JPH07262873A - 二段式押しボタンスイッチ - Google Patents
二段式押しボタンスイッチInfo
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- JPH07262873A JPH07262873A JP6074145A JP7414594A JPH07262873A JP H07262873 A JPH07262873 A JP H07262873A JP 6074145 A JP6074145 A JP 6074145A JP 7414594 A JP7414594 A JP 7414594A JP H07262873 A JPH07262873 A JP H07262873A
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- push button
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、一つの押しボタンスイッチにより、
連続して二つのスイッチ動作を行なうことが可能である
ようにした、二段式押しボタンスイッチを提供すること
を目的とする。 【構成】基板11と、該基板上にて上下動可能に支持さ
れた押しボタン15と、該押しボタンから下方に突出し
た二つのロッド部15a,15bと、上記基板の各ロッ
ド部の下方領域に配設されたスイッチ部16,17とを
含んでおり、一方のロッド部15aの下端に、バネ18
を介して該ロッド部に対して上下動可能に支持された当
接部19が備えられていて、且つ該当接部の下面が、通
常は他方のロッド部の下端より低い位置にあるように、
二段式押しボタンスイッチ10を構成する。
連続して二つのスイッチ動作を行なうことが可能である
ようにした、二段式押しボタンスイッチを提供すること
を目的とする。 【構成】基板11と、該基板上にて上下動可能に支持さ
れた押しボタン15と、該押しボタンから下方に突出し
た二つのロッド部15a,15bと、上記基板の各ロッ
ド部の下方領域に配設されたスイッチ部16,17とを
含んでおり、一方のロッド部15aの下端に、バネ18
を介して該ロッド部に対して上下動可能に支持された当
接部19が備えられていて、且つ該当接部の下面が、通
常は他方のロッド部の下端より低い位置にあるように、
二段式押しボタンスイッチ10を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラ等
のオートフォーカス用スイッチ等に使用され、二段式の
スイッチ動作を備えた、二段式押しボタンスイッチの構
造に関するものである。
のオートフォーカス用スイッチ等に使用され、二段式の
スイッチ動作を備えた、二段式押しボタンスイッチの構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、押しボタンスイッチによって、二
つのスイッチ動作を行なう場合、二つの押しボタンスイ
ッチを並べて配置し、各押しボタンを連続して操作する
ことにより、所望の二つのスイッチ動作を行なうように
している。
つのスイッチ動作を行なう場合、二つの押しボタンスイ
ッチを並べて配置し、各押しボタンを連続して操作する
ことにより、所望の二つのスイッチ動作を行なうように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の押しボタンスイッチにおいては、スイッチ動
作のために、二つの押しボタンスイッチを連続して操作
することが必要である。従って、スイッチ操作が面倒で
あると共に、二つの押しボタンスイッチが必要であるこ
とから、部品コスト及び組立コストが高くなってしま
い、さらに、取付スペースが比較的大きくなってしまう
ので、押しボタンスイッチが備えられるべき各種機器等
が比較的大型になってしまうという問題があった。
うな構成の押しボタンスイッチにおいては、スイッチ動
作のために、二つの押しボタンスイッチを連続して操作
することが必要である。従って、スイッチ操作が面倒で
あると共に、二つの押しボタンスイッチが必要であるこ
とから、部品コスト及び組立コストが高くなってしま
い、さらに、取付スペースが比較的大きくなってしまう
ので、押しボタンスイッチが備えられるべき各種機器等
が比較的大型になってしまうという問題があった。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、一つの押しボ
タンスイッチにより、連続して二つのスイッチ動作を行
なうことが可能であるようにした、二段式押しボタンス
イッチを提供することを目的としている。
タンスイッチにより、連続して二つのスイッチ動作を行
なうことが可能であるようにした、二段式押しボタンス
イッチを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、基板と、該基板上にて上下動可能に支持された押
しボタンと、該押しボタンから下方に突出した二つのロ
ッド部と、上記基板の各ロッド部の下方領域に配設され
たスイッチ部とを含んでおり、一方のロッド部の下端
に、バネを介して該ロッド部に対して上下動可能に支持
された当接部が備えられていて、且つ該当接部の下面
が、通常は他方のロッド部の下端より低い位置にあるこ
とを特徴とする、二段式押しボタンスイッチにより、達
成される。
れば、基板と、該基板上にて上下動可能に支持された押
しボタンと、該押しボタンから下方に突出した二つのロ
ッド部と、上記基板の各ロッド部の下方領域に配設され
たスイッチ部とを含んでおり、一方のロッド部の下端
に、バネを介して該ロッド部に対して上下動可能に支持
された当接部が備えられていて、且つ該当接部の下面
が、通常は他方のロッド部の下端より低い位置にあるこ
とを特徴とする、二段式押しボタンスイッチにより、達
成される。
【0006】本発明による二段式押しボタンスイッチ
は、好ましくは、二つのスイッチ部のうち、少なくとも
一方が、それぞれ基板表面に互いに隔置された二つのス
イッチ接点と、ロッド部の下端または当接部に形成され
た導通部とから構成されており、押しボタンの押下によ
って、該導通部が双方のスイッチ接点に同時に接触し
て、二つのスイッチ接点間が導通せしめられることによ
り、スイッチ操作が行なわれ得る。
は、好ましくは、二つのスイッチ部のうち、少なくとも
一方が、それぞれ基板表面に互いに隔置された二つのス
イッチ接点と、ロッド部の下端または当接部に形成され
た導通部とから構成されており、押しボタンの押下によ
って、該導通部が双方のスイッチ接点に同時に接触し
て、二つのスイッチ接点間が導通せしめられることによ
り、スイッチ操作が行なわれ得る。
【0007】また、本発明による二段式押しボタンスイ
ッチは、好ましくは、二つのスイッチ部のうち、少なく
とも一方が、それぞれ基板表面に配設されたラバースイ
ッチであり、押しボタンの押下によって、該ロッド部の
下端がラバースイッチを上方から押圧することにより、
スイッチ操作が行なわれ得る。
ッチは、好ましくは、二つのスイッチ部のうち、少なく
とも一方が、それぞれ基板表面に配設されたラバースイ
ッチであり、押しボタンの押下によって、該ロッド部の
下端がラバースイッチを上方から押圧することにより、
スイッチ操作が行なわれ得る。
【0008】
【作用】上記構成によれば、スイッチ操作の際に、押し
ボタンを手指等により押下すると、先づ一方のロッド部
の下端に備えられた当接部が、対応するスイッチ部に当
接することにより、当該スイッチ部がスイッチ操作され
得る。続いて、押しボタンを押下すると、上記一方のロ
ッド部は、バネの張力に抗して、下降せしめられると共
に、他方のロッド部も下降せしめられ、この他方のロッ
ド部の下端が、対応するスイッチ部に当接することによ
り、当該スイッチ部がスイッチ操作され得る。
ボタンを手指等により押下すると、先づ一方のロッド部
の下端に備えられた当接部が、対応するスイッチ部に当
接することにより、当該スイッチ部がスイッチ操作され
得る。続いて、押しボタンを押下すると、上記一方のロ
ッド部は、バネの張力に抗して、下降せしめられると共
に、他方のロッド部も下降せしめられ、この他方のロッ
ド部の下端が、対応するスイッチ部に当接することによ
り、当該スイッチ部がスイッチ操作され得る。
【0009】かくして、一回の押しボタンの押下によっ
て、第一段階では、一方のロッド部が、対応するスイッ
チ部を操作し、続いて第二段階では、他方のロッド部
が、対応するスイッチ部を操作することになる。これに
より、二つのスイッチ動作を行なうために、一つの押し
ボタンスイッチを備えればよいので、部品コストが低減
され、組立コストも低減されることになる。さらに、取
付スペースも一つの押しボタンスイッチの取付スペース
で済むことから、装置全体が小型化され得ることにな
る。
て、第一段階では、一方のロッド部が、対応するスイッ
チ部を操作し、続いて第二段階では、他方のロッド部
が、対応するスイッチ部を操作することになる。これに
より、二つのスイッチ動作を行なうために、一つの押し
ボタンスイッチを備えればよいので、部品コストが低減
され、組立コストも低減されることになる。さらに、取
付スペースも一つの押しボタンスイッチの取付スペース
で済むことから、装置全体が小型化され得ることにな
る。
【0010】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1は、本発明による押しボタン
スイッチの一実施例を示しており、押しボタンスイッチ
10は、基板11と、該基板上11上に載置されたメン
ブレン12と、該メンブレン12の上から、基板11に
取り付けられた環状のインナーケース13と、該インナ
ーケース13の内側に嵌挿された環状の本体14aと該
本体から放射状に突出した延長部14bとから成るレバ
ー部14と、該レバー部14の本体14aの中空部に嵌
合せしめられた押しボタン15と、該押しボタンから下
方に突出した二つのロッド部15a,15bの下方に
て、上記基板11上に配設された二つのスイッチ部1
6,17とを含んでいる。
明を詳細に説明する。図1は、本発明による押しボタン
スイッチの一実施例を示しており、押しボタンスイッチ
10は、基板11と、該基板上11上に載置されたメン
ブレン12と、該メンブレン12の上から、基板11に
取り付けられた環状のインナーケース13と、該インナ
ーケース13の内側に嵌挿された環状の本体14aと該
本体から放射状に突出した延長部14bとから成るレバ
ー部14と、該レバー部14の本体14aの中空部に嵌
合せしめられた押しボタン15と、該押しボタンから下
方に突出した二つのロッド部15a,15bの下方に
て、上記基板11上に配設された二つのスイッチ部1
6,17とを含んでいる。
【0011】上記押しボタン15は、中心から下方に延
びるセンター軸15cを備えており、該センター軸15
cは、基板11に設けられた貫通孔11aに嵌合すると
共に、バネ15dによって、上方に向かって付勢されて
いる。
びるセンター軸15cを備えており、該センター軸15
cは、基板11に設けられた貫通孔11aに嵌合すると
共に、バネ15dによって、上方に向かって付勢されて
いる。
【0012】上記押しボタン15は、その第一のロッド
部15aに対して、バネ18を介して上下動可能に支持
された当接部19を備えている。この場合、当接部19
は、その下面が導電性材料により覆われているか、また
は全体が導電体から構成されていることにより、下面が
導電性を有している。これに対して、対応するスイッチ
部16は、基板11上にて互いに隔置されて形成された
二つの接点16a,16bにより構成されている。これ
により、押しボタン15が押下されたとき、当接部19
の下面が、スイッチ部16の二つの接点16a,16b
に当接する。かくして、該二つの接点16a,16bが
導通せしめられ、スイッチ動作が行なわれるようになっ
ている。
部15aに対して、バネ18を介して上下動可能に支持
された当接部19を備えている。この場合、当接部19
は、その下面が導電性材料により覆われているか、また
は全体が導電体から構成されていることにより、下面が
導電性を有している。これに対して、対応するスイッチ
部16は、基板11上にて互いに隔置されて形成された
二つの接点16a,16bにより構成されている。これ
により、押しボタン15が押下されたとき、当接部19
の下面が、スイッチ部16の二つの接点16a,16b
に当接する。かくして、該二つの接点16a,16bが
導通せしめられ、スイッチ動作が行なわれるようになっ
ている。
【0013】また、押しボタン15の第二のロッド部1
5bは、押しボタン15が押下されたとき、その下端が
スイッチ部17に当接する。スイッチ部17は、図示の
場合、ラバースイッチとして構成されているので、上記
第二のロッド部15bの下端が当接したとき、スイッチ
動作が行なわれ得るようになっている。
5bは、押しボタン15が押下されたとき、その下端が
スイッチ部17に当接する。スイッチ部17は、図示の
場合、ラバースイッチとして構成されているので、上記
第二のロッド部15bの下端が当接したとき、スイッチ
動作が行なわれ得るようになっている。
【0014】ここで、第一のロッド部15aの下端に支
持された当接部19の下端は、バネ18が圧縮されない
状態で、第二のロッド部15bの下端よりも低い位置に
あるように構成されている。従って、押しボタン15の
押下の際には、先づ第一のロッド部15aに支持された
当接部19がスイッチ部16に当接し、スイッチ部16
におけるスイッチ動作が行なわれる。
持された当接部19の下端は、バネ18が圧縮されない
状態で、第二のロッド部15bの下端よりも低い位置に
あるように構成されている。従って、押しボタン15の
押下の際には、先づ第一のロッド部15aに支持された
当接部19がスイッチ部16に当接し、スイッチ部16
におけるスイッチ動作が行なわれる。
【0015】その後、さらに押しボタン15を押下する
と、第二のロッド部15bが下降して、該第二のロッド
部15bの下端が、スイッチ部17に当接する。これに
より、スイッチ部17におけるスイッチ動作が行なわれ
る。
と、第二のロッド部15bが下降して、該第二のロッド
部15bの下端が、スイッチ部17に当接する。これに
より、スイッチ部17におけるスイッチ動作が行なわれ
る。
【0016】尚、インナーケース13の内面には、環状
のスライダ20が備えられている。該スライダ20は、
レバー部14の内側にて下方に延びる係合部14cが係
合することによって、レバー部14と一体的に、インナ
ーケース13に対して上下方向には係止され、且つ基板
11に垂直な軸の周りに回動し得るように支持されてい
る。
のスライダ20が備えられている。該スライダ20は、
レバー部14の内側にて下方に延びる係合部14cが係
合することによって、レバー部14と一体的に、インナ
ーケース13に対して上下方向には係止され、且つ基板
11に垂直な軸の周りに回動し得るように支持されてい
る。
【0017】さらに、上記レバー部14は、その押しボ
タン15の周囲の鍔部15eに下方から係合するロック
部14d(図2参照)を備えている。これに対して、該
押しボタン15はその鍔部15eに、該ロック部14d
の上下方向の通過を許す切欠部15fを有している。こ
れにより、図2に示すように、上記レバー部14のロッ
ク部14dが、押しボタン15の鍔部15eの切欠部1
5fに整合している場合には、押しボタン15は、下方
に向かって押下され得る。
タン15の周囲の鍔部15eに下方から係合するロック
部14d(図2参照)を備えている。これに対して、該
押しボタン15はその鍔部15eに、該ロック部14d
の上下方向の通過を許す切欠部15fを有している。こ
れにより、図2に示すように、上記レバー部14のロッ
ク部14dが、押しボタン15の鍔部15eの切欠部1
5fに整合している場合には、押しボタン15は、下方
に向かって押下され得る。
【0018】この状態から、図2にて矢印Aで示すよう
に、レバー部14の延長部14bを手指等で回動させる
と、図4に示すように、上記レバー部14のロック部1
4dが、押しボタン15の鍔部15eの切欠部15fか
らずれることにより、該押しボタン15の押下が阻止さ
れることになる。かくして、押しボタン15のロックが
行なわれることになる。
に、レバー部14の延長部14bを手指等で回動させる
と、図4に示すように、上記レバー部14のロック部1
4dが、押しボタン15の鍔部15eの切欠部15fか
らずれることにより、該押しボタン15の押下が阻止さ
れることになる。かくして、押しボタン15のロックが
行なわれることになる。
【0019】さらに、上記スライダ20には、図1に示
すように、接点ブラシ21が取り付けられており、この
接点ブラシ21の先端が、基板11上に設けられた接点
(図示せず)に接触し得るようになっている。これによ
り、押しボタン15がロックされている場合、ロック状
態が電気的に検出され得るようになっている。
すように、接点ブラシ21が取り付けられており、この
接点ブラシ21の先端が、基板11上に設けられた接点
(図示せず)に接触し得るようになっている。これによ
り、押しボタン15がロックされている場合、ロック状
態が電気的に検出され得るようになっている。
【0020】本発明実施例による押しボタンスイッチ1
0は、以上のように構成されており、押しボタン15を
手指等により押下すると、該押しボタン15は、バネ1
5dの張力に抗して、下降せしめられる。これにより、
第一のロッド部15aに支持された当接部19の下面
が、スイッチ部16の二つの接点16a,16bに当接
する。かくして、該二つの接点16a,16bが導通せ
しめられ、スイッチ動作が行なわれる。
0は、以上のように構成されており、押しボタン15を
手指等により押下すると、該押しボタン15は、バネ1
5dの張力に抗して、下降せしめられる。これにより、
第一のロッド部15aに支持された当接部19の下面
が、スイッチ部16の二つの接点16a,16bに当接
する。かくして、該二つの接点16a,16bが導通せ
しめられ、スイッチ動作が行なわれる。
【0021】続いて、さらに押しボタン15を押下する
と、該第一のロッド部15aは、バネ18の張力に抗し
ながら、下降すると共に、第二のロッド部15bも下降
して、該第二のロッド部15bの下端が、スイッチ部1
7に当接する。これにより、スイッチ部17におけるス
イッチ動作が行なわれる。
と、該第一のロッド部15aは、バネ18の張力に抗し
ながら、下降すると共に、第二のロッド部15bも下降
して、該第二のロッド部15bの下端が、スイッチ部1
7に当接する。これにより、スイッチ部17におけるス
イッチ動作が行なわれる。
【0022】その後、押しボタン15から手指等を離す
と、押しボタン15は、バネ15dの張力に基づいて、
上方に移動せしめられ、操作前の状態に復帰する。これ
と共に、第一のロッド部15a及び第二のロッド部15
bは、それぞれスイッチ部16,17から離反し、スイ
ッチ動作が終了することになる。
と、押しボタン15は、バネ15dの張力に基づいて、
上方に移動せしめられ、操作前の状態に復帰する。これ
と共に、第一のロッド部15a及び第二のロッド部15
bは、それぞれスイッチ部16,17から離反し、スイ
ッチ動作が終了することになる。
【0023】ここで、押しボタン15を押下しない状態
で、図2にて矢印Aで示すように、レバー部14の延長
部14bを押動して、レバー部14を回動させると、レ
バー部14のロック部14dが、押しボタン15の鍔部
15eに備えられた切欠部15fからずれることにな
る。従って、該押しボタン15の下降は、該押しボタン
15の鍔部15eが、上記レバー部14のロック部14
dに当接することにより、阻止され得る。かくして、押
しボタン15のロックが行なわれ得る。
で、図2にて矢印Aで示すように、レバー部14の延長
部14bを押動して、レバー部14を回動させると、レ
バー部14のロック部14dが、押しボタン15の鍔部
15eに備えられた切欠部15fからずれることにな
る。従って、該押しボタン15の下降は、該押しボタン
15の鍔部15eが、上記レバー部14のロック部14
dに当接することにより、阻止され得る。かくして、押
しボタン15のロックが行なわれ得る。
【0024】この押しボタン15のロックは、レバー部
14と一体的に回動せしめられるスライダ20の下面に
設けられた接点ブラシ21を介して、基板11上の接点
から、図示しない回路によって検出され得る。
14と一体的に回動せしめられるスライダ20の下面に
設けられた接点ブラシ21を介して、基板11上の接点
から、図示しない回路によって検出され得る。
【0025】また、上記押しボタン15のロックは、レ
バー部14の延長部14bを、図2の矢印Aとは反対方
向に回動させ、レバー部14のロック部14dが、押し
ボタン15の鍔部15eに備えられた切欠部15fに整
合せしめられることにより、容易に解除され得る。
バー部14の延長部14bを、図2の矢印Aとは反対方
向に回動させ、レバー部14のロック部14dが、押し
ボタン15の鍔部15eに備えられた切欠部15fに整
合せしめられることにより、容易に解除され得る。
【0026】尚、上述した実施例においては、スイッチ
部16は、二つの接点16a,16bが、ロッド部15
aに支持された当接部19の下面の導通面によって導通
せしめられることにより、スイッチ動作が行なわれると
共に、スイッチ部17は、ラバースイッチとして構成さ
れているが、これに限らず、各スイッチ部16,17
は、それぞれ上方からの押圧によって、スイッチ動作が
行なわれるタイプのスイッチ構造であればよい。例え
ば、スイッチ部16がラバースイッチとして構成されて
いてもよく、またスイッチ部17が、ロッド部15bの
下端によって互いに導通せしめられ得る二つの接点を備
えていてもよい。
部16は、二つの接点16a,16bが、ロッド部15
aに支持された当接部19の下面の導通面によって導通
せしめられることにより、スイッチ動作が行なわれると
共に、スイッチ部17は、ラバースイッチとして構成さ
れているが、これに限らず、各スイッチ部16,17
は、それぞれ上方からの押圧によって、スイッチ動作が
行なわれるタイプのスイッチ構造であればよい。例え
ば、スイッチ部16がラバースイッチとして構成されて
いてもよく、またスイッチ部17が、ロッド部15bの
下端によって互いに導通せしめられ得る二つの接点を備
えていてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、一
回の押しボタンの押下によって、第一段階では、一方の
ロッド部が、対応するスイッチ部を操作し、続いて第二
段階では、他方のロッド部が、対応するスイッチ部を操
作することになる。これにより、二つのスイッチ動作を
行なうために、一つの押しボタンスイッチを備えればよ
いので、部品コストが低減され、組立コストも低減され
ることになる。さらに、取付スペースも一つの押しボタ
ンスイッチの取付スペースで済むことから、装置全体が
小型化され得ることになる。かくして、本発明によれ
ば、一つの押しボタンスイッチにより、連続して二つの
スイッチ動作を行なうことが可能であるようにした、極
めて優れた二段式押しボタンスイッチが提供され得るこ
とになる。
回の押しボタンの押下によって、第一段階では、一方の
ロッド部が、対応するスイッチ部を操作し、続いて第二
段階では、他方のロッド部が、対応するスイッチ部を操
作することになる。これにより、二つのスイッチ動作を
行なうために、一つの押しボタンスイッチを備えればよ
いので、部品コストが低減され、組立コストも低減され
ることになる。さらに、取付スペースも一つの押しボタ
ンスイッチの取付スペースで済むことから、装置全体が
小型化され得ることになる。かくして、本発明によれ
ば、一つの押しボタンスイッチにより、連続して二つの
スイッチ動作を行なうことが可能であるようにした、極
めて優れた二段式押しボタンスイッチが提供され得るこ
とになる。
【図1】本発明による押ボタンスイッチの一実施例を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図2】図1の押しボタンスイッチの要部を示す概略平
面図である。
面図である。
【図3】図1の押しボタンスイッチの押しボタンの平面
図である。
図である。
【図4】図1の押しボタンスイッチの要部のロック状態
を示す概略平面図である。
を示す概略平面図である。
10 押しボタンスイッチ 11 基板 12 メンブレン 13 インナーケース 14 レバー部 14a 本体 14b 延長部 14c 係合爪 14d ロック部 15 押しボタン 15a,15b ロッド部 15c センター軸 15d,18 バネ 15e 鍔部 15f 切欠部 16,17 スイッチ部 16a,16b 接点 19 当接部 20 スライダ 21 接点ブラシ
Claims (3)
- 【請求項1】 基板と、該基板上にて上下動可能に支持
された押しボタンと、該押しボタンから下方に突出した
二つのロッド部と、上記基板の各ロッド部の下方領域に
配設されたスイッチ部とを含んでおり、一方のロッド部
の下端に、バネを介して該ロッド部に対して上下動可能
に支持された当接部が備えられていて、且つ該当接部の
下面が、通常は他方のロッド部の下端より低い位置にあ
ることを特徴とする、二段式押しボタンスイッチ。 - 【請求項2】 二つのスイッチ部のうち、少なくとも一
方が、それぞれ基板表面に互いに隔置された二つのスイ
ッチ接点と、ロッド部の下端または当接部に形成された
導通部とから構成されており、押しボタンの押下によっ
て、該導通部が双方のスイッチ接点に同時に接触して、
二つのスイッチ接点間が導通せしめられることにより、
スイッチ操作が行なわれ得ることを特徴とする、請求項
1に記載の二段式押しボタンスイッチ。 - 【請求項3】 二つのスイッチ部のうち、少なくとも一
方が、それぞれ基板表面に配設されたラバースイッチで
あり、押しボタンの押下によって、該ロッド部の下端が
ラバースイッチを上方から押圧することにより、スイッ
チ操作が行なわれ得ることを特徴とする、請求項1に記
載の二段式押しボタンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074145A JPH07262873A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 二段式押しボタンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074145A JPH07262873A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 二段式押しボタンスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07262873A true JPH07262873A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13538716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6074145A Pending JPH07262873A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 二段式押しボタンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07262873A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100322500B1 (ko) * | 2000-01-04 | 2002-02-07 | 윤종용 | 2단형 스위치조립체 |
KR100458445B1 (ko) * | 2002-11-08 | 2004-11-26 | 엘지전자 주식회사 | 영상표시기기의 겸용 버튼구조 |
JP2005349042A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Aiphone Co Ltd | ナースコール装置 |
CN102751121A (zh) * | 2011-02-25 | 2012-10-24 | 松下电器产业株式会社 | 开关 |
KR102001555B1 (ko) * | 2018-05-28 | 2019-07-18 | 한국알프스 주식회사 | 2단 작동 스위치 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP6074145A patent/JPH07262873A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100322500B1 (ko) * | 2000-01-04 | 2002-02-07 | 윤종용 | 2단형 스위치조립체 |
KR100458445B1 (ko) * | 2002-11-08 | 2004-11-26 | 엘지전자 주식회사 | 영상표시기기의 겸용 버튼구조 |
JP2005349042A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Aiphone Co Ltd | ナースコール装置 |
CN102751121A (zh) * | 2011-02-25 | 2012-10-24 | 松下电器产业株式会社 | 开关 |
KR102001555B1 (ko) * | 2018-05-28 | 2019-07-18 | 한국알프스 주식회사 | 2단 작동 스위치 |
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