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JPH07258610A - 粘着テープ - Google Patents

粘着テープ

Info

Publication number
JPH07258610A
JPH07258610A JP6054311A JP5431194A JPH07258610A JP H07258610 A JPH07258610 A JP H07258610A JP 6054311 A JP6054311 A JP 6054311A JP 5431194 A JP5431194 A JP 5431194A JP H07258610 A JPH07258610 A JP H07258610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
adhesive
parts
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6054311A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kono
泰宏 河野
Yuji Fukazawa
祐二 深沢
Kazunori Kondo
一則 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority to JP6054311A priority Critical patent/JPH07258610A/ja
Publication of JPH07258610A publication Critical patent/JPH07258610A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイル含有多孔性シートに適した剥離と接着
をくり返しうる性質を有する粘着テープを提供する。 【構成】 基材と粘着剤層からなる粘着テープ。この粘
着剤は(a)ガラス転移点が−57〜−20℃、(b)
貼合わせ面積25mm×25mm、荷重500g、40℃の
条件で、この粘着テープを鉛直に立て上記粘着テープに
鉛直方向に上記荷重をかけたとき荷重が落下するまでの
時間(保持力)が10分以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイル含有多孔性シー
トに適した再接着性を有する粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
多孔性シートが、水蒸気透過性が良好な観点から、創傷
用テープや、ドレッシング材、生理用ナプキン等の基材
として多量に使用されている。
【0003】ここで、多孔性シートとしては、米国特許
No. 3844865に記載されているように、炭酸カル
シウム等の無機塩粒子を、高分子材料中に配合した後、
延伸成型されたものが知られている。
【0004】しかし、かかるシートが使い捨てガーメン
ト等の表層に使用された場合、ファスナーの代用品とし
てシートを固定するため粘着テープが必要となるが、多
孔性シートに含まれる無機塩粒子のため、表面平滑性に
乏しく、かつ、無機塩粒子が粘着テープ等の粘着剤層に
移行し、剥離と接着をくり返しうる性質(この明細書で
「再接着性」という)が得られないという問題があっ
た。
【0005】そこで、米国特許No. 4539256、米
国特許No. 4609584、米国特許No. 472698
9においてオイル含有多孔性シートが提案されている。
ここで、かかるオイル含有多孔性シートは、前述の無機
塩粒子のかわりに、鉱物油等のオイルを使用しているた
め、表面平滑性に優れ、また微細な通過孔を有し、表面
積が大きいため、適度な初期接着力が得られるという利
点がある。
【0006】しかし、このシートには以下のような問題
点も見られた。 (a)粘着テープの粘着剤へオイルが移行し、時間の経
過と共に接着力や凝集力が低下し、再接着性を低下させ
る恐れがあった。 (b)一方、微細孔に時間の経過と共に粘着テープの粘
着剤が入り込み、剥離の際にオイル含有多孔性シートを
損傷し、再接着性を低下させてしまう恐れがあった。
【0007】本発明はかかる問題点を解決した、オイル
含有多孔性シートに適した、再接着性を有する粘着テー
プを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明
は、基材及び粘着剤層からなる再接着性を有する粘着テ
ープにおいて、主成分として、(a)ガラス転移点が、
−57〜−20℃であって、(b)貼合わせ面積25mm
×25mm、荷重500g、40℃の条件で、10分以上
の保持時間を有する粘着剤を該粘着剤層に使用した再接
着性を有する粘着テープである。
【0009】前記基材の材質としては、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、プロピレン−エチレンブロックコポ
リマー、ポリエステル、塩化ビニル樹脂、酢酸セルロー
ス、ポリアセテート、EVA、ポリアミド、ポリメチル
ペンテン、紙、木綿等の単独またはこれらの混合物が使
用可能である。特に、ポリプロピレンやポリエチレンあ
るいはプロピレンとエチレンのブロックコポリマーやこ
れらの混合物は、低温で適度な柔軟性があり、コストも
安く、更には背面剥離性が良好で、剥離処理が簡易で済
むため、好適である。
【0010】その他、基材には、粘着剤との密着力を向
上させるため、プライマー処理やマット処理等を施すこ
とが好適であり、更には、ロール状に巻くため、背面剥
離処理を施すことも好適である。
【0011】本発明における基材の厚さは、10〜20
0μmが好ましい。10μm未満では、機械的強度に乏
しく、接着力が低下したり、粘着テープの製造が困難な
ためである。一方、この厚さが200μmを超えると、
粘着テープ全体の厚さが厚くなり、取扱いが困難となっ
たり、耐クリープ性が低下するためである。
【0012】更に、基材厚さに関しては、接着力、耐ク
リープ性、及び取扱い性のバランスが良好な点で、50
〜150μmがより好ましく、75〜120μmが最も
好ましい。
【0013】本発明に適した粘着剤は、以下の要件を満
足する必要がある。 (a)ガラス転移点(Tg)が−57〜−20℃である
こと (b)貼合わせ面積25mm×25mm、荷重500g、4
0℃の条件で、10分以上の保持時間を有すること。 その理由を以下に説明する。
【0014】Tgについては、−57℃未満では、常温
時における凝集力が不足し、オイル等を吸収する傾向が
あり、接着力が時間の経過と共に著しく低下するめであ
る。さらに、オイル含有シートの微細孔にオイル等を吸
収した粘着剤が入り込み、粘着剤層をはがすときにこの
多孔性シートを損傷し易い。一方、Tgが−20℃を超
えると、表面粘着力に乏しくなり、初期接着力も低下す
る。したがって、かかる高い凝集力及び表面粘着力の観
点から、粘着剤のTgは−53℃〜−22℃が更に好ま
しく、−40〜−25℃が一層好ましい。
【0015】ここで、粘着剤の凝集力とは、高分子鎖間
に働く引力の総称であり、高分子の粘弾性挙動に密接に
影響し、分子量が高いものほど、あるいは高分子間の化
学架橋や物理架橋を導入することにより、向上させるこ
とが可能である。但し、一般に、凝集力が向上すると、
Tg等の上昇に伴い、表面粘着性が低下するため、接着
力が低下するなどの問題も生じるため、凝集力とTg等
とのバランスが、粘着剤の適用用途により、極めて重要
となる。
【0016】一方、粘着剤の保持力については、かかる
測定条件において、10分未満では、粘着剤の凝集力が
不足し、オイル等に簡単に汚染され、接着力が時間の経
過と共に著しく低下するためである。また、オイル含有
多孔性シートの微細孔に粘着剤が入り込み、粘着剤層を
はがすときに、この多孔性シートを損傷し易いためであ
る。
【0017】すなわち、本発明における粘着剤は、所定
のTg及び所定の保持力を有することにより、従来の粘
着テープの有する問題点を解決したものである。
【0018】本発明に使用可能な粘着剤の種類として
は、上記要件を満足する限り、アクリル系、シリコン
系、ウレタン系、合成ゴム系、天然ゴム系等の粘着剤を
使用可能である。また、適宜、表面粘着性や凝集力の改
善等のために、粘着付与剤を添加することも好適であ
る。但し、本発明は、オイル含有多孔性シートに適し
た、再接着性を有する粘着テープを提供することを主眼
としているため、粘着付与剤の過度の添加は、オイルの
粘着剤への移行を促進し、凝集力、接着力を経時で著し
く低下させるため、制限されなければならない。
【0019】これらの粘着剤のうち、アクリル系粘着剤
は、それ自身で粘着性を有するため、粘着付与剤の添加
が不要または極めて少なくてすむため、オイルの移行が
少なく、また、コストが安いため本発明に特に好適であ
る。具体的には、アルキルアクリレート100重量部に
対して、凝集性付与ビニル化合物を0.05〜20重量
部添加して重合してなる樹脂が使用可能である。
【0020】ここで、アルキルアクリレートとは、イソ
オクチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチ
ル−ヘキシルアクリレート等であり、特に本発明に好適
なアルキルアクリレートのアルキル基の好適な炭素数
は、4〜8である。かかる範囲のアルキルアクリレート
は、これを重合して得られる樹脂の表面粘着性が良好
で、かつ、一定の凝集力が得られるためである。
【0021】また、本発明のアルキルアクリレートとし
て、アルコキシアクリレートを使用すると、水蒸気透過
性も良好となり、オイル含有多孔性シートの有する、気
体透過性等も損なわないため好適である。
【0022】次に、凝集性付与ビニル化合物とは、オイ
ルの汚染に対しても、適度な凝集力を保持するために添
加されるものであり、具体的には、アクリル酸、メタク
リル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−
ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリル
アミド、ジアルキルメタクリルアミド、N−ビニル−2
−ピロリドンビニルピロリドン等もしくはこれらの誘導
体、又は、ポリスチレンマクロモノマーの誘導体が使用
可能である。
【0023】ここで、アルキルアクリレート100重量
部に対して、凝集性付与ビニル化合物の添加量を0.0
5〜20重量部と規定するのは、凝集性付与ビニル化合
物が0.05重量部未満では、添加効果がなく、凝集力
が不足するおそれがあるためであり、また20重量部を
超えると、Tgが上昇し、表面粘着力が低下するためで
ある。また、かかるバランスが、更に良好な点で、凝集
性付与ビニル化合物を、0.1〜15重量部とすること
が好適である。
【0024】その他、使用目的、使用用途等に応じて、
更に高い凝集力を得るために、所定量の架橋剤を添加す
ることが好適である。架橋剤の具体例としては、イソシ
アネート系、エポキシ系等の架橋剤がある。架橋剤の添
加量は、粘着剤全体100重量部に対して、好ましくは
0.01〜3重量部、更に好ましくは、0.05〜2重
量部である。0.01〜3重量部の範囲外では、架橋効
果がえられなかったり、架橋が過度となり表面粘着性が
著しく低下することがあるからである。
【0025】また、更に、酸化防止剤、紫外線吸収剤等
を、粘着剤全体100重量部に対して、0.01〜10
重量部添加することも好適である。
【0026】次に、本発明に使用可能な別な粘着剤とし
ては、主成分として、AB型ブロックコポリマーに、こ
の100重量部に対して粘着付与剤を5〜70重量部添
加した樹脂が使用可能である。
【0027】AB型ブロックコポリマーは、例えば直鎖
状のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−
スチレンブロック共重合体(SEBS)、カルボキシル
基含有SEBS(C−SEBS)あるいは、ラジアル状
またはスター状のブロック共重合体も使用可能である。
【0028】AB型ブロックコポリマーは、分子鎖内に
2つのTgを有し、物理架橋により、化学的架橋構造を
導入しなくても、優れた凝集力を示すため好適である。
【0029】ここで、AB型ブロックコポリマーに添加
される粘着付与剤としては、石油系炭化水素樹脂、例え
ば炭素原子数5〜9の不飽和炭化水素の重合体であり、
その他、テルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、
水添テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、ロジンエステル系
樹脂、脂環式飽和炭化水素樹脂等が具体的に使用可能で
あり、オイルの吸収が少ないものが好適である。
【0030】また、粘着付与剤の軟化点は、0〜150
℃のものが使用可能であり、高い凝集力が必要とされる
用途には、軟化点が高い粘着付与剤を、低温使用が意図
される用途においては、軟化点が低い粘着付与剤を使用
するのが好ましい。
【0031】さらに、本発明に好適な粘着剤において
は、粘着付与剤の添加量は、AB型ブロックコポリマー
100重量部に対して粘着付与剤5〜70重量部が好適
である。粘着付与剤が5未満では、表面粘着性に乏し
く、適度な接着力が得られないためである。また、粘着
付与剤70重量部を超えると、オイルの移行を促進する
おそれがあり、時間の経過と共に凝集力、接着力が低下
する恐れがあるためである。したがって、かかるバラン
スが更に好適な観点から、粘着付与剤の添加量は、AB
型ブロックコポリマー100重量部に対して、好ましく
は10〜60重量部、最も好ましくは15〜50重量部
である。
【0032】本発明に好適な粘着剤層の厚さは、5〜7
0μmである。厚さが5μm未満では、適当な接着力が
得られず、また厚さが70μmを超えると、製造が困難
であり、また、オイル含有多孔性シートの通過孔に侵入
しやすく、再接着性が困難となる恐れがあるためであ
る。
【0033】また、かかる観点より、更にバランスが良
好な点で、粘着剤層の厚さは、好ましくは10〜65μ
m、より好ましくは15〜60μmである。
【0034】本発明に好適な粘着剤は、溶液重合、エマ
ルジョン重合、塊状重合等により、作成できるが、分子
量が高く、接着力、凝集力が高い点、及び、溶剤を使用
せず安全性が高い点で、エマルジョン重合が最適であ
る。なお、得られた粘着剤の数平均分子量は、接着力、
凝集力が高い点で5万〜100万が好適である。
【0035】本発明に適した被着体としての、オイル含
有多孔性シートは、前述のとおり、米国特許No. 453
9256等に記載されたシートが使用可能である。具体
的には、結晶性ポリオレフィンを主成分としたものであ
り、鉱物油等を含み、0.1〜10μm程度の、透過孔
を均一に有し、水蒸気透過率として、少なくとも、12
00g/m2 /24Hr(32℃、50%RH)であること
が好適である。
【0036】結晶性ポリオレフィンを使用することによ
り、高い機械的強度及び耐クリープ性が得られるためで
あり、また、鉱物油等を含むことにより、均一で微細な
透過孔を有し、さらには、高い水蒸気透過率を有するこ
とにより、使い捨てガーメントや生理用ナプキンや創傷
用テープ等の用途に好適なためである。
【0037】本発明の再剥離可能な粘着テープは、上記
基材上に、上記粘着剤をナイフコーターやロールコータ
ーにより塗布し、又は、ホットメルト接着剤を積層する
ことにより製造することができる。かかる場合、オーブ
ンで、約100℃、2分の条件で乾燥する必要がある。
【0038】
【実施例】粘着剤として、表1に示す、Tg及び保持力
の異なる粘着剤A〜Nを使用し、初期接着力、老化接着
力、再接着性について、接着剤の厚さを変えて評価し
た。A〜Dは、それぞれ、主成分として、市販の高分子
材料を用い、それに、粘着付与剤を添加した、混合物で
ある。E〜Iはそれぞれの主成分及び凝集性付与剤から
得られた共重合体である。Jはその主成分及び凝集性付
与剤から得られた共重合体と架橋剤との混合物である。
Mは主成分から得られた重合体と凝集性付与剤(鉱油)
との混合物である。Nはその主成分及び凝集性付与剤か
ら得られた共重合体と架橋剤との混合物である。
【0039】Tg:粘弾性測定装置により、圧縮モー
ド、1 rad/sec 、1Hzの条件で、tanδのピーク温
度より求めた。
【0040】保持力:75mm×75mmのオイル含有多孔
性シートに、粘着テープを貼合わせこの貼合わせ体を鉛
直に立て、前記粘着テープに鉛直方向に荷重をかけ、以
下の測定条件で、荷重が落下するまでの時間を測定し
た。 貼合わせ面積:25mm×25mm 荷重:500g 温度雰囲気:40℃
【0041】 保持力の評価基準: 優 良 可 不可 <60分、 <20分、 ≧60分 ≧20分 ≧10分 <10分
【0042】初期接着力:75mm×75mmのオイル含有
多孔性シートに、粘着テープを貼付け以下の測定条件
で、180°ピール力を、引っ張り試験機で測定した。 テープ幅:25mm 引っ張り速度:300mm/分 温度雰囲気:23℃、50%RH
【0043】老化接着力:上記、サンプルを、40℃、
80%RHの雰囲気条件に、24時間放置し、初期接着力
と同様に180°ピール力を、測定した。
【0044】 接着力(g/25mm)評価基準: 優 良 可 不可 300〜 200〜300又は 100〜200又は <100又は 600 600〜800 800〜1000 >1000
【0045】再接着性:初期接着力測定サンプルを一担
はがし、再度、貼付け、接着力が100〜1000g/
25mmの範囲から外れるまでの繰り返し回数を測定し
た。
【0046】 再接着性評価基準: 優 良 可 不可 <10, <5, ≧10 ≧5 ≧3 破壊又は<3
【0047】 〔表1〕実施例 粘着剤 Tg 厚さ 保持力 初期 老化 再接着性 種類 (℃)(μm) 接着力 接着力 1 A −50 5 可 良 良 良 2 A −50 10 可 優 優 優 3 A −50 25 良 優 優 優 4 A −50 30 良 優 優 優 5 A −50 40 良 優 優 優 6 A −50 60 良 優 良 良 7 B −41 30 良 良 優 優 8 C −30 30 優 優 優 優 9 D −22 30 優 良 可 良 10 E −55 40 可 良 可 優 11 F −44 40 良 良 可 優 12 G −34 40 優 優 優 優 13 H −22 40 優 優 良 優 14 I −31 40 優 優 優 優 15 J −42 30 優 優 優 優比較例 1 K −57 25 不可 不可 不可 不可 2 L −14 25 良 良 不可 不可 3 M −65 25 不可 不可 不可 不可 4 N 2 25 不可 不可 不可 不可
【0048】 表1に示した粘着剤A〜Nの内容: 主成分 量(重量部) 粘着付与剤 量(重量部) Tg(℃) A KRATON D-1111 100 ARKON P-90 10 −50 B 同上 100 同上 25 −41 C 同上 100 同上 50 −30 D 同上 100 同上 70 −22 量 凝集性 量 量 主成分 (重量部) 付与剤 (重量部) 架橋剤 (重量部) E 2EHA 100 AA 0.1 なし − −55 F 2EHA 100 AA 5 なし − −44 G 2EHA 100 AA 10 なし − −34 H 2EHA 100 AA 20 なし − −22 I 2EHA/BA 90/10 AA 5 なし − −31 J 2EHA 100 AA 5 L-45 0.2 −42 主成分 量(重量部) 粘着付与剤 量(重量部) K KRATON D-1111 100 ARKON P-90 1 −57 L 同上 100 同上 100 −14 量 凝集性 量 量 主成分 (重量部) 付与剤 (重量部) 架橋剤 (重量部) M 2EHA 100 鉱油 12 なし − −65 N 2EHA 100 AA 40 L-45 5 2 ─────────────────────────────────── 注) KRATON(商標)D-1111:SIS ブロックコポリマー、シェ
ル化学(株)製。 ARKON (商標)P-90:脂環式飽和炭化水素樹脂、荒川化
学(株)製。 2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート。 BA:n−ブチルアクリレート。 AA:アクリル酸。 L-45:コロネート(商標)L-45、イソシアネート系架橋
剤、総研化学(株)製。
【0049】本発明は、創傷用テープ、ドレッシング材
又は生理用ナプキンや使い捨てガーメントの部品の固定
材として用いうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 一則 神奈川県相模原市南橋本3丁目8番8号 住友スリーエム株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材及び粘着剤層からなる粘着テープに
    おいて、該粘着剤層に以下の粘着剤を使用したことを特
    徴とするオイル含有多孔性シートに適した再接着性を有
    する粘着テープ。 (a)ガラス転移点が、−57〜−20℃であること、 (b)貼合わせ面積25mm×25mm、荷重500g、4
    0℃の条件で、10分以上の保持時間を有すること。
  2. 【請求項2】 前記粘着剤が、主成分として、アルキル
    アクリレート100重量部に対して、凝集性付与ビニル
    化合物を0.05〜20重量部添加して重合してなる樹
    脂を使用したことを特徴とする請求項1に記載のオイル
    含有多孔性シートに適した再接着可能な粘着テープ。
  3. 【請求項3】 前記粘着剤が、架橋剤を含むことを特徴
    とする請求項2に記載のオイル含有多孔性シートに適し
    た再接着性を有する粘着テープ。
  4. 【請求項4】 前記粘着剤が、主成分として、AB型ブ
    ロックコポリマー100重量部に対して粘着付与剤を5
    〜70重量部添加した樹脂を使用したことを特徴とする
    請求項1に記載のオイル含有多孔性シートに適した再接
    着性を有する粘着テープ。
  5. 【請求項5】 前記粘着剤層の厚さが5〜70μmであ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のオイル含有多孔性シートに適した再接着性を有する粘
    着テープ。
  6. 【請求項6】 前記オイル含有多孔性シートが、結晶性
    ポリオレフィンを主成分としてなる請求項1〜5のいず
    れか1項に記載のオイル含有多孔性シートに適した再接
    着性を有する粘着テープ。
JP6054311A 1994-03-25 1994-03-25 粘着テープ Pending JPH07258610A (ja)

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