JPH07260874A - 半導体装置及びその試験方法 - Google Patents
半導体装置及びその試験方法Info
- Publication number
- JPH07260874A JPH07260874A JP6049498A JP4949894A JPH07260874A JP H07260874 A JPH07260874 A JP H07260874A JP 6049498 A JP6049498 A JP 6049498A JP 4949894 A JP4949894 A JP 4949894A JP H07260874 A JPH07260874 A JP H07260874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- burn
- switching
- transistor
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 44
- 238000010998 test method Methods 0.000 title claims description 10
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000013100 final test Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 29
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 9
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 7
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 5
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
- G05F1/00—Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
- G05F1/10—Regulating voltage or current
- G05F1/46—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is DC
- G05F1/462—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is DC as a function of the requirements of the load, e.g. delay, temperature, specific voltage/current characteristic
- G05F1/465—Internal voltage generators for integrated circuits, e.g. step down generators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Dram (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は半導体装置及びその試験方法に関
し、プロセスのバラツキや周囲温度の変動に拘らず、確
実にバーンイン試験を行なうことができ、通常動作時に
バーンイン電圧が出力されることのないことを目的とす
る。 【構成】 フラット電圧供給部1は、外部電源電圧を降
圧し、所定値のフラット電圧を発生して供給する。バー
ンイン電圧供給部2は、外部電源電圧に依存して変化す
るバーンイン電圧を発生して供給する。切換指示部3
は、複数のスイッチのオンオフにより切換え指示を行な
う。切換制御部4は、切換指示部3の複数のスイッチの
オンオフ状態から切換え制御を行なう。切換部5は、切
換制御部4の制御により上記フラット電圧とバーンイン
電圧とのいずれかを切換えて内部回路に供給する。
し、プロセスのバラツキや周囲温度の変動に拘らず、確
実にバーンイン試験を行なうことができ、通常動作時に
バーンイン電圧が出力されることのないことを目的とす
る。 【構成】 フラット電圧供給部1は、外部電源電圧を降
圧し、所定値のフラット電圧を発生して供給する。バー
ンイン電圧供給部2は、外部電源電圧に依存して変化す
るバーンイン電圧を発生して供給する。切換指示部3
は、複数のスイッチのオンオフにより切換え指示を行な
う。切換制御部4は、切換指示部3の複数のスイッチの
オンオフ状態から切換え制御を行なう。切換部5は、切
換制御部4の制御により上記フラット電圧とバーンイン
電圧とのいずれかを切換えて内部回路に供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその試験
方法に係り、特にフラット型内部降圧電源回路を有する
半導体装置及びその初期不良を取り除くために外部電源
電圧を通常動作範囲より高くすることにより加速試験す
る試験方法に関する。
方法に係り、特にフラット型内部降圧電源回路を有する
半導体装置及びその初期不良を取り除くために外部電源
電圧を通常動作範囲より高くすることにより加速試験す
る試験方法に関する。
【0002】近年の半導体装置の高集積化の要求に伴
い、半導体装置内のMOSトランジスタが益々微細化さ
れている。微細化されたMOSトランジスタではソース
・ドレイン間の電界が増大し、ホットキャリアの影響で
トランジスタとして機能しなくなり不良となるという、
信頼性の問題が生じてきた。そこで、MOSトランジス
タのホットキャリア耐性を確保するために、半導体装置
の外部電源電圧を半導体装置内部で電圧降下させる内部
降圧電源回路を搭載する半導体装置が多くなってきた。
い、半導体装置内のMOSトランジスタが益々微細化さ
れている。微細化されたMOSトランジスタではソース
・ドレイン間の電界が増大し、ホットキャリアの影響で
トランジスタとして機能しなくなり不良となるという、
信頼性の問題が生じてきた。そこで、MOSトランジス
タのホットキャリア耐性を確保するために、半導体装置
の外部電源電圧を半導体装置内部で電圧降下させる内部
降圧電源回路を搭載する半導体装置が多くなってきた。
【0003】上記の内部降圧電源回路には様々なものが
あるが、大別すると次の2つに分けられる。
あるが、大別すると次の2つに分けられる。
【0004】(1)外部電源電圧が変動しても、内部降
圧電圧をほぼ一定に保持するフラット型回路。
圧電圧をほぼ一定に保持するフラット型回路。
【0005】(2)外部電源電圧に依存して内部降圧電
圧が変化する回路。
圧が変化する回路。
【0006】上記(1)のフラット型内部降圧電源回路
は、外部電源電圧が変動しても内部降圧電圧は一定にな
るので、外部電源電圧変動に強く、常に安定した特性が
得られるため、上記(2)の内部降圧電源回路に比し多
く用いられる。
は、外部電源電圧が変動しても内部降圧電圧は一定にな
るので、外部電源電圧変動に強く、常に安定した特性が
得られるため、上記(2)の内部降圧電源回路に比し多
く用いられる。
【0007】しかし、半導体装置の試験方法の一つとし
て、半導体装置の内部回路の動作電圧範囲外の高電圧を
半導体装置に一定時間印加し、半導体装置内のトランジ
スタのうち正常なトランジスタには殆ど影響なく、不良
なトランジスタのみ劣化を早めさせ(加速し)、一定時
間後に所定特性より劣化したトランジスタがある半導体
装置は廃棄するようにした、電圧加速試験(バーンイン
試験)を行なう際には、外部電源電圧を動作電圧より高
くしても、上記のフラット型内部降圧電源回路を有する
半導体装置では内部降圧電圧が動作電圧より高くなら
ず、上記の電圧加速試験ができない。そこで、フラット
型内部降圧電源回路を有する半導体装置に対しても、電
圧加速試験を行なえるようにすることが望まれている。
て、半導体装置の内部回路の動作電圧範囲外の高電圧を
半導体装置に一定時間印加し、半導体装置内のトランジ
スタのうち正常なトランジスタには殆ど影響なく、不良
なトランジスタのみ劣化を早めさせ(加速し)、一定時
間後に所定特性より劣化したトランジスタがある半導体
装置は廃棄するようにした、電圧加速試験(バーンイン
試験)を行なう際には、外部電源電圧を動作電圧より高
くしても、上記のフラット型内部降圧電源回路を有する
半導体装置では内部降圧電圧が動作電圧より高くなら
ず、上記の電圧加速試験ができない。そこで、フラット
型内部降圧電源回路を有する半導体装置に対しても、電
圧加速試験を行なえるようにすることが望まれている。
【0008】
【従来の技術】図19は従来装置の回路図を示す。同図
中、レギュレータ部21は前記内部回路14に相当し、
入力電圧VD に応じたレベルの電圧を半導体装置内の各
回路へ電源電圧として分配出力する。
中、レギュレータ部21は前記内部回路14に相当し、
入力電圧VD に応じたレベルの電圧を半導体装置内の各
回路へ電源電圧として分配出力する。
【0009】フラット電圧供給部11は抵抗R0 、各々
ダイオード接続されたNチャンネルMOSトランジスタ
Q1 〜Q4 、カレントミラー回路を構成するPチャンネ
ルMOSトランジスタQ5 ,Q6 、NチャンネルMOS
トランジスタQ7 〜Q9 及びPチャンネルMOSトラン
ジスタQ10より構成されている。
ダイオード接続されたNチャンネルMOSトランジスタ
Q1 〜Q4 、カレントミラー回路を構成するPチャンネ
ルMOSトランジスタQ5 ,Q6 、NチャンネルMOS
トランジスタQ7 〜Q9 及びPチャンネルMOSトラン
ジスタQ10より構成されている。
【0010】抵抗R0 とトランジスタQ1 〜Q4 とは外
部電源電圧Vccライン22と接地との間に直列回路を構
成しており、抵抗R0 とトランジスタQ1 のドレイン、
ゲートとの接続点が端子23、トランジスタQ7 及びQ
9 の各ゲートに夫々接続されている。
部電源電圧Vccライン22と接地との間に直列回路を構
成しており、抵抗R0 とトランジスタQ1 のドレイン、
ゲートとの接続点が端子23、トランジスタQ7 及びQ
9 の各ゲートに夫々接続されている。
【0011】トランジスタQ5 ,Q6 の各ドレインはト
ランジスタQ7 ,Q8 の各ドレインに接続されている。
また、トランジスタQ7 ,Q8 の各ソースはトランジス
タQ 9 のドレインに共通接続されている。また、トラン
ジスタQ10はゲートがトランジスタQ5 とQ7 のドレイ
ン共通接続点に接続され、ドレインがトランジスタQ 8
のゲートに接続されている。
ランジスタQ7 ,Q8 の各ドレインに接続されている。
また、トランジスタQ7 ,Q8 の各ソースはトランジス
タQ 9 のドレインに共通接続されている。また、トラン
ジスタQ10はゲートがトランジスタQ5 とQ7 のドレイ
ン共通接続点に接続され、ドレインがトランジスタQ 8
のゲートに接続されている。
【0012】バーンイン電圧供給部12はスイッチング
用PチャンネルMOSトランジスタQ11と、外部電源電
圧Vccライン22にソースが接続されたPチャンネルM
OSトランジスタQ12,Q13及びQ14と、抵抗R1 ,R
2 と、ゲートがトランジスタQ12のドレインとQ11のソ
ースとの接続点に接続され、ドレインがトランジスタQ
13のドレイン及びゲートに接続されたNチャンネルMO
SトランジスタQ15と、ドレインがトランジスタQ12の
ゲートとQ14のドレインに接続され、ゲートが抵抗R1
及びR2 の接続点に接続されたNチャンネルMOSトラ
ンジスタQ16と、ドレインがトランジスタQ15及びQ16
のソースに共通接続されたNチャンネルMOSトランジ
スタQ17とよりなる。
用PチャンネルMOSトランジスタQ11と、外部電源電
圧Vccライン22にソースが接続されたPチャンネルM
OSトランジスタQ12,Q13及びQ14と、抵抗R1 ,R
2 と、ゲートがトランジスタQ12のドレインとQ11のソ
ースとの接続点に接続され、ドレインがトランジスタQ
13のドレイン及びゲートに接続されたNチャンネルMO
SトランジスタQ15と、ドレインがトランジスタQ12の
ゲートとQ14のドレインに接続され、ゲートが抵抗R1
及びR2 の接続点に接続されたNチャンネルMOSトラ
ンジスタQ16と、ドレインがトランジスタQ15及びQ16
のソースに共通接続されたNチャンネルMOSトランジ
スタQ17とよりなる。
【0013】トランジスタQ13及びQ14はカレントミラ
ー回路を構成している。トランジスタQ17はゲートに端
子24を介して入力される前記端子23の出力基準電圧
VRE F により定電流源を構成している。抵抗R1 及びR
2 は抵抗分圧回路を構成している。
ー回路を構成している。トランジスタQ17はゲートに端
子24を介して入力される前記端子23の出力基準電圧
VRE F により定電流源を構成している。抵抗R1 及びR
2 は抵抗分圧回路を構成している。
【0014】フラット電圧解除信号発生部13は外部電
源電圧Vccを抵抗分圧する抵抗分圧回路を構成する抵抗
R3 及びR4 、外部電源電圧Vccライン22に夫々ソー
スが接続されたPチャンネルMOSトランジスタQ18,
Q19及びQ23、夫々のソースが共通接続されたNチャン
ネルMOSトランジスタQ20及びQ21、ドレインがトラ
ンジスタQ20,Q21の各ソースに接続されたNチャンネ
ルMOSトランジスタQ22、並びにゲートが夫々トラン
ジスタQ20,Q22の各ゲートと共に端子25に共通接続
されたNチャンネルMOSトランジスタQ24より構成さ
れている。
源電圧Vccを抵抗分圧する抵抗分圧回路を構成する抵抗
R3 及びR4 、外部電源電圧Vccライン22に夫々ソー
スが接続されたPチャンネルMOSトランジスタQ18,
Q19及びQ23、夫々のソースが共通接続されたNチャン
ネルMOSトランジスタQ20及びQ21、ドレインがトラ
ンジスタQ20,Q21の各ソースに接続されたNチャンネ
ルMOSトランジスタQ22、並びにゲートが夫々トラン
ジスタQ20,Q22の各ゲートと共に端子25に共通接続
されたNチャンネルMOSトランジスタQ24より構成さ
れている。
【0015】トランジスタQ20,Q21のドレイン側に設
けられたトランジスタQ18及びQ19はカレントミラー回
路を構成している。トランジスタQ21のゲートは抵抗R
3 及びR4 の接続点に接続されている。トランジスタQ
23のゲートはトランジスタQ 18及びQ20の各ドレイン接
続点に接続されている。更に、トランジスタQ23及びQ
24の各ドレインは前記トランジスタQ11のゲートに接続
されている。
けられたトランジスタQ18及びQ19はカレントミラー回
路を構成している。トランジスタQ21のゲートは抵抗R
3 及びR4 の接続点に接続されている。トランジスタQ
23のゲートはトランジスタQ 18及びQ20の各ドレイン接
続点に接続されている。更に、トランジスタQ23及びQ
24の各ドレインは前記トランジスタQ11のゲートに接続
されている。
【0016】次に本実施例の動作について図20の電圧
特性図を併せ参照して説明する。外部電源電圧Vccがト
ランジスタQ1 〜Q4 の各しきい値電圧よりも小なると
きはトランジスタQ1 〜Q4 がオフであり、端子23に
は外部電源電圧Vccと同じ電圧が基準電圧VREF として
出力される。このとき、トランジスタQ8 のゲート電位
はトランジスタQ7 のゲート電位と平衡し、Vccと同じ
電位となる。
特性図を併せ参照して説明する。外部電源電圧Vccがト
ランジスタQ1 〜Q4 の各しきい値電圧よりも小なると
きはトランジスタQ1 〜Q4 がオフであり、端子23に
は外部電源電圧Vccと同じ電圧が基準電圧VREF として
出力される。このとき、トランジスタQ8 のゲート電位
はトランジスタQ7 のゲート電位と平衡し、Vccと同じ
電位となる。
【0017】外部電源電圧VccがトランジスタQ1 〜Q
4 の各しきい値電圧に相当する値V cc1 以上となると、
トランジスタQ1 〜Q4 が夫々オンとなり、端子23に
は一定の基準電圧VREF が取り出される。この基準電圧
VREF はトランジスタQ9 のゲートに供給されてトラン
ジスタQ9 に定電流を流す一方、トランジスタQ7 のゲ
ートに供給される。
4 の各しきい値電圧に相当する値V cc1 以上となると、
トランジスタQ1 〜Q4 が夫々オンとなり、端子23に
は一定の基準電圧VREF が取り出される。この基準電圧
VREF はトランジスタQ9 のゲートに供給されてトラン
ジスタQ9 に定電流を流す一方、トランジスタQ7 のゲ
ートに供給される。
【0018】トランジスタQ7 のドレイン側にはQ5 及
びQ6 よりなるカレントミラー回路が設けられているか
ら、トランジスタQ7 のドレイン電流と同じドレイン電
流がトランジスタQ8 に流れ、これによりトランジスタ
Q8 のゲート電位はトランジスタQ7 のゲート電位V
REF と同じ電位で平衡する。
びQ6 よりなるカレントミラー回路が設けられているか
ら、トランジスタQ7 のドレイン電流と同じドレイン電
流がトランジスタQ8 に流れ、これによりトランジスタ
Q8 のゲート電位はトランジスタQ7 のゲート電位V
REF と同じ電位で平衡する。
【0019】従って、このトランジスタQ8 のゲート電
圧VA は図20(A)に実線で示す如く外部電源電圧が
Vcc1 以上のときは一定電圧(フラット電圧)となる。
圧VA は図20(A)に実線で示す如く外部電源電圧が
Vcc1 以上のときは一定電圧(フラット電圧)となる。
【0020】一方、トランジスタQ16のゲートには、外
部電源電圧Vccが抵抗R1 及びR2により抵抗分圧され
て印加される。トランジスタQ16のソース側に設けられ
ているトランジスタQ17のゲートには端子24を介して
前記基準電圧VREF が印加され、トランジスタQ17は電
流源として作用する。
部電源電圧Vccが抵抗R1 及びR2により抵抗分圧され
て印加される。トランジスタQ16のソース側に設けられ
ているトランジスタQ17のゲートには端子24を介して
前記基準電圧VREF が印加され、トランジスタQ17は電
流源として作用する。
【0021】トランジスタQ16のゲート電位が上昇する
とQ16のドレイン電流が増加し、トランジスタQ12のド
レイン電流が減少し、トランジスタQ15のゲート電位が
上昇する。トランジスタQ15のゲート電位がトランジス
タQ16のゲート電位に等しくなると、トランジスタQ12
がオフとなり、トランジスタQ15及びQ16のドレイン側
に設けられたトランジスタQ13及びQ14よりなるカレン
トミラー回路からトランジスタQ15,Q16に互いに同一
の電流が流れ込み、平衡状態となる。
とQ16のドレイン電流が増加し、トランジスタQ12のド
レイン電流が減少し、トランジスタQ15のゲート電位が
上昇する。トランジスタQ15のゲート電位がトランジス
タQ16のゲート電位に等しくなると、トランジスタQ12
がオフとなり、トランジスタQ15及びQ16のドレイン側
に設けられたトランジスタQ13及びQ14よりなるカレン
トミラー回路からトランジスタQ15,Q16に互いに同一
の電流が流れ込み、平衡状態となる。
【0022】従って、トランジスタQ15のゲート電圧V
B は図20(B)に実線で示す如く、抵抗R1 及びR2
よりトランジスタQ16のゲートに印加されるVccの抵抗
分圧電圧に等しくなり、外部電源電圧Vccより小で、か
つ、Vccの変化に比例して変化する。この電圧VB はバ
ーンイン電圧としてトランジスタQ11のソースに印加さ
れる。
B は図20(B)に実線で示す如く、抵抗R1 及びR2
よりトランジスタQ16のゲートに印加されるVccの抵抗
分圧電圧に等しくなり、外部電源電圧Vccより小で、か
つ、Vccの変化に比例して変化する。この電圧VB はバ
ーンイン電圧としてトランジスタQ11のソースに印加さ
れる。
【0023】また、フラット電圧解除信号発生部13内
のトランジスタQ20,Q22の各ゲートに、端子25を介
して前記端子23の出力基準電圧VREF が夫々印加され
ており、トランジスタQ22は電流源として作用する。一
方、外部電源電圧Vccが抵抗R3 及びR4 により抵抗分
圧されてトランジスタQ21のゲートに印加される。この
抵抗R3 及びR4 の抵抗分圧比は前記抵抗R1 及びR2
の抵抗分圧比より大なる所定値に設定されているため、
トランジスタQ21のゲート電圧は図20(B)の特性よ
りも傾斜が緩やかな特性に従う。
のトランジスタQ20,Q22の各ゲートに、端子25を介
して前記端子23の出力基準電圧VREF が夫々印加され
ており、トランジスタQ22は電流源として作用する。一
方、外部電源電圧Vccが抵抗R3 及びR4 により抵抗分
圧されてトランジスタQ21のゲートに印加される。この
抵抗R3 及びR4 の抵抗分圧比は前記抵抗R1 及びR2
の抵抗分圧比より大なる所定値に設定されているため、
トランジスタQ21のゲート電圧は図20(B)の特性よ
りも傾斜が緩やかな特性に従う。
【0024】トランジスタQ20及びQ21のドレイン側に
設けられたトランジスタQ18及びQ 19によるカレントミ
ラー回路により、トランジスタQ20,Q21の各ドレイン
電流が等しくなるように動作し、トランジスタQ21のゲ
ート電圧がトランジスタQ20のゲートに印加される基準
電圧VREF より小なるときには、トランジスタQ18に流
れる電流もトランジスタQ19に流れる電流と同じ小なる
値となる。
設けられたトランジスタQ18及びQ 19によるカレントミ
ラー回路により、トランジスタQ20,Q21の各ドレイン
電流が等しくなるように動作し、トランジスタQ21のゲ
ート電圧がトランジスタQ20のゲートに印加される基準
電圧VREF より小なるときには、トランジスタQ18に流
れる電流もトランジスタQ19に流れる電流と同じ小なる
値となる。
【0025】このとき、トランジスタQ20にはトランジ
スタQ18からの電流だけでなくトランジスタQ23からの
電流も流れ込み、トランジスタQ23はオンとなってい
る。このため、トランジスタQ23のドレインとトランジ
スタQ24のドレインとの共通接続点における電圧Vc は
トランジスタQ23のソースに印加されている外部電源電
圧Vccに略等しくなる。
スタQ18からの電流だけでなくトランジスタQ23からの
電流も流れ込み、トランジスタQ23はオンとなってい
る。このため、トランジスタQ23のドレインとトランジ
スタQ24のドレインとの共通接続点における電圧Vc は
トランジスタQ23のソースに印加されている外部電源電
圧Vccに略等しくなる。
【0026】他方、外部電源電圧Vccの値がVcc2 とな
り、これを抵抗分圧して得たトランジスタQ21のゲート
電圧がトランジスタQ20のゲート電圧VRFE と等しくな
ると、トランジスタQ22のドレイン電流値の1/2倍の
値の電流がトランジスタQ20及びQ21に夫々流れるた
め、トランジスタQ23がオフとされる。これにより、前
記電圧Vc はオンであるトランジスタQ24のソース電位
であるVss(例えばグランドレベル)になる。
り、これを抵抗分圧して得たトランジスタQ21のゲート
電圧がトランジスタQ20のゲート電圧VRFE と等しくな
ると、トランジスタQ22のドレイン電流値の1/2倍の
値の電流がトランジスタQ20及びQ21に夫々流れるた
め、トランジスタQ23がオフとされる。これにより、前
記電圧Vc はオンであるトランジスタQ24のソース電位
であるVss(例えばグランドレベル)になる。
【0027】外部電源電圧Vccが上記値Vcc2 以上のと
きも、上記と同様にトランジスタQ 23がオフとされ、電
圧Vc はローレベル(Vss)とされる。従って、電圧V
c は図20(C)に実線で示す如き特性を示す。なお、
外部電源電圧Vccの前記Vcc 1 ,Vcc2 は夫々半導体装
置の通常動作時の下限値、上限値になるように設定され
ている。
きも、上記と同様にトランジスタQ 23がオフとされ、電
圧Vc はローレベル(Vss)とされる。従って、電圧V
c は図20(C)に実線で示す如き特性を示す。なお、
外部電源電圧Vccの前記Vcc 1 ,Vcc2 は夫々半導体装
置の通常動作時の下限値、上限値になるように設定され
ている。
【0028】上記の電圧Vc は前記トランジスタQ11の
ゲートに印加され、これをスイッチング制御する。すな
わち、外部電源電圧VccがVcc2 以上のときは、上記電
圧ローレベルのフラット電圧解除信号としてトランジス
タQ11のゲートに印加され、これをオンとし、外部電源
電圧VccがVcc2 未満のときには電圧Vc がハイレベル
でトランジスタQ11をオフとする。
ゲートに印加され、これをスイッチング制御する。すな
わち、外部電源電圧VccがVcc2 以上のときは、上記電
圧ローレベルのフラット電圧解除信号としてトランジス
タQ11のゲートに印加され、これをオンとし、外部電源
電圧VccがVcc2 未満のときには電圧Vc がハイレベル
でトランジスタQ11をオフとする。
【0029】従って、外部電源電圧VccがVcc2 未満の
ときにはトランジスタQ11がオフのため、フラット電圧
供給部11からのフラット電圧VA がレギュレータ部2
1へ出力され、外部電源電圧VccがVcc2 以上のときに
はトランジスタQ11がオンで、かつ、VA <VB のた
め、バーンイン電圧供給部12よりのバーンイン電圧V
B がトランジスタQ11を通してレギュレータ部21へ出
力される。
ときにはトランジスタQ11がオフのため、フラット電圧
供給部11からのフラット電圧VA がレギュレータ部2
1へ出力され、外部電源電圧VccがVcc2 以上のときに
はトランジスタQ11がオンで、かつ、VA <VB のた
め、バーンイン電圧供給部12よりのバーンイン電圧V
B がトランジスタQ11を通してレギュレータ部21へ出
力される。
【0030】従って、レギュレータ部21の入力内部電
圧VD は、外部電源電圧Vccに対して図20(D)に実
線で示す如く変化する特性を示す。図20(D)からわ
かるように、通常動作時の外部電源電圧範囲Vcc1 〜V
cc2 内の値と原点とを通る直線V上にバーイン電圧があ
るので、外部電源電圧をVcc2 以上の値として行なう電
圧加速試験時には常に外部制御電圧に対して通常動作時
と同一の比率の内部電圧(バーンイン電圧)をレギュレ
ータ部14へ出力することができる。なお、図20
(D)において一点鎖線VIは前記抵抗R3 及びR4 の共
通接続点よりトランジスタQ21のゲートに印加される電
圧の特性を示す。
圧VD は、外部電源電圧Vccに対して図20(D)に実
線で示す如く変化する特性を示す。図20(D)からわ
かるように、通常動作時の外部電源電圧範囲Vcc1 〜V
cc2 内の値と原点とを通る直線V上にバーイン電圧があ
るので、外部電源電圧をVcc2 以上の値として行なう電
圧加速試験時には常に外部制御電圧に対して通常動作時
と同一の比率の内部電圧(バーンイン電圧)をレギュレ
ータ部14へ出力することができる。なお、図20
(D)において一点鎖線VIは前記抵抗R3 及びR4 の共
通接続点よりトランジスタQ21のゲートに印加される電
圧の特性を示す。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従来では、外部電源電
圧VCCの大きさによってバーンイン電圧とフラット電圧
の出力を切り換えていた。しかし、フラット電圧とバー
ンイン電圧の出力が切り換わる点である解除電圧VCC2
がプロセスのバラツキや周囲温度の変動によってふらつ
くため、誤った電圧を内部回路へ出力する危険性があっ
た。従って、デバイスによってはバーンイン試験ができ
なくなるとか通常動作時にバーンイン電圧が出てしまっ
たりするという問題点があった。
圧VCCの大きさによってバーンイン電圧とフラット電圧
の出力を切り換えていた。しかし、フラット電圧とバー
ンイン電圧の出力が切り換わる点である解除電圧VCC2
がプロセスのバラツキや周囲温度の変動によってふらつ
くため、誤った電圧を内部回路へ出力する危険性があっ
た。従って、デバイスによってはバーンイン試験ができ
なくなるとか通常動作時にバーンイン電圧が出てしまっ
たりするという問題点があった。
【0032】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
プロセスのバラツキや周囲温度の変動に拘らず、確実に
バーンイン試験を行なうことができ、通常動作時にバー
ンイン電圧が出力されることのない半導体装置及びその
試験方法を提供することを目的とする。
プロセスのバラツキや周囲温度の変動に拘らず、確実に
バーンイン試験を行なうことができ、通常動作時にバー
ンイン電圧が出力されることのない半導体装置及びその
試験方法を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
図1の原理図に示す如く、外部電源電圧を降圧し、所定
値のフラット電圧を発生して供給するフラット電圧供給
部1と、上記外部電源電圧に依存して変化するバーンイ
ン電圧を発生して供給するバーンイン電圧供給部2と、
複数のスイッチのオンオフにより切換え指示を行なう切
換指示部3と、上記切換指示部3の複数のスイッチのオ
ンオフ状態から切換え制御を行なう切換制御部4と、上
記切換制御部4の制御により上記フラット電圧とバーン
イン電圧とのいずれかを切換えて内部回路に供給する切
換部5とを有する。
図1の原理図に示す如く、外部電源電圧を降圧し、所定
値のフラット電圧を発生して供給するフラット電圧供給
部1と、上記外部電源電圧に依存して変化するバーンイ
ン電圧を発生して供給するバーンイン電圧供給部2と、
複数のスイッチのオンオフにより切換え指示を行なう切
換指示部3と、上記切換指示部3の複数のスイッチのオ
ンオフ状態から切換え制御を行なう切換制御部4と、上
記切換制御部4の制御により上記フラット電圧とバーン
イン電圧とのいずれかを切換えて内部回路に供給する切
換部5とを有する。
【0034】請求項2記載の発明は、前記バーンイン電
圧は、外部電源電圧と同一の値である。
圧は、外部電源電圧と同一の値である。
【0035】請求項3記載の発明では、前記バーンイン
電圧は、外部電源電圧を所定値だけレベルシフトして降
圧した値である。
電圧は、外部電源電圧を所定値だけレベルシフトして降
圧した値である。
【0036】請求項4記載の発明では、前記バーンイン
電圧は、外部電源電圧を所定の比率で降圧した値であ
る。
電圧は、外部電源電圧を所定の比率で降圧した値であ
る。
【0037】請求項5記載の発明では、前記切換指示部
3のスイッチはヒューズ50,60である。
3のスイッチはヒューズ50,60である。
【0038】請求項6記載の発明では、前記切換指示部
3のスイッチはイレーザブルプログラマブルROM73
である。
3のスイッチはイレーザブルプログラマブルROM73
である。
【0039】請求項7記載の発明では、前記切換制御部
4はイクスクルーシブオア回路45で構成される。
4はイクスクルーシブオア回路45で構成される。
【0040】請求項8記載の発明では、前記切換部5は
CMOS構成のアナログスイッチで構成される。
CMOS構成のアナログスイッチで構成される。
【0041】請求項9記載の発明は、請求項1記載の半
導体装置の切換指示部3の複数のスイッチをオンとして
切換部5でフラット電圧の内部回路に供給する状態で1
次試験を行ない、上記切換指示部3の第1スイッチ7a
をオフとして切換部5でバーンイン電圧を内部回路に供
給する状態でバーンイン試験を行ない、上記切換指示部
3の第2スイッチ7bをオフとして切換部5でフラット
電圧を内部回路に供給する状態で最終試験を行なう。
導体装置の切換指示部3の複数のスイッチをオンとして
切換部5でフラット電圧の内部回路に供給する状態で1
次試験を行ない、上記切換指示部3の第1スイッチ7a
をオフとして切換部5でバーンイン電圧を内部回路に供
給する状態でバーンイン試験を行ない、上記切換指示部
3の第2スイッチ7bをオフとして切換部5でフラット
電圧を内部回路に供給する状態で最終試験を行なう。
【0042】請求項10の発明では、前記第1スイッチ
7aはヒューズ50であってウエハ上で切断する。
7aはヒューズ50であってウエハ上で切断する。
【0043】請求項11の発明では、前記第2スイッチ
7bは電気的に切断するヒューズ60であって半導体装
置をパッケージした状態で切断することを特徴とする。
7bは電気的に切断するヒューズ60であって半導体装
置をパッケージした状態で切断することを特徴とする。
【0044】請求項12の発明では、前記第1,第2ス
イッチ7a,7bの少なくともいずれか一方はイレーザ
ブルプログラマブルROMであって書き込みによってオ
フする。
イッチ7a,7bの少なくともいずれか一方はイレーザ
ブルプログラマブルROMであって書き込みによってオ
フする。
【0045】
【作用】本発明においては、切換指示部3の第1,第2
スイッチが共にオン状態で切換部5はフラット電圧を内
部回路に供給し、第1,第2スイッチのいずれか一方が
オフ状態で切換部5はバーンイン電圧を内部回路に供給
し、第1,第2スイッチが共にオフ状態で切換部5はフ
ラット電圧を内部回路に供給するので、切換指示部3の
第1,第2スイッチを順に切断してオフすることにより
内部回路にフラット電圧又はバーンイン電圧を確実に供
給でき、1次試験、バーンイン試験、最終試験を確実に
行なうことができる。
スイッチが共にオン状態で切換部5はフラット電圧を内
部回路に供給し、第1,第2スイッチのいずれか一方が
オフ状態で切換部5はバーンイン電圧を内部回路に供給
し、第1,第2スイッチが共にオフ状態で切換部5はフ
ラット電圧を内部回路に供給するので、切換指示部3の
第1,第2スイッチを順に切断してオフすることにより
内部回路にフラット電圧又はバーンイン電圧を確実に供
給でき、1次試験、バーンイン試験、最終試験を確実に
行なうことができる。
【0046】
【実施例】図2は本発明装置の一実施例のブロック図を
示す。この半導体装置はダイナミックRAMであり、図
1と同一部分には同一符号を付す。同図中、半導体チッ
プ30内のフラット電圧供給部1は外部電源電圧VCCを
降下して一定値のフラット電圧VA を発生する。バーン
イン電圧供給部2は外部電源電圧VCCに依存して変化す
るバーンイン電圧VB を発生する。切換指示部3は複数
のスイッチのオンオフにより切換え指示を行なう。切換
制御部4は切換指示部3の複数のスイッチのオンオフ状
態から切換部5の切換え制御を行ない、切換部5よりフ
ラット電圧V A とバーンイン電圧VB とのいずれか一方
が出力される。
示す。この半導体装置はダイナミックRAMであり、図
1と同一部分には同一符号を付す。同図中、半導体チッ
プ30内のフラット電圧供給部1は外部電源電圧VCCを
降下して一定値のフラット電圧VA を発生する。バーン
イン電圧供給部2は外部電源電圧VCCに依存して変化す
るバーンイン電圧VB を発生する。切換指示部3は複数
のスイッチのオンオフにより切換え指示を行なう。切換
制御部4は切換指示部3の複数のスイッチのオンオフ状
態から切換部5の切換え制御を行ない、切換部5よりフ
ラット電圧V A とバーンイン電圧VB とのいずれか一方
が出力される。
【0047】切換部5から出力されるフラット電圧又は
バーンイン電圧は半導体チップ20内の各部に設けられ
たレギュレータ部31a〜31eに供給される。レギュ
レータ部31a〜31eは切換部5から供給される入力
電圧に応じたレベルの電圧を行デコーダ33a〜33
d、列デコーダ32a〜32d、センスアンプドライバ
35a〜35d等の各回路に供給する。これによって、
メモリセル部34a〜34dのデータの書き込み及び読
み出しがなされる。
バーンイン電圧は半導体チップ20内の各部に設けられ
たレギュレータ部31a〜31eに供給される。レギュ
レータ部31a〜31eは切換部5から供給される入力
電圧に応じたレベルの電圧を行デコーダ33a〜33
d、列デコーダ32a〜32d、センスアンプドライバ
35a〜35d等の各回路に供給する。これによって、
メモリセル部34a〜34dのデータの書き込み及び読
み出しがなされる。
【0048】図3はバーンイン電圧供給部の各実施例の
回路図を示す。図3(A)の回路では外部電源電圧VCC
をそのままバーンイン電圧VB とし図4(A)に示す外
部電源電圧・バーンイン電圧特性で出力する。
回路図を示す。図3(A)の回路では外部電源電圧VCC
をそのままバーンイン電圧VB とし図4(A)に示す外
部電源電圧・バーンイン電圧特性で出力する。
【0049】図3(B)の回路では外部電源電圧VCCを
NチャンネルMOSトランジスタQ 30によりトランジス
タQ30の閾値電圧Vthだけレベルシフトして図4(B)
に示す外部電源電圧・バーンイン電圧特性のバーンイン
電圧VB を生成し出力する。
NチャンネルMOSトランジスタQ 30によりトランジス
タQ30の閾値電圧Vthだけレベルシフトして図4(B)
に示す外部電源電圧・バーンイン電圧特性のバーンイン
電圧VB を生成し出力する。
【0050】図3(C)の回路では外部電源電圧VCCを
抵抗R11,R12で分圧した後、MOSトランジスタ
Q31,Q32及びMOSトランジスタQ33,Q34,Q35で
構成した差動アンプで増幅し、MOSトランジスタ
Q36,Q37でインピーダンス変換を行なう。これにより
図4(C)に示す如く外部電源電圧VCCにa:b=
R11:R12で比例するバーンイン電圧VB を得て出力す
る。
抵抗R11,R12で分圧した後、MOSトランジスタ
Q31,Q32及びMOSトランジスタQ33,Q34,Q35で
構成した差動アンプで増幅し、MOSトランジスタ
Q36,Q37でインピーダンス変換を行なう。これにより
図4(C)に示す如く外部電源電圧VCCにa:b=
R11:R12で比例するバーンイン電圧VB を得て出力す
る。
【0051】図5は切換指示部3及び切換制御部4及び
切換部5の一実施例の回路図を示す。同図中、切換指示
部3は第1スイッチ7aと第2スイッチ7bとを有して
いる。第1,第2スイッチ7a,7b夫々は一端に外部
電源電圧VCCを印加され、他はしは高抵抗を介して外部
電源VSS(例えばアースレベル)に接続されており、当
初第1,第2スイッチ7a,7bは共にオン状態であ
る。
切換部5の一実施例の回路図を示す。同図中、切換指示
部3は第1スイッチ7aと第2スイッチ7bとを有して
いる。第1,第2スイッチ7a,7b夫々は一端に外部
電源電圧VCCを印加され、他はしは高抵抗を介して外部
電源VSS(例えばアースレベル)に接続されており、当
初第1,第2スイッチ7a,7bは共にオン状態であ
る。
【0052】この第1,第2スイッチ7a,7bの他端
の電圧V1 ,V2 は切換制御部4を構成するイクスクル
ーシブオア回路45に供給される。イクスクルーシブオ
ア回路45は第1,第2スイッチ7a,7bが共にオン
又はオフで電圧V1 ,V2 が共にHレベル、又は共にオ
フでLレベルのとき出力レベルをLレベルとし、第1,
第2スイッチのいずれか一方がオフで電圧V1 ,V2 の
いずれか一方がLレベル他方がHレベルのとき出力レベ
ルをHレベルとする。
の電圧V1 ,V2 は切換制御部4を構成するイクスクル
ーシブオア回路45に供給される。イクスクルーシブオ
ア回路45は第1,第2スイッチ7a,7bが共にオン
又はオフで電圧V1 ,V2 が共にHレベル、又は共にオ
フでLレベルのとき出力レベルをLレベルとし、第1,
第2スイッチのいずれか一方がオフで電圧V1 ,V2 の
いずれか一方がLレベル他方がHレベルのとき出力レベ
ルをHレベルとする。
【0053】切換部5はインバータ46と、Nチャンネ
ルMOSトランジスタQ41及びPチャンネルMOSトラ
ンジスタQ42よりなるCMOS構成のアナログスイッチ
と、NチャンネルMOSトランジスタQ43及びPチャン
ネルMOSトランジスタQ44よりなるCMOS構成のア
ナログスイッチとで構成されており、トランジスタ
Q 41,Q42のアナログスイッチにはフラット電圧VA が
供給され、トランジスタQ 43,Q44のアナログスイッチ
にはバーンイン電圧VB が供給されている。
ルMOSトランジスタQ41及びPチャンネルMOSトラ
ンジスタQ42よりなるCMOS構成のアナログスイッチ
と、NチャンネルMOSトランジスタQ43及びPチャン
ネルMOSトランジスタQ44よりなるCMOS構成のア
ナログスイッチとで構成されており、トランジスタ
Q 41,Q42のアナログスイッチにはフラット電圧VA が
供給され、トランジスタQ 43,Q44のアナログスイッチ
にはバーンイン電圧VB が供給されている。
【0054】ここで、イクスクルーシブオア回路45出
力がLレベルのときはトランジスタQ41,Q42がオンと
なりフラット電圧VA がレギュレータ部31a〜31e
に供給される。またイクスクルーシブオア回路45出力
がHレベルのときはトランジスタQ43,Q44がオンとな
りバーンイン電圧VB がレギュレータ部31a〜31e
に供給される。このようにCMOS構成のアナログスイ
ッチを用いることにより切換部5におけるフラット電圧
VA 、バーンイン電圧VB のレベルシフトが小さくて済
む。
力がLレベルのときはトランジスタQ41,Q42がオンと
なりフラット電圧VA がレギュレータ部31a〜31e
に供給される。またイクスクルーシブオア回路45出力
がHレベルのときはトランジスタQ43,Q44がオンとな
りバーンイン電圧VB がレギュレータ部31a〜31e
に供給される。このようにCMOS構成のアナログスイ
ッチを用いることにより切換部5におけるフラット電圧
VA 、バーンイン電圧VB のレベルシフトが小さくて済
む。
【0055】図6は第1スイッチ7aの回路図を示す。
同図中、レーザヒューズ50の一端に外部電源電圧VCC
が印加され、他端は高抵抗R20を介して接地されてい
る。また、レーザヒューズ50の他端にはインバータ5
1が接続されており、インバータ51より電圧V1 が出
力される。レーザヒューズ50は当初接続状態で電圧V
1 はLレベルであり、レーザ光を照射することにより切
断され電圧V1 はHレベルとなる。このようにレーザヒ
ューズ50を用いることによりウエハ上で第1スイッチ
7aを切断することが可能となる。
同図中、レーザヒューズ50の一端に外部電源電圧VCC
が印加され、他端は高抵抗R20を介して接地されてい
る。また、レーザヒューズ50の他端にはインバータ5
1が接続されており、インバータ51より電圧V1 が出
力される。レーザヒューズ50は当初接続状態で電圧V
1 はLレベルであり、レーザ光を照射することにより切
断され電圧V1 はHレベルとなる。このようにレーザヒ
ューズ50を用いることによりウエハ上で第1スイッチ
7aを切断することが可能となる。
【0056】図7は第2スイッチ7bの第1実施例の回
路図を示す。同図中、ピン55はアドレスA3入力とP
E入力とを共用するピンである。ピン55に外部電源電
圧V CC以下の電圧が印加されると、PチャンネルMOS
トランジスタQ52がカットオフして、インバータ56の
入力端子は高抵抗R21を介して電源VSSに接続されてい
るのでインバータ57出力はLレベルとなり、インバー
タ57出力をNチャンネルMOSトランジスタQ54を介
してゲートに供給されている高駆動能力のNチャンネル
MOSトランジスタQ55はカットオフする。このため、
ピン55に供給される信号(アドレスA3)はアドレス
バッファ58,59を通してアドレスバスに供給され
る。また、このとき、インバータ61の入力はヒューズ
60を通してLレベルであるため、インバータ62の出
力する電圧V2 はLレベルである。
路図を示す。同図中、ピン55はアドレスA3入力とP
E入力とを共用するピンである。ピン55に外部電源電
圧V CC以下の電圧が印加されると、PチャンネルMOS
トランジスタQ52がカットオフして、インバータ56の
入力端子は高抵抗R21を介して電源VSSに接続されてい
るのでインバータ57出力はLレベルとなり、インバー
タ57出力をNチャンネルMOSトランジスタQ54を介
してゲートに供給されている高駆動能力のNチャンネル
MOSトランジスタQ55はカットオフする。このため、
ピン55に供給される信号(アドレスA3)はアドレス
バッファ58,59を通してアドレスバスに供給され
る。また、このとき、インバータ61の入力はヒューズ
60を通してLレベルであるため、インバータ62の出
力する電圧V2 はLレベルである。
【0057】ここで、図8に破線で示す如く、ピン55
に電圧VCCより充分に高い電圧が印加されると、Nチャ
ンネルMOSトランジスタQ51を通してトランジスタQ
52のソースがゲートより充分に高電圧となるため、イン
バータ56の入力はHレベルとなりトランジスタQ55は
オンする。従って、ピン55に印加された高電圧はポリ
シリコンのヒューズ60に印加され、ヒューズ60に大
電流が流れて切断される。この結果インバータ62から
出力される電圧V2 は図8に実線で示す如くHレベルと
なる。なお、図9にパッケージ後の半導体装置における
ピン配置を示す。
に電圧VCCより充分に高い電圧が印加されると、Nチャ
ンネルMOSトランジスタQ51を通してトランジスタQ
52のソースがゲートより充分に高電圧となるため、イン
バータ56の入力はHレベルとなりトランジスタQ55は
オンする。従って、ピン55に印加された高電圧はポリ
シリコンのヒューズ60に印加され、ヒューズ60に大
電流が流れて切断される。この結果インバータ62から
出力される電圧V2 は図8に実線で示す如くHレベルと
なる。なお、図9にパッケージ後の半導体装置における
ピン配置を示す。
【0058】図10は第2スイッチ7bの第2実施例の
回路図を示す。同図中、図7と同一部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。図10において、ピン55
に接続されたトランジスタQ55のドレインは抵抗値R25
を介して外部電源電圧VCCに接続されると共にヒューズ
10の一端に接続されている。ピン65はアドレスA4
入力とPS入力とを共用するピンである。更にナンド回
路66には例えばアドレス入力A6,A7が供給され、
このナンド回路66出力がNチャンネルMOSトランジ
スタQ61のゲートに供給され、ナンド回路66出力をイ
ンバータ67で反転した信号がNチャンネルMOSトラ
ンジスタQ60に供給される。
回路図を示す。同図中、図7と同一部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。図10において、ピン55
に接続されたトランジスタQ55のドレインは抵抗値R25
を介して外部電源電圧VCCに接続されると共にヒューズ
10の一端に接続されている。ピン65はアドレスA4
入力とPS入力とを共用するピンである。更にナンド回
路66には例えばアドレス入力A6,A7が供給され、
このナンド回路66出力がNチャンネルMOSトランジ
スタQ61のゲートに供給され、ナンド回路66出力をイ
ンバータ67で反転した信号がNチャンネルMOSトラ
ンジスタQ60に供給される。
【0059】インバータ67の入力端子は高抵抗のNチ
ャンネルMOSトランジスタQ63を介して接地されてい
るが、ヒューズ60が切断される前は抵抗R25を通して
電圧VCCが供給されているため、インバータ67から出
力される電圧V2 はLレベルとなる。
ャンネルMOSトランジスタQ63を介して接地されてい
るが、ヒューズ60が切断される前は抵抗R25を通して
電圧VCCが供給されているため、インバータ67から出
力される電圧V2 はLレベルとなる。
【0060】ピン55に図11の実線に示す如く電圧V
CCより充分に高い電圧を印加し、アドレスA6,A7を
Hレベルとしてバリッド状態とし、ピン65に一点鎖線
に示す如くHレベルの信号を供給すると、トランジスタ
Q60がオン、Q61がオフとなってNチャンネルMOSト
ランジスタQ62がオンとなる。従ってヒューズ60に大
電流が流れてヒューズ60が切断される。この結果、イ
ンバータ67から出力される電圧V2 はHレベルとな
る。なお、図12にパッケージ後の半導体装置における
ピン配置を示す。
CCより充分に高い電圧を印加し、アドレスA6,A7を
Hレベルとしてバリッド状態とし、ピン65に一点鎖線
に示す如くHレベルの信号を供給すると、トランジスタ
Q60がオン、Q61がオフとなってNチャンネルMOSト
ランジスタQ62がオンとなる。従ってヒューズ60に大
電流が流れてヒューズ60が切断される。この結果、イ
ンバータ67から出力される電圧V2 はHレベルとな
る。なお、図12にパッケージ後の半導体装置における
ピン配置を示す。
【0061】図13は第2スイッチの第3実施例の回路
図を示す。同図中、図7と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図13において、ピン55に
接続されたトランジスタQ55のドレインは高抵抗R26を
通して外部電源電圧VCCに接続される共とにインバータ
71の入力端子に接続されている。
図を示す。同図中、図7と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図13において、ピン55に
接続されたトランジスタQ55のドレインは高抵抗R26を
通して外部電源電圧VCCに接続される共とにインバータ
71の入力端子に接続されている。
【0062】ピン70はアドレスA4入力とPG入力と
を共用するピンであり、ピン70に接続されたトランジ
スタQ55のドレインはEPROM(イレーザブルプログ
ラマブルROM)73のコントロールゲートに接続され
ると共に、抵抗R27を介して外部電源電圧VCCを供給さ
れている。
を共用するピンであり、ピン70に接続されたトランジ
スタQ55のドレインはEPROM(イレーザブルプログ
ラマブルROM)73のコントロールゲートに接続され
ると共に、抵抗R27を介して外部電源電圧VCCを供給さ
れている。
【0063】EPROM73は書き込みがなされる以前
はコントロールゲートにHレベルを印加されているため
オン状態であり、インバータ71入力は常時Lレベルで
あり、インバータ72から出力される電圧V2 はLレベ
ルである。
はコントロールゲートにHレベルを印加されているため
オン状態であり、インバータ71入力は常時Lレベルで
あり、インバータ72から出力される電圧V2 はLレベ
ルである。
【0064】ここで、ピン5に図14に実線で示す如く
電圧VCCより充分に高い電圧を印加し、かつ、ピン70
に破線で示す如く電圧VCCより充分に高い電圧を印加す
るとEPROM73に書き込みが行なわれ、フローティ
ングゲートに電荷が蓄積され、EPROM73はオフ状
態となってインバータ72から出力される電圧V2 は一
点鎖線で示す如くHレベルとなる。なお、図15にパッ
ケージ後の半導体装置におけるピン配置を示す。
電圧VCCより充分に高い電圧を印加し、かつ、ピン70
に破線で示す如く電圧VCCより充分に高い電圧を印加す
るとEPROM73に書き込みが行なわれ、フローティ
ングゲートに電荷が蓄積され、EPROM73はオフ状
態となってインバータ72から出力される電圧V2 は一
点鎖線で示す如くHレベルとなる。なお、図15にパッ
ケージ後の半導体装置におけるピン配置を示す。
【0065】図16(A),(B)にEPROM73の
基本構造を示す。図16(A)は2層ポリシリコンEP
ROMであり、P- 基板80にn+ 拡散層81、81が
形成され、更にポリシリコン層のフローティングゲート
83及びコントロールゲート84が形成されている。n
+ 拡散層82は配線層85によりピン55に接続され、
コントロールゲート84は配線層86によりピン70に
接続される。
基本構造を示す。図16(A)は2層ポリシリコンEP
ROMであり、P- 基板80にn+ 拡散層81、81が
形成され、更にポリシリコン層のフローティングゲート
83及びコントロールゲート84が形成されている。n
+ 拡散層82は配線層85によりピン55に接続され、
コントロールゲート84は配線層86によりピン70に
接続される。
【0066】図16(B)は単層ポリシリコンEPRO
Mであり、P- 基板90にコントロールゲートのn+ 拡
散層91が形成され、Si O2 の絶縁層92の上方にフ
ローティングゲートのポリシリコン層93が形成されて
いる。
Mであり、P- 基板90にコントロールゲートのn+ 拡
散層91が形成され、Si O2 の絶縁層92の上方にフ
ローティングゲートのポリシリコン層93が形成されて
いる。
【0067】図17は本発明の試験方法の流れ図を示
す。同図中、ステップS10でウエハが完成すると、ス
テップS20の1次試験を行なう。このときウエハ内の
各半導体チップでは図5に示す切換指示部3の第1,第
2スイッチは接続状態であるため電圧V1,V2は共に
Hレベル(又はLレベル)である。従ってイクスクルー
シブオア回路45出力はLレベルとなり切換部5はフラ
ット電圧供給部1よりのフラット電圧VA を切換選択し
て図18(A)に示す電圧がレギュレータ部31a〜3
1e以降の内部回路に供給される。この状態における1
次試験では各半導体チップの基本動作が正常かどうかを
チェックする。
す。同図中、ステップS10でウエハが完成すると、ス
テップS20の1次試験を行なう。このときウエハ内の
各半導体チップでは図5に示す切換指示部3の第1,第
2スイッチは接続状態であるため電圧V1,V2は共に
Hレベル(又はLレベル)である。従ってイクスクルー
シブオア回路45出力はLレベルとなり切換部5はフラ
ット電圧供給部1よりのフラット電圧VA を切換選択し
て図18(A)に示す電圧がレギュレータ部31a〜3
1e以降の内部回路に供給される。この状態における1
次試験では各半導体チップの基本動作が正常かどうかを
チェックする。
【0068】1次試験が終了するとステップS30で第
1スイッチ7aを切断し、ステップS40でウエハから
切り出した半導体チップをパッケージして半導体装置と
する。この後、ステップS50でバーンイン試験を行な
う。バーンイン試験では第1スイッチ7aが切断されて
いるために第1,第2スイッチ7a,7b出力は互いに
レベルが異なり、イクスクルーシブオア回路45出力が
Hレベルとなるために、切換部5はバーンイン電圧供給
部2よりのバーンイン電圧VB を切換選択し、図18
(B)に示す特性の電圧がレギュレータ部31a〜31
eに供給され、負荷をかけたバーンイン試験が行なわれ
る。
1スイッチ7aを切断し、ステップS40でウエハから
切り出した半導体チップをパッケージして半導体装置と
する。この後、ステップS50でバーンイン試験を行な
う。バーンイン試験では第1スイッチ7aが切断されて
いるために第1,第2スイッチ7a,7b出力は互いに
レベルが異なり、イクスクルーシブオア回路45出力が
Hレベルとなるために、切換部5はバーンイン電圧供給
部2よりのバーンイン電圧VB を切換選択し、図18
(B)に示す特性の電圧がレギュレータ部31a〜31
eに供給され、負荷をかけたバーンイン試験が行なわれ
る。
【0069】この後、ステップS60で第2スイッチ7
bを切断し、ステップS70の最終試験を行なう。ここ
では第1,第2スイッチ7a,7bが共に切断されてい
るために、イクスクルーシブオア回路45出力はLレベ
ルとなり、切換部5はフラット電圧供給部1よりのフラ
ット電圧VA を切換選択し、図18(C)に示す特性の
電圧がレギュレータ部31a〜31eに供給され、カタ
ログ特性を満足しているかのチェックが行なわれる。こ
の最終試験をクリアした半導体装置がステップS80で
出荷される。
bを切断し、ステップS70の最終試験を行なう。ここ
では第1,第2スイッチ7a,7bが共に切断されてい
るために、イクスクルーシブオア回路45出力はLレベ
ルとなり、切換部5はフラット電圧供給部1よりのフラ
ット電圧VA を切換選択し、図18(C)に示す特性の
電圧がレギュレータ部31a〜31eに供給され、カタ
ログ特性を満足しているかのチェックが行なわれる。こ
の最終試験をクリアした半導体装置がステップS80で
出荷される。
【0070】なお、第1スイッチ7aにも図7,図10
に示す如くヒューズ、又は図13に示す如きEPROM
を使用することも可能である。ただしこの場合はステッ
プS40でパッケージ後に第1スイッチ7aを切断す
る。
に示す如くヒューズ、又は図13に示す如きEPROM
を使用することも可能である。ただしこの場合はステッ
プS40でパッケージ後に第1スイッチ7aを切断す
る。
【0071】このように、切換指示部3の第1,第2ス
イッチ7a,7bが共にオン状態で切換部5はフラット
電圧VA を内部回路に供給し、第1,第2スイッチ7
a,7bのいずれか一方がオフ状態で切換部5はバーン
イン電圧VB を内部回路に供給し、第1,第2スイッチ
7a,7bが共にオフ状態で切換部5はフラット電圧V
A を内部回路に供給するので、切換指示部3の第1,第
2スイッチ7a,7bを順に切断してオフすることによ
り内部回路にフラット電圧VA 又はバーンイン電圧VB
を確実に供給でき、1次試験、バーンイン試験、最終試
験を確実に行なうことができ、通常動作時にバーンイン
電圧が出力されるおそれがなくなる。
イッチ7a,7bが共にオン状態で切換部5はフラット
電圧VA を内部回路に供給し、第1,第2スイッチ7
a,7bのいずれか一方がオフ状態で切換部5はバーン
イン電圧VB を内部回路に供給し、第1,第2スイッチ
7a,7bが共にオフ状態で切換部5はフラット電圧V
A を内部回路に供給するので、切換指示部3の第1,第
2スイッチ7a,7bを順に切断してオフすることによ
り内部回路にフラット電圧VA 又はバーンイン電圧VB
を確実に供給でき、1次試験、バーンイン試験、最終試
験を確実に行なうことができ、通常動作時にバーンイン
電圧が出力されるおそれがなくなる。
【0072】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、切換指示
部3の第1,第2スイッチが共にオン状態で切換部5は
フラット電圧を内部回路に供給し、第1,第2スイッチ
のいずれか一方がオフ状態で切換部5はバーンイン電圧
を内部回路に供給し、第1,第2スイッチが共にオフ状
態で切換部5はフラット電圧を内部回路に供給するの
で、切換指示部3の第1,第2スイッチを順に切断して
オフすることにより内部回路にフラット電圧又はバーン
イン電圧を確実に供給でき、1次試験、バーンイン試
験、最終試験を確実に行なうことができ、製品の半導体
装置の通常動作時にバーンイン電圧が出力されるおそれ
がなく、実用上きわめて有用である。
部3の第1,第2スイッチが共にオン状態で切換部5は
フラット電圧を内部回路に供給し、第1,第2スイッチ
のいずれか一方がオフ状態で切換部5はバーンイン電圧
を内部回路に供給し、第1,第2スイッチが共にオフ状
態で切換部5はフラット電圧を内部回路に供給するの
で、切換指示部3の第1,第2スイッチを順に切断して
オフすることにより内部回路にフラット電圧又はバーン
イン電圧を確実に供給でき、1次試験、バーンイン試
験、最終試験を確実に行なうことができ、製品の半導体
装置の通常動作時にバーンイン電圧が出力されるおそれ
がなく、実用上きわめて有用である。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明装置のブロック図である。
【図3】バーンイン電圧供給部の回路図である。
【図4】バーンイン電圧の特性を示す図である。
【図5】切換指示部及び切換制御部及び切換部の回路図
である。
である。
【図6】第1スイッチの回路図である。
【図7】第2スイッチの回路図である。
【図8】切換時のPE入力波形図である。
【図9】パッケージ後のピン配置を示す図である。
【図10】第2スイッチの回路図である。
【図11】切断時のPE,PS入力波形図である。
【図12】パッケージ後のピン配置を示す図である。
【図13】第2スイッチの回路図である。
【図14】切断時のPE,PG入力波形図である。
【図15】パッケージ後のピン配置を示す図である。
【図16】EPROMの基本構造を示す図である。
【図17】本発明の試験方法の流れ図である。
【図18】各試験時の内部回路へ出力される電圧特性図
である。
である。
【図19】従来装置の回路図である。
【図20】図19の各部の電圧特性図である。
1 フラット電圧供給部 2 バーンイン電圧供給部 3 切換指示部 4 切換制御部 5 切換部 7a,7b スイッチ 30 半導体チップ 31a〜31e レギュレータ部 32a〜32d 列デコーダ 33a〜33d 行デコーダ 34a〜34c メモリセル 35a〜35d センスアンプドライバ
Claims (12)
- 【請求項1】 外部電源電圧を降圧し、所定値のフラッ
ト電圧を発生して供給するフラット電圧供給部(1)
と、 上記外部電源電圧に依存して変化するバーンイン電圧を
発生して供給するバーンイン電圧供給部(2)と、 複数のスイッチのオンオフにより切換え指示を行なう切
換指示部(3)と、 上記切換指示部(3)の複数のスイッチのオンオフ状態
から切換え制御を行なう切換制御部(4)と、 上記切換制御部(4)の制御により上記フラット電圧と
バーンイン電圧とのいずれかを切換えて内部回路に供給
する切換部(5)とを有することを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】 前記バーンイン電圧は、外部電源電圧と
同一の値であることを特徴とする請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項3】 前記バーンイン電圧は、外部電源電圧を
所定値だけレベルシフトして降圧した値であることを特
徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記バーンイン電圧は、外部電源電圧を
所定の比率で降圧した値であることを特徴とする請求項
1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記切換指示部(3)のスイッチはヒュ
ーズ(50,60)であることを特徴とする請求項1乃
至4のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記切換指示部(3)のスイッチはイレ
ーザブルプログラマブルROM(73)であることを特
徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装
置。 - 【請求項7】 前記切換制御部(4)はイクスクルーシ
ブオア回路(45)で構成されることを特徴とする請求
項1乃至6のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項8】 前記切換部(5)はCMOS構成のアナ
ログスイッチで構成されることを特徴とする請求項1乃
至7のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項9】 請求項1記載の半導体装置の切換指示部
(3)の複数のスイッチをオンとして切換部(5)でフ
ラット電圧の内部回路に供給する状態で1次試験を行な
い、 上記切換指示部(3)の第1スイッチ(7a)をオフと
して切換部(5)でバーンイン電圧を内部回路に供給す
る状態でバーンイン試験を行ない、 上記切換指示部(3)の第2スイッチ(7b)をオフと
して切換部(5)でフラット電圧を内部回路に供給する
状態で最終試験を行なうことを特徴とする試験方法。 - 【請求項10】 前記第1スイッチ(7a)はヒューズ
(50)であってウエハ上で切断することを特徴とする
請求項9記載の試験方法。 - 【請求項11】 前記第2スイッチ(7b)は電気的に
切断するヒューズ(60)であって半導体装置をパッケ
ージした状態で切断することを特徴とする請求項9記載
の試験方法。 - 【請求項12】 前記第1,第2スイッチ(7a,7
b)の少なくともいずれか一方はイレーザブルプログラ
マブルROMであって書き込みによってオフすることを
特徴とする請求項9記載の試験方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049498A JPH07260874A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置及びその試験方法 |
US08/906,143 US5909142A (en) | 1994-03-18 | 1997-08-05 | Semiconductor integrated circuit device having burn-in test capability and method for using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049498A JPH07260874A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置及びその試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07260874A true JPH07260874A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12832816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6049498A Pending JPH07260874A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置及びその試験方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5909142A (ja) |
JP (1) | JPH07260874A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7408818B2 (en) | 2006-02-09 | 2008-08-05 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device undergoing defect detection test |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100269296B1 (ko) * | 1997-04-22 | 2000-10-16 | 윤종용 | 메모리집적회로의승압전원회로및승압전원의전하량제어방법 |
KR100268784B1 (ko) * | 1997-06-26 | 2000-11-01 | 김영환 | 반도체 소자의 리던던트 장치 |
US6091287A (en) * | 1998-01-23 | 2000-07-18 | Motorola, Inc. | Voltage regulator with automatic accelerated aging circuit |
DE19852429C1 (de) * | 1998-11-13 | 2000-11-23 | Siemens Ag | Halbleiterbaustein für Burn-In-Testanordnung |
US6307423B1 (en) * | 2000-05-01 | 2001-10-23 | Xerox Corporation | Programmable circuit with preview function |
DE10042585C1 (de) * | 2000-08-30 | 2002-11-14 | Infineon Technologies Ag | Schaltungsanordnung zur Erfassung des Stromes in einem Lasttransistor |
US6847248B2 (en) * | 2001-01-09 | 2005-01-25 | Broadcom Corporation | Sub-micron high input voltage tolerant input output (I/O) circuit which accommodates large power supply variations |
US6859074B2 (en) * | 2001-01-09 | 2005-02-22 | Broadcom Corporation | I/O circuit using low voltage transistors which can tolerate high voltages even when power supplies are powered off |
US7138836B2 (en) * | 2001-12-03 | 2006-11-21 | Broadcom Corporation | Hot carrier injection suppression circuit |
US7064534B2 (en) * | 2003-10-27 | 2006-06-20 | Stmicroelectronics, Inc. | Regulator circuitry and method |
US7248102B2 (en) * | 2005-01-20 | 2007-07-24 | Infineon Technologies Ag | Internal reference voltage generation for integrated circuit testing |
US7443231B2 (en) * | 2006-08-09 | 2008-10-28 | Elite Semiconductor Memory Technology Inc. | Low power reference voltage circuit |
CN101556825B (zh) * | 2009-05-20 | 2011-11-30 | 炬力集成电路设计有限公司 | 一种集成电路 |
JP5241641B2 (ja) * | 2009-07-27 | 2013-07-17 | 三洋電機株式会社 | 半導体集積回路 |
JP2011060358A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Elpida Memory Inc | 半導体装置及びその制御方法 |
US8575976B2 (en) * | 2009-11-23 | 2013-11-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Frequency divider systems and methods thereof |
JP6407071B2 (ja) * | 2015-03-16 | 2018-10-17 | 株式会社東芝 | 電圧切替回路および電源装置 |
JP6610439B2 (ja) * | 2016-05-31 | 2019-11-27 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電源装置 |
CN109087684B (zh) * | 2018-10-16 | 2023-09-12 | 长鑫存储技术有限公司 | 数据通道老化电路、存储器及其老化方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1553250A (en) * | 1976-08-03 | 1979-09-26 | Nat Res Dev | Unidirectional signal paths |
GB1549642A (en) * | 1976-08-03 | 1979-08-08 | Nat Res Dev | Inverters and logic gates employing inverters |
JPH02177194A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | ダイナミックランダムアクセスメモリ装置 |
US5184031A (en) * | 1990-02-08 | 1993-02-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor integrated circuit |
US5028821A (en) * | 1990-03-01 | 1991-07-02 | Plus Logic, Inc. | Programmable logic device with programmable inverters at input/output pads |
US5063304A (en) * | 1990-04-27 | 1991-11-05 | Texas Instruments Incorporated | Integrated circuit with improved on-chip power supply control |
KR100209449B1 (ko) * | 1990-05-21 | 1999-07-15 | 가나이 쓰토무 | 반도체 집적회로 장치 |
KR930008886B1 (ko) * | 1991-08-19 | 1993-09-16 | 삼성전자 주식회사 | 전기적으로 프로그램 할 수 있는 내부전원 발생회로 |
JP2785548B2 (ja) * | 1991-10-25 | 1998-08-13 | 日本電気株式会社 | 半導体メモリ |
EP0568294B1 (en) * | 1992-04-27 | 1998-06-24 | Fujitsu Limited | Method for testing semiconductor integrated circuit |
JP3071600B2 (ja) * | 1993-02-26 | 2000-07-31 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置 |
US5334888A (en) * | 1993-04-19 | 1994-08-02 | Intel Corporation | Fast exclusive-or and exclusive-nor gates |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6049498A patent/JPH07260874A/ja active Pending
-
1997
- 1997-08-05 US US08/906,143 patent/US5909142A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7408818B2 (en) | 2006-02-09 | 2008-08-05 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device undergoing defect detection test |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5909142A (en) | 1999-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07260874A (ja) | 半導体装置及びその試験方法 | |
JP3156447B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
KR960003372B1 (ko) | 기준전류 발생회로 | |
US7254080B2 (en) | Fuse circuit and electronic circuit | |
US7965065B2 (en) | Trimming circuit | |
US7376036B2 (en) | Semiconductor device including fuse and method for testing the same capable of suppressing erroneous determination | |
US7019676B2 (en) | D/A converter | |
US6424134B2 (en) | Semiconductor integrated circuit device capable of stably generating internal voltage independent of an external power supply voltage | |
US8072831B2 (en) | Fuse element reading circuit | |
US6654304B1 (en) | Poly fuse trim cell | |
US20060097769A1 (en) | Level shift circuit and semiconductor circuit device including the level shift circuit | |
US8587358B2 (en) | Semiconductor integrated circuit including variable resistor circuit | |
JPH0716157B2 (ja) | Mos大電流出力バッファ | |
TWI397150B (zh) | 一種可將修剪導體墊置於一晶圓之切割道之修剪保險絲電路 | |
JPH0614099B2 (ja) | 能動負荷回路網 | |
US6774703B2 (en) | Semiconductor device | |
JP7179165B2 (ja) | 半導体集積回路装置および半導体集積回路装置の検査方法 | |
KR100387192B1 (ko) | 내부 전원 회로를 가진 반도체장치 | |
JP2008134687A (ja) | 電圧生成回路 | |
JPH11328991A (ja) | メモリ素子用アンチヒューズ安定化装置 | |
US20050122159A1 (en) | Fuse circuit with controlled fuse burn out and method thereof | |
KR100215761B1 (ko) | 반도체 메모리장치의 레벨 쉬프트회로 | |
JP3916623B2 (ja) | D/aコンバータ | |
KR100575869B1 (ko) | 내부 기준 전압 발생기 | |
JPH10336013A (ja) | 入力レベル可変バッファとその調整方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020312 |