JPH07265771A - 流体供給装置及びそれを使用した粘性流体塗布方法、並びにそれらを使用した部品装着装置 - Google Patents
流体供給装置及びそれを使用した粘性流体塗布方法、並びにそれらを使用した部品装着装置Info
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- JPH07265771A JPH07265771A JP6057146A JP5714694A JPH07265771A JP H07265771 A JPH07265771 A JP H07265771A JP 6057146 A JP6057146 A JP 6057146A JP 5714694 A JP5714694 A JP 5714694A JP H07265771 A JPH07265771 A JP H07265771A
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品装着装置で、フラックス等も塗布できる
ようにする。 【構成】 一方の端面にスクリーンマスク45を固着す
るとともに、他方の端面からピストンロッド43を突出
させ、側面に流体注入口47を有したシリンジ42と、
そのロッドを自身の先端に固着し、装着ヘッドの吸着ノ
ズル着脱部に着脱可能なダミーノズル41を設け、装着
ヘッドの移動範囲内に、各ノズルを一時保持するノズル
保管台51と、シリンジ内に粘性流体を供給する流体供
給装置6を配置する。粘性流体の液面を被うようにフロ
ート46を浮かべ、基板上の所定の個所に粘性流体を塗
布する際には、スクリーンマスクを基板上の所定個所に
接触させ、フロートを介して粘性流体を加圧し、所定量
にじみ出させる。また、フロートの位置検出手段61の
検出結果に基づいて、流体注入口に流体吐出ノズル62
を押し付け、粘性流体を補充させる。
ようにする。 【構成】 一方の端面にスクリーンマスク45を固着す
るとともに、他方の端面からピストンロッド43を突出
させ、側面に流体注入口47を有したシリンジ42と、
そのロッドを自身の先端に固着し、装着ヘッドの吸着ノ
ズル着脱部に着脱可能なダミーノズル41を設け、装着
ヘッドの移動範囲内に、各ノズルを一時保持するノズル
保管台51と、シリンジ内に粘性流体を供給する流体供
給装置6を配置する。粘性流体の液面を被うようにフロ
ート46を浮かべ、基板上の所定の個所に粘性流体を塗
布する際には、スクリーンマスクを基板上の所定個所に
接触させ、フロートを介して粘性流体を加圧し、所定量
にじみ出させる。また、フロートの位置検出手段61の
検出結果に基づいて、流体注入口に流体吐出ノズル62
を押し付け、粘性流体を補充させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器内に流体を供給する
装置と、その装置を使用して基板上にフラックス等の粘
性流体を塗布する方法、並びに基板上に電子部品を表面
実装する装置に関する。
装置と、その装置を使用して基板上にフラックス等の粘
性流体を塗布する方法、並びに基板上に電子部品を表面
実装する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板上のランド部に半田メッキなどの半
田プリコートが施されている場合、その上に部品を表面
実装する前に、フラックスを塗布する必要がある。この
フラックスの塗布を部品装着装置内で実施する例とし
て、特開平2−84000号公報を掲げることができ
る。すなわち、フラットICを基板上へ移動させる途
中、仮置センタリング部に仮置きしてセンタリングを行
う際、フラックスを浸したフラックス塗布部によりIC
リードにフラックスを塗布し、それから基板上の所定位
置にフラットICを搭載するといった、部品側にフラッ
クスを塗布する方式の自動フラットIC搭載機が開示さ
れている。一方、基板側にフラックスを塗布する方法と
しては、ディスペンサ(粘性流体吐出装置)によるもの
が一般的であり、部品装着装置にディスペンスノズルを
備えさせたものとして、特開平1−249163号公報
に記載されたダイボンダーを掲げることができる。その
ダイボンダーに備えられたディスペンスノズルは、吐出
面を平面にして、多数の穴をあけた構造としており、ス
クリーン印刷と同等の細密な吐出状態を実現させてい
る。
田プリコートが施されている場合、その上に部品を表面
実装する前に、フラックスを塗布する必要がある。この
フラックスの塗布を部品装着装置内で実施する例とし
て、特開平2−84000号公報を掲げることができ
る。すなわち、フラットICを基板上へ移動させる途
中、仮置センタリング部に仮置きしてセンタリングを行
う際、フラックスを浸したフラックス塗布部によりIC
リードにフラックスを塗布し、それから基板上の所定位
置にフラットICを搭載するといった、部品側にフラッ
クスを塗布する方式の自動フラットIC搭載機が開示さ
れている。一方、基板側にフラックスを塗布する方法と
しては、ディスペンサ(粘性流体吐出装置)によるもの
が一般的であり、部品装着装置にディスペンスノズルを
備えさせたものとして、特開平1−249163号公報
に記載されたダイボンダーを掲げることができる。その
ダイボンダーに備えられたディスペンスノズルは、吐出
面を平面にして、多数の穴をあけた構造としており、ス
クリーン印刷と同等の細密な吐出状態を実現させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のような自動フラ
ットIC搭載機では、ICリードにフラックスを塗布す
る際にリードの変形を生じさせることがある。また、フ
ラックスの塗布量によっては、基板上に移動する間に、
余剰フラックスが飛散することも考えられる。後者のダ
イボンダーでは、ボンディングヘッドとは別にディスペ
ンスノズル用のヘッドを装備しなければならず、装置が
大型化する。本発明は、このような問題を考慮して、部
品装着装置の装着ヘッドに部品装着機能とフラックス塗
布機能を兼ね備えさせて小型化し、基板にフラックスを
スクリーン印刷状に、かつ塗布量を調整可能に塗布で
き、しかも、フラックスを自動供給する部品装着装置を
提供しようとするものである。
ットIC搭載機では、ICリードにフラックスを塗布す
る際にリードの変形を生じさせることがある。また、フ
ラックスの塗布量によっては、基板上に移動する間に、
余剰フラックスが飛散することも考えられる。後者のダ
イボンダーでは、ボンディングヘッドとは別にディスペ
ンスノズル用のヘッドを装備しなければならず、装置が
大型化する。本発明は、このような問題を考慮して、部
品装着装置の装着ヘッドに部品装着機能とフラックス塗
布機能を兼ね備えさせて小型化し、基板にフラックスを
スクリーン印刷状に、かつ塗布量を調整可能に塗布で
き、しかも、フラックスを自動供給する部品装着装置を
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、容器の側面
に設けた流体注入口に押し付けられる流体吐出ノズル
と、流体吐出ノズルに対向して配置され、流体吐出ノズ
ルとともに容器を挟み付ける挟持板と、流体吐出ノズル
と挟持板とを連動させて容器へ押し付け、またはそこか
ら引き離す駆動手段と、流体吐出ノズルに接続され、流
体吐出ノズルから所望量の粘性流体を吐出させる粘性流
体供給手段とを備える流体供給装置を用意する。そし
て、3次元移動する塗布ヘッドの先端に、下端にスクリ
−ンマスクを固着して側面に流体注入口を備えたシリン
ジの、流体押し出しピストンのロッドを連結し、この塗
布ヘッドの移動範囲内に前記流体供給装置を配置する。
基板表面に粘性流体を塗布する際には、基板表面の所定
位置にスクリーンマスクを接触させ、その位置で、塗布
ヘッドを所定の速度で基板方向へ所定量移動させてロッ
ドをシリンジに対して相対移動させることにより、粘性
流体を加圧し、スクリーンマスクから粘性流体を所定量
にじみ出させる。粘性流体の基板への塗布動作が所定の
回数に達したときには、シリンジの流体注入口に流体吐
出ノズルを押し付けさせ、流体供給装置に粘性流体を補
充させる。また、シリンジ内の粘性流体量を検出する液
量検出手段、あるいは前記ピストンがシリンジ内の下降
端に達したかどうかを検出する下限位置検出手段を設
け、各検出手段の検出結果に基づいて、シリンジの流体
注入口に流体吐出ノズルを押し付けさせ、流体供給装置
に粘性流体を補充させる。
に設けた流体注入口に押し付けられる流体吐出ノズル
と、流体吐出ノズルに対向して配置され、流体吐出ノズ
ルとともに容器を挟み付ける挟持板と、流体吐出ノズル
と挟持板とを連動させて容器へ押し付け、またはそこか
ら引き離す駆動手段と、流体吐出ノズルに接続され、流
体吐出ノズルから所望量の粘性流体を吐出させる粘性流
体供給手段とを備える流体供給装置を用意する。そし
て、3次元移動する塗布ヘッドの先端に、下端にスクリ
−ンマスクを固着して側面に流体注入口を備えたシリン
ジの、流体押し出しピストンのロッドを連結し、この塗
布ヘッドの移動範囲内に前記流体供給装置を配置する。
基板表面に粘性流体を塗布する際には、基板表面の所定
位置にスクリーンマスクを接触させ、その位置で、塗布
ヘッドを所定の速度で基板方向へ所定量移動させてロッ
ドをシリンジに対して相対移動させることにより、粘性
流体を加圧し、スクリーンマスクから粘性流体を所定量
にじみ出させる。粘性流体の基板への塗布動作が所定の
回数に達したときには、シリンジの流体注入口に流体吐
出ノズルを押し付けさせ、流体供給装置に粘性流体を補
充させる。また、シリンジ内の粘性流体量を検出する液
量検出手段、あるいは前記ピストンがシリンジ内の下降
端に達したかどうかを検出する下限位置検出手段を設
け、各検出手段の検出結果に基づいて、シリンジの流体
注入口に流体吐出ノズルを押し付けさせ、流体供給装置
に粘性流体を補充させる。
【0005】次に本発明では、先端に吸着ノズル着脱部
を有した装着ヘッドで吸着ノズルを保持し、部品をピッ
クアップして基板に表面実装する部品装着装置に、一方
の端面にスクリーンマスクを固着するとともに、他方の
端面からピストンのロッドを突出させ、側面に流体注入
口を有したシリンジと、そのロッドを自身の先端に固着
し、装着ヘッドの吸着ノズル着脱部に着脱可能なダミー
ノズルを設け、装着ヘッドの移動範囲内に、ダミーノズ
ルと吸着ノズルを一時保持するノズル保管台と、シリン
ジ内に粘性流体を供給する流体供給装置を配置する。シ
リンジ内の粘性流体液面とピストン間には、粘性流体の
液面を被うようにフロートを浮かべる。そして、あらか
じめ入力された装着プログラムにより、基板上の所定の
個所に粘性流体を塗布する際、装着ヘッドに装着された
吸着ノズルをダミーノズルに交換させ、それからスクリ
ーンマスクを基板上の所定個所に接触させ、さらに装着
ヘッドを所定の速度で基板方向へ一定量移動させてロッ
ドをシリンジに対して相対移動させることにより、フロ
ートを介して粘性流体を加圧させ、スクリーンマスクか
ら粘性流体を所定量にじみ出させ、かつダミーノズルに
よる塗布動作が所定の回数に達したとき、シリンジの流
体注入口に前記流体吐出ノズルを押し付けさせ、流体供
給装置に粘性流体を補充させる。また、フロートの位置
検出手段を設け、位置検出手段の検出結果に基づいて、
シリンジの流体注入口に流体吐出ノズルを押し付けさ
せ、流体供給装置に粘性流体を補充させる。
を有した装着ヘッドで吸着ノズルを保持し、部品をピッ
クアップして基板に表面実装する部品装着装置に、一方
の端面にスクリーンマスクを固着するとともに、他方の
端面からピストンのロッドを突出させ、側面に流体注入
口を有したシリンジと、そのロッドを自身の先端に固着
し、装着ヘッドの吸着ノズル着脱部に着脱可能なダミー
ノズルを設け、装着ヘッドの移動範囲内に、ダミーノズ
ルと吸着ノズルを一時保持するノズル保管台と、シリン
ジ内に粘性流体を供給する流体供給装置を配置する。シ
リンジ内の粘性流体液面とピストン間には、粘性流体の
液面を被うようにフロートを浮かべる。そして、あらか
じめ入力された装着プログラムにより、基板上の所定の
個所に粘性流体を塗布する際、装着ヘッドに装着された
吸着ノズルをダミーノズルに交換させ、それからスクリ
ーンマスクを基板上の所定個所に接触させ、さらに装着
ヘッドを所定の速度で基板方向へ一定量移動させてロッ
ドをシリンジに対して相対移動させることにより、フロ
ートを介して粘性流体を加圧させ、スクリーンマスクか
ら粘性流体を所定量にじみ出させ、かつダミーノズルに
よる塗布動作が所定の回数に達したとき、シリンジの流
体注入口に前記流体吐出ノズルを押し付けさせ、流体供
給装置に粘性流体を補充させる。また、フロートの位置
検出手段を設け、位置検出手段の検出結果に基づいて、
シリンジの流体注入口に流体吐出ノズルを押し付けさ
せ、流体供給装置に粘性流体を補充させる。
【0006】さらに本発明では、流体供給装置をノズル
保管台のダミーノズル保管場所に対応して配置し、その
ダミーノズルが保管場所に保持されている状態下で、流
体供給装置に粘性流体を補充させる。
保管台のダミーノズル保管場所に対応して配置し、その
ダミーノズルが保管場所に保持されている状態下で、流
体供給装置に粘性流体を補充させる。
【0007】
【作用】シリンジを基板上の所定個所に接触した状態で
保持し、ロッドをシリンジのスクリーンマスク側へ所定
の速度で一定量相対移動させると、粘性流体は基板方向
へ加圧され、スクリーンマスクから粘性流体が所定量に
じみ出て、基板上に付着する。シリンジ内の粘性流体が
残り少なくなれば、シリンジの流体注入口に流体吐出ノ
ズルが押し付けられ、流体供給装置が粘性流体を補充す
る。
保持し、ロッドをシリンジのスクリーンマスク側へ所定
の速度で一定量相対移動させると、粘性流体は基板方向
へ加圧され、スクリーンマスクから粘性流体が所定量に
じみ出て、基板上に付着する。シリンジ内の粘性流体が
残り少なくなれば、シリンジの流体注入口に流体吐出ノ
ズルが押し付けられ、流体供給装置が粘性流体を補充す
る。
【0008】
【実施例】図に基づき一実施例を説明する。図1に示す
部品装着装置10は、電子回路基板に電子部品を装着す
る作業を行うものであって、ベ−ス11を有し、その上
面のテ−ブル部12に様々な構成要素を配置している。
13はテ−ブル部12の中央を通るコンベアで、基板1
の送り込み及び送り出しと、作業位置における基板1の
位置決めの役割を担う。14は、コンベア13の基板送
り方向の下流側に向かって、左側に配置された第1部品
配置ステ−ジ、15は同じく右側に配置された第2部品
配置ステ−ジで、それぞれコンベア13の両側に所定の
位置を占めている。
部品装着装置10は、電子回路基板に電子部品を装着す
る作業を行うものであって、ベ−ス11を有し、その上
面のテ−ブル部12に様々な構成要素を配置している。
13はテ−ブル部12の中央を通るコンベアで、基板1
の送り込み及び送り出しと、作業位置における基板1の
位置決めの役割を担う。14は、コンベア13の基板送
り方向の下流側に向かって、左側に配置された第1部品
配置ステ−ジ、15は同じく右側に配置された第2部品
配置ステ−ジで、それぞれコンベア13の両側に所定の
位置を占めている。
【0009】第1部品配置ステ−ジ14には、各々部品
供給装置20が複数個づつ、コンベア13の送り方向に
横1列に並んだ状態で配置されている。部品供給装置2
0は傾斜したスティック状マガジンから部品を送り出す
ものであるが、この種供給装置は文献例も多く(例:米
国特許第4,731,923号)、周知のものであるか
ら詳細な説明は省略する。第2部品配置ステ−ジ15
も、各々複数個づつの部品供給装置21を、コンベア1
3の送り方向に横1列に並べて配置している。部品供給
装置21は、部品を一定ピッチで収納した部品テ−プを
もって部品供給を行うタイプのものであり、これまた文
献例も多く(例:米国特許第4,735,341号)、
周知であるから詳細な説明を省略する。
供給装置20が複数個づつ、コンベア13の送り方向に
横1列に並んだ状態で配置されている。部品供給装置2
0は傾斜したスティック状マガジンから部品を送り出す
ものであるが、この種供給装置は文献例も多く(例:米
国特許第4,731,923号)、周知のものであるか
ら詳細な説明は省略する。第2部品配置ステ−ジ15
も、各々複数個づつの部品供給装置21を、コンベア1
3の送り方向に横1列に並べて配置している。部品供給
装置21は、部品を一定ピッチで収納した部品テ−プを
もって部品供給を行うタイプのものであり、これまた文
献例も多く(例:米国特許第4,735,341号)、
周知であるから詳細な説明を省略する。
【0010】テ−ブル部12の両端には、水平、かつコ
ンベア13と直角に延びる支持梁22、23を、テ−ブ
ル面から所定高さ持ち上げて設置する。支持梁22、2
3は互いに平行であり、図示しないレールとスライダの
組み合わせによって、ビーム24を自身の長さ方向と直
角の方向に移動可能に支持している。また、ビ−ム24
は、互いに平行な1対のボールねじに嵌合された、図示
しない各ボールナットに両端部を連結し、パルスモ−タ
25、26の回転により移動する。その移動方向は自身
の長さ方向あるいはコンベア13の基板送り方向と直角
であり、この場合これをY方向とする。ビ−ム24の下
面にはスライダ27を取り付ける。スライダ27を移動
させるのも図示しないボ−ルねじで、ビ−ム24下面に
取り付けられたパルスモ−タ28によって回転を与えら
れる。ボールねじが回転するとスライダ27はビ−ム2
4の長さ方向に移動し、これがX方向となる。
ンベア13と直角に延びる支持梁22、23を、テ−ブ
ル面から所定高さ持ち上げて設置する。支持梁22、2
3は互いに平行であり、図示しないレールとスライダの
組み合わせによって、ビーム24を自身の長さ方向と直
角の方向に移動可能に支持している。また、ビ−ム24
は、互いに平行な1対のボールねじに嵌合された、図示
しない各ボールナットに両端部を連結し、パルスモ−タ
25、26の回転により移動する。その移動方向は自身
の長さ方向あるいはコンベア13の基板送り方向と直角
であり、この場合これをY方向とする。ビ−ム24の下
面にはスライダ27を取り付ける。スライダ27を移動
させるのも図示しないボ−ルねじで、ビ−ム24下面に
取り付けられたパルスモ−タ28によって回転を与えら
れる。ボールねじが回転するとスライダ27はビ−ム2
4の長さ方向に移動し、これがX方向となる。
【0011】スライダ27は装着ヘッド3を昇降可能に
支持し、装着ヘッド3は交換可能な吸着ノズル4を保持
する。図2は、装着ヘッド部分を示す一部破断側面図で
あり、詳細な構造については本出願人が出願した特開平
5−218689号公報に開示されているが、ここで
は、本実施例に係わる部分についてのみ説明する。30
は、アーム31を介して装着ヘッド3を垂直下向きに支
持し、これに高さ変位(Z方向変位)を与える昇降装置
で、スライダ27の側面に固定される。32はアーム3
1に支持されるスピンドルハウジングで、スピンドル3
3を回転自在に垂直支持する。スピンドル33はシリン
ジ状に形成されており、上端開口部がカップリングを介
してパルスモータ34の回転軸341に連結され、下方
がスピンドルハウジング32の下面から突出する。パル
スモータ34の回転によりZ方向回りの角度変位(θ変
位)が与えられる。
支持し、装着ヘッド3は交換可能な吸着ノズル4を保持
する。図2は、装着ヘッド部分を示す一部破断側面図で
あり、詳細な構造については本出願人が出願した特開平
5−218689号公報に開示されているが、ここで
は、本実施例に係わる部分についてのみ説明する。30
は、アーム31を介して装着ヘッド3を垂直下向きに支
持し、これに高さ変位(Z方向変位)を与える昇降装置
で、スライダ27の側面に固定される。32はアーム3
1に支持されるスピンドルハウジングで、スピンドル3
3を回転自在に垂直支持する。スピンドル33はシリン
ジ状に形成されており、上端開口部がカップリングを介
してパルスモータ34の回転軸341に連結され、下方
がスピンドルハウジング32の下面から突出する。パル
スモータ34の回転によりZ方向回りの角度変位(θ変
位)が与えられる。
【0012】35は、スピンドル33の内部に、その軸
方向中心と同心に上下移動可能かつ回転不能に組み込ま
れるロッドで、下端がスピンドル33の下面より突出す
る。ロッド35の上端部外周面とスピンドル33の内周
面はシール手段330でシールされ、スピンドル33の
中空空間をその位置で分断しているが、ロッド35の上
下移動を妨げるものではない。351は、ロッド35の
下端部側面に張り出した凸部350に揺動可能に支持さ
れる一対のレバーで、先端のローラ352を吸着ノズル
のネック部(図3における410)に係合させて、吸着
ノズルの脱落を防止する。一対のレバー351間には、
図示しない引っ張りコイルばねが張り渡され、これによ
ってレバー351には、ローラ352を吸着ノズル4に
押圧させる力が生じている。装着された吸着ノズル4
は、自身の吸引路がロッド35の図示しないエア吸引路
に連通することになり、部品の吸着を可能としている。
また、吸着ノズル4は、後述するノズルストッカ50、
51に用意する他の種類のものと交換可能である。33
1は、スピンドル33とロッド35間に挿入されるばね
で、スピンドル33の下端に設ける図示しない下降スト
ッパに向け、ロッド35を下降方向に押し下げるもので
ある。
方向中心と同心に上下移動可能かつ回転不能に組み込ま
れるロッドで、下端がスピンドル33の下面より突出す
る。ロッド35の上端部外周面とスピンドル33の内周
面はシール手段330でシールされ、スピンドル33の
中空空間をその位置で分断しているが、ロッド35の上
下移動を妨げるものではない。351は、ロッド35の
下端部側面に張り出した凸部350に揺動可能に支持さ
れる一対のレバーで、先端のローラ352を吸着ノズル
のネック部(図3における410)に係合させて、吸着
ノズルの脱落を防止する。一対のレバー351間には、
図示しない引っ張りコイルばねが張り渡され、これによ
ってレバー351には、ローラ352を吸着ノズル4に
押圧させる力が生じている。装着された吸着ノズル4
は、自身の吸引路がロッド35の図示しないエア吸引路
に連通することになり、部品の吸着を可能としている。
また、吸着ノズル4は、後述するノズルストッカ50、
51に用意する他の種類のものと交換可能である。33
1は、スピンドル33とロッド35間に挿入されるばね
で、スピンドル33の下端に設ける図示しない下降スト
ッパに向け、ロッド35を下降方向に押し下げるもので
ある。
【0013】パルスモータ34の回転軸341は中空
で、下端部がカップリングを介してスピンドル33の中
空部と連通しており、上端部にはエア配管用のロータリ
ージョイント342を取り付け、これに空気圧調整手段
36を介して空気圧源37を接続する。空気圧調整手段
は、例えば電空変換レギュレータのように、指定した電
圧あるいは電流値によって空気圧を設定するもので、後
述する制御部8に接続されている。従って、制御部8が
指定する値の空気圧で、ロータリージョイント342か
ら回転軸341を経由して、スピンドル33の中空部に
エアが供給される。
で、下端部がカップリングを介してスピンドル33の中
空部と連通しており、上端部にはエア配管用のロータリ
ージョイント342を取り付け、これに空気圧調整手段
36を介して空気圧源37を接続する。空気圧調整手段
は、例えば電空変換レギュレータのように、指定した電
圧あるいは電流値によって空気圧を設定するもので、後
述する制御部8に接続されている。従って、制御部8が
指定する値の空気圧で、ロータリージョイント342か
ら回転軸341を経由して、スピンドル33の中空部に
エアが供給される。
【0014】図3は、本発明の主旨であるダミーノズル
41及びこれに装着される樹脂製のシリンジ42の構成
を示す一部破断正面図である。ダミーノズル41の、装
着ヘッド3のロッド35へ装着される部分は、他の吸着
ノズルと同様の形状で、画像認識のための背景板412
も有するが、部品を吸着する吸引路は有していない。背
景板412から下方へ延びるダミーノズルの先端部は、
ピストンロッド43の軸心に開けられた嵌合穴にはめ込
まれて固定される。ピストンロッド43は、主部側面に
軸方向に平行な溝431を有し、先端に主部より張り出
したフランジ部を設けている。44は、ピストンロッド
43がシリンジ42から抜け出さないように、シリンジ
42の端面に固定する抜け止めリングで、内周面に溝4
31に係合する図示しない凸部を有する。抜け止めリン
グ44の内径は、ピストンロッド43の主部が軸方向摺
動可能な寸法とされ、フランジ部430をシリンジ内部
に位置させることで、ピストンロッド43のシリンジ4
2からの抜け出しを防止する。こうして、シリンジ42
の軸方向中心は、ダミーノズルさらには装着ヘッド3の
軸線の延長線上に位置し、抜け止めリング44の凸部に
よって、シリンジ42は、軸方向摺動可能かつ軸線回り
回転不能に、ダミーノズル41に吊り下げられる。
41及びこれに装着される樹脂製のシリンジ42の構成
を示す一部破断正面図である。ダミーノズル41の、装
着ヘッド3のロッド35へ装着される部分は、他の吸着
ノズルと同様の形状で、画像認識のための背景板412
も有するが、部品を吸着する吸引路は有していない。背
景板412から下方へ延びるダミーノズルの先端部は、
ピストンロッド43の軸心に開けられた嵌合穴にはめ込
まれて固定される。ピストンロッド43は、主部側面に
軸方向に平行な溝431を有し、先端に主部より張り出
したフランジ部を設けている。44は、ピストンロッド
43がシリンジ42から抜け出さないように、シリンジ
42の端面に固定する抜け止めリングで、内周面に溝4
31に係合する図示しない凸部を有する。抜け止めリン
グ44の内径は、ピストンロッド43の主部が軸方向摺
動可能な寸法とされ、フランジ部430をシリンジ内部
に位置させることで、ピストンロッド43のシリンジ4
2からの抜け出しを防止する。こうして、シリンジ42
の軸方向中心は、ダミーノズルさらには装着ヘッド3の
軸線の延長線上に位置し、抜け止めリング44の凸部に
よって、シリンジ42は、軸方向摺動可能かつ軸線回り
回転不能に、ダミーノズル41に吊り下げられる。
【0015】シリンジ42のもう一方の端面には、スク
リーンマスク45を貼り付け固定する。スクリーンマス
ク45は、スクリーン印刷におけるものと同じ機能を持
ち、シリンジ42の内部に充填されたフラックス等の粘
性流体Lが、マスクされていない開口部に押し付けられ
ると、そこから粘性流体Lをにじみ出させるものであ
る。本実施例では、例えば図4に示すように、4方向に
リードを有するフラットパッケージ(QFP)型ICの
ランドに対応して、スリット状の開口部451を4ケ所
設けたスクリーンマスクを、シリンジ42に貼り付け
る。46は、粘性流体Lの液面を被うように浮かべる金
属製のフロートで、シリンジ42内の粘性流体とピスト
ンロッドのフランジ部430間に介在させ、粘性流体内
に気泡を発生させることを防止するものである。このフ
ロート46を介して、ピストンロッド43の加圧力が粘
性流体Lに伝わる。
リーンマスク45を貼り付け固定する。スクリーンマス
ク45は、スクリーン印刷におけるものと同じ機能を持
ち、シリンジ42の内部に充填されたフラックス等の粘
性流体Lが、マスクされていない開口部に押し付けられ
ると、そこから粘性流体Lをにじみ出させるものであ
る。本実施例では、例えば図4に示すように、4方向に
リードを有するフラットパッケージ(QFP)型ICの
ランドに対応して、スリット状の開口部451を4ケ所
設けたスクリーンマスクを、シリンジ42に貼り付け
る。46は、粘性流体Lの液面を被うように浮かべる金
属製のフロートで、シリンジ42内の粘性流体とピスト
ンロッドのフランジ部430間に介在させ、粘性流体内
に気泡を発生させることを防止するものである。このフ
ロート46を介して、ピストンロッド43の加圧力が粘
性流体Lに伝わる。
【0016】47は、シリンジ42の側壁下部に開けら
れた穴にねじ込んだ逆止弁であり、シリンジ42に粘性
流体が注入される方向にのみ流路を開き、流れ出る方向
には閉ざして、シリンジ42の流体注入口となるもので
ある。48は、粘性流体Lが減少してフロート46が下
降したとき、後述する近接センサ61にフロート46が
下限位置に達したことを検出させるための凹部で、シリ
ンジ42の側壁に設けられる。凹部48の上下方向の位
置は、逆止弁47の位置よりやや高い位置に配置し、フ
ロート46が下がり切らない内に逆止弁47から粘性流
体Lを注入させ、シリンジ内の粘性流体に気泡が発生す
ることを防止しようとしている。(図5参照)
れた穴にねじ込んだ逆止弁であり、シリンジ42に粘性
流体が注入される方向にのみ流路を開き、流れ出る方向
には閉ざして、シリンジ42の流体注入口となるもので
ある。48は、粘性流体Lが減少してフロート46が下
降したとき、後述する近接センサ61にフロート46が
下限位置に達したことを検出させるための凹部で、シリ
ンジ42の側壁に設けられる。凹部48の上下方向の位
置は、逆止弁47の位置よりやや高い位置に配置し、フ
ロート46が下がり切らない内に逆止弁47から粘性流
体Lを注入させ、シリンジ内の粘性流体に気泡が発生す
ることを防止しようとしている。(図5参照)
【0017】50、51は第2部品配置ステ−ジ15と
コンベア13の間に配置されたノズルストッカである。
ノズルストッカ50は小型の部品を保持する吸着ノズル
をストックし、ノズルストッカ51は大型の部品を保持
する吸着ノズルをストックする。また、ノズルストッカ
51は、ダミーノズル41をストックする場所も有して
いる。各ノズルのストック位置には、そこにストックさ
れるノズルに対し、ノズルのフランジ部(図3における
411)の上方空間に進入して、一旦ノズルの上昇を制
止する図示しないノズル係止手段が配置されている。
コンベア13の間に配置されたノズルストッカである。
ノズルストッカ50は小型の部品を保持する吸着ノズル
をストックし、ノズルストッカ51は大型の部品を保持
する吸着ノズルをストックする。また、ノズルストッカ
51は、ダミーノズル41をストックする場所も有して
いる。各ノズルのストック位置には、そこにストックさ
れるノズルに対し、ノズルのフランジ部(図3における
411)の上方空間に進入して、一旦ノズルの上昇を制
止する図示しないノズル係止手段が配置されている。
【0018】6は流体供給装置で、ノズルストッカ51
のダミーノズル保管場所の下方に配置される。流体供給
装置6は、図5ないし図6に示すように、挟持ハンド6
0、近接センサ61、流体吐出ノズル62、ディスペン
サ63からなる。挟持ハンド60は、本体のエア駆動部
600がテ−ブル部12に図示しないポスト等で支持さ
れ、そこから互いに並行な左右一対の挟持板601と6
02を、シリンジ42の下部に向けて水平に突出させて
いる。挟持板601と602は、ダミーノズル41から
吊り下げられたシリンジ42の外形に対応する湾曲凹部
を、それぞれ対向する側面に有しており、挟持板601
の湾曲凹部にはシリンジの凹部48に対応する位置に近
接センサ61が、挟持板602の湾曲凹部にはシリンジ
の逆止弁47に対応する位置に流体吐出ノズル62がそ
れぞれ取り付けられる。
のダミーノズル保管場所の下方に配置される。流体供給
装置6は、図5ないし図6に示すように、挟持ハンド6
0、近接センサ61、流体吐出ノズル62、ディスペン
サ63からなる。挟持ハンド60は、本体のエア駆動部
600がテ−ブル部12に図示しないポスト等で支持さ
れ、そこから互いに並行な左右一対の挟持板601と6
02を、シリンジ42の下部に向けて水平に突出させて
いる。挟持板601と602は、ダミーノズル41から
吊り下げられたシリンジ42の外形に対応する湾曲凹部
を、それぞれ対向する側面に有しており、挟持板601
の湾曲凹部にはシリンジの凹部48に対応する位置に近
接センサ61が、挟持板602の湾曲凹部にはシリンジ
の逆止弁47に対応する位置に流体吐出ノズル62がそ
れぞれ取り付けられる。
【0019】挟持板601と602は、エア駆動部60
0により、並行状態を保って互いに近付き(図6の状
態)あるいは遠ざかる(図5の状態)開閉動作を行う
(このような構造の把持ハンドは、株式会社小金井製作
所ではエアハンド、SMC株式会社ではエアチャックと
云った名称で市販されており、ここでは詳細な説明を省
略する)。近接センサ61は、挟持板601の湾曲凹部
の中心部分に開けた段付き穴に、先端の検出部がやや突
出するようにねじ込まれる。挟持板601の湾曲凹部が
シリンジ42に接したとき、凹部48に、その突出した
検出部が進入することになる。流体吐出ノズル62は、
挟持板602の湾曲凹部の中心部分に開けた段付き穴に
ねじ込まれ、穴の段差部から先端の吐出部分を内向きに
突出させている。挟持板602の湾曲凹部がシリンジ4
2に接したとき、逆止弁47の突出部分が段付き穴の径
大部に進入すると共に、逆止弁内に流体吐出ノズル62
の先端部が入り込み、ドッキングすることになる。(図
6の状態)ディスペンサ63は、流体吐出ノズル62へ
図示しないホースによって接続され、後述する制御部8
の指令により、所定量の粘性流体を流体吐出ノズルから
吐出させるものである。
0により、並行状態を保って互いに近付き(図6の状
態)あるいは遠ざかる(図5の状態)開閉動作を行う
(このような構造の把持ハンドは、株式会社小金井製作
所ではエアハンド、SMC株式会社ではエアチャックと
云った名称で市販されており、ここでは詳細な説明を省
略する)。近接センサ61は、挟持板601の湾曲凹部
の中心部分に開けた段付き穴に、先端の検出部がやや突
出するようにねじ込まれる。挟持板601の湾曲凹部が
シリンジ42に接したとき、凹部48に、その突出した
検出部が進入することになる。流体吐出ノズル62は、
挟持板602の湾曲凹部の中心部分に開けた段付き穴に
ねじ込まれ、穴の段差部から先端の吐出部分を内向きに
突出させている。挟持板602の湾曲凹部がシリンジ4
2に接したとき、逆止弁47の突出部分が段付き穴の径
大部に進入すると共に、逆止弁内に流体吐出ノズル62
の先端部が入り込み、ドッキングすることになる。(図
6の状態)ディスペンサ63は、流体吐出ノズル62へ
図示しないホースによって接続され、後述する制御部8
の指令により、所定量の粘性流体を流体吐出ノズルから
吐出させるものである。
【0020】7は部品配置ステ−ジ14の横に配置され
た、固定の部品認識用カメラである。これは部品の位置
ずれ量を測定する視覚認識装置の一環を構成する。8は
ベ−ス11の内部に配置した制御部である。制御部8
は、あらかじめ入力された装着プログラムにより、ビー
ム24のY方向移動、装着ヘッド3のX方向とZ方向の
移動、ロッド35のZ軸回りのθ回転、空気圧調整手段
36の空気圧設定、吸着ノズル4の交換、流体供給装置
6による粘性流体供給などを制御する。
た、固定の部品認識用カメラである。これは部品の位置
ずれ量を測定する視覚認識装置の一環を構成する。8は
ベ−ス11の内部に配置した制御部である。制御部8
は、あらかじめ入力された装着プログラムにより、ビー
ム24のY方向移動、装着ヘッド3のX方向とZ方向の
移動、ロッド35のZ軸回りのθ回転、空気圧調整手段
36の空気圧設定、吸着ノズル4の交換、流体供給装置
6による粘性流体供給などを制御する。
【0021】部品装着装置10の動きは次のようにな
る。まずコンベア13が一方の側から基板1を運び込
み、所定位置に位置決めする。この基板1の、部品を装
着されるべき個所には既に接着剤が塗布されている。こ
こで制御部8は、あらかじめ入力された装着プログラム
により、ビーム24のY方向移動、装着ヘッド3のX方
向とZ方向の移動を制御し、吸着ノズル4を所定の部品
供給装置の上に位置させ、装着ヘッド3の吸着ノズル4
を降下させ、部品をピックアップさせる。その後基板1
の上に移動し、ピックアップした部品に応じて装着ヘッ
ド3にZ軸回りのθ回転を与えて部品を装着する。装着
する部品によっては、吸着ノズルの交換を行わせて装着
動作を続行させ、あるいは空気圧調整手段36に指令し
て、所定の空気圧でスピンドル33内のロッド35を押
圧させ、基板上に所定の加圧力で部品を装着させる。
る。まずコンベア13が一方の側から基板1を運び込
み、所定位置に位置決めする。この基板1の、部品を装
着されるべき個所には既に接着剤が塗布されている。こ
こで制御部8は、あらかじめ入力された装着プログラム
により、ビーム24のY方向移動、装着ヘッド3のX方
向とZ方向の移動を制御し、吸着ノズル4を所定の部品
供給装置の上に位置させ、装着ヘッド3の吸着ノズル4
を降下させ、部品をピックアップさせる。その後基板1
の上に移動し、ピックアップした部品に応じて装着ヘッ
ド3にZ軸回りのθ回転を与えて部品を装着する。装着
する部品によっては、吸着ノズルの交換を行わせて装着
動作を続行させ、あるいは空気圧調整手段36に指令し
て、所定の空気圧でスピンドル33内のロッド35を押
圧させ、基板上に所定の加圧力で部品を装着させる。
【0022】通常の部品は、装着ヘッド3に装着したミ
ラ−装置と部品認識用カメラ(図示せず)によって撮像
し、位置ずれ量を計測し、その計測結果に基づき、XY
方向の移動量、またθ角度に補正を加えた上で基板1に
装着する。QFP型IC等、装着ヘッド3側のカメラの
視野には収まりきらない大型部品については、ピックア
ップ後、部品認識用カメラ7の上に装着ヘッド3を位置
させ、部品の位置ずれ量を計測する。その計測結果に基
づきXY方向の移動量、またθ角度に補正を加えた上で
部品を基板1に装着する。
ラ−装置と部品認識用カメラ(図示せず)によって撮像
し、位置ずれ量を計測し、その計測結果に基づき、XY
方向の移動量、またθ角度に補正を加えた上で基板1に
装着する。QFP型IC等、装着ヘッド3側のカメラの
視野には収まりきらない大型部品については、ピックア
ップ後、部品認識用カメラ7の上に装着ヘッド3を位置
させ、部品の位置ずれ量を計測する。その計測結果に基
づきXY方向の移動量、またθ角度に補正を加えた上で
部品を基板1に装着する。
【0023】QFP型IC等の装着において、基板1の
ランド部に半田メッキが施されている場合の、当該個所
にフラックスを塗布する動作について詳述する。制御部
8は、装着ヘッド3を移動させ現在装着しているノズル
を、ノズルストッカ50又は51の所定位置に載置させ
る。その位置に配置されている図示しないノズル係止手
段を駆動してノズルの上昇を制止させ、それから装着ヘ
ッド3を上昇させて一対のローラ352をノズルのネッ
ク部から強制離脱させ、ノズルのみをストック位置に留
まらせる。その後、ノズル未装着の装着ヘッド3をノズ
ルストッカのダミーノズル41のストック場所上に移動
させ、下降させて一対のローラ352をダミーノズル4
1のネック部410に係合させる。この位置の図示しな
いノズル係止手段は開放状態にあり、装着ヘッド3を上
昇させることによりダミーノズル41が装着ヘッドに装
着されることになる。
ランド部に半田メッキが施されている場合の、当該個所
にフラックスを塗布する動作について詳述する。制御部
8は、装着ヘッド3を移動させ現在装着しているノズル
を、ノズルストッカ50又は51の所定位置に載置させ
る。その位置に配置されている図示しないノズル係止手
段を駆動してノズルの上昇を制止させ、それから装着ヘ
ッド3を上昇させて一対のローラ352をノズルのネッ
ク部から強制離脱させ、ノズルのみをストック位置に留
まらせる。その後、ノズル未装着の装着ヘッド3をノズ
ルストッカのダミーノズル41のストック場所上に移動
させ、下降させて一対のローラ352をダミーノズル4
1のネック部410に係合させる。この位置の図示しな
いノズル係止手段は開放状態にあり、装着ヘッド3を上
昇させることによりダミーノズル41が装着ヘッドに装
着されることになる。
【0024】制御部8は、ダミーノズルを装着した装着
ヘッド3を、基板1の所定のランドパターン上に移動の
うえ下降させ、シリンジ42の下面に貼られた前記ラン
ドパターンに対応する形状のスクリーンマスク45を、
基板に接触させる。その位置で制御部8は、さらに、装
着ヘッド3を所定の速度で一定量下降させ、ピストンロ
ッド43をシリンジ42に対して相対移動させる。ピス
トンロッド43が相対的に下降すると、フロート46を
下方へ押圧し、粘性流体Lが基板に向けて加圧され、ス
クリーンマスク45の開口部451から粘性流体Lがに
じみ出して、基板のランド上に付着する。その後、装着
ヘッド3を上昇のうえ移動させて、ダミーノズルをノズ
ルストッカに収納させ、それに代えてQFP型IC用の
大型吸着ノズルを装着ヘッドに装着させて、前述の装着
動作で、粘性流体Lが塗布されたランド部上に、所定の
QFP型ICリードを載置させる。
ヘッド3を、基板1の所定のランドパターン上に移動の
うえ下降させ、シリンジ42の下面に貼られた前記ラン
ドパターンに対応する形状のスクリーンマスク45を、
基板に接触させる。その位置で制御部8は、さらに、装
着ヘッド3を所定の速度で一定量下降させ、ピストンロ
ッド43をシリンジ42に対して相対移動させる。ピス
トンロッド43が相対的に下降すると、フロート46を
下方へ押圧し、粘性流体Lが基板に向けて加圧され、ス
クリーンマスク45の開口部451から粘性流体Lがに
じみ出して、基板のランド上に付着する。その後、装着
ヘッド3を上昇のうえ移動させて、ダミーノズルをノズ
ルストッカに収納させ、それに代えてQFP型IC用の
大型吸着ノズルを装着ヘッドに装着させて、前述の装着
動作で、粘性流体Lが塗布されたランド部上に、所定の
QFP型ICリードを載置させる。
【0025】基板上に付着させる粘性流体の量を加減し
たい場合には、部品装着時の加圧力調整機構を利用し
て、ダミーノズルを加圧すればよい。すなわち、スクリ
ーンマスク45を基板上に接触させたのち、制御部8
は、空気圧調整手段36にその旨の指令を出し、空気圧
源37からの圧縮空気を指令値に応じて調圧させ、スピ
ンドル33内にその圧縮空気を送り込むのである。スク
リーンマスクが基板に接触したときのロッド35は、接
触時のオーバーストロークにより、スピンドル33の図
示しない下降ストッパから上方に移動してばね331を
圧縮しており、シリンジ42のフロート46上には、ロ
ッド35とダミーノズル41とピストンロッド43の各
自重と、ばね331のばね圧が加わっている。この状態
でスピンドル内に所望の圧力でエアが流入してロッド3
5の上端部を押し下げるため、フロート46に加わる圧
力は、前述の定常圧値から、圧縮空気の最大空気圧値の
範囲で調整できる。従って、スクリーンマスクの開口部
451からにじみ出す粘性流体の量は、制御部8が空気
圧調整手段36に指令を出すことにより、加減すること
ができる。
たい場合には、部品装着時の加圧力調整機構を利用し
て、ダミーノズルを加圧すればよい。すなわち、スクリ
ーンマスク45を基板上に接触させたのち、制御部8
は、空気圧調整手段36にその旨の指令を出し、空気圧
源37からの圧縮空気を指令値に応じて調圧させ、スピ
ンドル33内にその圧縮空気を送り込むのである。スク
リーンマスクが基板に接触したときのロッド35は、接
触時のオーバーストロークにより、スピンドル33の図
示しない下降ストッパから上方に移動してばね331を
圧縮しており、シリンジ42のフロート46上には、ロ
ッド35とダミーノズル41とピストンロッド43の各
自重と、ばね331のばね圧が加わっている。この状態
でスピンドル内に所望の圧力でエアが流入してロッド3
5の上端部を押し下げるため、フロート46に加わる圧
力は、前述の定常圧値から、圧縮空気の最大空気圧値の
範囲で調整できる。従って、スクリーンマスクの開口部
451からにじみ出す粘性流体の量は、制御部8が空気
圧調整手段36に指令を出すことにより、加減すること
ができる。
【0026】また、粘性流体Lを基板上に精度良く付着
させたい場合には、例えば、スクリーンマスク45の下
面に、4つの開口部451の位置を表す画像認識用マー
クを形成しておく。そして、部品認識用カメラ6の上に
装着ヘッド3を位置させ、前記マークを認識して開口部
の位置ずれ量を計測し、その計測結果に基づきXY方向
の移動量、またθ角度に補正を加えた上でスクリーンマ
スク45を基板1に接触させればよい。
させたい場合には、例えば、スクリーンマスク45の下
面に、4つの開口部451の位置を表す画像認識用マー
クを形成しておく。そして、部品認識用カメラ6の上に
装着ヘッド3を位置させ、前記マークを認識して開口部
の位置ずれ量を計測し、その計測結果に基づきXY方向
の移動量、またθ角度に補正を加えた上でスクリーンマ
スク45を基板1に接触させればよい。
【0027】粘性流体Lの基板上への塗布作業が繰り返
されると、シリンジ42内の粘性流体量が減少して行く
ため、制御部8は、まず、所定の塗布回数間隔で把持ハ
ンド60のエア駆動部600に圧縮空気を送り込んで、
挟持板601と602を閉じさせ、シリンジ42を挟み
付けさせる。すると、近接センサ61はシリンジの凹部
48に進入し、フロート46が自身の前方に存在する場
合には、検出信号を制御部8に出力する。一方、流体吐
出ノズル62はシリンジの逆止弁47にドッキングして
おり、制御部8が、近接センサ61から検出信号を受け
取ったときのみディスペンサ63に指令を発し、所定量
の粘性流体を吐出させる。流体吐出ノズル62から吐出
される粘性流体は、逆止弁47を介してシリンジ内に注
入され、フロート46を押し上げることになる。
されると、シリンジ42内の粘性流体量が減少して行く
ため、制御部8は、まず、所定の塗布回数間隔で把持ハ
ンド60のエア駆動部600に圧縮空気を送り込んで、
挟持板601と602を閉じさせ、シリンジ42を挟み
付けさせる。すると、近接センサ61はシリンジの凹部
48に進入し、フロート46が自身の前方に存在する場
合には、検出信号を制御部8に出力する。一方、流体吐
出ノズル62はシリンジの逆止弁47にドッキングして
おり、制御部8が、近接センサ61から検出信号を受け
取ったときのみディスペンサ63に指令を発し、所定量
の粘性流体を吐出させる。流体吐出ノズル62から吐出
される粘性流体は、逆止弁47を介してシリンジ内に注
入され、フロート46を押し上げることになる。
【0028】本実施例では、XY移動する装着ヘッド
に、粘性流体塗布用のダミーノズルを交換装着して、基
板上に粘性流体を塗布する場合について述べたが、ロー
タリーインデックステーブルの周縁に等間隔に装着ヘッ
ドを配置し、基板側をXY移動させる方式の部品装着装
置においても、ノズル交換機構とノズルストッカを装備
させることにより適用可能である。また、本実施例で
は、シリンジ内のフロートの下限位置を検出し、流体供
給装置に一定量の粘性流体を補充させることとしたが、
保管位置にあるシリンジの側方に、フロートの上下方向
の位置を検出する磁気式リニアセンサを配置して、フロ
ートの位置が示唆する残液量に応じて流体供給装置から
の吐出量を決定し、粘性流体量の減少分だけ補充しても
よい。さらに、本実施例では流体供給装置6をダミーノ
ズル保管場所の下方に位置させたが、ノズルストッカか
ら離れた装着ヘッド3の移動範囲内に配置し、装着ヘッ
ド3を所定量下降させ、把持ハンド60にシリンジ42
を挟み付けさせてもよい。
に、粘性流体塗布用のダミーノズルを交換装着して、基
板上に粘性流体を塗布する場合について述べたが、ロー
タリーインデックステーブルの周縁に等間隔に装着ヘッ
ドを配置し、基板側をXY移動させる方式の部品装着装
置においても、ノズル交換機構とノズルストッカを装備
させることにより適用可能である。また、本実施例で
は、シリンジ内のフロートの下限位置を検出し、流体供
給装置に一定量の粘性流体を補充させることとしたが、
保管位置にあるシリンジの側方に、フロートの上下方向
の位置を検出する磁気式リニアセンサを配置して、フロ
ートの位置が示唆する残液量に応じて流体供給装置から
の吐出量を決定し、粘性流体量の減少分だけ補充しても
よい。さらに、本実施例では流体供給装置6をダミーノ
ズル保管場所の下方に位置させたが、ノズルストッカか
ら離れた装着ヘッド3の移動範囲内に配置し、装着ヘッ
ド3を所定量下降させ、把持ハンド60にシリンジ42
を挟み付けさせてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、部品装着プログラムの
実行途中に、装着ヘッドの吸着ノズルをフラックス等の
粘性流体塗布用ノズルに交換し、意図する形状パターン
に応じ、粘性流体を基板に付着させることができるた
め、装着ヘッドと別個に塗布ヘッドを設ける必要がな
く、装置の小型化に効果大である。また、粘性流体塗布
用ノズルに装着されたシリンジ内の粘性流体が残り少な
くなれば、自動的に補充されるので、多数回の塗布作業
を連続して行うことができる。
実行途中に、装着ヘッドの吸着ノズルをフラックス等の
粘性流体塗布用ノズルに交換し、意図する形状パターン
に応じ、粘性流体を基板に付着させることができるた
め、装着ヘッドと別個に塗布ヘッドを設ける必要がな
く、装置の小型化に効果大である。また、粘性流体塗布
用ノズルに装着されたシリンジ内の粘性流体が残り少な
くなれば、自動的に補充されるので、多数回の塗布作業
を連続して行うことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す部品装着装置の斜視図
である。
である。
【図2】同部品装着装置の装着ヘッド部分を示す一部破
断側面図である。
断側面図である。
【図3】同部品装着装置に備えるダミーノズル及びこれ
に装着されるシリンジの構成を示す一部破断正面図であ
る。
に装着されるシリンジの構成を示す一部破断正面図であ
る。
【図4】図3の状態を下方から見た図である。
【図5】ダミーノズルに装着されたシリンジと流体供給
装置の関係を説明する一部破断正面図である。
装置の関係を説明する一部破断正面図である。
【図6】図5の構成を下方から見、かつ流体供給装置が
異なる態様を現した場合を説明する図である。
異なる態様を現した場合を説明する図である。
1 基板 3 装着ヘッド 36 空気圧調整手段 4 吸着ノズル 41 ダミーノズル 42 シリンジ 43 ピストンロッド 45 スクリーンマスク 46 フロート 47 逆止弁(流体注入口) 50、51 ノズルストッカ(ノズル保管台) 6 流体供給装置 600 エア駆動部(駆動手段) 601、602 挟持板 61 近接センサ(位置検出手段) 62 流体吐出ノズル 7 部品認識用カメラ 8 制御部 L 粘性流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 13/04 A
Claims (8)
- 【請求項1】 側面に流体注入口を備えた容器に、粘性
流体を注入するものであって、 前記容器の流体注入口に押し付けられる流体吐出ノズル
と、 前記流体吐出ノズルに対向して配置され、流体吐出ノズ
ルとともに容器を挟み付ける挟持板と、 前記流体吐出ノズルと挟持板とを連動させて容器へ押し
付け、またはそこから引き離す駆動手段と、 前記流体吐出ノズルに接続され、流体吐出ノズルから所
望量の粘性流体を吐出させる粘性流体供給手段とを備え
ることを特徴とする流体供給装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の流体供給装置を使用
し、基板表面に粘性流体を塗布する際、 下端にスクリ−ンマスクを固着すると共に、側面に流体
注入口を備えたシリンジの流体押し出しピストンのロッ
ドを3次元移動する塗布ヘッドの先端に連結し、 前記流体供給装置を塗布ヘッドの移動範囲内に配置し、 基板表面の所定位置に前記スクリーンマスクを接触さ
せ、その位置で、塗布ヘッドを所定の速度で基板方向へ
所定量移動させて前記ロッドをシリンジに対して相対移
動させることにより、前記粘性流体を加圧し、スクリー
ンマスクから粘性流体を所定量にじみ出させ、 粘性流体の基板への塗布動作が所定の回数に達したと
き、シリンジの流体注入口に前記流体吐出ノズルを押し
付けさせ、流体供給装置に粘性流体を補充させることを
特徴とする粘性流体塗布方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の粘性流体塗布方法にお
いて、前記シリンジ内の粘性流体量を検出する液量検出
手段を設け、 シリンジ内に粘性流体を補充する際に、 前記液量検出手段の検出結果に基づいて、シリンジの流
体注入口に前記流体吐出ノズルを押し付けさせ、流体供
給装置に粘性流体を補充させることを特徴とする粘性流
体塗布方法。 - 【請求項4】 請求項2に記載の粘性流体塗布方法にお
いて、前記ピストンがシリンジ内の下降端に達したかど
うかを検出する下限位置検出手段を設け、 シリンジ内に粘性流体を補充する際に、 前記下限位置検出手段の検出結果に基づいて、シリンジ
の流体注入口に前記流体吐出ノズルを押し付けさせ、流
体供給装置に粘性流体を補充させることを特徴とする粘
性流体塗布方法。 - 【請求項5】 先端に吸着ノズル着脱部を有した装着ヘ
ッドで吸着ノズルを保持し、部品をピックアップして基
板に表面実装するものにおいて、次の構成を備えたこと
を特徴とする部品装着装置。 a.一方の端面にスクリーンマスクを固着するととも
に、他方の端面からピストンのロッドを突出させ、側面
に流体注入口を有したシリンジ。 b.前記装着ヘッドの移動範囲内に配置され、前記シリ
ンジ内に粘性流体を注入する請求項1に記載の流体供給
装置。 c.自身の先端に前記ロッドを固着し、前記装着ヘッド
の吸着ノズル着脱部に着脱可能なダミーノズル。 d.前記シリンジ内の粘性流体液面とピストン間に介在
させ、かつ粘性流体の液面を被うように浮かべて、粘性
流体内に気泡が発生することを防止するフロート。 e.前記装着ヘッドの移動範囲内に配置され、前記ダミ
ーノズル及び吸着ノズルを一時保持するノズル保管台。 f.あらかじめ入力された装着プログラムにより、基板
上の所定の個所に粘性流体を塗布する際、前記装着ヘッ
ドに装着された吸着ノズルをダミーノズルに交換させ、
それから前記スクリーンマスクを基板上の所定個所に接
触させ、さらに装着ヘッドを所定の速度で基板方向へ一
定量移動させてロッドをシリンジに対して相対移動させ
ることにより、前記フロートを介して粘性流体を加圧さ
せ、スクリーンマスクから粘性流体を所定量にじみ出さ
せ、 かつダミーノズルによる塗布動作が所定の回数に達した
とき、シリンジの流体注入口に前記流体吐出ノズルを押
し付けさせ、流体供給装置に粘性流体を補充させる制御
部。 - 【請求項6】 請求項5に記載のものにおいて、 前記シリンジ内のフロート位置を検出する位置検出手段
を設け、 前記制御部に、前記位置検出手段の検出結果に基づい
て、シリンジの流体注入口に前記流体吐出ノズルを押し
付けさせ、流体供給装置に粘性流体を補充させることを
特徴とする部品装着装置。 - 【請求項7】 請求項5、6に記載のものにおいて、 前記流体供給装置を、前記ノズル保管台のダミーノズル
保管場所に対応して配置し、前記制御部に、そのダミー
ノズルが保管場所に保持されている状態下で、流体供給
装置に粘性流体を補充させることを特徴とする部品装着
装置。 - 【請求項8】 請求項5、6、7に記載のものにおい
て、 前記粘性流体をフラックスとすることを特徴とする部品
装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057146A JPH07265771A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 流体供給装置及びそれを使用した粘性流体塗布方法、並びにそれらを使用した部品装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057146A JPH07265771A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 流体供給装置及びそれを使用した粘性流体塗布方法、並びにそれらを使用した部品装着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07265771A true JPH07265771A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13047436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6057146A Pending JPH07265771A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 流体供給装置及びそれを使用した粘性流体塗布方法、並びにそれらを使用した部品装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07265771A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008429A1 (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-15 | Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. | 部品装着機及びその使用方法 |
JP2013115346A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | I-Pulse Co Ltd | 基板作業装置 |
CN107335582A (zh) * | 2017-08-07 | 2017-11-10 | 阳江市阳东区欧思朗五金制造有限公司 | 五金制品点胶上螺丝用不良品筛选系统及其工作方法 |
JP2018018955A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 部品実装装置 |
JP2018018957A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 部品実装装置および部品実装方法 |
CN108745776A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-06 | 湖北伟道科技开发有限公司 | 一种断桥铝型材加工设备及加工方法 |
JP2020025938A (ja) * | 2018-08-16 | 2020-02-20 | キヤノンマシナリー株式会社 | 塗布装置および塗布方法 |
JP2020065085A (ja) * | 2016-07-28 | 2020-04-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 部品実装装置および部品実装方法 |
CN114434384A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-05-06 | 浙江锦盛新材料股份有限公司 | 一种真空瓶的活塞装配设备 |
CN115155953A (zh) * | 2022-07-13 | 2022-10-11 | 吴宪君 | 一种适用于粘性流体的智能输出和补充装置及其使用方法 |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP6057146A patent/JPH07265771A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009021386A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 部品装着機及びその使用方法 |
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CN108745776A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-11-06 | 湖北伟道科技开发有限公司 | 一种断桥铝型材加工设备及加工方法 |
CN108745776B (zh) * | 2018-08-20 | 2023-10-24 | 湖北伟道科技开发有限公司 | 一种断桥铝型材加工设备及加工方法 |
CN114434384A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-05-06 | 浙江锦盛新材料股份有限公司 | 一种真空瓶的活塞装配设备 |
CN114434384B (zh) * | 2022-03-10 | 2022-06-24 | 浙江锦盛新材料股份有限公司 | 一种真空瓶的活塞装配设备 |
CN115155953A (zh) * | 2022-07-13 | 2022-10-11 | 吴宪君 | 一种适用于粘性流体的智能输出和补充装置及其使用方法 |
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