JPH07267428A - 用紙搬送装置の搬送監視装置と用紙搬送制御装置 - Google Patents
用紙搬送装置の搬送監視装置と用紙搬送制御装置Info
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- JPH07267428A JPH07267428A JP6063761A JP6376194A JPH07267428A JP H07267428 A JPH07267428 A JP H07267428A JP 6063761 A JP6063761 A JP 6063761A JP 6376194 A JP6376194 A JP 6376194A JP H07267428 A JPH07267428 A JP H07267428A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】用紙を一枚づつ連続的に搬送する用紙搬送装置
において、追付き状態のを減少させて、追付き状態を確
実に監視できることにより、結果的に用紙搬送処理の効
率を向上させることにある。 【構成】第1のカウンタ12は第1のセンサ1の検知結
果に基づいて用紙の長さを算出する。さらに、用紙が第
2のセンサ2により検知されると、第2のカウンタ13
は第2のセンサ2の検知結果に基づいて用紙の長さを算
出する。一方、第1のカウンタ12と通過時間レジスタ
17は、第1および第2のセンサ1,2の各検知結果に
基づいて、用紙が第1と第2のセンサ1,2間を通過し
た通過時間を算出する。アンド回路23は、第1のカウ
ンタ12と第2のカウンタ13による用紙の長さ各算出
結果の比較結果が不一致で、かつ通過時間が予め設定さ
れた標準通過時間を越えている場合に追付き検知信号E
を出力する。
において、追付き状態のを減少させて、追付き状態を確
実に監視できることにより、結果的に用紙搬送処理の効
率を向上させることにある。 【構成】第1のカウンタ12は第1のセンサ1の検知結
果に基づいて用紙の長さを算出する。さらに、用紙が第
2のセンサ2により検知されると、第2のカウンタ13
は第2のセンサ2の検知結果に基づいて用紙の長さを算
出する。一方、第1のカウンタ12と通過時間レジスタ
17は、第1および第2のセンサ1,2の各検知結果に
基づいて、用紙が第1と第2のセンサ1,2間を通過し
た通過時間を算出する。アンド回路23は、第1のカウ
ンタ12と第2のカウンタ13による用紙の長さ各算出
結果の比較結果が不一致で、かつ通過時間が予め設定さ
れた標準通過時間を越えている場合に追付き検知信号E
を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば紙幣等の用紙を
一枚づつ連続的に搬送する用紙搬送装置に使用される搬
送監視装置と用紙搬送制御装置に関する。
一枚づつ連続的に搬送する用紙搬送装置に使用される搬
送監視装置と用紙搬送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばキャッシュディスペンサや
紙幣両替装置等には、紙幣である用紙を一枚づつ連続的
に搬送する用紙搬送装置が使用されている。このような
用紙搬送装置では、挿入された紙幣の枚数をカウントし
たり、紙幣の種類を識別する監査処理を確実に行なうた
めに、1枚毎の確実な搬送動作が要求される。
紙幣両替装置等には、紙幣である用紙を一枚づつ連続的
に搬送する用紙搬送装置が使用されている。このような
用紙搬送装置では、挿入された紙幣の枚数をカウントし
たり、紙幣の種類を識別する監査処理を確実に行なうた
めに、1枚毎の確実な搬送動作が要求される。
【0003】このため、用紙搬送装置では、搬送路の所
定の位置(通常では複数箇所)に、用紙の搬送状態を監
視する搬送監視装置が設けられている。この搬送監視装
置は、通常では図5(A)に示すように、搬送路の搬送
方向に所定の間隔を以て配置された第1のセンサ1と第
2のセンサ2を備えている。各センサ1,2は、例えば
投光器1a,2aと受光器1b,2bからなる光電セン
サである。搬送監視装置は、各センサ1,2間の紙幣の
通過時間(滞留時間)を監視し、標準通過時間を越えて
いる場合にジャムが発生していると判定する。
定の位置(通常では複数箇所)に、用紙の搬送状態を監
視する搬送監視装置が設けられている。この搬送監視装
置は、通常では図5(A)に示すように、搬送路の搬送
方向に所定の間隔を以て配置された第1のセンサ1と第
2のセンサ2を備えている。各センサ1,2は、例えば
投光器1a,2aと受光器1b,2bからなる光電セン
サである。搬送監視装置は、各センサ1,2間の紙幣の
通過時間(滞留時間)を監視し、標準通過時間を越えて
いる場合にジャムが発生していると判定する。
【0004】このようなジャムの判定機能とは別に、搬
送されている紙幣の追付き状態を監視する機能を備えた
搬送監視装置がある。追付き状態とは、図5(B)に示
すように、先行して搬送されている紙幣mbに、後続の
紙幣mcが追付いて重なり、あたかも1枚の紙幣のよう
に搬送されている状態である。このような追付き状態が
発生すると、1枚毎の紙幣の種類を識別する監査処理等
が不可能となる。
送されている紙幣の追付き状態を監視する機能を備えた
搬送監視装置がある。追付き状態とは、図5(B)に示
すように、先行して搬送されている紙幣mbに、後続の
紙幣mcが追付いて重なり、あたかも1枚の紙幣のよう
に搬送されている状態である。このような追付き状態が
発生すると、1枚毎の紙幣の種類を識別する監査処理等
が不可能となる。
【0005】従来の追付き状態の監視方式は、図5
(A)に示すように、まず第1のセンサ1の検知に応じ
て紙幣ma〜mdの第1の券長(紙幣の長さ)を測定
し、さらに第2のセンサ2の検知に応じて第2の券長を
測定する。この測定した第1と第2の各券長を比較し、
不一致の場合に追付き状態が発生していると判定する。
(A)に示すように、まず第1のセンサ1の検知に応じ
て紙幣ma〜mdの第1の券長(紙幣の長さ)を測定
し、さらに第2のセンサ2の検知に応じて第2の券長を
測定する。この測定した第1と第2の各券長を比較し、
不一致の場合に追付き状態が発生していると判定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の追付き状態を監
視する機能を備えた搬送監視装置は、搬送する紙幣等の
用紙の長さを各センサ毎に測定し、各測定結果が不一致
の場合に追付き状態が発生していると判定している。こ
のような追付き状態の監視方式では、各センサ毎の長さ
の測定処理は、用紙の先端と後端の検知時間に基づいた
処理である。このため、センサの通過時に用紙が一時的
に滞留した場合に、その用紙の券長は標準より伸びた長
さとして測定される。したがって、追付き状態の誤判定
が発生しやすく、搬送処理の効率を低下させる要因とな
る。
視する機能を備えた搬送監視装置は、搬送する紙幣等の
用紙の長さを各センサ毎に測定し、各測定結果が不一致
の場合に追付き状態が発生していると判定している。こ
のような追付き状態の監視方式では、各センサ毎の長さ
の測定処理は、用紙の先端と後端の検知時間に基づいた
処理である。このため、センサの通過時に用紙が一時的
に滞留した場合に、その用紙の券長は標準より伸びた長
さとして測定される。したがって、追付き状態の誤判定
が発生しやすく、搬送処理の効率を低下させる要因とな
る。
【0007】本発明の目的は、用紙を一枚づつ連続的に
搬送する用紙搬送装置において、追付き状態の誤判定を
減少させて、追付き状態を確実に監視できることによ
り、結果的に用紙搬送処理の効率を向上させることにあ
る。
搬送する用紙搬送装置において、追付き状態の誤判定を
減少させて、追付き状態を確実に監視できることによ
り、結果的に用紙搬送処理の効率を向上させることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、所定の
長さの用紙を一枚づつ連続的に搬送する用紙搬送装置に
おいて、所定の間隔を以て配置された第1および第2の
センサ手段の各検知結果に基づいて、搬送される用紙の
長さと各センサ手段間の通過時間を算出する搬送監視装
置である。この搬送監視装置は、第1および第2のセン
サ手段における各用紙長が不一致で、かつ通過時間が予
め設定された標準通過時間を越えている場合に用紙の追
付き状態が発生していると判定する追付き監視手段を備
えている。 本発明の第2は、前記の追付き監視手段を
備えた搬送監視装置の追付き検知信号により用紙搬送装
置を停止する用紙搬送制御装置である。この搬送監視装
置は、第1のセンサ手段の検知結果に基づいて用紙の長
さに相当するカウント値を出力する第1のカウンタ手
段、このカウント値を用紙の長さを示す第1の用紙長デ
ータとして格納するレジスタ手段、第2のセンサ手段の
検知結果に基づいてカウントしたカウント値を用紙の長
さを示す第2の用紙長データとして出力する第2のカウ
ンタ手段、第1のカウンタ手段のカウント値に基づいて
用紙が各センサ手段間を通過した通過時間を算出する通
過時間算出手段、第1の用紙長データと第2の用紙長デ
ータとを比較する第1の比較手段、通過時間と予め設定
された標準通過時間とを比較する第2の比較手段、およ
び追付き監視手段を備えている。
長さの用紙を一枚づつ連続的に搬送する用紙搬送装置に
おいて、所定の間隔を以て配置された第1および第2の
センサ手段の各検知結果に基づいて、搬送される用紙の
長さと各センサ手段間の通過時間を算出する搬送監視装
置である。この搬送監視装置は、第1および第2のセン
サ手段における各用紙長が不一致で、かつ通過時間が予
め設定された標準通過時間を越えている場合に用紙の追
付き状態が発生していると判定する追付き監視手段を備
えている。 本発明の第2は、前記の追付き監視手段を
備えた搬送監視装置の追付き検知信号により用紙搬送装
置を停止する用紙搬送制御装置である。この搬送監視装
置は、第1のセンサ手段の検知結果に基づいて用紙の長
さに相当するカウント値を出力する第1のカウンタ手
段、このカウント値を用紙の長さを示す第1の用紙長デ
ータとして格納するレジスタ手段、第2のセンサ手段の
検知結果に基づいてカウントしたカウント値を用紙の長
さを示す第2の用紙長データとして出力する第2のカウ
ンタ手段、第1のカウンタ手段のカウント値に基づいて
用紙が各センサ手段間を通過した通過時間を算出する通
過時間算出手段、第1の用紙長データと第2の用紙長デ
ータとを比較する第1の比較手段、通過時間と予め設定
された標準通過時間とを比較する第2の比較手段、およ
び追付き監視手段を備えている。
【0009】
【作用】本発明の第1では、第1の用紙長算出手段は第
1のセンサ手段の検知結果に基づいて用紙の長さを算出
する。さらに、用紙が第2のセンサ手段により検知され
ると、第2の用紙長算出手段は第2のセンサ手段の検知
結果に基づいて用紙の長さを算出する。一方、通過時間
算出手段は第1および第2のセンサ手段の各検知結果に
基づいて、用紙が第1と第2のセンサ手段間を通過した
通過時間を算出する。追付き監視手段は、第1および第
2の用紙長算出手段の各算出結果を比較し、この比較結
果が不一致で、かつ通過時間が予め設定された標準通過
時間を越えている場合に用紙の追付き状態が発生してい
ると判定する。
1のセンサ手段の検知結果に基づいて用紙の長さを算出
する。さらに、用紙が第2のセンサ手段により検知され
ると、第2の用紙長算出手段は第2のセンサ手段の検知
結果に基づいて用紙の長さを算出する。一方、通過時間
算出手段は第1および第2のセンサ手段の各検知結果に
基づいて、用紙が第1と第2のセンサ手段間を通過した
通過時間を算出する。追付き監視手段は、第1および第
2の用紙長算出手段の各算出結果を比較し、この比較結
果が不一致で、かつ通過時間が予め設定された標準通過
時間を越えている場合に用紙の追付き状態が発生してい
ると判定する。
【0010】本発明の第2では、追付き監視手段は第1
の比較手段の比較結果が不一致で、かつ第2の比較手段
の比較結果により通過時間が前記標準通過時間を越えて
いる場合に用紙の追付き状態が発生していることを示す
追付き検知信号を出力する。制御手段は、追付き監視手
段から出力された追付き検知信号に応じて用紙搬送装置
を停止する。
の比較手段の比較結果が不一致で、かつ第2の比較手段
の比較結果により通過時間が前記標準通過時間を越えて
いる場合に用紙の追付き状態が発生していることを示す
追付き検知信号を出力する。制御手段は、追付き監視手
段から出力された追付き検知信号に応じて用紙搬送装置
を停止する。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は同実施例に係わる搬送監視装置の要部を示す
ブロック図、図2は同実施例に係わる紙幣搬送装置の要
部を示す概念図、図3は同実施例の動作を説明するため
のタイミングチャート、図4は同実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。
る。図1は同実施例に係わる搬送監視装置の要部を示す
ブロック図、図2は同実施例に係わる紙幣搬送装置の要
部を示す概念図、図3は同実施例の動作を説明するため
のタイミングチャート、図4は同実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0012】同実施例の搬送監視装置4は、図2に示す
ように、紙幣搬送装置の搬送制御装置3に設けられてい
る。搬送制御装置3は、紙幣搬送装置の各構成要素を制
御し、紙幣mを集積部5まで搬送するように制御する。
ように、紙幣搬送装置の搬送制御装置3に設けられてい
る。搬送制御装置3は、紙幣搬送装置の各構成要素を制
御し、紙幣mを集積部5まで搬送するように制御する。
【0013】紙幣搬送装置は、紙幣mの取入れ部6、搬
送路7、監査ユニット8、リジェクト制御部9およびリ
ジェクト部10を有する。取入れ部6は、矢印の方向か
ら紙幣mを挿入されると、搬送ローラ6aの回転により
搬送路7に送出される。カウンタ11は、図示しないセ
ンサにより検知された紙幣mの枚数をカウントし、カウ
ント値を搬送制御装置3に出力する。
送路7、監査ユニット8、リジェクト制御部9およびリ
ジェクト部10を有する。取入れ部6は、矢印の方向か
ら紙幣mを挿入されると、搬送ローラ6aの回転により
搬送路7に送出される。カウンタ11は、図示しないセ
ンサにより検知された紙幣mの枚数をカウントし、カウ
ント値を搬送制御装置3に出力する。
【0014】紙幣mは搬送路7により、監査ユニット8
まで搬送される。監査ユニット8は、搬送される1枚毎
の紙幣mの種類を識別し、予め設定された種類以外の紙
幣や偽札を監視する。
まで搬送される。監査ユニット8は、搬送される1枚毎
の紙幣mの種類を識別し、予め設定された種類以外の紙
幣や偽札を監視する。
【0015】ここで、同実施例では、取入れ部6と監査
ユニット8との間の搬送路7に、搬送監視装置4の構成
要素である第1のセンサ1と第2のセンサ2が配置され
ている。各センサ1,2は、投光器1a,2aと受光器
1b,2bからなる光電センサである。各センサ1,2
は所定の間隔を以て配置されており、通過する紙幣mを
検知して検知信号を搬送制御装置3の搬送監視装置4に
出力する。
ユニット8との間の搬送路7に、搬送監視装置4の構成
要素である第1のセンサ1と第2のセンサ2が配置され
ている。各センサ1,2は、投光器1a,2aと受光器
1b,2bからなる光電センサである。各センサ1,2
は所定の間隔を以て配置されており、通過する紙幣mを
検知して検知信号を搬送制御装置3の搬送監視装置4に
出力する。
【0016】搬送制御装置3は、搬送監視装置4から出
力された追付き検知信号Eや他の搬送障害(ジャム等)
に応じて、リジェクト制御部9を制御して紙幣mをリジ
ェクト部10に搬送させる。また、搬送制御装置3は、
搬送監視装置4から出力された追付き検知信号Eや他の
搬送障害(ジャム等)に応じて、紙幣搬送装置の動作を
停止する制御を行なう。
力された追付き検知信号Eや他の搬送障害(ジャム等)
に応じて、リジェクト制御部9を制御して紙幣mをリジ
ェクト部10に搬送させる。また、搬送制御装置3は、
搬送監視装置4から出力された追付き検知信号Eや他の
搬送障害(ジャム等)に応じて、紙幣搬送装置の動作を
停止する制御を行なう。
【0017】搬送監視装置4は、図1に示すように、第
1,第2のカウンタ12,13、後端検知回路14,1
5,券長レジスタ16、通過時間レジスタ17、標準時
間レジスタ18、発振器19、第1,第2の比較回路2
0,21およびアンド(AND)回路22,23を備え
ている。
1,第2のカウンタ12,13、後端検知回路14,1
5,券長レジスタ16、通過時間レジスタ17、標準時
間レジスタ18、発振器19、第1,第2の比較回路2
0,21およびアンド(AND)回路22,23を備え
ている。
【0018】第1のカウンタ12は、第1のセンサ1か
ら出力された検知信号S1の立上がりをイネーブル信号
として入力し、発振器19から発生するクロックパルス
CPをカウントする。後端検知回路14は、第1のセン
サ1からの検知信号S1の立下がりを紙幣の後端検知信
号B1として出力する。第1のカウンタ12は、後端検
知信号B1をクリア端子CLRに入力されると、カウン
ト値を券長レジスタ16の入力端子INに出力する。
ら出力された検知信号S1の立上がりをイネーブル信号
として入力し、発振器19から発生するクロックパルス
CPをカウントする。後端検知回路14は、第1のセン
サ1からの検知信号S1の立下がりを紙幣の後端検知信
号B1として出力する。第1のカウンタ12は、後端検
知信号B1をクリア端子CLRに入力されると、カウン
ト値を券長レジスタ16の入力端子INに出力する。
【0019】一方、第2のカウンタ13は、第2のセン
サ2から出力された検知信号S2の立上がりをイネーブ
ル信号として入力し、発振器19から発生するクロック
パルスCPをカウントする。後端検知回路15は、第2
のセンサ2からの検知信号S2の立下がりを紙幣の後端
検知信号B2として出力する。第2のカウンタ13は、
後端検知信号B2をクリア端子CLRに入力されると、
カウント値である第2の券長データLD2を第1の比較
回路20の入力端子bに出力する。
サ2から出力された検知信号S2の立上がりをイネーブ
ル信号として入力し、発振器19から発生するクロック
パルスCPをカウントする。後端検知回路15は、第2
のセンサ2からの検知信号S2の立下がりを紙幣の後端
検知信号B2として出力する。第2のカウンタ13は、
後端検知信号B2をクリア端子CLRに入力されると、
カウント値である第2の券長データLD2を第1の比較
回路20の入力端子bに出力する。
【0020】券長レジスタ16は、FIFO(Firs
t in First out)方式のレジスタであ
り、後端検知回路14の後端検知信号B1に応じて第1
のカウンタ12からのカウント値を書込む。また、アン
ド回路22の出力信号に応じて、格納した第1のカウン
タ12からのカウント値を第1の券長データLD1とし
て、第1の比較回路20の入力端子aに出力する。
t in First out)方式のレジスタであ
り、後端検知回路14の後端検知信号B1に応じて第1
のカウンタ12からのカウント値を書込む。また、アン
ド回路22の出力信号に応じて、格納した第1のカウン
タ12からのカウント値を第1の券長データLD1とし
て、第1の比較回路20の入力端子aに出力する。
【0021】通過時間レジスタ17は、FIFO方式の
レジスタであり、後端検知回路14の後端検知信号B1
に応じて第1のカウンタ12からのカウント値を書込
む。さらに、通過時間レジスタ17は、発振器19から
発生するクロックパルスCPに同期して書込まれたカウ
ント値をインクリメントする。通過時間レジスタ17
は、アンド回路22の出力信号に応じて、格納した通過
時間データTD1を第2の比較回路21の入力端子aに
出力する。
レジスタであり、後端検知回路14の後端検知信号B1
に応じて第1のカウンタ12からのカウント値を書込
む。さらに、通過時間レジスタ17は、発振器19から
発生するクロックパルスCPに同期して書込まれたカウ
ント値をインクリメントする。通過時間レジスタ17
は、アンド回路22の出力信号に応じて、格納した通過
時間データTD1を第2の比較回路21の入力端子aに
出力する。
【0022】標準時間レジスタ18は、予め設定された
標準通過時間データTD2を格納し、第2の比較回路2
1の入力端子bに出力する。アンド回路23は、第1,
第2の比較回路20,21の各比較結果C1,C2が共
に有意である場合に、追付き検知信号Eを出力する。
標準通過時間データTD2を格納し、第2の比較回路2
1の入力端子bに出力する。アンド回路23は、第1,
第2の比較回路20,21の各比較結果C1,C2が共
に有意である場合に、追付き検知信号Eを出力する。
【0023】アンド回路22は、後端検知回路15から
の後端検知信号B2とフリップフロップ24の出力信号
Qが共に有意である場合に、券長レジスタ16と通過時
間レジスタ17の各読出し端子RDに読出し信号を出力
する。フリップフロップ24は、比較回路25の比較結
果が監視している紙幣の通過時間が標準通過時間の90
%になった場合にセットし、アンド回路22の出力信号
によりリセットする。比較回路25は、図示しないタイ
マからの通過時間データとレジスタ26に格納された標
準通過時間の90%のデータとを比較する。
の後端検知信号B2とフリップフロップ24の出力信号
Qが共に有意である場合に、券長レジスタ16と通過時
間レジスタ17の各読出し端子RDに読出し信号を出力
する。フリップフロップ24は、比較回路25の比較結
果が監視している紙幣の通過時間が標準通過時間の90
%になった場合にセットし、アンド回路22の出力信号
によりリセットする。比較回路25は、図示しないタイ
マからの通過時間データとレジスタ26に格納された標
準通過時間の90%のデータとを比較する。
【0024】次に、同実施例の動作を説明する。 (正常動作)まず、図3(A)に示すように、複数の紙
幣ma〜mdが順次、連続的に取入れ部6から搬送路7
に送出された場合に、第1のセンサ1が各紙幣ma〜m
dの先端で立上がり、後端で立下がる検知信号S1を出
力する。次に、同様に第2のセンサ2が各紙幣ma〜m
dの先端で立上がり、後端で立下がる検知信号S2を出
力する。
幣ma〜mdが順次、連続的に取入れ部6から搬送路7
に送出された場合に、第1のセンサ1が各紙幣ma〜m
dの先端で立上がり、後端で立下がる検知信号S1を出
力する。次に、同様に第2のセンサ2が各紙幣ma〜m
dの先端で立上がり、後端で立下がる検知信号S2を出
力する。
【0025】ここで、例えば紙幣mbに着目した場合
に、第1のセンサ1により検知されてから第2のセンサ
2により検知されるまでの通過時間、即ち各センサ1,
2間の通過時間は、正常に搬送されていれば、標準通過
時間T1となる。この標準通過時間T1に相当するデー
タは標準通過時間データTD2として、標準時間レジス
タ18に格納される。したがって、搬送監視装置4の第
2の比較回路21は、論理レベル“0”の比較結果C2
を出力する。
に、第1のセンサ1により検知されてから第2のセンサ
2により検知されるまでの通過時間、即ち各センサ1,
2間の通過時間は、正常に搬送されていれば、標準通過
時間T1となる。この標準通過時間T1に相当するデー
タは標準通過時間データTD2として、標準時間レジス
タ18に格納される。したがって、搬送監視装置4の第
2の比較回路21は、論理レベル“0”の比較結果C2
を出力する。
【0026】一方、第1のカウンタ12のカウント値に
基づいて、券長レジスタ16に格納された紙幣mbの第
1の券長データLD1は、正常に搬送されていれば、第
2のカウンタ13のカウント値に基づいた第2の券長デ
ータLD2とは同一である。したがって、搬送監視装置
4の第1の比較回路20は、論理レベル“0”の比較結
果C1を出力する。 (追付き検知動作)次に、紙幣mbに紙幣mcが追付い
た状態を検知する動作について、図3(B)と図4を参
照して説明する。
基づいて、券長レジスタ16に格納された紙幣mbの第
1の券長データLD1は、正常に搬送されていれば、第
2のカウンタ13のカウント値に基づいた第2の券長デ
ータLD2とは同一である。したがって、搬送監視装置
4の第1の比較回路20は、論理レベル“0”の比較結
果C1を出力する。 (追付き検知動作)次に、紙幣mbに紙幣mcが追付い
た状態を検知する動作について、図3(B)と図4を参
照して説明する。
【0027】先行する紙幣mbが搬送路7の第1のセン
サ1の位置に到達すると、第1のカウンタ12は検知信
号S1の立上がりに応じて、クロックパルスCPのカウ
ントを開始する(ステップS1,S2)。さらに、後端
検知回路14は、紙幣mbの通過を検知して後端検知信
号B1を出力する(ステップS3)。この後端検知信号
B1に応じて、券長レジスタ16は第1のカウンタ12
からのカウント値を第1の券長データLD1として格納
する(ステップS4,S5)。この券長データLD1
は、紙幣mbの長さに相当するデータである。
サ1の位置に到達すると、第1のカウンタ12は検知信
号S1の立上がりに応じて、クロックパルスCPのカウ
ントを開始する(ステップS1,S2)。さらに、後端
検知回路14は、紙幣mbの通過を検知して後端検知信
号B1を出力する(ステップS3)。この後端検知信号
B1に応じて、券長レジスタ16は第1のカウンタ12
からのカウント値を第1の券長データLD1として格納
する(ステップS4,S5)。この券長データLD1
は、紙幣mbの長さに相当するデータである。
【0028】一方、通過時間レジスタ17は、第1のカ
ウンタ12からのカウント値を通過時間データTD1と
して格納し、さらにクロックパルスCPに同期してデー
タTD1をインクリメントする(ステップS6)。
ウンタ12からのカウント値を通過時間データTD1と
して格納し、さらにクロックパルスCPに同期してデー
タTD1をインクリメントする(ステップS6)。
【0029】ここで、先行する紙幣mbに、後続の紙幣
mcが追付いた追付き状態が発生していると想定する。
先行する紙幣mbが搬送路7の第2のセンサ2の位置に
到達すると、第2のカウンタ13は検知信号S2の立上
がりに応じて、クロックパルスCPのカウントを開始す
る(ステップS7のYES,S8)。
mcが追付いた追付き状態が発生していると想定する。
先行する紙幣mbが搬送路7の第2のセンサ2の位置に
到達すると、第2のカウンタ13は検知信号S2の立上
がりに応じて、クロックパルスCPのカウントを開始す
る(ステップS7のYES,S8)。
【0030】ここで、紙幣mbが第1のセンサ1により
検知されてからの通過時間が標準時間TD2の90%に
なったときに、フリップフロップ24がセットされて論
理レベル“1”の信号Qを出力する。さらに、後端検知
回路15は、紙幣mbの通過(実際は紙幣mcの後端)
を検知して後端検知信号B2を出力する(ステップS9
のYES)。
検知されてからの通過時間が標準時間TD2の90%に
なったときに、フリップフロップ24がセットされて論
理レベル“1”の信号Qを出力する。さらに、後端検知
回路15は、紙幣mbの通過(実際は紙幣mcの後端)
を検知して後端検知信号B2を出力する(ステップS9
のYES)。
【0031】この後端検知信号B2に応じて、アンド回
路22の出力信号が通過時間レジスタ17の読出し端子
RDに出力される。これにより、第2の比較回路21
は、通過時間レジスタ17から読出された通過時間デー
タTD1と標準時間レジスタ18に格納された標準通過
時間データTD2とを比較する(ステップS10)。
路22の出力信号が通過時間レジスタ17の読出し端子
RDに出力される。これにより、第2の比較回路21
は、通過時間レジスタ17から読出された通過時間デー
タTD1と標準時間レジスタ18に格納された標準通過
時間データTD2とを比較する(ステップS10)。
【0032】ここで、通過時間レジスタ17には、後端
検知回路15が追付き状態の紙幣mcの後端が検知され
るまでに累積した時間データが格納されている。即ち、
正常に搬送された場合の標準時間T1より、追付き状態
で遅れた時間αだけ付加された時間T2に相当する通過
時間データTD1である。したがって、第2の比較回路
21は、時間T2に相当する通過時間データTD1が標
準通過時間データTD2を越えているため、論理レベル
“1”の有意信号C2を出力する。
検知回路15が追付き状態の紙幣mcの後端が検知され
るまでに累積した時間データが格納されている。即ち、
正常に搬送された場合の標準時間T1より、追付き状態
で遅れた時間αだけ付加された時間T2に相当する通過
時間データTD1である。したがって、第2の比較回路
21は、時間T2に相当する通過時間データTD1が標
準通過時間データTD2を越えているため、論理レベル
“1”の有意信号C2を出力する。
【0033】一方、後端検知信号B2に応じて、第2の
カウンタ13はカウント値である第2の券長データLD
2を第1の比較回路20の入力端子bに出力する。ま
た、アンド回路22の出力信号に応じて、券長レジスタ
16は第1の券長データLD1を、第1の比較回路20
の入力端子bに出力する。
カウンタ13はカウント値である第2の券長データLD
2を第1の比較回路20の入力端子bに出力する。ま
た、アンド回路22の出力信号に応じて、券長レジスタ
16は第1の券長データLD1を、第1の比較回路20
の入力端子bに出力する。
【0034】これにより、第1の比較回路20は第1の
券長データLD1と第2の券長データLD2とを比較す
る(ステップS11)。ここで、第2の券長データLD
2は、紙幣mbの先端から、追付き状態の紙幣mcの後
端までの長さに相当するデータである。したがって、第
1の比較回路20は、第2の券長データLD2が第1の
券長データLD1を越えているため、論理レベル“1”
の有意信号C1を出力する。
券長データLD1と第2の券長データLD2とを比較す
る(ステップS11)。ここで、第2の券長データLD
2は、紙幣mbの先端から、追付き状態の紙幣mcの後
端までの長さに相当するデータである。したがって、第
1の比較回路20は、第2の券長データLD2が第1の
券長データLD1を越えているため、論理レベル“1”
の有意信号C1を出力する。
【0035】これにより、アンド回路23は、第1,第
2の比較回路20,21の各比較結果C1,C2が共に
論理レベル“1”の有意信号であるため、論理レベル
“1”の追付き検知信号Eを出力する(ステップS12
のYES)。この追付き検知信号Eの出力に応じて、搬
送制御装置3は、リジェクト制御部9を制御して紙幣m
bとmcをリジェクト部10に搬送させる。また、搬送
制御装置3は、搬送監視装置4から出力された追付き検
知信号Eに応じて、紙幣搬送装置の動作を停止する制御
を行なう(ステップS14)。
2の比較回路20,21の各比較結果C1,C2が共に
論理レベル“1”の有意信号であるため、論理レベル
“1”の追付き検知信号Eを出力する(ステップS12
のYES)。この追付き検知信号Eの出力に応じて、搬
送制御装置3は、リジェクト制御部9を制御して紙幣m
bとmcをリジェクト部10に搬送させる。また、搬送
制御装置3は、搬送監視装置4から出力された追付き検
知信号Eに応じて、紙幣搬送装置の動作を停止する制御
を行なう(ステップS14)。
【0036】このようにして、第1のセンサ1と第2の
センサ2間の通過時間が予め予測される標準通過時間を
越えて、かつ各センサ1,2で測定した紙幣の券長(用
紙の長さ)の比較結果が不一致の場合に、先行した紙幣
に後続の紙幣が追付いた追付き状態であると判定する。
したがって、従来の各センサ毎に測定した用紙の長さの
比較のみで追付き状態を判定する従来方式に対して、紙
幣がセンサ通過時に一時的に滞留したときに券長の比較
結果が不一致の場合でも、通過時間が標準通過時間の許
容範囲内であれば追付き状態であると判定することはな
い。この場合、紙幣の滞留により標準通過時間を越える
ような事態になれば、その滞留は一時的とはいえず、当
然ながら追付き状態であると判定することになる。
センサ2間の通過時間が予め予測される標準通過時間を
越えて、かつ各センサ1,2で測定した紙幣の券長(用
紙の長さ)の比較結果が不一致の場合に、先行した紙幣
に後続の紙幣が追付いた追付き状態であると判定する。
したがって、従来の各センサ毎に測定した用紙の長さの
比較のみで追付き状態を判定する従来方式に対して、紙
幣がセンサ通過時に一時的に滞留したときに券長の比較
結果が不一致の場合でも、通過時間が標準通過時間の許
容範囲内であれば追付き状態であると判定することはな
い。この場合、紙幣の滞留により標準通過時間を越える
ような事態になれば、その滞留は一時的とはいえず、当
然ながら追付き状態であると判定することになる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、用
紙搬送装置の追付き状態を監視する搬送監視装置におい
て、各センサ毎の用紙の長さの比較だけでなく、各セン
サ間の通過時間が標準通過時間を越えるか否かの比較結
果も条件した追付き判定方式により、センサ通過時に用
紙の一時的な滞留により、誤って追付き状態であると判
定するような誤判定を防止することができる。したがっ
て、確実な追付き状態の監視を実現し、追付き状態が発
生した場合には用紙搬送装置を停止したり、リジェクト
制御を行なうことができる。これにより、追付き状態の
誤判定により用紙搬送装置を停止するような事態を減少
させることができるため、結果的に用紙搬送処理の効率
を向上させることができる。
紙搬送装置の追付き状態を監視する搬送監視装置におい
て、各センサ毎の用紙の長さの比較だけでなく、各セン
サ間の通過時間が標準通過時間を越えるか否かの比較結
果も条件した追付き判定方式により、センサ通過時に用
紙の一時的な滞留により、誤って追付き状態であると判
定するような誤判定を防止することができる。したがっ
て、確実な追付き状態の監視を実現し、追付き状態が発
生した場合には用紙搬送装置を停止したり、リジェクト
制御を行なうことができる。これにより、追付き状態の
誤判定により用紙搬送装置を停止するような事態を減少
させることができるため、結果的に用紙搬送処理の効率
を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例に係わる搬送監視装置の要部を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】同実施例に係わる紙幣搬送装置の要部を示す概
念図。
念図。
【図3】同実施例の動作を説明するためのタイミングチ
ャート。
ャート。
【図4】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図5】従来の用紙搬送における追付き状態を説明する
ための概念図。
ための概念図。
1…第1のセンサ、2…第2のセンサ、3…搬送制御装
置、4…搬送監視装置、7…搬送路、9…リジェクト制
御部、10…リジェクト部、12…第1のカウンタ、1
3…第2のカウンタ、14,15…後端検知回路、16
…券長レジスタ、17…通過時間レジスタ、18…標準
時間レジスタ、20…第1の比較回路、21…第2の比
較回路、22、23…アンド回路。
置、4…搬送監視装置、7…搬送路、9…リジェクト制
御部、10…リジェクト部、12…第1のカウンタ、1
3…第2のカウンタ、14,15…後端検知回路、16
…券長レジスタ、17…通過時間レジスタ、18…標準
時間レジスタ、20…第1の比較回路、21…第2の比
較回路、22、23…アンド回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の長さの用紙を一枚づつ連続的に搬
送する用紙搬送装置の搬送監視装置において、 前記用紙搬送装置の搬送路の搬送方向に所定の間隔を以
て配置されて、前記搬送路を搬送される前記用紙を検知
する第1および第2のセンサ手段と、 前記第1のセンサ手段の検知結果に基づいて前記用紙の
長さを算出する第1の用紙長算出手段と、 前記第2のセンサ手段の検知結果に基づいて前記用紙の
長さを算出する第2の用紙長算出手段と、 前記第1および第2のセンサ手段の各検知結果に基づい
て前記用紙が前記第1と第2のセンサ手段間を通過した
通過時間を算出する通過時間算出手段と、 前記第1および第2の用紙長算出手段の各算出結果の比
較が不一致で、かつ前記通過時間算出手段により算出さ
れた前記通過時間が予め設定された標準通過時間を越え
ている場合に用紙の追付き状態が発生していると判定す
る追付き監視手段とを具備したことを特徴とする搬送監
視装置。 - 【請求項2】 所定の長さの用紙を一枚づつ連続的に搬
送する用紙搬送装置の搬送監視装置において、 前記用紙搬送装置の搬送路の搬送方向に所定の間隔を以
て配置されて、前記搬送路を搬送される前記用紙を検知
する第1および第2のセンサ手段と、 前記第1のセンサ手段の検知結果に基づいて前記用紙の
長さに相当するカウント値を出力する第1のカウンタ手
段と、 この第1のカウンタ手段から出力された前記カウント値
を前記用紙の長さを示す第1の用紙長データとして格納
するレジスタ手段と、 前記第2のセンサ手段の検知結果に基づいてカウントし
たカウント値を、前記用紙の長さを示す第2の用紙長デ
ータとして出力する第2のカウンタ手段と、 前記第1のカウンタ手段の前記カウント値に基づいて前
記用紙が前記第1と第2のセンサ手段間を通過した通過
時間を算出する通過時間算出手段と、 前記第1のレジスタ手段に格納された前記第1の用紙長
データと前記第2のカウンタ手段から出力された前記第
2の用紙長データとを比較する第1の比較手段と、 前記通過時間算出手段により算出された前記通過時間と
予め設定された標準通過時間とを比較する第2の比較手
段と、 前記第1の比較手段の比較結果が不一致で、かつ前記第
2の比較手段の比較結果により前記通過時間が前記標準
通過時間を越えている場合に用紙の追付き状態が発生し
ていると判定する追付き監視手段とを具備したことを特
徴とする搬送監視装置。 - 【請求項3】 所定の長さの用紙を一枚づつ連続的に搬
送する用紙搬送装置を制御する用紙搬送制御装置におい
て、 前記用紙搬送装置の搬送路の搬送方向に所定の間隔を以
て配置されて、前記搬送路を搬送される前記用紙を検知
する第1および第2のセンサ手段と、 前記第1のセンサ手段の検知結果に基づいて前記用紙の
長さに相当するカウント値を出力する第1のカウンタ手
段と、 この第1のカウンタ手段から出力された前記カウント値
を前記用紙の長さを示す第1の用紙長データとして格納
するレジスタ手段と、 前記第2のセンサ手段の検知結果に基づいてカウントし
たカウント値を、前記用紙の長さを示す第2の用紙長デ
ータとして出力する第2のカウンタ手段と、 前記第1のカウンタ手段の前記カウント値に基づいて前
記用紙が前記第1と第2のセンサ手段間を通過した通過
時間を算出する通過時間算出手段と、 前記第1のレジスタ手段に格納された前記第1の用紙長
データと前記第2のカウンタ手段から出力された前記第
2の用紙長データとを比較する第1の比較手段と、 前記通過時間算出手段により算出された前記通過時間と
予め設定された標準通過時間とを比較する第2の比較手
段と、 前記第1の比較手段の比較結果が不一致で、かつ前記第
2の比較手段の比較結果により前記通過時間が前記標準
通過時間を越えている場合に用紙の追付き状態が発生し
ていることを示す追付き検知信号を出力する追付き監視
手段と、 この追付き監視手段から出力された前記追付き検知信号
に応じて前記用紙搬送装置を停止する制御手段とを具備
したことを特徴とする用紙搬送制御装置。 - 【請求項4】 所定の長さの用紙を一枚づつ連続的に搬
送する用紙搬送装置を制御する用紙搬送制御装置におい
て、 前記用紙搬送装置の搬送路の搬送方向に所定の間隔を以
て配置されて、前記搬送路を搬送される前記用紙を検知
する第1および第2のセンサ手段と、 前記第1のセンサ手段の検知結果に基づいて前記用紙の
長さに相当するカウント値を出力する第1のカウンタ手
段と、 この第1のカウンタ手段から出力された前記カウント値
を前記用紙の長さを示す第1の用紙長データとして格納
するレジスタ手段と、 前記第2のセンサ手段の検知結果に基づいてカウントし
たカウント値を、前記用紙の長さを示す第2の用紙長デ
ータとして出力する第2のカウンタ手段と、 前記第1のカウンタ手段の前記カウント値に基づいて前
記用紙が前記第1と第2のセンサ手段間を通過した通過
時間を算出する通過時間算出手段と、 前記第1のレジスタ手段に格納された前記第1の用紙長
データと前記第2のカウンタ手段から出力された前記第
2の用紙長データとを比較する第1の比較手段と、 前記通過時間算出手段により算出された前記通過時間と
予め設定された標準通過時間とを比較する第2の比較手
段と、 前記第1の比較手段の比較結果が不一致で、かつ前記第
2の比較手段の比較結果により前記通過時間が前記標準
通過時間を越えている場合に用紙の追付き状態が発生し
ていることを示す追付き検知信号を出力する追付き監視
手段と、 この追付き監視手段から出力された前記追付き検知信号
に応じて、前記用紙搬送装置の搬送路に配置されたリジ
ェクト装置を制御し、前記追付き状態の用紙をリジェク
トする制御手段とを制御手段とを具備したことを特徴と
する用紙搬送制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063761A JPH07267428A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 用紙搬送装置の搬送監視装置と用紙搬送制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063761A JPH07267428A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 用紙搬送装置の搬送監視装置と用紙搬送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07267428A true JPH07267428A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13238702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6063761A Pending JPH07267428A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 用紙搬送装置の搬送監視装置と用紙搬送制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07267428A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007141049A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類取扱装置 |
JP2008040554A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Shinko Electric Co Ltd | 発券装置および券長制御方法 |
JP2008305309A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Glory Ltd | 搬送装置および貨幣処理機 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6063761A patent/JPH07267428A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007141049A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類取扱装置 |
JP2008040554A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Shinko Electric Co Ltd | 発券装置および券長制御方法 |
JP2008305309A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Glory Ltd | 搬送装置および貨幣処理機 |
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