8〜22脂肪酸トリエ
ステルとして、トリラウリン酸グリセリル、トリステア
リン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリパ
ーム油脂肪酸グリセリル、トリ牛脂脂肪酸グリセリルな
どが挙げられる。さらに、ジグリセリンの炭素数8〜2
2脂肪酸モノエステルとして、モノステアリン酸ジグリ
セリル(NIKKOL DGMSなど)、モノベヘニン
酸ジグリセリル、モノオレイン酸ジグリセリル、(NI
KKOL DGMO−90など)、モノパーム油脂肪酸
ジグリセリル、モノ硬化牛脂脂肪酸ジグリセリル、又ジ
グリセリンの炭素数8〜22脂肪酸ジエステルとして、
ジミリスチン酸ジグリセリル、ジステアリン酸ジグリセ
リル、ジオレイン酸ジグリセリル(NIKKOL DG
DOなど)、ジパーム油脂肪酸ジグリセリル、ジ牛脂脂
肪酸ジグリセリル、ジ硬化牛脂脂肪酸ジグリセリル、又
ジグリセリンの炭素数8〜22脂肪酸トリエステルとし
て、トリラウリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸ジ
グリセリル、トリオレイン酸ジグリセリル、トリパーム
油脂肪酸ジグリセリル、トリ牛脂脂肪酸ジグリセリルな
どが挙げられる。さらに、ソルビタンの炭素数8〜22
脂肪酸モノエステルとして、モノステアリン酸ソルビタ
ン(NIKKOLSS−10など)、モノベヘニン酸ソ
ルビタン、モノオレイン酸ソルビタン(NIKKOL
SO−10など)、モノパーム油脂肪酸ソルビタン、モ
ノ硬化牛脂脂肪酸ソルビタン、又ソルビタンの炭素数8
〜22脂肪酸ジエステルとして、ジミリスチン酸ソルビ
タン、ジステアリン酸ソルビタン、ジオレイン酸ソルビ
タン、ジパーム油脂肪酸ソルビタン、ジ牛脂脂肪酸ソル
ビタン、ジ硬化牛脂脂肪酸ソルビタン、又ソルビタンの
炭素数8〜22脂肪酸トリエステルとして、トリラウリ
ン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン(NIK
KOL SS−30など)、トリオレイン酸ソルビタン
(NIKKOL SO−30など)、トリパーム油脂肪
酸ソルビタン、トリ牛脂脂肪酸ソルビタンなどが挙げら
れる。さらに、ソルビトールの炭素数8〜22脂肪酸モ
ノエステルとして、ソルビトールのモノステアリン酸エ
ステル、モノベヘニン酸エステル、モノオレイン酸エス
テル、モノパーム油脂肪酸エステル、モノ硬化牛脂脂肪
酸エステル、又ソルビトールの炭素数8〜22脂肪酸ジ
エステルとして、ソルビトールのジミリスチン酸エステ
ル、ジステアリン酸エステル、ジオレイン酸エステル、
ジパーム油脂肪酸エステル、ジ牛脂脂肪酸エステル、ジ
硬化牛脂脂肪酸エステル、又ソルビトールの炭素数8〜
22脂肪酸トリエステルとして、ソルビトールのトリラ
ウリン酸エステル、トリステアリン酸エステル、トリオ
レイン酸エステル、トリパーム油脂肪酸エステル、トリ
牛脂脂肪酸エステルなどが挙げられる。さらに、低級ア
ルキルグルコシドの炭素数8〜22脂肪酸モノエステル
として、メチルグルコシドのモノステアリン酸エステ
ル、モノベヘニン酸エステル、モノオレイン酸エステ
ル、モノパーム油脂肪酸エステル、モノ硬化牛脂脂肪酸
エステル、又低級アルキルグルコシドの炭素数8〜22
脂肪酸ジエステルとして、メチルグルコシドのジミリス
チン酸エステル、ジステアリン酸エステル、ジオレイン
酸エステル、ジパーム油脂肪酸エステル、ジ牛脂脂肪酸
エステル、ジ硬化牛脂脂肪酸エステル、又前記低級アル
キルグルコシドの炭素数8〜22脂肪酸トリエステルと
して、メチルグルコシドのトリラウリン酸エステル、ト
リステアリン酸エステル、トリオレイン酸エステル、ト
リパーム油脂肪酸エステル、トリ牛脂脂肪酸エステルな
どが挙げられる。さらに、グルコースの炭素数8〜22
脂肪酸モノエステルとして、グルコースのモノステアリ
ン酸エステル、モノベヘニン酸エステル、モノオレイン
酸エステル、モノパーム油脂肪酸エステル、モノ硬化牛
脂脂肪酸エステル、又グルコースの炭素数8〜22脂肪
酸ジエステルとして、グルコースのジミリスチン酸エス
テル、ジステアリン酸エステル、ジオレイン酸エステ
ル、ジパーム油脂肪酸エステル、ジ牛脂脂肪酸エステ
ル、ジ硬化牛脂脂肪酸エステル、又グルコースの炭素数
8〜22脂肪酸トリエステルとして、グルコースのトリ
ラウリン酸エステル、トリステアリン酸エステル、トリ
オレイン酸エステル、トリパーム油脂肪酸エステル、ト
リ牛脂脂肪酸エステルなどが挙げられる。
【0015】本発明組成物においては、該(A)成分の
非イオン性柔軟化剤は単独で用いてもよいし、2種以上
組み合わせてもよい。また、炭素数8〜22の脂肪酸に
よるエステル化度が0.5〜2.5のグリセリン、ジグ
リセリン、ソルビタン、ソルビトール、低級アルキルグ
ルコシド又はグルコースのエステル混合物も好ましい。
【0016】本発明における(B)〜(E)成分のモノ
長鎖アルキル型アミンは、プロトン化してミセル溶解す
るような分子中に1個の長鎖(C822)アルキル基又
はアルケニル基をもつアミン化合物であって、下記一般
式(I)〜(IV)で表わされるものから選ばれた化合
物が1種以上用いられる。 (B)下記一般式(I)で表わされるアミン
【化1】 (式中、R1はエステル結合、アミド結合又はエーテル
結合によって中断されている炭素数は8〜22のアルキ
ル基又はアルケニル基、R2及びR3はそれぞれ水素又は
炭素数1〜3のアルキル基であり、それらは互いに同一
であっても異なっていてもよい) (C)下記一般式(II)で表わされるアミン
【化2】 (式中、R4はエステル結合、アミド結合又はエーテル
結合によって中断されていてもよい炭素数は8〜22の
アルキル基又はアルケニル基、lとmの和は2〜10で
ある) (D)下記一般式(III)で表わされるアミン
【化3】 〔式中、R5はエステル結合、アミド結合又はエーテル
結合で中断されていてもよい炭素数は8〜22のアルキ
ル基又はアルケニル基、R6は炭素数1〜3のアルキル
基、R7はヒドロキシアルキル基又は−(C24O)n−
H(nは1〜10の整数)である〕 (E)下記一般式(IV)で表わされるアミン
【化4】 (式中、R8は炭素数8〜22のアルキル基又はアルケ
ニル基、R9及びR10はそれぞれ水素又は炭素数1〜3
のアルキル基であり、それらは互いに同一であっても異
なっていてもよい)
【0017】このようなモノ長鎖アルキル型アミンの好
ましいものとしては、例えばジメチルアミノプロピルア
ミンのアルキルアミド化物、ジメチルアミノプロパノー
ルのアルキルエステル化物、ジメチルモノエタノールア
ミンのアルキルエーテル、ETOMEEN HT/1
2、ETOMEEN HT/14、ETOMEEN H
T/20(以上、アクゾ社製、商品名)、メチルヒドロ
キシエチルアミノプロピルアミンのアルキルアミド化
物、メチルジエタノールアミンのモノアルキルエステル
化物、ARMEEN DMMHTD及びARMEEN
DM18D(アクゾ社製、商品名)などが挙げられる。
【0018】さらに好ましいモノ長鎖アルキル型アミン
としては、下記の(F)又は(G)成分が用いられる。 (F)下記一般式(V)で表わされるアミン
【化5】 (式中、R11はエステル結合又はアミド結合によって中
断されている炭素数は8〜22のアルキル基又はアルケ
ニル基) (G)下記一般式(VI)で表わされるアミン
【化6】 (式中、R12はエステル結合又はアミド結合によって中
断されていてもよい炭素数は8〜22のアルキル基又は
アルケニル基、l’とm’の和は2〜4である)
【0019】このようなモノ長鎖アルキル型アミンの好
ましいものとしては、例えばジメチルアミノプロピルア
ミンのアルキルアミド化物、ジメチルアミノプロパノー
ルのアルキルエステル化物、ETHOMEEN HT/
12及びETOMEEN HT/14(アクゾ社製、商
品名)などが挙げられる。
【0020】本発明の組成物においては、前記(A)の
非イオン性柔軟化剤と、モノ長鎖アルキル型アミンと
を、重量比3:7〜7:3の割合で配合することが必要
であり、この範囲を逸脱すると本発明の目的が充分に達
せられない。また、この配合割合は4:6〜6:4の範
囲がより一層好ましい。
【0021】本発明の柔軟仕上剤組成物には、モノ長鎖
アルキル型アミンに対して0.3〜1.5倍モルの無機
酸や有機酸、例えば塩酸、硫酸、クエン酸、シュウ酸、
コハク酸、酒石酸、乳酸、マロン酸などを配合すること
が好ましく、塩酸又は硫酸の使用がより一層好ましい。
【0022】本発明組成物は、前記(A)成分の非イオ
ン性柔軟化剤とモノ長鎖アルキル型アミンとをその合計
量が70重量%以下、好ましくは3〜20重量%の範囲
で含有することが望ましく、また、その形態については
特に制限はなく、例えば液状、ペースト状、ゲル状など
の任意の形態をとることができる。
【0023】本発明組成物には、本発明の目的が損なわ
れない範囲で、所望に応じ種々の添加成分、例えば他の
柔軟化剤、炭素数1〜4のアルカノールや多価アルコー
ルなどの溶剤、再湿潤剤、電解質や非イオン性界面活性
剤などの粘度調節剤、ゲル化防止剤、香料、香料キャリ
ヤー、蛍光剤、着色剤、ヒドロトロープ剤、消泡剤、再
付着防止剤、酵素、光学増白剤、不透明剤、グアーガム
やポリエチレングリコールなどの安定剤、防縮剤、織物
クリスピング剤、染め防止剤、汚れ放出剤、殺箘剤、直
鎖状又は分岐状シリコーンオイル、殺かび剤、酸化防止
剤、腐食防止剤、保存剤、漂白剤、漂白剤前駆物質、ド
レープ付与剤、静電防止剤、アイロン助剤などを配合す
ることができる。
【0024】本発明の柔軟仕上剤組成物を好適に調製す
る方法は、該(A)成分とモノ長鎖アルキル型アミンと
を、場合により適当な溶剤と共に混合して均質混合物を
調製したのち、この混合物に撹拌下に所定量の酸を含む
水を加えて分散液を形成させ、次いでこれに任意成分を
添加する方法である。
【0025】
【発明の効果】本発明の繊維製品柔軟仕上剤組成物は、
特定の非イオン性柔軟化剤と特定のモノ長鎖アルキル型
アミンとを特定割合で含有するものであって、洗剤由来
のアニオン成分が混在していても、ジアルキル型第四級
アンモニウム塩に匹敵する柔軟付与効果を発揮すること
ができる上、製造コストが低く、かつ消費された場合の
環境に対する影響も良好であるという効果を有する。
【0026】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0027】柔軟性 市販の木綿タオルを市販洗剤のハイトップ〔ライオン
(株)製、登緑商標〕にて2回繰り返し洗濯を行い、次
いで5回繰り返し流水すすぎを行って洗剤を除去し、被
処理布を調製した。次に、すすぎ液に持ち込まれる洗剤
由来のアニオン界面活性剤を想定して、炭素数が12の
市販の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを
0.0005重量%となるように加えた水道水又は無添
加の水道水に、柔軟仕上剤を0.022重量%になるよ
うに加え攪拌したのち、25℃、浴比1/30で3分間
かきまぜて処理した。
【0028】次に、前記方法で処理したタオルを室内で
風乾後、25℃、65%RHの恒温恒湿室で24時間放
置した。これらのタオルについて、柔軟性の評価を8人
から成る熟練したパネラーにより、以下のような基準で
判定した。 4:比較組成物(1)(ジ硬化牛脂ジメチルアンモニウ
ムクロリド)と同等 3:比較組成物(1)より硬く、比較組成物(2)(モ
ノ硬化牛脂トリメチルアンモニウムクロリド)より柔ら
かく感じる 2:比較組成物(2)と同等 1:未処理と同等 比較組成物(1)及び比較組成物(2)は、いずれも直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを添加しない
水道水で希釈した処理液で、木綿タオルを処理した。評
点の高いほど柔軟性が良好なことを意味する。
【0029】実施例1 表1に示すモノ長鎖アルキル型アミンを用い、表2に示
す組成の柔軟仕上剤を以下の様に調製した。すなわち、
非イオン性柔軟化剤とモノ長鎖アルキル型アミンなどと
を溶融混合して均質混合物を作り、アミンを含む組成物
の場合、この混合物に撹拌下アミンに対して等モルの塩
酸を含む水を加えて分散液を調製した。その後これらの
柔軟仕上剤組成物を水道水又は直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウムを添加した水道水で希釈した処理液
で、木綿タオルを処理した際の柔軟性を前記基準で判定
した。結果を表2に示す。
【表1】
【表2】
【0030】表2に示すように、比較組成物(3)及び
(6)では、アニオン界面活性剤が無添加の処理液でも
柔軟効果が不十分で、比較組成物(4)及び(5)で
は、アニオン界面活性剤の添加により柔軟効果が劣化す
るのに対し、本発明組成物(1)はアニオン界面活性剤
の添加の有無にかかわらず、柔軟付与効果が優れている
ことが分かる。
【0031】実施例2 表3に示すモノ長鎖アルキル型アミンを用い、表4に示
す組成の柔軟仕上剤を実施例1のときと同様の方法で調
製し、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを添
加した水道水で希釈した処理液で、木綿タオルを処理し
た際の柔軟性を前記基準で判定した。結果を表4に示
す。
【表3】
【表4】
【0032】表4から分かるように、本発明の組成物
(2)〜(13)の非イオン性柔軟化剤にモノ長鎖アル
キル型アミンを併用した場合は、直鎖アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウムが共存していても、柔軟付与効果
が優れている。しかしながら、比較組成物(7)のよう
に、ポリオキシエチレン鎖が長すぎるモノ長鎖アルキル
型アミンを併用しても、本発明のような効果は得られな
い。また本実施例で、モノアルキル型アミン(1)、
(4)、(5)又は(9)〜(13)のアルキル基を、
ステアリル基からオレイル基又は牛脂脂肪酸、硬化牛脂
脂肪酸、パーム油脂肪酸のアルキル基に変えても、ある
いはモノアルキル型アミン(3)、(6)、(7)及び
(14)のアルキル基を硬化牛脂脂肪酸のアルキル基か
ら牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸のアルキル基又はステア
リル基、オレイル基に変えても、同様に優れた柔軟付与
効果が得られる。さらに、塩酸の代わりに硫酸をアミン
に対し等モル加えても、塩酸や硫酸をアミンに対し0.
5倍モル又は1.5倍モル加えても、同様に優れた効果
が得られる。
【0033】実施例3 表5に示す組成の柔軟仕上剤を実施例1のときと同様の
方法で調製し、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムを添加した水道水で希釈した処理液で、木綿タオル
を処理した際の柔軟性を前記基準で判定した。結果を表
5に示す。
【表5】
【0034】表5から分かるように、本発明の組成物
(14)〜(26)の、モノ長鎖アルキル型アミンにグ
リセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エ
ステル、メチルグルコシド脂肪酸エステル又はグルコー
ス脂肪酸エステルを併用した場合は、柔軟付与効果が優
れている。また、本実施例で、塩酸の代わりに硫酸をア
ミンに対し等モル加えても、塩酸や硫酸をアミンに対し
0.5倍モル又は1.5倍モル加えても、同様に優れた
柔軟付与効果が得られる。
【0035】実施例4 表6に示す組成の柔軟仕上剤を実施例1のときと同様の
方法で調製し、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムを添加した水道水で希釈した処理液で、木綿タオル
を処理した際の柔軟性を前記基準で判定した。結果を表
6に示す。
【表6】
【0036】表6から分かるように、非イオン性柔軟化
剤もしくはモノ長鎖アルキル型アミンリッチでは柔軟付
与効果が小さいが、これら成分の重量比が7:3〜3:
7のとき良好な柔軟付与効果を示し、さらに4:6〜
6:4のときより一層良好な効果を示す。また、実施例
で、塩酸の代わりに硫酸をアミンに対して等モル加えて
も、塩酸や硫酸をアミンに対し0.5倍モル又は1.5
倍モル加えても、同様に優れた柔軟付与効果が得られ
る。
【0037】実施例5 表7に示す組成の柔軟仕上剤を実施例1のときと同様な
方法で分散物を形成させ、さらに他の成分を加えて調製
し、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを添加
した水道水で希釈した処理液で、木綿タオルを処理した
際の柔軟性を前記基準で判定した。結果を表7に示す。
【表7】
【0038】表7から分かるように、非イオン性柔軟化
剤とモノアルキル型アミンに、さらに粘度調節剤、安定
剤、溶剤などを添加しても、同様に優れた柔軟効果が得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 久弥 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)グリセリン、ジグリセリン、ソル
    ビタン、ソルビトール、低級アルキルグルコシド又はグ
    ルコースの脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数は8〜22
    である)の少なくとも1種と、(B)下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1はエステル結合、アミド結合又はエーテル
    結合によって中断されている炭素数は8〜22のアルキ
    ル基又はアルケニル基、R2及びR3はそれぞれ水素又は
    炭素数1〜3のアルキル基であり、それらは互いに同一
    であっても異なっていてもよい)で表わされるモノ長鎖
    アルキル型アミンとを、重量比3:7〜7:3の割合で
    含有して成る繊維製品柔軟仕上剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記一般式(I)で表わされる(B)成
    分が、(F)該一般式(I)において、式中のR1がエ
    ステル結合又はアミド結合によって中断されている炭素
    数は8〜22のアルキル基又はアルケニル基、R2及び
    3がメチル基のモノ長鎖アルキル型アミンであること
    を特徴とする請求項1記載の繊維製品柔軟仕上剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 請求項1の(A)成分と、(C)下記一
    般式(II) 【化2】 (式中、R4はエステル結合、アミド結合又はエーテル
    結合によって中断されていてもよい炭素数は8〜22の
    アルキル基又はアルケニル基、lとmの和は2〜10で
    ある)で表わされるモノ長鎖アルキル型アミンとを、重
    量比3:7〜7:3の割合で含有して成る繊維製品柔軟
    仕上剤組成物。
  4. 【請求項4】 前記一般式(II)で表わされる(C)
    成分が、(G)該一般式(II)において、式中のR4
    エステル結合又はアミド結合によって中断されていても
    よい炭素数は8〜22のアルキル基又はアルケニル基、
    lとmの和が2〜4のモノ長鎖アルキル型アミンである
    ことを特徴とする請求項3記載の繊維製品柔軟仕上剤組
    成物。
  5. 【請求項5】 請求項1の(A)成分と、(D)下記一
    般式(III) 【化3】 〔式中、R5はエステル結合、アミド結合又はエーテル
    結合で中断されていてもよい炭素数は8〜22のアルキ
    ル基又はアルケニル基、R6は炭素数1〜3のアルキル
    基、R7はヒドロキシアルキル基又は−(C24O)n−
    H(nは1〜10の整数)である〕で表わされるモノ長
    鎖アルキル型アミンとを、重量比3:7〜7:3の割合
    で含有して成る繊維製品柔軟仕上剤組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1の(A)成分と、(E)下記一
    般式(IV) 【化4】 (式中、R8は炭素数8〜22のアルキル基又はアルケ
    ニル基、R9及びR10はそれぞれ水素又は炭素数1〜3
    のアルキル基であり、それらは互いに同一であっても異
    なっていてもよい)で表わされるモノ長鎖アルキル型ア
    ミンとを、重量比3:7〜7:3の割合で含有して成る
    繊維製品柔軟仕上剤組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1の(A)成分と、前記(B)、
    (C)、(D)又は(E)成分のモノ長鎖アルキル型ア
    ミンの2種以上とを、重量比3:7〜7:3の割合で含
    有して成る繊維製品柔軟仕上剤組成物。
  8. 【請求項8】 前記(B)、(C)、(D)、(E)成
    分又はその混合物ののモノ長鎖アルキル型アミンに対し
    て0.3〜1.5倍モルの無機酸又は有機酸を含有する
    請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の繊維製品柔
    軟仕上剤組成物。
  9. 【請求項9】 前記(A)成分と前記モノ長鎖アルキル
    型アミン成分との割合が重量比4:6〜6:4であり、
    さらに該モノ長鎖アルキル型アミンに対して塩酸又は硫
    酸を0.3〜1.5倍モル含有することを特徴とする請
    求項2又は4記載の繊維製品柔軟仕上剤組成物。
  10. 【請求項10】 (A)グリセリン、ジグリセリン、ソ
    ルビタン、ソルビトール、低級アルキルグルコシド又は
    グルコースの脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数は8〜2
    2である)の少なくとも1種と、モノ長鎖アルキル型ア
    ミン成分である請求項1記載の(B)成分、請求項3記
    載の(C)成分、請求項5記載の(D)成分、請求項6
    記載の(E)成分、又は請求項7記載の混合成分を、場
    合により溶媒と共に混合して均質混合物を製造し、撹拌
    下に該混合物に該モノ長鎖アルキル型アミン成分に対し
    て0.3〜1.5倍モルの無機酸又は有機酸を含有する
    水溶液を加えて分散液を形成させ、次いで、必要により
    任意成分を添加することを特徴とする繊維製品柔軟仕上
    剤組成物の調製方法。
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