JPH0726199Y2 - テールゲートリフターのキャスターストッパー - Google Patents
テールゲートリフターのキャスターストッパーInfo
- Publication number
- JPH0726199Y2 JPH0726199Y2 JP1990064395U JP6439590U JPH0726199Y2 JP H0726199 Y2 JPH0726199 Y2 JP H0726199Y2 JP 1990064395 U JP1990064395 U JP 1990064395U JP 6439590 U JP6439590 U JP 6439590U JP H0726199 Y2 JPH0726199 Y2 JP H0726199Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper member
- recess
- stopper
- gate plate
- flange piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は貨物自動車の後部に装着されるテールゲートリ
フター上に有輪コンテナ(以下単にキャスターという)
を載せてこれを搬出入する際に、キャスターの移動を停
めて昇降させるとき使用するキャスターストッパーに関
するものである。
フター上に有輪コンテナ(以下単にキャスターという)
を載せてこれを搬出入する際に、キャスターの移動を停
めて昇降させるとき使用するキャスターストッパーに関
するものである。
(従来技術) 従来のキャスターストッパーは、例えば実公昭63-40033
号公報に開示されているように、ストッパーはゲート板
を構成する上板の下面に蝶番で上下に回動可能に取付け
られている。又ゲート板の上板裏面にはストッパーの嵌
まる開口を横切って、開口部の補強兼ストッパー部材の
下向回動を規制する複数枚の補強板がとりつけらてい
る。さらに上板とストッパーの裏面にはバネ装置及び開
放助成装置がとりつけられている。
号公報に開示されているように、ストッパーはゲート板
を構成する上板の下面に蝶番で上下に回動可能に取付け
られている。又ゲート板の上板裏面にはストッパーの嵌
まる開口を横切って、開口部の補強兼ストッパー部材の
下向回動を規制する複数枚の補強板がとりつけらてい
る。さらに上板とストッパーの裏面にはバネ装置及び開
放助成装置がとりつけられている。
このように従来のキャスターストッパーをゲート板に組
付けるには、ゲート板に設けた巾の狭い開口下部の空間
内に多数の部品をとりつけなければならず、しかもゲー
ト板の上面に突起のないようにするには容易でなく、作
業性が頗る悪いものであった。
付けるには、ゲート板に設けた巾の狭い開口下部の空間
内に多数の部品をとりつけなければならず、しかもゲー
ト板の上面に突起のないようにするには容易でなく、作
業性が頗る悪いものであった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上述の従来の問題点に鑑みて考案されたもの
で、取付けが容易で、構造的に簡潔なストッパー部材を
提供することを目的とする。
で、取付けが容易で、構造的に簡潔なストッパー部材を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) ゲート板とこれに取付けるストッパー部材をアルミ押出
型材製とし、ゲート板側にストッパー部材の嵌まる凹所
を設け、この凹所の底とストッパー部材の裏面のいずれ
か一方に凸条嵌合部、他方に凸条嵌合部の嵌まる凹条嵌
合部を設け、ストッパー部材をゲート板の巾方向端縁か
ら挿入して組立てできるようにすると共に、ストッパー
部材に設けたフランジ片によって自身で開・閉位置を規
制できるようにした。
型材製とし、ゲート板側にストッパー部材の嵌まる凹所
を設け、この凹所の底とストッパー部材の裏面のいずれ
か一方に凸条嵌合部、他方に凸条嵌合部の嵌まる凹条嵌
合部を設け、ストッパー部材をゲート板の巾方向端縁か
ら挿入して組立てできるようにすると共に、ストッパー
部材に設けたフランジ片によって自身で開・閉位置を規
制できるようにした。
(実施例) 図に基いて説明する。第1図及び第2図で1はゲート板
で、アルミ押出型材製である。なおゲート板1は前後方
向に相当に巾広であるので、2〜3分割して押出成型
し、これらを継ぎ合せて構成するものとする。したがっ
て、本考案のストッパー部材3は先端側の分割部材に設
けられる。
で、アルミ押出型材製である。なおゲート板1は前後方
向に相当に巾広であるので、2〜3分割して押出成型
し、これらを継ぎ合せて構成するものとする。したがっ
て、本考案のストッパー部材3は先端側の分割部材に設
けられる。
第1図で2は先端側の分割部材内に設けた巾方向にのび
る凹所で、該凹所2の先端側(図の右側)にストッパー
部材3の凹条嵌合部4bが嵌まる凸条嵌合部4aが設けられ
ている。
る凹所で、該凹所2の先端側(図の右側)にストッパー
部材3の凹条嵌合部4bが嵌まる凸条嵌合部4aが設けられ
ている。
ストッパー部材3は前記凹条嵌合部4bをはさんで、スト
ッパー部材3の本体部の前縁部に略直角内向きに設けた
長尺フランジ片5と同じく後縁部に設けた短尺フランジ
片6を有している。長尺フランジ片5の下端には緩衝ゴ
ム7aを嵌める凹溝8aが、又短尺フランジ片6の下端には
同じく緩衝ゴム片7bを嵌める凹溝8aが設けられている。
ッパー部材3の本体部の前縁部に略直角内向きに設けた
長尺フランジ片5と同じく後縁部に設けた短尺フランジ
片6を有している。長尺フランジ片5の下端には緩衝ゴ
ム7aを嵌める凹溝8aが、又短尺フランジ片6の下端には
同じく緩衝ゴム片7bを嵌める凹溝8aが設けられている。
なお第1図で明かなように凹所2内にストッパー部材3
が嵌ったとき、ストッパー部材3の上面とゲート板1の
上面が丁度面一となるように凹所2は形成されている。
即ちストッパー部材3の長尺フランジ片5は閉位置にな
った時(第1図)にゲート板1の上板と面一になり、又
短尺フランジ片6は開放位置(第2図)でこの下端が突
当たり規制される長さにしてある。
が嵌ったとき、ストッパー部材3の上面とゲート板1の
上面が丁度面一となるように凹所2は形成されている。
即ちストッパー部材3の長尺フランジ片5は閉位置にな
った時(第1図)にゲート板1の上板と面一になり、又
短尺フランジ片6は開放位置(第2図)でこの下端が突
当たり規制される長さにしてある。
第3図で9はトーションバーで、ストッパー部材3の裏
側に2個の固定片10で固定されている。なおトーション
バーでなく、他のばね等の弾発部材でも勿論さしつかえ
ない。
側に2個の固定片10で固定されている。なおトーション
バーでなく、他のばね等の弾発部材でも勿論さしつかえ
ない。
ゲート板1の本体にストッパー部材3を取付ける場合、
上記説明では巾方向全長のストッパー部材としたが、こ
れを複数枚のストッパー部材に分割して設けることもで
きる。この場合各ストッパー部材には、それぞれ弾発部
材がとりつけられるのは勿論である。
上記説明では巾方向全長のストッパー部材としたが、こ
れを複数枚のストッパー部材に分割して設けることもで
きる。この場合各ストッパー部材には、それぞれ弾発部
材がとりつけられるのは勿論である。
ストッパー部材3がとりつけられたゲート板1の凹所2
の巾方向両端面には、ストッパー部材3が側方にぬけ出
ないように当て板11(第4図)を固着する。
の巾方向両端面には、ストッパー部材3が側方にぬけ出
ないように当て板11(第4図)を固着する。
(操作) 荷物を積込むときはキャスターを前方に押してやること
で車輪がストッパー部材3をおさえて前進できる。又ゲ
ート板1上の荷物を降ろすときには、ストッパー部材3
を足で踏み込んで車輪を通過させる。
で車輪がストッパー部材3をおさえて前進できる。又ゲ
ート板1上の荷物を降ろすときには、ストッパー部材3
を足で踏み込んで車輪を通過させる。
(効果) ストッパー部材3にトーションバーの如き弾発装置をと
りつけた状態にしておけば、ゲート板1の巾方向端縁か
らストッパー部材3の凹条嵌合部4bにゲート板1の凸条
嵌合部4aを嵌挿することができ、ゲート板1の組立てが
容易であり、組付作業が従来に比し一段と短縮される。
りつけた状態にしておけば、ゲート板1の巾方向端縁か
らストッパー部材3の凹条嵌合部4bにゲート板1の凸条
嵌合部4aを嵌挿することができ、ゲート板1の組立てが
容易であり、組付作業が従来に比し一段と短縮される。
又ストッパー部材3に設けた長・短フランジ片5,6によ
ってストッパー部材自身で開・閉位置を規制できる。従
って位置規制のための別の部材が不要である。
ってストッパー部材自身で開・閉位置を規制できる。従
って位置規制のための別の部材が不要である。
さらにストッパー部材3の長・短両フランジ片の先端に
緩衝材をとりつければ、ストッパー部材3の開閉時に騒
音が発生することがない。
緩衝材をとりつければ、ストッパー部材3の開閉時に騒
音が発生することがない。
先端側の分割部内に設けた巾方向に延びる凹所2は、ゲ
ート板の性質上その深さにおいて制約を受けている。し
かしストッパー部材3の回転中心O1を凹所底部に設ける
ことにより、ストッパー部材3の開放時に該ストッパー
部材3はゲート板1の上面からの斜辺突出長さが従来構
造に比し短かくてよく、然も凹凸嵌合部をゲート板1の
凹所底部に設けたので、第5図(a)の如くストッパー
部材3の回転中心O1とキャスターの車輪12の中心O2を結
ぶ線bよりストッパー部材3の最高点aが上側になるの
で、車輪12がストッパー部材3をのり越えることがなく
安全である。
ート板の性質上その深さにおいて制約を受けている。し
かしストッパー部材3の回転中心O1を凹所底部に設ける
ことにより、ストッパー部材3の開放時に該ストッパー
部材3はゲート板1の上面からの斜辺突出長さが従来構
造に比し短かくてよく、然も凹凸嵌合部をゲート板1の
凹所底部に設けたので、第5図(a)の如くストッパー
部材3の回転中心O1とキャスターの車輪12の中心O2を結
ぶ線bよりストッパー部材3の最高点aが上側になるの
で、車輪12がストッパー部材3をのり越えることがなく
安全である。
これに対し第5図(b)の如く、ストッパー部材3をゲ
ート板1の上面に設けるとストッパー部材の回転中心O1
と車輪の中心点O2を結ぶ線bよりストッパー部材3の最
高点aが下側になるので、車輪12がストッパー部材を乗
り越える危険がある。
ート板1の上面に設けるとストッパー部材の回転中心O1
と車輪の中心点O2を結ぶ線bよりストッパー部材3の最
高点aが下側になるので、車輪12がストッパー部材を乗
り越える危険がある。
第1図は本考案に係るキャスターストッパーを示し、ス
トッパー部材の閉位置を示す。 第2図は同じくストッパー部材の開位置を示す。 第3図はストッパー部材の裏面の構造を示す。 第4図はゲート板の側部構造を示す斜視図。 第5図はストッパー部材と車輪との関係を示し、第5図
(a)は本考案のもの、第5図(b)は従来型のものを
示す。 図において; 1…ゲート板、2…凹所 3…ストッパー部材、4a…凸条嵌合部 4b…凹条嵌合部、5…長尺フランジ片 6…短尺フランジ片、7a…緩衝ゴム 7b…緩衝ゴム片、8a,8b…凹溝 9…トーションバー、10…固定片 11…当て板、12…車輪
トッパー部材の閉位置を示す。 第2図は同じくストッパー部材の開位置を示す。 第3図はストッパー部材の裏面の構造を示す。 第4図はゲート板の側部構造を示す斜視図。 第5図はストッパー部材と車輪との関係を示し、第5図
(a)は本考案のもの、第5図(b)は従来型のものを
示す。 図において; 1…ゲート板、2…凹所 3…ストッパー部材、4a…凸条嵌合部 4b…凹条嵌合部、5…長尺フランジ片 6…短尺フランジ片、7a…緩衝ゴム 7b…緩衝ゴム片、8a,8b…凹溝 9…トーションバー、10…固定片 11…当て板、12…車輪
Claims (2)
- 【請求項1】押出型材よりなるゲート板(1)の自由端
寄りに設けた巾方向凹所(2)と、該凹所(2)内に上
下に回動可能にとりつけられ、本体部とその前後端に下
向きに設けた長尺フランジ片(5)及び短尺フランジ片
(6)とからなる押出型材よりなるストッパー部材
(3)と、該ストッパー部材を開放方向に付勢する弾発
装置(9)とからなり、前記ゲート板(1)の凹所
(2)の底面と前記ストッパー部材(3)の裏面のいず
れか一方に凸条嵌合部(4a)を、又他方に凹条嵌合部
(4b)を設け、凸条嵌合部(4a)を凹条嵌合部(4b)に
嵌挿してストッパー部材(3)の開閉用枢支点としたこ
とを特徴とするテールゲートリフターのキャスタースト
ッパー。 - 【請求項2】ストッパー部材(3)の長尺フランジ片
(5)と短尺フランジ片(6)の端部に緩衝材(8a,8
b)をとりつけたことを特徴とする請求項第1項記載の
テールゲートリフターのキャスターストッパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990064395U JPH0726199Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | テールゲートリフターのキャスターストッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990064395U JPH0726199Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | テールゲートリフターのキャスターストッパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0423534U JPH0423534U (ja) | 1992-02-26 |
JPH0726199Y2 true JPH0726199Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31595306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990064395U Expired - Lifetime JPH0726199Y2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | テールゲートリフターのキャスターストッパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726199Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012183909A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Shinmaywa Industries Ltd | 荷受台昇降装置 |
JP7160002B2 (ja) * | 2019-08-29 | 2022-10-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車椅子用スロープ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2757763A1 (de) * | 1977-01-20 | 1978-07-27 | Vmw Ranshofen Berndorf Ag | Ueberrollschutz fuer ladebordwaende, hebe- bzw. verladebuehnen, verladerampen u.dgl. |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5453174U (ja) * | 1977-09-22 | 1979-04-12 | ||
JPS60108668U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-24 | 加藤電機株式会社 | ダストカバ−開閉用ヒンジ |
JPH0635789Y2 (ja) * | 1985-05-07 | 1994-09-21 | 日本リフト株式会社 | キャスタストッパ |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP1990064395U patent/JPH0726199Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2757763A1 (de) * | 1977-01-20 | 1978-07-27 | Vmw Ranshofen Berndorf Ag | Ueberrollschutz fuer ladebordwaende, hebe- bzw. verladebuehnen, verladerampen u.dgl. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0423534U (ja) | 1992-02-26 |
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